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2017年05月26日

「読売新聞に書いてありますから」

憲法改正発言を問われて切り返した安倍総理のこの発言、
「国会軽視」だとか「逃げの答弁」だとか色々と評されましたが、
ある意味で、この言葉が森友学園問題・加計学園問題の真相を現してる気がします。

結局、安倍総理が誰に対して政治を行っているかと言えば、
「国民全般」だとか、「自民党に投票している一般有権者」とかでもない。
「自分と直接繋がりのある支持者」に対してだけ、ということです。
さすがに、国民全員を平等に取り扱えと聖職者のようなことは言いませんが、
韓国やアメリカの大統領のように一般有権者の人気取り政策を行うわけでもなく、
どうも「顔の見えない」人達への人気取り政策が少な過ぎる印象を受けます。
逆に、具体的に利益を得る人が目に見える政策が展開されている傾向があります。
つまり、自分から「顔が見える」具体的シンパばかりが得する政策を行っている、
それが安倍政治の実態のように思えるわけです。

そういう視点から一連の問題を眺めると、
政府に都合の良い情報を発信してくれる読売新聞は実に贔屓のし甲斐のあるマスコミで、
森友学園は「美しい国」を象徴するような右翼的な教育を行い、
加計学園は長年の友人で、総理就任後も何度も面会している仲。
彼らは全て安倍総理から「顔が見える」人達です。
安倍総理は平等に扱うことで自身の株を上げたのではなく、
敢えて人を贔屓することによって自身の株を上げた、そういう印象があります。

「読売新聞に書いてありますから」、それは安倍総理の政治手法そのもので、
一連の疑惑が発生するのは至極当たり前の話のように思えます。
韓国の歴代大統領や親族や側近の汚職で消えていった政治システムが、
日本でも再現されつつある、そういうことではないでしょうか?


…まぁ、しかし、4月中旬以降の流れは何ともキナ臭い感じでしたね。
今年は強硬派のトランプ大統領がいたとはいえ、
北朝鮮のミサイル問題は毎年の風物詩みたいなものでしたし、
今年だけ政府もマスコミも殊更に危機感を煽ってたのは、やや滑稽にも見えました。
それでいて具体的な対策、米軍基地や原発への防衛、避難、都市部のテロ対策など、
具体的に着手した形跡はなく、ひたすら「呼びかけ」のみ、違和感だらけでした。
北朝鮮問題を殊更に強調することで、森友学園問題や復興大臣の失言問題を風化させ、
憲法改正や共謀罪の議論を加速させようと危機感を煽った、そう邪推できる感じでしたねぇ…


◆ニュースネタ 加計学園問題を巡る政府官邸VS文科省OBの対立構図
森友学園問題が表面化した時点で、加計学園獣医学部の新設に関しても報道されてましたが、
まさか、ここまで問題が大きくなるとは思いませんでした。
文科省の内部文書とされる物証が出て、それを前事務次官の前川氏が認めたことが大きいですね。
これが事実なら、官邸サイドが官僚に権力を使って強要したとも取れ、
忖度程度の話では済まされない、韓国政治のような利益供与事件にも発展しかねないスキャンダルです。

どうして、このタイミングで文科省(のごく一部)が反旗を翻して内部告発をし、
さらにそれを前事務次官が肯定したのか、これは色々な邪推が働きそうな話です。
個人的には、やはり前事務次官の辞職の決め手となった「天下り問題」が無縁とは思えません。
加計学園問題で消極的だった文科省と積極的だった政府官邸、
今回の話で再度名前が出てきたように前川氏はただの官僚ではありません。
独自の人脈を持つであろう、政府官邸のバックアップがなくとも生きられる「うるさ型官僚」、
そういった事情を考えると、文科省OBの天下り問題でさえ、
文科省に対する見せしめ、「政府側のリークではなかったのか?」と疑惑が生じてしまいます。
少なくとも、前川氏や文科省OBはそういう疑念を抱いたのではないでしょうか、
それがこのタイミングでの反旗を翻した理由のように思えます。

自分達に逆らう者には容赦なし、便宜を図らなかった文科省は天下り問題で失墜…
そう考えると、加計学園問題はただの利益供与事件に止まりません。
政府官邸は、一般官僚に対しては人事権を餌に言う事を聞かせ、
歯向かう官僚に対しては情報のリークで追い落としを図る…まさに権力を傘にやりたい放題…
まぁ、あの官房長官ならやりそうなことです。あの官房長官はやりかねんね、うん(苦笑)


◆ニュースネタ 共謀罪の罠~現代の五人組制度・連座制の適用~
何度国会で質問に挙がっても、政府が「組織的犯罪集団」とは何かを明らかにしません。
一般国民が対象ではないと言いつつも、組織的犯罪集団の構成員になる可能性も否定しない。
結局、誰が「組織的犯罪集団」を定義するのか?
時の政府の気分次第、となっちゃうのが、この法律の恐ろしいところです。

先日のニュースで大阪の小学校教師が、校長と同僚教師と教育論を語りながら飲み合った後、
帰路に付く途中で一人公園で一休みした後、
何を思い立ったのか、22時過ぎに教え子の家に押しかけ、
説教の末に体罰を行って逮捕された、というニュースがありました。
例えば、この非常識極まりない教師が行った犯行の動機として、
飲み会で語り合った教育論が少なからず影響していたとするならば、
校長も同僚教師も「組織的犯罪集団」として取り調べを受ける可能性があります。

要は、ある社会的集団の中で、一人の犯罪者が生じた時、
その社会的集団は「組織的犯罪集団」と見なされる可能性がある、ということです。
つまり、これは連座制の復活そのものです。
連座制とは、時代劇や歴史物とかでよく見られる、
一族から重大な犯罪者が出た時に、見せしめとして一族全てが皆殺しにされる、というアレです。
言論テロと言われて総理が「イイネ!」と返すあの新聞社の1人が、
何か重大な犯罪を犯したとするならば、その新聞社全体が組織的犯罪集団として捜査されかねません。

学校や会社、町内会やスポーツクラブ、趣味の懇親会や宗教団体、
人間は色々な社会的集団に所属しています。
もし、その中から1人の犯罪者が出てしまったら、「組織的犯罪集団」に落とされる可能性が常にある、
それが共謀罪の恐ろしいところです。


◆ニュースネタ 2020年までに憲法改正?
何度も言いますが、「お前が言うな」と。
別に憲法改正自体は反対ではありません。
それが真に国民の立場からのものであるならば、ですが。
今の憲法改正の動きは政治家側、権力者側からのものなので、
とても受け入れられるものではありません。
憲法草案を作るのは、自民党ではなく国民会議です。

憲法と法律の違いは、「誰を拘束するのか」です。
法律は権力者が一般国民を法で拘束するわけです。刑法が典型ですね。
一方の憲法は国民が権力者を拘束するわけです。
国民は憲法に直接的に拘束されるわけではありません。
国民保険を納税しなかったから、働かなかったから、
子どもを学校へ行かせなかったから、憲法違反で逮捕されることはありません。
別の法律で逮捕される可能性はありますが、
それは憲法の理念に則って権力者が定めた法律によって、です。
国民が政府に権力を委ねる上での約束が「憲法」、それが「立憲主義」です。
法律は国民を、憲法は権力者を拘束するのです。

つまり、今の憲法の改正は、憲法に拘束される側の一方的な改正論であって、
改正の必要性を訴えて国民に草案を作らせるならまだしも、
憲法に拘束される側が一方的に拘束内容を決めるのは、独裁者と何ら変わりません。


憲法9条に関しては、昨今の北朝鮮問題や中国の海洋進出を念頭に、
改正の声が強くなってきていますが、
9条の歴史的意義を置き去りにされてる感が否めません。
9条は「武力の行使」は勿論、「武力による威嚇」も禁じています。
「武力による威嚇」とは、現在、北朝鮮とアメリカがやっているアレですよ。
つまり、外交カードとして武力をチラつかせることも9条は禁止しているのです。

「パワーポリティクス」の世界観では、外交の手段として武力は正当化されていました。
核抑止力論も武力による威嚇を用いた平和論です。
均衡した武力が平和をもたらしたことも歴史的事実です。
しかし、今の兵器は核兵器にしろ、化学兵器にしろ、
ミサイルの数に関係なく、1個使っただけでも甚大な被害をもたらします。
言わば、20世紀はパワーバランスが崩壊した世界だったわけで、
そこを生き抜く新しい方策が「憲法9条」だったわけです。

「武力による威嚇」が偶発的戦闘を呼び、それが戦争に至る。
戦争が一旦始まってしまえば、制御不能に陥ってしまう、それが歴史的事実です。
太平洋戦争も今の北朝鮮の広報動画のようなアメリカを焼野原にする発想はなかったでしょう。
フィリピンからアメリカを追い出した時点で当初の目的は達成できたはずです。
でも、戦争は終わらなかった、相手の事情もあれば、自国の事情もある。戦争は止まりません。

逆に、日本が武力を持てば、北朝鮮や中国がおとなしくなるのでしょうか?
トランプ大統領が過去に発言したように、例えば、日本と韓国が核を持ったら、
北朝鮮は「普通の国」になるのでしょうか?
まぁ、ありえませんよね。手段が生物化学兵器テロに変わるだけです。
そうなったら、今度は日本が北朝鮮にサリンテロを行う覚悟があるのか?
荒唐無稽、ナンセンスです。

「武力のない平和」も非現実的であれば、「武力による平和」もまた非現実的です。
それを理解した上で、憲法9条がどうあるべきなのかを議論して欲しいです。
ぶっちゃけ、国策として平和主義を掲げながら、
現実として自衛隊という戦力を保持している現状は、最も現実的なのかもしれません。


◆ニュースネタ 自民・大西議員と民進・大西議員の舌禍騒動
自民党・大西英男議員が受動喫煙防止を議論する自民党の部会で、
「(ガン患者は)働かなくても良い」とヤジを飛ばして、問題になったようです。
当初はその発言自体を否定していたものの、
その後は発言の趣旨が違って伝わっていると謝罪、
「そういう場所(喫煙可能な飲食店)で働かなくても良い」という意味だったと訂正しました…
…いや、それ何もフォローになってないんですが(苦笑)

現在、国会での受動喫煙防止対策の議論は、
飲食店の「原則禁煙」を掲げる厚生労働省と「分煙」を主張する自民党とが対立しています。
大西議員がヤジを飛ばした相手は、ガン患者が飲食店で働けないという趣旨の発言だったので、
大西議員は自民党の「分煙」主張派ということになりましょう。
ということは、「分煙」派=「原則禁煙」では困る派=飲食店は喫煙可能にして欲しい、わけで、
仮に「分煙」となって、飲食店がこういった自民党の意向を忖度して、基本「喫煙可能」にしたら、
ガン患者の人は文字通り飲食店で働けない、ということになってしまいます。
つまり、全くフォローになっていない、言葉通りの意味であることは変わりません。

さらに問題なのは、この発言のスタンスが「分煙」派=喫煙者のスタンスと勘違いされかねないことです。
そもそも、何のために受動喫煙対策を議論しているのか?
その飲食店で働いていた従業員は、自分では喫煙しないものの、
客の副流煙を長年吸い続け、その結果、肺がんを患った人だったとすれば、どうでしょうか?
その従業員は喫煙者のせいで肺がんとなり、
その結果として「ガン患者はそんな場所で働かなくても良い」と言われて、職場を追われる羽目に。
そうならないための受動喫煙対策の議論なのでしょう?
これでは受動喫煙で割を喰ったものが、ひたすら損をし続ける社会であり続けろと言ってるものです。
喫煙者が与える迷惑を全く考えていない、肺がんになる奴が悪いと言わんばかりです。
「禁煙」「分煙」? そんなもの知らねーよ、受動喫煙対策なんて知るかよ、という基本姿勢が、
大西議員の発言からは伺われてしまうわけです。
もはや日本の喫煙者は2割~3割ほどしかいないと言われています。
その2割~3割の人の迷惑を非喫煙者は甘んじて受け続けなければいけないのか?
社会的に追い込まれているのは喫煙者であることを、自民党の政治家たちは見識を改めるべきです。
要するに、こんな発言を簡単にしてしまう大西議員は議論に加わる資格を最初から持ってないんですよ。


一方の民進党・大西健介議員は厚生労働委員会の質問の中で、
美容外科の過大広告を問題視する発言の中で、高須クリニックのCMとおぼしき内容を紹介したことで、
その高須クリニックがCMを陳腐とされたことや、悪徳美容外科の代表格にされたことは、
名誉棄損だとして裁判で訴える方針を表明したとされています。
…まぁ、大西議員は多少軽率だった面はありますが、逆に高須クリニック側も何でそんなに過剰反応すんの?
美容整形は他の医療と明らかに違う点があります。それは顧客の満足度です。
整形外科で手術の縫合が気に入らない、ギブスの巻き方が気に入らないから裁判だという人はごく少数でしょうが、
美容整形で意図したものと違うというケースは当然ありえます。
縫合後の体を理想化する人はほとんどいないのに対し、美容整形後の顔を理想化する人は大半でしょうに。
つまり、美容整形外科の場合は、多かれ少なかれ、顧客満足度が高い場合と低い場合があるということです。
顧客満足度が低かった人からすれば、それは「悪徳美容外科」ということになるでしょうよ。
つまり、高須クリニックが裁判を起こすのはリスクしかあり得ません。

そもそも、このような裁判が認められれば、国会議員は社会問題を抽象的にしか取り上げられません。
ですから、院内での発言は責任を問われないことになっています。
高須クリニック側が殊更に裁判するぞと脅しをかけることは、逆に言論弾圧に他なりません。
怒りに任せて行っているようですが、その自覚があるのかどうか。軽率なのはどっちなんでしょうねぇ…

2017年04月03日

センバツ甲子園は大阪桐蔭が優勝

初の大阪対決となった大阪桐蔭と履正社のセンバツ甲子園決勝は、
大阪桐蔭・藤原選手の先頭打者ホームランなど一発攻勢で先行する大阪桐蔭を、
8回に履正社が集中打で同点としたものの、
9回に代打・西島選手のホームランで大阪桐蔭が勝ち越し、優勝を飾りました。
秋の大会では履正社が勝ちましたが、2年生の多い大阪桐蔭の伸びしろは大きく、
打線のパワフルさという意味では、履正社よりも一枚上でした。
高校野球には珍しい一発攻勢の試合になったのも、
近年プロ予備軍となっている両校の充実ぶりを象徴する試合でしたね。

しかし、この2校のどちらかが夏に戻ってこれないわけで…
今から夏の大阪大会が楽しみですね。
大阪桐蔭は2年生の主力が多いことですし、2年連続の期待もかかります。

それにしても閉会式での高野連・副会長?の講評は…
福岡大「大濠(おおほり)」を「だいごう」と何度も連呼…
この人はニュースも見てないのか? まぁ、思い込みってありますけどね…
学校名を間違えるってのはいかがなものかと。「不来方(こずかた)」は読めたのに…


大会全般的というか、近年の傾向ですが、「投手力のセンバツ」は死語だな、と。
秋の大会は日程的に余裕があることや、打者よりも投手の仕上がりが早いこともあって、
センバツは投手戦になることが多かったのですが、
最近は練習環境が良くなっていることもあって、センバツからして打撃力が違います。
それに対して守備力が夏に比べて落ちることが多いので、
わりと点数が入りやすいというか、ミスが直接失点に繋がる傾向がありましたね。
今大会でも所謂「野球強豪校」の活躍が多かったのも、そこらが理由かと思われます。

そう考えた時に、21世紀枠は今後も必要なのか?、ということも…
出場できれば満足というなら、21世紀枠は意味あると思いますが、
それじゃ大差で負けて何を学べというのか、野球はもう諦めなさいということ?
大阪桐蔭や履正社といった野球強豪校のレベルはプロ顔負け、
社会人レベルに近づきつつあるだけに、もはや同列に語るのは無理じゃないかとも。
将来は野球で飯を食っていくのか、将来は勉強で飯を食っていくのか、
それぞれ生き方があるわけですから、片方を優遇する意味ってあるんですかねぇ?
プロ野球を目指している高校生にとっては、甲子園はやっぱりアピールの場なわけで、
そこは実力主義になってしまうのは致し方ない気もします。


◆プロ野球開幕 勝っても負けても話題は「大谷」orz
…ここまで扱いに差を付けられてしまうと、大谷選手本人は悪くなくとも、
印象的には「なんだかなぁ」となってしまいます…
投打に渡るスーパースターなのは分かりますが、もう投手はどうでも良いんですかね?
まぁ、規格外の選手だから、常人の想像には及ばない領域なのかもですが…
普通に考えると…ねぇ? 投手短命で終わりそうなパターンな気がしてならない。
「昔は投手で160キロ以上投げてたんだよ」みたいな思い出話にならんことを祈る。

それはそれとして、辻ライオンズは開幕戦勝利・2戦目惜敗・3戦目快勝で勝ち越し。
開幕前は下馬評が低く、実際に森友哉選手ら故障者も出てましたから、
それも致し方ないと思っていましたが、
蓋を開けてみると、思っていた以上に辻野球が浸透していると感じました。
開幕戦での内野ゴロの間の3塁走者・中村選手のホームイン、
木村―浅村選手への中継プレイ、源田選手の好守備等々、
この開幕3連戦を通じて卒のない野球を繰り広げてくれました。
一方の日ハムはらしくない守備のミスが目立ち、そこを得点に繋げるなど、
昨年までの西武と日ハムの立ち位置が入れ替わったような野球をしていましたね。
本来のライオンズの野球が戻った、そう感じさせられる開幕3連戦だったと思います。

そういう意味でも、野手は怪我の金子侑司選手と森友哉選手の復帰次第ですが、
打順を含めて概ね問題なし、期待できる状況にはなっています。
一方の投手陣でも、牧田―シュリッター―増田投手の継投がキッチリと決まり、
そこにOP戦でも好調をキープした左の武隈投手と野田投手、右の大石投手がおり、
リリーフ陣はかなり充実しているという印象です。

問題は先発投手陣。菊池雄星投手の後ですね。
それは菊池雄星投手に続く投手という意味でもあり、菊地投手が投げた翌日という意味でもある。
開幕2戦目は野上投手が投げましたが、失投をホームランされて負け投手に…
2カード目は多和田投手が最初に来て、十亀・高橋光成投手らが続く形なのでしょうか?
OP戦を見る限りでは、シュリッター投手以外の新外国人投手はピリッとせず、
期待の本田投手ももう一つアピールし切れなかった印象もあるだけに、
先発陣に不安が残るのは確かです。
若い多和田投手と高橋光成投手がどれだけ成長できるか、
この1ヶ月・前半戦は先発投手陣の育成・整備がポイントになってきそうですね。

2017年03月29日

センバツ甲子園ベスト4出揃う

履正社、報徳学園、秀岳館、大阪桐蔭… 近畿3校、2校が大阪ですか。
組合せ的に決勝が大阪対決ということも起こり得るだけに、
実現すれば、センバツでしか起こりえないスペシャルマッチですよね(^^;
実力的にも4校が残ったのは順当かなという感じがします。

これまでのベストゲームは、2試合連続延長15回引き分け再試合もそうですが、
大阪桐蔭と静岡高校のマッチゲームでしょう。
初回に大阪桐蔭が6点を奪った時には、ワンサイドゲームになるかと思いきや、
すぐさまに静岡高校が反撃をして6得点と同点に追いつき、
2回表には静岡高校が1点を勝ち越し、
その後は静岡高校・池谷投手と大阪桐蔭・徳山投手との投げ合いとなり、
どちらかと言えば、静岡高校が優勢に試合を進めるも、
スクイズ失敗やエンドラン失敗などもあって攻めきれず、
そうこうしているうちにストレート一本で押し勝っていた池谷投手が終盤疲れを見せ、
大阪桐蔭打線が反撃に出て逆転、実に見どころの多い試合でした。

延長15回引き分け再試合が続いたこともあって、
タイブレーク制の議論が再燃しているようですが、個人的にはやはり反対です。
社会人やプロなら何とかなりますが、高校生でノーアウト1・2塁から始めると、
四球やエラーで自滅するケースが多くなり、
結果的に接戦だった試合が大崩れして大量得点差で終わる恐れが高いと思われます。
しかも、高校野球では投手の数に限りがありますからね。
そう簡単に交代できるわけでもないので、疲れている投手を引っ張った結果、
集中力を欠いて我慢しきれなくなる、なんてことは良くあるケースです。
基本的には気の済むまで野球をやらせてあげて欲しいなと思いますね。

◆ニュースネタ 籠池氏の証人喚問で墓穴を掘る安倍政権
嘘吐きはくだらない嘘を吐くもの。
その場を凌げれば満足しちゃうので、自分のミスに気付かない。
籠池氏の証人喚問から幾何の日にちが流れましたが、
その間の政府の答弁はお粗末過ぎて、嘘を吐いてるのはどっちなのか明白です。

最大の失敗は、籠池氏が提出したFAXを官僚の谷氏個人の責任としてしまったことでしょう。
安倍総理が「自分や夫人が関わっていたら、総理も議員も辞める」と啖呵を切ってしまったことで、
夫人の関与を認めることができなくなってしまい、
官僚の谷氏が安倍総理夫人の名前を騙って、が個人的に問い合わせを行った、
という明らかに誰も信じないような嘘を言ってしまったわけです。
そんなことを勝手にやったとすれば、谷氏の責任問題になりますし、
今回問題になっている「忖度」そのものとも言えるだけに、谷氏の証人喚問は避けて通れなくなります。
籠池氏が「トカゲの尻尾切り」と言った現象が、谷氏にも行われつつあるように思えます。
どっちも安倍総理応援団じゃなかったんですか?
都合が悪くなれば、身内さえ容赦なく切り捨てる。切り捨てるなら稲田防衛大臣にしときなさいよ(笑)

他にも100万円のやり取りに関しても、「証明すべきは籠池氏」と言ってみたり、
民進党・辻元氏に幼稚園侵入疑惑が生じると「(100万円の件と)一緒だ」みたいなことを…
籠池氏の100万円の件はどこで発言されたものですか?
みんな知ってますよ、「証人喚問」でしょう?
証人喚問で発言する意味は何ですか? それは「証言」でしょう?
つまり、証人喚問でした発言は「証言」なのだから、それ自体が証拠品のはず。
それに対して否定する反証を挙げなければならないのは反対側、安倍総理夫人の側じゃないですか?
フェイスブック上の発言と証人喚問での発言を同列に取ることなどできませんよ。
反証するなら、安倍総理夫人が証人喚問を受けて、明確に否定する証言をすれば良いだけの話。
それもせずに、100万円の件は籠池氏が証明すべきなどというお門違いの話をしたり、
それを別の話とすり替えて見せたりと、やりたい放題の問題隠し…無茶苦茶ですわ。

まぁ、安倍総理を擁護するとすれば、今回の籠池騒動自体は大きな問題ではないわけです。
何か政治家の具体的関与があったとか、賄賂を受け取ったとかいう話はなく、
官僚の忖度が働きやすい状況と不当に払い下げられた国有地という問題があるにせよ、
具体的な法令違反が生じているというわけではありません。
ただ、問題発覚当初に安倍総理が「自分や夫人が関わっていたら~」と啖呵を切ってしまったことで、
自らの首を絞める結果となり、収拾がつかなくなってしまった、ということなのでしょう。
明らかに安倍総理夫人は籠池氏の問題に関わっているわけで、安倍総理の議員辞職の局面ですよ。
それを嘘を吐いてまで捻じ曲げて通そうとするから、おかしくなっていく、嘘が嘘で固められていく。
その嘘は当然100万円の寄付の話にも却って来るわけで、
嘘を吐いているのは安倍総理、そう見做されてもおかしくない状況にあります。
あれだけ自信満々だったメールの公開も完全な不発でしたしね。意味不明(苦笑)


結局、今回の問題の背景には、官僚トップの事務次官の人事を首相官邸が握っているため、
総理に媚びを売ろうとする官僚にとって、
総理夫人の案件は「忖度」が働きやすい状況にあるのは間違いないわけで、
それに対してケチを付けられるのが政府としては一番困るということなのでしょう。
だから「忖度」さえも否定せざるを得ない。
一度握った人事権を手放したくないのはどこも一緒、ということなんでしょう…

2017年03月23日

WBCは準決勝敗退

壮行試合の内容があまりにも酷かったこともあって、
前評判は低めでしたが、無事に2次ラウンドを突破。
準決勝でアメリカと対戦し、1-2で敗戦。優勝はそのアメリカだったようです。

侍JAPANは目標の2次ラウンド突破を果たしたこともあって十分合格点ですが、
前回・前々回ともに、準決勝でA組突破チームはいずれも敗退しているわけで、
結果から言えば、B組のレベルの高さに対して、
日本が所属するA組は対抗しきれていないとも言えてしまいます。

今大会において、小久保監督はスモールベースボールを捨てて、
「普段着野球」を徹底し、小技よりも選手任せにする方針を貫きましたが、
それは狭い東京ドームや人工芝球場という「地の利」があったからこそ通用したともいえ、
菊地選手のホームランは見事だったものの、
終わってみればヒット4本で数えるほどしかチャンスも作れなかったわけで、
アウェイで普段着野球が通用するほど甘くはなかった、とも言えます。
結果的には、メジャー予備軍の品評会の域を抜け出せなかった、そんな風にも思えてしまいます。

既に報道されているように、敗因はメジャー一線級の「クセ球」に対応できなかったこと、
雨で濡れた後の天然芝に対応し切れなかったこと、が挙げられるように思います。
天然芝に対応できないというのは、少々言い訳がましくも聞こえますが、
実際にメジャーに行った日本人内野手で成功したのが岩村氏と井口選手だけということを考えると、
天然芝に対する不安は払しょくしきれていないように思えてしまいます。
広島・菊地選手がエラーしたことに象徴されるように、天然芝はイレギュラーがつきもの、
日本人の基本に忠実なプレーだけでは咄嗟のイレギュラーに対処しきれない面があります。
日本では守備の基本と言われる、「正面に入ってボールを捕り、足運びからスローイングへ」、
そういった基本動作が大事なことは確かですが、それ以上にアウトにすることが大切なわけで、
日本のように石が転がっていない安全な球場で野球をやっているの対して、
小石交じりの広場で野球をやってきた中南米の選手とでは、やはりボールの対処の仕方が違ってきます。
ある種の「常識に囚われない守備」を広めていくことも必要かもしれません。
そういう意味では、広島の菊地選手にはそういう面もありますし、
彼が日本の内野守備に1つの変化をもたらしてくれれば、とも思いますね。

メジャーの「クセ球」に関しては慣れしかないのかなと思ったりもします。
変に真似ようとすると、キューバのように投手陣弱体化を招く恐れもあるだけに、
そこまで徹底することはないと思いますが、
外国人枠を緩和して対戦の機会を増やすなど、門戸を開く改革も必要なように思えます。
ある意味で、WBCのような大会が成立するのは、メジャーが各国に門戸を開いているからこそ、
同じくベスト4のオランダのバレンティン選手やバンデンハーグ投手ら日本球界で活躍する選手も多く、
それが大会の盛り上げに一役買ったことは間違いないだけに、
日本球界ももっと外国人に門戸を開くべきだと考えます。
それが日本野球のレベルアップに繋がってくるように思えますね。

◆ニュースネタ 籠池氏の証人喚問
参議院・衆議院ともに中継をラジオで聞いてましたが…普通のおっちゃんやな、と(笑)
報道当初から官邸が火消しにやっきになって、
籠池氏らのエキセントリックさを前面に出しましたが、
少なくとも、報道で言われてるようなエキセントリックさはありませんでしたね。
もっとも、教育者として相応しいかどうかとか、頭の良い人物であるかどうかと聞かれれば、
それは否定せざるを得ませんが、あらゆる意味で「普通のおっちゃん」って印象でした。
当初は証言拒否も予想されましたが、それは3つの金額の違う見積書に関するもののみで、
他は意地悪な質問でも、わりと誠実に答えてた感じはしました。
勿論、全部が全部本当のことを言っているわけではないでしょうが、
それが正しいかどうかは別として、籠池氏が認識している「真実」を語った感じはします。


全体としてはそういう印象だっただけに、
自民・公明党の立てた「籠池氏は嘘つきだ」というシナリオは、かなり浮いていました。
参議院での質問は、明らかに籠池氏の信用を落とそうとする意図が透けて見えました。
籠池氏に確認を取っていないような会話記録を証拠品として勝手に提出しようとしたり
(本当にそれが正しい会話記録なのか。改ざんや不要な部分を削除している保証はないし)、
籠池氏が答えられないような周辺の人々のことばかりを聞くため、質問時間が無駄になるばかり。
それは大阪府か財務省に聞いてくださいとツッコミたくなる質問ばかりぶつけるのはどうなのか。

午後の衆議院では警察の誘導尋問ばりに話を言いっ放しで、勝手に誘導、
なるほど、警察の調書はああやって容疑者の意思とは裏腹に作られていくもんなんですね、
と悪い意味で勉強になりました(苦笑) そりゃ冤罪事件なくならねーよ。

結局、自民党・公明党の事実を明らかにするには、
大阪府や財務省を始めとして、安倍総理夫人ら関係者の証人喚問を行わねばならず、
問題の終息には程遠い結果になったように思えます。
自民党と公明党としては籠池氏の嘘を掴んでるのでしょうが、
その事実が籠池氏の認識として「嘘」であるかどうかは分からないわけで、
例えば、幼稚園HPに皇族が来たと虚偽記載してあった件に関しても、
あれぐらいの年齢の人ならHPとか分からないので任せっきりにしてることも多く、
自分のHPさえ見ていない可能性だって否定できないわけで、
それをもって「嘘ついたじゃないか」と責めるのは無理があるというものです。
逆に言えば、その程度の「嘘」しか掴めていない辺りは、
他の発言の信ぴょう性を増すことに繋がるだけに、得意満面にしていると大火傷しそうな雰囲気です。


ただ、具体的な政治家の関与が明らかになったかと言えば、そうではなく、
そこにお金が絡んでいるかと言えば、そうでもない。
改めて何人かの政治家の名前が挙がりましたが、彼らが不正な政治的圧力をかけたかどうかは定かでなく、
籠池氏の「お願い」や政治家の「返答」も常識の範囲内のことで、
予想外にトントン拍子に進んだ結果を、籠池氏は事後の報道もあって、
「政治家の関与があったのではないか」という印象を抱いたに過ぎず、
政治家の不正事件という色合いではありません。

問題はそれを官僚が「忖度」したのではないかという疑い、
安倍総理夫人の「働きかけ」が実際どの程度で、どれだけ官僚に影響を与えたのか、その点です。
そういう意味では、衆議院での民進党・枝野氏とのやり取りは非常にショッキングでした。
籠池氏らが具体的にコンタクトを取っていたのは安倍総理夫人で、
その安倍総理夫人にお願いした事実が、通産省の官僚に伝わりFAXで返答があった、
それはつまり総理夫人が官僚を動かしたに他ならず、権限なしに何を勝手にしているんだという話です。
その構図自体が韓国の国政介入事件と同じではないですか。
そういう類の話になってきたわけです。

今度は安倍総理夫人が何を理由に森友学園に便宜を図ろうとしたのか。
何で森友学園が選ばれたのか。森友学園を贔屓した理由は何なのか。
実際に便宜を図った云々だけではなく、官僚に働きかけたことが事実ならば、
首相曰く「一私人」である総理夫人がそんな権限を持つこと自体が大きな問題です。
総理夫人がそんな権限を持つのであれば、そりゃ官僚が「忖度」するってもんですよ。
そこが問題なんでしょ?
今後の焦点はそこに当てていくべきでしょうね。


それと、維新の会も…
参議院では松井知事の証人喚問を提案するなど「おっ」と思わせたものの、
衆議院の下地議員は支離滅裂で勝手に怒っていた印象しかないです。
言いたいことは分からなくもないけれど、認可適当の時の話を質問したと思ったら、
籠池氏が間違えて認可取り消しに関する返答をし、
再度質問をやり直して認可適当の話を返答したら、認可取り消しのことで怒り出す…
ついには「詐欺師」扱い… それは少々無理があるのではないかと。
それじゃ東京ディズニーランドは詐欺やってるのか?
勝手に政党を変える政治家の方が詐欺師っぽく見えるけど(苦笑)
「安倍晋三記念小学校」という名前でも、普通の人は安倍晋三が経営する学校とは思わず、
普通は「勝手に名前使ってんじゃないの?」と訝しみ、籠池氏の言う逆の効果の方が強い。
そこに安倍総理夫人の名誉校長が合わさって初めて通用する手であって、
総理夫人の名誉校長が無断使用ではないと明らかになっている以上、
詐欺で立件するってのはかなり難しいように思えるのですが。
それを勝手に怒りだして、詐欺師扱いするってのは、逆に訴追受けそうな感じですけどねぇ…

あと「梯子を外された」と言っていた松井知事に関しては、
実際に会ってないからこそ簡単に悪口を言えた感じがありましたねぇ…
鴻池氏に対しても直接的な悪口は言いませんでしたし、そういうタイプではないのかも。
まぁ、奥さんの方は知りませんけどね(苦笑)

2017年03月20日

右翼と左翼

個人的にはそういう区別を一切しません。
だって、自分が子どもの頃には既に「左翼」は死んでましたから。
所謂、冷戦時代の右翼=資本主義・自由主義、左翼=共産主義・社会主義体制は、
80年代後半から90年代前半にかけて完全に決着が付いた状態でした。
ですから、右翼・左翼と言われても、子どもながらに全くピンと来ませんでしたし、
当時の右翼イメージというと、やっぱり煩い街宣車イメージでしかなく、
「戦前に帰れ」的なことを言って現状否定している奴らが何で右翼なの?、
それって左翼じゃねーの?と子どもながらにずっと思っていたので、よく分からんのです。

結局、それは今も変わってないわけで、
自分から見れば、教育勅語を暗唱したりして戦前に帰れ的なことを言っている人間は、
右翼と言うよりは左翼にしか見えません。
広義の右翼には国家主義的な意味合いも含まれるでしょうから、
そういう意味では間違ってはいないのでしょうが、
本来的な意味、右翼=現体制維持派、左翼=改革派という分類からすると、
全く逆のように思えてしまいます。
だから、分類的には全くの無価値・無意味に過ぎないと個人的には見做していますね。
現状が逆転すれば、右も左も鏡に映したように変わるだけですから。

結局、問題になるのは程度の問題であって、極右・極左が問題であるということです。
園児に教育勅語を読ませてたり、安倍総理の応援宣誓させたりする光景を見ていると、
彼らが最も嫌う北朝鮮と何ら変わりないんじゃないの?と思っちゃいますよねぇ…
それが結論なのだと思います。


◆ニュースネタ 森友学園問題 被害者面する政治家共
最近の報道では理事長のエキセントリックさが強調されて、
鴻池氏や安倍総理の妻・昭恵氏が利用されただけの被害者みたいな報道になりつつありますが、
彼らは実際に変な教育方針の幼稚園に行って講演をしているわけで、形はどうあれ、
幼稚園や小学校の宣伝行為に使われたことを認識していたのなら、無関係とは言えません。
今更、無関係を気取られても、一番の被害者はそれらを社会的信用として捉えて、
子どもを預けた親と子ども自身なので、言い訳にはなりません。

昭恵夫人は他にも名誉会長等の職を30以上勤めているとの報道もありますが、
当然、それ以外にも断ったオファーもあったはずですから、
どうしてこの学園の名誉校長を選んだのか、その理由が分かりません。
公益法人等なら名前だけ貸したとしても信用性があるから問題ないとしても、
一私立学校の名誉校長となれば、どう考えても客寄せパンダに使われるのは目に見えており、
明らかに平等性を損なう判断だったことは言うまでもありません。
やはりそこには個人的関係、
昭恵夫人や安倍総理と理事長本人との関係なのか、
稲田氏ら他の政治家との関係なのかは分かりませんが、
何らかの繋がりがなければ、受け入れられないであろう「えこひいき」なのは明らかです。
国民から見て気持ち悪いのは、そのよく分からない「えこひいき」の理由ですよ。
所謂「極右派」的な繋がり、それが背景にあるのではないかという気持ち悪さが存在します。

他にも愛媛県の加計学園・獣医学部の設立にも関わってるとの報道もあって…
安倍政権が長期政権になったことで、「えこひいき」が目に余るようになってきたのは確か。
結局、国会でも何の説明責任を果たしておらず、真相究明も完全に及び腰、浄化能力皆無。
昭恵夫人が公人か私人かなんて、実にどうでも良い話。
どちらかに区別するなら私人ですが、総理妻という肩書を持つ以上、公人の面も持つわけです。
仮に私人としての行動だったとしても、それは安倍総理の妻としての政治行動ですから、
妻の起こした政治責任は夫である公人の安倍総理が負うものでしょう?
既に認可が降りている小学校の名誉校長ならまだしも、
未認可だったのですから、それは立派な政治行為でしょ。
今のタイミングで名誉校長を辞められたのなら、もっと以前にも辞められたはず、
安倍晋三の名前が勝手に使われていた時、昨年ニュースで名誉校長の件が報道された時、
いずれも「怪しい」と思って辞めるチャンスはあったでしょうに。
それを何で今のタイミングまでズルズル引き延ばしたのか。
総理は公人なんだから、ちゃんと説明責任果たしなさいと言いたいです。

(※追記)
…とか言ってたら、3月9日に籠池氏の視察騒動と反論動画が流れたと思ったら、
急転直下、翌日の10日に小学校の認可取り下げ&理事長退任表明に…
ちょうど籠池氏の会見が行われていた時に、
南スーダンPKO部隊の撤収を安倍総理が表明したため、ニュースはそちらに傾き、
さらに3月11日の東日本大震災関連報道が挟まる形となって、
週明けには森友学園問題がメディア的には鎮静化に向かってしまいました。

まぁ、おそらく「トカゲの尻尾切り」にあったんでしょうねぇ…
ここで辞めれば、これ以上の深刻化はない、と。
ただ、稲田防衛大臣の方で再度火が付いたというか、籠池氏が再着火しましたけど(笑)
自分は南スーダンPKO撤収で稲田防衛大臣も切ったのかと思いましたが、
現時点ではそういう感じでもなさそうですね。
自分のシンパは切らないということでしょうか。
もっとも、これ以上の挽回は無理そうなので、最終的には切っちゃいそうですけどねぇ…


◆ライオンズネタ 開幕予想オーダーと個人的希望
現時点で辻監督が組み立てそうな開幕オーダー。
 1(右)金子侑、2(中)秋山、3(二)浅村、4(三)中村剛也、
 5(捕)森、6(指)メヒア、7(左)栗山、8(一)山川、9(遊)源田
基本的には左右のジグザグが好きっぽいので、
これが基本形になってきそうです。

ただ、個人的には捕手として使う場合、森友哉選手の5番は時期尚早かな、とも。
捕手はアクシデントが付きものですし、代わりに入った炭谷・岡田選手が5番では…
結果的には栗山選手と入れ替えた方が繋がりが良くなるように思えます。
栗山選手は選球眼が良いですし、チームバッティングもできますからね。
中村・メヒア選手と同じタイプが続くよりも良い形になると思います。

あとは、金子侑司選手と秋山選手のどちらを1番に置くのか。
金子選手の方が足が使えることやジグザグを考えると、この並びになりますが、
下位打線からの繋がりを考えると、源田・金子侑選手の繋がりはいまひとつ弱い。
それなら秋山選手を1番に置いた方がポイントゲッターとしても機能する気がします。
まぁ、金子出塁→2塁盗塁→秋山強行でビッグイニングを狙うなら話は別ですが。
そこら辺は実際にシーズンが始まってから微調整していく気がします。

そんなわけで個人的な推奨基本オーダーは、
 1(中)秋山、2(右)金子侑、3(二)浅村、4(三)中村剛也、
 5(左)栗山、6(指)メヒア、7(捕)森、8(一)山川、9(遊)源田
投手戦想定のカード頭は守備重視で、
 1(中)秋山、2(右)金子侑、3(二)浅村、4(指)中村剛也、
 5(左)栗山、6(一)メヒア、7(三)渡辺直人、8(捕)炭谷、9(遊)源田
対左投手とか、
 1(中)秋山、2(右)金子侑、3(二)浅村、4(三)中村剛也、
 5(指)メヒア、6(一)山川、7(左)木村、8(捕)炭谷、9(遊)源田
そんな感じで、中村選手に休養を挟みつつ、フレキシブルに。

(※追記)
…とか言ってたら、キューバ戦で森友哉選手が骨折したとの報道orz
投げる方の腕ではないので、長期離脱とはならないでしょうが…
やはり捕手は故障のリスクが大きいだけに、そこも注意していかなければなりませんねぇ…
まぁ、3・4月は総じて投手戦になりやすい傾向にありますし、
結果的には炭谷選手や岡田選手の方がチームにとっては良いかもしれません。
とはいえ、頭が痛い話ですねぇ…


◆センバツ甲子園大会開幕
今回はほとんど事前情報を仕入れていない… フラットに試合見ようと思ってます。

①呉 6ー5 至学館
延長12回の攻撃を見ましたが、1アウト3塁のスクイズの場面、
ウエストする必要はあったのかな、と。
エラー等で失点してしまい、初球からスクイズの構え、
実際にスクイズやるとすれば初球だったはず、そこを超えると確率は低かったはず。
それをカウント1ストライク2ボールから1球ウエストしてカウント1-3、
ボール球を投げられなくなったこともあってストライクを投げてスクイズ成功、
思わず「若いな~」と言わざるを得ませんでした。

個人的にはスクイズのウエストは余程確信がない限りは止めた方が良いと思ってます。
連続してウエストする勇気があるのなら、話は別ですが…
だから、歩かせるつもりで1-3からウエストするのは「アリ」です。
逆にその勇気がないのなら、カウント1-2でウエストするのは「ナシ」です。
その勇気なしでウエストするのは、「警戒してたよ」というアリバイ作りに見えちゃいます。
ちょっと勿体ない一球でしたね…

ところで、呉の8番打者の選手、打席でスンゴイ屈んでるんですが、
あれ顔付近の高さに投げてもストライクですよね(苦笑)


②履正社 12‐5 日大三
立ち上がりは履正社・竹田投手の方が制球に苦しんでいましたが、徐々に立ち直り、
一方の日大三・桜井投手は安田選手から3三振を奪うなど好調だったものの、
イニングを経るに連れて高めに浮く球が目立つようになり、そこを痛打されて失点。
終わってみれば、好対照の結果となってしまいましたね。

負けたとはいえ、日大三・桜井投手のピッチングは目を引きました。
左打者の外角に鋭く落ちるスライダー、楽天・松井投手のような鋭いスライダーは見事。
超高校生級と評判の早稲田実・清宮選手や履正社・安田選手から連続三振を奪ったのは頷けます。
とはいえ、体はまだできていない感じで、スタミナ・球威面に課題があり、
高めに浮いてしまうと痛打されることが多々、思った以上に打球が伸びてました。
もう少し力強さが出てくると、将来的にも面白いなーと感じさせてくれましたね。


③智弁学園 9-0 熊本工
試合見られずorz

2017年03月06日

排外主義の末路

アメリカ・トランプ大統領の移民政策にせよ、
在日特権を許さない会の政党化の話にせよ、森友学園理事長の話にせよ、
極右派は「排外主義」に陥りがちです。
多くの問題が「構造的」問題であるのにも関わらず、「特定の人」に問題があるとすり替え、
彼らを取り除けば社会が良くなると言うわけです。
しかし、現実的に「特定の人」を排除できたとしても、
構造的問題は放置されて残るため、社会が劇的に良くなることはありません。
すると、今度は別の「特定の人」を排除せよ、と言うわけです。
最終的には同胞をも「敵」として売り始め、最後は内部崩壊でどっかーん(爆)

排外主義は常に「敵」を作らなければ生きていけません。
「敵」を排除しても問題は解決しないので、最終的には自分自身を食い潰すわけです。
そんな分かり切った結末があるのにも関わらず、
排外主義に取りつかれる人間は愚かとしか言いようがありません。


◆ニュースネタ 森友学園問題
少なくとも、昨年末時点で「大阪に変な教育方針の学校があって、
そこに安倍総理の奥さんの名前があるらしい」というニュースは既に流れていて、
今年になってそこに国有地の払い下げ問題が加わって、一気に爆発したこの事件。
最初に報道したのが朝日新聞だったこともあって、いつもの極右叩きかと見る節もありましたが、
あまりにも度の過ぎる金額の違いに、他のマスコミも追随する形で報道が続いている感じですね。

国有地の払い下げ等の問題は勿論あるのですが、
一般的な感覚として理解できないのは、やはりこの学校法人の体質面でしょう。
幼稚園で教育勅語を読ませたりだとか、トイレにも行かせない水も飲ませないだとか、
そもそも子どもの健康が一番心配しなければならない学校に、
直前まで産業廃棄物を埋め立てて、ついには開校そのものができなくなるなど、
とにかく通常では考えられないほどに無茶苦茶です。
とても「教育」目的とは思えない、その姿勢に一番の違和感を感じます。
完全な「政治」目的ですよね、コレって。

安倍総理の奥さんや稲田防衛大臣が、この幼稚園に実際に足を運んだのは事実で、
そこの何を見てこの幼稚園の教育を「評価」したのか、サッパリ分かりません。
勿論、ちょっと足を運んだだけでは分からないことはあるでしょうが、
この幼稚園の摩訶不思議な体質は昨年の時点でニュースになっていたわけですから、
名誉校長等を辞めるのであれば、その時点で辞めて然るべきだったはずです。
それを今になって「勝手に使われた」云々の言い訳をするのは、あまりにも変です。
このまま問題にならなかったら、この摩訶不思議な極右的な幼稚園・学校を、
そのまま政府の「お墨付き」を与えたかのように運営させるつもりだったんでしょうか?
その罪は極めて重いと言わざるを得ません。

今や政治家だけでなく、国民の中でも徐々に蝕み始めている「極右の芽」、
それを広めようとしていたのが、この学園だったわけで、
また、それを政治家が、関わり合いの程度の差こそあれども、
「良き兆候」として捉えていたのは紛れもない事実なわけです。
結局、安倍総理の精神は、前回首相だった時の「美しい国」から脱却てきていない証拠でもあり、
どう考えても国を亡ぼす未来しかもたらさない「極右」の発想で、
子どもたちの未来を救えるのか、その答えは言わずもがなです。

戦前の血気盛んな一億総玉砕な青年将校を作る養成所にするつもりだったんですかねぇ…
そんなことさえ考えてしまう気持ち悪さです。

◆野球ネタ WBC壮行試合が終了。本番に不安を残す。
2勝3敗という結果…試合内容にあまり進歩が見られず、不安ばかりが残ってしまいました…

どうにも、こうにも短期決戦にも関わらず「型」に拘り過ぎているように見えます。
最初から嶋選手に正捕手を決めていたから、欠場となった際にも起用法が定まらず。
せっかく炭谷選手を呼んだのだから、そのまま使えば良いものを…
そもそも、嶋選手を含めて、3人ともチーム内ではリードに不安のある捕手で、
肩や打撃は勝っていても、リードがいまひとつだから他の捕手に変えられるメンツばかり。
それなら打撃を捨ててでも、炭谷選手や石原選手のどちらかを呼ぶべきだったのでは?
もう今更なところではあるものの、嶋選手の離脱で改めて正捕手不在の厳しさを感じましたね。

打線も中田選手や鈴木選手が一発を放っているとはいえ…
本番でもその打撃ができる保証はないわけで、打線を繋ぐ形が全く見えてこない。
平田選手や秋山選手ら好調な選手と入れ替えて、
守備と機動力を前面に出した方が良いと思うんですがねぇ…
選手と心中する姿勢が花開くか、そのまま終わってしまうか、監督の手腕が問われますね。

泣いても笑っても、あとは本番を残すのみなので、
なんとか2次ラウンドを突破できるように最善を尽くしてもらいたいです。

2017年02月24日

とりあえず無事に

生きてますが、進展がありませんorz
もうマンション内が窮屈で堪らない。いつまで続くんでしょうねぇ…

それはそれと、専用ブログ作りました。
「リアル鬼退治Blog」
節分の日に思いつきで作ったので、そんな名前に。
他にもDropboxにファイルとかアップして公開する予定なんですが、
本名を伏字にしたりと修正しなきゃいかんし、意外とめんどい感じ…


◆ニュースネタ 「Alternative Fact」
この言葉を聞いた時のイメージ・用法例。
「2017年、アメリカは巨大な繭で覆われた。
 互いの情報が隔絶され、時間の流れが歪められる中、
 アメリカ以外の繭の外の国の出来事と、繭の中のアメリカの出来事とは、
 それぞれAlternative Factの関係でしかなかった」
え? それ何てラーゼフォンですか?(笑)

でも、このイメージはあながち的外れとは言えないと自分でも思ったり(^^;
自分が日本語に訳すとすれば、「平行&並行世界の出来事」でしょうか。
隔絶した2点の決して交わることのない事実、そういうイメージですね。

ある意味、それはトランプ大統領の政治姿勢そのものに見えます。
彼にとって、あらゆる政治的出来事がAlternative Facetでしかないということです。
要するに、TVのワイドショー見てて世の中を嘆いていたオッサンが、
一念発起して大統領選に出たら、そのまま大統領になっちゃった、ということ。
彼にとって政治的な出来事は、全てAlternative Factでしかないわけで、
TVのワイドショーを見ながら、ボヤいてる感覚でしかないんですよ。
だから、実感が湧かない、人の痛みが分からない。
実害を被っている人のことを理解しようとしない。
彼にとっては全ての政治的な出来事がAlternative Factだから。
自分とは関係のない人なんて、知らないし、知ろうともしない。
それがトランプ大統領の政治姿勢なんだということを、この一ヶ月で思い知りました。

この発想が非常に怖いです。
戦争にも全く現実感がない。だから容易に戦争を仕掛けかねない。
まだ戦争を経済的に考えてくれれば、多少のブレーキにもなるでしょうが、
平行世界の出来事でしかないのなら、まるでゲームのように簡単に戦争をしかねません。
「Alternative Fact」それはトランプ大統領の政治姿勢そのものだと言えましょう。


◆芸能ネタ 「社会の閉塞感」=「芸能界の閉塞感」?
芸能人のマツコ・デラックスがTVでそんなことを口にして話題になったとか。
言いたいことは分からなくもないですが、
それじゃブラックに近いグレーな会社とホワイトな会社が公正な競争をしてると言えるの?と。
まぁ、私から言わせれば、長期的な目で見れば、公正な競争をしているわけですがね。
でも限りなくブラックに近いグレーな会社は、最初から長期的な視点を持っていないし、
2-3年食いつぶしたら、新たな会社を作って同じことやれば良いやな認識なんで、
社会全体からすれば、損失しか生じないわけですがぁ…

バブル期=拡大路線→バブル崩壊=合理化切り捨て路線→現在 人的資源の枯渇化→見直し
ざっくりと言えば、こんな流れになってるように思えます。

話を戻しますと、本当の意味で社会の閉塞感を問題にしているのか?という疑問もあります。
どちらかと言えば、社会の閉塞感というよりも、「芸能界の閉塞感」と言われた方がしっくり来ます。
昨年のベッキー不倫報道や高畑息子の事件、SMAP解散騒動、
今年の成宮引退騒動やら狩野淫行疑惑、角田出禁蒸し返し騒動等々…
そういう事件自体は昔からあったのですが、ネットの時代なので、みんながイランことを言いだす。
所謂マツコのような「毒舌タレント」が持て囃された理由は、
誰もが貝のように口を閉ざす中で、少数の毒舌タレントが本音を漏らしていたら良かったわけで、
みんながみんな、簡単に同じタレントの悪口を言ってしまう今の芸能界では、
「また、言ってるよ、口うるさいやっちゃな」ぐらいにしかならんわけですよ。
情報通のおしゃべりなおばさんは、近所に一人居るだけで十分です、
3人も4人もいたら、煩くて仕方ありません、そういう話です(苦笑)

自分の中で昨年から大きく株を下げているのはダウンタウンの松本人志で、
逆に株を大きく上げているのがロンドンブーツの田村亮です。
前者はもはや口うるさいオバちゃん(笑)
後者は狩野淫行疑惑時のツイート自爆で逆に株を上げました。
角田出禁蒸し返し騒動でも感じたことですが、やはり芸能界というのは一般社会と大きく違うなと。
どちらかと言えば、政治や任侠の世界。メンツが大事にされているという印象を強く受けました。
明らかに時代遅れな、力関係がものをいう芸能界、
それを端的に表したのがロンブー亮のツイート「事務所で叩き方が違う」ってコメント。
SMAP解散騒動でも感じる人が多かったと思いますが、
明らかに一般社会の道理とは違う道理で芸能界は動いているんだな、それが明らかになってます。

本当の意味で閉塞感を感じているのは、芸能界ではなかろうか。
表面的には仲良くやっていたように見えたSMAPが確執を表面化させ、
ファンを無視する形でそのまま解散。
バブル崩壊という社会の閉塞感を、SMAPが芸能界の華やかさで彩っていたものの、
そのSMAPが露呈した閉塞感が、今度は芸能界全体を閉塞感に追いやっている、
そういう状況になっているように思えますね。
まさにSMAPのメッキがはがれると同時に、一見華やかだった芸能界のメッキがはがされた、
それにマツコは意識的なのか無意識的にかは分かりませんが、気づいていて、
逆にそれに気づいていない芸能人が相変わらずガーガー口うるさいこと言って、
芸能記者にネタを提供しているってことでしょう。
これが閉塞感と言わずに何というのか。本格的にTV終了の時代が近づいています。

2017年02月03日

通報されますた(二犯)

↓のマンショントラブルで連日の通報\(^o^)/
まぁ、別に警察は怖くないというか、励まされてる感じなんですけどね。
とりあえず無事に生きています。

その後、管理組合の弁護士と称する人間から電話がかかってきました。
どうやら、管理人に騙されているようです…憐れすぎるorz
マンション管理規約に関する解釈論を話してみたところ、
相手はチンプンカンプンだったようで、「あ、この人、名前だけだ」と悟りました。
なるほど、無能な弁護士を騙して、理事長と管理人が上手い汁を吸っていたという構図なのね~

20:11
文章をまとめていたら、憶測が確信に、真実へと変わってしまった。
これは刑事ドラマとかだと真相が分かって命狙われちゃうフラグだけど、どうすんべ(苦笑)

簡潔に述べれば、理事長と管理人が結託して、水増し請求等の悪事を働き、
無能な弁護士や公認会計士を雇って、さも理事会が健全運営されてるようかの体裁で誤魔化し、
その不正に気付いた者が出てくるや否や、
弁護士にさぞ困った組合員がいると被害者面して泣きついて総会対策するも無能なので効果なし。
委任状等を取り扱っていた管理人はその状況をいち早く察知し、
早々に中立を宣言するだけでなく、町内会側へ擦り寄る姿勢を見せて通常総会を乗り切るも、
翌日に理事長から不正をバラすと脅され、渋々裏切り。
それを見ていた管理人の奥さんは精神的に耐えきれずに発狂⇒入院(客観的にすげぇ流れだよな)
これ幸いと町内会派の恫喝だとあべこべに利用して、警察へ連絡、翌日に怪文書を各戸に配った。

でも、この理事長は基本的にバカだったので、
署名捺印入りの怪文書と体裁や言葉遣いが全く同じだったこともあって、
あっさり私に見破られましたとさ、という流れ。
これからリアル鬼退治が始まるのか… ちょう節分、めっちゃ節分してるわ、俺。

通報されますた

今後、万が一のことがあるといけないので、簡潔に記しておきます。
現在、自分が住んでいるマンションがきな臭くなっています。
簡潔に言えば、マンション理事会VSマンション町内会みたいな構図。
自分の父が町内会長を務めているため、否応なしに巻き込まれています。

対立の原因はマンション理事会が10年近くの長期政権になっていて、
組合資金の不明瞭さが目立つなど、理事会への信頼が落ちていることにあり、
大多数の住人の支持をこぎつけた町内会側が優位に事を進めるかと思いきや、
政権交代は上手くいかず、理事会側が居座る始末。
管理人は理事会側に与していたものの、総会で町内会側が優位と見るや、
父に接近を図ってこちら側に付いたと思いきや、総会終了後に裏切り、
恫喝されたと喚き散らし、警察官を呼ぶという暴挙に出たのが1/31の事。

翌日に管理人の名前で怪文書が出回ったわけですが、
事実誤認甚だしく、かつ稚拙な文章でツッコミどころ満載。
それに対して自分がツッコミまくって、真の執筆者は管理人ではなく、
理事長であると明らかにしちゃうので、今後どうなるか分かりませぬ。

実際に2/2に管理人に怪文書の存在を尋ねた折に、
「これ以上の話は警察でどうぞ」と言われた上に、
「話を続けるなら警察を呼びますよ」と言われ、「どうぞ御自由に」と言って、
普通に会話した後に別れたのですが、後で本当に警察に電話したことが発覚しました。
つまり、私が通報されますた。
…まぁ、その間に本当に自分は警察行ってたんですけどね。
やっぱり怪文書のような事実(警察の全面的バックアップ)はなく、
1/31の事件性も否定されてます。

客観的に見れば、理事会側は墓穴を掘っている感が強く、
理事会側には組合費を使って雇った弁護士が付いているそうなんですが、
とてもマンション管理に精通した弁護士とは思えないので、
こちらも対抗しようと思えば、何事もなく勝てるとは思うものの、
そこまで全面的対立した結果に何が起こるか想像も付かないというのが正直な所。
事情を聴いてくれた警察官の方は、もう全面的対立の局面だと言ってましたがね。

この管理人は言わばスネ夫のようなタイプで、ハマーン様に言わせれば「俗物が」という人間。
損得勘定ができるタイプなので、そこまで大事にはしないだろうと見ていました。
しかし、実際に警察に通報するなど、多寡が外れ始めているのも確か。
今後、さらに追い詰めた先に何をしでかすのか分からない不安があります。
自分にもしものことがあれば、この問題に巻き込まれたのだと思ってくれると幸いです。

ちなみに、私のマンションは住所として湊さんが知っていますし、
移転前のサイト(裏扱いのHP)の過去記事に静岡県某神社の記事が載っているので、
その近辺だと思ってくれれば。
地元の人に分かるように言えば、隣に自動車学校があって、
東海道本線からも新幹線からも見えるマンションです。

…しかし、人間は浅ましいものだとつくづく感じますわ。
追い詰められたときの見苦しさは想像を絶します… 潔く生きたいよ、本当に。

2017年01月20日

目糞、鼻糞を笑う

新たな年が良き一年になりますようにm(_ _)m
個人的には年末に祖母がなくなり、正月2日から葬式、
しかも列島縦断日帰りの旅というハードスケジュールでバタバタしたスタート…
今年は箱根駅伝もあまり見られませんでしたし、実感の薄い正月でした。

で、年明け一発目のタイトルが非常にアレなのですが(苦笑)
昨年後半から今年に入ってからの政治状況、というか民意の流れを見ていると、
そういう感想しか湧いてこない感じなんですよね…
新聞・テレビ・ネットと大手ニュースのほとんどが、
「米・トランプ新政権」「韓・慰安婦像問題」「東京都政問題」のいずれか。
韓国に関しては自分も「もうオワットル」という感想でしかありませんが、
かといって、日本もそんな韓国国民を笑っていられるかというと…ねぇ?

個人的には大失態で終わったと見ている昨年末の日露交渉にしても、
事前は二島返還論を中心にテレビで散々盛り上がっていたにも関わらず、
結果が出ると、事実だけを淡々と述べて即終了…
事前報道との温度差が凄まじく、思わず苦笑してしまいました…
本来なら大きな政治問題化してもおかしくないのに、皆一様に口を噤むばかり。
考えてみると、東京都政ばかり問題にしているのは、
国政に対して物が言えないことへの裏返しでもあるわけで、
我々はただひたすらに政府の大本営発表を待って拍手するだけの、
大政翼賛会の一員になっていることにさえ気づかずに、
韓国やアメリカを笑い続けているわけです。
…どうしようもないでしょ?(苦笑)

「野党がだらしない」とよく聞きますが、
それは単にマスコミが野党の動静を伝えていないだけ、
未だに通常国会が開かれてないんだから、野党の動きも糞もないでしょ?って話。
誰もそれを問題にしないし、文句を言わない。ダンマリなんですよ。
「おかしいものをおかしい」と言えない日本人、その積み重ねが今なんでしょう。
自分からすれば、日本も既に「オワットル」感じですねぇ…


◆ニュースネタ 「同一労働同一賃金」安倍政権の働き方改革
発表時には期待できるかなと僅かに思いましたが…
まぁ、結局ダメっぽい雰囲気ですね~
元々、民主党政権時代に社民党を中心に派遣法改正が進められましたが、
当時野党の自民党の反発もあって「同一労働同一賃金待遇」と骨抜きにされ、
結局、まるで効果ありませんでしたな流れの上に今回の話が来ているわけで、
今回の改革も全く意味のない結果に終わるとしか思えません。
まるで本気度が感じられない。
スローガンだけぶっ放して骨抜きにして、
ホワイトカラーエグゼンプションを導入したいのが本音、なんじゃないの?

個人的には徹底した「同一労働同一賃金」を求めているわけではなく、
今の雇用形態別賃金の意識をなくし、
「同一労働同一賃金」を原則とするのが理想だと思っています。
蓋を開けてみれば、正社員は全て「総合職」として扱われ、
一見するとパートと同一の労働をしていても、キャリアを積むためだとされて、
正社員の方が賃金を貰える流れに変わりはないでしょうが、
それでも正社員よりパートの方が仕事をしているという流れは変わるでしょう。
職場における責任の所在を明確化させるだけでも意味は生まれると思います。

臨時職員が個人情報を漁って、女性宅に忍び込んで逮捕されたニュースがありましたが、
本来であれば、臨時職員に個人情報端末を扱わせること自体がおかしい。
ストーカー被害だけでも大変なことですが、
もしその臨時職員がテロリストだったら、どうするんでしょうか?
そう考えると、役所側のチェック&認識の甘さは相当なことだと思います。
資格をもった職員は偉そうに臨時職員に仕事をさせるばかり…
資格をもった職員が個人情報をきちんと扱ってくれるから安心なわけで、
後ろにドカッと座って臨時職員に指示を出すだけでは安心も何もないでしょうに。
こういうのが「同一労働同一賃金」を実践できていない「ダメな職場」であって、
責任ある立場の人間が責任ある仕事をする、
そんな当たり前のことを実践できていないのが今の職場の問題なわけです。

勿論、臨時職員や派遣労働者が必要な場面はありますし、
全てを正社員として扱えとも思いません。
そもそもで言えば、正社員と契約社員の区別自体が不要で、
正社員も契約社員にしてしまえば済むことです。
ただ、プロ野球界を見ていると、年俸にケチ付けた選手は「銭ゲバ」とみなされ、
調子が悪くなるとすぐにトレードに出されてしまったりすることから、
交渉力の不均衡が存在する以上、どういう雇用形態でも大変な感は否めず、
それ故に集団的交渉力の再結成、真の労働組合の結成が必要かもしれません。
就業規則に定める三六協定を結ぶだけの会社にイエスマンな今の労働組は不要です。

結局の所、我々の職業意識は「終身雇用」「年功序列」「集団就職」から
脱却できていないということでしょう。
「終身雇用」に基づいた厳しい解雇法制も変える必要がありますし、
交渉力の強い経営者に優位な「就業規則」も変えていく必要があります。
雇用形態だとかに寄らず、仕事量・責任の量で賃金を支払う、
そんな当たり前のことを実践できていない状況を変える必要があります。

「ホワイトカラーエグゼンプション」にしても「解雇法制改正」にしても、
それ単体の改革としては労働者に不利益に感じられますが、
労働環境全体を変えるという意味では必要なことかもしれません。
結局はその全体像を描き、それを国民に伝え、理解させることができていないのが、
働き方改革が進まない最大の理由ではないでしょうか。

加えて、非正規雇用の問題点を挙げるなら、
登録型派遣を禁止し、雇用型派遣一本にすれば良い話です。
今の登録型派遣制度では専門性が少なく、意識の低い労働者を垂れ流すだけの制度です。
真に専門性を持った高い意識を持った労働者を育成するためにも、
雇用型派遣に一本化することが働き方改革の第一歩だと個人的には思います。
 派遣改革⇒賃金意識改革・三六協定廃止による残業意識改革
⇒ホワイトカラーエグゼンプション・緩い解雇法制
⇒雇用の流動化・交渉力のある労働組合再結成
…やるべきことは沢山ありますね。


◆ニュースネタ トランプ大統領に対する懸念
↑ほぼ同意だったので、自説は割愛して紹介。
特に北方領土や東シナ海問題に関してはドライな可能性が高いように思えます。
それこそ「取引」しかねない。
日本に「味方」してくれるとすれば、それは何兆円もの賄賂を贈った結果でしょう(苦笑)

フィリピンのドゥテルテ大統領は暴言の中にも戦略性を感じるのに対して、
トランプ氏はどうも脊髄反射的、その場の凌ぎな印象を強く受けてしまいます。
せめて周囲の意見を聞いてくれれば、上記のような最悪なケースは防げるでしょうが、
政治的にも経済的にも一族を重用している現在の姿勢を見ていると、
かなり望み薄かなという雰囲気も感じられます。
まぁ、歴史的にも一族重用する人は…誰も信じてない人間ですからね…orz

2016年12月18日

サヨナラ北方領土,サヨナラ北海道 bye2036

―20年後の日本―
娘「パパ、明日から修学旅行で北海道へ行くんだけど、パスポートどこにしまったっけ?」
父「…ほら、そこの机の引き出し。しかし、北海道か。ロシアに併合されて長いな」
娘「昔は日本の領土だったんだっけ? どうして北海道はロシアのものになっちゃったの?」
父「それは2016年に日本とロシアの交渉で、北方領土を失ってしまったからだよ」

娘「? 北方領土って何?」
父「北海道の東に位置する四つの島のことさ。
  100年前は日本の領土だったんだけど、戦争を機にロシアに奪われちゃってね。
  日本はロシアとの平和条約の条件として、領土返還を求めていたんだけど、
  2016年に日本とロシアで北方領土の共同開発を約束した際に、
  『未来志向』の観点から領土問題を一時棚上げしたことを、
  ロシア側は『未来志向』の観点から領土問題は放棄し、権益を重視したと見做して、
  北方領土の共同開発の成功をもって領土交渉は打ち切り、
  平和条約の締結とされてしまったのさ」

娘「それで、どうして北方領土だけじゃなく北海道まで失ってしまったの?」
父「北方領土の共同開発の成功をもっと広げようという話になったね。
  シベリアそして北海道が新たな共同開発の場所として持ち上がったんだけど、
  当時中国とロシアとの軋轢を避けて及び越しだったアメリカとの日米安保に代わり、
  北海道限定で日露安保条約を締結、ロシア軍の駐留を認めてしまったのさ。
  さすがにこれには北海道民並びに日本国民は大激怒、
  大規模な反対運動が起こったんだけど、
  ロシアは自国民に被害が及ぶという理由で武力をもって鎮圧、
  暴徒化した道民が函館の五稜郭で最後まで抵抗するものの陥落、
  ついに北海道はロシアに併合されてしまったんだよ…」
娘「今の日本の外交も酷いけど、昔はもっと酷かったんだね…」


そんな会話が将来繰り広げられていないことを祈る…

ロシアのプーチン大統領の訪日は、完全な肩透かしどころか、
引き分けどころではない、完全敗北コールド負けという結果に終わってしまいました。
「難しい交渉でも安倍総理とプーチン大統領との仲ならなんとかなる」という
理解不能な楽観論に押されて、マスコミや国民も領土交渉の進展を心待ちにしていましたが…
…まぁ、最悪も最悪ですな…
あれでは金星人以上に日本を売り渡した『国賊』じゃないですか…
「国粋主義者は思考停止に陥ってるからガンにしかならない」と思ってましたが、
こりゃもう治療不能な完全な末期でしたね…

外交に『暗黙の了解』など存在しません。
「相手も分かっているはず」というのは通じません。
相手が「分かっているフリをして都合の良い方に解釈する」のが外交です。
曖昧にした部分は相手に都合の良い解釈をされても仕方がないわけです。

今回の『共同経済活動』自体は評価されるべきものだと思います。
しかし、その位置付けが不明確です。
平和条約締結のための条件なのか、領有権問題に影響するのか否か不明瞭です。
日本側は北方四島の領有権を主張しているので、「未来の日本への投資」かもしれませんが、
ロシア側は北方四島に領有権問題など存在しないという立場なので、
「現在のロシアへの投資」とみなすでしょう。
つまり、日本側は北方領土の領有権ではなく権益を選んだ、そう解釈することができます。
ですから、共同経済活動が成功しても、北方四島の領有権問題を交渉できるわけでもなく、
事実上、日本はロシア側の立場を容認した、
北方領土はロシアのもので、領有権問題は存在しないことを確認した、と言えます。

少なくとも、平和条約交渉への道筋だけでも立てておけば、
こんなバカな結果にはならなかったでしょう。
これでは共同経済活動のみが平和条約締結の条件である、そう思われても仕方ありません。
ですから、進展がなかったどころか完全にマイナス、
未来から見た時、これは「日本が北方領土を断念した」と評価されかねないわけです。

今後、日本が再度北方領土交渉をしたとしても、共同経済活動を傘にされて回避されるだけ。
その結果が出るまで事実上、凍結されたと思っていいでしょう。
そして結果が出てしまった時にはもう手遅れ。
残る手立ては、共同経済活動を5年以内の超短期で成功させて速やかに平和条約交渉を行うか、
ロシアの不興を買ってでも、しつこいぐらいに領土交渉を求める、しかありません。

日本はロシアを対等なパートナーとして見ていますが、
ロシアは日本を見下している、それが今回の交渉ではっきりしたように思えます。
大事な会談に遅刻したりするのがその証拠、侮ってるんですよ…
ロシアが望むのは日本とアメリカの関係をロシアに置き換えること、でしょう。
つまり、「日本はロシアの犬になれ」、それが本音です。
オホーツク海を真にロシアの海にするためには、北海道は邪魔な存在ですし、
将来的に軍艦の通行権等を保証するように求めてくる事態は十二分に考えられます。
クリミア半島を武力で併合したロシアですから、
将来的に北海道が武力で制圧される可能性もゼロではありません。
日本は対中国包囲網を構築した気でいるかもしれませんが、包囲されてるのは日本の方で、
かつての東西冷戦時代と同じように、ロシアの北からの侵略を想定しなければなりません。

客観的に見るならば、今回の交渉は韓国・朴政権が中国に擦り寄った構図と同じでしょうね。
つまり、日本はロシアに擦り寄っている、それも北方領土という見返りもなしに。
最悪も最悪、進展どころか一歩後退どころか、完全に詰んだ状態ですよorz

2016年11月03日

埼玉西武・岸孝之投手がFA宣言

ライオンズファンの立場からすると、「まさか…」という感じですねぇ…
栗山選手同様に「生涯ライオンズ」と思っていただけに、動揺は隠せません。
まだ移籍と決まったわけではないものの、西武の残留条件は4年10億前後、
楽天は4年16億円を用意するとの報道もあり、難しい展開が予想されます。
さすがに出来高含めても4年16億は出し過ぎに思えますが…
出せて3年3億、4年契約の提示は西武にしては頑張ったなと思うくらいです。
あとは岸投手の気持ちにかけるしかない感じですね…

逆に岸投手の立場で考えると、FAの機会は今年が最後かもしれない、
引退した広島・黒田投手のように、「故郷で錦を飾りたい」という気持ちもあるかと。
岸投手が逆指名で西武に入団したのが2006年、楽天は創立3年目、
高校生ドラフトでは田中将大投手を楽天は獲得していましたが、チームとしてはまだまだ。
当初楽天はソフトバンク・大隣投手の獲得を優先していたこともあって、
最終的に岸投手は高校時代から目をかけていた西武を逆指名することになりましたが、
もしも高校時代から東北楽天があったとすれば、そちらに入団していたかもしれません。
結果的に、西武に対する義理を通した岸投手は、カーブを武器に球界を代表する投手となり、
一方の楽天も田中将太投手を中心としたチーム作りができ、丸く収まった形ですが、
経緯はどうあれ、地元球団の誘いを断らざるを得なかった罪悪感は残ったはずです。
そう考えると、黒田投手のように「最後は故郷で」と思ったとしても、
何ら不思議なことではありません。

ただ、黒田投手は別に広島県出身者じゃありません。大阪出身です。
「故郷に錦を飾る」と言って、カープを捨てて阪神に移籍していたら、
今のように「男・黒田」と称されていたでしょうか?
つまり、プロ野球界、少なくとも野球ファンにとっては、
最初に入団した球団が「故郷」であって、生まれ育った場所ではないわけです。
その認識の差がある以上、黒田投手と同じような形にはならないし、
逆に楽天が高額条件を積めば積むほど、印象は故郷<金に傾いてしまいます。

また、黒田投手が戻ってきた時、カープが優勝争いをする準備ができていたのに対し、
今の楽天はドラフトを見ても3年後重視の形でしかなく、
外国人選手が当たればAクラス争いができる、といった程度の戦力です。
「勝てば官軍」ではありませんが、黒田投手もチームが勝っていたからこそ、
5億円という球団にとっては高額な年俸が批判されなかったわけで、
Bクラスで最下位低迷していたとすれば、今のような形にはならなかったはずです。
チームが負ければ、高額年俸の新戦力に批判が集まるのは当たり前なわけで、
果たして今の楽天が「故郷に錦を飾る」のに相応しいチームかどうかは疑わしいです。

もっとも、3年後を考えれば、投手陣では松井投手に安楽投手、藤平投手、
野手でもオコエ選手に茂木選手、内田選手に柿沢選手、三好選手と、
楽しみな若手選手が多いだけに、3年後には優勝争い、
5年後には黄金時代を迎える素地はあります。
尊敬する先輩の石井一久氏のように、若手のリーダーとしてチームを引っ張り、
自分が捨て石になっても良い覚悟があるのならば、移籍も十分ありとは言えます。

他にも春先の寒さが故障がちな岸投手に影響しないかも不安ですし、
個人的見解からすると、楽天移籍は「茨の道」といった感が強いです。
最終的に岸投手がどういう決断を下すのか、冷静に残留を選択するのか、
故郷への想いは絶ち難く楽天を選択するのか、注目が集まります。
え? それ以外の球団ですか? それはないでしょう。


◆プロ野球ネタ 日ハム・吉川投手・石川選手と巨人・大田選手・公文投手が交換トレード
また日ハムと巨人のトレードですか…
いつも日ハムが損したように見えて、結果的には得をしている、巨人も懲りないですね(笑)
まぁ、今回も実績的には吉川投手が抜けていて、「格差トレード」なんて言われてますが、
はまった時には全く打てない圧巻のピッチングをする一方で、
打たれだすと止まらない脆さを持つ吉川投手が、
良くも悪くも注目される巨人で活躍できるかというと… 正直、どうなのかなと。
逆に双方が指名したであろう、
石川選手と公文投手の方がチーム需要は高く、活躍の可能性がありそうです。

まぁ、しかし、日ハムの選手サイクルの速さはどうなっているのか、正直引きます(苦笑)
前回優勝したメンバーで残っているのは、田中賢介選手と中田選手、谷元・宮西投手ぐらい?
選手起用にも偏りがあって、鶴岡選手と小谷野選手は追い出されるようにFA宣言し、
今年は陽選手がFA宣言するかどうか分かりませんが、状況的には同じ感じがします。
最近の日ハムで長らくチームに在籍した選手は少なく、
特に投手は1-2年活躍しては消えを繰り返している印象…
毎年メンバーが変わるので、日ハムの選手は名前を覚えきれません(苦笑)

毎年のように新陳代謝を繰り返しているという意味では強いチームに変わりありませんが、
愛着という意味ではちょっと物足りなさを感じずにはいられない気もしますねぇ…
野手はともかくとして、投手サイクルの早いソフトバンクも同じっちゃ同じなんですが。
ダイエーの頃は地域密着を売りにして良い感じでしたが、
ソフトバンクが定着して以降は、やや選手サイクルが早過ぎるというか、
悪く言えば選手を使い捨てにしている、そんな印象を拭えません。
…もっとも、毎年のようにFAで主力選手が抜けて、
同じ選手を使わざるを得ないライオンズもどうなのかな、とは思いますがorz


◆ライオンズネタ FA流出最多人数が続く西武ライオンズ
1994年 工藤公康、石毛宏典(⇒福岡ダイエー)
1996年 清原和博(⇒巨人)
~
2003年 松井稼頭央(⇒メジャー)
2005年 豊田清(⇒巨人)
2007年 和田一浩(⇒中日)
~
2010年 細川亨(⇒福岡ソフトバンク)
2011年 帆足和幸(⇒福岡ソフトバンク)
    許銘傑(⇒オリックス)
2012年 中島裕之(⇒メジャー)
2013年 片岡治大(⇒巨人)
    涌井秀章(⇒千葉ロッテ)
2015年 脇谷亮太(⇒巨人)
(土肥義弘投手は円満メジャー移籍だったので、省略)

国内移籍組で大成功したのは、工藤氏、和田氏、涌井投手ぐらいか。
当時のチーム状況からして移籍成功だと言えるのは、豊田氏、細川選手。
いまいちパッとしない感じなんですよねぇ…

メジャー移籍組を除けば、それなりに移籍の背景はなくはないです。
若手の台頭が進み、やや成績を落としている中堅選手が移籍すること多々。
和田氏は栗山選手らの台頭、細川選手は炭谷選手の台頭、
帆足投手は菊池雄星投手の台頭、片岡選手は浅村選手の台頭が背景。
それだけ若手が育っている証拠でもあるのですが、
愛着ある選手が最後まで現役を全うできずに移籍してしまう辺りは、
ファンとしては寂しい気持ちになっちゃいます…
それでも、若手の台頭でなんとか凌げる範囲だったという意味で、
日ハムやソフトバンクとは違う形で新陳代謝を繰り返していたと言えます。

今年FA宣言した岸投手が移籍するのか残留するのか分かりませんが、
移籍となればバリバリの主力が抜けるという意味でメジャー移籍並の衝撃です。
穴埋めを期待するのは多和田投手と高橋光成投手の台頭、
結果的に2人が台頭してくれれば、これまでと同じ印象になりますが、どうなりますか。

仮に残留するにしても、岸投手は毎年のように離脱する時期があり、
年齢的にも長期離脱の恐れも残るだけに、
岸投手不在の想定は常にしておかなければなりません。
(ついでに言えば、エースの菊池雄星投手も毎年どっか離脱してるし)
いずれにせよ、若手の先発台頭は必要不可欠であり、
岸投手「不在」の準備はしておく必要があるでしょうね。

2016年10月21日

2016年プロ野球

気が付いたら、こんなに月日が(苦笑)
最近は帰宅⇒グラブルみたいな日が続き、野球観戦と日記執筆が疎かに…
声に出すと自動でタイピングしてくれるソフトが既に出ていますが、
考えただけで文字にしてくれるソフトとか出ないかな~とか思ったり(^^;

時事ネタは既に追いきれないほどに積み重なってしまっているので、
今日はプロ野球の話題を中心に振り返っておこうかと思います。
もっとも、そのプロ野球もほとんど見聞きする機会が減っちゃいましたね。
今年導入された「コリジョンルール」、これの最大の被害者は西武なのは間違いなく、
高橋光成投手のコリジョン適応第1号(後期コリジョンでは完全に適用外ケース)に、
広島との交流戦でのコリジョンサヨナラ負け… これでもう完全に見る気なくしました。
コリジョンサヨナラ負けのケースは取られても仕方ないケースではありましたが、
判定が覆ったのが一度や二度ではなく、少なくとも5度目ぐらいだっただけに、
「またか…」と完全にシラケムードになった記憶があります。
そんな気分はファンだけでなく、選手自身もそうだったのか分かりませんが、
結果的にサヨナラ勝ちの広島はそこから大型連勝を遂げて25年ぶりの優勝を飾り、
ライオンズはショックを引きずるように大型連敗でBクラス転落…明暗を分けました。
兎に角、「コリジョンルール」に振り回された一年、そういう印象が強かったです。
オールスター後に見るに見かねて緩和されたようですが、
失ったものは二度と戻らないわけで、完全にプロ野球が興味から外れましたね…

セリーグの広島優勝・日本シリーズ出場は当然として、
パリーグの日本ハムの逆転優勝は正直予想外でした。
なんだかんだで最後はソフトバンクが振り切るんじゃないのと思ってましたが…
最後に柳田選手や和田投手をはじめ、主力に故障者が続出したのが響きましたね。
逆に日ハムの逆転優勝は若手の成長の成果とも言えるわけで、
巨大戦力を誇るソフトバンクに対する他の4球団を勇気づける結果ともなりました。
今年はAクラスとBクラスがはっきりと差がつく展開となりましたが、
来期はソフトバンクを中心にしつつも、
混戦パリーグが戻ってくる、そんな気配がしましたね。

日本シリーズはどうでもいいけど、今シーズン象徴するならコリジョン起きて欲しい(苦笑)
多くの人と同じように、広島に頑張って欲しいと思うのが本音ですね。


◆プロ野球ネタ ドラフト会議
注目された創価大・田中投手は5球団抽選の末にソフトバンク、
外れ1位も明大・柳投手を外した横浜も加わって、
桜美林大・佐々木投手が5球団抽選でロッテに決まるなど、抽選続きなドラフトでした。
面白いのは即戦力が欲しいはずのBクラス球団が田中投手を悉く回避、
抽選を避けただけとも言えますが、西武・楽天・ヤクルトは高校生投手を指名しており、
単純にくじ引きを避けただけとは言えない側面があります。
やはり春に痛めた肩の状態、そこを不安視する球団が多かったということでしょう。
そういう意味でも、巨大戦力のソフトバンクなら、じっくり完治を待つこともできますし、
くじ引きの結果としては悪くない形に収まったのではないでしょうか。

