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プロ野球・セパ交流戦が終了

優勝は、交流戦前半に大型連勝をした読売ジャイアンツで、
セリーグでは初の交流戦優勝を遂げました。
MVPは内海投手でしたが、
他にもノーヒットノーランをした杉内投手や、ホールトン投手といったソフトバンクからの移籍組や、
リリーフの山口投手など、投手陣の安定感が目立っていましたよね。
逆に、交流戦で好成績を収めていたソフトバンクは11位と低迷…
シーズン序盤は主力先発投手の穴を感じさせていませんでしたが、
交流戦では実績ある投手の前に沈んでしまったという形となってしまいました。
優勝したジャイアンツには優勝賞金5000万円が送られるようですが、
東日本大震災の復興資金として寄付するようです。
…まぁ、監督が脅されてポンと1億円払うような人のいるチームですからねぇ…(苦笑)

ライオンズは貯金2で5位という結果に。
あまり白星が伸びませんでしたが、後ろが安定しない中で勝ち越せたのは良しとしませんと。
中村剛也選手と秋山選手が怪我で離脱してしまい、抑えの形も整わない中でのリーグ戦再開となりますが、
処分が解けた涌井投手とオーティズ選手がチームに合流しますし、
ここで再びチームを整え、反撃体制を整えていって欲しいです。
やっぱり、一にも二にもリリーフですね。打線がどんなに良くとも、リリーフが崩れては、勢いが付きませんから。
メンバー的には大分絞れてきただけに、涌井投手は今シーズン一杯抑えに専念し、
左のリリーフに松永投手、ベテランの星野投手かウィリアムス投手、
右のリリーフでは岡本篤志投手と長田投手が8回のセットアッパーを争い、
できれば7回のセットアッパーは若い大石投手か十亀投手に木村投手を加えた3人で争えるようになれば、という感じですかね。


◆プロ野球?ネタ 巨人・原監督が過去の女性問題で1億円支払う
なんつーか… やっぱり「お坊ちゃま」なんだね、としか言いようがないですよね…
これが10万~20万なら、仲介料としてあるのかなと思えますし、
100万ぐらいならば、悪徳弁護士にでも引っかかったのかなぐらいに思えますが、
1億円ですからね、もう桁が違います。
そんな金額を要求する堅気の人間なんているわけねーだろ(苦笑)
それで刑事事件にせずに、ポンと支払っちゃうわけですから、オレオレ詐欺もなくならないわけです。

原監督サイドとしては、週刊文春の報道の「相手が元暴力団関係者」という点に反発しているようですが、
やっぱり庶民の目から見ると、1億円をゆすり取ろうとする人間と暴力団の違いが分からないわけで、
どちらも反社会的分子であることは変わりなく、どちらも同じ恐喝罪なわけですから、
問題の程度としてはそれほど変わらないように思えます。
芸能界を中心に暴力団排除条例の影響が広がっていることで、
暴力団という点に過敏に反応しているのでしょうが、そうでなくとも十分問題があります。
契約金超過問題もそうですが、相変わらず巨人の理屈は庶民感覚を大きく超越し、理解しかねます。

1億円もの資金をどうやり繰りし、税務申告したのかは気になるところですが、
それを除けば原監督サイドは被害者であるというのは分からなくもないのですが、
脅迫の材料が身から出た錆という点や、被害金額の多さ、
結果として反社会的分子に利益供与をしてしまったことには変わりなく、道義的責任はどうしても残ります。
変な例えですが、一緒に戦っていた仲間が、敵に窮地に追い込まれた時に、
「この中から誰か一人だけ助けてやる」と言われ、生き残るために平然と手を挙げられたみたいな感覚、
一言で言えば、「裏切り」なわけですが、
簡単に犯罪性のある事件に屈し、しかもその金額が普通ではないのは、やはり異常に思えてなりません。
一般的感覚からすると、そこまでの金額を要求されながら刑事事件にしないのは、
何か後ろめたい理由があるんじゃないのと思ってしまいます。

もう一つ、変なのは、原監督の謝罪の前に、清武氏を糾弾する文章が先に出てきたことです。
それを原監督自身が出したかどうかは、かなり疑わしいのですが、
もし、そうならば、やはりお坊ちゃんで、今回の事件に何ら問題意識を抱いておらず、
後から騒がれたから、とりあえず謝罪してみました、という風にも見えてしまいます。
今でも何が問題なのか分かってないんじゃないですかね。そう疑っちゃいますよ。

巨人ファンの中には、そんな1億円もポンと出せるなら、
ポケットマネーで良い外国人を連れてきてくれよと思ってたりするんじゃないでしょうか。
いやはや、この金銭感覚は理解できませんねぇ…


◆ニュースネタ 著作権法改正 違法ダウンロード刑事罰化
適用範囲が際限なく広げられ、罰則の濫用が懸念されることもあって、
著作権者からの訴えで罰する「親告罪」となったわけですが、
それじゃ、実際にどうやって運用するの?という疑問も出てくるわけで…
著作権者が違法DLした個人を訴えても訴訟費用がかかるばかりでメリットが少なく、
際限もなくなってしまうだけに、現実的に個人を訴えるのは厳しいものがあります。
ありうるとすれば、JASRACのような著作権団体がまとめて取り立てるパターンですが、
逆に、それだけ大量に著作権侵害を犯している人を探すのも難しいでしょう。

となれば、現実的には違法アップロードがされているサーバーの管理運営者を狙うことに。
その場合にどう法律が運用されるかですよね。
過去のカラオケ法理のように広く著作権侵害の幇助を認めるのか、
それとも「違法であることを知って」を厳密に捉えて、
著作権侵害の報告を意図的に黙殺した場合にのみ認めるのか、そこらが微妙な問題となり、
サーバーの管理運営者はより管理責任が厳しく問われそうです。
とはいえ、1秒ごとに全てのアップロードしてあるものをチェックしろと言われても無理なわけで、
ネットがますます管理された息苦しい空間にされつつありますね。

で、実際に、こういった罰則化が著作権法違反を抑制したところで、
音楽業界が目論むように、CDが売れるようになるかと言えば、それはないでしょう。
だって、違法DLしている人は、必ずしもそれを欲しているとは限らないからです。
前々からCDを買っていた人が違法DLへ転ぶわけではなく、
レンタルCDで済ましていたような人、つまり必ずしも必要としないライトな層なわけで、
そういう人が違法DL禁止になったからといって、CDを買っているかと言えば、買ってないでしょう。
興味を無くすだけで、売り上げは全く伸びません。
逆に、興味を沸かすこともなくなるわけだから、
ライトな層が余計に離れてしまい、売り上げが落ちる可能性もなくはないでしょう。
結局、トントンで変わらないというのが私の見解です。

まぁ、少なくとも経済的にはトントンで変わらなかったとしても、
新しい文化の創作という意味では、大きく落ちてしまうのは間違いないでしょう。
なんだかんだで模倣は創作の第一歩ですからね。

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