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『劣等(意識共感)民族』

まぁ、実にインテリらしい皮肉と言いますか…言葉の理解度で相手の知性を図るという…
字面は非常に悪いですが、その通りだねって思っちゃいます(笑)
●「劣等民族」自民支持層めぐる識者発言拡散 立民議員らも反論「極めて差別的」「不愉快」

字面だけだと「劣った日本人」みたいに受け止められる言葉ですが、
正確には上記の通り「劣等感に共感する日本人」という意味でしょう。
憲法改正も「アメリカに押しつけられた憲法だから」という理由であり、
未だに人気を誇る故・田中角栄氏は日本海側を「裏日本」と称し、
太平洋側と比較して日本海側の発展が遅れていると主張して列島改造論を叫びました。
伝統的な自民党の考え方は、いずれも日本人の劣等感を誘う所があり、
今日でもLGBTQ法の時も「国際標準に劣るから」成立を急ぎましたし、
防衛費増も「G7各国と歩調を合わせるため」という理由で行おうとしています。
日本では「外国に比べて遅れているから」が大きな政治理由になっており、
それを便利に利用してきたのが自民党であることは間違いありません。

まぁ、でも第一次安倍政権以降、愛国心に力を入れるあまりに、
「日本最高」みたいな風潮を作り上げてしまったので、
どちらが良いのかは難しい問題でもあります。
おそらく感情的には劣等民族と言われて腹が立つけれど、
自分達がそれを便利に利用してることに気付いていない、
そういう最も痛々しい状態にあるように思えます。
比較することは大事ですし、それによって問題点が浮き彫りになるのも確かですが、
それを超える意気込みがあればいいのに、劣化コピーで満足してしまうから、
不十分な改革にしか終わらないんですよ…
憲法改正もより先進的な民主主義的価値を追求するものならいいんですが、
現状以下の明治憲法呼び戻しの劣化版改正をしても意味ないでしょ、という話。

◆ニュースネタ 自民党総裁選の簡単な整理
9人も立候補しているので、一見すると分かりづらいですが…
①現職閣僚(高市早苗、林芳正、上川陽子、河野太郎)
②現職自民党執行部(茂木敏充)
③岸田政権の元閣僚(小林鷹之、加藤勝信)
④岸田政権では主要職外(小泉進次郎、石破茂)

ここまで政策活動費の廃止や選択的夫婦別姓、マイナ保険証の見直しが話題になってますが、
いずれの政策も野党や国民世論は反対しておらず、
自民党がやろうと思えばできた政策ばかりです。
特に選挙制度改革は6月に政治資金規正法を改正していることもあって、
もっと踏み込んだ改革もできたはず、にも関わらず骨抜きになったのは何故なのか?
当時、各候補者が具体的にどう考えていたのかは分かりませんが、
①~③の人達は政権や自民党内要職にいたのだから、やろうと思えばできたはず。
総理になれば、党内の反対派を説得できるというのか?
小泉純一郎氏のように、反対派を一掃してでもやる気概はあるのか?
とてもそうは見えません。
岸田政権内に居ながらできなかったことが、総理になってできるとは思えません。
既に岸田政権内にいた7人は資格を失っていると言えましょう。
岸田政権の政策を引き継ぐにしても、国民はそれを評価しなかったわけですから、
頭を挿げ替えた所で国民の評価が変わることはありません。

