GoTo(Hell)キャンペーン
まさに地獄へ堕ちろと言わんばかりのキャンペーンになりそうなのが…orz
地方の首長や国民からの批判を受けて、見直した結果がコレ。
●「東京だけ除外、中途半端」=GoTo見直しに批判―専門家
●高齢・若者団体はGoTo対象外 国交相、東京除外「断腸の思い」
若者って何歳までを意味してるのでしょうか? 30代まで?
つまり、団体旅行に参加可能なのは、40代~60代だけということなのか。
それなら団体旅行そのものを対象外にすればいいのに…
旅行会社の要請ばかりを聞いているから、そういう中途半端な政策になるんですよ?
もう一度、日本のコロナウイルス発生時のことを思い出しましょう。
始まりは中国・武漢からの観光客を乗せた観光バスだったでしょ?
感染してしまったのは、バスの運転手やバスガイド。それはつまり何?
昔ながらの団体旅行の結果に他なりません。
みんなで集まって、バスに乗って出かけ、
バスの中でカラオケを歌ったりしてドンチャン騒ぎ、
ぺちゃくちゃ喋りながら観光地を巡って、
宿泊場所に付いたら、荷物をバスの運転手さんに降ろしてもらい、
宴会場でみんなでドンチャン騒ぎ、
部屋に帰ってからもお酒を飲み飲みでちらかし放題、
帰りもカラオケやりながらバスで帰るという…
これらは今の基準に照らし合わせれば、みんな感染を疑われる行為ですよ…
そういう意味では、コロナウイルスはもう日本の観光の在り方を変えています。
団体旅行はもう不可能なんですよ。
これから個人が旅行計画を立てて、個人で出かけるのが主流で、
旅行会社は随伴せずに、旅行計画の指導を行うのが旅行ツーリストの仕事になります。
それが本当なんですよ。日本ではそれが捻じ曲がった団体旅行になってただけ。
残念ながら、今のままでは旅行会社は生き残れません。
縮小せざるを得ないのが時代の要請になっています。
一方の迎え入れる側も、「おもてなし」を中心とする手厚いサービスは不要です。
荷物ぐらい自分で運べという話です。もう「お持ちいたします」じゃねーんだよ。
宿泊以外のサービスを当たり前に提供する・受けられるという意識を変える必要があります。
宿泊している時の部屋の掃除ぐらい自分でしなさいよ。
立つ鳥跡を濁さず、それが日本の美学だったんじゃないの?
部屋を利用したのならば、当たり前にアルコール消毒するぐらいの意識が欲しいです。
それがコロナ時代の新しい観光の姿じゃないですかね?
手ぶらで出かけて王様気分という時代はもう終わったんですよ…
今までの旅行がGoToHeavenであったのならば、これからの旅行はGoToHell。
自分の事は自分で行って宿泊しろという話。
「旅の恥はかき捨て」なんてもう通らない。
「旅の恥は一生の恥」のつもりで、良い旅を計画しなければなりません。
果たして国民はそういう意識を持てるかどうか?
