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板門天宣言

韓国と北朝鮮との首脳会談が行われ、
朝鮮戦争の終戦と朝鮮半島の非核化を目指す『板門天宣言』が採択されました。
極東アジアで唯一残されていた冷戦構造の名残である、
朝鮮戦争による分断が解決の方向に歩みだしたという意味では、
歴史的偉業であることは間違いなく、後世にも評価される事案と言えます。

もっとも、実際は米朝首脳会談に向けた『地ならし)的な意味が強く、
全体としての方向性を定めた『原則論』に過ぎない面もあります。
宣言の中身は大方の予想通りで、
朝鮮戦争の終戦も当事国だけでは決められず、
アメリカと中国の意向に影響されやすいことは明らか、
朝鮮半島の非核化にしても具体的な中身は触れられておらず、
北朝鮮としてはアメリカに対して切るべきカードだという姿勢は明らか、
ある種の『通過儀礼』、予定調和の会談だったとも言えるでしょう。
それでも北朝鮮の外交交渉姿勢が本気だということは間違いなく、
アメリカとしても『非核化の用意がある北朝鮮』は交渉相手となり得るだけに、
米朝首脳会談に繋がる交渉結果だったことは間違いありません。

日本人拉致問題が触れられなかったことも『予定調和』に過ぎず、
韓国からすれば、他国の問題で北朝鮮の不興を買う必要もなく、
アメリカの動向と対応は当然話題に挙がったでしょうが、
日本の動向と対応を話し合うぐらいまで仲が進展したとも思えません。
そもそも、自国の問題を他国にお願いしている時点でどうかしてます。
北朝鮮側からすれば、現時点での日本の利用価値は全くなく、
昨年夏辺りに拉致問題の情報提供を突破口に北朝鮮が接触してきたのが、
ある意味で最後のチャンスだったわけで、
それを信じられなかった安倍政権のミス、これを取り返すことはもうできません。
もはや日本の求める拉致問題の解決は、
朝鮮半島の非核化を始め、全ての問題が解決した後にしか図られない気がします。

それよりも問題なのは、仮に米朝首脳会談が物別れになった場合、
北朝鮮から攻撃を受けるのは韓国ではなく、日本になったということですよ。
安倍政権は本音の所では交渉に消極的で、
米朝首脳会談が不調に終わって「そら見たことか、北朝鮮は信じられない」と
己のメンツを潰さないためにそう言いたいのかもしれませんが、
その結果は9割方戦争ですからね?
そのうち、5割ぐらいの確率で日本に核ミサイルが飛んでくるでしょう
『もう半分は化学兵器テロである確率)。
いずれにせよ、戦争の第一ターゲットは日本になりました。

北朝鮮と本気で戦争をする気があるなら、それで構わないと思いますが、
当然、東京は放射能汚染されて住めなくなりますし、
多くの人の命が奪われるのは間違いありません。
もはや我々の運命はトランプの肩に委ねられているという、
非常に危ない状態であることを認識しなければなりません。


◆ニュースネタ 財務省がセクハラを認定、福田氏を処分へ
というか、最初の調査報告の時点でこれぐらいやれたのでは?

福田氏が女性記者との会食を認めていたのなら、
状況的には週刊新潮の報道の通りだったわけで、
携帯電話の履歴等もチェックできたはず。
最初の段階で「セクハラなどなかった」ではなく、
「状況的にセクハラがあった可能性がある」と認定した上で、
被害者にも話を聞きたいという流れにできたと思われます。
そうしていれば、財務省自体には何の問題もなかったわけで、
あわよくばセクハラを揉み消そうという魂胆が見え見え、
対応が後手後手に回ったとしか思えません。

今の時点で問題なのは、福田氏が何の謝罪の意思も見せていないことです。
財務省が最初から状況的にセクハラの可能性があることを認めていれば、
福田氏の会見等をセッティングできたはずで、
最終的には本人の意思次第でしょうが、謝罪の機会もあったかもしれません。
それが事務次官を辞めた後でこういう報告書を出されたところで、
被害者側への謝罪はどうするの?となってしまいます。

