警戒レベル2
箱根の大涌谷周辺で火山活動が活発になったとして、
立ち入り禁止措置を含む警戒レベルが引き上げられました。
箱根は県を挟んで隣の町ですが、大涌谷は箱根の中でも東に位置するので、
火山性地震の影響等を除けば、特に問題はありません。
箱根の中でも大涌谷以外の地域、箱根湯本や芦ノ湖近辺は直接的影響を受けないので、
観光への影響が懸念されており、実際にキャンセル続出してはいますが、
まぁ、自然現象ですから仕方ないことでしょうね。
噴火の影響はほとんどないとしても、水蒸気爆発による地震発生確率は高いので、
震度2以上の地震も1日1回あるかないかぐらいですが、
それでエレベーターが止まっちゃうわけですから、観光という気分ではないわな。
しばらくは静観様子見の判断で正しいと思われます。
噴火すれば震度4~5程度揺れるんじゃないのかね?
これから梅雨時を迎えるだけに、余計に水蒸気爆発が心配されますしねぇ…
つーか、富士山の雪解けも異様に早いので、夏場に向けてそちらも気がかり。
まぁ、4月末から5月頭すげー暑かったですから、その影響でしょうけど。
◆ニュースネタ 明治日本の産業革命遺産
ほとんどが中国・九州の文化財で構成されていますが、
関東・東海地域で唯一構成遺産に挙げられているのが「韮山・反射炉」です。
まぁ、自分の感覚としては、近所でよく遊んでいた家の蔵が、
突然、世界遺産登録されてしまった、みたいな感覚で、
どうにもこうにも「世界遺産」って気がしないというか、むしろ怖いです。
そのうち「世界○大ガッカリ世界遺産」とか呼ばれないかどうか…
今回の話で観光客が増えたようですが、まず間違いなくガッカリしたでしょうねぇ…
リピーターが来るわけないだろ。モノの2~3分で観光終了でもおかしくない(苦笑)
実際、反射炉がポツンとあるだけですからねぇ…
他に観光地はないですし、反射炉を作った人物である江川坦庵邸は歴史資料も多いですが、
反射炉と意外なほど距離が離れてますし、他には江間いちご狩園ぐらいしか…
わざわざ見に行く程のものでもないし、他に観光スポットがあるわけでもない、
おまけに他の世界遺産と距離が離れすぎている、ぶっちゃけ、どうしようもねぇです。
世界遺産登録に沸き立って軽率なことをすると、大変なことになりかねん気がしますねぇ…
写真見て、近くに立ってるマンションと見比べれば十分じゃね?(苦笑)
軍艦島等の韓国の反対に関しては…
少なくとも、「時代が違う」という日本の言い分は正直どうかと…
世界の歴史全体から見れば、日本がアジアに先駆けて近代化を遂げたことは、
今の日本の世界における立場を確立したと同時に、
アジアの西欧諸国からの植民地化に歯止めをかけ、中東・アフリカ諸国と比べ、
いち早い独立を遂げることができたという意味では、
日本の役割は大きく、その意味でも貴重な文化財ではあるのですが、
それは侵略された側からすれば、全くの別問題であり、
政治腐敗によって近代化が進んでいなかったとはいえ、内政干渉は内政干渉、
そのことに変わりはないわけで、韓国の了承なしでは難しい面もありますねぇ…