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2018年07月07日

平成七夕豪雨

前日6日から西日本を中心に凄まじい雨が降り…
各地で堤防の決壊を起こすなど、浸水被害が続出、
凄まじい被害をもたらしている模様です。
幸いこちらは強風程度で済んでいますが…まだ油断はできませんね…

近年の豪雨災害は様々な理由が考えられるでしょうが…
第一に地球温暖化による低気圧の急激な発達現象、
第二に森林減少による山林保水力の低下、
第三に林業人口減少による放置林の倒壊・流木化、
第四に無人荒廃家屋の倒壊・瓦礫化による二次被害、等々。
各種の減少がドミノ倒しのように積み重なり、
大規模な災害を呼んでいるように思えます。
一朝一夕には行かないでしょうが、
まずは問題意識を共有し、対策を一歩一歩講じていく必要があるかと思います。


◆ニュースネタ 文科省の前局長を受託収賄で逮捕。息子の不正入学?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00010010-fnnprimev-soci
これって、所謂『裏口入学』じゃありませんよね?
これは『表口入学』で玄関から堂々と超厚底ブーツ履かされて、
身長制限を突破して相撲の新弟子検査を突破したみたいな…
いや、あっちもユルユルみたいですけどね(苦笑)

これは『裏口入学』ではなく『不正入学』。
『裏口入学』は受験結果が出る前に推薦等の別枠で入学、
もしくは受験結果が落ちていた場合に交渉によって別枠で入学することです。
今回は受験を受けて、不合格だったものを得点水増しする形で、
合格にされたわけですから、別枠ではない、
つまり受験者が1人不正に落とされたわけです。
『裏口入学』に被害者は発生しませんが、
『不正入学』には被害者が発生する、これが今回の問題の最大の衝撃です。

『裏口入学』も道徳的にはダメだと思いますが、
私立大学の安定経営という観点から、
学生家庭の資力を気にするというのは分からなくもありません。
いわゆる『裏メニュー』なのが問題なのであって、
公然と資力用件で学生を募集するのは私立ならあり得る話だと思います。

けど『不正入学』はあり得ません。
得点の水増しなんてされたら、受験制度が成り立たなくなっちゃう。
自己採点が容易なセンター試験と違い、
二次試験は採点者の裁量に委ねられる部分が多く、
受験者には得点は知らされないし、答案も返ってこない。
受験者は不正があったかどうかを確認する術もなく、
大学側を信じるほかにないのに、こんな得点の水増しなんてやってしまう。
完全に信頼関係が破綻する行為です。
受験制度の完全なる破綻ですよ。
大学側が公正であるという前提そのものが覆ってしまった。

東京医科大の犯した罪は大きいです。
騒動真っただ中のアメフト部を抱える日大以上の罪。
まだお金を貰って裏口入学させた方がマシだった。
試験結果の得点水増しは裏でもなんでもない、表での堂々たる不正、
受験制度が破綻しかねない史上最悪の事件だと思います。

問題の製作ミスが相次ぎ、ただでさえ信用を落としていましたが…
最悪も最悪、得点自体が信用できないという最悪の展開…
大学側が公平に試験・採点をするという前提が消えてしまった以上、
第三者への委託や、得点の公表・試験結果の通知の徹底、
それ以上に欧米の大学のように、
入学は易しくし、卒業を難しくするといった根本問題の解決を図り、
受験制度に対する信頼を取り戻す必要があるでしょう。

今回の事件は受験制度に対する信頼を徹底的に破壊し尽くしました…
それに個人的な理由であれ、文科省の職員が関わっていたというのもまた衝撃。


◆ニュースネタ オウム真理教事件 松本被告らの死刑を執行
来年は天皇陛下の退位・皇太子殿下の即位という祝辞が続くこともあり、
今年中に死刑執行が行われると噂されていましたが…
何もこのタイミングでなくてもなぁ…とお空を見上げて思うわけでして…

宗教家の奇跡が天気と結び付けられてきたことは誰もが知るわけで、
何もこの梅雨時の大雨が予想される時期に予定していなくても、
河川が氾濫し、死傷者も出ている際にやらなくても…
そんなん、天の怒りだとか言い出すに決まってるじゃん? 馬鹿じゃねーの?

結局、見ているのは政治状況でしかなく、
自民党総裁選の行方や内閣改造人事の影響等々による前倒しと、
一体、官僚の判断基準はどうなっているんだと思わざるを得ません。
見ているのは政治家の方だけじゃん? 全体の奉仕者が呆れる。
翌日は七夕だし、キリスト教のように幾らでも伝説考えられそうなものですが…
一体全体、何を見て決めたの? 国民への影響、全く見てませんよね?
政治家、特に与党政治家しか見てませんよね?
それって、森友・加計・日報隠し・杜撰なデータ・文科省問い合わせ等々、
官僚が誰に向かって仕事しているのかと同じ現象ですよね。
とりわけ最後まで何も話さなかった松本被告らの死刑執行自体は賛成ですが、
この時期にした理由がどうも解せない感じがしてしまいます。
影響云々よりも政治日程重視… なんなんだろうか…

結局、オウム真理教が何故地下鉄サリン事件を起こしたのかは闇の中。
坂本弁護士一家なら、追い詰められての犯行で分かりますが、
無差別にテロを起こす必要性がどこにあったのか、未だに分からない。
教団内の対立が激しく、外部に敵を作って内部をまとめるために起こした?
そういうわけでもなさそうですし、人間が宗教に騙され、
大量殺人の片棒を担がされる流れは未だによく分かっていません。

当時と比べても、人心の乱れは負けず劣らずの腐敗っぷりを見せ始めてるだけに、
再びオウムのような宗教団体が出てこないとは言えません。
格差社会が酷くなればなるほどに、宗教に傾斜する人は増えていくことでしょう。
それがまともな宗教なら問題はないのですが、
現世は糞だ的な反社会的な宗教団体となれば、どうしようもありません。
果たして、オウム事件の教訓は生かされるのか?
そういう雰囲気がまるでなく、事件の反省は全く生かされてないように思えてしまいます。

2018年07月04日

NHKという法人を

物理的に殺したい…
職員には責任あっても罪はないと思いますが、
NHKという集合体を許すことは一生ないと思います。
将来的にウチのテレビは破壊します。
携帯やカーナビにワンセグ機能など付けません。

道理の通らないNHKの受信料過剰請求に対して怒ってはいましたが、
まさかそれが自分の身にも降りかかって来るとは思いませんでした。
これまでも通常の地上契約受信料は支払っていましたが、
マンションで共同衛星アンテナを使用しているという理由で、
衛星契約に変更させられました…
…自分は最後まで反対したのですが、父親が契約しやがった…

このマンションに住んで12年になりますが、
いつ共同衛星アンテナを設置したのかも知りませんし、
少なくとも直近1-2年の話ではないはずなので、
NHKの理屈通りならば、マンション全世帯が衛星契約したことになるわけで、
どうして今まで放置していたばかりか、
マンション全体ではなく、戸別訪問で契約しているのか意味が分かりません。

どうして今まで衛星放送が通ってることを気づかなかったかと言えば、
BS放送を見れていないからです。
その場の話ではアンテナ線を繋ぎ変えれば、すぐに見られるような話でしたが、
実際はアンテナ口が1つしかないわけで、
分配器を購入して付けなければ、BS放送を見ることはできません。
つまり、衛星放送の通信機器の設置は、分配器の設置をもって完了するのに、
通信機器の設置が完了してないままに、料金だけを取られたことになります。
料金取るならば、せめて衛星放送を受信可能な状態にしてからでしょう。
分配器を提供しないことはサービスを提供しないことと同じ意味では?
納得がいきません。

そもそも、どうして衛星放送が受信料の範囲になるのか理解できません。
公共放送として地上放送が受信料の基本になることは分かります
(それでも基本料金が高すぎると思いますが…)。
衛星放送は内容的にほぼ有料放送と変わらないのにも関わらず、
衛星放送が受信料の中に含まれ、
受信料請求の理屈を使って、見てもいない衛星放送の代金を請求されるのか分かりません。
完全に公共放送としての受信料の範囲を逸脱していると思うのですが?
やってることが無茶苦茶です。

マンションに共同アンテナを設置したから、
衛星放送が実際に見れるかどうかを問わず、衛星契約の受信料を払わなければならない、
実にナンセンスです。
マンションに光ファイバーの共同回線があるからといって、
実際の使用を問わず、各戸がフレッツ光の代金を支払わなければならないのか?
タバコが吸えるという理由だけで、タバコの代金を支払えと言うのか?
街を歩いていて料理の匂いを嗅いだだけで、料理の代金を支払えと言うのか?
実際にサービスを提供したのかに関わらず、料金を請求するなんてナンセンスです。
完全に押し売りと同じ。NHKは頭が狂ってると言わざるを得ません。

そんなロクに見れない放送に契約するぐらいなら、
アマゾンプライムを見ていた方が100倍マシだろうに。
もはやテレビが廃棄されていくのも時間の問題。糞過ぎます。


そんなことを書いていたら…
NHKを解約しないと死後も受信料請求?
糞過ぎます。
そもそもNHKのサイトで契約のページはあっても解約のページが見当たらない…
入るのはWelcome、出るのは絶対に許さない、って、どこかの宗教団体かよ。
解約を言い出した人は殺すまでリンチします、とか言い出しかねん…


◆スポーツネタ サッカーW杯 日本はベルギーに惜敗…MVPはハリル前監督?
ベルギー戦は非常に良い試合だったとは思いますが…
最終的には、高さに押し切られ、高速カウンターで敗北という日本の負けパターン…
それでも日本の1点目はカウンターから、縦パスに原口選手が抜け出してのゴール、
2点目も香川選手が相手DFとデュエルしつつの最終パスで乾選手がゴールを決めるなど、
4年前の日本代表にはなかった武器、
ハリル前監督の望んだ縦サッカー・デュエルが、
ワールドカップという大舞台でできたことは大きな収穫だったように思えます。

メディアでは「西野監督続投待望論」みたいなものが出ていますが、
個人的には少し冷静に考えてみるべきかと思います。
結果的に言えば、ハリル監督解任がギリギリだったからこそ、
根本的に戦術を変える暇がなかったからこそ、西野監督は成功したようにも思えます。
実際にハリル前監督がどのような戦術を立てていたのかは分かりませんが、
大まかに考えていくと、日本のパスサッカーを一旦ハリル前監督が壊し、
そこにデュエルとカウンターの縦サッカーを基本戦術に据えて組み直し、
ハリル前監督が解任されたことで西野監督が就任したことで、
元の日本のパスサッカーが戻り、
その両者が上手いことに混合したのが今回のW杯だったのでしょう。
西野監督体制が長ければ、もっともパスサッカーに戻ってしまい、
「決定力不足」と嘆かれた過去の日本サッカーに戻りかねない状況でしたが、
ハリル前監督の遺産が残っていたことで、
今の日本にとってバランスの良い配分になれた気がします。
また、本田・長谷部・長友・川島選手ら、経験のあるベテランが主体だったことで、
細かく戦術を指示する必要もなかったことも、
短期間でチームを仕上げられた理由のように思えます。

ベルギーに前線できたことは誇っていいと思いますが、
一方で勝ちきれなかった事実をサッカー協会がどう捉えるのか。
「やはり日本はパスサッカー。日本人監督で十分」と考えているようでは、
次回は予選ラウンド突破どころか、本大会出場さえも危うくなりかねません。
ハリル前監督のデュエルと縦サッカーを戦術として捉えつつ、
攻め方のオプションを増やしていくことが今の日本には必要のように思えます。
その上で、選手の世代交代も進めなければならないわけですから、
単純に西野監督の続投とはいかないように思えます。
勿論、候補であることは間違いありませんが、
「何故、負けたのか」にしっかりとした答えを出し、
今後日本がどういうサッカーを目指していくのか、ビジョンを明確にした上で、
そのビジョンが合致するならば、監督続投はありえると思いますが、
現時点でW杯を通じてもそれは見えなかっただけに、何とも言えない所です。

結局、今回のワールドカップ日本代表は、
ハリル前監督が育てたチームを、西野監督が活かした、に尽きるかと。
だから西野監督が新しくチームを育てられるかは別問題ということです。
ハリル前監督のやり方はドラスティック過ぎて問題があったのかもしれませんが、
目指す方向性は間違ってなかったことが明らかになったように思えます。


◆スポーツネタ 予選ポーランド戦の10分のパス回しに関して
戦術として理解はできても納得はできませんねぇ…
あれはもうスポーツではない。政治です。
だからサッカーは嫌い。ファールを受けたように見せかけて転んだり…
ああいうのが他のスポーツ好きからすると理解できないんですよねぇ…

勝っているチームがパス回しで時間を消化するのは分かります。
コロンビアが実際そうでしたし、それでもセネガルが負けじに
ボールを取りに行くので、試合自体は成立します。
しかし、負けてる日本がパス回しで時間を潰すと、
勝っているポーランドは動く必要性がないわけで、
完全な無気力試合となってしまい、試合自体が成立しません。
試合として成立しないようなプレーをしてしまったのだから、
叩かれるのは当然、あれは戦術でもなんでもない、
何をやってでもGリーグ突破しないといけないという「政治」ですよ。


◆スポーツネタ プロアマゴルフで片山晋呉プロが不適切対応で処分
すいません、ちょっと理解できません…
自分がゴルフを全くやっていないせいかもしれませんが…全くピンと来ない。
ゲストのパッティングを見ていなかったというのは、
マナー的には良くないとは思うのですが、そこまで問題とも思えず。

一番の衝撃だったのは、プロゴルファーと言えども、
スポンサーに忖度しなければ処分されてしまうという点、
プロスポーツって何なんだろう、
プロになっても接待ゴルフかよ、夢がねーなぁとしか思えませんでした。

結局、一番の問題は、プロアマゴルフ大会の性格がはっきりしないことだと思います。
話によれば、プロ側は希望者だけではなく、半強制的だったということですし、
ファンサービスの一環と見ることは難しい、
逆にゴルフ教室のように、プロがアマチュアに教えるという場所でもない、
性格のよく分からない交流大会において、
ファンサービスや指導を欠いたという理由で処分するのはどうなんだろうと。
それならば、大会主催者側は参加するプロゴルファーに対して、
どういう大会で、何を目的にして、ゲストにどう接するべきなのか、
きちんと指導したのか否か、とてもそうは思えません。
曖昧なスポンサー忖度な大会を開いて、曖昧な意思のままにプロゴルファーを参加させて、
そこでスポンサーを怒らせたから処分?
あんた達は結局、何がしたいの?

プロ野球に置き換えて考えてみると、
サインをねだって無視されたからといって、その選手を怒鳴り散らして、
後日、その選手が処分されるというのは、やっぱり違うように思えます。
ただ、一方でアマチュア側の参加費が30万円と破格だという話もあり、
それならば30万に見合うサービスの提供は必要だとも思えます。

結局、価格に見合ったサービスを求めるアマチュア側と、
ファンサービスの一環程度の認識でしかないプロゴルファー側の意識との齟齬が原因でしょう。
両者の意識の差を埋める説明ができていない大会主催者が一番愚かであるし、
極めて詐欺的な商売をやってしまったと言わざるを得ない。
そう考えると、価格に見合ったサービスを求めて怒ったアマチュア選手も当然ですし、
ファンサービスを怠ったことで処分されることを不服に思う片山プロの態度も当然。
両者の溝を埋められなかった大会主催者側が一番アホ過ぎ。


◆政治ネタ 党首討論で安倍総理が嘘
米軍F15戦闘機墜落で実際は抗議しておらず
こちら
こちら

ちょっと意味が分かりません。
「今回についても中止について申し入れを行い、2日間ではあったが(米側は)中止し、点検した」
⇒実際には防衛省は停止要請をしていない
⇒追及されても同じ発言の繰り返し

今回「は」中止要請をしていないのか、今回「も」中止要請をしていないのか。
国会で追及されても「今回についても中止要請をした」と平然と嘘を言える人が、
過去にちゃんと「中止要請をした」と言っても信じることはできません。
昨年も今年も何度となく墜落・落下事件が起こりましたが、
その度に聞こえてきた「抗議した」というのは国内向けアピールだけで、
実際には何もしていなかったのか、怒りしか感じません。

いわゆる「右翼」、今の「安倍政権的右翼」の理解不能な点は、
アメリカに対しては完全追従・忖度しまくりな点です。
本当の「右翼」なら、アメリカに平身低頭では情けない、
自主独立を目指すぐらいのことを言えば、理論的に一貫していると思うのですが、
そういうことは一切言わない、アメリカに対してはNOと言えない日本人…

安倍総理が尊敬する岸信介氏がそういう姿勢だったので、
そこに何の疑問も持っていないのかもしれませんが、
岸氏は元戦犯で、政治状況的にアメリカに従うことによって権力を高めたとも言え、
彼にとっては「アメリカに従う」というのは「手段」に過ぎなかったように思えますが、
今の安倍政権を見ていると、「手段」ではなく「目的」にしかなっていない。
実際に国際協調の枠から外れかかっているアメリカ・トランプ大統領を支持し続けてますし、
今後、さらに枠から外れていくアメリカと一緒に落ちていくことに疑問を持たないのか。
彼らの言う「右翼」が全く信じられない点がそこです。

駐留している外国軍隊に文句も言えないようで、何が独立国か。
この国はアメリカの植民地でしかない、それを痛感させられる発言だったように思います。

2018年06月28日

『産めよ増やせよ』

この発想から相変わらず抜け出せていないのが何とも言えず…
「生まない幸せは勝手な考え」と二階幹事長が発言

国家としては、子どもを沢山生んでくれて、
それがゆくゆくは良き納税者になってくれれば、
国家(老人)を支えてくれて万々歳といった所なのでしょうが…
欧米でLGBTの権利が叫ばれ、男女のパートナー像さえ揺らぐ時代に、
男女のパートナーを前提とした発言をするのはいかがなものか…
時代遅れ感が甚だしいように思えます。

被害者の方の情報公開請求から明らかになった旧優生保護法の問題、
障がい者らへの強制不妊手術の問題が次々と明らかになってきていますが…
こちら
今の自民党の議員はこれらを笑えないと思います。
発想は同じですから。
『産めよ増やせよ』、それは国家にとって有用な納税者の生産であって、
障がい者といった国家の負担になりかねない存在は不必要、
結果として優性主義に走り、
強制不妊手術といった人権侵害を公然と行ってきたわけです。
今も発想は同じですよ。
国家が『産めよ増やせよ』と言っていたら、ロクなことにならない。

さすがにここまでの愚行を行えば、海外メディアも黙っていないでしょうが、
それでも妊婦の出産前検診で障害の恐れが発覚したら、
堕胎を進めるなんて愚行を今の政府は行いかねないです。
「正常な出産」とか適当なスローガンを付けて、やりかねんでしょうよ。
障がい者は異常なんですか?
それを言ったら、人間それぞれ個性が違うのだから、みんな異常ですよ。
上からのトップダウン的な『産めよ増やせよ』は悲劇しか生まない。

問題は結婚・出産環境が整っているか否かです。
非正規雇用が増えたことで、若年者の生活レベルが上がらず、
安定的な収入を必要とする結婚・出産にそもそも踏み切れない。
結婚して子どもを持とうとしても、仕事が忙しくて余裕がない。
子どもを一人産んだら産んだで、職場復帰を急がなければならず、
仕事と子育てに追われて2人目を作る余裕もない。
そもそも、子宝に恵まれたとしても、昔のように農家の労働力とはなり得ず、
中学を卒業したら働くともいかない世の中だけに、
高校・大学進学と学費が幾らかかるのか、
大学に出たとしても不景気に当たって新卒の門に漏れれば、
一生非正規になりかねず、収入が不安定なら家庭が持てるわけもない。
こんな世の中で、安心して出産・子育てができるというのですか?

今の社会は前提が子育てのためにできていません。
専業主婦なり、働いている人以外の誰かが子育てをしていることを前提に、
社会の仕組みが変わっていないのは明らか。
夫も妻も、それ以外の人々も、安心して子育てできる社会に作り替えるのが、
政治家の仕事ではないんですか?
それをせずに他人任せの『産めよ増やせよ』では説得力がない。
未婚の人やLGBTの人、障がい者の人を排除する優性主義が蔓延りかねない、
今の安倍政権は危うさに満ちています。
強制不妊手術が全くもって笑えない。愚かなことをしたと笑えない。
今にも同じような愚かな事例を犯しかねない…


◆ニュースネタ トランプ大統領が米朝会談の成果を強調
「日本で私は英雄」
「北朝鮮の非核化は既に始まっている」
もう、情けないとしか言いようがない…

トランプ大統領としては米朝会談の成果を強調したいからこそなのでしょうが、
北朝鮮の非核化の証左に、北朝鮮の爆破パフォーマンスを挙げられても…
それは、つまり、今後も非核化の主体はあくまで北朝鮮自身であって、
裏を返せば、北朝鮮が何もしなければ非核化は進展しないという、
1990年代と状況的には何ら変わらないと思うのですが…?

トランプ大統領自身が非核化を進めるわけでもない、
金正恩自身に非核化を進めさせるに過ぎず、
その費用も日本と韓国が負担するでは、まるで進展が期待できません。
それでは英雄になる権利を持つのは金正恩だけだと思うのですが?
…まぁ、金正恩が日本にとっての英雄になるとも思えませんが…

まだ米朝会談・非核化の成果は「これからだ」と言った方が期待できた。
あれが外交成果だと言うのならば、もう米朝交渉には何も期待ができない。
成果が乏しかった故に、成果を強調しようとして、
却って成果の乏しさを際立たせてしまう、完全な悪循環ですねぇ…


◆ニュースネタ 不祥事が続く自民党安倍チルドレン『魔の3回生』
肺がん患者に「いい加減にしろ」と野次
魔の3回生の不祥事一覧

なんて言うか… 最近の不祥事はレベルが違い過ぎる…
かつても稲田元防衛大臣のように、明らかに政治家としての能力が足りない人間が、
不勉強から来る不用意な発言をして国会をにぎわせることはありましたが、
最近の不祥事はそういう「不勉強」レベルじゃ済まされない話ばかり。
人間として「ありえない発言」が多過ぎる。
教養のレベルの問題ではない、人格のレベルの問題。あまりにも酷過ぎる。

共通しているのは、ある種の「排他性」。
自分と異なる意見に対しては、耳を貸さないどころか、
野次ったり圧力をかけて押しつぶすことも平然とする。
自分は庶民とは違うから何をやっても許されるという驕り。
「排他性」やら「特殊性」から来る差別的意識、
それは言わば、安倍政権全体の特色でもあるのですが…

こんな人格的に欠陥のある議員が、国民全体のことを考えられるとは思えないのですが…
あまりにも酷過ぎて、語る言葉さえ持ちません。


◆ニュースネタ カジノ法案の問題点
そもそも、日本にIR=統合型リゾート施設って、必要なの?
今やネットゲームが普及し、カジノ好きならネットカジノで遊ぶこともできますし、
リアルカジノに行くのは趣味的なものというよりも、明らかに一攫千金狙い。
とはいえ、個々人では利益・損失が出たとしても、
客全体の損失が多くならなければカジノなんて運営できないわけですから、
一番儲かるのはカジノの主催者、
ノウハウを持つ外資・アメリカ企業が一番儲かるのは目に見えています。

日本に来る外国人旅行者の大半は「わび・さびの世界」や「アニメ」といった、
日本的な文化に触れに来るのに、そこにカジノという需要がそもそもあるの?
クルーズ船の世界一周旅行のついでに日本に寄港し、
気軽に遊びたい時に近くにカジノがあれば良い、程度なのに、
少数大規模な施設を作って一体どするのか。
全くもって何がしたいのか、サッパリ見えてきません。

このままカジノが解禁されれば、一般庶民的には行かない施設になり、
利用客は外国人や日本の富裕層、政治家等々になり、
大王製紙の元会長のように、カジノ中毒でお金が循環せずに消え、
銀座の高級キャバクラや料亭のような憧れも癒しもなく、
カジノが買うのは恨みのみ、
出入りするのが外国人や富裕層・政治家・官僚であれば、
テロの標的になるのは明らかで、
仮にテロが起こったとしても、一般庶民的には縁遠い場所なだけに、
同情意識が全くわかない、逆にもっとやれとテロを助長しかねず。
格好のテロのターゲットを作って何がしたいのだろうかと思っちゃいます。

なんだかなぁ…やることなすこと「斜め上」いや「斜め下」なんですよね…

2018年06月20日

ばっちゃが言ってた(嘘)

人格を疑われるような嘘を吐いてはいけない、って、ばっちゃが言ってた。
こちら

加計学園問題で加計理事長が突如として記者会見を開き、
事務局長が嘘を吐いたことを謝罪した模様です。
こちら

問題は事務局長が言った嘘が「ばっちゃが言ってた(嘘)」の類な点です。
嘘には許される嘘と許されない嘘があるわけで、
自分で責任が取れる嘘が「許される嘘」、
自分以外を巻き込む嘘が「許されない嘘」です。
記者会見の通り、事務局長が嘘を吐いたとするならば、
事務局長は加計理事長が嘘を吐いた体裁で嘘を吐いたことになり、
加計理事長の名前を使って嘘を吐く「許されない嘘」ということになります。

所謂、女子の会話にありがちな、「〇〇も嫌いって言ってたよ」という奴。
この類の他人の話を勝手に捏造するタイプの嘘は、
嘘であることがバレなければ、自説の強化に使えますが、
嘘であることがバレると、人格を疑われかねない「ウソツキ」な嘘です。
加計理事長の代理人的存在として交渉に当たっていた事務局長が、
本人に無断で勝手な嘘を吐くことがあり得るのでしょうか?
完全な無権代理人で、こんな事務局長を信じられるわけがありません。
上司の名前を勝手に使って貶めるような、
適当な嘘を吐く「ウソツキ」を信じられますか?

また、事務職というのは文書を忠実に仕上げることが仕事なわけで、
そこに嘘が混じって作成されてしまえば、書類作りを任せられません。
そんな他人に簡単に嘘を吐かせたことにする「ウソツキ」な人間に、
事務処理を任せることなどできるわけがありません。
勝手に書き換えられるのではないかと疑心暗鬼になっちゃいます。
そんな「ウソツキ」が事務職のトップにいるとすれば、
加計学園の書類は全くもって信用に足らないことになってしまいます。

事務局長が嘘を吐いたというのは、「ありえない」んですよ。
本当にそうであるならば、減給程度で済まされる話ではありません。
信頼関係が完全に破たんしてしまう、懲戒相当の重い「嘘」です。
「加計理事長が事務局長に対して適当な嘘を言ってしまった」、
ということなら話は分かるんです。
「酒の席でついつい大見栄を切ってしまって引っ込みがつかなかった」、
として加計理事長が謝罪するならば、話は分からなくもないんです。
しかし、部下である事務局長が上司の口を利用して嘘を吐くことは、
自己の信用に関わる重大な問題で、気軽につける嘘ではありません。
ましてや、そこに上司の友人、安倍総理大臣の名前を使うとなれば、
さらに嘘のハードルが上がります。
こんな嘘は常識的に付けないですよ。
こんな嘘を吐ける人は、詐欺師か家族以上の交わりをしている相手のみです。
親友である加計理事長だけでなく、
事務局長ともズブズブな関係だったとでも言いたいのでしょうか?

もし本当に事務局長が嘘を吐いたなら、
そんなウソツキが事務局長になってる加計学園の運営自体が怪しくなります。
それこそ文書が改ざん塗れ、「記録がない」というのも怪しいものです。
会見では加計理事長が事務局長から報告を受けたと言っていますが、
それが愛媛県への謝罪の前だったとするならば、
加計理事長は無権代理人の嘘を追認したことになるわけで、
単に事務局長が嘘を吐いたでは済まされません。
事務局長の嘘は、事実上、加計理事長の嘘になるわけです。
報告を受けていながら黙っていたとすれば、加計理事長も同罪ですよ。

どうして、こうも下手な嘘を吐くのか。
これだけ時間をかけたのならば、もっとマシな嘘を吐けばいいのに、
…って、ばっちゃが言ってた(嘘)

こちら
まぁ、本当のことを言ってると信じる方が無理。


◆ニュースネタ 新幹線殺傷事件を受けての安全対策、本当に大丈夫か?
監視カメラの設置だとか、スマホを使った情報共有だとか…
これらの対策は実際に起こってしまった事件に対して、どれだけ有効なのか?
新幹線は事実上の「走る密室」、逃げるにも限界があるわけで、
起こってしまった事件に対してはあまりにも無力すぎるように思えます。

今回の事件で勇敢な方が亡くなるという痛ましい結果となりましたが、
もし犯人が一人の被害者に固執していなければ、
さらに多くの人を鉈で切りつけまくったに違いありません。
説得に来た車掌を鉈で切りつけ、
逃げ遅れた人を鉈で切りつけ、
追い詰められた人を鉈で切りつけまくって…どれだけの被害が出たことか。

今回は単独犯で凶器が鉈でしたが、
これが複数犯によるテロリストの犯行だったら、どうなっていたのか、
凶器に日本刀や重火器を使用されていたら、どうなっていたのか。
勿論、警察官が常駐したり、車掌が武装するというのも非現実的ではありますが、
ある意味、日本刀や重火器といった所持が難しいものではなく、
鉈というあり触れた凶器でここまでの被害が広がったことを重く見るべきです。
ある程度、自力で鎮圧できるように、
自由に動かせる車掌等の人員を複数揃えた上で、
さす又等の防衛手段を最低限準備しておくべきでしょう。

亡くなった方に関して言えば、無謀な蛮勇だったとは決して思えません。
もし仮に密室ではなく、1対1の状況であったとすれば、
亡くなった方も逃げることを選択していたかもしれません。
密室で1対多数の状況であったからこそ、
止めに入った行為自体は問題なかったように思えますが、
結果的に言えば、車掌や乗客の支援が皆無だったことが、
最悪の事態を招いてしまったように思えます。
決して車掌や他の乗客を責めているわけではないのですが…
逃げた所で何にもならなかった可能性もあっただけに、
もし、その場に座席の盾というどうしようもない防衛手段だけでなく、
さす又等の防衛手段があったとすれば、全く違う展開もあったのではないでしょうか。

犯罪心理というのは非常に難しいのですが、
天皇陛下の退位が既に決まっており、それは事実上の「恩赦」も決定していることから、
「重大犯罪を犯したとしても極刑は免れる」という変な見込みをする輩が出てくるかもしれません。
さらにサミットやラグビーW杯、東京オリンピック等のビッグイベントもあるだけに、
重大事件に対する備えは怠るべきではないように思えます。
こんな杜撰な対策では、また新幹線内で残酷な事件が起こりかねませんよ…
これでは安心して乗ることなどできません。

2018年06月14日

北朝鮮を文化的に侵略せよ

米朝首脳会談で明確になったことは、
①トランプ大統領は非核化・ICBMに拘りがない
②要は自分に銃口が向けられていなければ問題ない。同盟国に向いてても知らん。
③人権問題も関心がない。拉致問題も所詮は人気取りという意味で安倍政権と一致。

つまり、米朝首脳会談は外交やってますよパフォーマンスに過ぎず、
結果としてノーベル平和賞を取れば、前任のオバマ大統領に勝てる程度の認識。
全くもって頼りにならないことが明らかになりました。
詳しくは後述しますが…
こちら
おおよそ同旨。

主題となった「非核化」も自分達が中心になってやる気配もない。
北朝鮮や中国に任せれば、どれだけ骨抜きにされるかも分からない。
そういう状況で、「金は出すが、口は出すな」なんて納得できるわけもありません。
日本に金を出せと言うなら、もう日本が主体的にやらざるを得ない。
アメリカや北朝鮮・中国に任せていれば、
10年経っても20年経っても非核化は終わりそうもないことが明らかになりました。

とりあえずトランプ大統領の顔を立てつつ、最後の美味しい部分だけを進呈しておけば、
好きにやっても構わない感じになってきたので、
こうなったら「金も出すが口も出すし人も出す」と中国並みに厚顔無恥にやるしかありません。
非核化も拉致問題の調査も日本が行うから、北朝鮮やアメリカ・中国・ロシアは黙ってろと。
非核化の作業のためには電力の安定供給が不可欠、
インフラ整備のためにダム建設します、原発も作ります、
だから北朝鮮政府は黙って日本の自衛隊と技術者・商社を北朝鮮に入れろ。
全部やってあげますから、日本の好きにやらせろ、もうこれしかありません。
当然、北朝鮮や中国・ロシアは反発するでしょうが、
この条件が飲めない限り、日本は北朝鮮に一切関わらない強気の姿勢で行くべき。
日本が韓国と共に北朝鮮を文化的に侵略してしまえば、北朝鮮問題は解決です。

もっとも、一番最後の仕上げの段階で北朝鮮が攻撃してくるかもしれませんし、
昨年の某都知事のようにトランプ大統領が「リセット」と言い出すリスクはあります。
とはいえ、何もしなければ、拉致問題はおろか、
非核化さえも解決する様子がないだけに、日本が主体的に関わらざるを得ません。
非核化のお金を無心するために、北朝鮮が接触してくることは間違いないだけに、
焦らずにここぞとばかりに旨い話と実益を交えながら、
文化的に北朝鮮を侵略する手はずを整えて欲しいです。

ぶっちゃけ、北朝鮮政府が望む「体制保障」を叶える方法なんて1つしかありません。
日本の「象徴天皇制」のように、公権力を手放すことです。
権力に永遠としがみつく方法はありません。
独裁国家が権力を手放せば、待っているのは反動=処刑のみ。
それが分かっているなら、さっさと公権力を手放す算段を整えることです。
その相手は中国・ロシア・アメリカであっては、北朝鮮政府の望みは叶わない。
いっそ日本に委ねてしまった方が安全かもしれませんよ?

劇場型政治家はお友達のような信頼関係云々ではなく、
合理的に利用し合う方が良い関係を築けます。
安倍総理が「お友達外交」を脱却し、上手くアメリカを利用して、
北朝鮮をまともにできるかどうか、真の外交手腕が問われます。
…まぁ、無理でしょうけど…
それぐらい野心をもってやらないと、飲み込まれるだけですよ?
非核化名目でお金だけ取られて、そのお金で完成させた核ミサイルで滅ぼされないようにね。


◆ニュースネタ 米朝首脳会談の評価
んー、何とも言えないところですねぇ…
合意内容は大枠のまた大枠といった感じで、
肝心の中身はこれからでは評価のしようがありません。
交渉のスタートという意味で、米朝首脳が直接会ったことは評価できますが、
これぐらいの約束は過去の北朝鮮もしているだけに、
具体的な交渉の過程で反故にされる可能性を否定できません。
詳細が見えてくるまでは何とも言えないところです。

少なくとも、現時点で言えることは、
アメリカと北朝鮮の軍事衝突の可能性が限りなく薄まったわけで、
それだけでも部分的に北朝鮮が望む「体制保障」は叶ったのかな、と。
圧力のうち、「軍事的圧力」がほぼ無くなってしまった以上、
もう一方の「経済的圧力」もどれだけ意味を成すか、
日本政府が求める「圧力の維持」はほぼ成り立たなくなったと言えましょう。
そういう意味では、北朝鮮に利する所が多い会談だったと思います。

アメリカ、トランプ大統領にとっては外交アピールでしかなかった印象。
拉致問題の取ってつけたような扱いは予想通りでしたが、
ICBM等の弾道ミサイルもほぼノータッチだったのは予想外。
日本政府は口では評価すると言いつつ、本音の所は疑心暗鬼じゃないですかねぇ…
結果的にトランプ大統領お得意の取引(ディール)に入る以前の段階、
日本的に言えばアメリカが北朝鮮を「おもてなし」したようにしか見えませぬ。

そんな中でトランプ大統領が会見でこんな発言を…
こちら
「(北朝鮮の非核化の費用に関して)韓国と日本が支援するだろう。
 彼らは支援しなければならないと分かっている。アメリカが支援する必要はない」
ホテル代もケチる北朝鮮が自ら非核化費用を負担するとは思ってませんでしたが、
これはあまりにもあまりにも過ぎる気が…
一説によると、非核化には10年200兆円かかるという試算も出ていて、
これは南海トラフ自身の被害想定金額と同規模、壊滅的な負担額です。
さすがにこの試算は行き過ぎだとは思いますが…
こちら
http://www.news24.jp/articles/2018/05/24/10394082.html
それでも核弾頭一発の解体で1000万円~1億円はかかるらしく、
巨額の費用負担を迫られることに間違いありません。

問題は「誰が」「いつ」非核化を行うのかです。
北朝鮮が正直にミサイルの数を申告し、
正直に全てのミサイルを解体するのであれば、
多少費用がかかってもやむを得ないと思えますが、
査察等の一切なしの大まかな見積費用を示すだけで、
「非核化に取り組むので支援を頼む」と言われた所で、
単なる「非核化振り込め詐欺」に過ぎず、とても払えるものではありません。
北朝鮮自身が本当に非核化に取り組む保証はまるでなく、
過去の例からすれば、そのお金を使って軍隊強化を図る可能性の方が高いです。

北朝鮮が本当に非核化に取り組む保障、
核弾頭や弾道ミサイルの数の正確な把握、施設への査察、
実際に誰が非核化を行うのか等々、問題山積で何とも言えません。
少なくとも言えることは、それらをアメリカが主体的にやるつもりはないようで、
実際の行動は北朝鮮任せもしくは国際機関任せになる可能性が高く、
費用負担も日本と韓国に押し付ける気が満々では前に進むとは思えません。

アメリカ自身が北朝鮮と安保条約を結び、日本・韓国と同じ同盟国になれば、
アメリカによる非核化はスムーズに運ぶでしょうが、
それは中国が絶対に許すとは思えませんし、
北朝鮮自身や中国に任せてしまえば、非核化が骨抜きになりかねません。
そうなってくると、費用負担をする日本と韓国が主体的に非核化を行わない限り、
5年10年のスパンでも核問題が解決することはあり得ず、
朝鮮半島の平和は絵に描いた餅であり続けるように思えます。

日本にとっては明らかな「逆境」ではありますが、
裏を返せば「平和的な」「国際貢献」の大チャンスでもあります。
非核化費用を求めて北朝鮮は日本に接触せざるを得ないわけで、
その前提として拉致問題の即時解決を要求できますし、
非核化の技術支援等を名目に自衛隊を北朝鮮に派遣できるかもしれません。
日本が実質的に北朝鮮の非核化を成し遂げれば、
「国際平和を希求する」日本のメンツも保たれますし、
安倍政権が行ってきた「戦争ができる普通の国」「歴史修正主義者」という汚名を
返上することも可能になります。

むしろ、北朝鮮の非核化に積極的に参加することによって、
拉致問題の解決を始めとする諸課題を、
アメリカに代わって強烈に推し進めるチャンスが来たとも言えるのではないでしょうか。
それができるかどうかで安倍政権の本当の外交力が試されるように思えます。

2018年06月11日

やるせない気持ち

何とも言いようがない…あまりにも、あまりにも…

9日夜に起こった新幹線のぞみで起きた殺傷事件。
こちら
被害女性を庇って襲われた男性が、どの時点で亡くなったのかは分かりませんが、
この話によれば、10分以上犯人に馬乗りになられて殴打されていたらしく…
10分以上殴り続けることはかなり大変なので、
常に殴っていたとは思えませんが、それでもあまりにも異常な状況です。
周囲は恐怖でパニック状態だったでしょうから、
冷静な対応などできなかったとは思いますが、あまりにも不憫過ぎて…
例え、既に亡くなっていたとしても、一刻も早く助けてあげて欲しかった…
助けに入った人を誰も助けられなあったという事実があまりに悲しすぎます…
裏を返せば、犯人が死亡男性に固執したことが被害の拡大を防いだとも言えますが、
1人の犠牲による救済なんて、やはり認めがたいものがあります…

そして袴田事件の再審請求も高裁で棄却。
こちら
世論的には再審容認という感じなのに、民意の忖度は全くナシ。
確かに証拠品の鑑定結果は両者ともに微妙な所はありますが、
かといって昔の鑑定結果が正しいとも思えないだけに、気持ち悪さしか残りません。
裁判の基本は「疑わしきは被告人の利益に」なのにも関わらず、
一度裁判を経て判決が決まった途端、「疑わしきは再審せず」。
勿論、一方で死刑囚が失効逃れのために再審請求をするケースがないとは言いませんが…
杜撰な証拠が通ってしまった裁判を否定することが、
これほどまでにハードルが高いというのはやるせなさを感じてしまいます。

一方で死刑囚として再度拘禁しなかったことは当然のように思えて不可思議。
東京高裁は地裁の再審決定にはケチを付けているものの、
かといって袴田事件の死刑判断には踏み込んで判断していない。
袴田さんは死刑囚であると明確に認定していないのは、よく分かりません。
穿った見方をすれば、検察・裁判所のミスを認めないために、
時間稼ぎをしている、袴田さんが亡くなるのを待っているとさえ思えます。
最高裁での決定が何年かかるか知りませんが、おそらく高裁への差し戻し審議となり、
グルグル延々と回し続けるんじゃないでしょうか。
クズ過ぎる。


話を新幹線のぞみ号の事件に戻しますと、
駆け付けた車掌さんの手にしていた武器は、取り外した座席だったという話で、
新幹線の治安対策は本当に大丈夫なのか?と疑念しか出てきません。
乗っている車掌さんも2人では有事に対応できるのは事実上1人で、
それではさす又を持っていたとしても、1人じゃ何もできませんよ。
根本的にJRの危機管理対策がなっていなかったと言わざるをえません。
とてもじゃありませんが、こんなことでは長距離移動の新幹線には乗れません。
多少時間がかかっても、鈍行各駅停車で何かあったら、
すぐに下車できるように準備を怠らないとするしかない。
今の新幹線で安全な旅を期待するのは無理というものです。
根本的に安全対策を練り直さなければダメでしょう。


◆ニュースネタ 財務省の文書改ざん問題の不明点
財務省が森友学園問題の文書改ざんに関する内部調査結果を公表しましたが…
ニュースこちら

先日公開された森友学園との交渉記録も然り、
今回の内部調査結果も一番大事な部分がごっそり抜け落ちてしまっています。
どうして財務省は文書の改ざんに手を染めたのか、そこが分かりません。
会見で麻生財務大臣が、答弁の修正ではなく文書の改ざんをした理由を問われ、
「正直分からない。それが分かれば苦労せんのですよ」と答えた時点で、
この内部調査の結果は評価に値するものではないと認めたようなものでしょう。

予想通り、財務省の自浄作用は0(ゼロ)だったわけで、
これで幕引きとすることは許されず、
最低でも改ざんを指示したと認定された佐川氏の再度の証人喚問、
それでも事態が解明されないのならば、
第三者委員会による徹底調査も必要になってくるでしょう。
こんなもので納得できるわけがない。
もう少し信じてみようと思えるようなマシなシナリオを用意できなかったのか?


第一に問題の根本原因となっている「8億円の値引き」が適切だったか否か。
財務省は適切だったという立場を変えてないように思えますが、
だったら手の込んだ文書の改ざんなんてする必要がないわけで、
このまま公開しては野党から激しいツッコミを受けると思う程に、
怪しい色をした取引だったということでしょう?
怪しくないなら、そのまま公開すれば良かっただけのこと。
国会対応でてんやわんやで忙しかったというならば、
そのまま文書を出すか、取引の証拠書類を徹底的に破棄すれば良かったはず。
そのどちらも選択せずに、文書の改ざんという手の込んだ仕込みをすれば、
そりゃ国会対応が疎かになるぐらいに忙しくなるわけですよ、当たり前です。
何で自ら仕事を増やすような馬鹿なことをしたのか、
「8億円の値引き」が適正なら、そんな馬鹿なことをする必要はないはずです。

第二に答弁の修正ではなく、文書の改ざんに手を染めた理由です。
忙しい人が考えることは「仕事を減らすこと」です。
先も書いたように、わざわざ文書の改ざんをして自ら仕事を増やす馬鹿はいません。
文書の改ざんを指示できるのは、この問題に対して「暇な人」しか考えられず、
なんで「忙しいはず」の佐川元理財局長が、
わざわざさらに忙しくなるような文書の改ざんの指示を出すのか、
合理性は皆無です。
もう自棄になって、「全部書類を提出するので好きにお探しください!」、
「こんな書類があるからいけないんだ! 全部捨ててやる!」なら分かります。
でも手間のかかる文書の改ざんをやろうとは思わないでしょ、忙しいんだから。
ですから、文書の改ざんの指示は忙しくない人、
少なくとも財務省理財局以外の人間でないと説明が付かないんですよ。

問題発覚の原因となった件の国交省の文書に関しても、
わざわざ出向いてこっそり差し替えようとしていた事実が明らかに…
こちら
どうしてここまで手の込んだことをしなければならなかったのか、
忙しい人間がわざわざ仕事の手間を増やす理由が分かりません。

第三に、そもそも何で佐川元理財局長は嘘の答弁をしたのが分かりません。
証人喚問でも、近畿財務局の決裁文書を見ていたのか否かを問われましたが、
大阪地検の捜査を理由に答弁拒否、
今回の報告書でも明確にはされていません。
近畿財務局の決裁文書等を見ずに答弁書を作成した印象もありますが、
具体的なことは当事者の口、佐川氏の再度の証人喚問で確かめる他ありません。
ろくな確認もせずに佐川氏があのような答弁をしたとするならば、
国会に対して嘘の発言をしていたこともそうですが、
件の官房長官のレクでも嘘を吐いた可能性もあり、その場で何を話したのか疑問です。
佐川氏がいつ近畿財務局の決裁文書の内容を認識したのかは重要な問題です。

報告書の通りならば、政府・官邸をも騙していた可能性が高いわけで、
どうして真相解明まで1年もかかったのか疑問が残ります。
もっと安倍政権が主導的に動いていたら、財務省に責任を押し付ける形で、
早期に森友学園問題は終止符を打てたかもしれません。
それをダラダラと引き延ばすことになったのは、
何ら主導的に調査を行わなかった麻生財務大臣と安倍総理の責任でしょう。


最後にこの調査報告書の評価として、
政府は「発端は佐川氏の国会答弁。忖度はなかった」という見解に対し、
新聞社は「発端は安倍総理の国会答弁。忖度を否定せず」と評価が分かれています。
改ざんの発端が佐川氏の国会答弁であるとするのは無理があります。
なぜなら、最初に改ざんした部分が国会議員や安倍昭恵夫人の名前だったからです。
佐川氏の国会答弁が発端なら、
それよりも先に学園との価格交渉を伺わせる記述を削除するのが当然です。
国会議員の名前を最初に削除したのですから、
安倍政権への忖度とは言わないまでも、与党自民党に忖度したのは明らかです。

そう言う意味では誰に対しての「忖度(そんたく)」だったかは別としても、
財務省が政治家の意向を忖度して改ざんに及んだ可能性は高いと思われます。


◆ニュースネタ 安倍総理が欠く概念『機会の平等』
毎度のことながら、森友・加計学園問題における安倍総理の答弁は噛み合いません。
こちら

森友学園問題に対して、
>「不正はしていない。政治の世界において大きな問題になってきた贈収賄では全くない。
> そういう文脈の中において、私は『一切関わっていない』ということを申し上げている」
加計学園問題に対して、
>「私が食事をごちそうしてもらいたいから、
> 国家戦略特区を特別にやるなんて、考えられないですよ」
という発言が出てくること自体が、この問題を理解しているように思えません。

森友学園問題は贈収賄の類の問題ではありませんし、
加計学園問題は安倍総理の贈収賄の可能性はありますが、
問題の本質はそこではありません。
特定の「お友達」のみが優遇措置を受けているのではないか、そこが問題なんですが、
安倍総理は、そもそも、それ自体が問題と思っていない節があります。
自分が「特権階級」だから、特別扱いを受けるのは当たり前、
自分が特別なのだから、自分の「お友達」を特別扱いをするのも当たり前、
そういった独裁者的思考が垣間見えることが多々あります。

「李下に冠を正さず」、森友・加計疑惑で支持率が急落し、
国会で連日のように集中審議が行われるようになって以降、
安倍総理が頻繁に使っている故事成語です。
意味は、低木の李(すもも)の樹の下で、帽子(冠)を直そうとすると、
泥棒と間違われるので、そのような疑わしい行為はしない、ということです。
一見すると、適切な故事成語に思えますが、この言葉を使うこと自体、
森友・加計学園問題の本質を理解しているようには思えません。
つまり、安倍総理は森友・加計学園問題は、
「不正ではないけれど、疑わしく見えるに過ぎない問題」に過ぎず、
疑わしく見えなくすれば良い=適当に説明できれば十分、と考えてる節があります。

森友・加計学園問題の本質というのは、先の故事成語に喩えれば、
加計理事長が李を取るのは自由、
籠池氏が李を取るのは…まぁ、許可しないでもない(後に禁止)、
京都産業大が李を取ろうとしたら…「あんたはダメェ!」、という話。
ごくごく簡単に言えば、『えこひいき』な話なんです。

その『えこひいいき』=差別の理由が何なのか。
加計学園問題で明らかになったのは、
後付けに加計学園以外に許可されないように条件を締め付けたことでした。
そしてその条件の締め付けに合理的な理由がない。区別ではない、明らかな差別。
国家戦略特区の会議に加計学園と京都産業大の獣医学部の計画が並んでしまえば、
明らかに見劣りする加計学園が排除されかねない、
それを総理なのか、官僚らは恐れて京都産業大をそもそも選考から外すよう画策した。
完全な差別です。そして差別を受けた理由が、「お友達優遇」なのです。
それに国民は怒っていることに何故、気づかないのか?

「平等に取り扱え」、おそらく安倍総理がこの言葉を聞いて思い浮かべるのは、
『結果的平等』であって、共産主義の失敗を挙げて平等など馬鹿げてると言うのでしょう。
しかし、現代に求められているのは、『機会の平等』です。
裕福な家に生まれた人間も、貧乏な家に生まれた人間も、
等しく教育を受ける機会を与えられる、
その機会を活かせるかどうかは個人の才覚次第、今の平等は『機会の平等』です。
人間は平等とはいっても、実際のスタート地点は異なるわけです。
ゴールまで短距離で一直線な人もいれば、ゴールまでが長く紆余曲折の人もいます。
格差によってゴールまでの難易度が違いすぎるため、
スタート地点の補正をしようということです。
200M走のようなコーナーのあるトラック競技において、
外周であればあるほどにスタート地点が前になるのと同じことです。
それが今日の「平等」の考え方です。

その視点を安倍総理は徹底的に欠いていると言わざるを得ません。
森友・加計学園問題を「庶民のやっかみ」程度にしか思っていない。
だからいつも真剣みが足りない。
だから「贈収賄ではない」とか「大きな問題ではない」と簡単に言えてしまう。
違うんですよ、安倍総理のお友達とお友達以外とが区別され、
自分のお友達に優遇措置を与えることによって、
差別的取り扱いをしているのが問題なんです。
そこを履き違えている以上、この問題が解決することはありえません。

2018年05月25日

お粗末さん

何と言いますか… お粗末ですよねぇ…
23日夜に行われた日大の会見は…
というか、アレは何の会見だったんでしょうか?
謝罪会見という雰囲気でもないし、件のプレーに対する調査報告でもない。
誰がどう見ても、その前日に行われた日大生の謝罪会見に対する反論でしかなかった。

大学関係者が誰も同席せずに、謝罪会見を開いて潔く話した20歳の日大生と、
その日大生を一切庇うことなく、自己保身に言い訳を繰り返す監督兼理事、
世間がどちらに味方するのかなんて、分かり切ったことだと思うのですが…

さらに、そこに火に油を注いだのが日大広報部の存在なわけで…
アメフト部の調査報告をそのまま関学に提出してしまったり、
日大生の謝罪会見後もすかさず「指示はない」と反論した挙句に、
23日夜のお粗末な記者会見…
マスコミを始め、国民は謝罪会見だと思ってみたのに、
内容は予想以上に陰惨で中身がない光景…そりゃ怒るわ。
そもそも、日大広報部は何の会見を開きたかったのか、
それさえも見えてこないものに、事態の収拾が図れるわけがない。
完全に火に油を注ぎました。

自分の学生を守るどころか、晒し者にした挙句、
「その学生の勘違いによる暴走。指示があったのは学生の嘘」と事実上、
言ってしまうのだから、誰もが怒りを感じてしまう。
森友・加計問題のトカゲの尻尾切りとは訳が違うんですよ。
国民から見れば、尻尾は監督・コーチ・アメフト部・日大であって、
本体は学生なんですよ。
大事なお客さんである学生を軽々しく切った挙句、侮蔑の言葉を贈る、
そんな大学に誰が子どもを預けようと思うのか。

「進学先に日大だけは止めておけ」
両親だけでなく、高校の先生もそう思うでしょう。
日大の系列校に行っている人でさえ、日大への進学を躊躇うでしょう。

そこが致命的過ぎる日大の勘違い。
学生をパーツの一部としか考えてないから、
レギュラーの座を引き換えに規則違反のタックルを命じられるし、
問題を起こした学生も守れないばかりか、その学生に責任を押し付ける。
このまま行けば、件の学生は停学・退学処分にさえ、なりかねません。
世論の反応を考えれば、さすがにそこまで馬鹿ではないと思いますが、
そう思いながらも意味不明な会見を行ってしまう馬鹿なだけに、
否定できないところが悲しい…

学生よりも日大という組織を重視した結果、
伝統あるアメフト部は潰れ、部員は日大を離れ、
高校生以下の日大系列校の学生も日大への進学を回避、
結果として日大という組織が潰れて行くのは目に見えています。
サヨナラ、日大\(^o^)/オワタ

(関連記事)
「学生にこんな思いをさせる大学とは」

「傷害罪の場合の監督・コーチの処分は」

「監督・コーチ失格」

「日大の危機管理の失敗」


◆(追記)ニュースネタ 5月24日に日大・学長が記者会見
前回の会見に比べれば、悪くなかった印象ではあるのですが…
かといって、新しい情報があるわけでもない…
日大として事件をどう捉えているのかが全く見えてきません。

「指示があった」と会見した学生に「話を聞きたい」と言っていますが…
会見全体からは中立ないし、「公式見解」寄り、
「指示はなく」コミュニケーション齟齬による「誤解」という立場のようなので、
そんな人が「指示はあった」と主張する学生に会って、どうするのか?
それはもう財務省セクハラ事件の「被害者は名乗り出ろ」と同じでしょ?
学生の側に寄り添えない学長が会って、何をするの?
「あれは誤解だったんだよ」と言い含めるおつもりですか?

結局、自らの立場を明らかにしない謝罪会見はありえません。
日大がアメフト部監督・コーチの立場を支持するのか、
学生の主張を支持するのか、
それを明らかにしないで謝罪・真相究明にはなり得ません。
一番大事なその点が欠けている以上、
学長の記者会見は何ら意味を持たなかったと言えましょう。


◆ニュースネタ お粗末な財務省 森友学園との交渉記録提出
それにも関わらず、一番大事な記録が残っていない…
籠池氏が安倍昭恵夫人との写真を見せたという2014年4月28日の記録が…
報道にあった「国会中の交渉記録の破棄」はコレなんでしょうねぇ…
一番大事な記録が破棄とは…
完全な隠ぺいじゃねーか。

もしも、財務省が賢明であれば、この記録は残しておくべきでした。
なぜなら、安倍昭恵夫人が交渉に関わっていない明確な証拠になったからです。
あくまで籠池氏が勝手に昭恵夫人の名前と発言を使っていた、
その証拠になる可能性があったはずです。
しかし、それを自ら破棄してしまった。
分からないということは、そこに安倍昭恵夫人に不都合な事実が書かれていた可能性がある、
そういう邪推を生むだけということがなぜ分からないのか。
だからこそ、記録は残しておくべきなのですが…
それを破棄してしまった以上、森友疑惑が終わることはありません。

この事実だけならば安倍昭恵夫人は「勝手に名前を使われた」と逃れられたかもしれません。
ただ、2015年11月10日夫人付の谷氏が問い合わせをした事実があります。
安倍総理はゼロ解答だったから問題ないと言いますが、
籠池氏が名前を勝手に使っているのと、
実際に安倍昭恵夫人の名前で行動を起こしたのでは次元が違います。
実際に交渉を行っている近畿財務局からすれば、「勝手に言ってるだけ」だったものが、
「籠池氏の言っていることは本当かもしれない」とお墨付きを与えることになるからです。
これでは何度となく否定したところで、
安倍昭恵夫人が間接的に森友学園との取引に関与していたことは否定できません。

昨年末に会計検査院が「8億円の値引きの根拠がない」と報告して以降、
財務省からそれに対する明確な反論、具体的な根拠は示されていません。
「部下が~」とか「大阪航空局が~」とか、自分ではない誰かの根拠を元に、
無理矢理に正当化しているに過ぎません。
他にも「損害賠償のリスク」を挙げてますが、それは国民からすれば全く理解できません。
なんですか、「損害賠償」と言えば行政は何でもやってくれる魔法の言葉なのですか?
それならば損害賠償額が値引きの8億円を超えるという明確な根拠を示して下さい。
報告から半年経った今でも、問題の本質である「8億円の値引きの根拠」は理解不能です。

そうなってくると、やはり「8億円の値引きの根拠」は、
安倍昭恵夫人が関わっていたからではないか、総理案件だったのではないか、
そういう疑いがより鮮明に濃くなっていくわけです。
財務省として「8億円の値引きの根拠」を明確に示せるかどうか、
それを示せなければ、この問題は完全に「クロ」となるでしょう。


◆ニュースネタ 防衛省のイラク日報問題 問われる文民統制
まさにお粗末の一言。
文民である大臣の日報探索も適当に行い、
国民からの疑問の声に対しても説得力ある返答ができないお粗末さ。
勿論、軍事秘密の重要性は分かります。
だから真実をありのままに答えろとは言わない。
せめて、国民から見て納得できる答えを用意しろと言っている。

「ありませんでした」じゃねーんだよ。
大事な大事な「生きた軍事情報」の塊である日報を粗末に扱う理由が分からない。
まさに「ないわけがない」、
「あって当然」のものを平気で「ない」という、その神経がお粗末。

軍事秘密だから外に出したくないというのは分かりますが、
かといって日報が分散して隊員に所持されていたりと、
防衛省内部できちんと管理されているわけでもない。
こんなお粗末な情報管理では、防衛省内部にスパイが生じた時、
全ての軍事秘密が外国へ売られちゃいますよ?
身内だから安心という時代ではないし、そういう場所でもない。
危機管理のための象徴が、もっとも危機管理がないというお粗末さです。

国民から見れば、最も危ないのは「お前ら」ということになってしまう。
国民の理解を得られない軍隊に何の存在理由があるのか。
以前にも何度となく情報漏洩問題を起こした防衛省に反省の色は全くありません。
根本的な組織の立て直しが求められます。


◆ニュースネタ 「働かせ」改革法案が委員会通過
「高プロ」を何度も批判してますが… 全くもって理解できない。
なぜ、「ミスト扇風機」と「石油ファンヒーター」を
セット販売するような真似をするのか?
同じ暖房器具であっても、性質は正反対、
それをセット販売されても、両方欲しい人しか買わないよ…
性質の正反対の「働かせ」法案をセットにしたところで、
それらが機能するとは思えません。

こちら
自分の区分では「仕事の代替可能性(替りの人はいるか否か」で分類し、
「同一労働同一賃金」「残業時間規制」「副業の解禁」は、
仕事が代替可能であることを前提にしているからこそ、
出てくる発想と認識しています。
上の記事だと「ジョブ型」に対応した考え方です。

一方の「高度プロフェショナル制度」というのは、
仕事の非代替性、他の人に変わることができないから、
自由に働かせようという考え方で、上の記事の「メンバーシップ型」に対応します。
どちらかといえば、日本の伝統的な考え方で、
だからこそ改革の方向性とは真逆に位置するわけです。

そもそも、改革の方向性が真逆に二つがセットになるなんて、ありえない話。
矛盾する二つの考え方をセットにしているのが、
ある種の安倍政権のカオスっぷり。
こちら

本当にこの法案が通ってしまったら、
有給消化もまた不可能になるでしょうし、
副業を解禁した所で副業をする余裕もない。
一体、何がしたいのかサッパリ分からない。

将来的に高プロの適用が拡大され、今の正社員の待遇が非正規並みに貶められ、
高プロ=正社員とそれ以外という二極化の時代を招くのは間違いありません。
高プロのリーダーが過労死で倒れれば、
その下請けをしていた非正規待遇の社員もサヨウナラ。
結果としてボランティア残業せざるを得なくなり、残業時間規制も無意味、
高プロという待遇が全てになるので、同一労働同一賃金も無意味。
日本の労働環境は死にました。
『働いたら負け』、それは真理です。


◆ニュースネタ 米朝首脳会談が中止
何の準備もなく米朝首脳会談をセッティングできるのがトランプ大統領なら、
それをあっさりと中止にしてしまえるのもトランプ大統領ということか。
首脳外交の意味が相当「軽い」ですよねぇ…
トランプ大統領にとっては商談程度の軽い気持ちなのかもしれませんが、
外交的には首脳会談が中止になるというのは相当険悪になる要素、
とはいえ、両国にとってはそこまでの意識はないのでしょう。

アメリカがここに来て米朝首脳会談を中止したのは、
やはり北朝鮮が強硬的な態度に変わったからでしょう。
北朝鮮も中国もまさかここまで来て首脳会談が中止になるとは思っておらず、
あまり友好的過ぎると交渉で舐められると思ったのか、
挑発的な態度で交渉を優位に進めようと思っていたのでしょうが…
そういう常識が通用しないのがトランプ大統領ということでしょう。

件の北朝鮮の対応の変化に、中国が影響があったのかは分かりません。
どちらとも言えるように思えます。
一見すると、北朝鮮と中国はタッグを組んでるように見えますが、
実際は必ずしも国益が一致しているわけではありません。
北朝鮮はなによりも「体制維持」が第一であり、そのためならば、
在韓米軍のように駐留を認めても差し支えないと考えるでしょう。
一方の中国にとって北朝鮮は緩衝地帯として意味があるわけで、
北朝鮮に米軍が駐留することになれば、
それは韓国主導の南北統一と何ら変わりありません。
そういう意味でも、あまりにも友好的過ぎる北朝鮮政府に対して、
中国がくぎを刺した可能性は否定できません。

今回の会談中止の評価は、今後の展開次第でしょうが、
現時点でトランプ大統領が交渉の門戸を閉じたわけではなく、
北朝鮮の対応次第では、再度会談が行われる可能性もあるだけに、
それほど大きな変化は起きないと見ます。
交渉延期になって不利になるのは北朝鮮側なのは間違いないだけに、
弱腰に見られない程度に、どう水面下で調整していくのか、
北朝鮮の瀬戸際外交の腕の見せ所といったところでしょう。
それまでにトランプ大統領が短気を見せないことを祈りたいですね…

2018年05月22日

加計学園≒森友学園?

愛媛県が新文書を国会に提出、その内容が波紋を呼んでいます。
こちら

仮にこの文書が真実を示しているならば、
「2015年2月25日に加計学園理事長と安倍総理が面談(15分程度)」
と書かれていることから、
安倍総理が加計学園が獣医学部新設することを知ったとされる、
2017年1月20日という時期と明らかに矛盾します。
表向きには真相解明を表明しておきながら、
ずっと国会で意図的に嘘を吐いていたことになるわけで、
国会軽視・国民無視も甚だしく、総辞職に値する蛮行です。

愛媛県がこのような文書を偽造する必要性はないわけで、
焦点となるのは元となる発言である情報元、
加計学園側が愛媛県に報告した内容が真実であるか否かでしょう。

加計学園側が嘘を吐いて、話を盛って愛媛県側に話していたとするならば、
安倍総理は獣医学部新設に関わっていないことになりますが、
そうなると、加計学園側は愛媛県に虚偽の報告をし続けたことになります。
「加計氏が私の地位や立場を利用して何かを成し遂げようとしたことはただの一度もない」、
国会で安倍総理が何度となく発言していますが、
仮に加計学園側の安倍総理の発言伝聞が全て虚偽だとするならば、
加計学園側は安倍総理の名前を騙って、獣医学部新設を成し遂げたことになります。

それは安倍総理が詐欺を働く人物と揶揄した森友学園と同じで、
むしろ明らかに嘘を報告している分、森友学園よりも性質が悪くなります。
仮に、加計学園側の言っていた内容が丸々嘘であったとするならば、
「加計理事長は詐欺を働く人物」という評価になってしまうでしょう。

まさにあちらを立てれば、こちらが立たず。
安倍総理と加計理事長のどちらが本当の事を言っているのか。
少なくとも、どちらか一方が嘘吐きなのはほぼ確実です。
これによって加計理事長の参考人招致・証人喚問の必要性が高まったと言えます。


◆ニュースネタ 働き方改革 高度プロフェッショナル制度の問題点
「同一労働同一賃金」「残業時間規制」「副業の解禁」
ここら辺は問題ないというか、
そもそもこれに反対してきたのは野党時代の自民党だということをお忘れか?
ようやく自民党もそれを認めるようになったことは評価できるのですが…

問題はやはり「高度プロフェッショナル制度」でしょう。
野党は「裁量労働制とセットだったのだから、撤回は当然」という姿勢ですが、
これに関してはその通りだと思います。

大前提として、『裁量労働制』という制度自体は悪くありません。
問題は労働者の労働時間を誰が決めるのか、ということです。
労働者が自発的に労働時間を決定できるのであれば、
『裁量労働制』は大いに機能を果たします。
1年間でこれだけ働いて欲しい、
あとは労働者が週に何日、日に何時間働くかを自発的に決める、
毎日コツコツ働きたい人はそうすれば良いし、
長期休暇を取りたい人は一定期間バーっと働けばいい。
それが『裁量労働制』の本当のメリットです。

それが機能することを前提にすれば、
高収入の一部専門職も自分で労働時間を決められるのは当然で、
企業内部にアウトソーシングを抱える形、
企業のお抱え顧問弁護士みたいな形を想定することができます。
そうであるのならば、『高度プロフェッショナル制度』は機能します。


しかし、実際はそうではありません。
日本の労働者の労働時間を決めるのは、使用者側です。
『裁量労働制』は使用者側が提供する一定量の仕事に対して、
Aさんは4時間で終わる能力なので4時間で帰っても良い、
Bさんは8時間かかるので8時間働いて帰る、という制度ですが、
実際は使用者側が4時間の人が8時間かかる仕事を押し付け(要は2倍)、
Aさんに4時間×2倍の仕事を任せて8時間働かせ、
Bさんにも8時間×2倍の仕事を任せて8時間+残業8時間相当働かせます。

使用者側がこの仕事量(想定の2倍)を任せるためには、
当然、CさんとDさんという2人の従業員が必要になるはずですが、
日本の企業は4人必要な所を2人しか雇ってこなかった、それが現状です。
だから歪が生まれるのは当然なわけで、過労死当たり前の制度です。

ここに『高度プロフェッショナル制度』を持ち込めばどうなるか。
Aさんに高収入を与えて高プロを適用したとすれば、
Aさんは自分の4時間×2倍の仕事量を与えた上に、
Bさんの能力に余る残業分8時間(Aさん4時間相当)が回されるので、
4時間×3倍の仕事量を任されることになります。
さらにBさんと同じ能力の人の分も、Aさんが抱えることになるので、
実際は4時間×(2+X)分の仕事を過剰に抱えることになっちゃいます。
幾ら仕事ができるAさんでもこれは潰れてしまいます。

仮にAさんがタフで仕事をこなすことができたとしても、
会社に拘束される時間が圧倒的に長くなってしまい、他のことができません。
家事や育児、子育て、親の介護等々…
そういったものに時間が取られてしまう人は、
仕事ができたとしても高プロを適用することはできなくなりますし、
相対的に出世することもできなくなるでしょう。
日本においては、家事や子育て・介護等々の負担が女性に押し付けられがちで、
この流れが改善されない限りは、
女性の管理職が合法的に締め出される結果になりかねません。

どう考えたって、マイナスにしかならない制度。
労働時間は労働者自身が決めるという基本的スタンスが構築できない限り、
『高度プロフェッショナル制度』並びに『裁量労働制』が機能するとは思えません。

任せる仕事量が違ってくるので「同一労働同一賃金」も骨抜き、
能力のない労働者を働かせる必要がなくなるので「残業時間規制」も骨抜き。
『高度プロフェッショナル制度』ができてしまえば、
他の改革が台無しになる可能性が高いです。

将来的には高プロの人達のみが正社員待遇となり、
それに応じない人は今の非正規の立場に落とされることは確実で、
「自分には関係ないや」の気持ちが自身の労働環境を壊すことに、
早く国民は気づいてもらいたいものです。


◆ニュースネタ 新元号の問題点
元号表記を辞めて、西暦に直してしまうならば、
もはや元号法の必要性がないと思うのですが…?
既に国民を背番号でカウントしている世の中なのだから、
元号なんて非合理的なものはさっさと止めちゃったらどうでしょ?

平成は昭和何年とか換算する行為自体が無駄過ぎる。
それならもう完全に西暦で統一しておけば良い。
国民を番号でしか認識しない世の中なのだから、
時代を元号で表す必要性もないはず、西暦で事足ります。

元号を推進していた役所でさえこうなのですから、
一般の会社は言うまでもありません。
元号自体の必要性が減っていることを認識しなければなりません。

役所が元号を放棄したら、本当に終わるよ?
終わらせていいのならば、問題ありませんが…そういうつもりあんの?

2018年05月14日

嘘まみれ

自身が社会人失格であるという社会性の欠如を犠牲にして、
矛盾なく参考人招致を切り抜けてみせた柳瀬元総理秘書官でしたが…


愛媛県知事がさっそく反論。

「職員はメインテーブルに座っていた。後ろじゃない」(計6人)
「職員に聞いたところ、この日は吉川氏はいなかった」
嘘ばかり。さすがに10人って嘘だろ?と思いましたが…ねぇ?
後ろに控えていた警備の人や官僚の人も数えてたのではなかろうか(苦笑)
柳瀬氏が話した10人程度の面談は、
他の機会にあった加計学園関係者との面談だったのか、
それとも面談自体が柳瀬氏の妄想(誤魔化し)なのか、
今度は証人喚問の場で明らかにして貰わざるをえません。

というか、本当の所は、覚えていないはずがない。
参考人招致のやり取り
「口頭説明用の個人の備忘録と言うことでしたが、それがあちこちに配られ、
 マスコミに出て、信用力が高まるというのはとっても変な話だ。
 片方はメモをとって、片方がメモをとらなければ、
 メモをとった方が常にこうだと後で言えるのは、さすがにおかしい」
と柳瀬氏は発言しています。
一般社会的には記録>記憶なのは明らか。裁判の証拠能力もそう。
ただ、高級官僚にとってはメモを取らないで、頭に記憶するのは当たり前、
メモを取る奴は二流、全て記憶して再現できてこそ一流という認識がある。
だからこそ、こんな頓珍漢な発言をしちゃうわけです。

そんな記憶力の良いはずの柳瀬氏が件の会合を覚えてないわけがありません。
当然、愛媛県や今治市の職員と会ったことを覚えているはずです。
常日頃から毎日何千何万人の人達と面談してるならまだしも、
国家戦略特区の中で柳瀬氏が面談しているのは加計学園関係者だけじゃないですか。
柳瀬氏の認識の中で「愛媛県と今治市の職員=加計学園関係者」という
認識だったために、すぐに思い出せなかった可能性もありますが、
前回の参考人招致から1年も経ってるわけですから、思い出さないわけがありません。
もっとも、それこそ柳瀬氏の頭の中でも「加計ありき」だった、
というのは間違いないわけですが。

愛媛県知事も仰っていますが、
どうして愛媛県と今治市の職員と会っていたことを隠すのか?
行政手続きとして、申請前に当選のお墨付きを与えたことに問題がある、
柳瀬氏の個人的な行動として問題があったと言われないためでしょうが、
加計学園問題全体から見れば、愛媛県や今治市の職員と会ったことよりも、
加計学園関係者と何度も会っていた方が問題です。

それこそ「加計ありき」だったのにも関わらず、
申請者は愛媛県と今治市に止まり、
事業主体となるはずの加計学園は公募募集の名に隠されたのは何故か?
それこそ、安倍総理と加計理事長の関係を穿ってみられることを警戒したのでは?
そんなことをしてまでも、隠さなければならなかったのは、
発端が安倍総理と加計理事長の会話からだったのではないか?
そういう風に見ざるをえません。

事態の収拾を図ったのでしょうが…
佐川氏と同じように強気な姿勢が裏目に出ているとしか思えない。
最終的には2人とも保身に走ってるのも同じですしねぇ…
仮に証人喚問をやったとしても、柳瀬氏が口を割るとは思えませんが、
それでも口を割れない辺りがこの問題の闇を感じます。
最終的には行政組織による自浄や、国会による問題追及で解決するのではなく、
有権者が自主的に判断するしかないでしょうね。
そういう意味では、与野党の質問はパフォーマンスではあるものの、
有権者に与えるパフォーマンスとして重要なのは間違いありません。


◆ニュースネタ 財務省セクハラ問題 懲りない財務省
過去に「はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見はいっぱいある」
と発言したことに対して、
「よく言われている話で、そういう可能性は否定できない。本当に事実かもしれない。
 裁判で結果がきちんとされていくと思う」
セクハラ認定した財務省の調査報告は何だったんでしょうか?
そして、本当に福田氏は裁判起こすの? 起こさなかったらどうすんの?

午後の質疑を通じて、最終的には「はめられて~」発言は撤回したようですが…
なんつーか、懲りないと言うか、酷過ぎて何とも言えねぇ。


矢野官房長「そんなことは申し上げていない」
マスコミからすれば、『くそ野郎』なんて言ってないわけですが…
自分の発言は正確に取れと要求しておきながら、
他人の発言は歪曲して受け取る、
おいおい頭、大丈夫か? くそ野郎。

議事録から確認。元希望の党の柚木議員の質問に対しての返答。
「セクハラは、した者とされた者とが出てきて事実認定がなされ、
 その程度、内容によって判断がなされ、それによって会社あるいは役所において処分がなされ、
 法廷によって場合によっては処分されるものです。
 中身がわからないことには処分に至らないのは、これは世の常ですよ。
 それを、この方は、この報道が事実であれば、雑誌の中で、
 こんなことをされた、こんなことをされてとても不快だったということをかぎ括弧つきで書いておられますよ。
 であれば、その方が財務省にではなくて弁護士さんに名乗り出て、
 名前を伏せておっしゃるということがそんなに苦痛なことなのかという思いであります」
言ってんじゃん、人でなし(苦笑)

言いたいことは分かりますよ…だが、やはり認識違いをしています。
週刊誌に匿名報道できたなら、財務省に直接名乗り出るというのは無理でも、
顧問弁護士に匿名で名乗るぐらいできますよね?という話でしょ?
だから、名乗り出られるわけがない、とみんな言ってたでしょ?
週刊誌は被害者の味方ですよ、大事な取材源ですから。
それに対して財務省とその依頼を受けた顧問弁護士は味方と言い切れますか?
ましてや、最初の財務省の報告書で「福田は~訴訟の準備を~」と、
明らかに財務省が触れる必要のない個人的なことまでも書いている相手を信用できますか?
国会答弁では上司や代理人の付き添いを認めていますが、
一番最初に出した財務省の報告書では「直接弁護士事務所に」と書いたでしょ?
明らかな敵視姿勢。そういう報告書を書いたのは財務省なんですよ?

