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ソフトバンクが4連勝で日本一

まぁ…見てないですがね(苦笑)
1戦目・2戦目がラグビーW杯と重なったから仕方なし。
そこでソフトバンクが連勝した時点で、遅かれ早かれ、
ソフトバンクが勝つことが分かっちゃったので、そりゃ誰も見ませんわな…
案の定、そのまま終わっちゃったんで、盛り上がりに欠けた以前に、
存在すら危うい日本シリーズだったように思います… すんごい空気感(涙)

ソフトバンクの勝因に関しては以下の通りかと。
こちら 西武・岡田捕手が分析するソフトバンクの強さ
こちら 巨人に3連勝したホークスの特殊配球
いわゆる、打者から見て「嫌らしい」リード、
昔なら西武・伊東氏やヤクルト・古田氏が見せた「しつこいリード」ですね。
それがいつの間にか力勝負対決になって、日本シリーズから失われてしまった印象。
それをソフトバンクが再導入して、短期決戦の強さに繋がっているように思えます。
短期決戦は投手を含めたバッテリーの強さが肝心、それを再認識させられます。

今の時代、捕手のリードさえデータで見極められるようになったので、
短期決戦はやはりペナントレースとは違う組み立てをする必要があります。
相手打者の意表を突く、大胆でしつこいリード、
そして、そこにボールを間違えずに投げ込む投手のコントロール、
ライオンズがソフトバンクに勝てないのはそこら辺でしょう。
森友哉捕手もこの1年で大きく成長しましたが、
CS初戦で見せたパスボールなんて絶対にやってはいけないプレー、
まだまだ捕手として勉強していくところは多いということでしょう。
投手も捕手のリードに応えられるように、投げ間違わないことです。
短期決戦は一球の失投で流れが変わることがありますからね…
そういう一球に対する野球の厳しさを今年の短期決戦では痛感させられました。

まぁ、でもソフトバンクはシーズンを通して1番調子の良い時期だったのは間違いないかと。
シーズン終盤に優勝を争っていた時は、そこまで強さを感じませんでしたしね…
全くの別チームと思えるほどに違っていたように思えます。
優勝したとはいえ、最後に勝ったチームが強いわけですから、やっぱり悔しい…
来年こそは強いソフトバンクを倒し、ライオンズには日本一の座に輝いてほしいものです。


◆ニュースネタ リニア工事問題 JR全面擁護の糞記事
プレジデント\(^o^)/オワタ
…まぁ、県外の人から見れば、そう思われてもおかしくないんですけど、
もう少し調べてから記事を書きましょうよね。
夕刊紙より質が低い…

何回かリニア工事には触れているので、ここを見ている人にはお判りでしょうが、
別に単純に見返りが欲しいからゴネているわけではありません。
確かに、本音の部分では、リニア完成しても駅がないし、
東海道新幹線も廃れるだろうから、何のメリットもないのに分担金負担させられてウザい、
と思わなくはないものの、その程度なら日本のためになるならと我慢もできる範囲です。
しかし、環境に及ぼす影響が大きいとなれば、懸念の方が大きくなるのは当然です。

それだけ静岡県全体が懸念しているのは、丹那トンネルの苦い思いがあるからです。
こちら wiki参照 丹那トンネルの大量湧水
結論から言えば、ほぼ泣き寝入り状態。
水の流れが大きく変わってしまい、環境が激変してしまったという話。
そういった過去がある以上、責任の所在・万が一の補償の問題は詰めておくべき話で、
最終的には静岡県が切り捨てられたとしても、正当な補償を受けるために必要な協議なわけです…

サクラエビの不漁が乱獲の影響だとする話も聞いたことありません。一体どんな専門家なのか。
シロエビやホタルイカで有名な日本海側の富山湾は、
北アルプスの雪解け水や黒部川等の流域河川が流れ込むことで、
優秀な漁場となっているのが定説ですから、
南アルプスの湧水と大井川に大きな影響を与えかねない本工事が、
サクラエビの不漁と全く関係ないとは思えませんが… 一蹴できる話ではない。
とはいえ、個人的にはサクラエビの不漁は複合的な要因で、
黒潮の蛇行によるプランクトン量の不安定化の方が大きいようにも思えますが、
さらに壊滅的被害をもらたす可能性は否定できません。

でも、まぁ、静岡県全体がどんなに反対した所で、
リニア工事は国策ですから、原発と一緒で最終的には押し切られてしまうのでしょう。
しかし、その結果、自然環境にどういう影響を与えるのか、
開発と自然保全のバランスを考える上で、今現在起こっているリアルな問題を
共通認識として静岡県外の人にも持って欲しいように思います。

要は、「杜撰な開発が人類にどれだけの被害をもたらすのか、見てろよ」って、ことですorz


◆ライオンズネタ 来季への投手陣の課題
言うまでもなく、今シーズンの課題は先発投手陣でした。
一番大きかったのは、エース候補として期待された多和田投手の不振でしょう。
昨年は172イニングを投げ、5完投とエースの菊池雄星投手以上の活躍を見せるも、
今年は完投1の1勝止まり、不振で5月に2軍落ちして以降はサッパリ、
最終的には故障でシーズンを終えるなど、散々な結果に終わりました。
勿論、エースの菊池雄星投手が抜けた穴も大きかったのですが、
それ以上にイニングイーターとしてリリーフの負担を減らしていた
多和田投手の不調は大きな誤算となりました。
結果、今井投手の135イニングが最高、規定投球回に達する投手はいませんでした…

