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Ivy Bridge

インテルの新型CPUである「Ivy Bridge」シリーズが発表されました。
名前から分かる通り、現在のCore iシリーズの主流となっている
「Sandy Bridge」に続く第2段で、
Bridge=橋という言葉から分かるように、次の第3段で完成系に至るわけですが、
今回のCPUの特徴は、省電力とグラフィック機能の強化の模様です。

まず省電力の点で言えば、最上位のi7-3770Kで77Wの消費電力で、
今までが95W、高くて125Wということから考えますと、かなりの低消費電力です。
さらに注目なのが低消費電力向けの3770Sと3770Tで、
3770Sは65W、3770Sは45W、
動作クロックは3.1GHz、2.5GHzとやや低くなっていますが、
ターボブースと時には3.90GHzと3.70GHzと定格動作に負けない性能が出るようです。
次に内蔵グラフィック機能も強化され、Sandyシリーズの2倍近くの性能だとか。
注目のi7ー3770シリーズは全てHD4000となり、グラフィック機能にも強みがあります。

CPU自体の性能はSandyシリーズとあまり変わらないようですが、
ライバルであるAMDのFXシリーズが不発に終わり、
現在では内蔵グラフィックの強いAシリーズにしか活路を見出せない状態でしたから、
そこにIvy Bridgeは止めを仕掛けない勢いです。
内蔵グラフィックではまだ及ばないでしょうが、
それ以上にCPU性能が高く、低消費電力となれば、対抗できるのは価格ぐらいなもの。
CPUもインテルの一人勝ちに終わるかなぁという雰囲気になってきちゃいました。

でも、もし、AMDのFXシリーズがそれなりに高い性能だったなら、
Ivy BridgeのCPU性能ももう少し高かった可能性もあり、
もう少し競争してもらいたいところではあるのですが…

いずれにせよ、低消費電力で高性能なIvy Bridgeは要チェックなのは間違いないです。


◆PCネタ PLEXTOR SSD祭りが延長
好評につき、500名分が追加された模様です。
合計1000名で4月26日までで637件、
このGW休みにPCを新調したいユーザーは要チェックですね。


◆ニュースネタ 原発再稼動問題
はっきり言って、議論が不毛すぎて、話が前に進んでない気がします。
結局、日本人はあの福島の事故から何も学んでいないということでしょう。

何を持って「安全」と言うのか。
原発事故が起こらないから安全? 原発事故が起こっても対策してるから安全?
福島の事故から学んだことは後者の対策の必要性だったわけで、
予備電源まで流されてしまったことに失敗があったはず、
その対策として容易に考え付くのが、予備電源を別の所にも用意し、
事故対策マニュアルを徹底して作っておくことなわけですが、
それがここまで話がこじれているのは、
やはり日本人の多くが前者の意味で考えているからなのでしょう。

前者の意味で考えてみても、両者の言い分は平行線で着地点が存在しません。
国民は100%の安全性を求めるわけですが、
どう考えても99%以上の安全性を確保できるわけがないわけで、
実際に震災で事故を起こしたのは原子力発電所よりも火力発電所だったわけですから、
その意味でも事故発生確率で言えば、原発よりも火力発電所の方が危険なはずです。
それでも火力発電所の稼動を許しているのは、
それだけ電力が背に腹を変えられないもの、だからでしょう。

東電を始め政府側の安全性を、仮に80%だとしても、
それだけ電力が必要だと思えば、天秤にかけて原発の再稼動を認めて欲しいと思うわけです。
でも国民はそれに納得せず、100%を求めるわけですが、
それは単なる夢物語で、どんなに対策をしても満足することのない果てしなき道です。