丁寧さの欠片もない、尊大な姿勢だから、簡単に見破られて批判されたわけです。
それだけのことなんですよ、くそ野郎の人でなし。


◆ニュースネタ 米朝会談は6月11日シンガポール 米朝交渉の見方
幾つか興味深い北朝鮮問題に関するコラムを見つけたので掲載。

「北朝鮮が核兵器を捨てる理由」
可能性は高いと見ています。
その理由の一つとして自分が思うのは、昨年の核実験場の山体崩壊です。
これ以上、核実験を続けることが実験的にもリスクを伴うようになったことで、
経済制裁を受けながら核開発を進めて行くことはかなり難しくなったと思われます。
一応、技術的には水爆技術と大陸間弾道弾を達成したわけですが、
一番大事なそれらを組み合わせて調整すること、
最後の仕上げをするのは非常に難しかったと予想され、
本当に作れるかどうか、作る可能性がある位で止めようとなったのだと思います。
完全に作ってしまえば、アメリカの先制攻撃の口実にもなりますし、
「作れるかもしれない」という最高の状態を作れたという意味では、
北朝鮮の核開発は1つの終焉を見たことには間違いありません。

そういう意味では、核兵器自体の完全廃棄には北朝鮮は抵抗感がないはずです。
核の平和利用、いわば核兵器技術まで禁止されない限り
(核技術者の国外追放とか)、
北朝鮮は柔軟に核放棄を受け入れるのではないでしょうか。


「アメリカが北朝鮮に求めるハードル」
言われているような「核凍結とICBMの放棄」がアメリカのハードルなら、
合意に至る可能性は高いと思われます。
ただ、やはりボルトン氏の「リビア方式」という言葉は引っかかる…
北朝鮮としてはリビアの二の舞にはなりたくないでしょうから。

北朝鮮が欲しているのは一にも二にも「体制保障」、そして「経済援助」。
改革開放を行い、中国のような経済発展を遂げた上で、
軍事的覇権を再度掲げるのが理想なのでしょう、
北朝鮮主体の半島統一の夢は捨てないはず。
その「体制保障」をアメリカが具体的にどう保障するのか。
北朝鮮とすれば、日米安保のように、
北朝鮮国内にアメリカが駐在しても構わないと思っている可能性さえあります。
それは中国としては嫌でしょうが、北朝鮮は自分達の体制が維持されるなら、
それも構わないとさえ思っているでしょう。
アメリカがどう具体的に北朝鮮に「体制保障」するのか、そこが鍵でしょうね。


「進まない日朝交渉」
橋本徹氏らが言っているように「経済援助」を餌にすることは必要でしょう。
外交はディール、取引ですよ。行動対行動。
拉致問題の全面的解決が図られない限り、制裁緩和や経済援助をしないという姿勢では、
相手が応じるわけがありません、メリットがありません。
そこが根本的に交渉にならない最大の理由です。

「お友達だから何かしてくれるのは当たり前」、
「自分は偉いんだから何をしても許される」、
という二世・賛成議員の論理は国外では通用しません。
お友達であるトランプ大統領が鉄鋼の輸入制限で何もしてくれなかったのが証拠、
友情と商売が違うように、友情と政治も違うんですよ、当たり前。
国際政治は論理よりも感情で動きやすいものの、
最後に決めるのは合理性、自分達に都合の良い部分があるのかどうか。
それを提示するのが下手だから日本は外交下手って言われちゃうんです。
まぁ、逆もありますけどね。へりくだって貢いでばかりいるから足元見られるという…

北朝鮮が裏切った裏切ったと言いますが、北朝鮮の論理はそんなに矛盾していません。
北朝鮮に対しては「核抑止力論は幻想だ」と言っている日本が、
アメリカの核の傘という名の下で「核抑止力論」を平気で言っているより断然マシ。
そういう奴らは「北朝鮮が核を持とうとしているのは正しい」と言うしかないじゃん?
外交的に最も強いカードは「確定」ではなく「可能性」。
「核を持っている可能性がある」北朝鮮はその真実性を担保するために核開発を続け、
今に至ってきたわけで、ある意味で核保有国と国際社会が認めてこなかったからこそ、
核開発に傾いていったとも言えます。
今、核保有国の可能性を示すことができた以上、
対等な交渉能力を持つという建前が完成したのは、北朝鮮の外交成果です。

それを見抜けなかった私たちは、やっぱり北朝鮮に外交で負けてるよね、
と言わざるを得ない面があります。
あとは、日本の武器である「経済援助」を十分に生かして交渉できるかどうか、
相手の立場を立てつつも、交渉はしたたかに、
先日の日中会談並には交渉できるようにして欲しいですねぇ…

なんつーか… 適切かどうか分からないけれど、
北朝鮮外交は真田昌幸の外交みたいだよな…
上手く中露の綱引きをさせて、今度はアメリカもそこに加えようとしている。
したたかだねぇ…

2018年05月11日

政治的停滞(むしろ悪化)

9日に行われた日中韓三ヶ国のサミットは、
北朝鮮の非核化を求め、三ヶ国間の経済協力を進めるという、
基本的な姿勢のみを大枠で合意するという予想通りのアバウトな結果となりました。

良く言えば、停滞していた日中韓の三ヶ国関係が再起動し、
北朝鮮の非核化というゴールが同じことを確認し、
未来志向で三ヶ国の経済発展を掲げたことで意味はありますが…
悪く言えば、北朝鮮対応に明確なズレがあり、
領土問題等を完全に棚上げせざるを得ない隙間風も吹きます。
まぁ、経済問題で言えば、それでも構わないとは思うのですが、
蒸し返すのは韓国なわけで…棚上げになってるのかな、とも。
もっとも日本も怒られるのが分かってて靖国参拝するのもどうかと思いますが…

注目された北朝鮮問題に関して言えば、
中国が主張したであろう段階的な制裁緩和に屈しなかった点は評価できますが、
かといって日本の圧力維持が効果を発揮し続けるとも思えない。
疲弊が限界を超えれば開き直っちゃいますからね。死なば諸共って…

三ヶ国で北朝鮮情勢に話し合う姿勢を見せることも重要ですが、
実質、中国を通じて北朝鮮にダダ洩れなわけで、
結論の出ない議論に意味があるのかなとも思うわけで…
最終的にはこれといった進展のなかった三ヶ国会談だったように思えます。

そして…だから秋まで総理に居座るつもりでいるなよ(苦笑)


◆ニュースネタ トランプ大統領がイラン核合意を正式に破棄
トランプ大統領の怒りも全く分からないわけではないですが…

実際に現在中東を騒がせているシリア問題においても、
ロシアと共にアサド政権を積極的に支援しているのはイランですし、
中東地域で積極的にシーア派を支援することによって、
政治情勢を悪化させ、イスラエルを危機に遭わせているという意味では、
核を持とうが持つまいが、イランがテロ支援国家であることに変わりなく、
アメリカが忌々しいと思うのは無理からぬことなのですが…
でも、そうやって短期を起こして良いものか?と。

それこそアメリカの合意破棄を理由にして、
イランが核開発を再開する可能性も否定できず
(現時点ではフランス等の諸外国が冷静なので大丈夫でしょうが)、
そうなってしまえば、イスラエルが正式に核保有を表明するだけでなく、
サウジアラビアやトルコも核保有を目指すでしょうし、
中東の軍事バランスが一気に崩壊します。
東アジア以上に核の連鎖が起こりやすいのは間違いありません。

日本にとって最大の問題は、アメリカがこれを押し付けてくるかどうかでしょう。
これまではイランとアメリカが一触即発の危険な状態になっても、
日本がそれを押し付けられることなく、中東では中立的な立場を維持し、
結果として石油の安定供給に繋げてきました。

それが日本にもイラン制裁を押し付けてくるとどうなるか…
「最高レベルの経済制裁」という言葉に不安を隠せません。
北朝鮮に対する「最大限の圧力」と同じではないのか?
北朝鮮問題では協力してやってるんだから、イラン問題にも協力しろ、
そうしないとシェールオイルも輸出しないぞ?、そう言われかねません。
完全な恫喝外交なのですが、日本にそれを弾くだけの外交力があるのか否か?
「お友達の頼みだから断れないな~」では困ります。
というか、いつまで首相やるつもりなの?
秋以降は完全にないのに外交予定なんて組むなよ(w


◆ニュースネタ 加計学園問題で柳瀬元総理秘書官を参考人招致
表向きには矛盾点のない良くできたシナリオだと思いました。
だからこそ変に不自然…あなたは総理秘書官としてそれで良かったの?
少なくとも、社会人失格な人が官僚やってて、
日米の鉄鋼輸入制限交渉をやってて良いのでしょうか?
鉄鋼業界はアポイント取って会いに行った方が良いんじゃね?
時間が合えさえすれば拒否せずに会ってくれますよ、きっと(苦笑)
今回の参考人招致の発言が本当ならば、
柳瀬氏は総理の威を借りて、業者等と会っておきながら、
総理に報告するまでもないと勝手に判断しているわけで、
総理も面会者も騙していたことになるんですが…それで良いの?
それとも、加計学園側から賄賂でも貰っていたから言えなかったの?
それぐらいしか総理に報告しなかった理由が思いつきません(苦笑)

分からないのは、何故、『加計学園関係者』なら会うのか、
そして『加計学園関係者』に会ったことを総理に報告しなかったのかです。
柳瀬氏の答弁で特徴的なのは、
他人の肩書は覚えていても、個人名は覚えていないことです。
誤魔化しているのか、本当に認識してなかったのか分かりませんが、
元東大教授と会ったことを隠す必要もないと思うので、後者なのでしょう。
そうだとすれば、〇〇からのアポイントで会ったのではなく、
『加計学園関係者』からのアポイントだから会ったのでしょう。
そこら辺を国会で追及されると「アポイントメントがあれば誰でも会う」としてますが、
だからといって、誰ても総理秘書官にアポイントメントを取れるわけもなく、
当然、総理秘書官の仕事は面会希望者の対応だけではないので、
そのために時間を割いたのは間違いないわけで、
「たまたま会った人の中に加計学園関係者がいた」というのは通用しません。
『加計学園関係者』との面会だから時間を融通して会っていたわけでしょ?
明らかに「特別な配慮」、明らかな「加計ありき」。納得できるわけもない。
一部報道では面会は加計学園関係者が設定し、
そこで今治市と愛媛県が同席するのが望ましいと要望したのは官邸側だそうで、
あまりにも『加計学園関係者』と会った理由が弱すぎと思います。

加えて、備忘録で問題になっている面会以外にも、
加計学園関係者と2度会っている事実が明らかにされ、
最初のきっかけは安倍総理の別荘だと言うわけです。
安倍総理と加計理事長の親しい関係なのはよく知っているのにも関わらず、
『加計学園関係者』と会ったことを報告しないのは理解できません。
総理の紹介で会った客人と、総理の知らない所で会っていて、
会った事実を報告せず、柳瀬氏だけでなくそれを誰も総理に報告しない、
安倍総理が知ったのは事業主体が決まるその瞬間とか、信じられない。
どんなサプライズパーティだよ(苦笑)
何でそんな勝手なことすんの?
勝手に会って、勝手なことした結果、安倍総理は友達優遇と批判されてるわけですよ?
お前が、総理秘書官として勝手にとった行動が、安倍総理の汚点になってんだよ?
本当に分かってんの? ありえないでしょ。

どう考えても腑に落ちません。
愛媛県の備忘録で加計学園関係者が語ったように、
安倍総理と加計理事長との間で獣医学部新設の話が出来上がっていたとしか思えません。

国家戦略特区の話の中で端も端にあったはずの獣医学部新設が、
いつのまにか岩盤規制の象徴に祭り上げられ、
国家戦略特区の中核に来たのは何故なのか? どう考えても不自然。
安倍総理の意向、指示があったとしか思えません。


◆ニュースネタ 森友・加計学園問題の本質は何なのか?
シリアに北朝鮮、イランと世界的な外交問題が浮上する中で、
日本ではいつまで森友・加計学園問題を引っ張るのかと嫌になりますが…
その点だけは安倍総理支持者の人と立場は一緒です。
ただ、攻める側の野党や朝日・毎日新聞に問題があるのではなく、
守る側の政府・自民党に問題があると思っている点で違っていますが。

問題発覚当初にも言及してますが、
森友学園問題も加計学園問題も、その問題自体は大きくはないんです。
森友学園問題は、近畿財務局が国有地の売却先を探していた所、
森友学園が手を挙げて売却交渉を進めていたけれど、
近畿財務局が交渉相手の信頼性に疑問を持ったことで一旦暗礁に乗り上げるも、
森友学園側が安倍昭恵夫人の名誉校長等を説得材料に使い出して、
終いには夫人付秘書官からの問い合わせの影響があったのか否か、
財務省理財局が積極的に売却を進めるように指示し、
近畿財務局は渋々と進めていった結果、格安の値引き販売となり、
財務省はこの事実を隠していたものの、後日露見することとなり、
問題終息のためにあれやこれやで隠ぺい工作を図った結果、改ざん等になった話。

結局、問題なのは不当な8億円の値引きであり、
そこに安倍昭恵名誉校長という肩書が利用されたのは間違いありません。
財務省が過剰に忖度した結果が森友学園問題の実態で、
政府が「忖度」を否定してしまったからおかしなことになったわけです。
さっさと忖度を認めて、8億円の値引きは不当として関係者を処分していれば、
こんな大事にはならんかったわけです。


加計学園問題は、獣医学部開設を望んだ加計理事長が、
安倍総理に相談を持ち掛けたのが発端なのは、もう間違いないでしょう。
安倍総理が再三説明しているように構造改革特区時代にはいずれも不可、
民主党政権時代に岡山戦局の江田五月議員らを中心に前進し始めるも、
当時は「加計学園」にネームバリューがなかったのか、
愛媛県とタッグを組んだ加計学園は相手にしてもらえませんでした。
しかし、安倍政権になって国家戦略特区に名前を変え、
愛媛県が事業者を募集するという形で進めたところ話が進展し、
途中で京都府と京都産業大が立候補するという誤算があったものの、
そこを地域性や開学の時期を区切ったりしてシャットアウト、
無事に愛媛県で決まり、予定調和で加計学園が事業主体に選ばれたという話。

結局、問題なのは京都府と京都産業大のタッグを締め出したことです。
友達からの要請であれ何であれ、獣医学部の開設という方針が決まったのであれば、
友達だけを優遇するのではなく、他の希望者も平等に取り扱うべきです。
それが審査の結果でどちらかを選ぶのではなく、
立候補基準そのものを厳しくすることで、候補者を締め出した、そこが問題です。
だから「加計ありき」、加計理事長のための獣医学部新設だった、
と非難されるのはそこが最大の理由です。

そこは行政的手続き的な問題ですが、もう一つ問題なのは安倍総理の収賄疑惑です。
本当に加計理事長のお願いだけで進めていたのならば道義的責任に止まりますが、
加計理事長とは会食・ゴルフと何度も行っているわけで、
仮にそこで「おごってもらった」ことがあれば、収賄の可能性が生まれます。
善意で進めようが何だろうが、そこに金銭が絡んでしまえば「賄賂」です。
その認識を欠いていた安倍総理は明らかに軽率ですし、
そこが森友学園問題とは違い、ベールに包み隠されている理由でしょう。
ただ、それを証明することは難しいので、
とぼけようと思えばとぼけられたと思うのですが…
「常に割り勘。金銭のやり取りは一切なかった」と言えばいいのに、
それが言えないのは、常日頃から奢る・奢られるをやってたからでしょう。
政治家として致命的なほどに金銭感覚がルーズすぎ。


まとめれば、森友学園問題は財務省という行政の問題、
加計学園問題は安倍総理の金銭感覚のルーズさという個人的問題に行きつきます。
早期に一連の問題の不手際を認めた上で、
財務省関係者の処分、不適切な交際の謝罪をしていれば、
安倍総理の首をかける必要性もなかったはずです。
それが「全てでたらめだ」と批判へのゼロ解答、
批判は許さないという安倍政権の姿勢が、嘘と虚勢で問題を固めてしまい、
森友・加計学園問題を実態よりも大きくしてしまったと言えましょう。

菅官房長官の口癖である「~という批判はあたらない」「全く問題ない」、
政権批判に対してはゼロ解答、批判材料も一切与えないという強硬姿勢、
それが安倍政権前半にはマスコミ批判の封じ込めという形で成功しましたが、
安倍政権後半には嘘と虚飾にまみれてマスコミの批判の槍玉になったわけです。
安倍政権になってから「アベノミクス」「特定秘密保護法」「安保法制」等々、
批判の材料は多くありましたが、どれも専門的で分りづらかったものの、
それが森友・加計学園問題を発端とする数々の不祥事、
その極めつけの財務省事務次官のセクハラ問題と、
国民から見て分かりやすい方向に転んだことが今の転落を招いたように思えます。

この問題を大きくしてしまったのは、
独断専行で野党を無視した安倍政権の驕りであり、
相も変わらず野党との協調路線を進められないようでは、
この問題が終息することはありえないと言えましょう。
また、こんな簡単な話も説明できず、野党との協調もできない安倍政権が、
さらに難しい話である北朝鮮問題等の外交を議論できるのかどうか、
とても国会論戦に耐えられるものになるとは思えません。
安倍政権が国民と国会を軽視して、議論を軽んじている以上は、
どんな簡単な話も、どんな難しい話をしても、無駄と言わざるを得ません。

(国民の生活実態を)見ザル、
(問題の一番大事な点を)言わザル、
(国民・野党の批判を)聞かザル。

それが安倍政権の本質です。


◆ニュースネタ 財務省セクハラ問題 一言多い麻生財務大臣
「役所に対して品位を傷つけたということで処分した」
前回はさらっと流してしまいましたが、
つまり、セクハラで処分したというわけではない、ということですよね?
セクハラ罪がないからセクハラで処分できないというのはおかしく、
実際に品位罪なんてないのに、品位を傷つけたとして処分しているわけで…
財務省の調査でセクハラの認定をしたのだから、
セクハラで処分するのが当然だと思うんですが… どういう頭してんの?

それでいて追加の調査や処分を行わないって…
福田元事務次官が実際に裁判を起こすのかは分かりませんが、
起こしたら結果を待って追加処分を行えば良いし、
起こさないのなら、期間を区切って訴訟意思を再確認した上で、
裁判を起こさないのならセクハラを事実上認めたことで追加処分すれば良い。
その際に、福田元事務次官の謝罪会見は必要不可欠だと思いますが。

というか、財務省の品位を傷つけておきながら、謝罪会見なしでいいの?
福田元事務次官に一番こけにされてるのは、財務省ってオチじゃねぇのか?


「どの組織だって改ざんはありうる話」
それを問題起こした当事者のトップが言ったら終わりでしょ?
神戸製鋼の社長が「他の会社だって改ざんはありうる」と言ってしまったら、
袋叩きに遭うことぐらいは分かりますよね?
あなたがそれを言って非難されないとお思いですか?
え〇いから大丈夫なんですか、フーン、そうですか。

「麻生財務大臣のリーダーシップで~」財務省の問題解決が図られるわけがない。
こんなんリーダーシップで反論封じて、隠ぺいするだけじゃねぇか。
これは完全に野党の方が正しい。
麻生財務大臣が辞めない限り、問題の徹底調査なんて、できるわけもない。


◆プロ野球ネタ 台風の目になりそうなオリックスを支える山本由伸投手
まぁ、なんつーか、衝撃的でしたよね~
それまでも「オリックスに粋のいい若手がいる」とは聞いてましたが、
正直「期待の若手」程度の認識で、ここまで凄い投手だとは思いませんでした。

やはり山本投手を有名にしたのは、5月1日の埼玉西武戦ですよね。
最速154キロのストレートに140キロ台後半のカットボール。
「オリエンタルエクスプレス」として名をはせた郭太源を彷彿とさせます。
それでいてフォークもありと… 高卒2年目と思えない完成度。
宮崎県の都城高校からドラフト4位で入団するなど、
全国的には無名の部類で、そこまで騒がれなかったと記憶しています。

他にもオリックスには大卒2年目の黒木投手(当時ドラフト2位)もいて、
150キロを超えるストレートをバンバン投げてきますし、
守護神の増井投手を含めたリリーフ3枚はかなり強力。

先発陣では新外国人投手のアルバース投手が安定してますし、
打線が安定して来れば、かなり怖い存在になることは間違いないです。
現時点では埼玉西武が首位を快走していますが、
ウルフ・菊池雄星投手の離脱は正直痛く、
交流戦前・交流戦の期間を5割ぐらいでやり過ごしながら、
夏場に再度エンジンを踏む展開にしたいところです。
最終的には、西武・SB・オリックスの3強になりそうな雰囲気ですね。

2018年05月07日

夜中の決断と病人の戯言を信じてはいけない

夜は物思いにふけるには良い時間だ。
だけど、夜に物事の大事な決断をしてはいけない。
夜は思考が悲観的になりがちで、極端に走りやすいからだ。

病人の一言は、健康な時では思いつきもしない視点を教えてくれる。
だけど、病人の戯言をそのまま信じてはいけない。
病気の時は心が弱りがちで悲観的な結論を生みやすいし、
そもそも、それが病人の真意とは限らないからだ
(弱気な結論を敢えて否定してもらいたい場合もあり得る)。


世間を騒がせていたTOKIOの山口達也の辞表が受理されたそうです。
果たして彼らの決断が「まともな」状態で判断されたものだったのか、
先日のTOKIO4人の記者会見を見ていると、
とでもまともな精神状態には見えませんでした<特に感情的過ぎた松岡
朝のMC番組で心境を吐露せざるを得なかった国分が一番冷静で、
これだけ短期間のうちに心の整理が本当にできたとは思えません。
自分には上に書いたような、「誤った判断をしがちなケース」に
当てはまっているようにしか思えんのですわ…

先日の会見で松岡が「TOKIOが甘えの構造になっていたのなら~」と
言っていて、実際に自分もその点は多少なりともあったとは思いますが、
逆に言えば、「甘え」というのは完全に取り攫って良いのか?とも思います。
家族や仲間、人間が群れるという行為が「甘え」というのならば、
人間の社会構造は全てが否定されてしまいます。
完全に自主独立した存在ならば、そもそも群れる必要性がありません。
群れることが「甘え」でしかないのならば、人間社会は成り立たないわけです。
ある程度の「甘え」を許容しながら、全体として前に進むことに、
集団の意義があるわけで、「甘え」を完全に捨て去ることが正義とは思えません。

今後、ジャニーズ事務所が山口達也氏の更生にどう関わるのかは分かりませんが、
仮に復帰までの青写真が描けているのならば、特に問題はないと思います。
逆に全く青写真が描けておらず、
TOKIOのメンバーに山口達也氏の現状を質問することが「タブー」にされるなら、
まさに「臭いものに蓋」、
財務省のセクハラ騒動同様に事件を放り出したと見做されかねません。

TOKIOはメンバーの絆を重要視してたからこそ、
リーダーの城島が「1人メンバーが抜けるようなことがあれば、
芸能界から足を洗うという覚悟」を示していたのでしょうし、
だからこそ福島の復興のシンボルにもあり得たのだと思います。
「5人のメンバーの絆」を大事にしてたからこそ、今があるわけで、
絆を捨て去った4人のTOKIOが受け入れられることは難しいでしょう。
山口達也氏との絆を「無かった」ことにすることはできません。
それはもう「TOKIO」という存在との矛盾が生じてしまう、
いずれ解散に至るのは必定でしょう。

逆に敢えて逃げずに、メンバー外になっても山口達也氏との絆を変わらないことを
アピールすることができれば、さらに深い意味での福島復興にシンボルになります。
原発事故によって散り散りになってしまった福島の人々、
それでも「絆は変わらない」と本当の意味でアピールすることができます。
敢えて目を瞑らず、耳を塞がず、口をつむがず、
否定せずにそのままの絆をあり続けることで、
4人でもTOKIOはTOKIOであり続けることができると思います。

山口達也氏に関しては謝罪と更生が第一ですが、
全てが終わったら、芸能界復帰ではなく、福島で農業すれば良いんじゃないかと。
むしろ、それが真のTOKIOの完成に近づくかもしれません。
TV番組だとか、芸能人としてのイメージだとか、ボランティア的な活動でも、
「芸能人」という大人の事情がもたらす色眼鏡から脱することはできません。
芸能人という殻から脱したからこそ、できる活動があると思います。

山口達也氏が芸能人としてTOKIOに復帰することは難しいでしょうが、
TOKIOでやってきた活動を嘘にしないためにも、
今まで行ってきたTOKIOとしての活動を通じて、
新しいTOKIOの絆を私達に見せて欲しいと思います。

今回の事件と騒動を「無かった」ことにするのではなく、
今回の事件があったからこそ、各々活動が充実したと振り替えられるように、
道は違えども、各々の「TOKIO」の道を作っていって欲しいと願います。


◆セクハラ事件に思う 「戦う難しさと戦った後の難しさ」(上記執筆前)
財務省事務次官のセクハラ問題は、セクハラと戦う難しさを露わにし、
TOKIO山口達也の強制わいせつの問題では、
戦った後の収拾の難しさを露わにしたように思えます。

前者のセクハラ事務次官に関しては、もはや言うまでもないでしょうが、
女性がセクハラ被害を訴えることの難しさ、
記者という「相手にお願いする立場」の弱さ、
取材対象からの多少の行為は目を瞑らざるを得ない報道機関の弱さ、
報道されても権力で押しつぶそうとする政府・行政機関の汚さ、
被害者なのに「ハニートラップ」などと揶揄される傍観者の恐ろしさ…
セクハラ被害と戦うことの難しさを端的に表した事件です。
(というか、まだセクハラ事務次官は認めてないし、謝罪もないし…
 辞任を認めてから、調査結果を出してこれ以上の調査はないって…卑怯な)

後者の強制わいせつの事件では、
被害者側の想定以上に大事になってしまった雰囲気があります。
そもそも、発端となったNHKの報道において、被害者側の意思はあったのか?
既に報道当時から示談は成立していたと思われますし、
被害者側が事件を公にするメリットがあったのかどうかは疑問の残る所。
実際の所はどうだったのかは分かりませんが、
週刊誌等に感づかれたことで、発端となった番組を抱えていたNHKが
先に報道して番組を強制終了することで、責任を逃れた可能性もあります。
事実はどうだったのかは分かりませんが、いずれにせよ、
被害者の処分感情等の意思は全く報道されることなく、
マスコミの不祥事叩きばかりが先行して、事態が大きくなり過ぎました。
果ては山口達也の解雇、TOKIOの解散など、
被害者側としても思ってもいなかった事態にまで転び始めており、
逆にTOKIOファンから被害者に向けられる目が厳しくなる可能性もあります。

戦う上で問題になるのは、被害者側の勝利ラインをどこに設定していたのか。
前者の場合は、最初から「事務次官に相応しくない」という一点にあったので、
「事務次官の辞任」という一応の成果は得ることができました。
勿論、現時点で「謝罪の意思」がない点では不満足な成果でもありますが。
一方の後者の場合は、勝利ラインをどこに設定していたのかが分かりません。
「加害者の謝罪」で十分なのであれば、事件を公にする必要はありませんでしたし、
「事件後もTVで出演してるのは我慢ならん」ならば、一応の成果はありましたが、
事態はそこよりも悪化しているのは間違いありません。

勝ち取りたい「利益」をどこに設定するのか、
そこを誤ると事態は悪い方へ悪い方へ転がっていく例のように思えました…

というか、TOKIO事件での記者の「隠ぺいではないか?」という質問自体が、
この問題で被害者側を置き去りにしている証拠でもあったりするんですよね…
マスコミが騒ぎたかっただけのような気が…


◆ニュースネタ セクハラ事務次官の事態の収拾方法
セクハラ罪がないというのは理解できますが…それでいいのか?
女性記者に対する威力業務妨害罪の可能性はあるように思えますが。
セクハラ事務次官が女性記者に対してした失礼なセクハラ行動、
財務省と麻生財務大臣がした強圧的なセクハラ調査方法、
今後、その女性記者は政治系の取材活動はできないことが予想され、
十分罪に問えるように思えるのですが、いかが?

麻生財務大臣は「前次官の人権なども考えないといけない」と言ってますが、
財務省の最終報告はそれを踏まえたものと言えるのでしょうか?
結論的には状況証拠が揃っていて、前次官の証言はそれを覆すものではないので、
セクハラはあったと認識しているということなのですが、
その前次官の証言・主張がないのは人権が保護されてると言えるのか。
今後、前次官がセクハラ報道を争う上では、
この財務省の最終報告書も不当だと言わなければならないわけで、
本当に前次官の人権に配慮されたものだとは、とても思えないわけですが。

もっとも、前次官の裁判発言は明らかな「脅し」で、
実際に裁判をやるなんて恥の上塗りはしないと思いますが…
それだけに、今後謝罪の機会もないというのは気持ち悪くて仕方がない。

結局、国民の意識からはセクハラ次官は忘れ去られ、
財務省の見せたセクハラ問題に疎い古い体質のみが記憶に残り、
そして、この問題に一向に関わろうとしなかった安倍総理の消極的姿勢、
「女性活躍」が嘘っぱちであることだけを印象付けることになっちゃいそうです。
野党はセクハラ問題に対して積極的に追及していきなさい。


◆ニュースネタ 柳瀬氏の証言変更で野党が審議復帰か
以前も触れましたが、参考人招致では昨年の焼き直しになるだけなので無駄でしたが、
柳瀬氏が「愛媛県の職員と会ったことは認める」姿勢に転じたため、
全く同じにはならなくなったことで、妥協ポイントができた感じでしょうね。
…もっとも、防衛ラインが変わっただけでしょうが。
「首相案件とは言った記憶がない」とか、
「加計理事長と安倍総理の関係等の話は記憶にない」だとか…
せめてボケ老人っぷりをアピールして、さっさと退官していただきましょう(苦笑)

野党の審議拒否に関しては色々と言われてましたが…
まぁ、なんつーか、学級会より酷いですからね…
先生が(自分で作成していない)遠足のしおりを配って、
そこに「おやつは500円まで」と書かれているのを児童が見て、
「バナナはおやつに入りますか?」
「500円は税込みですか? 税抜きですか?」
「友達と合わせた金額でお菓子を買っても良いですか?」等々、
色々な質問をしたとしても、
「しおりに書いてある通りで、おやつは500円までです」としか答えない。
その意味は「下手な許可を与えたことで、後で責任問題になりたくない」ため。
それって議論として成り立ってんの?

今やマスコミが報道する国会風景は「わりとマシな絵」に過ぎず、
実際の国会は与野党の議論が全く噛み合っていません。
政府は与党の質問に対しては、過剰に積極的に(自己主張強く)答えるも、
野党の質問に対しては、同じ返答を長々と行う質問時間テロ戦術…
全く議論になっておらず、少なくとも話し合う意識のある
学級会の方が100倍マシという有様です。

国民の声は与党だけにあるわけではないのですから、
野党の質問に対しても、国民の声だとして真摯に答える姿勢を見せて欲しいです。


◆ニュースネタ 期待薄い「国民民主党」
真摯な姿勢が足りないのは、『民進党』も一緒か…
共産党や公明党が組むメリットはどこにあんの?
自分達は政権を取りに行く政党だから配慮して貰えて当然と言うのか?
そんな自民党と変わらない高飛車な政党に誰が協力するのか、いるわけないでしょ。

希望の党との合併話や立憲民主党の合流がならなかった背景に、
具体的に何があるのかは分かりませんが、
『民進党』が我を捨てられなかったのは確かだと思います。
我々が本家本元の中道政党『民進党』だという驕りがある。
昨年秋に二大政党制実現のために『民進党』の看板を捨てたのとは大違い。
『民進党』の看板にしがみついて、ここが中心だと叫ぶことの何と滑稽なことか。
昨年の選挙の勝者は間違いなく立憲民主党であり、民進党ではない。

結果、生まれるのは連合の支援だけを集めた『連合党』。
連合に拘ったから内紛続きでゴタゴタになったのに、本当に懲りない。
連合から精神的に独立したからこそ、立憲民主党は無党派層に食い込めたわけで、
ここでゴリゴリの連合党を作ったところで、
無党派層の支持を得られると本当に思っているのでしょうか?
どう考えても無残に座礁するのが目に見えてるのに…
その時に立憲民主党に頭を下げて、入れてもらえるのかどうか。
もうそこまで考えておいた方が良いと思いますよ?


◆プロ野球ネタ イチロー選手が事実上の引退?
まぁ、そういうことなんでしょうが…
試合に出ずに練習だけ、しかもコーチとしてベンチに入ることもない…
正直、この処遇に耐えられる選手は、余程の精神力の持ち主じゃないと無理です。

例えるなら、一昔前のリストラ時に行われた「窓際族」みたいな感じ?
いつも通りに会社に出社しても、仕事はなく、
日がな窓から外を眺める日々…
イチロー選手の給料が選手としてのものなのか、コーチとしてのものなのか、
球団職員としてのものなのか、どうなるかは分かりませんが、
「給料泥棒!」と叫ばれかねないプレッシャーと戦うのは容易ではなく、
自主退職に追い込む手法としてよく行われてきました。

ポジティブに言えば、現役が繋がったと言えますが、
ネガティブに言えば、飼い殺しとも言える、
怪我をしているわけでもないのにこの処遇は辛いものがあります。

ただ、そこは並の選手ではないイチロー選手のことですから、
「試合のための練習」「準備としての練習」を
我々が思いつかないような「新たな練習方法」として昇華し、
モチベーションを損なわずに来期以降へと繋いでくれると思いたいです。

来年の日本での開幕戦が引退興行とならないように、
イチロー選手には選手であり続けて欲しいですね。

2018年05月02日

「言いたいだけちゃうか?(笑)」

…という伝統的なツッコミさえも死語になったのだろうか…

TOKIOの山口達也の強制わいせつ騒動、
TOKIOのメンバーとジャニーズ事務所の先輩に関しては、
コメントを出さなければならない立場、
「言わなければならない人達」なわけで、
彼らが厳しいコメントを出すことはよく分かります。

問題はそれ以外の芸能人のコメントなわけで…
彼らは「言う必要がない人達」ですよね?
まさに「言いたいだけの人達」。
仮にコメントを求められたとすれば、
「他人様のことをとやかく言える立場でもないんでね。
 本人なりにしっかりと反省して、被害者に許しを請う、
 それからの話ではないですか?」
ぐらいにサラっと流すのが謙虚な日本人の美徳だったはず。

それがいつから偉そうに「謝罪を感じない」だとか、
「甘い」だとか散々言うようになったのか。
それはもうネット民と変わらない。
「言いたいだけちゃうか?(笑)」というツッコミを入れざるを得ません。

その話をわざわざする必要があるのか否か?
日本人は常にそれを気にかけて生きてきたはずです。
そんなところが「曖昧な日本人」「NOと言えない日本人」でもあったのですが、
今や慎重な答弁をしていた官僚でさえ、嘘塗れの断言否定を繰り返す始末。
その話、「言う必要がありますか?」「言いたいだけちゃいますか?」、
ネット社会の今だからこそ、それを常に心に留めて欲しいです。

自分にとって政治の話は「言う必要がある話」、
野球やゲームは趣味の領域なのでまさに「言いたいだけの話」ですね(笑)


◆芸能ネタ TOKIOの4人のメンバーが記者会見~結論は持ち越し~
どういう結論を出すのか注目していましたが…
結局、結論は持ち越し。まぁ、そらそうだわな…
今回の問題の決定権を持つのは、被害者と被害者家族ですから。
「もう山口達也なんか見たくない」と思えば芸能界復帰はなくなりますし、
「TOKIOというグループも見たくない」と思えば解散必至ですし、
「TOKIOのメンバーの顔も見たくない」と思えば活動自粛せざるを得ない。
論理的には彼女の胸三寸であるものの、
彼女の真意はジャニーズ側に伝わっていない雰囲気。
それを外野がとやかく言ってしまうから、
ファンや視聴者の許しも必要と誤信してしまう。
感情的にはTOKIOを存続させたい気持ちと、責任を取らなければならない気持ち、
またTOKIOが解散することが真に責任を果たすことになるのかも未知数で、
どんなに悩んだところで結論なんて出るものではありません。

問題は訴えた被害者と被害者家族がここまでの展開になることを望んでいたのかな?と。
正直ここまで日本中を揺れ動かす大ニュースになるとは思ってなかったでしょう。
今やTOKIOの生殺与奪の権利は彼女達が握っているわけで、
そのボタンを押す・押さないの決定をすること自体が恐怖ですよ。
彼女にとっては核ミサイルのボタンを押すかを決定する程の重大な決定です。
果たして、その覚悟をもって事件を公にしたかというと…とてもそうは思えない。
彼女と彼女の家族が取った行動は当然のことですが、
その結果がここまで大きくなってしまったのは誤算でしょう。
あまりにも取った行動と及ぼした結果が乖離し過ぎて現実感がない。

もし、自身の取った行動に恐怖を覚えているのなら、
そのボタンは押さない方が楽なのは間違いありません。
今は悲しみや怒りで押してしまいそうになりますが、
押した後、猛烈に後悔しかねません。
でも、後悔したところでもう元には戻せないんです。
今の状況を元に戻すこともできない。彼女は決めることを強いられている。
その立場からはもう逃げられません。

TOKIOが解散して責任を取るのは、ある意味で簡単なことかもしれません。
でもそれは被害者に「TOKIOを解散に追い込んだ女性」という十字架を背負わせかねない。
仮に被害者の情報が徹底的に隠されたとしても、彼女自身はそれを知っている、
その十字架からは一生逃げられなくなってしまい、
強制わいせつ事件以上の心の傷を産みかねません。
これだけ大きい十字架を背負わせてしまったのは、
加害者である山口達也はもちろんのこと、影響を十分考慮しなかった被害者側弁護士、
それを傍観しながら好き勝手言ってしまったメディアや視聴者にあるのは間違いないです。

仮に彼女が芸能界への興味が捨てきれないのならば、方法が1つだけあります。
TOKIOのマネージャーなり付き人をすることです。
表面的なことではないTOKIO全員の人となりを知ること、
それが事件を許すための唯一の方法です。
知らなければ何も判断できません。
それは被害者も加害者も同じ。相手を知ることでしか許す・許さないを決められないんです。
被害者自身とその家族がその結論に至れるかどうか、
この問題の肯定的解決法はそれしかありません。

もし彼女が芸能界に興味をなくしてしまい、他人も信じられずに引き籠る道を選ぶなら…
そこはもう破壊という代償で償う他になくなります。
TOKIOの解散は勿論のこと、山口達也や他メンバーの仕事も事実上不可能でしょう。

できることならば、悲劇的な結末に至るよりも、明るい結末に至ることを期待したいです。
いずれにせよ、山口達也のアルコール断ち・治療・更生・謝罪が大前提ではありますが…


◆政治ネタ 日朝交渉は可能なのか否か?
先日の南北首脳会談で、北朝鮮側が「いつでも対話の用意がある」と発言したそうですが…
その言葉の意味がどういう意味なのかはちょっと分かりかねます。
「いつでも対話の用意がある。日本から求めがあれば交渉しましょう」
「いつでも対話の用意がある。ただし、米朝交渉が成功した後だ」
「いつでも対話の用意がある。ただ、用意がないのは日本の方ではないか」
「いつでも対話の用意がある。ただし、安倍政権との対話は行わない」
「いつでも対話の用意がある。解決済みの拉致問題を蒸し返さない限りは」

……
………最初の以外はどれも可能性がありそうなんですよねぇ…
少なくとも無条件に対話の窓口を開いているとは思えない。
もっとも、対話の窓口を開いていないのは安倍政権も同じだと思いますが。

現時点で北朝鮮が日本と交渉するメリットはまるでないです。
小泉政権時のように核問題に(実質)先行して拉致問題の解決を図ることは不可能。
日本が拉致問題の解決を求めれば、
北朝鮮は戦後補償・慰安婦・徴用工問題を取り上げてくるでしょうし、
相互に硬化して交渉が暗礁に乗り上げることはほぼ確実です。
日本と北朝鮮が同時並行で行うとなれば、
日本は実質的に北朝鮮に経済援助をすることになるので、
核廃絶を巡る国際的な外交圧力を自ら破ることになってしまいます。

これが昨年の時点なら、韓国・アメリカ・中国との対話がなかった時なら、
拉致問題という餌で日本を吊り上げ、国際的包囲網に穴を開ける利点もありましたが、
日本はそれを嫌ったために、交渉にも結びつきませんでした。
一方の韓国は平昌五輪という餌に喰いついたものの、
ギリギリ国際的包囲網に穴を開けることなく(正直評価が分かれる所でしょうが)、
ここまで交渉を繋いでいるという意味では、よくやっていると思います。
どちらが正しかったのかは結果を見てみないことには分かりませんが、
日本は圧力が手段ではなく目的化してしまった印象を受けます。
日本は「圧力によって交渉に結び付けたかった」のか、
「戦争をしたいだけor国難を煽って戦時体制を作りたいだけ」なのか、
今となっては圧力の末に安倍政権が目指したものが何だったのかさえ、分かりません。

トランプ大統領は前者だと思っていたから、北朝鮮が核放棄を示唆した時に、
「シンゾー、グッドニュースだ!」と安倍総理に電話をかけたわけで、
そこで「また騙されるかもしれない」と空気を読めずに言っちゃう辺りは、
後者が目的だったと見做されても仕方がないと思います。、
明らかに圧力の出口戦略を持っていなかったように思えてなりません。

安倍政権の外交面は高く評価されてきましたが、最近はそれも危うくなっています。
アメリカが鉄鋼の輸入制限を決めた時に、日本政府や安倍支持者は何と言っていたか?
「日本は安全保障上の危険性がないから、外れるだろう」
「安倍総理とトランプ大統領の仲なら、すぐに外してもらえる」
事実はそうなりましたか? こんな結末、誰だって分かりましたよ。
トランプ大統領は「商人」なのであって、
「友達」だからという理由で無料にしてくれるわけないんですよ。
あなたが「友達」の加計理事長に便宜を図ってあげたように、
トランプ大統領が「友達」の安倍総理に便宜を図ってくれることはあり得ないんですよ?
商人は「友達」だからという理由で、高性能の武器を売ってくれるかもしれませんが、
それは適正価格よりもむしろ高い価格で売るに過ぎないんです。それが商人です。
「友達」だから無料で何かしてくれると思ってるのは、
あなたが「友達」にそうしてきたからに他なりません。
そんなことは他の誰でも知っていること。
識者も分かって言ってることを恥ずかしく思え。

そう考えていくと、やはり安倍政権の罪は大きく、
日朝交渉を行う上で、安倍政権が行ってきた圧力姿勢は致命傷になりかねません。
日本が外交的に乗り遅れたことを認め、次期政権が方針を転換すれば、
拉致問題の解決は不可能ではないと思われます。
というか、それしか方法はないんですよ。完全に詰んでる。

北朝鮮の最終目的である「経済援助」を諸外国から受けるためには、
核放棄もそうですが、西欧的には人権問題の方がネックになる可能性があります。
北朝鮮が無事に核放棄と半島の平和を実現できても、
拉致問題を始めとする人権問題に何らかの取り組む姿勢を見せなければ、
北朝鮮の望む経済援助は十分に得られないと思われます。
つまり、現状では核放棄先行、拉致問題の解決はその後にならざるを得ないでしょう。


◆ニュースネタ 9日に東京で日・中・韓が三者協議
「蚊帳の外」という批判をかわしたいのでしょうが…
こればかりは実際にやってみないことにはなぁ…
でもアメリカに声をかけなくて良かったんですか?
事実上の1対2の構図ですよ?
それとも外交方針を転換するんですか?

日本側がどういう目論見で開くのかは分かりませんが、
韓国と中国が応じたのは、間違いなく「制裁の一部緩和」でしょう。
米朝交渉が成功した場合に、北朝鮮に和平の方向性は間違ってないと確認させるために、
人道支援を目的とした制裁の緩和が議題に上るのは間違いありません。
そこを先手を打って、口うるさい日本を言いくるめておこうということでしょう。

そうなることは明らかなわけですから、
日本側として制裁の一部緩和に方針を転換する準備があるのかどうか、
それとも中国と韓国を説得するだけの、北朝鮮が裏切る証拠を突き付けられるのか…
現段階ではどちらも考えづらいだけに、
本当に大丈夫なのかという心配しかありませんねぇ…

2018年04月28日

板門天宣言

韓国と北朝鮮との首脳会談が行われ、
朝鮮戦争の終戦と朝鮮半島の非核化を目指す『板門天宣言』が採択されました。
極東アジアで唯一残されていた冷戦構造の名残である、
朝鮮戦争による分断が解決の方向に歩みだしたという意味では、
歴史的偉業であることは間違いなく、後世にも評価される事案と言えます。

もっとも、実際は米朝首脳会談に向けた『地ならし)的な意味が強く、
全体としての方向性を定めた『原則論』に過ぎない面もあります。
宣言の中身は大方の予想通りで、
朝鮮戦争の終戦も当事国だけでは決められず、
アメリカと中国の意向に影響されやすいことは明らか、
朝鮮半島の非核化にしても具体的な中身は触れられておらず、
北朝鮮としてはアメリカに対して切るべきカードだという姿勢は明らか、
ある種の『通過儀礼』、予定調和の会談だったとも言えるでしょう。
それでも北朝鮮の外交交渉姿勢が本気だということは間違いなく、
アメリカとしても『非核化の用意がある北朝鮮』は交渉相手となり得るだけに、
米朝首脳会談に繋がる交渉結果だったことは間違いありません。

日本人拉致問題が触れられなかったことも『予定調和』に過ぎず、
韓国からすれば、他国の問題で北朝鮮の不興を買う必要もなく、
アメリカの動向と対応は当然話題に挙がったでしょうが、
日本の動向と対応を話し合うぐらいまで仲が進展したとも思えません。
そもそも、自国の問題を他国にお願いしている時点でどうかしてます。
北朝鮮側からすれば、現時点での日本の利用価値は全くなく、
昨年夏辺りに拉致問題の情報提供を突破口に北朝鮮が接触してきたのが、
ある意味で最後のチャンスだったわけで、
それを信じられなかった安倍政権のミス、これを取り返すことはもうできません。
もはや日本の求める拉致問題の解決は、
朝鮮半島の非核化を始め、全ての問題が解決した後にしか図られない気がします。

それよりも問題なのは、仮に米朝首脳会談が物別れになった場合、
北朝鮮から攻撃を受けるのは韓国ではなく、日本になったということですよ。
安倍政権は本音の所では交渉に消極的で、
米朝首脳会談が不調に終わって「そら見たことか、北朝鮮は信じられない」と
己のメンツを潰さないためにそう言いたいのかもしれませんが、
その結果は9割方戦争ですからね?
そのうち、5割ぐらいの確率で日本に核ミサイルが飛んでくるでしょう
『もう半分は化学兵器テロである確率)。
いずれにせよ、戦争の第一ターゲットは日本になりました。

北朝鮮と本気で戦争をする気があるなら、それで構わないと思いますが、
当然、東京は放射能汚染されて住めなくなりますし、
多くの人の命が奪われるのは間違いありません。
もはや我々の運命はトランプの肩に委ねられているという、
非常に危ない状態であることを認識しなければなりません。


◆ニュースネタ 財務省がセクハラを認定、福田氏を処分へ
というか、最初の調査報告の時点でこれぐらいやれたのでは?

福田氏が女性記者との会食を認めていたのなら、
状況的には週刊新潮の報道の通りだったわけで、
携帯電話の履歴等もチェックできたはず。
最初の段階で「セクハラなどなかった」ではなく、
「状況的にセクハラがあった可能性がある」と認定した上で、
被害者にも話を聞きたいという流れにできたと思われます。
そうしていれば、財務省自体には何の問題もなかったわけで、
あわよくばセクハラを揉み消そうという魂胆が見え見え、
対応が後手後手に回ったとしか思えません。

今の時点で問題なのは、福田氏が何の謝罪の意思も見せていないことです。
財務省が最初から状況的にセクハラの可能性があることを認めていれば、
福田氏の会見等をセッティングできたはずで、
最終的には本人の意思次第でしょうが、謝罪の機会もあったかもしれません。
それが事務次官を辞めた後でこういう報告書を出されたところで、
被害者側への謝罪はどうするの?となってしまいます。

最終的には被害者の女性記者の意思次第でしょうが、
一連のやり取りを赤裸々に語られても構わないというのならば、
福田氏を証人喚問に呼んで、事実関係を明らかにすることもできるでしょうし、
もしもこれ以上騒がれたくないというのならば、
参考人招致で財務省の一連の対応を正すということもできるかと思います。
野党はテレ朝を通じて女性記者の意思を確認し、
財務省の対応並びに福田元事務次官への正し、謝罪へと繋げてもらいたいです。

財務省の一連の対応の流れ
こちら
まぁ、そんな感じだと思います。何やってんだろうな~
というか、テレ朝も報道ステーション関連の圧力文書で、
現・沖縄北方担当大臣の首を飛ばせるはずなのに、何ダンマリ決め込んでんの?
もうここまで来たら徹底的に戦えよ…


◆ニュースネタ TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で記者会見
個人的には謝罪会見としてはギリギリ合格点だったかなと思います。
願わくばいずれTOKIOに復帰したいという『色気』はマイナスで、
原因となった『アルコール断ち』を宣言していればプラス評価でしたが、
そこは今後の対応として考えてもらいたい点です。
具体的な処分が明らかになった時に、
会見を開くのか書面での表明になるのか分かりませんが、
いずれにせよ、少なくとも1回は表明のチャンスがあると思うので、
そこでしっかりと触れてくれればと思います。

…まぁ、でも、再三、政治の最悪対応を見てれば、
どんな謝罪会見でもマシに見えるというものですが(苦笑)

自宅で飲酒していて、芸能関係者とはいえ、
未成年の高校生を呼んだことは不適切と言わざるを得ませんが、
最終的には被害者の処分感情次第だと思います。
被害者本人・家族に対して真摯な反省の姿勢を見せ、
将来的な芸能活動の復帰に理解を示し、抵抗感もないのならば、
それ以上、周囲が騒ぎ立てる話でもないように思えます。

それはある意味でハードルが低いように見えて、
被害者の心理的傷からすればハードルが高くもあり、
ケースバイケースなだけに、そこは黙って見守るしかないと思います。
被害者がTVに出ている姿を見て、チャンネルを変えたくなるようなら、
二度とTVに復帰することはないでしょうし、
逆に真摯に反省した姿を多くの人に見せて欲しいと願うなら、
早期にTVに復帰することもありえると思います。
そこは加害者と被害者の関係、非常に難しい関係ですが、
双方で決めることでしょう。

芸能人としての道義的な責任としては特に語ることもないです。
そこまで芸能人って性的なことを禁止させられるのか?
薬を使って強姦したとかいう話なら、芸能人云々以前に人としてアウトですが、
今回はそういう話ではないので、反応が厳し過ぎる印象もあります。
そこまで芸能人って潔白じゃないでしょ?
『できちゃった結婚』とか言ってる時点でアウトでしょ。
(まぁ、過去に山口達也もできちゃった結婚してますが(苦笑)
個人的には過ちを犯したら真摯に謝罪する姿勢を見せることの方が、
大事のように思えます。
過ちを全く犯さない人なんていないわけですから。
それで全てを奪ってしまうというのも、少し違うような気がします。

TOKIOからの脱退に関しては、他のメンバーが決めることでしょうが、
個人的にはそれをやった場合は「=TOKIOの解散」になってしまうかと。
昨年解散したSMAPと比較すると、
SMAPはSMAP花壇の中にそれぞれの花が別個に咲いてる印象で、
TOKIOはTOKIOという一つの大きな木から、
枝分かれして花が咲いている印象で、分割があり得ないぐらいに密接過ぎる。
SMAPが個を優先したのに対して、TOKIOはグループを優先した、
それ故に「やんちゃ坊主」的な位置にいた山口達也は、
いつまでも大人になれず、メンバーに迷惑をかけたとも言えるわけですが…
TOKIOであることを続けるのか否か、メンバーの結論が気になります。

個人的なことを言えば、これよりも嵐の松本潤の二股疑惑の話の方が…

2018年04月25日

セクハラ発言大臣・麻生太郎

「あいつはいつか絶対にやらかす」、みんながそう思ってました(苦笑)
財務省・事務次官のセクハラ疑惑の一連の対応を見ていて、
麻生財務大臣のセクハラに対する認識の低さが目立っていただけに、
そのうち、本人がやらかすんじゃないのかと思ってたら…コレだよ…

こちら
「はめられて訴えられたのではないかと、いろいろなご意見は世の中にいっぱいある」

これを加害者側の人間が言っちゃダメでしょう。
麻生大臣や財務省の正式な見解を述べたものではないとはいえ、明らかに余計な一言。
完全な責任転嫁、女性記者とテレビ朝日が悪いと言わんばかり。
よくこれで被害者に出てきてくれなんて言えますね?
被害者に寄り添う姿勢がまるで無い。
「セクハラなんてなかった。いいね? 納得しなかったら、もう取材受けないよ」、
そういうことですか、そうなんですか?

仮に、万が一、ハニートラップだったとしても、麻生大臣の対応はありえません。
ハニートラップが成功していたとするならば、機密情報が漏れていた可能性があります。
セクハラ自体は犯罪に問えませんが、公務員の秘密漏洩罪は間違いなく犯罪です。
それこそ軽々しく辞表を受け取るべきではありませんし、
財務省内での情報管理状況を徹底的に調べ直さなければなりません。
徹底調査の上で、情報漏洩がなかったとすれば、福田元事務次官の辞任理由が分かりません。
「マスコミが煩いから」一見まともにも聞こえますが、
仮に今回のセクハラ疑惑が全部嘘だったとすれば、嘘の報道で事務次官が辞めたことになり、
前代未聞、あってはならない悪しき前例になってしまいます。
事務次官は官僚のトップ、その省庁の顔でもあるわけですから、
国会対応・マスコミ対応をするのは当然のことで、反論があればしっかりすべきです。
あなたがまもとな反論をしたことがありますか?
全体を見ろ? 全体どころか一部分でも切り取って反論したことがありますか?
財務省内の部下がメモを取らないで官房長官に説明に行くぐらいですから、
おそらく記憶には自信があるのでしょう。
だったら、今月の取材内容の全体像をあなたが示してみたらどうですか?
酔っぱらって覚えてない? そんな状態で取材を受けて、守秘義務は大丈夫なんですか?
なんの説明もしていない。
事務次官としての仕事ができないんじゃなくて、してないんでしょ?
本当に事実に反するのであれば、徹底抗戦すべきで、職を辞すべきではありません。
マスコミの邪推による冤罪事件によって職責を追われるなんてあってはならない事例です。

逆に、簡単に辞表を受け取ったということは、その可能性がないことを意味します。
本音で言えば、財務省と麻生大臣は福田元事務次官がセクハラ発言をしたと思ってるわけで、
それこそ何の根拠をもって先の「はめられて~」発言をしたのか理解できません。
それこそ単純な批判かわし、責任転嫁としか思えず、
当該女性記者とテレビ朝日だけでなく、女性記者全体をを侮辱する発言だと言えましょう。

加害者側からハニトラ疑惑をかけられるということは、
女性記者からすれば最大の侮辱であり、
それを指示した可能性のあるテレビ朝日の名誉を棄損するものです。
福田元事務次官のセクハラとは別に、財務省と麻生大臣に対して、
侮辱罪・名誉棄損の提訴を行うべき問題です。
会見の場で絶対に言ってはならないことを麻生大臣は言ってしまったのですから、
断固とした対応を取るべきでしょう。
逆にテレ朝側がこれを否定しなければ、そういう目で見る人が増えるかもしれません。
絶対に放置しておけない問題です。

本当にハニトラだったとすれば辞任を認めるのは軽率すぎますし、
ハニトラの根拠がないのであれば、女性記者とテレビ朝日を侮辱する軽率な発言です。
これは見逃すことができません。
麻生財務大臣の任命責任・監督責任とは別に、
麻生財務大臣のセクハラ発言を追及する必要があります。


◆政治ネタ 野党の審議拒否の是非
賛否両論あろうかと思いますが、自分としては仕方ないかなと見ています。
反対意見があれば国会論戦でという正論は分かるのですが、
その国会論戦を政府・与党がまともにやろうという誠実な態度が欠片もないのは…
まともに国会が動いているなら兎も角、
ヒャッハーってな無法状態で参加しても意味ないじゃん?と思うわけでして。

今の状況で野党が審議に復帰しても、
森友学園問題は財務省が調査中と言って進展しない、
加計学園問題は柳瀬氏の参考人招致に止まるだけでなく、
出席者も昨年と同じなので単に手続きは正当であって、
首相の関与は全くなかったと言い張る通過儀礼にしかならないし、
防衛省の日報問題も暴言問題も基本的な調査が全く足りてない、
財務省のセクハラ問題も全く進展がないどころか、
辞任した福田元事務次官の説明するシナリオさえ存在しない、
ひたすら「セクハラなんてなかった」と言い訳するだけで反論にもなってない。

政府は働き方改革をやりたいようですが、
その中でも「女性の活躍」を打ち出しているわけで、
元事務次官のセクハラと、
一連の財務省・政府自民党の時代遅れのセクハラ対応を見ていると、
とても女性の社会進出を歓迎しているようには思えません。
相変わらずの「こっちにもホステス寄越してよ」と言わんばかりの、
女性を完全置物扱いした発言をする人達でまともな審議ができるの?

裁量労働制のデータそのものが杜撰で撤回せざるを得なかったように、
働き方改革をするための意識が低すぎることを
一連のセクハラ騒動は露呈してしまったわけで、
セクハラ問題の真摯な解決なくして審議入りはありえないと思います。

野党が国会に出ようが出まいが、どちらにせよ空転する杜撰な国会運営状況では、
野党が出席することによって、一連の問題を暗黙の承認をしかねず、
安易な審議復帰は誤ったメッセージを与えるだけのように思えます。
少なくとも、柳瀬氏の証人喚問、
財務省・セクハラ問題の真相解明と処分は最低の最低条件でしょう。


◆ニュースネタ 蓮池透氏が安倍総理の発言を批判
みなが思っていることでして…
「司令塔」って何なの? アメリカや韓国に指示できる立場にあんの?
それとも今の状況で直接交渉できる見込みがあんの?

この発言は拉致家族会の安倍政権に対する失望、
国民の進まない拉致問題に対する苛立ちを表す言葉であり、
安倍政権には痛烈な反省をもって受け止めてもらいたいです。


◆ニュースネタ クールジャパン事業の失敗
官が出てくると、ロクなことにならねぇ…
そもそも『クールジャパン』って何なの? その概念が何なのか分からない。
そして、それはクールジャパン事業を推進していた本人達も分からなかったのだと思う。
そりゃ失敗するわけだという必然しか感じられない。
誰か「ちーがーぅだろーーーー!」って言えなかったのかな?(苦笑)

経産省がまたもやっちまったという汚点ですね…

2018年04月21日

#YouToo

こちら

まさに目から鱗、その通りだと思いますね。
男性側から女性に対して「♯MeToo」を求めることが何とおこがましいことか。
「あなたも声をあげよう」では財務省の調査協力と何ら変わることがありません。

「♯YouToo」の精神で自らを省み、
常にセクハラではないかと自らを律していかなければなりません。
仮にセクハラ発言をしてしまったら、真摯に謝れば良いんです。
言葉が他人を傷つけてしまうことはよくあることなのですから。
私も安易に報道機関に「♯MeToo」を求めたことを反省したいです。

…しかし、それに対するコメントが酷過ぎる…
今こそ日本人が真摯にセクハラに向き合うべきだと思うのですが…情けない…


◆ニュースネタ 女性記者を『ホステス』と看做すことがそもそもの間違い
少なくとも女性記者はそれを『売り』にしようとは思っていないはず。
問題は送り込んだテレビ朝日の方で、そういう面も否定できません。
ただ、その発想で配置転換をしていってしまえば、
結局、女性は外で仕事ができなくなってしまいます。

以前、高度プロフェッショナル制度を導入した場合にも批判しましたが、
結果として高収入の専門職の労働拘束時間が増えすぎてしまい、
相対的に家事拘束時間が大きい女性が高プロを遠慮せざるを得なくなり、
女性が再び出世できない時代が来るのではないかという危惧を書きましたが、
上記のはそれと同じ発想ですよね?
女性記者を排斥しかねない危険な発想だと思います。

悪いのは「性」を切り売りしてると見做される女性側なのか、
「性」を切り売りしていると見做す男性側なのか。
答えは明らかに後者、仕事に対して「性」を持ち込む男性でしょう。
社会で活躍する女性は『ホステス』じゃないんですよ。
そんな当たり前のことにも気付かないで、
「職場に華があっていいね」とか言ってる男性が馬鹿過ぎる。
まぁ、個人的にレースクイーンまでなくすのは行き過ぎのようにも思えますが
(実際にレースクイーンをやってるのモデルの女性が多いわけですから)、
欧米はそこまで徹底しているわけですから、
『女性=ホステス』という感覚を捨て去る必要があると思います。

根本的な解決方法は「アクセスジャーナリズムを止めること」。
その通りだと思います。
個人的親交を元にしたリーク情報によるスクープでは、
取材対象との上下関係が生まれやすく、このようなセクハラ事件の温床となり、
批判的な記事を書きにくいのは間違いないです。

今日、当たり前のように読まれていた新聞が読まれなくなったのは、
各社が『エゴスクープ』にばかり走ったために、
結果として各紙が画一的な内容の事実の羅列になってしまい、
速報を載せられるネット記事の「迅速性」に勝てなくなったことが原因でしょう。
スクープの低下によって『新聞』である必要性がなくなってしまっているわけです。

今回のセクハラ事件をきっかけに、
メディアの取材体制が良い方に変わっていくことを期待したいです。


◆ニュースネタ 財務省のセクハラ・パワハラ問題
麻生財務大臣が「申し出てこないと、どうしようもない」と言い放ち、
集中砲火を浴びる結果となった財務省の調査報告ですが…
セクハラ事務次官が『言葉遊び』に興じていたという件や、
「弁護士に直接名乗り出てください」というのも衝撃的でしたが、
それ以前に調査内容の中身に最初は愕然とした記憶があります。
「あ、今回もまたやる気がないのね」と。

財務省は他に方法がなかったと寝言を言っていますが、
結局、財務省内でやったことと言えば、
セクハラ事務次官の聞き取りと関連民間企業へのヒアリングだけです。
セクハラ問題は言った・言わないになりがちなので、
当事者の言い分を確定するよりも前に、
セクハラが起こり得る状況にあったか否かを検証しなければなりません。

その意味で、セクハラ次官が女性記者と1体1で取材を受けたのか否か、
取材を受けた日時・場所はどうであったか、
セクハラ次官が女性記者を呼び出したのであれば携帯電話の履歴はどうだったのか、
そもそも財務省内で日常的にセクハラ発言があったのか否か、
女性職員への聴取は勿論のこと、男性職員にもセクハラ発言を見聞きしたことあるか等々、
セクハラの相手方の言い分を確認する前に、幾らでも調べることはあったはずです。

結果的にそれらを全て行ったのは週刊新潮側で、
状況証拠が固められている以上、セクハラ次官が幾らやっていないと叫ぼうとも、
世間の人はセクハラをやっていないとは見ることはあり得ません。
財務省の調査報告は全く内容が伴っていなかったと言えます。

それどころか、女性記者をある程度特定していたのにも関わらず、
名乗り出てくるよう求めたりしたことは、
財務省によるセクハラでありパワハラであり、
セクハラ報道潰しが目的であったとしか思えません。
それが世論の反感に火をつけ、個人の問題であったセクハラ騒動が、
財務省全体に波及してしまった理由です。

時期的にも安倍総理大臣の訪米と重なったのは政権にとって不運でした。
安倍総理は訪米前に更迭を決断していたものの、
麻生財務大臣が辞任を渋ったために、そのまま訪米するしかなかったようですが、
もしもそのまま安倍総理が日本に居たら、ここまで泥沼化することはなかったと思います。
少なくとも、麻生財務大臣よりはフェニミンな人ですからね。
自民党内ではマシな方(といっても女性保護主義者で平等主義者ではありませんが)で、
この問題がここまで泥沼化することはなかったであろうと予想します。
日米首脳会談そっちのけでセクハラ報道されたのは誤算だったんじゃないでしょうか。
この後、安倍総理がどういう決着を付けるのか、注目したいですね。


◆ニュースネタ 実り少なき日米首脳会談
その日米首脳会談ですが…懸念していた通りになってしまった印象です。
完全ゼロ回答だった貿易面の交渉はともかくとして、
日朝交渉の面では拉致問題の議題取り上げの約束を取り付け、
一応の面目躍如を遂げたと言い張るのでしょうが…

日本にとって拉致問題は平和条約の前提条件であるのに対して、
アメリカにとっての拉致問題はそうではありませんからね?
あくまでアメリカは外交カードの1つとして提示する約束はしたものの、
平和条約締結の前提条件として拉致問題があるとは言っていないわけで、
結果に結びつくかは相当疑問が残ります。
おそらく、北朝鮮に囚われているアメリカ人の返還交渉の中で触れられ、
北朝鮮側とすればアメリカ人の返還は受け入れやすい事柄と予想され、
日本人拉致問題も前向きに取り組むという灰色決着で終わり、
平和条約締結の話に影響は及ばさないように思えます。
結果としては、こちらもゼロ回答にしか思えないのですが…

今回の日米首脳会談で明らかになったのは、
やはりトランプ大統領が外交の主導権を握りたがってることでしょう。
米朝首脳会談に対しても、日本政府が思う以上に前向きで、
日本政府の建前、実りがなければ交渉にも応じないとは言ったものの、
明らかにやる気の方が勝ってますよね。
「どうだい、シンゾー。米朝首脳会談は画期的だろ? 褒めてくれよ」
というトランプ大統領の態度に対して、安倍総理は何と言ったのか?
下手な苦言で水を差したのか、
相手を立てつつも注文を忘れないしたたかさを見せたのか…
自分には前者をやっちまったとしか思えないんですがねぇ…

日米の足並みを揃えるどころか、
北朝鮮問題で不興を買ってなければ良いのですが…
仮にヨイショしてても、貿易面で一歩も譲らなかったでしょうから、
その影響はなかったと思いますが、なんとも言えない所。
どうにも隙間風が流れていた印象しかない日米首脳会談でした。
これでもう「安倍総理」である必要性はゼロになった感がありますねぇ…


◆ニュースネタ 北朝鮮が核実験停止を表明
とりあえず、日本政府はよく分からないなら黙っておいた方が良い。
今年2月からの北朝鮮の融和外交の評価がとことん的外れになってる可能性が高い。
北朝鮮は日本の報道をよく見ていますから、
そんな的外れの報道を見て、日本を嘲るように笑ってるとしか思えません。
それこそ「一喜一憂せずに事態を見守る」と言っておいた方がマシ。

今回の北朝鮮の動きは国内向けの宣伝準備だと思われます。
 ICBMが完成した⇒大国の仲間入り
 ⇒大国だからこそアメリカと直接交渉できる⇒金書記は偉大
アメリカが日米首脳会談で米朝対話に前向きな姿勢を見せたことで、
北朝鮮も米朝対話に応じる姿勢を見せた、ということでしょう。

もちろん、まだ核の廃棄をしているわけでもなく、
他にもミサイル基地があると思われますので、パフォーマンスの域は抜けませんが、
米朝対話が行われる流れが出来上がっていることは間違いないと思われます。


◆ニュースネタ 大学生が共産市議に暴行
普通にこの大学生はアホなのか?
「ひっかいたことは間違いないが、殴ってはいない」

……
………彼は暴行罪じゃなくて傷害罪で執行猶予付の実刑が欲しいのか?
自分では大学を辞めれないから、辞めさせてもらいたいとしか思えない。

暴行罪は有形力の行使なので、殴ろうがひっかこうが暴行です。
傷害罪は暴行罪の結果的加重犯と言われ、
「全治〇日という怪我・症状」の結果に対する罪なので、
皮膚をひっかいて傷を残した場合は傷害罪になります。
つまり、「傷害罪は間違いないし、暴行罪も当然ですね」となる。

……
………んー、高校生じゃあるまいし。大学生なんだかさ、さすがにねぇ…


◆ニュースネタ スルガ銀行の手口
破綻したスマートデイズと組んでたのがスルガ銀行だったということですね。
スマートデイズの経営方法自体が投資詐欺っぽく…
シェアハウス所有のローン返済とスマートデイズからの家賃収入とのバランス…
そんな長期間保証されるのなんて夢としか思えませんが…
オーナーからすれば、そこにスルガ銀行という、
一応まともな地銀が入っていることで警戒感を緩めてしまったのか…
そう考えると、スルガ銀行の犯した罪は大きいように思えます。

今後は被害者団体などの活動がさらに広がっていくでしょうし、
既にスルガ銀行の株価は下がっていますが、
今後も世論の反発は免れないはず…
なのですが、政治がそれ以上に腐ってるので、どうなることやら…

経営破たんとまでは行かないまでも、業務停止処分を受ける可能性はあるかも。
預金の退避が必要そうですな~
あとスルガの話は絶対に聞いてはダメですね(苦笑)

2018年04月20日

壊れた洗濯機

ふく田「ドラ〇も~ん! し〇ちゃんがセクハラで提訴するって言うんだ。助けてよ!」

ドラ〇「ふく田くん、ふく田くん、お風呂覗きは立派なセクハラ、犯罪だよ?」

ふく田「わざとじゃないんだよ。僕のは『ラッキースケベ』だよ(キリっ)!」

ドラ〇「結果が同じなら同じだと思うけど…仕方ないなぁ………(ゴソゴソ)
    『全自動洗濯機』~(タララッタラ~)」

ふく田「なになに、何の道具なの?」

ドラ〇「これはどんなに罪を犯しても、この『全自動洗濯機』にかければ、
    真っ白なシャツみたに真っ黒い罪を真っ白に変えてくれる道具だよ。
    これで君のセクハラの罪も真っ白さ!?」

ふく田「さすがドラ〇もん! 伊達に世界50ヶ国以上でアニメ放送されてないね!
    えーっと、この洗濯機の中に入ってボタンを押せば良いのかな。ポチっとな。
    (ブーン)
    うわ、うわ、うわ~ 目が回る~(グルグルグルグル~)
    (ポイッ)
    ぶへっ…あたた、酷いよ~ ドラ〇もん。でもこれで僕の罪も真っ白だ!」

し〇 「ふく田さん! なに! この釈明文は!
    みんなに配られてて、もう恥ずかしくて外を歩けないわ!?
    ふく田さんのバカ―っ!!!!!」

ふく田「あぁ!? し〇ちゃん、待ってよぉ~~~~
    ちょっと! ドラ〇もん。話が全く違うじゃないか!?」

ドラ〇「あれれ~ 完璧な釈明文だと思うんだけど。
   『ふく田くんにセクハラされた方が居れば、当方の顧問弁護士に直接ご連絡下さい。
    恥ずかしながら、時には女性にラッキースケベでパンツを覗いたり、
    お風呂を覗いたりしたこともありましたが、
    相手が不快に感じるようなセクハラ発言をした認識はございません』ってね。
    ふく田くんの身の潔白を証明してるよ? 逆に裁判も起こせるよ~」

ふく田「うわーん、実際にし〇ちゃんは怒ったじゃないか?
    こんなんじゃダメだったんだよぉ~~~ ドラ〇もんのバカぁぁぁ~~~~」

ドラ〇「ククク… 僕の看板を背負った局の女性社員にセクハラしておいて、
    逃げられるとは思わない事ですねェ…
    『ドーン!!!』」

…って、オチが違う作品じゃねーか!!(ツッコミどころ、そこ!?)
職人さん、ネタ動画期待してます(笑)


週刊新潮で報じられた財務省・福田事務次官にセクハラされた記者は、
テレビ朝日の女性記者であることがテレビ朝日の上司が会見を行って明らかにし、
18日夜に辞任会見を開いて潔白を表明した福田事務次官が
いけしゃあしゃあと嘘を吐いたことを明らかにしました。

セクハラされた女性記者は、記者クラブ内では特定されていたようですね。
福田事務次官がセクハラした記者が誰だか分かっていたのは勿論のこと、
財務省側もそれが分かっていながら、
あんな威圧的な文章を出したのは間違いないです。完全なるパワハラ。
おそらく、新潮に記事が載った時点で、
この女性記者は政治部で取材活動ができなくなったでしょうし、
公表しても、失うものは何もなかった、既に失ってしまった、のが実情でしょう。
全く謝罪のそぶりを見せずに、逆に「訴える」と言った福田氏に怒りを感じたでしょうし、
それが記者会見に繋がったのだと思います。

テレビ朝日が自社の記者を守れなかったことは残念ではありますが、
今後の取材活動を考えれば、報道できないというのも分からなくはありません。
新潮側に取材データを提供するなど、不適切であった可能性もありますが、
だからといって他に手段があったかと言えば難しく、
女性記者の立場もテレビ朝日の立場も、どちらも分からなくもありません。
おそらく、このような形で記者の人権が脅かされてる可能性は高いと思われます。
取材対象に暴言を吐かれることもあるでしょうし、
そもそも労働時間規制から外れてた生活を送ってることも確か。
公正な報道をするために、記者をどこまで保護するのか、
また行き過ぎた報道は何なのかは今後、国民目線で検討する必要があると思います。
政府がやるとロクなことになりませんからね…
民間の法曹団体や有識者、各種団体が自主的に協議を重ねて欲しいように思います。

…って、それでもセクハラを否定するのか、この馬鹿は。
「全体を見てくれ」なんて政治家の失言騒動みたいなことを言ってますが、
セクハラ発言は真面目な話の間に入れてもアウトですよ?
なんなの、あの脈絡のないセクハラ発言(おっぱい触っていい?)は、
サブリミナル効果みたいに、しれっと真面目な会話の中に入れておけば、
相手に分からない・問題ないとでも思ってんの? アホですか?
罰ゲームとして官能小説を読まされていたという可能性もなくはありませんが、
今どきの官能小説でもあんな下劣な内容は書かないぐらいだし(苦笑)
もはや付ける薬はありませぬ。根っからのセクハラ親父で完治の見込みなし!
財務省自体の、省庁全体のセクハラ体質・セクハラ不感症があるのは間違いないでしょう。
あなたがセクハラを否定するだけ、財務省全体、省庁全体、安倍政権全体が、
女性を見下している印象を抱かせるのが分からないのか?
もはや自爆テロ乙としか思えませぬ。

セクハラというのは森友・加計・日報問題と比べて、非常に分かりやすい。
だからこそ、致命傷になり得るわけで、安倍政権を潰した最大の功労者が、
まさかセクハラ疑惑(事実)になろうとは思いもよりませんでしたわ(苦笑)


◆ニュースネタ 女性記者の人権問題
自社社員のセクハラを明らかにしたテレビ朝日ですが…
確かに、女性記者が報道しようと願い出た時に、
『二次被害』を恐れて報道しなかった責めは受けるべきだと思いますが、
この『二次被害』の意味は、女性記者のプライバシーが晒される恐れと、
テレビ朝日全体が取材活動に支障を来しかねないという二重の意味があったように思えます。
テレビ朝日のセクハラ対応も遅きに失した感はあるものの、
今後の取材活動の喪失を覚悟してでも、最終的に会見を開いたことは評価できると思います。
今後はテレ朝1社だけでなく、他の社からの「MeToo」を期待したいところです。

上記の記事にもあるように、女性記者が取材対象からセクハラ被害を受けることは、
珍しいことではないようです。
記者はお願いする立場なので、どうしても立場が弱くなりがち。
男性記者もホステス感覚で女性記者を使っている面もあり、
闇は深いと思わざるを得ません。
多くの記者がセクハラの実態を明らかにできない中で、
果敢に公表した件の女性記者の勇気は素晴らしいと思います。

先に書いたように、問題は記者と取材対象の距離感をどう図るか。
記者としては相手の懐に飛び込まなければなりませんし、
取材対象側も記者との関係を怪しまれないよう配慮する必要があります。
双方の距離感をどう取るかは、政府主導ではなく、
民間主体で決めて行かなければならない事柄だと思います。
そのためにも、他のメディアからの「MeToo」で動きが活性化することを期待したいです。


◆ニュースネタ 新潟県知事が女性問題で辞職
30代未婚の立場としては何も言えんな… はっきり言って、気持ちは分かる。

問題は交際の始まりでしょうね。
最初に金銭を渡した上で男女関係が始まったのか、
男女関係があった後に、交通費名目でお金をせびられたのか。
前者であれば、やはり買春(女子大生って春かな? 夏だと思うが)の疑いが強く、
後者であれば、適切な男女関係とは言えないけれども、
年上の社会人男性であれば、お金を渡してもおかしくはないと思います。

女子大生側からすれば、遊びで小遣い稼ぎ感覚だったのかもしれませんが…
オジさんの立場からすれば、のぼせ上りやすいというか、
本気になっちゃう面もあったりするのでしょうね(想像ですよ?)。

有権者側の問題としては指導者にどれだけ「清廉潔白」を求めるのか。
指導者はお手本にならなければならないという面があるので、
重大な犯罪を犯している人がやるのは、やはり相応しくないと言わざるを得ません。
ただ、私生活の面でどれだけ潔白であるべきなのか。
誰だって性欲があることは間違いないので、女犯を禁じる必要もないし、
かといって、毎日乱交騒ぎの酒池肉林な生活であるのも違うし、
どの程度、潔白性を求めるのかはかなり個人差があると思います。
その程度の問題も有権者は予め考えておく必要があると思います。

自分としては… んー、ギリギリ許容できるライン。
後者なら問題ないと思いますし、前者でもギリギリかな…
公務を放ったらかして当該女性と遊び歩いてたとか、
公費を使って援助してたとかであれば、明らかにアウトですが、
私生活の限りであるならば、当人同士の問題なのでどうでもいいです。

2018年04月18日

死んだ『自由』『民主』党

自浄能力なき自由民主党…看板に偽りアリ。
「自由」な議論をする土壌もなければ、
「民主」主義の基本である官僚の行政を正すこともできず捻じ曲げるのみ。
もう「安倍新党」か「愛国心党」に名前を変えた方が良いんじゃないですかね?
第二次安倍政権になってからの劣化が酷過ぎて、批判する気力も湧かないぐらいの惨状…

別に自分は共産主義者じゃないし、
長らく日本の政治を担ってきたのは自民党なわけで、
今日までの日本を繋いできてくれたことには感謝しています。
当時は評判が良くなかった橋本政権の構造改革や、
スキャンダル続きで問題の多かった森政権時はどちらかと言えば支持してましたし、
小泉政権発足直後ぐらいまでは基本的に自民党を支持していました。
ただ、小泉政権の構造改革の実態が分かるにつれて、批判的意見が強まり、
第一次安倍政権の愛国心教育で完全に批判に転じ、
以降は中立の立場を行ったり来たりでしたが、第二次安倍政権以降は完全に批判側です。
これまでは何だかんだで自民党の方向性が修正され、
だらしない野党も何だかんだで結束して、二大政党制とは言わないまでも、
健全な政権交代が可能な時代を夢見てましたが、自民党ももうダメっぽい。
もはや失望しかありませぬ。
自民党が壊れだすと発言力が増す純ちゃんさんや、
あなたがかつて言った「自民党をぶっ壊す」、悪い意味でぶっ壊れましたよ(苦笑)


◆ニュースネタ 加計学園問題 柳瀬氏は参考人招致?
自民党はワーキンググループの八田氏と加戸前愛媛県知事を含めた
参考人招致を主張しているとか…
アホか!? アホなの? マジでアホなの? 国民をバカにしてるの?

そのメンバー、去年の参考人招致と同じメンバーじゃないですか。
柳瀬氏「記憶の限りでは、会った記憶はございません」
  ⇒「会ったかもしれませんが覚えておりません。
    また首相案件という言葉は言うはずもありません」
八田氏「審議は適正に行われ、忖度はなかった」
加戸氏「ごにょごにょ(獣医学部招致の苦労話を延々と繰り替えして時間潰し)」
結論、安倍総理の関与は否定された。忖度などなかった。

……
………やる前から自民党のシナリオなんて見え見えじゃん?

こんな茶番劇を国会で再度やる必要なんてなし。
野党は参考人招致は欠席しても構わないから、断固として柳瀬氏の証人喚問を求めるべし。
自民党の「膿を出しきる」ことへの消極性を国民にアピールすればいい。
何が膿を出しきるだよ…安倍総理自身が膿だし、自民党も膿が腐ってるじゃねーか…

柳瀬氏が嘘を吐いている可能性が高いのであれば、
同じ参考人招致をやっても意味がありません。
もっとも、証人喚問であれば真実を話してくれるという保証もなく、
真相解明に至る可能性は低いですが、
佐川氏の証人喚問のように、後から偽証の疑いが出てくる可能性もあるわけで、
証人喚問をやる意味はあると思われます。

ここで真相解明を躊躇ってるようでは、自民党は国民政党とは言えません。
「信頼回復」が言葉だけではないことを示して欲しいです。
野党抜きの参考人招致で茶番を強行しようものなら、
安倍総理の支持率だけでなく、自民党の支持率も落ちて行くことは想像に難くないでしょう。


◆政治ネタ 麻生財務大臣がまた失言
「5年前より今の方が悪いという『人』は、よほど運がなかったか、経営能力に難があるか、なにかですよ」

この『人』というのが何を指すのかが問題になるのですが…
野党の追及のおかげで実質賃金が安倍政権になってから低下していることは明らかで、
年金受給者は支給が減って物価が上がっているので悪くなっているのは確実なわけで、
麻生財務大臣が言う『人』は経営者のことであって、
労働者や年金受給者は『人』ではないということなのでしょうか?

文脈的に『人=経営者』なのは分かるのですが、『経営者=人』と表されてしまうと、
それ以外の人達のことなんて、最初から頭にないのでは?と思ってしまいます。
一般労働者や年金受給者は『人』ではないのですか。虫けらだとでも言うのですか?

政治家として自分がどこを向いているのか、それを端的に示す発言だったと思います。
要するに、普段から経営者のことしか考えてないんですよ。一般国民はアウトオブ眼中。

それに関連して安倍総理の『国民』を考えてみると、それは自身の『支持者』でしかない。
自分を批判する人は安倍総理にとっての『国民』ではない。
彼らが幾ら北朝鮮のミサイル攻撃に遭って死のうが関係ない。
自分を支持してくれる身近な『支持者』が生き残ればそれで良いと考えている。
以前にも書きましたが、安倍総理というのはヤクザの『親分』なんです。身内第一。
いや、ヤクザよりも酷いか。ヤクザは堅気(無関係な人々)が巻き込まれることを嫌うものね。
任侠も何もない空っぽなお山の大将な政治が安倍政治の根本。
だから、『支持者』に森友・加計学園問題のような優遇措置を与えるのは当たり前と思ってるし、
防衛省日報問題や厚労省の裁量労働制のデータ、文科省の問い合わせなど、
批判勢力に材料を与えることは許さないと思ってる。
偶然なんかじゃない、必然なんですよ、今起こっていることは。

◆ニュースネタ セクハラ発言の福田事務次官が辞任
最初からこうしてれば良かったのに…
今となっては潔くない。セクハラ自体は否定してるわけだから。
会見も言い訳がましく「マスコミが過剰に騒ぐから辞めるしかなくなった」と言わんばかり。
懲りてないとしか言いようがないです。

今となっては財務省の報告文書が完全に仇となってます。
「時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある。
 また、仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない。」
暗にキャバクラっぽい店に行って、Hな発言をしていることは認めてるわけです。
それなのに、今更「事実無根」と言われても、まるで説得力がありません。
そういうことを言いそうな人がそれっぽいことを言った時点でアウトだろ。

同じ与党の公明党の痛烈な批判だけでなく、自民党内からも批判の声も多く、
結果的に辞めざるを得なかったのでしょうが、それにしては時間をかけ過ぎました。
結果的に、個人のセクハラ問題を財務省が肩代わりする結果となり、
財務省が報告文書を出すことによって、
「セクハラ被害者はセクハラされたと名乗り出ろ」という新たなセクハラ行為と共に、
週刊新潮には提訴するという脅迫まがいの行為、
セクハラ被害者の記者声明を奪いかねないパワハラ行為と、
二重三重にハラスメント行為を積み重ねることになってしまいました。

財務省内のセクハラ・パワハラ行為への無頓着さを示したことは、
改ざん問題同様に、官僚全体の品位を貶める結果となり、
同じく麻生財務大臣のセクハラ行為に対する無頓着さは、
安倍政権の『一億総活躍社会』における女性の社会進出の面でも疑問を抱かせ、
女性はお茶汲みをしていれば良い、
着飾って受付でにこやかにオヤジ共の相手をしていれば良い、
キャバクラでお酌をしながらタッチを許せば良い(※お触り厳禁です)、
そういった昔ながらの男性から見た女性像を押し付けてる雰囲気を感じます。
『一億総活躍』『女性の活力』なんて嘘っぱだということが、
今回のセクハラ騒動で明らかになったように思えますね… 酷過ぎる。


◆政治ネタ 幹部自衛官が民進議員に罵声を浴びせる
「お前は国家の敵だ」と言うならば、正直分からなくもない(苦笑)
ただ、「お前は国民の敵だ」と言うのは、明らかに間違いでしょう。
実力組織である自衛隊に所属していることを相手に伝えた上で、
この言葉を吐いた時点で、あなたは「国民の敵」になったと知りなさい。
これはもう「脅迫」であり「威力業妨害罪」です。

ましてや日報問題で『文民統制』の是非が問われている時期にこれとは…
自衛官の制服を着ていなかったとはいえ、
その立場を口にして脅迫を行うことは完全に『暴走』です。
五一五・二二六事件といった文民統制をぶち壊した事件を彷彿とさせる、
立派な脅迫行為ですよ。

あなたが警察官に「お前は国民の敵だ」と呼び止められ、
何度も罵倒を受けたら、どう思いますか?
怖いですよ。それは相手が実力組織の人間だからです。

こんなことでは中国の天安門事件を笑えません。
近い将来、自衛隊が出動して国会前でデモをしている人達を皆殺しにしてもおかしくはない。
実力組織に所属しているという自覚を持って欲しいです。
こんなことでは、貴方たちは『恐怖の対象』にしかなりえません。
戦後、長年築き上げてきた「自衛隊」という国防イメージを損ないかねない大問題です。

今や「自衛隊」は完全に「軍隊」になったのだ、
そういう印象を抱かせる事件のように思えます。
防衛省ももう無理ですね。


◆政治ネタ 民進党と希望の党が新党合流?
これを望んでいるのは連合のみでしょ?
一般国民は1年前の民進党との違いが全く分かりません。
何のために希望の党へ行ったの? 完全な看板の架け替え。
沈みかけていた民進党船から逃げ出した希望の党の人達が、
完全に沈没した民進党船を引き揚げてみたところで、
『宇宙戦艦ヤマト』にはできませんよ。

この動きに乗らない立憲民主党は正しい。
勿論、感情的なしこりや主導権争いの面もあるでしょうが、
立憲民主党の成功は連合の票だけでなく、無党派層に食い込むことができたが故。
民進党の最大の欠点だった「連合頼み」から脱却できたことが大きい。
それを再度「連合頼み」になってしまえば、無党派層は離れるのみ、
安倍政権の政治が想像以上に堕落しているだけに、
政権担当能力よりも批判能力の方が重視されるのは間違いないと思います。

昨年の希望の党の失敗原因が、所謂「排除の論理」にあったとは思えません。
「排除の論理」は有権者が気づくきっかけに過ぎません。
政権を取るのは「次の次」と発言してしまったり、
石破氏や野田聖子氏ら一部の自民党議員と公明党議員にに対抗馬を立てなかったり、
出馬が取り出されていた小池都知事が立候補しなかったことが、
「政権交代を目指す」という言葉とは裏腹に、本気度を感じなかったのが理由です。
今回も立憲民主党を外して、本気で政権交代ができると思っているのか?
党の枠組みに拘るよりも、反安倍連合で『オリーブの木』のような、
緩やかな連立政権の構築を目指す方が、よっぽど建設的です。

また、旧民主党・民進党が失敗した理由は、連合の御用伺いが過ぎたことです。
政権交代を成し遂げた無党派層の支持を無視して、
中身はバラバラの連合の意見を重視してしまったために、
それぞれの支持母体によって意見がコロコロ変わる、
『決められない民主党』になってしまったのでしょう。
臨機応変と言えば聞こえはいいものの、あまりにも政策が変遷してしまうために、
「民主党の政策」という芯の通った政策が見えなくなったように思えます。

現時点で民進党・希望の党と立憲民主党とを比較すれば、
旧民主党の悪い所を引き継いでいるのが前者、
反省点を改善したのが後者、にしか思えません。
民進党と希望の党が合流したとしても、真新しさを出すことは不可能でしょうね。
また壊滅的に散って、立憲民主党に拾ってもらう未来しか見えません。


◆ニュースネタ スルガ銀行が不正融資
地元の銀行の話なのに、静岡県内では全く報道されてない…作為的なものを感じる。
少なくとも金融庁の査察が入ったのは確かで、その理由はコレだったようです。

やり口は商工中金の不正と同じ形。
融資条件を文書改ざんして融資を行い、顧客が多いように見せかけるというもの。
問題なのは商工中金の場合は税金の補助があるので、
商工中金自体のダメージは少なくて済むのに対して、
スルガ銀行の場合は不良債権を丸抱えする危険があるということでしょう。

特に将来的な不動産不況が心配されており、
既にアパート・マンション等への過剰投資が問題になっています。
現在はまだ借り手がいるから良いものの、
不動産会社のスマートデイズが破綻したように、もう曲がり角に来ています。

スルガ銀行がどのような規模で不正融資を行っていたのかは分かりませんが、
仮に大規模にやっていたとなれば、一気に不良債権化する恐れがあり、
最悪のケースも想定されます。

というか、早く預金引き揚げないと本気でマズいです(苦笑)
個人預金もそうですが、マンションの管理組合の積立金も入ってるし…
かなりヤバい話なのは間違いない…


◆野球ネタ 高校野球の「握手」は必要? 不要?
個人的にはどちらでも良いと思ってるのですが、
ただ前高野連会長の『お互い敵なのだから、選手同士が握手をするのはやめよう』という
発想はちょっと怖いかなという感じがしています。
前回の『星野君の二塁打』に関して書いたように、
前提をごっちゃにして考えてる感じがするんですよね…
高校野球ってケンカや戦争なの? スポーツじゃないんですか?

前高野連会長の理屈が通るなら、試合前の整列はどうなんでしょうか?
相手方に礼をする必要なんてありませんよね。「敵」なんだから敬意の欠片もないはず。
握手も整列も止めるというならば分かるのですが、整列だけを残す意味が分かりません。
「日本の武道は礼に始まって礼に終わる」それは形式的なものだけなのですか?
相手をしてくれる人がいるからこそ武道が成り立つ、それが「敬意」なんじゃないの?

