特にこれという程はない
少し毒づいているいるので、クリスマスや今年最後の日記にするのもアレなので、
特にネタがあるわけではないけれども、ニュース関連を中心に文章を記しておくことにします。
◆政治ネタ 支持率低下が止まらない菅総理
●秘書官も慌てた「ガースー」発言 空回りする「万全」まるで精神論 2代続けて崩れた言葉への信頼
●コロナ・GoToで逆風 党重視、調整役不在 菅政権3カ月
●菅首相が「国民の誤解」と言ってのけた二階氏との「ステーキ忘年会」はGo To停止を詫びる「手打ち」だったのか
GoTo停止直後の二階氏らとの会食を批判されての「誤解」発言を揶揄し、
ネット上で『誤解より二階』と評した皮肉は素晴らしかったですね(苦笑)
GoToへの対応が鈍かった理由は、明らかに政権の後ろ盾であった二階幹事長への配慮であり、
GoToを一斉に停止したのは支持率低下に慌てた、ためでしょう。
感染症対策分科会の言うとおりにしたのなら、全国一斉停止にする必要はなく、
東京を始めとする感染拡大地域だけを停止すれば良かったわけで、
一斉停止したのは批判回避のためと言わざるを得ません。
まぁ、観光業界はブーブー言ってますが、どうせ年末年始料金で高めのお値段でしょ?
それを下げていつもの値段で売り出せば、
元々、GoToの対象外の帰省客にもアピールできますよ。それだけの話。
ブーブー言ってるのは中間マージンで儲けてる旅行会社と予約サイトだろうに。
問題なのは今回の政府の対応がろくな説明なしに行われてしまったため、
人によって受け取り方に差があるということです。
一部の人は、「個人的旅行までは制限されない」と思って普通に旅行するでしょうし、
一部の人は、「緊急事態宣言並みだ」と思って旅行以外の外出も控えるでしょうし、
何がどこまで許されているのか分からない曖昧さが、
国民の間で軋轢を生みかねないということです。
今はその軋轢が菅総理のステーキ会食や、地方議員のコンパニオン忘年会に向けられてるので、
そんなに問題になっていませんが、それが自粛警察のような形になってしまうと、
軋轢ばかりが目立ってしまわないかと思っちゃいます。
個人的な解釈としては、感染拡大地域=夜間の営業自粛要請がされている場所には、
旅行には行かない、必要な用事がある場合は会食をしないなど厳密な感染症対策を、
それ以外の地域は万全の感染症対策をしていれば、個人的旅行は構わないと思います。
帰省に関しては賛否が分かれるところですが、同じような基準でしょう。
会食は互いに人生の責任を取れる範囲にしておきましょう、という感じ。
相手にコロナ感染させたり、コロナをうつされても、
互いに助け合える関係なら問題ないんじゃないですかねぇ…それが真の自己責任。
●「勝負の3週間」敗北の今、菅首相がコロナ対策でやるべき「たった一つのこと」
わりと中立的な見立て。
効果あるかは別にして、国民の中でコロナ対策の意思統一ができていないのが問題です。
最近では民間のPCR検査も増えてきましたが、
PCR検査が有効なのは感染初期段階かつ人の移動が少ない時点です。
今のような感染拡大段階で人の移動も無制限では、
検査した時点では陰性でも、翌日には発症して陽性になる可能性さえあります。
インフルエンザ並みに感染頻度が増した段階では、もう検査の意味がないんですよね…
結局は徹底した感染症対策と体調の維持が必要不可欠なのであり、
それを国民に説明すべきなのですが、もはや後の祭りと言う外ありません。
小池都知事を見てれば分かるでしょ? 「お前今更何言ってんの?」と。
厚顔無恥とはまさにこのこと。分厚い化粧ですな(苦笑)
同じことを1か月前に言ってれば良かったんだよ。
菅総理にしても同じ。自粛を呼びかけるべき立場の人間が率先して自粛を破ってるんだから。
それこそ土下座して自分の行いを反省しなければ、誰も言うことを聞きません。
こうなると、できることは一つしかありません。
もう総理を辞めるしかないでしょ。
誰もあなたの言葉を聞かない裸の王様なんですから。
そして、裸の王様に何も言えない自民党議員も何なのか。
生きてんの? 空気吸ってんの? 存在してんの? あんたら。酒飲んでるだけだろ。
太鼓持ちばかりで実にくだらない集団になり果てたもんだ。
再拡大の兆候があった11月からの1ヶ月にお前ら、何したの? 国会閉じただけじゃん。
◆政治ネタ 安倍前首相、東京地検が不起訴へ 任意聴取で関与否定か
まぁ、予想通りの展開ですかね…秘書のせいにして終わりという奴。
お坊ちゃんにとって1000万円なんて「はした金」で、
どこに使われようが知ったこっちゃないんでしょう。
それなら、首相在任時に国民に一人100万円ずつ、
医療従事者には一人1000万円の「はした金」を配れば良かったのにねぇ…
1000万円がどう使われたかなんて、関心ないんでしょ?
