プロ野球開幕も… 本当に大丈夫?
●こちら プロ野球の開幕をもろ手を挙げて歓迎できない理由
今の所は、無観客試合で新規感染者を出していませんし、
TV局の番組製作が間に合っていないこともあって、
メディア的にも重宝されていることもあって、好調の再開となったように思いますが、
果たして、このまま順調に行くのかと考えると、心配な面もあるわけでして…
今の状況は春場所を強行した大相撲に似ている気がします。
問題は感染者が出てしまった時にどうするか。問われているのはその一点でしょう。
現状、新規感染者が出た場合、濃厚接触者の疑いがある場合は試合を欠場することになりますが、
それは一人二人なら対応できる話に過ぎず、
プロ野球界でクラスター感染が起った場合のことは全く想定されていません。
ペナントレースを中断するのかどうか、他のチームの試合は継続するのか、
2軍のチームを無理矢理に昇格させて、意地でも試合をさせるのか、
そこら辺をどう考えているのかサッパリ分からないのです。
現状、地方を本拠地とするチームでクラスター感染が起こる可能性は低いのですが、
未だに感染者が減らない所か増えてきている東京を本拠地にする2チームに関しては、
できれば本拠地を一時的に地方に構え、東京を回避する方が賢明なように思います。
今後、観客を入れることを検討するのであれば、尚更です。
感染症対策を取っていることは評価できますが、
原発問題と一緒で、もしもの対策が十分に練れているとは思えません。
仮にクラスター感染がプロ野球界で起こった時に、
どう迅速に対応し、鎮静化を図れるのかどうか、
そこがプロ野球の今後の興業を占うことになるように思えます。
ただ野球をやっていれば、国民が元気になると思うのは、やはり勘違いだと思います。
国民的スポーツだからこそ、安全安心を提供するように努めなければなりません。
◆政治ネタ 同じ公職選挙法違反なのに明暗 河井両議員と菅原議員。それに救われる官僚。
●こちら 「パワハラ気質」地元で孤立も 河井前法相
●こちら 公選法違反常態化の菅原一秀を東京地検が不起訴処分
やってることはほぼ同じ。
むしろ、本来なら河井議員の方が同じ自民党系議員に行っているので、
内輪的でバレにくいはずなんですけど…
明暗が分かれる不思議。まぁ、不思議でも何でもないのかな…
いわゆる地元と縁もゆかりもない候補者を立てる「落下傘候補」の場合、
地元の県会議員や市議会議員とどう接するかが問題となります。
落下傘候補とすれば、当選すれば自分の知名度だと勘違いをし、
国会議員だから偉いんだと思って、協力してくれた地元議員を無碍に扱う…
逆に、地元議員からすれば、自分達が協力したからこそ当選させられたという自負があり、
自分の選挙で協力してくれなかったとなれば、嫌な気持ちにしかならない…
…まぁ、ここに来て自白がバンバン出てくる辺りは、そういうことなんでしょうね。
偉ぶって人望がなかったから、こうなっただけ。
そんな人望の無い候補者を落下傘候補として立てたんだから、
総理官邸も見る目がないアホだよなぁとしか思えません。
しかも、それが過去に批判された岸田派の重鎮議員を追い落とすだけの、
私怨の選挙だったから余計に性質が悪い。
アホくさ。
一方の菅原議員は、国会閉会前にどさくさ紛れに公職選挙法違反を謝罪、
しかし離党も国会議員も辞職せずに何の責任を取らぬまま、
検察の判断も不起訴とか意味が分かりません。
逆にこちらは上手いことやったということなんでしょうかね…
裏でフォローした人が居そうではありますが…
会見したぐらいで責任を取ったなんて言えませんし、あまりにも甘すぎます。
少なくとも離党するぐらいは必要だったように思えますけど…
有権者はどう判断しますか。
まぁ、河井議員とは逆に上手くいっているということは、人望もあるのでしょう。知らんけど。
上手いこと国会議員の逮捕に流れてくれてホッとしてるのは官僚でしょう。
●こちら 安倍政権に激震、河井夫妻逮捕を上回る「給付金スキャンダル」の破壊力
国会を閉会していなければ、むしろ問題が大きくなったのはこちらの方でしょう。
世間的には、よく分からんサ推協に任せるのではなく、電通に任せればいいと思いますが、
こういう回りくどい手法を取るのは、得てして中間マージンを誰かが狙っているから、
そして、そのメリットを享受できるのは官僚であり、そこへと天下りする官僚OBです。
中抜きをしていたのは官僚で間違いなく、そこを突かれるのはとても苦しかったはずです。
実際に補正予算に10兆円もの予備費が設けられました。
野党の反対で5兆円のおおまかな使い道は示しましたが、それ以外はブラックボックス。
そんなもん官僚の好きなように使うに決まってるじゃないですか。
定額給付金を貰って、全額を感染症対策に回した人がいますか?