相手に「敬意」を払うという意味で、試合前の整列・試合後の整列は素晴らしい行為ですし、
それに付随して試合後の握手を行うことは素晴らしいことだと思います。
ただ、自分が記憶している限りだと、昔に握手してたのはキャプテン同士だけだったような…
たぶんサッカー日本代表の中継が一般化して以降、
90年代に選手同士がユニフォームを交換する光景がよく見られるようになってから、
高校野球でも選手同士の接触が増えた印象があります。
そういう意味では「美しい光景」だとは思いますが、強制されてやるもんでもないですしね。

ただ、少なくともキャプテン同士は健闘を称え合う握手ぐらいはして欲しいなと思います。

(追記)
結論としては、「審判次第」らしいです。
記事の中の日大三のように、審判が急かしていると判断した場合は握手しないようです。
これはもう完全に高野連の問題。握手行為を認めるか否か。
審判の気分次第で、高校球児がマナーがなってないように見られるのは可哀そうです。
握手ぐらいは認めても良いのではと思います。
ハグして泣き出して、相手の胸で泣くような展開は行き過ぎだと思いますが(^^;

2018年04月16日

星野くんの二塁打

道徳の教材としてポピュラーだったらしいですが、自分は読んだことありませんでした。
概要
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180413-00000011-sasahi-soci
詳細
http://e-freetext.net/hoshinokun_niruida.txt

作者が何を書きたかったのか知りませんが、
この話は現在の野球論からすれば、完全に破綻してます。
2-2と同点の9回裏の攻撃、ノーアウト1塁で監督の思い付き通りに送りバントしても、
守る側からすればランナー1人返っただけでサヨナラ負けになるので、
1アウト2塁で4番打者を敬遠して併殺を取りにいくので、1アウト1・2塁になります。
性格的に併殺を怖がりそうな監督なので、たぶんこの状況でも送りバントを選択、
2アウト2・3塁にして相手のミスを期待するという消極的な采配にならざるを得ません。
1アウト1・2塁でヒッティングを選択するならば、
5番打者と3番打者の打力比較になるでしょうが、
この監督は「杉本(4番打者)に打たせる」としか言及しておらず、
作中でも本来鍵を握るはずの5番打者が全く登場してません。

結果、この場面での送りバントは「愚策」と言えます。
監督の思惑通り「杉本(4番打者)に打たせる」ためには、
星野君に三振か四球を指示する以外にありえなくなります。

おそらく作者は、明確に間違った指示でも従わなければならないという、
近畿財務局職員や加計学園や愛知教育委員会に対する文科省の対応を題材にしているわけではない、
そういう意図をもって書かれたものではないと思われますが、
それならば舞台設定を「9回裏1-2のビハインド展開」にすべき。
敢えてそうやって置き換えて読んでみれば、
正誤の判断が付かない状況で、自分の判断に従うか、監督の判断に委ねるか、
という話になってくるだろうと思われます。

まぁ、でも、それで悩むのも日本人ぐらいだと思います。
プレイヤーの直感を信じるのか、監督の作戦を重視するのかと問われれば、
アメリカ人ならほぼ100%プレイヤーの直感の方を重視するでしょう。
シーズンの長いプロスポーツならまだしも、
学生スポーツは学生がやるものですから、学生の自主性を重んじるべきだからです。
日本の学生野球は軍隊なわけではないんですから、
そもそも、そこを同一視してしまう日本人の感覚がおかしい。
学生スポーツは学生のためのスポーツなんですよ。
その当たり前の理解が日本人には足りていない。

勿論、軍隊では「統制」「運用の安定性」が重視されるため、
星野君の勝手な判断は結果論では済まされず、許されないことになります。

そういう意味では、長らく道徳の教材としてこれが用いられてきたのは、
日本人が物事を考える上で「重点」を履き違えて考えがちだということでしょう。
学生スポーツでは何を重視するのか、軍隊では何を重視するのか。
それを同じ共通項で考えていること自体に無理がある。
言わば「話の前提」を取っ払っちゃって、一色単に考えていることが問題なのです。

結論として『星野君の二塁打』の監督はありえません。
まず、論理的にもありえない、
次に、学生の自主性を無視する点でもありえない、
最終的に目的・前提を履き違えている点でもありえません。


◆政治ネタ 窮地に立つ安倍政権 訪米は支持率回復に繋がるのか?
国内的には、財務省改ざん事件を含めた森友学園問題、
柳瀬元秘書官の証言が嘘っぽい加計学園問題、
管理能力が皆無の防衛省日報問題の三重苦に加えて、
厚生労働省の裁量労働制の恣意的なデータ作成、
自民党議員の要請によって行われた文科省の問い合わせ問題といった、
5つの政府と官僚の問題が浮上して、窮地に立たされている安倍政権ですが、
得意の外交で失点を取り戻すべく、訪米に期待しているようですが…本当に大丈夫?

象徴的なのが先日の鉄鋼の輸入制限問題。
日本政府は外されるものと思っていたようですが、
結果的にはほぼ『詐欺師』呼ばわりされて輸入制限の解除ならず。
大方の見方と同じく、二国間貿易のためのディール、
さらに言えば、TPP11を強行したことに対する当てつけの面もあるでしょうが、
気になるのはトランプ政権が1年を経過して、
ティラーソン国務長官を始め、外交メンバーをガラリと変えたことです。

それまで政治経験がなかったトランプ大統領にとって外交は未知の領域だったこともあって、
自らが主導するよりは国務省を中心に任せ気味だった印象が強く、
その意味でも北朝鮮情勢に対して安倍総理に意見を聴くなど、
トランプ政権1年目の外交は「受け身」の印象が強かったです。

その結果、あまり成果をもたらさなかったと考えたのか、外交メンバーをガラっと替え、
北朝鮮問題では自ら対話に応じる姿勢を見せ、
中国との貿易摩擦に対しては鉄鋼の輸入制限等を仕掛け、
シリアで化学兵器が使われた疑いが強まると、すぐさまにミサイル攻撃と、
ここ最近はトランプ大統領が自ら主導して「攻め」の外交を見せています。

つまり、そういう意味では、もう安倍総理はティラーソン国務長官らのように、
「用済み」となった可能性も否定できません。
北朝鮮外交は俺がやるから黙っていてくれ、そう言われかねないと思います。
万が一、まだ安倍総理が外交面では自分の方に一日の長があって、
トランプ大統領に対して「こうするべきだ」みたいなことを言おうものなら、
「You are Fired!」と即座に三下り半を付けられてもおかしくありません。

そういう意味でも、このタイミングの訪米はトランプ大統領の外交スタンスを見極められず、
安倍総理が「地雷」を踏む可能性は高いように思われます。
その「地雷」を回避するためには、とんでもなくへりくだるしかない。
二国間のFTA交渉の開始を始め、アメリカの投資をさらに活発化させることや、
アメリカからさらに武器を買うことを約束したり、
北朝鮮外交は全面的にアメリカを支持するから、拉致問題も忘れずにね程度に抑える等、
日本の国益をこれでもかというぐらいに捨て去らないと成功は難しいと思われます。
つまり、会っても損しかないんですよね…

そもそも、「外交力」というのは国内の政治基盤が盤石であればこそ、
安定した政権で各国首脳に顔を覚えられてるからこそ成り立つわけで、
国内の政治基盤が危ういと見られれば、相手は容赦なく足元を見てきますよ。
それが外交です。友達付き合いじゃないんです。
加計理事長みたいに食事を奢ってくれたりしないんですよ?


その視点から国内に戻すと、各種問題が進展しない背景に、
自民党の次期政権の見通しが立ってないことも挙げられます。
仮に安倍政権がもう終わりだとなれば、
「本当の事を話して安倍政権を終わらせるから、次期政権ではよしなに」という密約も
生まれてきてもおかしくはありません。
リクルート事件が解明に結びついたのも、
そういう自民党内の政治力学が影響した点も少なからずあったように思えます。

では、安倍政権が終わったらどうなるのか。
石破政権なのか、岸田政権なのか、野田聖子政権なのか、野党連合政権なのか。
現時点ではどれも現実味がなく、決め手を欠きます。
決め手が生まれるとすれば、小泉進次郎氏が誰に与するか表明した時でしょうね。
自民党が揺れる時に小泉親子の発言権が増す、いやはや不思議なものです(苦笑)


◆ニュースネタ 財務省事務次官のセクハラ発言問題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00000071-zdn_mkt-bus_all
報道を否定すると、即罪に音声データまで出す用意周到ぶりを見せたのに、
それでもまだ否定するのか…
これで最終的に認めることになれば森友・加計と同じ流れじゃん。

セクハラ発言が本当なら、その事務次官が辞めれば済む話。
それをわざわざ財務省ぐるみで隠そうとするから傷口が広がる。
貴方達は改ざん問題が出てきた時に、何て言い訳してましたか?
「大阪地検特捜部の捜査があるので」そう言ってたじゃないですか。
それは関係者内で口裏合わせしたと取られかねないからでしょう?
これも同じじゃないですか。
その女性記者を呼び出して口裏合わせするとしか思えません。

日本ではまだまだ「セクハラを受けた」「MeToo」とはなりづらい。
「セクハラを受けた記者は名乗り出てください」これも立派なセクハラです。
事務次官だけじゃなく、財務省そのものがセクハラに加担して、どうすんの?
バカなの? アホなの? 女性の事を何だと思ってんの?
財務省改ざん事件以上に呆れると言いますか、
人としてちょっとおかしいと言わざるを得ません。
そんな当たり前の配慮もできないのですから、
国民のための仕事なんてできるわけがありません。
情けないです。


◆スポーツネタ サッカー日本代表・ハリル監督解任
自分はサッカーに詳しくないので、個人的評論は避けますが、
元日本代表のトルシエ監督と、通訳を務めたライターのダバディ氏のコラムは、
多いに頷けるところがありました。

成績不振を理由にするなら『W杯での勝利』という前提を話にしていないので不可解。
選手とのコミュニケーションの点ではメンバーが確定していない時点で議論しても無意味。
詰まる所、人気選手の本田選手や香川選手を外そうとしたから解任されたんでしょ?
結局、日本において「システム論」は通用しなかったということでしょうか。
そういう意味では個人主義というか、スター依存主義的傾向が強すぎる印象。
代表試合が多いサッカーでさえこれなんだから、
代表試合が少ない野球では言うまでもない。
「〇〇がいなかったから負けたんや!」というのはもう止めようよ。

2018年04月12日

ほほ笑みの詐欺師

国民がどう思っているのか安倍総理に進言する人はいないんですかね?
「安倍辞めろ!」コールの人達の気持ちが分からないとは…
周りはみんな『YESマン』ばかりなのか、
苦言を呈してくれる友人はいないのでしょうか?

…と思ってたら、海の向こうに本当の事を言ってくれる友人がいたじゃないですか!?
>>「安倍晋三首相と話をすると、ほほ笑んでいる。
>>『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは信じられない』という笑みだ」
本当のことを言ってくれる友人に出会えて良かったね、安倍さん(笑)
見透かした上で仲良くしてくれて、苦言も呈してくれるなんて最高だよ、ドナルド!(w

政治的手腕や各種の言動には怪しさがあるトランプ大統領ですが、
優秀な経営者らしく他人を見る目は確かだったようです。
実に的確な安倍総理評です。『ほほ笑みの詐欺師』ピッタリな称号ですね

今の安倍総理に対する国民の不信感はズバリそれなんですよ。
皮肉なことに安倍総理は仰りましたよね? 「籠池氏は詐欺を働く人物で~」と。
国民は安倍総理のことを籠池氏よりももっと酷い『詐欺師』と見ているんです。
そんな人物が国のトップで支持できますか? 信頼できますか?
政策論争以前の問題で、そんな人間がトップにいることに生理的嫌悪感を催す、
もはや理屈じゃないんです、あなたが信頼できないんです。
だから兎にも角にも「安倍辞めろ!」それしかなくなっちゃうんですよ。

問題は安倍総理の詐欺の手法が日本国民全員を巻き込んだ『ねずみ講』である点です。
だから安倍総理の仲の良い人達や企業経営者は、ねずみ講の上の部分に位置するので、
不満を感じるどころかお得感しか感じられない。
そこから下へ下へ広がっていくにつれて、搾取されて不満感が強まる。
今の日本は『ねずみ講』そのものなんです。
下の部分の人達だけが「ねずみ講は詐欺だ!」と叫ぶには足らず、
それが上へ上へと伝播していかなければなりません。
下の意識が変わって、上の意識も変わる、
そうならない限り、この詐欺からは目が醒めないのでしょう。


◆政治ネタ 森友・加計・日報問題を巡る4月11日集中審議1
参議院では佐川氏の証人喚問前に行われていましたが、
衆議院の方は先送りにされた結果、鎮静化するどころか、
森友学園問題では財務省理財局の口裏合わせの事実、
加計学園問題では愛媛県の総理官邸で柳瀬当時秘書官と面会した事実、
次々と見つかる南スーダン・イラク日報と大臣報告を怠った事実、
昨年も国会を騒がせた三重苦が再炎上したこともあって、
却って注目が過熱する衆議院の集中審議でした。

全体の結果としては、日報問題を調査する小野寺防衛大臣以外からは、
全く誠意が感じられない非常に残念な結果となってしまいました。
特に酷かったのは希望の党・玉木代表の「YESかNOか」の質問に対し、
安倍総理が2-3分かけて長々と過去も何度も行った説明を繰り返すだけで、
肝心のYESかNOかの質問に対しては曖昧にして答えず、
議場は騒然として野次だらけ、河村議長も放置で荒れる荒れる、
時間だけが浪費される完全な『質問時間潰し』、
もっとも玉木代表側にもそれを演出した雰囲気もありましたが、
それにしても酷過ぎる、口では「誠意」と言いながらも、
いかに時間を浪費させるしか考えていない、
「誠意」の欠片も感じられないものでした。

それは安倍政権になってからは「いつものこと」でもあるので、
中身の方に話を戻すと、今回は立憲民主党の枝野代表が大活躍でしたね。
防衛省の日報問題に関して言えば、
イラク派遣の日報も南スーダン派遣の日報も『軍事的価値』がある点に言及、
確かに生きた情報源である日報は、今後のPKO等の自衛隊活動に指針にもなり、
それを軍事的に研究することなしに廃棄するなんて、「あり得ない」話です。
枝野代表の指摘する、「まとめて保存されていた日誌を、
問題発覚後に敢えて廃棄して分散させた」とする説は、説得力があります。
事態は間違いなく『隠ぺい』であり、その観点からの調査が期待されます。
…とはいえ、小野寺防衛大臣は迅速な情報開示と徹底調査によって、
「よくやっている」という印象を国民に与えており、辞任論はまず聞こえてきません。
どっかの財務大臣もこれぐらいやっておけば良かったのにね(苦笑)

加計学園問題に関して言えば、
愛媛県と今治市は官邸で柳瀬元秘書官と面会した事実を提示しているのに対し、
柳瀬元秘書官は「記憶の限りでは、面会した記憶がない」と完全に平行線、
これに対して政府がどう反応するのか注目されましたが、
①愛媛県の備忘録に対するコメントは控える
②柳瀬元秘書官を信じている
③民間人の入った有識者会議等のプロセスが適切なので問題ない
を繰り返すばかり…
実質、愛媛県の備忘録の内容は「でっち上げ」と言ってるに等しいのですが…
しかもその話の中でしれっと「公文書管理には相手方の同意が必要」と言い出すわけで、
つまり、今後はそうやって「勝手なことは書かせないよ?」と脅してるのも同じ。
昨今に改正した公文書管理法がザル法であることを自ら明らかにしてるも同じです。
あれだけ詳しい内容を妄想で書ける職員だったら、小説家の方が向いてるよ(苦笑)
愛媛県や今治市が明確な証拠を提出しているのに対し、
政府は柳瀬元秘書官を信じるという曖昧な感情論だけ…
おいおい、あなたが信じていた財務省と佐川元長官は何をしたのかお忘れですか?
嘘を吐いた挙句、公文書の改ざんまでしてるんですよ?
どうして信じられる、国民に信じてもらえると思ってるのか? 馬鹿にしてんの?
もう残る責任回避手段として、
柳瀬元秘書官が全て勝手にやったことにするしかないと思っていましたが、
安倍総理は秘書官が総理の意思に反して勝手に仕事をすることは完全否定しており、
「一蓮托生」という状態で完全に逃げ場を失っていますが…
それで逃げられると思ってんの?

森友学園問題に関して言えば、財務省の太田理財局長が、
NHKが報道した森友学園側への口裏合わせの要請を認めた上に、
一部報道にあった『籠池隠し』において、森友学園側の弁護士に対して、
「ワンボイスで」と佐川元長官の承知の下で発言したことを認めました。
この「ワンボイスで」が何を意味しているのかは微妙な所ですが、
情報発表の窓口を弁護士に一元化するために、弁護士の判断で籠池氏に身を隠させたのか、
財務省理財局が「籠池氏には黙っててもらえないか」と具体的にお願いしたのか、
そこら辺の経緯がよく分かりませんし、
そもそも籠池氏を黙らせる必要がどうしてあったのかもよく分かりません。
いずれにしても、佐川氏が証人喚問で『籠池隠し』を知らぬ存ぜぬと言っていたのは、
『偽証』である可能性が高まっていて、
「ワンボイスで」という発言によって籠池氏を黙らせようとしたのは事実に思えます。


◆政治ネタ 集中審議2 財務省改ざん事件の主犯は菅官房長官?
森友学園問題のもう一つの焦点が2月22日の官房長官へのレクなのですが、
佐川当時理財局長と一緒に大臣官房統括審議官として参加していた太田現理財局長が、
その時のレクの内容を質問されて、おかしな返答をしていました。
「谷査恵子氏の問い合わせ~」云々。
その場で思わず枝野代表も「谷さんの問い合わせが明らかになったのは、
籠池氏の証人喚問以降ですよ」と驚きを隠せず、議場も騒然となりましたが、
あまりの発言にそれ以上、突っ込めず、太田理財局長の訂正も全くナシ。

今回のマスコミ報道でも総理の反応ばかりに焦点が行っており、
この太田理財局長の発言は完全にスルーされてしまっているのですが、
この話が『事実』ならば、大変なことになります。
少なくとも、財務省は問題発覚当初から総理夫人付から問い合わせがあった事実を自覚していて、
(※それを佐川元理財局長が職員からの伝聞によって『総理夫人案件』を知ったのか、
 改ざん前の決裁文書を見て知ったのかは分かりませんが、)
いずれにせよ、2月22日の時点で総理夫人が関与した可能性があることは知っていたわけです。
となれば、2月24日での「交渉記録は廃棄した」等の強気な答弁は、
(※改ざん前の決裁文書を直接見たかどうかは別として、)
その内容は知った上で答弁した、つまり意図的に『嘘』を言ったことになります。
…まぁ、まどろっこしく注釈入れなくても、その事実を知っているのならば、
改ざん前の決裁文書を見た可能性は極めて高い(99%ぐらい)と思われます。
公文書の改ざんが始まった時期も「2月下旬」で時期の一致もありますし、
文書改ざんの主犯は『菅官房長官の指示』である可能性が高まったと言えます。
実際に2月24日の菅官房長官の会見では、交渉記録の廃棄に関して記者から尋ねられると、
「保存期間30年の決裁文書にほとんどのことが書かれているから問題ない」と発言しており、
決裁文書は見られても大丈夫⇒見られても大丈夫な表記になっているはずと、
文書の改ざんを匂わせるような発言もしています。

おそらく、後日、この件について再度質問されたら、
太田理財局長は「私の勘違いでした」と否定するのでしょうが、
伝聞なら勘違いはありえても、その場に同席した太田理財局長の発言は極めて重いはず。
しかも他に同行の職員はおらず、メモも取っていなかったと言うのですから、
後から「勘違いだった」では済まされません。
思わず本音がポロっとこぼれた瞬間だったと言えましょう。
文書改ざんの真犯人は菅官房長官である可能性が極めて高くなりました。


◆スポーツネタ 大相撲の女人禁制問題
下村元文部大臣が珍しく良いことを言いましたね。
「例えば、女性が総理大臣になった時、(表彰等で土俵に)上がれないのはいかがなものか」

イスラム社会をよく理解してないので、正確には言えませんが、
女性の自動車運転を禁止しているのと似てるんですかね?
でも、どちらかと言えば、女性の保護を目的としているようには聞こえなかった気も。
あのアナウンスを聞いてると「女性が不潔なもの」と考えてるように聞こえちゃう。
昨年も行司のセクハラで処分されることがありましたし、
なんなの相撲界って「男色」なの、それが「伝統」なの?とか思っちゃうよ(苦笑)

はっきり言ってナンセンス。
「伝統」と言っても明治以降の150年程の歴史しかない。
言うなれば、女性を家庭に縛り付けた「父権主義」導入以降の話でしかない。
戦後の民主化の流れの中で、女性の社会進出が叫ばれたことで、
「女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み育ててこそ」という妄想が崩れたわけで、
こちらの「伝統」もさっさと捨て去るべきです。
江戸時代以前は女性が土俵に上がることもあったんでしょ? 「伝統」じゃねーじゃん。

4月4日が公民権運動の指導者であったキング牧師の命日ということもあって、
スティーヴィー・ワンダーの『ハッピー・バースデイ』がラジオで流れてきたり、
公民権運動のおさらいみたいなニュース番組が流れていましたが、
『区別』という名の『差別』もまた『差別』なわけです。
別に女性に相撲をやれと言っているわけでもあるまいし、
土俵に上がることも許されないというのは何なのか?
合理的な説明はできるのか?
あまりにも杓子定規過ぎると思うのですが…

2018年04月10日

センバツは大阪桐蔭が春連覇達成

終わってみたら、大阪桐蔭のための大会だったような感じでしたね。
昨年に引き続き、春らしい投手中心のチームは少なく、
夏の大会のような打撃中心のチームが多かったことで、劇的な試合が多かったです。
特に準々決勝と準決勝は実に見どころの多い打撃戦でした。
もう高校野球にセーフティリードなんてありませんね。
ホームランで一発逆転できてしまう辺りはもうプロ野球と一緒。
そういう意味では三重高校のようにバントをしない野球の方が合理的に見えます。

今大会から導入されたタイブレークは準決勝の大阪桐蔭と三重との戦いが、
延長12回裏2アウトからのサヨナラ勝ちで終わったこともあり、実施はなし。
正直、良かったと思います。試合が壊れかねない。
近年の傾向として、複数投手制と打者のパワーアップが進んでますので、
昔のように貧打の末に延々と延長戦が続くことはなくなってきてるかと。
このままタイブレークなんて忘れてしまうことを期待したいです。
んー、でも、もし大阪桐蔭と三重の試合がタイブレークにもつれ込み、
乱打戦の末に三重が勝利し、大阪桐蔭の春連覇の夢が潰えてたとしたら…
…やっぱり、やるせない気持ちになったでしょうねぇ…個人的には反対です。


◆ニュースネタ 収束に程遠い森友学園問題
先月の佐川氏の証人喚問によって、総理官邸の関与を否定することに成功し、
あとは大阪地検の捜査の結果が出るまで、
財務省はダンマリを決め込む時間稼ぎを目論んだものの、
NHKの報道で財務省が森友学園側に嘘の証言を依頼したことが発覚し、
野党の度重なる追及によって昨年2月22日に官邸で佐川氏ら出席の元で、
官邸へのレクが行われたことが明らかになり、
そこに現理財局長である太田氏が内閣審議官として参加してた等々、
収束には程遠い様相を呈しつつあります。

前者の嘘の証言依頼に関して言えば、
証人喚問でも籠池氏の雲隠れを指示したかと聞かれて否定してましたが、
近畿財務局と財務省のどちらが主導したのかは分からないものの、
実際に籠池氏に雲隠れするように弁護士から指示があったのは確かで、
嘘の証言依頼の話も合わせて考えれば、
財務省が主導した可能性の方が高いように思えます。
そうなると、佐川氏は偽証した疑いが強いわけで、証人喚問の正当性に疑念があります。

また、昨年2月22日のレクの出席者が判然としないものの、
仮に件の今井秘書官が出席していたとすれば、
これも佐川氏の証人喚問で偽証したことになります。
そんな森友学園問題の対処に当たっていた関係者が一堂に会す状況で、
当たり障りのない話をしていたわけがありません。
改ざんの時期にも一致していますし、限りなくクロに見えてしまいます。
この官邸でのレクを具体的に説明できなければ、
総理官邸の関与はなかったことは証明できないでしょう。
それを今のように口を濁していれば、森友学園問題全体に共通する流れである
「ダンマリは怪しい」の流れに乗ってしまうだけでしょう。

森友学園問題自体は過去の不祥事に比べれば大した問題ではありません。
問題はそれを政府が一蹴して説明を拒んできた国会対応にあります。
「関係していたら総理も議員も辞める」と自信満々に否定したのとは裏腹に、
事実は関係性を疑わせるものが後からポロポロポロポロ出てきてしまう。
国会で「ない」と言っていた書類が後から出てくるわ、改ざんされてるわ…
常に後手後手に回っていて、後から「違うじゃないの?」という話が出てくるから、
隠すことが全て怪しく思えてしまう、これが森友学園問題の根本です。
安倍政権の批判拒否体質・秘密主義構造が典型的に表れています。

昨年2月22日の官邸レクで何が行われたのか。
それを全て明らかにしない限りは、官邸の関与を否定することは不可能でしょう。
世間の関心低下とは裏腹に、わりと詰んでますよね、今の状況。


◆ニュースネタ 高プロ導入で「サービス残業」から「ボランティア残業」へ
「裁量労働制」の導入が見送られても、「高度プロフェッショナル制度」は外れない…
1000万ちょっとの年収要件によって、既存の労働法規制から一部外れる制度で、
「定額働かせ放題プラン」みたいな感じの制度です。
高収入労働者からすれば、労働時間規制に束縛されないメリットもあるものの、
それ故にどれだけ負担が増すかも分からないデメリットもあります。
一方で一般労働者には残業規制が適用されるなど、労働時間削減となれば、
皺寄せが全て「高プロ」の労働者に行きかねず、過労死の危険性が増します。

そうなってくると、今の配偶者控除の制度のように、
年収要件をギリギリ上回らない調整が増えてくるのではないか、という懸念が生じます。
それを希望するのは主に家庭での家事負担を押し付けられている女性になると想像でき、
結果的に長時間会社に拘束されることを厭わない男性のみが出世し、
家庭との両立のために拘束を受けられない男性や女性は出世できない可能性が出てきます。
今日重要視されている「ワークライフバランス」とは程遠い、
真逆な結果を生みかねません。

また、高プロ社員と一般社員が同じ仕事場に居る場合、
残業規制のために一般社員は定時で帰ることになりますが、
高プロ社員は一般社員の残業分も実質無給で仕事をすることになってしまいます。
一般社員の残した仕事のツケが全て高プロ社員に押し付けられることになれば、
高プロ社員の負担増や過労死の危険性が高まるばかりか、
一般社員側が高プロ社員に頭が上がらない、顔向けできないことになっちゃいます。
往々にして高プロ社員は上司であるでしょうし、
残業規制があるからといって、おいそれと帰れるのか?という疑問が生じます。
そうなると、今までは残業代を貰って仕事をしていた、
もしくは残業代なしに仕方なく残務をしていたものから、
積極的に居残って高プロ社員や他の一般社員の残務を無給で片付けるという、
「ボランティア残業」のようなケースが一般化してくるのではないかと。
問題となれば「好きで働いてるんでしょ?」で済まされかねず、
『残業しなければならない構造』は問題にもされなくなる可能性があります。

結果として、裁量労働制の導入と変わらなくなるのではないかと。
要するに、今の経営者はバブル期以前の会社構造、
「男社会」「会社に忠誠」「残業の意識なくとにかく働く」
そういった過去の会社組織を理想にした改革を望んでいるように思えてしまいます。
過去の会社は専業主婦の「滅私奉公」があってこそ成立するわけで、
今の時代にそんなものが通用するとは思えません。
改革の方向性が明らかに間違っています。

繰り返しますが、裁量労働制自体が悪いわけではないんです。
成果主義は合理的です。
行き過ぎた成果主義はダメですが、共産主義で内容を問わず給与を払うのもダメです。
ただ、それを導入する背景が、「人手不足解消」では本末転倒。
働かせ放題にしかなりません。
人材が余剰するくらいの「ワークシェアリング」をする必要がある状況でなければ、
労働者本位の裁量労働制を実現することなど不可能です。
裁量権を持つのは労働者ですか? 資本家ですか?
常にそれを考える必要があります。


◆プロ野球 埼玉西武ライオンズが開幕8連勝
開幕カードの日ハム戦の3連勝はある意味で「想定内」で、
大谷選手が抜けたことを差し引かねばという感じでしたが
(でもその後、日ハムは5連勝したわけなので、穴は感じられません)、
その次のソフトバンク戦での2連勝で行けるとなり、
昨年苦手としたオリックス戦の3連勝で加速している印象ですね。

特に日曜の試合は苦手にしていた山岡投手に中盤までノーヒットに抑えられ、
今年もやられちゃうのかなーと不安視していたところで、
4番山川・5番森選手の連打で1点を返すと「行ける!」となり、
7回に集中打で一気に逆転するなど、「強さ」を実感させる試合でした。
この勢いはまだ止まりそうもない感じですね。

評価の高い打線は、9番金子・1番秋山・2番源田選手と俊足巧打を揃え、
3番浅村・4番山川、
5番森友哉・6番中村剛也、
7番外崎・8番メヒア、といったように、
広角に打てる3番タイプの打者と、一発長蛇の4番タイプの打者が交互に並び、
打線の切れ目を全く感じさせません。
2年目の源田選手にしても、昨年より明らかにパワーアップしており、
内野を抜けるヒットから、左中間・右中間を抜く長打へと力強さが増しています。
山川選手には4番打者としての自覚が見え、
外崎選手も自信を付けて勝負強さが増している、
各選手が昨年より上積みできてるのが大きいです。

心配された投手陣も、OP戦微妙だった多和田投手が開幕2連勝と好調、
新戦力のカスティーヨ投手もあわやノーヒットノーランの好投を見せるなど、
野上投手の抜けた穴は感じられません。
リリーフでは期待された高橋朋巳投手が早々に離脱になったのは誤算でしたが、
右横手の平井投手と左腕の野田投手の安定感が増しており、
抑えの増田投手を含めて、3人で賄おうという意図が感じられます。
実績的には武隈投手の方が上なのですが、
勝ち運を持っていて先発もこなせることもあり、
6-7回の同点ビハインドでの立て直しに使う意図を感じますね。
あとは新外国人投手のワグナー投手がどうなるか…
それよりはルーキーの伊藤投手を早く見たいかなという感じ(^^;

6連戦ではトレードで獲得した高木勇人投手や榎田投手の先発もあるでしょうし、
彼らがどういう活躍をするのかで、連勝の伸びも違ってくるでしょうね。
なにはともあれ、例年になく明るいニュースが多いので、毎日が楽しいです(笑)

2018年04月03日

対北朝鮮政策の失政

K美「私、N男とヨリを戻そうと思ってるの…」
J子「ダメよ~ダメダメ! N男に何度騙されたと思ってるの?」
K美「彼、今度こそ真面目にやるって言ってるの。今度こそ上手くいくわ」
J子「待って、信じちゃダメよ?
   あなたがいくら尽くしてもN男は感謝なんてしないわ。
   あなたのことを金づる程度にしか思ってないのよ?」
K美「彼のことをそこまで悪く言わなくたっていいじゃない!?
   あなたに彼の何が分かるっていうの!?」
J子「なら、好きにすればいいじゃない!?
   騙されたって知らないんだからね! 絶交よ!!」

……
………にしか見えないんですが(苦笑)

平昌五輪を皮切りに、韓国と北朝鮮の対話が進み始めた時、
日本政府を中心に「時間稼ぎ」の論調があまりに強すぎて、
北朝鮮が「本気」で対話を始めた可能性を否定し過ぎたように思います。
河野外務大臣や安倍総理の一連の対応も、「時間稼ぎ論」に終始しており、
逆に手柄を立てた韓国に対して「騙されるな」と空気の読めない発言をして
ひんしゅくを買あった挙句、軽々しく「ミサイル発射の兆候」とか口にしてしまう…
終いにはアメリカから「そんな兆候はない」と否定される始末…何を根拠にしてんの?

どこか「北朝鮮との対話など上手くいくわけがない」と思い過ぎている気がします。
(もっとも、実際に上手くいくかは、まだ五分五分以下だと思いますが…)
対話が始まった頃は「時間稼ぎに騙されるな」と言い、
対話が上手く回り始めると「制裁の効果だ」と強がる。
対話に関しては何もしてない癖に、「騙されるな」と文句だけを垂れ、
対話の成果は「圧力のおかげ」だと公言する…恥ずかしくないのか?
それじゃ他人の悪口を言って友人面してる気にくわないアイツと一緒じゃないの?

昨年の国会でも圧力一辺倒を主張する安倍政権に対して、
いわゆる「出口戦略」を問うても、「仮定の質問には答えない」と拒否してましたが、
森友学園問題と同じで、政府は何も考えておらず「無策」だったと言わざるを得ません。
北朝鮮が交渉にスタンスを変えた時にどういう対応を取るか、
しっかりと考えてきたのか?
実際に昨年も拉致問題を突破口に水面下で交渉を求めてきていたようですが、
結局、それも疑心暗鬼で信じ切れずに交渉の糸口をなくす有様…
結果として交渉に完全に置いてきぼりですよ。
もはや日本のメンツが保たれるためには、米朝会談が失敗して戦争が勃発し、
日本国民の多くの命が奪われてしまった時に「それ見たことか?」と言えるわけで…
そう安倍総理に言わせてしまう最悪の結末しか残ってないのでしょうか…?

拉致家族会が安倍政権に対して拉致問題の解決を求めるのではなく、
トランプ大統領に解決を求めるように言伝を頼むのも、政府の無策を象徴してます。
既に拉致家族会は安倍政権を見限っているということでしょう。
まだトランプ大統領の方が期待できると思ってしまう、
対北朝鮮政策の失政がここに来て目立ちつつあります。

とはいえ、日本と韓国とでは事情も多少異なり、
実際にミサイルを撃たれている方角は日本でもありますから、
警戒を緩めることができないのはよく分かります。
日本は韓国と北朝鮮との対話は戦争回避のためと支持しつつも、
平和交渉がまとまるまではミサイル実験に備えて警戒を怠らない、
そういう姿勢を国際的にもっとアピールしなければ、
ただ「交渉に出遅れて、ひがんでるだけ」と貶されかねません。

交渉開始時の河野外務大臣のスタンスが誤解を生みかねないものだっただけに、
外交的スタンスを再検討し、誤ったメッセージにとられないように配慮する必要があります。
今のままでは日本が和平協議よりも戦争を強く望んでいる、そう取られかねません。
(安倍政権としては面子が立つそちらを望んでるのかもしれませんが…
 先も書いたように、その結果は日本国民の多くの命と財産が奪われる結果になるのは明白)

…ま、もう手遅れっぽいけどね…
米朝会談が成功した場合は、安倍政権が責任を取って辞職し、
「歴史修正主義者の戯言でした。スイマセン」と謝るしかないと思うのですが…
それぐらい外交的に追い詰められていることを自覚した方が良い。


◆ニュースネタ 廃棄したはずの陸上自衛隊の日報を発見
もう官僚の「情報隠し」と「改ざん」は日常的に行われていると考えるべきかもしれません。
つまり、内部でしか流通しない情報なんて、そもそも隠す必要がないのだけれども、
これが野党議員や民間団体から情報公開請求を受けると、
個人情報を黒塗りにする感覚で、都合の悪い情報や不必要な情報はカット、
真っ黒にスリム化された当たり障りのない情報を公開していた、としか思えません。

官僚の中で「情報公開」するという意識があまりに足りなさすぎるのではないでしょうか。
このままだと財務省を始め、あらゆる省庁を一度解体し直し、
原則的に公文書は全て情報公開するという姿勢で、組織の立て直しを図るべきでしょう。

んー、昨年10月は小池都知事の希望の党ブームが颯爽と登場して消えて行きましたが…
今のタイミングで希望の党を起こしていたら、もっと一大ムーブメントを作れたのではなかろうか。
そういう意味では手柄を焦ったとも言えますねぇ…
あ、今更、民進党と希望の党がくっついても誰も期待しないよ?
勘違いしなさんなよ?(苦笑)


◆ニュースネタ 自民党議員がマタハラ発言か?
もはや、このニュースに対する反応自体が『マタハラ』だと思うんですが…
結局は優先順位の問題。
こういう反応を見ていると、やはり男性は「仕事」>「出産」と考えがちだと分かり、
それ自体がもう『マタハラ』を呼んでるとしか思えないのですが。
国策にもよると思いますが、今の少子化の時代なら「出産」>「仕事」じゃないの?

このニュースに関しても詳しい経緯が書かれてないので分からないのですが、
「妊娠」がどの状態を指すのか確認しなければなりません。

①雇用1ヶ月後に産休(予定日の6週間前)=妊娠8ヶ月以降?
⇒個人差もあるでしょうが、妊娠後期で早産の恐れも考えられるので、
 雇用契約時に既にお腹が大きくなっていたと思うのですが…
 産前休暇を取ること自体は個人の自由であるため、
 妊娠を把握しながらもギリギリまで働くことで双方納得していたのか…
 いずれにせよ、雇用側が1ヶ月前には妊娠を把握できたと思うので、
 産休を与えないというのはおかしいと思うのですが。

②雇用1ヶ月後に妊娠を自覚し、将来的な産休をお願いした場合=妊娠4ヶ月以前
⇒最近話題になっている保育士の「妊娠順番」のケース。
 それをおかしいと思うのか、仕事の便宜上仕方ないと考えるのかで判断分かれますが、
 上記の優先順位をどう考えるのか、今の時代なら「出産」優先でしょう。
 これもマタハラの一種に当たると考えるべきでしょう。

③妊娠中期前後で、やはり将来的な産休をお願いした場合
⇒妊娠は個人差が大きいので、お腹がまだ目立っていない場合や、
 つわりが酷く、仕事を休まざるを得ない場合もあると思います。
 実はこれが一番厄介なケースで、世間的には「まだ働けるだろう」と思われ、
 本人としては「体が辛い」と思うギャップに苦しむ時期でしょう。
 それぞれ妊娠環境も違うでしょうし、メンタル的に不安定になりがちで、
 本来ならもっとも精神的ケアを必要とする時期と思われますが、
 産休等のケアが一切ないのが辛いところ。
 個人の状態に合わせて「配置転換」や「休養」を与えるなど、
 職場の善意が期待されるところですが、
 それがない場合が『マタハラ』になるケースだと言えましょう。

いずれにしても、『マタハラ』になるケースは多いと思われます。
妊娠は個人によって違うだけに、
画一的な対応をすることは逆に『マタハラ』を誘発します。
例えば、産休期間に入ったとしても体の影響が少なく、負担の無い仕事ならば、
仕事をそのまま続けたいと思う妊婦さんもいるでしょうし、
そういう人に仕事を与えずに、強制的に休ませるのもやはり『マタハラ』です。
妊婦の意思をよく確認した上で、
出産を不安にさせないケアが職場に求められている時代だと言えます。


あと『人手不足』というのも、どうなんだろうと。『人手超不足』でしょ?
バブル崩壊以降、人件費を切り詰めることが良い経営者と持て囃され、
職場はギリギリの人数、もしくはより少ない人数で回すことが美徳とされたわけで、
その流れのままに『人手不足』ということは、
完全に仕事が回らない状態を指します。
そんな状況では、有給や育児休暇は認められにくいですし、
裁量労働制を導入しても、働かせ放題プランになるのが落ちです。
根本的な労務管理の改善が必要で、
常に余剰人員でバックアップ体制を取りながら回す「ワークシェア」の発想抜きに、
働き方改革など実現するわけもありません。
その視点がない改革は「働かせ放題」にしかならんわけですよ。

仮にその議員に先見性の目があったのならば、
産休も簡単に取れないような『人手不足』の状態で仕事を回してないですよ。
つまり、その程度だったということ。
人件費を切り詰めて、休暇なしで働かせることが美徳だと考えていたことの証左です。


◆ニュースネタ 静岡市が津波浸水想定区域の表示を撤去
伊東市が景観保護を重視して、防潮堤のかさ上げを行わないことを決めたり、
地価が下がることを懸念して、地すべりの危険区域を拒否したり…

なんつーか、これって東日本大震災前の東京電力と同じじゃないですかね?
巨大地震や津波が想定されても、来る確率は低いからということで後回し、
結果、大津波が襲来してメルトダウン…
景観や地価下落と人命、それは天秤にかける必要もないはずですが…

そもそも、両者は比較できるものではない。選択の余地などないはず。
人命が優先された上で、地価は評価されるべきですし、
景観や観光も成り立つわけです。
一体、誰が安全でない観光地に行くのか? 分かり切ったことです。

結果として伊東市や静岡市が津波被害に遭ったとしても、
「自業自得」としか思えません。
自ら「生」よりも「死」を選択したのだから同情なんてしませんよ。
選択の余地など最初からないことに気付いてほしいです。
人命が最優先でしょ? 人命が確保される街づくりが基本でしょ?

それと海岸沿いの土地利用として、
野球場はまだ観客席の分だけ高さが生じるから良いとしても、
サッカー場を作るとかはどうなんでしょうか? 平面じゃねーか。
スポーツをやる人は他の人よりも足が速いから逃げられるとでも?
逃げられるわけないでしょ、というのが東日本大震災の教訓だったはず。
喉元過ぎれば熱さを忘れるでは済まされません。

2018年03月27日

佐川暴走説の崩壊

佐川元国税庁長官・前理財局局長の証人喚問の結果は予想されたことでしたが…
喚問後に地検の任意調査を受けるとなれば、それを盾に拡大解釈するであろうと。
それでも、ちょっぴりだけ真相解明に期待した部分もあったわけで…残念です。

肝心の文書改ざん事件の内容に触れそうな質問はオールシャットアウト、
佐川氏個人の刑事訴追の恐れのあるものばかりではなく、
佐川氏とは関係ない財務省内の職員の話もシャットアウトでは…
証言拒否は自身・親族・姻族の訴追可能性に限られる話のはずですが?
一体、いつから財務省理財局は佐川氏の一族経営になったんでしょうか?(苦笑)

そんな基本「刑事訴追に関わるので証言を拒否します」な姿勢だけに、
逆に断定して否定する内容が異彩を放ってしまうのは、1年前と全く同じです。
自民党議員の質問に対して、安倍総理や官邸等の外部の指示・関与は完全否定、
午前中の丸川議員の矢継ぎ早の質問に対して「ございません」と否定する姿は、
あまりにもショー染みて、打ち合わせ済みだったんじゃないかと疑わせる程でした。
1年前も「交渉記録は破棄した」「価格交渉はしていない」
「政治家の関与は一切ございません」と断定口調だったことが、却って疑惑を呼び、
後にその証言の信用性が疑われる結果となっただけに、今回も言葉通りには受け取れません。

加えて、それら1年前の証言に関しても撤回はせず、
報道による一部の切り取りに過ぎず、
特に価格交渉云々は説明内容が十分伝わっていないと言い訳染みた回答をし、
交渉記録の破棄も森友学園個別質問に対して一般原則を返答しただけという荒っぽさ、
さすがに後者は「丁寧な国会対応ではなかった」と陳謝したものの、
ろくに調査してなかったのか、嘘を吐いたのか分かりませんが、
「ごめん」では済まされない問題のはずです。
その断定答弁も答弁書に沿ったものなのか、独走だったかは最後まで明言せず、
他の部分では答弁書に沿って答弁していたと語っているだけに、
あんな官僚らしくない断定答弁書を官僚が作るのかという矛盾は解消しませんでした。
もし佐川氏の説明の通りに、
国会対応で慌ただしく、調査や答弁会議も満足にできていなかったのならば、
断定否定などせずに「現在調査中です」と慎重に答えるのが自然ですから、
断定否定答弁との矛盾、整合性のなさが余計に目立つ結果となりました。

佐川氏の性格に関しては、衆議院公明党の議員が推測で切り込んでいましたが、
部下にとって「怖い上司」であるかどうかまでは分からないものの、
少なくとも「沸点は低そうだ」という印象は受けました。
一般的な官僚のイメージは現在の太田理財局長のような感じなのに対して、
佐川氏は冷静に答えてるようでカッと来やすい印象、
公明党議員の後半から立憲民主議員の前半にかけてはかなり苛立ち交じりに見えました。
プライドが高く、感情的になりやすい性格なのは間違いない感じですねぇ…
断定答弁といい、どこか安倍総理と似てる雰囲気があるんですが…

国税庁長官を辞任した理由も、「書き換え問題の当時のトップとして責任を痛感」であって、
敢えて安倍総理の「行政のトップとして責任を痛感」とする発言に被せている印象があり、
漠然と聞いていると組織のトップが責任を取る殊勝な発言にも聞こえますが、
それはつまり、安倍総理が監督責任の末に辞任しなくても良いのならば、
自分の監督責任も問題なく、これ以上の責任を取る必要もないよね?、とも聞こえます。
狡猾というか、誠実さの欠片も感じられないんですよねぇ…


最終的に佐川氏の発言をまとめると、
「改ざんに外部からの指示はなかった」
「土地取引に官邸等からの指示・関与はなかった(※と思われる→前任者の時だから)」
「1年前の国会答弁に説明不足な点はあったとしても、
 答弁自体に問題があったり、森友学園との契約に問題があったとは思っていない」
ということになります。
つまり、財務省理財局が改ざんする理由は「皆無」ということになります。
それなのに、事実として「改ざん」は行われているわけで、
そこの整合性の無さ・矛盾点は全くもって消えてなくなりません。

佐川氏としては大本営発表、財務省の発表に歩調を合わせているつもりなのでしょうが、
だからこそ「改ざんする根拠」が見えなくなってしまうわけで、
麻生財務大臣が説明した「佐川答弁修正説」は完全に破たんしたと言えます。
佐川氏を始め、財務省理財局が「正しい」と思っている公文書を、
わざわざ「公文書の改ざん」という犯罪を犯してまで、修正する理由はありません。
日常的に改ざんのある「辻褄合わせ体質」の可能性は明確に否定していましたし、
財務省の意識の低さによって改ざんが行われたわけでもありません。
そうなると、やはり外部からの「お叱り」があったのでは?と疑われるのも当然で、
組織内で「正しい」と思っている文書等を改ざんするのは余程の理由でしょう。

結局、一番肝心なところはブラックボックスの証言拒否。
これで財務省の最終報告も骨抜きの内容になってしまえば、
財務省自体の内向きな姿勢は「国民のため」とい公務員の存在意義の否定につながるでしょう。
そうなれば、最終的には財務省を解体せざるを得なくなってしまい、
佐川氏の証人喚問は財務省を守るどころか、さらなる死地に進めたことになりかねません。
客観的に見れば、佐川氏は頑張ってると思いますよ?
だけど、結果がいつも裏目に出てしまうのは人徳なのか、詰めが甘いのか…
今回も沈静化どころか裏目に出るのは間違いないでしょうね。


◆ニュースネタ 文部科学省授業照会事件 渦中の池田議員の言い分
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000040-asahi-pol
おいおい、アホか、こいつ…
百歩譲って、地元から懸念の声があったとしても、
何でそれが「国(文部科学省)」を経由する必要があるんですか?
地元の教育委員会に尋ねれば終わりの話でしょ?

地元の声→池田議員→文部科学省→名古屋市教育委員会
名古屋市教育委員会→文部科学省→(断絶)→池田議員→地元の声

わざわざ国を経由したのは安倍政権へのゴマすりに過ぎないでしょ?
安倍政権を批判する前川氏をやりこめて、手柄にしようとでも思ったのか。
それにしては手口がアホ過ぎる。
つまり、自分では名古屋市教育委員会に聞く力もないもんだから、
文部科学省という行政の力を、安倍政権の名を借りて歪めて使い、
その手柄を自分のものにしようとしただけじゃん。

大体、講演が終わってからこんなことをして何の意味があんの?
前川氏に関わった人達への嫌がらせと政権への御機嫌取り以外にないでしょ?

虎の威を借りて、虎に取り入ろうとしたけど失敗、人間的に終わってます。
こんな議員しかいないのか?
屈する文部官僚も文部官僚だけど、偉そうに行う議員も議員。オワットル。


◆ニュースネタ 大学入試試験で民間の英語テストを利用?
まだ詳細が決まってないので分からないのですが、
受験生が8社のうちから2回選択するのって、どうやって決まるんでしょうか?
1年で2回しか受けられないのか(どうやって把握するのか分かりませんが)、
それとも受ける回数は自由で、受験に利用できるのは申告済み2回分なのか、
それとも受ける回数は自由で、一番良い成績2回分を採用できるのか。

受験回数を制限しても、練習用として開催時期の早いものが利用されるでしょうし、
1年に2回までとすれば、1年生のうちから複数回受験して準備する学生も出てきます。
検定料だけが消費されていき、受験のスパンも準備期間がなくなり、
1年通してテストを受け続けるどころか、
3年間テストを受け続けることになりかねません。

センター試験一発勝負が最も寒い時期に行われることへの批判に対し、
1年を通してテストモードにするというのは解答が違うように思えます。
結果、受験生の負担ばかりが増しているような…
これでは受験産業に対する利益供与にしか思えないです。
上記の件を考えると、本当にそうであっても全く驚きはないですね…

2018年03月22日

政治家の関与

文部科学省が名古屋市教育委員会に対して行った前川喜平氏の講演に対する質問状は、
自民党の赤池議員と池田議員の照会によって行われた上に、
池田議員の修正が行われた上で送付されたとの話… アホかと(苦笑)

何はともあれ、この話が出てきたタイミングが最悪過ぎます。
照会等が行われた時期は2月中旬頃で、森友学園問題が再燃し始めた時期、
報道に出たのが財務省改ざん事件がピークを迎えている現在、
「あー、やっぱり官僚に対して政治家は働きかけを行ってるんだ」、
そういう具体的構図を明らかにしちゃいました。

それならば、財務省に行われた照会(昭恵夫人付きの官僚・谷氏の照会)が
8億円の値引きの取引に影響を与えたのではないか?、
そう疑いが生じるのも当たり前のことで、むしろ実例を提示されただけに、
そちらの方が説得力があるように見えてしまいます。
森友学園問題の真相を、文科省の要請メール事件が示しているとなれば、
政権与党としてあまりにも軽率な行動だったと言わざるを得ません。

話を戻しまして、文科省の要請メール事件において、
赤池議員の行動は分からなくもないのですが、
池田議員にその書面を見せたことが理解できません。
これはもう文科省が自発的にやってはいない証拠ではありませんか。
何の権限があって文科省の内部メールを見れるのか? しかも訂正の指示ができるのか?
政治家として、明らかに権限を越えて文科省に関与してしまっています。
立法府と行政府の癒着にしか感じられず、この話が本当ならば、
池田議員は即刻議員辞職すべきでしょう。

まぁ、でも、その結果があの気持ち悪い陰湿な文章になったというのは、
実によく分かる話ではあるのですが… 本当に気持ち悪いわ。
あれを素面で指示できるのは、頭がどうかしてるとしか思えない。
相手に対する敬意がまるでない、自己顕示欲の塊、考えの押し売りにしか見えない。
それが子どもの教育に少しでも携わっていると思うと、心底嫌悪します。

それを撥ね付けられずに、職員個人で行ったのではなく、
省全体が承知していたのも問題で、文科省はもうダメだというのを改めて浮き彫りにしました。
まさか教育委員会よりも先に文科省がぶっ潰れるとは思いませんでした。はい、解体ですね。
もう国家による教育の統率は不要となりました。自業自得。
現場に任せて置いた方が1000倍マシ。


◆ニュースネタ 財務省森友文書改ざん事件の集中審議
一言で言えば、「1年前と変わらねーな」という感じ…

さすがに政府側に当時ほどの余裕は見られないものの、
安倍総理の答弁はいつも同じで、1~2分延々と同じ話をし続ける…
「削除された文章を見ても、私や妻が関与してないのは明らか」、
関与の証拠にはならないのは確かですが、関与してない証拠にもならないだけに、意味不明。
質問内容が明らかに違うのに、同じコメントを繰り返すのは、安倍AIなのかと思うほど。
…あ、今のAIならもっと気の利いた答弁ができますね(苦笑) AIへの非礼を詫びます。

そして、麻生財務大臣のやる気の無さも相変わらずで、
「検察優先」の姿勢が却って秘密主義を招いていて、本当に調査しているかも分からない。
自らキーパーソンに指名した佐川氏に聴取して、関与を確認してないって何なの?
「あなたを、犯人です」ということ? いや、そこでヲタクネタに走られても(苦笑)

自民党の筋書きが「財務省単独犯説」だと言うのならば、
官邸擁護にばかり走るのではなく、財務省に事実の追及をしなければなりません。
太田理財局長も麻生財務大臣も「佐川氏がやった(と思う)」と個人の所感のみで、
客観的な事実認定が皆無という状況では、国民は何も知りようがない。
具体的に誰が関与したのかは言わないまでも、何人規模でどうやって行われたのか、
何故改ざんが行われたのか、引き出したい証言は幾らでもあるはず。
それを何もやらずに、「財務省が悪い」と抽象的に批判するのは意味がありません。
終いには太田理財局長に対して「増税派のアベノミクス潰しだ」とまで言っちゃう。
MMR並みの陰謀説、「な、なんだってー!」という反応でも期待してたのか?(笑)
あまりにも酷過ぎる。さすがに太田理財局長に同情しました…

麻生財務大臣の答弁も「検察の捜査を待って」が多く、それじゃいつ捜査できるのか?
1か月後、半年後、1年後、東京五輪後?(苦笑)
事実究明のために財務大臣を続投するというなら、今、捜査やりなさいよ。
今できないなら、即時、辞任してください。
どうしても、のらりくらりと交わそうという姿勢にしか見えません。
真剣みが感じられないのは1年前と同じ、これ以上やっても意味がない。
財務省の内部調査は期待薄ならば、第三者委員会を作らなければなりません。
自浄作用は全くもって期待できない、そもそも、やる気がないのですから。
また1年以上グダグダこの話題を引っ張るのかと思うと、ウンザリします。
真実を明かす気持ちがないのなら、さっさと辞めちまえよ、誰とは言いませんが。

官邸も「財務省が悪い」と主張する以上、
それなりのストーリーを用意してくれないと、国民も納得できません。
政府の描くストーリーが事実上の白紙であるために、
野党の描くストーリー「忖度」の方がそれっぽく見えちゃうんですよ。
その不透明感がこの問題が解決に至らない最大の理由です。

2018年03月17日

佐川氏が“全く”悪くない可能性

今現在に問題になっている財務省の森友文書改ざん事件は、
森友学園問題全体から見れば、「後片付け」の話でしかありません。

今は「佐川氏は総理官邸を忖度したに違いない」から出発しているため、
「佐川氏は2月24日に嘘と分かっていて答弁したに違いない」、
「嘘の答弁をしたから、近畿財務局の文章を改ざんしたに違いない」、
麻生財務大臣の考え方も実際はこんな感じで、
2月17日の安倍総理の「辞める」発言に対する忖度を否定はしていますが、
考え方のベースは上記の通りです。
多くの国民の受け止め方もそうだと思われます。


ただ、一方で、佐川氏が本当に近畿財務局の契約書類の内容を
知らなかった可能性も否定できません。
まるで森友学園問題の主犯のような印象を抱かせていますが、
実際に佐川氏が関わっていると思われるのは最後の正式契約のみです。
実際に森友学園との契約を進めていたのは前任の迫田英典理財局長の時代です。
つまり、佐川氏は前任者の契約の引継ぎとして決裁印を押しただけで、
実際の森友学園との契約内容を全く知らなかった可能性は残ります。
そういう意味では、今の太田理財局長と立場は変わらない可能性があるわけです。

今の太田理財局長は、「自分は改ざんを知らなかった」という立場のようで、
これまでは佐川氏を必死に庇っていたにも関わらず、
国税庁長官を辞めた途端に、「佐川氏は知っていたと思われる」と言うなんて、
貴方の方が人間的に信用できないよと思っちゃうわけですけど…
…まぁ、それは余談として、佐川氏も今の太田理財局長と同じ立場だった可能性もあります。

つまり、佐川氏が「忖度」したのは、安倍総理ではなく、
前任の迫田理財局長、当時の国税庁長官であった可能性が出てくるわけです。
実際に安倍総理を「忖度」して森友学園との契約を進めたのは迫田氏で、
佐川氏は迫田氏を「忖度」して庇ったために、
結果的に安倍総理を「忖度」しているように見えているだけ、という可能性です。
国会であれだけ強弁したのは、政権を守るためではなく、財務省を守るためであり、
それは自分の国税庁長官への出世を守るためでもあり、
後輩の理財局長の出世を守るためでもあったのかもしれません。

契約の詳細を知っていて嘘を吐いたのか、本当に知らなかったのかは分かりませんが、
本当に知らなかったのならば、国会での発言を修正すれば良かったはずで、
わざわざ元となる文書の方を偽造してまで、辻褄を合わせる必要はなかったはずです。
ですから、本当に文書の偽造を指示したのは、
後始末を任せられた佐川氏ではなく、前任の迫田氏である可能性も否定できません。
むしろ、前任の迫田氏を「忖度」した職員が偽造した、その可能性の方が高いかもしれません。


いずれにせよ、財務省の森友文書改ざん事件は、「後片付け」の話であって、
どうして不当な値引きがなされたのか、
財務省本省の指示で近畿財務局が契約締結を急かされたのかは、
佐川氏に聞くだけでは分からないことばかりです。
実際に近畿財務局に森友学園との契約を急かせた張本人、
迫田元理財局長の話を聞かずに、この問題の解明はできないように思えます。

逆に言えば、佐川氏は真実を話すことによって、
文科省の前川氏のように逆に株を上げられる可能性もあるわけです。
今度は誰も忖度することなく、真実を語ってもらいたいですね。

◆ニュースネタ 文科省が前川元事務次官の講演内容の録音データを要求
治安維持法時代か?とまでは言わないまでも、
1960年代の学生闘争時代かと疑うような事件ですねぇ…

既に文科省からのメールが公表されてますが、これを書いた人は性悪としか言いようがない。
厭味ったらしく自分の主観をこれでもかと長文に書き連ね、
「私の考えとは違うようなので意見を述べなさい」という強制感がヒシヒシ。
他人に読んでもらう文章というよりも、明らかに自己満足で書かれた文章で、
こりゃもう読んだ人100人いれば100人の心証を悪くする最悪の悪文です。

これを素面で書いてるとは思えない。酔ってますね、自分に(ジョーク)
まだ文科省側の対応が出ておらず、林文部大臣は関与を否定していますが、
文科省全体で練りに練った文章とは思えないので、
誰かが個人的に暴走しちゃったんでしょうねぇ…
こういう明らかに「圧力」を感じさせる暴走を生んでるのは何なのでしょう?
全くもって余裕がないというか、崖っぷちというか、
崖から体が半分ぐらい落ちかかっているぐらいの死の瀬戸際じゃなければ、
作れないような悪文を送らなければならないほど、
追い詰められている余裕の無さが気になります。

このメールを送ってしまった文科省の職員の処分は免れないでしょう。
…って、処分は口頭での注意だけって…酷過ぎ。
こちらも後日、国会で追及されるのは間違いないでしょうね、またやっちまったよ。

それにしても名古屋市の教育委員会はあっぱれ。
断固とした対応で教育の独立を守った態度は称賛されて良いと思います。
そこらも土地柄なんですかねー。


◆ニュースネタ 産経新聞が財務省改ざん事件に対する批判を批判?
んー、ここまで程度が下がったか。文春よりも下、東スポ並まで評価を下げるか(苦笑)
夕刊フジに載せそうな記事を本紙に載せちゃうとか、
随分とヒステリックに追い込まれてますね、財務省の気持ちがよく分かることでしょう。

元総理とはいえ、一般私人の小泉純一郎氏にそこまで噛みつくか?と。
大体、系列のBSフジの番組に呼んでおいて、そりゃないだろうと。
こんなことになるなら、呼ばなければ良かったじゃん(苦笑)

財務省から正式な報告書が出てない段階で、
さも事実であるかのように批判に対して批判するのはいかがなものかと。
「どうしてそう言い切れるのか?」、その根拠が不十分過ぎます。
推測による批判を推測によって批判し返している、全くもって意味がありません。
それが新聞社のやることか? 事実をもって批判しなさい。
腹が立つなら個人のフェイスブックでやっとけ。

明らかな「火消し目的」で、ここまで露骨なのは嫌悪感さえ抱かせる。
最後の「情けなくなる」、個人の心情で締めている辺りがどうしようもない、
自らこの記事は「あくまで個人的感想です」と言い訳してる辺りがどうしようもない。
もう新聞として売るのではなく、キュレーションサイトとして運営したら良いのでは?


◆ニュースネタ 至学館大の谷岡学長が不用意発言で炎上
産経新聞の凋落は激しいものの、最初は非常に微妙に思えていた、
フジテレビ系の「バイキング」は大相撲問題を皮切りに、
スポーツ系の評論で結果を残しつつあるように思えます。
谷岡学長の「そもそも伊調馨さんは選手なんですか」という発言…
もうこの発言自体がパワハラであることを理解していない。
そりゃ「パワハラはなかった」と協会が言うわけです。全てがパワハラだから。

暗に「さっさと引退しろ」と言っているようなもので、
こういう圧力を常日頃から感じていたとすれば、
練習環境を変えたくなるのも当然ですよ。
怒りに任せて本性を表してしまった、これでもう完全泥沼、
世論を敵にしてしまったのは間違いないですね。\(^o^)/オワタ

2018年03月15日

ご冥福

あるテレビの情報番組で、葬儀において「ご冥福をお祈りいたします」と言うのは、
不適切と言ってましたが、本当なんですかね?
正しくは、「冥府へ落ちろ、この腐れ外道が!?」なので覚えておきましょう(嘘)
大往生した人に対して、「お悔やみ申し上げます」も変だよなと昔から思ってます。
もっとも、遺族の方への言葉だとすれば、そちらの方が相応しいのは分かりますが。


◆政治ネタ 混迷を極める財務省の森友文書改ざん事件
文書の改ざんに首相官邸や麻生財務大臣が関わっている可能性は低そうです。
近畿財務局に残されていた決裁書類の内容が、そんな生々しいものだとは、
そもそも知らなかった可能性の方が高いでしょうね。
ですから、改ざんに直接関与した責任を政治家が問われることはないと思われます。

問題なのは、森友学園問題が国会で紛糾し、件の改ざんが行われてから1年、
政府や財務大臣は一体何をしていたのか、ということです。
当時の佐川理財局長の手腕を手放しに褒め称え、「官僚の鑑」とまで称し、
世論の反対があったにも関わらず、国税庁長官への昇格人事を行い、
恒例となっていた就任会見を行わなかったことも擁護するなど、まさに至れり尽くせり。
昨年後半に音声データが国会を賑わせ、佐川理財局長の発言の信ぴょう性が疑われても、
参考人招致や証人喚問に全く応じなかったのは政府・自民党だったはず。
今年に入ってからも野党が佐川氏への批判を強めても、
「適材適所」の人事と主張するなど、佐川氏を全面擁護していました。
佐川氏に常に疑いの目が向けられながらも、彼を全面的に擁護して、
真実を調べようともしなかった安倍政権の罪は重いと言わざるを得ません。

前回も書きましたが、防衛省の日報問題のように、
仮に麻生財務大臣が「本当のところはどうなの?」と調べさせていたら、
事態はもっと早期に解決していた可能性があります。
ここまで追い込まれるまで全く調べようとしなかった、
この期に及んでも事実を正確に把握していない麻生大臣はやはり不適格です。

今まで安倍政権は「知ってて白を切っている」ものだと思っていましたが、
今となっては「よく知らずに批判を突っぱねていた」ことが分かります。
国会で嘘の答弁をしていた佐川氏も問題ですが、
国会で質問されても、全く調べもせずに批判をを突っぱねていた安倍政権の態度も問題です。

傍から見れば、佐川氏の「交渉記録は残っていない」という強気な発言は、
逆に何か問題があるから廃棄したのでは?と疑うきっかけになりましたし、
「価格交渉等はなかった」という発言も音声データの存在によって覆されたわけで、
言うなれば、森友学園問題がこれだけ長期に渡って存在し続けたのも、
佐川氏の国会発言の矛盾点に起因することが大きかったわけです。
それにも関わらず、政権側に都合の良い態度を取ったことを手放しに評価し、
今日まで擁護し続けた安倍政権はお人よしと言うか、アホと言うか…
自分達に都合の良い話・都合の良い人は無条件に受け入れ、
逆に都合の悪い話・都合の悪い人は徹底的に叩く、
森友学園問題の籠池理事長も最初は前者として優遇されていたわけで、
そういう安倍政権の「味方か敵か」みたいな単純な性格が端的に表れた問題とも言えます。

厚生労働省の裁量労働制の杜撰なデータは、
安倍政権が政策の拠り所としていたデータの信ぴょう性を疑わせ、
財務省の森友文書改ざん事件は、
安倍政権の国会運営の杜撰さを示す結果になっていると言えます。
野党の質問に対して真摯に答えるのではなく、
「適当にのらりくらりと交わしてれば良いや」という意識があるから、
問題が発覚しても調べようとしない、
国会に出るのも面倒だから寝ちゃう、
国会よりも外交優先したいと簡単に言っちゃえる、
野党の質問時間を簡単に削っちゃう…それら全ての国会運営に通じてきます。
安倍政権の緊張感の無さ、退屈な小学校の学級会を過ごすような舐め切った態度が、
当初は小さい火種だったはずの森友学園問題を、
政権を燃やし尽くしかねない大火事にしてしまったように思えます。

そして、その尻ぬぐいをさせられたのが政府に人事権を握られた官僚だったわけです。
これもう「忖度(そんたく)」ではありません。「強要」です。
政権に逆らうことは許されない、逆らった時点で失脚して霞が関には居られなくなります。
安倍政権が積み上げた「官僚強要システム」に過剰反応したのが、
森友学園問題の根幹であり、「安倍昭恵夫人」という名前に対する恐怖だったのでしょう。


◆政治ネタ 安倍昭恵夫人が「野党のバカげた質問ばかり」にイイネ
そう思うんだったら、国会の証人喚問に応じてバカな野党を逆にこき下ろせば良いのでは?
野党の質問が怖くないなら、出てこれるでしょう。
あなたも真実が知りたいのでしょう?
昨年は籠池氏にとっての真実を話したのだから、
安倍昭恵夫人にとっての真実を堂々と話してはいかが?

傍から見ると、野党の質問は同じことを何度も聞いていて、
無意味にように思えるかもしれませんが、
同じ質問でも言い方を変えて聞いてみることで、
発言内容に矛盾がないかどうか確かめ、嘘を見破るのが「尋問」というものです。
是非とも安倍昭恵夫人には矛盾のない・ブレのない発言を国会でしてもらいたいですねー。

2018年03月12日

無責任・麻生の驕り

はい、麻生の政治生命も断たれた、ド~ン!
漢字の読めないローゼン総理も、安倍政権で影の総理として政局を生きてきましたが、
それも今回の問題で終わりのようです。
さようなら、あなたのことはさっさと忘れることにします(苦笑)

財務省の「文書書き換え疑惑」改め「文書書き換え事件」を巡って、
財務省の関与を認める会見を開いた麻生財務大臣でしたが…
「佐川の判断の前の段階だと『思う』」
「最終責任者が理財局長である佐川ということになると『思う』」
「恐らく国会答弁との関係で誤解を招きかねない表現、
 『先方からの要請』などの表現を削除したのではないかと『思う』」
『思う』『思う』『思う』って、国民は評論家としての意見を聞きたいわけではない。
あなたに求めているのは、財務省の責任者としての「事実の発表」です。
あなたの所感を求めているのではない!
責任者として知り得る「事実」を述べよ、と言っているんですよ!!

何で、この人はこんなに他人事なのよ?
森友学園問題で近畿財務局や理財局が槍玉に挙がっているのに、
答弁はいつも「のらりくらり」で、真剣に調べている雰囲気が微塵も感じられない。
苦しい質問に対しては、「現在、調査中(ろくに調査もしてない癖に)」と言ったり、
「大阪地検の捜査中」と言って内容を明らかにしなかったりと、常に消極的姿勢。
これだけ世間を騒がせている問題に対して、あまりにも「無関心」が過ぎます。

昨年は防衛省の日報問題が国会で話題になり、
その翌日には稲田元防衛大臣が官僚に「どうなっているのか?」と事実確認をした結果、
その場で官僚の「日報隠し」の報告を受けた・受けないで問題となり、
曖昧なままに辞任に追いやられましたが、それと比べると酷いものです。
稲田元防衛大臣が可愛く思えますよ(笑)
普通、自分の所管する省庁が問題を起こしたら、「どうなってるんだ」と気になるものでしょうに。
それが麻生財務大臣は「気にならない」のだから不思議。
財務省として改ざんを認めるのであれば、いつ、誰か、誰の判断によって行ったのか、
それぐらいは当然把握していないと、「改ざんを認める」という判断に行きつきません。
逆に言えば、いつ・誰が・誰の判断によって改ざんを行ったのかが分からない段階で、
どうして改ざんがあったと言えるのか、それが理解できません。

これだけ世間を騒がせている問題を「知らなかったから責任はない」では済まされません。
すぐに調べた稲田元防衛大臣は隠ぺいに加担したと疑われて辞めさせられ、
一方、ろくに調べていない麻生財務大臣は加担してないから辞めなくても良い、はおかしいでしょ?
担当官庁に対して誠実に仕事をした方が辞めて、
ろくに仕事をしてない方は「官僚の責任」で済ませて、辞めなくて良いのですか?
そんなの大臣なんて要らないじゃん。
講演でもマスコミの前でも偉そうに自説を垂れ流すだけの「評論家」に対して、
どうして国税から給与が支払われるのか(苦笑)
仮に自身の大臣給与減俸したところで、今の政治家で一番の金持ちの麻生氏には寸志程度でしょ?
それで大臣を続けられるなら、痛くも痒くもありませんよ。
全く効果がない罰に意味があるのか? あるわけがない。
そんなもん処分になり得ませんよ!

国会等の質問に対しては「調査中」「大阪地検の捜査中」と慎重な発言をしてましたが、
本音の所では、「また朝日新聞の飛ばし記事かよ(w」という感じで、
ろくに調べておらず、対応が後手後手になったように思えます。
この段階になっても事実関係を正確に把握できていないのは、
明らかな「怠慢」、驕りがあったと言わざるを得ません。
辞任した佐川元国税庁長官を「仕事ができる」と評価しているのは、
あなたがしてこなかった仕事を官僚がしてきただけではないのですか?
当初は稲田元防衛大臣が「お飾り大臣」と揶揄されたものですが、
本当の「お飾り大臣」はあなただったのでは?
そう言われても仕方ないほどに、森友学園問題に対しては無力・無気力に見えます。

もう麻生大臣の辞任必至であり、安倍政権の実力者である麻生大臣の対応は、
安倍政権全体の政治姿勢と同じものが見えます。
安保法制とか憲法改正とか自分に関心のある分野だけ拘りが凄く、
それ以外の分野は無関心、裁量労働制も拘りがないからアッサリ捨てられる。
あなたの趣味で政治をやってるんじゃないんだよ。
原発事故の対応だとか、暗い話題は全く口にせず、
原発輸出で日本の価値を高めるだとか良いことばかりを口にする。
隠しきれない膿が噴き出してきていて、安倍政権の限界が訪れようとしています。


◆ニュースネタ 文書書換え事件で財務省の対応が右往左往した理由
刑事ドラマ的に言えば「警視庁VS警察庁」みたいな緊張状態があったようです。
財務省内の「理財局」は中央の組織で、「近畿財務局」は地方の組織、
別個の組織が互いに保身を図ったために、矛盾が生じたと思われます。
もし、文書書換えが「理財局」で完結するものであったのならば、
問題は発覚せずに『完全犯罪』となっていた可能性はありますね…

「理財局」は佐川元理財局長を始め、安倍政権を「忖度」した対応に終始し、
国会でも森友学園問題を『普通の対応』として、問題なかったと強弁してきましたが、
一方の「近畿財務局」は森友学園に対しては消極的だったと予想され、
一度は交渉が暗礁に乗り上げるなど、そういう意味では『普通の対応』でしたが、
安倍昭恵夫人が名誉校長に就任し、
秘書役の経産省出向官僚が財務省に「問い合わせ」をして以降は、対応が一変。
以降の経緯はまだ解明されていないものの、
おそらく財務省の「理財局」から「近畿財務局」に対応を改めるよう指示があり、
その後ろ盾として鴻池氏ら4人の政治家の名前や、安倍昭恵夫人の名前を挙げて、
「理財局」が『特別な対応』を「近畿財務局」に求めた、と考えられます。

その要請に対して「近畿財務局」が渋々応じたのが苦悩の始まり。
「近畿財務局」内部で暗礁に乗り上げようとしていた森友学園との交渉を、
再度、『特別な対応』として推し進めるために、
先の政治家らの名前が理由として広められた…それが綻び。
森友学園問題が世間を騒がせるようになり、「理財局」は強弁で押し通すも、
「近畿財務局」内には既に安倍昭恵夫人らの関与を疑わせる文書が広がっており、
慌てた「理財局」は「近畿財務局」に事態の収拾を指示、
そこで「近畿財務局」が改ざんを行ったのでしょう。

しかし、既に「近畿財務局」内に広まっていた説得材料を全て回収することは難しく、
それが朝日新聞を始めとするマスコミに一部流れたと想像できますし、
原本の改ざんが行われず、原本を大阪地検に任意提出した対応を考えてみても、
万が一の場合は「理財局の指示で行っただけ」という保身に利用しようとしたのでしょう。
実際に大阪地検の捜査の手が「近畿財務局」に及んだことで、
「理財局」の関与を示す証拠が大阪地検の手に渡るに至った、のでしょう。

「理財局」は捜査の手が財務省本省に及ぶのを恐れて、
改ざんの事実を認めてきませんでしたが、
大阪地検特捜部が「原本のコピーを提出できる」と発言したことで、ギブアップ。
バレるのは時間の問題ということで、9日以降、事態が急変したと思われます。
その際に、確定申告に向けて批判が上がっていた佐川国税庁長官は辞意を覚悟しているも、
それを認めてしまえば「野党に屈した」という印象を政権に与えてしまうために、
今までは辞任を押し留めていたものの、これ幸いとスケープゴートにして首切り…
「前から辞めたがってたでしょ?」という声が聞こえてきそうです(苦笑)

…うん、腐ってる、何もかもが腐ってるわ…
官僚の人事権を握るということが、ここまで官僚を腐らせてしまうものか…
反対すれば飛ばされて冷や飯喰い、気に入られて出世でウハウハ…の末はスケープゴート(苦笑)
おいおい、本当に悪いのは誰だよ?
そいつらが「今回の財務省の対応は遺憾だ」とか「国民に深くお詫びする」とか…
どの口が言ってんだよ、馬鹿野郎。
対岸の火事に見せている奴が巨悪という、ある意味、非常に分かりやすい構図でもあります。
もう騙されませんよ、誰も…

結局、森友学園問題は『アッキード事件』だったわけで、
一私立幼稚園・私立小学校に総理夫人が無責任に肩入れしたために、
行政が歪んだことは間違いなく事実です。
公文書の改ざんが行われたのは、
安倍総理が「自分や夫人が関与していたら、総理も議員も辞める」と強弁したせいで、
その発言が行政を歪めるに至ったことも間違いなく事実です。

一体、悪いのは誰なのでしょうかねぇ…?

2018年03月11日

官僚も二流…なのか?

朝日新聞に端を発する『森友学園問題の文書書換え疑惑』、
8日に財務省が文書のコピーを提出することで、収集を付けたのかと思いきや、
野党から「他に文書があるのかどうか?」と尋ねられると、
きっぱりと否定できず、ゴニョゴニョと曖昧に答えるのみ…
私は実態を把握しているにも関わらず、財務省はとぼけているだけと思ってましたが、
この一連の対応を見ていると、財務省自身も問題を把握し切れていない雰囲気もあります。
もしくは財務省内がバラバラなのかもしれません。
全てを白日に晒して出直すべき派と、財務省の権威を守りたい派との対立でもあるのか?

いずれにせよ、一昔前の国家官僚では考えられない態度で、
地方の役人のように「その話は管轄が違うから他へ行って」みたいなお役所仕事っぷり、
自分の担当以外は仕事内容を把握してないように見えてしまいます。
先の厚生労働省の杜撰な統計データもそうですが、
かつては「天下の大蔵官僚」と呼ばれた財務省でさえ、これでは…お粗末というしかない。

そうこうしているうちに、近畿財務局の森友学園担当者の部下が自殺、
佐川国税庁長官が電撃辞任するなど、良くない動きも出てきました…
このタイミングで佐川国税庁長官が辞める意味が分かりません。
今年に入ってから散々野党から理財局長時代の国会発言を批判されても、
安倍総理と麻生財務大臣共に「適材適所」と言って批判を一蹴してきたにも関わらず、
文書書換え問題が大きくなってきた今のタイミングで辞任ですよ…
それは、つまり、佐川氏が文書書換えを把握していた、
もしくは書換えを指示する等の問題行動があったことの証左なわけで、
灰色だった『文書書換え疑惑』を真っ黒な『文書書換え事件』だと認めたことになります。

振り返ってみると、森友学園問題は幾らでも収集を付ける方法はあったはずです。
最初から安倍総理を始め、官邸サイドが驕り高ぶった発言をせずに、
丁寧に調べて対応していれば、ここまで大きくなるような問題ではありませんでしたし、
官僚サイドもすっとぼけた佐川氏に対し、後から小出しに情報を出していった財務省と、
問題を巡る対応に全く一貫性が見られません。
それら全てを含めて、官僚が政府を「忖度」した結果なのでしょうが…
ちょっと考えられないくらいに右往左往し過ぎのように思えます。
ひょっとして、もっと隠したい「裏」でも潜んでるんじゃないの?と疑ってしまいます。
政府への「忖度」ではなく、「具体的指示」が実際にあったとか、
官僚の「天下り」の横行を隠す意図があるのではないか、等々…
あまりにも対応がお粗末すぎて、能力の低下だけでは説明が付かないんですよねぇ…


◆ニュースネタ(追記) 週明け、政府は書換えを認める方針との報道
どうやら佐川氏の指示で書き換えた、というシナリオで行くようです…
…「忖度」して尽くしてきたおかげで国税庁長官まで上り詰められましたが、
最後はその「忖度」によって裏切られましたか… 憐れというか、何というか…
尽くし甲斐のない総理ですね(苦笑)
そのシナリオ通りだと、間違いなく逮捕されちゃうでしょうなぁ…いやはや…

実際に政府から「具体的指示」があったのか、それとも「忖度」の結果なのか、
今後の焦点はそこになってくるでしょうが、
森友・加計学園問題とは違い、あまりにも「忖度」の結果が甚大過ぎます。
政府からの圧力なしには、おいそれとできない「罪」だと思いますが…
羽の付く政治家とか指示してそうですよねぇ…そんなイメージ…

裁量労働制の杜撰な統計データから再度始まり、森友学園問題の書換え事件で露呈、
加計学園問題や森友学園問題に遡って考えてみて言えることは、
安倍政権の体質そのものが「いいかげん」だと言うことです。
「これこれこういうデータがある、だからアベノミクスは成功しているんだ」、
何かにつけて政府はそう言ってきましたが、もはやそのデータに信ぴょう性がありません。
それに対して野党やマスコミが実質賃金の低下など、別のデータで追及すると、
見解を受け止めるどころか「全く問題ない」「そのような指摘は当たらない」と一蹴。

安倍政権は、自分達に都合の良い粉飾データを主張して物事を通そうとする一方、
自分達に不都合な見解やデータは遮断して一切受け入れない、
それが安倍政権のやってきた政治だということが明らかになっています。
『アベノミクス』というスローガンで誤魔化してきた安倍政権も、
ついに誤魔化しきれなくなってきた、そう言えましょう。

国民はそれでも誤魔化されてるフリをし続けるんですかねぇ?


◆ニュースネタ 女子レスリングのパワハラ問題~最悪の結末を迎えるか?~
パワハラ問題で槍玉に挙がっている栄監督が体調を崩して入院だとか…
考えられるうちで最悪な対応でしょう。
泥沼化、これでもう辞任必至になってしまいました。

パワハラがあったらあったで、すぐに謝れば良いんですよ。
「自分にはそういう認識はなかったが、そう受け止められたのであれば謝罪します」と。
その上でレスリング協会に「進退伺」を提出し、
これまでの実績を考慮して東京五輪までは引き続き職務に当たるとした上で、
選手選考は公平に行い、五輪種目の体重別のガチンコ勝負で勝った選手が代表になる、
そうすれば問題は早期に解決したはずです。
他の人はどうかは分かりませんが、伊調選手には栄監督を辞めさせる意図はないので、
伊調選手らも公平に取り扱うことを約束すれば、それで良かったはずです。
どうして、問題を泥沼化させたがるのか分かりません。
レスリング協会も「パワハラなどなかった」とあっさり否定してしまう辺りも、
そもそもパワハラを理解していない証左であるし、当事者能力を欠いています。
そういう態度が自分達を追い込んでいることに気づいていないのでしょうか?