全体的には高校生・大学社会人問わず、投手指名の傾向が強かった印象です。
広島・巨人・ロッテ・ヤクルトは、野手1人だけで他は全部投手…
あくまで自分のイメージですが、こういった偏った指名は得てして、
「下手な鉄砲、数撃ちゃ当た…らない」となりがちで、全滅することも多々あり…
逆にこういう投手偏重の年に指名された野手がスター選手に育つこともあって、
ドラフトの評価はなかなかに難しいものです。

その中で最も注目したいのは、西武4位指名の鈴木将平選手ですね。
静岡高校の選手で比較的よく見る機会があっただけに、
この指名順位と西武に指名されたことは二重の驚きでした。
強豪の静岡高校で1年からベンチ入りし、左腕投手としてもアピール、
2年時は楽天・堀内選手ら強力打線の中で1番リードオフマンを務め、
甲子園にも出場するなど高打率をマーク、
3年時は甲子園出場こそならなかったものの、日本代表に選ばれ、
3番打者として勝利に貢献、ベストナインにも選ばれた高校生No1野手です。
巧みなバットコントロールと強肩を生かした守備は、イチローを彷彿されるものがあり、
今年のドラフトで最も成長が見込める選手の1人だと思います。
西武は伝統的に強く振り切るバッティングを旨にしており、
鈴木選手の持っている打撃センス・技に力強さが加わって、
そこに栗山・秋山選手の努力し続ける力が合わされば、超一流の選手になれるかと。
そういう意味でも、西武に指名されたことは鈴木選手にプラスになると思いますね。
もっとも、外野争いは枠が空いているわけでなく、レギュラー取りが大変なことも事実。
センターには昨年最多安打の秋山翔吾選手が、レフトにはキャプテンの栗山巧選手、
ライトには本来内野手登録も盗塁王を獲得した金子侑司選手がいます。
来季から金子選手は外野専任になるでしょうし、栗山選手の後釜を狙う形になるでしょう。
とはいえ、若い高卒外野手も戸川・大滝選手ら同タイプの俊足巧打の選手がいますので、
まずは彼らとの競争に勝って2軍レギュラー定着、
そして熊代・木村・斉藤・田代選手ら守備代走要員に勝って1軍定着と、
厳しい競争に打ち勝った上で、スーパースターへと成長してもらいたいです。
それができる選手だと思うので、凄く楽しみな存在です。

あとは楽天に1位指名された横浜高校・藤平投手も気になりますね。
高校BIG3やBIG4と騒がれた中で、最もスケール感があるのは藤平投手、
今年のドラフトの中でも20年に1人の逸材に育ち得るのは、
鈴木選手と藤平投手だと見ています。
楽天はチーム成績の割には高校生の上位指名が多く、
既に抑えで活躍している松井投手をはじめ、
釜田・安楽投手ら話題を集めた高卒投手が多いですし、
野手でもオコエ選手をはじめ、楽しみな若手選手が目白押し。
良い指導者に巡り合えれば、才能が一気に開花し、
楽天の黄金時代が来る可能性もあるだけに、藤平投手の成長が1つの試金石ですね。
藤平投手が育って活躍するようなら、楽天はソフトバンクを超す常勝球団になれますよ。


◆ライオンズネタ ドラフト指名選手
 1位 今井達也投手(作新学院)
 2位 中塚駿太投手(白鴎大)
 3位 源田壮亮内野手(トヨタ自動車)
 4位 鈴木将平外野手(静岡高校)
 5位 平井克典投手(ホンダ鈴鹿)
 6位 田村伊知郎(立教大)

1位指名では春先言われていた創価大・田中投手を回避して、
甲子園優勝投手となった作新学院・今井投手を1位指名。
隣県栃木、同じ北関東ということで、甲子園優勝時から予想された結果。
個人的にもこの1位指名は納得の結果。
夏に急成長した成長度・完成度もそうですが、
それ以上に「甲子園優勝」という肩書が、2歳年上の高橋光成投手と被り、
2人で刺激し合いながら、次期エースへ切磋琢磨することが期待されます。
高橋光成投手は今井投手の面倒を見ながらプロ選手として自覚を高め、
今井投手は高橋光成投手の姿からプロを学ぶことを期待したいですね。
そういう意味でも、この1位指名は「二重の補強」です。

2位・3位はチームの課題を着実に補強した形です。
2位の中塚投手は粗削りながらMAX157キロの巨漢投手。
楽天で活躍した小山投手のようなタイプでしょうか。
ドジャースなどで活躍したエリック・ガニエ投手のような活躍を見せて欲しいです。
3位では社会人No1ショートの源田選手を指名。
打撃の評価では巨人外れ1位の吉川選手、中日2位の京田投手には劣るものの、
守備面の評価は高く、この順位で指名できたことは良かったと思います。
当面の競争相手は永江選手、守備を売りにする左打者なだけに、課題の打撃克服を。
打撃面でリードする呉選手と外﨑選手とのレギュラー争いに注目です。

4位で鈴木将平選手が取れたことは、前述の通りで僥倖。
これで向こう10年外野手の心配はなくなりました。
特に若手の外野手は相当危機感を持った方が良いです。
ただ「俊足巧打」の触れ込みだけでは対応できない、自分なりの長所を出していかないと。
それだけの好素材が入ったことだけは間違いないです。

5位の平井投手はセットアッパーとして期待。
地元の飛龍高校出身だそうですが…すいません、記憶にないですorz
6位の田村投手もここまで残っていたのが驚き。「報徳のイチロー」ですよね?
気持ちの強い投手で大学日本代表でも抑えを務めるなど、
4年生になって復活を遂げた投手です。
将来的に、田村‐中塚‐増田投手のような勝ちパターン継投を見てみたいですね。


◆ライオンズネタ ドラフト指名後の来季の陣容。
[右先発] 岸・ウルフ・多和田、高橋光成・野上・十亀(今井・本田・郭・誠・玉村・福倉)
[左先発] 菊池雄星(佐藤勇・藤田)
[右中継] 牧田、中塚・田村・大石・南川・国場(岡本洋介・岩尾・藤原・豊田・松本)
[左中継] 高橋朋巳・武隈・小石(野田・佐野・川越)
[抑え]  増田
[捕手]  炭谷・森友哉・岡田(上本・中田・藤沢)
[一塁]  メヒア
[二塁]  浅村(水口)
[三塁]  中村剛也、山川・渡辺直人・鬼崎
[遊撃]  呉・外﨑・永江・源田(金子一・山田)
[外野手] 秋山・金子侑司・栗山、鈴木将平
    (坂田・斉藤・木村・熊代・大崎・田代・駒月・戸川・大滝)

先発投手陣は岸投手の残留が最優先事項。岸・菊池雄星・ウルフ投手の3人は確定。
1枠を実績ある野上・十亀投手で争い、2枠を多和田・高橋光成投手ら若手での争い。
左の先発枠が足りてないのがチームの課題。リリーフ次第では武隈投手の先発転向も?
リリーフは増田投手が抑え確定したのは大きいものの、高橋朋巳投手の長期離脱が響く。
来季は高橋朋巳投手の復活と共に、経験を積んだ野田・佐野投手らが育ってくれば、
武隈投手を先発に回すこともできるので、先発の左右バランスが整うことになる。
長年の課題は右のセットアッパー。新人の中塚・田村投手ら若手に対する期待は大きい。
いずれにせよ、投手陣は若手の成長が鍵。
補強点は左投手だけれども、岸投手優先なので森福投手を取りに行く金はないし、
外国人投手にも大きな期待はできないだけに、若手の底上げ次第。
将来的には、菊池‐多和田‐高橋光‐今井の4本柱に、田村‐中塚‐増田の継投と楽しみ。

野手陣は森友哉選手を捕手一本で行くか、コンバートするかをそろそろ決める必要がある。
今年のDHは中村剛也・メヒア・山川・坂田選手と互いに喰い合うことが多く、
金子侑司選手の外野起用が増えたこともあって、森選手の外野での出番は激減、
捕手起用は炭谷選手のケガや優勝争いからの脱落もあるが、
それ以上に外野の玉突き的要素で弾き出された結果という面も大きかった。
ただ、辻監督に代わり「守りの野球」を掲げる以上、ポジション固定は不可欠、
流動的な「守れる捕手」で行くのか、固定的な「打てる捕手」で行くのか。
そもそも、守備に破綻を来した遠因は、細川選手以降「捕手の打撃」を言い過ぎたことで、
その意識がチーム全体に広がり「守れないと使わない」から「打てないと使わない」に変化、
打撃優先のチーム事情が今日の守備破綻の主要因と言える。
経験を積ませて「打てる捕手」を固定して使うことで、他で守れる選手を使うのか、
それとも「守れる捕手」を優先して使うことで、守りの意識を強化するのか、
いずれにせよ、今までのような中途半端な起用は許されない状況に変化しつつある。

現状を考えるに、金子侑司選手は来季から外野一本になるだろうから、
外野は秋山・金子侑司・栗山選手でほぼ固定される上に、後釜に鈴木将平選手が控える。
森友哉選手や山川選手を外野にコンバートしようにも、ポジションが存在しない。
となると、やはり捕手一本で勝負するか、サードにコンバートするかの二択となる。
同じく打撃成長株の山川選手も中村剛也・メヒア選手と重なる部分が大きいだけに、
サードへの本格コンバートでレギュラー取りを目指さないといけない。
若手有望株2人を生かそうと思うならば、やはり森友哉捕手という選択肢が第一となろう。
逆に、メヒア選手に大金を払ってでも残留させたのは、森友哉捕手が既定路線の証拠、
山川選手の成長を考えれば、DH・ファーストは森友哉選手を含めて十分なはず。
ただ、それを「守りの野球」を掲げる辻新監督がどう判断するのか、注目が集まる。

(来季)
岸・菊池雄星・ウルフ・多和田・高橋光成・野上(十亀・本田・今井・佐藤勇)
増田・牧田・高橋朋巳・武隈・野田・田村(中塚・大石・小石)
1(中)秋山、2(右)金子侑司、3(二)浅村、4(指)中村剛也、5(左)栗山、
6(一)メヒア、7(捕)森友哉、8(三)山川、9(遊)源田

(将来)
菊池雄星・多和田・高橋光成・今井・佐藤勇・本田
増田・中塚・田村・高橋朋巳・武隈・野田
1(右)鈴木将平、2(左)金子侑司、3(中)秋山、4(二)浅村、5(捕)森友哉、
6(指)中村剛也、7(一)山川、8(三)呉、9(遊)源田

2016年03月29日

プロ野球開幕

25日にプロ野球ペナントレースが開幕しました。
パリーグは西武とロッテが2勝1敗でオリックス・日ハムにそれぞれ勝ち越し、
楽天とソフトバンクが1勝1敗1引分となり、バランスの取れた開幕となりました。

まだシーズンが始まったばかりなので、何とも言えませんが、
ロッテは思っていたよりも良さそうかな、と。
ナバーロ選手が戻ってくるまで井上選手らで穴を埋められそうで、
帰ってきた時に打線に相乗効果が出るか否か、そこが非常に気になります。
逆にオリックスは新外国人選手のモレル選手とルーキー吉田選手は好スタートも、
抑えのコーディエ投手は不安が大きく、ボクセビック選手もいまひとつ、
それ以上に内野の守備に大きな不安を抱えていて、やや厳しいかな、と。
完全に打ち勝つ野球に徹するなら構わないでしょうが…ややカラーと合ってない印象。

ライオンズは打線が思っていたよりも粘り強いです。
金子投手に対して3点差を追いついたり、5点差も簡単に追いついたり、
終盤も最後まで喰らいついたりと、例年にない粘り強さを感じます。
今年の打線は何かをやってくれる、そういう雰囲気がありますね。
3番にメヒア選手を置き、5番に浅村選手と並びを入れ替えたことも功を奏しており、
5番時には振り回しがちだったメヒア選手は右への繋ぎの打撃を見せ、
浅村選手も中村選手の後ということで、一発よりもランナーを返す打撃にと、
中村選手を中心に一発狙いだった打線が繋ぎの意識が強まってきました。
あとは山川選手に一本出るかどうか。
森友哉選手も控えてますので、時間はあまりないだけに早く結果が出て欲しいです。

投手陣は郭投手とバンヘッケン投手の2外国人が少々不安。
バンヘッケン投手はOP戦の頃から四球が多くて…
リリーフに回っている郭投手も内容的にいまひとつ。
すぐに先発を外すことはないでしょうが、現状では牧田投手の方が安心です。
一方のリー投手は良いスタートを切っただけに、そこが一つの安心材料でしょうか。
何はともあれ、次のソフトバンク戦が本番。
今年こそソフトバンクに勝ち越し、優勝を勝ち取れるように頑張ってほしいです。


◆ニュースネタ 消費税10%引き上げは延期?
まぁ、なんつーか、当たり前というか、
前回の衆議院選で「今回延期するも、再増税時期を明示しているのが野党との違い」とか
言ってませんでしたっけ?
前回の選挙の時点で絶対無理だと思ってましたが、やっぱり無理でしたね(苦笑)

おそらく政府・自民党は海外情勢の変化を理由にして、
アベノミクスの失敗は認めないつもりでしょうが、
その海外情勢だって前回の衆議院選の時点で、
というよりも民主党との政権交代時から十分予想された事態で、見通しが甘すぎます。
ヨーロッパの難民問題の深刻化は起こっていなかったものの、
ギリシャ危機は既に起こっていてヨーロッパの経済不安は既に生じていましたし、
中国の景気減速も不動産バブルの過熱化(空き家不動産への投資)は既に起こっていて、
昨年あたりからその不安が本格的に顕在化したに過ぎず、
アメリカの利上げも民主党政権交代時に囁かれていた話です。

そういった世界情勢の中で、外貨頼みの経済政策が成功するわけがなく、
さらにそれと相反する消費税増税を行うなど矛盾も良いところです。
最初から無理な話を、選挙向けに格好つけて言っていただけです。

今の政治家の経済政策に関しては、こちらの記事を参照。
端的にまとまっているかと。そういう意味では与野党共に失格なわけですが。

結局、外貨頼みの経済政策では日本経済の立て直しに寄与できません。
もう一つの問題である「将来不安」の解消に努めて内需を立て直すこと、
地道ではありますが、即効性を期待された政策さえ「即効」になっていないのだから、
時間をかけてでもじっくりと取り組んでいく必要があるでしょう。
国民の不安…老後の不安・年金受給額の削減問題、
雇用の不安・非正規雇用の不安定さと企業モラルの無さからの労働環境の疲弊、
子育ての不安・不安定雇用による収入不安に保育園不足等の育児環境不安、
そういった国民の抱える現実的な不安の解消なしに、国民は消費をすることができません。
ろくでもない経済政策を論じるよりも、現実的な社会不安に対応する答えを求めたいですね。


◆高校野球ネタ ベスト4が出揃う
昨春優勝の敦賀気比、平成の雄である大阪桐蔭、プロ注目の藤嶋投手を擁する東邦、
多くの優勝候補が敗退する中、勝ち残ったのは、智辯学園、平安、秀岳館、高松商でした。
4校ともに投打守備ともにバランスの取れた学校ですね。
突出した選手はいなくとも、総合力で勝負できる学校が勝ち進んでいる感じです。

注目の準々決勝では、秀岳館と木更津総合の試合が素晴らしかったです。
木更津総合の左腕・早川投手は、立ち上がりこそファールで粘られて苦しんだものの、
130キロ台のストレートとカーブの緩急と、
内外角のコースを攻める切れの良いストレートで、強力秀岳館打線を9回まで封じるなど、
「これしかない」という最高のピッチングを見せてくれました。
花咲徳栄や南陽工もどちらかと言えば変化球でかわすピッチングになりがちで、
重心を後ろに残すステイバックな打ち方の課題となる速球で攻め切れていませんでした。
その点、早川投手は内外角をストレートで攻め込み、
ポップフライを打ち上げさせるなど、内容的にも非常に良かったです。

それが暗転したのは、先頭打者への四球も勿論ありますが、
2アウト3塁カウント1-3の場面でかけたタイムだったように思えます。
自分が見ていた感じだと、早川投手の気持ちが乗っていて、間を空けるべきでないと見てました。
逸る気持ちを抑えるために、敢えて間を空けたのだと思いますが、
投げている投手からすれば水を差されたと感じかねないタイミングだっただけに、
このタイムがどう出るのか気になってみていました。
結果はやや制球が外れた低めストレートでフルカウントに持ち直した後、
内角ストレートが微妙に外れて四球、やや未練がましく構え続ける捕手の姿に危機感を強めました。
投手にとって、気持ちを切り替えにくい状況が続いたことが、
同点タイムリー・サヨナラに繋がってしまったように思えます。
まぁ、結果論になりますが、逸っているのか、乗っているのか、
その見極めが非常に重要だと感じさせる場面でしたね…

2016年03月24日

球春到来

春のセンバツ甲子園大会が始まり、野球の季節が来たことを感じるわけですが…
今年の甲子園大会の感想、「1時間半ぐらいじっとしてろ、クソガキが!!」

……
………これは酷いorz<特に6回表

今年から何を思ったのか、バックネット裏にユニフォームを着た野球少年が埋め尽くすことに。
毎年、試合ごとに着ているTシャツが変わる眼鏡のおっちゃんとか、
プロ野球の開幕前までいる阪神のハッピを来たメガホン持ったおっちゃんとか、
今年も来てるんだな~とかコアな楽しみ方をしていた自分には、とても残念ではありますが、
百歩譲って、真剣に見ているのなら、野球少年・野球部の子どもらに譲っても良しとしましょう。
だけど、だけどね、真剣に見ろや、グラウンドをよ!!
態度の良くない子ども達が映っていると、とっても嫌な気分になります。
そして、最高に厳しいのが6回表…バックネット裏の席がガラガラっすよ、ガラガラ(苦笑)
トイレ休憩ついでに球場を歩き回りたい気持ちは分かるものの、
試合がこれからというところで、バックネット裏がガラガラってのは…
そこがTVで映る以上、彼らはゲストでありながら、出演者でもあるわけで、
そこに座る以上は「良き観客」であるための努力をしてもらいたいです。

何が言いたいかと言えば、ガキ共を漫然と座らせているから見苦しいわけで、
彼らにスコアを付けさせながら試合を見せていれば、何ら問題がありません。
試合を「見ている」のではなく、「見させられている」現状が問題で、
せめて彼らに試合を「見ている」状態にして欲しい、
それが甲子園大会を愛しているもの達の想いでしょう。


◆プロ野球ネタ 高校野球賭博の問題点
予想通り、円陣声出しやノックエラーに絡んだ現金のやり取りは大半の球団がやっていて、
むしろ、名乗り出なかった球団の調査能力の方が疑わしいと思っているわけですが、
それに絡んで巨人・阪神・横浜・ヤクルト・ソフトバンクらから、
高校野球の優勝校を予想する賭博問題が浮上しました。
これは許せません、道義的な意味で断じて許すことができません。

円陣声出しやノックエラー等の現金のやり取りが問題ではないのは、
それが所謂「褒賞」の域を超えていないからです。
「監督賞」や「社長賞」といったものです。
選手のモチベーションを上げるため、緊張感を持たせるために、
そういった現金の授受は、多額になり過ぎないことを条件に、認められて良いでしょう。

しかし、高校野球賭博は認められません。
確かに、母校の出場や健闘を誇りに思い、
意地の張り合いから「ウチが優勝する!」と言って、
晩の飲み代を賭けることぐらいは、よくあることでしょう。
けれども、今回発覚した高校野球賭博はそういった域を明らかに超えており、
参加人数の多さと金額のやり取りからして、完全な賭博行為となっています。
しかも、自分達も必死にやっていた高校野球で、憧れていた甲子園大会で、ですよ?
それはもう高校野球の精神を台無しにしてしまう行為で、
道義的に問題があると言わざるを得ません。

自分達が直接関わる余地がないという意味では、「八百長」の危険性はないので、
「プロ野球賭博」とは同一に語ることはできませんが、
賭博構造的には何ら変わることがないだけに、
巨人の選手のように、「プロ野球賭博」に踏み込んでしまう恐れは十二分にあります。
これは全くもって許すことはできません。

加えて、長年の確執があったアマチュア野球とプロ野球との雪解けが実現し、
プロ野球OBが高校野球の監督やコーチになることも珍しくなくなってきました。
万が一、万が一にもですよ?
そうやって高校野球の指導者になったプロ野球OBが、
後輩選手や先輩OBらに唆されて、八百長でわざと負けた、なんて事件が起きたら、
一体全体、どうなりますか?
そういったプロ・アマの雪解けさえも台無しにしかねない、
重大な問題なんですよ、高校野球賭博は。

これは明確に禁止すべき事柄で、
関わった選手・OBらのアマチュア指導者復帰は今後一切認めるべきではありません。
どうでも良い円陣声出しの現金授受は大騒ぎで、
本当に問題のある高校野球賭博はあっさり報道…バカじゃねーの?


◆センバツ甲子園大会
それなりには試合を見ていますが…悪くはないけれど、良くもない、そんな印象。
例年以上に寒暖の差が大きいのが影響しているのでしょうか、
選手の仕上がりがそんなに良くない印象もあるんですよね。いや、悪くもないけど。
なんとなく不満がなくもない、そんな印象です。

今大会の特徴としては、左腕の好投手が多いことが挙げられますが、
プロ注目左腕の大阪桐蔭・高山投手、花咲徳栄・高橋昴也投手はもう一つ。
高山投手は無失点の好投を見せたものの、140キロは一球もなく、
コントロール重視で試合をまとめ上げたという印象でした。
まだ大きな体を持て余し気味に見え、
一球ごとに帽子が飛んでしまうバランスの悪さは少し気になります。

高橋投手も昨年見せたような腕の振りの強さがなく、
変化球主体の投球になってしまったのは残念でした。
相手の秀岳館打線のボールの見極めが良く、
ポイントが後ろでファールで粘って三振せず、苦しい投球になったわけですが、
そういう場面でこそ、ストレートの力強さで攻めて欲しかったです。
ストレートで追い込んで、フォーク等の変化球で打ち取る、
そういうピッチングスタイルに拘り過ぎていて、
昨年見せた「がむしゃらさ」が消えてしまっている印象なんですよね…
夏に向けては苦しい時こそ攻める投球を、それを身につけて欲しいです。

評判通りだったのは東邦・藤嶋投手でしょうね。
スピードこそ抑え気味で、140キロは数えるほどでしたが、
外野の定位置を来させない球威は見事でした。
打撃の方も前評判通りの活躍でしたし、今後の活躍が楽しみですね。

秀岳館の打線も春とは思えない仕上がりぶり。
「ステイバック」を可能にするスイングスピードはお見事。
ボールの見極めを上手く、ミート力も高くて、
空振り三振をしない打線は見事です。
あの打ち方でプロ注目の速球派投手にも対応できるかどうか、そこが気になりますね。


◆プロ野球ネタ パリーグ順位予想
オープン戦を見ても、ソフトバンクの力は頭一つ抜けている印象で、
逆に他の5球団は実力伯仲の団子状態…
どの球団が他の球団を喰って、ソフトバンクを追いかけられるか、
そこが最大のポイントでしょうね~

ソフトバンクの死角があるとすれば、主戦力に誤算が生じた時、でしょうね。
抑えのサファテ投手や4番の内川選手、トリプルスリーの柳田選手など、
代替可能な選手を即座に用意できないような主力選手に問題が生じた時、
その時に他の球団が付け入ることができれば、ペナントはどうなるか分かりません。
昨年の開幕時点では3選手とも、そこまで大きな存在ではなく、
豊富な戦力のうちのワンピースに過ぎませんでしたが、
勝つこと・優勝することによって、その存在感が増し、
逆に不均衡が生じたことで、欠けた時の喪失感が大きくなる、そこが死角でしょう。
逆に言えば、彼らが順調なら、何ら問題が生じない、強いですねorz

対抗馬に挙がるのは、西武とオリックス。
西武はソフトバンク以上の打線の破壊力を持ち、
オープン戦では坂田選手が復活を遂げ、山川選手も大きく成長したことで、
捕手失格の烙印を押された森友哉選手であっても、簡単にレギュラーには戻れず、
開幕は代打待機が濃厚となるなど、厚みを増した野手陣が魅力的です。
長いシーズンを考えれば、森友哉選手の力は必要不可欠で、
3人を上手く併用する形になってくるでしょう。
課題の投手力は外国人次第。
先発は菊池雄星・十亀・岸・野上・牧田・高橋光成・多和田投手ら、
抑えは昨年セットアッパーで活躍した増田投手、
高橋朋巳投手がセットアッパーに回るなど、主戦力は整ってます。
あとはそこを繋ぐ投手で、先発のバンヘッケン投手やリリーフのリー投手ら、
新外国人投手が期待通りの活躍ができるかどうか、そこがポイントでしょう。
さらに優勝するためには、菊池雄星投手が真のエースとなり、
高橋光成投手や多和田投手といった若い戦力の台頭が必要不可欠です。

オリックスは抑えのコーディエ投手、主軸候補のモレル・ボクセビック選手次第。
エースの金子投手が順調ではあるものの、
リリーフの佐藤達也投手ら昨年不調だった投手の復活はまだ成せておらず、
新戦力の活躍によって、現在の選手の調子も引き上げられるようならば、
優勝争いできる戦力は揃っています。
オープン戦では新外国人選手は好調であったものの、
こればかりはシーズンが始まってみないと分かりませんね。

若手の台頭という意味では、日ハムとロッテにも注目です。
日ハムは毎年のように若手が出てくるものの、レギュラーに育つまでには至ることは少なく、
継続的に活躍できる主力選手の登場が待たれます。
近藤選手や西川選手、浅間選手らが一皮剥けるかどうか、
ルーキーの横尾選手らさらなる若手が出てくるか、そこに注目が集まります。

ロッテは大嶺投手が一皮剥けつつあり、
他にも二木投手ら期待の若手が多く、楽しみな投手が多いです。
打線では期待のナバーロ選手が銃弾所持で出遅れることとなり、
チームに戻った時に上手く溶け込めるか、
相乗効果をもたらすことができるかどうかがポイントになってきそうです。

楽天は世代交代中なので、優勝争いは厳しいものの、
Aクラス入りは十分に狙える戦力はあります。
こちらも外国人選手に依拠する部分が大きいだけに、
打線の核を作ることができるかどうか、そこが今年のポイントでしょう。

順位予想としては、期待を込めて優勝・西武、
2位はやはり戦力的に圧倒するソフトバンク、
3位はなんだかんだで安定した成績の日ハム、
4位はオリックス、5位にロッテ、6位楽天と予想します。
いずれにせよ、大方の優勝予想はソフトバンクでしょうから、
他の5球団が結束してソフトバンクに当たり、パリーグを盛り上げて欲しいですね。

2016年03月16日

賭博と博打体質

昨年から球界を騒がせている「野球賭博」問題。
巨人の高木投手も賭博を行っていたことが明らかになりました。
それと同時に所謂「声出し」において、
現金のやり取りが行われたことが報道され、
阪神、続いて西武も同様のことを行っていたことが報告されました。

西武が「声出し」やノックエラーで現金のやり取りをしていたことは知ってました。
つーか、文化放送で公然と放送されていた話なので、
ライオンズファンならほぼ間違いなく知っていることかと。
特に投手のノックエラーで食事会経費を積み立ててた話なんかは、
東尾監督時代からよくされていた話で、知らない方がモグリというお話。

つまり、何が言いたいかと言えば、同様のことはほぼ全球団やっているはずです。
特に楽天以外のパリーグ球団は、過去に遡れば、絶対にやっているはず(^^;
南海の鶴岡親分ではありませんが、「グラウンドに銭が落ちている」、
まぁ、そういうことじゃないでしょうか(苦笑)

問題は何が問題で何が問題ではないのか、それをハッキリと整理できていない点です。
「野球賭博」は何でいけないのか、禁止しているのか。
それは「八百長」の危険性があり、
過去に「黒い霧事件」で信頼を貶めた過去があるからです。
今回の「声出し」に関しては、あくまでチーム内・選手内でのやり取りで、
敗退行為に直接繋がるわけではないので、協約違反にはなりません。
現場の記者も知っているような公然の秘密をさも事件のように語るのは、
傍から見ていて笑えるというか、白々しいとさえ思えます。

問題があるとすれば、道義的問題でしょう。
スポーツとしての「潔白さ」「清廉さ」を求めるならば、
今回の問題は許せないものになるかもしれません。
でも、それはあくまで「アマチュアスポーツの精神」なわけで、
プロスポーツに対して、どれだけ清廉さを求めるのかは微妙な問題、
というよりも個々人のさじ加減一つとさえ言えましょう。

今の時代は変に「建前」を重視する傾向があります。
それはネット社会故なのかもしれませんが、
「自分のことは置いといて」批判することが多すぎます。
物事の本質を理解しようとせず、建前を建前を用いて批判する、
そういう単なる言葉遊びが多いように思えるのです。

勿論、それは今回の野球賭博騒動に関わった選手にも言えることで、
「声出し」のような球界の賭博体質と八百長に通じる野球賭博との違いを、
全くもって理解しようとせずに、その延長線上に考えてしまったことに、
今回の問題の本質があります。
その違いを明確に選手に理解させることに努めるのか、
それともそういう勘違いをなくすために賭博体質そのものを改めるのか、
プロ野球界が自発的に考えていかなければならないことだと思います。
「自分のことは置いといて」な外野が口を出すことじゃないでしょうね。

2016年02月09日

「口利き」内閣

引責辞任した甘利氏に続き、遠藤五輪担当大臣にも疑惑浮上…
結局、これって安倍政権の「体質」ですよね。
一体、誰のための政治なのか?
消費税増税しても、議員定数削減は行わない、法人税は下げる。
食品全般への軽減税率も累進性には全く影響を与えないわけで、
安倍政権がどこを見ているのかは一目瞭然です。
そういった「体質」そのものが現れて出てるのではないでしょうか。

遠藤五輪担当大臣の疑惑に関して言えば、
この話は「鶏が先か、卵が先か」という話みたいなもので、
献金を受けたのは認めつつも、自分の政治的信念に基づく働きかけで、
利益供与ではないという言い訳らしいですが、まるでお話になりません。
「李下に冠を正さず」と言うではありませんか。
痴漢に間違われないように両手を万歳で男性は電車に乗るではありませんか(苦笑)
仮にそれが自分の政治的信念に基づくものであるのならば、
私利私欲のためではないと示す必要があるわけで、
利益供与と疑われるような政治献金を受けるべきではありません。
そういった自分の政治的信念さえも公私混同にしてしまう態度が、
もはや政治家たる資質を失っていると言えましょう。
結果的に利益を受けていたのなら、それでもうアウトですよ、アウト。
冠を正すフリをしてスモモを盗んだに違いありません(笑)

国会中継をたまに見ると、それなりに面白かったりします。
よく「野党がだらしない」と言われますが、国会を見る限りではそういう印象もなく。
所謂「官僚的返答」によって、質問を曲解して無難な答弁が返ってくるから、
そう勘違いするのかもしれませんが、言うべきことはしっかりと言っています。
特に共産党・志位委員長の質問はさすがという感じで、
南スーダンへの自衛隊派遣に関する質問はすごく勉強になりました。
日本ではほとんど現状が伝わってこないので、関心が薄い話題ではありますが、
先日も国連PKO部隊の不祥事が報道されていましたし、
実際に国連PKOの変質(という名の劣化)は周知の事実であり、
南スーダン政府軍と自衛隊が衝突する危険性が全くないとは言えない印象です。
そうなると、確かに憲法9条との兼ね合いが問題になるわけで、
既にPKO5原則でどうにかなる次元を超えている感じはしますねぇ…
そんな状況で撤退の議論もしていない政府は無策としか言いようがないです。

その憲法9条の改憲さえも表立って口にしだした安倍総理。
昨年の安保法制改正は憲法9条が歯止めになると言ってませんでしたっけ?
その歯止めを取っ払うということは、
もう安保改正時の議論全てを無制限許可するのと一緒ではありませんか。
どうせ徴兵制も復活させるんでしょ。明治憲法ばんざーい\(^o^)/


◆ニュースネタ 清原和博氏が覚せい剤使用で逮捕
前回の日記をアップした直後に、ネットでこのニュースが流れたわけですが…
もう言葉になりませんでしたねぇ…
今もやっぱり複雑な気持ちでこの日記を書いています。
「残念」という言葉しか率直に出てこず、言葉が続きません。

そんな少年時代のスーパースターの転落劇を見ていて改めて思うのは、
私達の「ラベリング」の残酷さです。
清原氏のスタートは「ラベリング」の成功から始まったとも言えます。
岸和田の一野球少年が野球の才能の開花によって、
「甲子園のスター」というラベリングが施され、
その期待に応えるかのように打ちまくって、堂々のプロ野球入り。
「期待のルーキー」というラベリングの中、
1年目から3割30本をマークして黄金期のライオンズの4番に定着。
「球界のスター」というラベリングの中、
オールスターや日本シリーズといった大舞台に強く、お祭り男の活躍。
しかし、FAで巨人に移籍すると、
苦手の内角を執拗に攻められて、思うような結果が残らず、
急激な筋力トレーニングは肉体自身を痛めつけて故障の連続。
体育会系特有のいわゆる「じゃれ合い」も巨人では悪乗りに映り、
ついたあだ名は「番長」、そのラベリングがより孤高の存在にしてしまいました。

今度は「番長」というラベリングが、プラスに作用していた力が、
一転してマイナスに作用するようになって、
自身もまるでその「番長」というラベリングに応えるかのように、
より粗暴に強面に、成績が伴わなければバッシングを受け、より悪く…
引退時は将来的にオリックスの監督になるのではとも噂されましたが、
2軍監督どころかコーチ就任の話もなく、
本人もそれを期待していたのか、解説等の仕事も少なめ、
現役時代の古傷や糖尿病の影響もあって、芸能関係の仕事をドタキャンするなど、
第二の人生のスタートを大きく躓いてしまいました。
それに拍車をかけて「薬物疑惑報道」、
このラベリングによって第二の人生がより悪化したことは想像に難くありません。

結局、いつから覚せい剤を使用していたのかが報道されていないので、
まだ何とも言えないところではあるのですが、
少なくともここ最近の話ではない感じです。
ただ、糖尿病を患っていたのなら、当然に尿検査もしているはずなので、
逆にここ最近の話のようにも思えてきます。
離婚後に孤独に耐えかねてなのか、引退後の不安定な生活でなのか、
はたまた現役時代に既に使用したことがあったのか、
使用時期に関しては今後の詳細な報道が待たれるところです。

一人の純朴な野球少年が。ラベリングによってスターとなり、
ラベリングによって犯罪者へと転落した姿を、
私達は忘れてはいけないし、戒めとしなければなりません。
いずれにせよ、覚せい剤の使用は許されませんので、時間はかかれどもしっかり更生し、
江夏氏のように、何らかの形で球界に復帰できるよう、
数々の栄光が汚れたままとならないように、努めて欲しいですね…


◆清原氏がドラフトで巨人に入団していたら…
芸能人の低い見識に基づく発言を気にする必要性はないとは思いますが、
ライオンズファンとしては、さすがにこの発言にはカチンと来ますね(苦笑)
それじゃ「任侠映画のせいで清原はああなった」と言われて怒らないのかね?
アニメ漫画の悪影響を心配して規制する前に、任侠映画を廃止してはいかが?(苦笑)

よく言われることですが、巨人に入団が決まった時点で満足する選手は多いわけで、
阪神の若手なんかもすぐに勘違いして2軍の王になることもしばしば…
仮に巨人に入団していたら、3~4年で引退してヤクザ入りでは?
ある意味で、巨人への反骨心があったから、いきなり活躍することができたわけで、
それも第一次黄金時代が終わり、新たな局面を迎えていたライオンズだったから、
常に競争意識を刺激されて活躍することができたとも言えるわけで、
「巨人に入団していれば良かった」とは言えないように思います。
清原氏本人も巨人移籍後に「内から見るのと外から見るのとでは違う」と話していて、
憧れは憧れに止めておけば良かったわけで、
問題があるとすれば、FA移籍の方じゃないですかねぇ…?
「紳士球団」なんて言うけれど、何でその紳士球団で野球賭博が発覚したんですか?
巨人なら安心だという説得力はまるでねーですよ(苦笑)
そんな「仮に」の話を続けていったなら、岸和田に産まれてなかったら、にもなり、
それはもはや清原和博という人間そのものの存在を消すことから始まる荒唐無稽な話です。

巨人移籍後は某TV局の「番長」企画を完全にお笑いとして楽しんでましたが、
あれを本気にしていたバカファンはどれだけいたのでしょうか?
そこに問題があったことに何故気づかないのか。
アホな見識を披露する前に、自分たちがどんなレッテルを貼り付けていたのか、
それをもう一度思い起こせと、自分は思いますね。


◆ニュースネタ 日銀のマイナス金利政策の狙い
表向きの説明と本当の狙いは違うわけで…
とても説明通りに「銀行の融資拡大策」になるとは思えませんよねぇ…
国会質問でも一般銀行がマイナス金利を導入に至る恐れはないのかと聞かれても、
全く返答がありませんでしたし、シミュレーションをしてるかは疑わしい印象…
どうやらタコ足喰い促進策が本当の狙いのようです。

麻薬に対して擁護よりも禁止論が多いことに、日本の世論に一安心しつつも、
政府の麻薬投与に関しては反応できない愚鈍っぷりには失望を禁じえませんねぇ…

2016年02月02日

プロ野球キャンプイン

2月1日にプロ野球がキャンプインし、2016年のプロ野球が始まりました。
注目はやっぱりセリーグで、特に巨人・高橋監督と阪神・金本監督の2人は、
人気球団の若き指揮官ということで、期待の目が向けられています。
横浜DeNAのラミレス監督を含めて、どういう野球を見せてくれるのか、
キャンプ・オープン戦の話題はそこに集中するでしょうね。

一方のパリーグはソフトバンクの下馬評が高いこともあって、注目度はいまひとつ。
やはりソフトバンクが総合戦力的に頭一つ抜けているとはいえ、
日ハムは若手育成が上手く、選手層は負けていないですし、
西武とオリックスは1軍主戦力ならばソフトバンクに負けていません。
日ハムは若手が1軍に定着できていないのがネックで、
主力になり得る選手を2~3人揃えられるかどうか、
西武とオリックスの場合は新外国人選手が当たるかどうかがポイントでしょうね。
いずれにせよ、ソフトバンクの一強とならないように、
各球団ともに戦力を整えていってもらいたいです。


◆政治ネタ 甘利経済産業大臣が引責辞任
一部では「潔い」という評価もあるらしいですが… 会見見てないだろと(苦笑)
17時に始まった開始冒頭がニュースで紹介されていた時には、
それを聞いた時には「グダグダ言って誤魔化して辞めない路線」と見ていたので、
後から辞任と聞いた時には驚いたものですが、
再度会見の様子をネットで見たところ、30分以上延々と言い訳を並び立てて、
ようやく秘書への監督責任を理由に引責辞任を表明…
結果だけを見れば、「潔い」のかもしれませんが、
延々と30分以上くだらない言い訳を聞かされた身としては、
「見苦しい」としか言いようがありませんでした(苦笑)

そんな30分以上にわたる「くだらない言い訳」も実にくだらない。
お金の受け取り方の反論ばかりで、お金を受け取った事実は全く変わることはなく、
一般的感覚からすれば、全くもって言い訳にならない話ばかりでした。
菓子折りを貰って、お金を貰った感覚はなかったと言うなら、
どうしてお金を貰ったと気づいた時に相手に返さないのか?
常識的にはありえませんよ。
もしお歳暮に50万円入っていたら、変に思うでしょう? 普通はそうですよ。
変に思わないのは、常日頃から貰っているから、50万円を貰う理由があるから、です。
つまり、受け取った時には賄賂性を認識していなかったとしても、
お金が入っていたことを知った時には、賄賂性を認識していたということです。
もう、その時点で品性が下劣でしょ?
金銭感覚がズレてるんですよ。
それを明らかにしただけの「くだらない会見」がどうして「謝罪会見」になるのか?
ありえないですよ。

真に「潔い」会見にするのなら、冒頭から謝罪して辞任表明をするのが普通です。
自分の担当官庁ではないとはいえ、「口利き」をした見返りにお金を受け取ったのなら、
政治家としての道義的責任は当然追及されるべきで、
閣僚辞任では済まされない、議員辞職相当の出来事です。
それを閣僚辞任だけで済ませるなんて、手ぬるいとしか言いようがありません。


結局をもってして、私達国民も、企業のトップも、報道記者も、政治家も、
「政治家がお金を受け取っている」ということに対する
漫然としての「悪しき理解」があるに他ならないわけです。
国民としてはお金をもって特定の贔屓を許す事柄だけに絶対許せないはずですが、
ある種の絶望感、「まぁ仕方ないよね…」という感覚が、
政治と金の問題に対する追及を弱め、最悪許容してしまう結果を招くわけです。
そんな賄賂にお金を使うくらいなら、企業活動に使ったり、
従業員の給料を上げたりした方が経済再生に繋がるではありませんか。
それを平気で受け取ってしまう感覚が既に「狂っている」し、
そんな大臣が締結してきたTPPが日本国民にとって公正なものだとはとても思えなくなります。
まさに最悪の幕引き、甘利氏が行ってきた実績さえも無に還す心底くだらない会見でした。

2016年01月15日

あけおめ

まぁ、もう小正月ですが…
新年1発目ということで、明けましておめでとうございます(ぺこり)
新年早々、「良い年」が吹き飛ぶぐらいの鬱屈としたニュースばかりですが、
なんとか生きていきたいものです(義務感)


世界情勢的にはイランとサウジアラビアの対立が激化したり、
北朝鮮が水爆実験を行ったと大々的に喧伝してみたり、
中国バブルが崩壊して株価の乱高下が続いてみたり、
ついにアジア最大のイスラム教国のインドネシアにてISテロが勃発したりと、
世界はどうしようもない混沌の渦に巻き込まれていたりしますが、
まぁ、ぶっちゃけどうなるんでしょうね~ってなぐらいに、さっぱり分からん。
もっとも、中国バブルやインドネシアのテロ不安は昨年から予想済みな事態で、
それに対する備えを何もしてこなかった無策な政府に問題があるわけですが、
テロの脅威が今まで以上に日本を脅かすことは間違いないと思われます。
とはいえ、特に恐怖におののく必要はなく、
死んじゃうかもしんないね、ぐらいな覚悟はしときましょうってなぐらいか。
…おー、新年一発目から暗くなりますね~orz

イランとサウジの対立に関しては、
スンニ派とシーア派の違いを感覚的に理解できない自分には分からない話。
仏教の宗派対立とは全く異なる次元、影響力ですからねぇ…
政治的には多数派であったスンニ派が、アメリカのイラク戦争の影響で、
イラクまでもシーア派国家にしてしまい、両者の多数派・少数派バランスが崩壊し、
今まであったシーア派=過激派、スンニ派=穏健派といったイメージも、
IS(元々はイラクシーア派の防衛としてのスンニ派)の台頭で崩壊、
焦るスンニ派=サウジアラビアが動いた、といった構図でしょうか。
少なくとも、このまま全面的な宗派対立になることは好ましくないでしょうから、
なんとか落としどころを見つけて欲しいと思うのが本音ですが、
やっぱりその感覚や違いというのは分からないだけに何とも言えないっす。

北朝鮮の水爆実験に関しては、アメリカが事前に察知していたという話もあり、
年末に急きょ行われた日韓の従軍慰安婦問題の政治決着は、
北朝鮮に素早く対応するためにアメリカが急かした、という話もあったり。
安部総理が急きょ外務大臣を派遣したりと慌ただしかったことも考えれば、
十二分に納得できる話ですね。
…まぁ、それにしては韓国側の対応は遅れに遅れまくりでしたけど…
従軍慰安婦問題の政治決着に関して言えば、
まさに「政治決着」の名に相応しく、何も問題は解決していない、
当事者置き去りの結末で、案の定、韓国・日本双方が納得している気配はありません。
日本でもアホな議員が政治決着を無駄にするような発言をしたりと、
手打ちにした意味がまるでない蒸し返しをするなんて政治的センス0と言うしかない。
つーか、失言で済むレベルじゃないだろ。議員辞職もの。少なくとも、離党せいよ。
従軍慰安婦問題の解決法としては、悪くない「痛み分け」的な感じだと思いますが、
そもそもにおいて韓国は「今」の人権問題として扱っているのに対して、
日本は「過去」の人権問題として扱っている限り、その接点は見いだせないわけで、
すれ違ったままに政治決着が図れたのは、
外敵(北朝鮮)がいた故の奇跡の勝利としか言いようがないです。
…韓国の政権交代であっさり変わっちゃうかもしれんけどね。
少女像の撤去が条件とかネチネチ言わずに、早期に決着を図った方がいいでしょう。
結局の所、日本の政治家は女性=肉体=売春婦=下劣な存在と看做してるアホなので。
一億総活躍とか笑っちゃうわよねー(苦笑)


◆ニュースネタ 鹿児島の強姦事件で無罪判決
冤罪が証明されて良かったという話ですが、犯人が捕まらなければ、
被害者女性は真犯人・裁判所・警察と3度レイプされたことになるわけで、
とんでもねー話ですし、
犯人に仕立てられた被告の人生もまた戻すことのできない話です。
2人の人生を無茶苦茶にしておきながら、組織という壁に守られ、
雑な違法捜査をしまくる警察官を許しておいて良いの?と思いますねぇ…
公務員は守られ過ぎですよ、守られ過ぎ。
そういう過保護な体質が組織的隠ぺいを生んでんじゃないのかね?


◆ニュースネタ 成人式は最後のUターン機会
毎年のように成人式の騒ぎを風物詩のようにピックアップするテレビ局も暇なんかね~
成人式に参加する・参加しないだとか、成人式を自治体が主催するべきか・無駄かだとか、
そういう話は実にどうでも良くて、重要なのは↑ですよ。
地方自治体にとって、若者が一同に会する機会というのは成人式が最後なわけですよ。
それを無為にし、過疎に悩むなんてバカらしいに決まっている。
せっかく成人式という場があるのだから、そこでUターン就職を決められるようなシステム、
学費の援助だとか、企業を超えた地域交流だとかを行えるようにすれば良い。
就職活動も地元Uターンのみ優先させても良いじゃないですか。
成人式の意味を問う以上に、どうして成人式という場を生かそうとしないのか。
選挙権年齢の引き下げによって、さらに成人式が形骸化していく中、
新たな地方創生の機会にできるように、システムを変革していって貰いたいです。


こんな感じで今年も相変わらずボヤいていきます故に、
まったりとヨロシクお願いします('ω')ノ

2015年12月31日

今年も終焉ですね~

なんか散々書こうと思ったネタをアップせずに放置してたら、
既に時代遅れになっている感(爆)
消費税の軽減税率だとか、プレミア12とか、テロとか沖縄の基地問題とか。
頭の中で考えていたことが素直に文字にならなかった今年の後半orz
猛省するばかりです、とほほ。


そういや、11月頭にPCを新調しました。
前々からグラフィック関係の強制終了が発生していたので、
買わないとな~と放置してたら、事態が深刻化、
起動しないということはなかったものの、頻度が上がったので買い換えました。

Core i5-6600
Z170 Extreme4
DCDDR4-2133-8GB
虎徹 KOTETSU
SSD等やドライブ・電源は流用
GTX950 GAMING2G
Define R5

わりとオーソドックスな構成で10万行かないぐらい。
ケースはAntecのP100やCoolerMasterのSilencioシリーズと迷ったのですが、
実際に店で触ると、作りがちゃちい(特にフロントドア部分)ので、
価格COM等で評価の高かったDefine R5を選択しました。
使ってみると、非常に良いケースですね~
作りも良いし、配線もしやすい。大きさも手頃で大満足。
静音性も高く、上の方に配置しているHDDのカリカリ音が聞こえる程度。
1万円程のミドルタワーケースを選ぶなら、非常におススメです。

特にマシントラブルは発生せず、
12月になってカリカリ音がしていたHDDに不良セクタ発生したぐらい。
SSDの価格が下がっている昨今、高速回転のHDDは要らんですね。
現在の構成ではSSDを2台搭載して、OS用とドキュメント用に分けてます。
他の貯蔵データは5400回転で十分。


問題はハードではなく、ソフト。そう、Windows10への切り替えが拙かったorz
まぁ、使い勝手は8より断然マシで、戸惑うことも少ないのですが、
とにかくOSの安定性・安全性が非常に微妙過ぎる。
話では7から10にアップグレードしても、動かないソフトは少ないと聞いてましたが、
実際に動かしてみると、動かないソフトはやっぱり動かない。
特にバックアップソフトが使えなかったのは誤算で(TrueImageHD)、
仕方ないのでTrueImage2016を購入しました。
無料のソフトで「EaseUS Todo Backup Free」というのがあったのですが、
インストールすると、ノートン先生に多段アクセスしまくって非常に気持ち悪い…
実害は生じてなかったものの、ノートン先生のログがそれで全て埋まってしまうのは、
いかんともし難しということで、導入は止めました。
他にもロジクールSetpointがスリープから復帰すると、
機能しないこともあったりと、まだ完全に動いている感じはないです。

それに加えて付属ソフト(アプリ)がひたすら使えない。
メールソフトの悪化は甚だしく、outlook.comとの連携が必須。
メールのフォルダ振り分けがアプリ上でできず、使い勝手が悪いです。
他のアプリも中途半端な感は否めず、タブレットアプリとして見れば十分でも、
パソコンのソフトと見ると物足りない感じです。
加えて、デフォルトのプライバシー設定がマイクロソフトへの情報送信推奨になってるので、
そこら辺も今までになかった気持ち悪さを感じてしまいます。

一言で言うなら、「Windows10は無料でないと意味を見いだせない」ということ。
このソフトにお金を出す価値は見出せません。
Windows7で問題がないのならば、アップグレードしない方が良いかと思われます。


それと、グラボにFF0の招待コードが入っていた関係で、Steamを導入しました。
10月のグラブルのコラボイベでウルトラストリートファイターが扱われたこともあって、
興味もあったので、この際、入れてしまおうと。
その後、秋のセールでウルトラストリートファイターと三国無双7を買いました。
最近は無双ばかりやってますねー 争覇モードが楽しい。
あ、そうだ、Windows10になって唯一良かったと思えるのは、
IMEで三国志の人物が変換されるようになったことぐらいです(笑)

2015年10月30日

日本シリーズはソフトバンクが勝利

プロ野球日本シリーズは、福岡ソフトバンクホークスが4勝1敗で
東京ヤクルトスワローズを下し、2年連続の日本一に輝きました。
CSの立役者であった内川選手を故障で欠いたものの、
その穴を感じさせない選手層の厚さを見せ、磐石の勝利という感じでしたね。
CSも日本シリーズも前半はロッテ・ヤクルトがチャンスを作っていたものの、
そこを生かせないままにズルズル行ってしまった印象です。
ソフトバンクに勝つには先手必勝、
立ち上がりのチャンスを生かすしかないですからねぇ…

まぁ、正直言って、ソフトバンク黄金時代が到来している感は否めず、
12球団の中で選手層の厚さは群を抜いていますね。
ソフトバンクを止められるとすれば、主力選手が揃っているライオンズぐらい。
もっとも、ここ数年、ライオンズがソフトバンクに大きく負け越していることが、
ソフトバンク黄金時代をより際立たせている感じもあるのですが…
今のライオンズに足りないのは、選手層の厚さと勝利への戦略。
特に打線はソフトバンクと遜色ないのに、一発頼みで得点力は高くない。
そういう意味でも橋上戦略コーチ招聘でID野球との融合が図れるかどうか、
そこがソフトバンクに対抗していけるかどうかのポイントでしょうねぇ…


◆プロ野球ネタ ドラフト会議
10月23日にプロ野球の新人選手選択会議が行われ、
明治大・高山選手の抽選で不手際があったり、
機械が故障して指名に時間がかかったりと、運営の不手際が目立ったものの、
指名自体は無事に終わり、各球団ともに補強ポイントを抑えた形となりました。
今年は「ドラフトの目玉」といった選手は居らず、
故障や不調もあってやや評価を落とす選手も居たものの、
全体的に粒揃いで数が揃っていた印象で、そういう意味でも競合が少なく、
仮にくじを外したとしても、特に問題が起こりにくい年だったように思えます。

そんな中で意外だったのは、慶応大・谷田選手が指名漏れしたことでしょうか。
新聞紙上では上位指名が固いような書かれ方でしたが…
同じスラッガータイプの青山学院大・吉田選手はオリックス1位指名だったものの、
慶応大・横尾選手は日ハム6位、
高校生では初芝橋本・黒瀬選手がソフトバンク5位、
大阪偕星・姫野選手が日ハム8位、九州国際大付・山本選手が横浜育成など、
アマチュアの評価とプロの評価の乖離も目立つドラフトだった気がします。
セもパも世代交代時期で各チームの実力差が少なくなっているだけに、
全体的に即戦力重視、そんなドラフトに見えましたね。

そんな中で異彩を放ったのが戦力充実のソフトバンクでしょう。
1位で3球団競合の県岐阜商・高橋純平投手を引き当て、
2位で日大三島・小澤投手を指名するなど、高校生6人を指名。
攝津投手に代わる絶対的エースがまだ育っていないだけに、
本格右腕2人を獲得できたことは大きいでしょうね。
しかし、全員高校生とは本当に余裕ですねぇ…f(^_^)


◆ライオンズネタ 投手を中心に大量10人を指名
今年ほどスカウトの眼力が試される年はないですねぇ…ってな、独自ドラフトを展開。
最大の問題は、1位指名の富士大・多和田投手の故障の程度がどうなのか。
昨年のドラフト終了時点で、多和田投手の指名は固いと予想されましたが、
今年春のリーグ戦で故障をしてからは一切投げておらず、
ドラフト直前に出た記事でも、故障は完治していないような感じですし…
実際のところはどうなのか、本当に軽症でブラフ記事なのか、完治には程遠いのか?
西武黄金時代にNTT四国・渡辺智男投手を1年間投げさせず、他球団が手を引く中、
2位で指名して新人から大活躍させたケースもあるので、ブラフも否定できませんが、
その正否をファンは判断することができませんから、期待半分不安半分という感じです。
それと、いきなりエースナンバーをという話はどうかと…
「18」は高橋光成投手が希望してましたし、今年の活躍なら期待半分でも有資格者。
西口投手のつけていた「13」を付ける形なら、という感じでしょうか。
ちなみに、多和田(たわた)真三郎(しんさぶろう)と濁点少なめ注意f(^_^)

2位以下も独自路線で、一部事前報道があった選手もいるものの、
他球団の指名は報道上では少なかった選手ばかり。
故に、指名順位と実力が見合っているか判断できず、結果待ちという感じです(^^;
今年ほどスカウトの力関係が出ている年はなく、
水沢スカウトが担当する北海道東北地区から、1位・多和田投手をはじめ、
2位・川越投手、6位・本田投手、9位・藤田投手の4人が指名されています。
加えて、最近指名の多い九州の第一工業大から、7位・呉内野手、8位国場投手、
同じく西濃運輸から3位・野田投手を指名するなど、
近年の人脈に沿った指名も多くなっています。
それだけ周囲の評価に左右されず、長く選手を見てきた成果とも言えますが、
それを結果に結びつけることができるのかどうか、
スカウトの眼力とともに、チームの育成力が問われる指名になったと思います。

(右先発候補)1位・富士大・多和田投手、6位・東北学院大・本田投手
(左先発候補)9位・弘前工・藤田投手
(右中継候補)5位・JR四国・南川投手、8位・第一工業大・国場投手、
       10位・四国IR香川・松本投手
(左中継候補)2位・北海学園大・川越投手、3位・西濃運輸・野田投手
(二遊間)  7位・第一工業大・呉選手
(外野手)  4位・花咲徳栄・大滝選手

補強ポイントはそれぞれ抑えていますが、
川越・松本投手は投手経験が浅く、南川投手は荒れ球と、育成できるか不安も…
できれば、高校生投手をもう1人欲しい所でしたが、
来年は花咲徳栄・高橋投手もいますし、将来にかけて、ですかね。
昨年も投手中心の指名で、おそらく来年もその流れは変わらないと思うので、
1年目から勝負という気持ちを持って、プロ入りして欲しいですね。


◆ライオンズネタ ドラフト指名を受けて戦力外選手の追加
田中・平野・中郷・松下投手の4人が追加の戦力外通告を受けた模様です。
平野・中郷・松下投手はフェニックスリーグでも中継ぎで結果を残してましたし、
このままなら来季もあるのかな~と見ていた矢先に…
加えて、田中投手は負けている試合展開が多かったものの、
プロ初勝利&初セーブを挙げるなど、防御率1.69と一定の結果を残し、
来季は中継ぎの一角に、と期待していたわけですが…
それだけに、ショックな人事でしたねぇ…

結果を残しつつあった田中投手が戦力外を受けたのはショックでしたが、
逆にこれでリリーフ投手陣に危機感を芽生えさせたのなら、
これはこれで意味があると思います。
極端なことを言えば、増田・高橋朋巳・武隈投手以外のリリーフは、
いつ戦力外通告を受けてもおかしくないですし、文句も言えません。
特に右のリリーフ。
ベテランの岡本篤志投手、シーズン後半に勝ちパターンで起用された岡本洋介投手、
期待されながらも安定した結果が残らない岩尾投手と藤原投手…
1軍戦力として期待される彼らであっても、
1軍で結果を残せないのならば、チームを去るのみ、
そういった強いメッセージを球団側が発信したように思えます。
田中投手には悪いですが、これで危機意識・競争意識が高まれば、と思います。

あとは願わくば、田中投手が他球団で再生できますように…
能力は高い投手だと思うので、どこかチャンスを与えてあげて欲しいです。

2015年10月10日

2015年埼玉西武ライオンズ総括(3)

今日は野手陣全般に関する課題です。

秋山選手のシーズン最多安打記録更新や2年目の森友哉選手の活躍など、
打線は全体的に明るい話題が多かった一方、
メヒア選手の不調や若手の伸び悩みもあって、上位・下位が完全に分断されたことで、
得点力は思ったほど上がらず、
好投手を打つことができずに、上位球団に大きく負け越す原因となってしまいました。
主力・控えの差は投手陣以上に大きく、選手層の底上げが課題になっています。


◆打線の誤算1 メヒア選手の処遇
打線の最大の誤算は昨年の本塁打王・メヒア選手の不調でしょう。
開幕から不調が続き、交流戦の時期にはスタメン落ちの試合も出てきて、
6・7月も一進一退といった形が続くも、8月後半辺りからようやく本領発揮、
最終的には27本塁打89打点と一定の成績を残したものの、
打率は.235に終わるなど、低迷が長引いてしまいました。

幾つか不調の要因はあると思うのですが、
当初理由とされたオフの「太りすぎ」は根本的原因ではなかったように思えます。
実際、キャンプ終盤には大分絞れていましたし、それ自体が影響したというよりは、
それを含めてのメヒア選手の管理体制に一番の問題があったように思えます。
今季の不調の要因は既に昨年終盤にも現れており、
チームの成績が低迷する中、ホームラン王争いが掛かっているということで、
一発狙いの外角振り回しの打撃を黙認してしまったことで、
一発は出ても率が残らないという状況を今年にも引きずってしまった感があります。
シーズン終了後や今年のキャンプ・オープン戦でその打撃を改めることができず、
開幕すると外角に広がったストライクゾーンもあって、さらに症状が悪化、
メヒア選手本来の広角に打つ打撃が戻るのに大きく時間を要してしまいました。

また、それならそれで早期に2軍調整させて修正することもできたはずですが、
契約の関係なのか2軍調整させることはなく、打順変更やスタメン落ちなど、
徹底した対応は取られることがなく、処遇が曖昧な時期がありました。
一時期はこのまま戦力外にしてしまうのではないか、そう危惧するほどでした。
もう少し早めに特効薬を打っていたのなら、復調も早まったように思えます。
メヒア選手への対応を誤ったことが、打線再生の機会を奪った最大の要因でしょう。


◆打線の誤算2 浅村選手の不調と森友哉選手の疲れ
開幕の時点から今年のライオンズの打線を動かす推進力は、
3番に座る浅村選手と、6番の森友哉選手と見ていましたが、
オールスターを挟んで2人の打撃は急失速、
2人の打順がコロコロ変わる異常事態になったことで、
打線の繋がりが完全に絶たれてしまいました。

浅村選手の不調の原因は夏の練習不足だったように思われます。
今年はキャンプから守備中心のメニューを組んで下半身を鍛えていたものの、
シーズン中盤は疲れから練習を抑え気味にすることが多くなり、
結果的に好調を支えた春の貯金を使い果たしてしまった形となりました。
一方の森友哉選手も年間通しての1軍出場は初めてということで、
さすがに後半戦は疲れを見せてしまいました。

2人とも9月には持ち直しただけに、来季以降の不安はありませんが、
チームとしては2人の不調が非常に痛かったのは間違いありません。


◆打線の誤算3 若手の伸び悩み~欠ける機動力~
ショートのポジションを金子侑司選手と永江選手、外崎選手、
ライトのポジションを木村選手と斉藤選手ら、
他にも岡田選手や山川選手など、レギュラー取りを期待された若手がいましたが、
最終的にショートはベテランの渡辺直人選手、
ライトは内野が本職の脇谷選手が守るなど、ベテラン選手に負ける結果となりました。

渡辺直人選手や脇谷選手の経験や技術は必要不可欠で、
1軍戦力として必要なのは間違いないのですが、
だからといって、彼らにスピードや勢いといったものは求められませんし、
やはりスピードのある若手選手の台頭は必要です。

現に今年のチーム盗塁数はリーグ最低の66。
一番多くて秋山選手の17です。これでは話になりません。
11盗塁の金子侑選手や9盗塁の外崎選手、
4盗塁の斉藤選手や1盗塁に終わった木村選手など、
スピードのある選手がレギュラー取りに絡んでこなければ、
来年の打線も「打つだけ」となってしまい、攻撃の多彩さを欠くことになってしまいます。

現状ではそこがソフトバンクと日ハムとの差になっており、
スピードのある若手の台頭がそのまま打線の質の向上に繋がると思われます。


◆打線の来季に向けての課題~機動力野球の復活~
待望のヒットメーカー秋山選手の誕生に、
中村剛也・メヒア選手といった長距離砲の存在、
本来なら、それだけで独走してもおかしくない戦力にも関わらず、
それができないのは繋ぎの打者、スピードのある打者が欠けているからです。
若手の成長によって、どれだけ機動力を上げられるか、そこがポイントですね。

(捕手)炭谷・岡田(森友哉)
(内野)メヒア・浅村・中村剛也・渡辺直人・脇谷(金子侑司・外崎・永江・山川)
(外野)秋山・栗山・大崎・熊代(木村・斉藤)
1(中)秋山、2(遊)金子侑・外崎、3(二)浅村、4(一)中村剛也、5(三)森友哉、
6(指)メヒア、7(左)栗山、8(捕)炭谷、9(右)斉藤・木村

最大の問題は森友哉選手をどのポジションで使うか、ですよね…
捕手を早々に諦める必要はないと思いますが、サブポジション1つは固定して欲しい所。
ライトで固定するのか、サードに挑戦させるのか、
今後の補強戦略次第だとは思いますが、DH固定はもう避けた方が良いでしょう。

補強ポイントはスピードのある外野手。
ドラフトでは関東一高のオコエ選手ら俊足巧打の選手がいるので、
今年の場合は投手よりも野手を優先した方が良いのではないかと思われます。
ドラフト補強が失敗した場合は、オリックス退団のヘルマン選手を再度呼ぶのも一手。
ドラフトで補強できた場合は森友哉選手をサードへ、
ヘルマン選手の再獲得の場合は森友哉選手をライトへ回す形になるでしょうね。

2015年10月06日

2015年埼玉西武ライオンズ総括(2)

今日は投手陣に関する総括です。

開幕から増田-高橋朋巳投手という必勝リレーを定着させて、
開幕ダッシュに成功したものの、
オールスター前後に2人の調子が一斉に落ちて大型連敗…
牧田投手を一時的に抑えで起用するも、思うような成果は挙げられず…
加えて、野上投手ら先発陣も夏場に失速…
ルーキーの高橋光成投手の活躍や増田投手の復活で持ち直したものの、
全般的に見ると、尻すぼみで終わった2015年の投手陣という印象です。


◆投手陣の誤算 リリーフ陣の駒不足…というより準備不足
誤算は、勝ちパターンの増田・高橋朋巳投手が疲弊し、
オールスター前後に大型連敗を喫する原因を作ってしまったことなのですが、
2人が疲弊することは4月終了時点で十二分に予想できたことだったわけで、
それに対して何ら準備をしていなかったことが誤算、というか問題です。

一応、バスケス投手やメヒア投手を使って探りを入れてはいましたが、
結局、2人は使い物にならず、増田・高橋朋巳投手の負担を減らせず。
2軍では田中投手を抑えに使っていましたが、1軍では敗戦処理ばかり、
大胆な起用は最後まで見られず、2人の代役は最後まで見つかりませんでした。

その増田・高橋朋巳投手の起用法もよく分からない面があって、
増田投手がリリーフに失敗した後、何試合も登板せず挽回の機会が遅れたり、
敗戦が続いているからといって、高橋朋巳投手を1週間登板させなかったりと、
本当に2人がリリーフ陣の中心にいるのか分からなくなる時期もありました。
2人を中心に回さなければいけないのに、2人を中心に回していない、
それでいて、勝ち試合が続くと毎試合のように使わされるから使い減りする、
敗戦が続くと投げない時期が続いて調整が遅れる、それの繰り返し…
今季、リリーフ陣の中で大きく成長した武隈投手も登板過多気味で、
勝ち試合・負け試合に関係なく使われていましたし、
そこら辺のリリーフ起用のメリハリを直さないことには、
来年も同じ過ちを繰り返してしまうことは目に見えています。

課題は、監督の長期的視野に立ったリリーフ起用方法と、
武隈・増田・高橋朋投手の負担軽減を図れる投手を育てることですね。


◆先発投手陣の誤算 夏に勝てない投手達
ここ数年の特徴でもあるのですが… 夏場に勝てない先発投手が多すぎます。
夏でも安定しているのは、岸投手と菊池雄星投手ぐらい。
牧田投手と野上投手の失速は毎年のこと、
十亀投手は9月に持ち直したものの、一時期はローテ落ちの危機でした。

当初は先発完投のスタイルが負担をかけているのかとも思いましたが、
今年は開幕からリリーフ陣に繋ぐことが多く、先発の負担は大きくなかったはず。
それでも夏場に失速してしまうのは、起用法に問題があるというよりは、
本人達の調整に問題がある、そう思わざるを得ません。

中でも大きな誤算となったのは、エース格の牧田投手の失速でしょうね。
シーズン中盤に一時リリーフを務める時期もありましたが、
あれは高橋朋巳投手の不調もありましたが、
牧田投手が先発として役割を果たせていなかったことも一因にあるように思えます。
牧田投手が投げると打線の援護が少ないと言われてきましたが、
今年の場合は援護を貰っても簡単に同点に追いつかれてしまう、
先制点を挙げると、そこから崩れてビッグイニングを作ってしまう、
ロッテに移籍して最多勝争いしている誰かを髣髴とさせる投球内容に…
安心して先発を任せられず、結果として抑え・リリーフに回した、そういう印象です。
某投手と同じく汗っかきの体質が夏場に勝てない理由なのでしょうか?
今後、牧田投手を先発で使うのか、リリーフで使うのかは大きな課題と言えます。

収穫はルーキー高橋光成投手の活躍でしょうね。
当初は先発不足で、好調でもない時期に調整を捻じ曲げてでの1軍先発となりましたが、
2戦目以降はその不安を吹き飛ばすような快刀乱麻、
最初はバランスを崩しがちだったフォームも投げるたびに安定感が増し、
終盤には岸投手に次ぐピッチングの安定感を見せるようになっていました。
CSに出場していたなら、初戦に先発していてもおかしくない感じでしたね。
来季は菊池雄星投手と高橋光成投手の左右2枚がエース格となる、
そういう期待感を抱かせてくれるピッチングだったと思います。


◆投手陣の来季に向けての課題~外国人投手の活躍が鍵~
投手陣は2~3年前に比べて、確実に良くなっているのは確かです。
ただ、それが上手く回っていない、その回らない最大の理由は外国人投手の不振です。
優勝したソフトバンクにしても、安定した成績の日ハムにしても、
外国人投手が一定の活躍を見せています。
ライオンズも近年優勝した年には必ず外国人投手が活躍しており、
彼らの活躍がチームの戦力を厚くし、起用法に幅を持たせているのは間違いなし。
そういう意味でも、使える外国人投手を獲得することは優勝の絶対条件です。

課題となる牧田投手の起用法としては、リリーフに固定すべきかと思います。
先発は菊池雄星投手をエースとして自覚させ、高橋光成投手を次期エースに、
実績のある岸投手と十亀投手、野上投手が脇を固め、
先発6番手として郭俊麟投手や新外国人投手、若手との競争。
抑えは牧田投手、増田・高橋朋巳投手が脇を固める形が理想ではないでしょうか。

(先発)菊池雄星・高橋光成・郭俊麟・岸・十亀・野上(新外国人投手・誠)
(右リ)増田(新外国人投手・岡本洋介・田中・岩尾・福倉)
(左リ)高橋朋巳・武隈(宮田・中崎・佐藤勇・佐野)
(抑え)牧田

補強ポイントは、先発1枚、右のリリーフ1枚。それと優秀な投手コーチ(笑)
報道によれば、潮崎2軍監督が1軍ヘッド昇格予定であったり、
オリックスを退団した高山投手コーチ招聘の話もあったりと、
投手起用に関しては一定の改善が図れそうなので、そこは期待しています。
あとは経験豊富なリリーフが岡本篤志投手しかいないので、
アメリカ球界挑戦を標榜してはいますが、オリックス退団の馬原投手は、
補強ポイントにも合致しているだけに、アタックしてもらいたい選手です。

2015年10月05日

2015年埼玉西武ライオンズ総括(1)

直接対決のロッテ最終戦に敗北し、シーズン最終戦も落としてしまったライオンズ、
一方のロッテは終盤に連勝を飾り、昨日3位を決めてCS出場を決定、
これによってライオンズは4位確定Bクラスでシーズンを終えることとなりました。
…にも関わらず、田辺監督の続投が決定、
言いたいことは色々あるので、それぞれまとめながら今季の総括をしようと思います。

今日は総括の総括、「監督」「フロント」の総括です。


◆田辺監督の「監督」としての是非
総じて見れば、昨年の監督代行時と同じ失敗をしてしまったように思えます。
就任当初・開幕時はオーダーを固定し、良い形で打線が機能しましたが、
中盤くらいに不調な選手が際立つとオーダーをコロコロ代えて日替わりに、
結局はホームランに頼り切る打線となってしまい、
良い投手を打てずに完封負け=上位に勝てない打線となってしまいました。
一方の投手起用は就任当初・開幕からリリーフを酷使してしまい、
スタートダッシュに成功はしたものの、オールスター前に増田・高橋投手が疲弊、
オールスター後の大型連敗を喫する原因を作ってしまいました。
采配も真面目な性格が象徴するようにオーソドックスで、
東尾・渡辺監督のような博打勝負に出ることは少なく、
また、森・伊原監督のような用意周到さもない。
結論としては、人が良いだけの凡将、そう言わざるを得ない結果でした。

それは優勝したソフトバンクと比べればより顕著になります。
開幕時こそリリーフ陣の出遅れもあって、Aクラスそこそこな成績でしたが、
バリオス投手や二保投手ら経験の浅い投手を勝ち試合でも大胆に使い、
野手陣でも李選手や本多選手、内川選手といった主力が不調であったならば、
思い切ってスタメンから外したり、2軍調整を命じるなど、起用にメリハリがあり、
代役の若手中堅選手がそこでしっかり結果を残すことで、戦力をさらに厚くし、
8月以降は手がつけられない状態となり、独走でリーグ優勝を決めました。
確かに、戦力が最初から厚いソフトバンクならではの戦い方とも言えますが、
工藤監督は目先の1ヶ月に囚われず、シーズン終盤を目指した戦い方をし、
さらにはリリーフの酷使を防ぎ、2年~3年先も勝てる常勝軍団作りをしている意味で、
田辺監督とでは見ている先が明らかに違う、ということは確かでしょう。

凡将と名将の差として最も顕著に現れてしまうのが「負け試合」の内容です。
名将はさっと切り替えて、主力の使い減りを防ぎながら、若手を使って収穫を探す。
凡将は簡単に切り替えられずに引っ張ってしまい、
流れが決まった後に若手を出して見殺しにしてしまう。
負け試合はいかに犠牲を少なくして負けるのかが大事なのであって、
それができるかできないかが指揮官の良し悪しの判断材料になります。
その観点から、両監督を見比べてみると… 言わずもがなです…

もっとも、昨年を含めて、田辺監督のやり方が完全に間違っているわけでもありません。
昨年のライオンズは戦力不足にも関わらず、勝つための監督=伊原監督を据えてしまい、
ボロボロになった最下位のチームを立て直すためには、
田辺監督代行の一戦必勝のスタイルは悪くありませんでしたし、
開幕ダッシュを成功させたのも、自信喪失気味だったチームには良い薬だったと思います。
問題はそこから戦い方を切り替えられなかったことにあり、
開幕ダッシュ~苦手の交流戦とアクセルをフルに踏み続けてしまったことで、
チームがオールスター前にエンストを起こした、それが今年のライオンズだったわけです。

私は別に田辺徳雄氏が嫌いなわけではありません。
むしろ、現役時代のいぶし銀の活躍、
打撃コーチとして多くの選手を育てた実績、人柄を含めて好きな人物です。
ただ、監督には向いていない、そういう判断をせざるを得ない結果です。
我慢強い性格でもあるので、昨年のように選手を育てる状況には向いているでしょう。
しかし、今年のように勝たなければいけない状況では向いていない、そう思います。


◆田辺監督続投に見るフロントの無能さ
後任監督には潮崎2軍監督が事実上内定しているのにも関わらず、
どうして早々に田辺監督を続投させたのか、そこに今のフロントの問題点が隠れています。
監督としてはイマヒトツのことが分かっているのに続投させるのは、
監督としての器量よりも打撃コーチとしての器量が勝っているからでしょう。
つまり、監督を首にした後、打撃コーチとして流出することを危惧しているのです。
ならば、2軍コーチに戻すなりすればいいわけですが、
代行監督ならともかく監督経験者をそのように処遇した例はなく、
そこが監督交代に二の足を踏んでいる最大の理由だと思われます。

仮に田辺監督自身がコーチになることを望んだとしても、
球団フロントはやはりそれを良しとはしない可能性も見え隠れします。
それはライオンズのコーチ人事が純粋な実力主義ではなく、
OBの派遣雇用先としての意味合いの方が強くなってしまっているからです。
ライオンズのコーチで一度球団を去った後に、再度コーチに就任した例は多くありません。
土井正博コーチと伊原コーチ、大石コーチに杉本コーチ、ぐらいでしょう。
外部招聘には否定的で、成功しても短命に終わるケースが多く、
2軍昇格が格段に多いだけに、順番に回している印象を強く受けます。
それではチームに必要なコーチを呼べませんし、
また監督経験者をコーチとして再起用することもできません。
フロントにはコーチを回さなければいけないOBリストがたくさんあるわけですから…

そういった、ある種の「ぬるま湯」体質が近年は強くなっているように思います。
もし、昨年の監督が田辺監督で、今年が伊原監督であったのならば…
優勝も十分狙えたように思えます。
そういったトンチンカンな監督・コーチ人事を見ていると、
球団フロントは本当に優勝する気があるのかと疑わしくなってしまいます。
某球団ではありませんが、優勝すると年俸が上がるから5年に1回ぐらいで十分、
そう考えているのでは?と邪推してしまいます。
本気で優勝を狙うならば、OB中心の輪番人事ではなく、
監督の希望に沿った適切な人事を行ってもらいたいです。

2015年09月22日

“晋”安保法案を無効化するたった一つの冴えたやり方

参議院でも強行採決されてしまった“晋”安保法案ですが、
この法案を無効化する方法は至極簡単です。
一言でこの法案を表せば、「憲法ではなく政府が決める」ということなので、
政府=政権与党が安保問題に対して慎重であれば良いということです。
つまり、強行採決した自民党・公明党の議員を全員落選させ、
安保問題に慎重な考えを持つ議員で固めれば、自衛隊のリスクは高まらないし、
将来の憲法改正による徴兵制実施も行われなくなるわけです。
自民党・公明党をこの世から消せば、丸く問題が解決します(苦笑)

今の野党勢力、民主党の一部や維新の党に不安があるというならば、
今回のことを機に、真の保守を掲げる国民政党を作っても良いでしょう。
また、今の自公政権では法曹への圧力も辞さない雰囲気があるので、
現時点では最高裁が革新的な違憲判決を下すとは断言できませんが、
政府与党が主張する砂川事件判決に対する法曹の批判は大きいだけに、
最高裁がその判断を覆す余地は十分ありますから、
時の政権与党の後押しや国民世論の動向次第では、
“晋”安保法案を違憲無効とすることは十分可能です。

いずれにせよ、“晋”安保法案を無効化するのに政権交代は必要不可欠であり、
与党政治家の「来年には忘れている」という甘い見込みをぶった切り、
消費税問題共々、安保法案の問題を最優先に考えて、
政治判断を下すことが必要になってくるでしょうね。

今の自民・公明党の国会議員の名前を忘れるな。
それが無理でも、2015年時点の国会議員で自民・公明党に所属していた議員には、
今後、何十年という将来に渡って投票をするな。
それが”晋”安保法案を無効化させる唯一の道です。

2015年08月16日

戦後70年

“晋”安保法案を審議していることもあって、
戦争の悲惨さを強調する論調が強くなっていますが、
結局、70年経っても、あの戦争は何だったのかということが日本人の中で総括されず、
70年という歳月だけが過ぎてしまったかのように思えます。
…いや、自分が70年も生きているわけじゃないのですが、
そんな「気がする」ということです(苦笑)

確かに、戦時下の軍事教育によって国民の政治判断が歪められた面は否めませんが、
だからといって、「アメリカと戦争するなんて昔の人は馬鹿だなぁ」とは言えんでしょう。
結局、今も昔も日本人の基本的メンタリティは変わっておらず、
常に戦時下のメンタリティの危機を内包し続けているわけです。

今になって振り返るに、太平洋戦争の原因とは何だったのか。
それは「国際感覚の欠如」でしょう。
世界情勢の読み違え…
アメリカの日本に対する強硬的態度の本気度、ソ連に対する本末転倒的な信頼感、
無知な国民の無謀なる満州植民政策…
所謂「日本の論理」でのみ考え、世界情勢を読み取れず、
その世界の白い目に己を振り返ることもせずに突き進んだ結果が滅亡だった、それだけです。

それは今日においても変わるところはなく、
「日本の論理」にせいぜい「アメリカの(表面的な)要望」が付け加わっただけで、
世界から日本を見つめるという態度に関しては、まだまだ不十分な面が多いと思われます。
“晋”安保法案は「読み違い」という意味ではその最たるものですし、
せいぜい東西冷戦・湾岸戦争時代の世界情勢でしか考えていない過去の遺物です。
アレですよ、公共事業と同じですよ。新国立競技場と同じ。
走り出したら止まらない、見直しがされない公共事業。“晋”安保法案もそれと同じ。
太平洋戦争だって、何度も回避する方法や早期に終わらせる方法はあったはず、
にも関わらず、走り出した戦争は止まらない、止める術さえ持たない、
そして一体誰がそれを推進したのか、それさえもアヤフヤで分からない。
全くもってそういった無責任性は70年経っても変わっていないわけです。


今、自分なりに太平洋戦争を国際的な視点から総括してみると、
満州を最後まで捨てきれなかったことが戦争の原因だと思われます。
しかし、その満州への拘りを強くもっていたのが、
軍部だけというわけではなく、日本国民そのものであった事実が重要です。
満州進出は今で言う「経済対策」だったわけです。
世界恐慌を脱したイギリスは植民地との経済のブロック化で対応しましたが、
日本は資源等が不足していたため、大陸進出は必要不可欠、
それに加えて貧困対策としての移民政策も芳しくなく、
新たな移民先として満州が望まれた、国民も新聞もそれを強く要求した、わけです。

しかし、ここで日本政府と軍部は大きな過ちを冒します。
満州進出のパートナーとして選んだのは、当初のアメリカではなくソ連でした。
日露戦争を見ても分かるように、本来、満州の権益を巡る相手はロシアでありソ連でした。
ソ連成立後も日本は反共を訴え、ソ連を敵視する政策を取っていたはずでした。
しかし、そこをどう誤って判断したのか、ソ連よりもアメリカを選ぶわけです。
その理由は分かりません。世界恐慌の影響を受けなかったソ連経済が魅力的に見えたのか、
当時は伝わっていなかったスターリンの残虐非道っぷりを知らなかったのか、
世界恐慌を脱し切れていなかったアメリカよりもソ連を選んだわけです。
しかも、ソ連を枢軸国(ドイツ・イタリア)側に巻き込めると思っていた、
その時点で既に本末転倒に陥ってしまっているわけです。

ドイツやイタリアが掲げた「ファシズム」というのはそもそも何なのか。
それは「反共」です。単なる軍事独裁政権ではありません。
ですから、ドイツとソ連が手を組むわけがない、衝突するのは時間の問題でした。
元々、日本も反共から始まったわけですが、
本末転倒、その敵国のソ連と手を結んでしまった、そりゃ三国同盟が機能するわけがない。
こういった面にも日本の思想の空虚さが現れており、
イデオロギーを無視して本末転倒に至る点は今日も何ら変わることはありません。

あとはもう走り出した戦争は止まらない。
戦争を止めてしまえば、それを指導する軍部の人間は責任を取らされる、
それならば一億玉砕…責任逃れ体質も何ら変わることはありません。

太平洋戦争は日本にとっては大きな出来事ではありましたが、
世界史的に見れば、第二次世界大戦の一端にしか過ぎず、
それは事実上ナチスドイツの降伏で終わりを告げている出来事でしかありません。
そういう意味では、ドイツに比べれば、もっと容易に総括できた「はず」でした。
それが原子爆弾の投下や戦争責任の曖昧さによってぼかされ、
全くもって総括されずに70年という月日だけが過ぎてしまった…それが事実です。
日本人が過去に誤ったのは、「国際的視点」を持たずに「イデオロギーより実利」を重視し、
「無責任体質」なままに、走り出した計画を推敲もせずに突き進めた結果が、
「侵略戦争」となった、そういうことです。
そういった日本人の負のメンタリティを自覚し、
反省することなしには戦後は終わらない、私はそう思いますね。


長くなったので、今日はこれにて終了。今日ぐらいしか語れないしねf(^_^)
高校野球や昨今の政治ネタ、低迷するライオンズの話はまた後日…

2015年06月19日

国公立大から人文社会学系学部がなくなる?

