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クリスマスプレゼントはナシ

埼玉西武ライオンズは、FAでソフトバンクへ移籍した細川選手の補償として、
人的補償ではなく、金銭補償を選択したようです…

……
………orz
結局、新人ドラフト以外の補強は一切なしですか。
まだ外国人選手の契約がどうなるかは分かりませんが、選手補強はもうなさそうです。
最後の補強としてホークスからの人的補償は期待していたんですけどね…
野手なら足のある城所選手や明石選手、福田選手、
投手なら左腕の小椋投手や山田大樹投手、神内投手、怜王投手、
右腕でも燻っている新垣投手や大場投手、巽投手、
プロテクト次第ではあるものの、ホークスにダメージを与える意味で、
松中選手のようなホークスを支えたベテラン選手を獲得する等々、
色々と選択肢はあったんじゃないかと思えるだけに残念でなりません。
勿論、現有戦力の底上げでも構わないとは思うんですが、
あまりに戦力補強に消極的に見えてしまい、
2009年のような最悪のケースになるのではないかという不安が… 少々心配です。

パリーグではソフトバンクと楽天が積極的な補強を進めていますが、
それでも現時点での戦力的バランスから言えば、西武が一番だとは思います。
2010年は主力の相次ぐ故障に泣かされ、常に優勝争いをしながらも、
最後は失速してしまい、優勝をソフトバンクにさらわれ、
クライマックスシリーズにはロッテに9回2アウトから引っくり返されての2連敗と、
もう悪夢としか言えないようなシーズンでしたから、
主力がある程度試合に出られれば、投打ともにトップクラスの力はあります。

野手陣は片岡・栗山・中島・中村剛也選手らが健在で、
高山・大島選手ら復調組、怪我からの復帰を目指す銀仁朗・GG佐藤選手、
1軍できっかけを掴んだ原・浅村・坂田・斉藤選手ら次世代の若手組、
ベテランの平尾選手や佐藤友亮選手、石井義人選手も健在と、選手は揃っています。
不安要素は故障明けの銀仁朗選手がどれだけマスクを被れるかですが、
捕手としても結果を残した上本選手や1軍出場をした岳野選手、
シーズン中にヤクルトからトレードで獲得した米野選手らで補いたいところ。
あとは赤田選手の移籍と片岡選手の故障で明らかとなった走れる選手の不在、
2年目の美沢選手や石川選手、ルーキーの秋山選手がどれだけアピールするかですが、
こちらの方がまだ補いきれていない印象がありますねぇ…

投手陣は岸投手と石井一久投手が同時に長期離脱してしまったため、
やり繰りが苦しいシーズンとなってしまいましたが、
順調ならば先発の涌井・岸・帆足・石井一久投手の4枚は鉄板でしょう。
西口投手もシーズン後半は若々しいピッチングを見せてくれましたし、
最近は春先の調子が悪いことを差し引いても、先発ローテに入ってくるでしょう。
残りの1枠を先発で結果を残した平野投手、ベテランの許銘傑投手、
飛躍を期待される野上投手と木村投手、2年目に勝負をかける菊池雄星投手、
そしてルーキーの大石投手と牧田投手と、かなり手厚くなる様相。
一方のリリーフ陣は復活を果たした長田投手と岡本篤志投手が引き続き結果を残せるかどうか、
藤田太陽・小野寺投手に、復活を目指す大沼・岩崎投手ら右腕はそれなりにいるものの、
左腕は土肥投手と工藤投手が抜けて壊滅状態、
昨年不振の星野投手が復活してくれないと厳しい状態で、若手の武隈投手の成長に期待、
加えて後がない松永・山崎敏・宮田投手の奮起に期待するものの、タレント不足な感は否めず。
あとは抑えのシコースキー投手の契約がどうなるか、グラマン投手は残留するのかどうかですが、
シコースキー投手は抑えとしては波のある方で、シーズン終盤にまとめて出ちゃっただけに、
抑えの後継者育成は必要不可欠、グラマン投手は対左のリリーフとしてはいまひとつ、
一応、シーズン終盤まではなんとか回ったリリーフ陣ではあったものの、
来季も安心かというとそうでもない印象を受けてしまうのがネックか。
最終的には先発から大石・平野・野上・木村投手の誰かが回りそうな感じもしますが…

リリーフに対する多少なりともの不安を入れたとしても、
シコースキー投手が残留してくれれば、年間を通してそれなりに回りそうですから、
戦力的にはリーグトップクラスであることは間違いないと思います。
ただ、昨年は故障者続出のために、2軍で育成している選手で、
使える選手はほぼ全部1軍で使ってしまったため、切り札というべきカードがなくなっており、
1軍へのきっかけを掴んだ選手が順調どおり伸びてくれないと、非常に苦しくなってしまいます。
あとは事実上、1軍戦力にならなかった昨年のドラフト新人選手とルーキーがどれだけやるか、
昨年も今年もドラフト終了後の評価としては大満足という結果だっただけに、
1~2年目の選手が出てきてくれないと、来年は苦しいでしょうね。
そういった未知の戦力に期待せざるを得ないところが大きな不安要素です。

あ、そうだ、無理だと思いますが、
去就の決まっていないメジャーの岡島投手を獲得してくれれば…
そうなると最高のクリスマスプレゼントになるのですが、無理でしょうね。
今年もサンタはやってこなさそうです… ドラフトだけだなぁ…


◆プロ野球 ソフトバンクがカブレラ選手を獲得
FAで獲得した細川選手と内川選手に続き、オリックスのカブレラ選手までも獲得、
優勝しながらも日本シリーズ出場を逃したソフトバンクが積極的な補強をしています。
まぁ、でも細川選手と内川選手の獲得は理解できるものの、
カブレラ選手の獲得は必要なのかなぁと思いますね。
ソフトバンクはカブレラ選手に痛い目にあってきたから評価が高いんですかねぇ…
他球団からすれば、小久保選手の方が絶対嫌ですが。
松中選手と比べるとどうかなと思うものの、ここ一番の勝負どころでの強さを考えると、
松中選手の方が怖さがあるかもしれません。
他球団からすると、カブレラ選手の獲得は逆に安心材料になったかもしれません。
事実上の飼い殺し状態になるとすれば、脅威かもしれませんが。

というか、来年のホークスの打順はどうなるんでしょうか。
オーティズ選手の去就が明らかになっていませんが… 仮に残留だとすると…
 1(遊)川崎
 2(二)本多
 3(右)内川
 4(指)カブレラ
 5(中)多村
 6(一)小久保
 7(左)オーティズ、松中
 8(三)松田
 9(捕)細川
現実的には、ライトに多村選手、レフトに内川選手、
センターに長谷川選手が入るといった感じになると思いますが、
打力優先で組んだ場合の脅威をアピールする意味で敢えて多村選手をセンターに。
3番以降にズラッと右打者が並ぶ可能性が高くはなるものの、怖い打線ですねぇ。
4番以降は誰が4番でもおかしくないだけに、中軸の組み方をどうするかが問題になりそうです。
カブレラ選手が座ってくれると嬉しい、小久保選手が入ると脅威っすね。

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