バンクーバー五輪が開幕
開会式は少数民族の存在を前面に出したことが話題になりましたね。
今までのオリンピックは国家高揚政策的・経済主義的側面が強く、
スポーツの祭典でありながらも、国家を全面に出した祭典という印象が強いものでしたが、
今回のバンクーバー五輪はそれとは少し視点が変わり、
国家を超えた世界大会というイメージを人々に与えることに成功したのではないでしょうか。
良い試みだったと思います。
もっとも、冬のオリンピックという性質上、どうしても世界大会という点からは遠ざかりますが…
今回の試みが夏のオリンピックへと引き継がれていくことに期待したいです。
そういう意味では、冬のオリンピックは参加国もそう多くないし、
サッカーのワールドカップのように地域要素を入れてみてもいいかもしれません。
イングランドとスコットランドのように、国を超えた区分も面白いのではないかと。
注目された女子モーグルでは、上村愛子選手が4位、村田愛里咲選手が8位入賞。
上村選手は惜しくもメダルに届かず…
ただ大きなミスもなく、滑り自体も良かったですから、
他の選手が上を行ったと考えざるを得ないといったところでしょうか。
初の五輪出場となった村田選手は良い滑りを見せて8位入賞。
伸び盛りなだけに、次のオリンピックではメダルに届くよう頑張って欲しいですね。
今回は日本勢の苦戦が予想されていますが、
冬季競技は自分ではできない競技が多いだけに、見ているだけで凄いなと思わされます。
結果も勿論大事ですが、そういった選手のプレーの凄さを大事にしていきたいものです。
◆政治ネタ 鳩山首相は平成の脱税王?
谷垣氏の生ぬるい追求があったときから、
鳩山邦夫氏の証言を元にした追求をするとは思っていましたが…
…想像以上に馬鹿っぽい追求に愕然としました…アホじゃね?
邦夫氏を通じた母親の話も本気か冗談なのか区別が付かないぐらいの発言だし、
民主党のトップと自民党無派閥という2人の状況を考えれば、
別に驚くような発言ではないでしょうに。
もし、仮に鳩山氏の母親がそういうつもりで話をしていたとするならば、
弟の邦夫氏の方も贈与を受けていたのは一体どういうつもりだったのか疑問となるわけで、
結局は与謝野氏が伝聞証拠を元に、飛躍させて話をしているとしか思えません。
由紀夫氏から資金を求めた明確な証拠や、
由紀夫氏が子分にお金を配っていた証拠があるなら話は別ですが、
それがない状態では追求にもならないイメージ低下戦略でしかないでしょう。
国民生活を無視した自分たちの党利党略に溺れている自民党の態度に、
苛立ちと腹立たしさを感じてしまいます。
自民党は何ら変わっていない、相変わらずの国民無視、ということを露呈しただけです。
なんというか、今の自民党って、他人の興味を引き付けたくて悪口を言いまくってる
どうしようもない中年オバサンみたいな感じになってますよね。
…あー、もういい加減にして欲しい。
野次も低レベルで煩いだけだし、こんなもん国会じゃねーよ。
特定の議員の辞職を求めるよりも、全議員辞職した方がいいんじゃねーの?
◆ニュースネタ 民主党・小沢氏の不起訴は検察審査会へ
検察審査会が2度起訴を決定すると、検察の判断とは関係なく、起訴となるようです。
検察審査会は裁判員制度と同じようなものです。
国民が検察の不起訴の是非を判断する制度です。
今までは検察審査会の判断に拘束性はありませんでしたが、
改正による検察審査会の機能が強化され、検察の判断とは関係なく起訴できることとなりました。
この改正自体は悪くなかったとは思うんですが…
果たして、これが政治問題においても適用するのが妥当なのか、甚だ疑問な面も感じます。
今回の騒動でも分かるように、起訴となれば国会議員の辞職が要求されるように、
かなり厳しい対応が要求されてしまいます。
果たして、検察審査会は十分それらを考慮して判断できるのか。
一般事件ならば、報道による多少の左右があるとはいえ、偏見を排した判断を期待できるでしょう。
けれど、それが政治事件となれば、法律的責任だけでなく、政治的責任までもが追及され、
説明責任を果たしていないという理由だけで、起訴されかねない可能性が出てきます。
要は、検察審査会が政治利用かされてしまう恐れがあるということです。
仮に、検察審査会が起訴の議決をしたものの、いざ裁判になってみると、
証拠不十分で検察は攻め手を欠き、被告人無罪となったらどうするのか。
この裁判によって傷つけられた政治家の信用、国政の停滞の責任は誰が取るのか。
誰が勤めているか分からない検察審査会に責任を求めることは無理でしょう。
検察審査会がその機能通りに法的責任で判断してくれれば良いのですが…
そうならなくなった時の怖さを若干感じます。ちょっと心配ではある。
あと当たり前のことですが、刑事事件の灰色はシロです。
クロに近い灰色など存在しえません。
◆プロ野球 埼玉西武のキャンプ
実戦メニューが始まり、菊池雄星投手も復帰して活気を帯びてきましたが…
紅白戦の結果は嬉しいような、悲しいような複雑なものが多くて…
ライオンズの課題は言うまでもなく投手陣。
若い投手の台頭が期待され、2年目の野上投手や3年目の左腕・武隈投手らが
評価を上げていたわけですが…
紅白戦では野上投手が松坂健太選手に被弾、武隈投手がブラウン選手に被弾…
期待の若手打者や新外国人選手に一発が出たのは嬉しいけれども、という複雑な心境。
味方打線を抑えるのは大変だとは思いますが、
それだけに抑えれば公式戦でもやれると思うので、
何とか結果を残してしがみついてもらいたいです。