衆議院解散総選挙
そんなことをやっている労力があるなら、迅速なコロナ経済対策の実施と、
来るべき冬のコロナ対策を議論した方が有意義だと思うんですがね…
まさに「民意なき解散~裏切りの岸田~」って感じでしょうか…
自分も含めて、少なからず総理の交代に期待した人は多かったと思います。
自民党総裁選を通じて、自民党の変化を期待した先に待っていたのは、
安倍・麻生体制そのままの変わらない自民党政治というオチでした。
まさに二階幹事長が甘利幹事長に変わっただけ。それだけでした。
早々に岸田氏が言っていた「令和の所得倍増計画」は骨抜きにされて、
骨粗鬆症の末にポッキリ折れちゃいましたし、
もはや完全な傀儡政権という雰囲気しかありません。
出だしの人事で豪快にしくじった挙句、何の実績もなしに解散総選挙をしてしまったため、
総理就任のご祝儀相場も完全に吹っ飛び、
前政権である安倍・菅政権の実績で勝負をせざるを得ない苦しい展開になっています。
せめて、もう少し実績を積んでからの方が良かったのでは…
もはや「コロナの影響が少ない10月に何もしなかった総理」と揶揄されそうな勢い。
コロナ禍経済重視派にはコロナ経済対策をしなかったことを咎められ、
コロナ禍感染防止重視派にはコロナ対策をしなかったことを咎められ…
それは、つまり、国民全員から付き上げを喰らって終わるということです。
年内退陣が現実味を帯びてきましたねぇ…
●政府高官も「青天の霹靂」…衆院選「最速日程」決断の舞台裏、首相「最後は自分一人で決めた」
早く選挙をやるという決断は悪くはないものの、あまりにも何もしてなさ過ぎ。
岸田政権が何をするのか全く見えない上に、
国民が求めるコロナ対策とコロナ経済対策も具体策が見えてこない。
それで評価しろというのは無理ですよ…
●衆院解散で「党高政低」消された岸田総理の令和版所得倍増計画と危ぶまれる存亡
自民党の選挙公約から「令和の所得倍増計画」は消えました。
高市政調会長路線のアベノミクス継承路線となってます。
…意味ワカンネ。
岸田総理が就任前に打ち出した金融所得課税の強化や富裕層の課税は、
予想通りの反対にあってトーンダウン、
先延ばしどころか実施されるかどうかももう分かりません。
岸田氏のリベラル的政策は既に消えてしまったと言っていいでしょう。
お前、誰なの? 自民党総裁じゃないの?(苦笑)
●金融所得課税「任期中あり得る」 岸田首相
どっちやねん! 国会が終わった途端に威勢が良くなる。
岸田総理の性格をこれまで「風見鶏」「中身が空っぽ」と評してきましたが、
まぁ、大体合ってそうな感じですね…
要は自分の意見を持っておらず、周囲に同調するタイプなのでしょう。
自民党総裁選を戦うために、他候補との違いとして「分配政策重視」を掲げるも、
格差容認の「新自由主義派」に説得されたらあっさり引っ込めちゃう。
その綱引きの引っ張り合いの中で、両方に良い顔をしているということですね。
自分の意見がないから、どちらとも決めず、どちらにも同調する。
だけど、反対派の意見にも同調しているのがバレバレだから決して信用されない、
利用しようと思う奴らの思う壺になる、という感じでしょうか。
いずれにせよ、この人の言うことはもう何も信じられません。
数時間後には言うことが変わっていても驚きません。
それぐらい一貫性がなく、風が吹く方向だけを向く風見鶏。
●「ファーストの会」衆院選候補者擁立断念 失速の背景
岸田総理の選挙戦を前倒しした理由にも挙げられてますが…
いや、それはないだろうと断言できるぐらいに盛り上がってませんでしたね…
なるほど、完全な子分の先走りですか…
再び自民党に目を付けられただけで、小池都知事は損しかしてませんねぇ…
●岸田総理、今度の衆院選は「未来選択選挙」 勝敗ラインは「与党で過半数」
いや、その未来を奪ってるのはあなたですけどね…
どうして10月中にコロナ対策を協議しなかったのか、そう言われる日が必ず来ます。
少なくともコロナ経済対策はもう手遅れです。
Gotoキャンペーンとか再開するなら10月しかなかったのに…もう終わりだよ。
近い将来さえ見渡せない馬鹿に未来が見渡せるとでも言うのですか?