●「ほんと失礼な奴」小泉進次郎に「知的レベルの低さ」問うたジャーナリストに寄せられる心ない声…いっぽう「必要不可欠な質問」の声も
当初は批判に晒された発言でしたが…論戦が進むうちに、懸念通りに(苦笑)
まぁ、「知的レベル」という言葉は、
前の静岡県知事の「知性」批判をしていたマスコミが使う言葉ではないことも確か。
とはいえ、小泉氏が何を発言しているのかよく分からないことも確か。
質問の意図を理解しているのかなと疑問に思う所が多々あるので、
そう懸念されるのも無理からぬことでしょう。
順番を飛ばして結論に行きたがる人だから、もう少し過程を大事にして説明して欲しいです。
そして家庭も大事にして一般常識を学んでください(苦笑)
●小泉進次郎氏がNHK解説委員に反論「永田町の論理に毒されている」論戦なしの早期解散現実味問われ
小泉氏の主張する「即解散」は無理があるでしょう。
与党である以上は実績で勝負するべきであり、何の実績も残していない以上は、
何もしなかった内閣として評価されるべきでしょう。
期待値なんて存在しません。
選挙やる前に政策を実行できたわけですから、やらなかった事実しか残らんでしょう。
勿論、父親のように郵政民営化解散のように、
主要テーマに沿わない自民党議員を追い出しても民意を問いたいのであれば、
分からなくもないのですが…解雇規制緩和や選択的夫婦別姓がそこまでのテーマか?

解雇規制緩和に関して言えば、出口を広げても入口が狭いままでは意味がありません。
再就職先がなければ、解雇されてもお先真っ暗ということです。
昔よりは転職が変に思われなくなり、中途採用も増えているとはいえ、
いまだに学生の一斉就職をやっているようでは、入口の狭さは相変わらず。
就職シーズンがある方がおかしいねん。年中就職シーズンであるべきでしょ?
それと若年層の中には能力のない中高年が解雇されていくイメージがあるかもしれませんが、
それこそ解雇規制があったから一人一人能力等を精査して解雇されてたと言えるわけです。
金銭解雇が有効になれば、年齢や経験を問わず、部門ごと大量解雇されて終わりですよ?
老いも若いも能力も関係ありません。全員解雇されて再就職を目指すことになります。
自身の甘い考えは解雇規制に守られているからこそ成立することを自覚すべきでしょう。

●石破茂氏が提唱「東京と平壌に連絡事務所」が波紋、拉致被害者家族が強い拒否感 西岡力氏「トップ会談で被害者を返す決断を求めよ」
いやぁ…トップ会談できるような状況じゃないから、そう言ってるのでは?
トップ会談だけして話が進むわけないでしょ。何もないのに、そもそも会う気になりますか?
見知らぬ誰かが金をくれと直接会談を要求してきて、応じますか? 応じませんよね。
トップ会談に至るまで、多くの下準備があるわけで、
その下準備が進まないことがトップ会談に至らない理由でしょ?
何か進むのであれば、トップ会談は意味がありますが、
何も進まないのに、トップを接待し合うことに何の意味があるのか。
焦る気持ちも分かりますが、いきなりトップ会談を開いても何の成果も得られないのは間違いありません。

まぁ、こんな感じで消去法で石破氏しか残らないわけですが…
今までは一議員として反対意見を主張できたとしても、
それが総理大臣という行政のトップになった時に、同じことができるかと言えば…
例えば、リニア問題の時に石破氏は慎重な姿勢を見せて、必要性にも疑問を呈していましたが、
総理大臣になっても同じことを言えるとは思えません。
懸念点はあったとしても、修正はともかく、計画を頓挫させるわけにも行かないでしょう。
石破氏にはそういう所があって、立法府の一員としては反対意見も重要なんだけど、
行政府の長としては両論併記のような形は困る、
議論を楽しむだけでは済まされない面があります。
そこを議論を通じてどうやって合意形成をしていくのか、課題はそこでしょう。


◆ニュースネタ 【全編ノーカット】“政権奪還”への道筋は?立憲民主党代表選 候補者4人と生討論
一方の立憲民主党の代表選は差が分かり難い感じで…
各候補でそれぞれ優先度合いが違っているというぐらい。
良く言えば、党の方針がまとまり始めているということなのか。
ポイントは①選挙協力の枠組み、②政権奪取のために訴えること、③政権交代時に何をするか、でしょう。
とりわけ今回は①と③が重要になってくるだけに、そこら辺がまだハッキリしていない点は気になります。

①は大まかにいえば、維新と共産党との距離感なんでしょうが…
実際には執行部が決めるというよりは、各選挙支部で進めた方がいいのかもしれません。
各地方の実情がありますし、維新とは大阪では協力できないけど他ではできるとか、
共産党ともそれは同じことが言えると思います。
野田氏は維新との共闘に前向きと聞きますが、泉氏の言うように本当にできるんですかね?
維新の方がやる気になる方策があるのかどうか、気になる所です。