最終的には被害者の女性記者の意思次第でしょうが、
一連のやり取りを赤裸々に語られても構わないというのならば、
福田氏を証人喚問に呼んで、事実関係を明らかにすることもできるでしょうし、
もしもこれ以上騒がれたくないというのならば、
参考人招致で財務省の一連の対応を正すということもできるかと思います。
野党はテレ朝を通じて女性記者の意思を確認し、
財務省の対応並びに福田元事務次官への正し、謝罪へと繋げてもらいたいです。

財務省の一連の対応の流れ
こちら
まぁ、そんな感じだと思います。何やってんだろうな~
というか、テレ朝も報道ステーション関連の圧力文書で、
現・沖縄北方担当大臣の首を飛ばせるはずなのに、何ダンマリ決め込んでんの?
もうここまで来たら徹底的に戦えよ…


◆ニュースネタ TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で記者会見
個人的には謝罪会見としてはギリギリ合格点だったかなと思います。
願わくばいずれTOKIOに復帰したいという『色気』はマイナスで、
原因となった『アルコール断ち』を宣言していればプラス評価でしたが、
そこは今後の対応として考えてもらいたい点です。
具体的な処分が明らかになった時に、
会見を開くのか書面での表明になるのか分かりませんが、
いずれにせよ、少なくとも1回は表明のチャンスがあると思うので、
そこでしっかりと触れてくれればと思います。

…まぁ、でも、再三、政治の最悪対応を見てれば、
どんな謝罪会見でもマシに見えるというものですが(苦笑)

自宅で飲酒していて、芸能関係者とはいえ、
未成年の高校生を呼んだことは不適切と言わざるを得ませんが、
最終的には被害者の処分感情次第だと思います。
被害者本人・家族に対して真摯な反省の姿勢を見せ、
将来的な芸能活動の復帰に理解を示し、抵抗感もないのならば、
それ以上、周囲が騒ぎ立てる話でもないように思えます。

それはある意味でハードルが低いように見えて、
被害者の心理的傷からすればハードルが高くもあり、
ケースバイケースなだけに、そこは黙って見守るしかないと思います。
被害者がTVに出ている姿を見て、チャンネルを変えたくなるようなら、
二度とTVに復帰することはないでしょうし、
逆に真摯に反省した姿を多くの人に見せて欲しいと願うなら、
早期にTVに復帰することもありえると思います。
そこは加害者と被害者の関係、非常に難しい関係ですが、
双方で決めることでしょう。

芸能人としての道義的な責任としては特に語ることもないです。
そこまで芸能人って性的なことを禁止させられるのか?
薬を使って強姦したとかいう話なら、芸能人云々以前に人としてアウトですが、
今回はそういう話ではないので、反応が厳し過ぎる印象もあります。
そこまで芸能人って潔白じゃないでしょ?
『できちゃった結婚』とか言ってる時点でアウトでしょ。
(まぁ、過去に山口達也もできちゃった結婚してますが(苦笑)
個人的には過ちを犯したら真摯に謝罪する姿勢を見せることの方が、
大事のように思えます。
過ちを全く犯さない人なんていないわけですから。
それで全てを奪ってしまうというのも、少し違うような気がします。

TOKIOからの脱退に関しては、他のメンバーが決めることでしょうが、
個人的にはそれをやった場合は「=TOKIOの解散」になってしまうかと。
昨年解散したSMAPと比較すると、
SMAPはSMAP花壇の中にそれぞれの花が別個に咲いてる印象で、
TOKIOはTOKIOという一つの大きな木から、
枝分かれして花が咲いている印象で、分割があり得ないぐらいに密接過ぎる。
SMAPが個を優先したのに対して、TOKIOはグループを優先した、
それ故に「やんちゃ坊主」的な位置にいた山口達也は、
いつまでも大人になれず、メンバーに迷惑をかけたとも言えるわけですが…
TOKIOであることを続けるのか否か、メンバーの結論が気になります。

個人的なことを言えば、これよりも嵐の松本潤の二股疑惑の話の方が…

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