新型コロナで何回もしくじったあなた達にそんなこと言う資格あるのか?
今まさに、また同じ過ちを繰り返そうとしてるじゃん?
●安倍晋三元首相「コロナ脱却V字回復解散」と命名、野党共闘は「談合協力」
はい、ここにもコロナが終わったと思ってる政治家が一人…
総理時代の対応の遅れを全く反省してないんですね、この人。
一生反省しないんだろうなぁ…
●甘利幹事長、衆院選争点 「自由民主主義か、共産主義が入ってくる政権か」
頭の中が古いというか、国際情勢が東西冷戦で止まってる馬鹿が多過ぎない?
そういえば反共思想で育った人が支持してくれると思ってるのかもしれませんが、
既に国民の大半にとっては、生まれた時点で「共産主義は終わってました」。
過去の遺物にそんな意味もなく怖がる人はいません。
そして、どうして共産主義がダメなのか理解できてますか?
平等の名の下に一部の指導者が専制支配するからでしょう?
中国共産党がそれですよ。オーウェルの小説の『1984』がそれですよ。
共産主義が政治的になぜダメなのか。専制主義で民衆を圧迫するからです。
翻ってお前ら自民党はどうなのよ?
今の自民党に民主主義はあるのか? 国民の声が聞こえていますか?
「新自由主義」で格差の拡大を放置し、勝ち組と負け組という二極化構造にし、
負け組から言論の自由をはく奪し、勝ち組による忖度支配をする構図が、
共産主義の政治体制とどこが違うというのですか?
政党名を「自由先制党」に改めてはいかがか?
もはや化石のようなイデオロギー対立を持ち込んで、
現実を無視した議論で誤魔化すのは止めてください。
あなた達の頭の中、本当に大丈夫ですか? 原始時代で止まってませんか?
●自民と立民、重なる「分配」 トップの理念が相似する理由は
分配政策が国際的潮流になっているのは、コロナ禍で成長戦略が描けなくなったからです。
とりわけこれまで世界経済を牽引してきた中国経済の先行き不透明さが問題です。
一に明るみになり始めた不動産問題、二にアメリカら西側諸国との技術摩擦問題。
国際的に自国本位主義の中国に対する警戒感が強まっており、
今までのような経済連携は取りにくくなっているのは間違いありません。
そんな中で、自国の経済を固め直す向きに動いているのは確かでしょう。
もっとも、自民党はそれを理解していません。
分配が必要なのは結果の不平等に過ぎず、アベノミクスの成果を分配すれば済むと思ってる。
でも実際はアベノミクスの成果そのものが粉飾なのですから、
分配する果実など存在しないわけです。
ないものをどう配分するか。税金しかありません。
それも金融所得課税や富裕税のようなものではないので、
消費税等になるので負担は支援すべき貧困層ほど相対的に高くなります。
財務省の事務次官がバラバキを批判する記事を書いて話題になりましたが、
普通はこういう批判は野党の方に直撃するものですが、
今回に関して言えば、自民党と公明党の方に直撃しています。
なぜなら、野党は金融所得課税や法人税の増税に言及しているのに対して、
むしろ与党の方が財源を示せていないからです。
岸田氏の分配計画は財源がないんですよ…
政府が資源の再配分もすることができない。
持ってる人から取り立てないわけですから、配分できるわけがない。
関連して言えば、アベノミクスというのは「たこ足喰い」と揶揄されるように、
日銀を始めとする公的セクターが日本株を買い支えることで高値を維持し、
株価の安定した高値の取引によって株主に安心感を与える政策です。
悪く言えば、国ぐるみで粉飾決算しているようなものです。
日銀や年金機構、郵便貯金や一般の銀行が株を買い支え、高値を偽装し、
株価の高値が維持されるというインサイダー情報で株主が取引してるようなもの。
