テラハ問題+グラブル+任天堂関連動画
…まぁ、自分はああいう番組が嫌いなので、全然語れないわけですけど(苦笑)
こちら 出演者の人格をコンテンツ化する
こちら 編集カットの問題
こちら 視聴者の欲望は止められるのか? ワイドショーとの共通点
こちら テラハ問題を理解できない若者
最近、自分がハマっている『アイドルマスター シャイニーカラーズ』でも、
偶然にも5月初旬のアンティーカに関するイベントで同種の番組にまつわるものでしたね。
こちらは恋愛要素がなく、番組製作側の意図的な切り抜き編集に苦しめられるものでしたが…
中盤までは丁寧に描けていて、逃げ出すシーンまでは良かったと思うんですが、
そこからご都合主義のごとく問題が駆け足で解決しちゃうのは残念だったかな…
いやー、自分はそのまま逃げちゃっていいと思いましたが、
テレビ業界ではそうもいかないんだろうなとも思いつつ…
結局は、この手の番組は出演者が『四面楚歌』になりやすいということです。
普通のSNS炎上ならば、芸能事務所や番組スタッフが味方してくれるので、
なんとか対処することができるかもしれませんが、
こういったリアリティ番組は、番組製作側がSNSの炎上を期待している面があり、
敢えて炎上を煽った過剰演出を行い、煽られた視聴者が騒ぐことで視聴率を稼ぐ形なので、
視聴率がいい限りは、番組スタッフや芸能事務所は「もう少し我慢して」となりやすく、
番組出演者としては、「誰も守ってくれない」という状況になりやすいわけです。
そりゃ精神的に追い詰められますわ。
周囲のみんなが敵だと思わされちゃうのだから。
おそらく、最大の問題は、番組製作側が出演者に配慮しなかったことでしょう。
SNSが炎上してもそれを良しとして、出演者を守ろうとしなかったこと、
これが今までのテレビ番組と大きく異なる点だと思います。
最初に書いたように、個人的には何が面白いのかサッパリ分からんのですが…
もっとも、自分は恋愛感情がほぼ死んでますし、常人と異なる自覚はあるんですけど…
お見合い番組とかもダメですね。いや、ほっとけよとしか思えない…
まぁ、そういう井戸端会議の野次馬話が好きな人もいるのでしょうね。知らんけど。
そういう意味では番組をなくすことはできないでしょうから、
番組製作側のモラルが要求されていることを自覚すべきでしょう。
リアリティ番組なのだから、全ての責任は出演者にあると考えるのではなく、
それを管理している番組側に責任があることを自覚し、
逸脱しないように適切な倫理枠に留める配慮が必要でしょう。
そして、それが出演者の保護にも繋がるように思います。
◆ニュースネタ 新型コロナの第二波
こちら 北九州市「第二波と考えず」
これが今回の緊急事態法の最大の欠点。
最初から指摘してますが、誰が出すのか=総理大臣ってのは無理がある。
緊急事態宣言を全国で解除した直後に、福岡県に限定した緊急事態宣言を出したとしても、
「なんだ、解除の判断は間違っていたんじゃないか」と誹りを受けるのは免れず、
二度目の緊急事態宣言に慎重になるのは当たり前です。
最初から切実さを知る地方公共団体の首長に任せるべきだったんですよ…
ましてや、専門家の慎重論を「経済が分かってない」と一刀両断し、
押し切った形での緊急事態宣言の解除を決めた政府ですから、
今更、慎重論に屈するというのは、ありえないと言えましょう。
今後も北九州市と東京・神奈川だけでなく、他の地方でも感染が拡大するでしょうが、
「ピーク時に比べればマシ」とか暴力的なことを言って、
緊急事態宣言の再宣言は行わないだろうと予想できます。
そんなわけで、今回も国民側が自衛するしか他になく、
明日から6月ですが、ちょうど地方の緊急事態宣言の解除から2週間が経つので、
第二波と思われる兆候がボチボチ出てきてもおかしくありません。
少なくとも6月中旬位までは慎重な行動を心がけるべきでしょう。
まぁ、でも、こういう話もコロナ楽観論者=経済優先者からすれば、
何をバカなことを言ってるんだとなるんでしょうね…
一番怖いのはそういう対立が起っちゃうことなんですけど…
ぶっちゃけ、緊急事態宣言を解除しても、
観光業は復活の見込みが立ちませんし、
外食産業も消費税増税のダブルパンチも重なって復活は難しいです。
開店休業赤字状態を覚悟せねばならず、それは以後、補償されずに、
感染が収まるまで自腹を被り続けることになるわけなんですが…
