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今年も

終わりですね~♪
ということで、1年を振り返ってみようかと思うものの、
まぁ、そう大して振り返ることもなかった気がするので以下略(爆)
プロ野球関係はオフシーズン突入直後に総括的なものを書きましたから、
今日は美少女ゲーム関連で1年を振り返ってみようと思います。

●1月
1月はCALUGULAの『Alea』をプレイしました。
こちらはあるイベントを除いてはコンプリート完了。
攻略難易度が高く、謎の多いストーリーでなかなかに楽しめました。
ただ全て終えても、謎が解消されることはなく、やや消化不良感が漂ったのが残念です。
蓮たん、かわいいよ、蓮たん…な1月。

●2月
2月はコットンソフトの『ナツメグ』と、カクテルソフトの『ぴあ雀』をプレイしました。
ナツメグはほとりシナリオが素晴らしかったですね。
ああいう見せ方をするとは正直思いませんでした。今までと違う展開が心に残りましたね。
音楽の方も良かったですし、今年のゲームの中では音楽はトップクラスかと。
ぴあ雀は値段分の価値がなく、速攻で売りました(爆)
アニメーションは悪くなかったものの、クリア後の麻雀対戦機能がないなど、
ゲームとしての完成度が低すぎました。今年最大の後悔…orz

●3月
SkyFishの『白銀のソレイユ』と、
ユニゾンシフトの『ChuChuアイドる』を購入したものの、2本とも積み(^^;
特に白銀のソレイユは結構期待していたんですが、
体験版が災いしたのか、製品版を購入してからどうもやる気が…
これ以降、気に入ったのがある場合は体験版をプレイしない傾向が強まりました。
先に楽しんでしまうと、発売まで期待感が持たないですから(苦笑)
あ、それと戯画の『XrossScramble』がありましたね。
こちらは今も現役。細々とXrossSaviorをやってます。
ゲーム性があると、寿命も長いっす。

●4月
MayBeSoftの『遊撃警艦パドベセル』、Selenの『借金姉妹』、
ミルフィーユの『魔が堕ちる夜』を購入したものの、全て最初を齧っただけ(爆)
パドベセルは相変わらずの面白さではあるものの、ちょっと持続性がなく、最後まで至らず。
プレイするのに苦痛を感じないだけに、また気が向いたらプレイするつもり。
借金姉妹はよう分からんうちに積んでました。まぁ、H中心のゲームではよくあること。
香帆は可愛いんだが、香純がうざったかった記憶しかない… こちらも気が向いたら。
魔が堕ちる夜は全てを完了してないものの、回想埋めればそれでという内容(爆)
Hシーンは凄かったという記憶しかないです。言葉が。本山美奈さん、すげーよと思った。
Sなのに実はMなシェリス様萌え。

●5月
ILLUSIONの『すくぅ~るメイト』を購入したものの、こちらも途中挫折。
H中心のゲームはプレイする時間が限られますから、どうもこうなりがち。
棗相手にネチネチと愛撫ばかりやってた気が(爆)
ゲーム自体は良い印象が多いですね。衣装の少なさはネックでしたが。
また時間があるときにプレイしたいです。

●6月
コットンソフトの『レコンキスタ』と、ソフトハウスキャラの『王賊』、
銀時計の『こいとれ』を購入したものの、王賊以外は積み。
レコンキスタは最初から肌に合ってなかったんですが、
ナツメグが良かったのでメーカー買い、それでもプレイする気にはならずに積み…
こいとれは体験版のやりすぎに尽きます。
また時間があればプレイしたいところ。うたはと海に萌え。
6月の作品では王賊を一番よくプレイしましたね。
ただ何度もやり直したせいか(途中3回ぐらい?)最後までプレイできませんでした。
それでもやり込み要素の高いゲームは非常に良かったと思います。
主人公もカッコいいとまでは言いませんが、様になってましたしね。
今年の作品の総プレイ時間で言えば、王賊が一番かもしれません。

●7月
ま~まれぇどの『リリカル♪りりっく』を購入したものの、
忙しかったこともあり、こちらも途中までしかプレイできてません。
鈴の足でのHシーンが個人的に神でした。黒ニーソ・黒下着属性。
ゲームの方は… よく分かんなかった。物語重視なのか、H重視なのか。
その中途半端さにばかり目が行ってしまいました。

●8月
なし

●9月
SQUEEZの『炎の孕ませ同級生』を購入したものの、途中挫折。
ワンパターンなゲームはどうもやる気が。
ハーレムゲームとしては面白いと思うのだけれども、単調なのがやっぱりネック。
千尋が可愛かった記憶しかない。

●10月
うららの『マ・メゾン』をプレイしました。
CGが綺麗で、声優さんの演技も悪くなく、印象は良かったです。
ストーリーはかなり微妙ですが、まぁ、H中心のゲームとしては仕方ないかなと。
純愛ゲームというよりはハーレムゲーム。ハーレムルートの強引さがすげーと思った。
正直言って6人も要らない。飛鳥さんと朱音がいれば、それでいい、ってなゲーム。

