プロ野球ドラフト会議
注目の大船渡高・佐々木朗希投手は4球団末にロッテが指名権を獲得しました。
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……
………うーん、大丈夫なのかなぁ…
最近、活躍している二木投手と種市投手の今後次第だとは思うのですが、
ロッテの高卒投手は活躍していないイメージが強いです…
パッと思いつく所だとジョニーでお馴染みの黒木朋宏投手まで遡ってしまう…
内投手は怪我が多いし、唐川投手も最近は今一つ…大嶺投手も開花せず引退。
どちらかというと大卒・社会人の投手を上手く使ってるチームという印象なので、
球界の金の卵をしっかりと育てられるかどうか、注目したいです。
今のロッテには吉井投手コーチがいますから、
彼が球団に居る限りは大丈夫でしょう、たぶん。
全体的に今年のドラフトは不作感・小粒感が強かった気がします。
オリックスの2位で駿河総合高・紅林遊撃手が指名されたのは驚きでしたね…
自分の見立てだと、例年なら3~4位クラスだと思いますが…
逆にヤクルト6位の光星学院・武岡遊撃手が残っていたのも驚き。
U‐18日本代表でも活躍してましたし、評価が逆なのではと思ったぐらい。
ドラフト上位候補の選手層が薄かったことで、各球団のドラフト戦略の差が出た気がします。
現時点で満点の評価を与えられるのは、中日ドラゴンズですかね。
1位で東邦高・石川選手を抽選の末に引き当て、2位・3位で即戦力投手を指名、
4位でも強打の捕手を獲得し、5位・6位で素材型高卒投手を指名するなど、
バランスの良い補強になったと思います。文句なし。
抽選を当てたヤクルトとロッテも、2位以下も余裕ある指名だったように思えます。
1位を単独指名の独自路線を取った広島と横浜も補強点を抑えた指名ができました。
逆に評価が難しいのが、阪神とオリックスですね…
阪神は外れ1位の創志学園・西投手は分かるのですが、
2位以下も甲子園で活躍した高校生を中心に指名…阪神は補強の必要性がないんですかね?
一昔前に戦力潤沢のソフトバンクが高校生中心の指名を行いましたが、
結果的には成功せず、選手の高齢化を招く結果となりました。
阪神も高齢化しがちな球団ですが、同じ過ちを繰り返しそうな雰囲気…
オリックスも高校生中心の指名で、これまでは大学・社会人の即戦力志向だっただけに、
球団の方針転換になるのか注目、育成も大量指名してますし、
育成中心のチームにガラっと変えるんですかね?
この両球団は評価に時間がかかるだけに、何とも言えないところです。
いずれにせよ、プロとしてのスタートはこれからですので、
事前の評価を覆すような大活躍を見せる選手が
一人でも多く出てくることを期待したいです。
◆ライオンズネタ ドラフト会議の結果
1位指名は大船渡高・佐々木朗希投手に入札したものの、残りくじならず、
外れ1位で東芝・宮川哲投手を指名し、巨人との抽選の末に残りくじをゲット!