もし、仮にパワハラがでっち上げで、ただの誹謗中傷だと言うならば、
黙って入院している暇なんてありません。
愛弟子達までもが要らぬ誹謗中傷に晒されているのならば、
それから守ってあげるのが監督の仕事でしょう?
自分だけならいざ知らず、その周囲にも影響を及ぼしているのですから、
断固とした態度で戦うべきです。
それが体調面の理由でどうしてもできないというのならば、監督を辞めるべきでしょう。

こちらも問題の収拾には程遠く、栄監督が辞めるか、
伊調選手が現役引退をするかの二択になってしまった感があります…
わりと最悪の結末ですね、コレ。

2018年03月09日

スポーツは一流

経済は二流、政治は三流以下… 今の時代はそんな雰囲気ですねぇ…(-ε-)

平昌五輪は冬季歴代最多となるメダル数を取るなど、日本選手の活躍が目立ちました。
その中でも特にスピードスケートとカーリングは、
競技が行われていた時間が20時~22時というゴールデンタイムだったこともあり、
多くの日本国民がリアルタイムに競技を見ることができ、大盛り上がりでした。
注目のフィギュアスケートがお昼過ぎだったこともあって、
結果は素晴らしかったものの、やはり時間帯の影響はあったように思えます。

2年後の東京オリンピックでも、同様の競技時間の問題は出てくるでしょうから、
アスリートを第一にしながらも、日本人の多くが見れる時間帯に競技を行って欲しいです。


◆政治ネタ 杜撰な統計データで裁量労働制の改正案を断念
またしても怪しい「統計」が… おそらく、「結果ありき」だったのでしょうね。
ですから、不都合なデータは倉庫に廃棄され、
都合の良いデータが出るように数字もいい加減に打ち込んだ、ということでしょう。
「裁量労働制で労働時間が短くなる」、そのために作ったデータだったから杜撰だったということ。
順序が逆だったんですよ。データがあって、裁量労働制の拡大を決めたわけではない。
裁量労働制の拡大をしたかったから、データを作った、そういうことです。

真の問題は、何故そんなデータを作らざるを得なかったのか、ということです。
逆に考えて行けば、「裁量労働制で労働時間が増える」という懸念を否定する必要があった、
本音で言えば、「裁量労働制で労働時間を増やしたい」という経済界の要望があったということでしょう。
同じく労働時間を増やしかねない「高度プロフェッショナル制度」(定額働かせ放題プラン)は撤回せず、
電通の過労自殺事件に始まった『働き方改革』を全面否定するような改正には、
やはり違和感を禁じ得ません。
これは『働き方改革』ではなく、『働かせ方改革』ではありませんか。
裁量があるのは労働者側ではなく、経営者側であるのが明らか。

本当の意味での『(労働者による)裁量労働制』を実現するためには、
『ワークシェアリング』の考え方が必要不可欠なはずです。
労働者が裁量の範囲で仕事ができるだけの仕事量の余裕があること、
人員に余裕がなければできないはず。
それが団塊の世代の退職によって「人手不足」を嘆いている企業にできるのか? できるわけがない。
そこには明らかに『嘘』が混じっているわけで、それが「働かせ放題」にあるのは目に見えています。

一番の問題は、電通の過労自殺事件を経済界が全く反省していないということです。
今の経済界がやろうとしていることは、田舎に24時間営業のコンビニを立てるのと同じです。
夜間は客足が全然ないのにも関わらず、光熱費だけを使い続けて消耗…
経営者の雇われ店長夫婦は24時間の昼夜交代で体力と精神力を消耗…
客観的にはそんな田舎で深夜営業なんてする必要ないだろうと思うのですが、それを止めない…
やろうとしていることが、それと変わらんのですよ。

「常に最後まで会社に残って仕事をし続ける社員が良い社員」そんなわけはありません。
会社からすれば、夜中に残業されても光熱費を使われるだけなので非効率的ですよ。
業務内容が午後に偏っているシステムが問題なわけで、
そういったものを一切解決せずに、管理職を家に帰さずに会社に監禁するのが美徳とするのは、
明らかに間違った方向性です。

一方でその必要性もまた理解できます。
仕事ができる人間に対して、時間という制約を付ける必要性があるのか否か。
逆に仕事ができない人間が、自宅に仕事を持ち帰って情報を流出させてしまったり、
カフェでコーヒーを飲みながらダラダラと仕事をしたり…
つまり、問題なのは「実労働時間」ではないのです。
仕事にかけている時間、仕事に対する「拘束時間」が許容量を超えないことが大事。
家庭と仕事をきっちりと分ける、そういう時間の管理ができることこそが「裁量労働」の前提。

今のまま、残業時間の制限だとか、労働時間規制から外れるだとか議論しても全くの無意味。
一番最初に『ワークライフバランス』ありき、
家庭と仕事の両立から始まらない限り、いつまで経っても「働き方改革」は進まないでしょう。
その一番大事な視点を欠いていることが、「働かせ方改革」で終わっている最大の理由です。


◆ニュースネタ 北朝鮮が韓国と対話姿勢
日本の報道では「時間稼ぎ」という論調が多く、慎重姿勢を取っていますが…
北朝鮮の方はわりと「本気」でしょうね。そうでなければ妹ちゃんを出さないでしょ?
仮に完全に北朝鮮のブラフだったとすれば、自分の一族に交渉失敗の責任を問うことになり、
間接的に金一族の支配力にダメージが生じかねないからです。
逆に言えば、韓国側としてもこの交渉が失敗に終われば、北朝鮮は本気で激怒して暴発しかねず、
そういう意味でも「微笑み外交」の下に「瀬戸際外交」が見え隠れしているように思えます。
韓国側からすれば、平和的解決の最後のチャンスであることは間違いないです。
これが失敗すれば、もう「次」は来ないでしょうから…

北朝鮮側が実際にどう考えているかは分かりませんが、
韓国を侮ってることは間違いないように思えます。
おそらく、もう北朝鮮は韓国を攻め滅ぼすつもりはないんじゃないでしょうか?
そもそも、軍事力を使って韓国を亡ぼすリスクを取る必要もない、
平和的に南北が統一した末には、合法的に南北統一金王朝を作れる自信があるのでしょう。
それだけ韓国国民がバラバラと見られている、
北朝鮮からすれば「制御可能」と見ているように思えます。

日本にとっては、交渉が決裂すれば「戦争」、
交渉が成功しても「反日南北統一核政権」が誕生するリスクもあり、
どっちに転んでも厳しい展開になりかねませんが、
そもそも、日本はこの問題における当事者ではないので、実際は何もできません…
北朝鮮は韓国に対して軍事的挑発を行わないと約束しましたが、
日本やアメリカに対して軍事的挑発を行う可能性はあります。
仮に、日本の領海にミサイルを飛ばしたとしても、
北朝鮮からすれば、日本に対する軍事的挑発を意味するものではなく、
アメリカに対しての軍事的挑発なわけで、
日本が積極的な行動を起こしたとしても、北朝鮮に対する効果は限定的でしょう。

当面は韓国と北朝鮮の交渉を見守りつつ、
北朝鮮が再度の軍事的挑発に踏み出さないように圧力姿勢のまま警戒を続け、
アメリカが誤ったメッセージによって、暴発・妥協をしないように、
スクラムを組み続けることが大事、ということになりますね…


◆ニュースネタ レスリング女子でパワハラ問題が浮上?
スポーツは一流と言った矢先に…も前言撤回かな(苦笑)
相撲界に続き、不祥事が出てきましたねぇ…

報道では被害を受けたとされる伊調馨選手自身は告発に関わっていないという話。
そこら辺がこの問題をよく分からなくしている点ですが、
おそらく、伊調選手自身は『パワハラ』という感覚はなく、
練習場所に困って各方面に相談していたら、こうなったのではないかと。
それが弁護士からの客観的な目で見た時に『パワハラ』と判断された、そんな感じでしょう。

接触の多く、体格差の影響の大きいレスリングにおいて、
男子と混じって練習していたというのも、一般的な感覚からすれば驚きで、
そういう点から考えても、伊調選手自身は男性的感覚で拘りはなかったのでしょう。
問題はそれを半ば放置していた栄監督とレスリング協会で、
練習拠点を東京に変えた時や、田南部コーチに指導する時、
田南部コーチが交代し、伊調選手が警察庁で練習がし辛く時など、
幾らでも伊調選手と接触し、その意思を確認する術はあったはずなのに、
そういったことを一切せずに、知らないを決め込んでいたのは、やはり不自然です。

実際に栄監督が伊調選手にパワハラを行ったのかどうかは分かりませんが、
伊調選手にとっては練習し辛い環境だったことは想像に難くありません。
伊調選手と同じ階級には、栄監督の娘である栄希和選手がいるわけで、
娘にハッパをかける意味で「こんなことでは伊調には勝てんぞ!」と言ったとしても、
それを周囲が見ていれば、「やっぱり監督は娘が可愛いんだわ」ということになり、
強い選手へのやっかみも混じって、お局様に言うように「早く引退しないかしら」的な
陰口が叩かれていた可能性は否定できません。

今までの女子レスリング界は男性的な社会でしたが、
近年の女子選手の大活躍によって人気も上がってきたでしょうし、
そういった「女性的な」思考を持つ選手が増えたとしてもおかしくはありません。
そういった女性社会的な陰口体質を好まなかった伊調選手が、
練習拠点を変えざるを得なかった可能性はあります。

一方の栄監督を始め、協会側がそういった女性社会特有のメンタルケアを疎かにし、
選手の練習環境を悪化させてしまったことが、今回の問題の原因のように思えます。
今までは男性社会のやり方に染まることで、女子レスリングが強くなってきたのですが、
選手人口が広がるにつれて、そういったやり方が通じなくなり、
あちらを立てればこちらが立たずのような、
贔屓とやっかみ感情が交じり合う女性社会の難しい状況が生じたのではないかと思われます。

早い段階で伊調選手の意思を確認し、
別の練習場所を確保するなどケアしれいれば問題なかったはずなのに、
「去る者は追わず」のような男性社会的なやり方を貫いてしまったことが、
両者の溝をひたすら広げてしまったのではないか、そんな印象を受けます。

栄監督とレスリング協会は「『女子』レスリング」ということを忘れていた、
「(女子)レスリング」ではないことを知るべきでしょう。

2018年02月16日

政治色が強すぎる五輪

開幕したら少しは盛り上がるかと思いましたが…
大会直前の北朝鮮の参加表明から始まり、政治色の強さが色濃く出ている気がします。
北朝鮮参加に関する見解は概ね同意で、北朝鮮は時間稼ぎと米韓軍事行動へ楔を打ち、
韓国とオリンピック委員会は一時の安寧を望んだ結果、でしょう。
双方共にこれで本当に平和になるなんて思ってもいませんし、
ある種の打算の産物という極めて政治的な結果だったように思えます。

大会が始まって感じるのは各競技の開始時間…
フィギュアスケートはアメリカの放送局に合わせて午前早くから、
逆にスキー競技はヨーロッパの放送局に合わせて深夜近くまでとバラバラ。
時差がほとんどない韓国ということもあって、競技時間のバラツキを強く感じます。
こちらも金を出したもの勝ちというIOCの政治色を感じずにはいられません。
全てが打算の産物のように見えて、どうも違和感ばかりが…
東京五輪も同じような形になったとしたら… ちょっと困りますねぇ(苦笑)

そんな中でも、日本人のメダルラッシュが始まると、多少持ち直した感もあったり。
特に14日のスノボ・複合の銀メダルは、あと一歩というところまで行きながらも、
最後の最後で王者の意地や力強さを見せつけられての敗退となり、
悔しい思いにも駆られましたが、内容は素晴らしかっただけに満足感一杯でした。
この後も競技中心に盛り上がっていくことを期待したいです。


◆政治ネタ 安倍総理の朝日新聞批判
総理はまるで森友・加計学園問題全体が誤報であるかのように言ってますが…
具体的に指摘しているのは『安倍晋三記念小学校』の名で資金集めした時期のみで、
それが正しかろうが間違っていようが、問題の解明に全く繋がらないだけに、
そこだけしつこく繰り返して誤報を指摘するのは、どうにも筋違いに思えてなりません。

安倍総理は朝日新聞が森友学園の籠池氏への取材を元に記事を書いた点を批判しますが、
籠池氏が本当に真実を語っているかどうかは分からないものの、
籠池氏が問題の一方当事者であることは間違いないわけで、
籠池氏への取材の是非が問われてしまうのも変な話です。
それなら、もう一方の当事者である安倍夫人も取材に応じれば良い話で、
それこそ国会で直接対決させれば良かった話では? やり口が迂遠です。

最近の朝日新聞がやや揚げ足取り気味に政権批判をしている印象は否めないものの、
その中には森友・加計学園問題のように政官民の癒着を感じさせるものがあったりと、
重要な指摘があることは間違いありません。
一国の総理が、国会の場で特定新聞社の名前を出して批判するのはいかがなものか。
昨年には自身の憲法観を掲載した「読売新聞を熟読してください」と言ったり、
公に特定新聞を贔屓し、特定新聞を批判することは、言論弾圧に当たらないのでしょうか?
既にかなり際どい所を行っちゃってる感じがするのですが…
同じく『フェイクニュース』と言って特定新聞を批判するトランプ大統領ですが、
アメリカ国民の中ではそれを批判的に受け止められていることが救いでもあって、
逆に日本はそういった言論弾圧を国民が甘受してしまっている辺りは、
もう救いようがないな~と思っちゃったりします…

最近では朝日新聞だけでなく、毎日新聞や東京新聞まで一方的な非難に晒されることも…
自分の認識では朝日はともかく毎日はまだマシな感じなんですけどね…
読売は安倍政権ご用達新聞という感じで、自己批判できる辺りに余裕を感じられますが、
元文科省の前川氏の偏向報道があったりと、やっぱりご用達新聞だなという感じですし、
産経は完全に安倍政権ヨイショというか、尻尾振ってる犬のような露骨なヨイショ記事…
今はネットでも自分の好きなニュースしか見ないこともあって、
より人目を引き付ける偏向報道の方が好まれる傾向が強く、
そこが両者の溝をガンガンに深めている印象もあります。
…で、そういう人達は自分のことを偏っていないと思ってる節がある…
自分の興味あるニュース、自分にとって耳触りの良い言葉のニュースこそ「イイネ」で、
自分の興味のないニュース、自分にとって耳が痛いニュースが批判の対象になる。
そんな傾向を一番強く表しているのが、実は自民党の若手議員だったりして、
この国はもうダメだよなと思っちゃう所以だったりします… 偏ってることに気づけ。


◆ニュースネタ 憲法改正の争点
憲法改正に関して、幾つか判断材料はあると思うのですが、
一番大事なのは「それを憲法に書く必要性があるのか否か?」です。
憲法は国家と国民の約束事であり、第一義的に拘束する対象は「国民」ではなく「国家」。
ですから、基本的には「国民」から見て、
「国家」に容易に改変されては困るものを憲法で定めておく、と考えるべきでしょう。
逆に言えば、「国家」から見て、「国民」に改変されて困るものがあったとしても、
具体的な法律を定めるのは「国家」の方なので、憲法で定める意味がないわけです。
「国家」は憲法の精神に則って、「法律」で「国民」を拘束することができるわけですから。

そういう視点から言えば、野党が批判しているように、
憲法9条に自衛隊を明記することは意味がありません。
国民が自衛隊の廃止を望んでいるわけではなく、具体的に自衛隊法が廃止される恐れもない。
今の共産党でも自衛隊の即時廃止は主張していないわけですから、
具体的に明記する意義が見出せません。
やはり、そこには別の意図、9条を改正したという具体的事実をもって、
さらなる改正を促すのが狙いではないかと邪推してしまうわけです。

他にも参議院議員は各都道府県1名以上と明記するのも意味がありません。
有権者にとっての投票価値の平等の面で問題があるものの、
選挙制度の影響を直接受けるのは議員であって、「国家」側の問題です。
「国民」の視点から見て「国家」を制約する必要性があるのか否か、
例えば環境権や地方自治の明記といった具体的な必要性が高いものを
優先的に改正すべきでしょう。最初から利権の確保に走り過ぎ。

今の自民党の憲法改正論議はそこが致命的に足りてない。
「国民」の視点から考えてないから、説得力をもって伝わってこないんですよ。
単に自分達に都合の良いように変えようとしているに過ぎません。


◆ニュースネタ 古賀茂明氏のアベノミクス批判
アベノミクスの問題点をコンパクトに批判していると思います。
そもそも『アベノミクス』とか言って、固有名詞を付けだした頃から眉唾モノでした。
単なる『通貨安戦争(しかもアメリカの残りカス)』に大層な名前を付けている辺りが、
詐欺商売の始まりと言いますか、ネームバリューに囚われがちな日本人の悪癖という感じですよねぇ…
本質を見ることができない、名前で騙されちゃう。
今の日本は『無宗教』という感じですが、かといってフランスのように『合理的』というわけでもない、
何か特定の『神話』にすがりたがってしまう。
『アベノミクス』にもそういう『神話』しか感じられなかったんですよねぇ…

結論から言えば、アベノミクスで労働者の生活は豊かになりません。
賃金の上昇よりも、差し引かれる社会保障等の税金の方が多いので、手取りは現状維持もしくはマイナス。
それに対して物価が上がっていくので、生活は苦しくなる一方です。
結局、内需は拡大するどころか縮小する一方で、輸出頼みの経済に拍車がかかり、
どんどん国内需要は先細っていっちゃうわけです。
安倍政権になってからは世界経済が回復基調だったから良かったものの、
一度でも世界経済の好循環が止まれば、
その反動を最も受けるのが日本という構造に変化しつつあり、
「円は比較的安全だ」というのも、既に『神話』のように思えます。

2018年02月10日

空からの災い

今年に入ってから災害が多い印象がありますね…
火山爆発や相次ぐ地震…ついには台湾で大地震が発生、日本も他人事ではありません。
他にも人災的要素が強いものの、米軍ヘリの基地外での不時着や、自衛隊機の民家墜落、
大雪による交通障害・物流のストップ等々、
空から災いが降って来るケースも多くなってます。
そのうち隕石の落下や核ミサイルが飛んできてもおかしくは…うわ、何をするやめr…(以下略)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(不適切な発言があったことをお詫びいたします)


◆スポーツネタ 相撲協会の理事選で貴乃花親方と錣山親方が落選
色々な見方はあると思いますが、
私は貴乃花親方が立候補して落選したことは意味があると思ってます。
あれだけの不祥事を重ねたのにも関わらず、
理事会の主要メンバーは変わらず、八角理事長が再任する可能性が高いとなれば、
相撲界に自浄能力がないことを印象付けるだけです。
今の相撲協会に向けられる世間の目は、実質破綻した企業よりも厳しく、
税制優遇措置を受けていることを考えれば、それも無理もない話なのですが、
そういった世間の厳しい目に対する危機感がまるで伝わってきません。
相撲協会にそういった危機感が皆無で、
旧態依然としていて、改革意識が全くないことを世間に明らかにした意味では、
貴乃花親方の落選は意味があったように思えますね。

相撲協会としては反乱分子を追い出したつもりでしょうが、
逆に自らの寿命を縮めてしまったとも言えます。
不祥事が重なって組織が崩れかかっている状況では、
反対派を取り込んでしまった方が都合が良いのは明らかです。
第一に「口封じ」ができます。第二に「責任を取らせる」ことができます。
後者は実際に貴乃花親方を巡業部長に据えて、
スケープゴートとして上手いこと処分できたにも関わらず、
今回は内部に取り込まなかったことで、
これ以上の不祥事が起こった際には理事会に批判が集中する可能性が高まります。
そして前者の理事会内部に口うるさい人物がいないことで、
その口が内部から外部に向かってしまう可能性が高まります。
よって「口封じ」ができない。
今後、貴乃花親方サイドから爆弾発言が飛び出し、
相撲協会がさらなる苦境に立たされる可能性は高いと言わざるを得ません。

結果的に、相撲協会は内部改革によるソフトランディングに失敗し、
外部の圧力によって解体的出直しを迫られるであろうハードランディング路線となり、
相撲界の混乱はさらに広がっていくのは間違いありません。
今回の選挙結果によって世論は外部からの圧力を支持するでしょうから、
貴乃花親方サイドが暴露話をする環境が完全に出来上がったと言えましょう。
理事に落選することによって、初めて、
貴乃花親方と錣山親方は真の改革の旗手になる権利を手に入れたわけです。


◆ニュースネタ 相撲協会がテレ朝の貴乃花特番を肖像権侵害と批判?
自分は前半しか見てないので詳しくは分かりませんが…
自分の肖像権の理解から言えば、
理事でもない貴乃花親方のTV出演までも協会が管理するのは難しいと思います。
ですから、同じ出演番組でもフジテレビの『グッディ』は問題ないと思われます。
テレ朝特番で問題があるとすれば、貴乃花関の現役時代の映像を使用した可能性でしょうね。
力士が土俵で相撲を行っている映像には相撲協会の肖像権が及ぶと考えられるので、
そういう映像を無断で使用したとなれば、肖像権侵害の可能性はあります。
まぁ、でもNHKの大相撲中継のように、
所謂「ショー」として相撲を見せて視聴率を稼いだわけではなく、
社会問題を取り扱う報道的要素が強かった面を考えれば、
肖像権侵害も否定される可能性は高いと思われます。

いずれにせよ、貴乃花親方が番組出演したことによる問題ではなく、
テレビ朝日の番組構成に対する批判なわけで、焦点がぼやけている印象はあります。
一連の問題にしてもそうですが、相撲協会は敢えて法律を「拡大解釈」して、
自己に都合の良い運用をするという法律家の負の側面が出ている印象が強く、
それがより一層世間の不興を呼んでいることは間違いないように思えます。
法律家にとっても今回の一連の相撲騒動は頭が痛いのではないでしょうか。
ただでさえ、過払い金で儲ける金満弁護士問題や、職のない弁護士で苦しんでいるのに、
さらなる法曹のイメージ低下を招く可能性は高いですねぇ…

話を戻しまして、貴乃花親方が今になって発言できるようになったのは、
裏を返せば、先の理事選で落選したからこそ、とも言えます。
理事に当選した状態であのような発言をしてしまえば、
それこそ理事の忠実義務違反を問われかねないからです。
理事ならば理事会で相撲協会批判を行うべきで、
実際に貴乃花親方がそれをやってきたのかどうか分かりませんが、
仮にやっていたとしても、提出した報告書・反論書と同じく黙殺した可能性は高いのですが、
いずれにせよ、理事会という手段がある以上、
理事としてTV番組に出演することは難しかったと思われます。

こういうことが内部では「口封じ」されるも、外部だからこそできる「攻撃」なんです。
そういう所に頭がいかない辺りが相撲協会の危機感の無さ、
町内会程度の集まりである所以です。
今後、どういった展開をするのか分かりませんが、
もし、仮に、不穏分子である貴乃花親方を相撲協会から追い出すような動きになった場合、
それは愚の骨頂で、最悪の結果を招くであろうことは想像に難くありません。
まぁ、個人的にはバスケ協会みたいな展開になった方がスッキリするとは思いますけどね~
川淵さんを外部理事長に据えて改革を任せちゃった方が良いんじゃないの?

2018年01月29日

仮想通貨

仮想通貨取引所のコインチェックから、仮想通貨NEMが580億円分が流出したそうで…
今年に入ってから、北朝鮮が仮想通貨取引で不正アクセスをしている疑いがあるとの報道もあり、
セキュリティ対策に懸念が生じていたわけですが… うーん…
私は仮想通貨について詳しくないのでアレなのですが、NEMってマイニングが盛ん奴ですよね?
ビットコインと違ってNEMのセキュリティ対策が遅れていたという話もあって、
コインチェックの管理体制が拙かったのか、NEMそのものが狙われているのか、
どちらか判然としないのは非常に気になります。
おそらく、その両方なのでしょうねぇ…
逆説的に言えば、マイニングしやすいからセキュリティも甘くなりがちなのかな?
ただ、換金すれば足が付きやすいことも確かなので、不正アクセスした人はどうするつもりなんですかね?
マネーロンダリングみたいな洗浄方法でもあるのかしら? とりあえず、やってみただけなのかな…

それを受けてコインチェックが日本円で顧客に返済するというのも不思議な話で…
そんなに儲かっているのでしょうか?
普通に考えて、自転車操業の経営破たん必至な金額に思えるのですが…
逆にこれで保証して貰えた人と、貰えなかった人が出てきたりして、
さらなる混乱を呼び起こしそうで心配です。

やっぱり仮想通貨で怖いのは「担保」だということを再認識させられました。
「お金」ならば国家の「担保」があり、ギリシャのような例があるにせよ、通常は安心。
「電子マネー」ならば、そのお店の「担保」があり、逆に言えばその程度しか信用がないので、
多額の現金は入れずに、少額をチャージしながら使うことが多くなります。
では「仮想通貨」の「担保」は何なのか。
今回のコインチェックの対応のように全額保証というのは、本来あり得ない話なわけで、
運営主体に相応の資力がなければどうなるのか… そう考えると、やはり怖いものがあります。


◆ニュースネタ 不倫報道の末に…小室哲哉引退騒動?
一番笑えるのが、「自称:良識派」の人達が報道した文春を叩いて、
むしろ小室哲哉氏を擁護しているところですよね。
あっさり騙され過ぎじゃね?と(苦笑)

まず最初に抑えておかなければならない点は、
「不倫報道」と「芸能界引退」の間には、何の因果関係も存在しないことです。
不倫をしたから仕事を辞めなければならない、そんなのは極めて限定的な話のはず、
考えられるのは職場不倫の末、まともに働ける環境ではなくなった場合ですが、
今回の場合は看護師だったはず、小室哲哉氏の仕事とは直接関係がありません。
ですから、「芸能界引退」という結果は小室哲哉氏の個人的都合に過ぎず、
「不倫報道」とは直接的には関係なく、むしろ文春側が利用された感もあります。
会見等を見ていると、辞めるタイミングを見計らっていたのではないか?、
そう思える節もあり、早期に不倫報道を終結させるために「引退」を持ち出した印象です。

引退云々は自身が決めることなので、とやかく言いませんが、
仮に家に夫婦二人で籠るような社会性のない生活になってしまうと、
鬱屈とした最悪の結果を招きかねないだけに、
芸能人ではない一般人として外でリハビリ生活をするのが良いように思えます。
有名人の闘病生活等は同じ病気や状況に苦しんでいる人の励みになりますので、
芸能界を引退してもそのことは忘れずに、一私人として共に歩んでいくことを期待しています。
…ほとぼりが冷めたら「芸能界復帰」とか言い出さないで下さいよ(苦笑)


それと、これは今回の問題と直接的には関係ないのですが、
「不倫」「浮気」の線引きって、どこにあるんだろうな、と。
夫が風俗に行って本番行為をしたら、「不倫」「浮気」なのか?
継続性のない性行為をもって、風俗嬢から賠償金を取れるとは思えませんしねぇ…
逆に肉体関係がなくとも、夫婦ではキスはおろかデートもしていない状況で、
頻繁にキスやデートを繰り返す相手がいた場合はどうなのか?
そう考えていくと、肉体関係の有無は関係ないわけで、
やっぱり情状酌量の余地はありませんよねぇ…


◆政治ネタ やっぱりダメだった参議院民進党と希望の党の統一会派騒動
そりゃ昨年10月の選挙の経緯を知っている人からすれば、
「絶対に上手くいくわけないだろ」と分かり切った話なんですが…
それを押し切れると勘違いしてる辺りが政治音痴というか、アホですよね(苦笑)

参議院民進党執行部とすれば、このままでは立憲民主党に人が流れて崩壊を待つばかり、
その意味でも昨年9月の希望の党の結成・民進党の離党ドミノと同じ状況に陥りつつあり、
大塚代表は前原前代表と同じく、力業での合併・連携を行おうとしたのだと思います。
しかし、今回は前回と異なり、希望の党以外の受け皿、立憲民主党が最初からあるわけで、
むしろ彼らにとっては立憲民主党の方がシンパシーが近い上に、
衆議院の無所属の会は、希望の党に排除された人達なだけに、
三顧の礼で迎えられるならまだしも、吸収合併ではまさに「韓信の股くぐり」で立つ瀬なし。
支持母体の連合の支持があるとはいえ、前回の選挙結果によってその影響力低下が際立ち、
連合が決めた枠組みに議員が従うという構図は通用しません。
そんな簡単な計算さえ見誤り、力業さえ行うことができなかった民進党執行部は、
やはり既に「死に体」と言わざるを得ません。
そもそも、自分達が中心になって「民主党を再び」なんて通用しません。
最後までその発想から抜け出せなかった民進党は自己崩壊を待つのみでしょう。

逆に分からないのは、希望の党の焦りです。
民進党の連携話を終わった今でも、「分党」の話は立ち消えになっておらず、
玉木代表は党として安保法制に反対の姿勢を示すとか何とか…
希望の党の結党メンバー、右寄りの人達からすれば納得のいかない結論でしょう。
まさに「民進党に母屋を乗っ取られた」そういう感覚ではないでしょうか。
逆に言えば、「分党」をしなければならないほどに、
希望の党の結党メンバーと民進党出身議員の対立が根深くなっていたとも言えましょう。
結党メンバーの民進党出身者でも、松原氏は民進党寄り、
長島氏は態度を明らかにせず、細野氏は右寄りと分かれていて、
今後一つにまとまっていくことが不可能なほどに、内部対立が激しくなっているのでしょう。
そう考えると、希望の党からすれば、
民進党との連携を「分党」するための大義名分にしようとした感じがあります。
こちらも国民から見て全く方向性の見えぬままに、
グダグダになってバラバラ終了になってしまいそうな雰囲気があります…

これで今後の野党再編の主導権を握るのは立憲民主党で確定しましたが、
立憲民主党としても「元の民主党」には戻りたくないわけで、
すぐにどうこう動くということはないように思えます。
無所属の会としても、そのまま立憲民主党に加わるようでは、
「受け皿」として機能できませんので、連携強化に留まるでしょう。
その間に参議院民進党から立憲民主党への移動が進み、
希望の党は「分党」後に、無所属の会へ移動が進み、
民進党と希望の党に残った人達の多くが落選し、
残った人達を立憲民主党が拾う形で終わりそうです。
その前に、立憲民主党が社民党を吸収する可能性もありますが。

それと希望の党から分党する人達はどうすんですかね?
維新の会と連携して「東西の棲み分け」を行い、一応野党の立場は貫くのか、
それとも自民党に直接擦り寄っていって、拾ってくれるのを待つのか。
どちらにせよ、あまり良い結末が待っているとは思えませんけどねぇ…


◆政治ネタ 空転し続ける国会
所信表明や各党党首の代表質問は行われましたが…
相変わらずの、質問時間配分を巡る対立で国会は空転状態。
小泉進次郎議員が同じ質問を何度も繰り返すことに対して、
「AIでいいじゃないか」みたいな不穏当な発言をして、
国会改革の必要性を訴えていましたが、
それならそれで、野党の求めた証人を国会に呼べば、それで済む話。
婉曲に婉曲にとやってるから、話がいつまで経っても終わらないんじゃないの?
籠池氏のように、安倍夫人や加計理事長、佐川国税庁長官を呼べば良いじゃないですか。
こんなのいつまで経っても終わりようがないですよ。

森友学園問題で証拠はないと誤魔化していた佐川理財局長は、今や国税庁長官。
野党からの批判に対して、政府は「適材適所」と言っていますが…
なるほど、政府は「確定申告も上手く誤魔化して嘘を付き通したもの勝ち」と仰るのか。
正直に申告する奴はバカ、上手く誤魔化す奴が正解ということか。
それじゃ自動的に税金が取られるサラリーマンは誤魔化しようがないのでバカと仰るか。
こんなことでは真面目に確定申告する人はいなくなりますよ…
無茶苦茶としか言いようがない。

2018年01月17日

野球殿堂の発表

プレイヤー表彰で、元巨人・メジャーの松井秀喜氏、
広島・阪神で活躍した金本智憲監督、
エキスパート表彰で、巨人やWBCの監督を務めた原辰徳氏の受賞が決まりました。

人選は順当だと思いますが、一方で逆に「早過ぎる」印象があることも確か。
気になったので今年の候補者を探してみたら、
こちら
特にプレイヤー表彰は比較的若い名前がズラリ。
エキスパート表彰で田淵幸一氏や新井宏昌氏らの名前が残っていることを考えると、
プレイヤー部門の候補者が小ぶりになったと感じざるを得ないのですが…
選手寿命が延びたことで、記録的には遜色ない数字を残している一方で、
印象的には昔ほど鮮烈なイメージを残していない気がするのは気になります。
正直言って、来年以降は人選に苦労しそうな感じもしますねぇ…


◆ニュースネタ 慰安婦問題の日韓合意の見直し? 追加謝罪を請求?
結局、韓国政府は何をしたいのかが分かりません。
さすがに「合意の見直し」という暴挙は言いませんでしたが、
「日本の謝罪」とは何を指すのかはっきりとせず、何とも言えない感じです。
おそらく、韓国政府が、日韓合意に反対する韓国国民の感情と、
国際的な外交約束の着実な履行の板挟みになった結果なのでしょうが…

今回の韓国政府の対応から察するに、
日本政府が慰安婦に直接お金を支払って最終解決という形にはしたくないのでしょう。
その理由が、慰安婦の「体面」なのか、韓国国民の「面子」なのか、
最終結着には程遠い更なる個人賠償の「要求」なのかは分かりません。
一体、日本に何をして欲しいのか、そこが見えてこないわけです。

仮に「要求」であれば、日本政府は断固とした対応をする必要がありますが、
「体面」「面子」であれば、日本政府の負担はないだけに、
過剰反応することは却って国益を損ないかねません。
安倍政権は既に「要求」であるとして、反発を決め込んでいますが、
あまり過度に反発を強めてしまえば、
韓国政府の指摘するように「日本の謝罪の意思」が見えなくなってしまい、
金を出して解決しようとしていると批判される恐れがあります。

両国が並行線の『従軍』の有無も完全に置き去りにされており、
韓国国民としてはそこが納得いかない点なのでしょうが、
日本にとっての北朝鮮拉致問題と一緒で、
時間がかかればかかるほどに、被害者には損ばかりが積み重なっていくだけに、
もっと現実的救済とのバランスにも目を向けて欲しいように思えます。

日本が取るべき態度は「反発」よりも「冷静さ」で、
決して上から目線とならないように、
現実的救済の必要性を根気強く主張していくのが良いのではないかと考えます。


◆ニュースネタ 『相撲協会』という不確かな(?)存在
まず最初にセクハラ行司問題で、断固とした対応を取ったことは評価します。
報道では「セクハラ」とされていますが、問題の概要を見ると、
 ①冬巡業中の12月16日夜に沖縄・宜野湾市で夕食中に泥酔し、
 ②10代の若手行司にホテルの部屋まで送ってもらった際に、
 ③数回キスし、胸を1回触るセクハラ行為を働いた、
という報道内容となっており、
一般的にイメージされる「飲み会の席でノリでキスしちゃった」系ではなく、
「部屋に送ってもらった所を押し倒してヤッちゃった」系(今回は未遂)であって、
セクハラというよりはレイプ未遂に近く、(性的)暴行事件の様相が強いです。
暴行事件に対して断固とした対応を取ったことは評価したいです。

今回の貴ノ岩暴行事件以降の流れ全体を見ていて思うのは、
「『相撲協会』という確かな存在が本当にあるのかどうか?」ということです。
法人格を持つ『会社』のように、
個人の人格を超えて『相撲協会』という公益財団法人が存在しているとは、とても思えません。
八角理事長であり、貴乃花親方であり、危機管理委員会であり、
横綱審議委員会であり、評議員の池坊氏であり、誰も彼もが語る『相撲協会』が違ってる、
概念として同じ『相撲協会』を語っているようにはとても思えないわけです。
どちらかと言えば、全ての人が『相撲協会』を騙っている、こちらの方がしっくり来ます。

評議員の池坊氏が1月4日の会見で「礼節」に言及してネットで叩かれましたが、
それが評議員の結論だったのであれば、恥じることはないし、傷つく必要もないはずです。
会社の決定と社員の意思が違っていることは当たり前のことで、
『相撲協会の評議員会』という個人とは別の法人格が出した結論なのであれば、
その結果が批判されたとしても、池坊氏という個人の人格が傷つくことはありえません。
逆に言えば、個人の人格が傷つくこということは、
評議員会は池坊氏が押し通した証左とも言えます。
そういうところが、『相撲協会を騙っている』ように見えちゃうわけですよ。

個人の人格と法人格は別であるという当たり前のことを理解していないのですから、
まとまる話もまとまるわけがありません。
自称『相撲協会』が多すぎて、『相撲協会』が目指す方針が見えてこないのが問題です。
横綱審議員会の提言した「暴力の根絶」に本気で取り組むようにも見えない、
処分だけして、はい終わりで再発防止の努力が微塵も感じられません。
組織としてのビジョンが欠片も見えず、
個人のエゴだけで『相撲協会』を振り回してるようにしか見えないのです。

兎にも角にも組織的に未熟としか言いようがない。
町内会レベルで公益法人たる資格なしの醜態をさらし続ける辺りが、ひたすら滑稽です。
こんなのは国技だなんて認めませんし、相撲を見ることはもうないでしょう。さよなら。


◆政治ネタ 波乱を呼ぶ民進党参議院と希望の党の統一会派結成
マイナスとマイナスを掛け合わせればプラスに転じますが、
マイナスとマイナスを足したところでマイナスにしかなりませんよ?

背景には両党の「焦り」があるのでしょうねぇ…
党勢が「立憲民主党>>>(超えられない壁)>>>希望の党」なのは相変わらずで、
立憲民主党へ移る動きが強まっていくのは避けられない一方、
民進党執行部は希望の党寄りの議員が多く、
支持母体の連合としても共産と組む可能性を否定できない立憲民主党よりは、
希望の党の方が都合が良いという深刻な共産党アレルギーもあって、
希望の党との連携を急いだのでしょうが…

まぁ、なんつーか、連合にしても、参議院民進党にしても、
先の選挙の「民進党の解党」はある意味では他人事で、
自分のこととして考えてこなかったというのが丸わかりな構図なのでして、
厳しい現実を突きつけられて厳しい選択をせざるを得なかった、
立憲民主党や無所属議員からすれば、納得のできない結論だと思いますし、
それなりに志を持って希望の党に参加したチャーターメンバーとしても、
納得するのは到底無理なように思えます。
これに納得できるのは、他人事だった民進党参議院議員と、
党の命ずるままに希望の党へ移籍した何も考えていない議員くらいでしょう…

有権者からすれば、選挙期間中も「小池新党」やら「第二自民党」やらと揶揄され、
実像が全く見えなかった希望の党が、さらに見えなくなっただけ。
なんだ、「民進党」から「希望の党」に看板を架け替えて、
再度「民進党」に看板を架け替えるのか、としか見えません。
まさに羊頭狗肉、小池の顔だけ被って体は民進党か、それが決定的になるだけ。
民進党から希望の党に変わる時は、安保法制や憲法改正といった政策転換があったので、
「看板の架け替え」という印象や「野合」という印象はありませんでしたが、
今回の政策連携はそれを曖昧なものとしてしまい、
「看板の架け替え」や「野合」という印象を強くしてしまっています。
「希望の党は民進党に帰りたいだけなの?」、そうとしか見えないわけです。

結論から言えば、この連携が成功するとは思えませんし、
有権者の支持を得られるとも思えません。
次回の参議院選挙で今の民進党参議院の議員の多くが落選するでしょうし、
希望の党の減速も止まらなくなるでしょう。
最終的に、党勢が壊滅的になった民進党・希望の両党に加えて、社民党を、
立憲民主党が拾う形となって野党再編は終わるような気がします。
…というか、それは自民党の圧勝が続くということになっちゃうんですけどね…複雑。

2018年01月06日

あけおめ、ことゆる

明けましておめでとうございます。
今年もゆるくお願いします┏( ;〃。 _ 。〃 )┓

新春恒例の箱根駅伝は青山学院が4連覇を達成しました。
往路優勝こそ東洋大に譲りましたが、復路は完璧なレース運びで、
他校に付け入る隙を全く与えませんでしたね。
出雲・全日本ではらしくない感じでしたが、箱根駅伝ではその強さをいかんなく発揮した形です。

逆に出雲・全日本でそれぞれ優勝し、3強に挙げられていた東海大学は往路で出遅れての5位、
神奈川大学は山登りの5区以降大ブレーキでの13位シード落ちと、
三大駅伝の中でも箱根駅伝の特殊性が目立つ大会ともなりました。
山登りと山下りで好成績を残した法政大学が6位に入るなど、5区の距離が短くなったとはいえ、
山での出来が勝敗を左右する箱根駅伝の特殊性は崩れていない印象です。

一方のシード権争いは順天堂大学が僅かに及ばずの11位。
常勝を誇った駒澤大学は大きなアクシデントがなかったものの12位、
復活を期す中央大学が往路10位ながらも復路伸ばせず15位と、
今年も強豪大学のシード落ちが目立ちました。
予選会を含めて箱根への道は険しくなっていますね。

そんな中で個人的に印象深かったのは、静岡県出身のランナーが増えていることです。
青山学院の下田選手を始め、加藤学園や藤枝明誠出身のランナーが例年以上に目立ちました。
昔のイメージだと、長野の佐久長聖や兵庫の西脇工ばかりな感じでしたが、
箱根駅伝の参加校が増えたことによって、出身の分散化も進んでいるような印象ですね。


◆ニュースネタ お笑いにおける差別表現
昨年、大晦日特別番組の『笑ってはいけない』シリーズの中で、
黒塗りメークが黒人差別に繋がると批判を受けているとか、いないとか。
今までのように、日本のお笑いが日本の中だけで止まっていたのならば、
歌手の鈴木雅之らシャネルズの黒メークのように、
人種差別批判と言われることもなかったのでしょうが、
ネットの普及によって、日本のお笑いを世界の人々が簡単に見れる時代になったことで、
そうも言っていられなくなった、ということでしょう。

イメージ的には昨年のアメリカ・ワールドシリーズで、
グリエル選手がダルビッシュ投手に対して見せた差別的パフォーマンスに近い形かと。
差別的意図があったかどうかは別にして、そう取られかねない表現があったのは事実で、
そういう批判を真摯に受け止められるかどうかが、
その業界の国際化を図る目安ともなると言えましょう。

それに対して断固とした処分を取れたアメリカ・メジャーリーグは国際的であり、
何の処分もできていない日本のテレビ局はやはり閉鎖的であると言わざるを得ません。

別に日本のお笑いは日本だけで楽しめばよいというスタンスであるのならば、
何も文句を言う必要もないのですが、
幾つか海外からも注目されているという記事が出た直後の出来事だっただけに、
残念な感じは残らざるを得ません。

昨年のとんねるずの保毛尾田保毛男復刻騒動もそうですが、
日本のお笑いは、ある種の子ども染みた『からかい』を含む部分が多く、
子どもへの影響から長らく批判を浴びている部分も多いだけに、
『からかい』とのスレスレのラインを間違わないよう、引き続き努力していって欲しいです。
差別的と勘違いされかねない笑い=嘲笑は、笑えないだけということを忘れないように。


◆テレビネタ 紅白歌合戦 高評価でも視聴率は低め
ラジオで流し聞いていただけで、テレビを見ていなかったのでサッパリ分からず。
ネット上では高評価だったようですが、映像で見ていないと何やってるのかサッパリ分からない演出でした(苦笑)
まぁ、でも完全に普通の歌番組になっちゃったよね、コレ? レコード大賞と何が違うの?

実際に視聴していたネット世代(おそらく40代以下)には高評価だった一方、
視聴率は歴代ワースト3位だった理由は、そういう番組の作りだったからでしょう。
視聴率を調査する対象が拡大家族の方が多いので、主婦やお年寄りの影響を受けやすく、
かつての小林幸子のような紅白恒例の出演者がいなくなり、
演歌の枠も大幅に減ってしまったこともあって、最初から見ない高齢世代が増えたのでしょう。
これは国民的娯楽からお年寄りを排除した結果なわけで、妥当な所でしょう。

NHKの受信料問題が拡大してきている中で、
紅白歌合戦さえも完全な民放寄りの番組制作、公共放送でやる必要があんの?という話。
もはやNHKの存在意義がなくなった、
それを知らしめただけの紅白歌合戦だったと個人的には思いますね。


◆ニュースネタ 語れば語るほどに堕ちていく相撲協会
4日の評議員会で貴乃花親方の理事解任決定が報道されていましたが、
相撲協会が解任理由として挙げていた「報告義務違反」「理事としての忠実義務違反」に加え、
「著しく礼を欠いた」という、およそ合理的な理由とは言えないものが追加され、
またしても世間の反感を買ってしまっています。

「著しく礼を欠いた」、言ってることは分からなくもなく、
貴乃花親方の相撲協会への塩対応も世間的にはDQNに映るのですが、
精神的DQNだからという理由だけで、処罰や解雇されるわけもなく、
やはり相撲協会の対応は常軌を逸しているように見えます。
「礼」って何なのか?
それを言うならば、本場所中に物言いを付けたり、勝手に万歳三唱をしたり、
貴乃花親方が巡業部長なら参加しないと言っちゃったりした白鳳の「礼」はどうなのか?
特に行事の結果に力士が「物言い」を付けるなんて、ありえない話で、
そちらの方がよっぽど「礼」を欠いているように思えるのですが、処分なしですか?
だったら、土俵外の立会人も不要だし、ビデオカメラでのチャレンジ制導入したら?(w

話を戻しまして、ここでわざわざ「礼」を持ち出したというのは、
やはり相撲協会の「勝手に大事にしやがって」という本音が透けて見えちゃうわけです。
ここで言う「礼」というのは「忖度(そんたく)」でしょう?
相撲協会の意図を汲まなかった貴乃花親方に問題があると言っているに等しく、
完全にイチャモン以外の何物でもありませんよ。

貴乃花親方の弁明の中で、診断書を提出しなかったことに対して、
「報道陣が多く、外出もままならなかった」的なことがあったそうですが、
その理由も個人的にはどうかと思うものの、
それに対して八角理事長が「救急車を呼べばいい」的なことを言っちゃう辺りも、
どちらも完全にDQNだよなと思わざるを得ないわけで…
このご時世にバカなのか?
それとも力士は救急車を私的利用しても許される特権階級だと考えているのか?
そういう相撲協会が語れば語るほどに滲み出てくる「普通とは違う」意識が、
「指導」という名の「暴力」を容認していたことに、何故、気づかないのか?

そういう意味では、全く黙して語らない貴乃花親方も個人的にどうかと思うものの、
失点を稼ぎ続けている相撲協会よりは断然マシということになっちゃいますね(苦笑)
まぁ、それで真意を探ろうとしてくる親方衆を味方に付けるという高等戦術なら、
たいした策略家だなと思いますが、実際のところはどうなんでしょうねー。
その結果が出るのは来月の理事選ということでしょうか。


最後に一言、「ソシャゲは闇だ」、抜け出せるうちに抜け出しておきましょう(^^;
ダメだ、もうグラブルからは逃れられないorz

2017年12月28日

『フェイクニュース』

今年の漢字や流行語では一切触れられませんでしたが、
実際のところはこの言葉が一年を象徴していたように思えますねぇ…
主にアメリカ政治・社会を表した言葉でしたが、
日本でも加計学園問題において文科省の内部文書を菅官房長官が『怪文書』扱いをしながら、
後日その存在を認める羽目になるなど、森友・加計学園問題は政権側が後手後手に回ったことが、
問題の混迷具合を大きくしてしまった挙句に、
会計検査院の指摘後も満足な説明ができていない辺りは、
安倍政権における森友・加計学園問題に対する『フェイクニュース』的な認識があるように思えてなりません。
自分にとって不都合な意見は全て『フェイクニュース』としてシャットアウト、
日米を通じてそういった政治態度が、国民に疑いの目を抱かせている理由になっているように思えます。

話を『フェイクニュース』に戻しますと、言わば『ネット社会の闇』を象徴する言葉であって、
自分の気に入ったニュースだけをピックアップするという今のネット社会の風潮、
自分と同意見だけを探すネットニュースの風潮、それを象徴する言葉のように思えます。
自分の気に入らないニュース・見解に対しては『フェイクニュース』と一蹴して対応しない、
安倍政権も同様で菅官房長官がしばしば使う「その批判はあたらない」と一蹴する対応、
どちらも批判を受け付けないという意味で共通した対応です。
民主主義社会らしくない、議論を良しとしない風潮に違和感を禁じ得ません。

ネット以外のマスコミを見ても、朝日新聞と産経新聞の対立が激しく、かつ、低レベルです。
朝日新聞は森友・加計学園問題を偏向気味に主導したという面は否めませんが、
シャットアウトされていた安倍政権批判が普通にできるようになったことは、朝日新聞の功績でもあります。
逆に政権批判的な報道が自民党だけでなく、時流に乗った希望の党にも向かったために、
結果的に希望の党の袋叩き感を演出してしまい、自民党政権を擁護する結果にもなってしまいました。
一方の産経新聞は安倍政権にベッタリで、そこが朝日新聞の批判に繋がっているわけですが、
その批判は的外れとは言えないものの、やや内容が稚拙で、ネット社会的な揶揄と同じ印象があります。
公な新聞がするとは思えない低レベルな批判合戦は、新聞全体に対する民主主義イメージを下げ、
ネットの『フェイクニュース』的なものが持て囃される原因にもなっているように思えます。

大事なことは私達一人一人の意識で、自分の意見を持つことは結構なことですが、
それが異なる意見に一切耳を貸さない態度になることは間違っています。
ネット社会となって自分の意見が主張できるようになったことは良いことですが、
同時に「聞く耳」を持つこと、それが今後は大切なこととされるように思います。


◆ニュースネタ 腐りきった相撲協会
先日の横綱審議委員会が「暴力の根絶」を打ち出したことは高く評価していたのですが…
先送りにされていた貴乃花親方の処分が発表され、
2階級降格という加害者側の伊勢ケ浜親方と同等の処分内容には呆れました。
「あー、もうこいつらダメなんだな」と世間に知らしめただけでなく、
問題の収拾が図られるどころか、来年2月の理事選に決着を持ち越したに過ぎない感じです…

そもそも、貴乃花親方が処分を受ける理由がよく分かりません。
「相撲協会への報告義務違反」「相撲協会の内部調査への非協力的態度」が挙げられてますが、
ただ字面に当てはめて杓子定規に処分を行ったに過ぎず、内容のない理論展開にしか思えません。
本来、報告義務違反が問われるべきケースは『隠ぺい』であり、
一般世間に対する法令義務違反、コンプライアンス違反が問われるケースです。
今回のケースで言えば、貴乃花親方は『隠ぺい』したのではなく、『内部告発』した形に近く、
実際に警察への報告や警察・検察への捜査への協力には応じているわけで、
処分を受ける程の問題があった行為だとはとても思えません。

これで相撲協会が処分を与えるということは、一般世間に対する法令義務違反ではなく、
相撲協会に対する法令義務違反を問題視しているに他ならず、焦点が明らかにぼけています。
実際に相撲協会に報告していたら、どうなっていたのか?
当事者で解決済みとして報道されずに終わったのではないか、そういう国民の危惧は消えません。
まさか過去に巡業中に問題が起こったことがないなんてことはないでしょうに。
過去にも問題はあったはずです。
土俵外の暴力を「指導」なんて言っていたわけですから、日常的にあった疑いは消えません。
そういった過去のケースと比較することなく、相撲協会自身のコンプライアンスの是非、
砕けて言えば「まともな組織」なのか「まともじゃない組織」だったのかを判断せずに、
貴乃花親方の処分をすることができるのか、甚だ疑わしい感じがします。
ブラック企業のワンマン社長やそのご子息にパワハラ・セクハラを受けて、
会社に相談してまともに対応してくれると思えますか? 思えるわけないよ、って話です。

つまり、国民の目から見れば、相撲協会の本音の部分は、
「警察沙汰にして問題を大きくしやがって、この野郎」にしか思えないわけです。
そこが明らかに透けて見えちゃう。
取ってつけたような理由で処分してしまうお粗末さがその本音を透かしちゃうんですよ。
だから、「相撲協会って、まともじゃないよね」と思われる、そこが分かってるの?という話です。

貴乃花親方が巡業部長になって、管理が不十分で規律が乱れたというなら話は分かります。
実際には飲み会へ良い顔せず、管理は以前よりも厳しくなったと報道で聞いています。
今回のような問題が起きても、巡業中の力士の外出は不問だったのでしょうか?
結局、相撲協会は力士を管理したいのか、放任してるのかさえも見えてこない。
自分達には甘く「伝統」を盾に守ろうとし、貴乃花親方には厳しく杓子定規に「法律」で処罰しようとする、
そのダブルスタンダードが明らかに見えてしまう辺りも釈然としない理由でしょうねぇ…
なんつーか、ダメな組織の典型過ぎて…ねぇ?


◆ライオンズネタ FA人的保障で巨人・高木勇人投手を獲得
確か1年目に活躍した時に、西武もドラフトで獲得を検討していたみたいな話もありましたし、
最初から評価が高かった投手なのは間違いないと思います。
そういう意味でも、いの一番で欲しかった投手がプロテクト漏れしていたという感じでしょう。
西武球団からすれば、野上投手とトレードしたイメージでしょうね。

2年目以降を見ていないので、実際に活躍できるかどうかは分かりませんが、
環境的には他球団の選手でもプレーしやすいチームですから、
チャンスを与えられることは間違いないと思います。
現時点では先発での起用が有力視されていますが、
中継ぎでも起用可能というのは編成的にもありがたいでしょうね。
そのまま野上投手の付けていた背番号20を与えられたことにも、
球団の期待の大きさが伝わってきます。

現時点で先発ローテは、菊池雄星・十亀・ウルフ投手の3人は確定。
以降は多和田投手が有力で、残りを高橋光成・岡本洋介・今井投手、
ドラフト1位の斉藤投手と、高木勇人投手が争う形になるでしょうか。
来季、優勝を狙うためには先発投手陣の充実が必要不可欠なわけで、
高いレベルでの先発ローテ争いになることを期待したいですね。

2017年12月07日

日本人の『恐怖』の病巣

テレビを付けると、未だに大相撲・日馬富士関の暴行問題をやっていますが…
日馬富士関の「指導だった」という言い分に違和感を感じている人も多いでしょうが、
それを一蹴できない日本人の心には、やや闇があるのでは?と疑わざるを得ません。

「先輩を敬え」、当たり前のように使われているこの言葉は変です。
では、逆に「後輩は侮れ」とでも言うのでしょうか?
違いますよね。正解は「自分ではない『個人』だから敬われる」のです。
先輩だろうと、後輩だろうと、年上だろうと年下だろうと関係なく、
自分ではない、自分と同じ人間『個人』という存在だから敬われるべき、
それが西洋の人権感覚であり、「基本的人権の尊重」の意味です。

敢えて「他人を敬え」と当たり前のことを当たり前には言わずに、
「先輩を敬え」と限定して言うのは、やはり日本人の病巣だと考えます。
もっと正確に言うならば「先輩に従え」、従属であり、そこにあるのは支配です。
「年上」「先輩」に対する恐怖を後ろ盾として支配する構造が日本人の病巣の姿です。

変なんですよ、とにかく日本人は変。
・会社の先輩の言う事に従っていれば良い⇒結果として組織ぐるみの不正
・湾岸戦争でお金出したけど文句言われた⇒結果として自衛隊の海外出兵
・国防の要は在日米軍⇒結果としてアメリカに従っておけば良い外交
・ソ連は強い⇒アメリカと戦った方がマシ⇒結果として、広島と長崎に原爆
・開国は怖い⇒結果として、攘夷大失敗
変なんです。全然合理的な判断じゃないんですよ。
そこにあるのは間違いなく「恐怖」。
村八分の恐怖、原爆を始めとする最新鋭武器への恐怖、ノモンハン事件の恐怖等々。
「恐怖」によって思考停止して判断を誤る、日本人の陥りがちな病巣です。

日馬富士関の暴行事件に話を戻してみても、おかしいんですよ。
貴乃花親方や同門の先輩力士が「指導」と称して暴行したなら、まだ分かります
(それはそれで問題ありますが。過去にあった新弟子への暴行死亡事件など)。
共通項が同じモンゴル出身というだけの日馬富士関は指導する立場にありません。
身近な例で考えて欲しいのですが、
子どもの部活に直接面識のない有名大先輩OBがやって来て、偉そうに指導を始めた挙句、
それを自分の子どもが何となく苦々しく思っていると、
「お前生意気」と呼びつけられて子どもは殴られ頭部に怪我を負ってしまうも、
学校側はその有名大先輩OBの所に謝りに行けと言う…
既に廃部になった某宗教系野球部のように、現実にありえない話でもないでしょうが、
少なくともその親は怒りに震えることは間違いありません。
これはそういう話です。
それをおかしいと思えない辺りが日本の社会の「恐怖」構造に囚われている所以です。

さながら、今回の構図というのは「DV夫」なんですよ。
自分の要求が通らないと、暴力によって解決しようとして、恐怖によって支配するまで殴る。
殴った後は「指導」「教育」だったと、殴られた妻のためだと言う「DV夫」、それと同じ。
貴乃花バッシングで聞こえてきた「思い知らせてやらないと」というのは、
DV夫の典型的な心理、実に言いそうな言葉ですよ。
その言葉一つ一つが相撲協会の「DV夫」体質を如実に表していることに何故気づけないのか。
完全に思考停止している証拠です。

「恐怖」というのは、それだけで思考停止させられるものです。
思考停止していることが「恐怖」に屈している証、
体育会系的な「指導」に屈していた証拠だと言えましょう。
それを「間違っている!」と堂々と言わないまでも、思考停止せずに考えることが、
未だに日本を支配している「恐怖」の支配構造を抜け出す一歩のように思えます。


◆ニュースネタ NHK受信料は合憲。今の時代に公共放送の必要性はあるのか?
NHKの受信料請求を巡る最高裁判決が出ました。
受信料の発生に関してはほぼNHKの主張を丸呑みの形で、
「テレビの設置をもって受信料支払い義務」が生じるとする一方で、
具体的請求に関しては契約自由の原則を採用し、
「未払いの人には訴訟をもって請求する」と一定の歯止めをかけはしましたが、
訴訟に発展すればNHKが勝つのはほぼ確定なので、事実上、NHKの完全勝訴です。

受信料の未払い自体は支払っている国民の不公平感からしても当然の帰結ですが、
本当の問題は「受信料を何に対して、誰が払うのか」という問題です。
先の訴訟ではテレビの設置が前提で話が進んでいましたが、
今は携帯電話のワンセグ放送といった受信媒体の多様化や、
AbemaTVのようなインターネット番組といった放送形態の多様化が進んでおり、
必ずしもテレビを必要としない生活も成り立つようになってきました。
情報を知りたければ、ラジオ番組を聞きながら、ネットで映像や写真を探せば良いわけで、
テレビがなければ情報が手に入らないという時代ではなくなりました。

そうなってくると、現在訴訟中の携帯電話のワンセグ放送への受信料請求や、
インターネットそのものへの受信料請求など、拡大解釈による過剰請求が行われるでしょうし、
1人1台以上とも言える携帯電話に受信料請求がなされるようになれば、
世帯ごとに受信料を支払っている意味がなくなってしまい、
世帯ごとから国民一人一人への請求と形を変えていく可能性があります。
NHK自身の内部留保の多さから、受信料引き下げの議論が話題になったものの、
結局は見送られることになり、国民の受信料の負担感は一層増していくことが懸念されます。
今回の判決ではそういった将来展望への言及がないだけに、
NHKの受信料請求の歯止めがなくなってしまう可能性もあります。


そこで問題になるのは、そもそもの「公共放送の必要性」です。
NHKが果たしてきた役割は分かります。
これまでは間違いなく国民に貢献してきました、それは確かだと言い切れます。
しかし、今の「テレビ離れの時代」に公共放送を必要としている人がどれだけいるのか、
非常に疑わしいと言わざるを得ません。

NHKは公共放送の必要性として、「偏りのない番組」と言いますが、
とりわけ安倍政権になってから「政治的中立性」が煩く言われるようになって、
NHKの国内政治に関する論評は紙みたいなもの、中身がないスッカスカの論評で当てになりません。
世界のニュースに関しては、各国に支局を持つNHKの強みがあることは確かで、
その点の論評は大いに信頼しているところでありますが、
国内ニュースに関しては、「偏りのない」を自認するあまりに、内容を失ってしまっています。
だから、逆に民法の池上彰氏の特番が人気出るわけで…
「ぶっちゃけ」的な報道番組が人気を博してしまう理由だと思われます。

また、国会中継や学校コンクール等の「利益目的では成り立たない番組」も主張しますが、
そういった番組が民放で必要とされていないとは言い切れません。
80-90年代のバブル経済期、お笑いバラエティ番組ブームの時代ならば、
そういうこともありえたでしょうが、今ではバラエティ番組も視聴率一桁台の時代。
かといって、お笑いが国民から必要とされなくなったわけではなく、プロ野球中継と同じで、
劇場やライブに足を運ぶ人やライブDVD、インターネット放送など、
多種多様な楽しみ方が広がっているわけで、テレビに拘る必要性がなくなったとも言えます。
そうなってくると、テレビを見る時は何か情報を知りたい時、
とりわけ自然災害等の「情報番組」の方が必要とされる傾向にあり、
不謹慎ではありますが、そういった緊急的な情報の方が必要性が高くなっています。
NHKは「民放的な番組作り」を目指しているのに対して、
民放は「NHK的な番組作り」を目指していることの方が多く、
高校野球甲子園大会や箱根駅伝の人気ぶりを考えても、
学生スポーツ等の潜在的可能性は高いと言わざるを得ません。

そう考えていくと、「公共放送の必要性」という前提そのものが崩れてきています。
仮にNHKを民営化したところで、テレビ番組の質が落ちるとは起こり得ません。
NHKの役割を各民放放送局が担いつつあるのが現状で、
それは国民のニーズが必ず一定程度あるためです。
「偏りのない番組」のせいで結論が中途半端な番組が多くなり、
今のNHKが国民のニーズに応えているとは、とても思えません。

郵政民営化を行った小泉内閣の下で、NHKの民営化も議論されていたはずでしたが、
いつのまにか民営化路線は取り止め、NHKの特別扱いだけが目立つ結果となり、
「岩盤規制改革だ」と息の荒い安倍政権でもNHK民営化は完全にタブー状態です。
その結果、何が起こったかと言えば、NHKの過度な受信料請求で、
「受信料を払ってもらえるテレビ番組作り」を行っていたものが、
「受信料を支払うのは当然なテレビ番組作り」に変わってしまい、
「創意工夫の魅せる番組」から、「金かけただけの驕り番組」へと変質してしまいました。
今のNHKは受信料支払いは当然だとする驕りしか見えません。
そんなNHKが公共放送として国民の期待に応えられているとは思えないわけで、
今回の裁判結果がもたらす「影響」を非常に心配しています。

2017年12月01日

ただいまの決まり手は、~で貴乃花親方の勝ち

「バッシングに耐えてよく頑張った! おめでとう!!」という声が聞こえてきそう(笑)
はい、これで貴乃花親方以外の相撲協会の理事は消えた~
ついでに、貴乃花親方バッシングに加わった古い相撲記者達も消えた~
逆に、これで生き残るようならば、相撲協会は完全に終わり。公益認定もはい消えた~

潮目が変わったのは、日馬富士の引退表明会見における「指導だった」という発言ですね。
処分が出る前に、先んじて引退表明したまでは良かったのですが、
そこで反省の色を見せなかったことが、同情を引くどころか逆に叩かれる結果となりました。

さらに火に油を注いだのが危機管理員会の中間報告です。
日馬富士が貴ノ岩を平手で一発叩いた後、貴ノ岩が睨み返したことを理由に、
再度平手やリモコンで殴ったことの説明において、
「(最初に平手で殴ったところで)貴ノ岩が『すみません』と謝ればその先にいかなかったと思われる」
と評したことは、致命的な大失敗だと言えます。
つまり、殴られた貴ノ岩の方に謝れと言っているに等しく、
事実上、日馬富士の主張する「暴力的指導」を容認してしまっています。
結局、そこが一般人と相撲界の常識の隔絶、『暴力』に対する決定的な意識の差が見えるわけです。

確かに相撲は格闘技の側面もありますから、土俵内での暴力は許容されます。
しかし、他の格闘技と同様に、土俵外での暴力行為は厳密に取り締まられるべきなのですが、
それが相撲においては極端に甘い、それを今回の問題は露呈してしまったように思えます。
「『暴力』は慎むべきもの」という日本の武道における当然の礼節を相撲は欠いています。
所謂「かわいがり稽古」も賛否両論ありますが、土俵内のことは許容されうるにしても、
土俵外における暴力的指導は一般社会と同じ基準で測られますから、絶対に許されません。

ましてや、家族同然の同部屋力士が『指導』するならいざ知らず、
『モンゴル人力士』という共通項しかない日馬富士が『指導』するのが、そもそも変です。
貴ノ岩に指導すべき点があったとしても、
それを行うのは貴乃花親方であり、同門の先輩力士がすることです。
『指導』する立場にない日馬富士が『指導』を行うことは『指導』ではありません。


もし、仮に、日馬富士の『指導』を許してしまえば、
土俵外での暴力的威圧行為によって、土俵での取組に影響を与えないとは言えません。
優勝決定戦以外に同部屋力士の取組が組まれないのは、そういうことを懸念しているからです。
そのような『指導』が一般的に行われていたとすれば、
モンゴル人力士同士の取組は極めて『怪しい』とさえ言えます。
「もし、勝ってしまったら、土俵外でリンチ同然に殴られるので遠慮しよう」、
そういう八百長意識が生まれることは否定できないわけです。

私は外国人力士だからとか、モンゴル人力士だからとか差別する意識は全くありませんが、
今回の貴ノ岩に対する『指導』がよく行われていたのだとすれば、
モンゴル力士会は大いに問題があると言わざるを得ません。
モンゴル力士会の上下関係が相撲の取組に対して萎縮効果を出していたとすれば、
それは八百長という批判は免れないでしょう。
白鳳の最多優勝という栄光も完全に穢れたものとなってしまいます。
そういう意味では、貴乃花親方の批判はもっともであり、
弟子の貴ノ岩をモンゴル力士界から遠ざけようとしていたことは正解だったと言えます。


協会に報告しなかったことを貴乃花親方は責められていますが、
逆に言えば、警察に先に報告していたからこそ、
事件が明るみになり、加害者側も素直に事情を白状したと言えます。
真に協会に報告すべきだったのは、日馬富士の師匠である伊勢ケ浜親方であり、
問題を隠ぺいしようとした罪は重いと言えます。

結局、今回の事件は、相撲界全体の暴力・隠ぺい体質が全く改まっていないことを示し、
相撲協会が公益認定に値しないことだけを示す結果になったように思えます。
理事長を始めとして、現行の理事の責任は非常に重く、責任追及は免れ得ません。


◆政治ネタ 国会の森友学園問題の追及
政府の答弁は完全に行き詰っている感じがしますねぇ…
今までは森友学園が8億円の値引き等の便宜を受けてきたことに関して、
野党側から「不適正な特別扱いな取引があったのは、官僚の忖度(そんたく)が理由」と批判してきましたが、
政府は財務省と近畿財務局が「適正に処理していた」ので特別扱いに当たらないと突っぱねてきました。
しかし、会計検査院の調査結果(書類が残ってないので調べられないわけですが)は「不適正」で、
政府側も「適正ではなかった」と見解を改めざるを得なくなり、
「適正に行われているから特別扱いではない」とする従来の主張が通らなくなってしまったからです。

それならば、近畿財務局と総責任者であった佐川前理財局長(出世して国税庁長官)の暴走、
背任容疑という疑いが生じますが、政府側は当時の責任者の処罰をする気配も全くなし。
現理財局長からすれば、現国税庁長官という上司の責任問題なので、
発言の撤回や責任を押し付けることもできず、苦しい答弁に終始しています。


政府側の説明でよく分からないのが、内容を認めることになった録音テープの解釈です。
私達国民からすれば、明らかな価格交渉や口裏合わせに聞こえるのですが、
理財局長はこのやり取りを「関係書類の提出を求めたもの」だと主張するのですが、
何の書類を求めたのかがあやふやで、ゴミの埋蔵を示す証拠書類の有無も明らかにされず、
交渉経緯を残した書類もないわけですから、とてもそうは思えません。
そういうことをキッチリとやる人達ならば、
最初から証拠書類が何もないという事態になんてなってないでしょうよ…

もう一つ分からないのが、加計学園問題にも通ずるのですが、
相手方から「損害賠償」をチラつかされると、あっさり屈してしまう官僚マインドです。
森友学園問題では、開校できなかったら損害賠償と言われて、焦って事を進めたと主張、
加計学園問題では、学校の認可において損害賠償の恐れがあるから判断を急いだと主張、
一般国民からすれば、損害賠償されたからといって8億円に応じる方が損だと思えるのですが…
察するに、そこら辺は官僚特有のマインドというもので、
色々な部署や場所を転々とする官僚からすれば、その部署や役職で実績を上げることよりも、
そこで問題を起こさないことの方が重要であり、
後々まで付いて回る訴訟リスクはとことん回避したい事柄なのかもしれません。
ただ、結果、国に損害を与えるようでは公務員として失格なわけで、
「損害賠償請求の可能性」が急ぐ理由にはなりません。
極端なことを言えば、今後、官僚と交渉する民間業者は、
「間に合わなければ損害賠償請求するぞ」と脅せば無理も通るということになってしまいます。
確定申告の時期に経費を多めに要求して認められなかったら、
「損害賠償請求するぞ」と脅せば、簡単に認めてくれるのでは?(苦笑)


もっとも、真に訴訟リスクがあるのならば、普通は証拠書類を残しておくものですけどねぇ…
それを残していないということは、後付けの方便に過ぎないと言えます。


結局、森友学園問題が起こった理由は全く明らかにされておらず、
当事者を処罰する気配もないことから、担当した官僚が無能であったとは思えず、
野党が主張する「忖度(そんたく)」があった可能性は高いと思わざるを得ません。

少なくとも、従来の政府主張が完全に覆させられたわけですから、
それを主導した佐川前理財局長(現国税庁長官)の参考人招致や証人喚問は必須でしょうし、
加計学園問題においては、八田座長の参考人招致は必要不可欠のように思えます。
加計学園問題にしても、特区の当事者が愛媛県今治市というのは分かるのですが、
それならば、まだ今治市の特区の事業主体に決まっていなかった加計学園が、
ワーキンググループのヒアリングに出席したり、各担当大臣と面会できていたのは不自然で、
1月20日までは表舞台に出ていなかった加計学園が、
これだけアクティブに獣医学部設立を進められていた理由は何なのかが分かりません。
極端なことを言えば、今治市が事業パートナーとして加計学園ではなく、
京都産業大学を選ぶ可能性も0ではなかったわけで
(とはいえ、今治市にとっては加計ありき、だったようですが)、
開学できる保証がまるでない獣医学部設立が、滞りなく進んだことに違和感を禁じ得ません。

2017年11月27日

おゆうぎ会

与党5時間:野党9時間(≒35:65)の質問時間で行われている本国会ですが…
注目された増えた与党の質問時間なんですが…うーん…うーん…
幼稚園の「おゆうぎ会」という表現がピッタリのように思えてしまって…orz

質問は主に3種類に分類されるように思えます。
1つは自身が議員として取り組んでいる内容に対する質問、
これはこれでアリかなとも思えますが、閣僚が把握済みのことが多いので、
なーなーになりがち、単なる自慢話にしか聞こえない側面があります。
次が閣僚が期待する内閣の成果に対する質問、
自分自身の見解を述べずに、ざっくりとした見解を閣僚に質問し、
閣僚が延々と自説の成果を述べる展開、これも単なる自慢話…
最後に野党がしそうな質問を先にしてしまうこと、森友・加計学園問題がそうなのですが、
こちらも予定調和で突っ込んだ質問をしないために、議論が全く弾まない…
結果、一見すると会話が通じているように見えながら、単なる両者の自慢話だけを聞かされるという、
国民からすれば一番げんなりする展開でした…

以前の野党国会を小学校の「学級会」と揶揄するならば、
今の国会は幼稚園の「おゆうぎ会」としか言えないでしょう…
おゆうぎ会に出ているのが自分の子どもや親族といった愛情の持てる人間ならまだしも、
いい年したオッサン・オバサンの自慢話を聞かされて喜ぶ人間がどれだけいるのか。
これはもう苦行レベル、想像以上に胸糞悪い国会内容でした。国会/(^o^)\


◆ニュースネタ 日本海側に漂着する北朝鮮船
「北朝鮮対策は万全」と選挙期間中に豪語してませんでしたっけ?
万全? どこから不審船が近づいてきて、いつ漂着して、何人乗っていたのか、
漂着した不審船がどこに消えたかもわからないのに万全だと誇れるの?

現時点では経済制裁に苦しむ北朝鮮が、過酷なノルマを課されて『蟹工船』の如く、
無謀な漁に出かけて難破してしまい、日本に流れ着いたとする見方が有力ですが、
かといって、その中に工作員が紛れている可能性は否定できませんし、
今後は漁船を装った工作船が近づいてくる可能性も否定できません。
こんなことで国民の不安を解消できると思っているのでしょうか?
結局、日本の北朝鮮対策が穴だらけであることを明らかにしただけのように思えます。

そりゃ24時間全ての船の動向を把握せよとは言いませんが、
漂着した漁船ぐらいは正確に把握できるようにして欲しいです。
形はどうあれ、「上陸を許した」ことになっちゃってるんですから…


◆政治ネタ 前地方創生大臣の山本氏が「黒いの」失言
今後、挨拶の冒頭で突然、土下座して、
「お耳汚しではありますが、不肖、この黄色い猿めの妄言を聞いていただきたく早漏」と叫び、
立ち上がった後に、ワールドシリーズでダルビッシュ投手に対してグリエル選手がやった
目を吊り上げるパフォーマンスをしてから、
お尻を出してケツバットで殴られて青痣作った後、
「蒙古斑!」とか言えるなら、許してあげないこともない(苦笑)

……
………笑えない冗談というのはあるものですよ?

ウケ狙いで、敢えて自虐的な、相手に失礼な言い方で親密さアピールしたかったのでしょうが…
笑えない、全く笑えない。
そういうところの言語感覚のおかしさ?
平気で新聞社に死ねと言っちゃう問題外の日本維新の議員もそうですが、
言葉を仕事にするはずの政治家の言語感覚の狂いが気になります。
公では言ってはいけない言葉を平然と口にしちゃえる、放送禁止野郎共ですよ。
まぁ、ある意味では正直な人達と言いますか、常日頃から差別意識に満ちた人達なんでしょうね~
そういう議員を当選し続けさせてしまう国民が一番アホということなのか…


◆(追記)プロ野球ネタ 西武・野上投手がFAで巨人へ
巨人は今年引退となった片岡氏で懲りたんじゃなかったのかね…
また劣化西武弾かよと揶揄される未来しか思い浮かばない…

大方のファンがそう予想してしまうように、
野上投手は基本的なコントロールは良いにも関わらず、
1試合のうちに必ず数球「大ポカ」をかまし、一発放り込まれるのが様式美…
俗に言う「一発病」持ちなので、狭い東京ドームを本拠地にして大丈夫なのか…
全く大丈夫だと思えないことが問題。
ただ、先発以外にもリリーフの経験も多いですから、
一発病を理由に先発失格の烙印を押されたとしても、
中継ぎや敗戦処理のロングリリーフでは活躍の場がありそうではありますが、
そんな投手に1年辺り1.5億も払うの?という疑問もなきにしもあらず。
気前の良い話ですね。

ライオンズファンの空気も、昨年に楽天へ移籍した岸投手のような悲壮感はなく、
「出るならどうぞ」的な雰囲気がなかったわけでもありません。
確かに、来年優勝を狙うためには、
先発ローテの一角である野上投手の流出は痛いのですが、
再来年以降を考えると、先発の世代交代も必要不可欠で、
そういう意味では余剰戦力になりやすい位置にいたことは確かです。
巨人で活躍するのは大変だと思いますが、後悔せずにやり抜いて欲しいです…

これで来季のライオンズの先発陣は、菊池雄星・十亀・ウルフ投手のみ確定。
残り3枠を多和田・高橋光成・今井・本田・郭・佐野投手ら若手が争うことに。
良い意味でも悪い意味でも、若手先発投手と心中する年になりそうですねぇ。

2017年11月25日

『真』に必要な

安倍総書記が高校無償化について言及する時に、必ず「『真』に必要な」という冠を付け、
幼児教育無償化においても時々そういう言及が見られるのですが、
この「『真』に必要な」というのは何を指すのかサッパリ分かりません。
それ以外の人達は「『偽』に必要な」人達ということなんでしょうか?
『真』って何だよ、と聞く度に思ってしまいます。

結局、誰が無償化の必要性を判断するのか、合理的な線引きをするのかが問題です。
学力や運動能力なのか、それとも親の資力なのか。
幼児教育はともかくとして、高等教育で親の資力は必ずしも問題とは言い切れず、
金持ちの親の反対を押し切って進学した高校生は支援する必要性はないのか、
留学生の支援の必要性はないのか、逆に海外留学する日本人を支援する必要性はないのか、
どこに「『真』に必要な」線引きができるのか、サッパリ分かりません。
穿った見方をすれば、それを判断する天下り組織がまた一つ作られるだけで、
そこでは森友・加計学園問題のように、コネや時の政権に都合の良い人間だけが選別される、
そういう風に思えてならないわけです。

『真』にって、何だよ。『偽』もあるのですか?
幼児教育も然り、そういう不必要な大人が一方的に引いた線引きが、
子どもに対して大きなストレス与えているのではないでしょうか?
大阪の「黒髪染め」も然り、大人達の変なレッテル貼りはもう止めませんか?


それと国会での野党の代表質問への対応を見ていても、
野党の意見に対して統計を持ち出して反論し、批判を意に介さない姿勢はどうかと…
『統計』ってのは万能薬じゃないんです。
『統計』は必ず何かが簡略化されている、そうでなければ統計になりません。
基本的に縦軸と横軸の2つの要素でピックアップするのが『統計』なわけで、
その過程で必ず複数の要素が削ぎ落されてしまうのが『統計』なんです。
以前、ここでも失業率の見落としている点として、
長期失業者の存在と求人と雇用の質を例に挙げましたが、同じことが全ての『統計』にも起こります。

ですから、『統計』を用いて反論することは、最終的な判断の材料にはなり得たとしても、
民主主義として議論する上で、「その批判は当たらない」と拒否する理由にはなりません。
そういう少数意見もあるという前提で議論することが必要なはずです。
しかし、安倍総書記は自分の意に沿わない意見に対しては完全にシャットアウト、
これでは弾む議論も弾まないのは当然です。
『統計』を絶対視することは、『保守』を標榜する姿勢からすれば、
あってはならないことだと考えます。


◆ニュースネタ ジュネーブ軍縮会議の高校生演説が中止となった背景に外交的圧力
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00010001-nishinpc-soci&p=1
当時から言われていたことですが… なんとも情けない…
特に国益の絡みもないであろうジュネーブ平和会議での高校生の核廃絶演説に対して、
日本国民を守ることもできない日本政府の弱腰外交力が情けない…
そんなことで国益の絡むような重大な外交で自国の主張を貫けるとお思いか?
貫けるわけがありませんよ、情けない…

逆説的に言えば、この拒否問題が報道されるまでは、
高校生が平和大使として演説したことさえ、多くの国民は知らなかったわけで、
却って演説が中止になったことで注目を浴びることになり、
日本政府の核廃絶に対する取り組みへの疑念、
配慮せざるを得なかったと思われる核保有国に対する嫌悪感が強まる結果となりました。
核保有国にとって、高校生の演説がそんなに影響力を持っているとは考え辛く、
「はいはい、理想的にはそうだね」と大人の無関心力で流せば良いだけの話、
どうしてそこまで目くじらを立てるのか、それ自体が理解できません。
そして、そんな問題さえ拒否できない日本政府の対応がもっと理解できません。
日本が核を持つことに対してアンタッチャブルであると同時に、
世界が核を持つことに対してもアンタッチャブルだというのか。
やはり憲法9条に核廃絶を明記しないことには、日本政府の無関心さは変わらぬようです。

このニュースで痛手になるのは、安倍総理自身よりも岸田元外務大臣(現:政調会長)でしょう。
森友・加計学園問題で失墜した安倍総理の好感度に比べれば、
岸田元外務大臣の政策通は有名で、政策論争ならば優位に立つと予想されていました。
外務大臣としての評価もそれなりに高く、結果を残した閣僚だと言えましょう。
それが地元選挙区・広島の悲願でもある「核廃絶」に対して及び腰であるばかりか、
たいしたことない外交的圧力にも屈してしまう「弱さ」を見せてしまったことは、
外見のイメージとも重なり、「頼りなさ」を浮き彫りにしたと言えましょう。

日本の外交力のなさを痛感させられる出来事であり、
当時の最高責任者であった岸田元外務大臣に対する手腕にも疑問符の付く話のように思えます。
安倍総理の後は岸田政調会長に禅譲されるのが既定路線でしたが…
それも怪しくなってきたように思えますねぇ…

(追伸)後日の報道で抗議してきた国は「中国」と明らかにされました。
なるほど、まだあの国は天安門事件を引きずってるのかね…
一番あり得そうな国だとは思ってましたが、それこそ中国に配慮する必要性があったのか。
中国が抗議したことは分からなくもありませんが、
日本がその抗議に屈したことがより分からなくなりました… どんだけ弱腰なのよ…


◆政治ネタ 混迷する野党再編
注目された希望の党は玉木代表が就任し、
小池東京都知事が共同代表を辞す形で一線を退きました。
結局、小池知事は何がしたかったのか、全てを掴もうとして何も得られなかったとしか。
選挙戦も味方を『排除』しておきながら、敵の一部(自民党のシンパや公明党)には『配慮』、
そういう一貫性のない政治姿勢が国民から見放されたわけですが、
最後もやっぱり『損切り』の形で国政進出を投げ出してしまい、
権力争い以外は興味を持てない小池都知事が都政に集中できるのか、疑問が残ります。

それはそれとして、玉木代表の起用は正直早すぎた感はあるものの、
政策的には立憲民主党と遠く離れておらず、
どちらかと言えば自公政権に対峙する立場を鮮明にできたことは評価できると思います。
問題は希望の党の結党メンバーを中心とする「極右的メンバー」、リベラル嫌いの人達と、
立憲民主党の社民系出身メンバーを中心とする「左翼グループ」、右翼嫌いの人達、
両党ともに一枚岩であるとは言えず、左右両端の古い頭の人達を抱えているだけに、
党内を『協調路線』でまとめ上げられるかどうかが問題です。

それと参議院を中心とする旧民進党議員の動きなんですが…
政策連携の結着点としては大いに結構でも、民進党を再びでは元の木阿弥。
その2つの違いは「本気度」だと思うんです。
結局、元の民進党が良いよねでは、希望・立憲共に説得することは不可能なわけで、
どれだけ旧民進党議員が額に汗できるかに掛かっています。
具体的に言えば、参議院の中でも希望寄りの人達と、立憲寄りの人達がいるわけで、
彼らを敢えて両党に派遣して、外から結束を目指すだけではなく、
内から結束を目指していかないと、なかなかまとまらない話のように思えます。
残った民進党で自主再建や協力関係を築けると考えるのは大きな間違い、
その枠を捨てない限りは野党再編は進まないように思えます。

あとは共産・社民の動き。最終的に他の野党が抱えるのが「共産党アレルギー」。
共産党が自ら変わって政権の枠組みに入っていくのか、
それとも共産党は独自性を保ちながら反自民で選挙協力を進めるのか、
共産党の態度が他野党のアレルギー反応を鎮めることに繋がるだけに、
我を排した協力関係を築けるかどうかがポイントになってきそうです。
まだまだ時間がかかりそうなのが何とも言えぬところ…


◆ニュースネタ 騒ぎだけが大きくなる大相撲・暴行問題
本場所をやっていないなら、まだしも、本場所中にいつまで引きずっているのか…
暴行だとか、傷害だとか、殺人未遂だとかは警察の捜査と検察の判断なわけで、
少なくとも相撲協会にとっては「暴行」という事実が確定した時点で処分はできるはず。
力士が土俵外で「暴行」した時点で社会にとっては脅威ですよ。
答えは最初から出てるはず。
いつまでもダラダラと捜査してることが無意味。
それを貴乃花親方の陰謀論だとか、どうでも良いことを騒ぎ立てる辺りが、てんでダメ。

結局、問題なのは、相撲界が抱えている「暴力体質」なんだと思います。
稽古の「かわいがり」にしてもそうですし、
格闘技故に身近にある「暴力」、それに対して国民の目が段違いに厳しくなっているのが現状。
騒ぎを大きくした貴乃花親方に対して、「思い知らせなければならない」と平然と言っちゃう古い体質、
目上の立場ならば、平然と不合理なことができてしまうという古い体質に対して、
国民が拒否反応を示していることを理解しなければなりません。

「国技」としてそういう古き伝統に固執するのならば、
公益認定は返上して、一団体として再スタートを切れば良いだけの話。
逆に「公益」財団法人であり続けようと思うのならば、
不合理な暴力行為は徹底的に廃さなければならないだけの話。
そう考えれば、「暴行」が確定した時点で処分はできるはず。
いつまで下らない問題を引きずっているのか、それ自体が相撲界の古い体質そのものです。

2017年11月07日

トランプ大統領=武器商人?

