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日本シリーズは中日が制覇

プロ野球・日本シリーズは、中日が4勝1敗で日ハムを下し、
53年ぶりの日本一に輝きました。
結局、日本ハムが勝っていたのは第1戦・1回裏のセギノール選手の3ランだけですか(^^;
接戦ではあったものの、終始中日がリードしていると思わせるような、
磐石な試合展開だったように思います。
まぁ、大方の予想通り(?)の結果だったんじゃないですかね。

パリーグ代表の日ハムにとって、
大きな誤算だったのは稲葉選手が1安打と振るわなかったことでしょう。
今年の日ハム打線のポイントは何といっても稲葉選手、
稲葉選手の勝負強い打撃が日ハムの得点力を支えていたと言っても過言ではないです。
日ハムが勝ちだしたのも、稲葉選手を3番に固定するようになってから。
接戦の中で1~3番の流れで得点を挙げられたのが日ハムの強さでした。
その稲葉選手が封じられてしまうと… こうなっちゃいますよね。
奇跡はなし。打てない日ハムはこんなものでしょう。
まぁ、シリーズ前に監督の退任が決定していて、
しかもアメリカで監督の就任会見をやっちゃようでは… 運も向いてこないですよ。
チーム・選手は納得していたようではありますが…
シリーズ対策がしっかりとできていたのかどうか、疑問の残る所です。

それに対して中日は準備万端。
森本・田中賢介選手の1・2番コンビをよく研究しており、
相手の弱点を突く谷繁捕手のリードが功を奏していたように思います。
クライマックスシリーズ終了からの準備期間の過ごし方が、
シリーズの流れを決めたような感じがしますね。
投打に充実した中日ドラゴンズ、日本一おめでとうございます。

これでセリーグ2位の中日が日本一になったわけで…
セリーグ優勝の巨人の立ち位置は一体どうなるんでしょうかね(^^;
色々と考え方はあるでしょうが、最終的に勝ったものが強いわけですから、
今年のセリーグNO1のチームも、日本一のチームも、中日であったと考えます。
まぁ、冠が違うだけですよね。
巨人の優勝は飾り…にしか見えないっすよねぇ(苦笑)
色々と言われるでしょうが、
中日ファンの方々には日本一のチームとして胸を張ってもらいたいです。


シリーズMVPは、オリックスを自由契約となり、
育成選手として中日に拾われた中村紀洋選手、これは文句なしの受賞でしょう。
しかし中村選手を自由契約にしたオリックス、
獲得を見送った10球団は、一体どう思っているんでしょうかね(^^;
正当な評価ができたのは中日・落合監督だけだったということなのか、
それともオリックスに遠慮しまくったせいなのか…よく分かりませんが。
私としては、あの近鉄優勝時に松坂投手からライトへホームランを放った
中村ノリ選手が帰ってきてくれたような気持ちで嬉しかったです。
…でもやっぱり獲得して欲しかったよなぁ(^^;
仮に松坂投手が残留していて、黒木投手の解雇が1年早く獲得していたら、
松坂・黒木投手と中村ノリ選手が揃い踏みとなり、
シドニー五輪メンバーで大興奮だったことでしょう。
思えば、あの頃のメンバーが一番輝いていたというか…熱かったですし。
そんなシドニー五輪メンバーの活躍を嬉しく思います。

それにしても日本シリーズ最終戦で完全試合リレーになるとは…
これが最終戦でなければ、山井投手は9回も続投になったのでしょうが…
最終戦で、絶対的抑えがいるならば、あそこは代えないわけにはいかないでしょう。
自分が落合監督の立場でも同じ決断をしていたと思います。
山井投手は大記録を逃してしまい残念だったでしょうが、
ここで運を使ってしまうよりはと考え、来季以降への励みにしてもらいたいっす。

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