今日は
寒い一日でしたね…
ここ数日は寒さが逆戻り。明日以降も続くようなので注意したいところ。
この寒さのせいか、桜の開花予想(コンピュータの入力ミスらしいのですが)も外れ、
全国一を目指していた静岡県はしょぼーん状態です(苦笑)
来週末には咲くようですけど… さてさて、どうなりますか。
春の勘違いで出てきた虫達の動向が気になる今日この頃です。
季節に敏感なのは悪くないことですが、早とちりはいけませんわなぁ…
◆プロ野球 西武不正スカウト問題
東京ガス・木村投手は西武の隠蔽工作を否定したそうです。
こちら
これで西武側の説明の方が合っていることが想像付きますね。
早稲田側としては既に潔白をイメージ付けたので現時点では痛くも痒くもなさそうですが。
プロ野球ファン・ドラフトファンからすれば、
B投手(木村投手)の話はよく噂されていた内容であることを知っています。
それだけに早稲田のA選手の話には違和感を覚えます。
その理由は「入団誓約書」の存在ですよね。
わざわざ物証を残さなくても、と誰もが思ったはずです。
B投手のように金銭供与の約束を受けた時点で、
誓約書などなくとも将来の入団が前提であるのは、誰にでも分かることです。
それこそ書面にする必要性はないように思えます。今回のような発覚を生むだけ。
「契約金から差し引く」という発想は、ここ数年の西武球団の金欠を見てると分かりますが、
予めそんなことを言う必要なんてないでしょうし。
それこそ印象的にマイナスにしかなりません。
無事に入団が決まったときに、
「あ、あの金の分は減らしてるからね」「えー」「文句言うな」で終わるはず。
入団テストの話といい、A選手側の話を聞けば聞くほど、分からないことが増えてきます。
入団誓約書が存在している理由を考えると、
「A選手・A選手の父親が信頼できなかったから(週刊誌等の見方)」
「西武球団と関係が希薄な早稲田野球部だったから」
この2点が考えられると思います。
後者の方を説明しますと、早稲田選手の指名実績がない西武球団にとって、
A選手が早稲田に進学することは将来の指名を反故にされる可能性があります。
囲い込みをして、お金を支払うも他球団に逃げられる…なんか聞いたことある話(^^;
そうされないように誓約書を作ったと考えられます。
ただ、そういった誓約書があったとしても、法律的な効果が存在するにしても、
西武球団が実際にそれで訴えを起こすことは、
裏金を公にすることになり、大っぴらにすることなどできません。
この誓約書が実行に移されるためには、何度も言っているように、
早稲田側の許可なしには成功しないように思われます。
でも、そう考えていくと、むしろこの話は逆だったのかもしれないと思えてきます。
それは入団誓約書を作るように迫ったのはA選手の側かもしれないということです。
それを盾にして西武球団に将来の入団を迫る、これなら早稲田関係者が絡まずとも成立します。
もしドラフトの目玉に成長し、他球団からもっといい話を受ければ、
そちらに乗り換えることもできます。
西武球団は泣き寝入りするしかないわけですから…
…自分で言っててなんですが… すげー嫌な気分(苦笑)
そうなると西武球団のメリットが少なくなるのですが、
だからこその「金銭貸与」契約だったのかもしれません。
勿論、踏み倒されての泣き寝入りの可能性もありますが、他球団に指名される選手に育てば、
それだけ契約金も入るわけですし、普通の神経の持ち主なら返してもらえる…はず(^^;
西武にとっては早稲田選手の指名実績ができるメリットはありますし、
積極的に持ちかけるのは躊躇しますが、ギリギリの線での判断は可能な範囲と考えます。
主導して行うほどのメリットはなく、渋々承服する程度のメリットはある、ってな所。
逆指名制導入以降、アマ側が平然と金品を要求するという噂は聞かれますし、
こういった可能性は捨てきれないのではないでしょうか?
渡す方と貰う方では渡す方が悪い。それは分かります。では要求する方と渡す方では…?