日本そして韓国へとアメリカ・トランプ大統領のアジア歴訪が続いていますが…
歴訪前は北朝鮮問題を始めとする外交問題が主題なのかと思われましたが、
蓋を開けてみれば、武器商人の如く、日韓に武器を売り付けに来ただけ…
おいおい、お前さん、それは政治家じゃなくてビジネスマンじゃないかよ…
しかも北朝鮮情勢を言葉で煽ってるのはトランプ大統領自身なわけで、
これじゃ『死の商人』と変わらないじゃないかと思っちゃいます…何なの?

実際に日韓首脳に対して、どのぐらい北朝鮮問題を詰めて話したか分かりませんが、
仮に日本がどれだけアメリカに軍事面を含めた協力姿勢を打ち出したとしても、
それを韓国が良しとしなければ、事実上、何もできないことになります。
アメリカ自身だって、韓国の意に反して駐韓米軍はともかく、
同胞の救出活動や支援軍隊を送れないでしょうし、
軍事行動を行うためには韓国の了承が必要不可欠なはずです。
そういった点が詰められた雰囲気が全くないだけに、
何しに東アジアへ来たのかな、武器売りに来ただけなのかな、に思えてしまいます。

アメリカの軍事行動に対する本気度が疑われてしまうことは、
様子見を決めていた北朝鮮の瀬戸際外交を復活させかねず、
結果として北朝鮮に誤ったメッセージを送りかねない感じがします。
日本が期待したような日米韓の連携には程遠く、
韓国国内の日本人脱出や拉致被害者の救出活動、自衛隊派兵は、
韓国の了承なしに不可能なわけで、日本が蚊帳の外に置かれたままなのは変わりません。

もっとも、安倍政権の思惑通りに日米韓の連携が出来てしまうと、
自衛隊が前線で戦争に参加したり、日本にミサイルや化学兵器が乱舞して核が落ちたり、
拉致被害者が人間の盾として使われて最悪の事態を迎えてしまったりと、
具体的な日本の被害が想定されるだけに、それはそれで良かったのかもしれませんが、
北朝鮮問題の解決という意味では、特に動きがないどころか、後退した感はあります。

結局、日米韓で北朝鮮問題に対応する答えは何も見いだせず、
不安に乗じてアメリカから武器を買わされる羽目になった、のが結論だったようです。
トランプ大統領はやっぱりビジネスマンで、
政治家として問題を解決する能力はなかったということでしょう。


◆ニュースネタ 国会の野党の質問時間削減は本気なのか?
「議席数に応じた配分を」と最初に言い出した時は、
アホの3期生らしい馬鹿げた提案だなと一笑に付すと同時に、
質問時間を4:6に削減するための交渉戦術に過ぎないと見ていましたが、
産経や読売といった御用達新聞が同調する論調だったり、
菅官房長官も「民意に沿う」とか会見で寝言を言ったりして、
「えっ? 本気なの?」と疑わせること自体が異常な事態を産みつつあります。
まぁ、未だに半信半疑なんですけど…それを馬鹿と一蹴できない時点で異常です。

よく民意の1/4(投票率×過半数)と言われますが、
選挙期間中は誰も野党の質問時間を減らせなんて主張していません。
ましてや「議席数に応じた配分」≒「少数野党は一言で終了」≒「野党無価値」では、
野党は国会に不必要と言っているに等しく、
それが1/4の民意にさえ叶っているとも思えません。

つまり、それは言論弾圧であり、日本の国会が中国共産党大会になるという意味で、
そんな極右的政策を選挙期間中にいつ発言したのでしょうか? 発言していません。
また選挙で触れてもいないことを、勝利という結果だけで「民意を得た」と振りかざす、
「謙虚さ」の欠片もない妄言が受け入れられかねない風潮自体が異常です。


◆プロ野球ネタ 西武・牧田投手はポスティングMLBと国内FAを天秤にかけるのか?
現時点ではポスティングシステムが失効していて、日米協議がまとまっておらず、
西武球団が確実にポスティングにかけるかどうか見通せないという状況から、
とりあえず国内FAの手続きをしようという気持ちは分からなくもありませんが…
人として本当にそれで良いの?と思ってしまいます。

牧田投手からすれば、新ポスティングが決まらずMLB挑戦ができなかった場合や、
西武球団が新ポスティングを拒否する可能性、入札球団の有無、
その入札金額を西武球団が受け入れるかどうかが不安でしょうから、
自分の武器として国内FA権をチラつかせるのは、戦略的に分からなくもありません。

ですが、逆に西武球団からすれば、
約束通りにポスティングにかけても、入札球団がなかった場合は残留するのか否か、
入札球団があっても、MLB側の条件が低く、牧田投手側が拒否した場合に、
残留する保証がないというのは、何とも不義理な感じがしてしまいます
(中島選手のポスティングのケース。FAが絡まずチーム残留となった)。

現実的にあり得ない話ですが、
牧田投手が国内FA宣言⇒西武ポスティング⇒ポスティング入札と受諾
⇒国内FA移籍⇒ポスティングメジャー決定となった場合、
入札金はどこの球団に入るのでしょうか?
ポスティング中に所属球団が変わった場合、新球団なのか、西武なのか?
牧田投手の入札金がそれほど高額になるとは思えないので、
新球団がわざわざそんなことをする必要もない話ですが、
上限30億円が入札されそうな場合は、全くあり得ない話でもありません。

ポスティングが現時点で存在しない以上、国内FA宣言をするなとは言いませんが、
少なくとも新ポスティングが成立し、西武球団が牧田投手をポスティングにかけた時点で、
牧田投手はFA宣言残留を表明すべきです。
仮に、国内他球団とメジャーポスティングの条件を天秤にかけるつもりなら、
それは不義理と誹りを受けるのは免れません。
なぜならば、ポスティングはFA以外でMLBに移籍する手段であって、
MLB移籍が前提となって初めて成立する制度です。
それを国内FA権と併用することで、あたかも海外FAと同じように使えてしまえば、
ポスティングシステムが存在する意味がなくなってしまいます。

国内FAとポスティングMLBを天秤にかけた結果、国内FAを選択するようなら、
当然メジャー側は「入札する必要があったのか?」と思ってしまうわけで、
ポスティングシステムに対するアメリカの心証はさらに悪化するでしょう。
制度の濫用と受け取られかねない行為は慎むべきです。
要らぬ誤解を与えないように、国内FA権を行使する際には、
ポスティングMLB移籍が基本線であることを明確にしなければなりません。

2017年11月06日

日本シリーズはソフトバンクが勝利

第3戦まではこのままソフトバンクホークスの圧勝で終わるのかなと思いましたが、
第4戦に横浜DeNAの濱口投手が好投を見せて流れが変わり、
その後も横浜の左腕投手にソフトバンク打線が苦しみ、
第6戦も流れ的には横浜がそのまま行くのかと思いましたが、
内川選手の起死回生のホームランで同点に追いつき、サヨナラ勝ちで日本一に輝きました。
横浜も粘りを見せましたが、ソフトバンクの方が戦力的にも一枚上手だった感じですね。

そのソフトバンクホークスの弱点は、やっぱり左腕投手、初物であれば尚良い。
パリーグ屈指の左腕投手と言えば、西武・菊池雄星投手なのですが、
ホークス相手にはプロ入りから勝利なしという不名誉っぷりで…
そのためか、あまり左腕に弱いイメージはなかったのですが、
今年の日本シリーズで左腕に弱いイメージは定着したように思えます。
パリーグ球団とすれば、ソフトバンクには優先的に左腕投手を起用してくるでしょうね。

なにはともあれ、今年のプロ野球も終了。来季に向けての動きが本格化してきそうです。


◆ライオンズネタ FA選手の動向
毎年のようにFAで選手が出て行ってしまうので、この時期は憂鬱しかないんですが…(苦笑)
国内FA権を持っている牧田投手はポスティングでのメジャー挑戦を容認するようです。
リリーフ陣の層が厚くなったとはいえ、
先発に確実に勝利を見込める投手が菊池雄星投手1人だけなので、
牧田投手の先発復帰を期待していたんですが…
新ポスティングが決まりさえすれば、リリーフでの需要は高いと思われるので、
牧田投手にはメジャーで頑張ってもらいたいです。

野上投手と炭谷選手はFA宣言したら、ライオンズよりも高い評価されそうなので心配…
来季は菊池雄星投手の日本ラストイヤーになるかもしれないので、
ライオンズとしては何としても優勝したいところ、
そう考えると、来季以降はともかく、野上投手と炭谷選手は貴重な戦力です。
逆に再来年以降になると、先発陣は多和田・高橋光成・今井投手ら若返りが優先され、
キャッチャーも森選手の起用法次第でしょうが、捕手一本で固定される可能性もあり、
2人が弾き出されてしまう可能性は否定できないわけですが、
少なくとも、優勝を狙う来季は優先的にチャンスが与えられるはずなので、
1年待ってからFA宣言するのが良いんじゃないかと個人的には思いますが…

今シーズンを振り返ると、リリーフ投手と野手の世代交代が進む一方で、
先発陣の若返りは上手く行きませんでした。
野手では、ショートで源田選手が全試合フルイニング出場を果たし、
攻守に欠かせない存在となり、
前半は不振で2軍暮らしの山川選手も、後半戦は4番でメヒア選手を押し退ける活躍、
他にも怪我で出遅れた森友哉選手がDHで主軸を打ったり、
外野転向の外崎選手もシュアな打撃と意外性の長打力でアピール、
守備面でも岡田捕手が炭谷選手を脅かすなど、競争が激化しています。
リリーフ投手陣でもルーキーの平井投手と2年目の野田投手が安定した投球、
故障に泣いた面があるものの、大石投手も存在感を示し、
終盤には高橋朋巳投手も復帰しており、
牧田投手とシュリッター投手がいなくても問題ないくらい。

逆に先発は期待された多和田投手と高橋光成投手が故障もあって勝ち星を伸ばせず。
高卒ルーキーの今井投手も故障がちで、1軍での出番はありませんでした。
他にも本田・誠投手らも期待に応えられず、
中堅の野上投手と十亀投手、岡本洋介投手に頼ることが多かったです。
先発左腕も菊池雄星投手のみで、佐野投手も1軍定着できず、
若手先発候補は全体的に不振でした。
今の状況で野上投手に出て行かれてしまうのは非常に困りますねぇ…

先発右腕は多和田・高橋光成・今井投手らドラ1トリオに期待するとして、
左腕はドラフト1位指名の斉藤大将投手だけというのはやや心許ない印象…
そこでリリーフの武隈投手を先発に回してみるのもアリでは?
左右関係なくチェンジアップを投げられますし、
制球力もあるので先発でも大崩れはしないと思います。
他にもソフトバンクを戦力外となった大隣投手や山田投手など、
実績のある左腕投手もいるので、積極的に取りに行って欲しいですね。

松坂投手に関しては… 他に獲得する球団がなく、年俸2000万円以下なら…
このままひっそりと引退というのは、一時代を築いた球団OBとしては寂しいですし、
他の選手の迷惑にならない条件で受け入れることは良いと思います。
とはいえ、投手で松坂投手と一緒にやっていた選手はもう居ないんですよね…
野手で炭谷・中村・栗山選手らが居るぐらい。
そう考えると、松坂投手の方が敬遠しちゃう可能性はあるかもしれませんが…

まぁ、でも、他球団のことながら、斉藤和巳氏のような育成コーチ案は…
実績を残していた斉藤和巳氏だから周囲も納得できたのでしょうが、
ソフトバンクでは何の実績も残せていない松坂投手が育成コーチになるのは、
逆にやり辛いというか、特別扱いが際立ってしまうような…
まだ育成への格下げの方が現実的な気がしちゃいます。

[右先発] ウルフ・野上・十亀、多和田・高橋光成・岡本洋介
    (伊藤・今井・本田・郭・誠・国場・玉村・福倉・高木渉)
[左先発] 菊池雄星・武隈・斉藤大将(佐野・藤田)
[右中継] 大石・平井、中塚・田村・南川・与座(藤原・豊田・松本・平良)
[左中継] 高橋朋巳・野田、小石(川越)
[抑え]  増田
[捕手]  炭谷・森友哉・岡田(中田・藤沢・斉藤誠人)
[一塁]  山川・メヒア
[二塁]  浅村、水口
[三塁]  中村剛也、呉・永江
[遊撃]  源田、(金子一・山田・綱島)
[外野手] 秋山・金子侑司・外﨑・栗山、鈴木将平・愛人・西川
    (坂田・斉藤・木村・熊代・戸川)


◆ニュースネタ トランプ大統領の訪日
実際の外交的成果が伝わってきていないので、何とも言えないのですが…
全体的な雰囲気として、交渉や打ち合わせのために出張して来たというよりも、
故郷から訪ねてきた友達を歓迎したという変な「気安さ」が目立った感じがします。
実際は北朝鮮問題を始め、重要な問題が転がっているのにも関わらず、
なんとなく浮足立ったというか、実際の外交的成果は本当にあったのか?と思ってしまうほど、
厳戒体制とは裏腹の歓迎ムードが逆に空々しさを感じずにはいられません…

韓国や中国といった北朝鮮問題を話し合うのに本当に重要な相手国と話す前に、
日本で観光して緊張を解いたかのような、
口では重要視していると言いながらも、実際に重要な議題を突っ込んで話せているのか、
参勤交代で江戸へ出てきた殿様を迎えるかのような雰囲気は、なんとなく気持ち悪いです。

長らく停滞していた拉致被害者の方々にとっては、
トランプ大統領との面会は1つの成果のようにも思えますが、全面的に信用できるかは別問題。
トランプ大統領を見ていると、なんとなく『項羽と劉邦』の項羽が思い出されるんですよねぇ…
項羽というと、戦に強い荒くれ者で無慈悲のようにも思えますが、
貧しい女性や子どもを見たら、涙を流して衣食を分け与えたりと、慈悲の心がなかったわけはなく、
単に直情的な人間であったため、大局的な判断ができず、
感情に任せた判断が二転三転してしまうために、部下の信用を失った、そういうタイプです。
自分から見ると、トランプ大統領にも同じ雰囲気を感じてしまいます。
計算高いというよりも、直情的で、逆に人間味溢れる人物だからこそ、
その場限りの言葉に走りやすく、
結果として、本国に帰って側近と協議した結果、全く逆の結論になったとしても驚きません。

少なくとも、トランプ大統領の言葉は政治家の言葉としては軽すぎる、
そう思っておかなければ、今後も上手く付き合えないように思えます。

2017年10月30日

安倍晋三『総書記』が就任(Fake Newsより)

1日に招集された日本の特別国会は、安倍晋三総書記を再選し、
安倍晋三総書記の名前を冠した指導思想を盛り込んだ日本国憲法改正案を採択した。
新たな指導部を構成する内閣府中央委員を選出したが、
後継候補と目されていた小泉進次郎氏の起用は見送られ、
自らが信頼を置く人物を登用するなど、大きな権力を集中させる形となった。


……
………近親憎悪(苦笑)

野党の質問時間を削って、議席数に応じた配分、
つまり与党に質問時間を寄越せという、よく分からない要求が出ているようです。
森友・加計学園問題でも思ったことですが、時間がある民進党はともかくとして、
自由党や社民党といった党は質問時間が5分もなく、
他党の追及内容を繰り返さざるを得なかったりと、時間配分が機能していない面を感じました。
それをさらに削るということは、まさに挨拶して終わり、社民党とか2分もないんじゃ…
それって野党の存在価値って、あるんですか?
完全なる政党政治の否定ですよ、コレ。

与党議員なら、国会質問ではなく、国会の委員会審議や党内の法案作成委員会で力を発揮すべき。
芸能人じゃないんだから、TVに出たいだけというのは、いかにも中身のない3期生らしい発想(苦笑)
ただ目立ちたいなら、「このハゲ―!」と叫んだり、浦和レッズ叩いたり、不倫でもしてれば?
野党の唯一の仕事も奪ったら、何が残るというのか。
自分の手柄のために、民主主義を汚す意味が分かりません。
そんなに国会質問したいなら、下野すれば?

結局、安倍政権の目指す先は、総理自身や右翼支持者が最も嫌う中国共産党の政治なんですよね…
一党独裁・個人独裁体制で好き勝手にやりたいのが見え見え。
そこが矛盾して見えるというか、単純に近親憎悪で羨ましいだけなんじゃないのかと思えたり。
共謀罪や特定秘密保護法もみんな中国共産党化したいようにしか見えんのですよ…
そういうところが安倍晋三『総書記』なんですよねぇ…


◆政治ネタ 方向性が見えない希望の党
そういえば、合流を希望しながら参議院残留となった渡辺喜美氏や、
自由党ではなく無所属で立候補した小沢一郎氏らはどうなったんでしょうね?
小沢氏は自由党に戻るのでしょうが… 渡辺喜美氏は何だったのか、と。
裏でタッグを組んでいたのは、実は小池氏と渡辺喜美氏だったという感じなのに…

改めて希望の党の選挙戦略に立ち返りますと、
東京を始めとして関東圏はかなり勝てると甘い予測を立てていたことが分かります。
「排除」発言を始めとする民進党議員の選別が敗因と挙げられがちですが、
それ以前に選挙戦略が未熟過ぎた、見通しが甘すぎた感は否めません。
都議選で見せた「風」頼みの選挙戦略は通用しなかったということでしょう。

小池氏からすれば、民進党という倒産企業を拾ってやるぐらいの感覚で、
完全に相手の足元を見た強気な交渉をしていたのだと思います。
「当選したいならガタガタ文句言うな」、ぐらいの感覚。
それに対して民進党議員にはやはり野党第一党のプライドが残っていて、
魂までは売り飛ばさないと予想外の抵抗を見せたことで、
希望の党のバタバタ感ばかりが目立ってしまった、といったところでしょう。
そういう意味では「驕っていた」と言われても仕方ありません。

かつて渡辺喜美氏らが率いていた「みんなの党」もそうですが、
自民党に代わる改革保守政党を標榜した政党は悉く消えて行っています。
結局、野党なのに自民党に擦り寄っていって方向性を失い、
運が良ければ保守党のように吸収してもらえ、運が悪ければ路頭に迷うのがパターン。
このまま自民党に帰りたいけど帰れない人達が尻尾を振り続けて帰れる日を待つのか、
それとも野党の中核として政権交代を目指していくのか、
早い段階で方向性を定めて欲しいです。
現段階では前者にしか見えねーですよ…


◆プロ野球ネタ 日本シリーズはソフトバンクが2連勝
2試合目の決勝点となったホームクロスプレーのビデオ判定ですが…
日本シリーズは監督会議でルールの確認等をするので、
レギュラーシーズンとはルールの運用が異なるわけで、
予め工藤監督が積極的なビデオ判定をお願いしてたから、判定が覆ったのでしょうけど…
コリジョンルールに全く抵触しないのに、
ホームクロスプレーをビデオ判定するってのはどうなんでしょうか?
それなら、際どいホームのプレーは全部ビデオ判定になっちゃうんじゃないの?

というのも、昨年も工藤監督が抗議して判定が覆った試合があったわけで…
その時はコリジョンルールの名目でビデオ判定したと思うんですが、
コリジョンルールは適用されなかったものの、アウト判定が覆ってセーフに、
それって明らかに運用外じゃねーの?と不思議に思ったものです。
…まぁ、ライオンズ戦だったわけですけどね。本当に酷い目にあった…

誤審を認めることは大切ですが、かといって簡単に判定が覆ってしまうと、
判定が悪く変わったチームにとってはわだかまりしか残りません。
それなら、いっそ審判をAIにして全部カメラ映像で自動判定すれば良いこと。
もはや審判が判定する必要性もない。
審判が存在する必要性はあるのか?、そういう根本的な問いがなされそうな感じです。

2017年10月27日

渡辺周総理大臣誕生(Fake Newsより)

11月1日、「第195回特別国会」を招集し、衆参両院で行われた総理大臣指名選挙で、
希望の党の渡辺周氏(55歳)を第98代目の内閣総理大臣に指名し、
再選を目指した自民党の安倍晋三氏(63歳)がまさかの落選となった。

希望の党は先月22日の総選挙では50議席に留まり、第三党に終わったものの、
先月27日の希望の党の両院議員総会で首相指名選挙では渡辺周氏に投票することが決まると、
「(※どうせ落ちるのだから)思い切った政策を打ち出そう」ということになり、
現在放映中のアニメで、渡辺周氏の地元・沼津を舞台にした『ラブライブ!サンシャイン!!』を参考に、
私立高校を含めた授業料無償化を『ラブライブ』開催による収益金で行うと発表した。
この政策に素早く反応したのが立憲民主党の代表の枝野幸男氏(53歳)で、
アイドル産業によって経済を再生させる『ライブミクス』を提唱し、
首相指名選挙では渡辺周氏に投票することを決めた。
この動きに社民党と共産党も続き、民進党系無所属議員、
さらに公明党と一部の自民党議員も続くことになり、過半数の票を獲得することになった。

自民党の造反議員のコメント「正直ノリだった。今は後悔していない」

5日にはトランプ米大統領の訪日が予定されており、急遽、会談場所を秋葉原に変更し、
『ラブライブ!』のラッピング自動車を発注するなど、
アニメ国家日本を最大限にアピールする会談になることが予想される。



……
………コメントすることもねぇよ(笑)
いや、普通にアリじゃね?とか書いてて思っちゃった俺は末期…
でも実は『ラブライブ!』見たことないんです…本当にスイマセン(苦笑)

つーか、本当に『ラブライブ!』とかやっちゃって、
優勝した高校生はSMAPに代る東京五輪のイメージキャラとかにしちゃったら?
現実とアニメでライブしようよ(笑)


◆政治ネタ 旧民進党の解体~親会社と子会社~
もう参議院・民進党を解体する必要はない感じがします。
参議院・民進党を親会社のような位置に置き、
希望の党、中道新党、立憲民主を子会社とする連立組織にすれば良いんじゃね?

経済界では親会社の意向が強すぎるので、親会社から議決権を完全に剥奪。
参議院・民進党は、どちらかと言えば裁判所等の調停機関といった役割にして、
衆議院の傘下政党の政策の擦り合わせ・調整を行うことに徹する。
一方の衆議院の傘下政党は政策の提言を行い、
参議院・民進党の方針に基本的に従うことにします。

党籍の移動をできるだけ簡潔にし、政策によって衆議院傘下政党間の移動を自由化、
参議院・民進党所属で政策提言したい議員は衆議院へ鞍替え、
逆に政策調整をしたい議員は参議院へ鞍替えをする。
政権交代時の総理大臣は比例第1党から選出し、小選挙区は候補者一本化。
政党の規模は50ー60人程度の中規模に留め、それ以上になる場合は分党する。
中規模に留めるのは活発な政策議論をするため、大政党ではそれができないから。

参議院は解散総選挙がないですし、政策調整をするには最適な機関だと思うのです。
どうせ単独で政権を取る力なんて持てないのですから、
古巣の連携力を生かした新たな政治構造の構築をしてみても面白いのではないでしょうか。

2017年10月26日

プロ野球ドラフト会議

注目の早稲田実業・清宮選手は日本ハムへ…
大谷投手のポスティングメジャーが決定的なので、
そういう意味ではスター入替でちょうど良い上に、
早期メジャー希望の清宮選手には最高の環境ではあるのですが…
日本の野球ファンからすれば、大谷投手同様に20代そこそこで居なくなられるのは…
正直、悲しいというか、球界の損失のように思えてしまいます。
もうどうせなら、来年メジャー行けば?的な投げやりな気持ち。
アメリカの大学へ行くのが正解だった気がしますなぁ…

広陵の中村捕手は広島、JR東日本の田嶋投手はオリックス。
西武は清宮選手と面談はしましたが、最初から田嶋投手の1位路線だった気がします。
それを外してしまうというか、福良監督に先に取られてしまったのは残念。
パッと見た感じで、ドラフトの成功組は、
広島・横浜・オリックス・日ハム・中日・ロッテといったところでしょうか。
まぁ、こればかりは蓋を開けてみないと分かりませんがね。

埼玉西武ライオンズのドラフトに関しては、微妙としか言いようがない。
左腕投手が欲しかったのは分かりますが、
田嶋投手を外して斉藤投手では明らかに格落ち感があり、失敗を際立たせる結果。
ロッテに指名された履正社・安田選手など、タイプの違う選手で良かった気が。
地元の西川選手が2位というのも、3位から一つずつ繰り上がった感が強いです。
それでいて中日4位の清水投手を取っていなかったりと、
地元優先ドラフトでもなかった印象…
5位でアンダースローの与座投手を取っている辺り、
牧田投手の残留は諦めムードなんでしょうか、むしろそちらの方が気になる…


◆政治ネタ データで予測する今回の総選挙と次回の総選挙
小選挙区は候補者次第で選挙結果は幾らでも変わってしまうので、
比例代表選挙の方で第44回総選挙(郵政解散)~第48回までの議席率を考えてみました。
 自民党=最小30%(政権交代) ~最大42.8%(郵政)
 公明党=最小11.6%(政権交代)~最大14.4%(前回)
 民主党=最小16.7%(自公復活)~最大48.3%(政権交代)
 共産党=最小 4.4%(自公復活)~最大11.1%(前回)
ざっと見て、各党の固定票はこんな感じと推測します。
 自民党=30%、創価学会10%、リベラル系15%、共産党5% 固定票 合計60%
浮動票の予測数字はこんな感じ。
 保守系=8%、学会婦人票=5%、リベラル系5%、無党派層22% 浮動票 合計40%

第44回の郵政選挙は自民党の圧倒的勝利を印象付けましたが、
比例の数字を見ると、無党派層の5%程を取り込んだに過ぎず、
大半の15%ほどは政権交代を期待しての民主党に流れていたことが分かります。

第45回の政権交代選挙では、民主党が保守層と学会婦人票も取り込み、
無党派層も全て固めるなど、圧倒的な勝利を遂げたことが分かります。

第46回の自公復活選挙では、維新やみんなの党が受け皿となっており、
保守系5%と学会婦人票、リベラル票が流れて無党派層の大半がそちらへ移動、
自民党は固定票以外では保守系2%しか取っておらず、
自民党に対する期待というよりは、民主党への失望が大きかったことが分かります。

第47回の総選挙では、安倍政権が保守層の8%を固め、公明党も学会婦人票を固め、
リベラル票は民主党に4%、共産党に1%流れ、無党派層の5%が政権批判票として流れています。

今回の総選挙では、自民党が保守層の8%を固める一方、
公明党は学会婦人票の2%しか固められず、残りは立憲民主党に流れたと予想。
立憲民主はリベラル票の固定票の大半と浮動票5%に学会婦人票2%と無党派層5%を獲得、
惨敗印象の共産党も前回凄かっただけで、実はリベラル票or無党派層の1%を獲得。
希望の党は18%取っているので、惨敗と言われながらも無党派層の10%以上は取っています。

当初、希望の党がターゲットにしていたのは、保守層と学会婦人票の政権批判票でした。
しかし、結果から言えば、保守層は切り崩せずに、そのまま自民党支持票に回り、
学会婦人票も憲法改正・安保等の穏健さと判官贔屓によって立憲民主に流れた感があります。
そこら辺がブレーキになった最大の要因ですが、
だからといって無党派層に見放された感じもなく、
失ったリベラル票と同程度には無党派層に割り込んでいることが分かります。
「ライトな無党派層」という言い方が適切かどうかは分かりませんが、
あまり政治に関心がないけれど、とりあえず選挙には行くという人もいますから、
小池都知事は何となく知っている、TVで見るからという理由で、
良くも悪くも公示前の騒動で目立ったことで、無党派層を獲得した可能性はあります。

このデータから見る希望の党と立憲民主党の目指す方向性ですが、
希望の党は当初目指した浮動票の保守層8%と無党派層20%を獲得することに全力になれば良く、
当初の改革保守政党の路線を貫くことが必要です。
その上で小池都知事が都政で実績を残し、目玉となる有名人候補を用意するなど、
無党派層にアピールしやすい政治をすれば良いことになります。
一方の立憲民主党はリベラル票を固めた上で、学会婦人票を取り込むこと、
学会婦人票とは創価学会の婦人部の活動によって動きやすい主婦層のことなので、
女性にアピールできる政策、女性の社会進出や子育て支援、原発ゼロ、
社会保障拡充の路線を強めていくと良いことになります。
その上で、両党が連立を組めば、
希望・立憲民主共に25%ずつの配分となり、自公の40%を超えることになります。

逆に言えば、両党単独で政権を目指しても(無党派層全てが議席配分されたと仮定)、
立憲民主党は最大40%、希望の党は最大30%程度にしか伸ばせず、
自公の40%を超えることはできなくなります。

加えて、小選挙区制度を考えれば、共産党の票が死に票になるわけにはいかず、
共産党との選挙協力も必要不可欠です。
計算上は共産党との連立を組まなくても政権奪取できそうですから、
早い段階で希望の党と立憲民主党が連立政権のタッグを組んだ上で、
共産党との選挙協力を構築していくことが、自公政権打倒の近道になります。

そのためには、まず、希望の党が方向性を明確にすることが必要です。
未だにリベラル系に対する嫌悪感が見られますが、単独での政権奪取は不可能です。
その自惚れの結果が小池バッシングであり、希望の党の惨敗の結果(小選挙区)です。
小池都知事の「排除」発言は、保守系の本音とも言えるわけで、
その態度を改めて初めて希望の党が前へ進むことができます。
逆に言えば、それが改まらなければ、維新の会のように消滅していくか、
かつての保守党のように自民党に吸収合併されるのを待つ未来しかありません。
わだかまりを捨てて、立憲民主党へ歩み寄ること、
野党共闘の再構築が希望の党が生き抜く道だと知るべきでしょう。

2017年10月23日

選挙総括~二大政党制の「夢」散~(追記)

今回の衆議院総選挙は、良くも悪くも小池東京都知事に振り回され続け、
「どんぐりころころ」の如く、「小池にはまってさぁ大変」な選挙でした(苦笑)
二大政党制の実現に賭けた民進党・前原代表の目論見が完全に崩れ去ったことは、
二大政党制の限界を示すものでもあったように思えます。
アメリカの政治を見ていてもそうでしょう?
トランプ大統領は共和党の大統領なのに、共和党の議会と上手くいっていない。
二大政党といえども、党内が一枚岩になることは、ありえないわけです。

今回の選挙の特徴は、やはり「スピード」でしょう。
解散表明から公示前にかけての希望の党の結成、民進党の解体、立憲民主党の誕生と、
1週間足らずのうちに、怒涛の如く政治状況が変わっていきました。
あまりにも流れが変わるものだから、週刊誌の政治記事が全くついていけない、
日ごとに変わる政治状況に政治専門家と謂われる人達も右往左往でした。

もう一つが「ツィッター」の存在。
今回躍進した立憲民主党の勝因もツィッターにあったことは間違いありません。
あまりのフォロワーの数の多さに、「判官贔屓では?」という声や、
一部には「ロボットフォロワーだ」と揶揄する声も聞かれた程。
判官贔屓があった面は否めませんが、それだけであの数になるとは思えません。
枝野代表が立憲民主党の結成前に民進党本部から出てきた時に報道陣の前で呟いた
「カラオケで『不協和音』を歌うんだ」というあの一言、
非公認キャラの「立憲民主くん」が広く画像拡散したこと、
そういうある種の「ネタ的要素」が若年層の共感を呼んだ面は否定できません。
勿論、「ネタ」で政治をやってもらっては困るわけですが(苦笑)、
そういうある種の政治家の何気ない一言、「人間臭さ」が身近な共感を呼んだのも確か。
元々、政治家は広く国民の要望を聞いて実現するのが仕事です。
それが一部の有権者の要望しか聞かなくなったことが「お友達優先」の今の政治、
身近な雰囲気を感じる立憲民主党は自分達の声も聞いてくれるのではないか、
そういう期待感があったことは間違いないと思われます。

今後は野党第一党として、立憲民主党にかかる期待も大きくなることが予想されます。
同時に、今度は民進党出身者で希望の党から立憲民主党に擦り寄る人や、
選挙協力をした社民党と共産党との距離感も問題になってきます。
政党政治ですから、所属議員の数が多いほど優位なのは間違いありませんが、
逆に数が増えれば増える程に、個々の議員の考え方の違いや、
国民との意思との乖離は大きくなってしまいます。
これは二大政党制の明確な「限界」です。
日本の大企業にも言えることですが、組織が大きくなればなるほどに、
内部の意思疎通を欠き、「顧客」や「個人」よりも「組織」が優先してしまうのです。
そこが旧民主党・民進党の失敗であり、今の自民党にも同じことが言えます。

今回の選挙によって、「二大政党制」の夢は散り果てました。
今後さらにスピード感を増していく政治に、大政党が付いていけなくなるのは間違いありません。
機動的な意思決定をするために、「政党」は小規模に留め、国民の意見を集約することに務める。
一方で国会は「数の論理」であることを否定できないので、
「統一会派」を結成して政権与党と対峙し、政権奪取を狙うことが必要であると考えます。
その時に党利党略で主導権争いが起きないように、各党の「専門性」を磨いておくことが大切。
民主党政権時代に国民新党が金融を担当していたように、
各党の強みを作ることで、個々の存在価値を高めつつ、政策に責任を持たせることができます。
自民党が総合商社なら、野党連立政権は専門店の連携で勝負するのが良いと思います。

今は日本は、政治も経済においても、大きな行き詰まりを迎えています。
これまでは大資本・大政党が良しとされてきましたが、今はその大きさが逆に仇となっています。
スピード感の欠如や組織腐敗、人間性の喪失を無くすためにも、
「人が見える単位での中規模の切り分け」は必要不可欠でしょう。
今回の立憲民主党の成功は、切り分け(スリム化)の成功例だったと言えます。
その成功体験を今後の政治状況・経済状況に生かしていって欲しいですね。


◆野党共闘失敗の影の主役「共産党」の今後
選挙戦序盤は、自民党VS希望の党、希望の党の失速で自民党の勝利が確実視されると、
公明党VS立憲民主党の選挙戦(主戦場は北海道)になるなど、
明らかに蚊帳の外に置かれた共産党ですが、鍵を握っていたのも共産党でした。
野党共闘の一部復活という形で立憲民主党の勝利に貢献しつつも、
民進党に裏切られたそもそもの原因も共産党に無いわけではありません。

有権者が批判票の受け皿として共産党を避けた理由も同じで、
共産党には政権担当能力が無いことに原因があります。
政党の生き残りを賭けた小規模な選挙でなら、共産党との選挙協力は大きいことは確か、
ただ、政権選択選挙となった場合、共産党に譲った議席が致命傷になりかねません。
仮に選挙協力の結果、共産党に10議席を譲ることになったとして、
与党の過半数割れを引き起こしたとしても、共産党の議席はカウントされないため、
共産党との連立が組めない故に、政権交代ができないケース(例:羽田内閣)が出てきます
(ただ、恩恵的には議席以上の票を期待できるので、トータル的にはトントンでしょうが)。
民進党の前原代表が共産党との選挙協力を渋ったのも、分からなくもありません。

仮に、今後、立憲民主党・社民党・共産党+αで過半数を超える勢力を作れたとしても、
共産党が政権に入るのかどうかは真剣に考えなければなりません。
ある意味、旧社会党が事実上崩壊し、共産党が生き残ることができたのは、
新党ブームの時も政権から外れていた万年野党だったからこそとも言えます。
自公政権の打倒という目的は同じでも、達成後の政権の枠組みが異なるジレンマ、
そこが共産党の最大のネックです。

自分自身は東西冷戦を知らないわけではありませんが、
既に生まれたころには共産主義の限界が見えていた頃だったこともあり、
共産党に対するアレルギーはありません。
ただ、自分より上の世代では、共産党に対するアレルギーも根強いものがあるでしょう。
このまま共産党は万年野党を貫いていくのか、
それとも共産党という名前を捨ててでも、平等な社会の実現という政策実現を掲げるのか、
旧社会党に突き付けられた現実が、今度は共産党にも突き付けられていると言えます。

これはどの党にも言えることですが、各政党が全部をやる必要はないと思っています。
自民党は総合病院であるならば、野党連合は専門病院で連携すれば良い話。
政策の優先順位を決めて、この政策に関しては他党に譲らない、
ここまでなら譲れると妥協点を作ることが必要だと思います。
共産党なら何でしょうね…
戦争をしないのは譲れないラインで、教育が専門になってくるんでしょうかね?
社民党なら消費者問題・非正規雇用から、立憲民主党は労働者の立場から、
といったように政策ごとの棲み分けを決めることが必要だと思われます。
「軍隊のない国」という理想は党是として残しつつも、
現実には戦争が存在し、周辺国が軍隊を持っている以上、自衛権は否定できませんから、
そこは「戦争をしない」という条件で、他の政党に任せれば良いということ、
党の「理想(主義主張)」と連立政権が描く「現実(政策)」とを上手く分けることが、
政権担当能力を示しつつも、逆に党の独自性を失わない唯一の方法だと考えます。

二大政党制であれ、多党制であれ、批判のみの政党では生き残れません。
逆説的に言えば、自民党一党独裁体制だったからこそ、共産党という批判党が必要とされました。
それが崩れ去った以上は必要とされなくなっちゃうんです。
自公一強政治だからこそ共産党が必要とされ、自公一強政治が終われば必要なくなるジレンマ、
それが共産党の抱える最大の問題点です。
旧社会党の轍を踏まずに、いかに政党価値を高められるか、
野党再編のカギを握るのは共産党内の変革だと思います。


◆ニュースネタ 古賀茂明氏の総選挙に関するコラム
北朝鮮問題とか、経済問題とか、議論にならなかった点に対するツッコミが、
ほぼ同一だったので、リンクを掲載。
これを見てから書いたんじゃないですよ、本当に(笑)
それぐらい似通ってたからビックリ。みんな、心の内ではそう思ってたんですかねぇ?

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2017年10月22日

2021、日本終了のお知らせm(_ _)m

私は自民党に投票していません。
私は自民党に投票していません!
 …大事なことなので2回言いました。

北朝鮮へ圧力を加え続けた結果、横田基地に核弾頭を撃たれて東京が放射能汚染されたり、
東京オリンピックが終わって建設需要・住宅需要が一段落した結果、
明らかに供給過剰な空き室アパート・マンションの不動産価格が大暴落し、
株高に支えられていた国際競争力を失った大企業が一気に事実上の倒産、
それを救済衣装と国家が財政出動した結果、自転車操業の国家財政は破綻、
晴れてギリシアのお友達になれました、めでたし、めでたし…

…なんて、ならないように、抜本的な経済対策を打って欲しいのですが、
それには大企業の「適当な解体」が必要不可欠なわけで、
それが経団連とベッタリの自民党政権にやれるとはとても思えません。
せめて不動産対策ぐらいはと思いつつも、
トンネル落盤事故時の国土再生計画とか、働き方改革とか、
スローガン止まりの骨抜き改革にしかなっていないだけに、望み薄かな、と思ったり…
そのツケは2021年以降に支払われるのは間違いないと思われます。
安倍総理は良い時期に総理をやって終わることができそうですね、
はいはい、幸せですね、国民を不幸にしてくれて本当にありがとうございました。


選挙結果に関しては、残念ながら、概ね予測通り。
現時点で期日前を含めた最終的な投票率は出ていませんが、極端には悪くなさそうです。
立憲民主党が希望の党を超す予測が出ている辺り、
安倍政権の批判票を一身に浴びたのが立憲民主党だったと言えそうです。
結局、希望の党と民進党の合流話のゴタゴタが野党再編を不可能なものとし、
安倍政権への批判票が自民党に戻る結果となったのは間違いないでしょう。
「野党よりはマシ」、その残念過ぎる判断が今回の選挙結果だったように思えます。

◆自民党の課題
安倍総理を始めとして野党を「看板の架け替え」と散々批判してましたが、
自分から見れば、「自民党という看板にただしがみついているバカ」にしか感じられず。
どの候補者からも、具体的な独自政策が見えてこない、
まるで金太郎飴、どの候補者も言ってることは同じ、
ここまで与党候補者の無策っぷりを感じたのは初めてです。

自民党内の公約をひたすら語ってれば当選できる、安倍総理に気に入られる、
変に媚びた感じしか伝わってこないんですよ。
自分なら「こうする!」、泉田元新潟県知事の「原発ストップ」は夢物語と思えるものの、
敢えて党の方針に反しても独自政策を訴えられた候補がどれだけいたのか?
まさに「サラリーマン議員」、上司に媚びることしか能がない議員に何ができるのか?
自民党の人材枯渇は今後も止まりそうもありません。

各地で遊説していた小泉進次郎氏も、あなたが取り組んでいた農業改革はどこに行ったの?
あなたがするべきなのは批判ではなく、政策じゃないの?
政権内に取り込まれてから、どうにも歯応えがなくなっているように思えます。

◆立憲民主党の課題
国民の支持を集めた立憲民主党も、本当の力が試されるのはこれからです。
まずは民進党の解体、希望の党との分党がスムーズに行われるか否か、です。
仮に、今、希望の党から離党者が出て、無所属議員や立憲民主党とが再結集し、
民進党を新たに作り直すとなってしまえば、国民の期待は一気になくなってしまうでしょう。

立憲民主党が躍進したのは「リベラルという分かりやすさ」、
ゴチャゴチャして分かりづらかった民進党が解体されたことで、
有権者にはっきりと「立場」が見えたことにあります。
勿論、今後、野党第一党として政権交代を目指していく以上は、
希望の党や無所属議員と連携していくことが必要となりますが、
あくまでもそれは国会内の「統一会派」に止め、「政党」としての独自性は失わないで欲しいです。

「二大政党制」という理想からは少し離れてしまいますが、
価値観が多様化する中では、色々な考え方を持つ政党があっても構わないと思います。
強固な結集ではなく、リベラ理的な寛容な結集を目指し、
野党の政策連携を強化した結果としての政権交代を実現してもらいたいです。

◆希望の党の課題
予想通り独自候補は軒並み落選、若狭氏も小選挙区は落選、
結局は地盤を持っていた民進党出身議員が議席を守っただけという大惨敗でした。
小池東京都知事は代表続投の意向のようですが、面子丸潰れの状況の中で、
どれだけ自分がイニシアチブを取れるのか、大いに疑問があります。

また、小池氏以外に民進党出身者の誰がイニシアチブを取っていくのか。
実際に希望の党をどういう政党に仕上げていくのか、
もしくはまとまらずに再び解党してしまうのか、
民進党からの移籍組は再度決断を迫られることになります。
先行離党組の細野氏らも今度こそ議員としての資質が試される場面、
ここからが本当の闘いです、それを国民がどう評価していくのか、
議員生命を掛けた戦いになるのは間違いありません。

◆共産党ほか野党の課題
共産党が伸び悩んだのは、選挙戦の主題が「安全保障政策」だったためでしょう。
昔に比べれば、遥かに現実的な安全保障政策を取っているとはいえ、
やはり自衛隊は違憲だとしていた頃のイメージは消えません
(実際に違憲判断で暫時的存続らしいですが…それが余計に分かりづらい)。
憲法改正に反対するのも良いのですが、逆に平和憲法を尊重するなら、
むしろ核兵器禁止を憲法化するように提言したりと、
真の「積極的な平和主義」を標榜するなど、受け身の政策から攻めの政策に転じるべきでしょう。
政権批判能力や情報収集能力の高さには定評があり、必要な政党だとは思いますが、
「共産」という名前にいつまでも拘らずに、
時代に即した労働者主義政策を実現する政党になってもらいたいです。

維新の会は完全に埋没感あり。自公政権の応援団なのか、野党なのか「立場」が見えません。
「大阪都構想」が流れたことで、何がしたい政党なのか見えてこないのが問題。

社民党も共産党と同じ。立憲民主党の登場で、さらなる埋没感があります。
かつては民主党と連立を組んでいたこともありますし(辺野古問題で離脱)、
労働政策的には立憲民主党との差異はないでしょうから、
合流を視野に連携を模索することが必要かと思われます。
その場合には現実的な安全保障政策をどう考えるか、そこのコンセンサスが重要でしょうね。


今回の選挙の結果によって、安倍政権が存続することはほぼ確実でしょうから、
希望の党を含めた野党には、
森友・加計学園問題を始めとする安倍政権の体質の問題の追及を終わらせないこと、
北朝鮮問題の今後の対応、経済政策の具体的中身を詰めていくこと、
この選挙では政策の中身が語られず、スローガンのみが飛びかう選挙だっただけに、
具体的政策に関しても厳しい追及をしていって欲しいです。


◆社会ネタ 日本の社会は「ネコ型社会」?
最近、特にそう思うようになりました。
犬は人に懐き、猫は場所に居着くとよく言われますが、
同じように、アメリカやヨーロッパは「イヌ型社会」=関係性重視で、
日本は「ネコ型社会」=場所重視によって、社会が成立しているように思えます。
「遠くの親戚より近くの他人」、この言葉が日本の社会を如実に表しています。

東日本大震災による福島原発の事故、それによって故郷を追われてしまった人達…
住む場所が変わっても、関係性が変わらなければ問題ない、
ということは日本ではありえないわけで、
住む場所が変わってしまうと、関係性そのものが変化してしまうわけです。
引っ越した友人、故郷を去った・出て行った友人、
場所が変わるだけで、関係性が根本的に変わってしまうのが日本の社会の特徴です。

「場所」への執着、それを感じるのは部活動の「部室」です。
よく考えてみれば、部室など必要ありません。
着替えは更衣室ですれば良いし、用具は倉庫があれば問題ない、
ミーティングしたければ会議室を確保すれば良い、
実際にアメリカでは日本の「部室」なるものは存在せず、
用途に応じて教室等を利用するのみです。
日本のように、部活動とは無関係に部室でおしゃべりしたり、
食事をしたりするということはないわけです。

日本の企業も同じです。大事なのは「場所」、会社という場所があるかどうか。
近年は在宅ワークも増えてきましたが、やはり通勤がメイン、
通勤している人と在宅ワーカーでは、どうしても仲間意識に欠ける面があります。
同じ場所で仕事をすることが、日本人にとっての「労働」なのかもしれません。
東芝メモリを売却する時に、最終的な決め手となったのが「経営権」の問題でした。
結局、利益云々よりも、「東芝」という場所がなくなることを恐れた、と言えます。
極端なことを言えば、会社なんて潰しちゃっても全く問題ないわけです。
問題は「人材」の離散なわけで、新しい会社にみんな入れば全く問題がない、
けれど、日本では会社が倒産すると社員は散り散りになってしまいます。
「場所」を失ったネコは、群れずに新しい場所を探しに行くわけです。

この日本人の無意識的な「ネコ力」によって、
欧米の働き方を真似ようとしても、イヌにはなれないわけです。
自分達がネコであることを自覚した上で、イヌの生活を真似るのか、
イヌを真似ずにネコ型の制度設計を一から作り上げていくのか、を選ぶ必要があります。
いずれにせよ、自分達がネコであることを自覚することが、
自らを客観視すること繋がるのは間違いないと思います。


◆ニュースネタ 「完全失業率」の見落とし
以前から失業率を測る上で、「完全失業率」の数字はおかしいと思っていましたが…
具体的な説明と数字が出てくる記事がなかったので、スルー気味でしたが、
ようやく納得する説明を読むことができたので、↑リンクを掲載。

「完全失業率」が見落としているのは、求職者の面から言えば、
1年を超える長期的失業者の存在と、非正規社員で妥協せざるを得なかった失業者です。
失業保険が切れた失業者に対しての再雇用は相変わらず厳しく、
一時的に再就職を断念し、資格取得やセミナー受講を優先する人も多いです。
後者は失業保険が切れる前に駆け込み的に派遣登録した場合です。
そういった人は1年後に再就職に臨む可能性が高いと思われます。

求人の面から言えば、「求人の質」の問題があります。
完全失業率の求人数に雇用形態の区別はありませんから、
正社員の募集も非正規社員も募集も同じ求人数に数えられます。
民主党政権時代に問題となった「偽装請負契約」も、安倍政権以降は常態化しており、
実質的な雇用契約にも関わらず、請負契約にすることで、
保険料の支払いを免れたり、給与支払いを厳格化するケースが増えています
(一般的に請負は雇用よりも法律上の保護がされないため)。
フルタイムの仕事であっても、計算上明らかに最低賃金を下回っていることから、
最低賃金に合わせた給与体系ではなく、
出勤日数を減らすことで最低賃金を下回らないようにしたりと、
明らかに求人の質が下がっていることが分かります。

いわゆる「雇用のミスマッチ」は完全失業率の数字以上に起こっていることは確実ですが、
今の政権は完全失業率の数字を盾に何の対策も打っていません。
穴だらけの「完全失業率」の数字に何の意味があるのか、
労働環境の評価など、雇用のミスマッチを解消する対策を打たなければ、
根本的な失業対策になりえないように思えます。

2017年10月17日

政治的中立性≠無関心

公示前は『緑のたぬき』一色だった政治報道が公示後はシーン…
当たり障りのない党首討論と各党代表者を招いた深まらない議論だけで、
本当に選挙をやっているのか分からなくなるぐらいです(苦笑)
各報道機関があまりにも政治的中立性を意識し過ぎて、
腫れ物に触るかのような選挙報道ばかりで、全く内容が伴っていません。

公示直後にTBSやテレ朝で森友・加計学園問題を聞こうとして失敗した影響が、
出ているのでしょうか…
実際、安倍総理は選挙戦を通して説明すると言っているのだから、
聞いたって全然構わない話でしょうに…

各党首、各候補が一方的に言うだけに終わっていて、全く議論が深まらない、
なんという一方通行感か、これが「選挙」なんですか?
過度な政治的中立性の意識が政治的無関心に繋がってしまっています。


◆政治ネタ 公示から1週間後の選挙情勢
公示から1週間が経っての情勢予測は、ほぼ予想通りといった感じでしょうか。
自公が堅調、希望の党が失速、立憲民主が躍進、共産が減。
公示前の報道は『希望の党』一色でしたが、
「排除」発言以降、小池新党の正体が早々にバレてしまい、
『⇒失望の党』と有権者が見なした結果、与党回帰に流れた感じでしょうか。
ただ、一方で態度を明らかにしていない有権者も半分近くいるだけに、
「希望の党バッシング」が薄まるのに対して、「政権批判」が強まるでしょうから、
このまま自公が堅調で行くとは言い切れない面もあります。

希望の党や維新の会が思っていたよりも票を集められない理由は、
国民から見て政党の「立ち位置」がよく分からない点でしょう。
政策だけを見れば、維新の会は大阪での実績がありますし、
希望の党の公約は民主党時代そのままのリベラル的人気取り政策が大半…
政策だけなら国民に受け入れられる可能性があるのですが、
そうならないのは国民が「政策」よりも「立場」を重視しているからに他なりません。
自公政権に協力するのか、野党として政権交代を目指すのか、
その「立場」が曖昧でどっちつかずのため、評価されないのです。
総理候補を敢えて明言しないという『緑のたぬき』の戦略が完全に裏目に出てます。
残りの選挙期間で「対安倍政権」だけでなく「対自民党」を打ち出せるかが鍵でしょう。

一方で、選挙において有権者が覚悟しなければならないことは、
過去も選挙での勝利を理由に安倍政権が『自己正当化』を行ってきた点です。
口では森友・加計学園問題を説明すると言っていますが、
そう言うだけで中身には触れず、終いには『詐欺師に騙された』と言うだけ…
(北方領土が返ってこなかったら、プーチンを『詐欺師』と呼ぶんですかね?)
このまま選挙で勝利したことを理由に、「国民の信任を受けた」として、
森友・加計学園問題は終了と言うに決まっています(苦笑)
同じことは、安保法改正、特定秘密保護法、共謀罪にも言えるわけで、
そういう都合の良い『自己正当化』を行ってきた政権なのですから、
「選挙の勝利=安倍政権批判のリセット」と考えているのは間違いないと思われます。

残り1週間、選挙戦がどうなっていくのか、注目したいです。


◆ニュースネタ 北朝鮮問題
「仮にも国家なのだから北朝鮮が核兵器を使うことはない」というのは楽観的過ぎる気がします。
通常兵器に関しては明らかにアメリカ・韓国・日本よりも落ちるのは間違いないわけで、
全面戦争に突入するぐらいなら、核兵器を使用して『恐怖の大王』を印象付ける方が得です。

その場合、韓国に核兵器を使うことは考えられません。
自国への放射能の影響が懸念されますし、何よりも「領土的野心」が韓国に対してはあるはず。
そうなると、「領土的野心」のない日本、特に地理的に離れた太平洋側、
つまりは東京に撃つ可能性は否定できません。

北朝鮮が核を撃てば、アメリカも核を撃って滅ぼしてくれるというのも楽観的過ぎます。
おそらく北朝鮮の軍事基地は国境線付近に構えるでしょうから、
核を撃てば韓国や中国にも影響が出る可能性が高く、実際上は撃てないと思われます。
発射リスクが低いのは北朝鮮であることは明らかで、
戦争になった場合は、東京全体が人質になることは覚悟しなければなりません。

それと、国連演説でトランプ大統領が横田めぐみさんの例を出したのは良かったのかどうか…
少なくとも、金正日の頃は拉致問題を「外交カード」として使っていたのは間違いありませんが、
金正恩になると「外交カード」としての拉致問題は極端に減っています。
むしろ、戦争になりかけた時に「人質」として「外交カード」に使われてしまわないか、
忘れ去られた「外交カード」が最悪の形で使われてしまわないか、一抹の不安があります。
安倍政権は「(経済的)圧力」「(軍事的)圧力」を繰り返していますが、
その中で拉致問題をどうやって解決していくのか、その道筋が全く見えてきません。


◆経済ネタ アベノミクスの成果?
「雇用の回復はアベノミクスの成果だ」みたいな言説を見かけますが、
実際は、団塊の世代の退職と就職氷河期時代の人材絞り込みによる若手・中堅のスカスカ現象により、
企業の新卒採用意欲が高まっているだけだと思うのですが…
もうアベノミクス開始から5年も経つわけで、本当に成果を出しているのなら、
アメリカやヨーロッパ諸国と同じようにデフレ経済を脱却していなければなりません。

「アベノミクス」は実際の所、日本の民主党政権時代にアメリカやヨーロッパた行っていた
「通貨安戦争」を今もやってるだけですから…
アメリカやヨーロッパは内需が拡大してインフレ気味を懸念して通貨高に切り替えたわけですが、
日本はいつまで経ってもデフレからインフレにならない…その時点で失敗は明らかです。

アベノミクスの当初に言われていたのは、企業が海外から国内に回帰して雇用が増えるという循環でした。
しかし、実際には企業が国内設備投資を拡大せずに、内部留保の貯め込みに繋がっています。
輸出量が必ずしも増えているわけでもなく、あくまで企業が儲かっているのは為替相場と株価によるもの、
日本の商品が売れているから儲けが出ている、というわけではないということです。
通貨安と株価で投機的経済は上向きである一方、
企業の国際競争力はむしろ低下していることから、実体経済は下向きに推移していて、
最終的にトントンになっている、といったところでしょうか。

今の日本の大企業は「守り」に入ってしまっています。
攻めて企業合併に乗り出せば、不良債権掴ませられる始末…
それも厳密には「攻め」と言えない消極的な買い物だったりするわけで…
特許ビジネスと言えば聞こえは良いものの、
中小企業から技術を買うだけで、それを活かすことができない。
「特許」は「保護される権利」ではなく、「使う権利」という初歩的な所が分かっていない。
子会社化したりして機動性を増そうとしても、親会社の意向が強すぎてグループ化も全く意味がない。
籠城戦にちょこちょこと遊撃隊を出しても消耗戦になるだけ。
10年100年と戦える籠城戦に意味はあるのですか?という話。

さすがに「財閥解体」のように大企業をバラバラにしろとまでは言いませんが、
逆に肥大化しただけの「組織のための組織」みたいな大企業はもう立ち行かなくなっているのも事実。
政治状況でさえ1日に1日と刻々と変わり、週刊誌の記事がゴミになるぐらいなのに、
経済状況なんて1時間1時間で刻々と変わってしまうもの、
機動性に富んだ企業規模にすることが、日本経済の根本的な立て直しに繋がると思うのですが…


◆ライオンズネタ 2位なのにクライマックスシリーズ1stで敗退…
初戦の勝利で乗って行けるかなと思ったのですが…
まぁ、なんとも呆気ない。
特に3戦目は毎回のようにチャンスを作っても、あと一本が出ず。
最終的には楽天投手陣のコントロール・継投にかわされてしまった形です。

総合的に見ると、ライオンズは普段通りの野球に徹し過ぎてしまった、
逆に楽天は短期決戦のデータ野球で得点を稼ぎ、失点を防いだ印象です。
短期決戦なので、「気持ち」の部分も非常に大切なのですが、
それ以上に緊張からくる「ミス」も出てくるわけで、
それを最小限に留める工夫=データの活用が足りなかったのかな、と思えます。

まぁ、どうせ勝ち抜けても、福岡でソフトバンクに勝てる気がしないので、
その前に負けて良かった、というのは負け惜しみでしかありませんが、気持ち半分。
辻監督に代わってから、攻撃・守備共にチーム力は確実に上がってきていると思うので、
あとは対ソフトバンクの苦手意識払拭して、「勝てるチーム」を目指して欲しいです。

野手は源田・山川・鬼崎・岡田選手らが順調に成長してますし、
リリーフも平井・野田・大石投手らが結果を残してきています。
あとは先発投手の整備、そこを最大の課題として取り組んでもらいたいですね。

2017年10月09日

「朝鮮出兵」2

安倍総理が初めて「年末~来年にかけての北朝鮮情勢の悪化の懸念」に言及したようです。
かねてから言われていた、本当の解散理由が、事実上、明らかにされたと言えます。
今現在、アメリカが交渉に向けて動いているのも時間稼ぎなのは明らかで、
中国では共産党大会という一大政治イベントが行われていることを考えれば、
今は北朝鮮問題が停滞しやすい時期、そこを狙って解散総選挙を行った可能性は高いと思われます。

問題は、安倍総理自身が北朝鮮情勢の悪化にどこまで対応するつもりがあるのか、です。
前回も書いたように、日本が経済的圧力に留まる限りは、誰も圧力姿勢を批判しません。
問題なのはアメリカが軍事的圧力に本格的に乗り出した時、
どこまでアメリカに追随していくのか、ということです。

まず、アフガンやイラク戦争等で米軍が取ってきた「空爆」作戦が効果を発揮するとは思えません。
北朝鮮は山間部で、敵の基地がどこにあるのかも定かではありませんし、
時間をかければかけるほど、弾道ミサイルによる反撃、最悪の場合は核兵器を撃たれかねず、
時間をかけて「空爆」によって破壊し尽くすお得意の作戦は無理があります。
そうなると、「斬首作戦」のように、電撃的な作戦で一網打尽にするという可能性が高く、
アメリカがその方針で行った場合に、日本がそこに参加するのか否か。
その場合は不意打ち前提、実際に北朝鮮が攻撃していない状況でしょうから、
「自衛による先制攻撃」に日本が加担するか否かが重要な問題になってきます。

「斬首作戦」が上手くいかなければ、大規模な地上戦を行わざるを得なくなり、
その場合は中国の出陣を期待しての南北からの両面攻撃に移ると想定されますが、
その時の南からの攻撃で、どれだけアメリカ自身が地上軍を担ってくれるのか。
日本や韓国はアメリカ軍が主体になってくれると思い込んでいますが、
近年の傾向として、自国の兵士が危険にさらされやすい地上軍の派遣にアメリカは消極的です。
シリア内戦のように、最前線に兵士を置かず、指揮・命令系統を中心に担う形になった時、
韓国政府が二の足を踏まないのかどうか、
その場合に日本の自衛隊が最前線で戦わされるのではないか、そういった危惧は常に残ります。
仮に、南戦線が上手く機能しなければ、
一番美味しい所だけをいただこうとする中国の参戦は現実味を帯びませんし、
南戦線の構築に日本が巻き込まれる可能性はほぼ確実だと思われます。

自衛隊の主力が朝鮮出兵に駆り出されてしまえば、相対的に本土防衛力は落ちますし、
当然、日本への反撃も激しくなることが予想され、避難誘導等の対応も遅れがちになるでしょう。
仮に戦争が早期終結したとしても、中国やロシアは米軍による支配は望まないでしょうから、
治安の維持を中国・韓国・自衛隊で行うことになった時、
韓国側からの反発はないのか、中国やロシアとの軍事的緊張は高まらないのか、
21世紀の「義和団事件」になってしまわないか、慎重な検討を要するように思えます。
自衛隊や民間人に甚大な被害を払った結果、掴んだのは平和ではなく、さらなる軍事的緊張だとすれば、
それこそ何のために北朝鮮を攻めたのか分からなくなってしまいます。

中国やロシアはそうなることを恐れて「対話」と言っている面もあり、
日本は何の裏付けがあって「圧力」と言い続けることができるのか?
それを日本政府、安倍政権には是非とも示していただきたいものです。

今まで、こういった最悪の事態は全て「憲法9条」によって守られ、
「集団的自衛権の行使は認めない」という政府解釈が防波堤となっていました。
それが安倍政権になって取り払われた時、「自衛」の名目で何が行われるのか、
北朝鮮への軍事対応になった時、それはもう普通の「戦争」と変わらないように思えます。
安倍政権が北朝鮮に対する軍事的選択肢を排除していないということは、
上記のような展開になる可能性があるということですから、
国民は真剣に安保体制がどうあるべきか、今回の選挙で考えなければなりません。
実際に戦線が拡大し、自衛隊・国民に甚大な被害が出てから、
「こんなことになるとは思っていなかった!?」とならないように、賢明な判断が必要です。


◆政治ネタ 衆議院選ここまでの展開
色々な評論見てますが、一番痛烈に的を射ているのが日刊スポーツの記事だったり…
これまでの客観的な流れ=全くの同意
ガラパゴスなのはむしろ『緑のたぬき』
『緑のたぬき』はマクロンではなく、むしろルペン。

連日話題の衆議院議員選挙は、華々しく飛び出した『緑のたぬき』将軍が大幅に失速、
立憲民主党の候補者が60人超と予想以上に集まったことや、
『ICAN』のノーベル平和賞受賞で政府に逆風、市民団体勢力に追い風となり、
選挙が終わってみたら、「排除」した側の小池労働党よりも、
「排除」された側の立憲民主党の方が議席を取る可能性も出てきました。
ただ、その場合は、与党支持者の批判票が割れなかったことになるので、
自公の単独過半数は守られてしまうかもしれません。
そこら辺、ギリギリの攻防という印象、今後の選挙戦次第でしょうね。

小池労働党から選挙公約が発表されましたが、どれも抽象的・人気取り的なものが多く、
ベーシックインカムや内部留保への課税はどちらかと言えば、リベラル的政策、
「ユリノミクス」は結局「アベノミクス」の追認でしかなく、批判ではありません。
要は自分の関心のある分野(憲法改正と安保)ではリベラルを排除しといて、
自分の関心のない分野(経済や労働政策)ではリベラルでも構わないということなのか…?
こんな公約掲げるなら、リベラル系を排除する意味なんてなかったのでは?

それに加えて、メディアで石破氏や野田聖子氏を「お友達」と称するようでは…
つまり、「お友達」だから「仲間」の候補者を立てなかったということですか?
安倍政権の「お友達内閣」「お友達ファースト」を批判できないじゃありませんか。
「政権選択選挙」なのに、自民候補者の一部と公明候補者に対抗馬がいない摩訶不思議。
「民進党ブーメラン」と揶揄された以上の、「小池ブーメラン」が炸裂しそうな勢いです(苦笑)


◆政治ネタ(追記分) 立憲民主党の比例候補に元広島市長の秋葉忠利氏
広島市長時代に「ヒロシマの日」に痛烈な政府批判を繰り広げていたのが印象深いです。
最近は長崎の方が辛辣になってきてますがねー

『ICAN』がノーベル平和賞を受賞したわりには、
核兵器禁止条約に対する話題がいまひとつ盛り上がっていないのは不満でした。
党首討論でも共産党が少し触れたぐらいで、なかなか話題にも挙がらない…
その流れの中で、立憲民主党から秋葉氏の名前が出てきたのは凄く嬉しく思います。

安倍総理の掲げる憲法9条の改正=3項の追加「自衛隊と文民統制の明記」に対して、
9条の改正いいじゃありませんか、
3項に「いかなる場合でも核兵器を永久に放棄する。また、核廃絶に不断の努力を行う」の
どちらが9条3項に相応しいのか、国民投票で決めれば良いじゃないですか。
憲法は国民と政府の約束、今こそ核廃絶を政府に約束させる時でしょう。

自衛隊の明記が必要なのか、核廃絶の明記が必要なのか、
是非とも国民に問いてもらいたいですね。


◆プロ野球ネタ 戦力外・引退の季節…
プロ野球は優勝チームが決定し、各チームの順位も決まってくると、
球界を去る人にフォーカスが当たってしまう季節となります。
今年、引退する一番の大物選手というと、ロッテの井口選手でしょうが、
次期監督候補として名前が挙がっているだけに、あまりしんみりした気持ちにならないのが不思議。
ライオンズファンとしては、巨人で引退する片岡選手が寂しく思えます。
移籍後は満足な活躍ができなかったのが残念ですね…
もっとも、ライオンズ出た時からその可能性は半分くらい感じてましたけど…
球団に残っていれば、チームリーダーとして幹部候補生として活躍できただろうにと考えると残念です。

そのライオンズを去るのは、渡辺直人選手、上本選手、大崎選手、鬼崎選手、木村昇吾選手、
岩尾投手に佐藤勇投手の計7人。
巨人にFA移籍した片岡選手に代って、内野のチームリーダーとなったのが渡辺直人選手でした。
ベンチでは選手を叱咤激励し、試合ではスーパーサブとして、
主力の欠場時や代打・守備固めとして広く活躍し、チームになくてはならない存在となりました。
鬼崎選手や木村昇吾選手のうち、誰かはチームに残すと思ったのですが、
今や中村剛也選手やメヒア選手、栗山選手でさえ、ベンチスタートという試合も多くなったので、
中堅・ベテラン勢がまとめて出されることになってしまいました…
世代交代が進んだ証拠であるとはいえ、寂しい気持ちもありますね…

上本選手も岡田選手の成長に押し出された形、
大崎選手は代打の切り札として活躍しましたが、近年は1軍での出番がほとんどなし、
岩尾投手と佐藤勇投手は期待をかけられながらも結果を残すことができませんでした。
成績的には妥当なところではありますが、やっぱり寂しい気持ちを感じずにはいられません。

これからチームはクライマックスシリーズを戦うことになりますが、
勝ち抜いた先の福岡でのソフトバンク戦の相性を考えると、少しげんなりした気持ちになります…
まぁ、ただ、失うものは何もないので、まずは楽天と白熱した戦いで勝利し、
勢いをもってソフトバンクと戦い、福岡での呪縛を解き放ってもらいたいです。
菊池雄星投手がソフトバンクに勝てば、勝機はあると思います。
最後まで頑張ってもらいたいですね。

2017年10月05日

赤い狐と緑の狸(+ワカメ)

結果は緑のタヌキの完勝でした。天ぷらとお揚げでは勝負にならなかったよorz
(涙目の)赤いキツネは名を捨てて実を取ろうとしましたが、見事に失敗。
何故か後ろに立っていたワカメラーメンはしてやったりって所でしょうか。
全く中身がなかったわりに、今回の合流劇を象徴する一枚絵でした(苦笑)

民進党の解党決定時に、一部で「民進党乗っ取り説」を唱えるメディアがありましたが、
前原代表の性格を考えれば、それはないだろうと思ってはいましたが、
考えてみると、民進党内部にはみんなの党や(旧)維新の党出身のお家騒動経験者が多く、
そういう権謀術数を経験した議員が前原代表に助言を与えた可能性も否定できません。
「名を捨てて実を取る」、この「実」が「希望の党の実権」であるならば、
これまでの流れは、無所属ではなく新党を結成した枝野氏の動き以外は、
「想定の範囲内」だったと言えることもできます。

その『赤いきつね』が、今日、小池都知事と会談したのは、
表面的には小池都知事に出馬のお願いをしに行ったように思えますが、
今の情勢で小池都知事が出馬するとは本当の所は前原代表も考えていないわけで、
小池都知事が最初に維新の党を例示したのは、
前原代表の方から維新の党を例示して、共同代表を立てるように言ったからでしょう。
あわよくば、自分がと期待し、それが無理なら民進党出身者で、という腹積もり、
それが成れば、民進党出身者が圧倒的多数を誇るので、
選挙後に希望の党を乗っとることも不可能ではないと考えていたのかもしれません。

一方の『緑のたぬき』からすれば、仮に民進党内にそういう動きがあったとしても、
前原代表程度は取るに足らないと考えており、その点では無頓着です。
一番民進党内部の動きを警戒しているのは、『ワカメ』こと若狭議員でしょう。
自分が『緑のたぬき』の一番の側近という自負がある『ワカメ』は、
なんとしても民進党出身者に主導権を渡したくない、
渡さなければ自分が重職にありつけると考えているわけです。
そんな『ワカメ』の動きが、新党協議時に民進党離党者に嫌われて話が進まず、
『緑のたぬき』がリセットすることで、ようやく新党結成が可能になったわけです。
『赤いきつね』もそこに合流する決意をしたことで、
『ワカメ』の民進党への警戒心はさらに強まり、
それが「排除リスト」の公表や、日曜朝の一次候補47人の先行発表宣言に繋がり、
さらなる候補者調整の難航、そして一部決裂が枝野氏への離党に繋がったのでしょう。
今日の前原代表の会見でも、枝野氏らの選挙区で候補者調整が対立していたことを明らかにしていて、
『ワカメ』が最後まで譲らなかったことが、
枝野氏らの「話が違う」という離反に繋がったことは間違いないと思われます。

そういった『ワカメ』の強い警戒感に、『緑のたぬき』も多少警戒心を強め、
今日の会談でも敢えて共同代表や総理候補を明らかにせず、
『赤いきつね』が期待するような返答は何もしなかったと考えられます。


◆政治ネタ 『緑のたぬき』が想定している総理候補は?=公明党代表?
それでは、『緑のたぬき』の中で、誰が総理候補なのかと言えば、
一番最初に名前を挙げた「公明党・山口代表」なのだと思います。
今日の会見でも、維新の会の例示の後に村山内閣の話を持ち出してきており、
それは反目する勢力であっても手を結んで首相候補になり得るという意味であると同時に、
少数政党から首相候補を出しても構わないという意味にも取れます
(当時、反自民の野党共闘内閣によって細川連立政権が誕生したものの、
 羽田内閣時に連立の最大勢力だった旧社会党が離反、自民党との連立政権が誕生した)。
現在の政治状況で、その位置に近いのが「公明党」です。
もっとも、『緑のたぬき』が公明党を引っこ抜こうとしているのか、
逆に自分がそちらに擦り寄っていくつもりなのか、それは選挙結果次第でしょうが、
自分にとって最も都合の良い人物を考えると、公明党の代表しか考えられません。

世間的には、自民党の石破氏や野田氏ら反安倍勢力を推すと予想されていますが、
自民党の場合は政権内クーデーターがよく起こるという問題があります。
『緑のたぬき』が総理を狙うのは東京オリンピック以降でしょうから、
これから3年の間、その政権が安定するという必然性はまるでありません。
そう考えると、党首がめったに変わらない公明党というのは非常に都合が良くなります。
ある意味、人間がもっとも本音が出やすいのは気分の良い時、
新党を結成して「してやったり」と思った、その夜に名前を挙げた公明党代表は、
あながちリップサービスや嘘と言えない面もあります。
今回の選挙区調整で公明党の怒りも削がれつつありますし、
安倍政権に対してはともかく、公明党に擦り寄っていく可能性はより高まるのではないでしょうか。

そうすると、小池労働党のターゲットは、
自民党支持層の反安倍票、
創価学会の女性票、
無党派層のうち政治がよく分からない浮動層(特に女性なら誰でもいいや的な女性)、ですかね?
…もっとも、無党派層は先日の逆風でどう変わってくるかは分かりませんが…
それと民進党の合流が吉と出るか凶と出るか(間違いなく凶にしかならんけど)…


◆政治ネタ 小池労働党の共同代表は誰?=中山恭子参議院議員?
首班指名を誰にするのかというのは、
確かに「選挙後に考える」という言い分も通らないわけでもありません。
現に維新の党は松井大阪府知事と片山参議院議員で、どちらも総理にはなれません。
とはいえ、「単独過半数を目指す」と言っている政党が、
総理候補を決めないというのも明らかに矛盾しています。
まぁ、それでも今と同じくのらりくらりと交わし続け、
首班指名は最後まで明言しないんでしょうけどねー。

それでも党首討論に参加する国会議員の代表は決めなければならず、
首班指名を自由に行うために、参議院議員を選んでくると思われます。
となれば、該当者は日本のこころ出身の中山恭子参議院議員でしょう。
問題は、『緑のたぬき』の腹のうちではそう決まっていても、
中山議員の方が固辞している可能性です。
民進党合流決定時に、夫である中山成彬氏が「安倍政権交代は許されない」とか、
民進党議員の合流を痛烈に批判しています。
現に、旦那の方はまだ公認候補と立てられていませんし、
民進党合流以降の2人の関係がどうなっているのか、定かではありません。
最終的に旦那を公認発表した後に、共同代表として発表するのか、
どうしても固辞される場合は、日曜の党首討論に代理で出てもらい、
なし崩し的に代表に据える、という可能性もあるかもしれません。

『緑のたぬき』自身は討論に弱い傾向にあり、
そういう意味では中山恭子議員を立てた方が自公の追及を交わすことができ、
のらりくらりと切り抜けられる可能性があります。
そういった討論の弱さが、安倍総理には勝てても、政策通の岸田氏に勝つ見込みがない理由なんですが…

まぁ、でも、都民ファーストの都議2人が離党したように、
組織作りは下手くそと言いますか、まるで誰も信用していませんよねぇ…
口では民進党出身議員を「仲間」と言いつつ、相談相手からは「排除」、
初期メンバー=譜代大名、民進党合流組=外様大名な、「封建制」を平然と言えちゃう頭が凄い。
公明党への配慮や自民党内の非主流派への配慮など、
自身は「柵(しがらみ)」だらけというのは、傍から見ていて笑えます(苦笑)


◆政治ネタ 『緑のたぬき』の狙いは?=×細川連立政権 〇村山連立政権
いずれにせよ、『緑のたぬき』の頭の中では、
当初想定された「細川連立政権」時のような野党共闘による政権交代は眼中になく、
自民党を削っての与党過半数割れに追い込んだ上で、
自民党と拮抗しているのならば、公明党を抱き込んでの政権交代、
そこまで議席を伸ばせなかったのならば、安倍政権を交代させた上での自公維大連立狙い、
イメージ的には「村山連立政権」時の政権交代に近いように思えます。

そこら辺の選挙戦略がはっきりしてきたのではないでしょうか。
保守の二大政党狙いではありますが、常に政権交代が起こる形ではありません。
当初期待された「自公政権を倒しての二大政党制の確立」とは、
程遠い結果となったのは間違いありません。


これだけ党利党略、権謀術数を見せつけられると、「政治家」として誰を選ぶのかではなく、
「人」として誰が信頼できるのか、という選挙になってくるように思えます。
例えば、権力者に気に入られようと「忖度(そんたく)」ばかりのYESマンとか、
選挙に勝つためには政党や理念・信条をコロコロ変える風見鶏とか、
自分に従わない人間には「刺客」を送るぞと脅す脅迫者だとか、
ガバガバ金を使うのもアレですが、写真撮影に3万円取ったりするがめつい奴とか、
そういう政治家として以前に、人間としてダメ・好ましくない人間には票を入れてはならず、
信念を曲げない気骨のある政治家を支持したいものです。

2017年10月04日

「朝鮮出兵」

カンニング竹山氏の小池都知事評が的を射ていたように、小池旋風は収束の気配ですから、
小池人民共和国の希望労働党の「緑のたぬき」将軍様の話はもう十分でしょうね。
たぬきが何を言おうと「二枚舌」としか思えませんし、
希望労働党の候補者が何を叫ぼうとも、どうせ「将軍様にリセットされるんでしょ」でオワリ。
何が悲しくてロボットに投票しないといかんのか。早く人間になってくださいね(苦笑)

今日の本題は、時系列を戻しまして、「安倍政権の解散理由」です。
「国難突破解散」、世間的には「ボク難突破解散」とか「国難はお前だ」と揶揄されてますが、
確かに私自身も解散表明直後は野党の選挙態勢が整わないうちの不意打ち解散と見ましたが、
果たして、解散の理由はそれだけだろうかと考えると、やはり説得力が欠けるものがあります。
森友・加計学園問題の追及を避けるためや、麻生副総理に騙されたとか、どれも消極的な理由ばかり。
いくら空気の読めない総理といえども、目標が「自公連立過半数」という最低限のハードルにするのは、
議席が減るのは覚悟の上でということ、ならば、それなりの理由、積極的な理由があるはずです。
自民党の選挙公約では、解散理由の消費税の使い道変更の優先順位が下がったうえ、
超高齢社会はどこに消えたの?という感じで、やはりこれらは後付けの理由だったのでしょう。
本命は「北朝鮮問題」にあることは間違いないです。

解散表明の会見でも「北朝鮮問題」は触れられていましたが、果たしてこれが争点になるのか否か。
幾らなんでも、この情勢の中で、韓国の「太陽政策」で行こうと主張する政党はありません。
少なくとも、「経済的圧力」に止まる限りは、北朝鮮に対する「圧力」姿勢は支持するはず。
ですから、本来、北朝鮮対応に差は生じず、争点になり得ないはずなんです。

それでも、敢えて「北朝鮮問題」を持ってきたのは、主要争点以外に狙いがあるからでしょう。
今までも選挙では「アベノミクス」と叫びながらも、選挙で信任されたことを理由にして、
「安保法制改正」や「特定秘密保護法」といった国民評価の低い法案を強行採決してきました。
つまり、今回も「北朝鮮問題」を陰にして、何らかの法案を用意しているのは間違いありません。

ここに来て、安保法制賛成の希望労働党が誕生すると同時に、安保法制反対の民進党が解体され、
いつの間にか「安保法制は是認された」という雰囲気になってしまっています。
安倍総理はよく「憲法改正論者」だと言われますが、
安倍総理にとって「憲法改正」は手段に過ぎず、目的ではありません。
元々は自主憲法論者ですから、9条に自衛隊を明記するといった憲法改正は意味がありません
安倍総理の目的は「日本を普通の国家にすること=戦争ができる国家にすること」なので、
ある意味で、北朝鮮問題は「渡りに船」、国民に危機感を煽る最大のチャンスだと言えます。

そこで考えられるのが、日本に核ミサイルが撃たれてしまう前に、
自衛のためにアメリカと共に先制攻撃が許されるという、事実上の「朝鮮出兵」です。
アメリカが北朝鮮に対して軍事行動に移った時、
日本が後方支援だけでなく、前線に立つ、そういう論法を考えているのではないでしょうか。
国連でのアメリカと共に今でも軍事行動を起こしそうな強気な姿勢・発言を見ていると、
その可能性は全くないと否定することはできません。
本来、日本は軍事的圧力を持たないのですから、圧力一辺倒で行くのは不可能なはずなのに、
その姿勢を曲げないというのは、軍事的圧力の選択肢を考えていなければできないことです
(とはいえ、本当は憲法9条で「武力による威嚇」を永久に放棄しているわけですが…)。

戦前の日本も「自衛」の名の下に侵略行為を犯してしまいましたし、
今の北朝鮮も「自衛」の名の下でミサイル発射・核開発を進めています。
今後、安倍政権が「自衛」の名の下に「朝鮮出兵」を行う可能性も十分あり得ると言えましょう。
安保容認・抑止力強化が叫ばれる今こそ、日本を「普通の国=戦争可能な国」にするチャンスと考えるはず。
このタイミングで選挙を行ったのも、北朝鮮問題に対する軍事的な準備を進めているということ、
それが今選挙をやらなければならない最大の理由のように思えます。

安倍政権には過去何度となく国民が騙されているだけに、
今度こそ選挙の時には「聞いてなかった」と言って後の祭りにならないように、
有権者が安倍政権の本当の狙いを「忖度」して、一票を投じてもらいたいと思います。
あらゆる意味で、日本のターニングポイントに来ていることは間違いありません。


◆政治ネタ 「寛容な改革保守」-「寛容な」=「極右政党」?
希望労働党の緑のたぬき将軍様が設立会見の時に「寛容な改革保守」政党を目指すと言ってましたが、
既にその時から言われていることですが、この3つの概念は、本来、それぞれ別々の考え方を指します。
「寛容な」=リベラル、「改革」=左派、「保守」右派の3つのグループを指すこともあって、
当初国民が広く野党再編を行って政権打倒を目指す政党と勘違いするのも無理からぬことでした。

それが民進党の合流決定以降、「リベラル派はお断り」としたことで、
「寛容な改革」がごっそりと抜け落ちてしまうことになりました。
となると、「改革」は左派を指すのではなく、程度の問題「ドラスティック」を意味すると考えられ、
「ドラスティックな保守政党」=「極右政党」となってしまいます。
アメリカのトランプ大統領やフランスのルペン旋風のような「極右勢力の台頭」と同じ流れに見るのも、
的外れだとは言えないように思えます。

国民が小池旋風から目を覚ますきっかけとなった「排除の論理」、
今は民進党議員にだけ向けられていますが、
それが一般国民に「排除」の矛先が向いた時、日本でも「極右政党」が誕生した、と言えましょう。

たぬき将軍様の考え方自体は極右ですが、政策的にはまだ極右になっている雰囲気はありませんが…
最も極右に走る可能性が高い、排除の論理を繰り出す可能性が高いのは、「
地方自治」における「地方の排除」でしょうね。
地方交付税の廃止・自治体の自主財源を叫びだしたら、要注意です。
そういう意味では、「三都物語」はかなりギリギリな線、
まだ都市から日本を盛り上げるというプラス面しか言ってないのでセーフですが、
発想的には都市優遇地方切捨てになりかねないだけにギリギリラインです。
…まぁ、ライン超えるのは時間の問題だと思いますけどねぇ…
そういう意味でも監視の目を怠ることはできません。
将軍様の核開発並みの監視体制が必要ですね(苦笑)

2017年10月03日

「絶望の党」

一体、「希望の党」は誰のための政党なんでしょうか?
いやいや、小池東京都知事のための政党だということは確実なんですが(苦笑)
有権者におけるターゲットは何処なのか? どんな支持層を狙っているのか、さっぱり分かりません。

当初は、都議選と同じく安倍政権への批判票(自民党支持層の一部)を取り込む予定が、
民進党との合流話によって(リベラル派を選別しても)候補者の多くが民進党出身者ですから、
自民党支持層からすれば「看板の架け替え」に他ならず、
安倍政権への批判票を取り込めるかと考えると、甚だ疑問です
(そもそも、選挙終わったら大半の民進党出身者が離党しそうですし…)。

…かといって、民進党支持層が骨抜きにされた希望の党の立候補者をそのまま支持するかと言えば、
そちらも甚だ疑問があり、憲法改正と安保法制への抵抗感・不安は根強いものがあります。
支持団体の連合も各県・各団体に任せる方針のようですし、まとまった組織支援は結局得られず。
連合が民進出身議員以外を応援することは、ほぼあり得ない情勢です。

残るは無党派層ですが、土日に表面化した「選別」と「政権交代への消極的姿勢」が、
それまで吹いていた小池旋風の風を止ませ、
共産党の指摘する「自民党への補完勢力」という見方の方が強くなり始めており、
期待された小池旋風も止み始めているように見えます。