刑事事件としては終わりを迎えそうですが、政治問題は別の話です。
一言で言えば、「無能」に尽きます。
国会で追及を受けておきながら、一体、何を調査していたのか?
秘書に予め聞き出しておいて、国民の前で陳謝しておけば、
政治的に桜の会問題もあそこまで大事になりませんでしたし、
刑事事件としても秘書が処罰されることもありませんでした。
しっかりと調査したのか、否、そもそも調べるつもりがあったのか?、
その根本的な意識が問われています。
思えば、第二次安倍内閣の時代には数々の不祥事がありましたが、
満足に調査もされずに闇に葬られた事件も少なくありません。
もっとも調査されたのが森友学園問題の財務省改ざん問題でしたが、
処分的には甘く、今後も同じことが起きないとも限りません。
他にも防衛省のイラク日報問題、厚生労働省の勤労統計不正、
加計学園問題の内閣府の入管記録の問題等々、
どれも調査が甘く、十分に国民の前で説明がなされませんでした。
いずれも、そもそも「調べるつもりがあったのか?」という感じで、
安倍総理の意識の低さが政権全体の意識の低さに繋がっていた感は、
否めないように思えます。
安倍総理自身が秘書の言動を調べることは、
時間的にも能力的にも難しかったかもしれませんが、
外部の弁護士や公認会計士に一任すれば、すぐに分かったことです。
やはり、調査が甘かったのではなく、調査する気がなかったと断ざるを得ません。
もし、本当に知らなかったのであれば、
秘書が好き勝手にお金を使っていたことになるわけで、杜撰という外にありません。
会社の社長が経営に無関心で要られるでしょうか?
政治家ぐらいです。こんな杜撰なことが許されてしまうのは…
一人の政治家として無能だったゆえに、国政も無能にしてしまったということでしょう。
◆ニュースネタ 調布市の道路陥没事故は外環道建設工事の影響? 住民の不安高まる
「もう止めて! 東京の地下はボロボロよ!?」という叫びが聞こえてきそう(苦笑)
まぁ、他人事じゃないです。
この問題はかなり深刻です。東京全体がいつ地盤沈下してもおかしくありません。
以前、NHKの『チコちゃんに叱られる』でもやっていましたが、
「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」によって、
地下40メートル以下の工事は地上の所有権者の許可なしに工事できます。
そして、今回の陥没事故は地下47メートル付近の工事で起こっています。
つまり…法律の前提が崩れているということですね。
「地下40メートルを超える工事で影響なんて起こらないだろ」という前提が崩壊。
それによって進められた東京の地下鉄を始めとする各種工事は、
地上に影響を与える可能性を否定できないということになっちゃいました。
この法律ができたのが2001年ですから、
コンクリートの耐久的に2050年には東京全体が陥没しても不思議じゃありません。
もはや一事故の範疇を超えてしまっているだけに、
徹底した調査と再発防止を図らないと、
東京は文字通り「人の住めない街」になってしまうかもしれません。
◆ニュースネタ 各種差別発言に関して
わりと色々あったので、それぞれ取り上げます。
●DHC会長の「差別文章」の背景と”三度目のサントリー攻撃”
わりと経営者に右翼かぶれの人は多い…
そういう所で働く人は気の毒としか言えませんが…
こういう発言を堂々とされて、現場で頑張っている人達はどう思うんですかねぇ?
