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もうアンタ(トランプ)とはやっとられへんわ

●トランプ氏「圧倒的な軍事的成功」 イラン核施設攻撃巡り演説
日本オワタ orz
現状、日本は「詰み」の公算が高いです。
もし解決方法があるなら、是非とも教えて欲しい…

まず、イラン問題に関して言えば、日本がアメリカの攻撃を支持するか否かが問題です。
支持すればイランを始めとする反米の国々からの反発は必至となり、
とりわけ米軍基地の多い日本はテロの標的になり得るでしょう。
当然、関西万博も標的とされ、今まで以上の警備が必要不可欠になります。

逆にアメリカの攻撃を支持しないという選択肢が取れるかどうかも問題があります。
日本はアメリカのミサイル防衛構想を支持しており、
現状では発射されたミサイルを撃ち落とすことまでは認めていますが、
敵基地攻撃能力に関しても防衛族議員を中心に拡大解釈が進められています。
事実上の先制攻撃を認めかねない危険な拡大解釈ですが、
その考え方からすれば、
イスラエルやアメリカの攻撃は自衛権に基づいて可能とされかねません。
そうなると、同盟国のアメリカの対応を批判できなくなってしまいます。
もし、日本が敵基地攻撃能力は自衛権を超えていると認めれば、
日本が憲法の交戦権の放棄を理由に、賛同しないという立場を取れるかもしれません。
とはいえ、自民党政権、特に防衛問題に取り組んできた石破総理の立場からすると…
石破総理の態度次第では、野党が不信任決議を出して政権交代を図るしか、
日本を守る術がなくなってしまう可能性があります。
…つーか、ミサイルを撃てる状態にできるなら、攻撃される前に撃つでしょ…


次に考えるべきは、北朝鮮の動向です。
今回の攻撃を北朝鮮がどう捉えるか…
核兵器を持ってないからイランは攻撃されただけで、自分たちは安泰と見るか、
逆に核兵器を持っていても、核保有を認めてもらわなければ意味がないと考えるか…
前者なら助かるんですが、後者であれば、核兵器の先制使用もあり得ます。
「核兵器を持っていても、使うつもりがなければ、先制攻撃される。
 ならば核兵器を使って見せれば、攻撃する気も起こさないだろう」
北朝鮮がそう考えても不思議ではありません。
それをどこに使うかと言えば… 日本以外にないでしょう。
韓国は陸続きであり、自力で支配できると思っているでしょうから、
核兵器を使うなら海の向こう、日本以外にありません。
北朝鮮が本当に核兵器を持っていると誇示するために先制使用する、
そういう選択肢が出てきてしまったわけです。
アメリカに核保有を認められなければ、同じように核施設を攻撃される可能性が出てきたわけですから…

仮に、アメリカとイランの対立が続かず、狙い通りに核放棄が実現できたとしても、
北朝鮮に対しても同じように対応するのはもう不可能です。
アメリカと一緒に平和的に核放棄を北朝鮮に求めてたとしても、
それこそ今回の先制攻撃される恐怖から、核の先制使用をやりかねません。
つまり、もうアメリカと共同歩調は取れなくなったということです。
取った瞬間、テロと核兵器で日本は高確率で滅びます。

もはや拉致問題に拘ってる余裕もなくなりました。
核戦争になれば、拉致に関係なく、日本人はみんな死んでしまうわけですから。
韓国とともに核問題を中心に対話を行い、
平和的に核放棄への道を探らなければなりません。
…もっとも、それこそ北朝鮮が核を捨て去る可能性がなくなったと言えますが…
いっそ核保有国と認めた上で対話をしなければならないのか…

アメリカの最低最悪の一手により、日本はそこまで追い詰められてしまいました。
もうアメリカと共には歩めません。
でも、そうなるとロシアと中国の問題も出てくるわけで…
完全に東アジアは地獄の火薬庫と化しました…いつ爆発してもおかしくない。
そして、それを認識した瞬間、日本人のほとんどが死んでるわけで…どうすんの、これ?


◆ニュースネタ 鈴木宗男氏、自民党から出馬意向を正式表明…参院本会議で辞職が許可され復党
もうあまりの出来事(↑)に今更感はありますが…
それでもハッキリさせておかなければならない問題があり、
事態は国民民主党の候補者となっていた山尾氏よりも深刻です。

これは自民党の外交方針が変わったのか、鈴木氏の方針が変わったのか、どちらなのか。
これまで日本政府はウクライナを全面的に支持しており、
ゼレンスキー大統領にも復興支援等を約束しており、ロシア制裁にも協力的です。
一方の鈴木氏はかねてからロシア寄りの発言を繰り返しており、
無断渡航でロシアの政府要人と会談し、
ゼレンスキー大統領を明確に批判するなど、日本政府の立場と相容れません。
これは鈴木氏がロシアの非を認め、ウクライナ支持に回ると方針転換したのか、
それとも自民党がロシア外交を重視し、ウクライナと距離を置くことにしたのか、
どちらなのか明確にする必要があるでしょう。