文科省はどこに行こうとしているのでしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00000076-mai-soci
記事の本筋ではないので、詳細は分からないのですが…
再編の目的が何なのかよく分かりません。
理系や法・経済といった実学以外は役に立たないということなんでしょうか?
民主党の事業仕分けよりも酷くないですか? もう1番以外は切り捨てという印象…

確かに、大学の人文学系はその位置づけが曖昧で、所謂「ゆるい」印象がありますが、
だからといって、それぞれの学問が役に立たないかと言えばそうではなく、
本格的に勉強しようという人にとっては大事な分野であり、
社会研究には必要で、それが結果として現実社会の解釈・問題点を浮き彫りにすることができる、
そういう意味では必要とされなければならない学問です。
人文学系に批判が来る背景には、やはり「就職」の問題が絡んでいる点は否めなく、
大学が「学問研究の場」としてよりも、「就職までのモラトリアム」と考えている節があります。

そんなに実学重視にするならば、大学に行く必要性など全くないわけで、
高校卒業での就職を進めた方が断然マシでしょう。
問題があるのは大卒重視な企業風土の問題であって、学問を弾圧するのは筋違いのように思えます。


今回の「君が代」問題を含めて、どうも最近の文科省は無神経のように思えます。
ロボットチックな感情のない人間の育成、そんな文科省のような人間が目標なんでしょうかね。
プロ野球界に「野球くじ」を求めるなんて、どういう神経をしているのか?
1970年代に「黒い霧事件」が起こり、とりわけパリーグ・西鉄のイメージ凋落は甚だしく、
実質的な人気回復まで30年以上の歳月を擁したというのに…
つい最近でも、相撲界で闇賭博の対象とされたりと、神経を尖らせるような事件もあったのに…
サッカーに比べて偶然性に左右されにくい点が多いので、
賭博対象として危険な面が多く、八百長の疑いが常にかけられる危険性があります。

君が代や国旗掲揚の問題にしても、学問の自由=大学の自治に由来することが多く、
戦後まもなくを除けば、大学闘争時代でも比較的自治が認められていたのにも関わらず、
その自由を侵しかねない要請を平気で行う神経ってのは…
まさに「歴史を知らない」としか言いようがなく、
彼らが排除を求める人文学社会学系をもっと勉強しては?、と思っちゃいますねぇ(苦笑)


◆政治ネタ 二転三転する「晋・安保法制」の説明
「審議中の安保法制は憲法に違反しない」ことを説明するために、
憲法学者の意見を聞いたら、そりゃ判断基準が「憲法」なわけだから当然違憲を主張、
それを野党に突っ込まれたら、「合憲とする憲法学者もいる」と主張し、
その人数を挙げろと突っ込まれたら、3人しか挙げられず「数ではない」と主張。
でも、やっぱり憲法学者の多数派は「違憲」なので、
今度は砂川事件判決を持ち出し、学者の意見は関係ない司法はこう判断してると主張。
…何から突っ込んだら良いのか分からない次元に突入してます(苦笑)

まぁ、普通の憲法学者ならば、違憲だと判断するのは当たり前のことです。
なぜならば、憲法を研究しているのだから、憲法が基準なわけで、
そこから法律を判断すれば、違憲と判断するのは当然のことです。
「自衛」を「正当防衛」と同種に考えるならば、それは条件反射的なものであり、
「交戦権」は「権利」なのだから、そこに思考の余地が生まれる、
それはもう条件反射じゃないよね、自衛じゃないよね、ってコトなわけで、
色々条件つけたりして考えてる時点で、憲法が否定する交戦権に引っかかるワケです。

確かに、それらはあくまで「学説」で、拘束力は持ちませんから、
司法の判断として「判例」を挙げるのは、分からなくもありません。
…分かりきった結論だったのに、憲法学者に聞いちゃうアホもアホですが(苦笑)
でも、そこで「砂川事件判決」を出してしまうのは、もっとアホっぽい(苦笑)


ごく簡単に判決をまとめると、在日米軍基地の合憲性が問われた事件でしたが、
最高裁は憲法9条の「戦力」は「自国の戦力」を指すので、米軍は関係ないよと言い、
こういった「高度な政治性を有する案件は司法審査になじまない」とする
所謂「統治行為論」をぶち挙げて、事実上の違憲審査の丸投げをしちゃった判決です。
結局、この判決のせいで、最高裁の違憲審査能力は民事部門にほぼ限定されてしまい、
法律の世界では忌むべき判決と言えるものです。

さらに、罰の悪いことに、近年明らかになった事実として、
砂川事件判決がなされる前に、在日米軍と接触・報告がなされていたことが報道され、
司法の独立性を害した事件として、さらに悪名を負うこととなりました。
一審では「違憲」と判断していただけに、事実上の司法介入があり、
政府と米軍の圧力によって捻じ曲げられた判決だと言えましょう。


そんな判決を今更、取り出さざるを得ないというのは、
逆にそれだけ合憲性の論拠が薄いことを示すものに他なりません。
砂川事件判決を取り出すことは、「学説」も関係ない、「司法判断」も関係ない、
つまり、誰も口を出すな、政治家が判断すれば良い、そう考えているということです。
「砂川事件判決がある」=「政治に口を出すな」、そういう意味です。
最終的に、審議時間だけを形式上確保し、強行採決するのが目に見えてますね…
死ねよ、コラ。

それと…集団的自衛権を行使するかどうかはその国の自由ですから。
国際法上、認められているから行使しなければならない義務があるわけではないし、
集団安全保障体制が正しく機能する保証もないし、
却って緊張が高まって安全が確保されない可能性もあるわけで、
「集団的自衛権」=「安全」「当然だ」みたいな馬鹿の一つ覚えの繰り返しでは、
全くもって議論が進まない。アホじゃねーの?
終いには、軍事情報だから具体例は出せない、
ホルムズ海峡の機雷除去は例外的、それでどう国民は判断すりゃいいの?
結局、与党政治家に任せておけ、国民は黙ってろ、そう言ってるとしか思えません。

2015年06月02日

批判なくして政治なし

最近は安倍政権によるメディア弾圧の方便として、
公職選挙法改正による選挙権年齢の引き下げにおける教育の方便として、
「政治への中立性」が叫ばれていますが、そもそも「政治」とは何でしょうか?

答えを一言で言うと、
「政治」とは「自分の問題を社会共通の問題として考えて解決すること」です。
一人の問題を全体として考えること、それが政治の発見なわけです。
つまり、政治の始まりは「現状に対する不満」なわけで、
現状を肯定できるのであれば、政治は不要なんです。
最も身近な政治的団体、生徒会や町内会を見れば分かるでしょう。
別に問題が起こらなければ必要ないけれども、問題が起こるから必要な組織です。
ですから、「政治」を語る上で、「批判」は避けては通らぬものなわけで、
批判のない政治はもはや政治ではありません。

そう考えていくと、「政治への中立性」はいかにも矛盾します。
政治は批判から始まるのに、中立では何も始まらず、事実を淡々と述べるだけ。
政治批判を許さないようでは、そもそも政治が始まっていない段階なわけで、
それで国民の政治参加が拡大するわけがありません。
「YESマン」が欲しいなら、それは人間である必要はない。
ロボットにでも選挙権を与えた方が、
よっぽど合理的判断をしてくれるのではないでしょうか(苦笑)


◆ニュースネタ 公職選挙法改正による選挙権年齢の引き下げ
20歳以上から18歳以上に選挙権年齢を引き下げる法案が審議されていますが、
私は前提となる条件が全くクリアされておらず、時期尚早と見ています。
1つは公務員の政治活動禁止の問題、2つ目が選挙システム(投票所)の問題です。

1つ目は公務員の政治活動が絶対的に禁止されている状況では、
「選挙教育」など夢のまた夢、全くもって無理な話です。
選挙管理委員会の選挙カーのように、
「あなたの大切な一票です。投票に行きましょう」では投票に行きませんよ。
なぜ投票に行かなければならないのか、
根本的なことを教えずして若者の選挙離れを防ぐことはできません。
上でも書いたように、政治は批判から始まるのに、
それを教える教師(公務員)が政治批判をできない、
すれば逮捕されかねない世の中ですから、選挙教育などできるわけがありません。

2つ目は選挙システム自体の問題です。
現状の選挙システムで何が一番問題なのかといえば、「投票所」の問題でしょう。
おそらく投票に行かない人の最大の理由はこれだと思います。
近年の「ネット選挙解禁」が「ネットによる電子投票解禁」でないと知った若者の落胆は、
記憶に新しいところでしょう。
例えば、大学生で考えてみると分かりやすいのですが、
実家から離れて下宿しているような場合、住民票を移していなければ、
選挙は実家の選挙区ということになり、投票所に行くのが億劫になってしまいます。
高校生に引き下げれば、少しは緩和されるでしょうが、それでも距離の問題は残りますし、
「友達と選挙に行く」ことも同じ選挙区でなければ事実上不可能なわけで、
それでは若者の選挙参加を促進することはできません。

結局、今の選挙制度は自治体が機能していることが前提となっているわけで、
地域社会に参加していない若者には適合していない制度であることは明らかです。
「ネット投票」はセキュリティ面の問題で難しいとしても、
「電子投票制度」を充実させ、投票所に束縛されず、
どこからでも投票できるシステムに改めなければ、全く持って意味がありません。
それに加えて、「満○○歳」というのも現状に即応しているとは言えず、
その合理的必要性も全くないわけで、「誕生日を迎えた高校3年生」ではなく、
「高校3年生」全体、その年度に18歳になる人全員に与えないと意味がありません。
投票できる人・できない人がいて、どう教育するのか、どう投票率向上に繋がるのか。
最初に選挙に行けなかった人・行かなかった人は、一生選挙に行きませんよ。
20歳なら社会人になるなど、「友達社会」から家族を通じた「地域社会」への回帰が進みますが、
18歳では依然として「友達社会」、選挙システムが適合していないわけです。

根本的な投票率改善策を打ち立てずに、選挙権年齢だけを引き下げてしまえば、
さらなる政治的無関心、投票率の悪化を呼ぶことになるでしょう。
最初だからこそ、万全な対策を講じてから、選挙権年齢を検討してもらいたいです。

2015年05月25日

ドローンを飛ばす罪

浅草の三社祭の運営を妨害したとして、
15歳の少年が「威力業務妨害」で逮捕されたというニュースがありました。
報道でも分かるように、この少年のネットジャンキーっぷりは同情の余地がなく、
彼を擁護するつもりはさらさらないのですが、
襲撃予告や殺人予告ならまだしも、ドローンを飛ばすことが「威力」になるのか疑問です。

「威力業務妨害」と「偽計業務妨害」の違い等は、
議論するのが馬鹿らしくなるほど微妙すぎるわけですが、
一般的に「威力=有形力の行使」と考えられ、いわゆる実力行使のことを指します。
ただ、その有形力の範囲も広範すぎて定められないのが実情…
一般的には、パンに針を混入したりと、暴行のような実力行使よりも軽いものの、
悪質性の高い行為が「威力」と考えられてきました。

それでは、今回の一件、何が「威力」になるのか。
ドローンで撮影する行為が「威力」に当たるのか、
ドローンが落下して怪我をする可能性があることが「威力」に当たるのか、
そもそもドローンを飛ばすこと自体がもう「威力」に当たるのか、さっぱり分かりません。
いずれにしても、これではドローンを飛ばすこと自体できなくなってしまいます。
誰かがドローンを見かけて「業務が妨害された」と言えば、
威力業務妨害になる可能性が生じてしまうからです。

仮にドローンの落下危険性があるとしても、
意図的に落下させて攻撃するにしては価格も高すぎるだけに、
現状ではそう解釈することは難しいです。
(もっとも、さらに安価になって行けば、そういう使い方がされる可能性も…)
ただ、実際に事故も起きているようですし、それは操縦者の問題なのか、
それとも製品そのものの問題性、製造物責任が問われるのか否かも気になるところです。

やや話が逸れてしまいましたが、首相官邸の事件以降、
あまりにもドローンに対して過敏すぎる印象も受けます。
勿論、規制する必要性があるのは否定しませんが、
現状では規制されていないだけに、法律の拡大解釈による過剰規制になっていないか、
ちょっと考える必要があるように思えます。
これではドローンを飛ばすこと自体、
下手すればラジコンさえも飛ばせないかもしれません。


◆ニュースネタ 「抑止力論」と「積極的平和主義」
(1)「抑止力論」とその末路
何回か説明はしていると思うのですが、こういうご時勢なので再度説明(^^;
「抑止力」の説明は不要だとは思いますが、
要は「武器対等」なら攻撃したとしても、
反撃の被害が甚大になるから、軽々しく攻撃できませんね、という話です。
これが盛んに叫ばれていたのが、20世紀後半のアメリカ・ソ連の東西冷戦時代で、
「核抑止力」として両者のあくなき軍拡・開発競争が繰り広げられ、
自らを容易に滅ぼしうる程の核兵器を量産した歴史的事実がありました。

「抑止力」において重要なのは「武器対等」の原則であり、
力が拮抗していなければ意味をなさないということです。
ただ、現実には相手の軍事力よりも常に上を行こうとしますので、
それが際限なき軍拡競争を呼び、逆に緊張状態を高める結果になるわけです。
米ソの東西冷戦は、戦後に超大国として君臨した2国の軍拡競争が、
軍事費の多大なる圧迫という形で経済を直撃し、
結果としてその間隙を付く形で日本が経済大国として台頭、
疲弊した経済を立て直すために、米ソはデタント(緊張緩和)へ乗り出し、
最終的にはソ連の経済が持たずに、ソ連崩壊という形で冷戦は終結したわけです。

つまり、「抑止力」による平和とは、「互いに銃を突き付けあった平和」であり、
常に対等な武器による勢力の均衡が図られなければ、簡単に崩れてしまう平和なわけです。
「抑止力論」は為政者にとっては非常に便利な理論で、
軍事力拡大の根拠となり得る点、有事の際に準備万端だったとする責任逃れの点で、
扱いやすい便利な理論だと言えます。
実際に歴史の多くが抑止力論による「勢力均衡による平和」が行われてきましたが、
問題は核兵器に象徴されるように、武器そのものが人類を滅ぼしかねない点です。

例えば、川中島の戦いのように、上杉と武田の定期戦が行われたとしても、
両者が互いに滅ぼし合うところまではいかなかったわけですが、
現代ではボタン一つで互いを滅ぼし合うところまで兵器の性能が上がっています。
一歩間違えれば、水鳥が羽ばたくのに驚いて引き金を引くだけで、
簡単に均衡が崩れて戦争状態になる状況を「平和」と呼べるのか?
互いを殲滅し合う制御不能な戦争を呼び起こす危うい均衡を維持することが、
本当に「平和」なのか、我々は考える必要があります。


(2)「平和」とは何か
個人的な見解では「平和」を定義する上で「治安」と「外交」があるように思えます。
まず、「治安」は国内の安全状況で、それを測る上では、
①「権力装置」=警察機能の強さ。また、国内政治そのものの安定性。
②「公平性」=貧困・格差の程度。犯罪発生原因そのものの少なさ。
が想定され、両者は反比例の関係にあるように思えます。
「公平性」が高ければ、「権力装置」が十分機能しなかったとしても「治安」は保たれ、
逆に「権力装置」が高ければ、「治安」も担保されるものの、
「公平性」が確保されていなければ、圧政となってしまう。
言うなれば、「公平性」が完全に確保されれば、「治安」は解決するのですが、
完全な「公平性」は確保されないので、そこを「権力装置」で埋める、それが理想でしょう。

同様に、「外交」は国際社会での安全状況を表し、
①「軍事力」=抑止論に基づく自衛戦力。
②「親密度」=国家・国民の信頼度合い。相手国の情報や相互理解度。
が想定され、同様に両者も反比例の関係にあり、
「親密度」が高ければ、「軍事力」が少なくとも「外交」は保たれ、
逆に「軍事力」が高ければ、「外交」も担保されるものの、
「親密度」が低ければ、国際信用力を失ってしまうということです。

所謂、「武力による平和」、紛争がないという意味では、
一見するとフセイン時代のイラクだって「平和」であったと言えたかもしれませんが、
国内的には「公平性」が担保されず、少数民族が弾圧・処刑されており、
国際的には「親密度」が低いために、アメリカ等から常に警戒され、経済制裁を受けた、
こういう状況が果たして「平和」であるのか、大いに疑問が残ります。

しかし、「抑止力論」のもたらす「平和」というのは、常にこの種の平和です。
極めて危うく、極めて不合理な「平和」…それが真の「平和」だと言えましょうか?
そんな仮初めの危うい平和を私達は求めていると言えましょうか?
「抑止力論」を振りかざす輩はいつも「最悪事態主義」、
もし、こうなったら、どうするのか、それに備えなければならない、ばかり。
実際にその「最悪事態」が起こる確率はどれ程の確率なのか?
逆に「最悪事態」を想定した「備え」をした結果、
その「最悪事態」を発生させる確率を高めてしまわないのか、彼らは考えません。
最悪事態を想定した結果、さらに最悪な事態を呼び込む、それが抑止力論の末路です。

では、真に「平和」を求めるためにはどうすればいいのか。
簡単なことです、「権力装置」と「軍事力」を緩和し、
「公平性」と「親密度」を高めれば良いわけです。

ちなみに、上記の定義付けに従うわけではありませんが、
平和学では①に基づく抑圧的な・とりあえず紛争のない平和を「消極的平和」と言い、
②を高めていった平和を「積極的平和」と呼ぶそうです。
総理の掲げる「積極的平和主義」は「抑止力論」に基づくものですから、
平和学的には「消極的平和主義」ですよね、言葉の完全な誤用になっています。


(3)「(一国平和主義の反対の意味としての)積極的平和主義」の末路
総理の掲げる「積極的平和主義」は、正確には「消極的平和主義」となるわけですが、
好意的に解釈するならば、「一国平和主義」の反対の意味としての
「集団安全保障体制」のことを指しているように思われます。
私は人が良いので、そのように解釈して以後は話を進めていきます(笑)

この「集団安全保障体制」の最たるものが「国連」でした。
国連は当初から「国連軍」の創設を想定するなど、
国際連盟時代にはなかった強制力を持った組織にする予定でしたが、
米ソの東西冷戦の時代には全く機能せず、
両国の拒否権の前に集団安全保障体制を十分に発揮できずにいました。
それがソ連崩壊によって冷戦が終結したことで、
1990年代にPKO派遣といった平和維持活動を積極的に行い、
強制力を持った国連主導の集団安全保障体制が強められた時期がありました。
湾岸戦争自体は国連が主導したものではありませんでしたが、
多国籍軍には安保理も大きく関わっており、
世界的に集団安全保障体制が夢見られていた時代だっただけに、
日本のお金のみの参加は国際的にも批判されることになってしまいました。

そんな国連の集団安全保障体制は、一定の成果を挙げたものの、
ソマリア派兵の大失敗で大きな転換を迫られることになりました。
「強制力を持った国連平和維持活動」=軍隊なわけで、
内戦状態のところに介入する以上は、完全な中立を保てるわけもなく、
一方の味方をすれば相手から恨まれ、逆の味方をすれば相手から恨まれ…
つまり、「平和」を名目に軍事介入したものの、
ソマリア国内の人々からすれば、「平和の使者」ではなく「他国の侵略」と映り、
国連そのものが憎まれ、攻撃対象となるという事態に陥ってしまいました。
結果、ソマリアの内戦は泥沼化し、途中に和平合意等はあったものの、
すぐに内戦状態に陥るなど、近年まで混迷を極めていました。
(ソマリア派兵の国連の失敗に関しては、
 映画『ブラックホーク・ダウン』が参考になるかと思われます)

結局、「平和」とは誰にとっての「平和」なのかが問題なわけです。
アメリカが「世界の警察」と呼ばれた時期もありましたが、
別にアメリカが全ての内戦に関与したわけではなく、
アメリカの利害関係のある国に対して、アメリカに都合の良い側を味方したわけで、
それはアメリカにとっての「平和」に過ぎません。
それがその国に住まう人々にとっての「平和」とはイコールではないわけです。

そんな各国にとっての「平和」が対立した結果が、今のシリア問題です。
ロシアがアサド政権を支持し、アメリカは反アサドではあるものの、
イスラム過激派を含む反アサドに与することはできない…
結果、有効な手が打てないままに、アサド政権が延命し、
ISILの台頭もあってシリア内戦は泥沼化してしまいました。
大国の「消極的平和」の押し付け合いが、
ソマリア内戦同様に、シリア内戦も泥沼化させたといっても過言ではありません。


(4)積極的平和に対する真なるアプローチ
結局、安倍政権の抑止力論に基づく集団安全保障体制の末路は、
抑止力強化のための際限ない軍事化とさらなる政治的な緊張化、そして経済の疲弊、
自衛隊海外派兵による「中立」的活動から軍事的「介入」への変化、
そしてそれに伴う自衛隊の敵視化、自衛隊の人的被害増加、
日本人そのものへの敵視化、に通ずる政策です。
言わば、今のアメリカが置かれている国際的状況に日本も並ぶ、
アメリカと同じように、日本も憎悪の対象になる危険性が生まれるということです。

「武器を捨てれば平和になる」、それは確かに幻想かもしれません。
でも、同時に「武器によって平和になる」というのも幻想に過ぎません。
確かに一時的な消極的平和状態、表立った戦争のない状態は作れるかもしれませんが、
最終的に武装解除がなされない限りは、再び戦争になりかねず、
結果、内戦が長引いてしまうことを歴史が立証しています。

内戦を終わらせるために、外国の武力介入が必要なこともあるかもしれません。
でも、その外国は自分達にとっての「平和」を求めているのみで、
内戦当事国にとっての「平和」となるかは定かではありません。
結局は、当事国が主体的に「平和」を求めなければ、
「積極的平和」はなし得ることはできません。

今の国連の平和に対するアプローチは「仲介」です。
あくまで「中立」的な立場として平和維持活動をする、そういうスタンスです。
言わば、戦後日本が取ってきた平和のスタンスが見直されている時代になったわけです。
武器を捨てて、貧困対策・ODA援助・インフラ整備等々、
消極的平和を積極的平和に変える平和活動が見直される時代になりました。
勿論、かつての日本のODAにも偏りがあって、
十分な支援活動になっていなかったという批判もありますが、
日本の外交においては第二次大戦の清算の意味もあり、重要な外交手段の一つでした。
それと同時に、敗戦から武器を捨てての経済大国への復興を遂げた日本は、
内戦を終結し、新たな一歩を踏み出そうとする国々にとっての良き手本であり、
希望にもなり得る国家であったように思えます。

それがアメリカの犬に成り下がり、アメリカの核の傘の下でのうのうと暮らし、
平和を積極的に語ろうともせずに、
ついには戦後の平和をも捨て去り、普通の軍事国家の道を歩もうとする日本は、
時代に逆行した流れを歩んでいると言わざるを得ません。
1990年前後の頭で、湾岸戦争のトラウマだけで「平和」を考えているようではダメで、
日本でしかできない「中立性」を発揮し、
「積極的平和」に対して主体的に取り組む国家にならなければなりません。
時代の流れに逆らった安倍政権の選択の末路は、日本の末路はどうなってしまうのか?
間違った選択にならないようにするためにも、
安保問題に対しては重大な関心を持たなければなりません。


(補)執筆中 グローバリゼーションと原理主義の台頭
もし、世界の集団安全保障体制が新たな局面に入っていると考えるとするならば、
それは反グローバリゼーションとしての「原理主義」の台頭でしょう。
「テロとの戦い」、その難しさをアフガニスタン・イラクにおいて、
アメリカは白日の下に晒してしまったわけですが、
それが今はISILという形となって、世界的脅威になりつつあります。

この戦いにおいても、軍事力は終局的な解決に至らせることはできませんが、
今までの国家対国家でもなければ、地理的制約を受ける内戦でもなく、
国境を越えた内戦状態が生まれたことは、新たな政治的局面だと言えます。
これらの戦いに当事者が主体的に取り組めないのであれば、
戦線を広げないためにも、一定の軍事力行使も必要とされるケースがあるかもしれません。

そういう意味でも、私自身が懸念しているのは、
軍事化が進んでいる中国や北朝鮮ではなく、
むしろ、東アジアにおけるイスラム原理主義の台頭です。
具体的に言えば、TPPを始めとする今後アジアで進むであろうグローバリゼーションが、
貧富の格差を拡大させ、イスラム原理主義勢力の台頭が進んでいかないか、
ISILに参戦した原理主義者が自国へ帰って、新たなアジアの政治的脅威にならないか、
アジア最大のイスラム国であるインドネシアの政情を最も懸念しています。

日本とインドネシアは歴史的にも深い交友関係にあるだけに、
早期にアメリカとインドネシアの安全保障上の関係を改善させ、
政治的にも経済的にも良好なパートナーとなりうるように、
外交努力を積み重ねる必要があると思います。
現時点ではそこまで状況が逼迫していませんので、
「積極的平和」が失われないための努力、平和を維持する努力を重ねて欲しいです。

2015年05月17日

アホ晋三

…と、ずっと心の中で呼び続けております。
いやはや、大手新聞社は批判的な記事を書けば、
官邸に総スカン喰らうのを分かっているから、抑え気味に書かざるを得ないし、
テレビ局には「公平な報道を」という名の報道圧力が掛けられているし、
いざ批判を繰り広げれば、国会に招致されるわで、
もはや民主主義が死にかけている現状では、ネットのみが最後の砦…
…のはずが、ネットの民度も著しく低いですからねぇ…どうすりゃええの(苦笑)
特に大河ドラマ「花燃ゆ」見てると、そう思う。
長州の志士というよりは、無断条約調印や安政の大獄を行った井伊直弼のような…
もう「天誅」しかねーのかね、とか冗談でも思わせる世の中にするのは止めてくれ…


◆ニュースネタ 「“晋”安保法制」は「日本国憲法の希釈化」法制
簡潔に新しい安保法制案を説明すれば、
東西冷戦下の「抑止力論」の立場から、「積極的平和主義」を推進するために、
「日本国憲法9条」の憲法解釈によって、「存立危機事態」で憲法を解釈し直し、
その「存立危機事態」の三用件を解釈することによって、
事実上、憲法9条の制約を際限なく薄めるための法律です。
つまり、憲法9条を解釈によって「X(存立危機事態)」で定義し直し、
Xに値(紛争)を代入することで、無限の解を得ようという話。
集団的自衛権を憲法解釈で進めていくのには無理があるため、
憲法解釈を「新」解釈することで、事実上、憲法を捻じ曲げる、ってワケです。

政府はX=存立危機事態の三用件を厳格な要件だとしていますが、
現実にそれが存立危機事態であるかどうかの判断は、
国民が投票で判断するわけでも、
裁判所が合理的な判断をするわけでもなく、
国会議員(=事実上、政府と一体化した政権与党)が判断するわけで、
それでは政府自身が存立危機事態を自由に定義し直せるのと変わりません。
結局、それは官僚お得意の「言葉遊び」でしかなく、
実質的な運用で幾らでも変更できてしまうわけです。
今までになされてきた「憲法解釈」が、もっと容易に「解釈変更」できる方法、
それが「存立危機事態」だと言えましょう。


ただ、実際に政府がどの程度まで考えているのか、
実際上の思惑が何なのかを正確に把握することは難しいです。
首相が具体的例として挙げる「日本人が乗った外国籍戦艦に対する攻撃」は、
なんとな~く聞いていると「はぁ、そうかもしれないね」と思わなくもないものの、
その具体例が実現する確率を考えると、想像の範疇を超えてしまいます。
自分が外国籍戦艦に同乗する状況って、どういう場合なのでしょうか?
例えば、チェニジアであったテロ事件等に遭遇した場合?
それでも自衛隊船籍ならともかく、米軍の戦艦で脱出させてもらえるとは到底…
せいぜい大使館員とその家族ぐらいしか思いつきません。
そんな極々一部の限られた状況で、
極々一部の富裕層的人間にしか起こりえない状況を、
改正の具体例として挙げられても、分かれという方が無理な話です。
具体例が無茶苦茶過ぎて、一般国民の想像力が働かないところにあります(苦笑)
大体、日本の船籍が護衛に付いているなら、
その前に日本人の引渡しを求めちゃいけないんでしょうか?
勿論、無理な状況もあるでしょうが、それこそ限定されすぎる具体例ですよねぇ…

そういった「アホ」な具体例しか出てこないことを考えるに、
果たして政府がどこまで真剣に考えているのか疑わしくなってきます。
憲法9条が存在する以上は、首相の言うように「戦争法案」にはならないでしょうが、
首相が改憲・自主憲法制定論者であることを考えれば、
憲法9条という最後の歯止めさえ、容易に取っ払い兼ねないわけで、
「戦争法案」という謗りは免れないように思えます。
結局、政府の目論見はどこまでなのか?
 ①集団的自衛権行使を可能とする安保体制の確立
 ②①の既成事実を積み重ね、憲法9条を有名無実化した上での改憲論議
 ③平和憲法を捨てて「普通の国」となり、英に代わる親米パートナー
 ④戦争よ、もう一度
④はさすがにないと言いたいのですが、その不安は相変わらず消えることはなく、
現時点では②まで考えていると予想されますが、
アメリカ議会での首相演説が与える引用を考えると、
③まで考えていると受け止められてもおかしくはないですね…

結局、何のために「“晋”安保法制」を作らなければならないのか?
それが首相の挙げる具体例が特殊すぎて国民には全く伝わって来ず、必要性が理解できない。
もし、湾岸戦争やイラク戦争等への参戦できる「普通の国」を目指すならば、
今回の法改正は分からなくはないものの、それさえも自己否定してしまう…
おそらく議論をスムーズに進めるための方便なのでしょうが、
その方便が自己矛盾を起こしており、論点を分かりづらくしているように思えます。
それでは国民が政府意図を掴めず、邪推してしまうのも無理はないでしょう。
「戦争法案」というレッテル貼りも無理からぬことのように思えます。


つーか、自分が首相を「アホ」だと思う最大の理由は、この法案以前の話であって、
「抑止力論」と「積極的平和主義」が幻想だと思ってるからです。
「歴史に学べ」と言うならば、何故に20世紀後半の東西冷戦を学ばないのか、
何故に1990年代の国連の積極的平和主義策の末路を学ばないのか、
そこが全くもって理解できません。
アホ総理の描く日本の末路は、世界中から全ての問題の現況とされる程に恨まれる、
世界におけるアメリカの負の側面そのものです。
世界から尊敬される国から、世界から憎悪される国になる、それで良いのか?

もし、それでも「日本の国益は常にアメリカと共にある」というならば、
別にそれも一つの判断なのかもしれません。
アメリカの属国として、なんならアメリカの州の一部に加えてもらったら?
大好きなアメリカの作ってくれた憲法を愛したら?
霞ヶ関を売り払って米軍基地でも作って一緒に暮らせば安心じゃないの?

でも、そうでない、独立した国家として歩みたいのならば、
「抑止力論」や「積極的平和主義」がいかに危険な道なのかを知るべきであり、
日本が取ってきた「平和に対するアプローチ」を再検証する必要があるでしょう。

2015年05月12日

警戒レベル2

箱根の大涌谷周辺で火山活動が活発になったとして、
立ち入り禁止措置を含む警戒レベルが引き上げられました。
箱根は県を挟んで隣の町ですが、大涌谷は箱根の中でも東に位置するので、
火山性地震の影響等を除けば、特に問題はありません。
箱根の中でも大涌谷以外の地域、箱根湯本や芦ノ湖近辺は直接的影響を受けないので、
観光への影響が懸念されており、実際にキャンセル続出してはいますが、
まぁ、自然現象ですから仕方ないことでしょうね。

噴火の影響はほとんどないとしても、水蒸気爆発による地震発生確率は高いので、
震度2以上の地震も1日1回あるかないかぐらいですが、
それでエレベーターが止まっちゃうわけですから、観光という気分ではないわな。
しばらくは静観様子見の判断で正しいと思われます。
噴火すれば震度4~5程度揺れるんじゃないのかね?
これから梅雨時を迎えるだけに、余計に水蒸気爆発が心配されますしねぇ…

つーか、富士山の雪解けも異様に早いので、夏場に向けてそちらも気がかり。
まぁ、4月末から5月頭すげー暑かったですから、その影響でしょうけど。


◆ニュースネタ 明治日本の産業革命遺産
ほとんどが中国・九州の文化財で構成されていますが、
関東・東海地域で唯一構成遺産に挙げられているのが「韮山・反射炉」です。
まぁ、自分の感覚としては、近所でよく遊んでいた家の蔵が、
突然、世界遺産登録されてしまった、みたいな感覚で、
どうにもこうにも「世界遺産」って気がしないというか、むしろ怖いです。

そのうち「世界○大ガッカリ世界遺産」とか呼ばれないかどうか…
今回の話で観光客が増えたようですが、まず間違いなくガッカリしたでしょうねぇ…
リピーターが来るわけないだろ。モノの2~3分で観光終了でもおかしくない(苦笑)
実際、反射炉がポツンとあるだけですからねぇ…
他に観光地はないですし、反射炉を作った人物である江川坦庵邸は歴史資料も多いですが、
反射炉と意外なほど距離が離れてますし、他には江間いちご狩園ぐらいしか…
わざわざ見に行く程のものでもないし、他に観光スポットがあるわけでもない、
おまけに他の世界遺産と距離が離れすぎている、ぶっちゃけ、どうしようもねぇです。

世界遺産登録に沸き立って軽率なことをすると、大変なことになりかねん気がしますねぇ…
写真見て、近くに立ってるマンションと見比べれば十分じゃね?(苦笑)


軍艦島等の韓国の反対に関しては…
少なくとも、「時代が違う」という日本の言い分は正直どうかと…
世界の歴史全体から見れば、日本がアジアに先駆けて近代化を遂げたことは、
今の日本の世界における立場を確立したと同時に、
アジアの西欧諸国からの植民地化に歯止めをかけ、中東・アフリカ諸国と比べ、
いち早い独立を遂げることができたという意味では、
日本の役割は大きく、その意味でも貴重な文化財ではあるのですが、
それは侵略された側からすれば、全くの別問題であり、
政治腐敗によって近代化が進んでいなかったとはいえ、内政干渉は内政干渉、
そのことに変わりはないわけで、韓国の了承なしでは難しい面もありますねぇ…

2015年05月03日

「憲法」とは何か

安倍政権になってから、改憲や自主憲法制定の議論が度々出てきていますが、
そんな話の中で出てくる「憲法押し付け論」、私は極めてアホな議論だと思います。

そもそも、「憲法」とは何かと言えば、
それは「国民が統治機構に信託するための約束」とも言うべきものです。
つまり、普通の法律は国民を拘束するわけですが、
憲法の場合は国民を直接的に拘束するのではなく、拘束対象は公権力なわけです。
分かりやすく言えば、政府とは国民の代理人であり、
政府に信託する内容を定めているものが「憲法」なわけです。
政府は憲法の範囲を超えて仕事をすることは国民との契約違反であるので行えず、
国民の側からすれば、憲法の範囲内で政府が仕事をしてくれるという期待があるわけです。
憲法の制定者は「国民」であって、「政府」ではなく、
憲法が拘束するのは「政府」であって、「国民」ではありません。

そういった当たり前の事実から考えるに、
今の政府・自民党のいわゆる「自主憲法制定」とは、まるで「自主」ではありません。
憲法を押し付ける相手が、
かつてのGHQ=アメリカから政府・自民党に変わるだけ、です。
真の「自主憲法制定」とは国民が憲法草案を作るべきであって、
それを政府、国会議員が率先して行うのは、そもそも矛盾している話です。
自分達を拘束するルールを自分達で定めようというのですから、
そりゃ自分達の有利になるルールを作ることは目に見えているでしょうに。
真に「自主憲法制定」を行うのなら、政府・政治家を排斥し、
有識者と国民による憲法制定会議に完全に委ねられるべきです。

今の政府・自民党の「改憲」「自主憲法」とは、
国民を完全に無視した「改憲の押し付け」なわけで、それは到底認めることなどできません。

逆に国民の側から改憲の要請が出てこなかったのは、
GHQが作った憲法草案が極めて民主的だったために他なりません。
イギリス・フランス・アメリカ・ドイツワイマール等々、
自由権から社会権に至るまでの近代民主主義要素が広く取り込まれたことで、
明治憲法のような国民が大きな不満を持つものから、
尊敬の念さえ抱ける民主的な憲法ができあがったためです。
確かに、日本国憲法制定の過程はお粗末だったと言わざるを得ませんが、
逆に長きに渡り国民がそれに異議を申さなかったことは、
国民が日本国憲法を追認している証拠でもあるわけです。

憲法改正を投げかけるのは、政府ではなく国民であるべきで、
また憲法草案を作るのも政府ではなく、国民であるべきです。
政府・自民党による改憲・自主憲法制定の「押し付け」は問題外と言うべきでしょう。

2015年04月28日

ドローメ

今、話題の『ドローン』という名前を聞くたびに、
ライディーンの雑魚敵『ドローメ』を思い出してしまう罠…
形状もなんとなく似てるので、撃ち落したい気分に駆られます(苦笑)

最初の報道の時点で、反原発関連のイタズラぐらいにしか思わず、
テロの危険性までは心配していませんでしたが、
着地点としては遠からずといったところだったようで…
威力業務妨害に問われることは当然だと思う一方で、
同時に「よくやった」と思わずにいられないのも事実(^^;
政権批判と同時に野放し状態のドローン規制・肖像権規制のきっかけとなった意味で、
貴重な事件だったかな~と思います。
ドローンもそうですが、スマホやデジカメでバチバチ撮りすぎ、
いい加減にしやがれこんちきしょうと思うわ~
一体全体、撮った写真の中で、どんだけ必要な写真って、あんのよ?

その前にあったJRの電車内に安倍政権を批判する抽象ビラが貼られた事件や、
報道ステーション内で官邸批判を繰り広げた事件等々、
それ自体に多少問題があったにせよ、ある種の政治性を帯びた事件に対しては、
一般庶民の感覚として多少なりとも「よくやった」的な代償感覚があったものですが、
どうも最近はマスコミだけでなく、ネットにおいても「聖人君子たれ」な風潮が強く、
建前論理で犯罪者を叩き捲るという暴力的言論が目立つ印象を受けます。
日本では古くは「忠臣蔵」「ねずみ小僧」のような、
反社会的な犯罪行為であっても、そこに庶民が感じうる一種の政治性、
支配階級に物を言えない庶民の代弁行為のような犯罪に対しては、
こっそりと拍手喝采を送っていたものですが、そういう情緒が今の日本にはない。
そこが真の本質が見えていない証左と言いますか、
表層や結果のみを重視して、その物事の背景に目が向いていない今の傾向にも思えます。

2015年04月07日

センバツ甲子園は敦賀気比が優勝

センバツ高校野球は決勝戦が行われ、
敦賀気比が東海大四高を3-1で下し、春夏通じて北陸勢初優勝を遂げました。
地方的に唯一優勝がなかった北陸勢、近年は1回戦負けということがなくなり、
上位進出も普通になってはいましたが、優勝までは一歩届かず、
北陸新幹線開通の年に甲子園初優勝とは因果なものです。
…まぁ、まだ福井には通ってませんがorz

予想外の接戦となりましたが、雨の影響が少なからずあったかな、と。
敦賀気比の平沼投手は下半身を使って前に踏み込むタイプの投手なので、
雨が降って足元が悪くなると、どうしてもコントロールの面で落ちます。
そこが静岡高校との試合でも接戦になった最大の要因だったわけですが、
東海大四高を含めて、守備陣は雨の影響を感じさせない動きを見せ、
再三に渡る両チームのピンチを守備の好プレーで凌いだ辺りは、
さすが決勝戦という感じでしたね。

勝敗を分けたのは東海大四高の1球の甘さ、
決勝ホームランを打つ前の先頭打者・平沼選手に与えた四球、
そのきっかけとなった超スローボールの1球の無駄でしょうね。
昨夏に西嶋投手が「超スローカーブ」を投げて、
元アナウンサーがツィッター上で「なめてる」と発言し、
賛否両論を呼ぶなど物議を醸し出したことは記憶に新しいところ。
西嶋投手の場合は抜群の制球力があるから成り立つわけで、
1球を無駄にして先頭打者に四球を出してしまうようでは、
それこそ野球を「なめてる」と思われても仕方ありません。
西嶋投手の超スローカーブは意味がありましたが、
大澤投手の投げた超スローボールは意味のない「なめてる」一球でした。
2アウトランナーなしで投げるならまだしも、
同点の緊迫した試合で投げるのは明らかに場違い、
あの1球に魂は篭っていたのか、無駄な見せ球ではなかったのか、
今回の超スローボールに関してはキャッチボール的な投法だったこともあり、
私は評価できない、致命的な1球になってしまったように思います。

まぁ、それでも東海大四高は昨夏のバッシングから始まり、
大会日程的に一番キツイ最後の登場で、初戦には21世紀枠の豊橋工、
2回戦では同じく21世紀枠の松山東と、
大応援団の後押しを受けた2校と戦うことになるなど、
常に不利な位置に立たされながらも、投手を中心とした守りの野球で競り勝ち、
決勝まで駒を進めることができたことは高く評価できます。
決勝もどちらかと言えば、球場の雰囲気は敦賀気比ペースでしたが、
それにも関わらず一進一退の攻防を見せるなど、
逆境を物ともせずに立ち向かった辺りは素晴らしかったですね。

優勝した敦賀気比は、2回戦で神宮大会優勝の仙台育英、
準々決勝で東海大会優勝の静岡高校、
準決勝で夏春連覇を目指す大阪桐蔭と、優勝候補を次々破っての優勝はお見事。
終わってみれば、敦賀気比の大会だったな、という感じがしますね。


◆ニュースネタ 中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)に日本は不参加
基本的に日本政府の不参加表明は悪くないと思います。
あまりにもその実質が不透明すぎる故に…
朝貢貿易の再現だとか色々な見方がされていますが、
自分としては中国経済バブル崩壊のための緊急避難場所なのかな、とも…
最もお金を出してる中国が結果的に多くのお金を借りる、なんててこともあり得るかと…

他のアジア諸国の対応も含めて考えるに、
結局、安倍政権と中国政府の政治方針は非常に似通っており、
近親憎悪の関係にあると言えます。
中国のAIIBの考え方は、日本の新ODA大綱とそれほど異なる所がありません。
要は「自分達に味方する国にはお金を出すけれども、
そうでない国には一切お金を出さないよ」、それに尽きる話かと。
日本は「お金は出すが、口は出さない」から「金も出すが口も出す」に、
中国は「口を出すから金を出せ」といった印象でしょうか(苦笑)
朝貢貿易の復活という見方は悪くないようにも思えます。
でも、本筋では日本政府も同じようなことをやっているわけで、
人のこと言えないよね、って話。

2015年04月01日

センバツ決勝は、敦賀気比 vs 東海大四高

センバツ準決勝は昨夏の準決勝の雪辱を果たした敦賀気比が大阪桐蔭に11-0で勝利、
神宮大会で大敗を喫した東海大四高が3-1で浦和学院に勝利しました。
敦賀気比は優勝候補の一角だったので驚きはありませんが、
東海大四高がここまで勝ち上がってきたのは正直予想外でした(^^;
エースの大沢投手を中心に固い守備力が光ってますね。
一方の敦賀気比は昨年からのレギュラーも多く残り、
昨夏に苦い思いをした平沼投手が大阪桐蔭打線を完封、抜群の安定感が光ります。
2回戦で神宮大会優勝の仙台育英、準々決勝で静岡高校に苦戦しながらも勝利、
流れ的には敦賀気比の大会になってきていますが、
今日の試合のように勝負事は分からないだけに、決勝戦も激戦を期待したいです。

ここまでの大会でやはり一番熱かったのは準々決勝の4試合でしたね。
特に敦賀気比と静岡高校の試合は雨の中にも関わらず、好ゲームでした。
流れ的には静岡高校に傾きつつあったのですが、
グラウンド整備の時間が平沼投手を立ち直らせ、
最終的には自力に勝る敦賀気比が上回った、という印象でした。
どちらかと言えば、雨が静岡高校に味方していただけに、天候回復も一つのポイントだったかも。

大会屈指の右腕である県岐阜商の高橋投手ですが、やや手抜きの印象が強かったかな、と。
いわゆる「凄み」が感じられませんでした。
ランナーを出してピンチになってもアクセルを踏み切れず、
圧倒的な力で捻じ伏せるピッチングを最後まで見せることがなかっただけに、
その点は非常に残念というか、精神面のハングリーさが欠けてるのかと心配になります。
春だから無理をしないというのも分かるのですが… なんかねぇ…
手抜きの投球は広島の今村投手を彷彿させますし、
綺麗なフォームを見ていると、ダルビッシュ投手と涌井投手と同列に数えられながらも、
プロ入り後は泣かず飛ばずだった佐藤剛投手を思い出してしまいます。
2回戦以降はストレートがシュート回転することも多かったですし、ちょっと心配ですね…
まぁ、今大会は調子自体がさほど良くはなかったのでしょうが…
夏にはさらなる「凄み」を身に着けて、甲子園の舞台へ帰ってきてもらいたいです。


◆ニュースネタ 沖縄米軍基地の辺野古移設問題
構図的には沖縄県知事が政府に対してイチャモンを付けている、という形なのですが、
翁長沖縄県知事就任以降の政府の対応、そして今回の問題に対する政府の対応を見ていると、
沖縄県側の「窮余の策」といった感じに見えます。
今回の一連の発言を見ていても、「既に決まっていること」「粛々と進める」を繰り返し、
沖縄県側の意見に対して全く聞く耳を持たない、頭ごなしで交渉する姿勢も見せていません。
今回のことを受けて菅官房長官が翁長知事との面談に言及しましたが、
今までも何度も翁長知事が上京しても、何かと理由をつけて面談を断り続ける完全無視状態、
政府総出で「沖縄イジメ」をやっていたのに、何を今更って感じですわ。

仮想敵国な北朝鮮に対してさえ、「対話と圧力」なのに、
同じ日本国である沖縄に対しては対話なしの「圧力」のみ…
日本は民主主義国家ではないのか。
勿論、沖縄の基地移設反対運動にも問題がないとは言いませんが、
対話の姿勢が全く見えない政府の対応にもほとほと呆れ返ります。
イジメ体質な安倍政権が子どものイジメ問題を考えられるわけがねーべさよ(苦笑)

2015年03月27日

プロ野球開幕前夜

いよいよプロ野球開幕、センバツ甲子園大会は既に開幕済み、
月日が経つのは早いものです。
寒い寒いと言っていたら、もう桜が開花。季節の移ろいは早いものです。

センバツ甲子園大会は、今年も東高西低の傾向は変わらず。
特に沖縄を除く九州地区の低迷は普通になってきたような…
西では大阪桐蔭の孤軍奮闘のイメージが強くなってきています。
今年は昨年夏を経験したチームが多く、大阪桐蔭を始めとして、
仙台育英、敦賀気比、静岡は昨年からのレギュラーも多く、打線が活発です。
1回戦はワンサイドゲームが多かっただけに、2回戦以降は接戦を期待したいですね。

プロ注目の県岐阜商の高橋投手は噂に違わぬ好素材でしたね。
松坂・田中・涌井投手よりは完成度が低く、まだまだ磨かれる余地はあるものの、
大谷・ダルビッシュ投手の高校時代よりはまとまりがあり、修正すべき点も少なめ。
高校時代の前田投手に近い印象でしょうか。
2回戦以降のピッチングも楽しみです。


◆ライオンズネタ 埼玉西武ライオンズのオープン戦
オープン戦序盤は雨で試合が流れ、後半は順調に日程が消化されるも、
菊池雄星投手と岸投手が開幕アウト…
打線も良いんだか悪いんだかよく分からないところもあり、
如何せん評価しがたい面もありますが、戦力的には昨年よりも上積みが大きく、
楽しみな面が多いですね。

【先発】牧田・野上・ルブラン・十亀・郭・岡本洋介(岸・菊池雄星・西口・高橋光・佐藤勇)
岸投手と菊池雄星投手がいない先発ローテは少し物寂しくはあるものの、
十亀投手がなんとか開幕に間に合ってくれましたし、
新外国人投手の郭投手も安定感ある投球を見せており、楽しみな存在です。
同じ新外国人投手のルブラン投手は正直当たり外れが大きく、微妙な気はするものの、
何だかんだで毎年10勝近くしている牧田投手と野上投手がおり、
実はパリーグの中で最も先発投手陣の顔ぶれが安定しているのもライオンズなわけで、
そういう意味での外しは少ない安定感があります。
岸投手と菊池雄星投手が戻ってくるまでどうやり繰りするか、そこがポイントでしょうね。
夏場以降は高橋光成投手と佐藤勇投手ら若手の飛躍に期待。

【リリーフ】高橋朋・増田・バスケス・武隈・岩尾・岡本篤志(ミゲル・宮田・佐野・田中)
抑えの高橋朋巳投手とセットアッパーの増田投手は安定感あり。
問題はそこに繋ぐまでで、新外国人投手のバスケス投手とミゲル投手がどれだけできるか、
少々不安ではあるものの、ここが機能してくれないと困ってしまったり。
とはいえ、昨年後半に引き続き、岩尾投手と武隈投手が安定感を増してきており、
勝ちパターンでの登板も増えてくると予想され、彼らの活躍次第かも?
ここ数年に比べれば、リリーフ陣の不安要素は少ないものの、
駒が少ないので、故障者が出たときの穴埋めが重要。

【打線】1(中)秋山、2(左)栗山、3(二)浅村、4(三)中村、5(一)メヒア、
    6(指)森、7(右)木村、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑
レギュラー争いを繰り広げていたキャッチャーは炭谷選手が勝利、
ライトは木村選手、ショートは金子侑司選手がそれぞれ勝ち取った形。
とはいえ、実戦次第の面があるので、完全なレギュラーになれるかどうかは今後次第。
打順の問題点であった1番打者は秋山選手が5割近い打率を残して勝利。
シーズンに入っても変わらず打ち続け、良いスタートを切れるかどうかがポイント、
好不調の並が激しい選手なので、それをどれだけなくせるかも重要。
あとはメヒア選手の調整遅れと共に、昨年同様に結果を残せるかどうかが心配、
活躍が前提とされているオーダーなだけに、そこが狂ってしまってはいけない。
2年目の森選手は打撃不振だったものの、結果を残して開幕1軍に滑り込みセーフ、
坂田選手や山川選手がオープン戦でアピールし切れなかった面もあり、
開幕からDHとしての出場機会が多くなりそうな感じです。

2~3年前は2軍の人材も枯渇する有様で、チームとして非常に危うかったものの、
昨年辺りから若手が順調に伸びてきており、今年のルーキーも非常に楽しみです。
課題だったリリーフ陣も昨年後半にかなり整備されており、楽しみな面が多いです。
同時に今年は中堅・ベテラン選手にとって勝負の年でもあるわけで、
チームの成績次第では、来季以降、若手への切替が一気に進む可能性もあり、
チームとしての成績に加えて、1軍での自分の立場を確立しておかないと、
今後の野球人生に大きく影響してくるかもしれません。
そういう意味でも、各人が危機感を持ってプレーして欲しいですね。

先発の出遅れや浅村・メヒア選手の調整がやや遅れていることを考えれば、
スタートダッシュは正直難しい面はあるものの、
そこを5割前後で凌げば、5月以降は上位進出・優勝争いも可能と見ます。


◆プロ野球ネタ パリーグの展望
【ソフトバンク】 ◎
豊富な戦力に若手の底上げ、戦力のバランスが非常に良いだけに、
優勝争いの一番手に来るのは、間違いなくソフトバンクでしょう。
唯一の不安要素であった松坂投手の処遇も、インフルエンザ感染によって、
特別扱いする必要もなくなっただけに、逆に死角がなくなった印象。
あとは工藤新監督が巨大戦力を上手くやり繰りできるかどうかですが、
それぐらいしか不安要素がないというのも凄い話。

【オリックス】 ○
オフの大補強で下馬評は高いものの、隔年傾向が強いチームなのでどうなるか…
特に投手陣はここ10年で2年連続で安定した成績を残したのは、
金子投手と西投手、リリーフ転向後の平野投手ぐらいで、
新人王を取った小松投手を始め、中山投手や岸田投手、ハム移籍の木佐貫投手ら、
その他大勢の若手投手など、気がつけば名前を見ないなんてことも…
元々、投手力に定評のあったチームが、昨年になって初めて評価されたのも変な話で、
つまりは「そういうことだった」という話、
実際に比嘉投手を始めとしてリリーフ陣には故障者が多く、不安要素は大きい感じ。
大補強の野手陣もポジションの重複が多いだけに、やり繰りが難しくなる面も…

【日ハム】 △
昨年から若手への大幅切替を進めており、今年もまた仕上げに入る1段階前といった印象。
勝負の年は来年になりそうですが、昨年もそれなりに勝っていることから、
ある程度の成績を残してくることは間違いないかと。
課題は顔ぶれの安定しない先発投手陣で、大谷投手とメンドーサ投手に続く存在を作れるか、
先発投手が固定できるようになってくると、将来的にも常勝軍団になりうる脅威なチーム。

【楽天】 ×
こちらも世代交代が始まったばかりといった感じで、
戦力不足を外国人選手で補っている面が強く、そういう意味では彼らの活躍次第。
先発投手陣は世代交代が進みつつあるだけに、あとはリリーフ陣をどう揃えるか。
抑え起用の松井投手を含めて、スムーズに世代交代できるかどうかがポイント。
野手陣は和製大砲不在が球団設立時からの懸案であり、
そこに目処を立てられるかどうかが今シーズンから来季へ向けての大きな課題です。

【ロッテ】 ×
成瀬投手がFA宣言してヤクルトへ移籍したのは一つの衝撃。
開幕投手がFA移籍してきた2年目の涌井投手が務めるとか、チーム構成がよく分からない。
「千葉ロッテマリーンズ」というチームの形が崩れてしまっているだけに、
新しいチームのイメージを作れるかが最大のポイント。
それにはやはり生え抜き選手の活躍が必要不可欠で、
ピッチャーなら唐川投手が完全復活してエースとなれるかどうか、
野手陣では鈴木選手らがチームの顔・パリーグの顔になれるかどうかがポイント。


やはり下馬評どおり、ソフトバンクが頭一つ抜けているとは思うものの、
それ以外の球団は新戦力の台頭次第で幾らでも変わる要素を含んでいる印象です。
まずはパリーグ5球団がソフトバンクを徹底マークすることで、
混戦に持ち込んでもらいたいですね。

2015年02月17日

戦後処理

イラク・シリアにおけるイスラム国との戦い、
ウクライナにおける政府軍と親ロシア派との戦いと停戦…
世界が戦いの真っ只中にある中、日本では自衛隊派遣の恒久法とか言ったり…
ぶっちゃけ、それ以前の問題なのでは?と思うことがしばしば。
これらの問題に対して、日本はどうコミットして、そしてどう戦後処理をするのか、
そういった外交戦略が全く見えて来ない故に、日本は金だけと言われるわけですよ。
そして、今は金さえ出し渋り、「協力してくれるなら」という限定付き、
「仲間にだけお金をあげますよ」、と。
「金も出せば、口も出す」どこぞの球団のオーナーかよ(笑)。
いつのまに日本はそんな偉くなったのでしょうか(苦笑)

ウクライナ問題で疑問なのは、親ロシア派の代表が見えてこない点ですよね。
停戦協議においても、ロシアが出てくるだけで、親ロシア派は見えてこない、
それで戦後処理が本当にできるのか、できるわけがないです。
結局、ロシアの傀儡政権的な感じなのでしょうが、
早急に代表を立てて国際社会に認めてもらう形を取らなければ、
自治権の獲得も、その先にある独立だって到底叶いません。
親ロシア派が何をしたいのか、実態がどうなっているのか、
彼らを住民は真に支援・支持しているのか、そこが見えてきません。
旅客機墜落事件も置き去りにされたまま、どうにもこうにも違和感だけが付きまといます。

イスラム国との問題で言えば、彼らが真に地上から姿を消すかどうかは別として、
イラク・シリア地域におけるイスラム国の勢力が撃退されるのは、
およそ時間の問題だと思われますが、その後の統治は一体どうなるのか。
シリアのアサド政権の問題も結局解決していませんし、
イラクにおいても最も戦果を挙げているのはクルド人部隊で、
フセイン政権時代を始め、トルコでも迫害を受けていた国家を持たない最大民族で、
新イラク政府において大幅な自治権を得たため、
それを失わないために、言わば彼ら自身のための戦いであるからこそ、
モチベーションが高く、侵略者たる敵を討つことができているわけですが、
その後、彼らはそのまま自治政府の立場で甘んじるのか。
それとも、トルコやシリアのクルド人と連携し、今度はクルド人国家の樹立を目指すのか、
「イスラム国」という分かりやすい敵が消えた時に、
今度はどう収拾つけるのか、そこが大きな問題になってきます。

そういった問題に対して、日本はどういう態度で臨むのか、
議論すべきはそちらのような気がするんですがねぇ…


まぁ、しかし、わが国の首相の答弁を聞いてると、頭の中がネット世代だな~と。
人の話を聞かない、自分の都合の良いように話を捻じ曲げる、
それでいて自分が理解できない話が来ると怒り、
俺の話が理解できない奴が悪いと責任を転嫁する… わぉ、生き写しじゃねーか(苦笑)
野党の追及の甘さも指摘されていますが、それ以上に議論が噛み合っていない最大の理由は、
首相の議論するつもりの無さ、理解力の無さに原因があるように思えます。
本当に人の話を聞いていないっていうか、
都合の良いところだけ取り出して持論を述べて終わりってのが多すぎ。
そりゃもう日本もダメになるわけですよ。1億総2ちゃんねらー時代(笑)

2015年02月04日

「積極的平和主義」の末路

先日の人質事件を巡る政府の対応が様々に評論されていますが、
そもそもの安倍政権の「積極的平和主義」という考え方自体が招いた惨事のように思えます。
もう20年前になる1990年代中盤の国連が挫折した「積極的平和主義」、
その末路に日本が足を踏み入れ始めた、そう思わずにはいられません。

…と、まぁ、ここでは三山に語りつくしている国連の積極的平和主義の挫折、
ひいては冷戦が終結したのに国連軍が創設されなかった理由でもあるのですが、
それを何度も語るのもアレなので、アニメの話でもしようかと思います(笑)


◆アニメネタ『伝説巨神イデオン』(ネタバレあり)
「皆殺しの富野」の代表作といえば、『機動戦士ガンダム』シリーズですが、
皆殺しの際にある作品というと、『伝説巨神イデオン』でしょう。
ヒロインの首が飛ぶわ、体はバラバラに千切れるわ、最後はみんな死んじゃうわ、
ある意味で規制が緩かったからこそ作れた作品?
今の時代にこれを地上波放送したら、どうなるんでしょうね(^^;、と思う壮絶な作品。

簡単にネタバレありで説明しちゃいますと、
地球人(と呼んでるだけで私達の文明の地球とは限らない)と、
バッフクラン(異星人)を巡る戦いを描いたSFロボット作品です。
圧倒的な軍事力を誇るバッフクランに地球人は壊滅的な被害を受けますが、
発掘中だった謎のロボット「イデオン」に地球人が乗り込み、戦うというお話。
ただ、この「イデオン」は普通のロボットではなく、「意志」を持っており、
相手の軍隊を壊滅寸前というところで突如として動かなくなったり、
イデオンソードやイデオンガンという恐ろしく強い兵器を持ちながらも、
地球人が自由にそれを使うことはできず、イデオンの意志次第という制約つき。
スーパーロボット大戦でイデオンを使用して、歯がゆい思いをした人も多いでしょう(笑)

どうして「イデオン」はそんな不自由な兵器だったかと言えば、
イデオンは過去に滅んだ文明の遺産・意志の集合体とも言うべきもので、
地球人とバッフクランの対立を良しとはせず、
彼らに対話の機会を与えるために、敢えて戦力の均衡を図っていたわけです。
軍事力に劣る地球人を助けながらも、バッフクランを壊滅までは追い込まず、
常に一進一退の戦いをしていたわけですが、
その間に両軍とも多くの人々を殺し合い、失い合う中で憎しみが膨らみ、
最後は互いの星を滅ぼし合うまでに戦い合ってしまい、
調停に失敗したイデオン共々に両文明を滅ぼしてしまう、というお話。

そんな暗いお話の中にも「メシア」という象徴的な存在もあって、
もう少し救いのあるお話でもあるのですが、そこは実際に映像としてご覧下さい(^^;
「死んだ後でも~ いつか見つかる~ 生き続けたら~ 君は悲しい~」
優しいBGMに美しい戸田恵子さんの声なのに、歌詞は過酷(苦笑)


◆ニュースネタ 「積極的平和主義」の「積極的」とは幻想でしかない
イデオンの話をしたのは、勿論、このためです。
「積極的」平和主義、何が「積極的」なのでしょうか?
例えば、空き地使用権を巡り、のび太とジャイアンが喧嘩しています。
当たり前ですが、ジャイアンの圧勝で喧嘩にもなりません。
そこにドラえもんが喧嘩は良くないと仲裁に入りますが、
どう処理すれば「平和」になるのでしょうか?
そもそも、仲裁をする前にどうすれば喧嘩を一時止めさせられるのでしょうか?

2人とも平等に半分ずつにすれば良いとドラえもんは言うかもしれません。
でもジャイアンは言います。「先に空き地に来ていたのは俺だから俺が優先」と。
それではジャイアンが使えば良いとドラえもんは言うかもしれません。
でものび太君は言います。「空き地はみんなのものだ。僕も使いたい」と。
そもそも、仲裁前に喧嘩している2人をどう静めるか。
ドラえもんは秘密道具で2人を止めるかもしれません。
でもジャイアンは言います。「俺の方が勝ちそうだったのに邪魔しやがって」と。
のび太君も言います。「普段から一緒なのに邪魔するなんて酷いやい」と。

大岡越前が大岡裁きと呼ばれる名裁きができるのも、
町奉行という肩書きがあるからこそ、町民が恐れる権威があるからです。
町奉行よりも権威のある将軍様は関係なしです。

基本的に対等な立場である国家間の仲裁は生易しいものではありません。
それを仲裁する国家が両国家にとって認めるべき中立的存在であること、
そしてその中立性の維持は非常に難しく、均衡を取ることは至難の業です。
「積極的」平和主義、ある意味で「積極的」となった瞬間に平和は崩壊します。
対立している両者の真ん中に入ることはできず、
結果的に片方に加担せざるを得ない、
または両方から相手に加担しているように思われる、
「積極的」になった瞬間、平和の均衡、それは戦いの均衡であるかもしれませんが、
いずれにせよ、3当事者の力関係は崩れ、否応なしに争いに巻き込まれてしまいます。

『伝説巨神イデオン』のイデオンは両者の争いを止めようとするために、
両者の力の均衡を保とうとした結果、殺し合いを激化させてしまい、
結果、3者が滅ぶという姿を描いています。
これこそが「積極的」平和主義の末路。
「積極的」になった瞬間、均衡は崩れ、問題の当事者に巻き込まれるわけです。
国連も90年代中盤にPKF部隊の派遣によって、中立者から当事者と化し、
攻撃のターゲットとなってしまい、甚大な人的被害を被った過去があります。

結局のところ、「積極的」平和主義など幻想でしかありません。
平和主義を「積極的」にすれば、均衡の破壊にしか繋がらず、
仲裁者ではなく、片方に加担する手先と化してしまうのです。
中東和平で積極的な貢献、誰がそう思いますか?
ただでさえ、アメリカの犬と思われている日本ですから、
何をしても仲裁者としてではなく、アメリカの手先としかみなさないでしょう。
それが「積極的」平和主義の末路なんですよ。「積極的」は双方の「平和」を破壊する。

もし、真に日本が「積極的平和主義」を行いたいのなら、
それ相応の国際的権威を持たなければなりません。
それは国連常任理事国のような名誉ではない。「実」です。
日本が他国から尊敬され、仲裁者として申し分のない「実」を兼ね備えねばなりません。
それは圧倒的な軍事力か、圧倒的な非軍事力のいずれかしかありません。
両者を黙らせるだけの権力装置、圧倒的な警察力、かつてのアメリカのような力です。
そうでない道を選ぶのならば、国連以上に私利私欲のない非軍事力しかありません。
大国の道具と思われている国連以上に信頼される非軍事国家・日本、
平和を誰よりも求め、平和を作ってくれるであろうと期待される日本、
そうであって初めて「積極的平和主義」が可能になるわけです。


今回の人質事件は、安倍首相の発言に端を喫するのは間違いない事実です。
彼の掲げる「積極的平和主義」の見通しの甘さ、
日本人が誘拐されていることを知りながら、外務省の慎重要請を受けながら、
敢えてイスラム国を名指しで批判しながら、
何ら報復に対する備えをしていなかったばかりか、
いざ事件が起きても自ら交渉の立場にさえ立てない無策っぷり、バカです。
武器を持たずに裸で口にマスクだけして出かけていっても笑われるだけです。
「実」を持たずに口だけだったから、こういった人質事件が起きてしまった。
そして再度「罪を償わせる」という口だけの発言をするから、
さらに多くの日本人が危険に遭う可能性を作ってしまった。
イスラム国を非難する気持ちは当然ですが、
それに対する準備を怠っていたこと、無策だったことが最大の問題点なんですよ。

「テロとの戦い」聞こえは良いものの、ちゃんと見通しは立っているのか?
同じく「テロとの戦い」を掲げたアメリカは見通しのない戦いに入り込み、疲弊し、
今やその警察力をも失い、内向的になりつつあります。
日本は具体的にどう「テロとの戦い」に向かい合い、勝利するのか。
日本が中東和平にコミットするのならば、
イスラエルとパレスチナの共存を図る方法を見出しているのか、
親日国のトルコを説得し、クルド人国家の樹立を支えることができるのか、
そうやって具体的にどうコミットしていくのか、筋道を立てているのか?
思いつきの人気取り発言であったのならば、
それのせいで日本人2人が殺された罪は極めて重く、
さらに日本国民を危険に晒した安倍総理には、罪を償わせるべきでしょうよ。

2015年02月03日

最悪の結末

事件発生当初から厳しい観測がなされていた人質事件ですが、
1人目の湯川氏の死亡が伝えられ、2人目の後藤氏と思われる人物も殺害されるなど、
最悪の結末を迎えることとなってしまいました。
一時は解放されるのではないかという報道もあって、
好転するムードもなくはなかったので、それだけに衝撃は大きかったですね…

結局、日本政府として何ができて、何ができなかったのか、
何をすればよかったのか、今後どうすれば良いのか、
私達一般国民にはその交渉過程も政府の対応も何ら見えないものだけに、
しっかりと検証を重ね、今後の教訓としてもらいたいです。
自衛隊派遣だとかそれ以前の話でしょう?
交渉すら参加できないのだから、軍事力を用いる前段階の外交力の欠如という話。

まぁ、そういう政治的な話は置いておくとして、
私達が忘れてはならないのは、
今、私達が感じている悲しみ・怒り・苦しみ・恐怖・戸惑い、
そういった諸々の感情を紛争地の人々は毎日のように、毎時間のように感じているということです。
そんな苦しい現実に直面しながらも、彼らは生きていますし、
時には小さな幸せをかみ締めて笑顔を見せてくれるわけです。
そんな紛争地の人々の心の苦しみ、そして私達と変わらず生きている人間の有様、
そういったものを少しでも感じ取ることができたのならば、
ジャーナリストとしての後藤氏の死に対して、多少の慰めになるのかなと思ったりもします。
後藤氏のようなジャーナリストがいたことを忘れることは、ある意味で容易ですが、
そうではなく、居たということを私達は正しく認識しなければならないでしょうね。


◆ニュースネタ 戦後70年を迎えるにあたって
日曜のNHK海外ネットワークにおいて、戦後を巡るドイツの対応が放送され、
アウシュビッツ収容所を始めとして虐殺されてしまったユダヤの人々の、
かつての住まい付近の道路にネームプレートを打ち込む様子が放送されました。
その中では、1人のドイツ人の男性が自宅付近にネームプレートがないのを不思議に思い、
自ら過去を調べて、若くして殺されたユダヤ人の少女のことを知り、
遺族とともに、彼女のネームプレートを埋め込む光景が映し出されていました。

それを見て思ったのは、過去を顧みる、現実を直視するというのは、
こういうことなのだと云うことです。
日本人が果たして同じようなことをしてきたのか、
いや、これからも同じような取組みができるのか。
「一億総懺悔」と言いつつも、責任を曖昧にしたまま、
各人がその罪を蓋にして語らず、ひたすら現実を生きてきた日本人…
「忘れる」という消極的な方法でしか罪を認められず、
今では前提にあった「罪」だけが忘れ去られ、
戦前の日本を肯定するような言説まで幅を利かせる始末…
戦争の反省とは何なのか、改めてそれが問われているように思います。

2015年01月27日

人質事件

今の日本を震撼させている事件と言えば、「イスラム国」による人質事件ですが…
(「イスラム国」という表現自体「通称」でしかありませんが…
 誘拐人質や捕虜を虐殺する輩を国家承認する法治国家があるとは思えんし)
まともな国家ではないイスラム国に屈するのはもっての他ではありますが、
かといって政府に十分な対応ができているのかと言えば… そのような気配もなし。

そもそも、殺害された湯川氏の誘拐が露呈したのは半年前なわけで、
後藤氏の誘拐が報道されたのは今回の事件を機にですが、
警察や政府には昨年から連絡が言っていたようですし、今まで何をしていたのか、と。
アルジェリアの人質事件との対応とはまるで違った印象を受けます。

結局、政府中枢も外務省も「自己責任」と考えて、
まともに取り扱ってこなかったということでしょう。
1人や2人なら「自己責任」で片付けてしまうのか。
数十人規模なら「自己責任」ではないのか、その境目はどこにあるのか。
同じ命が失われたのに、片方は「自己責任」、もう片方は「尊い犠牲」、
その差は一体何なのか、そこには何の違いもないでしょうに。

確かに、両者に軽率だった面は否めないところはありますが、
同時に中東にいる日本人がいつ同じような誘拐事件に遭うかも分からないわけです。
今回の対応を誤り、イスラム国の勢力が変わらない・拡大するなら、
同じような事件がさらに大規模に行われる可能性も否定できません。
それどころか、国内で同種のテロが行われても、何ら不思議ではないわけです。
そうやって、自分の身近でも事件が起こっても「自己責任」で解決できるのか、
考えることを放置して、問題を先送りにして、何もしないままにした結末がコレよ。
いかに「自己責任」論の馬鹿げているかが伝わってきます。
問題の解決に全く持ってなっていない。

現場で指揮に当たっている政府人材も、
まるで開国を迫るペリーに対して、攘夷派の久坂玄瑞が交渉しているが如く、
そもそもイスラム諸国に精通している日本の政治家がどれだけいるのかと…
そりゃ何もできんわけです。何もできないのに口だけ達者だから、こういう脅しを受ける。
安倍政権の外交下手をここに来て露呈した形になりましたねぇ…


◆WINDOWS10は1年間無償配布に
8も期間限定で格安販売していましたが、10は7と8からなら無償アップデートできるそうです。
まぁ、安全性を考えれば、バックアップ保存必須、半年は様子見?って感じでしょうが。
それでも今までのマイクロソフトを考えれば、凄い英断だな~と思っちゃいます。
ついでにそこにVistaも入れてくれれば良かったのに(苦笑)
まだサポート期間残ってるので、地味にVirtualPCに入れて使ってたりします。
Vista最高。ファンネル強いよ(嘘)

2015年01月20日

つまようじ君

世界的な話題はフランス銃撃事件を巡る表現の自由の問題ですが、
それに関しては先週に書いているので割愛。
今の日本の話題というと「つまようじ君」でしょうか…
野中英次原作、亜桜まる作画の漫画『だぶるじぇい』で佐々マリアが、
「つまようじさん」と呼ばれてるので、それに倣ってみました(笑)

つまようじ君の犯行動機とか凡人にはサッパリ分からんわけですが、
何で逮捕したのかと思えば「住居等侵入罪」。
実際、どこで撮影してたのか知らないので何とも言えないのですが、
店内の撮影で犯罪を問われたとすれば、「招かざれる客」という解釈なのか、
正直言ってよく分からない感じもします。
まぁ、住居侵入罪自体、取ろうと思えば幾らでも問える、ということでしょうか(^^;
勿論、それで立件してしまうと、実際の裁判ではかなり微妙になっちゃうので、
実際は「偽計業務妨害」での立件を視野に入れていると思われます。
被害コンビニが特定されていれば、つまようじを混入した商品のメーカーが分かるなら、
偽計業務妨害は問えると思われます。
…そう考えると、所謂「クレーマー」ってのは業務妨害罪に問えるわけですよね。
訴訟費用的に得策ではないというだけで(^^;

最近は愉快犯を断固として取り締まる傾向になっているので、
ネット社会の「英雄」になりたいのか知りませんが、
一つ間違えれば犯罪となってしまうことを忘れずに。


◆政治ネタ 民主党代表選は岡田氏が勝利
地元選出の細野氏に期待してましたが…
地方議員票は多かったものの、国会議員による決選投票で敗れてしまいました。
結果的に、労組系議員の影響力が強かったということでしょうか。
勿論、労働組合には期待してる面もあるのですが、
日和見で組織力が弱い今の労組では自ずと限界もあるわけで、
いつまでも労組頼みでは民主党の建て直しは難しいなと言わざるを得ません。

岡田氏に変わっても真新しさはないだけに、今後はいかに実績を作るか、でしょうね。
海江田前代表の終盤は「論戦を挑む民主党」が強く打ち出され、
その点は良かっただけに、それより先に進められるかどうか。
具体的な対案を用意できるかどうかが課題でしょうね。言うは易し、行うは難しですが…


◆ニュースネタ 西武プリンスドームになった理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150118-00058312-toyo-bus_all&pos=4
何で今更「プリンスホテル」をアピールするのかと思いきや…
納得納得。なるほどですね。
台湾戦略が密接に関係していたわけですか。
成功させるためには郭投手に活躍してもらわないと困りますね(^^;
今オフの唯一成功した補強なだけに、郭投手の成功がチームの浮沈も担ってると言えそうです。

2015年01月12日

表現されない自由

昨年末にアメリカで話題となった『ザ・インタビュー』を巡る問題、
何者かによるサイバーテロを受けて上映する・しないで一悶着ありました。
そして、新年早々のフランスでの銃撃テロを巡る問題、
被害を受けた新聞社は風刺画で有名なようで、
過去にもムハンマドの風刺画で一悶着あったとのことです。
これらの事件を受けて叫ばれたのが「表現の自由」、
確かに表現の自由を守ることは大切ですが、
一方で見過ごされてきた問題も露呈されてきているように思えます。

私達には別に「表現される義務」はありませんから、
「表現の自由」が保障される一方で、「表現されない自由」もあるはずです。
それらは、例えば「プライバシーの権利」として認識され、
「侮辱罪」や「名誉毀損罪」によって担保されています。
しかし、「プライバシー」というのは、あくまで特定個人が対象となるわけで、
個人が名指しされて批判されれば名誉毀損(報道目的の公人批判除く)となりますが、
それが個人を特定されない団体、ましてや国家、民族と抽象性を帯びるほどに、
プライバシーは保護されなくなり、同時に「表現されない自由」もなくなってしまいます。

例えば、昨年の『ザ・インタビュー』のケースですが、
一国家元首の暗殺をコメディタッチで描く映画で、
北朝鮮は実際に国連人権委員会に提訴もしましたが差し止めの効果はなく、
個人が特定されるような名誉毀損に当たりそうな場合でも、
国家という枠組みを超えてしまえば、十分に保護されないことが明らかになりました。
中国で相変わらず作られる旧日本軍の残虐悪辣さを描いた映画が、
純朴な田舎の中国人達に偏見の目を抱かせていないのか、甚だ疑問の残るところです。
「表現の自由だから何を描いても良い」「過去・現在の歴史を脚色して何が悪い」、
確かにそうかもしれませんが、一方でそれらが偏見の助長となっている面は否定できません。

今回の新聞社を狙った銃撃テロに関して言えば、風刺内容云々以前の話で、
ムハンマドを描くという行為そのものが「表現されない自由」に違反します。
イスラム教は偶像崇拝の禁止を徹底しており、
途中で頓挫したキリスト教や仏教とは大いに事情が異なっています。
ムハンマドを描くこと自体が不敬な行為なのに、
ましてや、その内容が中傷的なものであったならば、イスラム教徒はどう感じるか、
そんなことは火を見るよりも明らかです。

でも、これらの問題をプライバシーの権利や名誉毀損として訴えることは、
訴訟手続き的にも難しいですし、
仮に訴えることができたとしても、現在の法理では十分に保護されているとは言えません。
特定個人の枠組みを超えてしまった「表現されない自由」は野放し状態となっています。
そんな人々の怒りや悲しみが、ある種の対立を呼び込んでいるのかもしれません。


別の観点からフランス銃撃事件を考えると、
フランスの移民に対する抑圧的政策が影響している面は否めません。
ここ10年のフランスの移民に対する政策、とりわけ多いアルジェリア系住民、
イスラム教徒に対する抑圧的政策はやや常軌を逸している感があります。
あまりにも宗教的寛容さを欠いており、
自由の国フランスが呆れるフランス革命後の無宗教っぷりを露呈していました。
そんな抑圧・強権的政策がアルジェリア系イスラム教徒をテロへと掻き立て、
イスラム原理主義に救いを求めた若者が暴徒化した、そんな現象にも見えます。
…とはいえ、いかなる理由があろうとも、
一般市民を巻き込むような暴力的テロリズムは許容などできませんがね。

「自由」の名の下に、人々を傷つけ合った結果がコレかと思うと… 悲しくなりますわな…
それを見ながら再び「自由」を叫ぶ、
それはちょっと気持ち悪い光景だと言わざるを得んですよ…


◆ニュースネタ 追記 フランス銃撃事件における「自首」報道の真相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00000010-jij_afp-int
朝方だったか、「犯人が自首した(?)」との報道が流れ、不思議に思っていたのですが…
こういうことだったようです… 要するに、容疑者でも何でもなかったワケですね。

情報の正確性が問われることなく、ただ速さばかりで情報が垂れ流されていく、
ソーシャルメディアの危険性を改めて感じる出来事でした。
これも「表現の自由」を巡る新たな問題の一つだと言えるでしょう。
今までは情報を出す人が特定されるのが基本でしたが、
ソーシャルメディアでは不特定多数の人が情報を出せるわけで、
表現の自由が意図していた「表現をする特定人と表現をされる特定人」との関係性から、
「表現をする不特定人と表現をされる不特定人」と構図が多様化してきています。

こういった訂正報道が出た場合でも、扱いは極めて小さく、
犯人情報に比べれば圧倒的な扱いの小ささです。
「表現の自由」を巡る問題は新たな局面を迎えている、そう思わざるを得ませんね。
誤報の被害にあった少年の今後に傷がつかないことを祈るばかりです。


◆ニュースネタ ナイジェリアで「人間爆弾」の恐怖
『無敵超人ザンボット3』を思い出しました…
同じ人類同士でこのような極悪な所業をするとは…
世界で抗議デモするのならば、ボコハラムに対してじゃねーのとか思ったり…
誘拐して少年兵にするケースは過去に何度もありましたが、
ここまで露骨な「人間爆弾」は聞いたことないですね…
いや、勿論あったのかもしれませんがね…日本の特攻隊だって同種の趣旨なわけですし。
同じ人間同士なのに、ここまで残酷になれるものかと思うと、本当に怖くなります。


◆スポーツネタ 高校サッカーは星稜高校が初優勝
昨年、決勝で涙を呑んだ星稜高校が雪辱を晴らす優勝。
大会中に監督が事故に遭うなど、アクシデントを跳ね返しての優勝は価値があります。
星稜高校の皆様、おめでとうございます。

決勝戦は前半こそ、前橋育英の固さもあって一方的な星稜ペースでしたが、
前半途中からゴールキーパーからのキックでDFの裏をかく攻撃が決まり始め、
後半序盤は逆に前橋育英のペースで、相手のDFの裏を突くシュートで逆転、
しかし、星稜も得意のサイド攻撃で突破口を開き、
前橋育英に勝る個人技を生かしながらボールを支配して同点、
延長戦にもつれこむも、最後は星稜高校が突き放しての勝利と、
なかなかに見所が多い試合でした。
シュートもレベルが高く、決勝らしい好ゲームだったと思いますね~

2015年01月05日

あけおめ

新年あけましておめでとうございます_(._.)_
今年も細々と更新していきますので、よろしくお願い致します。

もっとも、新年といっても、どこか旅行したわけでも、初売りに出かけたわけでも、
何か真新しいことを始めたわけでもないので、いつも通りという感じでした。
平和なのが一番ですね~
とはいえ、もう少し物欲を刺激するような商品・価格が欲しい。
どっちも半端過ぎて購入意欲が死に絶える(苦笑)


◆スポーツネタ 箱根駅伝は青山学院大が完全優勝
下馬評では駒大絶対有利で、東洋大・明治大と共に対抗馬に挙げられていましたが…
結果的には青山学院大の圧勝でしたね。
1万mのタイムを考えれば、青山学院大の層の厚さは飛びぬけていただけに、
出雲駅伝の中止で各校の戦力分析が鈍ったのかなとも思うものの、
他大学の反応からすると、青山学院大が想像以上の走りをしたという感じです。

その青山学院大の勝利の立役者は、やはり5区で快走を見せた神野大地選手でしょう。
山の神である柏原選手が打ち立てた脅威の記録を破る前人未到の好タイム、
序盤から積極的に飛ばしていたので、後半持つのかな~と思いきや、
全く衰えを知らず、下りでも加速してタイムを上げたのは見事でした。
神野選手を含め、青山学院大の選手は序盤から積極的な走りを見せることが多く、
ほとんどの選手が区間賞か区間2位、
どの選手の走りを見ても快調といった感じで、
体調管理や精神的充実が勝利の要因だったように思えました。

逆に優勝候補の駒沢大はやや抑え気味に入った印象が強く、
2区のエース村山選手や5区の馬場選手ら、序盤を抑え気味に行き過ぎて、
中盤から後半にペースを上げられずに失速してしまった感がありました。
優勝候補のプレッシャーからか、力を発揮し切れなかった感じもしましたね。
まぁ、それでも青山学院大の方が勝っていたでしょうし、
圧倒的な強さを見せてくれたことは間違いありません。

残念だったのは名門・中央大学の10区での転落劇…
6・7区で盛り返し、8位キープで5・6位も狙えるような状況でしたが、
10区のランナーに怪我の再発があったらしく、大ブレーキ最後のゴールで19位転落…
まさかのシード権獲得ならず、名門復活ならずという結果になってしまいました。
近年はランナーの体調不良による棄権や大失速が続いてしまっているだけに、
レースに臨む以前の問題のような気もしますね…
加えて、近年に限らず、中央大の4年生は伸び悩むことが多いだけに、
卒業後の進路の面でもサポートが不十分なのではないかと感じています。
選手層の充実を図り、根本的に立て直さないと、名門復活は遠い気がしちゃいますね。
偏差値的に近い、むしろ上な青山学院大が力を付けてきたのはさらなる危機、
そういった面も含めて、選手強化を進めて欲しいです。


それと、年々重要度が増している5区に関してですが、個人的には現状維持で良いかと。
元祖山の神である今井選手はマラソンで結果を残しつつありますし、
昨年は設楽啓太選手、今年は神野大地選手と、
平地でも結果を残せるようなスピードランナーでも5区を走れることを証明しており、
必ずしも5区が「山専門のランナー」という感じではなくなってきました。
正月のニューイヤー駅伝でも箱根で結果を残した大卒ルーキーが快走を見せており、
年々、選手のレベルが上がっていることは確かで、
5区の性質も「ブレーキにならないこと」といった消極的な区間ではなく、
スピード勝負をするエース区間に様変わりしつつあります。

そもそも、大学の「駅伝部」自体が矛盾を孕んでいて、
800m~3000mの中距離中心の選手や、5000・10000mの長距離トラック、
そして42.195キロのマラソンランナーと、違う分野の選手が混在しています。
近年に1・2区に回る選手の多くが長距離トラック選手を主体とする選手で、
日本の得意とするマラソンランナーはあまり生まれていないように思えます。
そんな中で、距離が長く、精神的にタフさが要求される5区は、
やはりマラソンランナーの育成には向いていると思われ、
公務員ランナーの川内選手や、今井選手・柏原選手、そして今回の神野選手は勿論、
マラソンを視野に入れている東洋大・服部悠馬選手も来年は5区勝負が予想されるだけに、
5区の重要性は今のままで構わないでしょう。
むしろ、コースをコロコロ変えてしまうことの方が罪、
一旦変えたなら、しばらくは今のコースで行ってもらいたいです。


◆スポーツネタ 高校サッカー静岡学園は準々決勝敗退
優勝候補の東福岡に勝利したことで、一気に乗っていけるかと思いましたが…
終始、押し気味に試合を進めたんですが、日大藤沢に2-1で負けてしまいました。
個人技で突破口を開く南米タイプのサッカーは非常に魅力的ではあるものの、
時にはそれが直情過ぎてマイナスにもなる、そういった試合でしたね。

試合前半は日大藤沢の2人がかりのマークに潰されることが多く、
個人技での突破が難しいにも関わらず、何度も挑戦しては突破失敗したり、
後半序盤はサイドチェンジを使いながら少しずつ崩しはしたものの、
1点取られて、逆に同点に追いついた辺りから再び強引さが目立ち始め、
やや直線的な攻撃が多くなってしまったように思います。

守備の面でもその積極さが裏目に出てしまった感があり、
前半からキーパーが前に出て、危うく抜かれかねない場面がありましたが、
後半にもそういうシーンがあって危なさを感じていたところ、
キーパーが前に出た逆サイドにボールが通って決勝点を奪われるなど、
前に出ることが結果的に仇となってしまったようにも思えます。

まぁ、そういう積極さや直情さは嫌いではないものの、
頭はクールに冷静に戦わなければ、安定して勝つことはできないということでしょう。
近年、藤枝東以外のチームが序盤敗退に終わっているのは、そこらが理由な気も…
見ていて非常に楽しい試合をするチームだっただけに、
ここで終わってしまったのは残念でしたね…

2014年12月31日

良いお年を~

とか暢気に言う気分じゃないくらいに微妙な一年でした…
いつも通り「停滞」って感じですかねぇ。精神的に辛い。

まぁ、その主な理由は12月にあるわけですが…
衆議院議員総選挙、松坂・中島がパリーグ他球団に移籍とか…
いやー、先のことを考えるだけで憂鬱になっちゃいますワ。
あまり深刻に考えすぎず、なるようになれとは思うものの、
なんとかならなかったら、どうしよう~と思っちゃいますねぇ。日本も埼玉西武も。
湊さんの日記にもあるように、虚飾まみれというか、世相的に誤魔化しだらけな一年でしたなぁ…
STAPとか号泣会見とか。

来年はどんなに辛くとも、正直に生きたい。
そのためにも、もうちょい日記を更新しないとね(苦笑)
野球日記はさらに停滞しそうな雰囲気ですし(苦笑)
つーか、サザンはいつまで歌ってんだ?<紅白

2014年12月15日

衆愚制

安倍総理の自己保身解散で始まった衆議院議員総選挙は、
戦後最低という低投票率を背景に、圧力団体と創価学会による組織票を固めた与党が勝利、
野党では民主党や共産党が議席を伸ばしたものの、
解党したみんなの党や他の第三局の総崩れの票を取りまとめたに過ぎず、
与党の牙城を崩すところまでは行きませんでした。
マスコミに圧力を掛けて、国民の選挙に対する関心を薄めさせた安倍総理の作戦勝ちでしたね。
本当にゴミです。政治家も国民もマスコミも。
棄権は白紙委任=信任ですよ。
そして、奴は「自分が全面的に」信任されたと言ってやりたい放題ですよ?