今までの感覚で旅行を続ければ、感染を拡大させるのは間違いなく、
新しい旅のスタイルを構築できるかがキャンペーン成功のカギを握るように思います。
…まぁ、無理だろうなぁ… サービス悪いとか言って切れる奴が出そう…
話を最初に戻しまして、Gotoキャンペーンの評価ですが、
ひとまず東京を除外したという判断は正しいと思いますが、
もはや神奈川・埼玉・大阪に飛び火しており、東京だけでは済まない段階になってます。
実施方法にしても、具体的にどうやって東京や一部団体旅行を除外するのか不明で、
それなら旅行計画を予め提示して貰った上で、承認制にするしかないと思います。
癒着の危険性はあるものの、旅行会社がそのチェックとコロナ対策の責任を負う形とし、
クラスター発生時の情報提供や各種連絡の責任を取れば、
感染拡大の不安は残るものの、限定的にできる可能性はあるかと思います。
もっとも、そこらを煮詰める時間も必要ですし、実施は時期尚早だとは思います。
◆ニュースネタ 舞台クラスター出演俳優を直撃
話題の舞台クラスターのお話。
個人的には「やっちまったな」とは思うものの、彼らを責める気はありません。
だって政府が再開を容認してますからね。
止めない方が悪いし、コロナウイルスが終息したかのように見せかけた政府が悪い。
主催側も自分達なりに対策をしていたのだと思いますが、ダメなものはダメなんですわ…
気付いた時にはもう遅いのが今回のコロナウイルスの恐ろしさ。
感染者が一人出た時点で手遅れだったということでしょう。
無理なものは無理なんだわ。
幾ら主催側が対策を施したとしても、メディアで注意喚起をしたとしても、
ニュースを見てない奴は見てないわけで、
アメリカのコロナパーティのように無知な人間はいるものです。
これだけ騒がれているのだから、みんな「ご理解」してくれるだろう、という性善説は当てになりません。
その都度、感染症対策を説明し、
できることとできないことの線引きを明確にすべきです。
ただ、今回は開催する前の段階で既にクラスター化していた話ですからね…
お客を入れる入れない以前に、演劇という活動そのものが感染を拡大させる恐れが出てきたことで、
TV放送のドラマを含めて、慎重な対応をせざるを得ないように思えます。
集団演劇よりもコントのような個人や少人数で行われるものの方が重宝されるんですかね…
◆ニュースネタ 西村担当相、8月1日のイベント緩和「慎重に考えたい」
当たり前というか、既に手遅れと言いますか… 遅きに失している。
7月10日の一部イベント解禁は何だったのか。そこからして間違ってるのに…
今の所、プロ野球観戦で感染したという話は聞きませんが、実際の所はどうなのでしょうか?
今までは公共交通機関での感染は起こっていないという建前でしたが(実際は発生してたはず)、
ついに新幹線の売り子さんが感染していることが発覚し、
その建前も通じなくなり、混乱必至の状況と言えましょう。
演劇やイベント興業事業、観光や外食産業など、打撃を受けている業界は数多くありますが、
ダメなものはダメなんだわ…
どんなに頑張っても、感染のリスクは残っちゃうんですよ…
今までとは違う事業形態を目指さざるを得ないでしょう。
とりわけ注目を浴びているのがネット中継ですが、そういう工夫も必要だと思います。
あとは後日、詳しく書こうと思ってますが、全国民的な改革としてはワークシェアリングの導入ですね。
1人2つ以上の職業を持つことを当たり前とし、本業と副業、
本業が危うければ副業で、本業で失業すれば副業を本業へと、
柔軟に仕事内容をシェアし合うことが、コロナリスクを回避する妥当な方法だと考えます。
◆ニュースネタ 東京女子医大病院「400人退職」の裏にある混沌
コロナ対策の最前線で頑張っている医療関係者の報酬が落ちるのは問題ですが、
東京女子医大の場合は全く別の問題があるようですねぇ…
正直に言えば、GoToなんかよりも、医療支援や被災者支援の方にお金を使って欲しいです。
それなら、それで予備費の10兆円を使って医療従事者の報酬支援したら?
病院に入れちゃうと勝手に使われそうなので、直に上乗せということでお願いします。
官僚の好き勝手に使われて無くなるより全然マシな使い方でしょ?
ブルーインパルスを飛ばす金があるなら、医療従事者のボーナスを保証してはいかが?
◆ニュースネタ 復興支援にもコロナの影響が…巻誠一郎が伝える"未知の被災地"での奮闘
素晴らしい災害ボランティアリーダーです。感動しました。
これぞ真のボランティア精神。
全国からボランティアが来ないことを嘆かず、
それを前提として対策を立てているのが素晴らしいです。
こういう方の地道な活動が地域の人々を奮い立たせるのだと思います。
いつか自分も同じような状況に遭うかもしれないので、
このことを頭に入れて、リーダーとは言わずとも積極的に自立支援をしていきたいです。
◆政治ネタ なぜ中国は国際社会と激しく衝突し始めたのか
これは非常に分かりやすいですね。
要は戦前の日本と同じという…
国粋主義的傾向に走っちゃってるんでしょうね。日本も他国のこと言えないけど…
もはや中国に企業が行けば、技術を根こそぎ奪われることが当たり前に伝わってますし、
香港に会社を置くメリットももうなくなったと言えるでしょうね… 残念ながら。
香港国家維持法は、それこそ戦前日本の治安維持法のようなもので、
外国人も取り締まりの対象になりますから、さっさと香港から逃げた方が無難という状況…
一国二制度はもう崩壊したと言えましょう。
こうなってくると、西側諸国としては台湾の重要性が相対的に高まり、
台湾を中心とした防衛論が作られてくる可能性がありますねぇ…
つーか、台湾を失うとコンピュータ業界的には5Gの比ではない影響力になりますからなぁ…
◆芸能ネタ 三浦春馬氏が自殺か?
