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ベルリンの壁崩壊から20年

「世界丸見えテレビ特捜部」を見て、再認識。もう20年ですか…
20代後半以降の人なら分かってもらえると思うんですが、
ベルリンの壁崩壊のニュースは衝撃的なニュースでしたよね。
自由を手にしたベルリンの人達の姿に心を動かされた人は少なくないことでしょう。
子どもながらに、あれこそが「自由」なのか、「平和」の姿なのかと、
人類において大切にされている何かを現したあの映像は一種の奇跡でした。
昨日のことのようにあの感覚を抱けるというのは、
それだけ印象深かったということでしょうね。
もし、あの時代にインターネットが普及していたら…
もっと輝いていたか、それとも情報の波に流されて褪せていたか。
なかなかに興味が尽きない事件でした。

ベルリンの壁崩壊関連で思うに、
私達は「自由」や「平和」、「人権尊重」の大切さを学びますが、
それが実際に意識できる経験ってのは現代日本では稀だと思うんです。
今やそれが当たり前に享受できる時代なわけで、
今の時代に「自由」と声高に叫ぶ人の大半は自由放任主義の自由、
プライバシーの権利のような「ひとりにしておいてもらう権利」を叫んでばかり。
「自由には義務が伴う」だとか言葉では分かった気になっても、
それを実際に感覚として掴むことは凄く難しいことのように思います。
それでも「自由」や「平和」が各個人の中で大切に思えるのは、
言葉では言い表せない何かしらの感覚、イメージを持っているのは間違いありません。
おそらく、私らの世代でそういった「自由」や「平和」のイメージになっているものは、
このベルリンの壁崩壊のニュースなのではないでしょうか。
漠然とした「自由」や「平和」のイメージ、
それを世界の人々に発信したという意味でも、
ベルリンの壁崩壊は世界的な出来事だったと評価できるように思います。
えっ? イラクのフセイン政権崩壊?
あんなのヤラセだろう(苦笑) 自由も平和もクソもなかった…

まぁ、でもこうやって歴史を生の感覚で振り返ることができるってのは、
なんとなく生きてて良かったな~と思える感覚ですよね。
映像やら再現ドラマやらで感覚は掴めないこともないだろうけれど、
言葉では言い表せない時代の空気や感銘といったものは、
やっぱり実際に生きた時代でないと分からなかったりもします。
戦争の経験ってのはさすがにしたくないけれども、
高度経済成長の雰囲気やオイルショックの混乱等は感じてみたかった気もします。
実際に生きている時には大変だと思っているでしょうがね。
今現在も後世から振り返った時に、ある種の感慨を持てるようになるのでしょうか。
ベルリンの壁崩壊のニュースから歴史の積み重ねというものも感じられます。


◆プロ野球ネタ 日本シリーズを制覇したのは読売ジャイアンツ
4勝2敗でジャイアンツが日本一決定~
最終戦まで行けばという感じもありましたが、あっさり終わっちゃいましたね。
全体的には投手戦を中心に、競った戦いをしていたものの、
終わってみるとジャイアンツの圧勝だったかなという感じもしなくはないです。
まぁ、でもなんつーか、レベル的にはどうだったんだっろうかと思わなくもなし。
巨人は謎走塁の連発だったし、日ハムはらしくないミスと拙攻の山。
投手戦だったと言えば聞こえはいいけれども… なんだかなぁとも。
ジャイアンツからすれば、1年目は優勝するも中日に敗退してシリーズ出場できず、
2年目の優勝では西武に敗退して日本一になれず、
3年目の優勝でようやく日本一になれたということで、
苦しみながらの日本一となっただけに、嬉しさもひとしおなのではないでしょうか。
日本一おめでとうございますと言いたいですね。

それにしてもアジアシリーズがなくなり、韓国との1試合のみの決戦ですか…
アジアシリーズも非常にアレでしたが、
韓国と1試合だけ戦うってのも意味あんのかって気がしちゃいますよねぇ…
せめて3試合戦うとかだったら、多少は違うんですが…
1試合だけだと、「あ、そんな試合あったの?」で終わっちゃうんじゃないかと。
赤字もその分消えるだろうけれど、記憶からはもっと消え去っていっちゃいますね。
要らなくね? それよりは若手主体の国際親善試合の方がマシじゃなかろうか?