さらに、ここに来て政策協定書の内容が波紋を呼んでいて、結局は「金か」という雰囲気…、
協定書の内容も曖昧、かつ、後で何とでも言えるような詐欺師まがいの内容であったために、
それに対して涙を呑んで署名した議員は、アホじゃねーのと思ってしまうほど…
小池都知事に騙された前原代表、涙を呑んで署名させられた希望の党公認の民進党議員、
なるほど、自分ではしっかりしているつもりでもオレオレ詐欺に引っかかる理由が分かります(苦笑)

小池都知事の狙いも、前原代表が言ったような「二大政党制の実現」ではなく、
自民党との大連立狙い(今の維新の会の立ち位置)であることが明らかになってきましたし、
結果から言えば、野党共闘をぶち壊した上に、民進党を分裂させて、
ワンマン社長が務める第二自民党を作っただけ、というのが客観的な構図です。
そりゃ裏で自民党と繋がってるんじゃないの?という陰謀論を言われても仕方ない感じですよねぇ…
(さすがに、そこまで計算してるとは思えませんが)
これではまさに「緑のたぬき(キツネかと思ったら狸だった)」、小池人民共和国の誕生です(苦笑)
結局、国民が期待し過ぎた感は否めず、小池旋風も事実上の終焉です。
二枚舌のペテン師であることが永田町以外の世間一般に明らかにされただけ。
次の次なんて、もうないですよ? これでジ・エンド。

一方の騙された民進党の議員にとっては、「退くも地獄、進むも地獄」となってしまいました。
選挙に強ければ無所属で当選して様子見も可能でしょうが、立憲民主党で勝てるかどうかも分からず。
希望の党に進んだ民進党議員は有権者の洗礼を浴びざるを得ず、その「変節」をどうやって説明するのか、
選挙の洗礼を乗り越えたとしても、待っているのは小池氏の奴隷生活、ドMじゃなきゃ耐えられん(w
選挙では物を言わなきゃいけない、でも議員になれば物を言えなくなる、
それで良いのなら頑張ってくださいという感じですが、とても応援する気にはなれません…

今や希望の党は民進党議員にとっての「絶望の党」になっています。
まぁ、これが国民に対する「禊」ということで、ここを勝ち抜いた強い議員が、
真の二大政党制を実現する新政党を作ってもらいたいです。
もう残る楽しみは、解散からこの一連の流れに対する池上無双だけですね(笑)


◆政治ネタ 民進党解散の実態~希望の党に二大政党制を実現する考えはあるのか?~
まぁ、ほぼ予想通りだったように思われます。
インタビューで枝野氏は「全員が行けるほど甘くない」と考えていたようですし、
前原代表の方も「リベラル派はいけないかもしれない」と分かっていたような感じです。
ただ、両者と連合にとって誤算だったのは、
希望の党側がリベラル派に対抗馬を立てたこと、でしょう。

前原代表は枝野氏に「無所属なら対抗馬は立てない」と引き留めたようですが、
希望の党の細野氏は「そんなことは言っていない」と明言しています。
つまり、嘘を吐いたのは小池都知事で、立憲民主党を作ったから対抗馬を立てたのではなく、
対抗馬が立ったから枝野氏は約束が違うと立憲民主党を作った、のだと思います。
対抗馬を立てるということは、分裂選挙が決定的になるわけで、
支援する連合としてはどちらを応援して良いのか分からなくなるだけに「話が違う」となる。
分裂選挙になるということは、政権批判票が分散し、政権与党打倒が遠のくわけで、
希望の党側は最初から前原代表が考えていた「二大政党制の実現」は考えてなかったと思われます。

二大政党制の実現を本気で考えているのなら、「排除の論理」といった乱暴な形は取らず、
政策的違いから入党を断ることはあっても、
選挙協力ないしは対抗馬を立てるなどして喰い合いを起こさないように調整したはずです。
それをしなかったということは、本気ではない、建前の論理だったということです。

批判の多い希望の党の「政策協定書」の中で、
私が気になっているのは金持ってこいの⑨ではなく、最後の⑩の部分です。
「選挙期間が終了するまで、希望の党が選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。」
現状では維新の会と東京と大阪それぞれに候補者を立てないという不可侵条約しか結ばれておらず、
民進党出身議員が維新の会を批判する必要性はありません。
希望の党の独自候補に含めて維新出身の政治家もいるので、そちらを念頭に置いたのかもしれませんが、
それこそ原発ゼロ以上に「わざわざ政策協定書に書くまでもない事柄」です。
つまり、これをわざわざ書いたということは、
今後、批判覚悟で選挙協力を行う政党があるかもしれない、ということです。
例えば、自民・公明の政権与党。
既に自民に対しては候補者を立てたことになるので、現実的にはあり得ませんが、
公明党に対しては候補者の擁立を避けたこともあって、選挙協力が成る可能性はあります。
そもそもにおいて、維新の会とのそれも選挙協力とは言い難いものであるだけに、
「総理大臣指名は自民党議員にする」と発言しただけでも、選挙協力であると解釈できるかもしれません。

未だに希望の党が立場を鮮明にしていないのは、本気で単独過半数を取れると思っていない証拠で、
選挙後の連立協議で自分達に優位に話を進めようとしていることの現れです。
つまり、その政治的スタンス・立場は、維新の会に極めて近いもので、
松井大阪府知事が選挙後の自公連立参加に含みを見せたように、
小池東京都知事もまた選挙後の自公連立参加に含みを持たせているように思えます。
つまりは、二大政党制になる見込みはない、ということです。

2017年10月02日

「失望の党」

自分が思っていた以上に、希望の党に対する失望が広がっている印象ですね…
一言で言えば、希望の党は「やりすぎ」ました。
小池東京都知事の中で、「安倍不人気<民進党不人気」と民意を考えていたのかもしれませんが、
安倍政権の支持者と民進党不人気の人はほぼ確実に=であるのに対し、
安倍政権の不支持者における民進党不人気層は圧倒的に少なかった可能性があります。

野党転落以降、いや民主党の政権交代以降、全く国民に届かなかった民進党の声が、
最後の最後で前原代表の「二大政党制を実現しよう」という声が国民に届いてしまったわけです。
ある意味、だらしない野党第一党の民進党を小池東京都知事が叩き直し、
安倍政権を倒してくれる、それを国民は期待したのだと思います。
ところが、土曜日の「三都物語」での政権交代に対する消極的な姿勢、
日曜日朝の「排除リスト」の衝撃、若狭氏のTV番組での「政権を取りに行くのは次の次」発言、
国民を高揚させた前原代表の「二大政党制の実現」とは程遠いトーンダウンに対し、
国民は期待を持って見つめていた分、失望が広がってしまったのだと思われます。

小池都知事とすれば、第二の民進党と言われないためにも「選別」は当然と考えましたが、
その「選別」をどのように、誰が行うのかが問題だったと思います。
それが本物かどうかは分からないにせよ、「排除リスト」のようなものが出回り、
「選別」前に結果が分かっている状況に、国民は自らの置かれている不条理に重ねてしまいました。
面接を行う前に、政治信条を理由に弾かれてしまった、そういう不条理さと重なってしまっただけでなく、
その「排除リスト」にはお題目としたリベラル系の排除以外にも、
消費税増税を決めた野田元総理や岡田氏、むしろ保守系の安住氏も排除していたりしていたため、
明らかにリベラルとは異なる「審査基準」に対して、結局は好き嫌いで選んでいるのではないか、
それは安倍政権の行っている「お友達優遇」「金持ち優遇」と何ら変わらないではないかという疑念を抱き、
ついには希望の党は政権を取りに行くつもりもないのではないか、と失望が広がったように思えます。

もし、仮に、即座に排除リストを否定し、「選別」ではなく「試験」だと柔らかい言い回しに変えて、
若狭氏が「政権を取りに行く」と明言していたら、希望の党に吹いていた風は止まらなかったと思います。
今日の一次公認リスト発表でどういうフォローがなされるのか。
逆に今朝の報道では10個の協定書を突き付けるなど、軟化の兆しは見えないだけに、
特に地方出身議員を中心に離反の流れは強まるかもしれません。

支持母体の連合がどういう方針を打ち出すかは分かりませんが、
既に静岡県では細野氏ら希望の党所属候補者の推薦を取り止めており、
民進党所属議員の応援に集中しそうな感じです。
おそらく、各連合支部に支援を任せるという形にせざるを得ないと思われるので、
東京・愛知といった大都市圏はともかく、
地方においては希望の党より無所属で出た方が得、という可能性は高まりそうです。


◆政治ネタ 迷走する「希望の党」翻弄される「民進党」(元記事そのまま)
今、何が起きているのかは、正確な情報がないので何とも言えませんが、
民進党の支持母体である連合の立場から考えると、予想はできます。

鍵を握るのは、9月26日に行われたという、
小池東京都知事と前原民進党代表、連合の神津会長の三者会談です。
おそらく、その場でも小池都知事は民進党全員の受け入れ自体は拒否し、
前原代表もリベラル派が切られることは仕方ないと腹を括ったものの、
連合として一番困るのは「誰を応援すればよいか」が分からなくなることなので、
入党できなかった民進党員にも推薦や選挙協力を行うこと、ないしは、
最低でも対立候補を擁立しないことを約束していたはずです。

しかし、実際には、土曜の夜に維新の会との不可侵協定が結ばれたことで、
大阪の民進党は完全に切り捨てられてしまい、
日曜の朝には希望の党の「一次公認リスト」なるものが出回り、
現職の民進党議員は1人も公認されていない47人の名前が挙がりました。
そこには枝野氏を始めとして、対立候補が多数立てられていて、
これに対して連合は「話が違う」と激怒に至ったと思われます。

さらに追い打ちをかけたのが、若狭議員のNHK『日曜討論』での発言で、
「政権を取りに行くのは次の次」とバカ正直な発言をしてしまい、
これによって民進党が掲げた「二大政党制の実現」という解党大義が失われてしまいました。
完全に疑心暗鬼に陥った民進党側は、公認を貰えずに推薦で終わるのではと疑い出し、
リベラル系議員以外も大混乱に陥り始めたように思われます。


希望の党と民進党の両党に共通するのは、上下のコミュニケーション不足。
民進党・前原代表は最初から「全員が公認を受けられるよう努力する」としており、
全員が希望の党に行けるとは一切明言していません。
当初からリベラル系議員が拒否されることは分かっていたものの、
民進党の埋没によって党全体が議席を失うことを考えれば、致し方なしと考え、
紛糾しないように、できるだけ言葉を濁して党大会で説明した印象はあります。

一方の希望の党でも、小池都知事と若狭議員の考え方が一致してない可能性があります。
選挙に勝つためなら多少の政策の違いには目を瞑るものの、
第二の民進党という有権者の誹りや、党内決定に従わない民進党の伝統は改めたかったので、
一定の試験を課した上で受け入れようと小池都知事は考えていたと思われますが、
若狭議員は民進党側に主導権を取られることを恐れ、
原理原則に従って民進党議員を次々と弾いてしまい、交渉がまとまらなくなったのでしょう。

そもそも、国政は若狭議員に任せると言っていた小池都知事が、
若狭議員らの新党の動きを「リセット」せざるを得なかったのも、
若狭議員と民進党離党組の意思疎通が図れなかったことが原因だと思われます。
小池都知事としては、そこで一度、若狭議員に「失格」の烙印を押しつつも、
都知事選以降の恩義もあるので、民進党合流の交渉役という名誉挽回のチャンスを与えましたが、
結局、それを若狭議員は生かせないどころか、TV番組で不用意な発言をしてしまったことで、
国民から見て希望の党が何を目指す政党なのかが分からなくなってしまい、
これまで吹いていた追い風が止み、逆風も感じ始めるなど、さらなる不興を買ったと言えましょう。

とにかく、若狭議員は小池都知事と異なって政治センスが全く感じられません。
当初は公明党の元代表にも対抗馬を立てるという話だったようですし、
流出した第一次公認予定者の名簿が公表を予定していたものと同一だとは限りませんが、
人数的には一致するだけに、意図的に民進党議員はハブにされたと思われても仕方ないです。
言わば、彼は「原理主義者」、まとまる話もまとまらないタイプで、交渉役には不向きです。

今後、民進党との連携協議がどうなるのか分かりません。
連合が希望の党の応援を止めて、枝野新党の方を支持することもあるでしょうし、
両方を応援する姿勢で、具体的には各連合支部に判断を任せることもあり得るでしょう。
その動き次第で希望の党に公認申請を求めている中道議員の動きも変わるわけで、
このままスンナリと終わらない感じはありますねぇ…

そもそも、小池劇場にしては具体的な「敵」の姿が見えてこないのが気がかり。
前原代表のように、「自民党政治」や「安倍政権」への対決姿勢をはっきりと表明しておらず。
「敵」が見えない小池劇場では支持は伸びません。

2017年10月01日

暗雲が漂う野党再編

当初は「希望の党」の登場で一気に野党再編が進むかと思われましたが…
民進党の事実上の解党宣言をピークに、暗雲が漂い始めています。
気になるのは、未だに希望の党が政権の枠組みを提示していないことでしょう。
小池東京都知事が「政権選択選挙になる」とは発言していますが、
だからといって「安倍政権・自民党政治を終わらさせる」とも言っておらず、
民進党・前原代表のような二大政党制を目指すという強い意志は伝わってきていません。

中には日本のこころ出身の中山成彬氏が「安倍首相の交代は許されない」と発言したり、
民進党リベラル派の選別によって民進党の事実上の分裂が決定的になったり、
IR推進法や特定秘密保護法で自民党と連携をしてきた維新の会とは不可侵協定に止まる等、
「希望の党」の立ち位置が果たしてどうなるのかが見えなくなってきました。
国民やマスコミ、民進党・前原代表らが期待していたような「安倍政権への対抗勢力」なのか、
維新の会のように、与党と連携しながら政策の実現を行う「閣外協力隊」なのか、
現時点ではどちらの顔も持っており、何とも言えない不思議な雰囲気になってきました…

野党としての一致した目標は、「自公政権の過半数割れ」なのは間違いなく、
仮にその目標が達成できたとして、共産以外の野党連立で政権を取りに行くのか、
それとも自民党と連携して、自公・維新の会・希望の党で連立を組みに行くのか、
そのビジョンが全くもって見えなくなってきています。
私自身も当初は期待を込めて前者の流れなのかなと思っていましたが、
維新の会との連携話が思ったほど進展しなかったことで、後者の流れにも思えてきます
(単に表明していないだけで密約がある可能性は否定できませんが…)。
それはもはや、野党としての立ち位置が定まっていると言えるのかどうか
(それは維新の会にも全く同じことが言えるわけですが)。
共産党の指摘する「自民党の補完勢力」に終わるのではないかという危惧が強まっています。

そもそも、小池東京都知事の当初の狙いはどこにあったのか。
自身は都政に集中すると言っていることからも、今回は国政への足掛かり程度の感覚でしかなく、
東京オリンピックを成功させるなど、都知事の任期4年を終えた上で、
自身も国政へ進出して総理の座を狙う、といった予定だったのかもしれません。
それが臨時国会冒頭解散を含めた安倍政権の政治対応に対する不満の爆発から、
国民やマスコミが小池都知事に過剰な期待を掛けた上に、
民進党も二大政党制を大義にその流れを決定的なものにしようとしたことで、
小池都知事自身に変な色気が出始たのか、国政復帰を匂わすトーンも一時はあったものの、
今はそこから少しトーンダウンして、当初の目標に戻りつつあるようにも見えます。
華々しく掲げた「原発ゼロ」の掛け声も、今になっては完全にトーンダウン…
結局、「希望の党」は今後どういう立ち位置で政治を行っていくつもりなのか、
それが見えなくなっているだけに、改めてそれを国民に説明して欲しいです。

もし、小池都知事に二大政党制を目指す気などサラサラ無いということになれば、
民進党・前原代表は大きく早合点してしまったということになってしまいます。
前原氏の頭の良さは認めるところなんですが…それ故に、早合点して失敗した過去が幾つも…
支持母体の連合も「一杯喰わされた」的な感じに変わりつつありますし、
連合が希望の党への支援を止め、民進党リベラル派ら残る民進党勢力の支援に戻る可能性もあります。
そうなれば、希望の党へ公認を求めている中道議員が「話が違う」として、
希望の党の公認を撤回するかもしれません。
その結果として、前回の民進党代表選で危惧されたような、
枝野氏が代表になり、前原氏ら保守系議員が一斉離党して分裂するという状況に近くなるのでは…
今更、引くに引けない前原代表、時計の針を戻したい民進党リベラル派、
もはや民進党の分裂は決定的で、それ自体は国民にとっても構わないと思うのですが、
このままでは遺恨を残しそうで、ソフトランディングからハードランディングでの不時着の結果、
大義とした二大政党制には程遠い結果に終わってしまうかもしれません…


◆ニュースネタ 政治における「主義・主張」は一般人における「哲学・宗教」のようなものだ
一般人の中でも、特定の宗教を妄信する人もいますが…まぁ、政党でもそういう所ありますし(苦笑)
何が言いたいかと言えば、政治家といえども、「主義・主張」に縛られる必要はないということです
(勿論、考え方が変わった経緯を説明する必要はありますが)。
私達はそれを本能的に分かっているはずなんです。
昔ならいざ知らず、現在において共産党に投票する人が、本気で政権を取れるとは思っていません。
共産党の野党能力、批判・追及能力に期待してや、社会政策の提言を期待して投票している人が大半です。

ですから、すぐに「資本主義と共産主義」「右派と左派」「保守とリベラル」と言いがちですが、
その区別が重要なのではなく、具体的政策にどうアプローチするかが重要なんです。
共産党に関して言えば、「絶対的野党」だから。具体的政策を批判する立場を期待して投票します。
自民党に関して言えば、「政権与党」だから、ということが大きな要素になるでしょう。
実際の判断において、「主義・主張」、さらに言えば「政策」でさえも大きな判断材料にはなりません。
それは後付けの理由に過ぎず、実際に国民が判断するのは、「立場」です。政党の立ち位置です。

そういう意味では、前原代表の「二大政党制を目指す」という「立場」は極めて正しかったのです。
一方の小池都知事側の「政策で同意できるか。リベラル派排除」というのは、
主義・主張に囚われているだけで、正しくありません。
もっとも、それが単なる方便に過ぎず、「二大政党制を失敗した民主党の禊を行う」のであれば、
「二大政党制を目指す政党」として必要な行動だと理解できますが、
現時点で希望の党はそういった立ち位置を明確に示していません。

それでも「主義・主張は大事」だと主張する人もいるでしょう。
考え方の基軸として「主義・主張」は指針を示してくれますが、答えを教えてくれるわけではありません。
「政策」は政党にとって大切なものだ、と言う人もいるでしょう。
しかし、「政策」なんてものは、社会・世界の状況で変わりますし、
入ってくる情報量の違いによっても、政策判断は180度違ってきます。
今、沖縄で座り込みしている元総理がそうでしょう?
辺野古移設を打ち出しながら、最後は「抑止力」を理由に認める…情報量で政策は180度変わります。
重病人に劇薬を与えてしまえば死ぬのみで、
逆に軽い病人に痛みを和らげる程度の薬を与えたところで自然回復に期待するに止まります。
大事なのは対症療法であって、「政策」なんてものは時によって変化して当たり前です。
それが一番分かっているのは、一度政権を取ったことにある民進党自身であり、
政権与党にいた小池都知事なわけなんですが…

今の「希望の党」に必要なのは、フランス・マクロン大統領選のようなアプローチで、
主義主張よりも、政権交代を行うという意志だと思うわけです。
大事なのは「自民党に代わる政権与党になれるかどうか」であり、
共産党が批判するような「自民党の補完勢力」になってはいけないはずです。
一番大事なのはそこで、政党の立場を明確に打ち出せないようでは、
国民には何をやりたいのか全く見えて来ず、指示も広がらないように思えます。

マクロン的手法で言えば、現在にフランスにおいてマクロン大統領の支持率が急落している背景に、
マクロン大統領自身のイメージ戦略が下手で、印象を悪くしている点、
大勝したはずの議会が素人だと批判を浴びている点があります。
その点に関しては比較的問題クリアしやすい状況にあると思うので、
政党の立ち位置を明確にすることが、何よりも必要だと考えられます。


◆政治ネタ 民進党の着地点はどこになるのか?
希望の党の一次公認者が50人程だという情報もあって、
当初10人程度と見られていた公認拒否が30人以上に膨らむことが濃厚になりました。
その後で新人や元職と一緒に追加公認されるケースもあるでしょうが、
現状では半数近くが「お断り」される可能性が高く、
さすがにこれでは前原代表を含めて「話が違う」となっても仕方ない事態です。

私も民進党は消滅前にソフトランディングしたと思ったのですが、
今のままでは禍根を残すことは間違いありません。
希望の党の候補者も過半数どころか、100人程度で終わる可能性が出てくれば、
民進党・前原代表が掲げた「二大政党制の実現」「名よりも実を取る」が脆くも崩れ去ります。
「名も捨てて、実も取れない」何のための解党だったのか分からなくなります。

本来、希望の党が二大政党制を望んで勝負をかけるのならば、
希望の党を民進党議員の完全な受け皿にすることはできなくとも、
民進党リベラル派とも選挙協力や連立を視野に入れた対応が必要になるはずです。
仮に、選挙後に公明党を味方に引き入れて、維新の会とも連携できたとしても、
参議院における希望の党自身の勢力は一桁台ですから、究極のねじれ状態になってしまいます。
そういうことを考えれば、参議院の民進党議席は必要不可欠で、
リベラル派を受け入れることはできずとも、協力関係を損なうわけにはいかないはず…
なのですが…今の状況からすると、そこまで考えていないのか、必要だと思っていないのか、
そもそも政権を取るつもりがないのか…
前原代表も早合点を後悔し始めているのではないでしょうか。

とはいえ、今更「なかった」ことにできるわけもなく、
「騙された」と感じたリベラル系議員や参議院議員を中心に、
民進党の復活を考えるのは当然の流れだと思われます。
そして、その数も10人やそこらで済まない、衆議院議員で30人近くに及ぶわけですから、
連合や各民主党県連がどちらを応援するのか迷うことは確実で、
最終的には連合が希望の党の支援を打ち切る可能性も出てくると思います。
そうなれば、希望の党に公認申請をした中道議員がどう動くのか、
そのまま希望の党に骨を埋めようとするのか、
選挙は二大政党制の大義で戦った上で、当選後に話が違うとして新民主党に戻るのか、
選挙前に公認を取り消して無所属で連合・新民主党の支援を受けるのか、
今度は前原代表ではなく、彼ら自身が選択を迫られると思います。
それを乗り越えられるかどうか、各議員の力量が試されます。

その結果として、力ある新リベラル民主党ができるなら、その方が良いのではないでしょうか。
逆に早合点した前原代表ら保守系議員は行き場を失う可能性が高く、
保守系としてはリベラルを追い出したつもりが、追い出された結果になるかもしれません…
最終的には支持母体の連合次第でしょうねぇ…

2017年09月28日

衆議院解散、そして民進党は事実上の解党へ

久々に民進党(旧:民主党)のニュースで賑わったと思ったら…(苦笑)
個人的には、前原代表の大英断だったと思います。
既に国民から見放されて沈んだ民進党丸が自力で再浮上することはありえないわけで、
頼みの共産党との選挙協力も、北朝鮮情勢の悪化による国民の危機意識を考えれば、
今までのように政権批判票が共産党に流れる可能性も極めて低く、
希望の党の華々しい登場によって民進党が消滅してしまうのは時間の問題でした。
その前に「政権交代」という大義を掲げて、
民進党をできるだけ穏便な形で事実上の解党に進められたのは高く評価します。
与党の「しがらみ」も酷いものですが、野党の「しがらみ」も大きかったわけで、
「政党」という「容器」で判断せずに、中身で判断できたことは良かったと思います。

昨日の時点では民進党の両院議員総会が紛糾することが心配されましたが、
最大の支援組織である連合を既に取り込んでいたことで、
いわゆるリベラル派も強硬に反対できなくなった感じですね。
既に一部観測が上がっているように、自由党・小沢一郎氏の黒幕説は当たってる気がします。

今後の問題は、民進党所属議員と立候補予定者が、どれだけ希望の党に受け入れられるかでしょう。
希望の党が民進党を全員丸ごと受け入れてしまえば、やはり「第二の民進党」という批判は免れません。
既に民進党議員は国民の期待を一度裏切ってしまっているだけに、
いわゆる「禊(みそぎ)」を済ませなければ、国民としても希望の党に希望が持てなくなってしまいます。
民主党政権の失敗理由は何だったのか、
希望の党で何を実現したいのか、
希望の党の政策に理解を示せるかどうか、その3点を国民としても問いたい所です。

「このまま希望の党が受け入れてくれるから、小池人気で議員の座も安泰」と安易に考えているなら、
どんなに名前の通った議員であろうとも、容赦なく切って欲しいです。
現職であろうと元職であろうと新人であろうと、「民進党」という看板なしの一政治家の力量を見て欲しいです。
必要なのは名前ではなく「志」、それを判断できるのが小池氏だと期待しています。


◆政治ネタ 政治家にとって「変節」は許されるか否か?
民進党出身議員が希望の党に受け入れられるためには、
「憲法改正」「安保問題」「原発ゼロ」といった政策への同意が必要だと言われています。
憲法改正に関しては9条改憲等の範囲の問題はあるにせよ、
問題意識自体はあるでしょうし、最終的には国民が決める問題なので大きな枷にはなりません。
問題は「安保問題」でしょう。
民進党は安保法制に反対し、小池都知事は自民党にいて賛成した、その差異をどう埋めるか、です。

ただ、個人的な見解を言えば、政治家が「変節」することは許されると考えます。
むしろ、「変節」できなかったことが民主党政権の失敗だったとも言えます。
現代政治は多岐に渡るため、全ての政治問題に通じている人は少なく、
特定分野を勉強しているという政治家がほとんどです。
ですから、今の政治は政党ごとに政策が違うというよりは、
政策通とそれ以外の人々、といった党派を超えた「政策集団」が重要視されます。
党内の政策集団がいかに党内意見を集約できるか、そこがポイントなわけです。
民主党が失敗したのは、党内意見を集約した後にも、反対意見が出て遅々として進まなかったことです。
一度決まったら党の方針に従う、そういう政治家一人一人の「変節」が足りませんでした。
自分の不勉強・不見識を恥じることはありません。
間違っていたと思えば、それを認めて意見を採用すること、それが政治家に求められる資質です。

特に「安保問題」に関して言えば、世界情勢の影響を受けることが多々です。
今は北朝鮮問題の緊迫化によって、現実的な安保対応が必要とされています。
自分もどちらかと言えばリベラル派の考え方に近いのですが、
それが通用するのは、いわゆる「普通の国」相手の話、
国際法を遵守するという前提条件を守れる相手の話です。
自由には前提となる「約束」が必要不可欠で、それがないのは「自由」ではなく「無法」です。
ですから、リベラル的な考え方は歴史的にも新しいもので、憲法や法律といった「約束」が前提です。
それを守らない相手、北朝鮮に対しては、リベラル派の主張を通すことは不可能です。
リベラル派が主張していた、「アメリカの戦争に巻き込まれる恐れ」ではなく、
「日本が仕掛けられた戦争にアメリカが巻き込まれる可能性」の方が強くなっている状況では、
安保法制時に行っていた当時の批判は、現在とで前提そのものが異なっていると言えます。

それよりも「安保問題」で国民が心配しているのは、過剰防衛に走らないかどうか、です。
抑止力が必要だからと核武装を推進したりするのは、明らかに行き過ぎです。
安倍政権は強硬的な政策を進めたことで、権力の暴走に対する危惧が常に付きまといました。
暴走しない節度のある現実的な安全保障、それが国民の求めるものであり、
リベラル派でも着地しうる結論のように思えます。
今の政治情勢ではリベラル派の主張を叶えるのは無理ですが、時が変わればリベラル派の主張も必要です。
結局は政策のバランスが問題なのであって、どちらかの極振りではないのです。
そういう意味でも民進党のリベラル派も「変節」することを恐れずに、
国民にとって今必要とされる対応は何なのか、それを第一に考えてもらいたいです。

「変節」と言えば、小池都知事自身も原発政策に関しては賛成⇒ゼロ⇒将来的ゼロと定まってないわけで…
そちらの説明も選挙戦を通じて明確にしていくことが必要になってくると思われます。

…と長々と語りつつも、希望の党の受け入れ判断はもっと現実的な要請だと思われます。
主義主張よりも、選挙区調整がし易いか否か、そちらの方が重要な問題と捉えられるでしょうね。
選挙まであまりに時間がなく、実際に公認申請者と面談する時間もそうは取れないでしょうし…
これは全て国民に対する「禊」、そういうパフォーマンスだと思った方が分かりやすい気がします。

◆政治ネタ 「希望の党」の課題
無事に民進党・自由党の合流・禊が終えられると仮定した上で問題となるのが、
選挙後の総理候補を誰にするかでしょう。
今日の会見でも小池都知事の衆議院選への出馬は否定されましたが、
最終的には小池氏が立たなければ、政権選択選挙として成り立たないように思えます。
とはいえ、山積みの都政の問題をどうするのかという問題もあり、難しいところではあります。
他に総理候補と言われるような議員を引っ張ってくる自信があるのかどうか。
そうなってくると、人材は数えるほどしかいませんが…自民党を切り崩すにはもう遅いようにも思えますが…
最終的に候補者を引っ張ってくることができなければ、小池氏が自ら立たざるを得ないように思えます。
都知事を1年足らずで辞めるのは問題がありますが、政治状況がそれだけ変わったことを主張し、
都知事として改革を進めようにも国政の影響は否定できなかったことを説明した上で、
後継者がしっかりとした人物であるのならば、それほど大きな反対は起こらないようにも思えます。
まぁ、こればかりは予測が難しいですけどね。
パフォーマンス上手な小池氏なら乗り切れちゃうのではないかとも思えます。

あとは都知事選以降の盟友であった若狭議員と自由党から合流を目指す黒幕・小沢一郎氏の処遇ですね。
小沢氏は民主党出身議員のアレルギーも予想されますが、
結果的に小沢氏を追い出したことが民主党の「決められない政治」の始まりだったとも言えるわけで、
そこを民主党出身議員が真摯に反映できるかどうかですが、
小沢氏があまり目立ち過ぎるようでは、「政党クラッシャー」の異名を持つだけに、先行きに不安が残ります。
ただ、強烈に改革を進めていくには必要な人材だとは思います。
個人的には選挙協力程度に止めると思ってましたが、黒幕が懐に飛び込んできましたね。どうなりますか。

それと若狭議員の処遇も問題です。
当初は国政に関しては若狭議員に任せる気持ちもあった小池都知事でしたが、
細野氏を始めとする民進党出身者との折り合いが悪く、新党構想が進まなかったという事情もあったようです。
こう言っては何ですが、政治経験が浅く、また政治センスもない若狭議員が、
党首顔で振る舞うことは当初から無理がありましたし、それは今後も同じことです。
ある意味、「希望の党」設立によるリセットで、若狭議員も一度「失格」の烙印を押されたはずなのですが、
未だに我が物顔でマスコミ対応をしているのは、今後の火種になりうると見ています。
再度、小池都知事に「失格」の烙印を押されるような事態を招いてしまうのか、
その前に自ら身を引いて裏方に回るのか、そこも希望の党の今後を占う要素だと思っています。
小池都知事に付いていけば、党三役など自動的に役職も貰えるように思っているのなら、
それは大きな勘違いであることは間違いありません。

2017年09月27日

「希望の党」

常識的に考えれば、小池都知事の新党「希望の党」はありえないことは確かです。
一時的なことかもしれませんが、都知事と党首の兼務は大変でしょうし、
任期中は都政に集中して欲しいという都民の想いも最もなことです。
また、自民党出身・民進党出身等々、寄せ集め集団という批判は免れず、
選挙目当てだと批判されても仕方ない面もあるでしょう。
しかし、それらは全て大事の前の小事に過ぎません。

もし、小池都知事が立たなければ、若狭氏と細野氏の新党構想はおそらく頓挫し、
とりあえず無所属で選挙を戦い、選挙後に結集を目指すという中途半端な終わりになったでしょう。
森友・加計学園問題を通じて盛り上がった「反安倍政権」という世論の盛り上がりは、
ゴタゴタ続きで一枚岩になれない民進党では受け皿になり得ず、
これまで批判票を受けてきた共産党も緊張が高まる北朝鮮問題では批判の矛先となってしまい、
結果として受け皿がないことが政治の無関心化に繋がり、投票率が劇的に下がることになったでしょう。
低投票率ならば、組織票を固められる自公が有利、自公の圧勝という予想は当たっていたでしょうね
(その代わり投票率は30%切る勢いだったでしょうけど)。

それが小池都知事が立ったことで、選挙に対する関心が俄然高まりました。
実際に反安倍の受け皿になるのかどうかは、これからだと思いますが、
少なくとも無関心に流れかけていた有権者の興味が小池新党に向いたことは確かです。
大局的に見て、野党はどう動くべきなのか? 反安倍の受け皿になるにはどうすれば良いのか?
離党者が相次ぎ、立候補予定者にまで逃げられている民進党に刺客を立てる余裕があるのですか?
敵は誰ですか? 民進党から逃げていく政治家なんですか? 違うでしょ、安倍政権でしょ?
安倍総理の思惑通りに勝たせてしまって良いのですか?
今の民進党ではまるで受け皿になりえませんよ?

政治家も馬鹿ばかりではありません。
国民が感じているように、政治家自身も日本の政治に対する閉塞感を感じていることでしょう。
そういう意味でも、小池新党に人が集まるのは、単純な「政策」に対してではなく、
「日本を変えていこうという志」なんだと思います。
それが今の自民党(公明党は昔からですけど)には感じられないわけで、
そこが常識では測りきれない小池都知事のリーダーシップなのだと思います。

この機に乗じて、民進党内部で解党論が持ち上がっているようですが…それも自然な流れでしょう。
静岡県の民主党県連も細野議員の子分が多いわけですし、丸ごと抜けちゃえば良いのにね(苦笑)
民進党が辛うじて生き残るには、いち早く希望の党との選挙協力を結びつけるしかなく、
これまでの経緯を水に流した英断を前原代表ができるのかどうか、注目したいです。
いずれにせよ、国民の信頼を失った以上、民進党は消える運命です。
反自民勢力として発展的に終わるか、自然消滅的に消えていくのか、最後の決断に注目です。


……
………とか書いた直後に民進党が希望の党への合流を含めて検討中といニュースが!?
一筋縄ではいかないと思いますが、最終的には解党で一部合流という形で決着するのではないでしょうか。
前原代表自身の政策としても、希望の党に近いのは明らかですし、
解党の方が都合良いのは目に見えてますしねー。
だけど、民主党のリベラル派はそれを認められないでしょうが、
だからといって選挙協力なしとなれば、党存続も危ういでしょうからね。
沈没した船にしがみつくのか、脱出して新たな船出に出るのか、
いずれにせよ、残された時間は少ないだけに、早急に結論を出して欲しいです。
できれば、けじめを付けるためにも、前原代表には民進党が失敗した理由を総括し、
国民にそれを伝え、同じ轍を踏まないことを誓って欲しいですね。
ただ単に希望の党が民進党を受け入れただけでは、「野合」と批判されるだけですし、
第二の民進党と言われるだけなので、しっかりと「禊」を済ませてからにして欲しいです。


◆政治ネタ 安倍総理大臣と小池東京都知事、対照的な2人
9月25日の安倍総理の解散表明と同じくして、
上野動物園のパンダの名前が「香香(シャンシャン)」と発表し、
立て続けに「希望の党」の結党と代表就任を発表、一躍選挙戦の主役に躍り出ました。
それに比べると、安倍総理の解散表明は、「何故、今、解散するのか」に全く答えず、
「国難」にも関わらず議会を解散して政治的空白を作るという矛盾した行動に説得力は皆無で、
会見内容も印象もサッパリで、2人の明暗がはっきりと分かれる形となりました。

性格・政策的に見ても、2人は対照的なように思えます。
森友・加計学園問題を通じても分かるように、安倍総理の場合は政策で進めるのではなく、
「人」を見て政治を進めていくタイプ。
「あの人の頼みだから問題ない」「あの人に任せておけば大丈夫」その結果が「忖度」。
自分が何をするのかではなく、誰に任せるのか、適材適所で政治を進めてきたものの、
安倍内閣が長期化することによって、その周りの人間に驕りが強くなったことで、
森友・加計学園問題といった小さな問題が、深刻な政治問題化してしまったわけです。

逆に、小池東京都知事は「人」ではなく「政策」で政治を進めていくタイプ。
だから「昨日の敵は今日の友」でもあるし、「今日の友も明日は敵」でもある。
それに何の感傷も感慨も抱かない人なので、一見すると破天荒な行動もあっさりと取れちゃいます。
都議選では協調関係にあった公明党を国政において切ることもやぶさかではないですし、
逆に自民党と手を切るなら、首班指名しても良いですよと簡単に言ったりもできるわけです。
自分に協力してくれた若狭議員の新党構想をあっさりとリセットできちゃう辺りも、
「人」ではなく「政策」で政治を進められるからでしょう。

どちらがリーダーとして相応しいかどうかは、人によって考え方が異なるでしょう。
安倍総理は忠義を尽くせば応えてくれるかもしれませんが、
逆に忠義を尽くせる状況、つまり仲良くなければ出世の見込みはまるでないということです。
どんなに素晴らしいプレゼンを行ったとしても、人の好き嫌いでアウトにされてしまいます。
一方の小池都知事の場合は、どんなに忠義を尽くしたとしても、役に立たなければ放置されます。
その代わり、良い政策をプレゼンすれば、敵であろうと仲良くなくとも取り上げられます。
希望の党には名前のある政治家がズラリと並び、また大物政治家のラブコールもあったりしますが、
例え有名政治家であっても、掲げる政策に魅力を感じなければ放置されるだけでしょう。
名前だけで通用する相手ではないことを覚悟する必要があります。

そういう2人のリーダーの性格分析を抜きにして、政治家の離党の流れを語る事はできません。
選挙に勝つ・負けるかは非常に重要ですが、勝った後にどうなるかも重要な問題です。
単なる数合わせで満足するのか、政治家になったからには一旗揚げようと思うのか。
政治家にとって選挙はやはり大事な勝負時、
軽々しく有権者の無下にして離党するのも問題ですが、
有権者の期待を裏切って政党にしがみつくのも問題です。
勝負時と感じたのならば、批判を恐れずに有権者を説得し、
自分の正しいと思う行動を政治家は取るべきだと考えます。


◆政治ネタ 小池都知事が総理大臣指名について聞かれ、「公明党・山口代表」と返答
まぁ、リップサービスでしょうが、そのセンスが凄いですな(苦笑)

さすがにこの見え見えの発言には公明党も反応せずに、批判を強めているようですが、
小池都知事の狙いはきっとあんたらじゃねーですよ(苦笑)
だって、あなた達に価値はないじゃないですか。
価値があるのは公明党議員ではない、公明党の支持母体である創価学会であり、
広い影響力を持った創価学会の婦人部ですよ。

公明党の支持母体である創価学会、とりわけ婦人部は安倍政権に対して苦々しい思いを持っています。
子育て世代の人が多いですから、戦争に結びつきそうな法律、
安保法制や特定秘密保護法などには反対の意思を表明してきたものの、
結局は公明党議員が党利党略で判断して押し切られてしまっています。
今までは散々封じ込まれてきた安倍政権に対する批判が、
森友・加計学園問題に限っては広くマスコミで批判され、注目を浴びたというのも、
マスコミに強い影響力を持つ創価学会の意向が皆無だったとは思えません。

あの小池都知事の発言は、支持母体である創価学会に対するメッセージですよ。
「私が勝ったとしても、悪いようにはしませんよ」という。
反安倍の気持ちを持っているのなら、私に入れてくださいというメッセージ。

それを理解せずに「舐められた!」と怒り心頭になる公明党議員はその程度ってこと。
自分の足元が揺らいでることにも気づいてないんですよ。
リップサービスですよと笑って流して、創価学会への説得に従事しとけば良いのに…
これで都議選で応援した創価学会が完全な敵になるという可能性は消えました。
今回ばかりは結構な離反者が出るでしょうね。
それだけ創価学会と公明党との心が離れてしまった証拠です。

2017年09月25日

「誤魔化し」解散

大義名分がないのにも関わらず、「今なら勝てる」と思い込んで衆議院解散に踏み込んだ安倍総理、
記者会見でどんなウルトラCの説明を行うのか注目していたところ、想像以上にグダグダ…
あー、こりゃ完全に負け戦確定ですねという印象しか残らない、
ツッコミどころ満載マイナス要素てんこもりの会見だったと思います。
総選挙を早めたことで、主導権争いが心配された小池新党改め「希望の党」の骨格が出来上がりましたし、
空中分解することなく選挙を迎えられそうなのは、逆に安倍総理が敵に塩を送った形になりましたね(苦笑)


結局、「何故、今解散するのか?」という国民の疑問にはまるで答えていませんでした。
少子高齢化も突如湧いた問題ではなく、何十年も問題視されてきたのに、何故、今争点にするのか?
「公約とは異なる消費税の使い道を変更するから」という説明も不十分です。
安倍総理の言ってることは、
①改革のためには財源が必要、
②財政健全化・社会保障に充てるはずだった消費税を一般財源化してそれに充てよう、
③財政健全化の旗印は降ろさない(発言してるのはココまで)、
④やっぱり財政健全化・社会保障の充実には財源が足りないので、消費税を上げます、
⑤消費税をヨーロッパ並みの20%に上げます(面倒なので軽減税率はありません)
…って、ことでしょう?
消費税という財源をスライドさせた結果、スライドさせた分をどうするのか明示していません。
それを「財源と示す」ということになるの?
電気代払うのに水道代で払いました、で説明になってんのか?
特定財源を一般財源化することを正義のように政治家は言いますが、
安倍総理のような考え方、税金の使い回しを平気でしちゃうから特定財源にしてたんですよ!!
そんな誤魔化しが通用すると本気で思ってるのか? アホなのか? 国民、馬鹿にしてんのか?

北朝鮮問題も外交努力は認めるものの、その成果が上がるのはこれからの話。1ヶ月先、年内の話。
手っ取り早く成果が上がりそうなロシアとの交渉は失敗してますし、結果が出てるとは言えません。
しかも、北朝鮮はさらなる挑発行動を予告していて、
選挙期間中にも発射する公算が高いのに、「万全な体制」って…
そう言うなら、総理を始め官房長官や防衛大臣を始めとする国家安全保障会議のメンバーは、
選挙応援など行けるわけもありません。
官邸で常時待機していてください。
当たり前ですよ、選挙応援に行ってたから対応遅れましたでは済まされません!

国民の多くが森友・加計学園問題の説明が不十分だと思っているのに、
閉会中審査で説明を尽くしたと言い張る安倍総理…
消費税のスライド使用の結果を言わない安倍総理…
北朝鮮問題への対応を国民に説明せず、不安を払しょくしようとしない安倍総理…
今回の解散は「誤魔化し」解散で決まりでしょう。

安倍総理は「国難突破解散」と名付けたようですが…
「国難」なら解散せずに対応しろよ馬鹿ヤロー。「国難」を放り投げて選挙やる神経が分・か・ら・な・い!
これが野党から内角不信任案を叩きつけられて、可決してしまい、
「国難」にも関わらず仕事をさせてもらえないというなら、分かりますよ?
でも実際はその「国難」を自ら放り投げて選挙やろうとしているだけじゃないですか。
「仕事人内閣」とまで名付けた改造内閣にも、ろくな仕事をさせないままに放り投げてんじゃん。
国難で高まった国民の期待(支持率)を裏切って解散するんだから、呆れて物も言えません。
それにも関わらず、自分の「信任投票でもある」とか言っちゃうんだから、とんだ勘違いヤロー。
仮に自民党は支持されてたとしても、アンタはもう支持されねーよ。
自分は隠れて党(岸田氏)を全面に出したら勝てたかもしれないのに…完全に勝ち目がなくなりましたね。
最後の最後まで「お坊ちゃん」で国民の考えなんて理解しようともしなかった結果…どうなることやら…


◆政治ネタ 小池東京都知事が「希望の党」の代表に就任
最初にも書きましたが、目先の選挙がなかったら、今のように上手くいかなかったように思えます。
小池知事が国政に出てくるのはまだ先になり、
代行者の若狭議員と細野議員ら民進党出身議員との綱引き合戦になったことでしょう。
少なくとも、どちらかと言えば自民党寄りの「日本のこころ」が参加することはなかったでしょう。
そういう意味では「選挙」という目標が出来たことが、逆に新党結成が加速したと言えます。

今の流れで行けば、「希望の党」が躍進する可能性は高いように思えます。
問題はどういう政権の枠組みで行くのか。
性格的に対自民党で行かざるを得ないでしょうが、都議選で協力した公明党の関係、
民進党や維新との距離関係、共産党ら他野党との協力関係をどう作るか、
連立の枠組みの提示は1つのポイントになってくるでしょうね。
情勢的には、自民党はともかくとして安倍総理への信頼が落ちている状況で、
かといって民進党は名誉挽回には程遠い状況でしかなく、
反自民の受け皿となってきた共産党も対北朝鮮問題においては大きなハンデを抱えます。
そう考えると、「希望の党」は十分受け皿になり得る可能性を秘めています(これからですけどね)。

そういう意味でも「希望の党」の今後は「選挙後」でしょう。
自公を過半数割れに追い込んだとしても、小池都知事が総理になるわけにもいきませんし、
民進党と選挙協力して前原代表を総理に押すわけにもいかないでしょう。
国民の関心はむしろ「選挙後」に傾くことが予想されるだけに、
どういうビジョンを国民に提示できるのか、具体案をまとめられるかがポイントです。


◆政治ネタ 衆議院解散に大義は不要? そう主張する奴は不敬罪で逮捕しろ(w
自分自身としては必ずしも大義名分を必要としないとは思っていますが、
それを真顔で主張しているのが、いわゆる「右翼的な奴ら」なもんだから大爆笑もんです(笑)

憲法上、首相に衆議院解散を認める根拠は、憲法69条と7条にあります。
憲法69条は内閣不信任決議案が可決された場合に、総辞職するか衆議院を解散するかを選択するもので、
こちらに関しては明文上の規定ですから、総理に解散権があることに異論はありません。
それ以外では憲法7条の天皇の国事行為として衆議院の解散が定められているだけで、
天皇の国事行為は内閣の助言が必要となるので、実質的には内閣が決められるという考え方です。
これに関しては色々と見解が分かれていますが、
いずれにせよ、陛下に助言をするということは、そのための説明が必要と考えられます。

つまり、総理に解散権があるから大義名分は不要と主張する輩は、
「天皇は黙って座ってれば良いんだから、何もするな」と言ってるのに等しいわけです。
「陛下に助言する=陛下に説明する=陛下が納得するには国民が納得すると同程度の説明が必要」、
ですから大義名分が不要とまでは言えません。
少なくとも、国民に説明する義務があります。

結局、右翼的な輩というのは「虎の威を借る狐」と言うか、
自分の言いたいことを陛下を利用して言う好き勝手な輩が多いわけで、
こういう自分の馬鹿さ加減が丸わかりの行動をあっさりしてしまいがちです。
憲法7条による衆議院解散は天皇が行うものですから、
天皇の名を借りて解散する以上、自己保身のための解散は許されず、
そこに大義名分が必要と考えるのが当たり前じゃないですかね?
右翼的なことを言いながら天皇を政治利用したいだけというなら、実に分かる話ですけどね(苦笑)

また、衆議院解散は内閣総理大臣が行うのではなく、内閣が行うわけですから、
閣僚の一人が署名を拒否して解散ができなくなる、ということもないわけではありません。
その場合は総理大臣が閣僚を罷免して、内閣の決定とします。
稲田前防衛大臣の辞任時にも、閣僚の罷免例が取り扱われていたので、覚えてる方も多いでしょう。
「仕事人内閣」と名付けた総理が何の仕事をさせぬままに衆議院解散する、
それに反対する骨のある職人はいるのかどうか? それも一つの注目点になりますね。


◆ニュースネタ 北朝鮮問題で日本が主張する「圧力」
中国とロシアが「対話」を主張して、日本で笑われるように、
日本が「圧力」を主張していたら、中国とロシアが笑ってるでしょうね(苦笑)
日本が取れる「圧力」は、「経済的圧力」のみで、
それが有効に機能してこなかったことは、安倍総理自身が認めていることでもあります。
既にアメリカは次の段階である「軍事的圧力」に踏み込んでいるわけですから、
日本が「さらなる圧力」を主張するということは、
自分で軍事的圧力をかけられない癖にアメリカ頼みで圧力を加えると主張しているということです。
そりゃ笑われますよ…本来なら日本が「対話」を主張するべきなのに、
完全に北朝鮮の敵対国になってしまっている以上、それを主張することもできない、
まぁ、厄介な状況であることに変わりはありません。

国内的な問題から言えば、そういう「軍事的圧力」を仄めかすことが、
憲法9条に定めた「武力による威嚇」に当たらないかどうかが問題となります。
「武力による威嚇」というのは、まさにアメリカと北朝鮮がやっているアレですよね。
自国の武力を使わないとはいえ、アメリカの武力を翳して「威嚇」することが認められるのか否か。
韓国で議論になっているように、アメリカの核を持ち込むことで抑止力にするに留まらず、
それを使って威嚇することが認められるのかどうか… まぁ、認められませんわな…

それと北朝鮮不安から語られがちな「抑止力」論ですが…
北朝鮮が核を持った結果どうなったのかを考えれば、
日本や韓国が核を持ってどうにかなるものでもないということは分かりますよね?
仮に「自国の安全」を得ることができたとしても、同時に「他国の警戒」は深まるばかりで、
少なくともロシアや中国と今まで以上に上手くいかなくなることは目に見えています。
そういった世界に対する敵対行動を取ってでも「抑止力」を持つべきなのかは、
十二分に検討する必要があるように思えます。
軍事的な「抑止力」があると同時に、外交的な「抑止力」もあって然るべきでしょう。


◆プロ野球ネタ 早稲田実・清宮選手がプロ志望を表明
個人的には将来メジャー目指すなら、アメリカの大学へ進学すれば?と思ってたので、
日本球界を腰掛けに使うような形は正直嫌なんですが、
ドラ1に困っていたプロ野球側からすれば、人気選手を獲得できるということで万々歳でしょうね。

守備を含めて実力的には言うまでもありませんが、少しプライドの高さが気になります。
秀岳館との練習試合で前の選手が敬遠されたことを気にしたり、
U18の死球で故意支給に言及したり…
良くも悪くもプライドの高い選手で、プロ意識の高さとも言えますが、
そこがプロの世界でどう映るのかは気になります。
清原氏や松坂投手は年上から好かれるタイプでしたし、
田中投手は一見強面ながらもお茶目な感じでしたし、そういう意味では衝突が少ないタイプ。
清宮選手はどちらかと言えば天才肌タイプの自分の世界を持っている選手だと思うので、
そこがプロ野球の世界でどう出るのか、ハンカチ王子みたいにならないのか心配です…

まぁ、ライオンズはあまり関係なさそうってのも興味がない理由かも。
ファーストには山川選手がいますし、内外野ポジションは埋まっていて、
唯一空いているのがサードという状況です。
高校生野手で取るとすれば履正社の安田選手の方じゃないですかね?
もっとも、それよりは来オフにも菊池雄星投手がメジャーへ行く可能性があるだけに、
左の先発候補という意味で、田嶋投手を取りに行くのではないかと思いますが… どうなりますかねー


◆高校野球ネタ 選抜大会からタイブレーク導入
考え方が古い。
複数投手制が定着してきたのに今更感強すぎ。
選手保護より時短優先・日程消化優先なのは明らかです。

2017年09月18日

衆議院の年内解散総選挙?

年内に衆議院を解散し、総選挙に打って出るという話が急浮上しているとかナントカ。
…まぁ、政治状況的には分かります。分かるんですけど…
民進党は前原代表になって共産党との野党共闘が微妙となったばかりか、
不倫スキャンダル+離党ドミノでいきなりのマイナススタートという敵失…
都議選で脅威に感じていた小池新政党も、若狭議員では迫力不足で雲行きは怪しい…
国政に脅威となる敵がいないだけに、早めの勝負に出るというのは分かるのですが…
…国民が北朝鮮問題を深刻に捉えている今現在に権力闘争なんてやってる場合なの?と…

内閣支持率が上昇したのも、北朝鮮問題のおかげ、と言いますか、
北朝鮮問題の深刻化によって、内政はともかくとして外交手腕は評価されている、
安倍総理になんとか事態打開をして欲しいという「期待」の現れなわけで、
そんな状況で解散総選挙を打ち出すというのは、「仕事するから着手金払え」と言ってるようなもの。
その「仕事」が確実に成功するのならともかく、今現在では成功するビジョンさえ描けていない…
国民が期待したのはロシア・プーチン大統領との蜜月を利用した北朝鮮包囲網の構築でしたが、
結果は完全な空振り…
親密さを強調していた安倍総理に対し、結局プーチン大統領のしたたかさを見せられるだけの結果…
アメリカ・トランプ政権の相談役みたいな感じにもなっているようですが、
だからといってアメリカが有効な手を打てているかと言えば、そうではないわけで…
安保理決議など圧力強化の段階を踏めていることは評価しますが、
実質的な効果が出ているとは言えないわけに、今後の展望にも不安が残ります。
それにも関わらず、解散総選挙を打ち出すというのは、どうにも「オレオレ詐欺」的というか、
「北朝鮮問題やるやる詐欺」に思えてしまいます。
政局とかやってる場合じゃないでしょ?
せっかくの汚名返上のチャンスに何もやらず、挽回するから応援してくれ、では支持できません。

そういった国民の空気さえ読めずに、安倍総理が解散総選挙をやった場合、
国民は選択の仕様がなく、結果的に投票率は激減するでしょうね…
おそらく30%も行かないんじゃないでしょうか。
自公は固定票があるので負けることはなく、民進党と国民ファーストは票を伸ばせず瓦解、
固定票と批判票を取り込める共産党が少し議席を伸ばせる程度に終わるでしょうが、
勘違い解散による国民の政治不信によって内閣支持率自体は下がり止まらず、
結果的に安倍内閣総辞職、岸田総理登板…という流れになるんでしょうかね。

兎にも角にも、国民は北朝鮮問題に対して深い憂慮を持っているだけに、
それを置き去り・利用するだけ利用して何の打開策も打たないのだけは、「辞めて」いただきたいです。


◆ニュースネタ 北朝鮮問題
相次ぐミサイル発射で緊張を高める北朝鮮ですが…
これだけ何度もミサイルを飛ばされると、逆に緊張や恐怖が吹っ飛ぶというか、
「やりたければどうぞ」みたいな達観した見方になっちゃいます。
…いや、やらせちゃダメなんですけどね(苦笑)
結局、それは相手の意思次第の面は否めなく、こちらとしては過剰に恐怖せずに、
冷静に対応するしかないのかなーと思ったりする次第です。

対話を掲げるロシアや中国でさえ、金正恩氏と会ったことがなく、
実際、どのような人物なのか分からないので、北朝鮮の真意を読むことはできませんが、
「大国が核兵器を持っているから、核兵器を持てば大国と肩を並べられる」、
「ミサイルで脅せば、交渉が有利に運べられる」と思っているのだとすれば、
それはやはり大きな「間違い」のように思えます。
その意味において、核兵器というのは「過ぎたる兵器」です。
他国は交渉する上で当然に核兵器の廃絶を求めるでしょうし、
逆に北朝鮮は核兵器の廃絶は到底認められません…もう最初から交渉にならないんです。
その点では「核持つ詐欺」の時の方が外交カードになり得たわけです。
既に核を持ったということは、逆に外交カードの喪失を意味します。

もう一方の「ミサイルで脅せば、交渉が有利になる」というのは過去からの経験則でしょうが、
その結果も経験則で他国は理解しているので、やはり外交カードとなり得ません。
仮に、外交交渉の結果、ミサイルを撃たない代わりに援助をとなれば、
その援助したお金で新しいミサイル・大量破壊兵器を作るのは目に見えています。
日本が援助したお金でミサイルを作られて再度脅される、またお金払って脅される…
そんな負の連鎖が目に見えているだけに、撃たれるなら兵器強化される前の方がまだマシです(苦笑)
そう考えると、ミサイル発射による威嚇も既に通用しなくなっています。

そうなると、北朝鮮としてはグアム近海へのミサイル発射を残すのみで、
それ以上は日本への直接攻撃しかなくなってしまうわけですが、
そうなってしまえばアメリカとの開戦も必至になるでしょうし、
中国やロシアも北朝鮮を庇うこともできなくなってしまいます。
現時点で北朝鮮に全面戦争をやる体力があるとは思えませんし、
体制維持を第一にする北朝鮮が現時点でそこまでの暴走するとは考えにくいです。
そうなると、戦争のための最終準備、資金の調達に走る可能性が高く、
開発した核兵器をブラックマーケットに流してテロ組織に売却する可能性が高まります。
自分達が核を撃たずとも、テロ組織に核を撃たせてアメリカや中国・ロシアを攻撃してくれれば、
北朝鮮としては相対的に万々歳でしょうから、核拡散という暴挙に出ることは否定できません。
当然、中国やロシアもその可能性に気づいていないわけではないのでしょうが、
それにも関わらず何の対策も講じないのは、やはりどこかで北朝鮮を甘く見ているのか、
それともアメリカの暴走の方がやはり怖いと考えているのか、やや計り兼ねる面はあります。

このままでは北朝鮮問題は、局地的な紛争の恐れから、全面的な核拡散の恐れに深刻化するだけに、
ヨーロッパを始めとする世界全体が北朝鮮問題に対する関わり合いの程度を強化して欲しいです。
ベターなシナリオは、アメリカが戦争をするぞと暴走気味に脅しをかけて、
国連なりヨーロッパ諸国なりが仲裁に入って、中国・ロシアを説得し、
北朝鮮の望むような対等な交渉ではない、圧力的な交渉へ持ち込むことなのですが…うーん…
仲裁するには日本はあまりにも当事者過ぎるのが辛いところ…
現状では他国への働きかけを強めるしかないんですかねぇ…


◆政治ネタ 離党ドミノが止まらない民進党と期待感が萎む国民ファースト(仮名)
民進党のゴタゴタはもう説明する必要もないでしょう…
結局、代表選前の細野元代表代行の離党から始まって、
代表選を通じても民進党の再生に対する期待は全く膨らまず、
幹事長に内定していた山尾氏の不倫問題での釈明・離党終結でスキャンダルへの弱さを露呈、
野党共闘の見直しがトーンダウンしたことによる離党ドミノ(←今ココ)で、
民進党のゴタゴタイメージは完全に固定化されてしまいました。
もし山尾氏がしっかりとした説明・釈明をし、離党という幕引きの仕方ではなく、
議員辞職出直し選挙という形を取っていたのならば、
もう少し状況は変わっていたように思えますが、
結局は自民党と同じトカゲの尻尾切りで臭いものには蓋ではスキャンダルに勝てないですよ…

民進党内からは離党ドミノに対して、離党者を選挙目当てでけしからんという声があるようですが、
国民の目から見れば、「沈没船にいつまでもしがみついて何やってるの?」という印象でしかなく、
逃げ出さない奴の方が馬鹿です。
地元のニュースで細野氏が離党する意思を地元支持者に伝えたところ、何の反対もなかったとか。
そりゃそうですよ、今の民進党に何を期待するのか、一議員として勝負した方が断然マシ。
民進党は「沈みゆく船」ではなく、「既に沈没した船」なんです。
そこを民進党所属議員は勘違いしてはいけません。

一方の離党ドミノに受け皿になりそうな「国民ファースト(仮名)」勢力も…
受け入れる議員が民進党出身者が多くなりそうということもあって、
小池都知事に近い若狭議員が「自分達がイニシアチブを取る」ということは分かるのですが…
まぁ、正直ね、だからといって「若狭議員が党首になって上手く行くの?」と思っちゃうわけでして…
仮に国民ファーストが大勝して政権与党になったら、どうするの? 若狭総理なんですか?
それとも、満を持して小池都知事を総理に登場して貰うという筋書きなんですか?
いずれにせよ、収まりが悪い。
現状での若狭議員は小池都知事のメッセンジャー役でしかなく、虎を借る狐にもなれていない。
圧倒的なカリスマ不足。
自分は裏方に徹し、今のメンバーなら細野氏か、自民党から大物議員を引き抜くか、
小池都知事に早期に国政に復帰してもらうか、いずれかではないと成功しないと思われます。
「新保守」では自民党との対立軸も鮮明に示すことができませんし、
自民党と民進党の違いをどう打ち出せるのか、
そこを乗り越えなければ民進党の受け皿にはなっても、国民の受け皿にはなり得ないでしょうね…


◆ニュースネタ チケット転売に関わって誤認逮捕
女子中学生がどうやって事件を起こしたのか気になってましたが…
どうやら、手口自体は単純な二重売買だったようです。

①誤認逮捕された女性がツィッター上でチケットを8万円で売却すると書き込み。
②女子中学生がチケットの買い取りを申し出る(ここで振込口座を知らせた?)
③女子中学生が誤認逮捕の女性の書き込みをコピペし、女子高生と10代女性が申込み
④女子高生が誤認逮捕された女性の口座に8万円を振り込む。
⑤女子中学生は転売サイトにチケットを出品。6万5千円で落札される。
⑥誤認逮捕された女性は女子中学生に知らされた転売サイトの落札者の住所に郵送。
⑦女子中学生は6万5千円を得る。8万円支払った女子高生が警察に相談して事件化。

要するに、女子中学生は元手がないのにも関わらず、
振込口座を転載することで他人にお金を支払わせ、
それを再度転売することによって不当にお金を得た、という経緯のようです。

誤認逮捕された女性の8万円という書き込みも吹っ掛け過ぎのように思えますが、
転売サイトでも6万5千円を付けたということは、
そこまで法外な値段でもなかったのかもしれません。
結局、ネットの匿名性故に、「誰が」書き込んだのかが分からない。
女子中学生は転売サイトの落札者だけに個人情報を知らせれば良いだけで、
振込先も郵送先も、どちらも売買の途中で知り得た個人情報を使えば十分だったわけです。
手口自体はひどく単純で、誰でも行えるものであり、
それだけに逆に誰でも引っかかり得る事件だと言えましょう。

実際にチケットの転売は社会問題化しており、転売禁止のチケットも出てきているものの、
まだまだチケットの転売という問題は消えていません。
ツィッターやフェイスブック、メルカリ等のオークションサイトの充実によって、
ネットで個人情報を晒すことへの抵抗感が薄れてきていることが問題の背景にあるように思えます。
チケットの転売は正規価格のみで認め、ネット上での転売は禁止する等の対策を行わなければ、
今後もこういった事件は後を絶たないように思えます。

まぁ、しかし、こんな手口を見抜けずに拘留延長までした警察は赤っ恥ですね…
誤認逮捕された女性が落札者の住所等を警察に提出したのは勾留後の話ということですし、
誤認逮捕された女性の話を信じていれば、簡単に事件は解決していた、ということになります。
単純なチケット詐欺事件というシナリオで動き続けた警察の初動捜査の誤りということでしょう。

チケット詐欺の問題、チケットの転売価格の問題、チケットの転売方法の問題、
警察の初動捜査の問題…
この問題は現在のネット社会における問題点を幾つも突き付けてきます。

2017年08月25日

甲子園大会優勝は花咲徳栄

夏の全国高校野球選手権大会は、埼玉代表の花咲徳栄高校が広島代表の広陵高校を、
14-4で下し、埼玉県勢初の優勝を遂げました。
大会の流れ的には、春夏連覇のかかる大阪桐蔭が一歩リードな感を出していましたが、
仙台育英戦の9回2アウトにまさかのベース踏み忘れ・逆転サヨナラ負けを喫したことで混沌とし、
その仙台育英を破った広陵がそのまま行くかと思われましたが、
近年、浦和学院に代って甲子園常連校となりつつも、甲子園では優勝校に敗退が相次いでいた
花咲徳栄が晴れて栄冠に輝く、という結果になりました。
両校とも3番打者を中心に強打が光るチームでしたが、
最終的には先発投手の出来が勝敗を分けたように思えますね。
花咲徳栄高校、優勝おめでとうございます!


さて、今大会は広陵・中村選手の大会記録となる6本塁打を中心に、
大会記録を大きく塗り替える68本のホームランが飛び出しましたが、
その要因として大きく分けて2つの理由が考えられるように思います。

1つは、金属バットの打ち方が定着してきたこと、でしょう。
優勝した花咲徳栄もハンマーを使った素振りをしていたとのことですし、
金属バットを前提とした筋力トレーニングが功を奏しているように思えます。
昔の練習では「竹バット」が用いられてましたが、
これは木製バットを前提としたバットをしならせる練習、
それに対してハンマーを用いた素振りは、金属バットでボールを押し込む練習です。
極端なことを言えば、プッシュバントでホームランを狙えるのが金属バットです。
木製バットではダウンスイングもしくはレベルスイングを要求されますが、
金属バットでは逆にアッパースイングが有利です。
その性質の違いが浸透してきて、それに応じた練習がなされているということでしょう。
今大会でも低めの球をアッパー気味に打ち上げてホームランというシーンが数多くありました。
金属バットでは低めもホームランゾーンなんです。バントと同じです。
若い指導者が増えたことで、金属バットに応じた練習が一般化してきているのでしょう。

もう1つは、投手全体のレベルが平均化していたこと、でしょう。
今大会で150キロをマークしたのは花咲徳栄・清水投手のみ、
ドラフト1位確実なような150キロを超える剛球と変化球の本格派はいませんでした。
だからといって、投手のレベルが低かったかと言えば、それは違っていて、
多くの投手が140キロ前後を投げ、エースだけでなく控えにも好投手がぞろぞろ、
初戦突破したチームでエース1人が投げぬいてきたチームはなかったように記憶しています。
複数投手制が広く浸透し、そのレベルも均一化したことで、逆に打者にとって打ち頃になった、
金属バットなら140キロ前後では力負けしないどころか、打球が飛びますからね。
また、複数投手制が浸透したことで、投手の調子の良し悪し・緊張の度合いに左右されやすくなり、
後ろに控え投手がいることで、直球勝負になりやすくなった、等の影響も考えられます。

今後のことを考えれば、複数投手制を広めていくべきだとは思いますが、
一方で、控え投手がいるという甘えから、打たれ出すと止まらなくなるケースも多々ありました。
プロを目指す上で重要なのは、打たれないことよりも打たれた後にどう抑えるか、
指導者にとっては本格派投手が3人も4人もいるのは心強いでしょうが、
逆に彼らの精神面、不利な時でも集中力を乱さない力をどう養っていくか、
今後の課題になってくるように思えます。

あとは金属バットを今後も使い続けるかどうか、ですねぇ…
低めのストレートをアッパースイングでホームランできちゃうのは正直どうなの?と…
大学・社会人・プロと今は木製バットなわけですから、同じバッティングができるわけありません。
ヤクルトやメジャーで活躍する青木選手のような例外はありますが、
ボールを面で捉える打撃を木製バットで行うのは、やはり難しいものがあります。
今後も高校生のパワーアップは進んでいくでしょうし、このまま金属バットを使い続けることで、
木製バットに対応できなくなるようなことにはならないで欲しいです。


◆プロ野球ネタ 西武・菊池雄星投手の2段モーション
昨年からプロ野球を見る機会がグッと減りました。
以前はどんなに忙しくてもスポーツニュースぐらいは見たものですが、今は全く興味ありません。
その原因は「審判」、昨年のコリジョンルールで完全に失望しました。
それでも今年は辻ライオンズが夏場以降好調で、また少し興味出てきたかなというところで…
もう野球見ないと思います。審判が糞過ぎる。

コリジョンの時も初認定・高橋光成投手のホームベースカバー(後半戦ではコリジョンなしに変更)、
交流戦の広島戦におけるサヨナラコリジョン、いつも槍玉に挙がるのは西武・西武・西武…
優勝チームなのにMVP出さない、オールスターで勝ち越し打でもMVP出さない…
ふざけんじゃねーよ。いつも槍玉に挙がるのは西武・西武・西武… もうブチ切れました。
プロ野球を最高につまらなくする大人達がいるのは間違いありません。
審判を含めて、野球機構はどんだけ西武嫌いなんだよ(苦笑)

まぁ、もっとも菊池雄星投手の2段モーションは前から思っていたことではあります。
ただ、前半戦完全スルーで、上位争いが激化してきた夏場に突然取るようになったのは何故なのか?
明らかに西武を狙い撃ちしたような気がしてなりません。
指摘するなら開幕直後に、それ以前に主力投手なのだからキャンプ時に指摘するべきでしょうに。
何故、今なのか。そう考えると、明らかに変な意図があるように思えてなりません。

そもそも、2段モーションの何が問題なの?
問題があるのは、2段モーションで足が止まったり止まらなかったりして、
フォームが一定しないことによる打者への幻惑でしょう?
2段モーションであろうとなかろうと、一定のフォームで投げているのならば、
打者にとっては全く問題がないはずです。
言わば、取り締まりのためのルール、みたいな印象を受けます。その実を全く評価していない。
それよりは、むしろ牧田投手が先発時にやっていた、
ランナーなしでの高速クイック投法の方が問題になるべきでは?
ルールの抜け穴的な感じでしたが、打者から見て悪質なのはコッチだと思うのですが…

コリジョンといい2段モーションといい、表層だけで判定する審判にもう付いていけません。

2017年07月25日

「加計ありきは

前川氏の妄想」…というのが自民党側の筋書きだったようですが、
問題発覚当初ならば、その言い訳は通用したかもしれませんが、
今となってそれを言うのは火に油を注ぐだけのように思えるのですが…
妄想なら、なんで昨年に加計理事長と3大臣が会ってるの?
既にあらゆる情報が出ている今では、とても「前川氏の妄想」だけとは思えません。
完全に愚策、全てを隠そうとして却って嘘っぽくなる。

それと、前愛媛県知事の加戸氏は何を代表して出てたんですか?
前回の総理不在の閉会中審査でも出席していて、
報道しなかった朝日と毎日が叩かれる珍事が起きましたが、そもそも誰なの? アレ?
仮に申請者を代表しているのならば、
申請者は今治市であるし、事業主体は加計学園なのだから、
あそこに本当に座っているべきは、今治市長と加計理事長だと思うのですが?
話を聞いていても、ゴニョゴニョと老人特有の昔話を交えた脱線で意味が分からず、
前川氏の妄想と糾弾してましたが、客観的にはあなたの妄想にしか聞こえません。
話も長々と時間をかけただけで実がなかったし、そりゃ記事に仕様がありませんよ。
だって、今、問題になっているのは、森友学園問題とは違ってinputの話ではなく、
outputの話、申請者の問題ではなく、inputのあとの行政の決定過程です。
問題の範疇外の人の話を聞いたところで、「はぁ、ご苦労なさったんですね」で終わり、
全くもって意味ねーじゃんと…
呼んだのは自民党らしいですが… そういう所も「的外れ」なんですよねぇ…

もっとも、そのinputにも疑惑が生じたというのが今回の閉会中審査の収穫でしょう。
今治市の職員が内閣府を訪れたのにも関わらず、「記憶がない」「記録がない」。
昨年の公募前に加計理事長と地方創生・農水・文科大臣の3人と会っていたりと、
申請者側にも疑惑の目が強まってきました。
問題の出口が全く見えないだけに、疑惑の色ばかりが強まっていきそうな印象です。


◆政治ネタ 混迷を深める加計学園問題の閉会中審査
初日の安倍総理の殊勝な姿勢とは裏腹に、
問題の中身における政府側の対応は、記憶にない記録がない同じ答弁の繰り返し…
疑問は全くもって払しょくされないどころか、怪しさしか強まりません。
加計学園問題を巡る対応の拙さは「全否定」にあるわけで、
文科省の内部文書⇒怪文書として全否定⇒実際はありました、に象徴されるように、
今治市の職員が内閣府に行った証拠があるのに、「記憶がない」「記録がない」。
森友学園問題でもそうでしたが、政府側の説明に一連の筋道が見えません。
そこが説明に説得力を欠く最大の理由のように思えます。

政府側は加計学園獣医学部新設が「岩盤規制改革の象徴」と盛んに喧伝してますが、
安倍総理や和泉補佐官らの話が真実なら、その割にはあまりにも手続きが杜撰です。
それほど重要視している案件ならば、規制緩和で決まる1校というのはもの凄く重要なはず。
他の既存の獣医学部と比較しても先進性があることは勿論、
経営にも安定性があり、開学後に着実に実績を残せることが必須の条件です。
それにも関わらず、国家戦略特区諮問会議の議長である安倍総理が、
今年の1月20日まで加計学園の獣医学部申請を知らなかったと言うのは、無関心過ぎます。
どんな新「獣医学部」なのかは非常に重要なわけで、それを示せるのは今治市ではなく、
事業主体である加計学園にも関わらず、今年の1月10日まで表立って登場しない…
これはどう考えても不自然です。
場所である今治市だけで、どうやって規制緩和を判断することができるのか。
構造改革特区時代には加計学園の名前が併記されていて却下の連続で、
国家戦略特区時代になると加計学園の文字が消えて、数回の却下のうちに承認…
それだけ却下が相次いだのならば、特区の中身も当然に問題にされたでしょうし、
中身を実際に作るべき大学が全く登場しなかったというのは、やはり不自然に思えます。

加えて、昨年に加計学園に正式に決まる前日に、
文科省が加計学園の大学新設相談にそれとは別件に相談・返答していたとしても、
それは文科省としてそのまま開学を認められないような杜撰な計画であった証拠であり、
そんな杜撰な計画を翌日に了承してしまう諮問会議も怪しく思えてしまいます。
加えて、そもそも、京都産業大学や加計学園の獣医学部計画に関して審議した記録もなく、
真剣に議論していたのかさえ、疑わしく思えてしまいます。
それって自分の諮問会議のお友達に謝礼や交通費配ってただけじゃねーの?(苦笑)

政府側が主張する「岩盤規制改革の象徴」という建前とは裏腹に、
実際の計画は規制を打ち破るような先進性のある計画ではない、杜撰な計画そのもので、
安倍総理自身も大した関心を持っていなかったということになり、
建前と現実の様相が全くもって一致しません。
それは、つまり、「嘘」ということになります。
加計学園ありきで進められた杜撰な審査でなければ説明がつきません。
本当に政府側が加計学園獣医学部に自信を持っているのならば、
既存の大学と比べて、こんなに違っていて、こんなにも素晴らしいのだと説明してください。
総理のお友達だろうがなかろうが、これだけ素晴らしい大学を認めないわけにはいかない、
そう思わせるようなものを国民に示してみれば良いではないですか。
それができていないから「嘘」に思えちゃうんですよ。

◆政治ネタ 稲田防衛大臣の日報隠ぺい問題
報道を見ても、浅い記事だと「隠ぺいを了承」と書かれていて、
深い記事だと「防衛省内の統率ができていない」と書かれており、
同じ問題なのに、見方を変えるだけで結果が異なるややこしい問題です。

改めて、問題を簡潔に整理してみます。、
南スーダン駐在の自衛隊員の日報の情報開示を求められたところ、
「(省内の規約に基づき)原本は破棄された」として陸上自衛隊は拒否しましたが、
このことが国会で取り上げられて追及されたため、防衛省内を調査すると、
「(日報のコピーが)統合幕僚監部に存在した」ことが明らかになりました。
その日報には「戦闘」があった旨が記載されていたものの、
稲田防衛大臣は「戦闘行為という表現は不適切で、武力衝突の言い換え」と発言、
自衛隊派遣のためのPKO5原則が崩れないようにするために、
現場の報告そのものを「解釈」して捻じ曲げる暴挙に出ました。

今回の話はこの後のことで、稲田防衛大臣は特別監察を用いて、
一連の問題の徹底調査を命じたところ、
陸上自衛隊は隠ぺいに関与したとして厳しい処分が、
逆に稲田防衛大臣に関しては一切触れられていないとする「報告結果の予想」が出回りました。
これに怒りを覚えたのか、陸上自衛隊側から「報告した(はず)」と報道機関にリーク、
「稲田防衛大臣も知っていた(はず)」とする報道が出て、大問題になったわけです。

結論から言えば、稲田防衛大臣が知っていたかどうかは分かりません。
陸上自衛隊にあった日報のコピーも、統合幕僚監部にあった日報のコピーも同じモノで、
防衛省内では同じ原本のコピーに過ぎず、敢えて報告する必要性を感じなかった可能性はあります
(とはいえ、最初にマスコミが情報開示を求めた先が陸上自衛隊だったので、
 原本破棄したからといって、情報開示を拒否した正当性が崩れかねない大問題なんですが…)。
稲田防衛大臣が報告を受けていたものの、重要視せずに黙殺を黙認したのか、
防衛省のトップの人が報告する必要性を感じずに報告しなかったのかは分かりません。
全体の流れからすれば、組織的隠ぺい」に思えますが、
日報の原本が規約通りに破棄されていて、他の仕事をする上で原本のコピーが見つかったという話なので、
組織的には「隠ぺいする意図はなかった」わけで、
それによって特別監察の重い処分が下されることが予想される陸上自衛隊員が不満に思うことは、
無理からぬことのように思えます。

でも、本質的な問題は「そこ」じゃないんですよね、コレ…
問題なのは、現場の自衛隊員が「戦闘」と書いたことを、
防衛大臣が「解釈」して「武力衝突」と置き換えたこと、そこが問題なんです。
実際にその日報を書いた自衛隊員がどういう意思をもって「戦闘」と書いたのか分かりませんが、
想像するに、PKO派遣のギリギリの状況、もしくは限界点を超えた状況であったと思われます。
それを日報として現場の自衛隊員が報告したのにも関わらず、
トップの防衛大臣が「ギリギリの状況にはない」と言い放つ…それでは任務になりません。
万が一のことが起こった場合でも、戦闘による死傷ではなく事故死で片付けられるのではないか、
まともに任務ができるような状況にしてもらえないのではないか、そういう疑念は消えないはず。

今回の一連の問題は、自衛隊はあくまで職務を遂行にしたに過ぎず、
その報告を受けた防衛大臣なり、政府官邸サイドが「政治判断」で捻じ曲げた、
そこが本当の問題なわけです。
前川氏が加計学園問題で「行政が歪められた」と発言しましたが、
同じことが、より深刻な形で、防衛省・自衛隊にも行われたことが問題なんです。
今回の問題は自衛隊内における「悲鳴」、そういうことなのでしょうね。

2017年07月03日

都議選は小池都知事と公明党の勝利

都民ファーストは小池都知事のお陰で結果的に「勝てた」に過ぎず、
真の勝利者はこの2人でしょうねぇ…
本来問題となる政治手腕不足が全く問題にされませんでしたし、
都民ファーストの真の評価はこれからでしょう。

自分は都民ではないので、誰か当選したかという都議選の直接的結果よりも、
国政に与える影響という部分が気になります。
そういう観点から見ると、今回の都議選は与党勢力の内部対立の様相が強いです。
安倍政権内で冷や飯を喰わされていた小池都知事が都議選に勝負に出て勝利し、
その人気に追従する形で、共謀罪法案や憲法改正問題で蔑ろにされた公明党がくっついた形。
それでも勝てると判断を誤った自民党は、加計学園問題を巡る対応での失敗や
稲田防衛大臣を始めとする閣僚の相次ぐ失言・失策によって、
自民支持層にさえ「お灸を据えてやるか」と思わせてしまう結果となり、
自民支持層の批判票が都民ファーストに流れ、
創価学会の支持も得られなかったことで、固定票さえも失った形だったので、大敗は必定でした。
そういう意味では、自公政権内の権力闘争以上の意味を持っていなかったように思えます。

そんな中で国政の批判票を取り込むことに成功したのは共産党でしょう。
共産党にとっては、直前に小池都知事が豊洲移転を打ち出したことは格好の批判材料であり、
小池都知事への批判票を一身に浴びる結果となったように思えます。
凋落が進む民進党は自民党の失策で存亡の危機は回避できたものの、
共産党のように批判票の取り込みまでには至らず、
政権与党時代の国政での失策イメージを回復できないばかりか、
小池都知事との距離感を鮮明にできなかったことで、埋没の危機を迎えています。

仮に、今、衆議院解散選挙を行ったとしても、
国政においては公明党=創価学会の固定票を持っている自民党の勝利は堅く、
共産党が健闘を見せたとしても、民進党が都民ファーストのような受け皿にはなり得ず、
現時点で与党の過半数割れに至るという自体は「ない」でしょう。

そういう意味では、安倍政権の失策によって大敗した都議選ではあったものの
政権内での票拡散に過ぎないとも言えるので、回復はさして難しいことでもありません。
まずは小池都知事との関係を改め、都議会自民党を抜きにして協調関係を強めること、
現時点でその重しになっているのは菅官房長官でしょうから、
来る内閣改造では菅氏の異動の可能性は高まったと言えます。
次に公明党との協力関係の改善。
創価学会の支援票なしでも選挙で勝てるというのは、完全な驕りだったわけで、
憲法改正における「公明党外し」は事実上不可能になったと言えます。

一方の野党勢力にしても、民進党は回復どころか一層の凋落が進んでおり、
与党勢力の批判票を集められないことを露呈してしまいました。
今のままでは民進党が再度政権を狙うということは無理でしょう。
批判の受け皿となった共産党が政権を狙えるとも思えませんし、
そういう意味では野党勢力の中心がどこになるのかは、さらに混迷を増した感があります。

既存勢力でキャスティングボードを握っているのは「大阪維新の会」、
というよりも橋下徹氏の動向でしょうね。
カジノ法案や共謀罪法案で自民党に協力してきた維新の会が、
今回の都議選の敗北でどちらに傾くか。
勝負に出るなら今が絶好の機会なわけで、橋下氏というカリスマを再度掲げ、
野党勢力の結集を図ることも可能でしょう。
逆に、橋下氏というカードを切らずにチラつかせることで、
自民党に恩を売りつつ政権与党入りを図るということもできるかもしれません。
今後は大阪維新の会が与党野党のどちらに傾くのか、一つの注目点です。

あとは小池都知事のような新勢力が台頭してくるかどうか。
かつての小池都知事のように冷や飯を喰わされている政治家が、
自民党内にも民進党内にもいるわけで、彼らが新しい政治集団を作れるかどうかも注目点です。

言わば、今回の都議選は室町時代の「応仁の乱」のようなもので、
安倍一強時代が転じて戦国時代の幕開け、そんなことを感じさせる都議選の結果でした。


◆政治ネタ 安倍政権の大誤算
おそらく、安倍政権内部では今回の都議選の「逆風」を正しく理解できていないのでしょう。
都議選投票前の選挙戦最終日で演説した安倍総理が、
「安倍辞めろコール」に対して感情的に「こんな人達に屈しない」と口走った辺りに、
明らかな「逆風」の読み違いを感じます。
正しく理解していたら、そんな言葉は出るわけもないのですから。

個別的な問題も色々とありました。
森友学園問題に始まった総理夫人への疑惑、加計学園問題を巡る後手後手の対応、
前復興大臣の「東北でよかった」発言を巡る更迭、
安倍総理の憲法改正論議と北朝鮮問題による艦船護衛で再浮上した安保問題、
共謀罪法案を巡る金田法務大臣の意味不明な答弁と強行可決、
稲田防衛大臣の相次ぐ失言、加計学園の闇献金問題を封じれなかった下村都連会長…
それぞれ大きな問題を抱えていたことは間違いありませんが、
だからといって、今までこの種の問題が全くなかったかと言えば噓なわけで、
閣僚の失言問題や安保関連法案を巡る政治的対立は昨年までも何度もありました。
国民一人一人が急に賢くなり、問題個別に政治的判断しているというわけでもありません。
国民が問題にしているのは、それら個別の問題を巡る対応の拙さ、
良くも悪くも「印象=イメージ」でしょうね。

そういう意味でも一番大きかったのは、加計学園問題を巡る対応でしょう。
森友学園・加計学園を通じて使われた言葉は「忖度(そんたく)」でした。
安倍政権は「過去の忖度」を巡る対応をしていたわけですが、
結果的に国民が見ていたのは「現在の忖度」だったわけです。
官僚や各大臣が官邸の意向を伺って情報を小出しにする姿は、
生じた問題を安倍総理の意向に沿って処理しようとする「忖度」そのものでした。
国民に対して説明するのではない、安倍総理に対して言い訳している、
そういう「イメージ」を国民が受け取っていたから、
なんとなく過去も「忖度」はあったんだな、と思えてしまう、そこが問題でした。
要は国民に対する説明に誠実さの欠片も感じさせなかったのが問題だったわけです。

そこに火に油を注いだのが国会閉幕後に行われた安倍総理の記者会見でした。
完全に焦点が外れた謝罪会見、問題の本質がまるで見えていないことを露呈するだけ、
妻が何に起こっているかも分からずに、ひたすら謝るだけの夫…火に油を注ぐとはこのこと。
この総理の記者会見をどう受け取ったのか分かりませんが、
翌日には文科省から新たな文書が発表されて、慌てて撤回したりと、てんやわんや。
結果的に、安倍総理の真相解明宣言とは真逆の揉み消しに走る姿ばかりが目に映りました。
一連の問題は安倍総理自身の問題というよりは、妻や閣僚といった「周辺」ばかりでしたが、
ここに来て初めて「総理が国民に嘘を吐いた」ということに至り、
安倍総理自身に批判が集中する事態を招くことになったように思えます。

この一連の流れが、安倍総理の政治姿勢がどこに向いているのかを如実に顕し、
少なくとも「国民目線ではない」ことだけは、はっきりさせました。
それが「逆風」の正体です。
それを安倍総理を始めとして、周辺は全く理解していないわけです。
だから、「こんな人達」とまた目線の違いを明らかにする発言をしてしまう、
何ら反省していない、何ら逆風の正体を理解していない証拠です。

おそらく、今後も安倍総理がこの「逆風」の正体を理解できる日は来ないでしょう。
なぜなら、加計学園問題を始めとして、
特定の人が特別な利益を受けることを何ら問題だと思っていない、からです。
特権階級は特権に甘んじるのは当たり前、自分の支持者が利益を受けるのは当たり前、
それを理解してパイに群がるアリ共(一般国民)が支持してくれればそれで良い、
そう思っているからです。
平等ではなく、贔屓することによって成功したのが安倍総理、
その方法論を改めるとは考え辛く、この「逆風」の正体を知ることは一生無いでしょう。

最後に安倍総理に声をかけるとするならば、「都議選で良かったね」でしょうか(苦笑)


◆ライオンズネタ 森慎二投手コーチが急死…その後、勝ち星なし
交流戦明けはライオンズファンにとっては悪夢でしかありませんでした…
森慎二投手コーチの突如とした休養発表に戸惑いを隠せないまま、翌日には急死の発表…
もはや言葉がありませんでした…
詳しいことが分からないので何とも言えないところですが、
どういう形であれ、命だけは繋がって欲しかった、それがファンの想いでしょう。
未だに信じられない想いではありますが、ご冥福をお祈りしたいです…

そんな最悪のニュース以降、チームの勝ち星なし…
勝ちたい、勝たなければという気持ちが空回りしている感が強いですね。
まぁ、その前から打線の調子、主軸の不振が目立っていて、
こうなる予兆もあったわけですが、それに拍車がかかった感じの泥沼に陥っています。
こうなってくると、先発投手に頑張ってもらうしかないわけですが…
連敗続きのチームなだけに、ファンも気持ちの切り替えが難しいですねぇ…
野球見るのがマジ辛い…

2017年05月26日

「読売新聞に書いてありますから」

憲法改正発言を問われて切り返した安倍総理のこの発言、
「国会軽視」だとか「逃げの答弁」だとか色々と評されましたが、
ある意味で、この言葉が森友学園問題・加計学園問題の真相を現してる気がします。

結局、安倍総理が誰に対して政治を行っているかと言えば、
「国民全般」だとか、「自民党に投票している一般有権者」とかでもない。
「自分と直接繋がりのある支持者」に対してだけ、ということです。
さすがに、国民全員を平等に取り扱えと聖職者のようなことは言いませんが、
韓国やアメリカの大統領のように一般有権者の人気取り政策を行うわけでもなく、
どうも「顔の見えない」人達への人気取り政策が少な過ぎる印象を受けます。
逆に、具体的に利益を得る人が目に見える政策が展開されている傾向があります。
つまり、自分から「顔が見える」具体的シンパばかりが得する政策を行っている、
それが安倍政治の実態のように思えるわけです。

そういう視点から一連の問題を眺めると、
政府に都合の良い情報を発信してくれる読売新聞は実に贔屓のし甲斐のあるマスコミで、
森友学園は「美しい国」を象徴するような右翼的な教育を行い、
加計学園は長年の友人で、総理就任後も何度も面会している仲。
彼らは全て安倍総理から「顔が見える」人達です。
安倍総理は平等に扱うことで自身の株を上げたのではなく、
敢えて人を贔屓することによって自身の株を上げた、そういう印象があります。

「読売新聞に書いてありますから」、それは安倍総理の政治手法そのもので、
一連の疑惑が発生するのは至極当たり前の話のように思えます。
韓国の歴代大統領や親族や側近の汚職で消えていった政治システムが、
日本でも再現されつつある、そういうことではないでしょうか?


