埼玉西武ライオンズ、優勝?
23日に優勝を逃して以来、連敗続きで7連敗ですか。
その間にオリックスが負けて、26日に優勝決定、それでも負け続けて…
…ここまで負け続けると、さすがに優勝したという感じが…(苦笑)
他球団はクライマックスシリーズ争いが激しいですし、
気持ちの面で一歩劣るとはいえ… ちょっと心配になっちゃいますよね…
まぁ、でも逆にここまで来たら、残り試合全て負けちゃった方が、
優勝のありがたみが薄れちゃって、
クライマックスシリーズに向けて気合が入るんじゃないかと思ったり。
もう今季の公式戦は勝たなくていいんで、
その分をクライマックスシリーズにぶつけて欲しいっす(^^;
しかし1勝するのがこうも大変だとは… いい勉強になってますね。
◆西武ネタ 高木浩之選手が引退
28日の試合に高木浩之選手の引退セレモニーが行われ、
14年間の現役生活に幕を下ろしました。
高木浩之選手というと、東尾西武時代の代表格の一人で、
小兵ながらも三振せずに粘るしぶとい打撃、軽快な守備、
そして何よりも体格と風貌を上回る勝利への執念・気迫が魅力の選手でした。
ライオンズの選手の中でも最も執念を感じる選手で、
チームを鼓舞するようなヘッドスライディングは深く印象に残ってますね。
東尾西武時代以降、どちらかというとプレースタイルがスマートな選手が多かった中で、
一人泥臭く勝利を掴もうという姿勢は、ファンを大いに勇気付けてくれたように思います。
だからこそ、東尾西武以降も、伊原・伊東監督時代にもレギュラー・準レギュラーと活躍し、
チームを、ファンを、プレーで引っ張ってくれたのでしょう。
惜しむらくはその全力プレー故に怪我が多かったことでしょうか。
結果的に大きかったのが視力障害、これでレギュラーを失ってしまい、
その後の故障で1軍から姿を消すことも多々…
プレーを見る機会が減ってしまったことが残念でした。
今後は指導者としての道を歩むようなので、
そのガッツを、魂を、若い選手達に注入してもらいたいです。
今、ガッツある選手というと、栗山選手ぐらいですからね。
熱い魂を感じさせてくれるような選手を増やしていって欲しいです。
◆西武ネタ オリックス・清原和博選手が引退
引退を表明しているオリックス・清原和博選手の引退セレモニー(?)が
西武ドームの最終戦でも行われました(本当のセレモニーはオリックス最終戦)。
試合終了後は球場一体が清原コールで一色…
自分もライオンズファンになった理由として、
清原選手の存在があったので、その気持ちはよく分かりました。
試合後は清原選手の黙示の挨拶で始まり、
渡辺監督の花束贈呈、そして1塁ベース付近での胴上げ。
胴上げは西武の選手だけで行われる雰囲気だったものの、
そこにオリックスの首脳陣らが急遽走りつけて、両軍による胴上げという今までにない試み、
清原選手の存在感を感じさせる光景でした。
最後は背番号3を付ける中島選手が清原選手とユニフォーム交換、
オリックスの背番号5・清原和博選手は西武球場を去る際には、
西武時代の背番号3のユニフォームを着て去っていくという粋な光景で終わりを迎えました。
やっぱりライオンズのユニフォームで背番号3には来るものがありましたね。
オリックス側には失礼かなとは思う一方、
ライオンズファンとしては非常に嬉しい最高の演出でした。
中島選手も最後に良い演出をしてくれましたよね。
ファンには最高の贈り物となった気がします。
そんな感じで試合後のセレモニーは良かったんですが、
できることならば、試合内で清原選手の出番を設けて欲しかった…
もっとも、オリックスもクライマックスシリーズ出場権がかかっていて、
接戦で起用する場面がなかったという事情は分かるんですが…
9回に1アウト1・3塁、10回に1アウト3塁という場面で、
球場は清原コールが起こっているのにも関わらずに、スクイズってのはどーよ?、と。
9回は失敗、10回は成功でそのまま勝利、
オリックスの勝ちは勝ちなんでしょうが、野球って何なんだろうなと正直思いました。
まぁ、つまんねぇ、の一言に凝縮されちゃうんでしょうが。
1度目は分かるけれど、2回目はないよなぁと。
それでも敢えてスクイズを貫いた大石監督の勇気は買いますが… ねぇ?
例えピンチの場面であっても、西武バッテリーは直球勝負に行ったでしょうし、
代打で起用されれば、ホームランを打ちたいという気持ちのある清原選手でも、
この場面は勝利にこだわって犠牲フライを打ち上げてくれる、そんな場面だったはずです。
それをライオンズファンは確信していたし、負けてもいいから清原選手の打席を、
そう思っていたのにも関わらず、それをスクイズでぶち壊しやがったのは、
正直気持ちいいものではありませんでした。
ファンを大いに裏切った大石采配にばんざーい。
この借りはクライマックスシリーズで返す。
そんな新たな決意が芽生える瞬間でした。