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野球北京五輪・アジア予選決勝が開幕

野球北京五輪・アジア予選決勝が開幕

日本はフィリピンと戦い、10-0でコールド勝ち。
ただその結果とは裏腹に国際大会の恐ろしさを痛感させられる試合でした。
ある意味、初戦がフィリピン戦で良かったという感じがします。
ありゃないわなぁ… 日本では考えられないことが起こる、国際試合は怖いです。

恐ろしさを感じたのは2点、投手の牽制と内野ゴロのバウンドの変化です。
牽制の恐ろしさはオーストラリアとの練習試合で分かっていたことなので、
選手の方も対応してきているように思いますが、内野ゴロの方は… 怖いっすね。
今日の試合では日本のエラーは村田選手の1つだけでしたが、
フィリピンの内野手のゴロの処理を見ていると、接戦時には怖いなと思わされます。
まぁ、大抵のゴロは名手と呼ばれる選手ならば処理ができるものでしたが、
(バウンドが下に変化するものが多かったから)
最後の10点目となった西岡選手のセカンドゴロの打球は… 絶対に無理(苦笑)
ワンバウンド目で高く跳ねるのはよくあることですが、
2バウンド・3バウンド目で野手の身長の2~3倍ぐらいに強く跳ねる打球というのは
日本の野球場ではちょっと考えられないというか…
硬い人工芝の時の大阪ドームでも見たことがなかったような打球でした。
コールドとなる10点目が入った喜びよりも、
これが接戦の時に起こったらという恐怖の方が強かったです。
あれはちょっとないよな、と。
1回の5点以降、中盤まで点が入らなかったこともありますし、
勝った喜びよりも明日からの試合に緊張感が出てくる今日のゲームだったのではないでしょうか。
実力だけでなく運も左右しかねないだけに、1つのミスも許されない試合、
それがこの国際大会のように思われます。
スポーツ紙の報道で知ってはいましたが… 予想以上に厳しい試合なんだなと思わされました。

各選手の動きに話を持っていきますと、
先発した涌井投手はナイスピッチングでしたね。
今日は西武・涌井というよりは、横浜高校・涌井といったイメージ、
本来のストレート中心でカットボールを織り交ぜる基本形の投球パターンでした。
いつもなら、スライダーを多めに混ぜる投球パターン、
シュート・スライダーで横に揺さぶる投球パターン、
チェンジアップ・フォークと縦の変化をつける投球パターンのどれかで行くのですが、
今日は低めにストレートを集めるオーソドックスな投球をしていたように思います。
まぁ、しかし、つくづく投球パターンが豊富な投手だなと思わされますな。
3パターンを列挙するだけでも、純粋に凄いなと思っちゃいます。
投球で評価したいのは外野フライが僅か1個という結果です。
三振が7個で、涌井投手へのピッチャーライナーが1つ、残りは全て内野ゴロ。
先ほど書いたように、内野ゴロがイレギュラーしがちなだけに、
この内野ゴロの多さは内野手にとって良い勉強になったのではないでしょうか。
そういう意味では、初戦の涌井投手の先発は大成功だったと言えるでしょう。
むしろ、もう少し三振が少なくても良かったぐらい(^^;
明日以降の試合にプラスになるナイスピッチングだったと思います。

野手の方では新井選手にあわやホームランかという先制タイムリー3ベースが飛び出し、
5番阿部選手がヒット連発、7番稲葉選手もホームランを放つなど打撃好調と、
4番以下の選手達が無理に引っ張らない打撃を見せ、
日本打線の繋がりを感じさせてくれました。
心配なのは3番の青木選手。
1・2打席目は完全な構え遅れ、3・4打席目は導入の構えをなくして、
構え遅れをなくしたものの、イマイチタイミングが取りきれずに凡退。
今日はとことん合ってないと思わされる打撃内容でしたね。
今大会ではピッチャーはボールを貰ってから12秒以内に投げないといけないルールや、
国際大会ではボークを取らずにセットの静止もないなど、
投手がポンポンと投げ込んでくることが多いだけに、
打撃の予備動作が多い選手には少々不利なように思えます。
明日以降の試合で青木選手がどう対処してくるのか注目してみていきたいです。
そういう意味では予備動作が少ない稲葉選手やサブロー選手、
フォームとかあまり関係ない阿部選手の方が対処しやすいんですかね。
日本の成績が簡単に当てはまらないだけに、国際試合は難しいです。

なにはともあれ、
明日・明後日の試合では無事に勝利が収められるようTVの前で祈りたいっす。


◆プロ野球 西武の契約更改
岸投手が2100万円増の3600万円でサイン、
岩崎投手が1500万円増の2500万円でサインした模様です。
個人的には岸投手のアップ率が低いかなぁと。
大体2人とも良くて3倍増、最低でも2倍~3倍増と見ていただけに、2.5倍ぐらいかなと。
岩崎投手は1000万円から2.5倍の2500万円で妥当な範囲内。
ただ岸投手は2.4倍でちょっと届かず。なんだかなぁと。

