分からないことだらけ
世の中、分からないことだらけです。
近年の企業合併の組み合わせもそうですが、
まさか政治の世界でも自民党と民主党が連立を協議するとは(苦笑)
まぁ、全く無くはない選択肢ではありましたが、
まさか今の規模でやろうとするとは思いませんでした。
つーか、普通に笑い話だよな(^^;
まだ情報が錯綜しているだけに、一方に偏った報道内容を鵜呑みにせず、
静観しながらニュースの分析をして欲しいっす。
◆政治ネタ 自民党と民主党の大連立協議?(3日夜の段階)
大連立協議のニュースが確定する前の段階、
協議初日にこの話が流れた時は、「へん、バカじゃねーの」と思いましたが、
まさか本当に話し合っていたとは思いもよりませんでした(苦笑)
よくも、まぁ、こんなことを考えるなぁ…と。
思わず眉を顰めてしまうようなニュースです。
そのバカさを示すためにも、実際に数を見てみます。
衆議院は、自民党305、公明党31、民主党113、その他31。
参議院は、自民党84、公明党21、民主党119、その他18。
仮に大連立が成立していたとすれば、
衆議院は449:31、参議院は224:18。
ぶっちゃけ、ありえなーい(笑) 野党は1/10以下かよ!
確かに、現代政治は政党の枠組みによって政策が決定されるのではなく、
政党内の所謂「政策通」、専門の政策集団がいかにその他の党員を説得するかにあり、
与党VS野党から、与野党の政策通(ミニ専門家)VSその他の党員(パンピー)と、
対立の構図が変わっているとはいえ、
この圧倒的な数の違いは大政翼賛会を意識せずにはいられません(^^;
完全なフリーパスとはならないでしょうが、
反対意見が党内の議論だけで終わってしまい、国民にその議論が伝わってこないとすれば、
それはフリーパス状態と何ら変わらないわけで、
与野党のバランスはある程度保たれていなければ政治になりません。
ですから、この大連立は常識的には「ありえない」話なわけです。
密室協議だったこともあって、情報が錯綜しており、
この記事の内容さえ、確定しているかどうか疑わしいのですが、
仮にこの記事にあるように民主党・小沢氏が大連立に前向きな態度を取ったとすれば、
民主党に与えるダメージは計り知れないものになるように思います。
発足以来、二大政党制を唱え続け、自民党に変わる政権担当政党としてアピールしてきた民主党が、
その対抗馬であるはずの自民党と手を組んじゃうわけであすから、
「それは話が違うんじゃないの?」と有権者の誰しもが思ってしまうわけで。
その前提であったはずの二大政党制を飛び越えて、
政権担当能力をアピールするのは本末転倒に思えます。
今回はこの話に乗らなかったわけですが、多少でも色気を見せてしまったとすれば、
国民が期待していた「自民党の対抗馬としての民主党」が完全に崩れてしまうわけで、
民主党の存在意義そのものに疑問を投げかけざるを得ません。
これが少数政党ならば話も違ってくるんですが… 連立を組むには大きくなりすぎですよ。
これで「野党としての民主党」の位置も揺らぎ、社民・共産との選挙協力体制は崩れるでしょうし、
民主党の立ち位置がかなり曖昧になってしまったように思います。
もし仮に大連立が成立していたとすれば、先に瓦解するのは民主党であるのは明らかで、
結果として民主党が分裂、力を持たない数だけの存在になって自民党とくっつくことになり、
いずれにしても今の民主党は消えてなくなったことでしょう。
どうして即座に断らなかったのか、少しでも色気を見せてしまったのか、疑問でなりません。
まぁ、この情報そのものが自民党側からの情報で、
「小沢代表は大連立に前向きだった」という空気を作ろうとしているのかもしれませんが…
いずれにせよ、自民党の作戦勝ちってことになっちゃいますよね。
中日が優勝すると政変が起こると言われてますが… なんなんだ、この超展開は(^^;
シーズン2位だったおかげでギリギリ破綻したのかな?