これだけの低投票率だと50%を切るのは時間の問題で、
国民の大半が棄権する選挙で民主主義が担保されていると言えるのでしょうか?
もはや日本の民主制は衆愚制に転落しており、風見鶏のように都合よく流れるばかり、
真に日本の政治を考えて投票しようという人間がどれだけいるのか、
このような民主主義は不要でしょう。
真に日本の政治を変えるには、もう「革命」しか残されていないことになります。
「革命権」、これもまた民主主義の一原則です。
国民の信託に足る政府でないのなら、国民が革命によって転覆させることも立派な権利です。
ただ、革命は矛先が問題で、それが同じ市民に向けられればテロリズムに転落し、
それが政府に向けられて成功すれば、クーデター・革命となります。
成功しない革命は反乱に過ぎないだけに、その点は大きな問題となりますが、
そろそろ最悪の対応も考えねばならない時期に来ているのではないでしょうか。

…と、まぁ、革命をそそのかしつつも、実際は選挙制度の問題が多分に大きいと思われます。
小選挙区制度では落選議員の票(死票)が多過ぎます。
実際には国民世論は二分しつつあると思われ、
アベノミクスに賛成な大企業・富裕層、それを支える創価学会員といった与党派、
アベノミクスに懐疑的な中小零細企業・中間+貧困層・反原発反特措法といった野党派と。
それでも与党派が勝っているのは、マスコミ圧力で国民の無関心を助長させたこと、
その実態が変化していることに気付かずに惰性で自民党に投票し続ける団塊以上の中高齢者の存在、
過激な言論や反中・反韓に傾倒する無知な新保守派的な若者の存在、
互いに票を食い合うまとまりのない野党、といった要因が大きいかと思われます。
前の3つは碌な評論もできないマスゴミの責任として、
即座に対応できるのは最後の野党共闘ぐらいですかね。

よく野党がくっつくと「野合」とかいって批判されますが、それはあまりに無知過ぎます。
今の時代、自分と全てが同じ意見の人なんて見つけられますか?
同じ趣味・同じ興味・同じ学力・同じ体力… ありえません。
現代の問題は複雑多岐に渡り、政党間の意見の整合性が取れないことよりも、
その政策に対して見識があるか・無知であるかによる個人レベルでの整合性の方が問題です。
個々の政策でみれば、政党間対立よりも、政党内の政策通度の対立の方が激しいのが政治学の常識。
むしろ、政党内で完全に意見統一されている方が「気持ち悪い」ですよ。
中国共産党と一緒の「異様性」を持っています。
自民党は野党転落とその後の分裂、郵政選挙といった大勝大敗を繰り返すうちに、
風見鶏的な迎合主義な人間ばかりになってしまい、骨のある人間は野党へ弾き出され、
まともな意見を持たない受け売りばかりで生きている人間が増えたことで、数だけの政党になってます。
公明党は創価学会の傀儡に過ぎず、創価学会の方針に従わなければ、
組織票を失って議員でなくなってしまうだけに、自分の意見というものを持ち合わせていません。
そんな「異常性」を持つ2つの政権与党だからこそ、党内の意見統一が可能なんですよ。
政治家間の意見が違うのは当たり前、それを表に出して議論するからこそ、
政治家の存在意義があるわけで、それを「野合」と批判することは政治家失格、無知の極みです。

そんな「野合」批判を打ち消し、野党結集を図るには、やはりマスコミの協力は必要不可欠です。
ですが、もはやマスコミも政権与党に逆らえないだけに、それも難しくなっています。
例え政権交代があったとしても、自民党が与党候補から外れることは考え難いですからね。
不平等な報道を理由に取材拒否されてしまえば、マスコミは屈するしかないだけに、
とても平等な報道をすることができません。
55年体制の巨大与党時代は派閥対立があったにせよ、
与党内の話なので取材拒否等は持ち上がりませんでしたが、今の時代ですと…事実上の報道規制。
以前にも増してマスコミは「マスゴミ」と化しており、情報の有用性はほぼ皆無となってきています。

そうなってくると、頼るべきは「ソーシャルメディア」以外に存在しないでしょう。
しがらみだらけのマスメディアよりも、しがらみのないソーシャルメディアの方は、
自由な発想・真実を述べることができるとさえ言えるわけで、
選挙制度を含めて政治のあり方も根本的に変わってくる必要があるように思えますね。


選挙制度に関して言えば、小選挙区の死票の多さも勿論ですが、
比例代表の拘束名簿方式もやはり違和感を感じ得ないでしょう。
参議院の非拘束名簿方式なら、名簿順に国民の意見が反映されますが、
予め順番がおおまかに決まっている拘束名簿方式では国民は関与できません。
また、重複立候補が認められており、選挙区で落ちた議員=選挙民が落とした議員が、
比例代表で復活当選するというのは、やはり民意を無視している感があります。
選挙区では一票の価値の不平等性が何度となく司法から訴えられていますし、
小選挙区比例代表制そのものが限界を迎えているように思えます。

それならば、いっそのこと選挙区自体を取っ払えばいいでしょう。
市議会議員とは異なり、選挙区候補に住所要件は存在しないのですから、
必ずしも地元民が地元出身の議員を選んでいるわけではないので、そもそも選挙の区割り自体が不必要です。
ネット選挙を解禁したのならば、区割りを撤廃し、全国から議員を募ればいいこと、それで解決です。
昔からの地盤を中心に活動するか、ネットを通じて活動するか、メディアや各種団体を通じて活動するか、
そこは各候補者の考え方次第、議員中の余計な地元回りも必要なくなりますし、撤廃がベストですよ。
その代わり、参議院は地元職を優先し、各都道府県の人口に比例して選出する、
これで参議院の独自性も担保されます。

…まぁ、ここまで激しく変えてしまうと、今の政治家では手を付けようとしないでしょうが…
議員定数削減でさえ進まないのですから…それこそ革命をもって勝ち取らないと難しいかもしれませんね。
台湾や香港に倣って、我々も座り込みますかね~(^^;

2014年12月07日

プロ野球ファン引退

西武からメジャーリーグへ移籍したマツザカ大輔投手がソフトバンク入り、
同じくナカジマ裕之選手がオリックスへ入団することが決まりました。
ライオンズファンにとってはダブルショックの日…こんな悲しい日はありません。
正直に言いまして、大変失望しております。
呼び戻せなかった西武球団に対してもそうですし、2選手に対してもそう。
正直に「決め手は金です」と言ってくれた方がスッキリします。
そうでない理由を色々言われる方が傷つきますよ。西武は優勝できないとでも?

2000年台前半のライオンズは、投げる方では松坂投手
打つ方では松井稼頭央選手、そして中島選手が中心だったわけで、
彼らの活躍なしに当時のライオンズを語ることはできません。
そんな彼らが今やみんな他球団に…
大好きだった2002年~2008年当時のライオンズブルーの思い出…
輝かしい思い出が他球団のユニフォームに上書きされ、痛みに変わり、
防衛本能で黒く塗りつぶされた思い出が記憶の穴と変わり、忘却の彼方へ…
在りし日の思い出さえも、消え去ろうとしています。

どうして好きな・楽しい野球でそんな苦い思いをしなければならないのか。
いっそのこと、西武のイメージを残したまま引退してくれた方がどれだけ楽なことか。
しかし、そんなことを思ってしまうようでは野球ファン失格ですので、
私の方がプロ野球ファンを辞めざるを得ないということです。

少なくとも、来季はソフトバンクとオリックスの試合は絶対に見ませんし、
ラジオ・新聞でその名前を聞いたとしても、
アメリカのマイナーリーグの3A・2Aから来たマツザカとナカジマと認識します。
ライオンズで活躍した松坂大輔投手と中島裕之選手はもう引退したのだ、
そう思い込まなければ、二度とプロ野球の試合など見聞きすることができません。
さようなら、松坂大輔投手と中島裕之選手。ハロー、マツザカ?ナカジマ?


◆ライオンズネタ 補強失敗のライオンズ 優勝へのポイント「サード森友哉」
日ハムからFA宣言した小谷野選手はオリックスへ、
中島裕之選手の消息は不明となってしまったわけで、
いずれにせよ、ライオンズの補強が悉く失敗したことは確かです。
正直、小谷野選手は最初から要らなかったので、そんなに気にしてませんが、
断られるとそれはそれで嫌な気持ちになるから不思議です(苦笑)

ただ、これで優勝ができなくなってしまったわけではなく、
こういう下馬評が低い時に力を発揮することもあるのが野球の面白いところ。
ポイントとなるのは森友哉選手をキャッチャー以外で使うことでしょう。

インタビュー等を聞いていても、
森選手は巨人の阿部選手のように打撃と守りを別に考えられるタイプではないだけに、
まずは得意とする打撃の方で確固たる自信を付けてからでないと、
今の炭谷選手のように当初期待された打撃が発揮されなくなってしまう可能性があります。
森選手にとって、打撃と守備どちらが重要かと言えば、やはり打撃でしょう。
将来的にキャッチャーに専念させるとしても、
その前段階として打撃を確かな実績を残させることの方が先決だと思います。

そう考えていくと、森選手にサードと捕手の両方を兼任させることが良かろうと思います。
少なくとも週に1回、菊池雄星投手の時は捕手として出場しながら、
岸投手ら他の主力投手の場合はサードで出場する、
そういう形にしていけば、今年の課題であった得点力不足も補えるはずです。

(想定オーダー1) (想定オーダー2)
1(二)浅村     (中)秋山
2(中)秋山     (左)栗山
3(左)栗山     (二)浅村
4(一)中村剛也   (一)中村剛也
5(指)メヒア    (指)メヒア
6(三)森友哉    (捕)森友哉
7(右)木村・坂田ら (三)梅田・山川
8(遊)金子侑    (右)木村・斉藤・石川・坂田
9(捕)炭谷     (遊)永江

基本的に上位打線は固めたいので、浅村・秋山・栗山選手の3人いずれか。
鍵を握るのは秋山選手で、タイプ的に盗塁を増やすか、小技の精度を増さないと、
ちょっと使い勝手が悪いというか…
木村・斉藤・石川選手らの成長次第では、彼らの方が使い勝手良くなる場合もあるだけに、
せめてどちらかを磨き、打線の中できっちりとした役割ができるようになって欲しいです。

次に考慮すべきなのが下位打線の並びで、打線の切れ目が森友哉選手の前後になり、
特に7番で打線が終わる可能性が現時点では高いと思われますので、
8番に炭谷選手を置くと、先頭打者として立つケースが増えちゃうかと。
そこで、敢えて足のある選手を8番に置き、
9番が繋いで1番を打つ浅村選手ら強打者に期待する流れにします。

課題は右の代打。
左打者は森友哉・坂田・脇谷・梅田選手ら候補は多いものの、
右打者は森本・渡辺直人選手ぐらいで、どちらかといえば繋ぎの嫌らしい打者ばかり。
長打力を秘めた右の代打が欲しいところです。
そう考えると、DeNAを戦力外となった中村紀洋選手の獲得は悪くない補強かと。
サード兼右の代打として起用するのもアリかと思われます。
また、代打としてなら、阪神を戦力外となった高山久選手の復帰もアリかと。
依然として選手層の薄さは解消されていないだけに、
補強失敗なりの最低限の補強は進めて欲しいところです。

2014年11月24日

自己保身選挙

安倍首相によって衆議院解散が行われ、選挙モードに突入しました。
当初は「消費税増税の先延ばしを問う」という大ボケをかまし、
誰もが「争点になるわけないだろ」と痛烈にツッコミを入れる馬鹿話でしたが、
なんとボケじゃなくて天然か、笑えねー、と本当になってしまいました(苦笑)
お題目は「アベノミクスの是非」にすり返られたようですが…
政治とカネの問題に蓋をし(説明責任を果たさずに立候補する人もいますし)、
沖縄の民意を完全に無視し、地方創生や女性の社会進出もそっちのけ、
民主党と約束した議員定数削減も反故にし、社会保障・年金も置き去り、
東北の復興支援も道半ばという中、税金だけが投入されることに…大義なし。

そもそも、勝敗ラインの設定が無茶苦茶で、安倍首相は与党過半数に設定…
さすがにそれは低すぎるということで、自民党は修正したようですが、
要はどんなに負けても負けにならない選挙をやるつもりだったようです。
人々が忙しく、寒い12月に選挙を行うことで、政治的無関心を誘い、
低投票率を背景に圧力団体や創価学会の組織票で勝つ、そういう腹積もりなのでしょう。
絶対に負けない選挙…というより負けを認めない選挙…自己保身の何ものでもありません。

とはいえ、選挙が実際に行われる以上は、有権者は投票行動に出なければなりません。
争点はアベノミクスを含めた安倍政権の是非を問う選挙となりそうです。
集団的自衛権の拡大、特定秘密保護法の制定、憲法改正の是非等々…
日本を明治憲法下に戻すような安倍政権の一連の流れをどう評価するのか。
これに関しては、人によって支持・不支持がはっきりと分かれてくると思うので、
特に説明することもないでしょうから、ここでは焦点のアベノミクスについて考えます。


◆ニュースネタ 「アベノミクス」
「アベノミクス」と言葉がやや独り歩きしている感があり、
結局、その実態とは何ぞや?ということが分かり辛く、それが第一の問題となります。
一言で言えば、「ええじゃないか」です(笑)
日銀の大規模な金融緩和によって、水道の蛇口を大きく開いて水を大量に流し込み、
こんなにお金が流し込まれているのだから、大丈夫だよと安心させることで、
人々に経済は大丈夫という「錯覚による期待」を先行して与える手法です。

これが科学における「理想状態」ならば、ホースの先から水が大量に出るわけですが、
実際にはそのホースは穴だらけだったり、中にゴミが詰まっていて流れにくかったり、
中にはホースを二股に分けて水流を横取りされていることも…
現実にはチョロチョロしか出ないじゃないか、というのが今の状況です。
せめて水流によって中のゴミ詰まりが取れるといいんですがね~(苦笑)

それが消費税増税の直撃を受けたのも無理からぬ話で、
「期待先行」でホースの先で水が出るのを楽しみにしていた人達に、
消費税という名の大日照りに遭ってしまえば、現実を嫌と言うほど痛感するというもの、
そんな「期待先行」は消費税という現実の前にあっという間に屈してしまいます。
要するにアベノミクスと消費税増税は水と油、
それを一緒にやろうとしたから無理がたたった、そういうことです。
…にも関わらず、1年半の消費税増税は決定事項だと安倍総理は言う。
1年半の間にアベノミクスが完遂されていると見通せているのか、
それとも、思いつきだけの時間稼ぎ工作か。まぁ、思いつきでしょうね(苦笑)


もし「アベノミクス」を完遂させるとするならば、今のやり方は逆に手ぬるいです。
成功には、外需の取り込みが重要になるので、国際的競争力を高めた大企業が、
日本経済を常にリードし続ける形を作らなければなりません。
それにはトヨタ自動車のような企業を一社でも多く、
企業合併と買収を重ねながら、より強い企業を作ることが必要になります。
今はアメリカの好景気によって「外需」の取り込みがなされたことで、
大企業の企業収益が改善しているわけですが、
これで満足しているようでは見通しも暗いと言わざるを得ません。

それらがもたらす結果は「格差の拡大」であることは容易に想像が付くわけで、
一部の巨大国際企業と淘汰された国内弱小企業とに分かれてしまいます。
安倍政権が行おうとしていた、法人税減税、残業代0、職務発明の企業特許化、
派遣法改正による労働者派遣雇い止めの拡大のおそれ、
いずれも大企業優遇政策ばかりで、労働者の働き方を根底から壊すものばかりです。
「アベノミクス」の先にあるものは何なのか、それを正確に把握する必要があります。

追加して言うのならば、「アベノミクスがまだ行き渡っていない」、あれは嘘です。
アベノミクスは中小企業や一般労働者の隅々にまで恩恵が行き渡ることはありません。
考えてみて下さい。日銀が垂れ流したお金はどこに行くんですか? 銀行ですよ。
銀行はどこにお金を出しますか? お金の匂いのするところ、お金持ちにでしょ?
つまり、最初から中小企業や貧乏人は救済の想定外であり、
別件で保護するしかないわけですが、それをやらずに消費税増税・解散とはね…


他に経済対策はないのかと考えると、財政再建・社会保障重視路線があります。
「アベノミクス」が期待先行・外需拡大を特徴とするならば、
こちらは安心先行・内需掘り起こしを特徴とすることになります。
そもそも、国民がお金を使えないのは何故なのか?
老後の不安、年金制度に対する不信、老人介護の問題、派遣を始めとする雇用不安…
そういった先々の心配が耐えないために、貯蓄をして自己防衛するしかありません。
ならば、逆に年金介護社会保障制度を充実させることによって、国民の不安を取り除き、
消費税増税によってそれらの財源を賄い、内需を根本的に立て直す、
それが民主党政権の消費税導入の端緒だったわけです。

しかし、それも政権交代によって、消費税増税分の使い道が曖昧となってしまい、
結局、3%増税、5%増税に引き続き、8%増税も焼け石に水ということに…
このまま曖昧なまま10%増税したところで、財政的にはたいした意味もなく終わり、
さらなる増税、20%以上まで段階的に上がっていく可能性があります。
消費税増税の使い道をしっかりと正すことなしに、再増税などあり得ませぬ。


もう日本は途上国ではありませんから、
1960年代のような一億総中流な高度経済成長の実現なんて、不可能です。
それを認識した上で、大企業優先で国際競争力を高めるのか、
ほどほどで良いから社会の安心を優先し、内需の掘り起こしを図るのか、
どちらの経済路線で進めるのかを国民は選ぶ必要があります。
前者ならば、アベノミクスに賛成。後者ならば、アベノミクスに反対。
まぁ、簡単に言えば、そういう話なわけです。


しかし、「アベノミクス」は道半ば、とは…
不信任決議を受けてもいないのに、衆議院を解散して道半ばで放り出したのは、
安倍総理の方だと思うのですが(^^;
矛盾だらけの経済対策…結局、この人は経済に無関心なのだと痛感させられます。
否が応でも、選挙で「勝利」を仕立て上げて、
集団的自衛権等の承認、憲法改正への流れを作りたいんでしょうねぇ…

2014年11月06日

1番ショート中島裕之

アスレチックスからFAになっている元・西武の中島裕之選手の動向が注目されています。
今日になって代理人の変更が報道され、
これまでの日本復帰路線からメジャー最優先の意向に変わったのかもしれませんが、
契約の難航が予想されるだけに、古巣の西武を始め、阪神らも獲得に名乗りを上げています。

そんな中で、ライオンズが「3番サード中島裕之」の方針を打ち出しているようですが、
個人的には最初からショートという選択肢を外す必要があるのかなと、疑問に思います。
将来的にはサードも視野に入れないといけないでしょうが、
今、ライオンズに不足しているのは「打てるショート」であり、「存在感ある野手」でしょう。
3番サードならば、浅村選手でも構わないわけで、
ショートという選択肢を最初から消さないで欲しいです。

その上で、1番起用を主張するのは、新しい「中島裕之」像を作るためです。
2年間のブランクがある中で、ライオンズに居た頃の「中島裕之」が再現されるかは分からず、
3番ショートでそのまま起用して不調に陥った場合、イメージギャップが大きくなります。
それが1番起用という新しい選択肢を与えれば、今までとは違うイメージを作ることができます。
加えて、来年のライオンズの下位打線は、内野手・ライトの若手が入る可能性が高く、
チームの中心選手である中島選手が1番にどかっと座っていれば、
出塁する意識が強まり、自然とチームバッティングに徹することができます。
入団会見で言い放った「バリー・ボンズ」から「デレク・ジーター」へ、
主砲としてではなく、チームを優勝に導くリーダーとして復帰して貰いたいと思っています。


◆プロ野球ネタ 日本シリーズはソフトバンクが4勝1敗で日本一に輝く
日本シリーズはソフトバンクホークスが初戦を落としたものの、
2戦目から4連勝を飾り、阪神タイガースを下して日本一に輝きました。
基本的に日本シリーズはパリーグ代表チームを応援することにしていますし、
今年は秋山監督の退任が決まっていただけに、やっぱりホークスの肩を持ってしまいました(^^;

ポイントとなったのは、やっぱり第2戦の武田投手のカーブでしょうね。
正直、初戦を落とし、2戦目の先発が武田投手ということで、連敗濃厚と見ていました。
シーズンでも武田投手は安定感がなかったですし、
クライマックスシリーズがもつれたための第2戦先発、普通なら5番手~6番手以降の投手です。
それが蓋を開けてみると、阪神打線が独特のカーブにきりきり舞い、
阪神打線の勢いを完全にとめただけでなく、第5戦の攝津投手もカーブを多めに交えるなど、
阪神打線対策として積極的に使われるようになりました。
細川捕手のナイスリードでしたね。
…日本一の決まった瞬間は…
まぁ、よくあるっちゃあるけど、審判が勇気を持って守備妨害取りましたね。
甲子園だったら…流れちゃったかもしれないなぁ、と思ったり(苦笑)


◆プロ野球ネタ ソフトバンクが松坂獲り???
ライオンズファンとしては複雑な気分になるニュースですね…
個人的にはメジャーでそのまま頑張って欲しいし、戻ってくるならばライオンズで、
それが無理なら、横浜でも巨人でも阪神でもロッテでも、どこでも構わないと思うものの、
ソフトバンクだけは… ライオンズ時代の思い出さえもぶち壊しになっちゃいそうで嫌です。

日本プロ野球における「松坂大輔」と言えば、
初期は対イチローのイメージ、後期は対ホークスのイメージです。
パリーグの覇権が徐々にホークスに移り変わっていく中、
そこに敢然と立ち向かっていったのが、松坂投手だった、そういうイメージです。
同じ松坂世代の杉内・和田・新垣投手との同級生対決、
そしてプレーオフの熱闘が忘れられない斉藤和巳投手とのエース対決…
数々の名勝負の相手はホークスだったわけで、その思い出は色あせずにいます。

それがソフトバンク入りとなってしまえば… 思い出さえもぶち壊れてしまうというか…
もう二度と「松坂大輔」が自分の意識上に上がってくることはなくなることでしょう。
頼むからソフトバンクにだけは行かないでくれ、
それが当時の活躍を知るライオンズファンの共通する思いでしょう。


◆プロ野球ネタ ゴールデンクラブ賞が発表
相変わらずのイメージ投票で理解不能。
日ハムの陽選手は例年なら文句なしでしょうが、今年はねぇ…
故障がちでDHでの出場も多く、守っていても精細を欠いていたわけで、
いかに記者がろくに試合も見ずに、イメージだけで選んでいるかが丸分かりな結果です。
柳田選手もイメージ先行な面が大きいものの、優勝・日本一効果として大目に見ますか。
キャッチャーもねぇ… まぁ、愚痴ばっかりになるから言わないよ(苦笑)

記者投票みたいな曖昧な人気投票するよりも、選手間投票で決めた方が公平じゃね???


◆政治ネタ 「政治とカネ」で揺れる国会
松島・元・法務大臣のうちわ問題に始まり、小渕・元・経産大臣の収支報告書疑惑、
後任となった宮沢経産大臣のSMバー支出問題等々、
連日のようにスキャンダルが飛び出し、空転状態の国会です。
これらの問題を受けて、泥試合を止めようと言っていた安倍総理でしたが、
民主党の枝野氏の献金問題を引き合いに出し始め、自ら泥を投げつける始末…アホか。

国会の質問は議員の質問であると同時に、国民の質問でもあるのだから、
それに対して政府が返答をせずに、誤魔化すとは何事か、
政治とカネの問題をこれ以上取り上げて欲しくないのならば、
国民が納得いくように説明するのが筋というものでしょう。
秘書が私的に行ったSMバーで領収書切るとか、一般的な感覚からしてあり得ないだろ。
それが「あり得る」のであるならば、どれだけ秘書と政治家が杜撰なのか、
政治家以前に一社会人として「あり得ない」話です。

しかし、松島・元・法務大臣のふてぶてしい辞任会見は忘れられない。
小渕氏と真逆、全く反省の色が伝わってきませんでしたね(苦笑)

こちらはスキャンダルではありませんが、後任の上川法務大臣の答弁も…
農水大臣が過去の役人時代に受け取った入院費が収賄に当たるとする話題において、
その前段階に「不起訴と起訴猶予」に関する確認答弁を求めたわけですが…
全くもって「的外れ」な答弁をしたあげくに、
質問した国会議員から答えを言われると、「その通りです」と発言…
いかにも自信なさそうな答弁で、専門外とはいえ、これで仕事が成り立つのかと…
当初の小渕・元・経産大臣の起用といい、
専門外の閣僚人事で仕事に支障を来たしているようでは、何のための大臣なのか。
「女性」というお飾りで良いということなんですかねぇ…
まぁ、色々と酷いもんですとしか言いようがない。


◆ニュースネタ 宮沢経産大臣のSMバー問題にみる「ポルノ」
民主党の女性議員がSMバーを「汚らわしいところ」と言ったことで、
逆に言い過ぎではないかという論調もあるようですが…
…個人的にはそういう反応が出てしまうこと事態がショックですね。
結局、「性」と「ポルノ」の区別が付いてなかったんだなとガッカリです。
児童ポルノ禁止法に反対していたのも、「性」の過剰規制に対してではなく、
「児童ポルノ」の禁止に対する反対だったのか、そう思わずにはいられません。

件のSMバーはポルノ施設というわけではなかったようですが、
私の感覚としては、SMは分類するのであれば「ポルノ」だと思われます。
現在では普通に「Sですか? Mですか?」と聞いてみたりして、
SMに対する抵抗度合いがかなり下がってきているとはいえ、
それでも安易な縄縛りや窒息プレイは死傷者を出しており、
野外露出は公然わいせつに他ならないわけで、
私達の生殖行為に必ずしも必要とは言えず、性的趣向の面が大きいでしょうに。
そういったことを考えると、「SMプレイ」は「ポルノ」だと思うわけで、
それに対して抵抗感を持つ一般女性がいても、何ら不思議ではありません。

極端な話、スカトロや死体姦淫が理解できますか?
それらに対して、投げかけてしまう言葉は何ですか?
その理解しがたい趣向に対する感覚が、「ポルノ」に対する嫌悪だと思われます。
「性」と「ポルノ」を理解せずに、「児童ポルノ」が語れるのか?
この報道を受けて、そういう反応があったこと自体が、
両者をごっちゃに考えている証拠であり、私が一番残念に思ったことです。

2014年10月24日

プロ野球ドラフト会議

他人の人生を年々ショウビジネス化していくのは、個人的にどうかなと思わなくはないものの、
やっぱり興味を持ってしまうのがプロ野球のドラフト会議。
今年は目玉選手が相次いで故障・不調に悩まされたために「不作」と呼ばれる年でしたが、
結局、各球団平均5~6人は指名しており、しっかりと評価している感じはしましたね。
早々に1位指名を宣伝して回った西武を始め、各球団が競合を避けた感が強く、
結果的に競合したのは、早稲田大・有原投手と済美高校・安楽投手の2人だけでした。
そして、その交渉権を勝ち取ったのはまたしてもパリーグ。
有原投手が日ハム、安楽投手が楽天という結果に。
近年では阪神・藤浪投手以外、競合した場合はまずパリーグ球団ですねぇ…なんでだろ?

パッと指名を見た感じでは、各球団ともに補強ポイントは抑えており、
特に大外しした球団はなく、十分合格点を与えられる結果ではないでしょうか。
その中でも即戦力を中心に補強した横浜と、バランスの良い指名をした日ハム、
この2球団はチームの方針もあいまって、上手い補強をしたと思います。
いずれにせよ、1人でも多くの選手が1軍で活躍することを期待したいですね。


◆ライオンズネタ ドラフトの結果
珍しくドラフト1位を前橋育英高校の高橋光成投手を指名すると宣言し、
競合を嫌った球団の回避を誘うことに成功し、単独指名したのは作戦勝ちでしたね。
その後も補強ポイントを抑えた指名が目立ち、納得のドラフトだったのではないでしょうか。
ただ、個人的には事前報道にあったロッテ7位指名の健大高崎・脇本外野手を指名して欲しかった…
まぁ、外野は栗山・秋山選手をはじめ、坂田・熊代・大崎・木村・斉藤・石川選手ら、
数多くの選手がいるわけなので、必ずしも補強ポイントではありませんでしたが、
3拍子揃ったアスリート系の選手ですし、見送らずに指名して欲しかったです…

ドラフト1位指名の前橋育英・高橋光成投手は文句なしでしょう。
今年は甲子園未出場ながらも、昨年の実績を買われて高校日本代表のエースとして活躍、
ライオンズの好きなスライダー投手で、ボールに威力もある。
それで準地元の群馬出身ですから、指名せずにはいられなかったことでしょう。
今のライオンズは若い先発タイプ投手が少なく、相内誠投手と佐藤投手の2人ぐらい。
将来的にも岸投手→菊池雄星投手に続くエース候補と言ってよく、
楽しみな存在がチームに加わってくれました。

ドラフト2位は平成国際大・佐野投手。埼玉出身の即戦力左腕ですね。
こちらも以前から高く評価しており、順当な指名だったように思います。
今年は大学4年生投手に不調・怪我が多かった中で、
佐野投手は地方リーグながらも順当な結果を残し、怪我知らずの鉄腕。
無事是名馬也。即戦力リリーフとしての活躍が期待されます。

ドラフト3位は富士大・外崎内野手を指名。
外野は木村・斉藤・石川選手ら俊足揃いですが、内野手は金子侑選手ぐらいで、
その金子選手も送球難が原因でライトで起用される始末…
チームとして浅村選手の二塁を含めて三遊間が固定されていないだけに、
補強ポイントに合致した指名だと思います。
1学年先輩の山川選手も負けていられませんね。

4位の敦賀気比高校卒の玉村投手と佐賀工・山田内野手に関してはよく分からず。
玉村投手はどうして浪人状態だったのでしょうか? 明日の記事に出るのかな?
玉村投手が大成すれば、スカウトの眼力が物凄いことになりますね。
山田内野手は外崎選手と同じ趣旨での内野補強。
タイプ的に守備重視で永江選手と被るような印象を受けますが…どうなりますか。
育成選手では北海高校の戸川外野手を指名。こちらも情報なく、よく分かりません。
個人的には高校生の育成選手ってのはなぁ… 生活どうすんのとか思ってしまう。

結果としては、未来のエース・左腕リリーフ・手薄な内野手とポイントを抑えた指名でした。
派手さはなくとも、堅実な指名、第一印象的には評価して良いと思います。


◆ライオンズネタ 2015年に向けての戦力補強
ドラフト前に新外国人投手の郭シュンリン投手(22歳)を獲得しており、
ドラフトでは未来のエースの高橋光成投手、左腕リリーフの佐野投手、
俊足内野手の外崎選手らが来季に向けての戦力だと言えます。
それらを勘案して戦力分析をしてみます。

【先発投手】岸・牧田・菊池雄星・野上・十亀・郭(岡本洋介・西口・福倉・誠・佐藤・高橋光成)
岸投手以外の先発投手が今年不調だったとはいえ、実績のある4人は先発確定済み。
十亀投手は普通に投げれば、先発で1年間ローテを守ってくれるので、当然先発で。
新外国人の郭投手は、まず実際にプロ野球のレベルを感じてもらい、
交流選に入ったら2軍で調整し、本格的に戦力計算するのは後半戦から、ぐらいに。
他の先発6枚目の候補は、岡本洋介投手に西口投手。
2軍で結果を残し始めている福倉投手ら。
あとは高橋光成投手を含め、若い投手に頭角を現して来て欲しいところ。
先発は郭投手の加入によって、厚みを帯びたことは間違いありません。

【右リリーフ】増田・岡本篤志・岩尾・豊田・藤原・大石
8回のリリーフに定着した増田投手、実績十分な岡本篤志投手、
ビハインドの展開をロング可能で任せられる岩尾投手の3人は確定。
シーズン中盤に増田投手が、後半に岩尾投手が定着したのは大きいです。
問題は勝ちパターンの7回を安心して任せられる投手が不在なこと。
本来なら、大石投手が収まって欲しいのですが…さてさて、どうなりますやら。
他に外国人セットアッパーや2年目を迎える豊田投手、球威のある藤原投手が候補。

【左リリーフ】高橋朋・武隈・ウィリアムス・宮田・佐野
抑えは余程の外国人投手か大物FA投手が来ない限りは、高橋朋巳投手で文句なし。
問題はその前に投げる左のセットアッパー。
今年はウィリアムス投手が7回を投げていたものの、年々投球が不安定になっており、
今年はウィリアムス投手で引っくり返されるという試合が多かったです。
契約更新するかは分かりませんが、左投手は必要なので更新が安全でしょうか?
ビハインドの展開を任せるなら、武隈投手の安定感がピカイチ。
終盤は勝ちパターンでも起用されるようになっており、武隈投手がさらに成長してくれれば。
他には奪三振率の高い宮田投手、ルーキーの鉄腕・佐野投手が有力候補。

今シーズン中盤にかなり試合を犠牲にしてきたこともあり、リリーフの陣容は整いつつあります。
まだ選手層等はソフトバンク・日ハム・オリックスに敵いませんが、
世間で言われているほど、悪いピッチングスタッフだとは思えません。
問題はあと1枚、抑えの高橋朋投手と8回の増田投手に繋ぐ存在、
勝ちパターンを安心して任せられるリリーフが1枚出てくれば、磐石に近づきます。
それが新外国人投手なのか、ルーキーの佐野投手なのか、
復活を目指す大石投手なのか、それとも他の投手が大きく成長するのか…そこがポイントですね。
まぁ、でも、本当に郭投手の加入と佐野投手がドラフトで取れたことは大きいですよ。


【捕手】炭谷・森友哉、岡田・上本
FAで去就が注目されている炭谷選手は絶対に残留させなければなりません。
森友哉選手がいるとはいえ、捕手として全試合出場は無理、
リードで悩み、せっかくの打撃の良さが消えてしまいかねません。
炭谷選手は森選手の打撃に刺激を受け、森選手は炭谷選手の守備に刺激を受ける、
そうやって2人が切磋琢磨することがライオンズ復活の前提条件とも言えます。

炭谷選手がFA宣言して移籍を考えるにしても、どうしても打撃面がネックとなるだけに、
スムーズに移籍とレギュラー獲得が決まるかは少々疑問の残るところです。
宣言せずに残留して来年以降に可能性を残す方が、先々を考えれば得ではないでしょうか。
球団が森選手を正捕手に据えようとしていて、それが覆せないのか、
それとも炭谷選手が正捕手を磐石なものとして、森選手が他のポジションに移るのか、
双方にとって様子を見る意味でも、FAは先延ばしにした方が良いと思いますね。
球団はとにかく誠意を。ダメでもいいから複数年契約提示です。


【内野手】中村剛也・メヒア、浅村・外崎、山川・梅田、金子侑・林崎・永江
問題は固定されない一塁手以外の内野手ですよね。
中村剛也選手がサードを守れれば良いのですが、肘を痛めるケースが多いので無理かなと。
そして、浅村選手をセカンドで使うのか、サードで使うのか。
金子侑司選手はショートに戻れるのか、セカンドで使うのか、ライトで使うのか。
そこら辺があやふやなままにシーズンが終わってしまっただけに、
内野手を固定することが打線復活の鍵でしょう。

補強すべきはこの内野手で、ライオンズファンが思い浮かべるあの人物が最適です。
中島裕之選手、やはりライオンズにはこの選手が必要です。
ヤンキースにとってジーター選手がそこに居る選手であったように、
ライオンズにとって中島裕之選手はそこに居なければならない選手です。
試合終盤、僅差で負けている場合、誰が最も頼れますか?
キャプテンの栗山選手ですか? 出塁は期待できますが、一発は望み薄です。
主砲の中村剛也選手とメヒア選手ですか? 一発はあるものの、三振も多いです。
この選手でダメなら仕方ない、そう諦められる選手が今のライオンズにいるでしょうか?
そういう選手がいないから、肝心な試合を取れないんですよ。
それができるのは中島裕之選手以外にいない、そう思います。
ショートで全試合出場は難しいにしても、サードやDHで休みをいれながら使えば、
ベテランの渡辺直人選手や鬼崎選手、脇谷選手らもいるわけですから、
故障者を防止しながら、選手層を厚くして戦うことができます。
中島裕之選手を呼び戻すこと、それが来季に向けての最大の課題です。


【外野手】栗山・秋山、木村・斉藤・熊代・坂田・大崎・石川
外野手に関しては個々のレベルアップが必要なだけで、特に語らずともOKでしょう。
結局、レギュラーが決まらなかったライトの定位置を誰が掴むのか、
残り1枠を巡る熾烈な戦いを期待したいです。
赤田選手が日ハムを戦力外となったので、将来の指導者込みで獲得に動いてもいいかと。
代打要員も一つの課題で、森選手がレギュラーになれば、他に候補がいなくなりますし、
他の代打候補も坂田選手や大崎選手、上本選手といった左打者ばかり、
右打者は森本選手ぐらいしかいませんので、逆境に強い赤田選手は魅力的な代打かと思います。


まとめると、必要な戦力は3つ。
第一にチームの精神的主柱・中島裕之選手の復帰、
第二にチームの大黒柱である正捕手・炭谷選手の残留、
第三に7・8回を任せられる外国人セットアッパーの獲得、です。
それらが成し遂げられれば、お世辞抜きで優勝争いに絡める戦力になるはずです。

2014年10月22日

日本シリーズは虎vs鷹

プロ野球クライマックスシリーズが終わり、
セリーグはシーズン2位の阪神が4連勝で読売を下して、
パリーグはソフトバンクが3勝3敗+1で3位日ハムを下して、シリーズへ駒を進めました。
セリーグに関しては阪神の勢いが勝ったというか、読売の先発投手陣が酷過ぎた感が…
パリーグに関しては一進一退の攻防で見所も多かったように思えます。
日ハムもシーズン3位ではあったものの、後半は若手を積極的に起用し、
大谷投手だけではなく、上沢投手や白村投手、西川選手や中島選手ら、
若い力がクライマックスシリーズでも躍動し、互角以上の戦いを見せてくれました。
パリーグの実力伯仲を感じさせる熱い戦いでしたね。
他のパリーグ4球団も負けてられないと気が引き締まったのではないでしょうか。


明日はプロ野球ドラフト会議。
今年は「不作」と呼ばれていますが、故障者や不調な選手が多いだけに、
リスクを背負ってでも能力を買うか、リスクを回避して確実に指名するか、
そこが一つの注目点でしょうね。

ライオンズは前橋育英の高橋光成投手を1位指名すると公言、
まぁ、予想通りなので特に驚きはないです。
1位重複抽選を嫌って降りてくる球団をけん制するために、
敢えて1位指名を公言したのでしょうが、それが吉と出るか凶と出るか…

◆ライオンズネタ 2014年のライオンズを振り返る
スタートダッシュに躓き、5月の交流戦中に伊原監督が辞任、
田辺監督代行が就任して6・7月は盛り返すものの、8月に再度失速、
結局、一度も優勝争いはおろか、Aクラス争いにも絡めず、
なんとか最下位を免れての5位という散々な成績のシーズンになってしまいました。
私自身、更新する気力が萎えて、野球日記は停滞することに…
一応、試合チェックはしていたので、2014年のライオンズの感想をまとめます。


①フロントの失態 ~伊原監督就任+投手コーチ招聘失敗=補強怠慢~
2014年勝てなかった最大の理由は「チーム編成の失敗」でしょう。
伊原監督の采配を論じる前に、そもそも何で伊原監督を呼んだのか、そこが問題です。
私は就任当初から「時期尚早」として反対してきました。
今のチームは伊原前政権の2002年当時のような戦力の充実したチームではなく、
(当時2軍に中島・中村剛也・栗山選手が居ただけでも戦力の厚みが分かるでしょう)
浅村・秋山選手ら新たな若手を育てていけない時期でしたから、
用兵・作戦面重視の伊原監督を連れてくる意味が分かりませんでした。

察するに、フロントは伊原監督の「現有戦力の底上げで勝てる」という姿勢、
つまりは、「補強しなくても勝てる」という点を重視したように思われます。
当然そんな旨い話などあるわけなく、戦力がなかったから負けた、それに尽きます。
近年は2軍の人材さえも完全に食い尽くしていた状態で、
主力の故障者が出る度に負けが込んでしまい、あと一歩で勝てない選手層の薄さ…
戦力補強を怠った漬けが今年になって表面化したように思えます。


もう一つは伊原監督の采配の失敗にも繋がる「投手コーチ招聘の失敗」ですね。
一説では当初、OBの森繁和氏を招聘しようとしていたようですが、
中日で落合勢力が復権し、谷繁監督を支えるヘッドコーチとして迎えられたため、招聘失敗。
その代わりに呼んだのが清川コーチとは… 正直、落差ありすぎたかと…
仮に有力な投手コーチであれば、伊原監督も投手コーチに継投等を一任したでしょうが、
実際は伊原監督が先に口を挟んだのか、投手コーチが無能だったのか定かではありませんが、
伊原監督と清川コーチの関係は決して良かったとは言えず、
辞任前にフロントに投手コーチの交代を願い出て、チーフとブルペンを入れ替えるなど、
投手のやり繰りを巡って監督とコーチが対立していた面はあるかと思います。
田辺監督代行に代わってからも、投手陣が劇的に良くなったわけでもありませんし、
結果的に言えば、投手コーチの能力に問題があったようにも思えますね…


戦力補強も決して上手くいったとは言えず、
涌井投手と片岡選手がFAで流出したにも関わらず、相変わらずの補強ノータッチ。
唯一の望みであった外国人補強も、ヘルマン選手を切って獲得したランサム選手が大外れ、
レイノルズ投手は中盤に多少先発で活躍したもののやはり期待外れ、
ボウデン投手も不安定で勝ちゲームで使えるような投手ではありませんでした。
シーズン途中で獲得したメヒア選手が大活躍したのが唯一の救いで、
ドラフトで獲得した森・山川・岡田選手らも活躍して選手層は多少厚みを帯びたものの、
年々劣化する選手層の薄さに歯止めがかかっただけに過ぎず、補強の必要性は依然高いです。
ドラフトで選手を獲得する以上に、選手がFAで出て行ってしまうわけですから、
そこに歯止めをかけない限りは、厚い選手層を復活できるとは思えません。
「FA選手は基本無視」の方針を撤回し、補強すべき所は的確に補強して欲しいです。

②伊原監督の失態~開幕スタメン構想と時短練習による競争意識低下~
伊原監督は西武恒例の正月のトークショーにおいて開幕スタメン構想を発表しました。
 1(左)栗山、2(右)?、3(二)浅村、4(一)中村、
 5(指)坂田、6(三)ランサム、7(中)秋山、8(捕)炭谷、9(遊)金子侑
別に坂田選手以外は抜擢というわけでもなく、想定の範囲内のオーダーでしたが、
この発表から漏れた選手達はどう感じたのでしょうか?
見返してやると発奮したのか、それとも構想外として諦めたのか…

これに追い討ちをかけたのが、キャンプでの時短練習と実践練習の少なさで、
練習をしなければいけない若手の多い今のライオンズに対して、
ベテランが多かった黄金時代の時短練習を持ってきてもマッチしませんよ…
さらに紅白戦や練習試合といった実戦も少なく、
開幕スタメン構想外の選手が巻き返しアピールを狙ったとしても、その場さえない始末。
これでは競争意識が高まるわけがありません。

それを象徴するように、オープン戦は打撃不振が続き散々な結果に…
唯一明言しなかったライトのポジション争いのみが盛況だったのは大きな皮肉です。
また、オープン戦序盤にキャプテンの栗山選手が試合出場を志願し、それを認めたため、
伊原監督の「序盤は若手、後半の関東のオープン戦から主力合流」プランは崩れ、
監督と選手の間の調整に対する溝を感じさせる出来事もありました。
開幕しても打撃不振が続いたことを考えれば、
構想からキャンプ・オープン戦の一連の流れは失敗だったと言わざるを得ません。


投手陣において大きな失敗となったのは、二転三転した十亀投手の起用法です。
シーズン前から十亀投手の中継ぎ転向プランを掲げていましたが、
個人的にはこのプランに対しても違和感を感じていました。
ベテランの西口投手もリリーフに転向となり、
伊原監督の当初プランは岸・牧田・菊池雄星・野上・レイノルズ・岡本洋介投手、
全員上手く行けば、確かに先発投手は余るわけですが、
それ以外のメンバーの名前はなかなか出てこなかっただけに、
先発が足りなくなったらどうするのと不安視していました。
それに加え、昨年成功した十亀投手の投球スタイルが、
威力のあるストレートとカーブの緩急であったため、
リリーフでカーブを投げ切れるのかという不安も感じていました。

開幕してみると、その危惧は当たってしまい、
抑え候補のボウデン投手も期待外れだったことで、十亀投手が抑え起用され、
カーブを控えて結果が出なかったこともあり、
カーブを投げ出して成功するなど一定の変化もありましたが、
投球に劇的な変化は見られず、5月になると抑え失敗が続いて配置転換…
監督自らのプランをあっさりと反故にしてしまい、求心力を大きく低下させました。
加えて、調整期間も設けずに先発転向したため、転向当初こそ結果を残したものの、
7月になると股関節痛を訴えて離脱、結局、そのままシーズンを終えてしまいました。
本来なら、1年間ローテを守れる先発完投型投手、それを欠いたのは大きな痛手でした。
先発陣もレイノルズ投手と岡本洋介投手が大コケ、
先発投手が足りずに苦労したことは記憶に残っていることでしょう。


結局、投手・野手の両面において、伊原監督の主要プランは上手く行きませんでした。
いずれも戦力の厚みがあればこその用兵で、今のチームにそれは合致してませんでした。
競争意識を煽ることができないまま開幕を迎えてしまった上に、
真面目な秋山選手を言葉的に追い込む逆効果策で不調を長引かせてしまい、
また、全く使えなかった外国人選手を何度も使おうとして見切りが遅れてしまったりと、
細かな点も挙げれば、失敗のオンパレード…
やはり、それらは「戦力の見誤り」が主要原因だったように思えます。
伊原監督の起用で唯一当たったのは、ライトの競争作戦で、
木村選手と斉藤選手のシーズン中の活躍は、調子の上がらないチーム唯一の清涼剤でした…

③田辺監督代行の失態~緊急就任によるシーズン戦略性の欠如~
交流戦中盤に田辺コーチが監督代行に就任し、
それまで曖昧だった起用法を固定化させることで、チームを浮上に繋げました。
抑えは十亀投手が外されて以降、日替わりだったものの、左の高橋投手に固定し、
増田投手を8回のセットアッパーに回したことで、
勝ちパターンがようやく定まり、安定して戦えるようになりました。
打線でも2番に渡辺直人選手を固定し、1番秋山選手や9番金子侑選手の活躍、
途中加入のメヒア選手の活躍もあって、7月までは借金完済ペースで推移し、
監督交代効果は大きかったように思えます。
しかし、中村剛也選手と十亀投手を始めとして、怪我人が続出したこともあり、
8月に入ってからチームは大きく失速、最下位争いの5位に沈む結果となりました。

田辺監督代行の采配はオーソドックスでしたが、急遽監督に就任したこともあり、
シーズンを戦う上での戦略性がまるで見えてきませんでした。
まず、野手出身の監督らしく、続投させて後悔するよりも代えて後悔というスタンスで、
早めの継投を心がけていたようですが、あまりにも度が過ぎました。
好投していた先発投手を苦手とする左打者を迎えるからとスパッと交代させたり、
「もう代えるの?」という早すぎる継投がチームを蝕んだように思えます。
リリーフの軸である増田投手とウィリアムス投手は登板過多で一時離脱しましたし、
リリーフの登板過多の弊害でエース岸投手の長いイニングへの期待は膨らんでしまい、
肩の不安から何度か先発ローテを飛ばすことがありました。
登板するリリーフもなかなか結果が伴わないことが多く、
7・8月は先発好投するも、リリーフを投入して同点・逆転負けを喰らうシーンが多く、
早めの継投があまり実を結ばなかった印象が強いです。
ただ、若手を積極的に使ったこともあり、終盤は武隈投手と岩尾投手が安定、
リリーフ陣もある程度整備できたことは収穫ですが、チーム成績の犠牲も大きかったです…


野手に関して言えば、就任当初はオーダーを固定して戦っていましたが、
DHが使える試合でも中村剛也選手をサードで使ったり、
腰に不安のある渡辺直人選手をショートで使い続けたりと、
長いシーズンを考えた時に疑問符が付く起用法が多かったです。
結果、本来ならばオーダーを固定して戦わなければならない終盤の戦いにおいても、
故障者の関係もあって、オーダーは日替わりを強いられ、
打線の流れが定まらなかったことが得点力低下の最大の要因だったと思います。
怪我から復帰した浅村選手の起用法にしても、復帰当初は仕方ないにせよ、
役割を与えた方が結果を残す打者に対して6番起用を続けて調子が上がらず、
1番や3番に起用したのが8月後半から9月、あまりにも遅すぎました。
ルーキーの森友哉選手の抜擢したことは良かったものの、
それならば捕手としてだけでなく、ライトを守らせてみても面白かったと思います。
シーズン終盤には金子侑選手をライトで使ったりしていたわけですし、
早い段階から準備しておけば、森選手のライト起用も可能だった気がします。
捕手起用にしても、まだ3位の可能性が残る試合でも炭谷選手を外したて、
森選手や岡田選手を使ってみたりと、打てないならまだしも、
打撃で結果を残した翌日の試合でもスタメン落ちするなど、納得し難い起用もありました。
3位を狙いに行くのか、育成と割り切るのか、その方針が明確にならないまま、
シーズン終盤を迎えてしまい、中途半端な形に終わった印象を受けます。

シーズン終盤において、チームシーズン最多三振記録の更新が話題となり、
田辺監督代行が選手を批判するような発言が見受けられましたが、
その責任は選手にあるというよりも、首脳陣にあるように思えます。
三振する理由として考えられるのは、
 (1)ボール球に手を出す (2)初球から振れない (3)打席での集中力を欠く
だと思われますが、このうちの(2)(3)はチームの方針によるところが大きいです。
まず、シーズン序盤の伊原監督の下で、打撃を大きく制限したことにより、
調整不足もあいまって各打者の積極性が失われてたことで、三振が増えてしまいました。
逆に、田辺監督代行の下では自由に打たせることで、積極性が戻ったものの、
リリーフ投手陣の整備が遅れたことで思うように勝ち星が伸びず、
優勝争いからも3位争いからも転落したことで、打席での集中力が落ちました。
シーズン終盤は育成重視とも取れる起用法にシフトし、
各打者の打撃目標がさらにボヤけたものになってしまったように思えます。
そういった中で三振が増えてしまうのは致し方なく、
育成重視と割り切ったのなら、最多三振記録は全く気にすることなかったと思いますし、
逆に勝利重視でいたのなら、もっとチーム打撃を徹底させるべきでした。
とりわけメヒア選手はホームランの数が伸びるたびに、打撃内容が粗っぽくなり、
当初は見極めていた外角のボール球にも簡単に手を出す始末、
「タイトルがかかっているから」を免罪符としてお咎めなしでは他の選手へ示しが付きません。
中村剛也選手やメヒア選手がチーム打撃をするからこそ、
他の選手はよりチーム打撃を徹底せねばという気持ちが生まれるわけで、
例外扱いして雑な打撃を認めているようでは、チーム打撃など徹底できるわけもありません。


急遽、監督代行に就任したこともあって、
長いシーズンの戦い方、そしてチームとしてどう戦うのか、
それが曖昧なままにシーズンが終わってしまったことは無理からぬことではありますが、
正式に監督に就任した以上は、それらを疎かにして勝利を得ることはできないだけに、
いかにして田辺監督の野球の色を出していくか、
田辺監督の野球を選手やファンに理解させるか、がライオンズ復活の最大のポイントでしょう。


戦力面に関しては明日のドラフトが終わって以降に~

2014年10月08日

iSRAM

うっかり迂闊な事を書くと、捜査されかねない(苦笑)
ちなみに、あっちは「Islam」なので何の関係もありません。
メモリの話です、メモリ。つーか、そんな古いの使ってませんが(^^;

最近、どうも頻繁に強制シャットダウンがかかっちゃうようで…
何回かに一度、画面がグシャッとモザイクがかって再起動かかるから、
グラフィックカードの問題だとは思うのですが…
流用してきた一番古いパーツですし、ドライバも更新されずに古いままですからねぇ…
新しいグラフィックカードを買うか、AMDのAPUにするかで悩んでます。
なんだかんだでCPUもボトルネックになってますし、
新しいのにしようと思いつつも、予算の関係上、なかなか難しいのが悩みの種。

って、久々の更新誠にすいませんm(_ _)m
書いている最中に強制シャットダウンに遭って、飛んだことにしてしてください(爆)

ところで台風18号の影響ですが、自分の住んでいる場所はあまり影響ありませんでした。
15分ぐらい物凄い強風が吹いたと思ったら、すぐに晴れた… 時速85キロ???
しかし、東海道線の在来線の被害は甚大なようで、
興津駅付近のトンネル入り口でがけ崩れがあったらしく、
全線開通は20日予定で、台風19号次第ではさらに伸びる恐れがあるとか…
新幹線は通っているので、人の往来が滞ることはありませんが、
貨物とかどうするんですかねぇ?


先にストックしてあった分から掲載。
甲子園大会とか懐かしすぎる(^^;
近いうちに今シーズンのライオンズに関して書く予定。


◆過去のニュースネタ 盲導犬傷害事件に見る日本人の差別意識
盲導犬が何者かによって刺されて傷を負った事件の話は、
今や誰もが知るところで、そのことに対して怒りを感じるのは当然のことですが、
一方で何故にそのような事件が起きてしまうのかと考えると、
今の日本を取り巻く環境の危うさを感じずにはいられません。
この事件以外にも、ホームレス襲撃事件やヘイトスピーチの問題、
ありとあらゆる卑劣な差別意識に基づく事件に我々は怒りを感じながらも、
そういったものを許容ないしは黙認してしまう世相の存在を感じます。

これらの事件の原因は「自分と他人の差異」を認められず、蔑視してしまうことです。
必要なのは蔑視でも、可哀想だという憐憫や同情でもない。
必要なのは同感であり、自分も環境が変われば、同じ境遇になるという感覚です。
障害者の方に関して言えば、我々は死なないことはありえないし、
また、病気や怪我と一生無縁で過ごすことなどできないわけで、
そういった人生における苦しみといち早く向き合っている先駆者と考えられます。
障害者の方が健常者よりも劣っているわけではない。
健常者もいずれは老いたり、障害を持つわけです。
超高齢社会を向かえノーマライゼーションが叫ばれていますが、
今の障害者に対する待遇は、後に老人が向かえる待遇と同じなのであり、
そういった面で我々は人生の先輩として師を仰がねばなりません。

ホームレスに関して言えば、人生何が起きるか分からないということです。
順風満帆に見えた道であっても、一度の石ころに躓くだけで、
一気に転落していってしまい、そこからの脱出ができなくなることもあります。
様々な職業が起こり、滅びていく現代においては、
失業者の発生は当然の理であり、長期失業の結果、
ホームレスにならざるを得ないというのも、資本主義社会の弊害です。
それを本人だけの責任とし、「負け組」だと吠え散らかすことの何と恥ずかしいことか。
あなたよりさらに成功している人から見れば、あなたも「負け組」、
他人を見下して一時の快楽を得たとしても、現状は何も変わることがありません。
そんな社会の歪に気付かないままに、相手を見下すことは、
いずれその人も社会の歪に取り込まれ、相手に見下されて生きることになるのでしょう。

ヘイトスピーチに関して言えば、彼らの在日朝鮮・韓国人が優遇されているという批判は、
全くデタラメというわけではありませんが、それは待遇を受ける側の問題ではありません。
外交の基本は最恵国待遇、在日朝鮮・韓国人が優遇されているのであれば、
他の外国人の権利を引き上げるのが筋ですし、
日本人の生活保護等が薄いのであれば、政府にそれを要求するのは当然の権利です。
そうではなく、逆に相手を貶めて、日本から出て行けというのは何と無知蒙昧な振る舞いか。
ヘイトスピーチとデモの区別など容易、比較して下に見るか上に見るかの違いです。
30代の自分には在日朝鮮・韓国人に対する差別意識は表面化していませんでしたが、
自分の親の世代、50~60代では「チョン」と呼んだりして、
大人から子どもまで当然のように差別意識を持っていたようです。
そういった差別の歴史を顧みることなく、
そのような蔑視発言をすることの何と恥ずかしいことでしょうか。

イジメの問題もそうですが、こういった差別意識は親や大人から受け継ぐ面が大きいです。
今や世の中では体罰が悪いことのように扱われ、
「絶対に手を挙げてはならない」と思われていますが、
自分はやはり手を挙げてでも教えなければならないことは存在すると思っています。
その一つが「差別意識」、これはどこかで直さねば一生付いて回る不治の病です。
それこそ親や教師が手を挙げてでも、それを止めなければ、
差別の容認に繋がってしまい、イジメや悪戯、数々の事件を引き起こしかねません。

ただでさえ、「勝ち組」や「負け組」、貧富の格差や教育格差、
そういった格差の存在を是認する風潮が強まるにつれて、
優勢主義とも言えるエリートだけが存在すればいいような風潮が強まっていますが、
当然、下が存在しなくなれば、エリートの中でも階層が生まれるわけですから、
ピラミッドの頂点、最後の1人になり続けるまで、
我々は闘争を続け、相手を見下し、相手を蹴落としてでも伸し上がる社会になってしまいます。
競争だけを謳う社会は疲弊を生み、調和のみを謳う社会は怠慢を生む。
たった1人のための幸せでいいのか、より多くの人の幸せを願うのか、
そういった生きる上での、ごく当たり前のことから見つめ直していってもらいたいです。


◆高校野球ネタ タイブレーク導入の是非
甲子園大会開幕前に話題になったのが「タイブレーク導入」の検討でした。
まぁ、これに関しては答えが容易に出てしまうというか、
タイブレークは選手の保護が直接的な理由にはなり得ず、
主催者側の日程消化が最大の理由だと言うことができます。
もはや国民的行事にまで定着した高校野球を、
日程消化を理由に制度を改悪するのは問題でしょう。

仮にタイブレークが導入されたとすれば、
まだ発展途上にある高校生においては試合が完全に壊れてしまう恐れがあります。
一番怖いのが四球の連発。
常にピンチでスタートしますから、四球連発で試合が壊れる可能性が高いです。
また、当然点数が入りやすくなるわけですから、スコア的にも試合を壊してしまいます。
0-0の素晴らしい投手戦で来ていたものが、
延長タイブレークによって10-9とか、とんでもないスコアになったらどう思うか。
明らかにそれまでの9イニングまでとは別の試合ですよ。
打撃力のあるチームに優位な制度ですし、
延長再試合と比べても公平性が担保されない制度のように思えます。


◆高校野球ネタ 東海大四高・西嶋投手の超スローボール
甲子園大会で東海大四高の西嶋投手が球速表示されない超スローボールを投じて、
それを見た元アナウンサーがツイッター上で「なめている」と失言してしまい、
騒動になる騒ぎがあったようです。

これも答えは容易に出るわけで、明らかな「失言」でしょう。
これが、もし、緩い投球フォームでキャッチボールのように投げるのでしたら、
確かに「なめている」と言えないこともないでしょうが、
西嶋投手の場合は腕を上げるまでは同じ投球フォームで、
そこから山なり気味に超スローボールを投げるわけですから、明らかに異なります。
緩いフォームで緩い球は誰だって投げられます。
でも、普通のフォームで緩い球を投げることは至難の技です。
プロでも日ハム・多田野投手が超スローボールを投じたことがありましたが、
多田野投手の場合は明らかにフォームで分かってしまうわけで、完成度は低かったです。
それに比べても西嶋投手の超スローボールは完成度が高く、
ストライクと言ってもいいんじゃないかという高さに落ちることもあり、
素晴らしい球であったことは、球場の観客の完成から分かることです。
それを「なめてる」と失言してしまう辺りは、
己の見識のなさを暴露しただけだったように思えます。
ツイッター上とはいえ、一言の重さを感じますね。

そういう「なめてる」云々を言うならば、もっと他の部分があると思うんですがねぇ…
大差が付いた状況での余計な死球、当てても良いという態度の安易な内角攻め、
走者のスライディングとキャッチャーのブロック…
興奮しているとはいえ、アウトになってヘルメット叩きつける態度はどうかと…
肝心な部分は見過ごされ、どうでもいいところばかりがピックアップされてしまう、
正直、どこ見てんだ?と思っちゃいますね…

2014年07月04日

気持ち悪さ

久々の日記の書き出しがこんなのでアレですが…
5月上旬に腰をやってしまい、その後はなかなか完治せず、
まだ多少違和感が残っているという状態… 早く運動したいですorz
運動しないとストレスばかり溜まってダメですね~(苦笑)

まともに政治の話をするのもバカらしくなるくらいにアレですが、
今の状況を一言で言うと、ひたすら「気持ち悪い」ですよねぇ…
首相は頬が垂れ始め、ますます岸信介氏に近くなり、
集団的自衛権を語る頭の古さといい、本当に亡霊に憑りつかれてるかの如く。
最近は顔もまともに見れなくなってきました。
記者の人達は凄いですね、それだけで尊敬します。自分なら吐くわ(苦笑)

日朝協議の再開自体は拉致問題の解決において喜ばしいことでありますが、
一方で北朝鮮が、中国・韓国に向けたメッセージだと言われてはいるものの、
日本海に向けてミサイルを発射するという同じ行動をしておきながらも、
日本政府は全くもって知らんぷりの如く、粛々と協議を進め、
さらには制裁解除まで至ってしまう辺りが、ひたすら「気持ち悪い」です。
ミサイル問題も日本にとって是認できない行為なのに、
拉致を優先して、ミサイル発射を是認せしめるような行動を取るのは、
明らかに違和感を感じてしまいます。
拉致問題の進展をアピールしたい、問題を停滞させた張本人・安倍首相の
焦りとも取れるこの行動に、北朝鮮に利用されてるだけの感じがつきまといます。

政務活動費の問題に関しては、政治家たるもの説明責任をと思うわけですが、
兵庫県議のあの議員は… もう、ひたすら「気持ち悪い」としか言いようがなく。
公の場でアレをやるのは… 恥ずかしいっつーか、酷いっすよねぇ(苦笑)
いますけどね、ああいう人。どうしようもなくなって、ひたすら号泣する人。
それが政治家ってのが世も末っていうか、どんなギャグなんだろうなーと思ったり。


◆政治ネタ 集団的自衛権
もうここでも再三語ってるので、今更語ることでもありませんが…
集団的自衛権を一言で言えば、「アメリカの盾」になることなわけで、
そもそもの想定が国家間の戦争、とりわけ東西冷戦下を想定したものであり、
今の経済・民族・宗教的対立から来る内戦問題や、
超国家的テロ組織との戦いはまるで想定されていないだけに、
時代遅れの議論を真面目にやっている辺りは、脳味噌大丈夫か?と思うわけで。
いかに政治家・マスコミが古い頭・人間で動いているのかを痛感させられます。
東西冷戦以後の教育を受けた人はいないんですかね?

簡単に説明しますと、
東西冷戦は東(ソ連を中心とする共産圏)と、西(アメリカを中心とする資本主義圏)との
政治的対立を背景とするもので、第二次大戦後の戦後秩序の中で、
両陣営が取り込み合戦を行う中で、集団安全保障が強化されていきました。
ソ連側はワルシャワ条約機構(解体済み)、アメリカ側はNATO(現存)を作り、
両者の直接対決による核戦争という最悪のシナリオを避けながらも、
東西ドイツ分裂や朝鮮戦争・ベトナム戦争等の悲劇を生みながら50年近く続きました。
日本もこういった集団安全保障の枠組みに加わるべきだという意見もありましたが、
ベトナム戦争を始め、日本が戦争に具体的に巻き込まれる危機があったこともあり、
「集団的自衛権は保持しているものの行使しない」とする見解を貫いてきました。

その様相が変わり始めたのが、東西冷戦の終結と湾岸戦争です。
東西冷戦下では米ソ対立が強く、両国が拒否権を持っていたために、
国際紛争の解決に力を発揮できなかった国連でしたが、
東西冷戦の終結によって、一転して国際平和に対してアクティブに動き出します。
その最たるものが湾岸戦争における多国籍軍でした。
この時代の国際潮流は、集団安全保障万能説とも言うべき状況で、
「集団安全保障こそが是」という雰囲気で、
言い方は不適切ではありますが、「祭り」のような状況でした。
そこに日本は集団的自衛権の不行使を理由にして派兵を断り、
まさに「水を差した」ことによって、バブル経済へのやっかみも手伝い、
国際的に大きく批判されることになり、
それは今でも政治家・官僚の大きな心の棘となっているようです。

しかし、そんな国連の積極的平和主義もすぐに破綻を迎えることとなります。
ソマリア派兵においては、国連は調停者から敵対者へと姿を変えてしまい、
平和の使者から戦争当事者へと立場を変えてしまったことで、
戦争を泥沼化させてしまい、今日まで続く大失態を犯してしまいました。
これが積極的平和主義の限界で、調停者は中立でなければならないのに、
武力をもって一方当事者に肩入れしてしまえば、
その時点で中立者ではなくなってしまう、そういうことです。
以後、国連は積極的な武力介入は行わず、中立の立場を堅持することになりました。

そこに来ての日本の集団的自衛権の議論です。
馬鹿げてます。1990年代の国連と同じ失態を犯すつもりですか?
時代遅れの議論を振りかざし、軍事化を進めようとする動きを国際社会はどう見るか?
日本の常任理事国入り? これで吹き飛びましたよ。
誰が6番目の国にアメリカの犬を入れるんですか?
独自性のなくなった落ち目の普通の国を入れる枠なんてねーんだよ。
唯一の特色であり、国連の目指すところであった「平和的中立性」を脱ぎ捨てて、
誰が国連の常任理事国入りなど支援してくれようか。

今や世界の警察として君臨してきたアメリカも撤退傾向にあり、
世界各地で米軍再編が続いている中、日本の集団的自衛権の容認は、
これまでのアメリカの行動の肩代わりを担わされることを意味します。
ただ、今日では攻撃は無人空爆機による所が多いだけに、
アメリカは今の北イラク紛争と同じく、指揮官と遠隔操作者を派遣するだけで、
その下で動くのがアメリカ軍ではなく、日本軍に変わるということです。
それが今の状況で集団的自衛権を認めることの「意味」になります。

となれば、アメリカでも起こっているように、
自国と直接関係のない国のために血を流すことの是非に繋がり、
自衛隊改め自衛軍への回避が進み、
兵隊が不足した政府は予備自衛官として国民の徴兵の義務化を進め、
いずれは予備自衛官の立場云々を捨てての、
徴兵制度導入に踏み込まざるを得なくなってしまうでしょう。
これからアメリカの盾として人々が血を流していくことを考えると、
後世に莫大な遺恨を残してしまうこと対して、情けなさを感じてしまいますね…


◆プロ野球ネタ オールスター出場選手が決定
もうオールスターなんて絶対みねーよ(苦笑)
西武ドームで開催ということで、少しは選ばれるかな~と思いきや…
ファン投票で選ばれたのは浅村選手と中村剛也選手の2人、
まぁ、それは仕方ないとしても、監督推薦でも岸投手1人…
そのうち、浅村選手は怪我で抹消中、復帰も微妙なので欠場かも…

はぁ…チーム順位が「楽天」と並んで悪いとはいえ、地元開催でこれだけ…
栗山選手は絶対選ばれると思ったんですがね… 外野多かったからかなぁ…
高橋投手や炭谷選手も選ばれてもおかしくないと思うんですが…
特に高橋投手の落選理由が分かんない。理解できない。

結論、見る価値なし。以上。
しかし、楽天球団の不可解な代理監督交代の人事はなんなんですかね?