気になるのは岸投手の勝ち星をいくつで計算しているのか。
11勝で計算しているならば計算をやり直せと言いたいです。
自分の計算では査定的には15勝以上、16勝ぐらいしているはずなので、
それでこのアップ率はちょっと低いんじゃないのと。
チーム5位、新人王を取れなかったこと、イニング数とマイナス要素はありますが、
それでも3800万は行ったんじゃないかなと。
例年ならば3倍の4500万がラインなんでしょうが…
さらにそれを下回るというのは驚きを通り越して、厳しさを感じます。

うーん、活躍したルーキー2人がこの調子だと…
他の選手の更改はかなり辛いものとなりそうです…
石井一久投手にあれだけの金額を出したことですし、
あまり選手の反感を買うような更改だけはして欲しくないのですが…ちょっと心配。


◆ゲームの話 明日の君と逢うために(2)
学園祭終了で共通部分も終わり。
1回目はどうやら泉水ルートに乗っかった模様。
選択肢が少ない(5つぐらい?)だけに、どこで分岐したのか分からず。
海水浴で泉水寄りの選択した時点で決定したんかな。このまま進めていくつもり。

昨日書き漏らした「あすきみ」の感想ですが、まず驚いたのが背景CGが微妙に動くことでしょうか。
立ち絵キャラクターがちょこちょこ動くのはういんどみる等でも見られますが、
背景CGを動かすというのは初めてだったので驚きました。
砂浜で波が寄せたり引いたり、海面がキラキラと光る情景は非常に綺麗です。
こういったキャラ以外の部分の作り込みがしっかりしていると、
ストーリーにも入っていきやすいです。この点は高く評価したいです。
ただ、序盤ラストの明日香との会話シーンで、
TV上でプリミティブリンクのOPを流しているのはどうかと思いました(^^;
だって文章では主人公がこのドラマつまらねぇと言っちゃってるんですよ?(苦笑)
すげーよ、まさか自社作品を自ら貶めるとは(笑)

キャラCGはちょっと違和感(頭が全体的に大きい)ありますが、
プレイしてれば慣れます。
色気という意味ではもう少しですが、作品の雰囲気には合ってます。
このシナリオだと、あまり色気があっても困りますし。
声の方も発表時には知らない名前が多かったので不安でしたが、
蓋を開けてみると馴染みのある声が多かったです。
小夜は一般・美少女ゲームと幅広くやってる女好きで有名な方、
舞はPurpleSoftwareではお馴染みのヒロイン系ボイスの方。
舞の声はなかなかに新鮮。M系ヒロイン声に食傷気味でしたが、S系もなかなかに(爆)

シナリオの方は泉水ルート開始時でようやく展開が分かってきた感じです。
序盤終了時に明日香の謎が一部披露され、続いて瑠璃子の謎も披露と、
メインヒロイン2人の謎が早々と(一部)暴露されちゃうため、
最後まで謎が残るのは泉水だけとなるのですが、それもルート開始時に解消しちゃいます。
残るのはキーとなる7年前の事件、
学園祭終了時のりんのセリフやOPムービーからすると一波乱ありそうですが…
さてさて今後の展開が楽しみです。

ここまでの段階でシナリオの評価を改めてしますと、萌えゲーシナリオではないです。
思ったよりもキャラクターに影があります。
プロローグの不思議展開も影響してか、終始キャラクターに影を感じますね。
だからといって話が暗いわけでもなく、表面上は明るく賑やかなんですが、
昨日も書いたように妙に明るいため、それが逆に不思議で影を強く残すといった感じでしょうか。
このキャラクターが気に入ったから選ぶというよりは、
このキャラクターのことが気になるから選んでしまったという感じ、
一言で言えば放っておけない、と。
ですから、萌え要素はそんなに多くないです。
各部分を完全に切り離せば萌えるんでしょうが、影の存在を知ってるから手放しでは萌えられません。
最近はキャラの魅力でシナリオを引っ張るゲームが多いですが、
あすきみの場合はシナリオでキャラを動かしている感じです。
そんな中でもキャラを殺さず、影を残しつつも表面上は明るく描けているのがいいですね。
率直に面白いです。

ただ気になったのは序盤ラストの明日香と瑠璃子の一部謎の暴露。
明日香はまだ謎が完全に解消されていないので何とも言えませんが、
思ったよりも早く披露したなぁと。
他のヒロインのルートに入るために、一度区切りを付けておきたかったのでしょうが…
もう少し引っ張っても良かったと思います。多少、明日香への興味が薄れたのは確か。
ただ相変わらず謎に満ちたキャラクターなんですけどね。
瑠璃子のことを主人公が思い出すのも少し早すぎた感じも。まだ一部だけのようですが。
明日香が主人公のことを忘れ、
主人公が瑠璃子のことを忘れているという構図がなかなかに良かっただけに勿体無かったかも。
2人の謎が完全にではないものの一部が解消されたことが、
謎に溢れた泉水のルートに入った理由でしょう。
このゲームはヒロインの影・謎で引っ張っているだけに、
もう少し引っ張って欲しかったというのが正直な所です。
けれど、ここからが本番っぽいですが。そんなわけで先を進める予定。

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