国民に説明するよりも前に、石破総裁はゼレンスキー大統領に言うべきことがあるのでは?
「ウソ言ってゴメンね。ウチはロシアに付くわ」って言ってくれば?
一体全体どういうつもりなのか。
外交方針の転換があるなら、きっちりと説明すべきではないでしょうか。
一議員の公認に留まらない、日本の国益に関わらる非常に重要な問題です。


ウクライナ問題に関して言えば、もうアメリカも攻撃しているので今更ですが、
「勝ってる方(イスラエル)を止めるのは難しい」って諦めていたら、
ウクライナ問題を解決する余地がなくなってしまうと思うんですが…
実際の戦況はどうあれ、ロシアが侵略している側なので、
領土侵攻としては勝っている側なので、止めるわけないということに…
もはやトランプ大統領はウクライナ和平を諦めたとしか思えません。
結局はロシアの味方なのか。
そして、自民党もそれに追従するつもりなのですか? それをハッキリさせて欲しいです。


◆ニュースネタ ガソリン法案、自民採決拒否 参院委で審議、22日に会期末
●ガソリン税の暫定税率とは? 廃止時期巡り、与野党対立―ニュースQ&A
昨日今日に突然降って湧いた話というなら、審議不十分という理由は分かりますが…
自民党も公明党も昨年12月時点で廃止で合意しているのに、
未だに拙速というなら、いつ拙速でなくなるのでしょうか?
単に口約束の時間稼ぎで、全くやる気がないことを伺わせます。
それなら、いつできるのか。明確に時期を決めてもらいたいです。

消費税減税にしてもそう。
「1年かかる」というなら、1年かけてやればいいじゃないですか。
「1年後の減税の繋ぎとして、給付金を配ります」それなら国民も納得したでしょう。
でも消費税減税はやらず、給付金でお茶を濁そうとすれば、そりゃ反発も起きます。
結局、どちらも本腰を入れてやる印象がないんですよね…
だから国民の反発を招いちゃうわけです。

一方の野党としてもパフォーマンスだった感は否めません。
立憲・維新・国民民主と消費税減税・年金法案や選択的夫婦別姓等、
個別の政策では隔たりが大きく、なかなか一致した姿勢を見せられませんでしたが、
ガソリンの暫定税率廃止に向けては一致できたということで、
その証を立てた感じでしょう。
一応、これで3党とも野党として参議院選挙を戦うことが確定し、
そういう意味ではなかなかの高パフォーマンスな政策だったと言えます。


◆ニュースネタ 「“ゼロ回答会見”が本当に罪深いのは…」“何も答えなかった”日テレが犯した《1つの罪》
もはやマスコミが根拠のない妄想、誹謗中傷を振りまいている状態に…
いや、何があったのか取材できてないなら、正直にそう書けよ。憶測で物を語るな。
結果的に、噂を基にした悪口大会と化していて、見れたものではありません。
マスコミ、ヤバすぎ。昔の2ちゃんねるみたいだ…

個人的な印象では、国分氏本人の問題もあるでしょうが、
それ以上に『鉄腕DASH』という番組の蓄積疲労が招いた結果だと思ってます。
TOKIOのメンバーが欠けていき、ゲストメンバーを呼ぶようになったりして、
出演者の中でも熱意の差が生じるでしょうし、
実際に田畑の整備等をしているスタッフにも同じことが言えるでしょう。
ガチで農業をやる番組なのか、農業体験程度の番組なのか、
あくまでエンタメの範囲を超えない番組なのか。
当然、これだけの長寿番組ですから、番組スタッフの入れ替えもあるでしょうし、
そこら辺の意思統一ができているとは到底思えません。
やらせ疑惑もそう。別にやらせでも構わないと思います。
そういう意思統一ができているなら。
それこそ料理番組のように「ここで用意したものが~」でも構わないでしょう。
でもガチという体裁はこれまで崩してこなかったわけです。
それならガチで意思統一されるべきで、生半可な行動は慎まれるべきでしょう。
果たして、今でもそれだけの意思統一がなされているのか否か?
個人的には疑問に思えてしまいます。

もし、あくまでエンタメとしての番組で良いのなら、もう止めた方がいいと思います。
逆にそれでもガチでやりたいというなら、続けていくべきだと思います。
番組を去るメンバーがこれだけ多くなった中でも、続ける価値があるのか否か、
そこら辺を日本テレビはもっと真剣に考えるべきだと思います。

実際に何があったのかは分かりませんが…
おそらく刑事事件ではなく、ハラスメント的なことだと予測できますし、
その原因も番組に対する熱量の違いであることも推測できます。
そういう意味では難しい番組の位置付けになりつつあることは確かでしょう。
もう同じようなことが二度と起こらないとは正直言えないような感じはします。

そう考えていくと、テレビ局にとって外ロケの番組はリスクが高すぎますね。
こういう形で地方へ行くという機会がさらに減っていく予感がします。
そういう時代なのか、単に臆病になっているのか…難しい所でしょうね。

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