●11月
PurpleSoftwareの『明日の君と逢うために』、
Siriusの『こいびとどうしですることぜんぶ』を購入しました。
明日の君と逢うためには総合的に見れば、今年一番楽しめたゲームでした。
まずシナリオへの引き込みが上手い。
途中で興味を失わせないようにするストーリー展開は見事だったと言わざるをえません。
ここまで見てきても分かるように、かなり途中挫折のゲームが多かったわけですが、
明日の君と逢うためにはほぼ休むことなく一気にプレイできましたからね。
個別シナリオに行っても、他のヒロインへの興味を失わせない展開ですから、
クリアしたら次、次といった形で繋ぎながらプレイできました。
全体的に見れば、そういう作りをしていたわけですから、
プレイヤーを飽きさせない配慮はお見事だったと思います。
シナリオの出来もなかなかに良かったですし、バランス感という意味では今年の一番でしょう。
こいびとどうしですることぜんぶはまだプレイしてないです。
年明けに開始するつもりでいます。

●12月
コットンソフトの『ナギサの』、Meteorの『CloverPoint』をプレイ中。
ただ両作ともに明日の君と逢うためにと比べるとかなり落ちるため、
なかなか先を進めようという気に駆られません。
ナギサのはナツメグと似通いすぎていて、プレイする価値を見出せないのが一番のネック。
プロローグ部分の雰囲気とかは良かったんですけど、
ストーリー選択になってから被りすぎてて、やる気が…
角川君もシゲヲと比べると数段落ちますからね。むしろパワーダウンなのが痛い。
CloverPointは話の展開が全く見えてこないのが一番のネック。
演劇を中心に話が展開すると思いきや… 序盤であっさり終わっちゃいました。
何が描きたいのかが見えてこないです。
現在は真星ルートのクリスマス終了後なわけですが…恋愛の進展もないし、ちょっと戸惑い。
真星ルートでは演劇中心で展開していくようなんですが…話の姿が見えてこないのが辛い。
淡々と話を進めるのは苦痛。もう少し起伏が欲しいところ。
両作品とも暇を見ながら進めていくつもりでいます。


●総評
今年は残念ながら、「これだ!」という作品には出会うことはできませんでした。
とりわけ、シナリオ中心のゲームは不作だったように思います。
まぁ、探せばあるのでしょうが(絶対幸せ宣言やそして明日の世界より等)、
プレイする気になるような作品はなかなかありませんでした。
それよりはH中心のゲームの方がお手軽感があり、楽しめるわけですが、
それもどこか似通ってきて、真新しさが失われてきているように思います。

そんな中で光ったのが、『ナツメグ』『王賊』『明日の君と逢うために』の3作品です。
王賊は一にも二にもゲーム性。
単純だけれどもやり込み要素の高いゲームシステムは、
美少女ゲームに与える付加要素として1つ注目するべきものではないかと。
どちらかというとゲーム性の高いものは敬遠されがちですが、
ソフトハウスキャラやアリスソフトの高いゲーム性はユーザーの支持を受けているわけですし、
他のメーカーもこういったゲーム性の高いものを追及するのも1つの手かと思います。

ナツメグと明日の君と逢うためにの良かった点はシナリオの見せ方です。
ナツメグのほとりシナリオではエンディング後を丹念に描き、
ある種の祭りの後の寂しさを上手く演出していました。
これまでならば、エピローグまで一気に飛ばしてしまう所を、じっくりと丁寧に描く、
そういった姿勢がシナリオを新鮮に感じさせ、
プレイヤーの心に深く印象付けたのだと思います。
明日の君と逢うためにの良かった点はシナリオへの引き込み方、
ヒロインの謎や影を上手くちらつかせたり、
個別シナリオでも他キャラの謎を上手く織り込むなど、興味の引かせ方が上手でした。
時間がないプレイヤーや、次から次へとゲームをプレイするプレイヤーにとっては、
いかに興味を持続させるかもゲームをプレイする上でのポイントの一つです。
ガチッと掴んだ興味を失わないようにする努力も1つ必要なのだろうと思います。

そんなわけで、最後に個人的に選ぶ今年のCG・シナリオ・音楽・総合優秀賞の発表~
CG賞は『明日の君と逢うために』。
単純なイベントCGだけの評価なら、マ・メゾン等の方が上なのでしょうが、
背景CGや動きのある立ち絵など、CG全般で見ればあすきみの出来が一番だったと思います。
シナリオ賞は『ナツメグ』。
他シナリオはともかく、ほとりシナリオの出来は秀逸でした。
印象に残るシナリオという意味では、やっぱりナツメグ・ほとりシナリオが一番でしたね。
音楽賞も『ナツメグ』。
ほのぼのとした音楽から切ない音楽まで幅広く取り揃えているのが良い感じです。
ただ今は主題歌を軸に音楽のクオリティがかなり上がってますから、
どのゲームもさほど差を感じなくなっています。
主題歌で一番好きなのは、明日の君と逢うためにの『TIME』ですかね。
ゲーム賞は『王賊』。
こちらは前述の通りです。

総合優秀賞は『明日の君と逢うために』。
CG・シナリオ・音楽と、どれを取っても高水準。
プレイしやすい作品ですし、今年の総合NO1はやはりあすきみでしょう。

こう振り返ってみると、今年も色々なゲームをプレイしましたが、
来年は新しいもの…というよりも、新しい視点に立ったゲームを楽しみたいです。
ナツメグやあすきみのような新しい切り口を持ったゲームの登場を心待ちにしたいです。
そのためにはプレイヤー側も心を磨いて待ってないといけませんよね(^^;
そんなわけで、来年もマイペースでゲームを進めていこうかと思っております。

それでは今年はこれにて。よいお年を~

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