決められない「民主党」の源泉
●合流新党、最低140人規模の見通し 水面下で綱引きも
結局、19日の両院議員総会では、玉木氏の分党案は議論されず、
圧倒的賛成多数で合流を可決、
玉木氏自身も賛成してるのが本当によく分かりません。何なん?
「これから政権奪取のために、共に戦いましょう!
…まぁ、俺は一緒に戦いませんけどね」って、ことでしょう?
意味ワカラン。
この間に、玉木氏は執行部としては反対だったみたいな言い方をしてましたが、
結果だけを見ると、とてもそうは思えません。
それが本当ならば、執行部と他の議員との意見の乖離さえ感じます。
そもそも、党をまとめる・まとめられない云々の前に、
自分の党の議員の意向さえも理解できていない節があったと言わざるを得ません。
まぁ、そもそも関心がなかったんでしょうが…
最終的にどうなるかは分かりませんが、
全体としては立憲民主党との合流に舵を切ったという感じなのでしょうか。
しかし、玉木氏は本当に何がしたかったのか?
元々、本人は乗り気ではなかったのでしょうが、
無理難題を付けてはクリアされ、端まで追い込まれた挙句に「分党」、
実際に協議に当たった平野氏らの苦労も知らずに、
文句だけを付けた挙句、最後は破談させかねない「分党」を口にする、
そんなの最初からやらなきゃいいじゃん。
だから党内が見えてないんですよ。見ようとしてないんですよ…
トップとして最初から党内をまとめる気もないってのには呆れ返ります。
●国民・玉木氏「内ゲバなら全額国庫返納」 約50億円の党資金配分
止めはコレ。
「合流しないけど、俺にも金くれないと許さないよ」と脅迫してるわけで…
そんな気はサラサラない癖によく言うわ…
考えるに、今回の玉木氏の迷走っぷりが、
「決められない民主党」の理由だと思えます。
結局、党よりも個人の方が優越してるんですよ。そりゃ決まるわけがない。
党議拘束や党内処罰の意味がありません。
「ま、最悪、党を出て行けば済む話だよね」という認識だからです。
党に愛着がないから、党の決定に従わない。
そして離党しては新しい党を作るの繰り返し。
党よりも個人を優先してしまうのだから、そりゃ決められないわけですよ…
決まっても、堂々と守らないしな。党首自身が。すげぇよ、マジで…
そう考えると、立憲民主党は背水の陣で勝利したという成功体験もあって、
今回の協議で自身の政党名に一定のプライドがあることも分かりましたし、
以前の民主党に比べれば、愛着を持ててるのかなとも思います。
問題はこれから合流する国民民主党の議員が同じ気持ちを持てるか、でしょう。
「この党で戦うしかない」という気持ちが持てるような合流新党にして欲しいです。
それと地方組織はどうするんですかね?
基本的には合流の流れなのかな? 金の行く末よりもそちらの方が気になります。
それと山尾氏ら国民民主党の残留組はれいわ新選組と協議する方向のようですが…
個人的に『れいわ』は全然分からない。
確かに前回の参議院選挙の候補者ラインナップは見るべきものがあったものの、
政策内容は与党入りする前の旧・社会党とほぼ同じで、
政策的には立憲民主党よりも共産党に近いのにも関わらず、そうでない顔をしてる。
目玉の消費税減税も赤字国債の発行で賄う方針らしく、
物価が上がれば将来的な増税も否定していませんから、
ある意味、アベノミクス以上に夢想チックです。
N国もそうですけど、れいわにも先があるとは正直…
◆ニュースネタ 安倍総理の健康問題
まぁ、休みたいなら休めばいいんじゃないの?
その代わり、副総理に権限を委譲するか、総辞職すればいいだけのこと。
幾らでも休んでください、いいから、はよ休め。
新型コロナウイルスは難しい局面だとは思いますが、
安倍総理が休めば休むだけ、死者が一人また一人と増えるわけで、
今後、感染拡大が続いて医療崩壊が起こってしまえば、
トリアージといった「命の選別」が行われてしまうのですから、
精神的プレッシャーは今の比ではないと思うのですが…
今の状態でギブアップなら、自身のためにも、
国民のためにも早期に辞めてもらった方がいいでしょうに。
まぁ、安倍総理の健康状態を説明しろという野党の要求も要求ですが、
ただ、現実的には国会を召集しない理由として、
総理の健康問題が挙げられているだけに、
仮に政府が総理の健康問題を国会召集ができない理由に使うのならば、
総理の健康状態を説明する必要はあるでしょう。
逆に、総理の健康に問題がないなら、
国会を召集しない理由はないように思えるのですが、何でやらないんでしょうか…
◆ニュースネタ GoTo「やらなかったら大変なことに」 菅官房長官が意義強調
まぁ、そういうだろうと思ってた(苦笑)
絶対に失敗を認めない安倍内閣ですから、
最悪の評価の時はコレ言うだろうと思ってました…
いつもなら、旅行代理店の収益がこれだけ上がったとか一方的な数字を出しますが、
そういう余裕もないということは、数字を出せない位に悲惨なんでしょうね…
どうやら壊滅的評価だったことを自覚しているようです。
結局、中小の旅館はGotoキャンペーンの手続きの複雑さから漏れたわけで、
誰を救うためのキャンペーンだったのか、サッパリ分かりません。
まぁ、旅行代理店向けのキャンペーンだったんでしょうが、
東京を外したことで微妙になっちゃったのでしょうね。
それよりも問題なのは9月で切れる雇用調整助成金ですよ。
これが切れたら観光業界はバタバタ死にます。
GoToキャンペーンが何をもたらしかたと言えば、
ズルい会社の大量解雇⇒大量求人⇒大量解雇(予定)ですよ。
自粛の時に社員を解雇しまくって、キャンペーンで慌てて求人、
だけどキャンペーンは盛り上がらず、
結果、9月のタイミングで大量に切るでしょう。
そういう大量解雇・大量倒産が目に見えているのに、
国会を早期に開かないというのは何なのか。
どっちが「やらなかったら大変なことに」なるのか考えて欲しいです。
観光業界を本当に救おうと思うなら、
海外の観光客が来れる状況にしたらどうなの?
◆野球ネタ 高校野球交流試合が終了
最初に批判しましたが… 最後も批判ですねぇ… 意味あったのこれ?
そもそも、この大会の意義は何なのか?
3年生の思い出作りなのか、甲子園大会の雰囲気を味わってもらうことなのか。
普通にセンバツ大会が開かれていたら、
試合に出ることはなかった1年生が試合に出ているのはどうなのか?
そりゃチームが変わっているので、
1年生も試合に出ることは仕方のないことだとは思いますが、
対戦する両チームが違う目的で戦っているのに、勝敗を語ることができるのか否か。
一方のチームは勝利のために、レギュラーのみで戦い、
もう一方のチームは3年生を試合に積極的に出したりと、ベンチ全員で戦ったり、
その両校を勝敗で比べる意味があるのか否か。
地方の代替大会とは違い、1試合のみで勝ち残りはありませんでしたから、
余計に両校の試合に臨む目的の違いが露骨に表れていたように思えます。
練習試合を放送しても意味ないと思いませんか?
結局、大人の都合だけで子どもたちを振り回した大会だったように思えます。
もう高校野球から大人は手を引いた方が良いんじゃないですかね?
興業を重視し過ぎていますよ…