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定期的な運動

新年ということで、今年は定期的な運動をすると誓った人も多いことでしょう。
でも運動しようと思っても、なかなか続いていかないものです。
私はなんとか習慣づけることに成功し、
30分の筋トレは中学生時代からほぼ続いていて、
毎日のランニングは4年ほど続いています。
今日は自分自身の経験から、定期的な運動を行う方法について書いてみようと思います。

まず筋トレに関しては、やる気の一言に尽きます(^^;
ランニングと違って、天候や場所、服装を問わず、
室内で気軽にできますから、本人のやる気次第という面が大きいです。
やる気を削がないようにするためには、無理なくやることです。
最初のうちは物足りない数で十分。続けることを基本にやっていきます。
あとはテレビを見ながら、ラジオを聞きがら、好きな音楽を聴きながらと、
なにかBGMになりそうなものと一緒に行うことです。
そうすると、テレビの放送時間に合わせてとか、音楽を聴くと運動したくなるとか、
少しずつ習慣付いてきますので、毎日続くようになっていきます。

走る場合に問題となるのは、服装と場所・時間です。
まさか学生服や背広で走る人はいないでしょうから、
走る場合には「着替える」という一手間が加わってきます。
意外とこの「着替える」という一手間が持続の障害になりがちだったりします。
毎日走ると新年の誓いを立てた人は、まず運動服を用意することでしょう。
新しいジャージ、新しいTシャツを意気揚々と購入します。
…しかし、数日後には眠りについてしまっているはずです(苦笑)
運動服を用意する場合には、用意するだけでなく「着る」ことです。
朝起きたら、運動しようがしまいが、運動服を出して一度着ます。
その後、脱いだ運動服をそのまま部屋に出しておき、制服なりに着替えます。
室内で一度着ただけでは洗濯しようとは思いませんし、
一度着ればその後は着やすいものです。
2~3日はそのまま放置してしまう場合もあるでしょうが、
1週間放置することはないでしょうから、その時には運動しようと思うはずです。
あとは運動服を最低でも3着用意することです。
1着だけでは洗濯が終わらない限り、運動しようと思わなくなってしまいます。
3着用意すれば雨の日にも対応できますし、服装の問題は解決するはずです。

次に問題となるのは、場所と時間です。
運動し始めの頃、走る場所というのは大きな問題です。
どこを走るか定まらなければ、運動は続き難いです。
まずはどこを走るか幾つか候補を決めておき、実際に走ってみることです。
自分のお気に入りのコースを作ることが、走り続ける1つのコツとなります。
走る時間は、筋トレとは違い、明確に定めない方がいいと思います。
確かに、毎日この時間に走ると決めた方が、習慣づけやすくなるのですが、
逆にその時間を過ぎ去ってしまえば、「今日はもういいや」となってしまいます。
特定の時間にこだわらない姿勢を持つことが走る上では何よりも大事です。
一度、早朝や夜に走ってみることをオススメします。
早朝は起きた直後だと臓器の負担になることや、その後の一日の負担になる等の問題があり、
夜は事故の危険性や治安の問題、変質者に間違われる恐れ(苦笑)があるので、
定期的に行う上では必ずしも向いていないのですが、
一度走ってみるだけでも、時間のこだわりが薄れてきますので、
「いつもの時間がダメなら、夜に、それもダメなら早朝に軽く走ろう」という気持ちが生まれ、
運動が持続しやすくなります。

服装・場所・時間の問題が解決すれば、ランニングは続けられるようになります。
こちらも筋トレと同じく、無理はしないことです。
最初のうちは軽く、気合を入れすぎないでやります。
体の負担となってしまえば、続くものも続きませんので、とにかく軽く。
軽い筋肉痛を感じる程度に抑えておきます。
徐々に続くようになってきたら、1週間に1度ないし、1ヶ月に1度ぐらいは、
いつも走っている距離よりも少し長めの距離を走ります。
そうすると、運動の成果を感じるようになり、少しずつ距離を伸ばせていけます。
無理のない距離から少しずつ伸ばしていくことが継続する上でのポイントです。


ここまでは続ける運動を続ける上で基本となるポイントなのですが、
これ以上の障害となってくるのが、「体力の衰え・運動不足の実感」です。
これは結構ショックが大きく、定期的な運動を続ける上での最大の障害となります。
20代中盤に差し掛かれば、体力増強は難しくなってきて、
せいぜい維持するのがやっとになってきます。
そうすると、運動を行うことの達成感も失われてしまい、運動が続かなくなりがちです。
運動不足を感じて、もっと熱心にやろうと思ったとしても、
ついつい無理をしてしまって、怪我をしてしまったり、
あまりの辛さにやめてしまったりと、マイナスの結果を生むことが多いです。
この壁をどう乗り越えるのかが、定期的な運動をする上での最大の問題点です。

