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ASRock 890GM Pro3 R2.0(発動編)

…別にオーバークロックに失敗してメシア以外全滅とかはなってませんよ(笑)
日にちが空いていることから、順調に行かなかったことは確かですが、
それはむしろ人為的なミスによるところが多かったもので…(汗)

順調に行かなかった理由は、WINDOWS7のバックアップ機能と、
VirtualPCによるXPモードを理解しきれていなかった点でしょうね。
OSのバックアップ機能が使いやすくなったのはVista以降の特徴ではありますが、
今まではAcronisTrueImage10Homeに頼っていたので、使ってませんでした。
それが7ではインストール不可になり(できていてもSSDを認識できたか不明)、
途方に暮れていたところ、OSのバックアップ機能を使ってみようとなったのですが…

実際に使ってみると、使い勝手も悪くないし、バックアップの速度も速い、
イメージファイルとしての記録もされるし、その点は非常にいいのですが、
バックアップファイルが移動できないのが大きな欠点で、
バックアップする場所を誤ると非常に残念な結果(←俺のこと)に終わってしまいます。
Cドライブとマイドキュメントファイルをできるだけ削って、
ディスクに焼くか、外付けのHDDに保存しておく方が無難です。
バックアップの保存が効かなくなったのが再インストールに追い込まれた最大の要因ですね…

もう一つがXPモードとVirtualPC2007との違いに戸惑いました。
大きな違いが「統合機能の有無」と「復元ディスクの扱い」です。
XPモードは統合機能がデフォルトで有効になるものの、
例えば、XPではなくVistaをインストールすると統合機能が有効になりません。
有効にする方法があるのかもしれませんが、私は放棄しちゃいました。
さらに再インストールしてしまうと、XPモードは最初からやり直しに…
本体のバックアップを取っておけば済んだVirtualPCと大きく異なります。
さらに復元ディスクを有効にすると、XPモード終了時にデータ結合がなされるのではなく、
復元ディスクの設定で結合か破棄を選択しないと結合されません。
うっかりディスククリーンアップなんかしちゃうと…結合前のデータが消されてしまいます(苦笑)
使い方を誤らなければ、VirtualPCよりも便利に使えるのですが、
それに気づくまでは色々と大変でした… 3回はやり直した… orz
ちなみにXPモードをインストールすると、VirualPC2007はインストール不可、
排他的使用でどちらか一方しか使えないようなので悪しからず。
体感的に多少速くなった気がするし、USB接続のストレージが使えるのはプラス評価。

OSを再インストールしてから戸惑ったのは、マザーボードのドライバーですね。
まずドライバーCDは使えないっす…
発売直後にしてはバージョンが古いというのもあるのですが、必要のないソフトが邪魔。
SoundBlasterはトライアル版で、
これがあるとRealTechHDDオーディオのツールがインストールされない…
SplashtopConnect(ASRockSmartView)も微妙、
見た目華やかになるものの、サービスを3個使用してるのは邪魔くさい…
加えて、ASRockのサイトからDLしたLANドライバーで更新できず…
デバイスマネージャーから直接ドライバーの更新はできるのですが、
当たり前ですがインストーラーでは表示は同じ、
ならば製造元のAtherosからDLしようとするも見つからず…
検索の結果、多少URLは違うものの、「Atheros Communications」にドライバーはある模様、
そのうちの「AR813x_AR815x_v1.0.2.51_WHQL.rar(3593K)」を入れたら、v1.0.2.43になりました。

こんな感じで迷いながらの作業だったため、計3回はOSの再インストールをしていたり…
まぁ、ちゃんと調べていなかったのが悪いのですが。
今回は結構苦労しながら、基本となるデータを作っています。


さて、タイトルが(発動編)になっていますから、マザーボードの性能の方に話を。
買ってから気づいたのですが、このマザー、サイドポートメモリがありません(^^;
いや、最近はわりと普通に付いているから、当然あるものと思ってましたが…見落としてました。
実際的にはグラフィックカードを装着するし、
メモリも8G積んでるので問題ないっちゃ問題ないのですが、少し損した気分。
UEFIは先日書いたように英語オンリー。