私たち日本人が福島の事故で学ぶべきことは、事故が起こらないから安全なのではなく、
事故が起こったときの安全性をどう確保するか、この一点に付きます。
事故を起こさないための努力は、不十分ながらも東京電力も行っていたはずです。
けれど、事故を起こさないための努力には終わりはなく、事故が100%起こらないことはありえません。
欧米の精神的主柱にあるキリスト教の原罪思想ではありませんが、
人間は必ずミスをしてしまうわけですから、事故が起きないわけはないということです。
でも、日本人は事故が起きたらと想定することを「不謹慎だ」と言って嫌がり、考えようとしませんでした。
そこが今回の大事故に繋がった思想的原因だったわけですが、そこは何ら変わっていないように思えます。

私たちが求めるべきは、原発が安全かどうかではなく、
もし不慮の事故が起こったとしても、被害が最小限に食い止められるかどうかです。
今、日本人が求めている「安全」は、外に出たら交通事故に遭うかもと怖がっているようなものです。
そんな「安全」はこの世にはありません。

さすがに新幹線事故の翌日にも新幹線を動かしていた中国を見習えとまでは言いませんが、
もう少し「安全」というものを細かく考えてもらいたいように思います。
原発再稼動に向けて、どうすることが「安全」なのか。
絶対的安全を求めるのなら、日本から出てけと言うしかありません。
だって日本にいる以上は絶対に地震は起きるもん。
それでも日本に住んでいるのはなぜですか? 仕方ないからですか?
その仕方ない危険性と何を天秤にかけているのですか?
原発再稼動の是非はその天秤と同じことなんだと思います。


◆プロ野球 選手会が飛ばない統一球の変更を要求へ
導入から1年が経ち、打者側が対応できるかと思いきや、
さらにホームランは激減し、完封試合が増えに増え、投手全盛の時代となっています。
その理由は、投手の方が統一球に慣れたことにあり、
例えば、昨年は不振だったオリックス・木佐貫投手や日ハム・多田野投手が復活するなど、
昨年は落ちが悪いといわれたフォークボールを使えるようになり、
横の変化だけでなく、縦の変化も増えたことで、打者がより苦労している感があります。
さらに、配球の面も変化が大きく、
セリーグは長距離砲が外国人打者ということで、内角を積極的に攻めることで失点を減らし、
逆にパリーグは長距離砲が日本人打者ということで、外角一辺倒の攻めで失点を減らしています。
昨年はホームランを量産した西武・中村選手もここまで1本と苦戦していますが、
チーム状態が悪かったことも原因の一つですが、
もう一つの理由として、配球が極端に外角に寄っていて、内角が一球もないことが多々、
昨年はそれでも内角を投げなければと思っていた投手が、
それで一発を打たれるぐらいなら外角のボール球でとなったことで、
中村選手が引っ張れるボールが少なくなっています。
打者の方も飛ばない統一球を意識してか、逆方向への流す打球が多くなり、
野球全体がさらに小さくなっている印象を受けます。

で、ぶっちゃけ、これでいいのか、ということです。
昨年から飛ばない統一球は投手のレベルを下げると言ってきましたが、
今のような偏った配球に慣れてきてしまいますと、
国際大会やメジャーに行った時に苦労することが目に見えています。
先ほどのセリーグとパリーグの攻め方の違いでも分かるように、
外国人はリーチの長い打者が多いだけに、
パリーグの投手がメジャーで投げれば外角の球にバットが届くようになって打たれるでしょう。
打者は言うまでもなく、バッティングが小さくなっていますし、
この先、ホームランバッターはいなくなっちゃうかもしれません。

このまま飛ばない統一球を使い続けることは、どう考えても無理なわけで、
どこかで見直しを図らざるを得ないように思えます。
数年前までは飛ぶボールによる打者全盛の時代でしたが、
今は試合のスピードアップからの広いストライクゾーンや、
バットの仕様変更など、打者に不利な条件ばかりが揃えられてきています。
ここで見直しの議論が挙がるのは当然かと思われます。
ただ、だからといってコロコロ変えていては一貫性もないだけに、
どこで切り替えを行うのかという難しさはありますよね。

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