◆プロ野球ネタ 西武・伊原監督が失敗した最大の要因(5月当初執筆)
交流戦中盤に伊原監督が休養を申し出て了承、
その後は田辺監督代行が就任してからは5割以上の成績を残しており、
シーズン中の監督交代劇はまずますの結果を収めています。

伊原監督の失敗理由は色々と語られていますが、
中でも多く見られる論調が「世代間ギャップ」ですが、
むしろこれは書き手の境遇?をフィードバックしている印象が強いです。
それならば、前政権時代の2002年はどうして優勝できたのか、
その説明には全くなっていません。
5~6年でそうそう簡単に選手のメンタリティも変わらんでしょうに。

2002年当時も監督と選手、監督とコーチの軋轢は少なからずあり、
特に伊原監督と金森打撃コーチの軋轢は有名な話でしたが、
それでも勝てていたのは、中堅選手が多く、戦力が整っていたからです。
当時は松井稼頭央・カブレラ・和田選手らの全盛期で、
先発では松坂投手と西口投手の2本柱、リリーフにも森・豊田投手がいました。
その意味でも就任当時に現有戦力での「優勝」を宣言したとしても、
それを疑う要素はなく、調整重視のキャンプも良い方に作用したように思えます。

逆に今年のチームで、現有戦力での「優勝」を語ることは明らかに根拠を欠きました。
片岡選手が抜けた後の1・2番、涌井・サファテ投手が抜けた後のリリーフの問題、
加えて栗山・中村剛也選手の30歳がチームでも上の方という状況で、
浅村・秋山選手ら1軍で実績を残している選手でも、まだまだ練習が必要な年代にも関わらず、
アーリーワークの廃止とキャンプでの時短練習、実戦の少なさは、
選手に「優勝」の自信を付けさせるどころか、逆に不安を募らせる結果しかありませんでした。
オープン戦開始直後に、序盤は主力は居残り調整の方針を掲げながらも、
キャプテンの栗山選手が調整の不安を口にし、一転して試合に出るようになった辺りで、
もはや伊原監督の構想は完全に崩れていたといっても過言ではありません。

他にも十亀投手のリリーフ転向にしても、本人の意向を無視して行われ、
最終的にはあっさりと先発転向させる始末、何を根拠にリリーフにしたのか、分かりません。
また、金子侑司選手は俊足を生かすためにスイッチから左打者に専念させましたが、
シーズンに入ってみれば、左投手が先発だとスタメンを外されることが多く、
同じ左打者の鬼崎選手を起用しているようでは、金子選手が左に専念する意味合いがありません。
選手に対するケアも欠いた印象があり、秋山選手は練習不足が祟って開幕から不調でしたが、
真面目な秋山選手を追い込むような発言ばかりが目立ち、ドツボにはまった感がありました。
継投にしても勝ちパターンの構築が見られたのが休養宣言その日という惨状で、
抑えを固定せずに、投手を順に投げさせてるだけでは、ブルペンの準備もままなりません。
もうそれはファンの目から見ても感じるほどの明らかな認識の「ズレ」であり、
現場を知っていた2002年当時の血の通った選手起用ではなく、
現場を離れてしまったが故に、ある種のゲーム的な「駒」としての扱いが目立っていました。

それらを一まとめで言えば、人身掌握に失敗したとなるのでしょうが、
配置転換に成功していれば、それはそれで問題がなかったわけですが、
悉く失敗・裏目に出たことが選手の心が離れた最大の要因だと見ます。
つまり、勝つための根拠を全く提示できていなかった、ということです。
十亀投手をリリーフで使うだけの根拠、金子選手を左に専念させるだけの根拠、
時短練習で大丈夫である根拠、勝ちパターンを構築せずに臨機応変に回せる根拠、
それらを明確に選手に提示できていたのか、そこが問題です。
名将の奇策も名将に対する信頼がなければ成立しません。
兵が将軍の作戦を信じられずに勝てる戦などあろうはずがありません。
兵に信じて貰えるだけの材料も出さずに、命令だけ従えでは凡将と言わざるを得ず。
こういう結末に至ってしまったのは無理からぬことだったと思います。

2014年04月14日

5%から8%へ

4月から消費税が5%から8%に値上がりしましたが、
イオングループを中心に価格据え置き策を打ち出す企業がある一方、
順当に価格の上乗せを行っている企業もあります。
消費者も増税分が価格に転嫁される分は致し方ないと思う一方、
増税分以上に価格が値上がっていることに神経を苛立たせているのも事実です。

多くの商店で見られるのが、増税前の税込価格×消費税を徴収するケースです。
増税前の実質商品価格をXとすれば、増税前の税込価格は1.05X。
その価格が現在の原価となり、そこに消費税8%がかかるので、
1.05X*1.08=1.134Xとなります。

消費者からすれば、消費税13%以上になったのと同じことで、
商店の実質値上げは、以前の税率の5%にも及びます。
実質的な便乗値上げのように思えるのですが…
価格表示で誤魔化している感はありますねぇ…


◆ニュースネタ 埼玉県の高校教師が息子の入学式のために欠席
これがニュースになること自体、日本の公務員の労働環境を示しているわけで…
公務員の人権ゼロですよね、この国では(苦笑)

まぁ、確かに、非常識な面がないとは言いませんが、
労働法的に問題があるのは休暇を取った教師の方ではなく、
休暇を認めた学校側の問題なわけで、批判の矛先が間違っています。
学校側は「入学式を休んでも構わない」ということで時季指定権を行使せずに、
休暇を与えたわけですから、問題があるのはそちらの判断です。
同僚の都合に優しい職場であると考えればいいんじゃないですかね(^^;

ちなみに、有給休暇は、本来、唐突に使ってはいけません。
朝起きたら体調悪いから有給使うは本来ダメで、
それは別途、疾病休暇を使うことになり、有給とは別立てになります。
欧米では計画有給となっており、1年前から誰かどこで有給を使うのかを決めます。
時季指定権とは「そこは会社が忙しいから別の日にしてよ」という雇用側の権利ですが、
そういった計画有給が行われていることが背景にあるのは間違いありません。

まぁ、いずれにせよ、有給の申請はお早めに、ということで。


◆ニュースネタ STAP細胞を巡る騒動
研究リーダーだった小保方氏が会見を行いましたが…
最初は謝罪の姿勢が見えたものの、弁護士の解説で法律論となってややこしくなり、
記者の質問が進むにつれて、ボロが出始め、
最終的には「STAP細胞を作るにはコツがあり、それを自分は知っている。
そのコツを論文発表まで教えるつもりはないし、研究者に戻さないならお蔵入り」、
冒頭でSTAP細胞の研究が止まることが悲しいと言いながら、
結局は自分の名誉欲が満たされない限り、
その研究が止まることを辞さないという姿勢には謝罪の「し」の字も感じませんでした。

今回の騒動に関しては色々な見方ができると思いますが、
私として信じられないのは早稲田大学理工学部の論文チェックの甘さですね。
学士・博士論文はその内容自体よりも、論文を書く姿勢が問題なのであって、
論文の引用と無断転用の違いをチェックすることは、論文評価の大前提なのに、
それが丸々コピーにも関わらず、見過ごされたことは信じられません。
言わば、今回の「小保方博士」という虚像を作り上げたのは早稲田大学であって、
大学教育における早稲田大の杜撰は当然に非難されるべき事柄です。
理系と文系の違いや、教育カリキュラムの違いはあるでしょうが、
それでも論文作成に関して口すっぱく言われてきた私としては、
早稲田大の指導の甘さ、チェックの杜撰さには呆れ返ります。

小保方氏の研究者としての態度は論外というか、未熟以前に研究者として始まってもいない。
もはやアレは理研の生み出した「偶像崇拝(アイドル)」とみなしています。
彼女にとって論文はあんなに「軽い」ものなんでしょうかね?
そもそも、論文作成にどれだけの時間をかけたのか。
論文は1週間、1ヶ月の短期でできるものではなく、半年・1年以上、
理系であれば実験研究、文系であれば資料集め・データ集めで数年以上、
それだけの多くの歳月をかけて作られるものなのに、
うっかり「間違えた」なんてことは絶対にありえません。
考えられるとすれば、その間違いを真実であると長期間勘違いしていたとなりますが、
それは研究の第一人者として、どうなのだろうと。
そんな「うっかりさん」の発見を信じられるわけがありません。
「私は幽霊を200回以上見ました。幽霊は存在します!」
彼女の発言はそれと同じです。何ら科学的証拠が残されていません。
小保方氏が大発見したのなら、韮澤編集長は神ということになります(笑)

ただ、一方で、理化学研究所の対応も杜撰だった面は否めません。
研究調査自体に疑義を挟むつもりはありませんが、
調査の進め方と処罰の仕方に法的に問題が生じ得る感はあります。
本来は数ヶ月を要する調査を1ヶ月程度で終わらせたり、
小保方氏本人に対するヒアリングが不十分であったり、
捏造と断定するには決定的な材料が足りず、
懲戒解雇が相当でない可能性も否定できないなど、
弁護士先生からすれば、ツッコミどころ満載な対応だったことは間違いないです。
捏造を含めた事実関係がどうあれ、訴訟になった場合には懲戒解雇は難しいでしょうね。
多くの批判を受けているように、小保方氏一人に責任を負わせ、
理研の体制の問題点は指摘されていませんし、
実際に他の人間がSTAP細胞を作れるのかどうかも分からず、
調査報告としてはやはり不十分だった感は否めません。
問題となった論文の作成経緯、参加したメンバー、
そして完成した論文のチェック体制がどうなっていたのか、分からないことだらけです。
結局は理研も小保方氏という「偶像崇拝」を生み出す目算を重視し過ぎて、
肝心な研究内容を精査していなかったと言われても仕方ないように思えます。

私としての評価は、早稲田大学理工学部=論外、
小保方氏=偶像崇拝、理研=猛反省、という評価です。
もう研究者辞めて、理系型アイドルとか目指して歌って踊ったら、どうよ?
STAP48ということで、理系女子募集中~とか(^^;

2014年04月07日

んー

プロ野球の2軍ではインフルエンザが大流行していると話題ですが、
ここ数日の寒さにやられて、自分も少し体調不良気味…
ネタが溜まっているけれど、ストック放出でお茶を濁しますm(_ _)m

あー、そういえば、明日でXPの使用期限…
本体は関係ないけど、XPモードとかVMWareの分を更新してない。
Vistaライセンスが余ってるので、とりあえずそれを入れるつもり。時間がない…
まぁ、すぐに使えなくなるわけじゃないですけどね。

その影響なのか中古PCショップは微妙に面白い。
企業が持ち込んだのか、縦横30センチ以上あるかという大きな一体型PCがズラリ。
1万円ちょっとで買えるので、部屋が大きければ使えますが… でかすぎ(苦笑)
別途OSのライセンス持っているなら、パワーのあるXPパソコンはお得ですよね。


◆センバツ甲子園大会 龍谷大平安高校がセンバツ初優勝
これだけ大会に出場していながら、センバツでの優勝がなかったのは意外でした(^^;
そんなわけで、龍谷大平安高校が6-2で大阪の履正社高校を下し、
念願のセンバツ初優勝を遂げました。

ポイントとなったのは8回1アウト満塁の場面の継投策で、
直前にリリーフのマウンドに立った犬塚投手は緊張からか腕が縮こまり、
四球を出してピンチを広げ、さらに続く打者に2ボールとしたところで再度投手交代、
エースナンバーの中田投手がマウンドに上がり、
苦しい場面ながらも空振り三振、ピッチャーゴロに打ち取り、最大のピンチを凌ぎました。
最大のピンチで最高のピッチングを見せた中田投手の度胸が素晴らしかったです。

大会全体を通じては、接戦が多く、延長戦にもつれこむ試合が多かった印象です。
豊川と日本文理は延長13回、
明徳義塾と智弁和歌山は延長15回、
佐野日大と智弁学園は延長10回、
桐生第一と広島新庄は延長15回引き分け再試合、
佐野日大と明徳義塾は延長11回、
龍谷大平安と桐生第一は延長10回、
履正社と豊川は延長10回…
名前を挙げても分かるように、明徳・佐野日大・桐生第一・豊川と、
同じチームが延長戦の激闘を戦っています。

センバツは夏に比べて日程的に緩いので、絶対的エースのいるチームの方が有利で、
田嶋投手や岸投手を擁する佐野日大や明徳義塾にとっては追い風のはずでしたが、
度重なる延長戦の激闘で投手も消耗してしまい、最後は力尽きる形で負けてしまいました。
さらに雨天中止や引き分け再試合の影響で日程もタイトになり、
複数投手を擁する平安や履正社に有利に働く展開になったように思えます。

これだけ延長戦の激戦が多かった理由としては、
投手と守りがしっかりしたチームが多かったからでしょう。
近年の全体的な傾向として、投手のコントロールが格段に良くなったことが挙げられます。
いわゆるプロアマの雪解けによって、プロ経験者の指導者が高校野球の監督になったり、
オフシーズンのシンポジウムで選手・監督がプロ選手と接する機会も増えたことにより、
いわゆる「変な」投球フォームの投手は極端に少なくなりました。
個性的なフォームの投手はいますが、それでも理に適った形をしており、
劇的に変える必要性のない投手ばかりで、それがコントロールの安定に繋がっています。
以前なら四球連発で試合が壊れることも珍しくありませんでしたが、
近年はそういう試合は極端に減ってきています。
また、今年は2番手・3番手にも力のある投手がいるチームが多く、
優勝した龍谷大平安や初出場ながらも快進撃を見せた豊川高校、
これらのチームは3番手以降の投手もレベルが高く、層の厚さを見せてくれました。
投手の全体的なレベルアップを感じる大会でしたね。

2014年03月25日

センバツ甲子園が開幕

クリミア半島問題を始め、政治状況が混沌する中、
一服の清涼剤となっているのがセンバツ甲子園大会ですね。
…まぁ、第3次世界大戦の布石か、と西欧諸国を中心に騒いでいる時に、
清涼剤もクソもないわけですが(苦笑)
本当に日本人は暢気と言いますか、平和ボケですよねぇ…

さて、センバツ甲子園の方に話を戻しまして、
昨年春に大活躍した浦和学院・小島投手と済美・安楽投手、
昨夏の優勝に貢献した前橋育英・高橋投手らが予選で敗退したことで、
スターなき大会と一部で言われていましたが、好素材も多い印象です。
佐野日大の左腕・田嶋投手が12奪三振で完封勝利を収めたり、
智弁学園の岡本選手が1試合2ホームランと大活躍したりと、
甲子園を湧かせる新しいスターも登場しつつあります。
田嶋投手は井川投手をコントロール良くした感じで、
岡本選手は少しヘッドの入りが気になるものの、和製大砲という印象です。
特に岡本選手は2年生になってからホームラン量産ということで、
今後もさらに積み重ねていきそうな雰囲気があります。

試合として面白かったのは、豊川と日本文理の試合、
明徳義塾と智弁和歌山の試合ですね。
豊川と日本文理は制球力のある右腕を擁する良く似たチームでしたが、
経験の勝る日本文理が優位に試合を進めるも、初出場の豊川が粘り、
最後はサヨナラ勝ちで勝利を飾るなど、素晴らしい試合でした。
明徳義塾と智弁和歌山の試合も、甲子園常連校同士の接戦となり、
このまま引き分け再試合かと思ったら、
ポテンヒットが続いた明徳義塾がチャンスを掴み、
最後はサヨナラ暴投というあっけない幕切れではあったものの、
一進一退の素晴らしい試合を見せてくれました。

逆に21世紀枠の学校は今回も苦戦続き…
色々な考え方があって然るべきでしょうが、個人的には既に限界かな、と。
どう取り繕おうとも、甲子園がプロ・大学・社会人野球への登竜門で、
ある意味では、彼らなりの「就職活動」でもある大会において、
実力差のある学校が出てくることは、
仕事としての野球を目指す高校生にとって失礼な感じもしてしまいます。
勿論、高校野球がそれだけでないことは分かるのですが…
辛い思いをして甲子園を目指しながら、及ばない生徒もいるわけですから、
実力で選んでいくのが筋だと思います。
最後に決め手を欠く際に、学業・地域性等は考慮すればいいわけですしね。


◆ニュースネタ 解決の糸口が見えないクリミア半島情勢
事件直後は煮え切らない言い方をしていた日本政府ですが、
ようやくロシアの行動を批判して、同盟国の役目を果たせたかなという印象です。
あのまま中立を維持していたら、日米同盟は完全に崩壊しかねませんでした。
とはいえ、日本の対応は協議中止止まり。
今後、経済制裁に本格的に踏み込んだ時に、どこまで追随できるかが問題ですね。

クリミア半島情勢はほぼ当初の予想通りの展開で、やはりロシア優位に動いています。
もっとも、このままロシアが何事もなくクリミア半島を併合できるわけもなく、
西欧諸国はともかくとして、ウクライナが黙って終わることはありえません。
アメリカがその動きを支援する限り、ウクライナで内戦が勃発する可能性はあります。
そうなれば、もはやアメリカとロシアの偶発的戦闘は十分起こり得るわけで、
「集団的自衛権の行使」を議論している日本にとっては、
アメリカを守るためにロシアと戦うことが現実味を帯びてきています。

ここに来て自民党内からも集団的自衛権に慎重な意見が出てきているのも、
クリミア半島情勢を見極めたいという思いが少なからずあるからではないでしょうか。

北方領土問題に関しては、やはり絶望的な状況になったと言わざるを得ないかと。
ロシア国内において帝国主義的な姿勢が支持されている以上、
今後の領土問題への譲歩は「弱腰」を意味してしまい、強気に出ざるを得ません。
一度取った強気な態度は引っ込みがつかなくなるわけで、
それは韓国も同じことが言えて、特に内政手腕が評価されてるわけでもないのに、
日本に対する強気な姿勢だけで高い支持率を誇る大統領だとか…
まぁ、その点から言えば、日本も変わらないわけですが、
ようやくアメリカが本気で怒っていることに気付いたのか、最近は少々トーンダウン、
にも関わらず、空気の読めない発言をする輩がいるし。
どこも同じような人間はいるもんです。


◆ライオンズネタ オープン戦が終了
最後2試合は打線が繋がったものの、打ったのは横浜投手陣だけ、
正直言って不安な気持ちの方が大きいです。
まぁ、調整違法からして開幕ダッシュよりも、終盤重視の調整法でしたからね。
今の時点でキャンプの成否は論じることができません。
ただ、常勝時代のライオンズや戦力が充実した巨人とは違い、
若い選手の多いライオンズなだけに、少々ピントがずれている感じもしていました。

それでも個々の選手の調子は上がっていくでしょうし、
それより問題なのは外国人選手の出来ですよね…
まぁ、オープン戦の時点で成功・失敗を論じるのはナンセンスですが、
先発のレイノルズ投手は期待できそうな感じですが、
ボウデン投手は中継ぎとしては使えそうも抑えとしては疑問符、
ランサム選手は守備に定評あるも、打撃はここまで雰囲気なしと散々…
ウィリアムス投手も調子がいまひとつですし、
戦力が薄くなって必要不可欠な外国人選手がこれでは… 先が思いやられます。

リリーフは十亀投手と西口投手を中継ぎに回したものの、
ここまでキッチリとした形はできないままにオープン戦を終わりましたし、
しばらくは戦いながら、という形が続きそうです。
我慢強く戦わないといけないシーズンになりそうですね…

他球団ではソフトバンク・ロッテ・楽天がなぁ…
シーズンでも新戦力が活躍するかどうかは分かりませんが、
勢いを感じることは確かですよね。

2014年03月03日

黒海動乱

ロシアにしてやられた感がありますね…
今思うと、全てがロシアの思惑通りだったとさえ感じてしまいます。
どこまでがロシアの思惑通りだったのか、全てが用意周到な準備だったのか、
言いようのない不気味さだけが漂いますね…
ロシアのクリミア半島に対する執念を甘く見ていたと言わざるを得ません。

ソチ五輪の開幕・閉幕の記事でも触れたように、
ロシア・ヨーロッパ・中央アジア諸国にとって黒海が世界史の重要拠点です。
黒海とソチの地理的関係は説明した通りで、
ウクライナはちょうどソチの北西対岸に位置する場所、黒海の北端です。
…にも関わらず、ここ数日のニュースではウクライナ情勢の報道はサッパリ、
今日になってようやくニュースで大々的に報じられるようになったという印象です。
あまりにも鈍いと言いますか…
ソチの場所もよく知らずに報道してたんじゃねーのと思わなくもなし。
パラリンピックは大丈夫でしょうか。テロの危険性が格段に増しましたが…

簡単にクリミア半島の情勢を説明すれば、ロシアにとって「不凍湖」として重要で、
ソ連時代は海軍の拠点が置かれていた要所です。
ソ連崩壊時にウクライナと帰属争いになるものの、軍隊の駐留を条件にウクライナ領とされ、
東ヨーロッパとロシアに挟まれる形で、政治的にも不安定な時代が続いています。
近年話題になったことでは、2004年にオレンジ革命が起こり、
その時の大統領選挙で野党候補の顔が毒薬を盛られたのか激変して、話題を呼びました。
(その時の対立候補が今亡命中の大統領なわけですが…)
翌2005年にロシアとウクライナが天然ガスの値段を巡りって争いとなり、
ロシアがパイプラインの供給をカットしたために、
ヨーロッパへの天然ガス輸出も途絶えることとなり、エネルギー問題が発生しました。

こうやって時系列を見ていくと、ロシアは用意周到に準備を進めていた感があります。
中国やバルト3国との国境線画定は東西の不安定要因をなくすためだったのでしょうし、
北方領土問題に前向きな姿勢を見せているのも、このためだったのかもしれません。
ソチオリンピックの開催も、中央アジア進出・南進への足がかりだったとさえ思えます。
プーチン大統領の主張する「ロシア系住民を守るため」という大義名分も、
もはや国境の概念は存在しないことになってしまい、危うい発想です。
逆にそれは民族主義を認めることとなり、多民族国家であるロシア自身を苦しめ、
民族主義的なテロリズムの擁護にも繋がりかねない諸刃の刃となることでしょう。
イスラム世界が展開する中央アジアでは、オバマ政権以降、
アメリカよりもロシアの動きが大きくなっており、
テロのターゲットがアメリカからロシアに変わりつつある印象を受けます。

今後のウクライナ情勢の展開は非常に難しいと思われます。
前述のように、かつてヨーロッパはパイプライン供給カットの被害を受けているだけに、
心情的にはEUとの連携を模索する新政権に同情的な目を向けつつも、
実際のところはロシアと対立したくないという複雑な利害関係が絡んでいます。
昔起こったクリミア戦争のように、NATOが介入するのは難しいと思われます。
そうなると、権益を持たないアメリカの動向が鍵になるわけですが…
アメリカがどこまで踏み込んだ対応を取れるのか、オバマ政権の真価が問われます。

日本にとっても他人事ではなく、対応次第では一気に危うくなる重要な問題です。
とりわけ北方領土問題が前進しかかっているだけに、
日本政府としては良好な関係にあるプーチン政権と対立したくないのが本音でしょう。
かといって、ロシアの民族主義的な理論を肯定してしまえば、
在日朝鮮人や在日中国人等を抱え込んでいる以上、
北朝鮮や中国の侵略行動を容認してしまいかねない危うい理論であって、
とても認められるものではありません。
日本になぞらえて考えれば、反米政権が成立したら沖縄米軍が蜂起して、
占領されたようなものですからね…
政治家はともかくとして、日本国民にとっては許しがたい行動です。
もし、今回のロシアの行動が用意周到なものだったとしたら、
北方領土問題に関してもそのための撒き餌だった可能性が高く、
クリミア半島を手中に収めれば、逆に北方領土に妥協しない可能性があります。

総合して考えると、やはりロシアにしてやられた感が非常に強いです。
国際社会が非難することはできても、実際にその行動を抑止する力が見当たりません。
G7での協調も、ヨーロッパ諸国を中心に足並みが揃わない可能性が高く、
経済制裁等の実効性も疑問符です。
国連も常任理事国のロシアの行動では拒否権の関係上、何もできませんし、
アメリカ一国の踏み込みに期待するしかないという感じですね…

んー、ソチ五輪の閉会式の五輪の輪の不完全さは、今回の動乱を暗示していた、
なんて今になると思っちゃいますね…
ソチ五輪で感じたロシア色の強さも、やはり狙い通りだったのでしょうし、
クリミア半島に止まらず、ロシアの中央アジア進出が進みかねない事態です。
汎スラヴ主義の復活と言われても、おかしくない状況ですよ…
もし、そんなロシアの行動に触発されるように、中国も領土的野心を見せ始めたら…
国際社会の秩序が一変に崩れかねません。
東京五輪が吹っ飛びかねない世界情勢になるでしょうね。五輪の輪が本気で崩壊する。

2014年02月26日

ソチ五輪が閉幕

ロシアで行われていたソチオリンピックが閉幕を迎えました。
序盤は苦戦続きだった日本も、スノーボード勢の活躍もあって盛り返し、
終わってみれば、地元の長野五輪を除き、トップタイのメダル数を獲得するなど、
選手個々の活躍が光る大会となりました。

羽生結弦 男子フィギュア     金メダル
葛西紀明 ジャンプ男子ラージヒル 銀メダル
葛西紀明 ジャンプ男子団体    銅メダル
伊東大貴
竹内択
清水礼留飛
渡部暁斗 複合個人ノーマルヒル  銀メダル
平野歩夢 スノーボード男子HP   銀メダル
平岡卓  スノーボード男子HP   銅メダル
竹内智香 スノーボード女子大回転 銀メダル
小野塚彩那 フリースタイルスキー女子HP 銅メダル

スノーボード勢の活躍は多くの日本人にとっては意外だったものの、
世界ランキング上位だったり、大会上位を取るなど実績十分で、
十分にメダル圏内にいる実力者であったことが明らかになりました。
にもかかわらず、事前のマスコミ報道が皆無であったことを考えれば、
いかに偏向報道が強かったかということが分かります。
自分自身もそうですが、冬季スポーツに関してはまだまだ不勉強で、
それはマスコミもそう変わらなかった、その事実が明らかになりましたね…

そういう意味でも、高梨選手や浅田真央選手は、
マスコミの格好の餌食となってしまった印象を受けます。
特に浅田真央選手は『アスリート』というよりは『表現者』という印象で、
競い合うことに向いている性格とは思えないだけに、
過剰なメダルの期待が表現者としての彼女のスケートを潰した感があります。
それにしても、フリーの演技は感動しましたね。
それを見た日本の国民全員がメダルの有無を忘れる演技でした。
結果的には他の選手が得点を上回りましたが、どちらかというと、
浅田選手の高得点が上位陣のジャッジを引き上げさせた感があり、
客観的にもフリーの中で最も印象に残る演技だったことは間違いありません。

嬉しかったのはジャンプ競技の復活で、メダルを取れたことは朗報でした。
ただ、競技の内容を見ていると、ジャンプ個人では東欧勢の躍進が目立ち、
団体戦ではドイツとオーストリアが圧倒的な力を見せており、
複合競技もジャンプでの差が付かなくなっており、
クロスカントリーの重要性が増すなど、復活は道半ばな感もします。
こちらも継続的に海外遠征を続けるなど、
国と企業の積極的なバックアップが欠かせないように思えます。

スピードスケートに関してはショートトラックを含めて差が開く一方。
元々、戦前から難しい予想がされていただけに、
過去の実績だけで過剰報道されていた感があります。
こちらもかつてのジャンプ競技同様に根本的な立て直しが必要とされそうです。

それと印象的だったのは大会全般を通じての「ロシア色」の強さですね。
開幕時の記事にも書きましたが、ソチは黒海沿岸で、
中央アジアとヨーロッパに接する歴史的にも微妙な地域です。
そこでオリンピックを開催し、しかもロシア色を鮮明に打ち出すことで、
ロシアの中央アジアにおける政治的覇権を示した形となりました。
そう考えれば、日本もバカの一つ覚えのごとく「トウキョウオリンピック」と言わず、
「沖縄オリンピック」を開催するのも、真の領土的保全のように思えます。
まぁ、そういう頭が働かない点が、
受け売りだけで生きている国粋主義者共の限界なわけですが。
水泳の大会ぐらいは沖縄に持ってったらどうよ? 枡添知事、森善朗会長。


◆ニュースネタ 森善朗氏が浅田真央転倒コメントの余波
自民党の元総理で、今は政界を引退したものの、
2020年トウキョウオリンピックの大会組織委員会の会長も務める森善朗氏が、
フィギュア女子の浅田真央選手のショートプログラムの演技を見て、
「よく転ぶ」と発言して、波紋を呼びましたが、
発言の全容が伝わるにつれて容認論も聴こえてきましたが、
今度はアイスダンスのリード兄弟に対する発言や、
パラリンピックに関する問題発言が浮上しており、さらに波紋が広がっています。

私自身はどちらの発言も、元総理云々や個人の発言としてどうではなく、
大会組織委員会の会長として明らかに不適切であると思いますが、
ある意味では、その発言が今の自民党の体質そのものを現している気がします。
一言で言うと、「外国人蔑視」「障害者蔑視」、さらには「貧乏人蔑視」です。
彼らの中ではそれらは「日本人」ではないのでしょう。
リード兄弟の母親は日本人ですから、属人主義の日本では間違いなく「日本人」、
それをあんな言い方をするわけですから、純血主義のこだわりを強く感じます。

自民党の「日本人」観はきわめて限定的であると言え、
古くは「一億総中流」と言ったり、「単一民族国家」と臆面もなく言っていました。
実際の労働市場の状況も知らずに、
平気に最低賃金の撤廃を言ったり、非正規雇用の緩和、生活保護の打ち切り等々、
正社員になれない人間は日本人に非ず、無職は日本人に非ず、そう言わんばかりです。

そういった心無い発言の数々、近年の外交音痴ぷりを見ていると、
やはり、「二世・三世議員」だなと思ってしまいます。
他人の気持ちを考えないと言うか、考えようともしないと言うか、
外交は常に他国・相手があるのに、それを全く見ようとしないし、
見ている対象の生活をしっかりと見ないから「蔑視」に繋がる。
まぁ、正直、人としての程度の浅さを感じずにはいられません。

もっとも、そんな人間を簡単に支持してしまう国民も、同じ穴の狢なのかもしれませんが。

2014年02月11日

ソチ五輪が開幕

開会式でいきなり聖火がスタジアム外に出てったのには驚きましたが(苦笑)
ここまで日本選手は予想通りの苦戦を強いられている印象です。
少し事前報道の煽りが過剰すぎた感がありますね。
上手く行けばスピードスケート500mは、という感じもありましたが、
蓋を開けてみれば、オランダ勢が圧倒、厳しい戦いとなっています。
こうなると、期待はジャンプ女子の高梨選手やフィギュア勢となりますが、
浅田選手以外は五輪未経験なだけに、
過度なプレッシャーは与えないようにしたいですね。

さて、開催地のソチですが、日本ではあまり馴染みのない黒海沿岸の都市ですが、
世界史的には黒海を挟んで、ロシア・中央アジア・トルコ・東ヨーロッパと隣接し、
宗教的にはキリスト教とイスラム教の境界線上にあるなど、重要な要所です。
ロシアとトルコ・イギリス・フランスが激突したクリミア戦争では、
赤十字発祥の地とされ、天気予報が重要視されるようになるなど、
現代に繋がる多くの発明がなされています。
日本ではあまりピックアップされませんが、
これを機会に中央アジアに対する関心を深めるのも良いかもしれません。


◆政治ネタ 東京都知事選は枡添氏が勝利
細川元首相の「脱原発、ほどほどの生活」が大量消費社会を脱せない東京都民に
果たして受け入れられるのか注目していましたが、
出馬が大きく遅れ、準備不足を露呈してしまったことと、
熊本のイメージが抜け切らず、都民に受け入れられにくかった気がします。

しかし、東京外にいるせいか、サッパリ盛り上がりませんでしたね。
ソチ五輪と重なったことや前日に大雪が降った影響が大きく、
正直言って、「えっ!?今日が都知事選の投票日?」という感じでしたから。
低投票率に終わったのも分からなくもないです。

そんな中で一抹の不安となっているのが、田母神氏が予想以上に善戦したことでしょう。
世界ではナショナリストの台頭に日本に対する警戒感が強まっているとか。
デヴィ夫人の応援は分からなくもないものの、
NHK経営委員でもある作家の百田尚樹氏まで応援となると、
NHKは中立性に程遠いナショナリストばかりなのかと思われてしまいますし、
映画かもされた『永遠の0』が戦争賛美ではないというフォローさえも、
作家自身の考え方が戦争賛美であれば、自然と作品もそう見做されてしまいます。
本来は、作家と作品は切り離して考えられなければならないわけですが、
作家自身が作品を台無しにしてしまったケースですよねぇ…
なんだ、結局、戦争賛美で図星突かれたから怒ってただけなのか(苦笑)

彼らはすぐに太平洋戦争を「自衛のための戦争」だったと言いますが、
確かにそれはクラウゼヴィッツ的な戦争論では間違いではないのかもしれませんが、
現実の戦争はその政治的意思を超えた結末をもたらすことが常で、
当初の政治的達成目標とその被害想定を大きく超えて、独り歩きするものです。
ドイツ30年戦争しかり、第一次世界大戦しかり、太平洋戦争もしかり。
その当時の日本軍の政治的達成目標がどの程度であったかは定かではありませんが、
それを達成するにはあまりに見込み違いの戦争をしてしまった感は否めません。

また、東京大空襲や原爆投下が民間人に多大な被害をもたらしたことは事実ですが、
このような「総力戦」は何も太平洋戦争が初めてなわけではなく、
第一次世界大戦でヨーロッパが甚大な被害をもたらした過去があるわけですから、
それをもって被害者面するのは、あまりに無知であったと言わざるを得ません。

敗者の歴史も大事ではありますが、彼らは「戦争で負けた」という事実に対して、
いつも言い訳をしているようにしか思えません。
日本の歴史ほど敗者の歴史を葬り去ってきた歴史はないでしょうに。
先住民族としてアイヌ民族が認定されていますが、彼らの歴史もそうですし、
民族であるかは別にして、九州・出雲・東北など各地で異なる文化圏があったわけで、
それらを全て切捨てたがために、日本の古代史は天皇神話のみで、中身は詳細不明、
南北朝時台を除けば勝者の歴史が残されるのみ、という有様です。
そんな人間達が敗者の歴史を大事にしろと言っても説得力ねーです。
その前にアイヌの歴史を日本史の教科書に掲載するべきじゃねーのかね?


それに関連して、いわゆる「集団的自衛権」もまた時代遅れの議論という感じです。
東西冷戦構造、国家対国家の構図だったからこそ成り立った論理であって、
集団安全保障の神話は既に崩れていると言っても過言ではありません。
現在は国家対非国家(テロ・犯罪組織等)だったり、国家内部の対立であることが多く、
意図が読めない北朝鮮の動きには警戒する必要がありますが、
例えば中国と正面衝突するというケースはなかなか考えづらいものがあります。

本来、集団安全保障の中核を担うはずだった国連にしても、
いわゆる国連「軍」は1990年代にPKOからPKFと意欲的に取り組んだものの、
ソマリア内戦では軍事介入した国連自身が宣戦布告され、
戦闘当事者となって泥沼化の様相を呈していったことを考えれば、
必ずしも軍事力を全面に出すことが和平へ繋がるわけではないことは明らかです。
結局、その後の国連は「調停者」としての立場を確保するようになり、
専らPKO活動中心となっています。
戦後の日本もアメリカの腰巾着と言われながらも、尊敬の念を集めてきたのも、
積極的な軍事介入をしなかったからであって、
そういった「調停者」の立場を捨て去ることに利があるのか、考えなければなりません。

つまり、もう集団的自衛権の話は湾岸戦争で終わってる話なんですよね。
1995年のソマリア内戦の失敗、2001年の同時多発テロ事件以降、
世界の安全保障形態は大きく変化しているのに、
何ら考慮することなく、昔の議論を持ってきてしまう辺りが…亡霊に取り憑かれてます。


そもそも、日本人がどこまで現代史を考察できているのかはかなり疑問が残ります。
歴史の授業も近代までをメインにしていることが多く、現代は太平洋戦争の経過と国連の成立、
おおよそそこで歴史の授業は終わってしまいます。
授業以外でも太平洋戦争の系統だった研究がなされているのは丸山真男氏ぐらいで、
言わば、日本人が敗戦そのものを語らず、臭いものに蓋をするかのように覆い被せたのに、
それを「自虐教育だ」と訳の分からん言いがかりをつけて、
中身が程よく発酵して食べ頃になっているのかもしれないのに、
それらを「腐っている」と決め付け、容赦なく戦後史を否定しようとしている、感じですね。

いつになったら、日本人は敗戦の事実を受け入れられるんですかね。
世界では民族対立の解決方法として、敢えて悲しみ・憎しみを全て表に出すことで、
民族の和解を図ろうとしているのに、日本人はいつもそれを隠してしまう。
そんな日本の困った性分は全く持って直ることがありません。
その歪みが今になって出ている、そう思えます。
明治維新の歪みが太平洋戦争に繋がったのなら、
敗戦を受け入れられなかった歪みはどこに繋がって行くのでしょうか?

2014年01月30日

お久しぶり

随分とお久しぶりになってしまいました。
なかなか忙しいと時間が取れず…
書こうと思っていたことも、時間と共に過ぎ去っていく…


◆ニュースネタ 昨年末から「舌好調」な安倍総理…
口が滑りまくっているというか、もはや手に負えないというか、大丈夫か?
ダボス会議では靖国参拝問題に対して「誤解がある」といい、
記者懇談会では中国との関係を「第一次大戦前のイギリスとドイツ」に例えたり…
祖父・父と比べても、信じられないほどの外交音痴というか、鈍感な人ですよねぇ…

「第一次大戦前のイギリスとドイツ」に関して言えば、先のヨーロッパの新聞報道で、
中国を当時の新興国であったドイツに、日本を衰えた覇権主義のフランスに例えられ、
両国の関係を紹介していたことを逆手に取ったのでしょうが、それは逆手になりません。
例えば、日本人が「第二次大戦前の日本とアメリカの関係のようだ」と言われたら、
満州事変以前の良好な関係を思い浮かべる人がどれだけいるでしょうか?
多くの人は太平洋戦争での衝突、空襲・原爆投下といったものを思い浮かべるでしょう。
第一次大戦で甚大な被害を受けたヨーロッパ諸国からすれば、
過程よりも結果が気になる表現であるのは間違いなく、
いずれ「日本と中国は衝突するのか?」と思うのも、無理からぬことです。
そういうところが、外交音痴というか、日本から離れて考えられない狭さを感じます。

靖国神社参拝に関して言えば、どの国も戦没者を追悼するのは当たり前だと言っても、
靖国神社は戦前に国家神道の中心に置かれ、特攻隊などの精神的拠所とされるなど、
例えは悪いですが、イスラム原理主義の自爆テロのような危うい精神的救済を与えたもので、
追悼の場として簡単に割り切れないのも無理からぬことです。
それに加えてA級戦犯が合祀されていることや、
安倍総理は前政権時に「戦後レジーム」からの脱却を掲げ、憲法改正に前向きなことで、
戦後のサンフランシスコ体制そのものへの挑戦と思われてしまいます。
真に誤解があるのは、安倍総理の方で、どの国も戦犯者を崇めることはしていませんし、
仮に東京裁判の正当性が疑わしく、A級戦犯に罪はないと主張したとしても、
東京裁判がなかったら、国家元首であった昭和天皇が責任を取らされたのは間違いなく、
それは戦後の天皇制に対する挑戦そのものであると言えます。
まさに安倍総理にとって靖国参拝は極めて「私的」なもので、
母方の岸信介氏らが憂き目にあった東京裁判を否定したくて仕方がない、
国の利益に繋がることは何らない、極めて私情による行動だと言わざるを得ません。

やや現在の政治ネタからは外れるものの、「永遠の0」が一部批判を受けているのも、
全く分からないわけではなく、内容よりも「このタイミング」というのに問題があります。
これが民主党政権時だったら問題ないでしょうが、
先のような戦後レジームからの脱却を掲げる安倍政権下となると、
戦争の正当化と受け止められてしまうのも、やはり無理からぬことでしょう。
太平洋戦争の真の戦犯は誰であるのかは、非常に難しい問題ですが、
第一に独走・暴走を強めていった陸軍であることは間違いなく、
第二にそれを黙認どころか支持したマスメディアと一般大衆、
第三に国家元首である天皇、そういった位置づけになるかと思われます。
そう考えていくと、今の安倍政権の支持率や中国・韓国に対する国民の反感、
都知事選で田母神氏のような旧陸軍のような考えの人間の出馬を支える人間がいること、
そういった状況が戦前の戦争を許してしまった国民の雰囲気に酷似しつつあります。

また、そもそも、日本が戦争への道、大陸侵略の道を辿っていったのは、
西郷隆盛らが唱えた「征韓論」が始まりで、明治維新の変革の中で、
取り残された人達、とりわけ武士の不平不満を逸らすことが目的でしたが、
富国強兵が優先されたために、征韓論は一旦置かれたものの、
今度は自由民権運動や貧富の格差の問題を覆い隠す為に、大陸侵略の道へ進みました。
要は、強力な覇権主義を唱える背景には、必ず国内の不平不満は付きものなわけで、
それは今の中国や韓国、そして日本も全く同じ状況にあると言えます。
外交は外交と独立していることはありえず、必ず国内問題とのセットで考える必要があります。


◆ニュースネタ 従軍慰安婦問題でNHK新会長が失言
昨年の橋下大阪市長にしても、安倍総理にしても同じなのですが、
誰も彼もが従軍慰安婦問題を断片しか見ていません。
だから同じ間違いを繰り返すんですよ。
従軍慰安婦問題は戦後処理の問題だけではありません。
「女性の人権に対する蹂躙」という今日的問題です。
そこが日本の反応とアメリカ・ヨーロッパの反応とが異なる最大の理由なんですよ。

もし、彼らに「女性の人権に対する蹂躙」という意識が欠片でもあったならば、
従軍慰安婦は必要だったとか、他の国もやってるではないかと、口が裂けても言えないでしょうに。
彼らの発言は戦争被害者を刺激するだけでなく、
日本の女性をも侮辱していることに、何故気が付かないのか、
そこらの無神経さ・鈍感さが未だに日本の政治が男社会であることを痛感させられます。

確かにNHK新会長の言う通りで、戦後処理としては、従軍慰安婦問題は解決済みです。
しかし、問題の本質は、国際社会における重要な立ち位置にある日本が、
そういった女性の人権に対して無頓着であることが問題なのです。
例えとして、著作権コピーを挙げれば、経済規模の大きな国がやっていれば大問題ですが、
比較的規模の小さい太平洋の諸島国家がやっていても、それほど重要ではありません。
第一次世界大戦の戦勝国の一員となり、アジアの代表として国際連盟の常任理事国となった日本、
そして、経済発展を遂げて国際的に重要な位置を締めている今の日本、
そういった国際社会における立ち位置が重かった国が、女性の人権を蹂躙したことを認めず、
一時謝罪はするものの、散発的に問題発言を繰り返し、
未だに問題の本質を理解できていないところに、真の国際的失望があるわけですよ。

こんな発言をしてしまう日本ならば、「集団的自衛権」を容認したら、
モチベーションが上がり難い日本以外の第三国支援の場合に、
「慰安婦でも付けてみたらどうか」と真顔で言い出しかねません。
そこが問題の本質。今日的な意味で、女性の人権に対する姿勢が問われているのです。
従軍慰安婦問題は戦後処理の問題だけじゃないことを日本の国民は自覚すべきです。


◆ニュースネタ 中国脅威論は大日本帝国脅威論でしかない
ここ10年、中国脅威論をよく耳にするようになりましたが、
彼らの話す「中国」と私のイメージにある「中国」は全く一致を見ません。
彼らの話「中国」は、まるで戦前の日本、軍国主義下の大日本帝国です。
過去の日本を見て「中国は脅威だ」と叫んでいるタイムマシンな頭が最も脅威です(苦笑)

中国の国民性を一言で現すならば、「羊頭狗肉」です。
「羊の肉を売ります」という看板を表に掲げながら、実際に売るのは犬の肉、そういう諺。
この言葉は中国のしたたかさを示すとともに、ある種の現実主義者的側面を表しています。

中国は日本と異なり、1つの王朝だけで成り立った歴史ではありません。
所々怪しさは残るものの、日本は天皇家という王朝1つが連綿と続いているのに対し、
中国は数多くの王朝が興っては滅び、興っては滅びを繰り返し、
三国志のように天下統一を目指し、多くの地方国家が戦い合ってきた歴史です。
その中では権謀術数もあり、騙し合い・騙され合いで外交力を磨き、
多民族を統治するための寛容の精神の重要性、そういった基本姿勢を生んできました。
彼らにとって「交渉」とは命を賭けた勝負であり、
契約してしまえば、売ってしまえば、こっちのもの、それが中国の基本姿勢です。
資本が入ってきたと思ったら、中国系企業に全部利権を持っていかれたり、
中国製品を買ったけれど、品質が悪くてアフターサポートもない…それが中国の当たり前。

もう1つ重要なのは、中国ほど無宗教な国はないということです。
日本は明治からのたった100年で天皇を現人神と思い込む位に純朴でしたが、
中国は仏教や儒教・道教といった哲学的な教えは多いものの、
キリスト教やイスラム教のように一神に従うというような面はほとんどありません。
毛沢東の行った文化大革命はそういった面があり、
今も内陸部の農村においてはその影響が残ってはいるものの、
都市部においては、やはり文化大革命のような妄信的な教えは普及せず、失敗に終わりました。
それはある種の中国人のリアリストな側面の現れであるように思えます。
仮に、中国が軍事化を強めているとしても、
それが戦前の日本のようなファシズムに染まることがありえず、
表面上は共産党政権に従っているフリをしていても、その実はそうではなかったりするので、
軍国主義で一枚岩となり、侵略活動へと暴走していく危険性はほとんどないと言えます。
少なくとも、アメリカと正面衝突しようと考えるほど、夢想家な国民でないことは確か。

そういった中国人の国民性を考えるに、やはり中国脅威論には違和感があります。
どんなに軍事力が強まったとしても、中国が沖縄を軍事力で支配することは考えられず、
むしろ、沖縄を日本から独立させるように画策する方が、中国らしいやり口です。
そういう意味でも米軍基地の沖縄への押し付けこそが、中国脅威論の最大の敵とも言えます。
対中国のために沖縄に米軍基地が必要だ、それこそが中国の思う壺ってことですな。


(追記)
◆スポーツネタ ヤクルト・バレンティン選手のDV事件に見る日本の鈍感さ
従軍慰安婦問題における女性への人権侵害に対する鈍感さを論じましたが、
今回のヤクルト・バレンティン選手の事件においても、同様の危うさを感じますね。

まぁ、正直、日本人の感覚として、実質的に婚姻状態が破綻しているとはいえ、
自宅内に監禁(軟禁)する行為が、DVに当たるという感覚はないのですが、
その感覚の差そのものが、人権に対する意識の弱さそのものな気がします。
多少なりともバレンティン選手に対する責任追及や、
ヤクルト球団への厳しい処分の要求があってもいいのに、
そういったものは一切なく、キャンプに間に合うかを気にする辺りは…
まぁ、異常ですね。気持ち悪いですわ。

DVの何が問題かといえば、パートナーとしての夫婦の関係性も問題ですが、
もう1つ問題なのが、子どもに対する影響ですね。
家庭内暴力を目撃した子どもが、暴力に対して許容的になってしまったり、
逆に暴力に過剰に怯え、人間関係を上手く構築できなくなる恐れがあります。
現在の日本が直面している「いじめ・体罰問題」を解決するためには、
「平和な家庭」の構築を心がけねばならず、
その意味でもDVの取り締まりは、今後さらに必要になってくるはずです。

そういう観点から見ると、今回の事件は…
まぁ、欧米が従軍慰安婦問題を見る目が厳しくなるわけですよ。人権意識が弱すぎ。

2014年01月03日

箱根駅伝は東洋大学が優勝

正月恒例の箱根駅伝は、前日に往路優勝をした東洋大学が、
復路でも磐石な走りをして、トップを譲らず、見事な総合優勝を飾りました。
主力選手の多くを往路に配置したこともあって、復路には多少なりとも不安はありましたが、
実際は区間賞を獲得するなど素晴らしい走りを見せてくれました。
前回の「追いかける立場の苦しさ」が良い経験になったのか、
「先行逃げ切り」の東洋大スタイルを明確に打ち出した形となりましたね。

ポイントとなったのは気象条件と東洋大学の作戦が合致したことでしょう。
前日の往路は気温が高かったこともあり、オーバーペースになりがちなところを、
敢えて序盤は抑えっることで中盤以降の伸びへと繋げ、
逆に復路は日差しが少なく、気温の上がり方が鈍かったこともあって、
序盤から仕掛け気味に入り、トップながらも攻めの姿勢を貫きました。
区間配置でも、駒澤大学の9区・窪田選手を警戒し、10区に経験のある大津選手を入れるなど、
個々の高い能力に加えて、気象条件の観察を含めた万全の備えをしたことが、
東洋大学の勝因だったように思えます。

追いかける駒澤大学としては、6区のスタート直後の躓きが全てを暗示した感じで、
序盤リズムに乗れず、追いかけるどころか離される結果になったことが、
7・8区の1年生の走りに影響を与えてしまい、追い上げムードが作れなかった気がします。
若い1年生が序盤飛び出そうとして抑えてしまったことが、逆に災いした印象も、
それなら経験のある選手を復路に配置した方が良かったようにも思えましたね。

それ以外の学校では、3位争いやシード権争いが白熱しましたが、
正直言って、いまひとつだった感は否めません。
出場校が多すぎて、それぞれが薄くなったこともありますが、
それ以上に積極的なレースがあまり見られず、
区間賞争いも上位チームばかりで、下位から抜け出すチームがありませんでした。
優勝争いをするトップチームとシード権争いをするチームとの差が、
大きく広がってきている印象はありますね。
近年では早稲田・青山学院大・明治大・日体大といった名門が復活を遂げましたが、
そういった勢力図の変化は感じられず、もう少し刺激が欲しかった気もします。
特にC大はなぁ… 予選会の成績を見ると、来年出れるかさえも危ういような…


◆ライオンズネタ 2014年のライオンズ
FAで片岡選手と涌井投手が抜け、サファテ投手とヘルマン選手も抜けるなど、
戦力流出が続いているライオンズなだけに、多少なりとも不安があります。
FAでの人的補償で大幅な戦力の底上げは難しいだけに、
外国人選手の出来に大きく左右されることになりますが、そこが最も心配なんですよね…

投手陣でのポイントは、やはり抑えでしょう。
サファテ投手と涌井投手という勝ちパターン2人が抜けてしまっただけに、
そこをどう構築できるかが大きなポイントになります。
伊原監督は十亀投手を中継ぎに回すつもりのようですが… 個人的には反対かなぁ。
完投能力のある投手ですし、リリーフに回すと投球が単調になりがちなので、
個人的には先発に固定して欲しい投手です。
外国人の先発投手は…前政権の時のように森-豊田と勝ちパターンがあれば、ですね。
抑えは増田・大石投手に新外国人投手の争いになるのでしょうが、
ここが明確に定まるかどうか、やや不安があります。

野手陣では1番栗山・3番浅村・4番中村剛也選手は固定でいいとして、
問題は5番DH構想の坂田選手が一皮剥けるかどうか、ですね。
自覚を促す意味もあって、敢えて早々に5番DH起用を明言したのでしょうが、
裏を返せば、外国人選手よりも打たなきゃ使わないよという意味にもなり、
プレッシャーにならないか少々心配な面があります。
個人的には5番に秋山選手を入れて、7番で伸び伸び打たせたいのですが、
伊原監督にとっても、坂田選手にとっても、勝負の構想となりそうですね。
これがはまってくれると、打線は非常に強力になることは間違いありませんが…

それに加えて走攻守の要に期待する金子侑司選手の成長も必要ですし、
抑え・スラッガー・ショートと代替が利きにくいポジションが多くなってます。
それらの全てが上手く行けば、前政権の時のように90勝も夢ではなく、
2/3を実現できれば、優勝争いできると思います。
キャンプ・オープン戦でどれだけ底上げができるのか、そこに注目したいですね。

てんかのけん

「天下の険」ですね。静岡県ですが、一応、隣町?になるので(^^;

地元の話になって恐縮ですが、前市長が箱根近くの寺の跡取りで、
地域活性化として、何もない山を切り開いて、日本一?の橋を建設中だとか。
箱根の観光客を呼び込む算段らしいですが…
ぶっちゃけ遠いし、興味もたれないと思うのだけれども…
それこそ本気なら、箱根駅伝で宣伝でもすりゃええのに。金ないけど(苦笑)
小湧園でみしまる君とみしまる子ちゃんがフナッシーばりにジャンプすべし。

遅れましたが、あけましておめでとうございます。
年明けセールの広告を見ても、晴れやかな気分になれない物価高ですが、
消費税増税前にPC新調したいのだけれども… 無理そうですねぇ…
一年の目標は特に何も。
この年になると、生きているだけで素晴らしいと思える(爆)
死なない程度にほどほどに頑張ります。


◆スポーツネタ 箱根駅伝往路
往路は主力を惜しみなく投入してきた東洋大学が優勝となりました。
ただ、優勝候補筆頭の駒澤大学とは1分ほどしか離れておらず、
駒澤大学はエースの窪田選手を残しているだけに、
総合優勝の行方はまだ分からないといった感じです。
両チームに割って入るチームはなさそうなので、2強の勝負でしょう。

往路全体の印象としては、温暖・無風と気候条件に恵まれすぎたこともあり、
序盤から飛ばし気味に入ったランナーが失速するケースが目立ちました。
1区の早稲田大・大迫選手、2区の山梨学院大・オムワンバ選手、
同じく2区の駒澤大・村山選手、5区の日体大・服部選手ら、
前評判が高い区間賞候補は中盤での失速が目立った感じです。
そんな中で、東洋大学の3区・5区の設楽兄弟が序盤から突っ込みながらも、
中盤以降も粘って快走する走りを見せたことが、往路優勝の最大の要因でしょうね。

まぁ、しかし、空っ風で有名な群馬で行われたニューイヤー駅伝といい、
今年の箱根駅伝といい、本当に温暖で風の影響も少ないという珍しい気象です。
温暖なのは変わりませんが、箱根の山一つ超えるだけで、
こちらはとんでもない強風にさらされているというのに、ビックリですわ(苦笑)


◆高校サッカー 藤枝東が京都橘に敗退
負けはしたものの、内容的には非常に面白い試合でしたね。
藤枝東は個人技に勝り、パスワークやドリブルでの突破力に勝ったものの、
京都橘のGKのナイスセーブもあって、最後のシュートが決まらない…

勝利だけを考えれば、京都橘のように、
一発カウンターで素早い速攻で相手の裏を突く方がいいのでしょうが、
やはり見ている側としては、ドリブルで仕掛けて勝負に行く方が楽しいです。
そういうところが藤枝東のサッカーの歴史であり、魅力なんでしょうね。
サッカーがあまり好きではない私でも、
ああいうサッカーをしたいなと思えますもん。

負けたのは残念ですが、藤枝東らしさは見せてくれたので満足です。

2013年12月31日

大晦日だよ、

とはいえ、全然今年1年を振り返れていない…
んー… んー? んー… んー? 怒ってばっかだった気がする(苦笑)
結果的に、株価が上昇し、「アベノミクスは成功した」と言われているものの、
夏の異常な暑さ・台風被害から冬の極端な寒さによって、
農作物は「気持ち悪い」値上がり方をしているし、
一旦海外進出が進んだ工場が国内回帰するのも難しく、
円安の影響で部品は高値で、工業製品も高値…正常な上がりじゃないんだよなぁ。
政治も表面化していないだけで、なし崩し的に大事な政策決定がなされてしまい、
国民は完全に置き去り、「気持ち悪さ」だけが残りました。
「気持ち悪い」んだよなぁ… とにかく「気持ち悪い」、スッキリしない。
2014年はそれらが良い形でスッキリするのか、悪い形で爆発するのか、
あらゆる意味で「結果」が出そうな年ではありますね。

ライオンズ関係の話はまた年明けにするとして、今年の紅白歌合戦は…
こちらも格差社会というか、大御所や視聴率取れそうな歌手には時間を割き、
とりわけ前半の若い歌手は時間を短縮気味と、時間配分がムチャクチャ。
それていで、「あまちゃん」を始めとする特殊コーナーが長過ぎ、
もう紅白歌合戦よりあまちゃんの特番やった方が良かったんじゃねーの?
司会の綾瀬はるかも後半は持ち直したものの、序盤は緊張で噛みまくりのボロボロ…
美輪明宏さんの後にAKB48を持ってきたのも大失敗、ありゃ歌が軽すぎる。
突如の卒業発表も逆にAKB自体のイベント性で打ち消された形となったし、
フナッシーは所々で煩いし、あまりにカオス過ぎました。
悪い意味で読めない展開はスゲーと思いました。企画者の首飛ぶんじゃねーの?
まさに今年1年を象徴する「羊頭狗肉」な紅白歌合戦でした。白々しいわ(苦笑)

2013年12月29日

久々の日記更新

えらく間隔空けてしまい、申し訳ないですm(_ _)m
最近、『東方妖々夢~Ancient Temple~』みたいなテンポだった日々が、
『フラワリングナイト』までは行かないものの、
『ボーダーオブライフ』程度のテンポで生きている感じです(^^;
モバゲーのゲームは朝5時に始まることが多く、そこで起床、
日中は忙しくせかせか過ごし、夜はアイマスのイベントが0時終了、あ・れ?
歳取ってくると、舟漕ぐんじゃなくて、意識が切れます(苦笑)


◆ニュースネタ 政治関連 孤立する日本外交
沖縄の基地移転問題に目処が立って安心したのか、
突如、靖国神社に参拝し、中韓はおろか、アメリカにも軽蔑される安倍総理かな。
アメリカからすれば、対北朝鮮問題において、中国に主導権を握られないためにも、
韓国と日本とスクラムを組んで臨みたいところなのに、
韓国と日本の仲が芳しくなく、アメリカ自身の外交努力も水の泡に。
そうならないよう、両者の和解を勧めていたものの、
韓国は日本が挑発するからだと言い、日本は「対話の門戸は開いている」と言う。
あまり中韓、特に韓国を刺激するような行動を謹んで欲しいと釘を刺したのに、
安倍政権はそれをガン無視、韓国の主張に信憑性を与えるだけの結果となりました。

韓国軍への武器提供にしても、日本側が政治利用したという批判は当たっています。
日本版NSCだか、何だか知りませんが、単に国会プロセスを省略するだけで、
杜撰で軽率な意思決定を可能にする機関であることが明らかになりました。
戦前の軍部よりもヤバイ連中がやってるので、NSCの暴走が危惧されます。

靖国しても武器弾薬の提供にしても、日本の国内事情で判断された面が大きく、
安倍政権の外交感覚の無さは相変わらずどころか、
以前より増して、日本外交の孤立化を招きつつあります。
先鋭化する日本に各国の警戒感は強まっていることは確かだと思われます。

「美しい国、日本」「日本を取り戻す」、あんたの言う「日本」って、いつの日本だ?


◆プロ野球ネタ 新ポスティングシステムが発表
日本の選手会がNOを叩き付けて交渉している間に、
アメリカのオーナー側がNOを叩き付けて来て、振り出しに戻り、
混迷化の一途を辿っていた新ポスティングシステムですが、
ようやく締結に至り、楽天・田中投手がこの新制度利用の第1号となりました。

新制度を簡単に説明すれば、日本の球団が希望金額をアメリカに提示し、
アメリカの球団はその金額で応募し、あとは選手との交渉となるようです。
以前よりも選手側の自由が利くようになったことで、選手にとってはプラス面が大きく、
アメリカ側も最大20億円で済むため、費用の節減にも繋がりました。
唯一損したのが日本の球団で、さらには選手の「適正価格」を掴まなければならず、
かなり球団側の負担が大きくなると予想されます。

田中投手のように上限一杯ならいいのですが、
野手の場合は日本在籍時の年俸よりもポスティング費用が下がることが多く、
高く値段をつけてしまえば、選手の移籍を叶えられず、
かといって1円でもいいと言ってしまえば、選手のプライドを傷つけてしまう。
今後、野手のポスティング移籍は絶望的で、投手専用の制度となりそうです。

2013年12月01日

規制と統制

今日12月1日から改正道路交通法が施行され、
自転車は基本的に左側の路側帯を走らねばならず、
違反者には罰金も科せられるようになりました。
また、国会では特定機密保護法を巡って紛糾しており、
弱体化した野党では歯止めにもならず、自民党のゴリ押しに合っています。
これらの問題を考える上で、
そもそも「規制」って何ぞや、ということについて考えてみようと思います。

その比較対象として挙げたのが「統制」です。
「文民統制」や「報道統制」といった言葉に使われ、英語にすれば“control”、
英語の表す通りで、支配下におき、その範囲においてのみ統制下の人は動けます。
つまり、統制下の人に自由はなく、予め許可されたものだけが自由なわけです。

一方の「規制」は、自由を必要に迫られて制限することを意味します。
「通行規制」が一番分かりやすく、本来は自由に通れる道路であっても、
歩行者天国や道路工事・事故の影響で、安全確保の必要性が高ければ、
規制する必要がある箇所のみを通行止め、
または片道相互通行にして道路交通を規制するわけです。
ポイントは「本来自由」である点と「必要目的があること」、
そして「必要目的を達する上での必要最低限の処置であること」です。

それを自転車の交通規制に関して考えてみれば、
近年の自転車のマナーの悪さは目に余り、自転車による事故の急増は事実で、
また、電動自転車の登場と高齢化によって、比較的ライトな層の運転が増えており、
厳罰化する自動車の飲酒運転に対し、自転車の飲酒運転は甘いなど、
一定の規制をする必要性があることは確かです。
ただ、規制するにしても、規制される側の立場に立って、
不都合が最低限で済むように努めなければなりません。
その点において考えれば、規制範囲は妥当としても、程度の問題が残ります。
例えば、都市部の主要道路を除き、歩道の自転車通行可は半分以上消えており、
それも開始と終了地点にしかないので、歩道通行可を認識するのは難しく、
また、右側に大きい歩道があり、逆に左側は壁・川・崖で危険な場合もあります。
加えて、自動車は左寄り走行や左折時の左寄せを教わっているケースが多く、
道幅の狭い道路の路側帯を走ると接触事故や巻き込み事故が起こる可能性が高く、
交差点近くの路上駐車があれば、回避しようとしての追突の危険性もあります。
現状、地方の多くが道路の左端を自転車が走れる環境整備は行われておらず、
自動車のマナーとの関係においても、成熟した関係ができていません。
そんな状況で杓子定規に当てはめて、左側が危険にも関わらず取締りを行うのは、
取締りのための取締り、要は警察の小遣い稼ぎとみなされても仕方ありません。
早急に自転車交通の整備を行う必要があり、それを行わずに規制が先行するのは、
行政の怠慢であるという批判は免れず、
日本は「自動車優先の道路」を脱却できていないことをさらに印象付けさせます。

国会で審議中の特定機密保護法に関して言えば、これは規制ではなく統制です。
政府はその必要性ばかりを説明するだけ、必要目的は分からなくはないものの、
規制の範囲が曖昧なままで、必要最低限の規制になっておらず、
これでは「情報統制」になっていると言わざるを得ません。
今の自民党は明治憲法の復刻でもたくらんでいるのか、
権利を「天賦の自由」ではなく、「与えられた自由」に置き換えようとしています。
「公共の福祉」論もびっくり、政府が無制限に制限する社会こそが理想、
それこそ敵対意識を強めている中国が理想なのでしょう。近親憎悪かよ(苦笑)
また、自民党にとっての「国民」は「票と金を持つ一部の人間」であり、
例えば日本医師会といった金と票を持った圧力団体こそが日本の「国民」で、
それ以外の金も票も持たない有象無象は「国民」と思っていない節があります。
石破幹事長がブログでデモをテロと変わらないと言ってしまえるのは、
そういう考え方をしているからです。文句ある奴は金か票を持ってこいということ。
ニコニコ動画を使って若年層の支持を伸ばしましたが、
別にニコニコ動画の視聴者たる若年層を大事にしているわけではなく、
新メディアたるニコニコ動画を大事にしているに過ぎません。
だからこそ、特定機密保護法なんていう杜撰な法律が生まれてしまうわけです。
金と票を持つ人間には私たち政治家が情報を教えますよ、
それ以外の有象無象は黙って言うこと聞いてりゃいいんだから情報イランよね?
この法律の本質はそこにあるわけです。

で、自民党だけでなく、そこに乗っかった「みんなの党」にも失望しました。
先に説明したように、規制の法律ではなく、統制の法律ですから、
みんなの党は官僚支配を批判し、それを打破することで支持を集めてきましたが、
その結果は国民に還元するのではなく、自分達の統制下に置く目的のようです。
それでは昔から行われてきた官僚機構と王権の対立と同じことで、
単なる権力闘争でしかなく、私利私欲のための官僚支配打破にしか思えません。
今回の特定機密保護法に賛成したことで「みんな」の党ではなくなってしまい、
「渡辺善美のための党」と化してしまったように思います。
これでさらに野党は弱体化しちゃいますね…


◆ライオンズネタ 片岡・涌井・サファテ・ヘルマン… 来季、大丈夫?
今日、FA宣言していた片岡選手が巨人移籍を表明したとのことです。
もう一人FA宣言している涌井投手は正式に態度を表明していませんが、
ロッテ移籍が有力視されており、
外国人選手のヘルマン選手とサファテ投手も退団が決定的となったとか…

せめて、片岡選手かヘルマン選手、涌井投手かサファテ投手、
それぞれどちらかを残してくれるなら戦力低下を防げたわけですが、
全員失うとなれば、どうすりゃいいのか。
4位からの滑り込み2位の成績でありながら、現有戦力低下、
それで優勝を狙えると本気で思っているのでしょうか?
今季、中島・中村選手の不在を想定しながらも補強を怠り、
または補強しても失敗に終わったことに懲りていないのでしょうか?

そこに横浜を戦力外となったラミレス選手を取りに行くのも理解に苦しみます。
昨年のように大砲不在という状況が想定されるなら、それもアリだと思えますが、
片岡選手とヘルマン選手という足を使える選手がいなくなったわけですから、
そこまで足が速くなくとも、走塁意識の高い選手が必要なわけで、
補強ポイントが全く違うのではないかという気がしてしまいます。
そう簡単に育てて勝つなんて無理ですよ?
ましてや、それができた渡辺監督ではなく、オリックスで失敗した伊原監督です。
戦力が揃っていれば、勝つ野球をしてくれますが、
戦力がない状態でどれだけ上積みを図れるかは正直分からない面があります。
今年の戦力そのままならば、伊原監督で優勝を狙えたと思いますが…
ちょっと今の状況はマズイというか、危機感を覚えますね…

しかし、片岡選手の移籍はショックです… 球団の評価が低かったせいかなぁ…
これで二遊間はレギュラー不在となったわけで、
そんなチームが優勝できた試しがありません。
浅村選手はサードへコンバート予定のようですが、こうなるとセカンドに回した方が…
機動力も落ちるので、金子選手をレギュラーにするしかない状況になりましたが、
その金子選手がどれだけ攻守に安定した成績を残せるのか、
もう神に祈るつもりで金子選手の成長に期待するしかないですね…
託すしかない、ダメなら最下位と割り切ります(苦笑)

2013年11月17日

心を失う

最近、少しリアルが忙しくて、日々のニュースさえもチェックできていません。
まぁ、あまり忙しい忙しいと言うのもアレですけど…
そんな日々の中でも、焦らずにゆとりある心を持ちたいものです。
ゆとり、素晴らしい響きです(^^;


◆プロ野球ネタ 混迷する新ポスティングシステム
日米間の球団組織の首脳同士で新ポスティングシステムが内定していたところに、
日本の選手会が「NO」を叩きつけ、交渉の道具にしようとしたところ、
日本の選手会が「とりあえずYES」と答えようとしたら、
今度はアメリカの球団組織が遅すぎると「NO」を叩き付けてきて、
ポスティングシステムは暗礁に乗り上げ始めました。

まず、日本の選手会ですが、日本側のメリットが少ないという主張は分かるも、
大金が動く可能性がある以上、それなりの不自由を覚悟する必要はあります。
行きたい球団があるなら、FAまで待てばいいわけですし、
ポスティングは一足早くメジャーに行って、
メジャーでFA権を獲得して自由に移籍する、そういう人のための制度でしょう。
問題の多い制度ではあるものの、多少の不利は受け入れざるを得ないかと。
それよりも問題なのは、オフシーズンになってから反対の姿勢を示し、
かつ、選手会で意思統一がなされず、各球団の選手会長も知らないは問題です。
選手会の事務局の一存で決めた節があり、
それが結果として選手に不利益をもたらしたとすれば、何のための選手会か、
FA権の短縮を目論んで交渉材料にしたのかもしれませんが、
今回は選手の足を引っ張っただけの結果に終わった感じがしますね。

一方のアメリカの球団組織の「NO」はどこまで本気だったのか。
日本の対応に焦れて脅しをかけるつもりが、
タイミング悪く決まりそうなところで脅しが届いてしまったため、
脅しではなく本気だと取られてしまった、そんな雰囲気もあります。
ただ、経緯として当初はMLBの要望で落札額は2位の球団の額だったものが、
NPBの要望で1位と2位の中間まで引き上げられただけに、
楽天・田中投手の100億円とも言われる入札額を前に、
入札額の圧縮を求める声が強まった可能性はあります。

なんにせよ、一番の被害者は楽天・田中投手であることは間違いないわけで…
一体、どう収集つけるんでしょうね。
一応、アメリカ側のメンツを立てれば、収集が付きそうな雰囲気はありますが…
そのメンツを立てることが、さらなる譲歩に繋がってしまえば、
最悪としか言いようがありませんね…


◆ライオンズネタ FA選手の動向はどうなる?
現時点でFA市場の鍵を握っているのは、中日からFA宣言した中田投手。
投手補強を狙っている巨人とソフトバンクを始め、多くの球団が注目し、
Cランクということで、人的補償等が必要なく、
さらに通常の1球団2選手までの数にカウントされないため、
今オフに最大3人のFA補強ができることになります。

投手補強を目論む巨人としては、中田投手が獲得できれば、
さらに投手と野手、1人ずつ補強できますから、
片岡選手の獲得に全力を尽くすことができます。
逆に、他球団に取られた場合は、投手2人の獲得も想定せねばならず、
片岡選手の獲得に関してはトーンダウンする可能性があります。
楽天の3年4億5000万円という条件は高いとは言えず、
藤田・松井稼頭央選手というレギュラーもいるだけに、
移籍の可能性は薄いと思われます。
問題はやっぱり巨人でしょう。

涌井投手はロッテ移籍が確実視されてますが、個人的には疑問です。
現状、涌井投手の唯一のお得意様はロッテですからね…
加えて、1歳上の先輩・成瀬投手がエースを張っているのも気になります。
2人の関係って実際どうなんでしょうかね? 結構複雑だと思うのですが。
涌井投手がエース待遇で迎えられれば、成瀬投手は面白くないでしょうし、
逆に成瀬投手が明確にエースと定められれば、涌井投手は面白くない。
どこか両雄並び立たずの雰囲気があり、プラスに働かない可能性が強いです。
中田投手や大竹投手が巨人以外を選んだ場合は、
巨人が獲得に乗り出すかもしれないだけに、それ待ちじゃないですかねぇ。

2013年11月04日

東北楽天が日本一に輝く

プロ野球日本シリーズは東北楽天が4勝3敗で読売ジャイアンツを下し、
球団初優勝で初の日本一に輝きました。
今回は私はラジオで流し聞いた程度で、おそらく皆さんの方が詳しいと思うので、
細かい話は置いておくとして、結果的には良い終わり方だったと思います。

まぁ、それにしても巨人打線はサッパリ打てませんでしたねぇ…
4戦目に乱打戦を制して、そのまま勢いに乗るかと思われましたが、そのまま沈黙。
田中・則本投手に加え、優勝決定試合に先発復帰して好調の美馬投手は分かるものの、
ハウザー投手と辛島投手にまで抑えられるとは正直思っていませんでした。
9月末に帯状疱疹を煩って以降、精細を欠いている阿部選手を始め、
若い坂本選手らも勢いに乗れず、いまひとつしっくりこなかった感は否めません。
逆を言えば、楽天バッテリーがそれだけよく抑えていたと言えるのですが…
もう少し試合を盛り上げる意味でも、巨人打線には打って欲しかったですね。

それにしても、第6戦で負けはしたものの、今年の田中投手は神懸かってましたね。
昨年までは1試合の中で変化球・直球の失投でポカをやるイニングがあり、
付け入る隙がそれなりにあったのですが、今年は全くありませんでした。
シーズン無敗で終えるのって凄いですね。
まさに田中投手が楽天の貯金・優勝、日本一を支えたように思えます。
さて、来年は… 本当にメジャーに行くんでしょうかね?
星野監督は完全にそのつもりみたいですが(^^;


◆ライオンズネタ 2014年に向けて
ドラフトが終わったことですし、ここで来季に向けての戦力分析をしようかと。
現段階において、野手で去就が不透明なのが、
FA権取得の片岡選手と外国人選手のヘルマン選手の2人です。
2人ともチームへの愛着はありそうなので、球団の対応次第だと言えそうです。

片岡選手は球団がしっかりと評価さえすれば、残留してくれると見ています。
ただ、過去に打率が重視されて盗塁王をあまり評価されず、
栗山・中村選手に比べてアップ率が抑えられ、
近年は故障に泣かされたこともあって、2人から年俸を大きく引き離されました。
今年も数字だけ見れば、大幅アップを勝ち取れる成績ではないのですが、
片岡選手が試合に出ていた3・4月と9月後半以降はライオンズが快進撃しており、
攻守に安定した成績を残す片岡選手の存在はチームのプラスであることを証明し、
引退したヤクルト・宮本氏のような存在感ある内野手になりつつあります。
そういった面を総合的に考えれば、複数年契約を含めた大型契約もありえるでしょう。
単年でも1億円復帰が相当で、2年3億~3年5億の複数年でも損はないはず、
しっかりとした評価をして、契約を提示すれば残留してくれると思います。

ヘルマン選手に関しては、原因が何なのか、心当たりが多すぎて分かりません(^^;
守備位置をたらい回しにされたことか、シーズン終盤に怪我を押して守らされたことか、、
打順を含めた選手起用法か、それとも仲の良かったオーティズ選手が解雇されたことか、
それともそれとも、ライオンズにはスペイン語通訳がいないことなのか。
まぁ、選手起用に関しては致し方ない面はあるものの、
経費削減でいなくなってしまったスペイン語通訳はもう一度雇用して欲しいです。
育成選手のアブレイユ選手も支配下登録されそうな雰囲気ですし、
今後ドミニカを始めとした中南米選手の拡充を目指すためにも、
言葉で孤独感を覚えないように通訳はしっかりと置いてもらいたいです。

一方の投手では涌井投手と、ウィリアムス投手とサファテ投手の去就が不明。
両外国人投手は欠かせない戦力なので、オファーを出すのは間違いなく、本人次第。
涌井投手に関しては残念ながら悲観的に見ています。
一部報道ではダウン提示がなされた模様で、先発としての評価は当然そうなってしまい、
ライオンズ残留の場合はリリーフでの評価が基本線になってくると思われます。
対する涌井投手は先発へのこだわりが強く、そこを球団選びのポイントにしてますから、
FA宣言した上で残留する見込みは薄いように思われます。
気になる移籍先は在京セ、巨人と横浜が涌井投手の本命でしょう。
交流戦好相性ということもあり、セには自信持っているはず、
両球団ともに先発が不足しているだけに、チャンスはありそうです。


新戦力に目を向けてみますと、
森友哉捕手、山川内野手、金子一内野手、岡田捕手と野手を4人補強しました。
捕手2人、内野手2人ということで、外野手の補強はなされなかったものの、
森選手も山川選手も打撃が売りの選手ですから、外野起用も十分考えられます。
炭谷捕手を始めとするキャッチャー陣、鬼崎・金子侑・永江選手らショート陣、
それだけでなく外野の1枠を争う坂田・大崎・熊代・木村選手らも、
危機感を持ってやっていかなければならないということでしょう。
そういう意味でも、競争心を煽る良い補強ができたと思います。

投手では豊田投手と山口投手、福倉投手と右の本格派3人を指名しました。
先発右腕は揃っているので、基本的にはリリーフ起用になると思われます。
抑え候補の大石投手と増田投手と切磋琢磨してもらいたいですね。
ただ、チームとしては相変わらずの左腕不足、
石井一久投手の引退により、先発左腕は菊地雄星投手一人だけ、
リリーフもウィリアムス投手と契約できなければ、高橋投手一人に。
武隈投手や中崎投手らの成長は勿論のこと、補強を含めて考えて欲しいです。
ただ、どのチームも左腕不足ですからね、その点は厳しいところがあります。


補強に関して、FA封印は正直どうかと思うものの、
伸び盛りの若手が多いだけに、今年に関しては様子見でいいと思います。
でも、近年で優勝したのが、FAで石井一久氏を獲得した2008年なわけで、
FA補強が完全に必要ないとするのはどうかと思います。
あとは投手・野手ともに頼りになるベテラン投手が欲しいところ。
特にリリーフは岡本篤志投手を除けば若い投手ばかり、
実績のあるリリーフ投手が自由契約になったのなら、チャレンジして欲しいです。
野手では右の外野手と代打が補強ポイント、
巨人の谷選手は補強ポイントに合致しており、アタックする価値はあります。
中日の井端選手は渡辺直人選手と被る部分はあるものの、
ショートに明確なレギュラーがいないだけに、アタックしてもいいかもしれません。
勝つためには経験のあるベテランが必ず必要になってきますから、
若返りを図る中でも、貴重なベテラン選手はしっかりと確保して欲しいです。

2013年10月24日

プロ野球・新人選手選択会議

通称「ドラフト会議」が行われ、
桐光学園の奪三振男の松井裕樹投手は5球団競合の末に東北楽天に、
大学NO1投手の九州共立大・大瀬良投手は3球団競合の末に広島が引き当てました。
単独1位指名はオリックスが指名したJR東日本の吉田投手、
西武が指名した大阪桐蔭の森捕手で、全体的に投手補強重視のドラフトという印象です。

実際に蓋を開けて見ないと分からないだけに、
今からドラフトの成功を論じても意味はないわけですが、
端的に見ると、オリックス・広島・楽天が良いドラフトをした印象です。

オリックスは吉田・東明投手という2人の即戦力右腕を獲得し、
3~6位は将来性のある高校生を獲得するなど、偏りのない完璧なドラフトでした。
例年、極端な指名が多いんですけどね。即戦力のみとか、高校生ばかりとか。
広島は大瀬良・九里投手という大学トップクラスの投手を2人指名、
5人中4人投手で投手王国となるも、補強が必要な野手は??
楽天は松井投手を引き当て、2位で内田選手と将来性溢れる指名、
彼らが投打の軸に育てば、田中投手が抜けても黄金時代を作れる可能性も、
敵ながら手強いと思わせる指名ですね。

逆に迷走したのは3度もくじを外してしまった日ハム。
本来なら即戦力投手が必要だったのですが…2位で浦野投手を指名できたものの…
3位の明大・岡選手は二刀流とかやらんですよね? 野手専門ですよね?
6位の慶大・白村投手とか入団するのかな、慶応高校-慶大、自分なら社会人行く。
同じく花巻東・岸里選手や帝京・石川選手も名門高校なだけに、
大学・社会人行った方が優位に働きそうですが…
そういう昔ながらのプライドとか完全無視だよね、この球団。
最初はそこが新鮮に見えたけれど、今は完全に足を引っ張ってる感があります。


◆ライオンズのドラフト
1位指名は即戦力投手の指名が噂されてましたが、
今朝の日刊スポーツの記事を見て、森選手の指名で決まりだな、と思いました。
だって、炭谷選手を単独1位指名した時と状況がそっくりでしたからね。
多くの球団が即戦力投手に飛びつく中、唯一独自路線で捕手を指名、
今年もヤクルト・小川投手や楽天・則本投手という新人投手が大活躍したこともあり、
多くの球団が即戦力投手補強に走り、逆にライオンズは捕手を指名、同じ形でしたね。
2位以下も他球団に影響されない独自路線という形で、
不安もありますが、上手いことやったなという印象も受けます。

単独1位指名となった大阪桐蔭・森友哉捕手は高校生NO1捕手と打者、
阪神・藤浪投手の女房役として活躍し、170センチと小柄ながらも体幹がしっかりし、
左右に広角に飛ばすパワーは並外れたものがあります。
10年に1人、20年に1人という逸材と見ていただけに、1位指名は嬉しいです。
ライオンズには炭谷捕手というレギュラーがいますが、来年FA権を取得するなど、
もう若手と言っていられる立場ではなくなってきただけに、
ここに来て「打てる捕手」の入団は、炭谷選手に自覚を促せる意味も強く、
年齢は違えども、ライバルとして仲間として切磋琢磨してもらいたいですね。
足もありますから、捕手だけでなく、外野手の起用可能性も十分に考えられます。

2位指名の山川穂高内野手は大学生で唯一日本代表に選ばれたスラッガーのようで、
待望の右の大砲候補の入団となりました。
指名するとすれば、高校生かなと思っていましたが、評判良さそうなので楽しみです。

3位指名のTDK・豊田拓也投手は埼玉出身のようで相思相愛?だったようで。
おそらくリリーフでの起用になるかと思います。
大石・増田投手とともに抑えの座を争ってもらいたいですね。

4位指名の日大藤沢高・金子一輝内野手はよく知らず(^^;
ショートは浅村・金子・永江選手と多くのホープがいるはずなんですが…
まだ補強するのかというのが率直な気持ち。
ただ、身体能力が高そうなので、ショートに限らず色々と挑戦できそうです。

5位指名のトヨタ・山口嵩之投手と第一工大・福倉健太郎投手もよく分からず。
情報を見る限りでは、3位の豊田投手を含め、速球派右腕タイプのようで、
リリーフ起用が主体になってきそうです。
6位指名の大阪ガス・岡田雅利捕手は大阪桐蔭出身で中田選手と同期、
正直、森選手を指名した時点で捕手は十分だったと思うので、どうなのかなと。
思ったよりも指名人数が多かったですし、今年は捕手の解雇者が多そうですし、
場合によってはトレード要員として使われる可能性もありそうです。

ドラフトには戦力補強の意味合い以外にも、現有戦力への刺激という意味もあり、
西武黄金時代に伊東勤氏に対して、大久保氏や髙木大成氏を1位指名したことは、
有名なエピソードして残されています。
今のライオンズは若手中心で大きな補強ポイントがないのが現状で、
強いて挙げれば先発左腕が必要ですが、松井投手と田口投手以外は候補者が少なく、
来年は浦和学院・小島投手に注目しているでしょうから、次に回したのでしょう。
ですから、補強という意味合いよりは現有戦力への刺激の意味合いが強く、
炭谷捕手に森捕手と岡田捕手、大石・増田投手に豊田・山口・福倉投手、
金子侑・永江選手に金子一選手をぶつける形で、競わせる方針なのでしょう。
先に挙げたライオンズの選手は若手のホープですが、
彼らもその立場に安心していられる状況ではなく、
いち早くチーム内の立場を築きあげることが求められますね。


◆ライオンズネタ 伊原監督の就任とコーチ人事を発表
22日に伊原春樹氏の2度目となる監督就任が発表されました。
個人的にはもう1~2年後なら文句なしといったところですが、
世代交代が再び進む中で、厳しさを前面に出すのは正直どうかと…
浅村・秋山・金子・永江選手らがもう少し育ってからと思わなくもなし。
まぁ、決まってしまったことは仕方ないので、
厳しさと共に柔軟性を持って若手選手と接してもらいたいです。

驚いたのはヘッド兼バッテリーコーチに袴田コーチが就任したことですね。
マンガ『ドカベン』で里中・瓢箪のスカイフォークバッテリーの生みの親?ですが、
ロッテ一筋でキャッチャー・バッテリーコーチを歴任してきただけに、
まさか外様OBを持ってくるとは予想していませんでした。
チームとしては、炭谷捕手を名実ともに日本一の捕手に育てねばならず、
その意味でも数々の名投手の球を受け、また、多くの捕手を指導してきた
袴田コーチの入団はプラスに働くように思えます。

投手コーチもOB外から清川コーチというのは完全予想外でした。
ただ、こちらは正直不安の方が大きいです。
広島やオリックスでコーチ経験が長いものの、結果が出ないとすぐにサイドスローに…
ブルペン担当の石井丈裕コーチも前回は評判芳しくなかったですし、
こちらの方は大いに不安が残ります。
まだ杉本コーチが留任した方が良かったんじゃないかと…

他は次期・潮崎政権を見据えた若いコーチが多いので、
伊原氏に彼ら若いコーチを育ててもらう形になるような感じです。
将来的には高木浩之コーチがヘッドになるんですかね? そんな布陣のようにも思えます。

2013年10月21日

日本シリーズは、楽天vs巨人

プロ野球はクライマックスシリーズのファイナルステージが行われ、
セリーグでは優勝チームの巨人が3勝0敗で3位から勝ちあがった広島を下し、
パリーグでは優勝チームの楽天が3勝1敗で3位から勝ち上がったロッテを下し、
それぞれ日本シリーズへと駒を進めました。

パリーグの方はロッテが善戦はしたものの、結果から言えば、終始楽天ペース。
やはり、エース田中投手の存在感は非常に大きく、
今日の試合もリリーフ登板するのではないかという可能性だけでも、
相手のロッテにプレッシャーを与えていたことは間違いありません。
まぁ、それより何より、無事に試合が終わって本当に良かったですね。
台風の進度が遅くなったので、中止の可能性は低くなっていましたが、
万が一、試合がもつれ、悪天候中止も重なっていたら、
ダブルヘッターどころか、試合打ち切りなんてことにもなりかねず、
日程的に非常に危ない橋を渡るところでした。
無事に開催できてホッとしているのではないでしょうか。

まぁ、それにしても、クライマックスシリーズは何時まで続けるんでしょ?
いい加減、ファンも「出来レース」であることに気付き始めたし、
日本シリーズのオープン戦のようなものに熱くなるのも…
優勝チームへのアドバンテージ1勝という、
強いものへのハンディキャップマッチがゲーム性を破綻させています。
現状では優勝チームが圧倒的有利なのは間違いないので、
「あなたは本当に優勝チームですか?」という確認作業程度のものかと…
クライマックスシリーズの実施自体は賛成ですが、
アドバンテージはいい加減廃止した方がスッキリするかと思います。


◆ライオンズネタ 渡辺元監督のSD就任を発表、そして石井貴投手コーチが辞任
…なんかキナ臭くなってきた(苦笑)
今回のはさすがに邪推し過ぎかもしれませんが、一応触れておきます。

先日、今季限りで監督を辞任した渡辺久信氏がオーナーに挨拶しに行った後、
「シニアディレクター」への就任が発表されました。
SDというと、阪神タイガースで星野仙一氏が就いていた役職で、
よく分からない名誉職ですが、将来的にはGMも視野に入れているとのこと。
この報道にはさすがに驚かされましたね。
なぜなら、ライオンズでは事実上、球団本部長がGMの役割をしているからです。

ライオンズの球団本部長はスカウト編成部から上がることが多く、
主に球団OBが務めてきています。
もっとも、現在の鈴木葉留彦本部長は編成部にいた時期よりも、
現場にいた時期の方が長いので、その意味では流れが変わりつつあると言えますが、
実際にGMとして機能している球団本部長と、
GMを目指すSDという二極分立状態になる恐れがあります。

過去の経緯を見るに、渡辺久信氏とフロントはコーチ人事で何度か対立してます。
一番分かりやすいのが、デーブ大久保コーチの処遇で、
最終的に球団を去らざるを得なかった同コーチと、庇いきれなかった渡辺氏との関係、
また、近鉄OBの小野投手コーチが責任を取らされて2軍降格・フロント入りしたり、
逆に渡辺氏が粘る形で光山コーチの作戦コーチへの格上げに成功、
球団主導で招聘した黒江ヘッドや土井正博ヘッドが若い首脳陣に浮く形で退団したりと、
そんな形で、少なからずコーチ人事を巡る水面下の対立があったことは事実です。

渡辺久信氏からすれば、気心の知れた人物をコーチとして傍に置きたいと思いますし、
逆にフロントからすれば、異端のデーブ大久保氏や外様の小野・光山コーチの重用など、
西武OBに対するコーチ人事の配慮が十分にできないという思いがありそうです。
もっとも、これは両者が悪いのではなく、監督の世代交代が早過ぎたのが原因です。
伊東勤・渡辺久信氏と40代前半の監督が続いていしまったために、
西武ライオンズ黎明期から黄金時代初期の50代のOBが取り残されたのが原因です。
ですから、ここに来てコーチ人事に煩くない伊原氏が監督の名前に上がったり、
松沼博久氏の投手コーチ就任の話が出てくるのは、フロント主導の人事の証しでしょう。

そんな形で世代交代の揺り戻しがある一方で、
次期監督として潮崎哲也氏を用意していることも間違いなく、
NTT西日本で監督経験のある佐々木誠氏のヘッド起用案や、
田辺打撃コーチ、石井貴投手コーチといった球団が育ててきたコーチを残留させ、
2~3年後の始動に向けて準備万端で整え始めているのも間違いありません。

しかし、ここに来て急転直下、石井貴コーチが辞任を申し出たそうです。
しかも、渡辺久信氏のSD就任発表直後、タイミングがあまりに良すぎる気もします。
石井貴氏と言えば、渡辺久信・清原和博氏らの先輩グループと仲が良かったことは有名で、
誤解を生みかねない表現ですが、そういう意味では「渡辺久信派」です。
無論、監督が責任を取るのだから、原因の一端を作った自分もという気持ちはあるでしょうが、
それも見方によれば球団本部長とSDの派閥争いにも見えなくはありません。