結局、資本主義における需給バランスが完全に崩れてるので、
こういう時は社会主義的な計画経済の方が見通し立つんですが、
今の世界では誰もやろうとしないのでしょうな…
オランダのようなアルバイター国ならダブルワークとかで対処できそうですが、
日本のように一つの企業に命を捧げる仕事文化では克服不可能にしか思えません。
経済優先者に考えて欲しいのは、
致死率がそれほど高くないコロナでさえ、この様ということです。
これが致死率の高い新型インフルエンザなら、世界はどうなるのか。
それに対応した社会経済システムの準備が必要な段階に入ってると思います。
≪6月1日追記分≫ 主にエンタメネタ(グラブルと任天堂関連動画に関して)
◆エンタメネタ グランブルーファンタジーの終焉
長らく微課金で楽しんできたスマホゲーム『グランブルーファンタジー』ですが、
最近は、やる気が急激に減退しております…
改善傾向が見られなければ、そのまま引退するでしょうね。
それぐらいにヤバさの方が目立つようになってきました…
ヤバい理由の1つが、「石油武器の最終解放」です。
グラブルではガチャで武器が重複した際に「ムーン」という交換アイテムが貰え、
これを一定以上を貯めることで、
武器の上限解放に使える「ダマスカス鋼」や、
ゲーム内の全ての武器・召喚石と交換できる「シェロカルテチケット」、
そして今回の槍玉に挙げる「スペリオル武器(通称:石油武器)」と交換できます。
石油武器はその名が表すように、金持ちの道楽的な所があり、
メイン武器として持てば強力で一芸に秀でるものの、
あくまで趣味の範疇内で、必須武器ではありませんでした。
ですから、自分みたいな微課金ユーザーは、
強力なリミテッド武器を解放するために「ダマスカス鋼」と交換するのが主流でした。
しかし、5月中旬に石油武器が最終解放され、
当初宣言されていたような必須武器にはしないという言葉とは裏腹に、
メインだけでなくサブ武器としても有用な最強武器に生まれ変わってしまいました…
石油武器を使うためには、石油武器単体だけでなく、
それを上限解放するためのダマスカス鋼が3個必要になるわけで、
ブルジョア化が一気に進行してしまったわけです。
これで無課金者や微課金者は廃課金者に一生勝てなくなりました。
以前から排出率の低い神石や天司石と呼ばれる強力な召喚石が、
ゲームシステム上、必須扱いされるのに対して、
ガチャ天井交換で入手できず、完全な運と課金額頼みな点にも、、
問題点は感じていましたが、
石油武器は完全に資金力頼みなので、どうしようもありません。
もはや毎回ガチャ天井=1回9万円=月2回開催で18万円以上を、
ゲームに貢げる人しか続けられないゲームになってしまいました…アホか。
それ以上にヤバいのが、「シナリオの質の低下」ですね…
これに関しては個人差があると思うのですが、シナリオの方向性が変わってきました。
当初は「王道ファンタジー」を自称し、できるだけ登場人物の生死を描かずに、
残酷な表現は避けた子どもでも遊びやすいシナリオでしたが、
最近はそういう枷が外れ始めていて、「ダークファンタジー」に近い内容になってます…
まぁ、思い返してみると、アーカルムの転世の十賢者からおかしくなり始めましたけど…
前回の「窮寇迫ること勿れ」では、ゲストキャラだったものの登場人物が普通に戦死、
必然的なものかと言えば、そうではなく、シナリオの都合上に殺された感が強い、
どうでもいい戦死になっちゃいました…
そして、今回の「The endo of the DOSS」は最悪と言うしかなく…
ネタバレになっちゃいますが、これはネタバレを知っておくべきなので書きます。
登場キャラの一人、アオイドスは記憶喪失で、当初から過去に不穏な影がありましたが、
今回のシナリオで、ステージ上で人を傷つけ合う(場合によっては殺す)という、
よく分からない暴力的なブラックバンドをやっていた過去が明らかになり、
その当時のメンバーと再会して葛藤するという内容なのですが…
最終的には、特に葛藤もせずに、過去の自分も今の自分も受け入れて、
当時のブラックバンドのメンバーも含めた、みんなで仲良くバンドしようよという糞オチでした(酷い)…
過去にはアオイドスもブラックバンドのメンバーも、
快楽殺人を行っていたのですが、それを全く反省もせずに、
バンドしようよ、って、それどうなの?
