« 自己保身選挙 | メイン | 衆愚制 »

プロ野球ファン引退

西武からメジャーリーグへ移籍したマツザカ大輔投手がソフトバンク入り、
同じくナカジマ裕之選手がオリックスへ入団することが決まりました。
ライオンズファンにとってはダブルショックの日…こんな悲しい日はありません。
正直に言いまして、大変失望しております。
呼び戻せなかった西武球団に対してもそうですし、2選手に対してもそう。
正直に「決め手は金です」と言ってくれた方がスッキリします。
そうでない理由を色々言われる方が傷つきますよ。西武は優勝できないとでも?

2000年台前半のライオンズは、投げる方では松坂投手
打つ方では松井稼頭央選手、そして中島選手が中心だったわけで、
彼らの活躍なしに当時のライオンズを語ることはできません。
そんな彼らが今やみんな他球団に…
大好きだった2002年~2008年当時のライオンズブルーの思い出…
輝かしい思い出が他球団のユニフォームに上書きされ、痛みに変わり、
防衛本能で黒く塗りつぶされた思い出が記憶の穴と変わり、忘却の彼方へ…
在りし日の思い出さえも、消え去ろうとしています。

どうして好きな・楽しい野球でそんな苦い思いをしなければならないのか。
いっそのこと、西武のイメージを残したまま引退してくれた方がどれだけ楽なことか。
しかし、そんなことを思ってしまうようでは野球ファン失格ですので、
私の方がプロ野球ファンを辞めざるを得ないということです。

少なくとも、来季はソフトバンクとオリックスの試合は絶対に見ませんし、
ラジオ・新聞でその名前を聞いたとしても、
アメリカのマイナーリーグの3A・2Aから来たマツザカとナカジマと認識します。
ライオンズで活躍した松坂大輔投手と中島裕之選手はもう引退したのだ、
そう思い込まなければ、二度とプロ野球の試合など見聞きすることができません。
さようなら、松坂大輔投手と中島裕之選手。ハロー、マツザカ?ナカジマ?


◆ライオンズネタ 補強失敗のライオンズ 優勝へのポイント「サード森友哉」
日ハムからFA宣言した小谷野選手はオリックスへ、
中島裕之選手の消息は不明となってしまったわけで、
いずれにせよ、ライオンズの補強が悉く失敗したことは確かです。
正直、小谷野選手は最初から要らなかったので、そんなに気にしてませんが、
断られるとそれはそれで嫌な気持ちになるから不思議です(苦笑)

ただ、これで優勝ができなくなってしまったわけではなく、
こういう下馬評が低い時に力を発揮することもあるのが野球の面白いところ。
ポイントとなるのは森友哉選手をキャッチャー以外で使うことでしょう。

インタビュー等を聞いていても、
森選手は巨人の阿部選手のように打撃と守りを別に考えられるタイプではないだけに、
まずは得意とする打撃の方で確固たる自信を付けてからでないと、
今の炭谷選手のように当初期待された打撃が発揮されなくなってしまう可能性があります。
森選手にとって、打撃と守備どちらが重要かと言えば、やはり打撃でしょう。
将来的にキャッチャーに専念させるとしても、
その前段階として打撃を確かな実績を残させることの方が先決だと思います。

そう考えていくと、森選手にサードと捕手の両方を兼任させることが良かろうと思います。
少なくとも週に1回、菊池雄星投手の時は捕手として出場しながら、
岸投手ら他の主力投手の場合はサードで出場する、
そういう形にしていけば、今年の課題であった得点力不足も補えるはずです。

(想定オーダー1) (想定オーダー2)
1(二)浅村     (中)秋山
2(中)秋山     (左)栗山
3(左)栗山     (二)浅村
4(一)中村剛也   (一)中村剛也
5(指)メヒア    (指)メヒア
6(三)森友哉    (捕)森友哉
7(右)木村・坂田ら (三)梅田・山川
8(遊)金子侑    (右)木村・斉藤・石川・坂田
9(捕)炭谷     (遊)永江

基本的に上位打線は固めたいので、浅村・秋山・栗山選手の3人いずれか。
鍵を握るのは秋山選手で、タイプ的に盗塁を増やすか、小技の精度を増さないと、
ちょっと使い勝手が悪いというか…
木村・斉藤・石川選手らの成長次第では、彼らの方が使い勝手良くなる場合もあるだけに、
せめてどちらかを磨き、打線の中できっちりとした役割ができるようになって欲しいです。

次に考慮すべきなのが下位打線の並びで、打線の切れ目が森友哉選手の前後になり、
特に7番で打線が終わる可能性が現時点では高いと思われますので、
8番に炭谷選手を置くと、先頭打者として立つケースが増えちゃうかと。
そこで、敢えて足のある選手を8番に置き、
9番が繋いで1番を打つ浅村選手ら強打者に期待する流れにします。

課題は右の代打。
左打者は森友哉・坂田・脇谷・梅田選手ら候補は多いものの、
右打者は森本・渡辺直人選手ぐらいで、どちらかといえば繋ぎの嫌らしい打者ばかり。
長打力を秘めた右の代打が欲しいところです。
そう考えると、DeNAを戦力外となった中村紀洋選手の獲得は悪くない補強かと。
サード兼右の代打として起用するのもアリかと思われます。
また、代打としてなら、阪神を戦力外となった高山久選手の復帰もアリかと。
依然として選手層の薄さは解消されていないだけに、
補強失敗なりの最低限の補強は進めて欲しいところです。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)