政党交付金
今回の参議院選挙で。『NHKから国民を守る党』が政党要件を満たしたので、
政党自体に5000万円も政党交付金(国税)が投入されるそうな…マジか…
そういった単一の政策課題で政党が成り立つならば、
『日本アニメを広める党』とか、
『eスポーツを普及させる党』とか、
『課金ガチャをなくす党』とか作れば、
オタク票を取り込んで政党要件を満たせるんじゃね?
そして、その政党交付金を使って、
国会そっちのけでアニメブルーレイディスク買って見まくりとか、
eスポーツ対象のゲームを買って最高の環境で遊びまくりとか、
課金ガチャの割合は本当かどうか100万連続でガチャ引いてみたりとか、
政党の標榜する政治活動ですが、何か? 私的流用じゃありませんよ?
…まるで、マンガ家や小説家が税金対策にネトゲ扱った作品書いてるかのようだ(w
実際に『N国』がどういう政党になるのか知りませんが、
そのままドロンと消えちゃわないことを祈るばかりです。
…まぁ、無理でしょうけど。
その『N国』が衆議院で不規則発言で維新を除名された丸山穂高議員を入党させ、
参議院の渡辺喜美議員と会派を結成するなど、話題を呼んだようで…
倫理的にどうかと思いますが、丸山議員はNHK改革に賛同を取り付けたので、
そういう面では政策的にブレがありませんでしたが、
渡辺喜美議員はNHK改革に興味なしで、明らかにブレが生じています。
自分から積極的に動いたことは評価しますが、
結果的に改憲勢力に丸め込まれたと言っていいでしょう。
自民党がNHK改革を本気にするわけないですし、目論見は失敗に終わるでしょう…
しかし、渡辺喜美議員もまだ議員をやってたんですね、すっかり忘れてましたわ。
みんなの党を潰して、維新の会で比例区当選したにも関わらず、
2017年秋の希望の党旋風の選挙時に離党、連携を模索するも完全スルーされ無所属に、
そして久々に名前が登場したと思ったらコレですか…
政界の栄枯盛衰を感じずにはいられません…
◆ニュースネタ 日韓対立をアメリカが懸念
外交は『正しさ』だけを主張しても意味がないという典型でしょう。
結局は、諸外国の『都合』で判断されるんですよ。
アメリカからすれば、韓国の安い半導体が入ってこないのはコンピュータ産業的に困ります。
日本の主張に一定の理解を示しながらも、脅しを実際に行動に移されると困るわけで、
心の中では「空気読めよ」と思っていたのでしょうが、
全く読めませんでした、お坊ちゃんなので…
日韓対立が激化すれば、喜ぶのは自サイドに韓国を勧誘したい北朝鮮と中国なのは明らか、
特に北朝鮮に対しては戦後賠償を行っていないので、
不満があるなら合併して協議しようと言いだしてもおかしくない…
今までの韓国の政権なら北朝鮮に吸収されるのは屈辱的と思っていたでしょうが、
今の政権は自分達の身が安泰ならば、いくらでも国を売ってもおかしくないので、
経済運営が失敗すれば、そういうケースを考え出す可能性もあります。
日本が韓国を追い込むことは全く意味がないわけで、
両国とも反韓感情と反日感情を煽るだけで、自分達の政権浮揚に利用してるだけ、
国益に反した両国の動きに一番苛立っているのはアメリカでしょう。
日本としても振り上げた拳の下ろし所がなくて困っているわけで…
そりゃ現状のWTOのルールに日本は反していないとしても、
WTOの精神に反しているわけで、やり過ぎれば日本が韓国をイジメてるように見えてしまう。
国際社会に日本の正当性を示すためには、韓国向けに輸出した物資が他へ流れてることを証明する必要があるのに、
諸所の事情でそれを行っていない、それではやはり説得力は持たないわけで…
怪しいだけで輸出規制してたら、むしろ輸出なんてできない。みんな怪しいわけですよ…
アメリカに輸出した物資だって、結果として中国に流れていてもおかしくない…
いい加減な所で止めておくべきでしたが、もう着地点が見えず、
朝鮮半島情勢を混乱させるだけの大失政に繋がる可能性は高いと思われます。
統一挑戦にやり玉に挙げられる日本とか冗談じゃねぇよ。そういう視点で見なきゃダメ。
◆ニュースネタ 静岡県のリニア工事問題
静岡県民としては、よく分からない奴は喋るな、と思ってしまいますが…
もっとも、川勝知事に前科がないわけではなく、
そういう疑心を生じるのも無理からぬことですが、
今回の件は静岡県民の総意と言って問題ないと思います。
もっとも、問題はリニア工事自体にあるわけでもないのですが…
近年、大井川の渇水が酷いんですよ…
昔は東海道の難所と言われた大きな河川で、その名残はどでかい橋で分かりますが、
現在、そこを流れる川幅はごく一部、夏場に水枯れしてしまうこともあるくらい。
それが工事によって上流の水を遮断する形になったら、下流域はどうなるのか。
そりゃもう川がなくなるに決まっています。
JRは水を戻すと言っていますが、どれほど確実性があるのか分かりません。
とりわけ静岡市周辺にとっては、上流域の水源をまたぐ工事は死活問題なんですよ。
だから、静岡県にリニアの新駅が作られないとか、
東海道新幹線が衰退して困るとかの商業的な話ではないんですわ。
大井川水系全体の問題であって、それを解決する方法は事実上ないわけです。
そもそも山をぶち切るJRの工事案に問題がわるわけで、
生態系を無視した工事計画を実施すること自体が最初から無理だった話なんです。
商業主義で何も考えなかったのはJRと国の方。
リニアを通すために静岡市周辺が熱波の乾燥砂漠と化して良いのならば、
まぁ、それでも構わないのかもしれませんが、その時の補償は誰がするのか?