今度はステージ上でビィやラカムも闇の音楽性を理由に殺すの? 意味分かんねぇよ。
ストーリー内では実際にビィやラカムへの殺人衝動を見せていますし、
それを乗り越えたわけでもなく、ただ受け入れたことから、
そういう展開になっても全くおかしくありません。
十賢者のニーアもそうなんですが、快楽殺人者が何喰わぬ顔で仲間になるのもどうなの…
ちょっと意味が分かりません。頭がおかしいです。
兎にも角にも、最近のシナリオは全く頭に残りません。
力を入れたはずの6周年イベの「こくう、しんしん」も期待外れでしたし…
スケール感がなくなった上に、ヴァルフリートのやり方が杜撰すぎ。
昨年夏の「THE MAYDAYS」辺りもどうしようもなかったですし、
「ノーレイン、ノーレインボー」辺りがギリギリ。
賛否両論はあったものの「星の獣のレゾナンス」辺りもギリギリ。
2018年頃をピークにして、シナリオの質が低下してきています。
もうこのゲームが何を目指しているのか、サッパリ分からなくなっています。
去年ぐらいなら、子どもに勧められるゲームでしたが、
今はもう絶対にやって欲しくないゲームになってきています…
同社の『神撃のバハムート』と同様の落ち方をしてきましたね…
大幅な梃入れで原点回帰しない限り、このまま闇に堕ちていくのは間違いなく、
「The end of the グラブル」になりかねない状況になってきました…
当面は様子見で、上を目指さずに停滞で様子を見ることにします。
もっとも、二度と課金はしませんけどね…
◆エンタメネタ いちから(にじさんじ)が任天堂と許諾契約を結ぶ
主に争点になるであろう点はQ&AにおけるA9です。
「このガイドラインは、個人であるお客様による任天堂のゲーム著作物の投稿を対象としています。
法人等の団体による投稿や、投稿者が所属する団体の業務として行う投稿は、このガイドラインの対象ではありません」
問題は「団体の業務として行う投稿」の解釈になります。
別途ツィッターで挙がっていたのが、
企業系VTUBERが個人として行う投稿は含まれないというものがありました。
それだけを聞くと、個人系YoutuberやVtuberと変わらない気もしますが、
それならば、多くのVtuberが所属する「にじさんじ」がどうして許諾を取ったのかという話です。
つまり、そこにはグレーゾーンが確実にあるということです。
解釈のポイントは「団体の業務として行う投稿」です。
民法には「業」が出てきますが、これは「反復継続性」と「事業の遂行」と解釈されています。
別途、商法には「商行為」が出てきますが、こちらは「営利目的」が必要となります。
任天堂がどちらを想定しているのかは分かりませんが、
個人系Youtuberが一定のツールに限って営利目的を認めている点から考えるに、
企業系Vtuberの「商行為」は厳しく判断される可能性が高くなります。
そこから考えられる具体的なOKラインは、以下の通りに解釈できます。
①個人系YotuberとVtuberが任天堂のゲームをプレイして公開。
Youtubeの投げ銭システムで収益を受けた⇒セーフ
②企業系Vtuberが個人として任天堂のゲームをプレイして公開。
⇒セーフ
③②の動画において投げ銭システムで収益を受けた⇒かなり微妙
④企業系VtuberがRPGゲーム等を定期的にプレイして公開⇒かなり微妙
⑤企業系Vtuberが同じ企業系Vtuberと一緒にプレイした動画
⇒アウトの可能性が高い
⑥企業が所属するVtuberのまとめ動画を作成した場合⇒たぶんアウト
自分の解釈だとそうなります。
所謂、「定期配信プレイ動画」や「コラボ動画」がかなり怪しくなります。
単発プレイ動画で投げ銭を受けていなければ問題にならないでしょうが、
任天堂のゲームをプレイして企業所属Vtuberが投げ銭を受けた場合や、
週一プレイなど定期的にプレイすると反復継続性が高くなり、
団体の業務として行う投稿と見做されやすくなります。
また、コラボ動画のように個人と言えない場合も、
団体の業務として行う投稿と見做されやすくなります。
つまり、任天堂のサジ加減一つで幾らでも変わり得るということです。
そういう不安定な状況に晒されるのであれば、
にじさんじを運営する株式会社いちからのように、任天堂と契約せざるを得ません。
特に複数人が絡むコラボ動画が制限されかねないという意味では、
企業系Vtuberには死活問題になるので、
早めの対処を考える必要があるように思います。
個人的にはかなり厳しい対応だなと思います。
実際に厳しく対応するかどうかは分かりませんが、
実際に訴えられると負ける可能性が高いと言わざるを得ません。
この萎縮効果はかなり厳しいものになるかもしれません。
ポケモンやあつ森の配信をしている企業系Vtuberの方々は気を付けてください…