気になるソフトウェアに関しては、「ASRock eXtreme Tuner」が便利です。
CPUのクロック・温度・電圧・ファンの回転数の表示はもちろん、
UEFIで設定するようなファンの回転数の設定、オーバークロック機能、
InteligentEnergySaverの設定と、一粒で3度美味しいです。
オーバークロックは省電力CPUのX2-245eを使っていることもあり、しょぼいもので、
倍率が10.5倍(2.1GHz)から14.5倍(定格2.9GHz)まで、
CPUは200Mhzから227Mhz(3.284GHz)まででした。
むしろ、オーバークロックで驚いたのは、AMDのCool’nQuietの効果ですね。
AMDのソフト「OverDrive」ではコアごとの状態も見られるのですが、
片方のCPUがすぐに800Mhzまで低下します。
そのせいでAMDのコアは十分に生かされていないという批判もありますが、
必要のないコアを使わないで済む分には省電力でいいのではないでしょうか。
エンコードなど、CPUがキツイ時はちゃんと定格フルで働いてくれますしね。
あとは微弱ながらもInteligentEnergySaverは効果あります。
電圧が0.5~1.0Vぐらいは下がります。
僅かではありますが、性能を落とさずに電圧が下がるのは便利です。

起動が速くなるという噂の「InstantBoot」は評価に困ります。
電源ボタンを押してから何秒で起動できるか試しましたが、
セキュリティソフトや常駐ソフトなど一通り入れた実際の環境で、
電源ボタンを押してからデスクトップの表示・常駐ソフトが揃うまでの時間を計測したところ、
通常起動は35秒、InstantBootのFastモードが18秒、
Regularモードが30秒という結果となり、
Fastモードは約半分と使う価値があります。
起動が速いSATA6.0のSSDを使用していますので、その差は大きくないですが、
HDDを使っていたら、もっと大きな差が出ていたかもしれません。
しかし、問題は終了するまでの時間です。
通常の終了作業は10秒もかかりませんが、
InstantBootは終了指示を出した後、
自動的に再起動し、待機状態に入り、それから電源が切れるという感じですので、
電源が切れるまでは1分30秒かかりました…
…まぁ、自動でやってくれるから、席を離れることを前提にして使えば高速化の価値はありますが、
それじゃ17秒程度の差のために、終了時間にそれだけ時間かけるのかと考えると、
なんともまぁ微妙な感想は抜け切らないわけでして…
オフィスならともかく、家庭で使う価値はあまり見出せないです。
オフィスで使うにしても、パスワード設定とかはできなくなっちゃいますので、
セキュリティ面に不安がありますし、
SSDを使う環境においてはありがたみが感じられないソフトのように思えます。
時間があったら、HDDでの効果も試してみようかなと思ってます。

あとはまた後日ですかね。
最後に一つ、もう少し待てばつくもたんグッズが貰えたのに…無念(苦笑)


◆プロ野球開幕 ライオンズは2連勝
開幕戦にダルビッシュ投手を攻略した上で涌井投手が勝つという嬉しい白星を挙げたことで、
なかなか盛り上がっていなかった野球熱も再燃し、野球日記の方を更新しようかなと思ったのですが、
PCの作業の方が思うように進んでいなくて、ちょっと更新は難しそうです。
まぁ、でも更新する必要のないくらいにファンにとっては嬉しい勝ち方でしたね。
リリーフには不安があるものの、強力打線に夢が膨らんだファンも多いのではないでしょうか(*^^*)

この2試合で際立ったのは浅村選手の成長ですね。
浅村選手の存在がチームを変えたといっても過言ではないと思います。
オープン戦序盤はどんなに打っても今の内野陣では故障者がでない限り出場は無理という感じでしたが、
好調を持続していくにつれ、故障していた片岡選手を始め、
鉄板と思われていたレギュラー陣もうかうかしていられないという思いを強め、
さらに片岡選手の復帰以降は慣れないファーストにも挑戦したことで、
途中帰国のフェルナンデス選手がファーストからDHへ、
ブラウン選手がDHからレフトへ回るという玉突き状態になり、
帰ってきても働き場がないかもという危機感が外国人選手をも刺激してくれています。
秋山選手を含め、それに押し出される結果となった高山選手を始めとする外野陣の危機感は一層でしょう。
加えて、この開幕2連戦で20代後半の主力選手である片岡・栗山・中島・中村選手らが、
下位打線の浅村・銀仁朗・秋山選手のことを「若い選手」と呼ぶなど、
今まではともすればお調子者的なヤンチャ坊主のイメージが抜け切らなかった若い主力選手に、
レギュラーの風格、主力選手の風格とも呼べるものが出てきたように思います。
優勝目前での失速を繰り返したことで、長らくキャプテン不在が言われてきましたが、
ついにその課題もクリアされる時が来たなと感じます。
浅村選手の活躍が続く限り、ライオンズ打線は安泰ですね。
あとは浅村選手がどれだけやれるか、予想以上の活躍を続けているだけに、
その留まるところを知らない進化に大注目です。

あとは投手陣の方でもそういう存在が出てきてくれたらなと思います。
ルーキーの牧田投手と大石投手、そして2年目の菊池雄星投手がそうなってくれれば、
昨年のような苦い思いはしなくて済むのではないでしょうか。

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