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しかし、まぁ

俺も若いなぁとか思ったり(苦笑)
これぐらいで感情的になっててはいけませんよね(^^;
見えるものも見えなくなってきてしまいますから。

裏金事件に隠れる形になってしまいましたが、
センバツ甲子園大会の組み合わせが決まったようで。
こちら
うーん、現時点では自分の中でそれほど盛り上がってません。
…どうせドラフト参加できねーだろうし(苦笑)
それを抜きにしても、アマ側の対応を見てると複雑な気持ちになることもあります。
とりあえずは初日ですかね。
久々に静岡県代表が春の甲子園に顔を出してますから、初日は見るつもりでいます。
相手は仙台育英ですか。もうこうなったらドラフト候補を全員食い尽くせ(笑)


◆プロ野球 西武裏金問題
一つ明確になっていないのは、
受け取り始めた時期ではなく、いつまで貰い続けていたのかという点です。
スポーツ紙の記事等を見ると、05年10月まで貰っているように思えますが…
B投手は04年9月の時点で終了してたのに、A投手は以降も続いていたということでしょうか?
05年7・8・9月の時点の支払いがあったとするなら、
それがドラフトでの選手獲得目的で支払われたのかどうか、そこがポイントです。
そうであるのならば、明らかにプロ野球界の内規に背いたことになりますから、
西武球団の責任は重いものであると考えます。
この一番大事な点が明確になってないのは…
やはり西武球団側の発表を待つしかないということでしょうかね。

一日経って頭を冷やしてみても、昨日の早稲田の会見は腑に落ちない所があります。
昨日の北陸電力の事件があったとはいえ、
昨日の話を一斉に「隠蔽工作」と報じているのはおかしいですよ。
報道はほぼ同じぐらいでしたが、野球の方は早い段階で「隠蔽工作」と表現されていましたし。
…おそらくは早稲田の用意した「シナリオ」だったんでしょうね。
暗に「隠蔽工作」と報じるようにと準備がしてあったのでしょう。
通常の国語能力を持つ人間なら、昨日の話を聞いて即座に隠蔽工作とは表しないはず。
昨日の記者質問も貰っていた大学時代のことでなく、それ以前の質問が多かったですし、
早稲田側がマスコミに圧力をかけていたようにも思えます。
どうやら、わざと不正そのものの隠蔽をしたと「勘違いするように」報じさせたようですね。
まぁ、状況が整っているだけですから、ただの憶測なんですけど…
さすが早稲田と思いましたわ(苦笑)

隠蔽(?)の話に関しては、昨日書いた理由から、早稲田の話を全面的には信じられません。
西武球団側の話と統合して考える説が有力のように思えます。
9日の太田球団社長の公表後に担当スカウト(A選手の場合は前田スカウト)が
「隠し切れなかった、申し訳ない」という謝罪の連絡をA・B両選手にし、
そのうちA選手の父親が「息子だけは」とお願い、
担当スカウトは公表してしまった「負い目」があるため、できるだけ庇うことを約束、
そしてA選手の父親が9日夜に朝日新聞の取材を受けて翌朝の記事になり、
10日にA選手に連絡して「本人は知らなかった」と口裏合わせ、という流れでしょうか。
さらに続けるとすれば、
(A選手が本当に罪悪感から真実を公表したというのにケチを付けるのも嫌なんですが)、
12日昼に西武が提出した書類にA選手本人のサインがあったという内容があったため、
前田スカウトが慌てて夜にA選手に「申し訳ない」と電話、全て西武が泥を被る形で決着、
太田球団社長は本当に知らなかったものの(平謝りの前の調査委員会重視の態度から)、
この状況では認めるしかなくなり、平謝りの記者会見となった…
…矛盾点を極力避けるとこんな感じでしょうか。
前田スカウトは西武球団が発表に踏み切った「負い目」があったとはいえ、
えらい余計なことをしましたよね…
まぁ、結果的に世論はA選手に味方し、西武叩きに走ったわけですから、
前田スカウトにとっても、西武球団にとっても、「負い目」を解消できたわけですがね。
こう考えると、西武球団の取った行動に無理はなくなります。