…まぁ、しかし、4月中旬以降の流れは何ともキナ臭い感じでしたね。
今年は強硬派のトランプ大統領がいたとはいえ、
北朝鮮のミサイル問題は毎年の風物詩みたいなものでしたし、
今年だけ政府もマスコミも殊更に危機感を煽ってたのは、やや滑稽にも見えました。
それでいて具体的な対策、米軍基地や原発への防衛、避難、都市部のテロ対策など、
具体的に着手した形跡はなく、ひたすら「呼びかけ」のみ、違和感だらけでした。
北朝鮮問題を殊更に強調することで、森友学園問題や復興大臣の失言問題を風化させ、
憲法改正や共謀罪の議論を加速させようと危機感を煽った、そう邪推できる感じでしたねぇ…


◆ニュースネタ 加計学園問題を巡る政府官邸VS文科省OBの対立構図
森友学園問題が表面化した時点で、加計学園獣医学部の新設に関しても報道されてましたが、
まさか、ここまで問題が大きくなるとは思いませんでした。
文科省の内部文書とされる物証が出て、それを前事務次官の前川氏が認めたことが大きいですね。
これが事実なら、官邸サイドが官僚に権力を使って強要したとも取れ、
忖度程度の話では済まされない、韓国政治のような利益供与事件にも発展しかねないスキャンダルです。

どうして、このタイミングで文科省(のごく一部)が反旗を翻して内部告発をし、
さらにそれを前事務次官が肯定したのか、これは色々な邪推が働きそうな話です。
個人的には、やはり前事務次官の辞職の決め手となった「天下り問題」が無縁とは思えません。
加計学園問題で消極的だった文科省と積極的だった政府官邸、
今回の話で再度名前が出てきたように前川氏はただの官僚ではありません。
独自の人脈を持つであろう、政府官邸のバックアップがなくとも生きられる「うるさ型官僚」、
そういった事情を考えると、文科省OBの天下り問題でさえ、
文科省に対する見せしめ、「政府側のリークではなかったのか?」と疑惑が生じてしまいます。
少なくとも、前川氏や文科省OBはそういう疑念を抱いたのではないでしょうか、
それがこのタイミングでの反旗を翻した理由のように思えます。

自分達に逆らう者には容赦なし、便宜を図らなかった文科省は天下り問題で失墜…
そう考えると、加計学園問題はただの利益供与事件に止まりません。
政府官邸は、一般官僚に対しては人事権を餌に言う事を聞かせ、
歯向かう官僚に対しては情報のリークで追い落としを図る…まさに権力を傘にやりたい放題…
まぁ、あの官房長官ならやりそうなことです。あの官房長官はやりかねんね、うん(苦笑)


◆ニュースネタ 共謀罪の罠~現代の五人組制度・連座制の適用~
何度国会で質問に挙がっても、政府が「組織的犯罪集団」とは何かを明らかにしません。
一般国民が対象ではないと言いつつも、組織的犯罪集団の構成員になる可能性も否定しない。
結局、誰が「組織的犯罪集団」を定義するのか?
時の政府の気分次第、となっちゃうのが、この法律の恐ろしいところです。

先日のニュースで大阪の小学校教師が、校長と同僚教師と教育論を語りながら飲み合った後、
帰路に付く途中で一人公園で一休みした後、
何を思い立ったのか、22時過ぎに教え子の家に押しかけ、
説教の末に体罰を行って逮捕された、というニュースがありました。
例えば、この非常識極まりない教師が行った犯行の動機として、
飲み会で語り合った教育論が少なからず影響していたとするならば、
校長も同僚教師も「組織的犯罪集団」として取り調べを受ける可能性があります。

要は、ある社会的集団の中で、一人の犯罪者が生じた時、
その社会的集団は「組織的犯罪集団」と見なされる可能性がある、ということです。
つまり、これは連座制の復活そのものです。
連座制とは、時代劇や歴史物とかでよく見られる、
一族から重大な犯罪者が出た時に、見せしめとして一族全てが皆殺しにされる、というアレです。
言論テロと言われて総理が「イイネ!」と返すあの新聞社の1人が、
何か重大な犯罪を犯したとするならば、その新聞社全体が組織的犯罪集団として捜査されかねません。

学校や会社、町内会やスポーツクラブ、趣味の懇親会や宗教団体、
人間は色々な社会的集団に所属しています。
もし、その中から1人の犯罪者が出てしまったら、「組織的犯罪集団」に落とされる可能性が常にある、
それが共謀罪の恐ろしいところです。


◆ニュースネタ 2020年までに憲法改正?
何度も言いますが、「お前が言うな」と。
別に憲法改正自体は反対ではありません。
それが真に国民の立場からのものであるならば、ですが。
今の憲法改正の動きは政治家側、権力者側からのものなので、
とても受け入れられるものではありません。
憲法草案を作るのは、自民党ではなく国民会議です。

憲法と法律の違いは、「誰を拘束するのか」です。
法律は権力者が一般国民を法で拘束するわけです。刑法が典型ですね。
一方の憲法は国民が権力者を拘束するわけです。
国民は憲法に直接的に拘束されるわけではありません。
国民保険を納税しなかったから、働かなかったから、
子どもを学校へ行かせなかったから、憲法違反で逮捕されることはありません。
別の法律で逮捕される可能性はありますが、
それは憲法の理念に則って権力者が定めた法律によって、です。
国民が政府に権力を委ねる上での約束が「憲法」、それが「立憲主義」です。
法律は国民を、憲法は権力者を拘束するのです。

つまり、今の憲法の改正は、憲法に拘束される側の一方的な改正論であって、
改正の必要性を訴えて国民に草案を作らせるならまだしも、
憲法に拘束される側が一方的に拘束内容を決めるのは、独裁者と何ら変わりません。


憲法9条に関しては、昨今の北朝鮮問題や中国の海洋進出を念頭に、
改正の声が強くなってきていますが、
9条の歴史的意義を置き去りにされてる感が否めません。
9条は「武力の行使」は勿論、「武力による威嚇」も禁じています。
「武力による威嚇」とは、現在、北朝鮮とアメリカがやっているアレですよ。
つまり、外交カードとして武力をチラつかせることも9条は禁止しているのです。

「パワーポリティクス」の世界観では、外交の手段として武力は正当化されていました。
核抑止力論も武力による威嚇を用いた平和論です。
均衡した武力が平和をもたらしたことも歴史的事実です。
しかし、今の兵器は核兵器にしろ、化学兵器にしろ、
ミサイルの数に関係なく、1個使っただけでも甚大な被害をもたらします。
言わば、20世紀はパワーバランスが崩壊した世界だったわけで、
そこを生き抜く新しい方策が「憲法9条」だったわけです。

「武力による威嚇」が偶発的戦闘を呼び、それが戦争に至る。
戦争が一旦始まってしまえば、制御不能に陥ってしまう、それが歴史的事実です。
太平洋戦争も今の北朝鮮の広報動画のようなアメリカを焼野原にする発想はなかったでしょう。
フィリピンからアメリカを追い出した時点で当初の目的は達成できたはずです。
でも、戦争は終わらなかった、相手の事情もあれば、自国の事情もある。戦争は止まりません。

逆に、日本が武力を持てば、北朝鮮や中国がおとなしくなるのでしょうか?
トランプ大統領が過去に発言したように、例えば、日本と韓国が核を持ったら、
北朝鮮は「普通の国」になるのでしょうか?
まぁ、ありえませんよね。手段が生物化学兵器テロに変わるだけです。
そうなったら、今度は日本が北朝鮮にサリンテロを行う覚悟があるのか?
荒唐無稽、ナンセンスです。

「武力のない平和」も非現実的であれば、「武力による平和」もまた非現実的です。
それを理解した上で、憲法9条がどうあるべきなのかを議論して欲しいです。
ぶっちゃけ、国策として平和主義を掲げながら、
現実として自衛隊という戦力を保持している現状は、最も現実的なのかもしれません。


◆ニュースネタ 自民・大西議員と民進・大西議員の舌禍騒動
自民党・大西英男議員が受動喫煙防止を議論する自民党の部会で、
「(ガン患者は)働かなくても良い」とヤジを飛ばして、問題になったようです。
当初はその発言自体を否定していたものの、
その後は発言の趣旨が違って伝わっていると謝罪、
「そういう場所(喫煙可能な飲食店)で働かなくても良い」という意味だったと訂正しました…
…いや、それ何もフォローになってないんですが(苦笑)

現在、国会での受動喫煙防止対策の議論は、
飲食店の「原則禁煙」を掲げる厚生労働省と「分煙」を主張する自民党とが対立しています。
大西議員がヤジを飛ばした相手は、ガン患者が飲食店で働けないという趣旨の発言だったので、
大西議員は自民党の「分煙」主張派ということになりましょう。
ということは、「分煙」派=「原則禁煙」では困る派=飲食店は喫煙可能にして欲しい、わけで、
仮に「分煙」となって、飲食店がこういった自民党の意向を忖度して、基本「喫煙可能」にしたら、
ガン患者の人は文字通り飲食店で働けない、ということになってしまいます。
つまり、全くフォローになっていない、言葉通りの意味であることは変わりません。

さらに問題なのは、この発言のスタンスが「分煙」派=喫煙者のスタンスと勘違いされかねないことです。
そもそも、何のために受動喫煙対策を議論しているのか?
その飲食店で働いていた従業員は、自分では喫煙しないものの、
客の副流煙を長年吸い続け、その結果、肺がんを患った人だったとすれば、どうでしょうか?
その従業員は喫煙者のせいで肺がんとなり、
その結果として「ガン患者はそんな場所で働かなくても良い」と言われて、職場を追われる羽目に。
そうならないための受動喫煙対策の議論なのでしょう?
これでは受動喫煙で割を喰ったものが、ひたすら損をし続ける社会であり続けろと言ってるものです。
喫煙者が与える迷惑を全く考えていない、肺がんになる奴が悪いと言わんばかりです。
「禁煙」「分煙」? そんなもの知らねーよ、受動喫煙対策なんて知るかよ、という基本姿勢が、
大西議員の発言からは伺われてしまうわけです。
もはや日本の喫煙者は2割~3割ほどしかいないと言われています。
その2割~3割の人の迷惑を非喫煙者は甘んじて受け続けなければいけないのか?
社会的に追い込まれているのは喫煙者であることを、自民党の政治家たちは見識を改めるべきです。
要するに、こんな発言を簡単にしてしまう大西議員は議論に加わる資格を最初から持ってないんですよ。


一方の民進党・大西健介議員は厚生労働委員会の質問の中で、
美容外科の過大広告を問題視する発言の中で、高須クリニックのCMとおぼしき内容を紹介したことで、
その高須クリニックがCMを陳腐とされたことや、悪徳美容外科の代表格にされたことは、
名誉棄損だとして裁判で訴える方針を表明したとされています。
…まぁ、大西議員は多少軽率だった面はありますが、逆に高須クリニック側も何でそんなに過剰反応すんの?
美容整形は他の医療と明らかに違う点があります。それは顧客の満足度です。
整形外科で手術の縫合が気に入らない、ギブスの巻き方が気に入らないから裁判だという人はごく少数でしょうが、
美容整形で意図したものと違うというケースは当然ありえます。
縫合後の体を理想化する人はほとんどいないのに対し、美容整形後の顔を理想化する人は大半でしょうに。
つまり、美容整形外科の場合は、多かれ少なかれ、顧客満足度が高い場合と低い場合があるということです。
顧客満足度が低かった人からすれば、それは「悪徳美容外科」ということになるでしょうよ。
つまり、高須クリニックが裁判を起こすのはリスクしかあり得ません。

そもそも、このような裁判が認められれば、国会議員は社会問題を抽象的にしか取り上げられません。
ですから、院内での発言は責任を問われないことになっています。
高須クリニック側が殊更に裁判するぞと脅しをかけることは、逆に言論弾圧に他なりません。
怒りに任せて行っているようですが、その自覚があるのかどうか。軽率なのはどっちなんでしょうねぇ…

2017年04月03日

センバツ甲子園は大阪桐蔭が優勝

初の大阪対決となった大阪桐蔭と履正社のセンバツ甲子園決勝は、
大阪桐蔭・藤原選手の先頭打者ホームランなど一発攻勢で先行する大阪桐蔭を、
8回に履正社が集中打で同点としたものの、
9回に代打・西島選手のホームランで大阪桐蔭が勝ち越し、優勝を飾りました。
秋の大会では履正社が勝ちましたが、2年生の多い大阪桐蔭の伸びしろは大きく、
打線のパワフルさという意味では、履正社よりも一枚上でした。
高校野球には珍しい一発攻勢の試合になったのも、
近年プロ予備軍となっている両校の充実ぶりを象徴する試合でしたね。

しかし、この2校のどちらかが夏に戻ってこれないわけで…
今から夏の大阪大会が楽しみですね。
大阪桐蔭は2年生の主力が多いことですし、2年連続の期待もかかります。

それにしても閉会式での高野連・副会長?の講評は…
福岡大「大濠(おおほり)」を「だいごう」と何度も連呼…
この人はニュースも見てないのか? まぁ、思い込みってありますけどね…
学校名を間違えるってのはいかがなものかと。「不来方(こずかた)」は読めたのに…


大会全般的というか、近年の傾向ですが、「投手力のセンバツ」は死語だな、と。
秋の大会は日程的に余裕があることや、打者よりも投手の仕上がりが早いこともあって、
センバツは投手戦になることが多かったのですが、
最近は練習環境が良くなっていることもあって、センバツからして打撃力が違います。
それに対して守備力が夏に比べて落ちることが多いので、
わりと点数が入りやすいというか、ミスが直接失点に繋がる傾向がありましたね。
今大会でも所謂「野球強豪校」の活躍が多かったのも、そこらが理由かと思われます。

そう考えた時に、21世紀枠は今後も必要なのか?、ということも…
出場できれば満足というなら、21世紀枠は意味あると思いますが、
それじゃ大差で負けて何を学べというのか、野球はもう諦めなさいということ?
大阪桐蔭や履正社といった野球強豪校のレベルはプロ顔負け、
社会人レベルに近づきつつあるだけに、もはや同列に語るのは無理じゃないかとも。
将来は野球で飯を食っていくのか、将来は勉強で飯を食っていくのか、
それぞれ生き方があるわけですから、片方を優遇する意味ってあるんですかねぇ?
プロ野球を目指している高校生にとっては、甲子園はやっぱりアピールの場なわけで、
そこは実力主義になってしまうのは致し方ない気もします。


◆プロ野球開幕 勝っても負けても話題は「大谷」orz
…ここまで扱いに差を付けられてしまうと、大谷選手本人は悪くなくとも、
印象的には「なんだかなぁ」となってしまいます…
投打に渡るスーパースターなのは分かりますが、もう投手はどうでも良いんですかね?
まぁ、規格外の選手だから、常人の想像には及ばない領域なのかもですが…
普通に考えると…ねぇ? 投手短命で終わりそうなパターンな気がしてならない。
「昔は投手で160キロ以上投げてたんだよ」みたいな思い出話にならんことを祈る。

それはそれとして、辻ライオンズは開幕戦勝利・2戦目惜敗・3戦目快勝で勝ち越し。
開幕前は下馬評が低く、実際に森友哉選手ら故障者も出てましたから、
それも致し方ないと思っていましたが、
蓋を開けてみると、思っていた以上に辻野球が浸透していると感じました。
開幕戦での内野ゴロの間の3塁走者・中村選手のホームイン、
木村―浅村選手への中継プレイ、源田選手の好守備等々、
この開幕3連戦を通じて卒のない野球を繰り広げてくれました。
一方の日ハムはらしくない守備のミスが目立ち、そこを得点に繋げるなど、
昨年までの西武と日ハムの立ち位置が入れ替わったような野球をしていましたね。
本来のライオンズの野球が戻った、そう感じさせられる開幕3連戦だったと思います。

そういう意味でも、野手は怪我の金子侑司選手と森友哉選手の復帰次第ですが、
打順を含めて概ね問題なし、期待できる状況にはなっています。
一方の投手陣でも、牧田―シュリッター―増田投手の継投がキッチリと決まり、
そこにOP戦でも好調をキープした左の武隈投手と野田投手、右の大石投手がおり、
リリーフ陣はかなり充実しているという印象です。

問題は先発投手陣。菊池雄星投手の後ですね。
それは菊池雄星投手に続く投手という意味でもあり、菊地投手が投げた翌日という意味でもある。
開幕2戦目は野上投手が投げましたが、失投をホームランされて負け投手に…
2カード目は多和田投手が最初に来て、十亀・高橋光成投手らが続く形なのでしょうか?
OP戦を見る限りでは、シュリッター投手以外の新外国人投手はピリッとせず、
期待の本田投手ももう一つアピールし切れなかった印象もあるだけに、
先発陣に不安が残るのは確かです。
若い多和田投手と高橋光成投手がどれだけ成長できるか、
この1ヶ月・前半戦は先発投手陣の育成・整備がポイントになってきそうですね。

2017年03月29日

センバツ甲子園ベスト4出揃う

履正社、報徳学園、秀岳館、大阪桐蔭… 近畿3校、2校が大阪ですか。
組合せ的に決勝が大阪対決ということも起こり得るだけに、
実現すれば、センバツでしか起こりえないスペシャルマッチですよね(^^;
実力的にも4校が残ったのは順当かなという感じがします。

これまでのベストゲームは、2試合連続延長15回引き分け再試合もそうですが、
大阪桐蔭と静岡高校のマッチゲームでしょう。
初回に大阪桐蔭が6点を奪った時には、ワンサイドゲームになるかと思いきや、
すぐさまに静岡高校が反撃をして6得点と同点に追いつき、
2回表には静岡高校が1点を勝ち越し、
その後は静岡高校・池谷投手と大阪桐蔭・徳山投手との投げ合いとなり、
どちらかと言えば、静岡高校が優勢に試合を進めるも、
スクイズ失敗やエンドラン失敗などもあって攻めきれず、
そうこうしているうちにストレート一本で押し勝っていた池谷投手が終盤疲れを見せ、
大阪桐蔭打線が反撃に出て逆転、実に見どころの多い試合でした。

延長15回引き分け再試合が続いたこともあって、
タイブレーク制の議論が再燃しているようですが、個人的にはやはり反対です。
社会人やプロなら何とかなりますが、高校生でノーアウト1・2塁から始めると、
四球やエラーで自滅するケースが多くなり、
結果的に接戦だった試合が大崩れして大量得点差で終わる恐れが高いと思われます。
しかも、高校野球では投手の数に限りがありますからね。
そう簡単に交代できるわけでもないので、疲れている投手を引っ張った結果、
集中力を欠いて我慢しきれなくなる、なんてことは良くあるケースです。
基本的には気の済むまで野球をやらせてあげて欲しいなと思いますね。

◆ニュースネタ 籠池氏の証人喚問で墓穴を掘る安倍政権
嘘吐きはくだらない嘘を吐くもの。
その場を凌げれば満足しちゃうので、自分のミスに気付かない。
籠池氏の証人喚問から幾何の日にちが流れましたが、
その間の政府の答弁はお粗末過ぎて、嘘を吐いてるのはどっちなのか明白です。

最大の失敗は、籠池氏が提出したFAXを官僚の谷氏個人の責任としてしまったことでしょう。
安倍総理が「自分や夫人が関わっていたら、総理も議員も辞める」と啖呵を切ってしまったことで、
夫人の関与を認めることができなくなってしまい、
官僚の谷氏が安倍総理夫人の名前を騙って、が個人的に問い合わせを行った、
という明らかに誰も信じないような嘘を言ってしまったわけです。
そんなことを勝手にやったとすれば、谷氏の責任問題になりますし、
今回問題になっている「忖度」そのものとも言えるだけに、谷氏の証人喚問は避けて通れなくなります。
籠池氏が「トカゲの尻尾切り」と言った現象が、谷氏にも行われつつあるように思えます。
どっちも安倍総理応援団じゃなかったんですか?
都合が悪くなれば、身内さえ容赦なく切り捨てる。切り捨てるなら稲田防衛大臣にしときなさいよ(笑)

他にも100万円のやり取りに関しても、「証明すべきは籠池氏」と言ってみたり、
民進党・辻元氏に幼稚園侵入疑惑が生じると「(100万円の件と)一緒だ」みたいなことを…
籠池氏の100万円の件はどこで発言されたものですか?
みんな知ってますよ、「証人喚問」でしょう?
証人喚問で発言する意味は何ですか? それは「証言」でしょう?
つまり、証人喚問でした発言は「証言」なのだから、それ自体が証拠品のはず。
それに対して否定する反証を挙げなければならないのは反対側、安倍総理夫人の側じゃないですか?
フェイスブック上の発言と証人喚問での発言を同列に取ることなどできませんよ。
反証するなら、安倍総理夫人が証人喚問を受けて、明確に否定する証言をすれば良いだけの話。
それもせずに、100万円の件は籠池氏が証明すべきなどというお門違いの話をしたり、
それを別の話とすり替えて見せたりと、やりたい放題の問題隠し…無茶苦茶ですわ。

まぁ、安倍総理を擁護するとすれば、今回の籠池騒動自体は大きな問題ではないわけです。
何か政治家の具体的関与があったとか、賄賂を受け取ったとかいう話はなく、
官僚の忖度が働きやすい状況と不当に払い下げられた国有地という問題があるにせよ、
具体的な法令違反が生じているというわけではありません。
ただ、問題発覚当初に安倍総理が「自分や夫人が関わっていたら~」と啖呵を切ってしまったことで、
自らの首を絞める結果となり、収拾がつかなくなってしまった、ということなのでしょう。
明らかに安倍総理夫人は籠池氏の問題に関わっているわけで、安倍総理の議員辞職の局面ですよ。
それを嘘を吐いてまで捻じ曲げて通そうとするから、おかしくなっていく、嘘が嘘で固められていく。
その嘘は当然100万円の寄付の話にも却って来るわけで、
嘘を吐いているのは安倍総理、そう見做されてもおかしくない状況にあります。
あれだけ自信満々だったメールの公開も完全な不発でしたしね。意味不明(苦笑)


結局、今回の問題の背景には、官僚トップの事務次官の人事を首相官邸が握っているため、
総理に媚びを売ろうとする官僚にとって、
総理夫人の案件は「忖度」が働きやすい状況にあるのは間違いないわけで、
それに対してケチを付けられるのが政府としては一番困るということなのでしょう。
だから「忖度」さえも否定せざるを得ない。
一度握った人事権を手放したくないのはどこも一緒、ということなんでしょう…

2017年03月23日

WBCは準決勝敗退

壮行試合の内容があまりにも酷かったこともあって、
前評判は低めでしたが、無事に2次ラウンドを突破。
準決勝でアメリカと対戦し、1-2で敗戦。優勝はそのアメリカだったようです。

侍JAPANは目標の2次ラウンド突破を果たしたこともあって十分合格点ですが、
前回・前々回ともに、準決勝でA組突破チームはいずれも敗退しているわけで、
結果から言えば、B組のレベルの高さに対して、
日本が所属するA組は対抗しきれていないとも言えてしまいます。

今大会において、小久保監督はスモールベースボールを捨てて、
「普段着野球」を徹底し、小技よりも選手任せにする方針を貫きましたが、
それは狭い東京ドームや人工芝球場という「地の利」があったからこそ通用したともいえ、
菊地選手のホームランは見事だったものの、
終わってみればヒット4本で数えるほどしかチャンスも作れなかったわけで、
アウェイで普段着野球が通用するほど甘くはなかった、とも言えます。
結果的には、メジャー予備軍の品評会の域を抜け出せなかった、そんな風にも思えてしまいます。

既に報道されているように、敗因はメジャー一線級の「クセ球」に対応できなかったこと、
雨で濡れた後の天然芝に対応し切れなかったこと、が挙げられるように思います。
天然芝に対応できないというのは、少々言い訳がましくも聞こえますが、
実際にメジャーに行った日本人内野手で成功したのが岩村氏と井口選手だけということを考えると、
天然芝に対する不安は払しょくしきれていないように思えてしまいます。
広島・菊地選手がエラーしたことに象徴されるように、天然芝はイレギュラーがつきもの、
日本人の基本に忠実なプレーだけでは咄嗟のイレギュラーに対処しきれない面があります。
日本では守備の基本と言われる、「正面に入ってボールを捕り、足運びからスローイングへ」、
そういった基本動作が大事なことは確かですが、それ以上にアウトにすることが大切なわけで、
日本のように石が転がっていない安全な球場で野球をやっているの対して、
小石交じりの広場で野球をやってきた中南米の選手とでは、やはりボールの対処の仕方が違ってきます。
ある種の「常識に囚われない守備」を広めていくことも必要かもしれません。
そういう意味では、広島の菊地選手にはそういう面もありますし、
彼が日本の内野守備に1つの変化をもたらしてくれれば、とも思いますね。

メジャーの「クセ球」に関しては慣れしかないのかなと思ったりもします。
変に真似ようとすると、キューバのように投手陣弱体化を招く恐れもあるだけに、
そこまで徹底することはないと思いますが、
外国人枠を緩和して対戦の機会を増やすなど、門戸を開く改革も必要なように思えます。
ある意味で、WBCのような大会が成立するのは、メジャーが各国に門戸を開いているからこそ、
同じくベスト4のオランダのバレンティン選手やバンデンハーグ投手ら日本球界で活躍する選手も多く、
それが大会の盛り上げに一役買ったことは間違いないだけに、
日本球界ももっと外国人に門戸を開くべきだと考えます。
それが日本野球のレベルアップに繋がってくるように思えますね。

◆ニュースネタ 籠池氏の証人喚問
参議院・衆議院ともに中継をラジオで聞いてましたが…普通のおっちゃんやな、と(笑)
報道当初から官邸が火消しにやっきになって、
籠池氏らのエキセントリックさを前面に出しましたが、
少なくとも、報道で言われてるようなエキセントリックさはありませんでしたね。
もっとも、教育者として相応しいかどうかとか、頭の良い人物であるかどうかと聞かれれば、
それは否定せざるを得ませんが、あらゆる意味で「普通のおっちゃん」って印象でした。
当初は証言拒否も予想されましたが、それは3つの金額の違う見積書に関するもののみで、
他は意地悪な質問でも、わりと誠実に答えてた感じはしました。
勿論、全部が全部本当のことを言っているわけではないでしょうが、
それが正しいかどうかは別として、籠池氏が認識している「真実」を語った感じはします。


全体としてはそういう印象だっただけに、
自民・公明党の立てた「籠池氏は嘘つきだ」というシナリオは、かなり浮いていました。
参議院での質問は、明らかに籠池氏の信用を落とそうとする意図が透けて見えました。
籠池氏に確認を取っていないような会話記録を証拠品として勝手に提出しようとしたり
(本当にそれが正しい会話記録なのか。改ざんや不要な部分を削除している保証はないし)、
籠池氏が答えられないような周辺の人々のことばかりを聞くため、質問時間が無駄になるばかり。
それは大阪府か財務省に聞いてくださいとツッコミたくなる質問ばかりぶつけるのはどうなのか。

午後の衆議院では警察の誘導尋問ばりに話を言いっ放しで、勝手に誘導、
なるほど、警察の調書はああやって容疑者の意思とは裏腹に作られていくもんなんですね、
と悪い意味で勉強になりました(苦笑) そりゃ冤罪事件なくならねーよ。

結局、自民党・公明党の事実を明らかにするには、
大阪府や財務省を始めとして、安倍総理夫人ら関係者の証人喚問を行わねばならず、
問題の終息には程遠い結果になったように思えます。
自民党と公明党としては籠池氏の嘘を掴んでるのでしょうが、
その事実が籠池氏の認識として「嘘」であるかどうかは分からないわけで、
例えば、幼稚園HPに皇族が来たと虚偽記載してあった件に関しても、
あれぐらいの年齢の人ならHPとか分からないので任せっきりにしてることも多く、
自分のHPさえ見ていない可能性だって否定できないわけで、
それをもって「嘘ついたじゃないか」と責めるのは無理があるというものです。
逆に言えば、その程度の「嘘」しか掴めていない辺りは、
他の発言の信ぴょう性を増すことに繋がるだけに、得意満面にしていると大火傷しそうな雰囲気です。


ただ、具体的な政治家の関与が明らかになったかと言えば、そうではなく、
そこにお金が絡んでいるかと言えば、そうでもない。
改めて何人かの政治家の名前が挙がりましたが、彼らが不正な政治的圧力をかけたかどうかは定かでなく、
籠池氏の「お願い」や政治家の「返答」も常識の範囲内のことで、
予想外にトントン拍子に進んだ結果を、籠池氏は事後の報道もあって、
「政治家の関与があったのではないか」という印象を抱いたに過ぎず、
政治家の不正事件という色合いではありません。

問題はそれを官僚が「忖度」したのではないかという疑い、
安倍総理夫人の「働きかけ」が実際どの程度で、どれだけ官僚に影響を与えたのか、その点です。
そういう意味では、衆議院での民進党・枝野氏とのやり取りは非常にショッキングでした。
籠池氏らが具体的にコンタクトを取っていたのは安倍総理夫人で、
その安倍総理夫人にお願いした事実が、通産省の官僚に伝わりFAXで返答があった、
それはつまり総理夫人が官僚を動かしたに他ならず、権限なしに何を勝手にしているんだという話です。
その構図自体が韓国の国政介入事件と同じではないですか。
そういう類の話になってきたわけです。

今度は安倍総理夫人が何を理由に森友学園に便宜を図ろうとしたのか。
何で森友学園が選ばれたのか。森友学園を贔屓した理由は何なのか。
実際に便宜を図った云々だけではなく、官僚に働きかけたことが事実ならば、
首相曰く「一私人」である総理夫人がそんな権限を持つこと自体が大きな問題です。
総理夫人がそんな権限を持つのであれば、そりゃ官僚が「忖度」するってもんですよ。
そこが問題なんでしょ?
今後の焦点はそこに当てていくべきでしょうね。


それと、維新の会も…
参議院では松井知事の証人喚問を提案するなど「おっ」と思わせたものの、
衆議院の下地議員は支離滅裂で勝手に怒っていた印象しかないです。
言いたいことは分からなくもないけれど、認可適当の時の話を質問したと思ったら、
籠池氏が間違えて認可取り消しに関する返答をし、
再度質問をやり直して認可適当の話を返答したら、認可取り消しのことで怒り出す…
ついには「詐欺師」扱い… それは少々無理があるのではないかと。
それじゃ東京ディズニーランドは詐欺やってるのか?
勝手に政党を変える政治家の方が詐欺師っぽく見えるけど(苦笑)
「安倍晋三記念小学校」という名前でも、普通の人は安倍晋三が経営する学校とは思わず、
普通は「勝手に名前使ってんじゃないの?」と訝しみ、籠池氏の言う逆の効果の方が強い。
そこに安倍総理夫人の名誉校長が合わさって初めて通用する手であって、
総理夫人の名誉校長が無断使用ではないと明らかになっている以上、
詐欺で立件するってのはかなり難しいように思えるのですが。
それを勝手に怒りだして、詐欺師扱いするってのは、逆に訴追受けそうな感じですけどねぇ…

あと「梯子を外された」と言っていた松井知事に関しては、
実際に会ってないからこそ簡単に悪口を言えた感じがありましたねぇ…
鴻池氏に対しても直接的な悪口は言いませんでしたし、そういうタイプではないのかも。
まぁ、奥さんの方は知りませんけどね(苦笑)

2017年03月20日

右翼と左翼

個人的にはそういう区別を一切しません。
だって、自分が子どもの頃には既に「左翼」は死んでましたから。
所謂、冷戦時代の右翼=資本主義・自由主義、左翼=共産主義・社会主義体制は、
80年代後半から90年代前半にかけて完全に決着が付いた状態でした。
ですから、右翼・左翼と言われても、子どもながらに全くピンと来ませんでしたし、
当時の右翼イメージというと、やっぱり煩い街宣車イメージでしかなく、
「戦前に帰れ」的なことを言って現状否定している奴らが何で右翼なの?、
それって左翼じゃねーの?と子どもながらにずっと思っていたので、よく分からんのです。

結局、それは今も変わってないわけで、
自分から見れば、教育勅語を暗唱したりして戦前に帰れ的なことを言っている人間は、
右翼と言うよりは左翼にしか見えません。
広義の右翼には国家主義的な意味合いも含まれるでしょうから、
そういう意味では間違ってはいないのでしょうが、
本来的な意味、右翼=現体制維持派、左翼=改革派という分類からすると、
全く逆のように思えてしまいます。
だから、分類的には全くの無価値・無意味に過ぎないと個人的には見做していますね。
現状が逆転すれば、右も左も鏡に映したように変わるだけですから。

結局、問題になるのは程度の問題であって、極右・極左が問題であるということです。
園児に教育勅語を読ませてたり、安倍総理の応援宣誓させたりする光景を見ていると、
彼らが最も嫌う北朝鮮と何ら変わりないんじゃないの?と思っちゃいますよねぇ…
それが結論なのだと思います。


◆ニュースネタ 森友学園問題 被害者面する政治家共
最近の報道では理事長のエキセントリックさが強調されて、
鴻池氏や安倍総理の妻・昭恵氏が利用されただけの被害者みたいな報道になりつつありますが、
彼らは実際に変な教育方針の幼稚園に行って講演をしているわけで、形はどうあれ、
幼稚園や小学校の宣伝行為に使われたことを認識していたのなら、無関係とは言えません。
今更、無関係を気取られても、一番の被害者はそれらを社会的信用として捉えて、
子どもを預けた親と子ども自身なので、言い訳にはなりません。

昭恵夫人は他にも名誉会長等の職を30以上勤めているとの報道もありますが、
当然、それ以外にも断ったオファーもあったはずですから、
どうしてこの学園の名誉校長を選んだのか、その理由が分かりません。
公益法人等なら名前だけ貸したとしても信用性があるから問題ないとしても、
一私立学校の名誉校長となれば、どう考えても客寄せパンダに使われるのは目に見えており、
明らかに平等性を損なう判断だったことは言うまでもありません。
やはりそこには個人的関係、
昭恵夫人や安倍総理と理事長本人との関係なのか、
稲田氏ら他の政治家との関係なのかは分かりませんが、
何らかの繋がりがなければ、受け入れられないであろう「えこひいき」なのは明らかです。
国民から見て気持ち悪いのは、そのよく分からない「えこひいき」の理由ですよ。
所謂「極右派」的な繋がり、それが背景にあるのではないかという気持ち悪さが存在します。

他にも愛媛県の加計学園・獣医学部の設立にも関わってるとの報道もあって…
安倍政権が長期政権になったことで、「えこひいき」が目に余るようになってきたのは確か。
結局、国会でも何の説明責任を果たしておらず、真相究明も完全に及び腰、浄化能力皆無。
昭恵夫人が公人か私人かなんて、実にどうでも良い話。
どちらかに区別するなら私人ですが、総理妻という肩書を持つ以上、公人の面も持つわけです。
仮に私人としての行動だったとしても、それは安倍総理の妻としての政治行動ですから、
妻の起こした政治責任は夫である公人の安倍総理が負うものでしょう?
既に認可が降りている小学校の名誉校長ならまだしも、
未認可だったのですから、それは立派な政治行為でしょ。
今のタイミングで名誉校長を辞められたのなら、もっと以前にも辞められたはず、
安倍晋三の名前が勝手に使われていた時、昨年ニュースで名誉校長の件が報道された時、
いずれも「怪しい」と思って辞めるチャンスはあったでしょうに。
それを何で今のタイミングまでズルズル引き延ばしたのか。
総理は公人なんだから、ちゃんと説明責任果たしなさいと言いたいです。

(※追記)
…とか言ってたら、3月9日に籠池氏の視察騒動と反論動画が流れたと思ったら、
急転直下、翌日の10日に小学校の認可取り下げ&理事長退任表明に…
ちょうど籠池氏の会見が行われていた時に、
南スーダンPKO部隊の撤収を安倍総理が表明したため、ニュースはそちらに傾き、
さらに3月11日の東日本大震災関連報道が挟まる形となって、
週明けには森友学園問題がメディア的には鎮静化に向かってしまいました。

まぁ、おそらく「トカゲの尻尾切り」にあったんでしょうねぇ…
ここで辞めれば、これ以上の深刻化はない、と。
ただ、稲田防衛大臣の方で再度火が付いたというか、籠池氏が再着火しましたけど(笑)
自分は南スーダンPKO撤収で稲田防衛大臣も切ったのかと思いましたが、
現時点ではそういう感じでもなさそうですね。
自分のシンパは切らないということでしょうか。
もっとも、これ以上の挽回は無理そうなので、最終的には切っちゃいそうですけどねぇ…


◆ライオンズネタ 開幕予想オーダーと個人的希望
現時点で辻監督が組み立てそうな開幕オーダー。
 1(右)金子侑、2(中)秋山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、
 5(捕)森、6(指)メヒア、7(左)栗山、8(一)山川、9(遊)源田
基本的には左右のジグザグが好きっぽいので、
これが基本形になってきそうです。

ただ、個人的には捕手として使う場合、森友哉選手の5番は時期尚早かな、とも。
捕手はアクシデントが付きものですし、代わりに入った炭谷・岡田選手が5番では…
結果的には栗山選手と入れ替えた方が繋がりが良くなるように思えます。
栗山選手は選球眼が良いですし、チームバッティングもできますからね。
中村・メヒア選手と同じタイプが続くよりも良い形になると思います。

あとは、金子侑司選手と秋山選手のどちらを1番に置くのか。
金子選手の方が足が使えることやジグザグを考えると、この並びになりますが、
下位打線からの繋がりを考えると、源田・金子侑選手の繋がりはいまひとつ弱い。
それなら秋山選手を1番に置いた方がポイントゲッターとしても機能する気がします。
まぁ、金子出塁→2塁盗塁→秋山強行でビッグイニングを狙うなら話は別ですが。
そこら辺は実際にシーズンが始まってから微調整していく気がします。

そんなわけで個人的な推奨基本オーダーは、
 1(中)秋山、2(右)金子侑、3(二)浅村、4(三)中村剛也、
 5(左)栗山、6(指)メヒア、7(捕)森、8(一)山川、9(遊)源田
投手戦想定のカード頭は守備重視で、
 1(中)秋山、2(右)金子侑、3(二)浅村、4(指)中村剛也、
 5(左)栗山、6(一)メヒア、7(三)渡辺直人、8(捕)炭谷、9(遊)源田
対左投手とか、
 1(中)秋山、2(右)金子侑、3(二)浅村、4(三)中村剛也、
 5(指)メヒア、6(一)山川、7(左)木村、8(捕)炭谷、9(遊)源田
そんな感じで、中村選手に休養を挟みつつ、フレキシブルに。

(※追記)
…とか言ってたら、キューバ戦で森友哉選手が骨折したとの報道orz
投げる方の腕ではないので、長期離脱とはならないでしょうが…
やはり捕手は故障のリスクが大きいだけに、そこも注意していかなければなりませんねぇ…
まぁ、3・4月は総じて投手戦になりやすい傾向にありますし、
結果的には炭谷選手や岡田選手の方がチームにとっては良いかもしれません。
とはいえ、頭が痛い話ですねぇ…


◆センバツ甲子園大会開幕
今回はほとんど事前情報を仕入れていない… フラットに試合見ようと思ってます。

①呉 6ー5 至学館
延長12回の攻撃を見ましたが、1アウト3塁のスクイズの場面、
ウエストする必要はあったのかな、と。
エラー等で失点してしまい、初球からスクイズの構え、
実際にスクイズやるとすれば初球だったはず、そこを超えると確率は低かったはず。
それをカウント1ストライク2ボールから1球ウエストしてカウント1-3、
ボール球を投げられなくなったこともあってストライクを投げてスクイズ成功、
思わず「若いな~」と言わざるを得ませんでした。

個人的にはスクイズのウエストは余程確信がない限りは止めた方が良いと思ってます。
連続してウエストする勇気があるのなら、話は別ですが…
だから、歩かせるつもりで1-3からウエストするのは「アリ」です。
逆にその勇気がないのなら、カウント1-2でウエストするのは「ナシ」です。
その勇気なしでウエストするのは、「警戒してたよ」というアリバイ作りに見えちゃいます。
ちょっと勿体ない一球でしたね…

ところで、呉の8番打者の選手、打席でスンゴイ屈んでるんですが、
あれ顔付近の高さに投げてもストライクですよね(苦笑)


②履正社 12‐5 日大三
立ち上がりは履正社・竹田投手の方が制球に苦しんでいましたが、徐々に立ち直り、
一方の日大三・桜井投手は安田選手から3三振を奪うなど好調だったものの、
イニングを経るに連れて高めに浮く球が目立つようになり、そこを痛打されて失点。
終わってみれば、好対照の結果となってしまいましたね。

負けたとはいえ、日大三・桜井投手のピッチングは目を引きました。
左打者の外角に鋭く落ちるスライダー、楽天・松井投手のような鋭いスライダーは見事。
超高校生級と評判の早稲田実・清宮選手や履正社・安田選手から連続三振を奪ったのは頷けます。
とはいえ、体はまだできていない感じで、スタミナ・球威面に課題があり、
高めに浮いてしまうと痛打されることが多々、思った以上に打球が伸びてました。
もう少し力強さが出てくると、将来的にも面白いなーと感じさせてくれましたね。


③智弁学園 9-0 熊本工
試合見られずorz

2017年03月06日

排外主義の末路

アメリカ・トランプ大統領の移民政策にせよ、
在日特権を許さない会の政党化の話にせよ、森友学園理事長の話にせよ、
極右派は「排外主義」に陥りがちです。
多くの問題が「構造的」問題であるのにも関わらず、「特定の人」に問題があるとすり替え、
彼らを取り除けば社会が良くなると言うわけです。
しかし、現実的に「特定の人」を排除できたとしても、
構造的問題は放置されて残るため、社会が劇的に良くなることはありません。
すると、今度は別の「特定の人」を排除せよ、と言うわけです。
最終的には同胞をも「敵」として売り始め、最後は内部崩壊でどっかーん(爆)

排外主義は常に「敵」を作らなければ生きていけません。
「敵」を排除しても問題は解決しないので、最終的には自分自身を食い潰すわけです。
そんな分かり切った結末があるのにも関わらず、
排外主義に取りつかれる人間は愚かとしか言いようがありません。


◆ニュースネタ 森友学園問題
少なくとも、昨年末時点で「大阪に変な教育方針の学校があって、
そこに安倍総理の奥さんの名前があるらしい」というニュースは既に流れていて、
今年になってそこに国有地の払い下げ問題が加わって、一気に爆発したこの事件。
最初に報道したのが朝日新聞だったこともあって、いつもの極右叩きかと見る節もありましたが、
あまりにも度の過ぎる金額の違いに、他のマスコミも追随する形で報道が続いている感じですね。

国有地の払い下げ等の問題は勿論あるのですが、
一般的な感覚として理解できないのは、やはりこの学校法人の体質面でしょう。
幼稚園で教育勅語を読ませたりだとか、トイレにも行かせない水も飲ませないだとか、
そもそも子どもの健康が一番心配しなければならない学校に、
直前まで産業廃棄物を埋め立てて、ついには開校そのものができなくなるなど、
とにかく通常では考えられないほどに無茶苦茶です。
とても「教育」目的とは思えない、その姿勢に一番の違和感を感じます。
完全な「政治」目的ですよね、コレって。

安倍総理の奥さんや稲田防衛大臣が、この幼稚園に実際に足を運んだのは事実で、
そこの何を見てこの幼稚園の教育を「評価」したのか、サッパリ分かりません。
勿論、ちょっと足を運んだだけでは分からないことはあるでしょうが、
この幼稚園の摩訶不思議な体質は昨年の時点でニュースになっていたわけですから、
名誉校長等を辞めるのであれば、その時点で辞めて然るべきだったはずです。
それを今になって「勝手に使われた」云々の言い訳をするのは、あまりにも変です。
このまま問題にならなかったら、この摩訶不思議な極右的な幼稚園・学校を、
そのまま政府の「お墨付き」を与えたかのように運営させるつもりだったんでしょうか?
その罪は極めて重いと言わざるを得ません。

今や政治家だけでなく、国民の中でも徐々に蝕み始めている「極右の芽」、
それを広めようとしていたのが、この学園だったわけで、
また、それを政治家が、関わり合いの程度の差こそあれども、
「良き兆候」として捉えていたのは紛れもない事実なわけです。
結局、安倍総理の精神は、前回首相だった時の「美しい国」から脱却てきていない証拠でもあり、
どう考えても国を亡ぼす未来しかもたらさない「極右」の発想で、
子どもたちの未来を救えるのか、その答えは言わずもがなです。

戦前の血気盛んな一億総玉砕な青年将校を作る養成所にするつもりだったんですかねぇ…
そんなことさえ考えてしまう気持ち悪さです。

◆野球ネタ WBC壮行試合が終了。本番に不安を残す。
2勝3敗という結果…試合内容にあまり進歩が見られず、不安ばかりが残ってしまいました…

どうにも、こうにも短期決戦にも関わらず「型」に拘り過ぎているように見えます。
最初から嶋選手に正捕手を決めていたから、欠場となった際にも起用法が定まらず。
せっかく炭谷選手を呼んだのだから、そのまま使えば良いものを…
そもそも、嶋選手を含めて、3人ともチーム内ではリードに不安のある捕手で、
肩や打撃は勝っていても、リードがいまひとつだから他の捕手に変えられるメンツばかり。
それなら打撃を捨ててでも、炭谷選手や石原選手のどちらかを呼ぶべきだったのでは?
もう今更なところではあるものの、嶋選手の離脱で改めて正捕手不在の厳しさを感じましたね。

打線も中田選手や鈴木選手が一発を放っているとはいえ…
本番でもその打撃ができる保証はないわけで、打線を繋ぐ形が全く見えてこない。
平田選手や秋山選手ら好調な選手と入れ替えて、
守備と機動力を前面に出した方が良いと思うんですがねぇ…
選手と心中する姿勢が花開くか、そのまま終わってしまうか、監督の手腕が問われますね。

泣いても笑っても、あとは本番を残すのみなので、
なんとか2次ラウンドを突破できるように最善を尽くしてもらいたいです。

2017年02月24日

とりあえず無事に

生きてますが、進展がありませんorz
もうマンション内が窮屈で堪らない。いつまで続くんでしょうねぇ…

それはそれと、専用ブログ作りました。
「リアル鬼退治Blog」
節分の日に思いつきで作ったので、そんな名前に。
他にもDropboxにファイルとかアップして公開する予定なんですが、
本名を伏字にしたりと修正しなきゃいかんし、意外とめんどい感じ…


◆ニュースネタ 「Alternative Fact」
この言葉を聞いた時のイメージ・用法例。
「2017年、アメリカは巨大な繭で覆われた。
 互いの情報が隔絶され、時間の流れが歪められる中、
 アメリカ以外の繭の外の国の出来事と、繭の中のアメリカの出来事とは、
 それぞれAlternative Factの関係でしかなかった」
え? それ何てラーゼフォンですか?(笑)

でも、このイメージはあながち的外れとは言えないと自分でも思ったり(^^;
自分が日本語に訳すとすれば、「平行&並行世界の出来事」でしょうか。
隔絶した2点の決して交わることのない事実、そういうイメージですね。

ある意味、それはトランプ大統領の政治姿勢そのものに見えます。
彼にとって、あらゆる政治的出来事がAlternative Facetでしかないということです。
要するに、TVのワイドショー見てて世の中を嘆いていたオッサンが、
一念発起して大統領選に出たら、そのまま大統領になっちゃった、ということ。
彼にとって政治的な出来事は、全てAlternative Factでしかないわけで、
TVのワイドショーを見ながら、ボヤいてる感覚でしかないんですよ。
だから、実感が湧かない、人の痛みが分からない。
実害を被っている人のことを理解しようとしない。
彼にとっては全ての政治的な出来事がAlternative Factだから。
自分とは関係のない人なんて、知らないし、知ろうともしない。
それがトランプ大統領の政治姿勢なんだということを、この一ヶ月で思い知りました。

この発想が非常に怖いです。
戦争にも全く現実感がない。だから容易に戦争を仕掛けかねない。
まだ戦争を経済的に考えてくれれば、多少のブレーキにもなるでしょうが、
平行世界の出来事でしかないのなら、まるでゲームのように簡単に戦争をしかねません。
「Alternative Fact」それはトランプ大統領の政治姿勢そのものだと言えましょう。


◆芸能ネタ 「社会の閉塞感」=「芸能界の閉塞感」?
芸能人のマツコ・デラックスがTVでそんなことを口にして話題になったとか。
言いたいことは分からなくもないですが、
それじゃブラックに近いグレーな会社とホワイトな会社が公正な競争をしてると言えるの?と。
まぁ、私から言わせれば、長期的な目で見れば、公正な競争をしているわけですがね。
でも限りなくブラックに近いグレーな会社は、最初から長期的な視点を持っていないし、
2-3年食いつぶしたら、新たな会社を作って同じことやれば良いやな認識なんで、
社会全体からすれば、損失しか生じないわけですがぁ…

バブル期=拡大路線→バブル崩壊=合理化切り捨て路線→現在 人的資源の枯渇化→見直し
ざっくりと言えば、こんな流れになってるように思えます。

話を戻しますと、本当の意味で社会の閉塞感を問題にしているのか?という疑問もあります。
どちらかと言えば、社会の閉塞感というよりも、「芸能界の閉塞感」と言われた方がしっくり来ます。
昨年のベッキー不倫報道や高畑息子の事件、SMAP解散騒動、
今年の成宮引退騒動やら狩野淫行疑惑、角田出禁蒸し返し騒動等々…
そういう事件自体は昔からあったのですが、ネットの時代なので、みんながイランことを言いだす。
所謂マツコのような「毒舌タレント」が持て囃された理由は、
誰もが貝のように口を閉ざす中で、少数の毒舌タレントが本音を漏らしていたら良かったわけで、
みんながみんな、簡単に同じタレントの悪口を言ってしまう今の芸能界では、
「また、言ってるよ、口うるさいやっちゃな」ぐらいにしかならんわけですよ。
情報通のおしゃべりなおばさんは、近所に一人居るだけで十分です、
3人も4人もいたら、煩くて仕方ありません、そういう話です(苦笑)

自分の中で昨年から大きく株を下げているのはダウンタウンの松本人志で、
逆に株を大きく上げているのがロンドンブーツの田村亮です。
前者はもはや口うるさいオバちゃん(笑)
後者は狩野淫行疑惑時のツイート自爆で逆に株を上げました。
角田出禁蒸し返し騒動でも感じたことですが、やはり芸能界というのは一般社会と大きく違うなと。
どちらかと言えば、政治や任侠の世界。メンツが大事にされているという印象を強く受けました。
明らかに時代遅れな、力関係がものをいう芸能界、
それを端的に表したのがロンブー亮のツイート「事務所で叩き方が違う」ってコメント。
SMAP解散騒動でも感じる人が多かったと思いますが、
明らかに一般社会の道理とは違う道理で芸能界は動いているんだな、それが明らかになってます。

本当の意味で閉塞感を感じているのは、芸能界ではなかろうか。
表面的には仲良くやっていたように見えたSMAPが確執を表面化させ、
ファンを無視する形でそのまま解散。
バブル崩壊という社会の閉塞感を、SMAPが芸能界の華やかさで彩っていたものの、
そのSMAPが露呈した閉塞感が、今度は芸能界全体を閉塞感に追いやっている、
そういう状況になっているように思えますね。
まさにSMAPのメッキがはがれると同時に、一見華やかだった芸能界のメッキがはがされた、
それにマツコは意識的なのか無意識的にかは分かりませんが、気づいていて、
逆にそれに気づいていない芸能人が相変わらずガーガー口うるさいこと言って、
芸能記者にネタを提供しているってことでしょう。
これが閉塞感と言わずに何というのか。本格的にTV終了の時代が近づいています。

2017年02月03日

通報されますた(二犯)

↓のマンショントラブルで連日の通報\(^o^)/
まぁ、別に警察は怖くないというか、励まされてる感じなんですけどね。
とりあえず無事に生きています。

その後、管理組合の弁護士と称する人間から電話がかかってきました。
どうやら、管理人に騙されているようです…憐れすぎるorz
マンション管理規約に関する解釈論を話してみたところ、
相手はチンプンカンプンだったようで、「あ、この人、名前だけだ」と悟りました。
なるほど、無能な弁護士を騙して、理事長と管理人が上手い汁を吸っていたという構図なのね~

20:11
文章をまとめていたら、憶測が確信に、真実へと変わってしまった。
これは刑事ドラマとかだと真相が分かって命狙われちゃうフラグだけど、どうすんべ(苦笑)

簡潔に述べれば、理事長と管理人が結託して、水増し請求等の悪事を働き、
無能な弁護士や公認会計士を雇って、さも理事会が健全運営されてるようかの体裁で誤魔化し、
その不正に気付いた者が出てくるや否や、
弁護士にさぞ困った組合員がいると被害者面して泣きついて総会対策するも無能なので効果なし。
委任状等を取り扱っていた管理人はその状況をいち早く察知し、
早々に中立を宣言するだけでなく、町内会側へ擦り寄る姿勢を見せて通常総会を乗り切るも、
翌日に理事長から不正をバラすと脅され、渋々裏切り。
それを見ていた管理人の奥さんは精神的に耐えきれずに発狂⇒入院(客観的にすげぇ流れだよな)
これ幸いと町内会派の恫喝だとあべこべに利用して、警察へ連絡、翌日に怪文書を各戸に配った。

でも、この理事長は基本的にバカだったので、
署名捺印入りの怪文書と体裁や言葉遣いが全く同じだったこともあって、
あっさり私に見破られましたとさ、という流れ。
これからリアル鬼退治が始まるのか… ちょう節分、めっちゃ節分してるわ、俺。

通報されますた

今後、万が一のことがあるといけないので、簡潔に記しておきます。
現在、自分が住んでいるマンションがきな臭くなっています。
簡潔に言えば、マンション理事会VSマンション町内会みたいな構図。
自分の父が町内会長を務めているため、否応なしに巻き込まれています。

対立の原因はマンション理事会が10年近くの長期政権になっていて、
組合資金の不明瞭さが目立つなど、理事会への信頼が落ちていることにあり、
大多数の住人の支持をこぎつけた町内会側が優位に事を進めるかと思いきや、
政権交代は上手くいかず、理事会側が居座る始末。
管理人は理事会側に与していたものの、総会で町内会側が優位と見るや、
父に接近を図ってこちら側に付いたと思いきや、総会終了後に裏切り、
恫喝されたと喚き散らし、警察官を呼ぶという暴挙に出たのが1/31の事。

翌日に管理人の名前で怪文書が出回ったわけですが、
事実誤認甚だしく、かつ稚拙な文章でツッコミどころ満載。
それに対して自分がツッコミまくって、真の執筆者は管理人ではなく、
理事長であると明らかにしちゃうので、今後どうなるか分かりませぬ。

実際に2/2に管理人に怪文書の存在を尋ねた折に、
「これ以上の話は警察でどうぞ」と言われた上に、
「話を続けるなら警察を呼びますよ」と言われ、「どうぞ御自由に」と言って、
普通に会話した後に別れたのですが、後で本当に警察に電話したことが発覚しました。
つまり、私が通報されますた。
…まぁ、その間に本当に自分は警察行ってたんですけどね。
やっぱり怪文書のような事実(警察の全面的バックアップ)はなく、
1/31の事件性も否定されてます。

客観的に見れば、理事会側は墓穴を掘っている感が強く、
理事会側には組合費を使って雇った弁護士が付いているそうなんですが、
とてもマンション管理に精通した弁護士とは思えないので、
こちらも対抗しようと思えば、何事もなく勝てるとは思うものの、
そこまで全面的対立した結果に何が起こるか想像も付かないというのが正直な所。
事情を聴いてくれた警察官の方は、もう全面的対立の局面だと言ってましたがね。

この管理人は言わばスネ夫のようなタイプで、ハマーン様に言わせれば「俗物が」という人間。
損得勘定ができるタイプなので、そこまで大事にはしないだろうと見ていました。
しかし、実際に警察に通報するなど、多寡が外れ始めているのも確か。
今後、さらに追い詰めた先に何をしでかすのか分からない不安があります。
自分にもしものことがあれば、この問題に巻き込まれたのだと思ってくれると幸いです。

ちなみに、私のマンションは住所として湊さんが知っていますし、
移転前のサイト(裏扱いのHP)の過去記事に静岡県某神社の記事が載っているので、
その近辺だと思ってくれれば。
地元の人に分かるように言えば、隣に自動車学校があって、
東海道本線からも新幹線からも見えるマンションです。

…しかし、人間は浅ましいものだとつくづく感じますわ。
追い詰められたときの見苦しさは想像を絶します… 潔く生きたいよ、本当に。

2017年01月20日

目糞、鼻糞を笑う

新たな年が良き一年になりますようにm(_ _)m
個人的には年末に祖母がなくなり、正月2日から葬式、
しかも列島縦断日帰りの旅というハードスケジュールでバタバタしたスタート…
今年は箱根駅伝もあまり見られませんでしたし、実感の薄い正月でした。

で、年明け一発目のタイトルが非常にアレなのですが(苦笑)
昨年後半から今年に入ってからの政治状況、というか民意の流れを見ていると、
そういう感想しか湧いてこない感じなんですよね…
新聞・テレビ・ネットと大手ニュースのほとんどが、
「米・トランプ新政権」「韓・慰安婦像問題」「東京都政問題」のいずれか。
韓国に関しては自分も「もうオワットル」という感想でしかありませんが、
かといって、日本もそんな韓国国民を笑っていられるかというと…ねぇ?

個人的には大失態で終わったと見ている昨年末の日露交渉にしても、
事前は二島返還論を中心にテレビで散々盛り上がっていたにも関わらず、
結果が出ると、事実だけを淡々と述べて即終了…
事前報道との温度差が凄まじく、思わず苦笑してしまいました…
本来なら大きな政治問題化してもおかしくないのに、皆一様に口を噤むばかり。
考えてみると、東京都政ばかり問題にしているのは、
国政に対して物が言えないことへの裏返しでもあるわけで、
我々はただひたすらに政府の大本営発表を待って拍手するだけの、
大政翼賛会の一員になっていることにさえ気づかずに、
韓国やアメリカを笑い続けているわけです。
…どうしようもないでしょ?(苦笑)

「野党がだらしない」とよく聞きますが、
それは単にマスコミが野党の動静を伝えていないだけ、
未だに通常国会が開かれてないんだから、野党の動きも糞もないでしょ?って話。
誰もそれを問題にしないし、文句を言わない。ダンマリなんですよ。
「おかしいものをおかしい」と言えない日本人、その積み重ねが今なんでしょう。
自分からすれば、日本も既に「オワットル」感じですねぇ…


◆ニュースネタ 「同一労働同一賃金」安倍政権の働き方改革
発表時には期待できるかなと僅かに思いましたが…
まぁ、結局ダメっぽい雰囲気ですね~
元々、民主党政権時代に社民党を中心に派遣法改正が進められましたが、
当時野党の自民党の反発もあって「同一労働同一賃金待遇」と骨抜きにされ、
結局、まるで効果ありませんでしたな流れの上に今回の話が来ているわけで、
今回の改革も全く意味のない結果に終わるとしか思えません。
まるで本気度が感じられない。
スローガンだけぶっ放して骨抜きにして、
ホワイトカラーエグゼンプションを導入したいのが本音、なんじゃないの?

個人的には徹底した「同一労働同一賃金」を求めているわけではなく、
今の雇用形態別賃金の意識をなくし、
「同一労働同一賃金」を原則とするのが理想だと思っています。
蓋を開けてみれば、正社員は全て「総合職」として扱われ、
一見するとパートと同一の労働をしていても、キャリアを積むためだとされて、
正社員の方が賃金を貰える流れに変わりはないでしょうが、
それでも正社員よりパートの方が仕事をしているという流れは変わるでしょう。
職場における責任の所在を明確化させるだけでも意味は生まれると思います。

臨時職員が個人情報を漁って、女性宅に忍び込んで逮捕されたニュースがありましたが、
本来であれば、臨時職員に個人情報端末を扱わせること自体がおかしい。
ストーカー被害だけでも大変なことですが、
もしその臨時職員がテロリストだったら、どうするんでしょうか?
そう考えると、役所側のチェック&認識の甘さは相当なことだと思います。
資格をもった職員は偉そうに臨時職員に仕事をさせるばかり…
資格をもった職員が個人情報をきちんと扱ってくれるから安心なわけで、
後ろにドカッと座って臨時職員に指示を出すだけでは安心も何もないでしょうに。
こういうのが「同一労働同一賃金」を実践できていない「ダメな職場」であって、
責任ある立場の人間が責任ある仕事をする、
そんな当たり前のことを実践できていないのが今の職場の問題なわけです。

勿論、臨時職員や派遣労働者が必要な場面はありますし、
全てを正社員として扱えとも思いません。
そもそもで言えば、正社員と契約社員の区別自体が不要で、
正社員も契約社員にしてしまえば済むことです。
ただ、プロ野球界を見ていると、年俸にケチ付けた選手は「銭ゲバ」とみなされ、
調子が悪くなるとすぐにトレードに出されてしまったりすることから、
交渉力の不均衡が存在する以上、どういう雇用形態でも大変な感は否めず、
それ故に集団的交渉力の再結成、真の労働組合の結成が必要かもしれません。
就業規則に定める三六協定を結ぶだけの会社にイエスマンな今の労働組は不要です。

結局の所、我々の職業意識は「終身雇用」「年功序列」「集団就職」から
脱却できていないということでしょう。
「終身雇用」に基づいた厳しい解雇法制も変える必要がありますし、
交渉力の強い経営者に優位な「就業規則」も変えていく必要があります。
雇用形態だとかに寄らず、仕事量・責任の量で賃金を支払う、
そんな当たり前のことを実践できていない状況を変える必要があります。

「ホワイトカラーエグゼンプション」にしても「解雇法制改正」にしても、
それ単体の改革としては労働者に不利益に感じられますが、
労働環境全体を変えるという意味では必要なことかもしれません。
結局はその全体像を描き、それを国民に伝え、理解させることができていないのが、
働き方改革が進まない最大の理由ではないでしょうか。

加えて、非正規雇用の問題点を挙げるなら、
登録型派遣を禁止し、雇用型派遣一本にすれば良い話です。
今の登録型派遣制度では専門性が少なく、意識の低い労働者を垂れ流すだけの制度です。
真に専門性を持った高い意識を持った労働者を育成するためにも、
雇用型派遣に一本化することが働き方改革の第一歩だと個人的には思います。
 派遣改革⇒賃金意識改革・三六協定廃止による残業意識改革
⇒ホワイトカラーエグゼンプション・緩い解雇法制
⇒雇用の流動化・交渉力のある労働組合再結成
…やるべきことは沢山ありますね。


◆ニュースネタ トランプ大統領に対する懸念
↑ほぼ同意だったので、自説は割愛して紹介。
特に北方領土や東シナ海問題に関してはドライな可能性が高いように思えます。
それこそ「取引」しかねない。
日本に「味方」してくれるとすれば、それは何兆円もの賄賂を贈った結果でしょう(苦笑)

フィリピンのドゥテルテ大統領は暴言の中にも戦略性を感じるのに対して、
トランプ氏はどうも脊髄反射的、その場の凌ぎな印象を強く受けてしまいます。
せめて周囲の意見を聞いてくれれば、上記のような最悪なケースは防げるでしょうが、
政治的にも経済的にも一族を重用している現在の姿勢を見ていると、
かなり望み薄かなという雰囲気も感じられます。
まぁ、歴史的にも一族重用する人は…誰も信じてない人間ですからね…orz

2016年12月18日

サヨナラ北方領土,サヨナラ北海道 bye2036

―20年後の日本―
娘「パパ、明日から修学旅行で北海道へ行くんだけど、パスポートどこにしまったっけ?」
父「…ほら、そこの机の引き出し。しかし、北海道か。ロシアに併合されて長いな」
娘「昔は日本の領土だったんだっけ? どうして北海道はロシアのものになっちゃったの?」
父「それは2016年に日本とロシアの交渉で、北方領土を失ってしまったからだよ」

娘「? 北方領土って何?」
父「北海道の東に位置する四つの島のことさ。
  100年前は日本の領土だったんだけど、戦争を機にロシアに奪われちゃってね。
  日本はロシアとの平和条約の条件として、領土返還を求めていたんだけど、
  2016年に日本とロシアで北方領土の共同開発を約束した際に、
  『未来志向』の観点から領土問題を一時棚上げしたことを、
  ロシア側は『未来志向』の観点から領土問題は放棄し、権益を重視したと見做して、
  北方領土の共同開発の成功をもって領土交渉は打ち切り、
  平和条約の締結とされてしまったのさ」

娘「それで、どうして北方領土だけじゃなく北海道まで失ってしまったの?」
父「北方領土の共同開発の成功をもっと広げようという話になったね。
  シベリアそして北海道が新たな共同開発の場所として持ち上がったんだけど、
  当時中国とロシアとの軋轢を避けて及び越しだったアメリカとの日米安保に代わり、
  北海道限定で日露安保条約を締結、ロシア軍の駐留を認めてしまったのさ。
  さすがにこれには北海道民並びに日本国民は大激怒、
  大規模な反対運動が起こったんだけど、
  ロシアは自国民に被害が及ぶという理由で武力をもって鎮圧、
  暴徒化した道民が函館の五稜郭で最後まで抵抗するものの陥落、
  ついに北海道はロシアに併合されてしまったんだよ…」
娘「今の日本の外交も酷いけど、昔はもっと酷かったんだね…」


そんな会話が将来繰り広げられていないことを祈る…

ロシアのプーチン大統領の訪日は、完全な肩透かしどころか、
引き分けどころではない、完全敗北コールド負けという結果に終わってしまいました。
「難しい交渉でも安倍総理とプーチン大統領との仲ならなんとかなる」という
理解不能な楽観論に押されて、マスコミや国民も領土交渉の進展を心待ちにしていましたが…
…まぁ、最悪も最悪ですな…
あれでは金星人以上に日本を売り渡した『国賊』じゃないですか…
「国粋主義者は思考停止に陥ってるからガンにしかならない」と思ってましたが、
こりゃもう治療不能な完全な末期でしたね…

外交に『暗黙の了解』など存在しません。
「相手も分かっているはず」というのは通じません。
相手が「分かっているフリをして都合の良い方に解釈する」のが外交です。
曖昧にした部分は相手に都合の良い解釈をされても仕方がないわけです。

今回の『共同経済活動』自体は評価されるべきものだと思います。
しかし、その位置付けが不明確です。
平和条約締結のための条件なのか、領有権問題に影響するのか否か不明瞭です。
日本側は北方四島の領有権を主張しているので、「未来の日本への投資」かもしれませんが、
ロシア側は北方四島に領有権問題など存在しないという立場なので、
「現在のロシアへの投資」とみなすでしょう。
つまり、日本側は北方領土の領有権ではなく権益を選んだ、そう解釈することができます。
ですから、共同経済活動が成功しても、北方四島の領有権問題を交渉できるわけでもなく、
事実上、日本はロシア側の立場を容認した、
北方領土はロシアのもので、領有権問題は存在しないことを確認した、と言えます。

少なくとも、平和条約交渉への道筋だけでも立てておけば、
こんなバカな結果にはならなかったでしょう。
これでは共同経済活動のみが平和条約締結の条件である、そう思われても仕方ありません。
ですから、進展がなかったどころか完全にマイナス、
未来から見た時、これは「日本が北方領土を断念した」と評価されかねないわけです。

今後、日本が再度北方領土交渉をしたとしても、共同経済活動を傘にされて回避されるだけ。
その結果が出るまで事実上、凍結されたと思っていいでしょう。
そして結果が出てしまった時にはもう手遅れ。
残る手立ては、共同経済活動を5年以内の超短期で成功させて速やかに平和条約交渉を行うか、
ロシアの不興を買ってでも、しつこいぐらいに領土交渉を求める、しかありません。

日本はロシアを対等なパートナーとして見ていますが、
ロシアは日本を見下している、それが今回の交渉ではっきりしたように思えます。
大事な会談に遅刻したりするのがその証拠、侮ってるんですよ…
ロシアが望むのは日本とアメリカの関係をロシアに置き換えること、でしょう。
つまり、「日本はロシアの犬になれ」、それが本音です。
オホーツク海を真にロシアの海にするためには、北海道は邪魔な存在ですし、
将来的に軍艦の通行権等を保証するように求めてくる事態は十二分に考えられます。
クリミア半島を武力で併合したロシアですから、
将来的に北海道が武力で制圧される可能性もゼロではありません。
日本は対中国包囲網を構築した気でいるかもしれませんが、包囲されてるのは日本の方で、
かつての東西冷戦時代と同じように、ロシアの北からの侵略を想定しなければなりません。

客観的に見るならば、今回の交渉は韓国・朴政権が中国に擦り寄った構図と同じでしょうね。
つまり、日本はロシアに擦り寄っている、それも北方領土という見返りもなしに。
最悪も最悪、進展どころか一歩後退どころか、完全に詰んだ状態ですよorz

2016年11月03日

埼玉西武・岸孝之投手がFA宣言

ライオンズファンの立場からすると、「まさか…」という感じですねぇ…
栗山選手同様に「生涯ライオンズ」と思っていただけに、動揺は隠せません。
まだ移籍と決まったわけではないものの、西武の残留条件は4年10億前後、
楽天は4年16億円を用意するとの報道もあり、難しい展開が予想されます。
さすがに出来高含めても4年16億は出し過ぎに思えますが…
出せて3年3億、4年契約の提示は西武にしては頑張ったなと思うくらいです。
あとは岸投手の気持ちにかけるしかない感じですね…

逆に岸投手の立場で考えると、FAの機会は今年が最後かもしれない、
引退した広島・黒田投手のように、「故郷で錦を飾りたい」という気持ちもあるかと。
岸投手が逆指名で西武に入団したのが2006年、楽天は創立3年目、
高校生ドラフトでは田中将大投手を楽天は獲得していましたが、チームとしてはまだまだ。
当初楽天はソフトバンク・大隣投手の獲得を優先していたこともあって、
最終的に岸投手は高校時代から目をかけていた西武を逆指名することになりましたが、
もしも高校時代から東北楽天があったとすれば、そちらに入団していたかもしれません。
結果的に、西武に対する義理を通した岸投手は、カーブを武器に球界を代表する投手となり、
一方の楽天も田中将太投手を中心としたチーム作りができ、丸く収まった形ですが、
経緯はどうあれ、地元球団の誘いを断らざるを得なかった罪悪感は残ったはずです。
そう考えると、黒田投手のように「最後は故郷で」と思ったとしても、
何ら不思議なことではありません。

ただ、黒田投手は別に広島県出身者じゃありません。大阪出身です。
「故郷に錦を飾る」と言って、カープを捨てて阪神に移籍していたら、
今のように「男・黒田」と称されていたでしょうか?
つまり、プロ野球界、少なくとも野球ファンにとっては、
最初に入団した球団が「故郷」であって、生まれ育った場所ではないわけです。
その認識の差がある以上、黒田投手と同じような形にはならないし、
逆に楽天が高額条件を積めば積むほど、印象は故郷<金に傾いてしまいます。

また、黒田投手が戻ってきた時、カープが優勝争いをする準備ができていたのに対し、
今の楽天はドラフトを見ても3年後重視の形でしかなく、
外国人選手が当たればAクラス争いができる、といった程度の戦力です。
「勝てば官軍」ではありませんが、黒田投手もチームが勝っていたからこそ、
5億円という球団にとっては高額な年俸が批判されなかったわけで、
Bクラスで最下位低迷していたとすれば、今のような形にはならなかったはずです。
チームが負ければ、高額年俸の新戦力に批判が集まるのは当たり前なわけで、
果たして今の楽天が「故郷に錦を飾る」のに相応しいチームかどうかは疑わしいです。

もっとも、3年後を考えれば、投手陣では松井投手に安楽投手、藤平投手、
野手でもオコエ選手に茂木選手、内田選手に柿沢選手、三好選手と、
楽しみな若手選手が多いだけに、3年後には優勝争い、
5年後には黄金時代を迎える素地はあります。
尊敬する先輩の石井一久氏のように、若手のリーダーとしてチームを引っ張り、
自分が捨て石になっても良い覚悟があるのならば、移籍も十分ありとは言えます。

他にも春先の寒さが故障がちな岸投手に影響しないかも不安ですし、
個人的見解からすると、楽天移籍は「茨の道」といった感が強いです。
最終的に岸投手がどういう決断を下すのか、冷静に残留を選択するのか、
故郷への想いは絶ち難く楽天を選択するのか、注目が集まります。
え? それ以外の球団ですか? それはないでしょう。


◆プロ野球ネタ 日ハム・吉川投手・石川選手と巨人・大田選手・公文投手が交換トレード
また日ハムと巨人のトレードですか…
いつも日ハムが損したように見えて、結果的には得をしている、巨人も懲りないですね(笑)
まぁ、今回も実績的には吉川投手が抜けていて、「格差トレード」なんて言われてますが、
はまった時には全く打てない圧巻のピッチングをする一方で、
打たれだすと止まらない脆さを持つ吉川投手が、
良くも悪くも注目される巨人で活躍できるかというと… 正直、どうなのかなと。
逆に双方が指名したであろう、
石川選手と公文投手の方がチーム需要は高く、活躍の可能性がありそうです。

まぁ、しかし、日ハムの選手サイクルの速さはどうなっているのか、正直引きます(苦笑)
前回優勝したメンバーで残っているのは、田中賢介選手と中田選手、谷元・宮西投手ぐらい?
選手起用にも偏りがあって、鶴岡選手と小谷野選手は追い出されるようにFA宣言し、
今年は陽選手がFA宣言するかどうか分かりませんが、状況的には同じ感じがします。
最近の日ハムで長らくチームに在籍した選手は少なく、
特に投手は1-2年活躍しては消えを繰り返している印象…
毎年メンバーが変わるので、日ハムの選手は名前を覚えきれません(苦笑)

毎年のように新陳代謝を繰り返しているという意味では強いチームに変わりありませんが、
愛着という意味ではちょっと物足りなさを感じずにはいられない気もしますねぇ…
野手はともかくとして、投手サイクルの早いソフトバンクも同じっちゃ同じなんですが。
ダイエーの頃は地域密着を売りにして良い感じでしたが、
ソフトバンクが定着して以降は、やや選手サイクルが早過ぎるというか、
悪く言えば選手を使い捨てにしている、そんな印象を拭えません。
…もっとも、毎年のようにFAで主力選手が抜けて、
同じ選手を使わざるを得ないライオンズもどうなのかな、とは思いますがorz


◆ライオンズネタ FA流出最多人数が続く西武ライオンズ
1994年 工藤公康、石毛宏典(⇒福岡ダイエー)
1996年 清原和博(⇒巨人)
~
2003年 松井稼頭央(⇒メジャー)
2005年 豊田清(⇒巨人)
2007年 和田一浩(⇒中日)
~
2010年 細川亨(⇒福岡ソフトバンク)
2011年 帆足和幸(⇒福岡ソフトバンク)
    許銘傑(⇒オリックス)
2012年 中島裕之(⇒メジャー)
2013年 片岡治大(⇒巨人)
    涌井秀章(⇒千葉ロッテ)
2015年 脇谷亮太(⇒巨人)
(土肥義弘投手は円満メジャー移籍だったので、省略)

国内移籍組で大成功したのは、工藤氏、和田氏、涌井投手ぐらいか。
当時のチーム状況からして移籍成功だと言えるのは、豊田氏、細川選手。
いまいちパッとしない感じなんですよねぇ…

メジャー移籍組を除けば、それなりに移籍の背景はなくはないです。
若手の台頭が進み、やや成績を落としている中堅選手が移籍すること多々。
和田氏は栗山選手らの台頭、細川選手は炭谷選手の台頭、
帆足投手は菊池雄星投手の台頭、片岡選手は浅村選手の台頭が背景。
それだけ若手が育っている証拠でもあるのですが、
愛着ある選手が最後まで現役を全うできずに移籍してしまう辺りは、
ファンとしては寂しい気持ちになっちゃいます…
それでも、若手の台頭でなんとか凌げる範囲だったという意味で、
日ハムやソフトバンクとは違う形で新陳代謝を繰り返していたと言えます。

今年FA宣言した岸投手が移籍するのか残留するのか分かりませんが、
移籍となればバリバリの主力が抜けるという意味でメジャー移籍並の衝撃です。
穴埋めを期待するのは多和田投手と高橋光成投手の台頭、
結果的に2人が台頭してくれれば、これまでと同じ印象になりますが、どうなりますか。

仮に残留するにしても、岸投手は毎年のように離脱する時期があり、
年齢的にも長期離脱の恐れも残るだけに、
岸投手不在の想定は常にしておかなければなりません。
(ついでに言えば、エースの菊池雄星投手も毎年どっか離脱してるし)
いずれにせよ、若手の先発台頭は必要不可欠であり、
岸投手「不在」の準備はしておく必要があるでしょうね。

2016年10月21日

2016年プロ野球

気が付いたら、こんなに月日が(苦笑)
最近は帰宅⇒グラブルみたいな日が続き、野球観戦と日記執筆が疎かに…
声に出すと自動でタイピングしてくれるソフトが既に出ていますが、
考えただけで文字にしてくれるソフトとか出ないかな~とか思ったり(^^;

