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混迷する北方領土問題

最近は安倍総理がプーチン大統領と会う度に、
北方領土問題に一喜一憂する報道が流れていますが…
そもそも、プーチン大統領はごく一部でも「返還する」と言ってるのでしょうか?
根拠となっているのは「引き分け解決」発言でその意味は分かりませんし、
日ソ共同宣言にしても「引き渡す」であって、「返還する」ではない。
ロシアの立場としては、「北方領土問題など存在しない」と言っているのに、
どういう理由で「引き渡し」てくれるのか、理屈が通りません。

日ソ共同宣言当時は面積も少ない歯舞・色丹を維持するメリットがなく、
二島を譲渡しても問題がなかったかもしれませんが、
現在は海洋資源が豊富なことが分かっており、色丹島には実際に人も住んでいる。
せいぜい歯舞諸島ぐらいしか譲ってもらえないとする見解は妥当に思えます。
こちら

ただ、歴史的にも歯舞・色丹は千島列島ではなく、北海道の一部であって、
国後島と北海道は目と鼻の先で、まともに漁にも出られない…
日本としても妥協ができない案件であることは確かです。
ロシアの北方領土に米軍基地を作らせない旨の要求も分かりますが、
だからといって、ロシアは実際に国後・択捉島に基地を作り、
ミサイルも配備している状況では、要求を呑むこともできません。
それはもう北海道がいつでも攻撃されるという意味ですからね…
個人的には、歯舞諸島の返還、色丹島の主権回復(一部ロシア租借)、
国後島の一部共同統治(軍事基地は撤去)、択捉島はロシア領で断念がギリギリ。
ロシアからすれば、歯舞・色丹を渡すことも難しいでしょうが、
日本人の北方領土はやはり「国後」にあるわけで、そこは譲れない一線でしょうね…

結局、数々のプーチン大統領の発言を見ていると、
日本の意思が正確に伝わっているとは思えず、
伝わってああ言ってるのだとすれば、確信犯的詐欺で領土を譲る気はないのでしょう。
結局、戦争の終結時期を定められず、不法占拠と合法占領の差を埋められない以上、
この問題の妥協点は見い出せないように思えます。

…んー、しかし、「愛国心教育」とか言って北方領土問題を教科書に載せさせた、
安倍政権が二島返還とか言い出すとはね…
鈴木宗男氏も叩かれましたが、北方領土問題の認識が上がっただけに、
今はそれ以上の反発になると思いますが…
まぁ、そもそも、歯舞・色丹の問題と国後・択捉の問題を混ぜたことが、
政府の陰謀とも言えるわけで、既に引くに引けない状況になっちゃいましたねぇ…


◆ライオンズネタ 西武・浅村選手がFAで楽天へ移籍。決め手は彼女?
矛盾だらけの一問一答
楽天が“彼女”取り込み

……
………寂しいとか、怒りとか通り越して、呆れてしまいます…

FAで出る理由は、
「環境を変えて、チャレンジして、自分のレベルアップにつなげたい」なのに、
突き刺さった言葉は、
「絶対活躍しないといけない、なんて思わなくていいから。
 浅村が来てくれることで、若い人たちは背中を見るから。来てくれるだけで意味がある」
んー、何もしない『浅村地蔵』がレベルアップの最終形態なの?
普通はもっと熱い言葉では?「浅村がいないと優勝を考えられない(ナベGM)」とか。

各球団の条件に関して、
「ライオンズも本当に評価してくれた。ソフトバンク、オリックスも出してくれましたけど、
、お金で選ぼうという感じは全然考えませんでした」
…と言いつつも、オリックスとは正式交渉前にお断り。
さらにソフトバンクも極秘交渉の末にお断りのメール。
FA宣言時に「ライオンズ最優先」と言いつつ、ファン感を待たずに早期に決着。
自分としては、炭谷選手の方が早期決着になってファン感前に報告あると思ってて、
浅村選手の方はMVP発表ぐらいまで長引くと見ていました。
今回のFA移籍までの経緯にかなり反発があるので、
MVP投票は山川選手に傾くんじゃないかなぁ…
結果的に、「出来レース」批判をかわすだけの材料が何もありません(否定できない)。

言葉が矛盾し、真実味を感じられないのは、浅村選手の尺度が違ったからでしょう。
「他球団の評価を聞いてみたい」という言葉の意味は、
「野球(仕事)の評価」ではなく、「人物評価」だったということです。
だから渡辺久信GMの仕事の評価は心に響かず、
石井一久GMの「ありのままの君でいて」みたいな評価が心に響くんですよ。

純粋に野球の評価で考えれば、ソフトバンクが一番お金を出したと思いますし、
仕事環境としても練習場やデータ分析等々、最高のものを揃えているのは間違いなく、
純粋に自分のレベルアップを考えるならば、やっぱりソフトバンクですよ。
でも求めている評価が仕事ではない。
だから「彼女の話」の方が真実味を持って聴こえてきます。
まだ結婚してませんし、結婚するのかどうかも知りませんが、
「仕事よりも家庭を取った」という所に、現代っ子だなと思っちゃいます…

「自分勝手ですが、環境を変えてチャレンジしたい気持ちになりました」
という言葉が一番本音に聞こえて、個人的事情以外に何もないのでしょう。
必死に残留交渉をした渡辺久信GMがアホみたいですし、
真剣に交渉に臨もうとしたソフトバンクもオリックスもアホみたい。
唯一、楽天だけが浅村選手の性格をよく知っていたということでしょう。