③は自公政権との違いをどう見せられるか。
経済政策として人的資源の重要性を枝野氏らは叫んでいますが、
それは当然のこととして、どうやって実際の政策に結び付けて行けるのか。
自公政権が財界トップと癒着しているのは間違いなく、
逆に政権交代によってどう構図を変えられるのか、そこまで提言して欲しいですね。


◆ニュースネタ “無敵の人”斎藤元彦・兵庫県知事、強制的に辞職させるのは簡単ではない
 不信任決議には「議会解散」、リコールには「66万人の署名」の高いハードル

本気でやるなら、やればいい話でしょ(苦笑)⇒ようやく不信任決議を実行する見込みになりました。
やらないのは政争の具でしかない証拠。
維新は巻き添え喰らって議席を落としそうですが、逆に自民党らが選挙を恐れる理由が分かりません。
やる気がないのか、自信がないのか… 自民党総裁選終わるまで待つつもり?
本気ならば、解散上等で不信任決議を出せばいい話。
辞職を求めるなんて、まどろっこしいことしてるんじゃないよ。

解散の是非が色々と言われていますが、国会とは異なり、
地方議会が首長を選んでいるわけではありませんからね。
あくまで選んでいるのは直接民主主義で選んでいる住民であり、
首長が責任を負うのは住民に対してであって、議会に対してではありません。
一連の騒動を住民がどう見ているのか、大事なのはそっちでしょ。

●「この問題の本質は“パワハラ疑惑”ではない」兵庫県・斎藤元彦知事(46)スクープ記事を書いた文春記者が現地取材で感じたこと
地元の有権者の反応が実際どうなのかとか入ってこないのは、そもそも現地入りしてないからとは(笑)
兵庫ってそんな田舎でしたっけ?(苦笑)
取材せずに書いているなら、ネット民と変わらないじゃないですか。

●「俺は知事だぞ」発言否定、「道義的責任、わからない」斎藤・兵庫県知事 百条委尋問で淡々と…
なんで「道義的責任」しか追及できないのか、それが一番情けないのよ。
道義的責任で辞めた人っていますか?(まぁ、いるにはいるけど) 
国会議員の大半は離党止まりで、議員を辞めてない人がほとんどでしょ。
追及するなら、「法的責任」ではないの? どうして「道義的責任」しか追及できないのか。
結局、これが完全にポーズでしかなく、政争の道具にしか使ってないからですよ。

職員へのアンケートでも「見る」と「聞く」を一緒にする意味が分かりません。
「見る」と「聞く」は信憑性で別物でしょ?
「聞く」は話しての主観が必ず入ってしまうし、
同種の噂話が一括りにされたり、全くの創作の話まで作られてしまいます。
ましてや、既に自殺した職員の人が話を広めた後で、「聞いた話」に意味ありますか?
あるわけないでしょ。もうその職員の話は知ってるんだから、知らない方が不思議。
そういった所も厳密性が皆無。最初から法的責任の追及を放棄してるでしょ。
結局、単に知事のイメージダウンを狙っているだけで、
本気で問題を解決しようとしていないようにしか思えません。

●何もかもソックリだから!舛添要一が〝おねだりモンスター〟斎藤知事を「悪いのは官僚」と失笑擁護
いやー、むしろ差し入れを当然貰えると思ってる公務員も嫌ですけどね(苦笑)
だって職員って沢山いるじゃないですか。
そこで貰える職員と貰えない職員が出てくるのは勿論のこと、
公務員は全体の奉仕者なので、本当なら県民に等しく分配しなきゃいけない話、
それを実際にどう処分するのかは現場の判断によるんじゃないですかね。
まぁ、ケチくさいとは思いますが(苦笑)

