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どうやら

松坂投手の移籍が正式に決定されたようで。
最後の最後で話がまとまるという予想通りの展開となりましたね。
一時は条件の歩み寄りが全く見られず、どうなることかと不安になる時もありましたが、
結果的には好条件を引き出せたので良しではないですかね。
契約年数が6年というのは少し意外でしたが、年俸は落ち着くべき所に落ち着いたように思います。
もっとも松坂投手がこだわったのは年俸よりも住居等の生活面の条件なんでしょうが。
その点でも好条件を引き出せたようなので、良かったかなと思います。

ただ今回の騒動でアメリカ側に「お金に汚い選手」と思われたのではないか心配です。
日本では代理人が高めの条件を吹っかけていると理解できますが…
ポスティングの仕組みも最初の頃はよく伝わってなかったようですし、
誤解されたままシーズンに突入してしまい、
結果を残せなかったような時に反動が出てしまわないか心配でもあります。
まぁ、でも松坂投手が成功しなかったら、
日本人選手がメジャーの主力として活躍できることはないとも言えるわけですし、
日本同様に活躍してくれると信じています。
メジャーの舞台での活躍を見守っていきたいです。


◆プロ野球 西武の契約更改
佐藤友亮選手が500万円ダウンの3600万でサイン。
片岡選手が前回提示と同じ1600万円増の3500万を保留、
赤田選手も2100万円増の6000万を保留、
中島選手も3000万円増の7400万を保留した模様です。

片岡・赤田・中島選手の3選手の年俸は微妙な所かな~と。
片岡選手の希望はおそらく倍増の3800万ぐらいなんでしょうが、
1600万円増の3500万でも十分に評価しているとは言えますし。
それでも二遊間を守って規定打席到達、盗塁・犠打数リーグ2位ということを考えれば、
倍増評価でもいいような気もしますが、
最後は優勝してないからねの一言で終わっちゃうかと(苦笑)
最後、勝って終わらない限り、チーム打撃は評価され難いです。当たり前ですが。

赤田・中島選手の場合は「3年やって一流選手」という言葉に引っかかってくる模様です。
今年だけの成績で見れば、2人のアップ額は妥当でしょう。
けれど一昨年・昨年と「3年やってナンボ」の言葉で年俸を抑えられているだけに、
3年連続規定打席到達の自負があるでしょうから、もう少し上げてもらってもという気持ちはあるでしょう。
でも客観的に2人が一流選手として見られているかというと疑問な面も…
赤田選手は体が強く、出場試合数は毎年多いものの、目立つ長所がないのでまだ印象が弱いです。
ちょうど一昔前の大村選手のような感じですかね。
もっと盗塁数を増やすか、打率を上げないことには、
ゴールデングラブ賞獲得やオールスター出場はできないかと。
それよりも先に打順が固定されるようにすることが先決ですかね。これが一番のマイナスイメージ。
1番もしくは2番打者として常時出場できるようになれば、
一流という文言にも恥じない選手になれるでしょう。
まだ現段階では「9番打者」としてしか評価できない印象、
1・2番の上位打線を担う打者として評価されるよう頑張って欲しいです。
そんなわけで狙うとしても、提示額若干上積み程度ではないかと。

中島選手は打撃面の貢献度は高いものの、怪我による1ヶ月の欠場が響いている印象です。
ほぼ全試合出場しての3000万増ならば、明らかに少ないんですが、
大事な8月に欠場を余儀なくされたというのはマイナス要因です。
公傷・早期復帰を考慮したからこその3000万円増だと思いますし、
さらに上を目指すには常時出場することが必要不可欠だと思います。
もう中島選手の場合は「若手」という範疇では括れない選手なんですから。
今や「チームの顔」、必要不可欠の主力打者です。
その選手が死球による骨折とはいえ、欠場しているようではダメですよ。
さらなる大幅増を目指すには常時出場すること、
そうすれば自然に数字も付いてきて常時3割20~30本をマークし、
ベストナインにも選ばれるようになるはず。
パリーグの日本人打者の中でも最大の有望株でもありますし、
ライオンズの顔としてだけでなく、パリーグの顔になれるよう頑張って欲しいです。
まだショートの川崎・西岡コンビに押され気味ですから、
2人をバットで完全に押し返すような活躍を期待したいです。

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