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侍JAPANのキューバ戦メンバーを発表

選出メンバーを球団ごとまとめますと、
(巨人)沢村、西村、阿部、坂本、長野
(中日)大野、井端、大島
(ヤク)村中、中村
(広島)大竹、今村、堂林
(阪神)筒井
(横浜)山口、加賀、筒香
(ハム)斎藤、糸井
(西武)涌井、炭谷、秋山
(SB)森福、大隣、松田、本多
(楽天)嶋
(千葉)角中
(オリ)T-岡田
以上の合計29選手です。

主なメンバー漏れ選手。
(投手)内海、杉内、山口、山内、田島、山井、館山、日高、
    前田健、野村祐、能見、榎田、藤川
    吉川、増井、武田久、岸、牧田、摂津、田中、青山、成瀬、益田、平野
(野手)川端、鳥谷、田中賢、稲葉、中田、中島、中村、内川、聖澤

怪我や去就が不透明な選手は意図的に避けられている感があるので、
一概に言うことはできませんが、
野手は怪我人以外はほぼ順当な選考を見せたと言えます。
ただ、投手に関しては前田健太・田中・摂津投手といった主力が全く入っておらず、
戦力温存とも取れるメンバーのように思えます。
下手すると、本戦では誰も選ばれていない、そんな当落線上のメンバーが多くなっています。

東尾投手総合コーチがどういう球を通用するのか見極めたいと話していたように、
投手陣に関しては、本番へ向けての試金石のようなところがありそうです。
場合によっては、わざとストレートを投げて打たれろという指示もあるかもしれません。

一方の野手は攻撃パターンが定まっていないので、現状のベストメンバーを選んだ感じです。
中田選手や内川選手は怪我が治ればメンバー入りする可能性がありますし、
鳥谷・田中賢介・中島選手らメジャー移籍組も動向次第で参加の可能性がありそうです。

気になるメジャー組はダルビッシュ投手が辞退を申し出たことで、
この後も辞退者が続出しそうな雰囲気があります。
マリナーズ・岩隈投手とヤンキース・黒田投手に関しては容認するような発言も出ていますが、
本人達がどう判断するのか、GMのリップサービスと本人の置かれている状況は別物ですからね。
大事なことですので、自らの判断で決めていただきたいです。
以前と比べれば、WBCがどういう大会であるか国民も理解できるようになったので、
辞退となってもそれほど非難は浴びないと思われますので、そこら辺は遠慮なく決めて欲しいです。。


◆プロ野球ネタ 三井ゴールデングラブ賞が発表
セリーグはよく分からないのでノーコメントとして、
パリーグはほぼ順当なところではないでしょうか。
セカンドは田中賢介選手も候補に挙がります、思った以上に本多選手との差がありましたね。
シーズン終盤に試合に出られなかった分、印象が薄まったのかもしれません。

ライオンズファンとして残念なのは、外野手部門で秋山選手が選ばれなかったことですかね。
それでも外野手部門4位にランクイン。
陽選手と糸井選手が大差でリードし、岡田選手、秋山選手という結果だったようです。
岡田選手よりも肩は強いですし、守備範囲は糸井選手よりも広いので、
チャンスはあったと思うのですが、今のパリーグの外野陣は強敵揃いです。
楽天の聖沢選手が5位で、こちらも貰ってもおかしくない守備力ですから、
パリーグの外野手の守備力は非常に高いですね。

炭谷選手の初受賞に関しては本当に良かったです。
これからゴールデングラブの常連になることは勿論、
打撃でも結果を残してベストナインに選ばれるように頑張って欲しいです。


◆ライオンズネタ 西武からFAの中島にダイヤモンドバックスが興味
主にサードとしての評価のようですが、中島選手にとっても悪い話ではなさそうですね。
現時点で腰の状態に不安があるだけに、動きの少ないサードとして入る方がいいかもしれません。
まずはサードで主に打撃面で結果を残しながら、
今後のチーム状況次第でショートも守る、そういう形になるのが一番でしょう。