まぁ、ただ、現実なんてそんなものかもしれません。
落合博満氏がFA移籍の決め手は「奥さん」と答えたように、
生活環境を最優先にするというのは、選手個人の「現実」かもしんない。
…とはいえ、ファンに夢を見せているプロ野球がコレでは…
それじゃ西武ライオンズから選手が大量流出している理由は、「所沢」にあると?
それはもう完全にお手上げ。『西武』である以上、移転は考えられない。
そうなると身売り・移転しかなくなってしまう。FA流出阻止は不可能という現実に。
夢から覚めたら、熱情も消え去った。
まさに浅村選手のFAはファンに冷や水をかけたと言わざるを得ません。

…ただ、その浅村選手も自己分析ができているとは思えない…
確かに楽天は「楽」な環境かもしれませんが、
マイペースな浅村選手が完全自由では成績を残せないタイプ。
今どきの指示待ちの若者同様に、役割を与えないと結果を残さないタイプです。
1番打者なら1番打者、4番打者なら4番らしく、3番打者なら3番打者らしく、
逆に7番に降格すれば7番打者程度の、8番に降格すれば8番打者程度の結果しか残さない。
キャプテンを任せたのも責任感を持たせたかったから。
自己分析と他者の評価がたぶん一致しておらず、
自己分析を取って楽天に移籍した浅村選手が成功するとは思えない…
そこを渡辺直人選手が一喝して締めあげれば分かりませんが…
いや、その渡辺直人選手の現役だっていつまで続くのよ、って話。
石井一久GMにしてもそう。これで否応なしに石井一久一派にカウントされる。
気分屋の三木谷オーナーが星野派を一掃したように、いつ体制が変わるかも分からない。
一番賢いやり方はその三木谷オーナーに気に入られることですが、
そういう「政治力」を持った選手でもないわけで… 不安しかありません。

ファンの打率.280 15本という予想は、あながち外れてるとは思えないのですよ…


◆ライオンズネタ 浅村・炭谷選手と菊池雄星投手の流出が決定
炭谷選手も残留断りを入れたようです。巨人移籍ということか…

炭谷選手はともかく、浅村選手と菊池雄星投手の穴は大きい…
…とは思うものの、実は決して埋められない穴でもなさそうです。
今現在、2軍で即1軍で活躍できるような素材はいませんが、
少なくとも1年をかければ戦力になれそうな選手はいます。
日ハムのように前半戦は多少苦労してでも若手を我慢して使えば、
後半戦から勢いに乗って巻き返すことも十分可能と見ます。

まず、野手に関して言えば、セカンドに外崎選手が入ることが有力ですが、
問題は同じくレギュラーであった外崎選手の穴を誰が埋めるかです。
外野手ならば、木村選手と斉藤選手、若手では大滝愛人選手に鈴木将平選手、
三塁手ならば、山田選手と金子一輝選手、ドラフト指名の佐藤選手、
二塁手ならば、ドラフト指名の山野辺選手。
この中から1人出てくれば、外崎選手を流動的に動かすことができます。
最悪の場合は、レフト栗山選手、サード中村選手、DHメヒア選手という、
ベテランシフトも組めますし、ポジション的には頭を悩ますことはありません。

打線としても3割30本100打点の選手がいなくなるのは痛いですが、
山川・森友哉・外崎選手らはまだまだ打撃が成長できる余地を残してますし、
打撃不調だった金子侑司選手も出塁率がまともなら足が使えるので十分レギュラー。
ベテランの中村選手だって、前半戦は絶不調だったわけで、
主力の秋山選手も後半戦は本来の打率ではなかったぐらい。
今年が打線のピークとは限らず、上積みは十分見込めます。


投手陣に関しても、昨年の菊池雄星投手ならその穴は埋め難いものでしたが、
今年は打線の力で勝たせてもらった面が大きく、内容的には今井投手が上だった程。
その今井投手が二桁勝ってくれれば、今年の雄星投手の穴は十分埋められます。
ドラフト1位の松本航投手は少なくとも今年の今井投手並にはやれるはず、
上手くいけば二けた勝利も十分見込める投手です。
課題はやはりリリーフ陣の整備だとは思いますが、
先発陣はそこまで悲観する程ではないように思えます。

[右先発] 多和田・今井、郭(ニール・カスティーヨ)・松本航、高橋光成・伊藤・相内
    (渡辺勇太朗・本田・国場・平良)
[左先発] 斉藤大将(武隈・佐野)
[右中継] マーティン・平井・松本直晃・粟津・森脇、大石・田村・南川(与座)
[左中継] 小川・野田、小石(藤田・高橋朋巳)
[抑え]  ヒース・増田、中塚
[捕手]  森友哉・岡田、中田(駒月・斉藤誠人・牧野)
[一塁]  山川・メヒア
[二塁]  外崎・山野辺、水口
[三塁]  中村剛也、山田・佐藤(呉・西川)
[遊撃]  源田、金子一(永江・綱島)
[外野手] 秋山・金子侑司・栗山、斉藤・木村
    (熊代、鈴木将平・愛人・戸川・高木渉・川越)
1(中)秋山、2(遊)源田、3(二)外崎、4(一)山川、5(捕)森友哉、
6(三)中村剛也、7(指)栗山・メヒア、7(右)愛人・鈴木将平、9(左)金子侑司
or
6(指)中村剛也、7(左)栗山、8(三)山田・金子一・佐藤、9(右)金子侑司
or
1(右)金子侑司、2(遊)源田、3(中)秋山、4(一)山川、5(捕)森友哉、
6(三)外崎、7(左)栗山、8(指)中村剛也、9(二)山野辺

キャンプ・オープン戦で若手野手の誰をレギュラー入りさせるのか、、
リリーフ投手陣をどう立て直すのか、そこら辺がポイントになってくると思います。

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