わりと企業人として最低なように思えますけど。
こういう右翼かぶれの人に聞きたいのは、「純潔の日本人っているんですか?」。
ろくに日本人のルーツ、古代史が分かっていないのにも関わらず、
人種の問題で堂々と差別できるのは何だろうな、と。
2000年以上前には中国から徐福がやってきていることが分かりますし、
1500年前に政権の中枢にいた蘇我氏が渡来人の一族だったことも分かっています。
そんな支配階級の由来が大陸にある日本で、「純潔の日本人」が存在できるんですかね?
それはもう近親相姦を繰り返す一族しか考えられないわけですが…
私が知らないだけで、右翼の人達は近親相姦者なんですかね?
まぁ、そんな感じで古代から混血が進んでいたであろう日本において、
人種差別を繰り広げる意味って、一体何なのと思いますが…
外国人が嫌いなら、お前の血を最初に全部抜き取ってみたら?と思います。
●自民道議、対アイヌ民族施策は「甘やかしている」…「過保護にしている」に訂正
韓国・中国の血が入っていない可能性という意味では、
アイヌ民族の方が純潔っぽいよねぇ、という言及はともかくとして…
訂正しても内容が変わっていないのでは…
サケの伝統漁の権利とか自然保護との関係で考えてしまうものもありますが、
元々の権利者から奪ってしまったものなのだから、
その調整はアイヌ自身にしてもらえば良いことで、
奪った占有者が考えることじゃありませんわな。
過保護云々の前に保護した自覚あんの?という話。
保護さえしてない奴がそういうこと言うのよ。
●渋谷女性ホームレス死亡事件「決して怠け者ではない」素顔 困窮者見えにくい“排除アート”の影響
身汚く街をうろつくホームレスをうざったく思う気持ちも当然ありますが、
ある意味、それって近親憎悪みたいなものなんですよね…
それは「資本主義社会の闇」であると誰もが知っているから。
見たくない現実を見せられるから腹が立つんですよ。
自分も容易にそうなりうる立場にいるから。
失業者を出すのは資本主義社会では当然のこと、
そのタイミングが悪ければ、誰でもそうなりうるんです。
問題はセーフティネットがしっかりしているかどうか。それが崩壊しているのが今の時代。
●「感謝・感激・感動」そんな経産省ゴリ推しの異常なポエムで中年男性を使い倒す介護業界の闇
これも資本主義社会の闇。セーフティネットはボロボロよ。
救い出すべきハローワークの職員も生活が不安定な臨時・派遣社員。
再就職先も不景気に一攫千金を狙った業者ばかりだから、やり口がボロボロ。搾取しかない。
制度設計の発想が「老人の押しつけ」でしかなかった故の末路です。
人生は老いて子どもに帰っていくんですよ。
死は再生というわけではありませんが、まさに人生を折り返しているんですよ。
生まれて私達は名前を受けますが、死んでも戒名を受け取りますし、
七五三で生を祝うのと同時に、三回忌・七回忌と死を慈しむのです。
これは理屈じゃないです。そうやって設計されている=システムなんですよ。
生と死が鏡のように反するようにシステムを作ったんですよ、過去の日本人が。
そういう観点から見た時に、老人介護がどうあるべきかは簡単なことです。
学校教育と同じなんですわ。老人が子どもに帰っていく学校を作るんですわ。
介護者は教育者なんです。死を受け入れる教育をする教育者ですよ。
そういう意味では宗教法人は老人介護に関わるべきですし、
その中核に居るべき存在なのに、日本ではそれを排除しちゃってる。だから歪む。
厄介者は端に寄せておけばいいという、臭い物には蓋の差別意識が、
介護の現場を歪めちゃっているんですよ…
介護者は教育者であるという観点で、業界を再編しなければ、
介護業界は変わっていかないでしょうし、
痛ましい虐待事件もなくならないと思います。
差別の問題というのは、ありのままを受け入れることですよ。
偏見を持たないこと。自分の見たものを受け入れることです。
変な言い訳をするから、歪んできちゃうんです。
目の前にいるのは人間でしょ? それで終わることじゃん。
どうして目の前の人より優れているか、劣っているのか考えるのか。
余計なことを考えるから、わだかまりが生まれる。差別は考え過ぎてるだけ。