でたらめ委員長
言い得て妙だと思った(苦笑)
福島原発の海水注水の中断の件は一体どうなっているんでしょうね?
政府の説明が二転三転するのはマズイと思うのですが、
それ以上に、この人の発言は一体どうなっているのと思っちゃいます。
「可能性がゼロではない」と言われたら、可能性があると思いますよ、普通は。
今になって可能性がないことが分かっているから、可能性がないかもしれないと思えるだけで、
何も分からないときにそんな言い方したら、誰だって最悪のケースを想定します。
まぁ、でも、自民党も何を追及したいのかよく分からん。
結局、民主党内もゴタゴタ、野党も大枠は協力しても細部は反対ばかりでまとまりが欠け、
震災当初に期待した挙国一致に程遠い政治状況にウンザリです。
今回の件から推察するに、もう官僚は菅政権にそっぽということなのでしょうか。
もうみんな被災地のことやこの国の将来のことなんてどうでもいいんです。
自分たちがよく見えるんだったら、ただそれだけでいいんです… そんな政治。
◆ニュースネタ ボランティアとは
どこかの中学校で生徒会が震災募金1人200円以上の方針を掲げたそうで、
それを受けて担任教師が募金しなかった生徒の名前を黒板に書き出し、
それを知った家族から抗議が来たとか… まぁ、抗議するわな、普通。
つーか、何が情けないかといえば、その生徒会の方針に何も言わなかった先生どもです。
ボランティアの精神が何なのか分かっているのか、と。
そんな強制徴収する募金に何の意味があるのか。
ボランティアは自ら行動をするから美しいのであって、
強制的にやらされる奉仕活動は奉仕という言葉が付いていても、ボランティアではありません。
ボランティアの精神を解さない連中に怒りさえ感じてしまいます。
そういう若者が陥りやすい思考の罠を正すのが教師の仕事でしょうに。情けないっす…
そういった道徳的な観念を抜けば、法律的に内部統制として名前を書き出す行為が有効か無効かといえば、
おそらく有効と判断されるでしょうから、法的には問題ないのでしょう。
まぁ、でも自分でお金を稼いでいる生徒はほとんどいないであろう中学生から、
新しく200円を徴収するというのは、常識的に考えてやはり微妙な感じもするわけで、
裁判をやってみたら良い勝負になるのかもしれないと思ったりもします。
言っちゃ悪いですが、これはもう善意ではなく、単なる自己満足に過ぎないとしか思えなかったり…
昨年末からのタイガーマスク現象にも見られましたが、
「それって本当に善意なのか?」と思っちゃう不思議な感覚ってのは嫌なもんです。
◆ライオンズネタ ヤクルト・阪神とトレードが成立
ヤクルトとのトレードで小野寺力投手が放出され、鬼崎裕司内野手を獲得、
阪神とのトレードで黒瀬春樹内野手が放出され、江草仁貴投手を獲得することが発表されました。
小野寺投手の放出はショックです。
中継ぎ陣が安定していて、出番がないならまだしも、依然として見通しが立ってませんからね。
最近のライオンズには速球派が少なくなっただけに、小野寺投手の放出はもったいない気がしてしまいます。
抑えとして考えなければ、良い投手だと思うのですが…
昨年の終盤みたいに7回のセットアッパーとして使えばいいのに…
ん~、でもコメントとか見ていると、小野寺投手は前向きなようで、
ひょっとしたら、伸び悩む中で新天地を希望していたという可能性もありそうですね。
本人が納得してのトレードだとしたら、逆にチャンスでしょうから前向きに捉えたいです。
そんなわけで、ヤクルトとのトレードは放出先にありきといった印象を受けました。
阪神とのトレードは概ね歓迎ムードです。
信頼できるリリーフ左腕が足りないのは明らかで、
左殺しとして頑張ってきた星野投手も近年はいまひとつ信用できず、
若い投手もなかなか伸びてこず、グラマン投手もムラっ気が強くていまひとつ…
リリーフ左腕の補強はチームの課題の一つでした。
そんな中での江草投手の獲得は嬉しい話題といっていいでしょう。
ただ、成績を残していたときもJFKの補佐的存在だったり、
とりわけシーズン終盤の安定感がいまひとつだったりで、
昨年は四球が多く、故障もあったということなので、どれぐらいの状態なのかは気になる所です。
今年のファームの成績を見ても四球が多い… しばらくは2軍で様子を見ることになりそうです。
左のワンポイントというよりは、同点・ビハインドで1~2イニングを任せられる投手となってくれれば、
戦力補強としては成功になるかと思われます。
左のワンポイントは松永投手と武隈投手を育てていくしかないでしょう。
阪神にトレードされる黒瀬選手ですが、
ライオンズではチャンスがないだけに、良いチャンスだと思います。
ポジションは遊撃手を中心に、内野を一通り守れますが、
ショートには中島選手がどっかりと構えており、他も片岡選手や中村選手がいたため、
黒瀬選手の出番といえば、中島選手がオリンピックで抜けた時と故障者が発生した時だけ、
出番に恵まれなかった感が強いです。
今年のオフに中島選手がメジャー移籍する可能性もありますが、
その場合でも若い浅村選手がほぼ後継を掴んでおり、上と下に挟まれた苦しい状況です。
相次いだ怪我も伸び悩んだ要因でもありますが、
ファームでは3割近い打率を残しており、打撃センスはある方、
走攻守どれかに優れているというタイプではありませんが、欠点もない選手です。
今の阪神は内野手に故障者が相次いでいるようなので、なんとかチャンスを掴んでもらいたいです。
本当なら地元が岐阜ということもあり、中日辺りへの移籍がベストだったと思うのですが、
故障に泣かされてきた選手なだけに、猛練習の中日だと少し怖い感じもありますから、
阪神を移籍先として選択したのは編成の良い仕事だったように思います。
ヤクルトから獲得した鬼崎選手は守備走塁型の遊撃手だと記憶しています。
同タイプで若い川端選手が台頭してきたことで、放出の判断になったんでしょうかね。
チームの構成的に、外野は左の若い外野手が多く、右の外野手が不足気味、
逆に内野手は右の内野手が多く、左の内野手が不足気味という状況なので、
左打ちの内野手である鬼崎選手は補強ポイントに合致していると言えそうです。
あとは足が使えれば… 足は速い方だと思うのですが、盗塁がないのは気になります。
代走としても使えれば、1軍での出番も出てくるかと思われます。