この政策の何が問題かといえば、国内だけで完結してるならまだしも、
外的要因には全く対応できないということです。
中国やアメリカの経済が落ち込めば、
日本の自力で支えているわけではない株価は容赦なく下がります。
バブル崩壊は銀行や企業、富裕層の株主を直撃しましたが、
仮にアベノミクスでバブル崩壊すれば、その影響は日本全体に及びます。
株価が半減すれば、日本全体の資産が半減するかもしれません。
それだけ株価との連動が激しくなっている自転車操業状態だということです。
そもそも、アベノミクスは短期的な目標で掲げられたもので、
諸外国の通貨安戦争と一緒で、長くとも1~2年で終わると思っていたのでしょう。
けれど、日本の企業は国際競争力を取り戻すことができず、
出口を失った通貨安政策はもうすぐ10年近くになっています。
ここまで破綻しなかったのはラッキーと言わざるを得ません。
世界経済の不安定要因が大きくなっている昨今、アベノミクスはリスクしかありません。
◆ニュースネタ 立民・生方氏が衆院選公認辞退 拉致被害者発言で
んー、そこまで的外れな考え方ですかねぇ…
勿論、活動を続ける拉致被害者家族会のことを考えれば、絶対にしてはいけない言葉ですが、
だからこそ政府の対応がおかし過ぎるとも言えるわけです。
ずっと違和感あるのですが、最近よく聞く「前提条件なしで北朝鮮と交渉」って何?
日本が核問題で北朝鮮を引っ張ってこれるわけではありませんから、
当然、拉致問題の進展を意味すると思うんですけど、それが不要ってどういう意味?
北朝鮮から見れば、拉致問題は自国の失点ではあるものの、
日本を交渉に引っ張り出すための最高のワイルドカードです。
これを使えば一発で交渉に釣り出せる、そういう意味合いを持つカードでしょう。
だけど、北朝鮮がそのカードを一向に切る気配がありません。
被害者5人の帰国以降は、せいぜい横田めぐみさんの娘との面会カードぐらい。
そう考えると、既に切るカード自体を失っている可能性も否定できません。
もっとも、それ以上に大きな可能性として考えられるのは、
拉致問題カードを使ってもメリットがないと北朝鮮が感じているということです。
第一に被害者5人を一時帰国させたことで、
交渉が進展するどころか、日本が硬化して頓挫した苦い経験があること。
北朝鮮が欲しているのは、やはり経済的見返りでしょう。
それが得られるからこそ、日本と交渉しようという気持ちが生まれるわけです。
しかし、2002年の日朝政府間協議は拉致問題を巡って中断。
北朝鮮とすれば、譲歩したのに何の恩恵も得られなかったという気持ちが強いはず。
一方の日本は拉致被害者の再調査を交渉の前提条件としていたのでしょうが、
ニンジンをぶら下げないため、調査することに北朝鮮側が辟易している可能性が高いです。
感覚としては慰安婦問題を始めとする戦争責任を日本人が追及される感じでしょうか。
いつまでやれば進展するのか、そういう辟易とした感覚を北朝鮮もまた感じてるのでしょう。
水面下の交渉がどうなっているのか分かりませんが、
日本政府が北朝鮮にメリットを感じさせるような交渉ができていないのは間違いないでしょう。
第二に北朝鮮がそもそも日本と交渉する意義を見いだせないことがあります。
別に経済的見返りを日本だけに求めなくてもいいんです。他がお金を出す国があれば。
あるでしょう。韓国の親北の文政権です。
交渉するのに見返りを要求する日本と、交渉するだけで人道支援という手土産をくれる文政権、
どちらと交渉するかと言えば、誰だって後者でしょう。
韓国と日本と天秤にかけ、韓国と交渉する方が楽だから日本を無視できるのです。
加えて、コロナ前は中国から輸入品が入ってきていたというのも大きいと思います。