ただ、ダイヤモンドバックスだと、長く球団に残る可能性は少なそうなので、
メジャーとしてのスタートという形になるでしょうね。
中島選手ならどこの球団に行っても上手くやれそうですし、
移籍する度に自身の価値を上げる活躍を見せてくれるような気がします。
そういう意味では中島選手のメジャー挑戦は楽しみですね。まさに「挑戦」という感じ。


◆ライオンズネタ 西武とオリックスで1対1のトレード
西武の原拓也内野手とオリックスの山崎浩司内野手との1対1のトレードが成立しました。
正直言って、意味不明なトレード。馬鹿じゃないの?
唯一の利点は交換相手の山崎選手が右打ちという点だけ。
だからといって。手薄な右の代打として計算できるような選手ではなく、
打撃で好成績を残したのは2009年くらいで、守備中心のユーティリティプレイヤー。
役割としては原選手と同じでありながら、1軍の出番としては原選手の方が多かったわけで、
全く意味をなさないトレードのように思えます。

球団は来年のサードとショートをどうするつもりなの?
ルーキーの金子選手が最初から使えると思ってんの?
永江選手がバリバリ活躍できると思ってんの?
手術明けの中村選手がすぐにサードを守れると思ってんの?
ヘルマン選手のサードの守備が安定していると思ってんの?
中島選手がメジャー移籍してもショートの守備は安泰だと思ってんの?
内野のレギュラー候補に怪我人が出ないと思ってんの?

確かに原選手はレギュラーとしては心細い面はありましたが、
サブとしては貴重な存在だっただけに、この放出は残念でなりません。
赤田選手と阿部選手の交換トレード以来の愚行です。
結局、阿部選手だってねぇ… 移籍1年目ぐらいでしょ、まともに出番があったのは。
原選手もオリックスでレギュラーを取れるとは思えないしなぁ… 何なんだろうか。
左の外野手を放出して、右の外野手を獲りに行くなら分かるんですが、
現段階で内野でそれをやる余裕はないと思うんですがねぇ…
それにしても、原選手のトレードを受けてのコメントが、
「ライオンズに必要とされればまた帰ってくるチャンスもあると思うので」
と簡単に言ってしまう辺りが、本人の混乱状況が伺えます。
勿論、ファンとしてはこれほど嬉しい言葉はないんですがね。

せめてもの救いは、交換相手の山崎浩司選手が、
阿部選手同様に人格者で、同僚に慕われている選手だということでしょうか。
ベテラン野手がめっきりいなくなってしまっただけに、
ベンチ内でのチームのまとめ役として頑張って欲しいです。


◆ライオンズネタ 木村文紀選手が紅白戦で活躍
9月中旬に投手から野手に転向したばかりの高卒6年目・24歳の木村文紀選手が、
先日の紅白戦で左の松永投手からフェンス直撃のタイムリー2ベースを放つなど、
実戦で結果を残しつつあるようです。
打者転向後は、2軍の最終戦で初ヒットを放ち、
宮崎のフェニックスリーグでは3番を打つなど中軸打者として期待がかかり、
今行われている秋季キャンプの紅白戦では若手主体とはいえ、4番を任されています。
2軍で名白楽として数多くの打者を育て、
来季から1軍打撃コーチとなる田辺コーチも和製大砲として評価しており、
右のスラッガー候補として、日々、評価が高まってきています。

正直、これだけ早く結果が残ってくるとは思いませんでした。
これだけ速いスピードで進化してきているということは、
それだけ素質があったのでしょうね。
阪神では同じように一二三選手のコンバートが注目を集めていますが、
一二三投手は高卒2年目でシーズンの頭からの転向でしたから、
それを考えれば木村選手の実戦でのアピールは想像以上に速いです。

