« 再び西武不正スカウト問題 | メイン | ネタなんか無いっ。 »

春なのに

冬のような季節がここ2日間続きましたね。
もはや日本に四季はなくなったのかと思うほどでした(苦笑)
日本人が情緒を忘れたせいで、季節の情緒もなくなってきたんですかねぇ。
静岡の桜は散り始め、既に葉桜になっている昨今、季節を感じる心を大切にしたいです。


◆ニュースネタ 女性の再婚禁止期間の短縮は見送りへ
問題となっていた嫡出推定の話は特例法案など何らかの対処がなされるようですが、
こちらの再婚禁止期間の話は据え置きだそうです。
理由は国民の中で改正の要求がない云々だそうで… 意味分からん。
大体において、女性の180日の再婚禁止期間の認知度がどの程度あって、
どれだけの国民がそれを合理的だと思っているのでしょうか?
国民の大半は再婚禁止期間は知らないか、知っててもその合理性は知りませんよ。
理論的には、子の認定が不確定になるから女性だけ180日の禁止期間が設けられているわけで、
改正の100日にしても、これまでの離婚後300日以内の前夫の子があってこその数字。
今回取り組んでいる嫡出推定の前提が崩れるというならば、
女性の再婚禁止期間はむしろ合理性に欠け、男女同権に違反します。
法律論的に再婚禁止と嫡出推定を切り離すことはできないと思うんですが…どうなんしょ。

もっとも、嫡出推定の方を戸籍実務で受け取るに留めるならば、
再婚禁止期間を改める必然性はないと思いますが。
最初からそれだけで済むと思ってましたし。
しかしそんなに子どもの戸籍にこだわるならば、
離婚の手続きはちゃんと確認しておけと思ったりもするんですけど…
色々と事情はありますからね。
ケースバイケースで対応する余地はいずれにしても必要でしょうな。
杓子定規にいくのが一番いけない。
法律の文に沿うのではなく、精神に則った運用をしてもらいたいです<特に憲法(爆)


◆西武不正スカウト問題 今朝のスポーツ紙の記事等
意外と波紋を呼んでるようで呼んでない微妙な感じ。これから何でしょうか。
○スポニチ 「他球団においても」「アマ側からも要求」
○日刊 同種の内容
○スポーツ報知 とにかく事実のみをまとめた客観的な記事
スポーツ報知だけ他球団関係の話はなし。ひたすら客観的事実に基づいて記事にしてます。
…最初からそうやってればいいのに、と正直に思ったり(苦笑)
今回の西武の暴露は、西武の第一の発表の要旨を適切にまとめず、
誤解を与えるような報道をしたからこそ、起こったことですからね。
今頃、「倫理宣言以前のことは~」とか言われても困ります。
誰も倫理宣言以前か以後か、ドラフト選手獲得目的の金銭供与か、
といった本来の話をしなかったわけですからね。
倫理宣言以前だろうが以後だろうが不正を許さないといった空気になってしまった以上、
西武の報告もそれに順ずるものになるのは当たり前のことです。
外部調査委員会の方針として、必要に応じて倫理宣言以前も調査すると予告していたわけですし、
話をまとめるチャンスはあったと思うんですがねぇ…
太田球団社長を甘く見ていたということなんでしょうか。
バカが付くほどの正直に出してきますよ、太田球団社長なら。

象徴的なのが巨人・渡辺会長のコメント。
こちら
今までの球界の談合的な雰囲気ならば、
「言ったらどうなるか分かってんだろうな」で他球団の件には触れなかったんでしょうけど。
それをしちゃうのが今の西武の球団社長ということですよ。
「自分の襟を正すこと」という指摘に関しては間違ってませんが、
何度も言っているように、その前段階で不正を明らかにする必要があるわけで、
倫理宣言以前だろうが以後だとうが不正を許さないという今の空気からすれば、
倫理宣言以前のことであろうとも不正を報告するのは当然の流れのように思います。
そこからどう再発防止を図るのか、球団の体制を整えるのかに話は進んでいくわけですから、
前段階として不正の問題点を明らかにするのは必要でしょう。
…まぁ、やっぱり正直すぎだとは思いますがね(苦笑)

これだけ騒動を大きくすると、もう周囲はカンカンでしょうなぁ…
西武は球界追放だとか本当に言いかねない雰囲気になってきました。
灰色決着ならまだしも、他のプロ・アマが完全に白を通し続けて、
「西武さんがわけの分からないことを言ってます!」となったら、どうするんでしょ(^^;
他球団の不正の証拠を西武側から出せるとは思いませんし、
昨日も書いたようにアマ側からの暴露を待つしかないわけですから…
もはやライオンズファンとしては、不発弾にならないことを祈るのみです。


○伊東監督が選手名公表を控える配慮を要望
現場の指揮官としては、これ以上の騒動は勘弁して欲しいと思うのは当然なわけで、
公表されればその選手が公式戦出場停止となる確率が高く、
その選手の人生にも、チームの行方にも影響してきますからね。
もはや周囲は敵だらけですから、永久追放処分にまで至る最悪の可能性も否定できず。
それこそ黒い霧事件の再来です。
現場を預かる立場からすれば、そう思うのは当然のことでしょう。

とはいえ、アマ選手2人が処分を受けている現状では、
お咎めなしで済ますことができるとも思いません。
仮に5人の中に現役選手がいるならば、その選手を公表しなければならないでしょう。
そうしなければ、全選手が裏金を貰っていたと疑われることになります。
ファンとしても非常に痛ましいのですが、何らかの形で謝罪する必要はあるように感じます。
どうしても選手を守りたいと言うならば、球団全体として処分を受けるしかないでしょう
チームそのものの公式戦不参加は無理としても、
何らかの形での社会貢献活動、ファンへの還元は必要になってくるように思います。
それこそオフシーズンがなくなるぐらいに奉仕活動をするでないと、
出直しを示すことはできないようにも感じます。
11月から1月にかけて、全国野球伝道の旅とか(^^;
残りの松坂資金全投入で、毎日、野球教室とボランティア活動をやってみるのはどうでしょう?
シーズン中はまだしも、オフシーズンに何もしないで済む現状でないのは確かだと思います。

もっとも「倫理宣言以前のことは不問にする」となれば、そうする必要性もなくなるでしょうが。
やはり爆弾が爆発するかどうかにかかっているということですかね…

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)