うーん…まぁ、別に触れる必要のないことに、わざわざ足を突っ込むこともないのですが…
尾崎豊氏の時のような後追い自殺とか増えると嫌ですし、一応、死生観に触れておきます。
個人的な死静観で言えば、「自分の評価は死ぬ直前に自分が決める」と考えているので、
死ぬ時に「満足な一生だった」と思えれば、それが自分の評価で、
「後悔しかなかった」と思えば、周囲の評価がどんなに高かったとしても、
それが自分の評価になると思っています。
そういう観点で言えば、自殺はやはり後者に属することが多く、許すことができません。
時代劇とかの武士の切腹の場合は、価値観の違いもありますけれども、
「戦い切った」という想いがあれば、認められる感じで、
やはりそこに「残念無念」という想いであれば、認められない感じですね。
そういう線引きからすると、今回の件はやはりアウトかなと思っちゃいます。
まぁ、実際、何に苦悩していたのか知りませんし、
お花畑的発想でありもしない空想世界へダイブした可能性も捨てきれないので、
何とも言えないところですが… いやー、どっちもバカだとは思いますけど…
若者の成功者の自殺に多いのは耽美かなぁと漠然とは思います。
「今が最高潮」「衰退が怖い」「老いが怖い」という感じの、
美しいままに死にたいという欲望は、ないとは言いませんけれども…
テストを受ける前に破り捨てるような感じで、卑怯かなとは思います。
成功しているということは、後に付いてきている人もいるということでしょうから、
少々無責任だと思っちゃいます。
実際に突然の死で仕事に大きな影響を与えているわけですから、
耽美系な自殺と考えても、不自然な感は否めません。
芸能人が薬物で逮捕されて、作品がお蔵入りすることはありますが、
自殺に関してはそこまですることはないと思うものの、
ただ、その影響力を鑑みれば、
今後の作品をそのまま発表するというのは無理があるようにも思えます。
芸能人は法律的に何を売っているのかと言えば、「自分のイメージ」であり、
今回の自殺は自分の体を奪うだけでなく、自分のイメージをも棄損しているので、
そこに影響が全く出ないというのは無理でしょう。
やはり自殺のイメージは付きまとってしまいます。
日本だけでなく、世界中に後追い自殺という事象がある以上は、
そこら辺はセンシティブに考える必要があると思っています。
うーん…まぁ、何が言いたいかと言えば、
最終的に自殺という結論に至ってしまった以上、
三浦春馬氏の評価は不可能になってしまったわけですから、
彼が自分自身を愛せなかった分を、自分が彼のことを愛していた分を含めて、
自分自身のことを愛して上げて欲しいと思います。
まぁ、ドライに言えば、自殺者の多くが「消えてしまいたい」と願ってるのなら、
その思い通りに、いっそ忘れてあげちゃうのが一番のようにも思いますけどね…
それだけね、自殺は身勝手な衝動だということですよ…
あ、逆に小説家の三島由紀夫のように「刻み込もう」として死ぬ人もいるか…
でも、それはもう「呪い」の類ですよね。
心の中で柔らかく刺すけれども、決して抜けない棘のようなもの。それが「呪い」。
「呪い」は刺した分だけ自分に跳ね返ってくるものなので、
まぁ、お茶を濁して言いますけど、そういうことなんでしょうなぁ…
そう考えると、より醜悪な身勝手さですよねぇ…