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こちらの

日記を長らく空けてしまっていたことに気付いたり(爆)
最近は野球日記を書いて力尽きることが多かったもので、と微妙に言い訳。
どっちかというと体調の問題ですが。
色々な意味で3・4月は弱いんです、どうも。

話題のニュースというと、中国のチベット問題並びに五輪聖火問題ですが、
どちらも中国の政治体制の問題が色濃く出ているように思えます。
チベット問題は、結局は中国の共産党体制から来るもの、
経済は資本主義体制に移行しながらも、
政治では事実上の共産党一党独裁体制が続いていることに由来してます。
中国は歴史的に農民反乱や宗教反乱で王朝が滅びてますし、
宗教勢力に対する政治的圧力は相当なもの、
それに加えて共産党独裁体制ですから、
自分たちを脅かすものとして宗教を警戒しているのは明らか。
中国にとってチベット問題は一暴動ではなく、内戦という心持なのでしょう。
チベット問題は中国の政治体制が変化しない限り、解決は図れないように思います。

それにしても何で今回も聖火は世界を回ってるんでしょうか。
前回はアテネだったから分かるんですが…
いきなり空輸で中国入りしたのなら、国内リレーだけでいいじゃんと。
自分の認識ではアテネから開催国までのリレーが聖火リレーだったと思うんですが…
まるでアテネの火を分けるのではなく、
中国が世界に聖火を恵んでやっているように思えてくるから不思議。
抗議したくなるのも無理ないなとも思ったり。


◆プロ野球 パリーグのここまで
現在は埼玉西武ライオンズが貯金3の首位で、
日ハム・ロッテ・ソフトバンク・楽天が5割前後で推移、
オリックスがやや失速気味で借金5、
相変わらずの混戦状態が続いております。

ライオンズが首位に立っているというのは、
ファンとしては嬉しくもありますが、同時に複雑でもあったり。
それというのもまだチームに強さは感じてないからです。
ただ、好調だとも思ってないので、
少しずつ強くなってるのかなという不思議な感覚だったりします(^^;

首位に立っている要因は、何といっても投手力。
チーム防御率3.04は日ハムの2.65に次ぐ2位。
涌井・石井一久・キニー・岸・西口・帆足投手と先発陣が安定、
抑えも8回岡本真也・9回グラマン投手のリレーが定まっており、
勝ちパターンが確立しています。
やはり新加入の石井一久・岡本真也投手の存在が大きいです。
2人のベテランがきっちりはまったことで、
投手陣に厚みが出たように感じさせてくれます。
それだけ2人の実績・信頼感が大きいということでしょう。
また、新外国人のキニー投手も好投、
開幕直後の涌井・西口投手の不調を上手くカバーしています。

他球団の投手事情を見ますと、抑えに苦労している球団が多いです。
ロッテは荻野投手を抑えに据えたものの、そこまでの繋ぎが不透明。
ソフトバンクは日替わり抑えで、好調の投手を使っていく方針で固定されず。
楽天は青山投手が一応抑え役であるものの、まだ固まってはおらず。
オリックスは加藤投手という抑えがいるものの、
先発の方が怪我人続出で足りないという状況。
それでも各球団、徐々に投手陣は揃いつつあるだけに、
今後はさらに混戦状態が続いていくように思えます。
ライオンズも岡本・グラマン投手以外のリリーフに弱さを抱えているだけに、
夏場に向けて、活きのいい若手をどれだけ育てられるかが鍵となりそうです。

カブレラ・和田選手が抜けて心配された野手陣の方は、
チーム打率こそ楽天・ソフトバンクに次ぐ3位の.252であるものの、
得点は楽天に次ぐ2位、本塁打・盗塁はリーグトップとなってます。
成績的には、ブラゼル選手の9本塁打や、片岡選手の10盗塁が目立つぐらいで、
そんなに打ちまくっている印象はないのですが、
勝負どころで得点を挙げられるしぶとさが今年はあります。
カブレラ・和田選手が抜けたことで、却って打線の多彩さが広がり、
どの打順からでもチャンスを作り、得点できる打線となりました。
4番ブラゼル選手と8番細川選手を除けば、ほとんどの選手が走ることができ、
盗塁・エンドラン・バントとどんな攻撃でも仕掛けられます。
攻撃の積極さとチームで狙いを絞るしぶとさを持っていて、
相手チームにとって嫌な野球ができるようになったのが今年の打線の特徴です。
あまり絶好調という選手はいないものの、開幕数試合以降、
打線が安定して得点を挙げられているのが得点力の高い理由でしょう。
中軸頼みだった打線が、多彩な攻撃のできるまとまりのある打線になった、
そんな風な印象を抱いています。

ただ、このままライオンズが抜け出していくかは不透明。
先発では石井一久・西口投手、リリーフでは岡本真也・三井投手と、
ベテラン投手の比重が大きく、シーズン後半まで投手陣の好調さが維持できるかは未知数。
先を考えると、若い投手がもう少し出てこないと厳しいでしょう。
逆に野手陣はほとんどの選手が20代中盤、
江藤・平尾選手を除けば30歳が最高齢という若い布陣で、
メンバーが固定されている割に、1シーズンを経験した選手が少ないのが不安要素。
これから梅雨・夏場と疲れの出てくる所で今のような得点力を維持できるか、
レギュラーメンバーのさらなる成長が期待される所です。
6月頃にはソフトバンクやロッテの戦力が整ってくるでしょうし、
パリーグは交流戦明けからが本当の戦いとなってきます。
今はシーズン後半に向けて若い選手を育てながら、
少しでもリードを奪えるよう戦っていければ、といった感じですね。
とりあえず、スタートに躓いて若い選手がシュンとなってしまう
最悪のケースにならなかったのは良かったと思います。
今後も続くであろうパリーグの混戦を楽しんでいきたいものです。

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