大半は自分のことにお金を使ったのではないでしょうか?
官僚も一緒です。自分達で好き勝手に使えるお金があれば、勝手に使うでしょう?
現にマスク配布や給付金関連でも、この非常時にコッソリ上手くやってるんです。
やらないわけがないでしょう。
あと、さすがにそこまで外道ではないと思いますが、
10兆円の予備費を選挙資金に転用するウルトラCとか考えてたりはしませんよね?
現時点で4月並みに感染状況が悪化しない限り、秋に解散総選挙をやる可能性は高いと思います。
そこにドサクサに紛れて選挙資金として流用するなんてことは…
まぁ、さすがにそこまで外道ではないと信じていますが、
何でもアリだった安倍政権のことを考えると、
憲法改正の議論ぐらいには流用してもおかしくないのかなと思いますけど…
え? さすがにないですよね?
◆その他のコロナ関連ニュース
●こちら 西村担当相「排除と取られ反省」=専門家会議廃止で釈明
まぁ、本音が出ちゃっただけなんでしょうけどね…
既に経済優先の政府と慎重論の専門家グループに分かれてしまっていたようですし、
専門家グループの動きを抑えるために、
経済の専門家を優先的に入れようという魂胆が見え透いています。
経済優先は分かりますが、やり方が杜撰過ぎる。
やってることが後述するブラック企業のクラスター感染と同じなんですわ…
●こちら コロナに丸腰で感染者続出のブラック企業 現役社員がSOS
まぁ、そうだろうなぁ、と…
今、感染源と話題になっている「夜の街」も同じでしょう。
何も対策は講じず、精神論だけで克服可能と言っている
経済優先のバカ共が感染を拡大させてしまうというお話。
安全・安心な職場を作らなければ、生産性が上がるわけがないと何故気づかないのか。
おそらく、人間を使い捨てにして構わないと考えているからでしょうけど…
結局、人的資源を大切にする雇用改革をしない限り、
根本的なコロナ問題の解決は図れないように思えます…
●こちら 手越祐也と昭恵夫人「定期的に会う会」の衝撃
自分は芸能人に興味がないので、手越氏に関しては特に思う所はありませんが…
ただ、自粛要請中の外出について聞かれて、
「自分にとっては不要不急じゃなかった」と開き直る胆力は、
もはや常人とは言えませんよね…
良くて「中二病」、悪くて「狂人」でしかありません。
そこは普通に謝罪する所じゃないの? 安倍政権と一緒で謝ったら倒れるのか?
手越氏に関してはどういう性格なのか知らないので何とも言えませんが、
安倍昭恵夫人に関して言えば、記事の通りの性格と予想できます。
宗教にハマる女性に多いタイプではあるのですが…
今風に言えば、「メンヘラ」? それが一番しっくりくるタイプ。
周りが見えないタイプと言えば、そうなのでしょう。
周囲からすれば「身勝手なタイプ」と思われる感じなので、
2人ともそりゃそうかなぁと納得ですな…
◆ニュースネタ 北朝鮮問題&韓国の動向
●こちら もう文在寅は金正恩の機嫌を取っている場合ではない
●こちら ボルトン回顧録で韓国民の怒りが日本に向かう理由
ボルトン氏の回顧録に関しては、日本人の立場からすると「解釈一致」でしょうねぇ…
結局、北朝鮮のビラ配り作戦は中止になったようですが、
一体何が書かれるのか、と文在寅政権は思っていたのかが大事ですよね。
普通に「アメリカの回し者」的な批判なら問題ないんでしょうが、
ボルトン氏的な批判を北朝鮮側からすると、かなり困ることになったでしょう。
そこら辺を含めて、北朝鮮としては良い脅しになった、という感覚なんですかね?
時に、手の内をひけらかすよりも、手の内を隠す方が脅威になる事もあるということ。
国際政治ってのは大体そんな感じよね。
見えないのをいいいことに相手を疑心暗鬼にさせる。
完全に文在寅政権は北朝鮮の手のひらの上で踊らされている感じですねぇ…
韓国とすれば、友人として北朝鮮を助けているという感覚なのでしょうが、
北朝鮮からすれば、韓国を利用しているに過ぎない、
自分達の方が上と見ているのでしょう。
はっきり言って、韓国は北朝鮮に舐められてます…
そうやって都合が悪くなると、反日に逃げるのが韓国の悪い癖。
そこら辺が統一朝鮮に可能性を見いだせない理由でもあります。
韓国と北朝鮮が一致することなんて反日ぐらいしかないでしょ?