…もちろん、これは私の憶測でしかありません。
ただ今回の事が西武球団の独断で行われたと信じるのには、やはり無理があると思います。
それと西武球団の外部調査委員会の方向が示されたようで。
こちら
05年6月以降の入団選手となると、05年オフ・06年オフ入団の選手ですか。
つまり今年のルーキーと2年目の選手たち。
…ん~、何も出てこないでしょうなぁ…
一部では岸投手が怪しいという話を聞きますが、高校時代は全くの無名選手。
関西からの野球留学者でもなく、ずっと仙台。
大学の斡旋ぐらいはしたのかもしれませんが、それなら東北福祉大じゃないかとも。
もし仮に一場事件がなかったのなら、希望枠は東京ガス・木村投手だったでしょうから、
裏金を貰っているとは考えづらいです。
特に昨年は太田球団社長就任後のドラフトですし、
ここで裏金を絡んだ選手を獲得しているとなれば、完全に言い訳の聞かない大失態となります。
今年のルーキーで出てきたとすれば、バカと言うしかないでしょうね(^^;
2年目の選手はいなさそうです。
前年の希望枠の松永投手にしても都市対抗出場なしで素材型評価。
競争となったのは西武と楽天の2球団だけ。囲い込みの噂は一切聞きませんでした。
隠し玉の山本歩投手は本人も周りも指名されたことに驚いてましたからなぁ…
野球中心ではなく、研究中心だった選手を裏金で囲ってるのはあり得ないことかと。
怪しいのは03年のドラフト以前の候補なんですけど…
ここらになると他球団に行った選手の名前が出てくるので、発表は難しいでしょうねぇ。
西武球団で一人挙げるなら、未遂ではありますが、03年の松川投手でしょうか。
ドラフト前に西武以外なら東北福祉大進学を表明していて、担当スカウトもあのお方。
ただ公立高校ですから、A選手のような高校の斡旋はないでしょう。
他球団に指名されて東北福祉進学となっていたら、お金が動いたかもしれませんが、
普通に指名されましたので、今回のようなことはないはずです。
それ以外となると、ちょっと分かりません。
大体において、ここ10年は囲い込みとは無縁の細々ドラフトでしたからな…
一部ではドラフト強者と言われますけど、そんな評価高い選手なんて獲得できてない…
その空白の前を抜けると、球団創立期~バブル崩壊前まで遡ることに。
こちらは当時のスカウトなどがいないでしょうし、資料も出てきにくいでしょうから、
調査対象から外されてしまうと思われます。
そう考えると、調査も難しいものになりそうですね。
一体、どこまで内容が明らかにされるのか。外部調査委員会の手腕に注目です。
◆プロ野球 西武のオープン戦
今日は土壇場で追いついて、6-6の引き分け。未だに3月の敗戦なし。
試合は石井義人選手劇場だったようです(^^;
1回裏にカブレラ・リーファー・GG佐藤選手の3連打などで黒田投手から3点を奪うも、
直後の打席で敢え無く三振。
すると3回表の守備で先頭打者の緒方選手の打球をトンネルエラー、
さらにノーアウト1・2塁から3塁線への送りバントを見送るもベースに当たる内安打…
この回、2つの拙い守備を見せてしまうと、西口投手はリズムを崩してこの回5失点(自責0)。
4回裏には1塁線を抜くタイムリー2ベースで汚名返上をするも、
1アウト3塁での高木浩之選手の高いバウンドのショートゴロで本塁を突けない走塁ミス。
6回裏には黒田投手の足に当たるピッチャー強襲内安打で出塁。
これで黒田投手が降板。ヒットはヒットだったもの、ちょっぴり複雑な気分。
そして5-6で迎えた9回裏、先頭打者としてヒットを放ち、突破口を開くと、
1アウト1・3塁からの福地選手のセンターライナー性のフライで思い切ってスタート、
見事本塁に生還して、最後の最後でミスを帳消しにしました。
結果的に打撃の方では、4打数3安打1打点という活躍なんですけど…
これだけ打ってようやくイーブンと感じるのが何とも歯がゆいっす(苦笑)
先発の西口投手は1・2回は完璧も、3回のエラーからリズムが乱れ、
5回5安打3四球3奪三振6失点(自責5)、開幕に不安を残しました。
3回の1点目は仕方ないんですけど、その後の新井・嶋選手の連続タイムリーは余計でした。
4・5回もランナー出しながらの投球、ちょっと苦しいですね。
本拠地に帰るまでは投手陣が好調だったものの、
ここに来て先発投手の失点が増えてきています。
ちょっと頭が痛くなってきます… 開幕、頼みますよ~
リリーフ投手は上々の内容。
三井投手は2アウトからヒットを許したものの無失点。
岩崎投手は1イニングをキッチリ。
長田投手は微妙な判定で2四球を与えたものの、無失点で凌ぐなど内容は良かったようです。
山崎投手はまだ危なっかしい所を感じますが、一応無失点。結果は残しています。
リリーフ陣の方は大丈夫そうですね。
打線では、カブレラ選手が待望の初ホームランを含む4打数2安打2打点の活躍。
開幕前に調子が上がってきてホッとしています。今年も不動の4番で頑張って欲しいですね。
他には福地選手が4打数2安打1犠飛と好調、片岡選手は3打数1安打1犠打1四球と繋ぎ、
リーファー選手が4打数1安打、GG佐藤選手が4打数2安打と結果を残しています。
ここらの選手は1軍当確でしょう。
他には代打で登場した大島選手がヒットを放つなどアピール。
逆にスタメン出場の栗山選手は5打数1安打、ヒットを打ったものの、アピールはできず。
タイプ的に似ている2人なだけに、現時点では大島選手の方が上かなと。
栗山選手がやや1軍争いで後手に回っている感じです。
先日アピールした野田選手は1犠打したものの、ノーヒット。
リードでは3回の5失点の流れを止めることができませんでしたし、
守備でも広島に好きなように走られてしまい、4盗塁を喫してしまいました。
もはやフリーパス状態…そんな弱肩ではなかったはずなのに…
打撃でアピールしても、これでは厳しいです。守備の印象が悪いのがどうにもかんにも…
細川選手が今日の試合で無事に出場できていますし、
ここからは細川選手がマスクを被る機会が増えてきそうです。