ファンとしては、あまりフロントをゴタゴタさせることはして欲しくないのですが…
ここははっきりと球団本部長の下にSDを置き、
SDとして渡辺久信氏がフロント業務を学び、
鈴木本部長の後任として、渡辺久信GM+潮崎哲也監督体制とはっきりさせるべきです。
オーナーとしては、ヤクルトの監督候補や楽天・大久保監督就任の事態に備えて、
球団に囲い込んでおく狙いがあるのでしょうが… 余計な火種にならないことを祈りたいです。


◆ライオンズネタ 伊原新監督? 新首脳陣は依然不透明なまま
クライマックスシリーズが終了したので、近日中に発表されるとは思いますが…
新監督が未だ正式発表されないままです。
コーチ陣も当初は松沼博久氏ら経験のあるコーチの名前が挙がっていたものの、
石井丈裕氏や鈴木健氏の名前が挙がってきたりと、若返りがさらに進む印象も。
こればっかりは蓋を開けてみないと分からないという感じですねぇ…

個人的にネックになっていると感じるのは、巨人との関係ですね。
巨人の首脳陣を見ると、西武に在籍した選手も結構いまして…
清水コーチは巨人時代の方が長いので別としても、
豊田コーチや小関コーチ、江藤コーチらは西武でも活躍した選手です。
特に前伊原政権時代の中核だった豊田コーチや小関コーチは、
本来なら連れてきたいのでしょうが…
中日の落合GM誕生で森ヘッドを取られた影響よりも、
こちらの方がネックになっているような印象は受けます。

個人的には投手コーチに松沼博久氏と豊田清氏、
打撃コーチは田辺コーチと宮地コーチ、となって欲しいのですが…
守備走塁コーチはどうなるんでしょうかね?
奈良原コーチは侍JAPANのヘッドになってますが、退団となるのでしょうか?
そこら辺もまだよく分かりませんねぇ…

2013年10月15日

西武・CS敗退、そして渡辺監督辞任

パリーグのクライマックスシリーズは、ライオンズがロッテに1勝2敗で破れ、
逆転2位の勢いを繋げずに、早々と敗退が決定してしまいました。

敗因は難しいですが、第一にキャッチャーの差、
第二に2戦目に岡本洋介投手を完封させた渡辺監督の親心でしょうか。
今や炭谷選手は不動の正捕手に育ったものの、
まだ中日・谷繁選手や巨人・阿部選手のように存在感を示すまでには至らず、
チームの中心は片岡・栗山・中村選手らで、まだその影響力は大きくありません。
今年は送球難が影響して盗塁阻止率が低かったですし、
守備でもっと炭谷選手が存在感を示さないと、短期決戦では勝てないように思えます。

あとは2戦目にリリーフの調整の機会を逸したことでしょう。
ウィリアムス投手は故障明けでどれだけ投げられるか未知数だったことが、
3戦目に投入のタイミングが遅れた最大の理由でしょうし、
涌井投手の登板感覚も空いていたこともあり、調整のタイミングを作れませんでした。
勝負に徹するのなら、2戦目はウィリアムス-涌井投手と繋ぐべきだったのですが、
そこは渡辺監督が先発投手に優しい故に、完投・完封を優先したのでしょう。
考えてみますと、その甘さ・優しさが渡辺監督の長所でもあって、
逆に勝負所で勝ちを逃して、目前で優勝を逃した甘さだったのかもしれません。


そんなCS敗退でシーズンを終えた翌日の今日、渡辺監督の辞任が決まりました。
本人も語ったように、5年連続V逸とあっては責任を取らざるを得ないわけですが、
今年に関して言えば、戦力補強を失敗した影響が非常に大きく、
中村選手の長期離脱と中島選手のメジャー移籍が分かっていたにも関わらず、
連れてきた外国人選手はスピリー選手、途中入団のカーター選手で、
オーティズ選手を含めて戦力にならず、3人とも解雇では勝てるわけないです。
そんなわけで、フロントのバックアップが不十分だったこともあるものの、、
長期政権になっていたこともあって、ここらが潮時と判断したのかもしれません。

渡辺監督の評価ですが、ライオンズを立て直した名監督と言っていいと思います。
黄金時代の終焉以降、最初に東尾監督が就任して積極的に若返りを進め、
選手の高齢化とFAによる選手流出に悩んでいたパリーグの中で、
若手を試合で使いながら育てる新しいモデルを構築して連覇を果たしたものの、
慢性的な得点力不足に悩まされ、徐々に大砲志向が露骨になってしまい、
鈴木健・高木大成といった中距離打者を生かせなくなり、
松坂投手というスターが入団したことで、個人志向が強くなっていきました。
次いで就任した伊原監督は、松井稼頭央選手らが円熟期を迎えつつある時期で、
3番に犬伏・宮路選手という苦労人を置くことで、緩んだチームを引き締め直し、
勝てるチームで勝てる野球をして優勝したものの、伊東監督が既定路線で勇退。
伊東監督は松坂投手が円熟期を迎え、中島選手という新たなスターも生まれたことで、
シーズン2位から日本一となったものの、親会社の経営問題によって緊縮路線となり、
満足な補強がない中では思うような成績を残せず、
それを選手の責任に転化してしまったことで、若い選手の心が離れて内部崩壊。
そんな中で渡辺監督は就任したわけで、親会社の経営再建と共に、
「埼玉」西武ライオンズとして新たな球団再建を託された監督でした。

結果としては優勝は初年度の1回のみで、5年連続V逸に終わってしまったものの、
この間に、豊田投手と和田選手、細川選手に帆足投手、中島選手と、
毎年のようにFAで主力選手が流出しながらも、若手を試合の中で育て上げ、
かつ、混戦パリーグの中で優勝争いを繰り広げるなど、
育成と勝利の両立を図ることができた名監督でした。
また、発信力にも優れ、マスコミへのリップサービスは勿論、
常にファンを大事にする姿勢を貫いたことで、観客動員数も飛躍的に回復、
球団再建に大きな尽力を果たしてくれました。
黄金時代以降のライオンズの中では、球団を再建した大恩人と言えましょう。

そんな名監督に相応しい渡辺監督でしたが、唯一課題だったのが継投でしょうね。
先発完投投手を理想とする余りに、
継投のタイミングや1年を通した投手のやり繰りに不得手な面がありました。
同じ投手出身の監督でも、そこは東尾監督とは大きく異なり、
指揮官として少し優しすぎた印象もあります。
当初は「寛容力」でチームをまとめたものの、成熟するに連れて厳しさも必要で、
それを発揮してくれるヘッド格がいなかったことが、V逸の原因でしょう。

いずれにせよ、ライオンズを再建してくれた恩人であることは間違いなく、
今はゆっくりと静養し、いずれ監督としての再登板を果たしてもらいたいです。


後任監督に関しては、基本的に渡辺監督の路線を継承してくれる人物、
時期尚早の感はあるものの、潮崎2軍監督の昇格を推します。
片岡・栗山・中村選手が円熟期に入り、浅村・秋山選手ら若手が花咲く中では、
改革・刷新よりは継承・発展をすべき、と私は考えます。

2013年10月04日

消費税増税を考える

10月1日に安倍政権が来年春から消費税を8%に上げることを正式発表しました。
世間的には「仕方ないな」と済まされがちですが、本当にそうでしょうか?
今回はあからさま過ぎたので、「大企業優遇では?」とマスコミも気付きましたが、
根本的に民主党・野田政権と自民党・安倍政権では増税に関する考え方が真逆です。
野田政権で決まったから、今回も「仕方ない」では済まされない問題があります。

まず、最初に民主党の野田政権の消費税増税の論理を一言で現せば、
「景気回復のために消費税を増税する」という考え方です。
一見すると、矛盾しているように思えますが、
民主党の基本的なスタンスとして、社会に問題があると考えますので、
長引くデフレの原因は「年金・医療・福祉・労働環境といった社会不安」と考えました。
国民が漠然とした将来不安を抱えているから、安心してお金を使うことができない、
自己防衛のための消費者選択の末がデフレだったと考えたわけです。
そこで深刻化していた日本の財政問題にメスを入れる必要があり、
日本は将来的にも大丈夫と示すことが増税による財政健全化策なのです。
つまり、日本社会に潜む病巣そのものを取り除くための「増税」でした。

一方、自民党・安倍政権の消費税増税の論理を一言で現せば、
「お金を使うために消費税を増税する」という考え方です。
先日は東京電力の柏崎原発再稼動申請を「自転車操業」と称しましたが、
一番「自転車操業」が得意なのは自民党であることは間違いなく、
過去にも60年償還ルールによる建設国債の乱発、
公共事業中心の一時的な経済活性化策による財政悪化など、全て「自転車操業」です。
今回の消費税増税もそれと同じで、景気回復のための財源が欲しい、
それが消費税増税に繋がっていることは否定できない面があります。
そもそも、自民党がデフレの原因が何にあると考えているのか判然とせず、
おそらく「国民の気のせいである=デフレマインド」と考えている節があります。
ですから、国民一人一人の地道な節約とたまにのプチ贅沢の努力を完全無視し、
数字上で景気が回復しているから、増税できるね、と簡単に判断しちゃうわけです。
ある種の軽さ、病気の原因分からないけど、
とりあえず手術してお金集めよう的な嫌らしさを禁じ得ません。

報道では過去に橋本政権の5%増税が再度の不景気を招いたと紹介されがちですが、
逆の見方をすれば、橋本政権の5%増税による財政健全化策を、
その後の小渕政権と森政権が国債大量発行の公共事業投資で無駄遣いし、
財政健全化の道筋ができるどころか、財政破綻の懸念が出るまで追い込んだとも言えます。
また、消費税が導入された3%の時も、相次ぐ反対に遭ったために、
大幅な減税措置とセットにされたため、この時も財政健全化には繋がりませんでした。
今回もまた同じ過ちを繰り返すのは間違いなく、トウキョウ五輪でそれに拍車をかけ、
日本の財政が本格的に破綻するのも時間の問題になったと言えると思います。
貧富の格差も拡大し、トルコやブラジルでの暴動が日本で起きるようになっても、
何ら不思議なことではありません。

増税に伴う減税措置も国民には納得のいかないものばかりでしょう。
復興法人税の前倒しの廃止は意味が分かりません。
政治家や霞ヶ関の官僚以外は、余っているなら復興をスピーディにやれよ、と思っています。
10年の間にどれだけの人間が故郷の復興を見ずに亡くなっていくのか。
それを考えずにして、余りそうだから戻すね、では困るわけです。
何のために復興増税したのか、自民党政権は勘違いしていると言わざるを得ません。
賃金アップの企業に支援金という制度にしても、
健常者に歩いたらお金をくれると言っているようなものです。
企業が儲かっているなら、社会に還元するのは当たり前で、
身内の社員の生活を支えずして何のための企業活動なのか、当たり前のことに金出すって?
それよりは労働環境を改善すべく、労働基準監督官の増員や監視強化に割くべきで、
自由の名の元に好き放題やらせていて良い話ではありません。
前にも書きましたが、自民党が見ているのは「人間」ではありません。一人の人間なんて見ない。
自民党が見ているのは「物を言う集団」です。経済で言えば経団連しか見てません。


では、消費税増税問題をどうすればいいのか、根本的な制度改革が必要です。
結局、自民党や公明党が考えている「逆進性」対策は単なる「バラマキ」で、
消費税の負担が大きくなる家計を本当の意味で支えられるかは疑問です。
制度的にも最終消費する人間が損をする制度なので、
生産性のない子どもや年金生活者の負担が最も大きくなり、
労働者でも中小企業のサラリーマンは負担が大きく、個人事業主や農家、大企業という順に。
そもそも、消費税で問題なのは、負担しているのは消費者なのに、
支払っているのは事業者であることに問題があるわけで、
そこが「軽減税率」が導入できなかったり、
小規模小売店では消費税を免れる「益税問題」に繋がってくるんですよ。
上げる・上げないの議論ばかりで、中身の改善に全く触れようとしない、
これでは効率の悪い消費税が導入され、税率が上がっていくばかりで、
その隙間で得をする人間がいて、国は上げた分を簡単に使ってしまう、
消費税1000%になっても財政は健全化しないんじゃないかな(苦笑)

2013年09月30日

パリーグは東北楽天が初優勝

パリーグは先週の木曜日に東北楽天ゴールデンイーグルスが初優勝を飾りました。
その日の相手がライオンズで、どちらに転ぶか分からない好ゲームを演じていて、
最後も田中投手を前に1アウト2・3塁と同点・逆転サヨナラの好機を作るも、
そこからエンジンをかけた田中投手が凄かった。
全球ストレートで押せるようになったのが昨年までとの大きな違いなのでしょうね。
同一リーグのライバルなので、優勝されて悔しくはあるものの、
新興球団で東日本大震災を乗り越えつつある東北を活気付ける意味でも、
この結果は良かったんじゃないかなと思います。
勿論、クライマックスシリーズ・日本シリーズは別ですが(^^;

楽天の優勝の原動力は既に言われている通りで、
田中投手が絶対的エースに成長し、
ジョーンズ・マギー選手という軸ができた、これに尽きます。
昨年までは田中投手が好投しながらもポカをやって長打で失点したり、
鉄平・聖澤・枡田・銀次選手と左の巧打者は数多くいたものの、
大砲が少なく、そういう意味ではヒットのわりに点数が取れない打線でしたが、
新外国人2人の加入で状況が一変しました。
今年はこの3人にやられた記憶しかないですね。
他にも良い選手はいますが、3人は存在感が別格でした。

昨年のオフにラヘア選手を巡り、ソフトバンク・西武・楽天が争奪戦をし、
ソフトバンクが獲得、西武はスピリー選手、楽天はマギー選手に切り替えましたが、
結果から言えば、ラヘア選手は序盤のみで後半戦は2軍生活と期待外れ、
スピリー選手も攻守に当てが外れて2軍生活が長く、
最終的には楽天が見事に勝利した形だと言えます。
戦力均衡で選手の入替が激しい分、外国人選手の出来が成績を大きく左右しますね。


さて、優勝は楽天に決まったものの、その前の2試合は西武に連夜のサヨナラ負け、
優勝決定後はロッテとソフトバンク相手に2試合連続完封負けと、
順調にマジックを減らして優勝したものの、やや燃え尽きた感も…?
星野監督は中日・阪神で優勝したものの、まだ日本一の経験はないだけに、
本番はこれからだと思っているのでしょうが、選手の方がどうなのか…
一方の2位・3位争いは熾烈で、4位の西武が猛追を見せており、
西武との直接対決では3位・ソフトバンクがサヨナラ勝ち、
2位・ロッテがサヨナラ負けと、一点を争う好ゲームが続いています。
まだ西武はロッテ・ソフトバンクと2試合ずつ残しており、
最後まで熾烈な戦いが展開されそうな雰囲気です。
こうなってくると、楽天もCSはウカウカしていられないように思えますね。


◆ニュースネタ 東京電力が柏崎原発の再開へ等々
福島第一原発の事故を制御できていないのに、再稼動へ向けて動き出すのは、
一見すると矛盾を孕み、違和感を覚えるやり方ですが、
逆に東京電力の立場になってみると、
「福島第一原発の事故を処理するために、原発再稼動しないとやっていけない」、
とも考えることができます。
倫理観とかそういう問題ではなく、もはや自転車操業式にやっていかないことには、
事故賠償が行えないところまで追い詰められているとも言えます。
口先では「政府が全面に出て」と言っているものの…
そういったあらゆる負の側面を背負う覚悟があるのでしょうか?

消費税増税というときに、復興特別法人税の前倒しの廃止を検討したりと、
こういった面も国民から見ると、よく分からない印象を受けます。
日本の法人税が高いというのは分かりますが、個人も所得税として払っているのに、
法人税だけ先に免除されるというのは、やはり違和感を禁じ得ません。
政府は盛んに賃上げを要求していますが、
五輪特需が期待できるとはいえ、景気が本当に軌道に乗り続けるかは未知数で、
企業側としてはボーナスは出せても賃上げは難しいという考えでしょう。
それでいて、政府は社会保障を削り、年金給付の削減や保険料の値上げ、
それらの負担は賃上げ以上になりかねず、
手取り分引下げてんのはどっちなんだよ、ということになりかねません。

景気回復と財政健全化という相反する課題を同時に解決しようとするため、
矛盾した政策が行われており、それらがいつ崩壊するのか心配でなりません。

2013年09月20日

プロ野球もいよいよ大詰め

明日にもセリーグでは巨人の優勝が決まるかという雰囲気で、
パリーグでは東北楽天が初優勝に向けてカウントダウンに入っています。
個人記録ではヤクルトのバレンティン選手がシーズン記録の56号本塁打を放ち、
60本の大台も見えてきており、どこまで記録を伸ばすのか注目ですし、
パリーグでは楽天の田中投手が21勝0敗という神がかり的な記録を更新しています。

そんな最中に統一球問題の張本人である加藤コミッショナーが辞意を表明…
なんでこのタイミングなのか。
調査委員会の発表が出る前に、矢面に立たされる前にスコスコ逃げ出したとしか…
最後くらいは責任を全部被って辞めていけば、「潔かったね」と評価されるのに、
最後までこんな感じで逃げ腰では、「なんだったの?あの人?」となっちゃいます。
すぐに辞めるか、最後まで全うするか、中途半端にして欲しくなかったのですが…
結局、このまま有耶無耶のうちに終わってしまうんですかねぇ…


◆ニュースネタ 福島第一原発の汚染水問題
民主党政権時代に遮蔽壁の設置を巡り、株主総会を前にした東京電力側が渋り、
一旦保留にしたまま、有耶無耶のうちに放置されてしまったとのことで…
まぁ、東京電力側の言い分も容認した民主党の判断も分からなくはありません。
東京電力を潰さないことを前提とするならば、そういう判断になったことでしょう。

ただ、問題はその後がどうなったかですよね。
ニュースバリュー的にも消費税増税問題が大きくなった頃でしょうし…
黙殺してしまったマスコミを含めて、国民全体の認識に誤りがあったと言わざるを得ず。
もっとも、一番罪が重いのは、政権交代後にSOSを送り続けた東京電力を無視し、
「アベノミクス」の看板の元、見て見ぬ振りをしていた現政権ですが…


◆県内ネタ 学力テスト最下位を受けて、校長名の公表へ。下位から上位へ変更?
小学校などで実施される全国一斉学力テストの結果において、
国語で全国最下位を取るなど、成績が不振だった衝撃から、
川勝知事が「成績下位の学校の校長名を公表する」と言ってしまいましたが、
その後に教育委員会等の反発を受け、「成績上位の学校」に変更するようです。

まぁ、でも、そもそも静岡県は学区制なので、学校名公表しても意味ない気が。
子どもの小学校のために引っ越すんでしょうかねぇ。
個人的にはあまり小学校の成績って当てにならないと思ったりもします。
問題は「習慣」があるかどうかで、勉強する「習慣」、
読書をする「習慣」、運動をする「習慣」、掃除をする「習慣」、
そういったものがあれば、問題ないかと。
対策としては読書をする「習慣」を身につけることが必要なように思えます。


◆プロ野球ネタ 投打の新記録達成に湧くプロ野球
パリーグファンからすると、バレンティン選手があんなに打つのは予想外なのですが(^^;
いつのまにあんなに打っていたんだろうか。8月になって驚いたというのが本音です。
記録更新するならブランコ選手だと思ったんですがね。前半では考えられない展開です。

セリーグの情報には疎いので、その記録の価値は論じませんが、
ただ、一方で簡単に記録を更新されてしまった印象も拭えません。
ヤクルト・阪神・楽天などで監督を務めた野村克也氏が批判する辺りも、
あまりにバッテリーが簡単に打たれすぎている、そいう面もあるのでしょう。
ニュースでは打った場面しか流れないのでアレですが、直球系の失投多いような…
ファンも打ったバレンティン選手を祝福する雰囲気だったし、
カブレラ選手やローズ選手の時のような「抑えてやる」というのを感じませんでした。
もっとも、完全にヤクルトが優勝争いとCS争いに取り残されてるせいかもしれません。
記録更新のバレンティン選手が凄いのは間違いありませんが、
記録更新を許してしまったセリーグの投手陣は反省して欲しいですね。

一方の楽天・田中投手の記録は何とも言いようがなく。ヒット打っても点入らない(^^;
昨年までなら、1試合の中で必ずポカがあり、
スライダーの失投を打たれて長打を食らうことがしばしばありましたが、
今年は得点圏にランナーを置くと全く隙を見せなくなりました。
チャンスがあるとすれば、立ち上がりくらいなのですが、
そこで点数を取れないと、そのまま試合が終わってしまうほどです。
正直、ここまで点数が取れないものかと、敵ながら感心します。
完全に神懸かっています。このまま無敗でシーズンを終えるのでしょうかね?

2013年09月09日

東京オリンピックの光と影

もう既に日本中の人がご存知でしょうが、2020年のオリンピック開催地として、
東京が選ばれることとなり、56年ぶりの東京オリンピックが開催されることとなりました。
勿論、めでたいことだと思いますし、
私も老朽化の目立つ幹線道路網の抜本的整備を条件に賛成の立場を示していましたが、
なんともやるせない、複雑怪奇な気持ちに苛まされています。
以前、オリンピック招致に東北の震災復興を掲げたことを「偽善」と批判しましたが…
人間、土壇場になると本音が出ちゃうんでしょうね。
もう偽善者としての取り繕いさえ、なくなってました(苦笑)
フクシマ? それどこの外国デスカ?(爆)

結局、IOCへ媚びへつらう形で招致活動も進んでいた感じで、
自らの名誉欲のために始まった石原元都知事のオリンピック招致活動でしたが、
そこに震災復興の大義名分を掲げて広がりを見せ、
かと思えば「コンパクトな大会」と言って、やっぱり被災地は置き去りにされ、
そして最後には「お金あります」と言って、
汚染水問題が浮上するや「福島と東京は離れている」と言い出し、被災地は完全に切り捨て。
なにがオールジャパンなのか。オール東京(千葉西部と神奈川東部)の間違いだろ。
最後に被災地が足を引っ張ると見るや、臭いものに蓋、
大義名分をかなぐり捨てて容赦なく保身に走りやがりました。
ホント白々しい感じしか残らなかったです。心から喜んでる人、本当にいんの?
相当な偽善者というか、偽善の意識さえ持っていない悪人ばかりな世の中ですね…

日本人の悪いところはそこですよ。「見てみぬ振りをする」、そこがずっと変わっていない。
前回の東京オリンピックも美しい思い出として語られていますが、
大規模な突貫工事は現在に来てその歪みを吐き出しつつあり、
高度経済成長に伴う人口流動により、都市化に馴染めず孤独化、逆に農村では過疎化が進み、
開発が優先された太平洋側は経済が発展したものの、
日本海側は取り残され、未だに新幹線の開通もなされていない状況…
そういった「影の部分」があったにも関わらず、誰もそれを口にせず、見てみぬ振り、
ホップズ的に言えば、「トウキョウという名の化け物が地方を飲み込んでいる」わけです。
今回もトウキョウのための電力を作っていた福島第一原発が事故を起こし、
福島の人達に多大な迷惑をかけた上、オリンピック招致の際に汚染水・放射能不安が起こるや、
「福島とトウキョウは離れている。トウキョウは大丈夫」と言って、完全に切り捨て、
私達はトウキョウオリンピックの熱狂の中で、福島と被災地を忘れ、
批判する人を「水を差すな」の一言で言論封殺し、影の部分を見てみぬ振りをするのでしょうか。

光の部分を喜ぶことは大変いいことですが、同時に影の部分も直視して貰いたいです。
すぐに現実から目を背けたがるのが日本人の悪い癖。


◆ニュースネタ 福島第一原発の汚染水問題
安倍総理の自信の程がどこから来るものなのか分かりませんが…
むしろ、問題にしたいのは、今まで政府は何をやっていたのか、ということです。

民主党政権時代には当時の菅総理が東京電力に代わって指揮を取ったら、
過剰介入であると批判していたのは今の自民党政権でした。
実際、政権交代後、政府が積極介入しているような雰囲気はなく、
東京電力に任せていたら、予てから問題が指摘されていた汚染水漏れが深刻化し、
慌てて政府主導で対策を練ると言い切る空々しさ、お前ら、半年間何やってたの?

これも「見てみぬ振りをしていたら大変なことになってました」な典型例なわけで…
日本のバブル崩壊の不良債権も同じでしたし、本当に溜め込むの好きですね(苦笑)
アベノミクスも同じようにならないことを祈るばかりです。成長戦略って本当にあんの?


◆ニュースネタ 消費税増税問題
まぁ、増税は基本路線で、単に民主党政権の手柄だからケチを付けているだけ、
国民の批判をかわすための「熟考してますポーズ」に過ぎないわけですが。
増税のベストタイミングは景気が過熱し、調整弁として上げる方法ですが、
景気が底だと見れば、敢えて不景気に増税するのも悪い手ではありません。
そういう意味では、野田政権の増税タイミングはそれほど外してはいませんでした。

しかし、安倍政権になって、ドル安政策を終えたアメリカの好景気に引っ張られる形で、
景気の回復局面に入ってくると少し事情が違ってきます。
公共投資を中心とする大規模な財政出動を伴っているので、
増税によって税収が増えたとしても、その分がそのまま出ていってしまうので、
財政健全化には程遠い結果に終わってしまうのは間違いありません。
まさに焼け石に水、上げた分以上を使っていたら、意味がないわけです。
過去にも消費税を5%に上げた橋本政権の後、財政出動を行った小渕政権が来たことで、
消費税増税分は完全に吹き飛んでしまい、さらなる増税へと繋がることは間違いなく、
10%、20%、さらに上へと、同じことを繰り返すだけです。

2013年08月23日

前橋育英が初出場初優勝

夏の全国高校野球甲子園大会は、決勝戦が行われ、
群馬代表の前橋育英が4-3で宮崎代表の延岡学園を下し、
初出場初優勝を果たしました。
2年生エースの高橋投手を中心に、守り勝つ野球で勝ち進み、
決勝戦はさすがに疲れを見せ、調子は悪かったものの、気力で投げ抜いての勝利、
この暑い中、1人でマウンドを守ったことは立派です。

一方、東北勢の悲願は今回も敵わず、準決勝で日大山形・花巻東が敗退、
決勝戦でも九州で唯一優勝がなかった宮崎県は今回も及ばず、
県勢初優勝を果たすことはできませんでした。

決勝戦で難しいと感じたのは、9回のノーアウト1・2塁の場面です。
1点ビハインドですから、当然、送りバントを考えるところですが、
延岡学園は代打の選手を用意していたこともあって、打たせて凡退、
結果としてランナーを進められず、無得点に終わってしまいました。
毎日試合があるプロ野球ならば、選手の自主性を殺してでも送りますが、
明日のない高校野球、しかもレギュラーでない選手となれば、
自ずと勝負に徹することができず、温情が出てきてしまうものです。
そんな高校野球ならではの難しさを感じる場面でしたね。


●今大会のポイント 「暑さ」
今大会で気になった点は幾つかありますが、1つは大会運営上の問題ですね。
今大会では連投を避けるため、準決勝前に休養日が設けられた代わりに、
分割されていた準々決勝が再び1試合にまとめられました。
これを選手の体調管理を考慮してのことと考えるのは…どうなのかなと。
休養日も土日に絶対にかからないように設置されていましたし、
選手の体調考慮というよりも営業面の問題が大きかった気がします。
結果的に、選手の負担はあまり変わっていないのではないでしょうか。

大会全般を通して、記録的な猛暑がもたらした影響は大きかったと思います。
特に大会前半は暑かっただけに、投手のスタミナを容赦なく奪い、
一時は記録的なペースでホームランが飛び出すなど、派手な試合が続きました。
途中までは接戦も、一度点数が入るとビッグイニングになる、
そういう試合が多かったですね。
その後、暑さが一段落するにつれて、投手戦が増えていったのも、
単なる偶然だと片付けるには無理があります。

また、炎天下の試合で脱水症状を起こす選手が例年よりも多く、
特に浦和学院の小島投手、常総学院の飯田投手は、足が攣ってしまい、
降板後にチームが同点・逆転されて負けてしまう憂き目に遭っています。
野手にも故障者が出ましたし、暑さの影響は非常に大きかったと思います。
根性で体温が上がり下がりするわけでもなく、当然、我慢にも限界があります。
昔の暑さとは違うわけですから、炎天下の試合を避ける工夫も必要です。
さすがに涼しいドーム球場で開催しろとは言わないものの、
3試合日を含めて朝8時開始で統一し、12~2時にインターバルを設ける、
そういった工夫も今後は必要になってくるのではないでしょうか?
近年の甲子園大会は商業主義に走ってる傾向が強いだけに、
選手の体調を考慮した運営をしてもらいたいです。
このままでは下手すると死者が出かねません。出てからじゃ遅いんですよ?


●今大会のポイント 「投手の連投禁止と手抜き」●
これだけ暑いと仕方ない面もあるのですが、県大会では桐光・松井投手が、
本大会では浦和学院・小島投手が、済美・安楽投手が、
それぞれ力を発揮できないままに姿を消すこととなってしまいました。
彼らに共通しているのは「手抜き」、
打たせて捕る投球を意識して、制球重視で投げているためか、
体重が前に乗り切らず、所謂「ボールを置きにいっている状態」で、
本来のストレートの力強さが感じられませんでした。

これは広島の今村投手(清峰高)と西武の菊池雄星投手(花巻東)の頃からで、
ペース配分(力配分)と手抜きを勘違いしている風潮が強いです。
「手抜き」というのは、明らかに投球フォームが違ってしまうことです。
足を上げる高さやリリースポイント、腕の振り、
それらが違えば、ボールは本来のものとは全く異なってしまいます。
逆に、ペース配分ができるというのは、同じ投球フォームでいながらも、
リリース時の力の入れ具合のみ調整できることで、
普段は余計な力を入れずに流れるフォームで伸びのある球を投げ、
ここ一番でアクセルを踏んで球威で押せる、それが投手の理想像です。

同じフォーム、いわば理想の形で投げられれば、
3連投4連投したところで故障しません。
その選手自身に合ったフォームだから、負担が少ないわけで、
逆に余計な力を取ることができ、理想のフォームが固まりやすくなります。
逆にフォームを崩した状態で投げ続けてしまえば、肩の負担が大きくなり、
また、前述のような「手抜き」であれば、アクセルを踏んだ瞬間に、
オーバーヒートを起こしかねず、こちらも故障しかねない事態です。

横浜高校と前橋育英戦で、横浜の渡辺監督が心がけていることに、
投手の体重移動に重点を置いているとのことです。
まさにその通りで、一時甲子園で活躍したとしても、
それを継続できないのは、そこが簡単に失われてしまうからです。
なかなか理想のフォームを固めることは難しくはありますが、
まずはキャッチボールの延長戦上でフォームを模索し、
投げ込みを行うことで素地を固め、理に適ったフォームを見つけて欲しいです。

連投を規制する以前に、根本的な投げ込み不足が懸念される状況で、
このままプロ野球に入ったところで、練習についていけずに故障するのがオチ、
少し過保護になっている印象も受けなくもありません。
一方で春の時点で安楽投手に投げすぎの状態になることもあり、
やや歪な感じもしてしまいます。
個々の選手によって連投の可否も違ってきますし、
一概に規制することはできないと思いますね。

まずは、先を見ずに、一戦必勝、その打者を抑えることに集中して欲しいです。
高校生でペース配分とか考える時期じゃない。
ランナーズハイにも達していないチンタラ走りで結果が残るわけがなく、
まずは一度スパートをかけた先に、投手としての次のステップがあるわけです。
そういう意味では、前橋育英・高橋投手は上手くステップ踏めましたね。


●今大会の話題 花巻東の2番打者・千葉選手に関して●
良くも悪くも波紋を呼んだのが、花巻東の小兵の2番打者・千葉選手でしたね。
済美戦では、済美側が外野手を1人減らし、内野手5人シフトで勝負し、
それを嘲笑うかのようなライトオーバー3ベースヒットを放ち、
その後も「カット打法」という粘り強い打撃で繋ぎの2番として機能するも、
詳細は不明も大会本部から注意され、バントとみなすと言われて波紋を呼び、
さらには、2塁走者で訝しげな動作がサイン伝達ではないかと疑われたり、
話題の中心にはいつも花巻東の千葉選手がいました(^^;

「カット打法」に関して言えば、明らかにシロだと思います。
セーフティバントをしに行っての見せ掛けスイングなら分かりますが、
完全にバスターで戻していますから、何ら問題ありません。
あれがダメならバスターエンドランという作戦は使えないことになります。
そもそも、何が問題で禁止されているのか。姑息だからか、遅延行為だからか。
姑息だと言うなら、送りバントやスクイズも正々堂々じゃないと言えますし、
遅延行為だというなら、ピッチャーは四球で歩かせれば済むこと、
禁止された理由がいまひとつ判然としません。
スリーバント失敗との境界線なら分かるものの、
ファールを打つことがダメだというのは、やはり変でしょう。

サイン伝達に関して言えば、日本で禁止された理由を知ってるのでしょうか?
妬みですよ。1990年前後の西武ライオンズが強すぎたから規制したの。
当時の3塁コーチの伊原コーチを軸に、サイン盗みや情報戦を徹底したため、
それを規制しようというリーグ内の動きに繋がったわけです。
でも、過去には三原監督や黄金時代の巨人など、どこもやっていた野球で、
批判される謂れはありませんでしたが、「妬み」でそうなっちゃったわけです。
セリーグでは2塁走者の伝達は明確に禁止されていないようですが、
パリーグでは未だに規制されており、対西武包囲網の名残を感じます。
公に問題とされたのは90年代後半の福岡ドームでの電光掲示板を用いた
サイン伝達疑惑でしたが、機械がするのと人間がするのとではやはり違います。
そんな姑息な手段で用いられたガラパゴスルールを適用してどうすんの?
国際試合では平然と他は行っているのに、正々堂々とか言うの?
ベンチ以外の人間や機械が行えばアウトですが、
グラウンドにいる選手が行う分には、本来、何も問題ないでしょう。
それを問題にしたのは単なる「妬み」だったんです。
そんなくだらないルールが未だに残っていることが恥ですよ。

そんなわけで、全くもって言いがかりを付けられてしまった、
花巻東の千葉選手は気の毒です。
負けた試合ではそれまでの粘り強い打撃が嘘のように淡白になりましたし、
影響は少なからずあったと言わざるを得ません。
延岡学園と富山商の試合でも微妙なタイム問題もありましたし、
周囲のミスが選手の負担になるようなことはやめてもらいたいですね。


●注目の選手の動向は?●
今大会はドラフト候補という点では目立ちませんでしたね…
昨年活躍した桐光学園・松井投手と、大阪桐蔭の森捕手の1位は固いでしょうが、
それ以外となると将来性を評価しての3位以下での指名が主かなと。
目玉になりそうな候補はいませんでしたね。

それでも大会を通じて評価を上げたのが、常総学院・内田選手で、
強肩強打の捕手としてドラフト3位前後の評価は得られたと思います。
センバツに比べても凄く打撃が良くなりました。
逆に、仙台育英の上林選手は評価を落とした感があり、
現時点では打撃がネックになりかねず、2~3位評価に落ちたでしょう。
他には富山第一の宮本投手が素材として評価されるでしょうし、
花巻東の岸里選手は野手で評価されると思われます。

それ以外では1・2年生の活躍が目立った試合でした。
優勝した前橋育英の高橋投手を始め、済美の安楽投手、浦和学院の小島投手、
明徳義塾の岸投手ら、楽しみな選手が多いです。
野手でも横浜高校はレギュラー8人が2年生で、
特に4番高浜選手は右のスラッガーとして注目を集めそうです。


◆ニュースネタ 戦争の悲惨さから戦争の礼賛へ?
湊さんの日記でも書かれているように、『はだしのゲン』の締め出しがニュースとなり、
集団的自衛権の行使の拡大解釈を司法がNOと言えば、行政が「遺憾だ」と言い、
広島・長崎・終戦記念日が来ても、あまり戦争が語られなくなってきた昨今、
非常に危うさを感じております。

いつしか、戦争の悲惨さから人々は顔を背けるようになり、
その表層だけを持て囃し、戦争の礼賛とも取れるような発言・方向性は危ういです。
それを象徴するのが今回のニュースだったわけで…
いかに表層しか見ていないかを痛感する出来事ですよね。

勿論、それは我々にも責任があるわけで、まだ子どもで終戦の意味も分からなかった頃、
戦争を体験した祖父母を始め、周囲の大人が終戦のサイレンとともに黙祷する、
厳かな様は子どもながらに、過去に大変なことがあったのだと思わされました。
それが世代に引き継がれるという意味で、私達が黙祷をしている姿が、
その下の世代、子ども達が戦争を語り継ぐことに寄与するように思えます。

小さなことですが、一人一人の戦争に対する態度が、
私達より下の世代の戦争に対する態度を決めるのではないかと。
そういう気持ちで、この8月の日を常に感じていられるようにしたいものです。

2013年08月19日

秋の虫のなく頃に

朝方は蝉の大合唱ですが、夜になると秋の虫が鳴いており、
時折肌寒く感じる時があるなど、少しずつ季節の移ろいを感じますね。
暑い(´ヘ`;)


◆高校野球ネタ ベスト4が出揃う
正直言って、この4強は全く予想していませんでした。
ここ数日は私が勝つと思った方が必ず負けてる。それだけ波乱含みの大会です。
花巻東、日大山形、前橋育英、延岡学園、いずれの学校が勝っても初優勝で、
前橋育英以外の3校は県単位でも初優勝となるフレッシュな顔ぶれです。

4校とも派手さはありませんが、守備・走塁がしっかりとしており、
今大会で伸びた投手がいるのが特徴でしょうか。
いやはや、失礼ながら、やっぱり何で勝ち残ったのか、よく分からない(^^;
今日は全て1点差ゲームでしたし、どう転ぶか分からない試合の連続ですね。


●6日目
第4試合の明徳義塾と瀬戸内の試合は好ゲームでした。
明徳義塾の2年生エース岸投手はバランスの良い好投手で完成度が高い。
ただ、逆に荒々しさが少なく、日ハム・武田久・谷元投手のように角度を欠く。
投打二刀流を検討されそうだが、どちらかといえば野手の方が可能性あるかも。
瀬戸内の山岡投手は延長再試合の影響による不調が心配されていましたが、
投球内容自体は悪くなく、切れ味鋭いスライダーは魅力的でした。

第1試合の横浜高校はレギュラー8人が2年生というのだから驚き。
4番の高浜選手を軸に、来年のドラフトでは何人指名されるのでしょうか。
台風の目になる可能性が出てきました。

●7日目
第1試合の富山第一の宮本投手は右の本格派。
140キロを超えるストレートに鋭いスライダーのコンビネーション。
投球フォームのバランスもいいし、将来が楽しみ。
ただ、ランナーを出すとフォームがしっくりいってないのか、制球を乱す傾向、
シュート回転が強くなるだけに、フォームの修正だと思える。

済美の安楽は好投手だが、ボールを置きに行く癖がある。
菊池雄星・今村投手の頃からペース配分の勘違いが多い気がする。
ペース配分=手抜きではない。
無理のないフォームで力を過度に入れないことが大事なわけで、
腕を振らずに小手先でストライクを取りに行くのとは違うのだが…

●8日目
第3試合の常総学院と仙台育英の試合が好ゲームでした。
1回戦で浦和学院に打ち勝った仙台育英でしたが、
常総学院の飯田投手がキレのあるストレートと多彩な変化球で翻弄、
安定感ある素晴らしいピッチングでした。

●9日目
あまり見てなかった。スイマセン。

●10日目
第1試合は済美が花巻東に競り負けました。
注目の安楽投手はあまり状態が良くなかったですね。
ストレートが本来の出来には遠く、苦しいピッチングでした。
桐光学園の松井投手、浦和学院の小島投手にも共通しているんだけど、
3人とも制球を気にしているのか、足の踏み込みが弱くなってしまっている。
前に体重が乗らないからストレートが走らず、ピッチングにならならい。
コントロールとかはプロに行ってから考えろ、という話。

それと話題になったのは、花巻東の小兵2番千葉選手に対し、
内野手5人シフトを引いたことでしょう。
しかし、3打席目にはそれを嘲笑うかのように、無人のライトオーバー3ベース。
結果的に後続を抑えて無失点で凌ぎましたが、
精神的ダメージは大きかったことでしょう。

第2試合は明徳義塾が大阪桐蔭に快勝。夏連覇の夢は断たれました。
この試合は明徳の作戦勝ちだった感じがしますね。
明徳の岸投手はこれまで見た中で一番良かったかも。
角度はないものの、伸びのあるストレートで押し、
カット気味のスライダーやツーシーム系のボールでの揺さ振りは見事でした。

常葉菊川は鳴門に大敗… 初回に守備の乱れで失点したのが全て。
静岡県大会も守りで勝ってきたチームなだけに、致命的でした。

●11日目
第1試合は、常総学院・飯田投手、福井商・長谷川投手ともに、
テークバックが小さく、ボールの出所が見にくいタイプ。
メジャーの上原投手やソフトバンクの攝津投手のように。最近増えたなぁ。

第3試合では前橋育英が横浜に大勝する結果に。正直意外でした。
前橋育英の2年生エース高橋投手はスライダーにかなり自信がありそうですね。
あの球を打ち返さない限りは攻略は難しいでしょう。
ただ、そこまで目玉とは思わなかったり。次の試合でチェックします。

●12日目
第1試合は花巻東が鳴門に勝利。シーソーゲームで熱い戦いでした。
花巻東は絶対的エースはいないものの、出てくる投手がみな好投手ですね。
他のチームならエースを張っていてもおかしくないレベル。
そんな投手が3人も4人もいるのだからスゴイです。
あとは継投次第といったところでしょう。

第2試合は日大山形が明徳義塾に勝利。意外な結果でした。
日大山形のエース庄司投手はよく分からなかったり。
一番適切な感想が「年を取った西口(西武)」なんだけど、
西口投手が既にベテランなので、10年後の西口ということで(苦笑)
フォームに力強さが足りない。足の踏み込み不足なんだよなぁ。
だけどスライダーは切れるから中途半端に打ち取れる。勿体無い。

2013年08月12日

暑くたって兵器

40度超えたって、もう驚かないもんね!<それは麻痺しただけだ(苦笑)

しかし、NHKで熱中症への警戒を伝えるニュースを流し、
外での過激な運動を控えるように言いながら、
直後に甲子園で高校野球を流すってのは、説得力がまるでない(^^;
ドーム球場でやれとは言わないけれど、炎天下の場合は考えないといけません。
実際に今大会でも脱水症状に近い症状も見られていますし、
高校生だから大丈夫とするのは管理責任を全うしていないと言わざるを得ません。


◆ニュースネタ 麻生ヒトラー発言 米軍ヘリ墜落事件
いずれも、当初は問題視されたものの、その後は騒がれず。何で?

麻生大臣のナチスを見習え発言は、
ナチスと言う言葉が勝手に走り出した感はあるものの、
かつて総理大臣や外務大臣を務めた人間が、その名前を簡単に口に出してしまうのは、
あまりに国際感覚がないと言わざるを得ないのではないでしょうか。
こういう発言をしてしまうと、ただでさえ領土問題や憲法改正問題で、
韓国や中国との軋轢が生じているのに、
彼らの日本の軍国主義復活の主張に信憑性が出てきてしまうでしょう。
どう考えても軽率だったと思いますし、日本の立ち位置が不透明化してきています。

米軍ヘリ墜落事件も、何が起こったかさえ伝えられない日米地位協定は、
現代における不平等条約と言わざるを得ないでしょう。
これが仮に細菌兵器の事故とかだったらどうすんの? バイオハザードだよ。
憲法改正論者からすれば、日本が軍隊を持たないから日米安保が対等でない、
不平等な日米地位協定を承諾せざるを得ないというのでしょうが、
それは単純に日本の「ひけ目」の問題に過ぎず、
沖縄を利用するというアメリカ軍のメリットを一切考慮していません。
最初から交渉する気がないわけだから、相手の言いなりということですよ。

海軍力を強める中国への対抗手段としても叫ばれていますが…
ぶっちゃけ、日本人全員が軍人になったとしても、
人口比が違うわけだから、軍事競争になった場合に勝ち目あるんでしょうか?
そんな意味のない軍拡競争が米ソの停滞を呼び、
日本の経済大国化を呼んだわけですが、そんなつい最近の歴史さえ忘却の彼方?
「日本を取り戻す」、いつの日本なんだよ? 日清・日露戦争の頃か?


◆高校野球 甲子園大会が開幕
今年は例年になくハイペースでホームランが出ていますね。
昨日・今日と投手戦が多かったので、少し落ち着いた感はありますが、
それでも多い方だと思われます。
打者のレベルが殊更高いわけでもなく、やはり暑さの影響が多そうです。
全般的に失投が多いです。体調管理が難しい甲子園大会になっていますね。

○1日目
大阪桐蔭の森・近田・笠松選手のクリーンナップは脅威、
破壊力で言えば、昨年の光星学院の田村・北条選手を超えるレベルです。
確実性の高い森選手をいかに封じるかが攻略のポイントとなりそうですが、
そう簡単に抑えられる選手じゃないんですよね、スケールでかいです。

○2日目
負けはしたものの、大分商の2年生左腕の笠松投手が光りました。
手足を長く使えるフォームから、130キロ中盤ながらも緩急を生かす投球、
伸び白の大きさが感じられます。
ただ変化球が甘く入ることがあり、そこが敗退の原因になってしまいましたね。

○3日目
浦和学院が仙台育英にサヨナラ負けしたのはショックでした。
小島投手は微妙なフォームのズレがありましたね。
春ではもう一歩踏み出してクロス気味だったのに、今回は普通な感じに。
投げ急いでいた印象もありました。故障でなければ良いのですが…
抜群の安定感を誇っていた投手なだけに、この壁を乗り越え、
また来年、甲子園に戻ってきて欲しいです。
一方の仙台育英の4番上林選手は打撃フォームが独特すぎて、
これは仙台育英の打者全般に言えますが、嫌いじゃないですが、極端すぎ。
あのフォームでは内角高めは絶対に打てない。
真ん中高めの140キロを超える速球も対応できないんじゃないかな。
先を考えるなら、早くフォームは修正しておいた方がいいと思います。

○4日目
初出場の弘前学院聖愛が前評判通りの力を見せてくれました。
光星学園や青森山田といった野球留学校を打ち破っての、地元チーム出場、
初出場ながらも力のある学校であることは間違いありません。
打者は鋭いライナー性の打球を広角に打ち分け、
塁に出れば、常に次の塁を狙うスリリングな走塁を見せ、
投手では右サイド変則で制球が安定しており、一発勝負での攻略は難しい。
よく練られた良いチームだという印象を受けました。
初出場初優勝も夢ではない、そう思わせてくれるチームですね。

○5日目
ごめんなさい、特に感想なし(^^;

2013年08月05日

夏?真っ盛り

いやー、暑いですねぇ… 暑いんだけど、変ですね。
急に天候が変わって雨が降ってきたり、それも局地的で、隣町は全く降ってなかったり、
たった2~3キロの距離でも降っていたり、降っていなかったりする。
よく分からない天候です。
暑くはあるものの、曇りがちで、暑さ以上に天気の急変が気になっちゃいますね。
中国山陰・北陸では大雨がすごかったようですが、湊さんの方は大丈夫だったのでしょうか?
晴れるならスッキリと晴れて欲し…くはないな、やっぱり(苦笑)


◆高校野球ネタ 夏の甲子園大会がもうすぐ開幕
これを書いている時点では組み合わせは発表されていませんが、
最大の注目点は浦和学院の春夏連覇が達成されるのか、
2年生エース左腕の小島投手は地方大会で完全試合をするなどさらに成長、
大会屈指のサウスポーとして連覇の期待がかかります。
また、昨年優勝の大阪桐蔭の夏連覇の可能性が残っていますし、
センバツ準優勝の済美・安楽投手もおり、その意味では楽しみな大会になりそうです。

唯一、残念なのはドラフト1位確実と言われた桐光学園・松井投手の敗退ですね。
テレビ神奈川のサイトで敗戦となった横浜戦の中継を見ましたが、
状態的には昨年よりも悪くなっているように見えました。
ただ、大会前の浦和学院との練習試合では素晴らしい投球だったそうで、
単純にピークを過ぎただけだったのかもしれませんが、「乗り」が悪かったですね。
昨年はもっと前に体重が乗っていたと思うのですが、
今年は自重気味でその分だけスライダーのキレ・曲がりも落ち、
捉えられやすくなってしまったように見えました。
ぶっちゃけ、現状ではただの高校生左腕に落ちてしまったので、今後どうなるか分かりません。
今年は社会人に即戦力が多いということで、来年の安楽投手らに期待し、
今年は即戦力重視の方針に切り替える球団も出てきそうです。


◆ゲームネタ アイドルマスターシンデレラストーリー他
今日は特に内容に触れませんが、携帯ゲームをやるようになってから、朝早起きになりました。
まぁ、全体的には寝不足ですが(苦笑)
大体のゲームに置いて、ガチャが入れ替えられるのが早朝ということで、
そこを狙ってやることが多かったのですが、人もそう多くなく、手頃に遊べる時間です。

アイドルマスターの方はさすがに限界を感じて、携帯認証をしちゃいました。
ほとんどのゲームが同じシステムなのに、よく持つよなぁ…
実際やっている人間が言うのも何ですが。
有料ガチャは禁じてはいないものの、1回100円のものに限定してます。
時折、セットで1万円とかいうのがあるけれど、どこのバカが買うんでしょうか?(^^;

2013年07月26日

アイドルマスター シンデレラガールズ

テレビのCMでもやっているので、ご存知の方も多いと思いますが、
携帯ゲームの『アイドルマスター シンデレラガールズ』をモバゲーでプレイし始めました。

ちなみに、私は先日も書いたとおり、KindleFireHDでプレイしており、
携帯端末ではなく、なおかつ携帯番号登録もしていない「非認証端末」で、
『一騎当千バーストファイト』とは違って、大幅なプレイ制限が課せられてしまいます。
具体的には、「運営者・他プレイヤーを問わず、一律にプレゼント関係が貰えない」、
「無料ガチャが毎日1回に制限され、友情ポイントで無料ガチャを引けない」、
「プロダクションに入っても、トレードの恩恵を受けられない」、の3点です。
プレゼントが貰えないのは致命的で、チュートリアル終了後の贈り物も受け取れず、
開始時点でそれだけ既にハンデが付いちゃってます。
正直、最初ぐらいはクレよ、と思わなくもないです(苦笑)

ただ、非認証端末には非認証端末の利点もあるわけで、それは「経験」です。
モバゲーの場合は、携帯アドレス以外にもGmailやヤフーJAPANのアドレスが利用でき、
特にヤフーJAPANの場合は、銀行引落が可能なウォレットやTSUTAYAカードと連携があり、
登録しておけば、携帯ゲームの有料コンテンツでも利用できるので、携帯と変わらない利用感です。
当然、「そういう仕様」なので、携帯アドレスとは違い、少なくとも1度はやり直すことが可能です。
つまり、非認証端末の場合は、1度は失敗できるわけで、
そこが新人でありながらも経験を積むことができる唯一の利点となっています。

で、1回目は攻撃と体力を優先的に鍛えながら、ステージ5の終了まで行きましたが、
防御を上げていなかったせいで、バトルに負けてステージ衣装は片っ端から取られてしまい、
自分がバトルをしても、先に進めているせいでレベルが上がっており、
下のレベルの勝てそうな相手とやればブーイングの嵐で不戦敗し、
同レベルの相手ではとても敵わず、ひたすら敗北の日々… さすがに限界を感じました。
そこで、やり直しの一策で考えたのが、
「序盤に攻めてその後は守りに徹し、プロダクションを作ってその恩恵を蒙る」で、
前者はそれなりに成果を挙げましたが、後者は特に宣伝活動もしなかったのでサッパリ、
孤独なプロダクションで敢えなく破綻(するわけじゃないけど、事実上)しました。

そうして迎えた3回目、前回の反省を教訓に積極的な宣伝活動を行い、
増資の影響もあって当初の10人枠が14人に拡大され、
13人のプロデューサー仲間を集めることに成功しました。
他の大手プロダクションには敵わないとみて、レベル5~7の新人に片っ端から声をかけ、
実際に集まったのも、それほどプレイ経験のある方ではありませんが、
プレイしたばかりの、やる気に溢れている人達ばかりなので、やり甲斐があります。
2~3人と人数が増えるにつれて、彼らのためにもプロダクションを大きくせねばと、
強い使命感に駆られて、のべ200人以上は勧誘をし、完全にアイドルそっちのけ(^^;
今の私の夢は、「トップアイドルの育成」ではなく、
「名プロデューサーの養成」に移り変わっています。
まぁ、私は非認証端末、どんなに頑張ってもトップアイドル育成は不可能なので、
プロダクションのメンバーの成長に期待することにしています。
目指せ! ウォルト=ディズニー、劉邦、劉備玄徳!
いつか大手プロダクションにして、
「自分が優秀なのではなく、周りのスタッフが優秀だから」と言うのが夢です (*^^*)


ここからは3回目1日目(現在までの流れ)のプレイ日記です。続いて簡易攻略法を掲載。

◆アイドルマスターシンデレラガールズ プレイ日記1日目
(1)導入
アイマスで好きなキャラは千早と貴音なので、「クール」でプレイ開始。
チュートリアルを終えるが、やっぱり「贈り物」は貰えない。せめて金くらいくれ(涙)
ただ、嬉しいことに無料ガチャで「水木聖來」を引き当てることに成功する。
開始直後のプロモ動画が可愛かったので、すごく嬉しい。これなら金なんてイラネーヨ!?
コスト10なので、序盤はメンバーに入れると辛いけども、
クール系なので自分にとって大きい無料ガチャとなった。

まずはLV5まで行かないと、プロダクションを設立できないので、最初はゲームを進める。
目標は衣装を集めることと、クール系キャラをできるだけ集めて特訓させること。
クール系の「黒川千秋」や「松本沙理奈」を集めて特訓し、
加えて、パッション系の「並木芽衣子」を特訓させて防御枠に置くことに。
合体後はどう見てもZUN帽です。あれだ、現実世界にいる紫似じゃない方に似てる。

(2)プロダクション「Funny Tiny Company」を作成
ステージ3の中盤にレベル5に達したので、そこからはプロダクション作成タイム!
このゲームではプロダクション名の重複は問題とならないので、
やはり「Funny Tiny Company」というプロダクション名で開始。
前回はシステムとかよく分かっていなかったけれど、
会社の発起人として担保の供与は義務なので、早速増資することに。
けど、悲しいかな、最初に金銭を受け取れないため、手持ちの資金がない…
そこでたまたま4枚ぐらい重なっていたステージ衣装を現物出資して資産に当てる。
すげーな、鑑定料は無料かよ。会社法改正で1円企業が可能になったけど、これほど楽とは。
とりあえず、これにてプロダクションの設立は完了。ここまでは楽なんです。

(3)苦難を極めた勧誘活動とその成果
問題はここからで、最初に表示された新人5人に勧誘してみても、やはり音沙汰なし。
まぁ、普通はスルーするのが基本。自分だってそうするだろう。
一騎当千に比べて、応援によるファン数増加やポイント増が大きいのが特徴で、
普通に繋いでいるだけでも、比較的に声をかけてくる人が多くいるものの、
それでも最初は規定の挨拶を返すだけでも戸惑うもの、計算内の行動です。
そこで、音沙汰がなくとも、LV5~7のプロダクション参加適齢期の中で、
ベテランプレイヤーではない人を優先に片っ端から勧誘メールをすることに(^^;
最初のうちは抵抗感もありましたが、人間慣れるものです。苦手な営業もへっちゃらですよ。
気分は完全に「仕事探しのプロデューサー」、アイドルのために仕事を見つけてくるんです!

その効果があったのか、1人、2人と申し込み者が出てきて、勿論、採用(10人枠)。
返事が来ると嬉しいもので、「やったぞ!千早(アイドル)」と叫び出したい気分でした。
けれど、そこから伸び悩み、メンバーが増えない… 計算内計算内計算内と三度唱える…
そうなってくると、参加してくれたメンバーに悪いと思い始め、少なからず焦ることに…
ただ、焦って頼み込んだところで、何か変わるわけでもないので、
ここで自分の「経験」を差し出すことで、相手にメリットを与えようと試みる。
プロダクションの掲示板に「弱者のための序盤攻略講座」と題して簡易攻略を開始、
参加メンバーのためにも、自らの失敗例を利用した攻略法を披露するとともに、
並行して新人勧誘を進めたために、完全にアイドルそっちのけで書き込みの嵐、
ある程度の定型文を予測変換してくれるので、その点は楽ではありますが、
新人5人を勧誘しては、自分へのレスをチェックし、掲示板への書き込み、
この3つの流れ作業を繰り返すだけのエンドレスな労働でしたが、
気分は完全に「営業部長」、アイドルのためでなく、社員のために仕事を探すんです!

その効果があったのか定かではありませんが、1人・2人と確実にメンバーが増えていき、
プロダクションに増資してくれる方も増えてきたこともあって、
最初の10人枠から2人増えて12人枠となれば、新人勧誘に一層のやる気が出るもの!
参加してくれたメンバーへの挨拶を行いつつ、
暇があれば遊ばせていたアイドルをリハーサル(プロダクション内のバトル)を行い、
自分が気が付いた点を掲示板でコメントするなど、攻略披露と勧誘を繰り返す時間。
まぁ、大変でしたが、変な使命感に駆られていたこともあって、充実した時間でしたね。
そう思った時に、非認証端末ならではの「夢」が生まれてきて、
トップアイドルを育成するのが無理なら、名プロデューサーを育てれば良いんだ、
そう気付いた時に一つの目標が生まれ、気持ちの切り替えが完全にできました。
なるほど、これこそが非認証端末ならではの遊び方か、
理不尽な仕打ちにも変に納得してしまったものです。

(4)5時間(休憩アリ)に渡る勧誘活動の終了
結局、勧誘活動は夜の7時から12頃まで続き、1日のコメント規定量500に達して終了。
その半分くらいは応援に対する定型挨拶や、メンバーへの挨拶等だと思いますが、
それでも単純計算で200人くらいは勧誘したと思います。
自分が寝る前までにはメンバーは12人中11人まで埋まっており、
残り1人となりましたが、モバゲーのアバター日記で簡易攻略をまとめて就寝しまいた。

(5)翌朝、最後の1人を巡る試行錯誤
翌朝に起動してみると、定員1名に対して2名の申し込み…ついに人事部の仕事までも!?
これまでは受け入れる一方だったので、気兼ねなく承認していましたが、こうなると困る…
戦歴を見ても、2人とも同じくらいの経験で、どちらかを選ぶ決め手がない。
これが低レベルでも経験豊富なプレイヤーなら、「他で十分やってけますよ」で済むも、
未経験者歓迎のスタイルの中で、おいそれと断るわけにも行かず、
早いもの勝ちで決めるわけにも行かず、ひたすら迷う…
結果、少し待ってもらうことにして、ひたすら増資で採用枠の拡大を図ることにしました。

自分のプレイヤーレベルが上がるのは避けたかったものの、
ステージ2で衣装を探しつつ、アイドル・衣装や資金を稼ぎ、
必要ないアイドルを移籍金で金に代え(鬼畜すぎ)、禁じていた追い剥ぎ行為に手を染め、
プロダクションのためと心を鬼にして衣装を剥ぐ剥ぐ。
その過程でクール系の「松永涼」が手に入って戦力増強、他の衣装は全て増資に回し、
手元の資金も全部増資に当てるものの、それでも足りない…
…仕方ない、誰かに代表を譲って、枠が拡大したら参加するかと思い始めた頃、
メンバーの増資によって枠が拡大し、無事に申込者2人を採用することに成功しました!
正直、増資に成功する可能性は低い、3割程度と見ていましたが、この奇跡に感謝しました。

これでメンバー集めは一旦終了。
まだメンバーへの挨拶が完了していないので、当面はそれを進めつつ、
他プロダクションのアイドルとバトルを繰り返し、自分のアイドルの好感度を高めるつもり。
自分が他のメンバーに指導できるのは、本当に序盤だけですし、
ほぼ全財産を注ぎ込んでいるものの、既に増資額が他の方に負けているくらいで、
どう考えても、この先、足を引っ張るのは自分であることは間違いないので、
少しでも先を見据えて進め、適切なアドバイスができれば、と思っています。


以下に掲載した簡易攻略情報の正式版を掲載しておきます。

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2013年07月23日

オールスターは1勝1敗1分けに

プロ野球オールスターゲームが3戦行われ、ホームランなしの投手戦という、
まるで「飛ばない統一球」に戻ったかのような試合展開を見せました(苦笑)
まぁ、正直に言って、盛り上がりが欠けた面は否めなく、
唯一、沸かせたのが日ハム・大谷選手の投打に渡る大活躍でしたが、
2戦目に肝心の阪神・藤浪投手とのライバル対決がなかったのは肩透かしを喰らいました。
セリーグ側としても、投げる順番があるだけに、変更できなかったのでしょうが… 残念。


ライオンズ勢は菊池雄星投手と牧田投手、浅村選手の3人だけの出場でしたが、
菊池雄星投手は相変わらずの立ち上がりの悪さで、ボールの走りもあまり良くなく、
先頭打者への四球からどうなることかと思いましたが、なんとか無失点で凌ぎました。
…まぁ、でも、完全に後輩の大谷選手の引き立て役でしたね。
今シーズンの成績からすれば、3戦目の先発でもするのかと思ってましたが…

牧田投手は2戦目に先発し、2失点するなどピリッとしませんでしたが、
オールスターではボール球を振らせる投球をするわけにもいかないですし、致し方なし。
その中でも低めのストライクゾーンギリギリの制球力が戻ったのが印象的で、
そこを使った緩急でフライに打ち取るなど、一つきっかけになった可能性があります。
宮本選手が振った外角高めの糞ボールのスライダーも意外と面白いかもしれません。
コントロールが良い印象を敢えて逆手に取るのもありでしょう。

浅村選手は1戦目・3戦目でスタメン起用され、
ファン投票で選ばれた井口選手と松井稼頭央選手が怪我をしていることもあって、
セカンドで起用されるなど、思った以上にチャンスをもらった印象でした。
まぁ、現時点のパリーグ打点王で首位打者争いにも絡む勢いですから、当然っちゃ当然ですが。
その中でもシャープな打撃でコンスタントにヒットを放ったのが印象的で、
3戦目はもう1本打っていたら、賞に届いていたかなといった感じで惜しかったです。
今や若手のホープどころか、ライオンズの顔になりつつあるだけに、
後半戦も変わらぬ勢いで大暴れして欲しいですね。


◆ゲームの話 『アイドルマスター シンデレラストーリーズ』
先日のKindleFireHDの話でも触れましたが、モバゲーでプレイしています。
まぁ、詳細は後日書くとして、今現在はプロダクション経営を行っており、
アイドルそっちのけで会社を育てる日々ですわ(苦笑)
夕方から開始して、既に150人近くも勧誘かけている計算になります(^^;
今も勧誘中なので、今回はここらにて失礼。

ちなみに、HNは色々とあったために変更していて、
「Turtle3」となり、プロダクション「Funny Tiny Company」のままです。
現時点で6人集まりました。ありがたいことです。
でも、集まれば集まるほど社長としての重責が… もっと集めないと。
もはやアイドル育成じゃなくて、プロデューサー育成になっとる(笑)
まぁ、非認証端末の自分としてはこっちの楽しみ方が向いてるかも。

PS:その後、応援・勧誘が500(正確には人ではない)に達してストップ。
結局、13人中12人が埋まりました。
この後は増資を進めて、もっとメンバーを増やせるようにしないと。


◆政治ネタ 参議院議員通常選挙は自公政権の圧勝、民主の惨敗に終わる
昼のニュースの時点でも投票率が上がっておらず、
「ひょっとして50%行かないのでは?」とも思いましたが、
なんとか越えて歴代3位の低さである52.61%という低投票率となりました。
「ネット選挙」と言われていても、「ネットの選挙活動」であって投票はできないので、
投票行動に直接結びついた印象はなかったです。
もっとも、街で煩く感じる選挙活動を、ネットでやったとしても、
やはり煩いと感じるしかないわけで、当然の結果だと思われます。

選挙結果に関しては、今更特に何も言うことはありませんが、
日本の先行きを考えると、激しく不安になる選挙結果なのは間違いありません。
日本も今後はトルコやブラジルのデモを他人事として見つめられなくなりますし、
エジプトやシリアまでは行かないでしょうが、
中国の天安門事件クラスのことは近い将来の日本で起こってもおかしくないです。
日本国民が格差拡大、抑圧的な政策を選択したわけですから、それも覚悟の上なのでしょう。
さすがはドMな死にたがり、もう手に負えません(苦笑)

安倍政権の政策を一言で表すなら、「個人よりも団体が優先する」という感じで、
国家と個人、会社組織と労働者といったように、常に集合体の方が優先される政策です。
国家と個人の関係で言えば、憲法96条改正から続く、9条の改憲も問題ですが、
それ以上に波紋を呼んでいるのが表現の自由の制限で、
現行憲法では「自由」な権利は天賦(最初から存在する)のものなので、
例え「公共の福祉」によって制限しなくてはいけなくとも、
財産権に比べれば自由権の制限はかなり厳しく判断されています。
それが憲法の明文を持って表現の自由が制限される可能性が高く、
「児童ポルノ禁止法」の波紋に止まらない影響が出てくる可能性があります。
おそらく、集会結社の自由も制限されるでしょうし、
戦前の治安維持法時代の日本のような抑圧的な社会となってしまうかもしれません。

会社組織と労働者との関係で言えば、雇用のあり方が再検討されている最中で、
それによれば「正社員」という枠組みは事実上消えてしまい、
我々は常に失業への不安を抱え続ける社会になる可能性があります。
「金銭解雇」も一見すると、合法化しても良いように思えますが、
問題はその金銭が適正かどうかになり、仮に経営者側の裁量に委ねられれば、
これまで通りに懲戒解雇や退職願、再雇用を探す部署への左遷などをチラつかせ、
それよりは幾ばくかのお金を選択するという形で、はした金で解雇されかねません。
それでは事実上、お金を払えばいつでも解雇できることになってしまい、
もはや安定した雇用というものは存在しなくなるでしょう。
それに加えて、職務発明を個人ではなく、会社に帰属させることも検討されており、
偉大な特許の発明がスポンサーの会社にあっさり奪われてしまい、
何の栄誉もお金も得られないようでは、研究者は日本で研究しようという意欲を失ってしまいます。
優秀な人材はさらに海外へ逃れていくことになり、「労働」に対するモチベーションは地に落ち、
第一次産業への回帰は今後のトレンドになっていく可能性があります。

当然、こういった未来になるのにはタイムラグが存在するわけで、
その間に有権者が別の形で判断を下せるかどうかですが… まぁ、無駄でしょう。
さてさて、今後はこのまま黙って見ておいていいのか。
何かしらの活動をすべきなのか、本格的に日本に対する「危うさ」を感じ始めました。
何が「日本を取り戻す」だよ、俺の戦後日本を返せ、この野郎!
彼が取り戻したい「日本」って、いつの日本なんでしょうね?
高度経済成長期なのか、戦前の日本なのか、はたまた江戸時代の封建国家なのか。
最近は本気で分からなくなってきます。

2013年07月22日

Kindle Fire HD その後のお話

ゲームはやらないようなことを書いておきながら、結局、やってしまいました(苦笑)
まぁ、そもそもは肩透かしを喰らうほど、
Amazonアプリ以外のインストールが楽だったことが理由でしょうか。
検索すると、色々とアプリを入れる方法が紹介されていますが、
一番楽なのはメールで添付ファイルすりゃいいんですね(^^;

まず、お目当てのファイルのapkファイルを探せば良く、
英語オンリーですが、メジャーなファイルは下のURLにありました。
http://www.androiddrawer.com/
私はこちらから、「Maps(グーグルマップ)」と「DolphinBroserHD」を、
それぞれダウンロードして、添付ファイルにてメールを送り、インストールしました。
「AdobeFlashPlayer」はAndoroid自体がサポート対象外となり、
バージョンが少し古くなってしまうものの、下のURLからダウンロード可能です。
http://helpx.adobe.com/jp/flash-player/kb/228683.html
もしくは、これらのサイトを表示でき、ダウンロード可能な場合は、
上の設定画面の呼び出しでダウンロードしたものをクリックできるので、
そこからインストールすればOKです。

「DolphinBroserHD」を使ったのは、
標準ブラウザの「SILK」やAmazonアプリにある「.Net」では、
フラッシュプレイヤーの再生ができない設定になっているからです。
こちらならば、標準で使えますので、動画やゲームも自在に動かすことができます。
加えて、「SILK」はPCブラウザ用なので、
スマートフォンサイトを十分表示できない欠点もあるので、その点も補うことができます。

そんな感じでFlash可能なブラウザを手に入れたことにより、
所謂「携帯ゲーム」「ソーシャルゲーム」と呼ばれるものがプレイできることになり、
モバゲーの場合は、GREEと違って携帯アドレスに限定されず、
ヤフーJAPANやGmailでも登録ができますから、その点はありがたいです。
ただ、携帯電話番号の認証がなされないので、中には損をするゲームもありますが…
まぁ、それはそれとして考えておくことにしましょう。

ちなみに、私が今現在やっているのは、「一騎当千バーストファイト」と、
「アイドルマスターシンデレラガールズ」の2本です。

「一騎当千バーストファイト」」の方は携帯番号が非認証でも普通にプレイすることができます。
ただ、やはりこの手のゲームらしく、ガチャは一部有料コンテンツとなっているだけに、
お金を使わないで楽しむのはなかなかに難しい感じですが、
それでも無料でも十分楽しめる部類だと思います。
ちなみに、プレイヤー名は「タートル3」で「黒幕協商同盟」でプレイしてます。

「アイドルマスターシンデレラガールズ」は携帯番号の認証が行われないと、
プレゼントアイテムを貰うこと自体ができないので、鬼のように辛いです。
ガチャも無料でできるのは1日1回だけ、有料コンテンツが基本といった感じです。
まぁ、現実と同じで貧乏プロダクションで頑張っていこうかと…
こちらもプレイヤー名は「タートル3」で、
プロダクションは「Funny Tiny Company」です(笑)


■クラウドサービス
やはり使い勝手悪いですか…
購入前は宣伝文句に入っていたので、もう少し使えるんじゃないかと思ってましたが…
DLNAの構築はテレビを買った時に少し考えましたが、
当時はネットワークハードディスクが高かったので、結局は流しました。
今は無線LANルータに簡易的に接続できるものもありますが、
ウチのはUSB2.0ですから… 本格的にやるにはハードディスクが必要そう。
まぁ、そもそも、外出時にはルータの電源さえ切る人間なので、
DLNAはやらないかも(^^;

pdf化はそれほど手間ではないので、あまり気にしていませんが、
JPEGだと煩雑になっちゃわないか心配でタンしてなかったり。
圧縮ZIP丸々のテストもやってないし、今度試して見ます。
端末に落としても、消して問題ない辺りが唯一の利点ですね(苦笑)


■タスクキラー
確かに、だんだん重たくなってきているような…
「サクサク~」はあまり意味がないのかな。本格的なものを探してみることにします。

2013年07月19日

プロ野球フレッシュオールスター

昨日、18日は秋田でフレッシュオールスター(2軍選手のオールスター)が行われ、
オールイースタンが7-1でオールウエスタンに勝利しました。
まぁ、結果自体は、イースタンが7球団、ウエスタンが5球団という不均衡を考えれば、
近年の傾向通りだと思うものの、パリーグの選手の活躍が光る試合だったと思います。

表彰選手だけ取っても、MVPにロッテの加藤翔平外野手、
優秀選手にロッテの木村雄太投手、日ハムの上沢直之投手と石川慎吾外野手、
ウエスタンからはソフトバンクの東浜巨投手が選ばれるなど、全てパリーグの選手でした。
唯一、ウエスタンでタイムリーを打ったのが、阪神・西田選手でしたが、
全体的にパリーグの選手が目立つ試合だったことは確かだと思います。

MVPを獲得した加藤翔平外野手は先制2ランホームランを放つなど3安打の活躍で、
ロッテの外野陣は角中選手を筆頭に、清田・岡田・荻野・伊志嶺選手と粒揃いですが、
角中選手以外はレギュラー固定というわけではなく、
長打も足もアピールできる加藤翔平選手は1軍で活躍できる可能性を秘めています。
実際にデビューでいきなりホームランを放つなど、結果を残しており、
きっかけさえ掴めれば、一気にブレイクする可能性がありそうですね。
木村投手も、先発左腕では古谷投手が、リリーフ左腕では松永投手と服部投手が頑張ってますが、
最初に期待されていたのは木村投手だったわけで、
先発の層はそう厚くないだけに、チャンスはあるはずです。
例年、夏場に失速しがちなロッテですが、若手の勢いがあれば、優勝争いに絡んできそうです。

現在4位の日ハムもチームの課題ははっきりしていて、
大谷選手が二刀流で打者としても先発としてもチーム内に占める比重が高くなる一方、
先発登板の前後は打者として出場できず、先発では中6日で固定できないなど、
どうしても1週間の中に空白期間ができてしまい、
そこを埋める外野手・先発投手がなかなか出てきていないのが現状です。
そのチームの課題を埋めるべく、石川選手と上沢投手という2人の若武者が出てきてくれ、
彼らの活躍次第では優勝争いに絡んでくる可能性が出てきそうです。

やや失速気味なソフトバンクにしても、攝津投手以外の先発投手の不安定さがネックで、
特に寺原投手とパディーヤ投手は故障がちで、何度も戦線離脱しており、
そういう意味では安定感のある先発投手は是が非でも欲しいところです。
そこに東浜投手が加わってくれば、自力のあるチームなだけの上位進出も可能です。
リリーフでは星野大地投手が結果を残してきていますし、
本番のオールスターに選ばれている千賀投手とともに、飛躍が期待される投手です。

一方、賞に絡む活躍はできなかったものの、西武の中崎・増田投手と金子選手も良い活躍でした。
特に金子選手は1適時打1四球2盗塁と足でアピールし、
2塁・3塁への盗塁を悠々決めるなど、快速をアピールしてくれました。
ロッテの木村投手が地元だったこともあり、譲る形となってしまいましたが、
本来であれば金子選手が選ばれていても全然おかしくなかったと思いますね。
片岡選手が怪我をしている現在、走れる選手はヘルマン・浅村・秋山選手らがいますが、
走れば確実にセーフになるという絶対的な足を持っているのは金子選手だけです。
最近はやや打撃で脆さを見せているだけに、これを機に再びアピールしていけば、
ライオンズの繋ぎの野球に金子選手の足という武器を加えることができるでしょう。
また、増田投手も前日に2イニングを投げたことは関係なしの圧巻の投球で、
打者3人にバッティングをさせず、詰まらせたフライに打ち取るなど、格の違いを見せました。
後半戦は外国人投手2人に繋ぐセットアッパーとしての活躍が期待されており、
防御率0点台のトリプル0が完成する日もそう遠くはなさそうです。

パリーグの中ではややオリックスのみが出遅れている形ですが、
戦力はあるチームなだけに、勢いに乗ると手が付けられず、まだまだ巻き返しは可能です。
前半戦は3・4月に西武が貯金独り占め、5月にロッテが好調で首位浮上、
交流戦になってソフトバンクやオリックスが勝ち星を伸ばし、
交流戦明けになると、楽天が好調で西武と日ハムが持ち直しの動きを見せるなど、
めまぐるしいほどに日々の順位が変わっていました。
後半戦も同様の形になると予想され、ファンとしてはやきもきした日々が続きそうです(^^;


◆ニュースネタ 婚外子の相続分、最高裁で違憲判決なるか?
…というニュースが話題になっています。
簡単に説明すれば、遺言なしに相続が行われた場合、
民法の規定では、相続における「子」は、結婚した女性との子ども(嫡出子)と、
結婚していない女性と設けた子どものうち、認知した子ども(非嫡出子)がいて、
非嫡出子は嫡出子の相続分の半分として、法定相続分が定められています。
これを巡る争いが最高裁で行われており、これまでは全て合憲として、
嫡出子と非嫡出子の相続分の違いは差別ではないとしてきましたが、
家族のあり方が変わる中で、判例変更となるかどうか注目されています。

ちなみに、法定相続分は、配偶者(妻・夫)と子ども達では配偶者が半分、
その半分を子ども達の中で分割するので、
仮に配偶者1人、嫡出子1人、非嫡出子2人なら、
妻1/2、嫡出子1/4、非嫡出子1/8ずつ、ということになります。
子どもがおらず、その子ども(孫以下)もいない場合は(いれば代襲相続)、
両親が生きていれば、妻2/3、両親1/3の配分となり、
両親も既に亡くなっており、兄姉弟妹がいるならば、妻3/4、兄姉弟妹1/4です。
勿論、遺言が残されていれば、遺留分を除けば、遺言の通りに相続されますので、
嫡出子だろうが非嫡出子だろうが、法定相続分は関係なくなります。

報道は、概ね、非嫡出子に同情的で、差別撤廃の立場で報道しているようです。
個人的にはその見方自体は悪くないと思います。
ただ、民法というのは、最初から差別的な法律であることを忘れてはいけません。
民法は私有財産を絶対とする法律ですから、持つべきものの味方、持たざるものの敵です。
例えば、民法においては借家人の地位はとても低く、
貸主の意に反すれば簡単に借家人の地位を失ってしまいます。
勿論、それでは現実的に不都合を生じやすいので、借地借家法で借家人を保護したり、
裁判所の判断によって救済を与えているのが現実です。
今の日本国憲法下の平等教育を受けてきた我々からすれば、
民法典そのものが極めて差別的な法律であると感じられることでしょう。


そういった観点から言えば、非嫡出子の相続分の差別は極めて不合理だとは言えません。
結局、民法の相続は何を「保護」しているのか、が問題なわけです。
つまり、民法が味方する「持てる者」、それは一般的には「婚姻関係にある者」のことで、
法律上の妻やその子どもが保護されるのは当たり前のことで、
むしろ、本来保護されないところを半分だけ与えてあげている、そう取ることができます。
まぁ、それではあまりにも不合理過ぎるので、そういう言い方はしていないでしょうが、
明治時代の起草当時からすれば、そういう考え方もあっただろうと思われます。
上記の「ちなみに」のところで法定相続分を列挙しましたが、
それでは配偶者が半分、子どもがその半分を折半というのも、正しい割合なのでしょうか?
これは夫が亡くなった場合なら、「内助の功」があるので正しいように思えますが、
これが妻が亡くなった場合で、夫は家庭を顧みず他に女を作っていた場合で、
家計は専ら妻が支えていた状況で、夫が半分、子どもが残りは折半は正しい割合でしょうか?
他にも個別のケースを見ていけば、
配偶者よりも子や両親、兄妹が優先される場合は当然あるでしょうし、
どこまでいっても「差別」と感じられる法定相続分は存在します。

では、何故、非嫡出子の相続分ばかりが問題となり、他が問題とならないのか、
それは「遺言」制度があるからです。
個々の問題は当事者において「遺言」で解決してください、民法はそういうスタイルです。
ですから、基本的に非嫡出子も「遺言」によって保護されてください、という話です。
ただ、得てして非嫡出子は「厄介者」扱いされることが多く、
遺言者からしても煙たい存在である場合も少なくないので、遺言でも保護されず、
家族内からも差別的な扱いを受けることが少なくありません。
そこで法律上の相続分の請求「遺留分」として、
法定相続分の半分の半分、1/4以下(個別のケースで変化)を請求することができます。
問題となってくるとすれば、この割合が多いか少ないかになるでしょうね。


(以下、3段落は本件ニュースとは別のやや難しい話になるので、読み飛ばしても可。)
また、この問題を別の観点から言えば、ニュースでは「婚外子」と言われていますが、
法律的に正確なのは「非嫡出子」であって、つまりは「夫が認知した子ども」です。
では、「妻が産んだ婚姻関係にない子ども」はどうなるかと言えば、
現行の法律では代理出産は認められていませんので、
基本的に女性がお腹を痛めて出産することは間違いないので、親子関係は当然に確定し、
嫡出子・非嫡出子の問題は出てこないため、当然に相続人になると考えられます。
つまり、妻が若い頃に密かに出産し、その子どもを認知した父親、
もしくは普通養子(特別養子の場合は相続人から外れます)に出していた場合は、
婚姻関係にない妻の子どもは法定相続人となり、婚内子と同じ相続分となります。
状況的には非嫡出子とほど同様のケースなのに、差異が出るのは不合理にも思えてきます。

加えて、実子に限らず、養子も嫡出子と同じ立場になります。
これを血縁関係のない子どもだって満額相続できるのに、
血縁関係にあるが母親が婚姻関係にない子どもの相続分は半分なのをおかしいと思うか、
それとも「家族」という枠組みの維持が大事なのだから、
養子といえども相続できるのを当たり前と考えるのか、見方によって変わるでしょう。
別に血縁関係にあるはずの非嫡出子であっても、養子とするのは何ら問題がないわけで、
平和裏に解決できるのであれば、非嫡出子を養子とすればいいだけの話にもなります。
また、協議離婚だろうが離婚調停だろうが、離婚が成立してしまえば、
母親が再婚することによる「婚姻準正」によって「嫡出子」の身分を取得することになり、
相続分が増えることになります。
一方で前妻の子は、一旦得た「嫡出子」の身分を失うことはないので、
家族構成が変わらない限りは、相続分は同じということになります。
それも不均衡と言えば、不均衡かもしれません。

民法の意図からすれば、相続における保護対象は「婚姻関係の下の家族」だったわけで、
これだけ結婚・離婚・内縁関係が増えてきますと、保護対象を絞りきれなくなります。
昔であれば、「女帝」のようなイメージの、不特定多数の男達と子どもを作り、
その相続が問題になるケースなど考えもしませんでしたが、
現在であれば、そういうケースを完全に否定し切ることはできません。
これに、もし「代理出産」を認めることになれば、家族関係はさらに複雑化することになり、
母親の親子関係さえも特定されないケースが出てきてしまいます。
そこまで行けば、完全に法律の想定外の事実ということになるわけで、
いずれにせよ、現在の民法の家族制度が現実に適合していないという批判は免れません。
一方で、その制度趣旨からすれば、これらのケースは本来否定されるべき事柄であり、
「嫡出子」「非嫡出子」という区別の方法自体に問題があり、
区別するのであれば、婚姻関係にある父母の子であるか否か、になってきましょう。
日本の家族制度、婚姻制度を大事にするのであれば、
上に例を挙げたように、嫡出子であろうとも相続分が半分になるケースも想定されるべきです。
事の正否は、結婚制度をどう考えるかで変わってくるでしょうが、
少なくとも判断基準が「嫡出子」「非嫡出子」で可能となる時代は終わった気がします。


(以下、上記内容のまとめ)
結論としては、問題は「何に法律上の保護を与えるか」ということで、
今の民法は「婚姻制度(結婚)に基づく家族」に対して大きな保護を与えており、
それが非嫡出子(婚外子)の法定相続分の「区別(合理的差別)」に繋がっていました。
それを改めるということは、「婚姻制度」の利益が揺らぐことにもなりかねず、
非嫡出子の差別がなくなれば、今度は内縁の妻の相続が問題となるでしょうし
(内縁の妻は離婚時の財産分与は可能も、法定相続の対象にはならない)、
そうなれば、もはや結婚のメリットは存在しないと言っても過言ではありません。

一方で現実が婚姻制度の下を離れている事実も見過ごすことはできず、
結婚・離婚・再婚が頻繁になってきており、婚姻届を出さない事実婚も増えており、
どの家族に、誰に保護を与えるべきなのかを一律に判断できなくなってきています。
実際に同居している家族が大事なのだとすれば、
事実上破綻している婚姻関係に縛られる必要はないと思いますし、
逆に非嫡出子や内縁の妻に相続を認めてしまえば、今度は「離婚」が機能しなくなります。
財産分与の手間を考えれば、離婚せずに事実婚状態を続けた方が楽だからです。
あちらを立てばこちらが立たず、この問題が敢えて放置されてきたのも、
そういった理由があったからでしょうが、
まだ放置を続けるのか、一歩踏み込んで婚姻制度全体を考え直すのか、
難しい判断に迫られていることは事実です。

こうして結婚・離婚が有名無実化してくれば、
「代理出産」の問題、「婚姻年齢」の問題、「近親婚」の問題、
果ては欧米で流行の「同性婚」の問題など、いくらでも差別的な取り扱いは出てきます。
それらをどこまで許容でき、どこまで法律上の保護を与えるべきなのか、
全ての問題を踏み込んで考えると、難しい判断を迫られていると言わざるを得ません。
当然、最高裁が判断を下す時は、そこまで考えなければならないわけで、
実際にどういう決定が下されるか分かりませんが、
国民全体・マスコミは婚姻制度全体についてもっと考えるべき時期に来ていると思います。

2013年07月16日

『Kindle Fire HD』が到着

先日のAmazonの3000円割引を利用して、
『Kindle Fire HD』の16Gを購入し、
『急速充電器』と『PLATA KindleFireHD用レザースタンドケース』を購入、
合計1万4770円を支払い、無事に荷物が到着し、一通り試した段階での感想です。

まず、最初に感じたことを列挙すると、
 その1「画面が綺麗、バックスピーカーながらも音も良い」
 その2「やっぱり重い」
 その3「外に持ち歩く場合はセキュリティ面に不安が残る」
 その4「実際にデータを入れてみると、16GBというのも少なく感じる」
 その5「AmazonのCloudDriveとCloudPlayerの用途が不明」
 その6「メールを使うのにGmailに登録したけど、プライバシーどうなってんの?」
 その7「アンドロイド端末を初めて使うので、アプリがよく分からない」
純粋な端末の感想としては最初の4つぐらいで、独自サービスとして5が入る程度、
あとの2つはAmazonとは直接的な関係はありませんが、感想としては重要なので。


【1】画面の綺麗さ、音質の良さ
KindleFireHDの端末自体の感想ですが、
実際に使ってみても画面の綺麗さは群を抜いています。
今、私がパソコンで使っている液晶ディスプレイとグラフィックカードは、
もう5年程前のものとなりますので、比較するのも微妙な感じもしますが、
KindleFireHDの方が断然綺麗です。
動画を見るにしても、1280×800サイズ以下ならば、Kindleを選択します。
本体の1280×800という解像度の高さもKindleの魅力の一つで、
他にも安いタブレットはありますが、大体は1024以下、
動画を見るには最低でも1280クラスは欲しく、そこも購入の決め手となりました。
音もバックスピーカーのために、音が篭りやすいという弱点はあるものの、
きちんとスピーカー部分を空けておけば高品質の音が流れます。
1000円以下のステレオイヤホンで聞いても、音としては十分なレベルです。

一緒に購入したPLATAのケースは、パチモンくさい名前で980円と格安ですが、
ケースとしての性能はきちんとこなせており、
バックスピーカーの穴は勿論、各種インターフェイス用の穴も開いており、
一部環境ではKindleのイヤホンジャック仕様もあって、
はまりにくいこともがあるようですが、私は全く問題ありませんでした。
実際に使ってみると、意外とほこりが目立ってしまうので、
自宅に置いておこうが持ち歩こうが、ケースの類は必須といった感じですね。
ちなみに、タッチペンは100円ショップのスマホ用のボールペン兼用のを使っていて、
使っていると微妙にゴム部分が磨り減っている感じ、完全な消耗品ですね。
店で見かけたら2~3本、まとめ買いしておこうと思います。

ちなみにバッテリーの持ちは悪くない印象です。
音楽等をかけっ放しにしてアプリを弄ってたりすると、さすがに消費量は多くなりますが、
普通に使う分だと、それほど減りを実感しませんし、
スリープモードのままで長時間放置しても、バッテリーはほとんど減りません。
ただ、電力消費の問題で電源を切る必要性は感じませんが、
中には終了機能がないアプリもあるために、
メモリを無駄に消費する恐れがあり、定期的に電源を切る必要はあります。
予想された急速充電器の出番はほとんどなく、USB充電で十分間に合います。
外出先で使うと充電ができなくなりますので、急速充電器はその時に出番かな?