そう考えると、早稲田の会見はやはり「意図的」だったように思えます。
おそらく、わざとA選手側の事情は伏せられています。
もっとも嘘を付いているとまでは思いませんが。勘違いするような表現はあるはず。
例えば、昨日の疑問点の一つ、早稲田進学を決めたのは誰かという点。
さも西武関係者が早稲田進学を決めたようなニュアンスで報道されてますが、
わざとA選手側(学校含む)の意思をぼかして言っているように思えます。
3つのうち確実に1つは勘違いがあるはずです。
1つ目は「早稲田進学を勧めたのは西武球団であること」
2つ目は「西武からドラフト指名の内定をもらっていたこと」
3つ目は「早稲田側は全く関わっていないこと」
このうちのどれか1つは勘違いです。
理由は昨日書いた通りですが、簡単に列挙すると、
1は西武球団が早稲田選手の指名実績がない、
2はショートが補強点にも関わらずドラフト指名を覆した理由が見当たらない、
3は1が正しいなら、目玉選手に育った場合、早稲田監督の許可なしでの指名はありえない、
西武球団が早稲田進学を積極的に勧める合理性が見当たりません。
どれかが勘違いであるはず。

とりわけ疑問なのが2の点、西武第二球場の入団テストの話。
これが事実ならば、他のスカウト陣も顔を出しているはず。
けれど元スカウトは「そんな事実は知らない」と言ってます。
この入団テストが一体、誰に見せるためだったのかがサッパリ分かりません。
そもそも入団テストをする必要なんてないはず。
A選手と家族ぐるみの付き合いのあったスカウトが中学時代から追いかけてたわけですから、
その実力はそのスカウトが一番知っているはずでしょう?
考えられるとすれば、他の西武スカウト・球団首脳に見せるためでしょうが、
彼らに見せてドラフト指名の内定をもらっていたとするならば、
スカウト会議で意見が覆ることはないわけですから、その年のドラフトで指名されていたはず。
(ましてや、その年は伊原監督から伊東監督に代わったオフ。フロントが自由にできたはず)
ですから、この話が本当だとするならば、
ドラフト指名の内定をもらったこと、西武側の都合で指名を見送ったこと、
このどちらかが勘違い・嘘だと考えられます。

自分の考えを述べると、やはり1が違うのだと思います。
A選手は夏の大会終了後に、早稲田と始めとする球団のセレクションを受けたのでしょう。
A選手の話を信じるならば、そのセレクションの帰りにでも西武第二で入団テスト、
ドラフト指名の内諾を受けたと。
まずA選手の下に他大学(特待生)の内定が届き、それならプロにと思っていたところに、
早稲田の内定が届き、それならプロより早稲田へとA選手サイドが考え、
A選手側から西武に断りの連絡を入れたところ、
「では4年後に(社交辞令→早稲田じゃ獲れるか分からんしなぁ)」
「ええ、西武さんにはお世話になってますので。で、学費の方が…」
ってな感じの流れでしょうか。
でもこれだと西武が早稲田というリスクを背負ってまで裏金を払う理由にはならんですよね。
まぁ、コネ入団テストが本当なら、その話だけでも十分マズイんですけど…
やはりリスクがなかったということなんでしょうか。いや、リスクがあったための覚書?
でもその覚書は早稲田関係者を説得する材料にはなりませんし…
んー、まだ何か違うのか… 早稲田側が知っていたとするなら、話は早いんですけど…
それとも西武が早稲田を勧めたは本当なのか…
東北福祉や慶応、東都なら分かるんですけど…ねぇ?

私は別に西武球団が悪いことをしていないとは言いませんし、
A選手が悪いと言っているわけでもありません。
ただ本当に事実が明らかにされているのかが疑問なんです。
今の段階では腑に落ちない点が多すぎます。
少なくとも、早稲田側の発表をそのままの形で信じるわけにはいきません。
西武球団が早稲田の要請に対して協力しなかったのは、むしろ正解のように思えます。
真に事実を隠蔽しようとしているのは… どっちなんでしょうか?
西武球団の外部調査委員会の報告に期待したいです。
ファンとしては囲い込みの実態が明らかになり、
それがドラフト改革・スカウティング活動に生きてくることを切に願うのみです。


◆プロ野球 西武のオープン戦
今日も4-3で勝利。負けないライオンズ、2引き分け挟んで9連勝中です。
オープン戦とはいえ、ライオンズが勝っているのが唯一の救いです。
逆境に強いライオンズの選手達の姿勢を見習わねば。

