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侍ジャパン代表候補34人を選出

【投手】16人
杉内・内海・澤村・山口(巨人)、吉見・山井・浅尾(中日)、
前田・今村(広島)、能見(阪神)、
牧田・涌井(西武)、攝津・大隣・森福(SB)、田中(楽天)
【捕手】3人
阿部(巨人)、相川(ヤクルト)、炭谷(西武)
【内野】8人
坂本・村田(巨人)、井端(中日)、鳥谷(阪神)、
稲葉(日ハム)、松田・本多(SB)、松井稼頭央(楽天)
【外野】7人
長野(巨人)、大島(中日)、
糸井・中田(日ハム)、内川(SB)、聖澤(楽天)、角中(ロッテ)

野手陣は11月のキューバ戦のメンバーが主体となっていますが、
若い広島・堂林選手が落選、結果を残しただけに残念です。
投手陣は総入れ替えに近い状態で、
残ったのは、大隣・澤村・今村・森福・涌井投手の5人だけでした。
広島の大竹投手も結果を残していただけに選んで欲しかったのですが…
それ以外は順当なところではないでしょうか。

この中から本戦に出場するのは、
投手12~13人、野手15~16人に絞られてきそうです。
投手陣では杉内投手と吉見投手の復調次第でしょう。
投手は大リーグ公式球への適応問題もあるだけに、流動的な要素が強そうです。
問題はリリーフ陣をどう編成するのか。
この中で昨季に抑えをやっていたのは、涌井投手と山井投手の2人だけ。
リリーフも山口・浅尾・今村・森福投手と豊富ではないだけに、
リリーフ経験のある牧田投手と攝津投手を含めて、どう編成するのかが課題でしょう。

野手陣は捕手の3人は決まりで、内外野から1人ずつ落ちる計算に。
セカンドが一番の問題で、鳥谷・井端・本多・松井稼頭央選手の誰を使うか。
首脳陣は鳥谷選手を使うつもりのようですが、
セカンドの経験がないだけに不安は残ります。
松井稼頭央選手も日本に戻ってからはショートばかりですし…
右の代打が不足しているので、村田選手は本番も選ばれそうな感じです。

外野手では大島選手と聖澤選手のどちらを足のスペシャリストで使うか。
個人的な印象なんですが、聖澤選手って盗塁のイメージが…
盗塁王を取ってはいるのですが、いつ走っているのか分からなかったり…
西武戦では.333と打ちまくっていますが、盗塁のイメージはほとんどないです。
そういう意味では足のスペシャリストというイメージはないです。
まだ本多選手の方が走るイメージがあります。
そういう意味では、前回大会の片岡選手のような真の足のスペシャリストはいませんね…

予想オーダーは前回と変わりなし。
阿部選手をファーストかDHで使い、キャッチャーには炭谷選手か相川選手を推奨です。


◆ライオンズネタ 侍ジャパンに涌井・牧田・炭谷の3選手が選出 & 契約更改
ライオンズからは涌井投手と牧田投手、炭谷捕手の3人が選ばれ、
キューバ戦に出場した秋山選手は選ばれませんでした。
秋山選手は肩を含めた守備面の評価が高かったものの、足をアピールできていないだけに、
総合力で大島選手の方が評価が高かったということでしょう。
さらに足に磨きをかけ、将来的には代表メンバーに選ばれる選手になって欲しいです。

選ばれた3選手はそのまま本戦に出場する可能性が高いですから、
日本の代表として頑張ってもらいたいのですが、
野手の炭谷選手は良い経験になるからいいのですが、
涌井投手と牧田投手に関しては起用法が定まっていないだけに不安もあります。
特に、涌井投手は先発再転向となりますから、
リリーフに回ると開幕に向けての調整が難しくなってしまいます。
起用法を早めに決めて欲しいのですが、この先は特に実戦もないですし、
2月のキャンプインの時期でも不透明でしょうね。少し心配です。

その涌井投手は契約更改交渉に臨み、1000万円増の2億2000万円で更改。
前半戦失速の原因ともなっただけに、現状維持かなと思いましたが、
後半戦の活躍を高く評価したみたいですね。
数年前に年俸調停で「前半戦と後半戦で勝ち星の評価が違う」と訴え認められましたが、
今回は逆に後半戦重視の評価に救われた感があります。
気になるのは、2年総額5億円超の契約を断ったこと、です。
単純計算で来季の年俸は2億8000万円となり、
ただ二桁勝つだけでは届かず、沢村賞・MVP級評価でないと届かない金額なだけに、
損得勘定で考えれば、2年契約の方が断然お得だったように思います。
涌井投手のコメントをそのまま受け取って、
チーム愛に目覚め、来季へ勝負をかけるために甘えを排除したかったのか、
それとも、取得予定のFA権を行使し、移籍するかは別として、自分の評価を確かめたいのか、
どちらの考えによるものなのかは分からないところがあります。
いずれにせよ、涌井投手の気持ちの中で抑えの未練はなく、先発一本で行くようなので、
WBCの関係で開幕に間に合うかどうかは別として、
先発の軸として働けるように頑張ってもらいたいです。

涌井投手とエース争いをしている岸投手は、4000万円増の1億5000万円で更改。
過去の安定した実績と今年の活躍が予想以上に評価されたということでしょう。
これまではエースの涌井投手に対して一歩引いた遠慮気味な感じでしたが、
今年は堂々と「開幕投手を狙う」と宣言するなど、良い意味での「欲」が出てきました。
最終戦の意地のピッチングやCS第2戦での好投と、精神的に一皮剥けた感じがします。
後半戦はエース対決に悉く負けちゃいましたが、その時のようなひ弱さはなくなりました。
岸投手がエースとして一歩踏み出そうとしているのは間違いないと思います。

