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女子フィギュアは銀メダル

バンクーバーオリンピックの女子フィギュアスケートは、
浅田選手が銀メダル、安藤選手が5位入賞、鈴木選手が8位入賞という結果となりました。
浅田選手はショートプログラムで得点差があっただけに、どうかなと思っていましたが…
中盤のアンラッキーミスが響いた形となっちゃいましたね…
それでも全体的な演技は印象深く、輝いた滑りだったように思います。
安藤選手はショートプログラムで若干のミスがあって得点が伸び悩んだものの、
フリーでは演技を上手くまとめての5位入賞。
フリーでの順位を考えれば、もう少し挑戦していっても良かったかなとは思います。
綺麗な演技だっただけに、もう少し得点が伸びて欲しかったです。
鈴木選手は多少ミスはあったものの、堂々とした演技が光っていました。
フリーで挽回しての8位入賞。納得の結果だったと思います。
金メダルは逃したものの、出場3選手が銀メダル・入賞というのは好結果でしょう。

他国の選手はあまり言いたくはありませんが…
なんかこう金メダルの人の演技は印象に残らないんだよなぁ…
ショートもフリーも若干硬めに見えたし、歴代最高得点と言われてもピンと来ない。
ミスがなく、まとまりのある演技だったことは確かなんですが… よう分からん。
でも浅田選手はフリーでミスがあったわけですし、金メダルという結果は順当だったのかもしれませんね。
銅メダルに輝いたカナダのロシェット選手は、ショートは一番良い演技をしていたと思いましたが、
フリーはショートとは逆に硬さが見え、ミスが多く、躍動感も感じないという少し残念な演技に。
フリーの点数はうーんと思わなくもないけれど、地元開催ということで致し方ないか。

メダル争いには加われなかったものの、アメリカ・ロシア勢の若手には脅威を感じました。
4位の長洲選手(アメリカ)、7位のフラット選手(アメリカ)、
9位のレオノワ選手(ロシア)、10位のマカロワ選手(ロシア)。
レオノワ選手は表現力に優れ、マカロワ選手はジャンプ等の技術に優れ、
次期ソチ五輪に向けて期待が高まってくることでしょう。
長洲選手とフラット選手は若さに溢れ、勢いを感じる演技でした。
表現力・技術ともに高く、もしあと1年後にオリンピックが行われていたとしたら、
金メダルの行方は全く分からなかったかもしれません。
長洲選手は日本とアメリカの二重国籍ですが、次回もアメリカでの出場を目指すんでしょうかね。
年齢的にはどちらかになってきますが、いずれの選手も日本の強力なライバルとなってきそうです。

あと専門的なことはよく分かりませんが、
日本勢は4回転ジャンプやトリプルアクセルなどの単独ジャンプに力を入れているのに対して、
他国は連続ジャンプ(特に3連続)に力を入れているように見受けられました。
点数の評価も連続ジャンプの方に加点されてるっぽいですし…
全体的な演技構成の見直しも必要なのかもしれません。でもそれはそれで浪漫がないけれども…

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