箱根駅伝は早稲田の優勝
正月恒例の箱根駅伝は、3連覇を狙う東洋大が往路を優勝したものの、
2位の早稲田が6区で逆転し、そのまま逃げ切って優勝、
低迷期を脱しての18年ぶりの優勝となったようです。
今回はあまり風の影響がなく、各校に大きなトラブルもなかったことで、
全体的にスピードレースとなり、白熱した試合となりましたね。
優勝争いもそうですが、シード権争いも熱く、
スリリングな接戦の連続が印象的でした。
優勝した早稲田は往路で才能あふれる1・2年生の活躍が目立ったものの、
5区・猪俣選手と6区・高野選手の4年生2人が快走したことが勝利のポイントだったと思います。
東洋大の柏原選手に抜かれたものの、差を広げられないように最小限の傷に止めたことで、
往路終了時点で早稲田に若干有利な雰囲気が生まれ、
それを6区での攻めの走りで掴んだ逆転によって勝利の形ができたように思います。
1区の大迫選手の飛び出しにしてもそうですが、
今大会では積極的な走りが良い方に作用していたように思います。
逆に東洋大は優勝経験があるせいか、慎重すぎたように思えます。
過去の2回の優勝では各校が落ちてきた後半に勝負をかけて成功しましたが、
今回は天候条件が良かったことや、各校が堅実に走っていたことで、
後半に勝負をかけるという展開ができなかったように見えました。
特に往路の1区、復路の6区といったスタートの走りが堅実に行き過ぎて、
チームに勢いが生まれなかったように思えました。
東洋大としては少々勿体無かったレースかなと思います。
3位の駒沢大は思っていたよりも復路が伸びなかった印象を受けましたが、
1・2年生主体のチームだけに、来年は優勝争いに絡んでくることでしょう。
4位の東海大も2年生の村沢選手と早川選手が快走し、
復路も粘り強く走って順位をあまり落としませんでしたから、
来年以降に期待できそうですね。
来年もまた早稲田・東洋・駒沢の3強に東海大が加わってくる様相となりそうです。
シード権では、拓殖大、青山学院大、國學院大がシードを掴んだのが特徴的か。
学連選抜に、法政、順天堂、亜細亜、大東文化という名前があるのは少し寂しい感じ。
今回のレースでもそうですが、一部の優勝争いをする学校以外の実力は拮抗しており、
どの学校がシード権を取ってもおかしくないだけに、層が厚くなっているなという感じがします。
私学にとっては箱根駅伝は最高の宣伝材料だと思いますし、
これからさらに選手の獲得競争が激しくなっていきそうですね。
◆PCの話 『CG-WKR300GNE』
そういえば、昨年末に報告し忘れていた部分があったので、
今年の早いうちに改めて報告をば。
このルーターにはUSB-HDDの簡易NAS機能があり、
NTFS形式のHDDをそのまま読み書きできるのが売りで、
現在使っているUSB-HDDをそのままNASにできるのは便利ですが、
転送速度自体は鬼のように遅いです…
データ転送速度が1M台で2M乗らない… orz
そういう意味では、実際にデータのやり取りができそうなのは、
画像・音楽ファイルぐらいで、動画はほぼ無理と考えた方が良さそうです。
動画の再生も上手く行かないことがありますし、
4G以上のファイルも扱えるというNTFS形式でのHDD利用というメリットは、
事実上ないといっても過言ではないです。
つまり、実質的にはB社やN社の簡易NAS機能とさほど変わらないということ。
まぁ、取り外してUSBでデータを転送できるのは便利といえば便利ですが。
それほど使い勝手が良いというわけではないので、売りにはなってない感じです。