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不二家

消費期限切れの牛乳を用いたとのことで、洋菓子の販売を自粛するそうで。
こちら
このご時世にこういった対応は甘かったとしか言いようがないのでしょうが…
…まぁ、後者の殺菌検査で基準に満たなかった「シューロール」の方はマズイ感じもしますけど…
過敏すぎるんじゃないかと思う節もなきにしもあらず。

先週、不二家の「抹茶シュークリーム」を食べましたが、
普通に美味しいと思っただけで、今も特に思うところはないです。
むしろ売らないなら、格安で売ってくれと思うぐらい(爆)
自分が食べたものがそうであったのかは分かりませんが、
出荷場所に静岡県が含まれていることから食べていてもおかしくはないわけですけど…
何かが起こってからでは遅いわけですから、過敏気味な方がいいのかもしれませんが、
あまり厳しくしすぎて材料を無駄にしてしまうというのも考えもののように思います。
人間の寿命が一人一人違うように、食品の保持期間も違って当然なわけですしね。

まぁ、結局は「誰が責任を持つか」という点に行き着くということでしょうか。
死ぬようなものはさすがに困りますが、腹を壊すかもしれない程度は…
消費者もリスクを負担してもいいのではないかと思ったりもします。


◆プロ野球 工藤投手がFAの人的補償で横浜へ移籍
横浜からFA宣言し、巨人に移籍した門倉投手の人的補償として、
横浜側は28人のプロテクトから漏れていた工藤投手を指名し、移籍が決定したようです。

このFA制度は少し分かりづらいんですが(自分も詳しくは知らないし)、
簡単に言えば、FA宣言取得期間(1軍登録日数で9年分)を満たした選手は、
所属球団の意思とは関係なしに他球団と自由に交渉できる権利(FA権)を取得し、
その権利を行使して(FA宣言)、他球団に移籍することができるわけですが、
この時にFA移籍選手が所属していた球団はその補償として、
移籍球団に対して、1:金銭補償、2:人的補償のいずれかを求めるわけです。
金銭補償の場合は、FA移籍選手の年俸の1.2倍の金銭を得ることができ、
人的補償の場合は、ドラフト指名した選手等を除く28人のプロテクト枠(保護枠)から漏れた
選手の中から一人を指名して、無条件で移籍させることができる、とされています。
(細かい条件がありますが、面倒なので無視)

今回は、横浜に所属した門倉投手がFA宣言をして、巨人に移籍、
その人的補償として横浜は巨人の28人のプロテクト枠から漏れていた工藤選手を指名した、
ということです。
しかしこの人的補償というシステムは微妙ですなぁ…
この時期に無条件で移籍が決まってしまうというのは選手としてどうなんでしょうか?
トレードでもある程度は時期を考えますからねぇ… あまりにも急なのではないかと。
FAの交渉期間は2月のキャンプイン後でも有効なようですし、
最悪の場合はキャンプ中にいきなり移籍させられるということも有り得るわけで…
あまりにも人的補償を受ける選手の負担が大きすぎるように思います。
また、球団側としても28人のプロテクト枠は少なすぎるかと。
ドラフトで指名した新人選手と外国人選手以外の全ての選手がプロテクトの対象ですからね。
28人の1軍メンバーをプロテクトする以外にも、
将来性豊かな若手選手もプロテクトする必要がわるわけでして…
そうなってくると、中堅・ベテランクラスがどうしても手薄になってくるわけで、
今回のようにどちらが人的補償選手なのか分からないという状況も生まれてしまうわけです(^^;
つーか、これじゃ普通にトレードですよねぇ… わざわざ金をかけたトレード…

こうなってくると、FA宣言したとしても超一流選手でないと買い手が付かず、
それ以外の選手は人的補償や金銭補償を恐れて、買い手が現れないということも…
今オフで言えば、オリックスの日高選手や塩崎選手らがそういう状況でしたよね。
興味を示していた球団はあっただけに、これらの障害がなかったなら移籍は決まっていたかもしれません。
投手の場合はメジャー移籍という方法も有力で、
その場合は人的補償などが適用されませんから、メジャー流出を促進するだけとも。
今オフの門倉投手がそうなりかけてましたよね。国内移籍を望むも買い手がおらずメジャーへ、と。

以上の理由から、個人的には色々と問題の多い制度のように感じています。
FA制度を認めるなら、もっと国内移籍がしやすいものにしないと。
選手の契約意思を広く認める制度が、一部の選手だけのものとなるだけでなく、
逆にそれによって契約が阻害される選手が現れるというのは何とも妙な感じがします。
FA期間短縮の議論もいいですが、こういった制度本来の不備も修正していってもらいたいです。

それにしても横浜は… 結果的に儲けた感じがしますね(^^; 門倉様様なのかな?


◆プロ野球 オリックス・中村紀洋選手が退団へ
この選手は何を考えているか分からない… 中村ノリブランドって何?
昔ならいざ知らず、今やダメ商品のレッテルのようなブランド名なのにねぇ(苦笑)
こういった形で選手の側から退団を申し出るというのはいかがなものでしょうか?
本来の契約の形からすれば、選手の球団選択権はあるとは思うのですが、
日本のプロ野球界の慣行からすれば基本的な選手の保有権は球団にあるわけで…
こういうのを認めてしまえば、選手の保有権は意味なくなってしまいますし、
FA制度の意義さえも失われてしまうような気が。
これではゴネた者勝ちじゃないですか。
勿論、どの球団も獲得に向かってこないというリスクはありますが…
まぁ、どの球団も獲得しないでしょうなぁ…
株価大暴落中の中村ノリブランドの行方に注目です。

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