過去にプロ野球に入ってから投手から野手にコンバートした選手というと、
今年広島で引退した石井琢朗氏、今は西武に所属している嶋重宣選手、
そして日ハムの糸井選手が代表格となるでしょうが、いずれも左の巧打者タイプ。
右の強打者タイプとなると、今年ヤクルトを引退した宮出選手、
少し古くなりますが元大洋・横浜で活躍した畠山準氏と数が少ないです。
投手のトレーニングはランニング中心ですので、
足をアピールする上でも左打者が優位なのは間違いなく、成功例も左の方が多いようです。

残念なことに投手から野手への転向に失敗する選手も多く、
過去にライオンズに在籍した選手でも、
一番最近では田沢投手が野手に転向するも結果が残らず戦力外となり、
巨人で野手に転向し、その後はライオンズの1軍で起用されるも、
結果を残せなかった三浦貴氏など、素質がありながらも開花できなかった選手もいます。

ひとまず良いスタートを切ることができた木村選手ですが、まだまだ油断はできません。
幸いにも、チームは右の外野手が不足しており、右の代打の1軍枠も空いているだけに、
木村選手が活躍するチャンスは十分にあります。
チームには投手から野手に転向して首位打者に輝いた経歴を持つ嶋選手がいますし、
身近にある手本を参考にしながら、野手としての階段を一歩ずつ上がっていって欲しいです。
日本の野球史でも稀な右の長距離砲としての成功例になるかどうか、注目ですね。


◆プロ野球ネタ 横浜&西武が松坂獲り? ロッテが中島・松井・松坂獲り?
両方とも現時点では実現可能性のない話であることは確かですが、一応触れておきます。

レッドソックスとの契約が満了した松坂投手は、
当然、引き続きメジャーとの契約を目指すでしょうが、
レッドソックスの投資が失敗とみなされており、そう簡単に契約できる保障はありません。
それならば、メジャー再挑戦を条件に、1年限定で日本球界に復帰し、
復活を印象付けてメジャー契約を勝ち取る方法も考えられることです。
そこで横浜高校出身者をとことん集めている横浜DeNAと、
古巣の埼玉西部ライオンズが獲得に声を挙げているということなのだと思われます。
スポニチでは2年6億以上と出てましたが、単年3億以上が基本線でしょうね。
西武球団としてはなかなかに苦しい金額ではありますが、
かつて松坂投手がポスティング移籍した後に、ジョンソン投手を3億5000万円で獲得し、
大失敗に終わったことを考えれば、松坂投手に3億は安いものでしょう。
…そういや、ありましたね、そんなことが… 苦い思い出です(苦笑)

一方のロッテ・伊東監督のリップサービスでしょうが、中島選手の獲得に名乗りという報道も。
酷いと思うのは、日刊スポーツの「西岡は虎」と事実上の断念のように書かれている点ですね。
あまりにも酷すぎる報道に唖然としちゃいます。そりゃ虎から見たらそうかもしれんが。
まぁ、でも、それよりも気になるのが「中島は伊東が育てた」みたいな報道スタイルですよね。
実際に伊東監督の時に出てきたことは間違いないのですが、
中島選手の起用は監督主導ではなく、球団主導で準備されていたもので、
松井稼頭央選手のメジャー挑戦が実現した時点で、優先起用は決定してましたから、
必ずしも伊東監督の手腕であるとは言えない面があります。
実際、1軍で使われたのはその前年の伊原監督の時からで、
平尾選手ら怪我人の続出で内野手が不足し、前倒し気味に起用されることになったからです。
仮に伊原監督が続投していたとしても、松井選手の後釜として中島選手は使われていたでしょうし、
他の監督でもそれは同じことが言え、むしろ使ってなかったらクビが飛んでいたでしょうね。
少なくとも、GG佐藤選手の活躍は伊東監督の功績だったと思いますが、
それ以外が純粋な伊東監督の功績だったかというと… そういうわけでもなかったりします。

まぁ、それにしても、その後も松井秀喜・上原・建山・松坂と次々と名前を…
こういうところがあるから、ロッテとは合わないと思ったんですが…
フロントの補強に口を出す人間が一番嫌でしょ? ロッテって。

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