野手では栗山選手が2年契約4億円で更改。
順調に行けば来年にもFA権を取得しますが、早々に残留を表明してくれました。
生涯ライオンズ宣言もしてくれ、ファンとしては嬉しい限りです。
新しいライオンズの顔、チームリーダーとして、選手を引っ張っていって欲しいですね。

それ以外の選手はほぼ順当な評価をされている感じです。
牧田投手は7000万円ぐらいは行くかなと思いましたが、2倍に届かなかったようで。
今年の上がり幅というよりも、去年の上がり幅が少なかったですよね…
3500万円→7000万円という歩みで良かったのではないかと。
まぁ、球団の3年やってナンボも分からなくはないですし、
来季は二桁勝てば1億円、今季並みなら倍増近くは上がると思うので、
それを励みとして頑張って欲しいです。

他には西口投手の下がり幅が大きすぎる印象で、2000万円ダウン程度かな?
長田投手と菊池雄星投手は貢献度からすれば、もう少し上がっても良い感じがします。
長田投手は隔年傾向があるので、一気に上がらないところがありますよね。
来年も結果を残せれば、大幅増もありえるかと。
菊池雄星投手は期待度が高いだけに、満足してもらっては困るということでしょうか。

野手では浅村選手と秋山選手が同額の3500万円で更改しましたが、
どちらかというと、浅村選手は評価が高めという印象で、
秋山選手は少し抑えられたかなという印象もあります。
ただ、秋山選手は開幕時と交流戦明けと2度の離脱がありましたから、
そこがネックとなったのかもしれません。
来季、いきなり1億円プレイヤーとなることはないでしょうが、
来季活躍して倍増となれば、再来年には1億円に届くでしょうから、
それを励みとして頑張って欲しいです。


◆ライオンズネタ ライアン・スピルボーズ外野手を獲得へ
先日はスポニチ・日刊スポーツで元広島のサファテ投手の獲得報道があり、
今度は日刊スポーツとスポーツ報知でスピルボーズ選手の獲得報道がありました。
日刊スポーツはサファテ投手との両獲りで、
そうなると、既に契約がまとまったヘルマン・オーティズ選手に、
現在交渉中のウィリアムス投手と、合計5人の外国人登録となります。
誰を使って、誰を使わないのか。非常に難しい判断となりそうですね。

ライアン・スピルボーズ選手に関しては、詳しいことは分かりませんが、
松井稼頭央選手がロッキーズで活躍した時に在籍した選手のようです。
ヘルマン選手のようにガンガン盗塁ができるわけではありませんが、
足もあるようなので、外野守備もある程度は期待できそうな感じです。
打撃成績がやや落ちているのが気になりますが、日本で再生できるかどうか、
右の外野手は不足していますから、良い補強になると思われます。
5番ライトを任せられるようになれば、戦力的に大きいですね。

それにしても、クリス・カーター選手に引き続きのTV・映画路線でしょうか(^^;
日刊スポーツでは「スピルボーグス」となっており、
検索すると、スピルバーク監督の『プライベート・ライアン』で検索されます。
ということで、ライアン二等兵と呼びましょう(笑)


◆プロ野球ネタ 西武ドラフト2位指名の千葉国際高・相内誠投手が無免許運転
そんな不祥事まで本家に似なくとも…
「房総のダルビッシュ」こと、千葉国際高の相内誠投手が、
無免許運転に加えてスピード違反を起こし、検挙された模様です。
なるほど、「暴走のダルビッシュ」か。誰が上手いこと言えと…(苦笑)

今回の行いは論外としか言いようがなく、
普通の企業なら内定取り消しになってもおかしくない事態です。
不祥事に敏感に反応する西武球団ということで、一時入団凍結の判断となりましたが、
ドラフト指名が公になっているだけに、入団取り消しまでには至らないでしょうが、
これを機会にしっかりと反省し、野球でプロになるという自覚を持ってもらいたいです。

まぁ、でも、無免許運転は許されることではありませんが、
プロ選手として考えれば、良い薬になったように思います。
ドラフト指名時にも心配していましたが、野球に対する態度が足りてないです。
どうやら免許取得中だったらしく、ドラフト後は教習所通いだったのでしょう。
となれば、おそらく練習の方も不足気味で、
このままでは1月の新人合同自主トレにも付いていけず、
そのまま消えていった可能性が高かったように思います。
ただ、こうやって反省する機会がやってきたわけですから、
今までの考えを改め、野球に対して真摯に取り組んでいってもらいたいです。

これで終わったら、ただのお騒がせ男ですよ。
本家のダルビッシュ投手のように、実力で汚名を払拭してもらいたいです。
そのためには練習、練習、練習ですよ。
免許取る暇があったら走れ! ドライブする暇があったら走れ!
自動車に負けない速さで自転車を漕げ!
とにかく下半身を苛め続けない限り、ライオンズではやっていけません。
走れ! 走れ!走れ! 走れ! 走れ! 走れ! 走れ! 走れ! 走れ! 走れ! 
あんたが走るのは自動車ではない。その足で走れということです。
スピード違反をするのは自動車で、ではなく、その足で、なんですよ。

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