「おねだり」も個人的にはよく分かりません。なんで用意してないのと思っちゃいます。
料理番組で実際に調理をせずに「あとはスタッフがやってくれるでしょ」じゃないんだから(苦笑)
兵庫県の県庁がどういう仕事ぶりをしているのか知りませんが、
多くの地方自治体は最低賃金で期間従業員に事務仕事を任せる究極のブラック企業なんで、
知事の相手もしてないとなると、一体何の仕事をしていたのかと疑問に思います。
ここら辺はマスコミの報道とは異なり、
庶民感覚でおかしいと思う節はいくらでもあると思います。


そんな感じで、ただの政治闘争に過ぎないので、どちらも味方したくないのが本音です。
最初に書きましたが、自殺した職員の残した証拠も伝聞に基づくもの多く、
証言をすることでしか証拠として成立させられなかったのにも関わらず、
結果的に自殺という選択をしたことは失敗だったと言わざるを得ません。
また、誰か他の職員がこの戦いを引き継げば良かったのですが、
非公開で百条委員会に証言したという記録はあるものの、報道されておらず、
法的責任まで発展できていないという意味では、詰めが甘いと言わざるを得ません。

結局、単なる足の引っ張り合いでは、有権者には響かないということです。
知事も県職員も議員も同じ穴の狢にしか感じられないようでは、
政治不信を強めるだけで、単に知事の首を挿げ替えるだけで終わってしまうでしょう。


◆ニュースネタ 襲撃受けた日本人男児死亡 腹部を刃物で刺される―警備強化の中、事件相次ぐ・中国深セン
6月にも庇った中国人女性が亡くなる痛ましい事件がありましたが…
今回は児童が亡くなるという最悪の結果になってしまったようで…
正直、どんなに警備を厚くしようとも、
日本人に捌け口が向きかねない教育を続けている以上、
狂人のターゲットになるのは避けられないとしか言いようがありません。
もはや中国は日本人にとっての戦地であると思わなければなりません。
住むには適さない土地になっていることを進出企業には理解していただきたい。
政治と経済は別と言いますが、ここまでの事件が起こった以上、別個には考えられません。


◆ニュースネタ 公民館での政治的活動「禁止」新条例 でも政治集会OK 埼玉・所沢
「政治」って何だろうなぁ…
好意的に解釈すれば、この条例の「政治的活動」は「政党活動」なのでしょうが、
例えば、町内会の会議とかは「政治」ではないのでしょうか?
人が何かを決定して、それを守ることが「政治的な取り決め」であり、
もう人が集まって議論すること、そのものが「政治」ではないの?
所沢の人達が「政治」をどう考えているのか、サッパリ理解できません。
実質、集会の自由を一般的に禁止している条例ではないですか。アホなのか?


◆ニュースネタ 成績不振の埼玉西武ライオンズ、引退者が相次ぐ
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他にも盗塁王に輝いた金子侑司選手も引退。
チームが成績不振だと、ベテランへの風当たりが強くなるのは致し方ないですね…
ただ、逆に考えると、順位が決定しているからこそ、引退試合をする余裕もあることも確か。
岡田選手と増田投手は人望も厚いですし、そういう選手はコーチとしても重宝されるので、
何らかの形で今後のチームに貢献してくれることでしょう。

今シーズンの戦いに関しては、外国人選手が外れたことが全てでしょう。
特にアギラー選手の不振は予想外でした…
野手はどんなに若手に経験を積ませても、主軸がしっかりしてない限りは、
優勝争いの緊張感でプレーできず、育たないことを痛感します。
FA補強をしてこなかったツケが出ちゃってる感じですね。
育てるにしても限界があります。
それをなんとか名監督の辻氏が押し留めていたわけですが、
それがなくなってしまえば、この惨状… 少しは目が覚めてくれるでしょうか。
大ベテランの中村・栗山選手に引退の話も出てこないのも、
他に軸となる打者がいないことに起因しているように思えます。

後任監督の選定も大事ですが、今の戦力では得点を取れないことも確か。
主軸となる選手が2人は確実に必要でしょう。
そこはもうドラフトや育成ではカバーしきれないだけに、
FA補強や外国人補強に力を入れる必要があると思います。
非常時なのだからケチらずに補強して欲しいです。

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