う~
自作PCが組みあがった直後ぐらいから風邪気味になり、
先週は軽い風邪を引いてました…
気温の変動も激しいですし、健康には十分に気をつけましょう~
自作PCへのWindows Vista導入が完了したことで、
『Virtual PC 2007』を使ってみることにしました。
知らない人のために断っておくと、所謂「仮想化OS」というもので、
PCの中に複数のPCが存在しているかのようにするソフトウェアです。
マイクロソフトのサイトから無料でダウンロードできます。
ただし、仮想化OSに入れるOSは別途用意しなければなりませんが…
試しにWindows XPを入れてみた所、
軽い動作のソフトウェアならば、本物と遜色なく動かすことができます。
おまけに本物のOSから見れば、仮想OSのHDDは1つのファイル程度(巨大だけど)、
バックアップはHDDファイルのバックアップを取るだけで済むというお手軽さに加え、
いちいち終了せずともVirtual PCのソフト自身での保存が可能なので、
起動・終了がすぐ終わります(データの保存量で終了の時間は変化しますが)。
おまけにVirual PCのソフトによる保存はするもしないも自由。
保存しないで終了すれば、その時に起動していたデータは失われ、
それ以前のデータからの開始になります。
つまり、フリーソフトウェアのチェックや、ちょっと危ないツール(?)を試しても、
すぐに元に戻せるということです。
最悪の場合は仮想OSそのものを削除してしまってもいいわけですし、
手軽にPCを試せるという意味では、非常に使い勝手がいいです。
主な使い方としては、Vista未対応のソフトウェアを使用する時でしょうか。
今まで使っていたフリーの画像整理ソフト『Ap Viewer』はVista未対応で、
別途新しい画像整理ソフトを入れたのですが、使い勝手がイマイチというか、
アルバム機能はすごく充実しているんだけれど、
連番名称変更やファイルの移動のお手軽さという点では大きく劣っていたため、
仮想化OSのXPにAp Viewerを入れ、
仮想化OSと本物OSをネットワークで繋げることで、
XP時代とほぼ変わらない環境を構築できています。
まぁ、ネットワークを通じる分、スピードはやや落ちますが、
マシン自体のパワーが上なので、今までよりも動作は安定しています。
仮想化OSの最大実行数は4つ。さすがに4つの同時実行は試してません(^^;
まぁ、耐えられないことはなさそうだけれど、
そこまで苦行することもないんで、通常は2つの並列実行、
最大3つのXPを同時に稼動させてます。
ポイントとなるのはメモリ容量。
1つにつき256M(画像整理用は512M)割いているので、導入はメモリ次第でしょう。
結果的に1G×2メモリを衝動買いしといて良かったです。
4G(実際上は3G程度でしょうが)の環境でなければ、
XPを複数機能させることは難しかったでしょうからね。
それほど負荷の大きくない作業を並列実行さえることの多い自分にとって、
VistaとVirtualPCによるXPの並列実行は、非常に有益となっています。
いい時代になったもんだな~とシミジミ感じますね(^^;
結構批判の多いVistaですが、
使い方次第では素晴らしいOSになる可能性を秘めていると思います。