韓国が主導権を握り、自由主義国家として歩めるなら歓迎ですが、
その可能性は限りなくゼロに近いとしか思えないのが…
ボルトン氏の回顧録は韓国の国際的立場を表したものの、
韓国の保守派はともかく、文在寅政権側はそれを理解したくないようです…
◆ニュースネタ リニア新幹線の工事問題「乗り越えていきたい」
長い会談でしたが、静岡県民の知りたいことは、おそらく、この部分なんですよねぇ…
「仮に(知見で水量を)戻せないと、危ないとなったとき社長さんはどうするんですか?」
「考えにくいと思ってますが…」
「あり得ると思って言います。(中略)
水は戻せない、水質は悪化、残土も崩れる、生態系は崩れるという場合があった場合どうする?」
「乗り越えていかなければならないと思う。
楽観的ではなく、ポジティブに技術を結集して、乗り越えていく。」
いやー、なんつーか… 信用できませんよな…
詐欺師は大事な所をボカすもの。今回のJR東日本の社長も一緒でしょ…
技術的に可能なら、その裏付けを示せば、簡単に県民も納得しますわ。
そもそも、それが「可能」と言っておきながら、
「やっぱ流出しちゃうわ。しかも県外に」とか言い出し、
「でもほんの少しだけなんだから問題ない(根拠なし)よね?」とか言われても、
「はい、いいですよ」、と簡単に納得できるわけがありません。
つまり、今現在においても、それを乗り越える技術は持っていないことの裏返しであり、
精神論、かつ、当事者でありながらも他人事な無責任な発言は、
信用を失う一方としか言いようがありません。
欲しいのは精神論ではなく、技術的な裏付け、そこが平行線を辿る理由ですよ…
◆ニュースネタ 法曹界の闇 過払い金法律事務所の倒産&名古屋地裁判決の反響
●こちら 過払い金CMの大手弁護士法人、「東京ミネルヴァ」破産の底知れぬ闇
ぶっちゃけ、個人を相手にしている法律事務所はそんなに儲けが出ません…
ですから、大々的に広告が打てる法律事務所というのは、どこか変なはずなんです。
とりわけ、過払い金に特化している事務所ってのはそう。
何か歪な形で儲けを出しているとしか考えられません。
ですから、CMに釣られて過払い金の相談なんてするものじゃないと思ってましたが…
まぁ、言われて納得の事実ですねぇ…
こういうのを見ていると、未だに過払い金過払い金と言っている弁護士法人はどうなのかと。
ちょっと怪しい目で疑ってしまいますよね…
東京ミネルヴァ法律事務所がやっていたことは、
問題の発端となった消費者金融・クレジット会社とやっていることは同じで、
法律の無知に付け込んで中間マージンを取っていたに過ぎないという話。
守るものは相談者ではなく、金だったという醜いお話。
こういう話があるから法律家は嫌悪されんのよ?
●こちら 生活保護費減額に「最低」と言われる判決を下した名古屋地裁の論理
何でこういう論旨になるのか、よく分かりません… 本当に何で?
結論は「行政の裁量権の範囲」で合ってると思うんですが、
何でそれが「厚生労働省や厚生労働大臣」で止まらないのかが分からない。
実際に自民党の厚生労働部会の要請で動いたとしても、
「自民党部会の意見を参考にして、総合的に判断した」とすれば済む話で、
どこをどう間違って「生活保護費は自民党が決める」になるのか分かりません。
自民党が野党に転落しても自民党が決めるの?
同じ与党の公明党は決められないの? もう訳が分かりません…
判決の要旨を見ていないので分かりませんが、考えるに、
「行政の裁量」の恣意性を追及されて、
その裁量の基本になったのが自民党部会の意見だとして、
自民党国会議員は国民の投票に選ばれていて、その政策も妥当と考えるから、
行政の恣意的な裁量ではなく、国民の裁量だとする論理展開なんですかね?
まぁ、あまりにもあまりにもな超展開ですけど、それぐらいしか考えられませんが…
真っすぐな針金を曲げようとしたら、逆に折れちまったみたいな超展開ですね…
さすがにこの超展開が引き継がれるとは思いませんが、
こういうのも法律家に対する嫌悪感に繋がるので止めた方がいいかと…
まぁ、生活保護の問題はそれはそれとして別個に考える必要がありますが…
失業保険の受給問題だとか、そもそもの再雇用の問題だとか。
そういうのを片付けて行かないと、最後の生命線である生活保護に頼らざるを得なくなり、
本当に必要な人に回らなくなっちゃうわけですから、
その前の段階のセーフティーネットをもっと厚くするべきだと思います。
相変わらず長期失業者など日本には存在しないと思っている節があるしなぁ…