【2】重さ
マイナス面としては、やはり重量がそれなりにありました。
店で持った時はそんなに感じなかったのですが、
ケースを付けて長時間持っていると、やっぱり腕が疲れてきます。
くっそぉ、電池入りの初代ゲームボーイで育った腕でも対抗できなかったか(苦笑)
長時間を仰向けで使用するには難しいので、うつ伏せになってのゴロ寝使用が中心です。
椅子に座っている場合は、ケースで立てて使用することが推奨されてますが、
PLATAのケースでは単独で立てることは難しいので、
後ろに何か厚い本1冊でも置いて挟み込むようにするのがおススメです。
持ち歩くことに関しては、ポケットに入るサイズではないので、
バックか何かに入れて持ち歩くことになりますから、重量はあまり気になりませんが、
その際は画面に傷が付くおそれもあるので、やはりケースは必須だと思われます。
重量もそれなりにあるので、100円ショップのケースでは心許ない感じです。


【3】利便性に潜むセキュリティ面の不安
これは他のタブレットやスマホに共通した問題だと思いますが、
便利さがある分だけ、紛失や盗難に遭った際のセキュリティ面の不安が残ります。
特にKindleの場合はAmazonとほぼ直結状態にあるので、
クレジットカードを登録した上での、1-Click設定をオンにしていると、
万が一の場合、悲惨なことになる可能性があります。
そのため、外に持ち出す場合はKindleの管理を徹底しなければなりません。

Kindleにおける対策としては、ログインパスワードの設定と、
アプリケーションの機能制限の2つがあります。
ログインパスワードの設定は起動時・スリープからの復旧時に、
数字のみの4桁以上のパスワードを設定するもので、
あまり複雑すぎると面倒になり、簡単すぎると機能せずと難しいところです。
アプリケーションの機能制限は個別に制限を設定できるものの、
設定解除をするためには、機能制限自体を取り止める必要があるので、
子どもに機能制限をして渡す分には使えますが、
外出時のセキュリティとしては機能しません。
個別にロックを外せたりすると、使い勝手も良かったんですが…
そんなわけで、実質はログインパスワード設定のみで、やはり不安は残ります。

そうなると、クレジットカードを登録しておかないことが一番の安心できます。
ただ、通常の買い物はコンビニ支払いで1-Click設定ができますが、
Amazonの有料アプリやMP3ダウンロードの場合はそうはいきません。
それらを購入するためには、Amazonギフト券を買って登録する必要があり、
私はセブンイレブンで2000円分を購入して登録することにしました。
これならば、最悪の場合でも2000円以内の出費で済みます。
有効期限はおよそ3年で、通常のAmazonの買い物でも使用できるみたいなので、
クレジットカードを登録するのが怖いという人は、こちらを利用しましょう。


【4】気付いた消費しているストレージ容量
購入当初は、「フルHDのような高品質動画を見るのでなければ、
あまり容量を気にする必要はないだろうな」、そう思っていた時期が私にもありました(^^;
ただ、実際に色々とデータを入れてみると、「16G」というのはかなりギリギリですね…
「16G」と言っても、実際に使えるのは12.6GBです。
一通りデータを入れた後の私のストレージは残り1.2GBです…これでも絞ったのに…
その内訳は、「本」はまだ1冊のみなので41MB、最大1GBと予想しましょうか。
「ミュージック」は0.9GB、なんとか絞り込みました。
「写真」はなし、「ドキュメント」もこれからですが、それほど容量は気にならず。
「パーソナルビデオ」は4.0GBで、こちらは予想通り、あまり入りません。
「アプリとゲーム」は700MB、必要最低限ですので、人によってはもっと多いはず。
「その他」には自炊本やアプリで別途DLしたものも含むので、5.7GBと多いです。
そんなわけで、自分の持っている動画ファイルや自炊本を入れると、
かなり容量を喰ってしまうので、定期的な入れ替えは必要不可欠だと言えます。

他に外部記憶装置を付けることもできませんので、
あとはAmazonの「CloudDrive」といった各種クラウドサービス次第ですが…
まぁ、ぶっちゃけ、WiFi接続だけでは頼れませんよね(^^;
そこが【5】の問題点に繋がってきます。


【5】Amazonのクラウドサービスをどう使えばいいか分からない
Amazonで購入した場合は、最初から「CloudDrive」の5GBを使うことができ、
端末が登録されていれば、ボタン一つで「CloudPlayer」を使用することができます。
ただ、「CloudPlayer」はAmazonのMP3ストアで購入済みのものが対象で、
自分の音楽データをアップロードすることはできません。
それでいてAmazonのMP3ストアは洋楽中心ですので、あまりお世話には…
正直、私はあっても使わない状態になっちゃってます。

「CloudDrive」に関しても連携しているのはドキュメントファイルのみで、
音楽ファイルや動画ファイルをアップしても、あまりメリットがありません。
音楽ファイルはサイト上で流すことができるメリットがあるものの、
WiFi接続が必要なので、そこまでして聴きたい音楽は端末に入れているでしょうし、
動画ファイルは容量が大きいのでアップロードするのに時間がかかるために不向きです。
多くのプロバイダは1日のアップロードに制限を設けていることもあって、
5GBを1日で入れ替えるのは時間的に非効率的ですし、制限に引っかかる可能性もあります。
現時点では、そこまで必要性を感じない自炊の本をpdfとしてアップしている程度で、
今後はオフィス文書や1回聴けば終わりなネットラジオ番組も置こうとは思っていますが、
いずれも最終的には端末にダウンロードされるので、
ストレージ容量の代替や節約にはあまり繋がらない感じがします。
どうやって使うのが一番いいんでしょうね?
ドキュメントの共通化なら、他のクラウドサービスを使用しますし、
AmazonのCloudDriveを使うメリットがあまり感じられません。
何か良い利用方法を探しているのですが… 何かありませんかねぇ?


【6】メールの問題。AmazonというよりもGoogle
Amazonで購入した場合に渡される端末メールアドレスは、
転送用のアドレスのようなもので、
そこにメールを送れば、ドキュメントファイルを変換してくれるサービスで、
通常のメールアドレスとしては使用できないようです。
ですから、別途メールアドレスを登録する必要があり、
HotmailやGmail、Yahoo等の無料Webメールが使えます。
そこで私はGmailを使おうと思い、Googleで登録したんですが…
…何なんですか、あのプライバシー無視みたいな仕様は(苦笑)

登録するためには基本的に本名の体を成している必要があり、
ハンドルネーム等では登録できない、そこまでは分かります。
ただ、登録後にハンドルネーム等で置き換えることができず、
基本的には登録時の名前がそのまま使用され、
当然Gmailの送り主の名前もそれになってしまいます。
つまり、登録時に本名を入れてしまえば、ずっと本名が晒されるということです。
昔、このサイト開設当初にアカウントを取ったことがありましたが、
その時はGoogleのサービスの統合前で、そんな仕様はありませんでしたが…

色々と対策は考えられますが、Googleのプロフィールがある以上、
その対策は意味をなさないことが多く、
個人で情報を管理できないのは大きな問題です。
私の場合は仕方ないので、本名で登録後、
漢字ではなくアルファベット表記で再登録することにしました。
これで大丈夫なのかどうかは分かりませんが…
文句言われたらアカウント廃止してYahooを使おうと思ってます。


【7】アプリの問題
私はAndroidアプリを使うのが初めてなので、
何を使えばいいか全く分からず、正直困るほどなのですが、
予め知っていた通り、Amazonアプリはごく一部に限定されており、
GoogleMapsを始め、LINEといった有名アプリを欠いていることもあり、
充実しているとは言い難いようです。
まぁ、それでも発売当初からすれば、アプリは大きく充実しており、
個人的にはそれなりに使えるレベルになっていると思います。
もし、どうしても使いたいアプリがAmazonにないというのなら、
設定で「不明なアプリケーションのインストールを許可」をオンにすれば、
インストール可能にできるようなので、興味のある人は検索してみてください。

一応、自分でも試しながら、以下のアプリを導入してみました。
 ウイルス対策『Dr.Web anti-virus Light』
 メモ帳   『Handrite Lite』
 計算機   『関数電卓 Panecal free』
 画像閲覧  『Perfect Viewer』(有料)
 地図アプリ 『Yahoo!地図』と『Maps With Me』
 乗換案内  『駅探★乗換案内』
 ラジオ   『radiko』と『TuneIn Radio』
 その他   『Yahoo!家庭の医学』
       『3分クッキング』
       『サクサク for Kindle』
 ゲーム   『定番オセロ/リバーシ』と『将棋アプリ 将皇』

無料のウイルス対策ソフトはほぼ一択状態のようで、
本格的に導入したいのならば、アプリではなく普通にソフトを買うべきでしょう。

メモ帳は『Evernote』と『Skitch』の組み合わせと迷いましたが、
一体化している『Handrite Lite』を選びました。
ちょっとしたメモならタッチで楽々書けますし、キーボード選択も可能。
アプリ自体は英語表記ですが、使い方に困ることはありませんでした。

計算機は『電卓』と迷いましたが、こちらの方が使う容量が少なく、
アプリケーションとしてはこちらの方がシンプルだったりします。
途中計算もそのまま残せるので、打ち間違いがないか確認もできます。
オフライン時に広告表示されない旨が一度だけ出ますが、
それ以外は特に問題がないように思えます。

画像閲覧は有料の『Perfect Viewer』を235円で購入しました。
Kindle購入の決め手となったのがこのアプリの存在といっても過言ではないです。
Kindleに入っているViewerも悪くはないものの、
このアプリはpdfだけでなく、zipで圧縮されたファイルも読むことができ、
pdf化せずに保存したJPG・PNGファイルも一纏めにして読めます。
他にもタッチの場所によって様々な機能を割り当てることができ、
ただの一アプリに止まらない必須アプリの完成度を誇っています。
Kindle本以外の本・マンガを読みたい人には必須のアプリですね。

地図アプリは日本対応のものが少なく、決め手を欠く感じです。
加えて、WiFi接続のみでGPS非搭載ですから、オンライン地図はどうしても…
その中でオフライン地図として使えるのが『Maps With Me』ですが、
日本の地図をダウンロードするのに450MBほど使用させられるも、
地図は大雑把な感じで、駅や公共施設のような主要な目印しか表示されません。
逆に『Yahoo!地図』はオンライン地図としては使えるものの、
オフラインでは最後に表示した一区画のみ表示できるという形なので、
大まかな地図は『Maps With Me』を使い、
詳細は『Yahoo!地図』で予め表示しておいたり、
コンビニ等の無線LANスポットで更新しに行くのが良さそうです。
その点ではGoogleMapsの方が上っぽいですねぇ…

乗換案内シリーズも色々と種類がありますが、『駅探★乗換案内』を選んだのは、
オフラインでも履歴として調べた経路を表示できるからです。
勿論、履歴に過ぎないので、永遠に残せるわけではありませんが、
他に乗換案内シリーズと比べれば、断然オフラインの使い勝手がいいです。

ラジオの『radiko』は、発売当初はなかったアプリのようですが、
今はKindle版が出ており、特に問題なく使うことができます。
ラジオ好きには必須のアプリでしょう。
『TuneIn Radio』はNHKとコミュニティFMや、
ポッドキャスト等で配信している番組の一部を聴くことができます。
radikoのように地域を限定されませんので、
他地域の番組で興味あるものがあれば、導入してみてもいいと思います。

その他には『Yahoo!家庭の医学』をなんとなく。
実際に使うことは稀で、容量を食うだけかもしれませんが、一つの安心材料に。
『3分クッキング』は、番組動画閲覧には有料会員にならないといけませんが、
レシピ自体は無料で見ることができます。
材料からレシピを逆算することもでき、
一度レシピを更新しておけば、オフラインでも閲覧可能ですから、
料理をする人にはありがたいアプリです。
『サクサク for Kindle』はメモリを空けるソフト…らしい。
まだ実際に効果を実感することはありません。
メモリ足りないなら、電源切ればいいんじゃないの?

ゲームはオセロと将棋のみ入れることにしました。
他にもサン電子の『上海☆娘』やGMOのソーシャルゲームも興味ありましたが、
Kindle版の『上海☆娘』は最初のステージだけで、
あとはステージを追加購入していく形のようなので、止めました。
ソーシャルゲームも課金なしでそれなりにやれるそうですが、キリがないですし。
まぁ、それ以上に気になったのは、「アプリの端末への許可設定」ですね…
これらのアプリは課金や個人の特定のために、それなりに端末にアクセスしてきます。
実際にどの程度を情報収集しているのか分からないので、
ちょっと気持ち悪い感じがしてしまいますね…
一応、端末にもゲームコーナーがありますが、オマケ程度に考えるべきでしょう。
ゲームやりたいなら『Nexus7』を選べ、という話です。


【番外編】工場の出荷状態に戻す=初期化の注意点
【3】で起動パスワードの設定に触れましたが、
これを5回連続で失敗すると問答無用で初期化される素敵仕様のようです(^^;
他にも怪しいアプリを拾って、挙動が怪しくなったために、元に戻したい場合、
自らの意思で初期化を行う場合もあるでしょう。
まぁ、実際に私も色々なアプリを試した結果、一度初期化したわけですが、
アプリはクラウドに保存されるので再購入する必要はなく、
本も基本的に同様の扱いとなるのですが、
『大辞泉』と『プログレッシブ英和中辞典』のみ、消失してしまいます。
これらの復旧方法を簡単に記しておこうと思います。

KindleFireHDにおいて「工場の出荷状態に戻す(初期化)」した際に、
消失してしまった『大辞泉』『プログレッシブ英和中辞典』を復旧するためには、
まず、無料本でいいのでKindleストアから本を1冊ダウンロードします。
次に、その本を開いた後、単語の一つを長押しクリックして、
その意味を辞書検索ると、「この言語の辞書は端末にありません」と表示され、
「辞書をダウンロード」の項目が出るので、
ここをクリックすれば、指定言語の辞書が復旧されます。
他の言語の辞書も同様に再ダウンロードすることができます。


以上がおよそ1週間使ってみてのKindleFireHDの感想ですね。
機能はある程度限定されているものの、それでも自分で設定することは多いので、
購入当初は設定に追われて、端末そのものを楽しむまで行きませんでしたが、
一段落して音楽をかけながら本を読んだり、
動画ファイルを寝転んで眺めていたりすると、
タブレットとしての楽しみを十二分に感じられます。
色々とできることと、できないこととがあり、その意味では使い方次第ですが、
価格性能比が高く、やっぱり購入して良かったと感じられる端末です。
電子書籍や自炊本を読む人、端末で音楽・動画を見たい人にはおススメです。
逆に、色々なアプリを使いたい人、ゲームをやりたい人は、
他のタブレット端末を探した方が幸せになれるかもしれません。

2013年07月08日

梅雨明け。(被り)

暑すぎ。死ねます(´ヘ`;)
選挙カーは思ったほど来ないかなぁ。ネット選挙運動解禁で引き篭もったのか?
まぁ、動画投稿サイトには常駐していないこともあって、特に宣伝は見かけず、
思ったよりも静かでホッとしています。
…まぁ、選挙に関しては思うところがあるものの… 終わるまで黙ってます(苦笑)


『KindleFireHD』ですが、結局、最終日にポチリました。
最初は割引に失敗してしまい、アカウントを取り直すはめに…
最終的には、今日、支払いを終えて、正式に注文を終えました。
湊さんがご指摘のようにネット端末としての問題から、色々と悩んだのですが、
最終的には電子書籍リーダー・メディアプレイヤーとしての魅力が勝りました。
自炊したデータも普通に読むことが可能なことや、
タブレット端末としては画面・音源が良く、動画再生も問題がない点が魅力的に映りました。

先週まで、とある法律系の資格試験の勉強をしていたのですが、
その時に思ったのが、「これからの勉強はタブレット端末だな」です。
法律学科だった人は分かってくれると思うのですが、法律の勉強は重いです。重量的な意味で。
六法全書は基本的に毎日持ち歩かなければなりませんし、
六法以外にも国際法や知財法と独自の辞書もありますし、教科書自体も厚いです(苦笑)
当然、資格試験の勉強をするのも、本1冊で済むわけもなく、
何冊の本も読まなきゃいけないし、用意しなきゃいけないし、ノートも膨大になるし…
そういう意味でも要点をまとめたノートは重要となりますが、
ノートは悲しいかな「検索」できないんですよね…
デジタルデータなら簡単に検索で抽出可能で、言わば横の連関を簡単に調べることができます。
この状況ではこれが必要、この状況ではこれが不要、それを簡単に把握することができます。
大体、試験なんて縦の連関で出るわけがないんです。横の連関で出題されるわけですから、
そこを簡単に把握できるのがデジタルデータだということを改めて感じました。
試しにKindleストアで六法全書で検索をかけたら、
「基本六法(買ってないので中身の精度は不明)」は285円、「日本国憲法」は0円です。
現時点では資料的に価値の少ない本ばかりではありますが、将来的に拡充されてくれば、
法律を学ぶ人達はもう重いカバンに悩まされることはなくなります。
そう考えると、すごい世の中なんだな、ということを改めて感じますね。
教育現場がパソコンでも携帯でもなく、タブレット端末に注目する理由が分かってきた気がします。
…つーことで、今後はPCでノートを作って、タブレット端末で見ようかなと考えてます。

ネットワークはいいかな、と。
街ではセブンイレブンとイトーヨーカドーを常に探すことにします(笑)
まぁ、でも、メモリーカードリーダーぐらいは欲しいですよね。
ネットワークに繋げられなきゃクラウドストレージも意味ないのにね(苦笑)
ちなみに、他には急速充電器とPLATAのケースを注文しました。


◆プロ野球ネタ 西武・長田投手と横浜DeNAの渡辺直人内野手がトレード
基本的な立場は昨日のライオンズ応援日記の通り。遅すぎ(^^;

長田投手はボールの変更の影響を喰らった投手の1人でしょうね。
彼のように球威がなく、回転の良いストレートを投げるタイプは飛ぶボールでは厳しいです。
正直、スタミナには疑問がありますけど、シュートを持ってますし、
長いイニングの方が行けるんじゃなかという気はしています。
そういう意味では長田投手にとってはチャンスですよ。

渡辺直人選手は山崎浩司選手と被る部分は多いものの、
現在は片岡選手の故障で2番打者が空いており、今は金子選手が打っていますが、
本来は2番タイプというわけではなく、最近は未熟な面も多く見えているだけに、
起用されるチャンスはあると思います。
特に内野のリーダー不在が響いているだけに、リーダーシップにも期待がかかります。

まぁ、でも、放出するとしたら、涌井投手だったんじゃないかとも…
経験のあるリリーフが本当にいませんからね。
増田投手と大石投手が結果を残さないと死ぬレベルになってきました(苦笑)
若手にかかる期待と責任は大きいですよ。それか涌井投手がリリーフ転向するか、ですが。

>涌井投手に関する見解
高校の時の良さは強靭な下半身で、足を大きく上げて一本足で立った姿、
あの絶妙なバランスでアウトローに糸を引くような制球力があったのが特徴でした。
ただ、プロ1年目はクイックを気にしてなのか、あまり足を上げなくなり、
プロ1年目のオフに走りこんで、2年目からはリリースポイントを前にして投げ、
セットではすり足気味に投げて成功したわけですが…

湊さんの印象はやはり正しい見方だと思います。
一説には肩の開きが早く、打者から見やすいフォームになってしまったことが指摘されてます。
太り過ぎの指摘もされていますね。
ライバルのダルビッシュ投手が筋トレで大きく成長したとはいえ、
涌井投手はタイプが違うだけに、上半身だけ大きくなっても…と思っちゃいます。
下半身で投げていた投手が下半身で投げなくなったのが原因なんでしょうかね。
…グラウンド外では下半身で騒がせているのに(苦笑)

野上投手もフォーム的には涌井投手に似たところがあるのですが、
スリムな印象もありますけど、野上投手の方がスッとしてますよね、スッと。
体重移動が縦に綺麗にできているのに対して、涌井投手は体重移動ができずに体がブレちゃう。
そこら辺の違いなんでしょうね。


◆ライオンズネタ 打線復調で5連勝のライオンズ
その前にオールスターのパリーグの選出に関してですが、
どうやら栗山監督はソフトバンクに遠慮したのは間違いないようです。
少なくとも、内川選手は打診したものの、怪我を理由に断られた可能性が高く、
攝津投手も可能性敵には十分ありえます。
でも、ライオンズは全然ウエルカムだったはずで、
十亀投手も野上投手もOKでしたし、炭谷選手も秋山選手もOKでしたよ?
…仕方なく選ぶなら、ウチから選んでよ… 3人ですぜ、3人…
まぁ、そういう意味では、ファン投票や監督推薦の締め切りが早過ぎるな、と。
メジャーのオールスターの方が早いはずなのに、日本の方が早く発表してしまう。
プラスワン投票なんて2~3日程度でいいんですよ。
監督推薦への批判票でもあるわけですし。私は炭谷選手にコツコツ入れてます(苦笑)

で、本題に戻しまして、チーム状態が良い時は特に何も言う必要がありませんね(^^;
好調の要因は1番ヘルマン・4番浅村選手の起用がヒットしたことで、
2人はこの連勝中は5割以上打っているはずで、これだけ良ければ状態も上がります。
当初は下位打線を捨ててでも、上位打線を充実させた1番ヘルマン選手の起用でしたが、
上位打線の好調さに引っ張られるかのように、
鬼崎・林崎・炭谷・永江・スピリー選手と日替わりでヒーローが登場し、
継続的な活躍は難しいものの、各個日替わりで活躍することで、
下位打線でも点数が取れるようになっています。

今の状態を続けるためには、主軸の1番・4番の調子が落ちてきた時にどう補うか、
それは3番栗山・5番秋山選手といった左打者2人が中心になるでしょうが、
もう一つ問題となるのが2番打者の存在ですね。
現在は金子選手が起用されていますが、追い込まれると簡単に三振してしまい、
打撃の淡白さは否めません。
ただ、送りバントや守備では堅実なプレーを見せており、
チームも連勝中ということで、打順変更等は行われていませんが、
長い目で見ると、2番金子選手は問題があります。
チームとしては片岡選手に早く戻ってきて欲しいところですが、
それまでの代役として期待されているのが渡辺直人選手ということになるでしょう。
楽天時代の輝きが戻れば、2番セカンド渡辺直人というのは脅威になると思います。
他には大崎選手や熊代選手が候補となりますが、2人とも調子がいまひとつ、
彼らが復調すれば、さらに下位打線は充実するだけに、一つのポイントでしょうね。

永江選手の打撃覚醒に関しては、昨日詳しく書いた通り。
あれだけ小柄ながらもバットを短くして長打を打てるのは、
手首の強さがあってこそなのでしょう。
今までは全く気づきませんでした(苦笑)
まぁ、投手をやってましたから、考えてみたら当然と言えば当然なのですが。
まだ確実性という点では課題もありますが、一つ壁を破った感はありますね。

打撃はそれでいいとして、日程もオールスター前までは先発5人で足りますが、
問題はリリーフ陣をどう整備するかですね。
サファテ投手とウィリアムス投手は固まっているので、そこまで悲観的ではありませんが、
経験のある岡本篤志投手が抹消となり、長田投手はトレード、
若い投手ばかりで未知数な面は多いです。
その中で安定してきているのが増田投手で、140キロ中盤のストレートを投げますが、
打者からは少し見づらいようで、スピード以上に力が感じられます。
度胸も満点で、ピンチで物怖じすることもないだけに、
今後は緊迫した場面での起用が増えてきそうです。

あとは昨日プロ初登板を果たした松下投手。
タイプ的には日ハムで活躍した建山投手みたいな感じでしょうか。
腕の動きが大きく、慣れるまで相手打者は恐怖を感じそうです。
昨日はチェンジアップと書きましたが、本人談ではシンカーのようで、
この球が左打者にどれだけ効果的に決まるかがポイントとなりそうです。

これで大石投手が戻ってきて、左投手がもう1人伸びてくればなんとかなりそうですが…
経験のある投手が少ないだけに、その点はもう腹を括るしかなさそうですね。
まぁ、最悪の場合は、石井一久投手や西口投手のリリーフ転向もあるかも?
涌井投手の復調次第ではありますけどね。

2013年07月01日

ネット選挙

7月4日公示予定で7月21日に投開票が行われる参議院議員通常選挙では、
インターネットを通じた選挙運動が可能になるということで話題を呼んでいますが、
個人的な見解からすれば、ネット選挙には反対で、何ら活動をするつもりはありませんし、
選挙期間中には余程の重大事件が起こらない限りは、
選挙を含めた政治に関する話題には敢えて触れないつもりでいます。

それというのも、私が2000年前後の比較的自由だった頃にネットを始めた世代であり、
自分にとってのインターネットは「自由な世界」であり、現実とは一線を画した虚構で、
同時に趣味を通じた「善意」によって繋がりあう、言わば村的な素朴な世界だったからです。
そこに貨幣経済の道理が持ち込まれ、今度は選挙という現実までもたらされようとしている、
自由だった世界が現実と同じ束縛された世界となるのにはやはり抵抗感があります。
「便利だから」という理由だけで、精神を置き去りにして選挙運動を行おうとするから、
失言による不祥事や炎上騒動を苦にしての自殺とかなるわけで、
今のインターネットのあり方には個人的に寂しいものを感じずにはいられません。

そんなわけで、選挙期間中は政治の話をしないことを宣言しておきます。
期間中に政党バナーとかを見かけたら、片っ端から広告ブロックにかける予定です(爆)
まだ最初なので、そこまでやかましいことにはならないとは思いますが、
現実同様に選挙カーのように煩わされないことを祈りたいです。

まぁ、別に選挙の話に関しては、先日の静岡県知事選・東京都議会選で触れてますので、
私の見解については改めて語るまでもないでしょう。
選挙の争点はアベノミクスに対する是非みたいなことになっていますが、
賛成派は自公政権に投票するとして、問題は反対派の投票行動ですね。
結局、どこも決め手を欠いている状況に変わりがなく、
票の分散のリスクばかりが高まっています。
現時点ではやっぱり地元選出議員が幹事長やっている政党に入れようとは思ってますが…
そういう何か決め手がないと入れ渋っちゃう現実があるだけに、
野党は難しい選挙となっちゃいそうですね…


◆ニュースネタ 世界遺産登録された富士山が「山開き」も…
先日の土日はなんか道路が混んでました…
富士市や富士宮市なら分かるけれど、何でここまで? 通り道になっちゃったのかなぁ…
そんな富士山の世界遺産登録に沸く静岡県ですが、
登録以降は曇りがちな天気ということもあり、富士山が綺麗に見えた日は一日もありません。
急に視線が殺到しすぎたのか、恥ずかしくて隠れちゃったようです。

そんなこんなで連日のように富士山のニュースが流れていますが、
現在主な話題になっているのが「入山料」ですね。
試験的に1000円の入山料を取ることにしたようですが、
これは強制ではなく、任意のようで、実際は支払わなくてもOKのようです。
導入している屋久島でも入山料を払っているのは5割ほどのようで、
実際にどれだけの人が入山料を払うのか、混雑抑制に繋がるのかは分かりません。
個人的には1万円ぐらい取っちゃえよと思いますけどね。
今のままでは登山ではなく、人の流れに任せた行軍ですから…まぁ、コミケとか好きなら(^^;

同時に問題となっているのが「トイレ」の問題で、
富士山が山開きしたものの、水を汲み上げる関係で山頂付近のトイレは使用不可能で、
7月11日頃になるとのことです。
他にも有料トイレなどもあるようですが、こちらも任意の支払いのため、
支払わない人が数多くいて、トイレの維持さえも不可能になっているとのことです。
マナーの悪い登山者が増えることも予想されますし、頭の痛い問題です。

まぁ、結局のところ、富士山が世界遺産登録をされたといのは「プライド」の問題であって、
観光として宣伝しようという気はあまりなかった印象もあります。
勿論、経営難の富士山静岡空港は別でしょうが。
現実的に観光として増えても富士登山は成り立たないわけで、
今後2~3年は難しい舵取りになっちゃいそうです。
そんなわけで、皆様にはしばらくは心に思い描くだけ、
眺めるだけにしていただけると有難い所存です(笑)


◆PCネタ アマゾンのタブレット『Kindle Fire HD』が3000円引き
アマゾンのネット通販では7月7日まで、
店頭販売分はエディオンやノジマで7月12日まで3000円引きで販売するようです。
(追記:訂正)
当初はアマゾン通販分は7月2日まででしたが、7月7日まで延長されたようです。

正直、この期間限定価格には驚かされたわけで、
『Kindle Fire』が1万円切りの9800円というのは驚きの価格です。
もっとも、性能等を考えれば、『Kindle Fire HD』の16Gが妥当で、
それでも1万2800円というお値段は非常に魅力的です。
今月にライバルであるグーグルの『Nexus7』の新作や、
この先に予定されている『iPad mini』の新作に対抗するために、
早めに手を打ってきたということでしょうか。

今までは「タブレット~?」と個人的には懐疑的な立場だったものの、
ここまで価格を抑えて宣伝されると、さすがに興味も出てきます。
色々と性能等を調べたところ、価格を抑えただけあって機能面も制限されており、
GPSも非搭載で、そういった面ではNexus7等のタブレット端末に劣るようです。
ただ、それも考え方次第で、価格が安いことから、
オーディオプレイヤーや動画再生可能なメディアプレイヤー、
電子書籍リーダーの延長線にあると考えれば、妥当を超えて魅惑的にも思えてきます。

現時点で私はスマートフォンのような高機能携帯電話や、
iPodといった高性能オーディオプレイヤーも持っていませんし、
そういう意味では買ってみようかな~という気持ちが大きくなってきています。
ただ、GPS非搭載で地図機能が弱い点と、
公衆無線LANスポットの一部減少による外出時のネット環境の悪さがネックとなり、
同時に、自宅用のメディアプレイヤーとして使えるメリットとの間で揺れており、
外では使いづらそうだけれども、内では使えそうだ、の迷い状態になっています。
早くどうするか決めないとなぁ…


◆プロ野球ネタ プロ野球オールスターゲーム 監督推薦選手を発表
うーん… 今回は札幌ドーム・神宮・いわきでの3試合が予定されていて、
パリーグを指揮するのが日ハムの栗山監督だからなのか…
随分と日ハムの選手が多くないですか? 合計9人ですか。
ロッテ5人、楽天5人、ソフトバンク4人、西武3人、オリックス5人…
ロッテと楽天は分かりますが、ソフトバンクと西武が少なすぎのような…?
5位・6位のチームから、これだけ大量に選出されるのも混パの象徴でしょうか…

一番驚かされたのが、日ハムの矢貫投手で、正直言って誰かと…?(苦笑)
未だに慣れない、「矢…なんだっけ?」と毎回確認してタイピングしちゃってます。
成績を見てビックリしたんですが、あんなに防御率良かったんですね。
登板するタイミングがビハインドのロングリリーフが多かったので
残念ながら活躍している印象があまりありませんでした。
申し訳ないとは思いますが… 何で選ばれたのか、少し不思議に思っちゃいます。

あとはソフトバンクの内川選手が選ばれていないのが変というか、妙です。
パリーグ打率部門でも長谷川選手に次ぐ2位ですし、選ばれて当然の選手のはず。
普通に考えれば、ショートは松井稼頭央選手を始め、鈴木大地選手もいますし、
上手い下手は別にして、浅村選手も内野ならどこでも守れるわけですから、
大引選手を選ぶ必要があったのかと思わなくもないです。
まぁ、おそらく、松井稼頭央選手が腰痛持ちで計算ができず、
セカンド選出の井口選手も今はファーストを守っており、
二遊間を無事に守れそうな選手が鈴木大地選手だけだったからでしょうが…
しつこいようですが、浅村選手はセカンドもショートもサードもいけますよ?
上手い下手は置いておくとして(苦笑)

ライオンズファンとしては、炭谷選手が選ばれたなかったのは遺憾です。
伊藤・嶋選手と2人決まってしまったので、当落線上だとは思っていましたが、
半レギュラーの鶴岡選手(大野選手との併用)に負けるとは思ってませんでした。
昔、西武黄金時代に森監督が伊東捕手にマスクを被らせて、
他球団のエースの力を探っていた、なんて話もありましたが…
ちょっと、そういう邪推もしちゃいますよねぇ…

つまり、何が言いたいかと言えば、自軍の選手を選びすぎだゾ、栗山英樹…
まぁ、そんな感じで、スターダスト祭りは見ないと思います。
おいらも雄星だけでええわ。


◆ライオンズネタ 2勝4敗で6月も失速したライオンズ
極度の貧打に苦しみ、先週は2勝4敗の負け越し…
まぁ、それでも、昨日の試合を勝ったことは一つの安心材料です。
色々と不満が募っていた渡辺監督の選手の見極めも一時よりも進みつつありますし、
ようやく戦力整備に本格着手されるかなという感じがしています。

その中で切り捨てなければいけない選手が、元エースの涌井投手です。
正直に言いまして… もうエースとして見る影もないです。
一部では高校時代の貯金が尽きたという言い方がなされていますが、
それの一部に同調する面はありますが、それは正確な解答ではなく、
少なくともプロ2年目の飛躍には下半身のトレーニングの成果だったのは間違いなく、
2010年頃まではチームの中で最も走る投手の1人でした。
問題はその年で、2010年に入る前のオフにノースローで肩を休めることを優先し、
ここから走りこみの量が落ち始め、その年のオフには年俸調停騒動、
翌年は遊離軟骨による痛み、昨年は女性問題騒動、今年はWBCと、
2010年頃を境にして走りこみの量がグッと落ちたことが根本的な原因です。
それが下半身の粘りに基づく投球フォームを崩す結果となり、
ボールがシュート回転しまくったり、制球が甘くなった原因だと思われます。
それを再生するためには、どれだけのトレーニングを積めばいいのか分からず、
今季中に再生するかどうかは正直分かりかねます。
短いイニングならば、スタミナを度外視できるので、それなりにやれるでしょうが…
先発に拘る限り、ある程度割り切って考えなければいけない状態になっています。

ただ、それ以外の先発陣は、岸・菊池雄星・牧田・野上・十亀投手と安定しており、
6人目の先発もベテランの西口投手と石井一久投手、
若手の藤原投手と岩尾投手、武隈投手といったメンバーが揃っており、
彼らを交代に先発させた方が遥かに効率的だと言えます。
そういう意味でも、涌井投手に対しては厳しく接する必要があると考えます。

打線に関しては、クリス・カーター選手が調整不足で抹消となり、
スピリー選手もいまひとつ信頼が置けない状態で、オーティズ選手が懐かしくなります。
トレード放出した高山選手が阪神で結果を残しており、フロントの無策に呆れ返ります。
まぁ、使わない首脳陣にも問題がありますけどね。
貧打の主要因は、片岡選手の故障で機動力がグッと落ちたことと、
外国人選手の不振で下位打線に厚みがないこと、です。
そういう経緯から、日曜日は打線を入れ替えて、ヘルマン選手を1番起用したわけですが、
結果的にこのオーダー変更は大正解だと思います。
打てない時は下位打線が薄くなってもいいから、上位に選手を集中させるべきです。

打線のキーマンとなるのは、ルーキーの金子侑司選手でしょう。
日曜の試合では一時勝ち越しとなる3ベースを放つなど、思い切りの良い打撃は健在です。
日常生活であまり「レッテル付け」というのは失礼に当たるのでしていませんが、
(だって他人から「戦力外」とか「不穏分子」とかのレッテル付けられたら嫌でしょ?)
プロ野球選手に関してのみ、ある程度割り切って見ているのですが、
その中でも自分の眼力では測り切れない「天才肌」な選手というのは、やはりいるもので、
プロ野球を真剣に見るようになった頃には、松井稼頭央選手は一流でしたので省くとして、
中島選手や浅村選手はデビュー当時からそういった雰囲気を感じる選手でした。
個人的にそれと同じ流れに乗っているのが金子選手で、
やはり他の選手とは違う「何か」(打者としての可能性・風格)を感じます。
まぁ、大体、打てる選手というのは立ち姿を見てもカッコいいですよね。
打てる気がしますもん。永江選手はそうは見えませんもん(苦笑)<もっと工夫を!
ただ、中島選手も浅村選手も性格的にはお調子者タイプでありながらも、
野球に対しては非常にストイックで、人一倍練習を積み重ねてきただけに、
金子選手も2人に負けじと、才能にあぐらをかかず、どれだけ練習ができるかです。
その意味でも、金子選手が大成するかどうかは非常に気になりますね。

投手のキーマンとなるのも、同じくルーキーの増田達至投手でしょう。
リリーフはウィリアムス投手が戻ってきたことで、安定の兆しを見せていますが、
実績のある投手が少ない状況は変わらず、層の薄さは否めません。
昨日の試合も岡本篤志投手がリリーフ失敗してしまうなど、不安定さを露呈しましたが、
逆転のピンチを抑えたのがルーキーの増田投手で、
1軍デビューからその堂々とした投球は抑えとしての資質を感じさせるものです。
まだドラフト1位として恥じないような絶対的な能力は見せられておらず、
8イニングを投げて被安打11というのはやはり多め、
ただ、与えた四球が1個だけというのは増田投手の投球を象徴しています。
とにかく打者に向かって行く、真っ向勝負していく姿勢は、
点差を意識して逃げの投球に終始しがちなリリーフ陣の中で光っています。
1軍デビュー当時はストレートが140キロ前後で、迫力不足な面もありましたが、
昨日の試合では145キロをマークするなど、スピードも徐々に出てきましたし、
スライダー・カットボール・カーブ・スライド回転するストレートは魅力です。

そんな2人のルーキーの成長がライオンズ復活の鍵だと思います。
…あ、最後に打順編成に関しては、金子選手は2番よりも好きに打たせたい感じ。
よって、
1(三)ヘルマン、2(右)大崎・熊代、3(左)栗山、4(一)浅村、5(中)秋山、
6(指)スピリー・カーター、7(二)金子、8(捕)炭谷、9(遊)鬼崎・永江・山崎
を推奨。

2013年06月26日

「ねじれ」ているのは、お前の頭の方だ!

参議院で野党から問責決議案を突きつけられると、
発送電分離を目指した電気事業法改正案をあっさり放棄し、
これ幸いとあっさり国会を閉じて参議院選挙モードに。
お前は選挙しか頭にないのか!?

最近の自民党、特にどっかの総理さんは、事あるごとに「ねじれ」と連呼し、
0増5減法案が参議院で審議されなかったのも「ねじれ」のせい、
重要法案を審議できずに国会閉幕となったのも「ねじれ」のせい、
きっと株価の乱高下も梅雨の天気が続くのも「ねじれ」のせいなんでしょう(苦笑)
それじゃ「ねじれ」は何なのかと言えば、
国民の投票行動の結果、政権選択の結果でしょう?
それにタイムラグがあるのが「ねじれ」の根本原因なのかもしれませんが、
それならば、当初の予定通りに衆参同時選挙をやれば良かったじゃないですか?
そういうことをせずに「ねじれ」「ねじれ」と連呼することは、
過去の国民の投票行動結果の批判であって、
国民に対して「お前らバカだね」と連呼してるも同然なわけです。
それにも関わらず、簡単に「ねじれ」「ねじれ」と連呼するどこかの総理は、
参議院選挙のトラウマで頭の中が「ねじれ」ていると言わざるを得ないでしょうよ。

「ねじれ」国会は今に始まったことではなく、民主党政権時代も同じだったわけで、
同じように参議院で問責決議を受けようが、不信任決議とは違って法的拘束力はないとして、
重要法案の審議は続けていたわけですから、
今の自民党の「ねじれ」の言い訳はとても見苦しく見えます。
本当に重要な法案ならば、もっと早くから審議していたはずで、
そうもせずに参議院の空転が原因だと言うのは、いささか滑稽に見えます。
党内に「廃案にしても構わない」という雰囲気があったのは間違いないでしょう。

「0増5減法案」にしても、民主党・野田総理がその先にある定数削減をセットに、
解散の内諾を得たのにも関わらず、完全に定数削減は置き去りにされ、約束を反故にしてしまい、
さも野党が悪いかのような体を装って、衆議院で再可決し、
定数削減の話は完全に立ち消えになってしまいました。
民主党政権は根回しを怠り、国会運営が「未熟」という印象でしたが、
今の自民党政権は国会運営が「乱暴」ですよ。
偽善にまみれたネットの炎上騒動のように、究めて偽善で、強権的で、粘着質です。

「アベノミクス」にしても、その成果はマネーゲームを誘発しただけに過ぎず、
金融緩和は物価が上昇するまで続けられるので円安は続いていくものの、
それによって輸出産業が根本的な立ち直りを見せたかと言えば、そうではなく、
逆に貿易赤字による輸入の打撃が経済を直撃しており、思うように伸びていないのが現実です。
そもそも、彼らの頭の中は1980年代で止まっており、「失われた30年」になっちゃってます。
「円安=貿易増=景気回復」という時代はとっくに終わっているわけで、
経済構造の変化を考えずに、製品(駄作)が売れないからデフレだと決め付けてしまう稚拙さ、
期待された三本の矢の「成長戦略」も完全な的外れに終わってしまったのは間違いなく、
景気を本格的に回復させる根拠に欠いています。
今後のマネーゲームの経過次第では、円安が進むも、株価は下がる可能性があり、
物価は上昇すれど景気が回復しない「スタグフレーション」に突入する可能性があります。

労働者環境は悪化の一途で、今国会では見送られたものの、
限定社員の導入や金銭解雇の導入で雇用の不安定化を促進するような政策を検討しており、
職務発明で得た特許を個人ではなく企業に属させようと画策し、
さらなる研究者離れを呼びそうな改革を検討するなど、的外れも良いところです。
だから日本はヒット商品を生み出せずに、製品(駄作)が売れないと嘆くはめになる。
足元が崩壊しているのに、「日本のものづくり」はやれると叫んだところで何ができるの?
足元を安定させることなしに、「日本のものづくり」は復活しないでしょうに。
中身のないスカスカな経済政策が「アベノミクス」の正体なのですか? 呆れ返ります。

2013年06月24日

都議会議員選挙は自公の圧勝

まぁ、投票率が過去2番目に低い43.50%でしたから、当然の結果でしょうね…

もはや当たり前過ぎて、池上彰氏ぐらいしか言ってくれなくなりましたが、
日本の選挙は有権者の完全な自由投票で決まるわけではなく、
「圧力団体」や「宗教団体」の固定票に大きく影響を受けています。
「圧力団体」の定義は非常に難しいのですが、
とある団体が自分達の利益になるように投票行動をまとめて政治的働きかけをするもので、
今はどうだか知りませんが、農協や日本郵便、日本医師会など、
大きな票を持った団体が会員の投票行動を制限し、固定票を投じていたことが有名です。
「宗教団体」は団体規則による投票行動を制限する権利は持っていませんが、
信仰というのはそれだけで人々を拘束し、簡単に投票行動を促すことができます。
公明党の支持母体が創価学会であることは有名で、全員が創価学会員というわけではないものの、
創価学会の支持なしには当選できず、当然、その意向を強く受けた政党となっています。
近年では気まぐれな「無党派層」の影響で、投票率次第ではこの傾向が崩れますが、
低投票率の場合は「圧力団体」や「宗教団体」の組織票を大きく受けることになります。

つまり、長年政権を担ってきたことによって「圧力団体」の支持を大きい自民党と、
「宗教団体」の直接的バックアップを受ける公明党は、低投票率下で勝利する確率は高くなります。
面倒だから選挙に行かないということは、「自民党・公明党に対する暗黙の支持」となるわけです。
よく政治家はどこを向いて政治をしているんだと批判されますが、
別に国民一人一人、被災者一人一人に寄り添って政治をしているわけではなく、
「物を言う団体」である「圧力団体」や「宗教団体」に向けた政治をしているに過ぎないわけです。
有権者はそんな「当たり前の事実」を必ず知っておかなければなりません。

そういう意味では、今回の都議選は実に分かりやすい結果だったと思います。
同じく組織力が強く、党員の寄付で賄っている「共産党」が躍進した背景には、
低投票率だけではなく、消費税導入や反原発といった政権与党に対する批判票もあったでしょうが、
概ね低投票率の投票行動とほぼ一致していたと言えます。
民主党はやはり支持基盤の脆弱さは解消されておらず、アピール不足の感は否めなく、
維新の会も橋下共同代表の従軍慰安婦発言の影響を覆せず、想像以上の惨敗となりました。
これで維新の会は大阪限定の勢力に止まることになり、国政への道は厳しくなった気がします。

現時点では参議院議員選挙も盛り上がりを欠く印象があり、
投票率が上がらない可能性が高いので、このままだと自公政権の勝利で終わるでしょう。
その流れを無党派層が変えることができるかどうか、注目したいです。


◆ニュースネタ 富士山が世界文化遺産登録される
三保の松原も逆転登録となったようです。
どうやら地道なロビー活動の成果だったようで、
ある意味、イメージだけで説得したのが成功したように思えます(苦笑)
現地に赴いていないからこそ除外されなかったとも言えるわけで…(汗)
まぁ、「文化遺産」ですからね、「自然遺産」ではないということで大目に見てもらいましょう。

登録を祝して、静岡市内や静岡空港では記念バッジ等が配られていたようですが、
富士山に面する県東部地域の方では何もなし…
富士山の日(2月23日)も祝ってたんだから、何かクレよ(笑)

既に報道されていると思いますが、松枯れの問題と侵食問題は重要な問題です。
特に侵食問題に対応するために作られた防潮堤の撤去が要求されており、
砂浜そのものの存続に支障が出かねない状況です。
世界文化遺産に登録されたこと自体はめでたいのですが、
早速「危機遺産」になりかねない危険性も孕んでおり、
富士山の入山者の問題を含めて、課題山積という状態です。


◆ライオンズネタ 継投に課題を残すライオンズ投手陣
オールスターって何? 食べられるの? 誰も選ばれなかったので興味なし!
まぁ、大谷選手以外は妥当な範囲で、井口選手はセカンドじゃねーじゃんという感じで、
それでも外野のもう1枠はソフトバンクの長谷川選手か内川選手でしょうし、
セカンドは適任者がいませんが、故障を抱えている片岡選手は難しかったでしょうしね。

話を戻しまして、12球団トップの防御率を誇るライオンズ投手陣ですが、
リリーフ陣は磐石とは言えず、迷走状態が続いています。
昨日の23日の試合はその極みとも言うべきもので、今季最長となった引き分け試合の原因は、
7回の継投失敗で、先発の岸投手に代えて左腕の川崎投手をマウンドに送ると3失点で同点、
7回裏に2点を勝ち越すも、岡本篤志投手が8回に1失点、
9回にサファテ投手が同点に追いつかれるなど、継投が決まりませんでした。
交流戦前は大石投手が抑えで、サファテ投手が8回を投げていて、
交流戦では涌井投手が8回のリリーフに回ったことで、致命的な問題は防げていましたが、
現在は抑えのサファテ投手のみという状況で、そこに繋ぐまでが大きな課題となっています。

ただ、ここに来て明るいニュースも飛び込んできて、
昨日の2軍戦でウィリアムス投手が1イニングを投げた模様です。
今日の1軍登録抹消選手がいなかったので、明日即登録ということはなさそうですが、
特に問題がなければ、1軍復帰もそう遠くないでしょうから、大きな戦力となります。
そうなると、ウィリアムス投手が左右関係なく8回に登板することになり、
7回のピンチを岡本篤志投手が担当することになり、
左のワンポイントとして川崎投手か小石投手のいずれかが固まれば、リリーフは何とか回りそうです。
もっとも、先を見据えますと、制球に不安のあるウィリアムス投手は8回よりワンポイントが良く、
8回を別の投手、ルーキーの増田投手や大石投手がその座を掴んでくれないことには、
優勝争いに絡んでいけないと思うので、若い投手の成長が鍵となりそうです。

で、ウィリアムス投手が復帰することは喜ばしいことなのですが、
そうなってくると、今度は外国人枠の問題が生じます。
サファテ投手とウィリアムス投手、ヘルマン選手の3人は確定的として、
スピリー選手とカーター選手のいずれかが2軍に落ちることになります。
現在は右投手先発時にカーター選手、左投手先発時にスピリー選手を使っていますが、
スピリー選手の成績を見ると、対左投手は.115で、対右投手は.274となっており、
対左投手の打席数の少なさが影響してはいるものの、左投手に強いというわけではありません。
となれば、カーター選手が1軍残留し、スピリー選手が2軍に落ちることになるでしょう。

ここで問題となるのは、カーター選手の膝の状態が実際にどれだけ良くなっているか、です。
左投手の外角の変化球を見極めるためには、膝での踏ん張りが必要不可欠で、
もし、膝への負担を気にするようなスイングをしているようだと、
左投手の生命線である外の変化球を簡単に空振りしてしまい、打つことが難しくなります。
まだ様子を見ながらになるでしょうが、仮にカーター選手が対左投手で使えないとなれば、
オーダーに大きな問題を抱えることになってしまいます。
ただでさえ、右打者は不足しているのに、熊代選手ともう1人必要になるのは厳しいです。

そうなると、別のアプローチ、守備を固めて機動力を使う選択になるでしょうから、
ルーキーの金子選手を再度使う必要があると思います。
左打者で足を使える選手は斉藤選手や石川選手などがいるものの、
右打者ではそうはいないだけに、スイッチヒッターの金子選手は戦力的にも重要な存在です。
現在は片岡選手が故障中で、浅村選手も左肩の不安からファースト固定となっていますので、
セカンド・ショートのレギュラーがいない状態ですから、
当面は金子選手をセカンドで使っていって欲しいです。
…が、2軍では未だにライトを守ってたりするのはどうして?
木村選手がライトで金子選手がショートでいいと思うんですが…
もう1軍でライトを守る機会なんてなさそうなんだけど…
不可解な1日1軍もありましたし、一体、どういう育成方針になっているんでしょうね?

2013年06月20日

日本人は「束縛」を求めている?

相変わらず安倍政権を含めた自民党の支持率は好調で、
数多くの国家主義的な言動や新憲法草案を作りながらも、批判を浴びないのは、
日本人が「自由」に飽き飽きしているからなのでしょう。
「自由」というのはフリーなわけで、そこに何ら束縛がない、真っ白なキャンバス状態で、
そこに自らが絵を描いていくのが「自由人」たる責務なのですが、
今の日本人はもうそこに絵を描く気力もない、誰か適当に描いてよと思ってるから、
「自由」を嫌い「束縛」を求める、おそらくそういうことなのでしょう。
それを端的に言えば、「死にたがり」というわけで、
この国の国民はやっぱり病んでいるということなのかもしれません。

ということは、「死にたがり」が死にたがらない具体的なビジョンを見せる必要があるわけで、
それができるかどうかが選挙に向けての一つのポイントでしょうね。
けど、最終的には「死にたがり」なんで、そのシナリオが「死」へ繋がっていようとも、
歓迎してしまう辺りが「死にたがり」の厄介なところです…
「死への希望」のみが生きる糧ということでしょうか… 病んでますなぁ…


◆ニュースネタ G20でアベノミクスは「承認」されたのか?
前回は特に何も言われなかったのに比べて、
財政再建や金融緩和の収束方法などに問題提議がなされたわけですから、
明らかに国際的な支持度は下がっていることは確かで、
長引く円安が各国の経済に打撃を与えつつあることが認識と深まってきた印象を受けます。
それでも各国の経済に不安がある中で、日本経済の立ち直りは救いがあるだけに、
表立っての反対はしにくいというだけで…
誰もその手法を追随せず、様子を見ている辺りは、「そういう評価」だということでしょう。

今後の経済の見通しはまだ難しい面はありますが、
しばらくは1万2000円~3000円の間を行ったり来たりするものと思われます。
ただ、為替の方が海外市場の影響を受けやすいこともあり、
円安が進行するも、株価は上がらないという状況が続く可能性もあり、
そうなってくると、物価は上昇すれども景気回復が進まない「スタグフレーション」に陥り、
日本経済はデフレ以上の最悪局面を迎える可能性があります。
円安になれば輸出が増えて日本経済が回復するというアベノミクスの神話は、
既に完全に崩壊しちゃっているわけです。


◆ニュースネタ 日本経済を変える? 富士通が非解体スキャナーを発売
富士通が『ScanSnap SV600』を7月12日から発売することを発表しました。
これまでのスキャナーはコンビニのコピープリンタのように、
挟み込んでスキャンする形でしたから、本に折り目が付いて痛みの原因となったり、
綺麗にスキャンするためには本の装丁を解く(解体)する必要もありましたが、
このスキャナーを使えば、本の見開きだけでスキャンすることができ、
本へのダメージ・損失を防ぐことができます。
久々の日本発のヒット商品になる可能性を秘めた画期的な新商品です。

これまで本の電子書籍化、いわゆる「自炊」をする場合は、
前述の通り、本の装丁を解く必要がありましたので、
綺麗にスキャンして電子書籍化したとしても、手元の1冊の本は失われてしまいました。
言わば、データとしての書籍は得たとしても、実物としての本は失われてしまい、
プラスマイナスゼロで手間だけがかかる作業でした。
しかし、この非解体スキャナーを使えば、本を損失せずに電子書籍化できるわけで、
電子書籍としてのデータを得た上で、手元にも本が残るわけで、
実際の損失はなくなり、手間をかけるだけの価値が生じます。
これまでは現実的な利益が少なく、個人で「自炊」するメリットは少なかったのですが、
この非解体スキャナーが普及すれば、電子書籍化が一気に進行するでしょうね。

もう一つの大きなメリットは、歴史的に貴重な文献が保存しやすくなることです。
今までのスキャン方法では、本へのダメージが大きく、保存が難しかった文献でも、
このスキャナーを使えば、閲覧と同等のダメージでデータ化することができますので、
本のデータ化を飛躍的に進めることができます。
貴重な文献や取り寄せるのが難しいような文献でも、
これからはデータとして簡単に取り寄せることが可能になるかもしれません。
まさに本の歴史を変える画期的な発明だと言えましょう。

ただ、便利ゆえに問題も多いわけで、本の著作権をどう維持するかが難しくなります。
簡単にデータ化できるということは、もう現実の本が必要ないとも言えるわけで、
図書館や古書店で安価で本を手に入れ、スキャンしてデータ化した後に、
本を返却したり再び売却すれば、元手が少なくとも本のデータを手に入れることができます。
それでも本の匂いや装丁、重さが好きという人はいなくならないので、
本が絶滅することはありえないと思いますが、データだけで十分という人も増えてくるはずです。
そういう時代に対応した著作権法の改正が必要になってくると思われます。
まぁ、現状では本の個人コピーを制限するのは色々と不便な面が大きいだけに、
レコーダーのようにスキャナーの機械自体に課金するような形になるのだろうと思われます。
今後、富士通だけでなく、他のメーカーからも発売される可能性がありますし、
早い段階で手を打っておいた方がいいんじゃないかと思いますね。

図書館にこのスキャナーが一つ置いてあったら、業務は終わっちゃうでしょ?
それだけ画期的な発明だということで、日本経済を救う爆発的なヒットになる可能性とともに、
社会を大きく変える可能性もあるだけに、行政の販促と規制の両面を迅速に検討して欲しいです。


◆プロ野球ネタ 「飛ぶ統一球」隠蔽問題 第三者委員会を設立へ
それ以降、話題になることが少なくなってきたので、下火にならないかが心配ですが…
それでも幾つか情報も出てきていて、
昨年まで使用していた「統一球」は数字以上に飛ばなすぎていて、
その原因が日本から中国に工場を移したことによる品質低下だったとか。
どうやら隠蔽の原因は「こっち」だったみたいですねぇ…

国際大会でのボールへの適応や球場ごとにボールの飛距離が違うことが問題となって、
導入されることになった「統一球」ですが、
そこでメジャーのボールを利用しなかったのは、
日本のメーカー保護という側面が強かったように思います。
メジャーの球は品質にばらつきがあるから、安心できる日本のメーカーへ、
建前的にはこうだったはずです。
それが蓋を開けてみたら、日本産ではなく中国産ですよ。
しかも、中国産にしたことで想定以上に飛ばなくなってしまった、これはとんだ裏切りです。

日本のメーカーが生産するとはいえ、海外の工場で品質が低下してしまったというのなら、
新たに「統一球」を導入した意味がありません。
それこをWBCで使われているボールを使えばいい、ということになってしまいます。
つまり、「統一球」を導入する大義がその時点でなくなってしまうわけで、
それは「統一球」の失敗、加藤コミッショナーの失策にそのまま繋がってしまいます。
真に隠蔽したかったのは、「飛ぶ統一球」に変えられたことではなく、
「飛ばなすぎる統一球」が使われていた事実とその原因にあったように思えます。

日本の野球ファンからすれば、「統一球」は日本メーカーの誇りであったのに、
実際は国内産ではない中国産の劣悪品であったわけで、
「統一球」の導入は日本の一部メーカーとNPBとの独占契約に過ぎず、
結局は金の問題であったということが明らかになったわけで、馬鹿にされた気分です。

今後は「飛ぶ統一球」の導入の経緯の調査も必要ですが、
それと伴に実際に使われている「統一球」の品質にバラつきがないのかどうか、
全てチェックする必要があるでしょう。
それだけ日本メーカーの技術力の信頼が地に落ちてしまったわけで、
そこまで徹底調査しないと、問題の真の解決にはならないように思えます。


◆ライオンズネタ 後半戦の鍵を握るリリーフ陣の再構築
投手陣は依然として12球団トップの防御率を維持していて、
リーグトップの防御率を誇る菊池雄星投手を軸に、牧田投手ら安定感ある先発陣が揃い、
総じて投手陣は安定傾向にあります。
ただ、リリーフの駒数が足りておらず、抑えのサファテ投手は決まっているものの、
大石投手が不調で2軍落ちし、ウィリアムス投手も復帰の目処がまだ立っておらず、
交流戦では涌井投手を勝ちパターンで使っていたものの、
リーグ戦再開後は先発に戻すこともあって、リリーフ陣の再構築に迫られています。


最初に先発陣ですが、菊池雄星投手は抜群の安定感でチームを牽引しており、
牧田投手も勝ち星に恵まれてはいないものの、安定して試合を作っていて、
岸投手も再登録後はストレートのキレが戻り、本来の働きができていますし、
十亀投手も悪いなりの投球ができるようになって、先発投手らしくなりました。
4人とも完投能力が高く、少なくとも7回まではしっかりと投げてくれ、
チームとしても試合の計算がしやすい投手です。
問題は残りの2人、野上投手と涌井投手ですね。

野上投手は勝ち星に恵まれず、結局、交流戦では1勝もできませんでした。
原因は「スタミナ不足」で、中盤の6回や100球前後で限界を迎えることが多く、
そこで失点することが多い傾向にあります。
さらに勝てない時期が続いたことで、投球が慎重になっており、
不用意な四球から失点する悪循環に陥りつつあります。
それでも先発投手として安定して試合を作っているのは間違いなく、
中5日も問題とせず、6回3失点で試合をまとめてくれるので、計算はできます。
解決策はとにかく1つ勝つことで、早いイニングからリリーフを投入できる状況を作り、
早い段階で1勝をさせてあげることでしょうね。
先発ローテでは菊池雄星・牧田投手といった完投能力の高い投手の後ろに付けて、
リリーフをフル動員できる位置に持っていくことがポイントだと思われます。

涌井投手は中継ぎでは好投したものの、それが先発での好結果に繋がるかどうかは未知数です。
涌井投手というと、抜群のスタミナで完投の多い投手でしたが、
今シーズンは6回を投げ切れないケースが目立ち、相手打者の3巡目に掴まることが多いです。
バント処理や牽制でもミスが見られ、集中力が足りていないと感じる時もあります。
涌井投手に必要なのは「心のスタミナ」で、
先発投手として気持ちのメリハリを強く持つことが必要だと思われます。
野上投手とは違い、投げてみないと分からない要素が多く、どうなるかは正直分かりません。
結果が良ければ問題はありませんが、仮に結果が伴わなかった時に、
先発投手へのこだわりのある涌井投手をどうするのか、予め決めておく必要はあるでしょう。
岸投手のように期間を区切って再調整させるのか、それとも再びリリーフへ配置転換するのか、
本人の心掛け次第のところもあって、涌井投手の処遇が非常に難しくなってますね…

2軍ではベテランの西口投手と石井一久投手も先発の準備ができていると思いますし、
場合によっては野上投手か涌井投手のいずれかをリリーフに回し、
ベテラン2人を交互に先発させる可能性もあります。
少なくとも、オールスター前ではこれまで通りの先発6人で行くでしょうから、
その間に先発投手としてのみきわめを決断したいところですね。

【先発】菊池雄星・牧田・野上、岸・十亀・涌井(西口、石井一久、藤原)


リリーフは抑えのサファテ投手以外は未定という状況になってしまっています。
誤算は実績のある長田投手と岡本篤志投手の不調で、
2軍で好結果が残っても1軍では打たれるケースが多く、なかなか起用法が定まってきません。
シーズン序盤は抑えとして活躍した大石投手も不調で2軍落ちし、
左腕のウィリアムス投手の怪我も長引いていて、復帰の目処が立っていないのが辛いところです。

そんな中で活躍をしているのが、4年目の岩尾投手です。
交流戦ではプロ初勝利を飾るなどブレイクし、やや出番に恵まれていなかった感はあるものの、
ポーカーフェイスで左右へしっかりと投げ分け、武器のフォークで内野ゴロや三振を稼げる投手で、
今後は勝ちパターンで起用される可能性も高いと思われます。

また、トレードで移籍してきた左腕の川崎投手も、勝ちパターンの登板はないものの、
投げる度に安定感を増しており、スライダー・シュート・チェンジアップと多彩な攻めで、
左右関係なく投げられる強みがあります。

他にも2軍では、先発で結果を残している藤原投手を始め、中継ぎで防御率1点台の松下投手、
左腕では中崎投手が2軍落ちしたものの、1軍での経験を生かして安定感が増してきており、
武隈投手も先発投手として結果を残してきています。
ルーキーの増田投手も、大石投手と同様に実力が発揮されているとは思えませんが、
投げっぷりの良さは目立っており、リリーフに大切な精神力が感じられるタイプです。

今後は若い投手を軸に、リリーフ陣をどう再編成していくか、
野手とは違って投手の方が交代要員が多くなっているだけに、大胆な入れ替えも可能でしょう。
渡辺監督の手腕が期待されますね。

【抑え】サファテ
【右中】大石(増田)、岩尾、岡本篤志(長田)、藤原(松下)
【左中】川崎(ウィリアムス)、武隈(小石・中崎)

個人的な評価で言えば、サファテ投手は結果を残しているものの、あまり信用はしておらず、
最終的には実力をつけた大石投手か増田投手に代わってもらうのがベストと考えています。
それまでは大石投手と増田投手のどちらかが7回のセットアッパーとなり、
8回は打者の左右によって岩尾投手と川崎投手を使い分け、
ロングリリーフ要員として藤原投手か武隈投手、ブルペンをまとめるのに岡本篤志投手、
そういった構成で考えています。
サファテ・大石・増田投手のいずれも投球の軸はストレートなだけに、
その間に変化球をきっちり投げられるタイプを入れることが重要で、
岩尾投手と川崎投手にかかる期待は非常に大きいです。

2013年06月17日

静岡県知事選は川勝平太氏が大差で再選

昨日、投票が行われた静岡県知事選挙は、現職の川勝平太氏が100万票を獲得し、
大差での再選を果たしました。
自民党の支持を受けた新人の広瀬一郎氏は、県議会を掌握する自民党県連の支持や、
アベノミクスの効果を訴え、石破幹事長ら自民党党執行部を招いたりして、
「自民対民主」の対立構造を必死にアピールしましたが、全く効果はありませんでした。

そもそも、推薦ではなく、「支持」に止まってしまったのも、
川勝知事を支持するスズキ会長ら静岡県産業界が予め党本部に釘を刺したこともあり、
参議院選挙を前に傷を残したくないという思惑も働いた感があり、
自民党の盟友である公明党は何ら支援活動をせず、
女性の支持が多い川勝氏に対して創価学会の組織票が最初から崩されていた感があります。
投票率が49%とあまり上がらなかっただけに、その点だけは心配していたのですが、
結果的に、創価学会票が割れた感が強く、組織票が大勢に影響を与えませんでした。


今回の結果が国政にもたらす影響は少ないと思いますが、2点だけ言えることがあります。
それは安倍政権の掲げる「アベノミクス」の効果が東京限定であるということです。
地方の首長選挙は各自民系候補が「アベノミクス」を掲げるものの、
その効果はほとんどなく、結果的に敗退が続いています。
地方経済にとっては株価高騰の影響は少なく、逆に円安による物価上昇・燃料費高騰が大きく、
景気浮揚がより実感しにくくなっていることは確かです。
高い支持率に支えられている安倍政権ですが、それはおそらく東京限定的なもので、
地方に波及していないどころか、TPP参加や燃料費の高騰も影響し、
これまで自民党を支持してきた第一次産業の支持基盤が大きく崩れつつあるように思えます。

もう一点は既に公明党(創価学会)とは切っても切れない状況になっているということです。
衆議院選挙の大勝や安倍政権の高い支持率もあって、
一時は公明党を離れて、維新の会らと協力し、改憲勢力を結集しようという目論見もありましたが、
実際に選挙結果を見てみると、創価学会の組織票なしでは自民党が選挙を勝つのは難しいです。
4月頃には96条改憲と息巻いていた安倍総理も、トーンダウンした背景には、
アメリカに釘を刺されたこともあるでしょうが、
選挙で創価学会の支持を受けられなくなることへの恐怖感が大きかったように思います。
参議院選挙でもマネーゲームに食い物にされただけの「アベノミクス」の成果で戦うことになり、
改憲といった安倍カラーは薄まることは間違いなく、消極的な戦い方にならざるを得ないでしょう。

とはいえ、反自民票の受け皿があるかと言えば、話は別で、
維新の会は橋下市長の慰安婦発言以降はなりを潜めていますし、
みんなの党も渡辺代表と江田幹事長の主導権争いが続いていますし、
民主党も党の立て直しが完全に終わっている感じもありません。
今後のポイントとしては、行政改革を訴えるみんなの党がどれだけ無党派層に浸透できるか、
自民党の労働改革で雇用が不安定化しそうな労働者層を民主党がどれだけ取り込めるか、
来週の都議選を機会に維新の会がどれだけ巻き返しを図れるのか、
そこが鍵になってくると思われます。


◆プロ野球ネタ 「飛ぶ統一球」の切り替えは本当に一斉に行われたのか?
NPBによる隠蔽工作や加藤コミッショナーの「知らない」発言が批判対象になってますが、
キャンプ・オープン戦までに昨年のボールは使いきり、
開幕と同時に「飛ぶ統一球」への変更が完了したというのは、本当なのでしょうか?
各球団の協力を得ることなく、ボールの支給のみを変えたのであれば、
ケチな球団はキャンプ・オープン戦で使っていたものを利用していてもおかしくない気も…
つまり、何が言いたいかと言えば、
西武ドームの使用球は開幕当初から「飛ぶ統一球」だったのか?、という疑念です。

他球団が開幕当初から今年のボールは飛ぶと噂されている中、
先発投手陣の好調さやホームラン打者の不在による繋ぎの野球によって、
埼玉西武ライオンズのみ、それほど本塁打も出ない、被本塁打も少ない状況が続きました。
個人的にボールの飛距離を気にしだしたのは、ビジターゲームになってからで、
4月19日の札幌ドームでの日ハム戦におけるアブレイユ選手のホームランが初めてで、
西武ドームで認識したのは4月23日のロッテ戦における浅村選手のホームランでした。
セリーグでは開幕当初からブランコ選手らが記録的なホームラン数をマークする一方、
パリーグのホームラン数は極端に伸びることはありませんでしたし、
総じて明らかに飛距離が変わったと認識したのは4月中旬から下旬にかけてです。

もし、NPBの完全な独断専行で、12球団が承知していなかったとするならば、
開幕時から一斉切り替えされたとは考えづらく、
パリーグの「飛ぶ統一球」導入は1ヶ月近く遅れていた可能性も否定できません。
ファンとしても選手としても、あのホームランはボールのせいだったのか、
それとも選手の実力だったのかを明らかにしたいと思うでしょうし、
各球場でいつから「飛ぶ統一球」に変更されたのか、発表してもらいたいです。


◆ライオンズネタ クリス・カーター選手を再獲得
昨シーズンにDHや代打で数字以上の活躍を見せ、ライオンズファンに鮮烈な印象を与えるも、
オフに解雇され、一度アメリカへ帰国も、日本でのプレーを忘れられず、
今季はBCリーグ石川でプレーをしていたクリス・カーター選手の再獲得が決まったようです。
…まぁ、昨年オフに解雇となった時点から、こうなるだろうと思ってましたが…
個人的には好きな選手ですし、獲得自体は嬉しいのですが、
「何故この時期なのか」という点での疑問もあって、手放しでは喜べない面があります。

これが坂田選手が怪我をした5月中旬、オーティズ選手の調子が再び落ちた5月下旬ならば、
カーター選手の再獲得を手放しで喜んだはずです。
しかし、5月下旬からの打線停滞を時期を乗り越え、
スピリー選手が徐々に結果を残し始めた今となっては、今更感が漂います。
主な問題は2つあり、1つは外国人枠の問題、もう1つはDHの問題です。

まず、外国人枠ですが、現在はウィリアムス投手の復帰が遅れていることもあって、
サファテ投手とヘルマン選手、スピリー選手の3人体制ですので、その点では支障がありません。
ただ、ウィリアムス投手が戻ってくれば、スピリー選手との2択になることは間違いなく、
現状では、不安はあるものの守りができる分だけ、スピリー選手を優先する可能性が高いです。
スピリー選手に刺激を与えるための獲得という可能性もありますが、
既にオーティズ選手というライバルもいるだけに、必ずしも競争激化には繋がりません。
考えられるのは、ウィリアムス投手の復帰が予想以上に遅れていることでしょう。
投手の枠が1つ空いているから、野手3人体制を取れる、そう考えた可能性があります。
そうなると、チームにとっては必ずしも良いニュースとは言えない面があります。

もう1つはDHの問題です。
現在はスピリー選手がDHを務めており、守るとすればファーストで、
カーター選手も同様の起用法が予想され、投手の左右で使い分けたり、
代打での起用も考えられますので、これまでよりも選手起用の幅が広がることは確かです。
ただ、中村剛也選手が1軍に復帰した場合、DHで起用する可能性が高いだけに、
そうなると、今度はスピリー選手もカーター選手も弾かれることになってしまいます。
現在は右の代打が手薄なので、スピリー選手やオーティズ選手を使う可能性が高く、
上本選手ら左の代打がいる状況で、カーター選手の優先度は下がってしまいます。
そうやって考えていくと、今度は中村剛也選手の復帰が遅れている可能性が考えられます。
当初言われていたオールスター後の復帰も微妙になっているのかもしれません。
練習には参加しているものの、まだ試合に出るところまでは行っていませんし、
当初の予定よりも遅れている印象は否めません。
残り1ヶ月の我慢では済まないことで、チームが緊急補強を決断した可能性があります。

どちらも推測の域は出ないものの、このタイミングでのカーター選手の補強は、
ウィリアムス投手と中村剛也選手という主力2人の復帰が遅れていることを暗に示しており、
その意味ではチームとして手放しで喜べる状況ではないような印象も受けます。
それでも、もし彼らの復帰が遅れるようであれば、それこそ何もせずにはいられないわけで、
ウィリアムス投手の穴はトレードで獲得した川崎投手に埋めてもらい、
中村剛也選手の不在はカーター選手とスピリー選手、他の打者全員で埋めて欲しいですね。


◆ライオンズネタ 打線復活の鍵は? 機動力野球復活への道
3・4月は機動力と繋がりのある打線を武器にパリーグの貯金を独り占めしていたものの、
5月になってからは打線も湿りがち、6月上旬は極度の打撃不振に悩まされるなど、
打線の得点力低下がチームの成績にそのまま繋がってしまっています。

開幕後のオーダーとリーグ戦再開後の打撃重視のオーダーとを比較してみますと…
【開幕直後】
 1(二)片岡、2(中)秋山、3(左)栗山、4(指)オーティズ、5(三)ヘルマン、
 6(一)浅村、7(右)金子、8(捕)炭谷、9(遊)永江
【現在】
 1(中)秋山、2(右)大崎・熊代、3(左)栗山、4(二)浅村、5(三)ヘルマン、
 6(指)カーター、7(一)スピリー、8(捕)炭谷、9(遊)永江・山崎浩司
当初は片岡選手とヘルマン選手、金子選手らを軸に、機動力重視の野球が展開されていましたが、
金子選手が不調でスタメンを外れ、坂田選手が起用されるようになってからは打撃重視となり、
片岡選手は足の怪我もあって盗塁ができなくなってしまい、遂には1軍登録も外れることになり、
ヘルマン選手はスタメン起用が続いているものの、盗塁失敗や牽制死が続いたことで慎重になり、
加えて相次ぐ打順変更によって4番打者が打線の切れ目でなくなって盗塁状況が変化したことで、
チーム全体の盗塁のペースが明らかに落ちてしまいました。
その結果、打つだけの打線になってしまい、好調の坂田選手がいた時までは良かったものの、
故障で欠いて以降は併殺でチャンスを潰すなど、打線が繋がりにくくなっているのが現状です。
今後は、機動力野球の復活を試みるか、それとも外国人選手を使って重量打線で行くのか、
下位打線の充実も含めて、それらを判断する必要があります。

もう1つは選手層の問題ですね。
当初は大崎選手が代打に控えるなど、金子選手や坂田選手のスタメンでの活躍もあって、
やり繰りが楽だったものの、坂田選手の故障以降は大崎選手をスタメンで使わざるを得ず、
交流戦でショートやキャッチャーのだけでなく、投手のところにも代打を出す必要がありましたが、
これといった代打がいなかったことで、勝負所での一本がなかなか生まれませんでした。
カーター選手を獲得した背景にも、昨年の代打での好成績があると考えられ、
ここ一番での代打起用の可能性が高いと思われます。
右打者では熊代選手が調子を上げており、これまでは守備・走塁面での出場が主でしたが、
今後は対左投手の代打としても使われていくケースが増えてくると思われます。

加えて、簡単に結論を出せない問題として、栗山選手の役回りの問題があります。
昨年までは1・2番で起用されることが多く、どちらかといえば「チャンスメーカー」でしたが、
今年は中島選手がメジャーへ、中村選手の怪我で「ポイントゲッター」を期待されています。
3・4月はポイントゲッターとして機能した栗山選手でしたが、5月以降は思うような活躍ができず、
打率も3割を切ってしまうなど、ポイントゲッターとしては物足りない成績になりつつあります。
四球で出塁するなど、依然としてチームを動かすチャンスメーカーとしての働きは大きいだけに、
今後もそのまま3番打者として起用し続けるのか、
それとも1・2番に打順変更するのか、決断する時期に来ているように思えます。
本来なら、そんな決断は不要で、今年は3番栗山選手で心中するつもりでしたが、
予想以上に栗山選手の成績が伸びなかったことと、
逆に予想以上に浅村選手がポイントゲッターとして活躍していることにより、
打線の役回りを変化させる余地が生まれてきました。
新しくカーター選手を獲得したこともあって、打線を根本的に入れ替えるとしたら今でしょう。
 1(中)秋山、2(左)栗山、3(三)ヘルマン、4(二)浅村、5(指)カーター、
 6(一)スピリー、7(右)大崎・熊代、8(捕)炭谷、9(遊)永江・山崎浩司
こういう打線の並びも考えられないわけではありません。