時事ネタは既に追いきれないほどに積み重なってしまっているので、
今日はプロ野球の話題を中心に振り返っておこうかと思います。
もっとも、そのプロ野球もほとんど見聞きする機会が減っちゃいましたね。
今年導入された「コリジョンルール」、これの最大の被害者は西武なのは間違いなく、
高橋光成投手のコリジョン適応第1号(後期コリジョンでは完全に適用外ケース)に、
広島との交流戦でのコリジョンサヨナラ負け… これでもう完全に見る気なくしました。
コリジョンサヨナラ負けのケースは取られても仕方ないケースではありましたが、
判定が覆ったのが一度や二度ではなく、少なくとも5度目ぐらいだっただけに、
「またか…」と完全にシラケムードになった記憶があります。
そんな気分はファンだけでなく、選手自身もそうだったのか分かりませんが、
結果的にサヨナラ勝ちの広島はそこから大型連勝を遂げて25年ぶりの優勝を飾り、
ライオンズはショックを引きずるように大型連敗でBクラス転落…明暗を分けました。
兎に角、「コリジョンルール」に振り回された一年、そういう印象が強かったです。
オールスター後に見るに見かねて緩和されたようですが、
失ったものは二度と戻らないわけで、完全にプロ野球が興味から外れましたね…

セリーグの広島優勝・日本シリーズ出場は当然として、
パリーグの日本ハムの逆転優勝は正直予想外でした。
なんだかんだで最後はソフトバンクが振り切るんじゃないのと思ってましたが…
最後に柳田選手や和田投手をはじめ、主力に故障者が続出したのが響きましたね。
逆に日ハムの逆転優勝は若手の成長の成果とも言えるわけで、
巨大戦力を誇るソフトバンクに対する他の4球団を勇気づける結果ともなりました。
今年はAクラスとBクラスがはっきりと差がつく展開となりましたが、
来期はソフトバンクを中心にしつつも、
混戦パリーグが戻ってくる、そんな気配がしましたね。

日本シリーズはどうでもいいけど、今シーズン象徴するならコリジョン起きて欲しい(苦笑)
多くの人と同じように、広島に頑張って欲しいと思うのが本音ですね。


◆プロ野球ネタ ドラフト会議
注目された創価大・田中投手は5球団抽選の末にソフトバンク、
外れ1位も明大・柳投手を外した横浜も加わって、
桜美林大・佐々木投手が5球団抽選でロッテに決まるなど、抽選続きなドラフトでした。
面白いのは即戦力が欲しいはずのBクラス球団が田中投手を悉く回避、
抽選を避けただけとも言えますが、西武・楽天・ヤクルトは高校生投手を指名しており、
単純にくじ引きを避けただけとは言えない側面があります。
やはり春に痛めた肩の状態、そこを不安視する球団が多かったということでしょう。
そういう意味でも、巨大戦力のソフトバンクなら、じっくり完治を待つこともできますし、
くじ引きの結果としては悪くない形に収まったのではないでしょうか。

全体的には高校生・大学社会人問わず、投手指名の傾向が強かった印象です。
広島・巨人・ロッテ・ヤクルトは、野手1人だけで他は全部投手…
あくまで自分のイメージですが、こういった偏った指名は得てして、
「下手な鉄砲、数撃ちゃ当た…らない」となりがちで、全滅することも多々あり…
逆にこういう投手偏重の年に指名された野手がスター選手に育つこともあって、
ドラフトの評価はなかなかに難しいものです。

その中で最も注目したいのは、西武4位指名の鈴木将平選手ですね。
静岡高校の選手で比較的よく見る機会があっただけに、
この指名順位と西武に指名されたことは二重の驚きでした。
強豪の静岡高校で1年からベンチ入りし、左腕投手としてもアピール、
2年時は楽天・堀内選手ら強力打線の中で1番リードオフマンを務め、
甲子園にも出場するなど高打率をマーク、
3年時は甲子園出場こそならなかったものの、日本代表に選ばれ、
3番打者として勝利に貢献、ベストナインにも選ばれた高校生No1野手です。
巧みなバットコントロールと強肩を生かした守備は、イチローを彷彿されるものがあり、
今年のドラフトで最も成長が見込める選手の1人だと思います。
西武は伝統的に強く振り切るバッティングを旨にしており、
鈴木選手の持っている打撃センス・技に力強さが加わって、
そこに栗山・秋山選手の努力し続ける力が合わされば、超一流の選手になれるかと。
そういう意味でも、西武に指名されたことは鈴木選手にプラスになると思いますね。
もっとも、外野争いは枠が空いているわけでなく、レギュラー取りが大変なことも事実。
センターには昨年最多安打の秋山翔吾選手が、レフトにはキャプテンの栗山巧選手、
ライトには本来内野手登録も盗塁王を獲得した金子侑司選手がいます。
来季から金子選手は外野専任になるでしょうし、栗山選手の後釜を狙う形になるでしょう。
とはいえ、若い高卒外野手も戸川・大滝選手ら同タイプの俊足巧打の選手がいますので、
まずは彼らとの競争に勝って2軍レギュラー定着、
そして熊代・木村・斉藤・田代選手ら守備代走要員に勝って1軍定着と、
厳しい競争に打ち勝った上で、スーパースターへと成長してもらいたいです。
それができる選手だと思うので、凄く楽しみな存在です。

あとは楽天に1位指名された横浜高校・藤平投手も気になりますね。
高校BIG3やBIG4と騒がれた中で、最もスケール感があるのは藤平投手、
今年のドラフトの中でも20年に1人の逸材に育ち得るのは、
鈴木選手と藤平投手だと見ています。
楽天はチーム成績の割には高校生の上位指名が多く、
既に抑えで活躍している松井投手をはじめ、
釜田・安楽投手ら話題を集めた高卒投手が多いですし、
野手でもオコエ選手をはじめ、楽しみな若手選手が目白押し。
良い指導者に巡り合えれば、才能が一気に開花し、
楽天の黄金時代が来る可能性もあるだけに、藤平投手の成長が1つの試金石ですね。
藤平投手が育って活躍するようなら、楽天はソフトバンクを超す常勝球団になれますよ。


◆ライオンズネタ ドラフト指名選手
 1位 今井達也投手(作新学院)
 2位 中塚駿太投手(白鴎大)
 3位 源田壮亮内野手(トヨタ自動車)
 4位 鈴木将平外野手(静岡高校)
 5位 平井克典投手(ホンダ鈴鹿)
 6位 田村伊知郎(立教大)

1位指名では春先言われていた創価大・田中投手を回避して、
甲子園優勝投手となった作新学院・今井投手を1位指名。
隣県栃木、同じ北関東ということで、甲子園優勝時から予想された結果。
個人的にもこの1位指名は納得の結果。
夏に急成長した成長度・完成度もそうですが、
それ以上に「甲子園優勝」という肩書が、2歳年上の高橋光成投手と被り、
2人で刺激し合いながら、次期エースへ切磋琢磨することが期待されます。
高橋光成投手は今井投手の面倒を見ながらプロ選手として自覚を高め、
今井投手は高橋光成投手の姿からプロを学ぶことを期待したいですね。
そういう意味でも、この1位指名は「二重の補強」です。

2位・3位はチームの課題を着実に補強した形です。
2位の中塚投手は粗削りながらMAX157キロの巨漢投手。
楽天で活躍した小山投手のようなタイプでしょうか。
ドジャースなどで活躍したエリック・ガニエ投手のような活躍を見せて欲しいです。
3位では社会人No1ショートの源田選手を指名。
打撃の評価では巨人外れ1位の吉川選手、中日2位の京田投手には劣るものの、
守備面の評価は高く、この順位で指名できたことは良かったと思います。
当面の競争相手は永江選手、守備を売りにする左打者なだけに、課題の打撃克服を。
打撃面でリードする呉選手と外﨑選手とのレギュラー争いに注目です。

4位で鈴木将平選手が取れたことは、前述の通りで僥倖。
これで向こう10年外野手の心配はなくなりました。
特に若手の外野手は相当危機感を持った方が良いです。
ただ「俊足巧打」の触れ込みだけでは対応できない、自分なりの長所を出していかないと。
それだけの好素材が入ったことだけは間違いないです。

5位の平井投手はセットアッパーとして期待。
地元の飛龍高校出身だそうですが…すいません、記憶にないですorz
6位の田村投手もここまで残っていたのが驚き。「報徳のイチロー」ですよね?
気持ちの強い投手で大学日本代表でも抑えを務めるなど、
4年生になって復活を遂げた投手です。
将来的に、田村‐中塚‐増田投手のような勝ちパターン継投を見てみたいですね。


◆ライオンズネタ ドラフト指名後の来季の陣容。
[右先発] 岸・ウルフ・多和田、高橋光成・野上・十亀(今井・本田・郭・誠・玉村・福倉)
[左先発] 菊池雄星(佐藤勇・藤田)
[右中継] 牧田、中塚・田村・大石・南川・国場(岡本洋介・岩尾・藤原・豊田・松本)
[左中継] 高橋朋巳・武隈・小石(野田・佐野・川越)
[抑え]  増田
[捕手]  炭谷・森友哉・岡田(上本・中田・藤沢)
[一塁]  メヒア
[二塁]  浅村(水口)
[三塁]  中村剛也、山川・渡辺直人・鬼崎
[遊撃]  呉・外﨑・永江・源田(金子一・山田)
[外野手] 秋山・金子侑司・栗山、鈴木将平
    (坂田・斉藤・木村・熊代・大崎・田代・駒月・戸川・大滝)

先発投手陣は岸投手の残留が最優先事項。岸・菊池雄星・ウルフ投手の3人は確定。
1枠を実績ある野上・十亀投手で争い、2枠を多和田・高橋光成投手ら若手での争い。
左の先発枠が足りてないのがチームの課題。リリーフ次第では武隈投手の先発転向も?
リリーフは増田投手が抑え確定したのは大きいものの、高橋朋巳投手の長期離脱が響く。
来季は高橋朋巳投手の復活と共に、経験を積んだ野田・佐野投手らが育ってくれば、
武隈投手を先発に回すこともできるので、先発の左右バランスが整うことになる。
長年の課題は右のセットアッパー。新人の中塚・田村投手ら若手に対する期待は大きい。
いずれにせよ、投手陣は若手の成長が鍵。
補強点は左投手だけれども、岸投手優先なので森福投手を取りに行く金はないし、
外国人投手にも大きな期待はできないだけに、若手の底上げ次第。
将来的には、菊池‐多和田‐高橋光‐今井の4本柱に、田村‐中塚‐増田の継投と楽しみ。

野手陣は森友哉選手を捕手一本で行くか、コンバートするかをそろそろ決める必要がある。
今年のDHは中村剛也・メヒア・山川・坂田選手と互いに喰い合うことが多く、
金子侑司選手の外野起用が増えたこともあって、森選手の外野での出番は激減、
捕手起用は炭谷選手のケガや優勝争いからの脱落もあるが、
それ以上に外野の玉突き的要素で弾き出された結果という面も大きかった。
ただ、辻監督に代わり「守りの野球」を掲げる以上、ポジション固定は不可欠、
流動的な「守れる捕手」で行くのか、固定的な「打てる捕手」で行くのか。
そもそも、守備に破綻を来した遠因は、細川選手以降「捕手の打撃」を言い過ぎたことで、
その意識がチーム全体に広がり「守れないと使わない」から「打てないと使わない」に変化、
打撃優先のチーム事情が今日の守備破綻の主要因と言える。
経験を積ませて「打てる捕手」を固定して使うことで、他で守れる選手を使うのか、
それとも「守れる捕手」を優先して使うことで、守りの意識を強化するのか、
いずれにせよ、今までのような中途半端な起用は許されない状況に変化しつつある。

現状を考えるに、金子侑司選手は来季から外野一本になるだろうから、
外野は秋山・金子侑司・栗山選手でほぼ固定される上に、後釜に鈴木将平選手が控える。
森友哉選手や山川選手を外野にコンバートしようにも、ポジションが存在しない。
となると、やはり捕手一本で勝負するか、サードにコンバートするかの二択となる。
同じく打撃成長株の山川選手も中村剛也・メヒア選手と重なる部分が大きいだけに、
サードへの本格コンバートでレギュラー取りを目指さないといけない。
若手有望株2人を生かそうと思うならば、やはり森友哉捕手という選択肢が第一となろう。
逆に、メヒア選手に大金を払ってでも残留させたのは、森友哉捕手が既定路線の証拠、
山川選手の成長を考えれば、DH・ファーストは森友哉選手を含めて十分なはず。
ただ、それを「守りの野球」を掲げる辻新監督がどう判断するのか、注目が集まる。

(来季)
岸・菊池雄星・ウルフ・多和田・高橋光成・野上(十亀・本田・今井・佐藤勇)
増田・牧田・高橋朋巳・武隈・野田・田村(中塚・大石・小石)
1(中)秋山、2(右)金子侑司、3(二)浅村、4(指)中村剛也、5(左)栗山、
6(一)メヒア、7(捕)森友哉、8(三)山川、9(遊)源田

(将来)
菊池雄星・多和田・高橋光成・今井・佐藤勇・本田
増田・中塚・田村・高橋朋巳・武隈・野田
1(右)鈴木将平、2(左)金子侑司、3(中)秋山、4(二)浅村、5(捕)森友哉、
6(指)中村剛也、7(一)山川、8(三)呉、9(遊)源田

2016年03月29日

プロ野球開幕

25日にプロ野球ペナントレースが開幕しました。
パリーグは西武とロッテが2勝1敗でオリックス・日ハムにそれぞれ勝ち越し、
楽天とソフトバンクが1勝1敗1引分となり、バランスの取れた開幕となりました。

まだシーズンが始まったばかりなので、何とも言えませんが、
ロッテは思っていたよりも良さそうかな、と。
ナバーロ選手が戻ってくるまで井上選手らで穴を埋められそうで、
帰ってきた時に打線に相乗効果が出るか否か、そこが非常に気になります。
逆にオリックスは新外国人選手のモレル選手とルーキー吉田選手は好スタートも、
抑えのコーディエ投手は不安が大きく、ボクセビック選手もいまひとつ、
それ以上に内野の守備に大きな不安を抱えていて、やや厳しいかな、と。
完全に打ち勝つ野球に徹するなら構わないでしょうが…ややカラーと合ってない印象。

ライオンズは打線が思っていたよりも粘り強いです。
金子投手に対して3点差を追いついたり、5点差も簡単に追いついたり、
終盤も最後まで喰らいついたりと、例年にない粘り強さを感じます。
今年の打線は何かをやってくれる、そういう雰囲気がありますね。
3番にメヒア選手を置き、5番に浅村選手と並びを入れ替えたことも功を奏しており、
5番時には振り回しがちだったメヒア選手は右への繋ぎの打撃を見せ、
浅村選手も中村選手の後ということで、一発よりもランナーを返す打撃にと、
中村選手を中心に一発狙いだった打線が繋ぎの意識が強まってきました。
あとは山川選手に一本出るかどうか。
森友哉選手も控えてますので、時間はあまりないだけに早く結果が出て欲しいです。

投手陣は郭投手とバンヘッケン投手の2外国人が少々不安。
バンヘッケン投手はOP戦の頃から四球が多くて…
リリーフに回っている郭投手も内容的にいまひとつ。
すぐに先発を外すことはないでしょうが、現状では牧田投手の方が安心です。
一方のリー投手は良いスタートを切っただけに、そこが一つの安心材料でしょうか。
何はともあれ、次のソフトバンク戦が本番。
今年こそソフトバンクに勝ち越し、優勝を勝ち取れるように頑張ってほしいです。


◆ニュースネタ 消費税10%引き上げは延期?
まぁ、なんつーか、当たり前というか、
前回の衆議院選で「今回延期するも、再増税時期を明示しているのが野党との違い」とか
言ってませんでしたっけ?
前回の選挙の時点で絶対無理だと思ってましたが、やっぱり無理でしたね(苦笑)

おそらく政府・自民党は海外情勢の変化を理由にして、
アベノミクスの失敗は認めないつもりでしょうが、
その海外情勢だって前回の衆議院選の時点で、
というよりも民主党との政権交代時から十分予想された事態で、見通しが甘すぎます。
ヨーロッパの難民問題の深刻化は起こっていなかったものの、
ギリシャ危機は既に起こっていてヨーロッパの経済不安は既に生じていましたし、
中国の景気減速も不動産バブルの過熱化(空き家不動産への投資)は既に起こっていて、
昨年あたりからその不安が本格的に顕在化したに過ぎず、
アメリカの利上げも民主党政権交代時に囁かれていた話です。

そういった世界情勢の中で、外貨頼みの経済政策が成功するわけがなく、
さらにそれと相反する消費税増税を行うなど矛盾も良いところです。
最初から無理な話を、選挙向けに格好つけて言っていただけです。

今の政治家の経済政策に関しては、こちらの記事を参照。
端的にまとまっているかと。そういう意味では与野党共に失格なわけですが。

結局、外貨頼みの経済政策では日本経済の立て直しに寄与できません。
もう一つの問題である「将来不安」の解消に努めて内需を立て直すこと、
地道ではありますが、即効性を期待された政策さえ「即効」になっていないのだから、
時間をかけてでもじっくりと取り組んでいく必要があるでしょう。
国民の不安…老後の不安・年金受給額の削減問題、
雇用の不安・非正規雇用の不安定さと企業モラルの無さからの労働環境の疲弊、
子育ての不安・不安定雇用による収入不安に保育園不足等の育児環境不安、
そういった国民の抱える現実的な不安の解消なしに、国民は消費をすることができません。
ろくでもない経済政策を論じるよりも、現実的な社会不安に対応する答えを求めたいですね。


◆高校野球ネタ ベスト4が出揃う
昨春優勝の敦賀気比、平成の雄である大阪桐蔭、プロ注目の藤嶋投手を擁する東邦、
多くの優勝候補が敗退する中、勝ち残ったのは、智辯学園、平安、秀岳館、高松商でした。
4校ともに投打守備ともにバランスの取れた学校ですね。
突出した選手はいなくとも、総合力で勝負できる学校が勝ち進んでいる感じです。

注目の準々決勝では、秀岳館と木更津総合の試合が素晴らしかったです。
木更津総合の左腕・早川投手は、立ち上がりこそファールで粘られて苦しんだものの、
130キロ台のストレートとカーブの緩急と、
内外角のコースを攻める切れの良いストレートで、強力秀岳館打線を9回まで封じるなど、
「これしかない」という最高のピッチングを見せてくれました。
花咲徳栄や南陽工もどちらかと言えば変化球でかわすピッチングになりがちで、
重心を後ろに残すステイバックな打ち方の課題となる速球で攻め切れていませんでした。
その点、早川投手は内外角をストレートで攻め込み、
ポップフライを打ち上げさせるなど、内容的にも非常に良かったです。

それが暗転したのは、先頭打者への四球も勿論ありますが、
2アウト3塁カウント1-3の場面でかけたタイムだったように思えます。
自分が見ていた感じだと、早川投手の気持ちが乗っていて、間を空けるべきでないと見てました。
逸る気持ちを抑えるために、敢えて間を空けたのだと思いますが、
投げている投手からすれば水を差されたと感じかねないタイミングだっただけに、
このタイムがどう出るのか気になってみていました。
結果はやや制球が外れた低めストレートでフルカウントに持ち直した後、
内角ストレートが微妙に外れて四球、やや未練がましく構え続ける捕手の姿に危機感を強めました。
投手にとって、気持ちを切り替えにくい状況が続いたことが、
同点タイムリー・サヨナラに繋がってしまったように思えます。
まぁ、結果論になりますが、逸っているのか、乗っているのか、
その見極めが非常に重要だと感じさせる場面でしたね…

2016年03月24日

球春到来

春のセンバツ甲子園大会が始まり、野球の季節が来たことを感じるわけですが…
今年の甲子園大会の感想、「1時間半ぐらいじっとしてろ、クソガキが!!」

……
………これは酷いorz<特に6回表

今年から何を思ったのか、バックネット裏にユニフォームを着た野球少年が埋め尽くすことに。
毎年、試合ごとに着ているTシャツが変わる眼鏡のおっちゃんとか、
プロ野球の開幕前までいる阪神のハッピを来たメガホン持ったおっちゃんとか、
今年も来てるんだな~とかコアな楽しみ方をしていた自分には、とても残念ではありますが、
百歩譲って、真剣に見ているのなら、野球少年・野球部の子どもらに譲っても良しとしましょう。
だけど、だけどね、真剣に見ろや、グラウンドをよ!!
態度の良くない子ども達が映っていると、とっても嫌な気分になります。
そして、最高に厳しいのが6回表…バックネット裏の席がガラガラっすよ、ガラガラ(苦笑)
トイレ休憩ついでに球場を歩き回りたい気持ちは分かるものの、
試合がこれからというところで、バックネット裏がガラガラってのは…
そこがTVで映る以上、彼らはゲストでありながら、出演者でもあるわけで、
そこに座る以上は「良き観客」であるための努力をしてもらいたいです。

何が言いたいかと言えば、ガキ共を漫然と座らせているから見苦しいわけで、
彼らにスコアを付けさせながら試合を見せていれば、何ら問題がありません。
試合を「見ている」のではなく、「見させられている」現状が問題で、
せめて彼らに試合を「見ている」状態にして欲しい、
それが甲子園大会を愛しているもの達の想いでしょう。


◆プロ野球ネタ 高校野球賭博の問題点
予想通り、円陣声出しやノックエラーに絡んだ現金のやり取りは大半の球団がやっていて、
むしろ、名乗り出なかった球団の調査能力の方が疑わしいと思っているわけですが、
それに絡んで巨人・阪神・横浜・ヤクルト・ソフトバンクらから、
高校野球の優勝校を予想する賭博問題が浮上しました。
これは許せません、道義的な意味で断じて許すことができません。

円陣声出しやノックエラー等の現金のやり取りが問題ではないのは、
それが所謂「褒賞」の域を超えていないからです。
「監督賞」や「社長賞」といったものです。
選手のモチベーションを上げるため、緊張感を持たせるために、
そういった現金の授受は、多額になり過ぎないことを条件に、認められて良いでしょう。

しかし、高校野球賭博は認められません。
確かに、母校の出場や健闘を誇りに思い、
意地の張り合いから「ウチが優勝する!」と言って、
晩の飲み代を賭けることぐらいは、よくあることでしょう。
けれども、今回発覚した高校野球賭博はそういった域を明らかに超えており、
参加人数の多さと金額のやり取りからして、完全な賭博行為となっています。
しかも、自分達も必死にやっていた高校野球で、憧れていた甲子園大会で、ですよ?
それはもう高校野球の精神を台無しにしてしまう行為で、
道義的に問題があると言わざるを得ません。

自分達が直接関わる余地がないという意味では、「八百長」の危険性はないので、
「プロ野球賭博」とは同一に語ることはできませんが、
賭博構造的には何ら変わることがないだけに、
巨人の選手のように、「プロ野球賭博」に踏み込んでしまう恐れは十二分にあります。
これは全くもって許すことはできません。

加えて、長年の確執があったアマチュア野球とプロ野球との雪解けが実現し、
プロ野球OBが高校野球の監督やコーチになることも珍しくなくなってきました。
万が一、万が一にもですよ?
そうやって高校野球の指導者になったプロ野球OBが、
後輩選手や先輩OBらに唆されて、八百長でわざと負けた、なんて事件が起きたら、
一体全体、どうなりますか?
そういったプロ・アマの雪解けさえも台無しにしかねない、
重大な問題なんですよ、高校野球賭博は。

これは明確に禁止すべき事柄で、
関わった選手・OBらのアマチュア指導者復帰は今後一切認めるべきではありません。
どうでも良い円陣声出しの現金授受は大騒ぎで、
本当に問題のある高校野球賭博はあっさり報道…バカじゃねーの?


◆センバツ甲子園大会
それなりには試合を見ていますが…悪くはないけれど、良くもない、そんな印象。
例年以上に寒暖の差が大きいのが影響しているのでしょうか、
選手の仕上がりがそんなに良くない印象もあるんですよね。いや、悪くもないけど。
なんとなく不満がなくもない、そんな印象です。

今大会の特徴としては、左腕の好投手が多いことが挙げられますが、
プロ注目左腕の大阪桐蔭・高山投手、花咲徳栄・高橋昴也投手はもう一つ。
高山投手は無失点の好投を見せたものの、140キロは一球もなく、
コントロール重視で試合をまとめ上げたという印象でした。
まだ大きな体を持て余し気味に見え、
一球ごとに帽子が飛んでしまうバランスの悪さは少し気になります。

高橋投手も昨年見せたような腕の振りの強さがなく、
変化球主体の投球になってしまったのは残念でした。
相手の秀岳館打線のボールの見極めが良く、
ポイントが後ろでファールで粘って三振せず、苦しい投球になったわけですが、
そういう場面でこそ、ストレートの力強さで攻めて欲しかったです。
ストレートで追い込んで、フォーク等の変化球で打ち取る、
そういうピッチングスタイルに拘り過ぎていて、
昨年見せた「がむしゃらさ」が消えてしまっている印象なんですよね…
夏に向けては苦しい時こそ攻める投球を、それを身につけて欲しいです。

評判通りだったのは東邦・藤嶋投手でしょうね。
スピードこそ抑え気味で、140キロは数えるほどでしたが、
外野の定位置を来させない球威は見事でした。
打撃の方も前評判通りの活躍でしたし、今後の活躍が楽しみですね。

秀岳館の打線も春とは思えない仕上がりぶり。
「ステイバック」を可能にするスイングスピードはお見事。
ボールの見極めを上手く、ミート力も高くて、
空振り三振をしない打線は見事です。
あの打ち方でプロ注目の速球派投手にも対応できるかどうか、そこが気になりますね。


◆プロ野球ネタ パリーグ順位予想
オープン戦を見ても、ソフトバンクの力は頭一つ抜けている印象で、
逆に他の5球団は実力伯仲の団子状態…
どの球団が他の球団を喰って、ソフトバンクを追いかけられるか、
そこが最大のポイントでしょうね~

ソフトバンクの死角があるとすれば、主戦力に誤算が生じた時、でしょうね。
抑えのサファテ投手や4番の内川選手、トリプルスリーの柳田選手など、
代替可能な選手を即座に用意できないような主力選手に問題が生じた時、
その時に他の球団が付け入ることができれば、ペナントはどうなるか分かりません。
昨年の開幕時点では3選手とも、そこまで大きな存在ではなく、
豊富な戦力のうちのワンピースに過ぎませんでしたが、
勝つこと・優勝することによって、その存在感が増し、
逆に不均衡が生じたことで、欠けた時の喪失感が大きくなる、そこが死角でしょう。
逆に言えば、彼らが順調なら、何ら問題が生じない、強いですねorz

対抗馬に挙がるのは、西武とオリックス。
西武はソフトバンク以上の打線の破壊力を持ち、
オープン戦では坂田選手が復活を遂げ、山川選手も大きく成長したことで、
捕手失格の烙印を押された森友哉選手であっても、簡単にレギュラーには戻れず、
開幕は代打待機が濃厚となるなど、厚みを増した野手陣が魅力的です。
長いシーズンを考えれば、森友哉選手の力は必要不可欠で、
3人を上手く併用する形になってくるでしょう。
課題の投手力は外国人次第。
先発は菊池雄星・十亀・岸・野上・牧田・高橋光成・多和田投手ら、
抑えは昨年セットアッパーで活躍した増田投手、
高橋朋巳投手がセットアッパーに回るなど、主戦力は整ってます。
あとはそこを繋ぐ投手で、先発のバンヘッケン投手やリリーフのリー投手ら、
新外国人投手が期待通りの活躍ができるかどうか、そこがポイントでしょう。
さらに優勝するためには、菊池雄星投手が真のエースとなり、
高橋光成投手や多和田投手といった若い戦力の台頭が必要不可欠です。

オリックスは抑えのコーディエ投手、主軸候補のモレル・ボクセビック選手次第。
エースの金子投手が順調ではあるものの、
リリーフの佐藤達也投手ら昨年不調だった投手の復活はまだ成せておらず、
新戦力の活躍によって、現在の選手の調子も引き上げられるようならば、
優勝争いできる戦力は揃っています。
オープン戦では新外国人選手は好調であったものの、
こればかりはシーズンが始まってみないと分かりませんね。

若手の台頭という意味では、日ハムとロッテにも注目です。
日ハムは毎年のように若手が出てくるものの、レギュラーに育つまでには至ることは少なく、
継続的に活躍できる主力選手の登場が待たれます。
近藤選手や西川選手、浅間選手らが一皮剥けるかどうか、
ルーキーの横尾選手らさらなる若手が出てくるか、そこに注目が集まります。

ロッテは大嶺投手が一皮剥けつつあり、
他にも二木投手ら期待の若手が多く、楽しみな投手が多いです。
打線では期待のナバーロ選手が銃弾所持で出遅れることとなり、
チームに戻った時に上手く溶け込めるか、
相乗効果をもたらすことができるかどうかがポイントになってきそうです。

楽天は世代交代中なので、優勝争いは厳しいものの、
Aクラス入りは十分に狙える戦力はあります。
こちらも外国人選手に依拠する部分が大きいだけに、
打線の核を作ることができるかどうか、そこが今年のポイントでしょう。

順位予想としては、期待を込めて優勝・西武、
2位はやはり戦力的に圧倒するソフトバンク、
3位はなんだかんだで安定した成績の日ハム、
4位はオリックス、5位にロッテ、6位楽天と予想します。
いずれにせよ、大方の優勝予想はソフトバンクでしょうから、
他の5球団が結束してソフトバンクに当たり、パリーグを盛り上げて欲しいですね。

2016年03月16日

賭博と博打体質

昨年から球界を騒がせている「野球賭博」問題。
巨人の高木投手も賭博を行っていたことが明らかになりました。
それと同時に所謂「声出し」において、
現金のやり取りが行われたことが報道され、
阪神、続いて西武も同様のことを行っていたことが報告されました。

西武が「声出し」やノックエラーで現金のやり取りをしていたことは知ってました。
つーか、文化放送で公然と放送されていた話なので、
ライオンズファンならほぼ間違いなく知っていることかと。
特に投手のノックエラーで食事会経費を積み立ててた話なんかは、
東尾監督時代からよくされていた話で、知らない方がモグリというお話。

つまり、何が言いたいかと言えば、同様のことはほぼ全球団やっているはずです。
特に楽天以外のパリーグ球団は、過去に遡れば、絶対にやっているはず(^^;
南海の鶴岡親分ではありませんが、「グラウンドに銭が落ちている」、
まぁ、そういうことじゃないでしょうか(苦笑)

問題は何が問題で何が問題ではないのか、それをハッキリと整理できていない点です。
「野球賭博」は何でいけないのか、禁止しているのか。
それは「八百長」の危険性があり、
過去に「黒い霧事件」で信頼を貶めた過去があるからです。
今回の「声出し」に関しては、あくまでチーム内・選手内でのやり取りで、
敗退行為に直接繋がるわけではないので、協約違反にはなりません。
現場の記者も知っているような公然の秘密をさも事件のように語るのは、
傍から見ていて笑えるというか、白々しいとさえ思えます。

問題があるとすれば、道義的問題でしょう。
スポーツとしての「潔白さ」「清廉さ」を求めるならば、
今回の問題は許せないものになるかもしれません。
でも、それはあくまで「アマチュアスポーツの精神」なわけで、
プロスポーツに対して、どれだけ清廉さを求めるのかは微妙な問題、
というよりも個々人のさじ加減一つとさえ言えましょう。

今の時代は変に「建前」を重視する傾向があります。
それはネット社会故なのかもしれませんが、
「自分のことは置いといて」批判することが多すぎます。
物事の本質を理解しようとせず、建前を建前を用いて批判する、
そういう単なる言葉遊びが多いように思えるのです。

勿論、それは今回の野球賭博騒動に関わった選手にも言えることで、
「声出し」のような球界の賭博体質と八百長に通じる野球賭博との違いを、
全くもって理解しようとせずに、その延長線上に考えてしまったことに、
今回の問題の本質があります。
その違いを明確に選手に理解させることに努めるのか、
それともそういう勘違いをなくすために賭博体質そのものを改めるのか、
プロ野球界が自発的に考えていかなければならないことだと思います。
「自分のことは置いといて」な外野が口を出すことじゃないでしょうね。

2016年02月09日

「口利き」内閣

引責辞任した甘利氏に続き、遠藤五輪担当大臣にも疑惑浮上…
結局、これって安倍政権の「体質」ですよね。
一体、誰のための政治なのか?
消費税増税しても、議員定数削減は行わない、法人税は下げる。
食品全般への軽減税率も累進性には全く影響を与えないわけで、
安倍政権がどこを見ているのかは一目瞭然です。
そういった「体質」そのものが現れて出てるのではないでしょうか。

遠藤五輪担当大臣の疑惑に関して言えば、
この話は「鶏が先か、卵が先か」という話みたいなもので、
献金を受けたのは認めつつも、自分の政治的信念に基づく働きかけで、
利益供与ではないという言い訳らしいですが、まるでお話になりません。
「李下に冠を正さず」と言うではありませんか。
痴漢に間違われないように両手を万歳で男性は電車に乗るではありませんか(苦笑)
仮にそれが自分の政治的信念に基づくものであるのならば、
私利私欲のためではないと示す必要があるわけで、
利益供与と疑われるような政治献金を受けるべきではありません。
そういった自分の政治的信念さえも公私混同にしてしまう態度が、
もはや政治家たる資質を失っていると言えましょう。
結果的に利益を受けていたのなら、それでもうアウトですよ、アウト。
冠を正すフリをしてスモモを盗んだに違いありません(笑)

国会中継をたまに見ると、それなりに面白かったりします。
よく「野党がだらしない」と言われますが、国会を見る限りではそういう印象もなく。
所謂「官僚的返答」によって、質問を曲解して無難な答弁が返ってくるから、
そう勘違いするのかもしれませんが、言うべきことはしっかりと言っています。
特に共産党・志位委員長の質問はさすがという感じで、
南スーダンへの自衛隊派遣に関する質問はすごく勉強になりました。
日本ではほとんど現状が伝わってこないので、関心が薄い話題ではありますが、
先日も国連PKO部隊の不祥事が報道されていましたし、
実際に国連PKOの変質(という名の劣化)は周知の事実であり、
南スーダン政府軍と自衛隊が衝突する危険性が全くないとは言えない印象です。
そうなると、確かに憲法9条との兼ね合いが問題になるわけで、
既にPKO5原則でどうにかなる次元を超えている感じはしますねぇ…
そんな状況で撤退の議論もしていない政府は無策としか言いようがないです。

その憲法9条の改憲さえも表立って口にしだした安倍総理。
昨年の安保法制改正は憲法9条が歯止めになると言ってませんでしたっけ?
その歯止めを取っ払うということは、
もう安保改正時の議論全てを無制限許可するのと一緒ではありませんか。
どうせ徴兵制も復活させるんでしょ。明治憲法ばんざーい\(^o^)/


◆ニュースネタ 清原和博氏が覚せい剤使用で逮捕
前回の日記をアップした直後に、ネットでこのニュースが流れたわけですが…
もう言葉になりませんでしたねぇ…
今もやっぱり複雑な気持ちでこの日記を書いています。
「残念」という言葉しか率直に出てこず、言葉が続きません。

そんな少年時代のスーパースターの転落劇を見ていて改めて思うのは、
私達の「ラベリング」の残酷さです。
清原氏のスタートは「ラベリング」の成功から始まったとも言えます。
岸和田の一野球少年が野球の才能の開花によって、
「甲子園のスター」というラベリングが施され、
その期待に応えるかのように打ちまくって、堂々のプロ野球入り。
「期待のルーキー」というラベリングの中、
1年目から3割30本をマークして黄金期のライオンズの4番に定着。
「球界のスター」というラベリングの中、
オールスターや日本シリーズといった大舞台に強く、お祭り男の活躍。
しかし、FAで巨人に移籍すると、
苦手の内角を執拗に攻められて、思うような結果が残らず、
急激な筋力トレーニングは肉体自身を痛めつけて故障の連続。
体育会系特有のいわゆる「じゃれ合い」も巨人では悪乗りに映り、
ついたあだ名は「番長」、そのラベリングがより孤高の存在にしてしまいました。

今度は「番長」というラベリングが、プラスに作用していた力が、
一転してマイナスに作用するようになって、
自身もまるでその「番長」というラベリングに応えるかのように、
より粗暴に強面に、成績が伴わなければバッシングを受け、より悪く…
引退時は将来的にオリックスの監督になるのではとも噂されましたが、
2軍監督どころかコーチ就任の話もなく、
本人もそれを期待していたのか、解説等の仕事も少なめ、
現役時代の古傷や糖尿病の影響もあって、芸能関係の仕事をドタキャンするなど、
第二の人生のスタートを大きく躓いてしまいました。
それに拍車をかけて「薬物疑惑報道」、
このラベリングによって第二の人生がより悪化したことは想像に難くありません。

結局、いつから覚せい剤を使用していたのかが報道されていないので、
まだ何とも言えないところではあるのですが、
少なくともここ最近の話ではない感じです。
ただ、糖尿病を患っていたのなら、当然に尿検査もしているはずなので、
逆にここ最近の話のようにも思えてきます。
離婚後に孤独に耐えかねてなのか、引退後の不安定な生活でなのか、
はたまた現役時代に既に使用したことがあったのか、
使用時期に関しては今後の詳細な報道が待たれるところです。

一人の純朴な野球少年が。ラベリングによってスターとなり、
ラベリングによって犯罪者へと転落した姿を、
私達は忘れてはいけないし、戒めとしなければなりません。
いずれにせよ、覚せい剤の使用は許されませんので、時間はかかれどもしっかり更生し、
江夏氏のように、何らかの形で球界に復帰できるよう、
数々の栄光が汚れたままとならないように、努めて欲しいですね…


◆清原氏がドラフトで巨人に入団していたら…
芸能人の低い見識に基づく発言を気にする必要性はないとは思いますが、
ライオンズファンとしては、さすがにこの発言にはカチンと来ますね(苦笑)
それじゃ「任侠映画のせいで清原はああなった」と言われて怒らないのかね?
アニメ漫画の悪影響を心配して規制する前に、任侠映画を廃止してはいかが?(苦笑)

よく言われることですが、巨人に入団が決まった時点で満足する選手は多いわけで、
阪神の若手なんかもすぐに勘違いして2軍の王になることもしばしば…
仮に巨人に入団していたら、3~4年で引退してヤクザ入りでは?
ある意味で、巨人への反骨心があったから、いきなり活躍することができたわけで、
それも第一次黄金時代が終わり、新たな局面を迎えていたライオンズだったから、
常に競争意識を刺激されて活躍することができたとも言えるわけで、
「巨人に入団していれば良かった」とは言えないように思います。
清原氏本人も巨人移籍後に「内から見るのと外から見るのとでは違う」と話していて、
憧れは憧れに止めておけば良かったわけで、
問題があるとすれば、FA移籍の方じゃないですかねぇ…?
「紳士球団」なんて言うけれど、何でその紳士球団で野球賭博が発覚したんですか?
巨人なら安心だという説得力はまるでねーですよ(苦笑)
そんな「仮に」の話を続けていったなら、岸和田に産まれてなかったら、にもなり、
それはもはや清原和博という人間そのものの存在を消すことから始まる荒唐無稽な話です。

巨人移籍後は某TV局の「番長」企画を完全にお笑いとして楽しんでましたが、
あれを本気にしていたバカファンはどれだけいたのでしょうか?
そこに問題があったことに何故気づかないのか。
アホな見識を披露する前に、自分たちがどんなレッテルを貼り付けていたのか、
それをもう一度思い起こせと、自分は思いますね。


◆ニュースネタ 日銀のマイナス金利政策の狙い
表向きの説明と本当の狙いは違うわけで…
とても説明通りに「銀行の融資拡大策」になるとは思えませんよねぇ…
国会質問でも一般銀行がマイナス金利を導入に至る恐れはないのかと聞かれても、
全く返答がありませんでしたし、シミュレーションをしてるかは疑わしい印象…
どうやらタコ足喰い促進策が本当の狙いのようです。

麻薬に対して擁護よりも禁止論が多いことに、日本の世論に一安心しつつも、
政府の麻薬投与に関しては反応できない愚鈍っぷりには失望を禁じえませんねぇ…

2016年02月02日

プロ野球キャンプイン

2月1日にプロ野球がキャンプインし、2016年のプロ野球が始まりました。
注目はやっぱりセリーグで、特に巨人・高橋監督と阪神・金本監督の2人は、
人気球団の若き指揮官ということで、期待の目が向けられています。
横浜DeNAのラミレス監督を含めて、どういう野球を見せてくれるのか、
キャンプ・オープン戦の話題はそこに集中するでしょうね。

一方のパリーグはソフトバンクの下馬評が高いこともあって、注目度はいまひとつ。
やはりソフトバンクが総合戦力的に頭一つ抜けているとはいえ、
日ハムは若手育成が上手く、選手層は負けていないですし、
西武とオリックスは1軍主戦力ならばソフトバンクに負けていません。
日ハムは若手が1軍に定着できていないのがネックで、
主力になり得る選手を2~3人揃えられるかどうか、
西武とオリックスの場合は新外国人選手が当たるかどうかがポイントでしょうね。
いずれにせよ、ソフトバンクの一強とならないように、
各球団ともに戦力を整えていってもらいたいです。


◆政治ネタ 甘利経済産業大臣が引責辞任
一部では「潔い」という評価もあるらしいですが… 会見見てないだろと(苦笑)
17時に始まった開始冒頭がニュースで紹介されていた時には、
それを聞いた時には「グダグダ言って誤魔化して辞めない路線」と見ていたので、
後から辞任と聞いた時には驚いたものですが、
再度会見の様子をネットで見たところ、30分以上延々と言い訳を並び立てて、
ようやく秘書への監督責任を理由に引責辞任を表明…
結果だけを見れば、「潔い」のかもしれませんが、
延々と30分以上くだらない言い訳を聞かされた身としては、
「見苦しい」としか言いようがありませんでした(苦笑)

そんな30分以上にわたる「くだらない言い訳」も実にくだらない。
お金の受け取り方の反論ばかりで、お金を受け取った事実は全く変わることはなく、
一般的感覚からすれば、全くもって言い訳にならない話ばかりでした。
菓子折りを貰って、お金を貰った感覚はなかったと言うなら、
どうしてお金を貰ったと気づいた時に相手に返さないのか?
常識的にはありえませんよ。
もしお歳暮に50万円入っていたら、変に思うでしょう? 普通はそうですよ。
変に思わないのは、常日頃から貰っているから、50万円を貰う理由があるから、です。
つまり、受け取った時には賄賂性を認識していなかったとしても、
お金が入っていたことを知った時には、賄賂性を認識していたということです。
もう、その時点で品性が下劣でしょ?
金銭感覚がズレてるんですよ。
それを明らかにしただけの「くだらない会見」がどうして「謝罪会見」になるのか?
ありえないですよ。

真に「潔い」会見にするのなら、冒頭から謝罪して辞任表明をするのが普通です。
自分の担当官庁ではないとはいえ、「口利き」をした見返りにお金を受け取ったのなら、
政治家としての道義的責任は当然追及されるべきで、
閣僚辞任では済まされない、議員辞職相当の出来事です。
それを閣僚辞任だけで済ませるなんて、手ぬるいとしか言いようがありません。


結局をもってして、私達国民も、企業のトップも、報道記者も、政治家も、
「政治家がお金を受け取っている」ということに対する
漫然としての「悪しき理解」があるに他ならないわけです。
国民としてはお金をもって特定の贔屓を許す事柄だけに絶対許せないはずですが、
ある種の絶望感、「まぁ仕方ないよね…」という感覚が、
政治と金の問題に対する追及を弱め、最悪許容してしまう結果を招くわけです。
そんな賄賂にお金を使うくらいなら、企業活動に使ったり、
従業員の給料を上げたりした方が経済再生に繋がるではありませんか。
それを平気で受け取ってしまう感覚が既に「狂っている」し、
そんな大臣が締結してきたTPPが日本国民にとって公正なものだとはとても思えなくなります。
まさに最悪の幕引き、甘利氏が行ってきた実績さえも無に還す心底くだらない会見でした。

2016年01月15日

あけおめ

まぁ、もう小正月ですが…
新年1発目ということで、明けましておめでとうございます(ぺこり)
新年早々、「良い年」が吹き飛ぶぐらいの鬱屈としたニュースばかりですが、
なんとか生きていきたいものです(義務感)


世界情勢的にはイランとサウジアラビアの対立が激化したり、
北朝鮮が水爆実験を行ったと大々的に喧伝してみたり、
中国バブルが崩壊して株価の乱高下が続いてみたり、
ついにアジア最大のイスラム教国のインドネシアにてISテロが勃発したりと、
世界はどうしようもない混沌の渦に巻き込まれていたりしますが、
まぁ、ぶっちゃけどうなるんでしょうね~ってなぐらいに、さっぱり分からん。
もっとも、中国バブルやインドネシアのテロ不安は昨年から予想済みな事態で、
それに対する備えを何もしてこなかった無策な政府に問題があるわけですが、
テロの脅威が今まで以上に日本を脅かすことは間違いないと思われます。
とはいえ、特に恐怖におののく必要はなく、
死んじゃうかもしんないね、ぐらいな覚悟はしときましょうってなぐらいか。
…おー、新年一発目から暗くなりますね~orz

イランとサウジの対立に関しては、
スンニ派とシーア派の違いを感覚的に理解できない自分には分からない話。
仏教の宗派対立とは全く異なる次元、影響力ですからねぇ…
政治的には多数派であったスンニ派が、アメリカのイラク戦争の影響で、
イラクまでもシーア派国家にしてしまい、両者の多数派・少数派バランスが崩壊し、
今まであったシーア派=過激派、スンニ派=穏健派といったイメージも、
IS(元々はイラクシーア派の防衛としてのスンニ派)の台頭で崩壊、
焦るスンニ派=サウジアラビアが動いた、といった構図でしょうか。
少なくとも、このまま全面的な宗派対立になることは好ましくないでしょうから、
なんとか落としどころを見つけて欲しいと思うのが本音ですが、
やっぱりその感覚や違いというのは分からないだけに何とも言えないっす。

北朝鮮の水爆実験に関しては、アメリカが事前に察知していたという話もあり、
年末に急きょ行われた日韓の従軍慰安婦問題の政治決着は、
北朝鮮に素早く対応するためにアメリカが急かした、という話もあったり。
安部総理が急きょ外務大臣を派遣したりと慌ただしかったことも考えれば、
十二分に納得できる話ですね。
…まぁ、それにしては韓国側の対応は遅れに遅れまくりでしたけど…
従軍慰安婦問題の政治決着に関して言えば、
まさに「政治決着」の名に相応しく、何も問題は解決していない、
当事者置き去りの結末で、案の定、韓国・日本双方が納得している気配はありません。
日本でもアホな議員が政治決着を無駄にするような発言をしたりと、
手打ちにした意味がまるでない蒸し返しをするなんて政治的センス0と言うしかない。
つーか、失言で済むレベルじゃないだろ。議員辞職もの。少なくとも、離党せいよ。
従軍慰安婦問題の解決法としては、悪くない「痛み分け」的な感じだと思いますが、
そもそもにおいて韓国は「今」の人権問題として扱っているのに対して、
日本は「過去」の人権問題として扱っている限り、その接点は見いだせないわけで、
すれ違ったままに政治決着が図れたのは、
外敵(北朝鮮)がいた故の奇跡の勝利としか言いようがないです。
…韓国の政権交代であっさり変わっちゃうかもしれんけどね。
少女像の撤去が条件とかネチネチ言わずに、早期に決着を図った方がいいでしょう。
結局の所、日本の政治家は女性=肉体=売春婦=下劣な存在と看做してるアホなので。
一億総活躍とか笑っちゃうわよねー(苦笑)


◆ニュースネタ 鹿児島の強姦事件で無罪判決
冤罪が証明されて良かったという話ですが、犯人が捕まらなければ、
被害者女性は真犯人・裁判所・警察と3度レイプされたことになるわけで、
とんでもねー話ですし、
犯人に仕立てられた被告の人生もまた戻すことのできない話です。
2人の人生を無茶苦茶にしておきながら、組織という壁に守られ、
雑な違法捜査をしまくる警察官を許しておいて良いの?と思いますねぇ…
公務員は守られ過ぎですよ、守られ過ぎ。
そういう過保護な体質が組織的隠ぺいを生んでんじゃないのかね?


◆ニュースネタ 成人式は最後のUターン機会
毎年のように成人式の騒ぎを風物詩のようにピックアップするテレビ局も暇なんかね~
成人式に参加する・参加しないだとか、成人式を自治体が主催するべきか・無駄かだとか、
そういう話は実にどうでも良くて、重要なのは↑ですよ。
地方自治体にとって、若者が一同に会する機会というのは成人式が最後なわけですよ。
それを無為にし、過疎に悩むなんてバカらしいに決まっている。
せっかく成人式という場があるのだから、そこでUターン就職を決められるようなシステム、
学費の援助だとか、企業を超えた地域交流だとかを行えるようにすれば良い。
就職活動も地元Uターンのみ優先させても良いじゃないですか。
成人式の意味を問う以上に、どうして成人式という場を生かそうとしないのか。
選挙権年齢の引き下げによって、さらに成人式が形骸化していく中、
新たな地方創生の機会にできるように、システムを変革していって貰いたいです。


こんな感じで今年も相変わらずボヤいていきます故に、
まったりとヨロシクお願いします('ω')ノ

2015年12月31日

今年も終焉ですね~

なんか散々書こうと思ったネタをアップせずに放置してたら、
既に時代遅れになっている感(爆)
消費税の軽減税率だとか、プレミア12とか、テロとか沖縄の基地問題とか。
頭の中で考えていたことが素直に文字にならなかった今年の後半orz
猛省するばかりです、とほほ。


そういや、11月頭にPCを新調しました。
前々からグラフィック関係の強制終了が発生していたので、
買わないとな~と放置してたら、事態が深刻化、
起動しないということはなかったものの、頻度が上がったので買い換えました。

Core i5-6600
Z170 Extreme4
DCDDR4-2133-8GB
虎徹 KOTETSU
SSD等やドライブ・電源は流用
GTX950 GAMING2G
Define R5

わりとオーソドックスな構成で10万行かないぐらい。
ケースはAntecのP100やCoolerMasterのSilencioシリーズと迷ったのですが、
実際に店で触ると、作りがちゃちい(特にフロントドア部分)ので、
価格COM等で評価の高かったDefine R5を選択しました。
使ってみると、非常に良いケースですね~
作りも良いし、配線もしやすい。大きさも手頃で大満足。
静音性も高く、上の方に配置しているHDDのカリカリ音が聞こえる程度。
1万円程のミドルタワーケースを選ぶなら、非常におススメです。

特にマシントラブルは発生せず、
12月になってカリカリ音がしていたHDDに不良セクタ発生したぐらい。
SSDの価格が下がっている昨今、高速回転のHDDは要らんですね。
現在の構成ではSSDを2台搭載して、OS用とドキュメント用に分けてます。
他の貯蔵データは5400回転で十分。


問題はハードではなく、ソフト。そう、Windows10への切り替えが拙かったorz
まぁ、使い勝手は8より断然マシで、戸惑うことも少ないのですが、
とにかくOSの安定性・安全性が非常に微妙過ぎる。
話では7から10にアップグレードしても、動かないソフトは少ないと聞いてましたが、
実際に動かしてみると、動かないソフトはやっぱり動かない。
特にバックアップソフトが使えなかったのは誤算で(TrueImageHD)、
仕方ないのでTrueImage2016を購入しました。
無料のソフトで「EaseUS Todo Backup Free」というのがあったのですが、
インストールすると、ノートン先生に多段アクセスしまくって非常に気持ち悪い…
実害は生じてなかったものの、ノートン先生のログがそれで全て埋まってしまうのは、
いかんともし難しということで、導入は止めました。
他にもロジクールSetpointがスリープから復帰すると、
機能しないこともあったりと、まだ完全に動いている感じはないです。

それに加えて付属ソフト(アプリ)がひたすら使えない。
メールソフトの悪化は甚だしく、outlook.comとの連携が必須。
メールのフォルダ振り分けがアプリ上でできず、使い勝手が悪いです。
他のアプリも中途半端な感は否めず、タブレットアプリとして見れば十分でも、
パソコンのソフトと見ると物足りない感じです。
加えて、デフォルトのプライバシー設定がマイクロソフトへの情報送信推奨になってるので、
そこら辺も今までになかった気持ち悪さを感じてしまいます。

一言で言うなら、「Windows10は無料でないと意味を見いだせない」ということ。
このソフトにお金を出す価値は見出せません。
Windows7で問題がないのならば、アップグレードしない方が良いかと思われます。


それと、グラボにFF0の招待コードが入っていた関係で、Steamを導入しました。
10月のグラブルのコラボイベでウルトラストリートファイターが扱われたこともあって、
興味もあったので、この際、入れてしまおうと。
その後、秋のセールでウルトラストリートファイターと三国無双7を買いました。
最近は無双ばかりやってますねー 争覇モードが楽しい。
あ、そうだ、Windows10になって唯一良かったと思えるのは、
IMEで三国志の人物が変換されるようになったことぐらいです(笑)

2015年10月30日

日本シリーズはソフトバンクが勝利

プロ野球日本シリーズは、福岡ソフトバンクホークスが4勝1敗で
東京ヤクルトスワローズを下し、2年連続の日本一に輝きました。
CSの立役者であった内川選手を故障で欠いたものの、
その穴を感じさせない選手層の厚さを見せ、磐石の勝利という感じでしたね。
CSも日本シリーズも前半はロッテ・ヤクルトがチャンスを作っていたものの、
そこを生かせないままにズルズル行ってしまった印象です。
ソフトバンクに勝つには先手必勝、
立ち上がりのチャンスを生かすしかないですからねぇ…

まぁ、正直言って、ソフトバンク黄金時代が到来している感は否めず、
12球団の中で選手層の厚さは群を抜いていますね。
ソフトバンクを止められるとすれば、主力選手が揃っているライオンズぐらい。
もっとも、ここ数年、ライオンズがソフトバンクに大きく負け越していることが、
ソフトバンク黄金時代をより際立たせている感じもあるのですが…
今のライオンズに足りないのは、選手層の厚さと勝利への戦略。
特に打線はソフトバンクと遜色ないのに、一発頼みで得点力は高くない。
そういう意味でも橋上戦略コーチ招聘でID野球との融合が図れるかどうか、
そこがソフトバンクに対抗していけるかどうかのポイントでしょうねぇ…


◆プロ野球ネタ ドラフト会議
10月23日にプロ野球の新人選手選択会議が行われ、
明治大・高山選手の抽選で不手際があったり、
機械が故障して指名に時間がかかったりと、運営の不手際が目立ったものの、
指名自体は無事に終わり、各球団ともに補強ポイントを抑えた形となりました。
今年は「ドラフトの目玉」といった選手は居らず、
故障や不調もあってやや評価を落とす選手も居たものの、
全体的に粒揃いで数が揃っていた印象で、そういう意味でも競合が少なく、
仮にくじを外したとしても、特に問題が起こりにくい年だったように思えます。

そんな中で意外だったのは、慶応大・谷田選手が指名漏れしたことでしょうか。
新聞紙上では上位指名が固いような書かれ方でしたが…
同じスラッガータイプの青山学院大・吉田選手はオリックス1位指名だったものの、
慶応大・横尾選手は日ハム6位、
高校生では初芝橋本・黒瀬選手がソフトバンク5位、
大阪偕星・姫野選手が日ハム8位、九州国際大付・山本選手が横浜育成など、
アマチュアの評価とプロの評価の乖離も目立つドラフトだった気がします。
セもパも世代交代時期で各チームの実力差が少なくなっているだけに、
全体的に即戦力重視、そんなドラフトに見えましたね。

そんな中で異彩を放ったのが戦力充実のソフトバンクでしょう。
1位で3球団競合の県岐阜商・高橋純平投手を引き当て、
2位で日大三島・小澤投手を指名するなど、高校生6人を指名。
攝津投手に代わる絶対的エースがまだ育っていないだけに、
本格右腕2人を獲得できたことは大きいでしょうね。
しかし、全員高校生とは本当に余裕ですねぇ…f(^_^)


◆ライオンズネタ 投手を中心に大量10人を指名
今年ほどスカウトの眼力が試される年はないですねぇ…ってな、独自ドラフトを展開。
最大の問題は、1位指名の富士大・多和田投手の故障の程度がどうなのか。
昨年のドラフト終了時点で、多和田投手の指名は固いと予想されましたが、
今年春のリーグ戦で故障をしてからは一切投げておらず、
ドラフト直前に出た記事でも、故障は完治していないような感じですし…
実際のところはどうなのか、本当に軽症でブラフ記事なのか、完治には程遠いのか?
西武黄金時代にNTT四国・渡辺智男投手を1年間投げさせず、他球団が手を引く中、
2位で指名して新人から大活躍させたケースもあるので、ブラフも否定できませんが、
その正否をファンは判断することができませんから、期待半分不安半分という感じです。
それと、いきなりエースナンバーをという話はどうかと…
「18」は高橋光成投手が希望してましたし、今年の活躍なら期待半分でも有資格者。
西口投手のつけていた「13」を付ける形なら、という感じでしょうか。
ちなみに、多和田(たわた)真三郎(しんさぶろう)と濁点少なめ注意f(^_^)

2位以下も独自路線で、一部事前報道があった選手もいるものの、
他球団の指名は報道上では少なかった選手ばかり。
故に、指名順位と実力が見合っているか判断できず、結果待ちという感じです(^^;
今年ほどスカウトの力関係が出ている年はなく、
水沢スカウトが担当する北海道東北地区から、1位・多和田投手をはじめ、
2位・川越投手、6位・本田投手、9位・藤田投手の4人が指名されています。
加えて、最近指名の多い九州の第一工業大から、7位・呉内野手、8位国場投手、
同じく西濃運輸から3位・野田投手を指名するなど、
近年の人脈に沿った指名も多くなっています。
それだけ周囲の評価に左右されず、長く選手を見てきた成果とも言えますが、
それを結果に結びつけることができるのかどうか、
スカウトの眼力とともに、チームの育成力が問われる指名になったと思います。

(右先発候補)1位・富士大・多和田投手、6位・東北学院大・本田投手
(左先発候補)9位・弘前工・藤田投手
(右中継候補)5位・JR四国・南川投手、8位・第一工業大・国場投手、
       10位・四国IR香川・松本投手
(左中継候補)2位・北海学園大・川越投手、3位・西濃運輸・野田投手
(二遊間)  7位・第一工業大・呉選手
(外野手)  4位・花咲徳栄・大滝選手

補強ポイントはそれぞれ抑えていますが、
川越・松本投手は投手経験が浅く、南川投手は荒れ球と、育成できるか不安も…
できれば、高校生投手をもう1人欲しい所でしたが、
来年は花咲徳栄・高橋投手もいますし、将来にかけて、ですかね。
昨年も投手中心の指名で、おそらく来年もその流れは変わらないと思うので、
1年目から勝負という気持ちを持って、プロ入りして欲しいですね。


◆ライオンズネタ ドラフト指名を受けて戦力外選手の追加
田中・平野・中郷・松下投手の4人が追加の戦力外通告を受けた模様です。
平野・中郷・松下投手はフェニックスリーグでも中継ぎで結果を残してましたし、
このままなら来季もあるのかな~と見ていた矢先に…
加えて、田中投手は負けている試合展開が多かったものの、
プロ初勝利&初セーブを挙げるなど、防御率1.69と一定の結果を残し、
来季は中継ぎの一角に、と期待していたわけですが…
それだけに、ショックな人事でしたねぇ…

結果を残しつつあった田中投手が戦力外を受けたのはショックでしたが、
逆にこれでリリーフ投手陣に危機感を芽生えさせたのなら、
これはこれで意味があると思います。
極端なことを言えば、増田・高橋朋巳・武隈投手以外のリリーフは、
いつ戦力外通告を受けてもおかしくないですし、文句も言えません。
特に右のリリーフ。
ベテランの岡本篤志投手、シーズン後半に勝ちパターンで起用された岡本洋介投手、
期待されながらも安定した結果が残らない岩尾投手と藤原投手…
1軍戦力として期待される彼らであっても、
1軍で結果を残せないのならば、チームを去るのみ、
そういった強いメッセージを球団側が発信したように思えます。
田中投手には悪いですが、これで危機意識・競争意識が高まれば、と思います。

あとは願わくば、田中投手が他球団で再生できますように…
能力は高い投手だと思うので、どこかチャンスを与えてあげて欲しいです。

2015年10月10日

2015年埼玉西武ライオンズ総括(3)

今日は野手陣全般に関する課題です。

秋山選手のシーズン最多安打記録更新や2年目の森友哉選手の活躍など、
打線は全体的に明るい話題が多かった一方、
メヒア選手の不調や若手の伸び悩みもあって、上位・下位が完全に分断されたことで、
得点力は思ったほど上がらず、
好投手を打つことができずに、上位球団に大きく負け越す原因となってしまいました。
主力・控えの差は投手陣以上に大きく、選手層の底上げが課題になっています。


◆打線の誤算1 メヒア選手の処遇
打線の最大の誤算は昨年の本塁打王・メヒア選手の不調でしょう。
開幕から不調が続き、交流戦の時期にはスタメン落ちの試合も出てきて、
6・7月も一進一退といった形が続くも、8月後半辺りからようやく本領発揮、
最終的には27本塁打89打点と一定の成績を残したものの、
打率は.235に終わるなど、低迷が長引いてしまいました。

幾つか不調の要因はあると思うのですが、
当初理由とされたオフの「太りすぎ」は根本的原因ではなかったように思えます。
実際、キャンプ終盤には大分絞れていましたし、それ自体が影響したというよりは、
それを含めてのメヒア選手の管理体制に一番の問題があったように思えます。
今季の不調の要因は既に昨年終盤にも現れており、
チームの成績が低迷する中、ホームラン王争いが掛かっているということで、
一発狙いの外角振り回しの打撃を黙認してしまったことで、
一発は出ても率が残らないという状況を今年にも引きずってしまった感があります。
シーズン終了後や今年のキャンプ・オープン戦でその打撃を改めることができず、
開幕すると外角に広がったストライクゾーンもあって、さらに症状が悪化、
メヒア選手本来の広角に打つ打撃が戻るのに大きく時間を要してしまいました。

また、それならそれで早期に2軍調整させて修正することもできたはずですが、
契約の関係なのか2軍調整させることはなく、打順変更やスタメン落ちなど、
徹底した対応は取られることがなく、処遇が曖昧な時期がありました。
一時期はこのまま戦力外にしてしまうのではないか、そう危惧するほどでした。
もう少し早めに特効薬を打っていたのなら、復調も早まったように思えます。
メヒア選手への対応を誤ったことが、打線再生の機会を奪った最大の要因でしょう。


◆打線の誤算2 浅村選手の不調と森友哉選手の疲れ
開幕の時点から今年のライオンズの打線を動かす推進力は、
3番に座る浅村選手と、6番の森友哉選手と見ていましたが、
オールスターを挟んで2人の打撃は急失速、
2人の打順がコロコロ変わる異常事態になったことで、
打線の繋がりが完全に絶たれてしまいました。

浅村選手の不調の原因は夏の練習不足だったように思われます。
今年はキャンプから守備中心のメニューを組んで下半身を鍛えていたものの、
シーズン中盤は疲れから練習を抑え気味にすることが多くなり、
結果的に好調を支えた春の貯金を使い果たしてしまった形となりました。
一方の森友哉選手も年間通しての1軍出場は初めてということで、
さすがに後半戦は疲れを見せてしまいました。

2人とも9月には持ち直しただけに、来季以降の不安はありませんが、
チームとしては2人の不調が非常に痛かったのは間違いありません。


◆打線の誤算3 若手の伸び悩み~欠ける機動力~
ショートのポジションを金子侑司選手と永江選手、外崎選手、
ライトのポジションを木村選手と斉藤選手ら、
他にも岡田選手や山川選手など、レギュラー取りを期待された若手がいましたが、
最終的にショートはベテランの渡辺直人選手、
ライトは内野が本職の脇谷選手が守るなど、ベテラン選手に負ける結果となりました。

渡辺直人選手や脇谷選手の経験や技術は必要不可欠で、
1軍戦力として必要なのは間違いないのですが、
だからといって、彼らにスピードや勢いといったものは求められませんし、
やはりスピードのある若手選手の台頭は必要です。

現に今年のチーム盗塁数はリーグ最低の66。
一番多くて秋山選手の17です。これでは話になりません。
11盗塁の金子侑選手や9盗塁の外崎選手、
4盗塁の斉藤選手や1盗塁に終わった木村選手など、
スピードのある選手がレギュラー取りに絡んでこなければ、
来年の打線も「打つだけ」となってしまい、攻撃の多彩さを欠くことになってしまいます。

現状ではそこがソフトバンクと日ハムとの差になっており、
スピードのある若手の台頭がそのまま打線の質の向上に繋がると思われます。


◆打線の来季に向けての課題~機動力野球の復活~
待望のヒットメーカー秋山選手の誕生に、
中村剛也・メヒア選手といった長距離砲の存在、
本来なら、それだけで独走してもおかしくない戦力にも関わらず、
それができないのは繋ぎの打者、スピードのある打者が欠けているからです。
若手の成長によって、どれだけ機動力を上げられるか、そこがポイントですね。

(捕手)炭谷・岡田(森友哉)
(内野)メヒア・浅村・中村剛也・渡辺直人・脇谷(金子侑司・外崎・永江・山川)
(外野)秋山・栗山・大崎・熊代(木村・斉藤)
1(中)秋山、2(遊)金子侑・外崎、3(二)浅村、4(一)中村剛也、5(三)森友哉、
6(指)メヒア、7(左)栗山、8(捕)炭谷、9(右)斉藤・木村

最大の問題は森友哉選手をどのポジションで使うか、ですよね…
捕手を早々に諦める必要はないと思いますが、サブポジション1つは固定して欲しい所。
ライトで固定するのか、サードに挑戦させるのか、
今後の補強戦略次第だとは思いますが、DH固定はもう避けた方が良いでしょう。

補強ポイントはスピードのある外野手。
ドラフトでは関東一高のオコエ選手ら俊足巧打の選手がいるので、
今年の場合は投手よりも野手を優先した方が良いのではないかと思われます。
ドラフト補強が失敗した場合は、オリックス退団のヘルマン選手を再度呼ぶのも一手。
ドラフトで補強できた場合は森友哉選手をサードへ、
ヘルマン選手の再獲得の場合は森友哉選手をライトへ回す形になるでしょうね。

2015年10月06日

2015年埼玉西武ライオンズ総括(2)

今日は投手陣に関する総括です。

開幕から増田-高橋朋巳投手という必勝リレーを定着させて、
開幕ダッシュに成功したものの、
オールスター前後に2人の調子が一斉に落ちて大型連敗…
牧田投手を一時的に抑えで起用するも、思うような成果は挙げられず…
加えて、野上投手ら先発陣も夏場に失速…
ルーキーの高橋光成投手の活躍や増田投手の復活で持ち直したものの、
全般的に見ると、尻すぼみで終わった2015年の投手陣という印象です。


◆投手陣の誤算 リリーフ陣の駒不足…というより準備不足
誤算は、勝ちパターンの増田・高橋朋巳投手が疲弊し、
オールスター前後に大型連敗を喫する原因を作ってしまったことなのですが、
2人が疲弊することは4月終了時点で十二分に予想できたことだったわけで、
それに対して何ら準備をしていなかったことが誤算、というか問題です。

一応、バスケス投手やメヒア投手を使って探りを入れてはいましたが、
結局、2人は使い物にならず、増田・高橋朋巳投手の負担を減らせず。
2軍では田中投手を抑えに使っていましたが、1軍では敗戦処理ばかり、
大胆な起用は最後まで見られず、2人の代役は最後まで見つかりませんでした。

その増田・高橋朋巳投手の起用法もよく分からない面があって、
増田投手がリリーフに失敗した後、何試合も登板せず挽回の機会が遅れたり、
敗戦が続いているからといって、高橋朋巳投手を1週間登板させなかったりと、
本当に2人がリリーフ陣の中心にいるのか分からなくなる時期もありました。
2人を中心に回さなければいけないのに、2人を中心に回していない、
それでいて、勝ち試合が続くと毎試合のように使わされるから使い減りする、
敗戦が続くと投げない時期が続いて調整が遅れる、それの繰り返し…
今季、リリーフ陣の中で大きく成長した武隈投手も登板過多気味で、
勝ち試合・負け試合に関係なく使われていましたし、
そこら辺のリリーフ起用のメリハリを直さないことには、
来年も同じ過ちを繰り返してしまうことは目に見えています。

課題は、監督の長期的視野に立ったリリーフ起用方法と、
武隈・増田・高橋朋投手の負担軽減を図れる投手を育てることですね。


◆先発投手陣の誤算 夏に勝てない投手達
ここ数年の特徴でもあるのですが… 夏場に勝てない先発投手が多すぎます。
夏でも安定しているのは、岸投手と菊池雄星投手ぐらい。
牧田投手と野上投手の失速は毎年のこと、
十亀投手は9月に持ち直したものの、一時期はローテ落ちの危機でした。

当初は先発完投のスタイルが負担をかけているのかとも思いましたが、
今年は開幕からリリーフ陣に繋ぐことが多く、先発の負担は大きくなかったはず。
それでも夏場に失速してしまうのは、起用法に問題があるというよりは、
本人達の調整に問題がある、そう思わざるを得ません。

中でも大きな誤算となったのは、エース格の牧田投手の失速でしょうね。
シーズン中盤に一時リリーフを務める時期もありましたが、
あれは高橋朋巳投手の不調もありましたが、
牧田投手が先発として役割を果たせていなかったことも一因にあるように思えます。
牧田投手が投げると打線の援護が少ないと言われてきましたが、
今年の場合は援護を貰っても簡単に同点に追いつかれてしまう、
先制点を挙げると、そこから崩れてビッグイニングを作ってしまう、
ロッテに移籍して最多勝争いしている誰かを髣髴とさせる投球内容に…
安心して先発を任せられず、結果として抑え・リリーフに回した、そういう印象です。
某投手と同じく汗っかきの体質が夏場に勝てない理由なのでしょうか?
今後、牧田投手を先発で使うのか、リリーフで使うのかは大きな課題と言えます。

収穫はルーキー高橋光成投手の活躍でしょうね。
当初は先発不足で、好調でもない時期に調整を捻じ曲げてでの1軍先発となりましたが、
2戦目以降はその不安を吹き飛ばすような快刀乱麻、
最初はバランスを崩しがちだったフォームも投げるたびに安定感が増し、
終盤には岸投手に次ぐピッチングの安定感を見せるようになっていました。
CSに出場していたなら、初戦に先発していてもおかしくない感じでしたね。
来季は菊池雄星投手と高橋光成投手の左右2枚がエース格となる、
そういう期待感を抱かせてくれるピッチングだったと思います。


◆投手陣の来季に向けての課題~外国人投手の活躍が鍵~
投手陣は2~3年前に比べて、確実に良くなっているのは確かです。
ただ、それが上手く回っていない、その回らない最大の理由は外国人投手の不振です。
優勝したソフトバンクにしても、安定した成績の日ハムにしても、
外国人投手が一定の活躍を見せています。
ライオンズも近年優勝した年には必ず外国人投手が活躍しており、
彼らの活躍がチームの戦力を厚くし、起用法に幅を持たせているのは間違いなし。
そういう意味でも、使える外国人投手を獲得することは優勝の絶対条件です。

課題となる牧田投手の起用法としては、リリーフに固定すべきかと思います。
先発は菊池雄星投手をエースとして自覚させ、高橋光成投手を次期エースに、
実績のある岸投手と十亀投手、野上投手が脇を固め、
先発6番手として郭俊麟投手や新外国人投手、若手との競争。
抑えは牧田投手、増田・高橋朋巳投手が脇を固める形が理想ではないでしょうか。

(先発)菊池雄星・高橋光成・郭俊麟・岸・十亀・野上(新外国人投手・誠)
(右リ)増田(新外国人投手・岡本洋介・田中・岩尾・福倉)
(左リ)高橋朋巳・武隈(宮田・中崎・佐藤勇・佐野)
(抑え)牧田

補強ポイントは、先発1枚、右のリリーフ1枚。それと優秀な投手コーチ(笑)
報道によれば、潮崎2軍監督が1軍ヘッド昇格予定であったり、
オリックスを退団した高山投手コーチ招聘の話もあったりと、
投手起用に関しては一定の改善が図れそうなので、そこは期待しています。
あとは経験豊富なリリーフが岡本篤志投手しかいないので、
アメリカ球界挑戦を標榜してはいますが、オリックス退団の馬原投手は、
補強ポイントにも合致しているだけに、アタックしてもらいたい選手です。

2015年10月05日

2015年埼玉西武ライオンズ総括(1)

直接対決のロッテ最終戦に敗北し、シーズン最終戦も落としてしまったライオンズ、
一方のロッテは終盤に連勝を飾り、昨日3位を決めてCS出場を決定、
これによってライオンズは4位確定Bクラスでシーズンを終えることとなりました。
…にも関わらず、田辺監督の続投が決定、
言いたいことは色々あるので、それぞれまとめながら今季の総括をしようと思います。

今日は総括の総括、「監督」「フロント」の総括です。


◆田辺監督の「監督」としての是非
総じて見れば、昨年の監督代行時と同じ失敗をしてしまったように思えます。
就任当初・開幕時はオーダーを固定し、良い形で打線が機能しましたが、
中盤くらいに不調な選手が際立つとオーダーをコロコロ代えて日替わりに、
結局はホームランに頼り切る打線となってしまい、
良い投手を打てずに完封負け=上位に勝てない打線となってしまいました。
一方の投手起用は就任当初・開幕からリリーフを酷使してしまい、
スタートダッシュに成功はしたものの、オールスター前に増田・高橋投手が疲弊、
オールスター後の大型連敗を喫する原因を作ってしまいました。
采配も真面目な性格が象徴するようにオーソドックスで、
東尾・渡辺監督のような博打勝負に出ることは少なく、
また、森・伊原監督のような用意周到さもない。
結論としては、人が良いだけの凡将、そう言わざるを得ない結果でした。

それは優勝したソフトバンクと比べればより顕著になります。
開幕時こそリリーフ陣の出遅れもあって、Aクラスそこそこな成績でしたが、
バリオス投手や二保投手ら経験の浅い投手を勝ち試合でも大胆に使い、
野手陣でも李選手や本多選手、内川選手といった主力が不調であったならば、
思い切ってスタメンから外したり、2軍調整を命じるなど、起用にメリハリがあり、
代役の若手中堅選手がそこでしっかり結果を残すことで、戦力をさらに厚くし、
8月以降は手がつけられない状態となり、独走でリーグ優勝を決めました。
確かに、戦力が最初から厚いソフトバンクならではの戦い方とも言えますが、
工藤監督は目先の1ヶ月に囚われず、シーズン終盤を目指した戦い方をし、
さらにはリリーフの酷使を防ぎ、2年~3年先も勝てる常勝軍団作りをしている意味で、
田辺監督とでは見ている先が明らかに違う、ということは確かでしょう。

凡将と名将の差として最も顕著に現れてしまうのが「負け試合」の内容です。
名将はさっと切り替えて、主力の使い減りを防ぎながら、若手を使って収穫を探す。
凡将は簡単に切り替えられずに引っ張ってしまい、
流れが決まった後に若手を出して見殺しにしてしまう。
負け試合はいかに犠牲を少なくして負けるのかが大事なのであって、
それができるかできないかが指揮官の良し悪しの判断材料になります。
その観点から、両監督を見比べてみると… 言わずもがなです…

もっとも、昨年を含めて、田辺監督のやり方が完全に間違っているわけでもありません。
昨年のライオンズは戦力不足にも関わらず、勝つための監督=伊原監督を据えてしまい、
ボロボロになった最下位のチームを立て直すためには、
田辺監督代行の一戦必勝のスタイルは悪くありませんでしたし、
開幕ダッシュを成功させたのも、自信喪失気味だったチームには良い薬だったと思います。
問題はそこから戦い方を切り替えられなかったことにあり、
開幕ダッシュ~苦手の交流戦とアクセルをフルに踏み続けてしまったことで、
チームがオールスター前にエンストを起こした、それが今年のライオンズだったわけです。

私は別に田辺徳雄氏が嫌いなわけではありません。
むしろ、現役時代のいぶし銀の活躍、
打撃コーチとして多くの選手を育てた実績、人柄を含めて好きな人物です。
ただ、監督には向いていない、そういう判断をせざるを得ない結果です。
我慢強い性格でもあるので、昨年のように選手を育てる状況には向いているでしょう。
しかし、今年のように勝たなければいけない状況では向いていない、そう思います。


◆田辺監督続投に見るフロントの無能さ
後任監督には潮崎2軍監督が事実上内定しているのにも関わらず、
どうして早々に田辺監督を続投させたのか、そこに今のフロントの問題点が隠れています。
監督としてはイマヒトツのことが分かっているのに続投させるのは、
監督としての器量よりも打撃コーチとしての器量が勝っているからでしょう。
つまり、監督を首にした後、打撃コーチとして流出することを危惧しているのです。
ならば、2軍コーチに戻すなりすればいいわけですが、
代行監督ならともかく監督経験者をそのように処遇した例はなく、
そこが監督交代に二の足を踏んでいる最大の理由だと思われます。

仮に田辺監督自身がコーチになることを望んだとしても、
球団フロントはやはりそれを良しとはしない可能性も見え隠れします。
それはライオンズのコーチ人事が純粋な実力主義ではなく、
OBの派遣雇用先としての意味合いの方が強くなってしまっているからです。
ライオンズのコーチで一度球団を去った後に、再度コーチに就任した例は多くありません。
土井正博コーチと伊原コーチ、大石コーチに杉本コーチ、ぐらいでしょう。
外部招聘には否定的で、成功しても短命に終わるケースが多く、
2軍昇格が格段に多いだけに、順番に回している印象を強く受けます。
それではチームに必要なコーチを呼べませんし、
また監督経験者をコーチとして再起用することもできません。
フロントにはコーチを回さなければいけないOBリストがたくさんあるわけですから…

そういった、ある種の「ぬるま湯」体質が近年は強くなっているように思います。
もし、昨年の監督が田辺監督で、今年が伊原監督であったのならば…
優勝も十分狙えたように思えます。
そういったトンチンカンな監督・コーチ人事を見ていると、
球団フロントは本当に優勝する気があるのかと疑わしくなってしまいます。
某球団ではありませんが、優勝すると年俸が上がるから5年に1回ぐらいで十分、
そう考えているのでは?と邪推してしまいます。
本気で優勝を狙うならば、OB中心の輪番人事ではなく、
監督の希望に沿った適切な人事を行ってもらいたいです。

2015年09月22日

“晋”安保法案を無効化するたった一つの冴えたやり方

参議院でも強行採決されてしまった“晋”安保法案ですが、
この法案を無効化する方法は至極簡単です。
一言でこの法案を表せば、「憲法ではなく政府が決める」ということなので、
政府=政権与党が安保問題に対して慎重であれば良いということです。
つまり、強行採決した自民党・公明党の議員を全員落選させ、
安保問題に慎重な考えを持つ議員で固めれば、自衛隊のリスクは高まらないし、
将来の憲法改正による徴兵制実施も行われなくなるわけです。
自民党・公明党をこの世から消せば、丸く問題が解決します(苦笑)

今の野党勢力、民主党の一部や維新の党に不安があるというならば、
今回のことを機に、真の保守を掲げる国民政党を作っても良いでしょう。
また、今の自公政権では法曹への圧力も辞さない雰囲気があるので、
現時点では最高裁が革新的な違憲判決を下すとは断言できませんが、
政府与党が主張する砂川事件判決に対する法曹の批判は大きいだけに、
最高裁がその判断を覆す余地は十分ありますから、
時の政権与党の後押しや国民世論の動向次第では、
“晋”安保法案を違憲無効とすることは十分可能です。

いずれにせよ、“晋”安保法案を無効化するのに政権交代は必要不可欠であり、
与党政治家の「来年には忘れている」という甘い見込みをぶった切り、
消費税問題共々、安保法案の問題を最優先に考えて、
政治判断を下すことが必要になってくるでしょうね。

今の自民・公明党の国会議員の名前を忘れるな。
それが無理でも、2015年時点の国会議員で自民・公明党に所属していた議員には、
今後、何十年という将来に渡って投票をするな。
それが”晋”安保法案を無効化させる唯一の道です。

2015年08月16日

戦後70年

“晋”安保法案を審議していることもあって、
戦争の悲惨さを強調する論調が強くなっていますが、
結局、70年経っても、あの戦争は何だったのかということが日本人の中で総括されず、
70年という歳月だけが過ぎてしまったかのように思えます。
…いや、自分が70年も生きているわけじゃないのですが、
そんな「気がする」ということです(苦笑)

確かに、戦時下の軍事教育によって国民の政治判断が歪められた面は否めませんが、
だからといって、「アメリカと戦争するなんて昔の人は馬鹿だなぁ」とは言えんでしょう。
結局、今も昔も日本人の基本的メンタリティは変わっておらず、
常に戦時下のメンタリティの危機を内包し続けているわけです。

今になって振り返るに、太平洋戦争の原因とは何だったのか。
それは「国際感覚の欠如」でしょう。
世界情勢の読み違え…
アメリカの日本に対する強硬的態度の本気度、ソ連に対する本末転倒的な信頼感、
無知な国民の無謀なる満州植民政策…
所謂「日本の論理」でのみ考え、世界情勢を読み取れず、
その世界の白い目に己を振り返ることもせずに突き進んだ結果が滅亡だった、それだけです。

それは今日においても変わるところはなく、
「日本の論理」にせいぜい「アメリカの(表面的な)要望」が付け加わっただけで、
世界から日本を見つめるという態度に関しては、まだまだ不十分な面が多いと思われます。
“晋”安保法案は「読み違い」という意味ではその最たるものですし、
せいぜい東西冷戦・湾岸戦争時代の世界情勢でしか考えていない過去の遺物です。
アレですよ、公共事業と同じですよ。新国立競技場と同じ。
走り出したら止まらない、見直しがされない公共事業。“晋”安保法案もそれと同じ。
太平洋戦争だって、何度も回避する方法や早期に終わらせる方法はあったはず、
にも関わらず、走り出した戦争は止まらない、止める術さえ持たない、
そして一体誰がそれを推進したのか、それさえもアヤフヤで分からない。
全くもってそういった無責任性は70年経っても変わっていないわけです。


今、自分なりに太平洋戦争を国際的な視点から総括してみると、
満州を最後まで捨てきれなかったことが戦争の原因だと思われます。
しかし、その満州への拘りを強くもっていたのが、
軍部だけというわけではなく、日本国民そのものであった事実が重要です。
満州進出は今で言う「経済対策」だったわけです。
世界恐慌を脱したイギリスは植民地との経済のブロック化で対応しましたが、
日本は資源等が不足していたため、大陸進出は必要不可欠、
それに加えて貧困対策としての移民政策も芳しくなく、
新たな移民先として満州が望まれた、国民も新聞もそれを強く要求した、わけです。

しかし、ここで日本政府と軍部は大きな過ちを冒します。
満州進出