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梅雨明け

もうとっくに梅雨明けしている感覚でしたが(9月に訂正されそうだけれど)、
東海地方も梅雨が明けました。暑いです。
毎年、8月対策として、
どんなに暑くとも7月は外出時は長袖で通すという誓いを立てていますが、
その誓いもやぶっちゃいそうな勢いです。
長袖をめくる機会がすっかり増えました。年々、暑くなってる気がしますね、7月は。
8月は涼しくなるといいんですが… 暑そうだなぁ…

最近は竹島を中心に領土問題の話題が出ることがありますが、
個人的にはそこまで関心を持っていません。
そう言ったら怒られそうですが、互いに主張するばかりじゃ意味ないですし。
領土ってのは元からあるものじゃありませんからね。
隣の土地との境界だって、隣との合意があるからこそ成り立つわけでして、
隣国との国境線の確定という作業をしない限り、領土問題の進展は全くないと考えます。
もちろん、その協議の場で歴史的経緯は考慮の材料とされるべきでしょうがね。
歴史的経緯は日本に分があったとしても、
今までサボってた落ち度はあるわけで、多少自業自得という気はしないでもないです。
懐かしいな、鈴木宗男氏の二島返還論がブーブー言われていた時代が。
少なくとも、文句ばかり言う人間よりは領土問題を真面目に考えていると思いました。
国家の領土は最初からあるものではなくて、協議の上で作るもの、
それは絶対に否定しがたい事実でしょうに。


◆ゲームの話 『そらうた』
FrontWingの『そらうた』を今更ながらプレイしました。
もう4年も前の作品です。
ず~っと興味を持っていたんですが、一時期、中古市場の値段が乱高下してたので、
様子を見ていたら放置気味に(爆)
PCの自作を終え、データ移行・整理が一段落して、
ようやくプレイすることとなった次第です。

現在は智夏・真奈・葵をプレイし終えた段階です。
事件の真相には辿りつけていませんが、中身であるストーリーは素晴らしかったです。
元々、こういう霊関係の話が好きというのもありますが、
それを置いておいても素晴らしい内容です。
こういうゲームを一般作にするべきだと思うんですが。
命を軽視した事件が増えている昨今、純な気持ちのままであるうちに、
こういった作品には触れておいてもらいたいと思うわけですが、
そもそもそういった人はこういうゲームをやらんので意味ないか(爆)
小説や映画にも霊を扱った感動作はありますが、
霊という時点で一般的にはフィクションとされるだけに、
こういう分野でこそ、二次元は生きてくるのではないかと私は思いますがね。
ちょっと話は逸れますが、「萌え」とかそういう概念もどこかオカルトめいた概念というか、
存在するかしないかのものに(二次元キャラは明確に存在してないけど)想いを寄せるということで、
宗教やオカルトに近しいように感じるのは私だけでしょうか。
二次元崇拝はもはや宗教だと思う(爆)

話を戻しまして、『そらうた』という作品は、
幽霊が見える(触れられる)少年(エロゲー的には青年)が、
霊とのふれあい・別れを通じて、人間的に成長していく話です。
霊との交流や今を生きる人々、過去でしか生きられない人々を通じ、
「生きること」を表現した作品だと言えます。
ストーリー展開はそんな奇をてらったものではなく、
十分に予想できる範囲内ではあるのですが、
変化球ではなく直球だからこそ生きる良さもあるわけで、
作品に想いを重ねやすいのが1つの特徴だと言えます。
霊が出てくるといっても、悪霊という感じではなく、
普通の生きているキャラクターと変わりませんし、
作品全体が終始明るいと言わないまでも、さわやかに進行する辺りもこの作品の良さでしょう。
一言でまとめれば、「温かい涙を流せる作品」、そういう評価になると思います。

分量もそう多くありませんし、ちょこっとプレイするには最適。
機会があれば是非プレイしてもらいたい名作です。


◆追記 ややネタバレあり◆
そのまま一気にクリア。エピローグを見ました。
事件の顛末は予想の範囲半分、驚き半分といった感じでしょうか。
内容の良し悪しは個人の主観に委ねられている感じですね。
理由はどうあれ、生に対して自らの死で終えるというのは賛成できないので、
あの結末は個人的には好かないのですが、その気持ちまでは分からなくもなかったです。
まぁ、ちょっと綺麗過ぎた気もしますが、そういう作品だったしということで納得。
細部は流すことにします(^^;

話の結論的にも良し悪しを説くのではなく、ありのままを映して終えたという感じでした。
個人の信条に関わることもありますし、あれぐらいサラッとしておいた方が気持ちいいです。
人によっては中途半端に感じるかもしれませんが、そこは個人の宿題ということで。
自分の人生を終える時に結論を見出してもらいたいです。
そんなこんなで、とても良い作品でした。爽やかな良作、是非プレイしてもらいたいですね。

最後に… どうも真奈だけ割に合わなかったような…(苦笑)
真奈との幽霊同居生活ゲームとか欲しいな(爆)

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