ただ、現実的には、第一のポイントで指摘した「機動力野球の復活」を掲げると思われます。
そのためには、「片岡選手の早期復帰」が必要不可欠となりますが、
復帰を早めて長期離脱となってしまったり、走ることができないでは意味がありません。
片岡選手の早期復帰を望みつつも、それに代わる選手を用意する必要があり、
その筆頭候補になるのが、やはりルーキーの金子侑司選手でしょう。
チームトップの俊足を誇るだけに、開幕時の活躍を再び見せてくれれば、打線に動きが生まれます。
不調の原因となった守備の向上、ショートやセカンドの守備にどれだけ伸びたかが、
そこが今後の起用の鍵になってくるでしょうね。
他にはショートの守備力は高いものの打撃に課題のある永江恭平選手がどれだけ成長できるか、
また、外野手では斉藤彰吾選手や石川貢選手といった足のある選手が1軍の壁を破れるかどうか、
場合によっては栗山選手をDHに回してもいいわけですし、
彼らの活躍次第ではレギュラー定着も十分狙うことができます。
 1(中)秋山、2(右)大崎・熊代、3(指)栗山、4(二)浅村、5(三)ヘルマン、
 6(遊)金子、7(一)スピリー、8(捕)炭谷、9(左)斉藤

現実的にはそこまで思い切った策を取ることは考えにくく、
守備とのバランスを取りながらになると思いますが、
機動力野球復活を伝えるにはそれぐらいの覚悟を見せて欲しいですね。
 1(中)秋山、2(右)大崎・熊代、3(左)栗山、4(一)浅村、5(三)ヘルマン、
 6(二)金子、7(指)スピリー、8(捕)炭谷、9(遊)永江・山崎浩司
 (代打)カーター・上本、大崎、熊代

2013年06月13日

「飛ぶ統一球」への変更。無能なコミッショナー「知らない」発言

6月11日にニュースで、今年の開幕から「統一球」の反発係数が上がったものを採用し、
昨年よりもボールが飛びやすくなったことが正式に発表されましたが、
その時点では「やっぱりな」程度の感慨しかなく、それほど大きな問題意識はありませんでした。
勿論、どうして今のタイミングでの発表なのか、
なぜボールを製造しているミズノ社と口裏を合わせてまでも隠してきたのか、
交流戦が終わってからといった区切りの良いタイミングをどうして図れなかったのか、
色々な疑問はありましたが、コミッショナー事務局の責任問題とまでは考えていませんでした。

ただ、12日夜に加藤良三コミッショナーの会見内容が報じられてからは…怒りしか感じませんね。
別に隠していたなら隠していたと認めて謝罪すればそれで良かったんですよ。
「反発係数の微妙な変更がここまで試合に影響するとは思っていなかった。自分の認識が甘かった。
 ホームランが出ているのはボールのせいだけではなく、打者の技術向上もあるだろうから、
 それを認めてしまうことは打者に失礼にあたると今日まで思っていた。申し訳ありません」
ミズノの担当者同様に、素直に謝罪しておけば、速やかな幕引きができたはずです。
しかし、それが「今日まで知らなかった」ですから、もはや呆れるしかありません。
普通に考えれば、知っていながら責任逃れのその場しのぎの言い訳にすぎないでしょうが、
洒落にならないのは、それが本当のことに思えてしまう、加藤コミッショナーの無能さです。

「知らなかった」が事実ならば、加藤コミッショナーは問題意識さえ持っていなかったことになります。
「今年からボールが変わったのではないか」という疑念は周知の事実で、
実際にスポーツニュースでも何度となくホームランの激増が報じられており、
野球ファンだけでなく、普通にニュースを見ている人間でも、十分知りえた疑念だったはずです。
私達ファンはそれを疑うだけことしかできず、実際にどうこうできる立場ではありませんが、
コミッショナーはそれを容易に調査し、事実確認できる立場にあるのですから、
仮に変更当初は知らなかったとしても、5月頭には事実関係を調査に乗り出すべきでした。
つまり、日本のプロ野球にそれなりに造詣がある人間だったのならば、
遅くとも5月中旬の交流戦開始前にはボールの変更を告知できたはずです。
それが今の中途半端な時期になってしまったのは、
加藤コミッショナーがいかに日本のプロ野球に無関心であるかを示しています。

彼の無能さは、WBCへの参加問題において、選手会の要望を全く聞き入れず、
自身は主催者側との交渉を一切せずに、12球団首脳からなる実行委員会に一任していたことや、
WBC監督問題でも王特別顧問に任せながらも、二転三転する発言を繰り返して混迷させるなど、
これまでも無能さを露呈する機会は何度となくありましたが、今回の件は度を越しています、
そもそも彼の目は日本を向いていない印象があります。
加藤コミッショナーの目はメジャーかWBCにしかなく、
それ以外の日本プロ野球の問題には全く興味関心を持っていない、そのように思えます。
彼が今日まで知らなかったという言い訳も、あながち否定できないのはそれが理由ですね。
元々、日本のプロ野球にそれほど関心を持っているように思えなかった、
そうであるならば、加藤コミッショナーのコミッショナーの適格性は論外だと言えますし、
また、そんな問題意識さえも持てない人間をコミッショナーに推挙してしまった、
公に再選に反対した楽天以外の各球団の任命責任をも問われかねない事態です。

昨日の加藤コミッショナーの会見で頭を抱えたのは、楽天以外の各球団、
とりわけ全面支援をしていたセリーグ各球団でしょう。
ここでコミッショナーを庇えば、自分達に火の粉が降りかかりかねません。
それぐらい最悪の「幕引会見」をしてしまったわけで、
野球ファンの怒りが加藤コミッショナーに集中している間に事態を収拾すべきです。
そうなると、WBC参加問題で選手会と折衝に応じ、
加藤コミッショナー再選にも反対姿勢を示していた楽天が相対的に力を持つことになりますね。
まぁ、自業自得ですが、あんな人物に任せたのが間違いだったわけで…

結論としては、加藤コミッショナーの会見は火に油を注いでしまっただけで、
下田事務局長の辞任で幕引きとはいかず、
セパ12球団に火の粉が飛び火して大火事になる前に、
加藤コミッショナーという火事を速やかに鎮火させる必要があるでしょうね。

2013年06月10日

空梅雨が一転して

梅雨入り宣言後、東海・関東地域ではほとんど雨が降らないという状況が続きましたが、
台風3号に押し上げられる形で梅雨前線が北上する可能性が高く、
今週の週刊予報は雨マークが続いています。
雨が降るとジメジメして嫌ですが、降らないと水不足が心配になるだけに、
適度に雨が降って欲しいところですね。
できれば一日置きがいいな(^^;


◆ニュースネタ 職務発明が会社の特許に? 安倍内閣が閣議決定
こちら
研究設備を持っている企業からすれば、ありがたい話でしょうが、
研究者からすれば、とんでもない話ですよね。
常に結果が問われる中で、なんとか研究を形にしても、
自身の成果を全て資金援助をしているスポンサーに取られてしまうわけですから。
完全に企業のおいしいとこ取りですねぇ…
これじゃ誰も企業で働こうと思わないよ。大学で研究してれば満足だと思っちゃうよ。
自らの研究に自信がある人は、海外の企業で研究したいと思うだろうし、
結果的に自らの首を絞めるだけでしょうに…

青色発光ダイオード訴訟やノーベル化学賞の田中耕一氏らの功績によって、
ようやく社員が泣き寝入りせずに、研究成果を堂々と掲げられるようになったのに、
再び政府が社員を泣き寝入りさせようということなのでしょうか。
研究者が欲しいのは、金でも役職でもない、「名誉」なのですから、
その最も大切な「名誉」を奪おうというのだから、酷い話です。

そんなアホみたいなことを考える前に、もっと考えなければならないことがあるでしょうに。
アメリカやヨーロッパでは、アップルら多国籍企業の節税対策が話題になっているのに、
日本の政治家からはそういう話が全くといっていいほど聴こえてこない。
現時点で同様の手法を取っている企業があるのか分かりませんが、
法人税がアメリカやヨーロッパよりも高い日本ですから、
今後同様の手口を真似ようとする企業だってあることでしょう。
そういう話がどうして出てこないのか。政治家がどっちを見ているかは明らかですよ。

安倍内閣に限らず、今の国会は社会統制的な動きを強めており、
庶民や一般大衆は窮屈にひっそりと暮らせということなのでしょうか。
あまりにも目に余る動きです。


◆ライオンズネタ 貧打で5連敗を喫し、リーグ4位転落…
交流線縮小どころか、もう交流戦をなくしてくれ(苦笑)
他のパリーグのチームが勝っているだけに、離れていく一方…
パリーグの中で唯一勝てていないチームだけに、西武の独り損状態ですね…

5連敗の原因が打線の不振であることは明らかで、問題はその原因でしょう。
各打者の調子が落ちていることもありますが、ヒット自体はそれなりに出ているも、
決定打を欠く「タイムリー欠乏症状態」で、最近4試合は適時打なし、
ホームランや内野ゴロの間の得点となっています。
チャンスで打てない理由も結果から明白で、
初球の外角ボール気味のストレートや外角の変化球を打ち損じることが多く、
チャンスでの積極性が完全に裏目に出てしまっています。

その原因を推測するに、「配球の読みすぎ」にあると思われます。
何故、初球からそんな難しい球に手を出すのか?
「狙い球を絞れていない」ということもあるでしょうが、
相手投手はピンチになると外角でカウントを整えたくなりますから、
打者の読みとして、そこを狙い打ちにいった結果、ボール球に手を出したり、
フォーク等の難しい変化球を打ち上げてしまっているように思えます。
難しい球でも狙って打てるだけの技術があるのならば話は別ですが、
今のライオンズは若手中心なだけに、そこまで技術のある選手は少ないです。
もっとシンプルに「打てる球を打つ」、それでいいはずなのですが、
打線が不調ということもあって、考えすぎている節がありますね。

相手チームの立場からすれば、ライオンズの打者は積極的に振ってくる打者が多く、
ストライクからボールになる際どいコースを打たせればOKと思っているでしょうから、
逆にそこに手を出さなければ、ボール先行で打者有利のカウントとなります。
チャンスで積極的に振りにいく勇気は必要ですが、逆に相手はそこを狙ってくるだけに、
1ストライクまでは振りにいくゾーンを狭めて待ち、
2ストライクまでは積極的にヒットを狙いに行き、
追い込まれたらファールで粘って四球で出塁すると、シンプルに割り切っていけば、
打線の不振も解消できるように思います。


それ以外の点で交流戦の戦い方で気になったのは、セリーグ本拠地の試合の戦い方ですね。
まず第一に、「ご当地選手に配慮した選手起用」が目立っており、
これが必ずしも好結果に繋がっていません。
例えば、5月26日の中日戦は勝ち頭の菊池雄星投手が投げてもおかしくない状況でしたが、
地元の愛知での試合ということで、リリーフから先発に戻った十亀投手を先発させ、
リリーフでは1軍に戻ってきたばかりの三重出身の岡本篤志投手を使ったり、
6月8日の広島戦では右の中崎投手が先発だったので、通常なら左の鬼崎選手を使うところを、
かつて広島に在籍していたこともあって、山崎浩司選手を使うなど、配慮を強く感じます。
そういった渡辺監督の配慮は嬉しい反面、果たして必要なのか?という思いもあります。
これが西武主催ではない地方球場の試合ならば、1年に1回あるかどうかではなく、
10年に1回あるかどうかの貴重な機会なので、そういった配慮はあって然るべきでしょうが、
賛否両論はあれど、現時点で交流戦は相手本拠地で2試合確保されているのですから、
そこまでご当地選手に配慮する必要性を感じません。
現にそういった配慮を示しているのはライオンズぐらいで、他の球団はそういったことが少なく、
埼玉出身や西武出身の選手だから使う、そういう采配はほとんど見かけません。
そういう首脳陣の配慮の姿勢が、逆に交流戦を「お祭り気分」にしているように見え、
通常のペナントレースの試合と明らかに違っていることが成績不振の要因のように思えます。

もう一つは「DHが使えないことによる下位打線」の問題ですね。
主な打順編成は、7番ショート(鬼崎・山崎浩司選手)、8番炭谷選手という流れでしたが、
5番ヘルマン・6番大崎選手がチャンスを作るも、7番打者が打てずに、
炭谷選手が敬遠され、9番打者として投手が打席に立って凡退する、
こういうパターンが今シーズンは非常に多くありました。
ある意味では交流戦の宿命みたいなところがあるのですが、
点数が取れそうで取れない展開が続いていただけに、今季は非常に目立ってしまいました。
リリーフの枚数が足りないから、先発投手に代打を送れない、それは分かります。
それならば、守備重視で起用している7番ショートに積極的に代打を送ったり、
6番の大崎選手に送りバントをさせるのではなく、打たせに行ったり、
先発ローテに余裕がある時は先発要員を第二先発としてスタンバイさせておき、
早めの継投に徹するなど、色々と手は打てたはずなのですが、完全に無策でした。
挙句の果て、先日の試合では1アウト満塁で十亀投手が打席に立つまでは良くとも、
見逃し三振を指示すればいいのに、内野ゴロで併殺阻止の全力疾走で1塁に残り、
味方の得点が入らないまま、次の回にマウンドに立って失点したりもしました。
あらゆる意味でDHが使えない試合の戦い方が「未熟」に思えましたね。

そういう意味では、交流戦のセリーグ主催試合を5勝7敗で負け越してしまったのも、
当然と言えば当然でしょう。
野手の選手層が薄く、これといった代打がいなかったこともありますし、
お世辞にもあまり良い戦い方ができたとは思えませんでした。
交流戦に入ってからは、やや渡辺監督の采配も迷いがあるかなと感じています。


ただ、残りの4試合は本拠地でDHを使うことができますので、
もう一度、リーグ戦の戦い方を思い出し、
なんとか交流戦の借金を返済・勝ち越せるように頑張ってもらいたいです。
今週は天気が心配ですが、西武ドームでの試合ですから、その点も大丈夫でしょうしね。
あまり良いイメージがなかった今年の交流戦でしたが、
最後ぐらいは良い形で終われるようにして欲しいです。

2013年06月04日

『Haswell』発売

インテルの新型CPU『Haswell』がいよいよ発売となりました。
インテルのCoreシリーズの最新作で、
Sandy-Bridge、Ivy-Bridgeの後継品で、これが一応の完成となります。
まだ内蔵GPUを大幅強化したIrisタイプや、
Ivy-BridgeEモデルといった性能重視のヘビーユーザー向け製品は出ていませんが、
一般客層向けのメインストリームは一旦完成を見た形です。

まだ性能に関する情報は少ないものの、CPU・GPUともに大幅な強化とはならなかったようです。
特にCPUはライバルであるAMDを突き放して勝っているだけに、
Sandy以降の上積みはそう大きくない印象です。
一方のGPU性能はまだ負けていて、多少の上積みはあったものの、
本当の勝負はIrisタイプが出てからとなりそうです。
ただ、CPUよりもGPUの性能向上が大きいので、グラフィックカードを付けるでしょうから、
あまりGPU性能を気にする必要がないことも確かです。
消費電力はIvyで大きく減ったものの、さらにCPU部分の効率が良くなったようで、
当初の目標であった低消費電力化には成功した印象です。
i7-4770Kやi7-4770S、i5-4670S辺りが魅力的ですね。
(i5-4670Sはまだ発売されていないようです)。

ただ、問題は円安の影響もあって価格が高めで、
i7-4770Kが3万8千円前後、i7-4770Sが3万3千円前後、
i5-4550Sでも2万1500円前後と、高値で推移しています。
元の価格設定はこれまでとそう変わりませんから、明らかに為替の影響です。
CPUの価格は半年ぶりに調べたのですが、以前のメモではi7-3770Sが2万6800円でしたが、
現在は3万円を越えているなど、円安の影響を直撃しています。
これだけ円安の影響を受けていると、購入に躊躇してしまいます。

先週にはアップルのiPadシリーズ等の価格改定をし、5千円~1万5千円の値上げを行いましたが、
こちらも1ドル80円換算から100円換算にした影響です。
致し方ない流れではありますが、日本の消費者からすると辛いところですね…
最近は家電用品店の広告を見ても鬱になるばかりです…
正直言って、デフレの時よりも購買意欲が激減してますね…
円安の原因は大規模な金融緩和とアメリカ経済好調によるドル高ですので、
安倍政権の経済政策に関係なく、株価と無関係に円安が進行する可能性も…
株価はもう1週間ほど乱高下し、そこを超えると株主総会で企業業績の回復次第ですが、
特に株価を上げる内的要因がなければ、下げ止まらない可能性も出てきます。
「アベノミクス」の恩恵を受けているのも大企業が密集する都市部のみで、
地方選挙での自民党の敗北がその効果が限定的であることを証明しています。
このまま本格的な景気回復に入らないままに、円安による物価向上とそれに伴う購入意欲激減で、
日本経済は新たな危機局面に入る可能性が出てきました。
つーことで、円安政策の修正を図らないと、ヤバイですよ。コレ。せめて90円ぐらいに戻してくれ。


◆経済ネタ 株主総会と円安の影響
株と言えば、サーベラスが西武HDの株を買い進めていましたが、
目標とした過半数に届く持ち株比率までは行かなかったものの、
1/3以上は確保したことで、今月末に予定する株主総会が荒れそうな雰囲気です。

西武HDは上場廃止となったままなので、「アベノミクス効果」の範囲外ですが、
今回の株高の半数以上は外国人投資家によるものと言われているだけに、
同じように日本企業が外国人投資家から圧力をかけられるケースは多そうです。
場合によっては、そのまま敵対的買収となる場合もありえますし、
株高が一段落しつつある今、何が起こっても不思議ではありません。
円安の影響もありますし、日本企業が内側から崩れていく可能性は否定できません。
今年の株主総会は少し心配です。
いっそ総会屋を取り締まるのではなく、むしろ頑張ってもらった方が…(苦笑)
まぁ、そんな余計な裏金を使うより、経営体質を改善した方が断然良いわけですが。
ただ、徹底的な合理化は日本の雇用情勢にも大きく関わってくるだけに、
不安感はやはり付きまとってしまいます。


◆ニュースネタ 国会で児童ポルノ禁止法改正案が提出
懲りずにまたですか… 前回反対にあった「単純所持」による罰則を再び復活とは…
「自己の性的好奇心を満たす目的で」と一定の限定があるものの、
それが具体的に何を指すのか分かりません。
下世話な話ですが、児童ポルノ写真でオナニーをしている現場を押さえたら話は別ですが、
単純に本棚の中に置かれている状況で、どう判断されるというのでしょうか?

例えば、宮沢りえが10代で出したヘアヌード写真集がありますが、
発売当時は購入の如何は別として、小学生の間でも話題になったほどですから、
今となっては単純な性的好奇心ではなく、歴史や時代を感じさせるものとなっています。
どうやって性的好奇心の有無を判断できるというのか? 勃起したらアウトですか?
女性が持っていたらセーフで、男性が持っていたらアウトですか?
結局、本人の意思とは無関係に、単純に所持していたら取り締まられる可能性があり、
仮に児童ポルノ写真をメールや画像掲示板でばら撒く人間がいたら、
それを見た時点で逮捕されてもおかしくありません。
表現の自由を規制する以上は、曖昧な拡大解釈は許されず、限定的に解釈されるべきです。
今の日本は自民党が目指している戦前日本や中国共産党政権下の「与えられた自由」ではなく、
「生まれつき備えている自由」なのですから、そこは慎重に判断しなければなりません。


そもそも、「ポルノ(グラフティ)」って、何なんでしょうか?
現在は拡大解釈されて「性的な興奮を起こさせること」とされていますが、
それでは性的興奮を催すことが許されないことだとでも言うのでしょうか?
私も子どもの頃はそういう風に考えていたこともありました。でもそれは変です。
性的興奮を持つこと、性に興味を持つことは、思春期以降の子どもにとって当たり前のことで、
何も罪悪感を持つ必要はないはずです。
実際に行為に及ぶかどうかは、身体の成長や危険性の問題もあるので、別の話ですが、
性的興奮を感じることまでも「いけないこと」として禁じる風潮は明確に誤りでしょう。

学生時代に英語の授業か試験で「ポルノ」に関する論文を読みましたが、
その論文の中では「性」と「ポルノ」を明確に区別し、
「ポルノ」は「性」を下劣なものに貶めるもの、と定義していました。
具体的には、真ん中の穴と後ろの穴は別だよ、ということです。アナルはちゃうねん。
これは分かりやすい定義でしょう。
セックスは子作りの要素がありますが、アナルは違います。
中にはそういう性癖の方もいるので、一概に否定はできませんが、
衛生的にも問題が多く、病気の危険性もありますから、推奨する話ではないでしょう。


これを「児童ポルノ」の話に戻して考えるに、幾つかの問題があります。
一つは撮影対象者の保護の必要性です。
近年のアイドルのイメージビデオは悲惨な状況です。
興味のない人でも、そのパッケージ写真ぐらいは一度見ておくべきです。
中学生・高校生ぐらいの少女が意味が分からないままに、M字開脚で股を開いたり、
バナナやアイスを艶かしく舐めさせられたり、
際どい紐水着でAVのモザイク以上に露骨な局部表現をしたりと、やりたい放題です。
中には大人のおもちゃ(バイブ等)も使っていたりと、AVとの違いは男女の絡みの有無程度。
こういったあまりに過激すぎるイメージビデオはやはり問題があると言わざるを得ません。
出演者本人が成長して、その撮影内容の意味を知ったときにどう思うか?
それを全て回収したいと思っても、一度世に出たものをなくすことは難しいです。
まぁ、実際に禁止するとしても、その線引きは非常に難しいのですが、
少なくともアダルトグッズを利用したものはアウトで、バナナやアイスもアウトっぽい、
紐水着も普通は着ないでしょうからアウトに近く、
M字開脚は表現次第でしょうが、体操しているわけでもないなら不自然でしょう。
具体的な線引きは非常に難しい判断を迫られますが、
これらは大人の悪意から子どもを直接保護する必要性が高く、取り締まるべき事柄でしょう。

もう一つは二次元画像や文章表現による場合で、直接的な保護対象者が存在しない場合です。
言わば、児童ポルノによる拡散効果で、性風俗の氾濫がモラルの低下を引き起こし、
児童に対する間接的被害をもたらす可能性がある、という論理です。
ですが、その論理が正しければ、享楽的殺人シーンを見ただけで殺人衝動に駆られることになり、
多くの人がそうはならない一方、同時に影響されやすい人もいるわけで、
凶悪犯罪者がいるから、刑事ドラマや邦画を一律規制せよとは言わないでしょう。
確かに、殺人シーンや児童がレイプされるシーンは心理的抵抗感が強いものですが、
仮にそれらが表現として規制されたとしても、殺人やレイプが完全に無くなることはありえず、
そういった現実が存在する以上は、表現として一律に規制されてしまうのもおかしなことです。
ドラマで実際の人間がそれを演技することに抵抗があったとしても、
小説やマンガで描くのならば、その抵抗度合いは大きく下がるわけで、
そういった文化的側面からも規制することは好ましくありません。

一方で、小学生が読むような少女マンガにも、具体的な性描写はなくとも、
性描写を匂わすようなシーンが登場したりと、やや行き過ぎている面があることも否めません。
過激なマンガや同人誌が子どもの手に届きやすいような社会環境やネット環境は問題ありますが、
それはあくまで管理の問題であり、表現規制の問題ではありません。
今回の改正は東京都の青少年育成条例の有害図書指定のような管理の問題に止まらず、
表現規制にも踏み込む問題だけに、容認する理由は万に一つもないでしょう。
調査研究の必要性も全くなく、恣意的な調査は予算の無駄にすぎず、
具体的な保護対象者がいないケースまでも表現規制するのは明らかに過剰で、憲法違反です。


ついでに、安倍政権の「クール・ジャパン」プロジェクトに関しても、
方向性は支持するものの、同時に国家の関与の危うさも感じています。
ある意味では、「国家が関与するのだから、それ相応の健全なものを要求する」、
そういう考え方が根底にあるのかもしれません。
ただ、マンガやアニメ、ゲームといったものは「サブカルチャー」として発展したのは間違いなく、
過去の小説や映画の模倣から入ったものが多く、
世の中の流れに必ずしも同調せず、独自の見解・常識へのアンチテーゼで発展してきただけに、
そこに国家の管理が入ってしまっては、もはや「サブカルチャー」として死滅してしまいます。
日本のようなトップダウン的な管理には明らかに馴染まないだけに、
横の連携や国際的な発信力の向上、担い手の育成といった面での援助にしてもらいたいです。
今回の児童ポルノ法改正の流れとは全く無縁だとは思えないだけに、危うさを感じてしまいますね…


◆ライオンズネタ 「先発投手が7回持たなかった時にどう戦うか」が課題
パリーグが1位~6位独占って…
交流戦トップに立つ楽天に再び交わされ、交流戦貯金2ながらも3位転落となりました。
交流戦序盤はセパの差がほとんどなかったのですが、半分折り返しの頃に、
パリーグチームの全勝や5勝という状況が続き、結果的にパリーグが大きく勝ち越しています。
パリーグでは日ハムが唯一の5割で、セリーグは全て借金を抱え込んでいるという状況…
セパそれほど力の差は感じませんが、セリーグの方が怪我人が多い印象はあります。


話を戻しまして、ライオンズですが、交流戦5割で折り返した後、3連勝したものの、
昨日のジャイアンツに敗れたことで、貯金2に戻ってしまいました。
昨日は先発の菊池雄星投手が持たず、2番手の岡本洋介投手がリードを広げられるなど、
先発投手の早期降板後の継投が大きな課題になっています。
渡辺監督の「先発完投」の方針には賛成ではあるものの、
そういう展開にならなかった時の継投もしっかりと考えておく必要があります。

試しに先発投手の投げたイニングとチームの勝率との関係を調べてみたところ、
以下のような結果となりました。
 9回登板 ○○○○○○○○○○○ 11勝 0敗
 8回完了 ○●●○○       14勝 2敗
 8回途中 ○●○         16勝 3敗
 7回完了 ●●○○○○○○    22勝 5敗
 7回途中
 6回完了 ●○○●●●●●    24勝11敗(8勝18敗)
 6回途中 ○○○●●●●●●   27勝17敗(6勝12敗)
 5回完了
 5回未満 ●●○○●○●●●   30勝23敗(3勝 6敗)
先発投手が9回に登板する=完投・完封を狙うケースなので、これは100%勝利です。
集計ミスがあるかもしれませんが、先発投手が7回のイニング途中に代わるケースはなく、
先発投手が7回を投げきれば、勝率は.814となり、勝利はほぼ確実なものとなります。

逆に、先発が5回持たないケースは3勝6敗で勝率.333と大きく落ち込み、
6回を投げきっての降板が最も勝率が低くて.250。
先発投手が7回のマウンドに上がらないケースは、勝率.307となります。

以上のことから、先発投手が7回のマウンドに上がるかどうかが一つの大きなポイントとなります。
現在のところ、7回のイニング途中で降板するケースがないので分かりませんが、
少なくとも先発が7回を投げ切れば、大石・サファテ投手という勝ちパターン2人がおり、
バックアップにウィリアムス投手と涌井投手がいるだけに、8割以上は勝利できます。
逆にそれ以外のリリーフは計算しづらく、首脳陣も出し渋るケースが多く見られ、
3割程度しか勝ちを拾えていないことになります。

首位のロッテはどうかといえば、やや計算間違いがあったので、概算になってしまいましたが、
先発が7回のマウンドに上がった場合は約7割の勝率で、
7回のマウンドに上がらなかった場合でも5割以上の勝率を誇ります。
よって、先発投手の完投能力やリリーフ2枚の出来ではライオンズが勝っているものの、
先発投手が早期降板した際のリリーフの層はロッテが断然上だと言うことができます。


特に重要なのが先発早期降板後の2番手投手で、
交流戦ではセリーグ主催試合ではDHが使えず、先発投手が打席に立たざるを得ず、
好投していても中盤から終盤にかけて代打を出さなければいけない時が来るだけに、
2番手投手というのは非常に重要な役回りです。
ライオンズの先発投手が5回未満で降板した時の3勝は、武隈・坂元・岩尾投手の3人です。
坂元投手はあまり長いイニングを投げられませんが、
武隈投手と岩尾投手は2軍では先発をしており、左右の区別なく投げることができますから、
2番手投手として貴重な戦力になることは間違いありません。

そのためにはリリーフ陣の再整備が必要で、ウィリアムス投手が帰ってくれば3枚揃うだけに、
そこまでどう凌ぐか、涌井投手の役回りをどうするのか、
先発投手が余ることもあって十亀投手をどこに配置するのか。
十亀投手を2番手投手としてスタンバイさせ、涌井投手を8回のセットアッパーでもいいですし、
涌井投手の先発へのこだわりが強いなら逆でも構いません。
左投手では小石投手が負け試合ではあるものの、一応の結果を残しており、
阪神から移籍の川崎投手のいずれかが、勝ち試合でも使えれば、といったところでしょう。
実績のある長田投手と岡本篤志投手の調子がいまひとつなだけに、
そろそろ割り切って考えていくことも必要だと思います。

2013年05月27日

西日本で梅雨入り

だそうです。
東日本はもう少し先になりそうですが、明後日から雨予報になっているので、どうなりますか。
4月・5月は比較的降水量が少なかっただけに、逆に梅雨になっての大雨が気になりますね。
5月前半は夏のように暑かったのですが、最近は少し落ち着いたようで。
一方で北海道では雪が降るなど、寒暖の差が激しかったですね。
気温の変化に苦しめられた5月だった印象があります。


◆ニュースネタ 「アベノミクス(笑)」で好調だった株価が乱高下
まぁ、ある程度は想定内の流れで、1~2週間は乱高下が続くでしょうね。
大きいのは6月に予定される株主総会で、
決算期を前に高値のうちに利益確定に走ろうとする投資会社を中心に売りが先行し、
一般株主も不安定な株価を嫌って、利益確定に走りつつも、
同時に下がった株を買い戻す動きも出てくるでしょうから、しばらくはこの調子でしょう。

問題は株主総会でどれだけ各企業が経営の好調さをアピールできるか。
株主が企業の立ち直りを実感できれば、引き続き株を保有するでしょうが、
逆にあまり実感できず、ライフラインの値上げによる物価上昇のマイナス面を感じ、
株の購入に抵抗感を感じるようになってくると、日本経済は危うくなります。
物価のみが上がり、賃金等が据え置かれたまま経済の手痛い局面に入る
「スタグフレーション」の危機がもうそこまで迫ってきています。
さすがは「アベノミクス(笑)」です。

パソコン業界を見ていると、日本の企業は相変わらずだと思わざるを得ません。
先延ばしされていたウインドウズXPの期限切れ問題が来年に迫り、
家にあるPCの買い替えを検討していますが、値段の据え置き感が凄いですね。
円安の影響もあるのでしょうが、半年前よりも新品で1万~2万は上昇し、
本来は無関係の中古パソコンも引っ張られる形で5千円~1万円ほどの上昇を感じます。
来週にはインテルの新型CPU「Haswell」が発表・発売される予定で、
それでどうなってくるかですが…
相変わらずの全部売りで海外メーカーに負けそうな感じですねぇ…


◆プロ野球ネタ 日ハム・大谷選手が投手として1軍プロ初登板
ヤクルト戦で日ハム・大谷投手が1軍でプロ初登板初先発をし、
最速157キロのストレートを武器に、5回2失点のピッチングを見せたようです。
結果はまずまずですが、内容を見ると、ランナーを出してからピンチを招くことが多く、
とりわけクイックや牽制ができていないことで、相手に簡単に走られてしまい、
同時にランナーを気にする余りにコントロールを乱して四球を与えるなど、
投手としての練習不足を感じさせる内容でした。

一方の打者としては、阪神戦で5番ライトでスタメン出場し、
阪神の藤浪投手とのライバル対決を迎え、2本の2ベースを放つなど、
打者としてのセンスも感じさせる内容で、二刀流のどちらで行くべきか、
色々と議論が交わされています。

一つ忘れてはいけないのは、二刀流に一番シビアなのは「日ハムファン」だということです。
大谷選手一人だけのことを考えれば、二刀流は良いアイディアかもしれませんが、
その影響を受けてしまう他の選手のことを考えると、たまったものではありません。
今シーズンは、1軍に野手として登録されながらも、
2軍で先発するためにチームを離れることが多く、その影響で野手として試合に出場せず、
結果的に野手の1枠を有効に使えないというケースが多々ありました。
今は交流戦で連戦が少なく、投手が少なくとも対応できるので問題ありませんが、
リーグ戦再開後にはどちらを主体に起用していくのかが問題になってきます。

個人的には他球団の話なので、「好きにすれば」と思いますが、
少しでも投手をやりたい気持ちがあるのなら、投手を優先すべきでしょう。
野手と決めてから投手をやるのは難しく、投手から野手の転向例は多いですから、
迷っているのならば投手を優先にしていった方がいいでしょう。
栗山監督はともかくとして、日ハム球団は野手で使いたがっている節があり、
そこがスンナリと投手優先で行かない理由なのでしょうね。


◆ライオンズネタ なかなか調子が上がらないライオンズ
昨日の応援日記でも書きましたが、もう少し渡辺監督には合理的な判断をして欲しいです。
セリーグの本拠地のご当地選手を使うとか、そういう気遣いも必要ですし、大事ですが、
だからといって現時点で一番勝つ確率の高い投手の登板間隔を空けるのはどうなのでしょうか?

他球団のように中5日でブンブン先発投手を回せなんて言いませんが、
せっかく試合のある日曜日に先発固定されていた菊池雄星投手を、
エース(笑)の涌井投手を優先した結果、先発失格・リリーフ転向の烙印を押すことになり、
地元愛知出身の十亀投手を優先したことで中7日で火曜日の横浜戦に回ることに。
幸いにも、火曜日はなんとか天気が持ちそうですが、その後は火曜日の試合が組まれておらず、
中5日で詰めていくか、再び中7日で間隔を空けるかのどちらかになります。
軸となる先発投手を中心に回せていないのですから、そりゃ勝てないですよ。
ちょっと交流戦に入ってからの先発投手の回し方が非効率に思えます。
野手の起用も同様のことが言え、オーダー変更も少なめで、随分と余裕に思えてしまいます。
そう言っている間に3・4月に作った貯金を食い潰しそうなんですが… 大丈夫なの?

個々に見ていくと、先発投手は岸投手の完全復活が大きく、今後に期待を抱かせますが、
牧田投手のアクシデントが残念で、次回登板がずれ込みそうな雰囲気です。
先発では野上投手と十亀投手が詰めが甘く、勝てていませんが、そこは投打の噛み合い次第でしょう。
2軍ではベテランの石井一久投手が復帰しましたし、牧田投手の回復具合次第では、
ベテランの西口投手と石井一久投手が先発する機会もあるかもしれません。

リリーフは大石・サファテ投手に繋ぐまでをどうするか。
経験のある岡本篤志投手と長田投手が誤算で、ウィリアムス投手の復帰もまだのようです。
理想としては涌井投手が頑張ってくれればいいんですが、迷いしか見えない状況では…
若手で一番結果を出している岩尾投手を軸に起用しながら、
2軍の藤原投手や松下投手を試していくことも必要でしょう。
投手・野手ともに経験のある選手がいないだけに、若手に経験を積ませるしかないです。


打線は2番片岡選手の打順変更を主張していましたが、
そうこう様子見している間に各打者の調子が落ち、今は秋山選手一人好調という状態に…
ちょっと現時点では打線の組みようがないというか… 弄るのが難しい状況ですね。
栗山・オーティズ・ヘルマン選手のクリーンナップ3人も悪くはないけれども、良くもなし。
3人がそれぞれランナーがいない時にパラパラっとヒットを打って、他の2人は凡退なので、
どうにも噛み合いが悪いというか、バラバラに思えてしまいます。
やっぱりオーティズ選手は4番から外した方が良さそうですね。
交流戦に入って打撃好調だったものの、その時期でも適時打は少なく、
なかなか4番の仕事をこなせているという雰囲気ではありませんでした。
「オーティズ選手に4番は荷が重い」、残念ながら、そう結論せざるを得ません。

打線の解決方法は2パターンあり、秋山選手を1番で使うか、4番で使うかの2択です。
もう一人好調の打者がいれば、2人をくっつけることで幾らでもパターンはありますが、
強いて挙げれば大崎選手なのですが、左打者が続くだけで、
左投手が来ると大崎選手には代打なので、秋山・栗山・大崎選手の並びはリスクが高いです。
そうなると、先頭打者として使うか、核となる4番で使うかの2択しかありません。
個人的には5番秋山選手を推奨していたので、4番起用を推したいですね。
 1(遊)浅村、2(二)片岡、3(左)栗山、4(中)秋山、5(三)ヘルマン、
 6(右)大崎、7(一)オーティズ、8(捕)炭谷
次のカードはホームランの出やすい横浜スタジアムなので、オーティズ選手を外さず。
ただ、やっぱり結果が出ないようならば、守備重視で、
 1(一)浅村、2(二)片岡、3(左)栗山、4(中)秋山、5(三)ヘルマン、
 6(右)大崎、7(捕)炭谷、8(遊)永江
これなら投手の前の8番打者が敬遠されたりしないかも?(苦笑)

2013年05月21日

西武・高山久外野手と阪神・川崎雄介投手がトレード

ついにこの日が来てしまったか…という感じがしますね。
ライオンズファンにとって、高山久選手は思い入れの深い選手で、
西武のドラフトは1998年の松坂大輔投手の入団で大きく変わっていくわけですが、
当時のチームは完全な「投高打低」で、野手の主力は松井稼頭央選手ぐらいで、
和製大砲の獲得が何よりも望まれている時期でした。
その第1弾が高山久選手で、99年のドラフト1位で入団すると背番号1が与えられ、
高卒2年目にはプロ初ホームランをマークするなど、大きな期待をかけていた選手でした。
2000年にはドラフト5位で中島選手を、2001年にはドラフト2位で中村剛也選手、
2002年には自由枠で現横浜の後藤武敏選手を獲得しており、
どれだけ和製大砲の確立に必死だったかが窺い知れます。

そんな形で高い期待をかけられていた高山選手でしたが、外角のボールに弱点を持ち、
そこを集中的に攻められることで実力を発揮できなくなり、次第に出番も減少。
後から入ってきた中島選手や中村選手、栗山選手の台頭もあって、次第に影が薄くなるも、
代打を中心に活躍をし、2010年には自己最多の110試合に出場するなどしましたが、
2011年から導入された統一球の影響を受けて打撃不振に陥り、
若手の秋山選手や熊代選手らの成長もあって、2軍暮らしが続いていました。
いつトレードに出されてもおかしくない状況だっただけに、それほど驚きはありませんが、
思い入れの深い選手だっただけに、寂しさの方が強いです。
坂田選手の左肩脱臼によって、ラストチャンスが来るかなと思いましたが、
1軍に昇格する前に阪神へのトレードが決まってしまいましたね。その点だけは残念です。

ただ、高山選手にとっては大きなチャンスであることは間違いなく、
特に阪神は関本選手が怪我で離脱したことで、右のDH候補がいない状況ですから、
すぐにでもチャンスがやってくる可能性があります。
新天地で活躍する姿をライオンズファンに見せて欲しいですね。

交換相手の川崎投手はオープン戦で対戦した時に好投していた記憶があるのですが、
シーズンに入ると1試合しか登板しておらず、やや不思議な感じもしますが、
ファームの成績を合わせてみると、四球が多いのが少々気になるところです。
それでもスライダーのキレはまだありますし、再生可能と見て獲得に乗り出したのでしょう。
今のチームはリリーフ左腕が不足しており、ウィリアムス投手が故障で抹消中、
松永投手も肩痛で長期離脱になっており、実績のある左腕がいないだけに、チャンスはあります。
両選手の活躍に期待したいですね。


◆ライオンズネタ 先発で結果を残せずに中継ぎへ配置転換された涌井投手
2軍で再調整をしていた岸投手は、巨人戦で勝利こそならなかったものの、
ストレートの力が降格前よりも明らかに増しており、復活の兆しを見せてくれましたが、
逆に先発ローテに残っていた涌井投手は悪化の一途を辿っているようです…
今シーズン、先発投手として仕事を果たせたのは1試合目・2試合目だけで、
以降は6回途中で降板するケースが続き、味方の得点直後に失点してしまったり、
試合中盤に四球等からビッグイニングを作ってしまったりと、
エースとは呼べないプロ未勝利の新人投手のようなピッチング結果となっています。
とりあえず、交流戦で先発投手が足りていることもあって、
渡辺監督は中継ぎへの配置転換で様子を見ることにしたようです。

涌井投手のボールだけを見ていると、そこまで極端に悪いとは感じず、
技術的な問題というよりは精神的な問題と見ていましたが、
これだけ悪い期間が続くということは、やはり技術的にも問題があるのでしょう。
問題があるのはセットポジションであることは間違いないようで、
先日の日曜日の打たれているシーンを見ていると、体重が前に乗っていないというか、
キャッチボールの延長線上のピッチングにしか見えません。
一番分かりやすいイメージは「野球素人の始球式」ですね。
後ろにどっこいしょと体重を傾けるんだけど、前へ体が行かず、ふわっと投げる感覚、
あれが一番近いように見えます。
涌井投手は元々足を高く上げる投手で、その反動を下半身への踏み込みに利用してましたが、
プロ入り後はクイックの関係もあって、ほとんど足を上げなくなったわけですが、
それが下半身の筋力や柔軟性の低下から来るものなのか、
それとも抑えから先発へ再転向したことで、無意識的に「楽」をして投げているのか、
スムーズな体重移動ができず、投球フォームの乱れに繋がっているように見えます。

その意味ではリリーフ転向は良いアイディアだと思います。
まずは先を見据えないで、とにかく1~2イニングを全力で投げることです。
エースとして活躍した投手とはいえ、少しでも手を抜けば掴まってしまうのがプロの世界、
相手打者が誰だとか計算せずに、自分のフォームで全力で投げることが必要です。
それとセットポジションを一時的に改め、クイックを意識せずに、
無理がない程度に足を上げて、フォームが乱れないように調整することも必要でしょう。

あとは精神面の問題ですね。
涌井投手の中で「思ったボールが投げられない自分に対する苛立ち」があるようですが、
それを試合の中で見せてはいけません。
同じくWBCに出場した牧田投手も、昨年とは違って納得いくストレートが行ってないものの、
相手のタイミングを上手く外したりして、先発ローテの軸として頑張っています。
若い大石投手も大学時代のようなスピードこそ出ていないものの、
今持っているストレートのキレで抑え投手として頑張っています。
今後、さらに年を重ねていけば、イメージに体が付いてこないことも増えるでしょうし、
個人的に納得のいかない状態でも、主力投手として結果を残さなければなりません。
「納得のいくボールが投げられない」は言い訳に過ぎず、
「今投げられるボールでどう抑えるか」を大事にして投げていって欲しいです。
勿論、日頃から納得のいくボールを投げるための努力は必要ですが、
試合が始まってしまえば、それは二の次で、打者との勝負が主眼になるのですから、
マウンド上で自分自身のイメージと戦うのだけは止めて欲しいです。

それとリリーフに配置転換したことによる涌井投手のモチベーション低下が気になります。
もし、リリーフに配置転換しても、先発の時と状況が変わらないようなら、
ブルペン陣の強化どころか、チームの雰囲気をもぶち壊しかねません。
現状では余程の修正がない限りは先発復帰は難しいと思われ、
交流戦帰還終了後に一度先発に戻すでしょうが、そこで結果が出なければ、決断の時でしょう。
このまま先発を断念してリリーフで生きていくことを決断するか、他球団への移籍を直訴するか。
先発でもリリーフでも結果が出なければ2軍に行かざるを得ず、
既に昨年までのようなエース待遇の立場でもなくなってきているだけに、
与えられた場所でしっかりとした結果を残してもらいたいです。
当面はDHが使えない試合があるので、ビハインドの展開の第2先発として起用しつつ、
リリーフ定着なら8回を任せ、サファテ投手と大石投手の間に置くことが理想ですね。


◆ニュースネタ 波紋を呼ぶ橋下共同代表の発言とそれを擁護する石原代表
先日の従軍慰安婦発言から騒動を呼んでいる橋下大阪市長ですが、
何が問題となっているのかを正しく理解していない感じがします。
米軍統治下でアメリカ軍兵士が買春をしていたとか、そういう問題ではないわけで、
甚だ見当違いの弁明しか行っていません。
要は、シビリアンコントロールで軍を指導すべき政治的立場の人間が、
軍人の買春・売春を認めるような発言をしたことが問題なわけです。

軍隊といえども、買春・売春が全くないということはありえませんが、
軍隊に必要なのは「統率」であり、「略奪行為」を禁じ、
相手の命を奪うことによる「恐怖」で統治するのではなく、
治安の安定という恩恵によって「統治」するのが、軍隊にとって最も大事なことです。
ですから、当然、軍を指導すべき人間が買春・売春を奨励し、
略奪行為を暗に認めることは言語道断であり、それは軍隊の規律度・モラルに影響します。
ですから、橋下共同代表の発言は「日本の恥」となってしまったわけで、
あんなことを公に言ってしまうバカな政治家のいる国なら、
過去に従軍慰安婦や南京大虐殺のような略奪行為をしてもおかしくない、そう思われちゃいます。
そこが問題であることに気づかず、他の国もやっているではないかでは恥の上塗りで、
喋るだけで恥ずかしさが増すだけ、国際的な恥さらしです。バカの所業ですよ。

同じ維新の会の石原代表が、太平洋戦争が「侵略」ではないと主張していますが、
それを決められるのは日本人ではありません。
実際、どういう理屈でそう主張しているのか知る由もありませんが、
おそらく東南アジア地域を含めて西欧列強の帝国主義政策による植民地支配が理由で、
国際的に認められた政府がなかったことを理由としているのでしょうが、
それのみで「侵略」を決めるというのはいささか強引過ぎるでしょう。
それは完全に侵略する側の理屈であって、スペインがインカ帝国を滅ぼしたのと同じでしょう。
問題は武力侵攻された側がどう捉えるかで、個別の国家の事情で決まるのではなく、
国際的秩序の中で「侵略」行為は定義されなければなりません。

そういう意味では、第一次世界大戦後の軍縮の流れを破り、
国際的秩序を破って植民地政策を推し進めた罪は変わることがないわけですから、
やはり日中戦争・太平洋戦争を「侵略」ではなかった、とするのは無理があります。
…にも関わらず、声高にそれを主張する日本維新の会はどうかしていると思わざるを得ず、
同じ流れを受け継いでいる自民党を含めて、危険な存在である点は変わらないように思えます。

そんな感じで書いていたら、「侵略の定義」について書かれた記事が出てきました。
こちら
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itokazuko/20130520-00025060/
国連できちんと定められているのに、無視ですか。
安倍将軍様や石原代表にとっての学問的議論というのは、
国内の一部の人間、例えば先の自衛隊の田母神氏のような人達の議論を言うのでしょう。
国内の議論以外はシラネーヨということで、
中国や北朝鮮のような国内情勢重視の政治スタンスは同じようですね、情けない。
外交下手では済まされないような大失策をやってのけてくれています。


◆ニュースネタ 飯島内閣官房参与の訪朝の結果は…?
小出しに情報は出てきていますが、未だにまとまった情報はないようで…
気になるのは「拉致問題」しか出てきていないということですよね。

北朝鮮の立場からすれば、「核問題」を巡る国際的包囲網からの脱出、
経済的援助が是が非でも欲しいところでしょうから、
先代以前の問題である「拉致問題」の解決は「核問題」に比べれば容易で、
解決を条件に経済的援助や核開発の黙認を要求しても不思議ではありません。

なのに政府からは「拉致問題」と「核問題」がセットで出てこない。
拉致問題が解決しても核問題が解決されなければ、問題解決とならないはずなのに、
そういう言及が全くないことに違和感を感じるというか、怖さを感じてしまいます。
拉致被害者の方々には申し訳ないのですが、
国民の大多数の関心は拉致問題解決よりも核問題にあり、
両方の解決なくして問題進展はありえないです。

「拉致問題」が全て解決したから、経済的援助を与えるでは到底納得できないわけで、
外交戦略として「拉致問題」の解決を先行させるのは分かるものの、
米韓との連携を怠り、「核問題」を置き去りにするようでは、本末転倒に思えます。

2013年05月16日

恋する市長はせつなくて米兵を想うとすぐHしちゃうの

実は橋下大阪市長はツンデレで、同行した在日米軍司令官に「ウホッ、いい男」と一目惚れし、
自分が性欲処理をしてあげたいけれど、素直に言えないから風俗利用を勧めたんだけれども、
やっぱり心の中では「私の尻の穴を貰って!」とか思っちゃってる
そんな素直になれないお年頃、だと思うんです。
誰か、橋下市長の夢を叶えてあげるべく、「米兵 × 橋下」本を作ってあげてください!
政治的立場の壁が二人の想いを熱くするんですね、分かります。

……
………分かるわけがない(苦笑)


◆ニュースネタ 日本維新の会・橋下共同代表が従軍慰安婦問題で致命的失言
完全に「やってしまった」レベルですね…
大阪市長という役職は直接的に関係がないものの、批判は免れず、
少なくとも日本維新の会の共同代表は辞任しなければならないでしょう。
かなり致命的なレベルの失言をやっちゃってます…

まず、従軍慰安婦問題に関しては学術的議論は分からないではないものの、
日本側がそれを政治的議論として持ち出す必要性を感じません。
実際に強制連行のような形で売春がなされていたかどうかは分からず、
今後も検証はほぼ不可能でしょう。
声を上げる人がいる以上は、全くなかったとは思いませんし、
同時にそれらが全て真実であったとも思えません。
戦争における個人賠償は行っていないので、日本がそれに応じる必要性はなく、
どちらかといえば、外交問題というよりも内政問題の色彩が強く、
戦後の韓国で日本に従った人々を差別していた国内の歴史に起因するところが大きく、
救済するか否かは韓国政府の問題であると考えられます。
日本としてはそういう歴史があったかもしれないということに遺憾の意を持ち、
反省として心に留めて置くものの、問題の具体的解決方法は存在しないだけに、
日本側から殊更取り上げる必要性を感じません。

…まぁ、ここまでは、言い方は悪いのですが、「毎度のこと」なのですが、
問題はその後で、「従軍慰安婦が必要だった」と発言してしまい、
日本政府の見解よりも踏み込んだ発言をしてしまったことが大問題です。
暗に従軍慰安婦の存在を認めてしまい、さらにその必要性を論じてしまったことで、
従軍慰安婦や大虐殺が起こりうる理論的根拠を与えてしまい、
それに加えて、それを律するどころか許容してしまう脆弱な管理体制を示す結果となり、
明らかに「行き過ぎた」発言をしてしまいました。
軍隊において最も恥ずべき行為は「略奪行為」であって、
それを認めてしまうバカな政治家がいる国など、とても文明国には思えません。

さらに、日本国内で波紋を呼んでいるのが、在日米軍に風俗店の利用を勧めたことです。
ブラックジョークなのかもしれませんが、
婦女暴行などの被害を実際に受けてきた沖縄を始めとする基地周辺住民はどう思うでしょうか?
悪く言えば、「日本人は米軍に対して喜んで股を開きますよ」、そう勘違いされかねません。
そんな悪しき容認による勘違いが一部の米兵の規律違反に繋がっており、
米軍もそれを良しとはせずに、綱紀粛正を図っているその相手に対してそんな発言をするとは…
ちょっと頭がイカれているというか、ネジがぶっ飛んでいると言わざるを得ません。
誰がそこで「ええ、喜んで利用させていただきます」なんて言いますか。ふざけてんの?

橋下大阪市長が本気でそう考えているのなら、日本人として自ら率先して行動すべきでしょう。
まずはあなたの尻の穴を差し出してください。
お前が最初に掘られに行けよ、ケツを掘られてこいよ!? 
売ってこいよ、買ってもらえよ、お前の体を!?
お前が売春して来い。男女平等の世の中だから、男でも需要あるはずだよ?


◆ニュースネタ 飯島内閣官房参与が極秘訪朝
このタイミングで訪朝するってバカですか? アホですか?
外務省にも知らせていなかったようで、当然、アメリカや韓国と相談しておらず、
北朝鮮の核問題に対して一致した行動を取っていた日米韓3国の連携を乱すもので、
完全なスタンドプレーと言わざるを得ません。
強硬路線の北朝鮮に対して、同じく強硬姿勢を崩さず、
北朝鮮との我慢比べを優勢に進めてきた米韓からすれば、
それを台無しにしかねない行動で、外交の大きな火種になる可能性が出てきました。

北朝鮮の狙いは簡単に予想でき、核問題で行き詰まりを見せただけに、
拉致問題を日本にチラつかせて、その突破口を開こうと考えているのでしょう。
さすがに核問題を無視してまで、拉致問題の解決に応じるほど政府がバカとは思いませんが、
対北朝鮮の連携を乱すことには成功したわけで、
最悪でも戦争となれば拉致被害者は人質になると知らしめただけでも、
既に北朝鮮の思惑は達成されたとさえ言えます。

ちょっと軽率な行動だったというか、安倍首相を始めとする官邸が調子に乗り過ぎていて、
バカな行動が目立つと言いますか、バカそのものですよね…
アレだな、「母さん、助けて詐欺」に遭うのと近い心理なのでしょうな…
そりゃ詐欺が撲滅しないわけだ。政府が簡単に引っかかるんだから。

…と、そんなことを書いてから2日経ちましたが、まだ詳細は伝わって来ません。
予想通り、韓国とアメリカからスタンドプレーに小言を言われたことだけは確かですが…
結果的に国際的連携の脆さを示すことになり、北朝鮮も思惑通りといった感じがします。
なんなんですかね、日本は韓国とアメリカを捨てて北朝鮮に付くつもりなのでしょうか?
靖国参拝や歴史認識問題で煩い韓国や憲法改正等に口煩いアメリカが厄介に思い、
北朝鮮と仲良くして核武装と軍事独裁化でも目指すつもりなのでしょうか?
これからは「安倍将軍様」とお呼びいたしましょうか? それで満足ですか?


◆ライオンズネタ セパ交流戦開始 相性の良いヤクルトに2連勝
交流戦前にロッテ・ソフトバンクに4連敗を喫し、状態が心配されていたライオンズですが、
同じく連敗中だったヤクルトと対戦し、
初戦は両チームの状態の悪さを象徴する拙攻のゲームだったものの、
2戦目はライオンズの打線が繋がって快勝するなど、底を脱した感があります。

投手での収穫はプロ4年目の岩尾投手のプロ初勝利で、
手薄になっていたリリーフ投手陣の中から孝行息子が誕生してくれました。
ストレートは140キロ前後ながらも、内角を攻める度胸を持っており、
最大に武器はフォークボールで、三振を奪える強さがあります。
マウンド上ではポーカーフェイスで慌てるところがありませんし、
楽しみな投手がでてきたなという感じがします。

今年は統一球が変わったと噂されており、ボールがよく飛ぶことが話題になっていますが、
同時にボールの質感も変わり、これまでは滑ると言われていたものが、手になじむようになり、
ここ2年はフォーク投手に受難でスライダー全盛の時代となっていましたが、
再度フォークボールの需要が上がっているように思えます。
ロッテの西野投手の台頭や大嶺投手の復活、ヤクルトの松岡投手の復活などは、
全てフォークボールの精度向上によるもので、再び野球が変わってくる可能性があります。

野手での収穫はオーティズ選手の復調で、4番打者の問題が解消されました。
2番の秋山選手も底を脱し、昨年後半にチームを引っ張った1番浅村選手とのコンビが機能し、
上位打線が機能するようになったことが非常に大きいです。
片岡選手も走塁にまだ不安はあるものの、打撃面は全く問題がなく、復帰も間近のようです。

なにより大きいのが坂田選手の安定感で、1ヶ月経っての打率4割復帰はお見事です。
今年の交流戦でブレイクする可能性のある選手の1人ですね。
これで中村選手が復帰したら、
 1(二)片岡、2(中)秋山、3(左)栗山、4(指)中村、5(三)ヘルマン、
 6(右)坂田、7(一)浅村、8(捕)炭谷、9(遊)金子
という、非常に強力なオーダーの実現も。さらに攻撃的に行けば、
 1(遊)浅村、2(中)秋山、3(左)栗山、4(指)中村、5(三)ヘルマン、
 6(右)坂田、7(一)オーティズ、8(捕)炭谷、9(二)片岡
正直、興奮を禁じえません。

明日の巨人先発はホールトン投手ということで、機動力を使いたいでしょうから、
金子選手がスタメンで片岡選手は途中からという展開が予想されますが、
その翌日には岸投手を登録しないといけないので、
結果次第では金子選手の2軍落ちの可能性も考えられます。
片岡選手の復帰すれば、スタメン出場が難しくなるだけに、
先々を考えて2軍で金子選手にショートをみっちり練習させる方がいいかもしれません。

明日からは巨人・阪神との4連戦、本当の実力はここで図られるだけに、
セリーグの上位チームを叩いて、さらに加速していって欲しいですね。

2013年05月13日

セパ交流戦

明日からプロ野球はセパ交流戦が始まります。
セリーグは巨人の独走から阪神とのマッチレースになりつつあり、
パリーグも5月に入って西武が失速し、代わるようにしてロッテが首位に立つなど、
少し戦況が変わってきた感があります。
出遅れていたチームも気分一新で戦えるのが交流戦の良い所で、
ここから下位チームの巻き返しがなるかどうか注目です。


◆ニュースネタ 任天堂と笑笑の商標紛争
実は詳細をよく知らなかったりするのですが、
任天堂Wii-Uで接続するインターネットサイトで「笑笑広場」なるものがあり、
それに対して居酒屋チェーン店の「笑笑」が商標権を主張して対立しているとのことです。
実際に笑笑側がどの範囲で商標権を登録しているのか分からないのですが(商標は個別分野で登録)、
普通に考えれば、飲食業界での登録だけで、ゲームは範囲外だと思われますので、
任天堂側の方が有利な案件だと思われます、が…

それはあくまで日本の知的財産法での話ですので、海外でどういう結論が出るかは分かりません。
微妙なのはゲーム自体の名称ではなく、ゲームコミュニティサイトの名称という点ですね。
例えば「笑笑」という福笑いゲームを発売したところで、誰も居酒屋とは混同しないでしょうし、
イメージを損なう可能性も、ブランドイメージにただ乗りすることもありません。
ただ、それがコミュニティサイト、インターネット上の溜まり場の名称として用いられた場合、
居酒屋の笑笑で喋っているような気分で、という意味が全く無いとも言えません。
要するに、この問題は商標権の直接的な争いではなく、ブランドイメージの流用、
テレビCMにおける特定商品利用のケースに近く、不正競争防止法の争いになると思われます。

不正競争防止法の取り扱いは各国でかなり様相を異にしているので、
笑笑の思惑通りに有利な判決が出ることは否定できませんが、
日本の不正競争防止法の取り扱いからすれば、イメージの低下(汚染)を中心に考えますので、
笑笑広場が居酒屋の笑笑のブランドイメージを汚染しているとは言えず、
任天堂側の勝利になると考えられます。

…まぁ、でも変な争いっすね…
ゲーム業界では今まで少しだけ文字ったエセブランドをゲーム内で登場させたりしてきましたが、
そういうマイナー分野の暗黙の了解が通用しなくなってきているのかもしれませんね。


◆ライオンズネタ 5月は3勝7敗と失速気味の埼玉西武ライオンズ
そんなわけで、3勝3敗から4連敗を喫し、かなり危うくなってきたライオンズです。
雰囲気的には昨年のシーズン終盤に近く「大丈夫か?」という感じがしてしまいます。
交流戦に入って、どれだけ気分を切り替えられるかでしょうね。

不振の主な原因は、先発陣の調子が落ちてしまい、7回持たないケースが増えたこと、
その皺寄せでリリーフが登板過多となり、入れ替えが頻繁となり、経験不足の投手が増えたこと、
片岡選手の欠場で二遊間が固定されなくなり、劇的にエラーが増えてしまったこと、
片岡選手の欠場で機動力が使えなくなり、スモールベースボールが徹底されていないこと、です。

先発陣は岸投手と涌井投手の不調が誤算で、これは前回も語った通りなので省略。
リリーフ陣ですが、開幕から先発陣の好調が続いて勝利の方程式の構築まで至らず、
その間に先発陣の不調が続いて6回を投げきれないことで一気に登板過多となり、
経験のある長田投手と岡本篤志投手が不調で同時に登録抹消されてしまい、
代わりに若手を昇格させるといった、ややちぐはぐな形となってしまっています。
現状、計算できるのは大石・サファテ・ウィリアムス投手の3人だけで、
その3人もコントロールが安定しているとは言えず、マウンドに上がってみないと分かりません。
日程的に楽な交流戦なので、3人でもなんとか回る可能性もありますが、
それにはやはり先発投手が7イニング以上投げてくれないと難しいでしょう。
最終的にはルーキーの増田投手がセットアッパーとなってくれればいいんですが、
まだ体作りからやり直している段階で、納得いくストレートが投げられておらず、
1軍登板は夏以降になってしまいそうで、
ベテランの西口・石井一久投手もまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
現在、1軍に昇格している岩尾・岡本洋介・中崎投手、2軍の藤原・松下投手らの中で、
誰か一人でも孝行息子が出てきてくれるといいんですがね。

野手陣は片岡選手の欠場が攻守に響いている感じがします。
1軍登録は抹消されてないものの、足の状態は芳しくないようで、
出場の可能性があるのは代打ぐらいで、守備・走塁で無理をすると長期離脱になりかねません。
片岡選手が欠場になると、守りではセカンドの安定した守備が欠け、二遊間が日替わり状態で、
攻撃面では足のプレッシャーが下がり、金子選手の不調もあって機動力が極端に落ちます。
「スマートベースボール」と呼んでいた多彩な攻撃が、今では打つだけの打線になっており、
それでは坂田選手の打撃頼みとならざるを得ず、得点力は大幅に下がってしまいます。
それなら、それで送りバントで進める堅い攻撃をすべきなのですが、
2番を打つ秋山選手のバント成功率が低く、打撃の調子も落ちてしまっているため、
上位打線が思うように繋がってくれていません。
オーティズ選手らの不振で問題となっている4番に加えて、
片岡・秋山選手の1・2番も危うくなっており、得点力が下がる理由がよく分かります。

個人的な見解を言えば、今は攻撃よりも守りを安定させるべきです。
先発投手にできるだけ長いイニングを投げてもらう必要がありますから、
ショートに守備の良い永江選手を、セカンドに山崎浩司選手か鬼崎選手を入れて、
浅村選手はファーストに戻します。
試合中盤に代打があれば、浅村選手がセカンドやショートを守る可能性が出てきますが、
最近は守りから崩れることが多いだけに、最初は守備を固めていった方がいいでしょう。
1番打者には浅村選手か秋山選手、2番打者にバント要員として永江・山崎浩司選手ら、
4番にヘルマン選手もしくは坂田選手を入れる形にします。

プランA 秋山選手に復調気配がない場合
1(一)浅村、2(二)山崎浩司、3(左)栗山、4(右)坂田、
5(三)ヘルマン、6(中)秋山、7(捕)炭谷、8(遊)永江

プランB 秋山選手が復調した場合
1(中)秋山、2(二)山崎浩司、3(左)栗山、4(三)ヘルマン、
5(一)浅村、6(右)坂田、7(捕)炭谷、8(遊)永江

秋山選手の打順を下げようとすると、坂田選手と役割が近くなってしまい、
対左の成績を考慮して坂田選手を栗山選手とくっつけ、秋山選手を離す方向で。
4番打者はあくまで打順の流れを重視する形で、極端に言えば誰でもいいです。
ヘルマン・大崎・坂田・浅村・秋山選手いずれでもOK。復調したらオーティズ選手も可。

あと金子選手はリフレッシュも兼ねて登録抹消して、ショートの練習を積んだ方が良く、
浅村選手はファーストを基本線にセカンドの練習をしておいた方が良いかなと思います。
残念ながら2軍の選手層も厚いとは言えないので、これといった交代要員はおらず、
今いる選手をどれだけ有効活用するかがポイントだと思われます。

2013年05月07日

富士山が世界文化遺産登録

ただし、三保の松原は除く!
…まぁ、個人的には仕方がないかなぁという感じがします。
海を挟んでの絶景は綺麗かもしれませんが、
だからといってその場所から見える富士山が一番良いとは決められませんし。
それでいいなら、箱根からでも湘南海岸からでも、東京タワーからでもOKとなっちゃいます。

もっとも、除外された本当の理由は距離が離れすぎているとかではなく、
三保の松原の保存状況が悪く、すぐにでも危機遺産にされてしまう可能性があったことでしょう。
三保の松原の侵食の問題はもう長らく言われ続けていることで、
松林もボロボロなものもあったりと、芳しい状況ではないようです。
観光地としても富士山と一緒に回る性質のものではありませんし、
最終的には除外を呑まざるを得ないように思います。


◆ニュースネタ 松井秀喜・長嶋茂雄氏に国民栄誉章を授与も…
これまで敢えて話題にしてきませんでしたが、やはり政治的意図が強い式典になってしまいました。
なにあれ? 台無しだろ? バカヤローが。
「アベノミクス」に絡めたスピーチもそうですが、
何で審判役なのにジャイアンツの背番号ユニフォームを着る必要があったのか?
何でその背番号が「96」だったのか?
松井秀喜選手のスピーチのおかげで盛り上がった式典を見事にぶち壊しやがってくださりましたよ?

背番号「96」はどうやら憲法96条のことを差しているらしく、
「私は無能な政治家です」と言いたかったようですね。
あまりに調子に乗りすぎな行動が目立ち、腹立たしさを超えて情けなくなってきます。
可哀想な人ですねぇ、頭の中が本当に可哀想なお方…
天皇陛下の政治利用の次は、野球界のスーパースターの政治利用ですか。
えらいご立派な方ですねぇ…


◆ニュースネタ 日本経済の動向
経済は専門外なので、完全に戯言ですが、そろそろピークを超えそうかなという雰囲気を感じます。
いわゆる「アベノミクス」はアメリカのドル安政策の終焉も重なって、
加速度的に円安が進み、利益追求と景気回復の期待が重なって株価が上昇し、
これに財政の崖を回避したアメリカ経済の好調さ(こちらもバブリーだけど)も追い風となり、
ここまで予想以上に株価が上がったように思います。
ただ、日本の客観的な株価水準が1万円ちょっとぐらいなのは変わっておらず、
以前の安すぎた状況もアレでしたが、現在は高すぎる状況が続いており、危険性を抱合してます。

これまでは国民も円安や株価上昇のマジックに踊らされ、景気回復の兆しと喜んでいましたが、
6月から電気・ガス料金の値上げを始め、円安の副産物としての物価上昇が進んでくるだけに、
仮に賃金が多少上がったところで、物価上昇の速さの方が上回ることになり、
結果的に家計負担が上昇して、思ったほど楽になっていないどころか苦しくなることに気づき始め、
その景気回復の減速感が株価の利益確定に走らせ、株主総会を挟んで売りに転じ、
株価がガタッと落ちる可能性が出てきたように思えます。

結局、「アベノミクス」の成長戦略は何も打てておらず、
メタンハイドレード等は何十年単位の話で、短期的な回復を支えるのには間に合いません。
企業もヒット商品を出すような土壌はなく、
株価上昇と円安による輸出の伸びで業績回復しているにすぎず、
本格的な回復基調に入りそうな雰囲気は未だにありません。
同時に国民は「災害の危機」に対する不安を再度強めつつあり、
楽観視できない状況は続いているように思えます。


◆ライオンズネタ 5月に入って3連敗を喫するも3連勝で5割に戻す
3・4月は2勝1敗ペースで勝ち進んだ埼玉西武ライオンズでしたが、
5月に入ってソフトバンクに3連敗してしまい、一時は心配されたものの、
日ハムに3連勝したことで、5月の勝率を5割に戻すことに成功しました。
いずれも敗因・勝因となっているのは投手で、
ソフトバンク3連戦は牧田投手が余計な失点が響いて敗戦、
2戦目は継投ミス、3戦目は涌井投手の不安定な投球とリリーフ失敗で、
日ハム3連戦では岸投手が不本意な投球だったものの、打線とリリーフが踏ん張り、
2戦目・3戦目は菊池雄星投手と十亀投手の連続完封で勝利した形です。

先発投手に関して言えば、巨人や阪神などセリーグを中心に安定したチームは多いですが、
先発完投の点に絞れば、ライオンズが12球団一であることは間違いないでしょう。
若い菊池雄星投手と十亀投手は馬力があり、終盤でも球威が衰えませんし、
牧田投手はアンダースローでテンポが良く、完投能力が高め、
まだ調子が良くないものの、涌井投手と岸投手も完投能力のある投手です。
あとはこの中から誰がエースになるか、でしょう。
今年はカード頭の初戦を落とし、2戦目・3戦目で勝利することが多いのですが、
それはシーズン序盤で相手の先発投手の層が薄いからできることであり、
今後のことを考えれば、カードの頭を取ることが何よりも重要になってきます。
現状では菊池雄星投手と牧田投手が最有力候補でしょうね。
2人とも修正能力が高く、試合中に投球を立て直すことができ、
安定感と完投能力の両方を備えていますから、エースとして活躍できる素地があります。
足りないのは経験だけで、シーズンの中で精神的にもエースとなることを期待したいです。

ただ、2人はアンダースローと左腕というライオンズのローテでは特徴ある2人で、
他はサイド気味の十亀投手と、本格派右腕が3人という構成になっていますから、
できれば右の本格派2人をカードの頭に持って行き、
牧田投手と菊池投手を2戦目に持ってきてサンドイッチにするのが理想です。
その意味では、調子がいまひとつの涌井投手と、2軍落ちした岸投手の再生が必要不可欠です。

涌井投手の不調の原因は、技術面よりも精神的なものにあり、
一言で言うなら、「勝てる投手ではなくなってしまった」ことです。
最多勝や沢村賞を獲得するなど、メジャーに行ったダルビッシュ投手と双璧の活躍ができたのは、
実力や才能面でも劣っていても、投手としての総合力に優れていたからでした。
7イニングを無失点で抑えるタイプではなく、9回を3失点にまとめるタイプで、
決して大崩れしない引き出しの多い安定感のある投球を見せ、
ランナーを出しても牽制・クイック・バント処理が絶妙に上手く、そこでアウトを稼ぎ、
味方打線が点数を取ってくれると、元気になってその後をしっかりと抑え、
勝てる試合を確実に取ってくる投手、それが涌井投手でした。
しかし、近年は単純に力勝負に行ってしまうことが多く、味方のエラーで崩れたり、
得点直後に失点してしまったりと、勝ちどころを抑えない投球になってしまっています。
どこか自分のイメージと投げているボールとのギャップに苦しんでいるところがあり、
マウンド上でのそういった仕草が涌井投手らしさを消してしまっています。
涌井投手はダルビッシュ投手や楽天の田中投手のような剛球タイプではなく、
牧田投手のように投球の引き出しの多さと安定感で勝負するタイプです。
自分の描くエース像へのこだわりを捨てて、元のゲームメイクのスペシャリストに戻るべきです。
その精神的切り替えができるかどうかでしょう。
牧田投手や先輩の西口投手が同タイプですし、セリーグには横浜の三浦投手らもいますから、
諸先輩に話を聞きながら、本来の自分の投球スタイルを思い出して欲しいですね。

2軍落ちした岸投手の不調の原因は、技術的なものと精神的なものの両方だと思われます。
今年は腕の振りが弱く、ストレートの球速が140キロ前後といまひとつ、
「しなやかな青き刃」の二つ名には程遠く、球速以上にキレを感じる鋭さがありません。
そのため、ピンチになるとどうしてもカーブに頼りがちになってしまい、
初球のカウント球や決め球にカーブを選択することが多いため、
相手に配球を読まれて打ち返されているケースが多いです。
まずはミニキャンプをするなどして、本来のフォームとストレートのキレを取り戻すこと、
それが今の岸投手にとってもっとも大切なことです。
もう一つはカーブへの依存度を減らすことですね。
今年のライオンズの先発投手はカーブを上手く使えるようになって結果を残していますが、
岸投手の場合はカーブ頼みになっていることが多く、配球が単調になりがちです。
チェンジアップを軸としながら、もっとスライダーを多めに投げ、
場合によってはカットボールやフォーク、シュートといった新しい球にも挑戦し、
配球の引き出しを増やす必要もあるでしょう。
今年で29歳の岸投手、30歳が見えてくると投球スタイルを見直す時期になります。
ベテランの西口投手や石井一久投手もそういった変化を乗り越えて200勝近くしており、
彼らの経験談は岸投手にとって勉強になると思いますので、
この先もライオンズのエースとして活躍できるように、
長く活躍できる投球スタイルを身につけてもらいたいですね。
その意味でも、交流戦開始時期の10日間の抹消ではなく、
2週間~1ヶ月みっちり調整してから再登録した方が私はいいと思います。


打線の主な問題点は4番打者であることは間違いありません。
開幕からオーティズ・スピリー・再びオーティズ選手と4番を回していますが、
2人合わせて打率は2割にも届かず、スピリー選手が10打点、オーティズ選手が2打点…
2人とも2軍では3割以上打って格の違いを見せていますが、1軍では結果が残っていません。
それにしても、4番がコレでよく勝ってますよね。4番打たなくとも勝てんじゃん(苦笑)
現状ではファーストを守る浅村選手とライトを守る坂田選手が上であることは間違いなく、
交流戦でDHが使えない場合はオーティズ選手が外れることが濃厚でしょう。
そうなると、4番打者が問題になりますが、個人的には打順をスライドする方向でいいかと。
4番ヘルマン・5番浅村・6番坂田・7番金子・8番炭谷選手という形で、
ヘルマン選手を繋ぎの4番と割り切れば、打線の流れを変えることなく問題を解決できます。
DHが使える場合でもショートに永江選手を入れる方が良く、
右の代打として使う方が良いように思われます。
ただ、数字を見ると、左投手の方が打ててないんだよね、2人とも… なんで?
 1(二)片岡、2(中)秋山、3(指)栗山、4(三)ヘルマン、5(一)浅村、
 6(左)坂田、7(右)金子、8(捕)炭谷、9(遊)永江
あとは右の代打候補として、米野選手か武山選手を登録し、
星孝典選手を岸投手の再生役として一時2軍に行ってもらうのも手でしょう。


明日からはロッテ2連戦とソフトバンク2連戦と上位対決が続き、
ライオンズは牧田・野上・涌井・菊池雄星投手が、
ロッテは西野・藤岡投手、ソフトバンクが攝津・武田投手と予想されます。
両チームとも交流戦の成績は良い傾向にあり、ロッテは千葉マリンの風、
ソフトバンクはリリーフ投手の力があるだけに、期間中の追い上げが予想されるので、
交流戦開始前にできるだけハンデを作っておきたいところです。
明日からもライオンズの活躍に期待したいですね。

2013年05月03日

憲法96条改正は「悪魔の投票」の始まり

5月3日は日本国憲法が施行された日なのですが、
最近は安倍総理を中心に憲法96条の改正が盛んに叫ばれています。
その憲法96条というのは、憲法の「中身」の話ではなく「手続き」の話で、
憲法改正の発議は衆議院・参議院の両方で、全議員の2/3以上の賛成を得ることが必要で、
その後の国民投票において過半数の賛成を得ることで改正できると、いう内容です。
これでは憲法改正は容易に行えないので、
改憲派は衆参両院も過半数でOKにしようという「裏技」を真面目に議論しているわけです。

はっきり言ってしまえば、これは本末転倒の議論で、
改正内容についての検討ではなく、まずは手続きを変えようというのも変な話です。
つまり、憲法96条を改正するということは、手続き変更のためだけに最低一度は国民投票を行い、
手続きを緩和させた上で、初めて本格的な改正に入ろうという話なのです。
性質的に両議院の発議が必要となるため、解散総選挙や参議院選挙と同時にやるわけにいかず、
まさに96条という手続きを改正するためだけに、国民は投票所に出向かなければなりません。
改憲派の「裏技」のためだけに、国民は国民投票を強いられねばならず、
そんな「中身」のない「手続き」の話をどうやって判断するのか、判断しようがありません。

しかも、憲法改正のための国民投票の具体的方法を定めた「国民投票法」の性質が悪い点は、
最低投票率制度や発議禁止期間が設定されていない点です。
一応、改正の発議から国民投票の実施までには最低2ヶ月(60日)の期間が設けられてますが、
これに臨時国会での議決を1ヶ月と想定すれば、3ヶ月ごとに国民投票を行うことも可能です。
つまり、国民投票の結果、国民が「NO」を叩きつけたとしても、
その後の憲法改正が不可能になるわけではなく、
国民が「YES」と判断するまで、3ヶ月ごとに国民投票を行って、
延々とお金と手間を消費し続けることも可能なわけです。

それに加えて、国民投票には有効となる最低投票率が設定されておらず、
賛成票と反対票を合わせた総数のうちの過半数の賛成だけで決まりますから、
極端なことを言えば、たった1人しか投票しなければ、その1人の意見で決まるわけです。
ということは、1回目は国民の関心が高く、投票者の多さから「NO」になったとしても、
2回目・3回目と何度も同じことが繰り返されれていくうちに、
国民の方が投票に行く手間を惜しみ出し、投票率が激減した結果、
一部の人間の意向だけで投票結果が決まってしまう恐れがあります。
つまり、これは「悪魔の投票」とも言うべきもので、
私達が「YES」というまで開放されない悪夢の連鎖に巻き込まれてしまう恐れがあります。

そもそも、各議員の2/3以上の賛成は法体系からすれば高いハードルとは言えません。
例えば、企業・団体の憲法とも呼べる「定款」を変更する場合は、
株式会社では出席株主の議決権の2/3以上の賛成を要し、
一般社団法人なら総社員の議決権の2/3以上の賛成を要しますから、
出席を基本とする国会で各議院の2/3以上の賛成を得られない道理はありません。

また、国民投票を実施をするためには憲法改正の国民的議論は必要不可欠で、
そのためにも2/3以上の賛成という高いハードルは党利党略を越えての議論を可能とするので、
国民に憲法改正に対する多くの材料を提供することが可能となりますが、
仮に、過半数の賛成で足りるとなれば、絶対的安定多数の与党だけで強攻採決も可能となり、
ろくな国民的議論がなされないままに、国民は投票の判断を強いられることになります。
国会でろくな議論もされずに、反対意見が黙殺されている状況で、何をどう判断するのか?
国民の関心が高まらずに、投票率が下がってしまえば、僅かな人々の投票だけで決まってしまい、
国民全体が憲法改正の不利益を享受しなければならなくなる可能性があります。
もし、仮に、どうしても憲法改正が必要で、過半数の賛成に改める必要があったとしても、
国民的議論を可能とする仕組み、「憲法改正のための国民会議」のようなものを設置して、
国民が投票の判断ができる材料を用意しなければ、国民投票は形骸化してしまいます。

憲法制定時にそういった国民会議のようなものが設けられなかったということは、
それだけ当時の政治家は質が高く、内容のある議論をする能力があった証であり、
国会内の議論だけで、国民に国民投票の材料を提供することができたということなのでしょう。
それを引き下げる96条改正議論は、政治家の質の低下を自分達で証明しているとさえ言えます。
「私達はろくな議論もできないバカなので、国民の皆さんにお任せします」、
96条改憲論者は自分達のことをそう言っているんですよ。


◆ニュースネタ 北方領土問題の「真」の解決とは?
歯舞・色丹の二島返還論や、今回プーチン大統領が示唆したという面積折半論、
日本がこだわっている四島の一括返還など、様々な解決方法が模索されていますが、
それらは国のメンツや利益に関するものであり、現実的問題ではありません。
北方領土の現実的問題は「返還後にどうするか」です。
尖閣諸島や竹島とは明らかに異なる問題が北方領土には存在しているわけで、
日本の世論もこれまでそれに全く言及されておらず、
その点からもロシア側が不安を覚えるのは当然のことかもしれません。

尖閣諸島は基本的に無人島、竹島も韓国軍が不法占拠しているだけで、
居住実態がないので、領土に関する問題しか発生しませんが、
北方領土の場合はロシア人が60年以上住んでいる現実があります。
近い将来に返還が実現したとき、私達は彼らに「出て行け」と言うのでしょうか?
かつて日本人が北方領土を追われたように、今度はロシア人を追い出すのですか?

面積折半や二島返還ならば、居住する島を変えればいいということになりますが、
それでも家を追われた人達の悲しみは変わることがなく、
日本人が北方領土へ移住した後も、住民の心にしこりを残しかねません。
インドとパキスタン、イスラエルとパレスチナのように、
後世に問題を残すような解決方法だけは避けなければなりません。

そう考えていきますと、最終的には北方領土を本土と同様の扱いをするのは不可能です。
国境線は定めるものの、日本とロシアの共同統治で、
両国の住民の居住を認めざるを得ません。
さすがに社会主義のソ連時代にそれを行うのは不可能でしたが、
資本主義化が進み、エネルギー資源を軸に経済大国となったロシアならば、
勿論、相違点もあるでしょうが、重なり合う部分もあるはずです。

日本が本当に四島の一括返還を求めるならば、共同統治を認めることです。
そうでないのならば、二島返還や面積折半で多少損をしたとしても、
住民の不満を最小限に抑えるしかありません。
北方領土問題は解決するための時間があまりにかかりすぎています。
私達が今現在、北方領土を何故必要としているのか、
国民の間でそれを議論し直し、現実的な解決方法を模索して欲しいです。


◆美少女ゲームの話 『ひとつ飛ばし恋愛』
真面目な話ばかり続いたので、少し砕けたネタを。

ASaProjectから発売された美少女ゲーム『ひとつ飛ばし恋愛』をプレイ中です。
同メーカーのゲームは『アッチ向いて恋』と『恋愛0キロメートル』をプレイしましたが、
良い意味で「変」なゲームが多いですよね。
『恋愛0キロメートル』ではメインヒロインが嘔吐したし(笑)
今回は「寿りさ」というヒロインが型破り過ぎて付いていけません(苦笑)
下ネタをバンバン連発してくる超ウザイお笑い芸人みたいなキャラで、
これを攻略しようとする豪気な人間は本当にいるのか?ってレベル(^^;
こん