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センバツ甲子園開幕

…とはいえ、例年よりも力が入らないのは、
今年のドラフトに西武が参加できないからか、
それとも裏金騒動でのアマチュア側の本音と建前を見ているからなのか。
今日の試合でじっくり見たのは第3試合ぐらい。
ついでに第2試合をちょちょいといった感じです。
静岡県代表の常葉菊川がドラフト有力候補を擁するチームを次々と打ち破り、
頂点に立ってくれるのが唯一の夢です。たぶん叶いませんが(笑)
それまでは応援を兼ねて見るつもり。

でもこれだけ肩入れしたのも久々かもしれません。
これまでは中立で試合を見ようという気持ちが強かったですからなぁ…
そういう意味では応援を楽しめてますね。


◆センバツ甲子園 1日目
開会式・第一試合は詳しく知らず。
つーか、不正スカウト問題はもうほっといてくれと(苦笑)
お前らだって野球留学の放置など付け入られる隙があったじゃないかとかは、
ライオンズファンとして間違っても思ってはいけないことです(^^;
しかし全員「平成生まれ」ですか。こう言うと妙にオッサンくさい感じがしてしまう(爆)

第一試合はラジオで少し聴いただけ。
佐野日大が7-0で大牟田に勝利した模様です。
私がラジオを聴いていた時は2-0ぐらいのロースコアでしたが…
予想以上に大差が付いたんですね、結果を見て驚きました。

第二試合は大阪桐蔭が7-0で日本文理に勝利。
なんつーか…テンポの悪い試合でしたなぁ…
大阪桐蔭先発の中田投手も四死球7個と荒れてましたし、
日本文理の栗山投手もコントロールが定まらず、ワイルドピッチで失点、
ちょっと締まりのない試合でした。
中田投手は故障上がりのおっかなびっくり投球で参考になりませんでした。
投手・中田は夏までお預けですかね。それでも悪いなりにまとめられるのは見事ですが。
栗山投手はストライク・ボールがはっきりしてるのが何とも。フォーム乱れ過ぎぃ。
印象的だったのは大阪桐蔭の内野守備。堅いですね。
捕ってからも速いし、少し体勢が崩れても何のその。
昨夏からのレギュラー陣が多いですし、ここらは他のチームと一枚も二枚も違うように感じました。
注目の打線は次の試合以降に。

第三試合は常葉菊川が2-1で仙台育英に勝利。
試合終了の瞬間、「勝ったぞぉぉぉーーーー!」と叫びました(笑)
まずドラフト候補150キロ(今日計測)右腕の佐藤投手に勝利。
いやー、最高最高。これで3回戦での佐藤VS中田の対戦カードを不可能になりましたから。
この調子でドラフト候補を打ち破っていくことを願います(^^;
まぁ、冗談はこれぐらいにしておいて、よく勝てましたよ、ホント。
4回までの佐藤投手はコントロールが荒れ気味で付け入る隙はあったんですが、
5回からはコントロールが安定して得点するのが難しくなってましたからね。
140キロ台のストレートがコーナーに来るし、
外角低め一杯にキレのいいスライダーは決まるし、と後半はお手上げモード。
セットからのモーションが大きいので、ランナーが出れば走れるんですけど、出ないし(苦笑)
4回表、死球・四球・5番中川選手の二遊間抜くヒットなどで1アウト満塁となった場面で、
7番前田選手が粘った末のフルカウントからの外角低めスライダーをよく拾いました。
あの一打がホント大きかったです。技ありの一打でしたね。

そんなこんなで後半は追加点を取れる気配がなかっただけに、
終盤の7回以降はヒヤヒヤの連続でした。
先発の田中投手は角度ある130前半から中盤のストレートをコーナーに決め、
落差のある縦カーブ、斜めに落ちるスライダーと、前半は仙台育英打線を手玉に取ってましたが、
2回り目からファールで粘られることが多くなり、7回辺りには疲れが見えましたから。
仙台育英打線が打ち気に焦って、高めのストレートを簡単に打ち上げてくれて助かりました。
それにしても9回裏はよく抑えましたね。
先頭の4番高橋選手に2ベースヒットを許した時には同点を覚悟しました。
そこから2番手の2年生左腕・戸狩投手に思い切って代え、
5番加藤大輔選手にヒットを許してノーアウト1・3塁となるも、
サードファールフライ・空振り三振・ショートゴロで無失点で凌ぎ、試合終了。
2番手の戸狩投手も頑張ったのは勿論ですが、ここでも仙台育英に助けられましたよ。
もしノーアウト1・3塁でなく、1アウト3塁とかだったら、
スクイズをするなりして同点に追いつかれていたでしょうね。
ランナーが2人出て、一気にサヨナラという雰囲気になったからこそ、
スクイズを警戒する必要性が減りましたし、
同点になっても構わないという形で思い切って投げることができ、無失点で凌げました。
つくづく野球はメンタルなスポーツだと感じました。
仙台育英の敗因は一気に逆転できると思ったことにあったのでしょう。
まず同点という気持ちがあれば、7回以降のチャンスで得点できたはず。
そこが強いチームが必ずしも勝つわけではないという高校野球の面白さです。

それにつけても、常葉菊川のバッテリーの攻めは面白いです。
田中投手は縦のカーブが持ち味ではあるものの、投球の基本線は角度のあるストレート。
カーブを意識させながら、内外角に投げ分けて打者を打ち取る姿は爽快でした。
疲れが見えた中盤からはスライダーも混ぜて誤魔化してましたしね。
抜群のコントロールを持つ田中投手と、
変化球を意識させながら配球する石岡捕手とのバッテリーはあっぱれの一言です。
2番手の2年生左腕・戸狩投手はスライダーを軸とした変化球投手で、
こちらもコントロールが安定していますから、2回戦以降も楽しみです。
しかし左投手の縦カーブというのは…やっぱり萌えますね(笑)

注目の仙台育英・佐藤投手はセットからの投球が課題でしょう。
あれではランナーに走られ放題に。
ランナーを気にしすぎて制球を乱すこともありましたし、
クイックとセットの投球を課題として夏を目指してもらいたいです。


◆ゲームの話 『遊撃警艦パドベセル』体験版
そんなわけで体験版をプレイしました。
…相変わらず、どんな路線を歩もうとしているのか分からない内容で(笑)
もっとコメディ調なのかと思いきや、思ったよりも真面目でした。
主人公が真面目だから、そう感じてるだけなのかもしれませんけど。
本庁に主砲をぶっ放すのをギャグと言わずして何と言うかという感じですな(^^;
個人的にはもう少しコメディ調が強くても良いかなと。
ヒカリとロール以外はわりと常識人っぽいですし。暴走分が足りてない印象。
いや、多少真面目な要素も入れるなら、これはこれでいいんですが。
どんなストーリー展開になるのか読めない辺りが一番の悩みどころです。

体験版をプレイしていて良かった点は、CGアニメの動きでしょうか。
昔に比べると、かなり良くなっている感じがします。動きも速い、スムーズ!
残念なのは、おやっさんに声がないこと。何故だ、何故なんだ!
普通の男キャラ(主人公の友人)とかは声イラネとか思いますが、
こういった濃いオヤジキャラには声が必須だろうと(爆)
今からでも声を入れて欲しいィ…
もし声が入らないようなら、脳内若本規夫ボイスを吹き込まなくては(笑)

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