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安倍首相が辞任

だそうで。
例えるなら、歓迎会を開いて「明日からよろしくお願いします」と挨拶した翌日に、
「ごめん、やっぱ辞めるわ」とか言い出した、ということでしょうか。
しかも、その歓迎会はみんなのお金で開かれたもので、
その人が辞めることによって職場が機能停止に陥るのが分かっていながら。
「もっと早く言えやゴラァ!」と怒鳴りたくなるのが普通の人間の神経というものでしょう。
もはや、笑い話にしかならない辞任劇。
なるほど、自分勝手な人間が増えるわけです。だって、首相が自分勝手な人間ですからー。

安倍氏の会見でのコメントは非常に分かりづらいというか、要領を得てないというか、
ちょっと理解に苦しむところがあります。
テロ特措法の成立の見込みがなくなったとのことですけど…
民主党の小沢党首とうの会談ができないからとのことですけど…
その2つがイコールになることは常人では理解できないです。
最悪の場合、参議院で蹴られても衆議院で可決できるわけですし。
(それはそれで議会運営上問題ですが、その上で辞めるとするのが大方の予想でしょう)
安倍氏は自分が辞めれば、小沢党首との会談が成立する、
自分だから成立しないみたいな言い方は、なかなかに理解できない話です。
誰がという問題ではなく、党がその政策を掲げるから反対しているわけで、
「何か勘違いしてない?」とか思ってしまうのが通常の感覚ではないでしょうか。
察するに、安倍氏の頭の中では好き嫌いが価値判断のウエイトを多く締めているのではないかと。
散々仲良し内閣と揶揄されてきましたが、それと同じような考えで、
自分が小沢氏に嫌われているから直接会談をしてくれないと思っている節があるのでしょう。
もちろん、政治ですから好き嫌いというのは影響します。今の日本・北朝鮮政府の関係のように。
でも、今回の問題で、そういった好き嫌いで判断しているとは… 普通は考えないでしょ。
国の政策を好き嫌いで判断するその思考が理解に苦しみます。
子ども染みてますよね。
なんつーか、今回のは完全な逆切れ辞意ですな。
本人は無自覚なんでしょうけど。だからこそ、性質が悪い。

その後のニュースから健康問題の影響もあったそうで。
第一報を聞いた時は、あまりのタイミングの悪さにそれしかないかなと思ったんですけど…
でも会見のコメントや最近の政治的対応を見ていると、
身体よりも精神面での疲労が大きいのかなぁとも。
弱気さが目立ちましたしね。今日の会見も支離滅裂でしたから。
それならば、このタイミングもと分からなくもないですが、
それでも所信表明直後というのは…
その前に決断できなかったのかと思わざるを得ませんよねぇ。


◆ゲームの感想 『ぽっと』
このゲームはまだプレイ中です。
一度もエンディングを見てないっす。Hシーンも拝めてないっす。
それでも面白いと言えるゲームです。
中古で2000円切っていて、安かったから買ったわけなんですが、
発売当時からこのゲームのことを知っていて、これだけの内容なら買ってたなと思わせるゲーム。
まぁ、メーカーさんが潰れちゃったので、今更のことなんですけどね。

ぽっとの良さは、一にも二にもゲームの雰囲気です。
主人公は本部から派遣された社員で、言わば中間管理職的存在、
経営建て直しを目指して手を尽くしたものの、目標に達せず閉店が決まってしまい、
残りの1ヶ月ちょっとをどう過ごすかというのがこのゲームの流れです。
最初から「終わり」が約束されているので、しんみりとした雰囲気になりがちですが、
ぽっとの舞台であるトリアノン北橋店は店長の日和さんの存在もあって、
ほんわか温ったかムードの中にも、
各キャラが残りの期間を懸命に過ごそうとしている姿が非常に印象的です。
主人公もよくできた人間で、ドライに切り捨てるのではなく、
最後までヒロイン達のために尽くそうという姿勢に好感が持てます。

悩ましいのは、ヒロインで誰を選ぶか… どのキャラも魅力的で…うーん…
現在は自分の中で希美果と静の2トップに日和が続くという形。
追って明日葉・輪廻のパドベセルコンビ(発売はぽっとの方が先だけど)。
悩んだ末、希美果で進めています。すったもんだで告白が完了した時点まで。
希美果かわいいよ、希美果、ってな感じ。珠萌ちゃんの処女発言は正直びっくらこいた(^^;
発言と行動が一致していない辺りが希美果の魅力ですね。
ツンデレって感じではないですが、
表面に出ている者と内面の繊細さのギャップがキャラの深みを出しているように思います。

OP主題歌は榊原ゆいさんが担当(希美果の声も)してます。
相変わらず歌はいい感じですね~
いや、声優としてダメと言っているわけじゃないですが(<日常シーンはいいと思ってます)
まぁ、でもこう考えると、美少女ゲームの歌もレベルが上がってきていますよね。
美少女ゲームの音楽レベル(歌)が上がった頃というと、
keyのAir、ねこねこソフトのみずいろが発売された時期以降で、
当初は佐藤裕美さんか、KOTOKOさんかという感じでしたが、
今では多くの歌い手がいますもんね。
YURIAさん、橋本みゆきさん、Liaさん、みとせのりこさん、
声優もやっている理多さん、榊原ゆいさん等々。
昔に比べれば、音楽面の質・量ともに格段に良くなっているように思えますね。

そんなこんなで『ぽっと』はなかなかに面白いです。
機会があればプレイしてみてください。

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