先発のルーキー岸投手は6回8安打2四球7奪三振3失点と微妙な内容。
初回は谷・小笠原選手の連続ヒットの後の李選手のセカンドゴロ併殺崩れなので、これは可。
2回は1アウトから小坂選手にヒットを許し、2塁盗塁を決められ、
2アウトからピッチャーの内海投手にタイムリーヒットを許したので、これは不可。
3回は1アウトから小笠原選手にヒットを許し、李選手に四球、この時点で不可。
3回投げ終わった時点で、6安打2四球3失点という結果。これはキツイっすよ。
その後は修正しながら投げて、2安打無失点。
前半はダメダメでしたが、後半に持ち直しという評価の難しい内容となりました。
伊東監督に言わせると、まだ岸投手の持ち味が出せていないそうなんですが…
どうしますかね、判断が難しいところです。
外国人投手を先発投手で3人使うなら、開幕2軍でもいいのでしょうが…
日本人投手の中では、西口・涌井・松永投手の後に来るのは現時点でも岸投手のみ。
帆足・河原投手はまだ間に合いませんし、宮越・大沼・山崎投手は先発テストなし、
現状では岸投手しかいないわけです。
西武の日程は6連戦が続きますから、外国人投手の登録・抹消の繰り返しも難しいですし…
とりあえずここは岸投手を6人目でカウントするしかないんですかね。
このオープン戦の反省を公式戦に生かしてくれることを祈るのみっす。

打線は内海投手の前に6回まで3安打無得点に抑えられていたものの、
7回は中島選手のヒットから始まり、江藤選手が2ランホームラン、
さらに和田・後藤・中村選手とヒットが続いて満塁とし、
野田選手が逆転のタイムリーヒットを放ち、この回に一挙4点、試合を引っくり返しました。
相変わらず打ち出すと止まらない打線で…
まぁ、その前に攻略して欲しかったですけど(^^;
それでも内海投手は巨人の開幕投手候補、その投手を最後の最後に打てたのは良かったです。

野手個人ではボーダーライン上の選手が頑張っています。
江藤選手がホームランを放つなど3打数1安打1四球と連日の好結果、
後藤武敏・大島選手もヒットを1本ずつ、
野田選手は途中出場で逆転のタイムリーを放つなど活躍。
ベテランの高木浩之選手と若い黒瀬選手がやや結果が残らなくなっているだけで、他は上々。
野手の争いは留まることを知りません。

キャッチャーは野田選手が開幕1軍に優位になってきましたかね。
スタメンとしてはリードが怖いですけど、控えなら打撃も良いだけに期待できます。
細川選手が風邪を引いていたので、その回復具合にもよりますが、
細川選手が正捕手ならば、野田選手が1軍に残る可能性が高いのではないでしょうか。
銀仁朗選手には期待しているんですけど…守備面は良くなってますが、打撃が粗いです。
2軍で打撃を鍛えるのも1つの育成法かと。

心配していた和田選手は打撃フォームを戻してから上昇ムードに。
これなら最初から…と思わなくもないですが、
元のフォームが一番だと信じられたことは良いことだと思います。
やっぱり和田選手はあの風貌と全く違うバレリーナ風なフォームがいいですよね(^^;
もう一人心配していた赤田選手は昨日の試合でふくらはぎを痛めたらしく…
今日は試合を欠場。明日になっても治らないとなると、開幕は難しいかもしれません。
なんとか早期回復で全快となり、調子の方も全開となればいいんですけどね。
野手ではカブレラ選手の仕上がりと赤田選手の状態だけが気がかりです。

コメント

早稲田は早く問題がみんなの記憶から薄れるように斉藤投手のニュースをつかってるような気がしてなりません(まるで言葉遊びみたい)、斉藤マネーが転がり込んでくるでしょうね。入団テストみたいなものがあるなら両選手に口止めをしないといけないのに木村投手には無し。A選手の言葉はすごく作られたような印象。大人が子供の人生を・・・といろんな人が言いますが子供の泣き真似は威力ありますからね。いっそ嘘発見器でも使ってみたらなんて思います。

タイミングは良かったですよね、翌日の早実・斉藤投手の卒業式は(^^;
まぁ、そうセッティングしたんでしょうけど。
そういった面も含めて、一昨日の会見は早稲田側の計算通り、なんでしょうね。
あまりにも露骨過ぎたように思いますが、
その程度はイメージを大事にする日本人にはどうでもいいことなんかな(苦笑)

B投手サイドは口裏合わせの話は受けていないとのことです<スポニチ
いやー、なんというか正直です。早稲田に利害関係がないとはいえ、この状況で言うのは立派。
というか、スポニチの記者は大丈夫なのかと心配したり(^^;
まぁ、昨日は不正そのものを隠蔽したように書くなど大協力でしたから、
これぐらいはいいんですかね(苦笑)
どうやら、口裏合わせの話は西武球団側の説明の方が合ってそうですね。

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