ぶっちゃけ解決案はJRが工事案を修正し、迂回させるしかないわけですけど、
今更、それはやらないでしょうし、上手く交渉がまとまる気がしません。
双方とも着地点が見つからず、静岡県側が泣き寝入りする可能性が高いかもしれません。
それだけに無理解な言説は迷惑極まりないです。我々に水なしの生活をしろと言うのか?
◆ニュースネタ 吉本興業関連の問題
こちら 死亡しても一切責任を負いません
こちら 加藤浩次を絶対に許さない
軍隊かよ…
そういう時代遅れの軍隊体質が国民から嫌われていると何故分からないのか。
ワンマン体制の押し付け会社がブラック企業と叩かれている理由を考えなさい。
結局、こういう時代遅れの体質でやっていたら、
国民から支持されることはないですし、はっきり言って笑えない。
まぁ、もうテレビ自体は全然見ないので、吉本のお笑い自体お笑い草なんですけど。
◆野球ネタ 波紋を呼ぶ大船渡・佐々木投手の登板回避問題
こちら 監督批判の張本氏への批判はおかしい
こちら 甲子園の登板過多問題(だけど内容は間違いだらけ)
まず、張本氏を批判している人達は、何でわざわざあの番組を見て批判するのか?
そもそも、あの番組はそういうコーナーと分かってるでしょ?
逆に、あそこで監督にアッパレ出したら張本さんじゃないと思いますよ(w
ある意味、視聴者が期待する批評をしてくれた張本氏にアッパレ。
批判を恐れずにコーナーの期待通りの振る舞いをしたことを賞賛されても、
批判されるいわれはありません。
張本氏の批評は分かり切っているのだから、見たくないならば見なきゃいい話です。
期待通りの批評をした張本氏が批判される意味が分かりません。
単にそれを批判したいだけでしょ?
後者の甲子園の登板過多問題は、わざわざ間違った話を持って来なくても…
日ハムの斉藤投手は大学時代の下半身の怪我が原因。肩の故障とかじゃない。
元ソフトバンクの島袋投手は大学時代のイップス。投げ方が分からなくなったのが原因。
どちらも甲子園での勤続疲労が直接的原因ではありません。
まぁ、甲子園優勝で期待度が高まって、過熱する周囲に対して、
思うような結果が残らず、自分のフォームを崩していったことは間違いではありませんが…
でも、それは登板過多とは関係ないでしょ。
二人ともそこまで負担の大きいフォームでもありませんでしたし。別の問題。
今回の騒動で個人的に思い出すのは、中学時代の野球部の1個上の先輩ですかね。
それなりに実力者が揃っていて、少なくとも地区大会突破は必至だろうと思われてました。
そこで監督は右腕エースの先輩を温存する作戦に出て、左腕の先輩を初戦に出しましたが…
延長戦にもつれ、結局エースの先輩は登板することなく敗退。
元々、不良っぽい先輩でしたが、部活引退後は完全な不良でした…
もっとも、その先輩はショートで主軸を打ってましたし、
監督も予め温存することを告げていただけに、チーム内で波紋は呼びませんでしたが、
実際にどう思っていたのかは確認していないので知りません。
今回はそういう手続きも踏まずに、一方的に試合当日に監督が欠場を決めているわけで、
とても佐々木投手の将来を守った美談だとは思えません。
監督が選手の期待を裏切った、それが真相だと思います。
肩の故障はリハビリして治すこともできるでしょうが、青春の心の傷というものは癒え難いもの、
大船渡の甲子園の夢の断念という変な十字架を背負わせられたとしか思えません。
投げさせないという判断自体が間違っていたとは思いませんが、
それをチーム内で共有していなかったのは、明らかな監督の失策、
佐々木投手の将来と引き換えに、チームの勝利を諦めたと選手に受け止められたことが、
決勝の大敗に繋がったように思えます。
戦略は分かりますが、戦術を明らかに間違えた節があるんですよ…
そもそも、高校野球の監督がそんなに偉いのか。
試合に出場するかどうかは選手に決めさせろよ。
もう高校野球ぐらいなら、成年監督は廃止し、高校生監督でいいんじゃないの?
指導は部長として行えばいいでしょ。試合の采配も高校生自身に委ねなさいよ。