ただ、よほど過激な運動ではない限り、実際上の体力の衰えはさほどではないはずです。
一般的な健康をもつ成人男性で、20・30代で歩けなくなるという人はごく希でしょう。
普段は普通に歩いているならば、運動できなくなるほど体力が衰えているわけありません。
自分自身の経験から感じる「体力の衰え」「運動不足」というのは、
筋肉や体力の衰え・鈍りというよりは、
頭の中の神経の衰え・鈍りという方が適切のように感じます。
言うなれば、頭の中が運動する準備がてきておらず、運動するリズムが悪いのです。
学生時代には、瞬時に走るフォーム・呼吸・腕の振りと足の上げ方・着地の全てを、
無意識のうちに行うことができたかもしれませんが、
ある程度歳を取ってきて、運動不足と言われる状態になってくると、
こういったものを、瞬時に、無意識のうちには、できなくなってしまいます。
全てがバラバラ。リズムが悪くなり、疲労感だけが募っていく結果となります。
ただ、これらはできないわけではなく、無意識的にはできないというだけです。
自分で意識しながら行えば、それらの運動する準備が頭の中でできるようになってきます。

しかし、これら運動を意識的に行うには、多少の経験が必要となりますから、
その間に失意のあまりに運動をやめてしまうことでしょう。
これらの問題をカバーする有効な方法があるのかどうか分かりませんが、
自分の経験からは、「脳内CD」が有効だと感じています。
「脳内CD」とは簡単なことで、頭の中で音楽を思い浮かべることです。
当然走っているわけですから、歌を口ずさむことも、口笛を吹くことも、
実際にヘッドホンで音楽を聴きながら走ることも、
できないとは言わないまでも、不向きです。
そこで、自分の好きな音楽を何度も何度も聴いて、頭の中に思い浮かべられるようにし、
その曲に合わせるようにしてランニングをすることにします。
すると、運動するリズムと頭の中に思い浮かべた曲とが一致してきて、
勝手に体のリズムが整ってきて、いつの間にか運動する頭に切り替わっています。
こうやって運動するリズムが整ってくると、疲労感も少なくなり、
体力の衰えや運動不足を感じることはなくなります。
自分から運動するリズムを生み出すことが、
定期的な運動をする上での最大のポイントだと私は思っています。

「脳内CD」で思い浮かべる曲は、何でもいいと思いますが、
言うまでもなく、クラシック曲は不向きですよね(^^;
まぁ、中には合うのもありますが。
かといって、ポップスでもリズムが平坦なものでは、合わせる意味がありません。
できれば、リズムの強弱がはっきりしているものが望ましいです。

私の「お気に入り脳内CD」は3曲です。
1曲目は「東方妖々夢~Ancient Temple~(蓮台野夜行・花映塚Ver)」。
普段はこの曲を思い浮かべず、他の歌を思い浮かべながら走りますが、
走るリズムが悪い時は、決まってこの曲を思い浮かべます。
リズムの強弱とともに、メロディーの速さも代わりますから、
走りの速さも変えることができます。
走る上では多少遅いリズムですから、その場合は原曲の少し速いバージョンで合わせます。
2曲目は「上海紅茶館(夢違科学世紀Ver)」。
筋トレの時は決まってこの曲です。
理由は妖々夢と同じ。メロディーの速さの変化が最大の理由です。
まぁ、終盤は死ねますが(苦笑)
3曲目は「麻雀(ねこねこソフト麻雀の主題歌)」。
こちらも筋トレ用です。とにかくリズムが分かりやすい(^^;
テンポがよく、合いの手も入りますから、非常に動きやすいです。
時々、踊ったりもします。いや、まぁ、歌詞はアレだけど(笑) 自摸って感じだな、ウン。

そんなこんなで、今日は定期的な運動について語ってみました。
新年を機に、運動しようと思う人は、
自分なりのやり方で無理をしないで少しずつ続けていってくださいね。


◆テレビの話 NHK「民主主義」
年末年始の番組はあまりコレというものがありませんでしたが、
現在NHK総合で深夜にやっている「民主主義シリーズ」は良い感じです。
まだ見たのは1回目、2日放送分のだけですが、出来は良かったと思います。
民主主義をテーマにした各国のドキュメンタリー番組なんですが、
題名から受けるような小難しい内容ではなく、
世界各国が直面している今の政治問題について、
人々を焦点に当てながら番組が作られています。
全てを事実として捉えるのではなく、
問題定義要素として多少は差し引いて考える必要はありますが、
勉強になるというよりは、何かを「感じる」番組だと思いました。
まぁ、暇ならば見てください。それなりにいい番組ですので。

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