個人的にはこの結果で満足しています。
MAX163キロという分かりやすい凄さを持った佐々木投手ですが、
体力面の不安が大きいだけに、ライオンズの練習に付いていけるかどうか不安ですから…
ライオンズが高卒投手の育成に実績があるといっても、
ナベQも松坂投手も涌井投手も体力面は全く問題なかったですからね…
逆に体力面に不安のあった菊池雄星投手は少し時間がかかったぐらいですから、
それ以上に体力面の不安が大きい佐々木投手の育成は不安な面がありました。
結果的に先発・リリーフにタフに回れる投手を指名できたのは良かったと思います。
2位以下も左腕の浜屋投手、3位の独立リーグ出身の松岡投手、
7位の独立リーグ出身の上間投手と、即戦力という評価でありながらも、
それぞれ高卒3年目・高卒1年目・高卒1年目と伸びしろのある若い投手を指名しました。
6位指名の日大三高の井上投手は3年時に調子を落として甲子園出場はならなかったものの、
2年時は奥川投手ら四天王と変わらぬ活躍を見せていただけに、
体ができてくれば将来的に楽しみな存在になってくれそうです。
浜屋投手は一昨年前のドラフト1位・斉藤大将投手と、
松岡投手は昨年の4位・粟津投手と、
井上投手と上間投手は昨年の2位・渡辺勇太朗投手とそえぞれ競争する形となり、
年齢も近いこともありますし、競争意識を高めて1軍で活躍することを期待したいです。
野手では岡田選手が怪我で離脱した後に手薄となった捕手にホンダ鈴鹿の柘植選手、
源田選手の後釜候補に九州学院・川野選手を指名しました。
こちらも補強点を抑えた指名だったと思います。
8位で元・明徳義塾の岸選手が指名されたのは驚きましたが、
昨年は外野手として、今年は遊撃手として経験を積んだようですので、
内外野を守れるユーティリティプレイヤーとしてアピールして欲しいです。
チームの補強ポイントが投手を優先的に指名しつつも、
その一方で、シーズン中に手薄感のあった捕手と遊撃手を補強するなど、
結果的にバランスの取れた指名だったと思います。
外野手は内野からのコンバート組が活躍することが多く、
また、戸川選手と高木渉選手のように育成から結果を残す選手もいます。
逆に内野手、特に二遊間はある程度経験が必要となりますので、
補強の優先度は、捕手(※10年に1人)>投手>内野手>外野手、
この流れは当分続くかと思われます。
◆スポーツネタ 東京五輪の会場が無理矢理に札幌に変更される
つまり、決めたのはIOCと国際陸連で、日本人は蚊帳の外だったんですかね…
それなら東京オリンピックそのものに反対しときゃいいのに。
最初に訴えた『コンパクトな五輪』はどこに行ったのか。
なんかもう内政干渉レベルになってきて、白けムードばかりが漂っちゃいます…
そんなに文句言うなら、もう自分達で勝手にやればと、
小池知事ではありませんが、投げやり気分になろうというものです…
おそらく東京都はマラソンのために電柱の地中化を推進していたでしょうし、
会場の設営準備や近隣住民への説明、
当然、マラソン観戦のチケットを買った人は東京で行われることを前提として、
購入していたのでしょうし、会場への飛行機代でも払い戻してくれるんですかね(w
東京が暑いことは分かり切っていたのだから、
せめてチケット販売前に決めておいて欲しかったです。
アメリカのテレビ局の関係で開催時期が制約されるだけでなく、
開催場所まで制約されてしまうとは…
当然、各選手は暑さ対策を進めていたわけで、
選ぶ方もそういう観点で選考を進めていたわけですから、何ともまぁ…
スポーツの祭典とは嘘っぱちの政治模様を見せつけられて、萎えますわな…
色々な意味で、「面白くない」、それに尽きる騒動でした…
他にもトライアスロンやヨットなど、苦情が多かった競技が飛ばされちゃう雰囲気も…
東京だけでなく日本中が交通整理で渋滞するかもですなぁ…
◆ニュースネタ 不毛な「八ツ場ダム」議論
そりゃダムなんだから一定の治水効果を持つのは当たり前でしょ…
持ってなかったら、それはダムじゃないし。
問題なのは、ダムを建設するために作った道路やらダムやらで、
どれだけ自然治水能力が落ちたのか、それとの比較が問題なのですが、
比較前の自然治水能力など測りようがないので、不毛な議論にしかなりません。
それ以上に最近問題になっているのは、貯水率を超えたダムの緊急放流であって、
今回の台風19号でも城山ダムが緊急放流する・しないで一悶着あり、
昨年の西日本豪雨では野村ダムが緊急放流をした結果、
下流に大規模な被害が生じました。
当たり前ですが、ダムは一度作ったら無問題なわけではなく、
年々堆積物がダム底に溜まってしまうわけで、ダムの貯水能力が落ちます。
つまり、原発と同じで年々経年劣化するうちに、
自然治水能力とのバランスが取れているのか否かというのが問題になります。
そういう観点を抜きにして、ただダムがあったから洪水が起きなかった、
とするのも、あまりにも短絡的な自民党の自画自賛の誤魔化しにしか聞こえず、
同じ理屈で原発を再稼働させるんだろうなぁというのが目に見えますわ。
不毛すぎる。
原発と同じでダムの議論をする場合は、建設費や建設直後の経済効果だけでなく、
メンテナンスとその最終処分にかかる費用を十分検討する必要があります。
その観点がボロボロに抜けてんのよ、日本は… 馬鹿でしょ?