◆プロ野球ネタ ストーブリーグに突入
どうでもいいけれど、日本における今現在のストーブ使用率が気になる。
エアコンの暖房、コタツ、ハロゲンヒーター等との使用比較データが欲しいな。
ハロゲンヒーターが勝利したら、ハロヒーリーグとか言おう(笑)

横浜の新監督は尾花氏に決定したようで。
投手コーチとしての手腕が高かっただけに、横浜をどう再建するのか注目です。
でも名投手コーチと言われていても、名監督と呼ばれる監督は少ないだけに…
藤田元司氏や権藤博氏らがいますが、それに続けられるか。

FA宣言解禁で、ヤクルトの五十嵐投手がメジャー挑戦を表明、
日ハムの藤井投手が国内移籍を表明したとのことです。
五十嵐投手はシーズン終盤に登板がなく、クライマックスシリーズもいまいちでしたが、
大丈夫なんでしょうかね?
評価を低く見られそうな気も。ちょっと心配。長期戦か。
他にもロッテの橋本捕手がFA宣言する模様です。
個人的には特に関心がないかも…

トレードでは巨人の岩舘内野手が金銭トレードで日ハムへ。
日ハムは陽選手が外野コンバートとなり、金子誠選手の後釜がいませんでしたからね。
ショートを守らせる人材が急務だっただけに、獲得できたのは大きいと思います。
そして、最も大きいニュースは、
ロッテの清水直行投手と横浜の那須野投手と斉藤捕手のトレードでしょう。
まさかとは思いましたが、本当に成立しちゃうなんて。
まぁ、清水直行投手の高年俸と成績の落差や、
来年にもメジャー挑戦を表明するかもしれないという状況を考えれば、
トレードによる放出はありえないわけではないんですが…
なんとなく寂しいなぁと。
個人的には清水直行投手というのは千葉ロッテを代表する投手だったと思うんですよ。
私のイメージですが、千葉ロッテという球団はドラフト時の評価はそう高くなくとも、
しっかりとしたピッチャーを獲得し、主力に育てる球団という感覚がありました。
その象徴が小林雅英投手と清水直行投手。
投手のスカウトの上手さと育成の上手さ、それが千葉ロッテの力だと思ってたんですよ。
その2人が千葉ロッテからいなくなってしまう、
しかも清水直行投手はトレードで放出というのは、
何か自分の持っていた千葉ロッテのイメージが崩れるような感じがしちゃいます。
なんつーか、ドライな決断ですよねぇ…
ホークス小久保選手の巨人無償トレードに似た感覚を抱いてしまいます。
ロッテも先発投手陣が順調というわけではないでしょうに。
小林宏之投手が抑え転向となるわけだから、
成瀬・唐川・大嶺投手の若い3人と渡辺俊介・小野投手のベテラン2人。
チーム作りをゼロからやり直すつもりなのかなぁと思っちゃいます。
自分がロッテファンだったとしたら、かなり不安を覚えるトレードですけどね…
大丈夫なんだろうか、千葉ロッテ。

ライオンズも東尾西武時代にかなり黄金時代の選手を切って行ったけれど…
あの決断は若手が出てきたおかげで成功したと言えなくもないけれど、
それは当時のパリーグが世代交代の波に来ていて、いち早く抜け出せた結果にすぎず、
日本シリーズの惨敗とかからすれば、完全に世代交代が完了したのは、
早くとも2002年、2004年の日本一が真の世代交代の完了のように感じられます。
結局、ベテランを切りまくったおかげで、チームの中の世代の穴が生まれてしまい、
チームとして熟成されるまで10年かかったわけですから、
当時の決断は少し急ぎすぎたんじゃないかとも思うわけで…
まぁ、どちらにせよ、たらればですから、実際は分かりませんがね。


◆ライオンズネタ 秋季キャンプ中
話題は背番号変更ぐらい。
山崎敏投手が17から29へ。個人的にはもっと重くなるかと思ってた。
29なんてまだ期待されている証拠だな。再び奪われないように頑張って欲しいっす。
星選手が33へ、岡本投手が59へ、田沢選手が61へ。
星選手は52の方が良かった感じもしますがね。左の52番って何となく縁起もの。
ひょっとすると、石川貢選手に与えるつもりなんでしょうか。
ちなみに田沢選手は内野手転向とのこと、ドラフトで4人投手を取った背景はこれか。
来年目処が立たないと、木村投手や朱投手も野手転向とかなりそうな勢い(^^;
2人ともまだ若いですが、木村投手は1軍定着へ、
朱投手は2軍で結果が出せるよう頑張ってもらいたいです。
田沢選手は野手としてどういった選手になるのか楽しみです。

これで新人選手の背番号予想は…
菊池雄星投手は17、美沢選手は4か52、岩尾投手は30、
松下投手は25、石川選手は52か50・55、岡本洋介投手は12かな。

入団テストを受けていたラフォレスト選手は脇腹痛で帰国に。
こういう形での帰国になっちゃうと、結果の方がちょっと心配。
場合によっては日ハムとの交渉が危ういスレッジ選手の獲得に向かうことも必要かも。
つーか、ハムはスレッジ選手は要らないんじゃないの?
中田選手をいい加減使わないといけないだろうし。

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