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本当にデフレなのか?

秋口は家電を中心に多少値下がりした感はあったものの、
年末年始は全体的にサッパリでしたなぁ…
デフレに再突入したというのは本当なのでしょうか。

綿密にどう計算しているかは知りませんが、
1つの方法としては広告の価格を中心に商品の平均価格を算出するそうですが、
これって消費者物価を正しく表示していることにはなりませんよね?
まぁ、某鳩のマークの大手スーパーのように、
たいして安くないのに広告にボーンと価格を出してるところもありますが、
多くは安い目玉商品を表示して、お客に来てもらおうとするでしょう。
そうすると、実際に店頭に表示してある価格のうち、安いものばかりが選ばれることになり、
実際の消費者の感覚と一致しているのかどうかと考えると微妙な感じがしちゃいます。

ただ、店側からすれば、商品が売れていない感覚はやっぱりあるでしょう。
買い物をしている時に、他の人の買っている商品を見てみると、
中には大量に買い込んでいる人もいますが、
高齢者を中心に特価品の安い商品のみを購入している人が多くなってます。
昔なら、さすがにそれだけじゃ悪いだろうということで、
他の商品も買い込んでいたものですが、今は特価品の安い商品のみに。
1000円以上お買い上げで卵1パック38円のセールよりも、
金額制限はないけれど卵1パック98円のセールの方が人気あるように思えます。
デフレというよりは、消費者選択がシビアになっている、それが実情でしょう。
結果として安い商品をより安く提供せざるを得ないとなり、
それがデフレと言われている理由だと思われます。

消費者選択という意味では家電製品の方がシビアで、
今は購入前に価格comなりネットで情報収集する人が大半でしょう。
店員のセールストークを聞き流し、シビアに選択する消費者が増えてると思います。
結果として、消費者はより安い商品へと流れるか、より品質の良い商品へと流れるか、
そのバランスをいかに取るのか、そうなってきています。
家電製品なんかはより顕著で、ある意味では安くしているものは何かしら問題があるもの、
勿論、例外もありますが、品質のいいものを安く提供している感じではないです。
それは別にデフレでも何でもなくて、正常な姿なのではないでしょうか。

21世紀は持続可能な社会を目指しているわけですから、
むしろ、こういった賢い消費者選択というのは尊重されてしかるべきだと考えます。
確かに、こういった消費行動は大量生産大量消費時代からみれば、
デフレ以外の何ものでもないかもしれませんが、
現在の傾向から言えば、当然の行動と言えるかもしれません。
そう考えると、デフレというのは単なる嘆きの叫びに過ぎず、
実体経済を反映していないように思えてきます。
安い商品の提供が無理ならば、品質のいいもので勝負する努力が必要なのではないでしょうか。
まぁ、当たり前のことではあるのですが。
でも実際にデフレを理由に賃金据え置きや削減、リストラをするところもあるだろうし、
また本末転倒なことを繰り返すんじゃないかな~という雰囲気に満ちています。
金がなけりゃ買えないっつーの。


◆年始のお買い物
結局、サムスンのHDD『HD103SJ』しか買いませんでした…
まぁ、こちらのHDDもまだ取り付けてなかったりしますが。
フォーマットやコピーはしたんだけどね。年末に怠ったデータ整理が進んでなくて…
現在の所はシステムドライブとして使う予定。
情報どおり、数値的には速い方ではあったけれども、
体感としてどうかは分からないので、取り付けてみたら、また感想を。

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