東京マラソン(一部)終了のお知らせ
まぁ、完全な中止なわけじゃないから、仕方ない面もありますけど、
来年の出場権を与えるものの、別途料金を支払う必要があるというのは…
それって二重払いですよね。
たぶん運営側からすれば大会協賛費感覚、
つまり寄付なので返す必要がないということなんでしょうけど…なんだかなぁ、と。
今回の判断は、他のスポーツ大会の開催判断にも影響を与えかねず、
今後、東京で感染が広がっていけば東京五輪の中止も現実味を帯びるでしょうね。
少なくとも、今の中国と同じような状況なら、開催は不可能でしょう。
全部無観客試合でやるしかなくなるじゃんよ。
◆ニュースネタ クルーズ船内の新型肺炎対策を神戸大教授が批判
早速、政府側は強硬に反論していますが…
実際に現場を見た人と、ろくに見ていない人と、どちらの声を信じますかね?
加藤厚生労働大臣や副大臣の方は、そのクルーズ船内に足を踏み入れたの?
入ってないんでしょ、どうせ。
実際に内部の状況を見ていない人に言い訳をされても誰も信じませんわ。
百聞は一見にしかず。どちらの声を信じるかは明らかです。
批判返しをするなら、内部の状況を確認してからにしなさいよ…
仮に医師の意見をその都度に取り入れていたとしても、
指揮する奴がアホなら後手後手に回るだけで、対策なんて取れるわけがない。
感染した厚生労働省の職員がマスクを使いまわしていたりと不適切な使用も指摘されており、
慎重な対策を取っているとは思えないのですが。
そもそも船内からの情報では、下船に半日以上かかったりと、
ろくに人が船に近づかない状況では対策も糞もないだろうと思うのですが…
万全に対策を取って素早く行うことが大事なのに、
杜撰な対策でノロノロ後手後手の対策をやってれば、一向に問題が解決するわけがありません。
そりゃ指揮してるトップ、副大臣と大臣の政治責任ですよ。当たり前じゃん。
それでいて政府の見解は、船内での感染は起きてない、だからビックリ。
こちら
今、感染している人は、一番最初に感染した香港で下船した人からの感染だそうです。
だから、その5日から14日後の今日、感染期が終わったという見解みたい…
…
……
………そんなわけないだろ!?
どう考えても、船内での二次感染・三次感染があったと考えられ、
常に感染期は更新し続けている状態、常に14日間が後ろ倒しになってる状況です。
だから、船への停泊は不可能だったんですよ。全員感染するまで終わりがないから。
2週間前にこの第一報を聞いた時に、
船内の人を見捨てて感染拡大を取ったと思いましたよ。
なんなんですかね、武漢の帰国組と今回の対応の違いは。
前者には安倍総理の『お友達』でもいたんですかね?
逆に今回は『お友達』はいなかったということなのか。
それぐらい手厚い保護とドライな対応の違いを感じました。
受け入れ先の問題があったのは理解できますが、
船なのだから各港に分散して降ろすこともできたはず。
結局、感染拡大を恐れて、ウイルスを船内に封じたと言われても仕方ありません。
やはり見捨てたとしか思えません。
(2月20日追記)
こちら 厚生労働省職員らも感染
2月5日以降は検疫が万全で船内感染は認められていないのならば、
彼らはどこで感染したというのですか?
2月5日以前にタイムスリップでもしたの?(w
一応、防護体制はできていたはずの職員でも感染したのに、
乗客の間で感染がなかったと、どうして言えるのか、言えるわけがありません。
自分達の判断ミスを隠すために嘘ばかり吐きやがる…
2週間以内に下船者から感染者が出た時点で嘘は明らかになるんですよ?
安倍内閣の支持率が下がっているようですが、
やはり今回の新型肺炎対策による影響が大きいと思います。
観光を重視するあまりに、中国人観光客を断れなかったこと、
旧民主党議員を中心に指定感染症への繰り上げを打診するも認めなかったこと、
そもそもの政府の対策本部の設置が遅すぎた上に、
大臣が会議を欠席して地元返りするなど、本気の姿勢が伺えないこと、
武漢からの帰国組の検査・隔離が場当たり的でスムーズに行かなかったこと、
ダイヤモンドプリンセス号内の感染拡大を防げなかったこと、
これら全てが内閣支持率に直結しているように思えます。
政府よりも国民の方が新型肺炎に対する脅威感は大きかったわけですよ。
Youtubeとかで武漢の生の声を聴いている国民と、
官僚から数字しか見せられていない政治家とでは、
意識の差が雲泥に違ったということでしょう。
ネットは選挙の時だけの道具じゃないんですよ…
◆ニュースネタ 国会は相変わらずの『ごはん論法』
『ごはん論法』に関する説明は上の記事を見てください。
簡単に言えば、聞かれていない事には答えない、
聞かれたくないことには言葉を言い換えて誤魔化す、という話。
安倍政権がよくやってる奴です。
安倍政権の特徴は、『ミスをミスとして認めない』ことです。
上のダイヤモンドプリンセス号の船内感染を認めないのは、政府のミスだからです。
全ての問題を『その批判は当たらない』として一蹴してきたので、
一つの間違いを認めると、それが全て嘘だったとなりかねず、
それを政府は最も恐れているからミスを絶対に認めようとしないわけです。
そんなことをするよりも、文書を破棄し、改ざんし、データをでっち上げる。
全てを見解の相違として、ミスを上から塗りたくるように消すんですよ。
それが議論に望む姿勢に最も表れていて、それが『ごはん論法』なんです。
森友問題にしても、加計学園問題にしても、桜を見る会にしても、
どうして、そこまで頑なに判断ミスを認めようとしないのか。
それぞれは大した問題じゃないですよ。総辞職する程の事でもない。
しっかりと調査した上で、問題を改め、今後に生かせばそれで良い話。
だけど、それをやってこなかったツケがここで爆発しちゃった、
それが『新型肺炎対策』、もはや政府が後手後手に回っていることは明らか、
政府が誤魔化しても、国民の目を誤魔化せない所まで来たということでしょうね…
…
……
………命に関わる問題なだけで、最悪としか言いようがありませんけど…
『不要不急の外出を避けて』とかお願いしている段階ですか。
政府よりも企業の方がテレワークの推進とか積極姿勢じゃないですか。
もう日本は中国に次ぐホットスポットと化そうとしているだけに、
『不要不急の外出を避けられる』状況を作って欲しいです。
取りようのない自己責任にさせられても困るというものです。
ふざけんなと思いますわ。
話を戻しまして、『ごはん論法』を乱用する余りに、
裏を返せば、『ごはん論法』を使う時は隠したい何かがある証拠でもあるわけで、
その疑惑はほぼ確定と見ることもできます。
慣れてしまえば、逆に嘘を吐いていることが丸わかりだったりするんですよねぇ…