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空からの災い

今年に入ってから災害が多い印象がありますね…
火山爆発や相次ぐ地震…ついには台湾で大地震が発生、日本も他人事ではありません。
他にも人災的要素が強いものの、米軍ヘリの基地外での不時着や、自衛隊機の民家墜落、
大雪による交通障害・物流のストップ等々、
空から災いが降って来るケースも多くなってます。
そのうち隕石の落下や核ミサイルが飛んできてもおかしくは…うわ、何をするやめr…(以下略)
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(不適切な発言があったことをお詫びいたします)


◆スポーツネタ 相撲協会の理事選で貴乃花親方と錣山親方が落選
色々な見方はあると思いますが、
私は貴乃花親方が立候補して落選したことは意味があると思ってます。
あれだけの不祥事を重ねたのにも関わらず、
理事会の主要メンバーは変わらず、八角理事長が再任する可能性が高いとなれば、
相撲界に自浄能力がないことを印象付けるだけです。
今の相撲協会に向けられる世間の目は、実質破綻した企業よりも厳しく、
税制優遇措置を受けていることを考えれば、それも無理もない話なのですが、
そういった世間の厳しい目に対する危機感がまるで伝わってきません。
相撲協会にそういった危機感が皆無で、
旧態依然としていて、改革意識が全くないことを世間に明らかにした意味では、
貴乃花親方の落選は意味があったように思えますね。

相撲協会としては反乱分子を追い出したつもりでしょうが、
逆に自らの寿命を縮めてしまったとも言えます。
不祥事が重なって組織が崩れかかっている状況では、
反対派を取り込んでしまった方が都合が良いのは明らかです。
第一に「口封じ」ができます。第二に「責任を取らせる」ことができます。
後者は実際に貴乃花親方を巡業部長に据えて、
スケープゴートとして上手いこと処分できたにも関わらず、
今回は内部に取り込まなかったことで、
これ以上の不祥事が起こった際には理事会に批判が集中する可能性が高まります。
そして前者の理事会内部に口うるさい人物がいないことで、
その口が内部から外部に向かってしまう可能性が高まります。
よって「口封じ」ができない。
今後、貴乃花親方サイドから爆弾発言が飛び出し、
相撲協会がさらなる苦境に立たされる可能性は高いと言わざるを得ません。

結果的に、相撲協会は内部改革によるソフトランディングに失敗し、
外部の圧力によって解体的出直しを迫られるであろうハードランディング路線となり、
相撲界の混乱はさらに広がっていくのは間違いありません。
今回の選挙結果によって世論は外部からの圧力を支持するでしょうから、
貴乃花親方サイドが暴露話をする環境が完全に出来上がったと言えましょう。
理事に落選することによって、初めて、
貴乃花親方と錣山親方は真の改革の旗手になる権利を手に入れたわけです。


◆ニュースネタ 相撲協会がテレ朝の貴乃花特番を肖像権侵害と批判?
自分は前半しか見てないので詳しくは分かりませんが…
自分の肖像権の理解から言えば、
理事でもない貴乃花親方のTV出演までも協会が管理するのは難しいと思います。
ですから、同じ出演番組でもフジテレビの『グッディ』は問題ないと思われます。
テレ朝特番で問題があるとすれば、貴乃花関の現役時代の映像を使用した可能性でしょうね。
力士が土俵で相撲を行っている映像には相撲協会の肖像権が及ぶと考えられるので、
そういう映像を無断で使用したとなれば、肖像権侵害の可能性はあります。
まぁ、でもNHKの大相撲中継のように、
所謂「ショー」として相撲を見せて視聴率を稼いだわけではなく、
社会問題を取り扱う報道的要素が強かった面を考えれば、
肖像権侵害も否定される可能性は高いと思われます。

いずれにせよ、貴乃花親方が番組出演したことによる問題ではなく、
テレビ朝日の番組構成に対する批判なわけで、焦点がぼやけている印象はあります。
一連の問題にしてもそうですが、相撲協会は敢えて法律を「拡大解釈」して、
自己に都合の良い運用をするという法律家の負の側面が出ている印象が強く、
それがより一層世間の不興を呼んでいることは間違いないように思えます。
法律家にとっても今回の一連の相撲騒動は頭が痛いのではないでしょうか。
ただでさえ、過払い金で儲ける金満弁護士問題や、職のない弁護士で苦しんでいるのに、
さらなる法曹のイメージ低下を招く可能性は高いですねぇ…

話を戻しまして、貴乃花親方が今になって発言できるようになったのは、
裏を返せば、先の理事選で落選したからこそ、とも言えます。
理事に当選した状態であのような発言をしてしまえば、
それこそ理事の忠実義務違反を問われかねないからです。
理事ならば理事会で相撲協会批判を行うべきで、
実際に貴乃花親方がそれをやってきたのかどうか分かりませんが、
仮にやっていたとしても、提出した報告書・反論書と同じく黙殺した可能性は高いのですが、
いずれにせよ、理事会という手段がある以上、
理事としてTV番組に出演することは難しかったと思われます。

こういうことが内部では「口封じ」されるも、外部だからこそできる「攻撃」なんです。
そういう所に頭がいかない辺りが相撲協会の危機感の無さ、
町内会程度の集まりである所以です。
今後、どういった展開をするのか分かりませんが、
もし、仮に、不穏分子である貴乃花親方を相撲協会から追い出すような動きになった場合、
それは愚の骨頂で、最悪の結果を招くであろうことは想像に難くありません。
まぁ、個人的にはバスケ協会みたいな展開になった方がスッキリするとは思いますけどね~
川淵さんを外部理事長に据えて改革を任せちゃった方が良いんじゃないの?

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