北朝鮮が日本と交渉する意義を見出していた理由の一つに、万景峰(マンギョンボン)号があります。
朝鮮総連の資金で作られ、過去に日本と北朝鮮を往来していた定期船です。
実際に拉致に使われていたのかどうかは分かりませんが、
少なくとも日本の物資が北朝鮮に渡っていたのは間違いありません。
北朝鮮に渡った日本の家電製品等は権力層に渡っていたのは間違いなく、
日本製品に親しみがあったことが、日本と交渉する意義の一端だった考えられます
けれど朝鮮総連が問題化して万景峰号が途絶えた2000年以降、
既に20年以上が経ち、代替わりを起こしていることから、
むしろ韓国や中国製品の方に馴染みを感じているのは間違いないでしょう。
言うなれば、もはや日本と貿易をする必要性を北朝鮮は感じていないんです。
もう中国という貿易パートナーがいるわけですから。
状況的に言って、北朝鮮が日本と交渉するメリットはありません。
拉致問題の再調査という前提条件を取り払っても、交渉する意味はゼロです。
それでも北朝鮮と交渉して拉致問題を解決するというならば、
国益を損してでも人道的見地から北朝鮮と交渉する覚悟が必要です。
韓国よりも経済的メリットを与え、交渉する価値があると認めさせることです。
最悪の場合はアメリカと形成していた北朝鮮包囲網が崩れることになりますし、
核問題を考えれば、北朝鮮の要求を呑むわけにはいきません。
だけど、民意がこれだけ拉致被害者やその家族のことを慮っているわけですから、
例え国益にならなくとも、損をしようとも、
人道優先で北朝鮮に屈することも必要なのでしょう。知らんけど。
そういう意味では、国益よりも人道優先で考えてくれる今の世論は、
非常にあったかいなと思います。
あとは政府が腹を決めて、北朝鮮に頭を下げることですね。
世論がそうしろって言ってるんだから、やればいいじゃん。
今までみたいに「拉致問題を解決します」とやるやる詐欺しなくていいんだよ?
ほら、お土産をたくさん抱えて拉致問題を解決しに行きなよ。
世論も北朝鮮に屈することを認めてくれますよ。知らんけど。
客観的に言えば、北方領土と一緒で、もはや解決するチャンスは逃しています。
交渉するだけ無駄です。交渉するということは相応のメリットを感じさせるということです。
核問題を中心に考えるならば、拉致問題に縛られるべきではないという考え方も、
当然あっても構わないように個人的には思います。
それさえ許されないと言うなら、さっさと手土産用意して北朝鮮と交渉しなよ。
北方領土問題と一緒で時間だけが過ぎていきますよ?
◆ニュースネタ 都道府県魅力度ランキングにイチャモン?
●都道府県魅力度ランキング
個人的には山口県や徳島県が下の方なのが気になりますけど…
いや、別に佐賀県が妥当だと言ってるわけではないのですが、やっぱりイメージが(苦笑)
まぁ、個人的には心底どうでもいい話ですし、
別にそれで観光に行くかどうかを決めるわけでもないので、
どうしてそんなに気にしているのかが分かりません。
栃木・群馬・埼玉・茨城県が下の方にいる理由は簡単です。
関東に居ながら存在感が薄いからです。そりゃ東京に吸われちゃいますよ…
放送局にしても、他の地方はローカルテレビ局を複数抱えているのに、
上記に挙げた県では群馬と埼玉が1局持ってるぐらい、
あとは県独自の放送局を持ってないんですから、そりゃ広告力が違います。
関東にいて都会の振りをしてるからダメなんですよ…
関東から独立して、地方をアピールすれば魅力も出てくるはずです。
肝心なところは東京に頼っておきながら、文句を言うのは筋違いでしょうに。
関東近郊でありながら、魅力度を発信している山梨県を見習ってはいかが?