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翌朝になってみると

思っていたよりは民主党は伸びず、自民党は踏み止まったようですね。
もっとも民主の大勝、自民・公明の大敗は間違いないわけですが。
連立政権参加予定の国民新党の被害が甚大だったのは誤算か。
今の選挙体制では少数政党は厳しいですねぇ…


◆政治ネタ 民主党政権に期待すること
子育て支援と高速道路無料化が目玉公約として扱われており、
財源をどうするかとか批判の対象になったりしているわけですが、
どちらの政策も、言わば「当たり前」の政策だったわけで、
単に自民党が怠けて先延ばしになっていたにすぎない政策なんですよね。
子育て支援は少子高齢化が進展していた90年代には実施しておくべき政策であり、
高速道路無料かも終わりなき高速道路建設で先延ばしだったわけですから、
当たり前の政策がようやく実施されるのかといった印象も持つわけです。
それだけ自民党政権の罪が大きかったということでしょう。
勿論、功も忘れてはいけないでしょうが。やっぱり罪が目立ってきちゃいますね。

他に日本の「常識」に当てはめられて無視されてきた「当たり前」の政策を挙げてみると、
住宅保障、社会保険・年金改革、労働時間短縮、死刑廃止、といった所がすぐに浮かびます。

住宅保障は公共住宅の再整備が必要、住所がなければ仕事もできない、
雇用対策をするためには住宅の整備も必要不可欠です。
低所得者向けだけではない、中所得者向けの賃貸マンションを整備するなど、
家計における教育費用の負担軽減を図ると同時に、住宅費用の軽減を図る必要があります。

社会保険・年金改革は財源の問題もありますが、ゴチャゴチャしすぎ。一元化が基本。

労働時間短縮は主にサービス残業の徹底排除。
自民党政権は経営者寄りだったため、
時間短縮が図られているとはいえ、労働者に厳しいのは変わらず。
雇用環境の改善を図り、国際的な労働時間を実施するとともに、
新しい働き方の構築を目指していかないことには、抜本的な雇用対策など不可能です。

死刑廃止は倫理云々以上に政策的に実施せねばいけない状況になってきているかと。
国際交流が頻繁になり、日本にいる外国人も増えれば、相対的に外国人犯罪も増えます。
浜松市での悲劇のように日本で犯罪を犯した外国人が本国に帰ってしまったために、
罰することができないという事件がいくつもあります。
今後、労働者として外国人を受け入れるとすれば、当然そういったことも考えねばなりません。
そういった事件のために、犯罪人引渡し条約を結ぶ必要があるわけですが、
そこで障害になるのが日本の死刑制度、これがある限りEUとの条約締結は無理です。
倫理面以上に政策的に死刑廃止を行わざるを得ない時期に来ているかと思います。

鳩山氏はこれらの問題意識を持っていると思いますし、
社民党も政権に参加するようなので、これらの問題が解決の方向に向かうことを期待したいです。

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