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箱根駅伝は、東洋大学が完勝

正月恒例の箱根駅伝は東洋大学が往路・復路ともに制し、
往路新記録を始め、復路も新記録をマーク、
総合も去年の早稲田大学の記録を8分も更新、
加えて昨年は最小タイム差の21秒の2位に終わったのに対し、
今回は最長タイム差となる9分差を付ける独走での優勝となり、
文字通りの東洋大学の圧勝という結果でした。

柏原選手が入学してから、往路で圧倒的な力を持ち、
2年連続の優勝、昨年も僅差での2位と、元々、力のあるチームでしたが、
5区での柏原選手の逆転が前提だったこともあり、
柏原選手頼みな面は否めませんでした。
それが今年は1区の宇野選手の区間4位から始まり、
2区の設楽啓太選手が区間2位でトップに立つと、
3区の山本選手も競り合いながらも区間2位の走りでトップをキープ、
4区の田口選手は1年生ながらも区間賞の走りでリードを広げ、
5区の柏原選手が区間新記録をマークして2位と5分差を広げて往路をフィニッシュ。
そんな大きなリードがあれば、前半抑える無理をしない戦略を取るものですが、
復路も前半から積極的なレースを見せ、
6区の市川選手が区間賞、7区の設楽悠太選手が区間新記録をマーク、
8区の大津選手もあと一歩で区間新という好記録での区間賞、
9区の田中選手こそ区間6位に終わったものの、
10区の斉藤選手も区間賞をマークするなど、
柏原選手抜きでも勝てていたとさえ思える完璧なレース結果でした。

もう今年は東洋大学が強かったとしか言いようがないですね。
ライバルの駒沢大学や早稲田大学が往路で思ったほどに伸びてこなかったこともありますが、
各選手が箱根にコンディションを合わせ、安定した走りを見せたことは見事でした。
唯一、一昨年の優勝と昨年の追い上げの立役者で、
柏原選手と並ぶ中心選手であった4年生の田中選手が記録が伸びなかったのは残念でしたが、
1~3年生が悉く好記録をマークできた背景には、
彼ら4年生のリーダーシップがあったからこそだと思います。
注目の柏原選手もこれまでとは違う下りでの速さを見せるなど、
さらなる進化を見せつけ、今後の日本の長距離会での活躍を期待させるものでした。
優勝、おめでとうございます。

一方、東洋大学が記録的な好タイムをマークした関係で、
8区で3校の繰上げスタート、9区で5校(?)が繰上げとなって、襷が繋がりませんでした。
しかし、昨日の5区で大ブレーキとなり、記録的には最下位に終わってしまった東農大は、
6区で佐藤選手が区間2位の好記録をマークするなど、
復路で挽回して意地の走りを見せてくれました。
レース結果としては早々と優勝やシード校が確定する展開ではあったものの、
内容的には見所の多いレースだったように思います。


◆ニュースの話 消費税増税
増税法案が通らなかったら解散総選挙って本気なんでしょうかねぇ…
民意を見誤っているとしか思えないのですが…
確かに、統計的には消費税増税容認の意見が多くなってきているとは思いますが、
無条件で賛成する人などいるわけもなく、
消費税増税の時期の問題、消費税増税の方法、増税分の使い道と、
増税の中身の議論で意見が分かれることは必至です。

私自身は消費税増税は必要だと思っていますが、
それでは今の民主党案に賛成するかと言えば、明確に反対する立場です。
給付付き税額控除ってカナダ式を考えているのでしょうが、
それは税制全体を考えた時の不公平感の対策として採られるものであって、
消費税増税による逆進性(低所得者に相対的に負担となること)対策ではないからです。
給付付き税額控除は支出で考えるのではなく、収入で考えてしまうわけですから、
収入をゼロにすれば給付を最大に受けられるわけで、
収入ゼロでも預貯金で暮らせる家庭は給付を受けられる可能性が出てきますし、
ありえない話ではありますが、消費を最大限に切り詰めれば、
それこそ窃盗を繰り返すのであれば、給付だけを受けられるという可能性が出てきます。
つまり、消費に対する対策ではないので、逆進性の対策とイコールにはなりません。

普通に考えれば、食料品等への軽減税率の適用に話は行くのですが、
やはりというか何と言うか、上げる税率に対して負担する議論のコストが高すぎるためか、
まともに議論されていないのが現状といった感じです。
そもそもの課税方式、小売店が消費者に代わって負担する現在の方式では対応できないためで、
消費税の抜本的議論が必要なはずなんですが、
結局、国民の方もイエスかノーかでしか考えておらず、
中身の議論まで至っていないのが現状のように思えます。
私としては一番手っ取り早いのは、消費税を一律に上げて、
軽減税率適用分を確定申告等で還付させるのが良いかと思うのですが、
何に軽減税率を適用するのかしないのかで一悶着起こってしまいそうではありますね。

現状の流れだと、民意を誤った野田首相が解散総選挙やって大敗。
結果として消費税増税はまた流れてしまい、日本経済も回復しないまま財政破綻でIMFのお世話に、
うわー財政再建ためだけの大増税だ、死ぬよ~となって日本は滅びました。めでたしめでたしが濃厚。
政治家も政治家だけれども、一向に民意が成熟しないのも…


◆ゲームの話 『WHITE ALBUM 2』
もう嫌だ。どうしても主人公はこんなにアホなんだ… orz

…まぁ、始まりの時点が雪菜ラブラブMAX状態で始まるので、
それも一応考慮されており、選択肢を選ぶ形になってはいるのですが…
主人公のあらゆる行動が遅すぎます。すっげーイライラする…
雪菜が不安定な状態のままだったら、あの対応も分からなくはないものの、
通常以上に回復しているのだから、もっと雪菜を信頼してもいいのに。
大体、最初のかずさとの出会いはともかく、
その後の取材や密着取材なんて、お蔵入りしない限りは100%世に出てバレるのに、
約束を律儀に守って報告しない意味が分からない。
お前はバカなのか? もう勘弁してくれよ、マジで。

終章は主人公の弱さだとか恐怖に共感できるところもあったので、イライラ感が相殺されていたものの、
終結部でのその対応はまるで浮気が見つかったご主人状態としか思えず、イライラ感ばかりが募ってきます。
おそらく問題は、かずさルートと雪菜ルートがほぼ共通した展開であることでしょう。
2つを全く別のルートに分けてしまった方が良かったはず。
中途半端に共通化させてしまったことが、なによりの失敗でしたね。

そんなこんなで現在は中座状態。もう妄想に逃げてる(爆)
妄想の中では、主人公と雪菜とかずさの3人の共同生活展開中です。
既に頭の中では、コンサートでかずさが2人の結婚を祝したオリジナル曲を作って披露し、
雪菜はかずさの専属マネージャーになりました、というエンディングが見えています(笑)
まぁ、最後までやってないから、本当の結末を知らんわけですが(^^;
あー、やる気減退中。もう妄想に生きようかと思います。勿論、かずさ・雪菜でレズプレ(以下略)。

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