そういう意味では支持者の一人である読売・渡辺恒夫氏の巨人が邪魔したということか(笑)
それともう一つ、これは自民党に対するダメージでもあるのですが、
「何のために大連立を組もうとしたか」です。
今回の話を幕末の薩長同盟に例えるならば、幕府軍はどこにいるのかという話です。
幕府軍は社民党や共産党といった他の野党なのか。それとも政権内にいる公明党なのか。
そのいずれも違うでしょう。
思惑としては、当面の敵である民主党を取り込もうとしたのでしょうが、
それでは民主党はどうして自民党の敵なっているのか、そこが問題です。
つまり、今回の話における幕府軍というのは、
年金・C型肝炎・防衛省問題を騒ぎ立てる圧力団体であり、
同じくそれに呼応して報道合戦を繰り広げるマスコミであり、
そしてそれに憤って政治は気に食わないと怒る国民そのもののようにも思えてしまいます。
一体、自民党はこの大連立協議で何を封じようとしたのか?
それを考えていくと、何とも言えない気持ちにさせられます。
貧乏人と反対する者には死を、ということなのか。みんなで仲良く死にましょう(爆)
◆上記の大連立協議に関する補足(4日朝の時点)
今朝の報道番組を見る限りだと、上記リンクの記事はやっぱり誤解があったようです。
自民党筋の情報だけで記事が作られていて、
民主党・小沢代表が連立に前向きであると思わせるような情報を意図的に流したみたいです。
一度戻って民主党内で協議したのも、自衛隊派遣の恒久法の内容であって、
大連立に関する話は一切なかったとの説明でした。
まだ情報が少ないので断定はできませんが、
民主党・小沢代表は大連立に前向きであるとは言えないことを補足しておきます。
これで民主党のダメージは軽減ですかね。
ただ、その情報がどれだけ行き渡るかは分かりませんが。
あとは「何のために」か。政策の協議だけならば、大連立まで考えないわけで…
官僚に対抗するというなら分かりますが、そういう状況にも見えませんし…
現段階ではそこが分からない点です。
◆ゲームの話 11月の購入予定
結局、10月は何も購入せず。
エクスヴァインや真・燐月に興味あったんですが、あれよあれよと月日が流れて…(爆)
そんなこんなで早めに計画を立てておこうということで、11月の購入予定はというと…
決定しているのは、PurpleSoftwareの『明日の君と逢うために』。
ソフマップ通販かオフィシャル通販のどちらで注文するか迷ったんですが、
結局、オフィシャル通販で申し込むことにしました。
ほめラジリスナーとしては、オフィシャル通販の出張版CDは逃せないな、と。
通販価格や送料・代引き手数料を考えると、割高になってしまうのですが、
今回は我慢してオフィシャル通販の方を申し込みました。
ソフマップ通販のクッションカバーも気になったけれど…
Mずなさんのキャラはそれほど好きではなかったので(爆)
購入候補段階なのは、シリウスの『こいびとどうしですることぜんぶ』。
ヒロインの玖羽のグラフィックが色々とツボ。
ただ攻略ヒロインはほぼ玖羽一人に集中するだろうと思われるから、
本当の意味でこのヒロインを気に入れるかどうかが購入のポイントっぽいです。
まだ体験版をプレイしていないので、プレイしてみてから考えようと思うっす。
あとはHERMITの『世界でいちばんNGな恋』、
Whirlpoolの『MagusTale世界樹と恋する魔法使い』が候補。
どちらも絵買い・風音様買い(爆) こちらも体験版をプレイしてみてから。
現在の所はこんな感じでしょうか。
それよりも心配なのが来年の1月25日戦線ですよね。
さくらシュトラッセとFORTUNE ARTERIALの激突だけならまだしも、他にもゾロゾロと。
おそらく、いくつかは延期するだろうと見てますが… ちょっと戦々恐々。