一方、平井投手と増田投手を軸とするリリーフ陣は安定感がありました。
昨年のリリーフ陣を支えたヒース投手とマーティン投手を早々に見切り、
不調の小川投手と野田投手をシーズン中盤に2軍再調整させて、
シーズン後半では勝ちパターンに組み込んだり、
高卒2年目の平良投手を抜擢するなど、リリーフの起用は素晴らしかったと思います。
ただ、いかんせん、先発の早期KOが多過ぎて、
リリーフ陣の連投やイニング股ぎが常態化し、大きな負担がかかったことが、
CSの敗退にも繋がってしまったように思います。
81試合登板した平井投手はさすがにシーズン終盤は失点することが多く、
防御率が3.50まで下がっちゃいましたし、
主に敗戦処理だった佐野投手が44試合投げているということも異常事態…
いかに先発投手がリリーフ陣に皺寄せを与えていたのかが分かる数字です…


来季に向けての課題は、先発投手が7回をキッチリ投げることです。
登板試合を毎度6イニング投げれば規定投球回数で、7イニング投げれば余裕です。
沢村賞を取れるぐらいにガンガン完投しろとは言わないので、
先発が7イニングをキッチリ投げること、これを目標に来季は取り組んで欲しいです。
先発が6回しか投げられないと、リリーフは3人以上必要となりますが、
先発が7回を投げてくれれば、リリーフは2人で済みます。
ライオンズの場合はリリーフの層を厚くすることよりも、
先発がリリーフの負担を減らす方向で考えていって貰いたいです。

そういう意味でも、連勝記録を作ったニール投手が残留してくれたのは好材料。
シーズン前半は内容的にもいまひとつでしたが、6月以降は6イニングをきっちり投げ、
シーズン終盤は7回をキッチリと抑えてくれるなど、安定した投球を見せてくれました。
来季はエースとして活躍してくれることを期待したいです。

ニール投手が健在なうちに、エース候補を育てておく必要があります。
候補は今井投手と高橋光成投手、多和田投手に松本航投手の4人。
今季の課題で言えば、今井投手と高橋光成投手は四球を出してからの長打で失点、
多和田投手は打たれだすと止まらない悪癖、
松本航投手は打者を打ち取る術を持っているものの、球数が嵩むことでしょう。
同じ失点のパターンでも今井投手が負け越し、高橋光成投手が勝ち越せた要因は、
四球を出した後に開き直れたかどうかでしょう。
今井投手は四球を出した後に独り相撲になりがちで、
高橋光成投手は併殺を奪うなど、粘り強い投球で最少失点で止められたこと、その差。
私は四球を出すなとは言いません。
出しても構わないと思いますが、四球を出した後にどう抑えるかが問題です。
絶対に抑えなきゃと三振を取りに行くのと、
内野ゴロで併殺や隙あらば牽制死、バント処理で2塁封殺を狙うなど、
ピッチング以外の部分でもアウトを取るという精神的余裕、それが大事なように思えます。
あまりにも投球のみに汲々としている、そこが今の先発投手陣の精神的課題でしょう。
個人的に一番期待しているのは松本航投手。
4人の中で一番投球術を持っている投手なので、
スタミナさえ付けばエースとして活躍する可能性が高いと見ています。

戦力的課題は左の先発投手ですね。
昨年二桁勝利の榎田投手は開幕前の故障と見切り発車もあって4勝止まり。
先発候補として期待されたFA人的保障の内海投手は1軍登板なし。
若手の佐野投手や斉藤大将投手も結果を残せませんでした。
来季はここにドラフト2位の浜屋投手が加わり、
なんとか左投手から1人ローテに定着してもらいたい所です。

あとはドラフト1位の宮川投手がどの位置に入ってくるか。
カーブがいいという話も聞くので、先発で行くのか、
それとも馬力ある速球を活かして、リリーフで行くのか、
そこらで全体の起用法も変わってくるように思えます。
加えて、今年飛躍の年となった平良投手がどこまで成長するのか。
来年は投げ過ぎの平井投手の負担を減らしたい所ですし、
代わりに平良投手や宮川投手がセットアッパーとして活躍できるかどうか、
そこも大きなポイントになりそうです。

(先発)ニール、今井・松本航・高橋光成(多和田)、榎田(内海・浜屋・佐野)
    本多・十亀(渡辺勇太朗・井上・上間)
(右リ)平井・平良・宮川哲(松岡・粟津・森脇・国場・田村・南川・与座)
(左リ)小川・野田(斉藤大将・武隈・藤田・高橋朋巳)
(抑え)増田(中塚)

外国人補強は左の先発は難しいでしょうから、右のリリーフでお願いします。
巷で言われている松坂投手の獲得に関しては、基本的に賛成です。
実際に戦力になるかどうかは別として…

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