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セパ合同のプレーオフ

実施が正式に決まったようです。
こちら
両リーグ共に3位以内に入れば、日本一になる可能性がある模様です。
条件が同じになったのはいいんですが、
優勝チームが日本シリーズを戦わないというのはやはり違和感があって…
セリーグファンの人は違うのかもしれませんが、
パリーグファンはセリーグに勝ってなんぼみたいなところがありますからねぇ。
例え優勝したとしても、日本一になれなかったら複雑な思いに駆られそうです。
また逆に日本一を争う試合はオマケだと考え、
優勝で十分と考える人達も多く出てきそうです。
もう何がなんだかワカンネ。

こちら
選手・監督の反応も様々なようです。
個人的にはプレーオフの面白さは、「残酷さ」だと思ってます。
1位通過でも優勝とはならない残酷さ・理不尽さ、
結局、それがスポーツを面白くするのではないでしょうか。
予定調和の試合を見せられたところで面白くないですからねぇ…

先日の夏の甲子園大会がなぜ盛り上がったかといえば、
あんなくそ暑い中でエースが4連投以上もしなければならない理不尽さ故です。
そんな理不尽な中でも頑張るから、応援したくなるわけで、
その理不尽な結果があるからこそ、共感して涙を流し、
またその理不尽さを乗り越えたからこそ、喜びもひとしおなんだと思います。

スポーツ、特に球技はルールが多いため、元々不合理なスポーツです。
野球で言えばどんなに速い球を投げても取れるアウトは1つだけですし、
どんなにボールを遠くに飛ばしたところでホームラン以上の得点はありません。
そんな単純に思うようにはいかないのがスポーツの面白さだと思うんですがね。
どうもこれらのプロ野球改革はそれを忘れているような気がしてならないです。
優勝しているのにしていないという選手らの気持ちも分かりますが、
ただこのままだとプレーオフが形骸化して、それこそスポーツの面白みを奪いかねないです。

セパ合同のプレーオフという発想には賛同するものの、
今目指している実施方法に関しては疑問も多いです。
まぁ、実際にやってみないと分かりませんが。
パリーグのプレーオフもその結果として認められたわけですし。
ただ今パリーグがやっているプレーオフとは全くの別物になることは確かかと。

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