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この時期に来る度に、毎年同じことを書いているような気がするんですが、
私は満開の桜はあまり好きじゃありません。
むしろ、葉桜になるぐらいがちょうどいい趣を感じたりします。
満開の桜がずらっと並んでいるのを見ると、気が狂いそうになります。
心情的には北朝鮮のマスゲームを凄いと思うか、不気味と思うかの差みたいなものか。
なるほど、桜を愛する日本人が日中・太平洋戦争を起こした理由が分かる気がします。

政治の方は民主党が反対姿勢を打ち出すことが多く、やや停滞気味。
日本人の性格を考えると、あんまり反対していると逆に反発食らうんじゃないかと。
民主党の対応や主張には一定の理があるものの、
やり過ぎると反感を買うでしょうから、柔軟に対応してもらいたいです。
しかし自民党側もそれを見通してか、好き勝手にやってますわなぁ…
満開の桜を見ていると、政治を思わずにはいられない。
満開の桜の中に潜むものを感じたりします。


◆高校野球
春連覇を目指す常葉菊川は千葉経大付に2-7で敗戦。
横浜が北大津に負けたのと同じような展開でしたねぇ…
やっぱり立ち上がりの3失点が響きました。
心配していた戸狩投手のコントロール、
高めに浮きがちなのを狙われてしまいました。
その後の守備シフトといい、千葉経大付はよく研究していたということでしょう。
今や高校野球も情報戦、
いかに相手チームの傾向を分析するかが勝利の鍵を握ってきそうです。

常葉菊川に関して言えば、打線の力はさすがにあります。
守備シフトにやられる面が多かったものの、打球は痛烈でしたから紙一重。
見逃し三振しようとも、徹底して狙い球を絞る手法は見事と言うしかないです。
各打者のスイングや打球を見ていても、力があるなと思わされます。
問題は投手力。戸狩投手も野島投手も球が全般的に高い。
戸狩投手はフォーム変更で田中投手のように変えたわけですが、
初戦や立ち上がりの投球を見ていると、まだ完全にモノにしてはいない印象。
甲子園前の練習試合でも好調とは言い難かったようですし、
センバツ大会までに仕上がらなかったことが主な敗因でしょう。
元々は変化球が持ち味の投手だと思うんですがね。ちょっと変身しすぎた印象。
むしろ、夏を考えると野島投手の力強いストレートの方が魅力かなとも。
夏に向けて2人が二枚看板として働けるよう頑張って欲しいです。

常葉菊川・横浜・慶応と優勝候補が次々と姿を消していく今大会ですが、
現状で一番優勝に近い位置にいそうなのは、沖縄尚学でしょうかね。
ここからは連戦も出てくるだけに、春とはいえ複数投手のいるチームが優位。
沖縄尚学の投手力・守備力は他チームに比べると一枚上かと。
あとは東洋大姫路や千葉経大付がどこまでついて行くかでしょう。
しかし波乱な大会になりましたね、今年のセンバツは。

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